JPH07244718A - セキュリティユニット - Google Patents

セキュリティユニット

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JPH07244718A
JPH07244718A JP3239994A JP3239994A JPH07244718A JP H07244718 A JPH07244718 A JP H07244718A JP 3239994 A JP3239994 A JP 3239994A JP 3239994 A JP3239994 A JP 3239994A JP H07244718 A JPH07244718 A JP H07244718A
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JP
Japan
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signal
photodetector
security unit
light
area
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Application number
JP3239994A
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English (en)
Inventor
Norimasa Kosugi
典正 小杉
Kazuo Atsumi
一夫 渥美
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 照明環境が良好でない監視区域においても侵
入者による火災発生を検知することにより、警報を発生
するとともに、その侵入者の撮像を開始する。 【構成】 所定の監視区域に出現した侵入者からの赤外
線が焦電性素子20で検出され、検知信号T1 が制御回
路70に入力する。侵入者が起こした炎からの紫外光が
光起電素子40で検出され、検知信号T2 が制御回路7
0に入力する。マイクロコンピュータ70では、検知信
号がon状態であると、制御信号C2 〜C4 及び警報信
号A0 が出力される。ここで、監視区域における可視光
の照度が光導電素子30で測定され、マイクロコンピュ
ータ70では、測定信号M0 に基づいた照度が基準値B
0 以下であると、制御信号C1 が出力される。CCD6
0では、監視区域における可視光の照明環境が十分でな
い場合、ハロゲンランプ50による赤外線が結像した光
学像が撮像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の監視区域に入り
込んだ人物が起こした放火や過失などによる火災発生を
検知するセキュリティユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセキュリティユニットには、セン
サ内蔵カメラとして開発されたものがある。このセンサ
内蔵カメラは、複数のセンサ、カメラ、判別回路、マイ
クロコンピュータ、駆動回路、モータ、回転機構及びエ
ンコーダから構成されている。
【0003】複数のセンサは、各センサエリアとして相
互に異なる監視区域が設定され、各監視区域に入り込ん
だ人体からの赤外線を検出する。判別回路は、センサか
らの検知信号に基づいて不審者がいる監視区域を判別す
る。マイクロコンピュータは、判別回路からの判別信号
に基づいてあらかじめ格納している現在のカメラの撮像
方位と不審者がいる監視区域の方位とを比較してカメラ
の回転角度を算出する。駆動回路は、マイクロコンピュ
ータからの制御信号に基づいて回転機構に直結したモー
タを駆動し、カメラの撮像方位を不審者がいる監視区域
の方位に設定させる。エンコーダは、変更したカメラの
撮像方位を検出し、これを現在のカメラの撮像方位とし
てマイクロコンピュータに格納させる。
【0004】このような構成によれば、カメラは各監視
区域に不審者が現れた時のみ回転し、監視区域間を移動
する不審者を追尾する。そのため、多数のセンサを用い
て全体として広範囲の監視区域を設定することにより、
カメラの画角を狭く設定可能であるので、極めて小さい
歪曲のために不審者の詳細が判別可能となる映像が得ら
れる。
【0005】なお、このような先行技術に関しては、特
開平5−11318号公報などに詳細に記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセキュリティユニットでは、所定の監視区域に入り
込んだ不審者による不特定の行動を監視するので、その
不審者が起こした非常事態を選択的に検知することは不
可能であるという問題がある。そのため、非常事態、す
なわち不審者による放火や過失に起因した火災発生など
を検知するためには、警備員などがモニタなどの受像機
に表示されるカメラからの映像を常時監視し続ける必要
がある。
【0007】また、監視区域として屋内や玄関などの照
明環境が良好な場所が設定されているので、周辺を照射
する外部光源が設置されていない場所においては太陽光
が得られない夜間などに不審者の詳細を撮像することは
不可能であるという問題がある。
【0008】さらに、監視区域に不審者が出現すると、
その不審者が放火などを行う意思のある侵入者であるの
か、あるいは通常の来訪者であるのかが判別しないまま
にカメラが撮像を開始する。そのため、カメラやモニタ
などを駆動するための消費電力や監視区域の映像を録画
するための記録媒体などに要するランニングコストが大
きいという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、上記の問題点を解決
し、照明環境が良好でない監視区域においても侵入者に
よる火災発生を検知することにより、即座に警報を外部
に発生するとともに、その侵入者の撮像を開始するセキ
ュリティユニットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るセキュリテ
ィユニットは、上記の目的を達成するために、所定の監
視区域に侵入した人体からの赤外線を検出する第1の光
検出器と、監視区域に発生した炎からの紫外線を検出す
る第2の光検出器と、監視区域における照度に基づいた
可視光を検出する第3の光検出器と、赤外線を発生して
監視区域に照射する投光器と、監視区域からの可視光ま
たは赤外線が結像した光学像を撮像する撮像装置と、人
体の侵入を検知した第1の検知信号が第1の光検出器か
ら入力し、炎の発生を検知した第2の検知信号が第2の
光検出器から入力し、照度を測定した測定信号が第3の
光検出器から常時入力するとともに、光学像を撮像する
ように制御する第1の制御信号を撮像装置に出力し、赤
外線を発生するように制御する第2の制御信号を投光器
に出力し、監視区域における火災発生を報知する警報信
号を外部に出力する制御回路とを備え、制御回路は、第
1及び第2の検知信号が入力した場合に第1の制御信号
及び警報信号を出力し、さらに測定検知信号に基づいた
照度が所定の基準値以下である場合に第2の制御信号を
出力するように構成されていることを特徴とする。
【0011】ここで、光学像を撮像した映像信号が撮像
装置から入力し、その映像信号を所定の記録媒体に録画
する録画装置をさらに備えることを特徴としてもよい。
また、光学像を撮像した映像信号が撮像装置から入力
し、その映像信号を電波信号に変換して外部に設置した
所定の受像機に送信する送信機をさらに備えることを特
徴としてもよい。
【0012】なお、上記第1の光検出器は、焦電性素子
と、この焦電性素子の受光部に配置された集光用レンズ
とから構成されていることが好適である。上記第2の光
検出器は、光起電素子であることが好適である。上記第
3の光検出器は、光導電素子と、この光導電素子の受光
部に配置された集光用レンズとから構成されていること
が好適である。上記投光器は、ハロゲンランプと、この
ハロゲンランプの照射部に配置された拡散板と、この拡
散板の照射面に配置された赤外線透過フィルタとから構
成されていることが好適である。上記撮像装置は、固体
撮像素子と、この固体撮像素子の受光部に配置された入
射光量自動調節機構を含む光学レンズ系とから構成され
ていることが好適である。
【0013】
【作用】本発明のセキュリティユニットによれば、所定
の監視区域に侵入者が出現すると、その人体から放出し
た赤外線が第1の光検出器で検出される。この第1の光
検出器は、侵入者を検知した第1の検知信号を制御回路
に出力する。同時に、侵入者による放火や事故などに起
因して監視区域に火災が発生すると、その炎から放出し
た紫外線が第2の光検出器で検出される。この第2の光
検出器は、炎を検知した第2の検知信号を制御回路に出
力する。このように第1及び第2の検知信号が入力した
制御回路は、監視区域における火災発生を報知する警報
信号を外部に出力するとともに、撮像装置を稼働させる
第1の制御信号を撮像装置に出力する。
【0014】ここで、第3の光検出器は常時、監視区域
における照度に基づいた可視光を検出し、その照度を測
定した測定信号を制御回路に出力している。また、制御
回路はあらかじめ、監視区域における可視光の照度が不
十分であるか、あるいは十分であるかという照明状況の
判定に用いる所定の基準値をデータとして格納してい
る。
【0015】これにより、測定信号に基づいた照度が所
定の基準値以下である場合、第1及び第2の検知信号が
入力した制御回路は、投光器を稼働させる第2の制御信
号を投光器に出力する。一方、その照度が所定の基準値
を越えて大きい場合、第1及び第2の検知信号が入力し
た制御回路は、第2の制御信号を投光器に出力しない。
【0016】そのため、監視区域における可視光の照度
が不十分である場合、投光器は赤外線を発生して監視区
域に照射するので、撮像装置は監視区域からの赤外線が
結像した光学像を撮像する。一方、監視区域における可
視光の照度が十分である場合、投光器は赤外線を発生し
ないので、撮像装置は監視区域からの可視光が結像した
光学像を撮像する。
【0017】したがって、制御回路から外部に出力した
警報信号に基づいて警備員などに監視区域における火災
発生が即座に報知されるとともに、撮像装置から出力し
た映像信号に基づいて監視区域における侵入者の行動や
被災部の状況などを撮像した映像が得られる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る実施例の構成及び作用に
ついて、図1ないし図6を参照して説明する。なお、図
面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複
する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の
ものと必ずしも一致していない。
【0019】図1(a)は、本発明のセキュリティユニ
ットに係る一実施例の構成を示す正面図であり、図1
(b)は図1(a)の実施例の構成を示す背面図であ
る。このセキュリティユニットは、カメラハウジング1
0の内部に一体として収納されている。カメラハウジン
グ10の正面側には、集光用レンズ22、光起電素子4
0の受光部、赤外線透過フィルタ51及びカメラ窓ガラ
ス61が配置されている。一方、カメラハウジング10
の背面側には、電源スイッチ11、ビデオ出力端子1
2、AC(交流)入力端子13及びビデオテープ交換部
14が配置されている。
【0020】図2は、図1の実施例の構成を示す側面の
断面図である。カメラハウジング10の内部では、集光
用レンズ22の背後に駆動回路21及び31がその端部
をカメラハウジング10の側壁に固定して配置されてい
る。これら駆動回路21及び31には、焦電性素子20
及び光導電素子30がそれぞれ設置されている。光起電
素子40を設置した駆動回路41が、その端部をカメラ
ハウジング10の側壁に固定して配置されている。赤外
線透過フィルタ51の背面に拡散板52が付着され、拡
散板52の背後にランプハウス53がその照射部を設置
し、その底部をカメラハウジング10の底壁に固定して
配置されている。カメラ窓ガラス61の背面に光学レン
ズ系62がその入射部を設置し、その出射部をCCD
(固体撮像素子)60の受光部に固定して配置されてい
る。このCCD60は、その端部をカメラハウジング1
0の側壁に固定して配置されている。また、ランプハウ
ス53とCCD60との間には、マイクロコンピュータ
70がその底部をカメラハウジング10の底壁に固定し
て配置されている。ランプハウス53、CCD60及び
マイクロコンピュータ70の背後に、VTR(ビデオテ
ープレコーダ)80がその底部をカメラハウジング10
の底壁に固定して設置されている。このVTR80の上
方に、送信機90がその上部をカメラハウジング10の
上壁に固定して配置されている。
【0021】図3は、図1の実施例におけるランプハウ
ス53内の詳細な構造を示す断面図である。ランプハウ
ス53の外壁は放熱板54で構成されている。ランプハ
ウス53の照射部には、ランプ窓ガラス55が設置され
ている。放熱板54の内側には、反射鏡56が設置され
ている。この反射鏡56の中央部には、ランプソケット
57がその端部を反射鏡56の内部に固定して配置され
ている。このランプソケット57の取付部には、ハロゲ
ンランプ50が設置されている。なお、赤外線透過フィ
ルタ51の背面には、拡散板52が設置されている。
【0022】カメラハウジング10は、防錆性に優れた
金属やプラスチック材料などからなり、中空の略直方体
状に成形されている。ただし、その正面側では上部及び
側部が庇状に延長して成形されている。このカメラハウ
ジング10のサイズについては、全幅L1 が約130m
mであり、全高L2 が約95mmであり、底部の奥行L
3 が約200mmであり、上部の奥行L4 が約240m
mである。
【0023】第1の光検出器は、集光用レンズ22、焦
電性素子20及び駆動回路21で構成されている。集光
用レンズ22は、フレネルレンズなどで構成されてお
り、所定の監視区域から放出した赤外線及び可視光を集
光する。焦電性素子20は、Pb(TiZr)O3 系や
PbTiO3 系のセラミックスなどからなる焦電材料に
おいて赤外線の吸収による温度上昇がもたらす自発分極
の変動を信号として出力するデバイスである。この焦電
性素子20は、人体が放出する波長4.5〜20μm程
度の中間赤外線に対して大きい感度を有し、集光用レン
ズ22からの赤外線を検出して監視区域における侵入者
の出現を検知する。
【0024】第2の光検出器は、光起電素子40及び駆
動回路41で構成されている。光起電素子40は、紫外
線の吸収による金属の光電効果をガス増幅して信号とし
て出力するデバイスである。この光起電素子40は、例
えば太陽光に含まれない波長180〜230nm程度の
紫外線に対して大きい感度を有するUVtron(浜松
ホトニクス製のR2868)であり、監視区域から放出
した紫外線を検出して監視区域における炎の発生を検知
する。
【0025】第3の光検出器は、集光用レンズ22、光
導電素子30及び駆動回路31で構成されている。光導
電素子30は、CdSなどからなる光導電材料において
可視光の吸収による抵抗値の変動を信号として出力する
デバイスである。この光導電素子30は、太陽光に含ま
れる可視光に対して大きい感度を有し、集光用レンズ2
2からの可視光を検出して監視区域における太陽光など
の照度を検知する。
【0026】投光器は、ハロゲンランプ50、反射鏡5
6、ランプハウス53、放熱板54、ランプ窓ガラス5
5、拡散板52及び赤外線透過フィルタ51で構成され
ている。ハロゲンランプ50は、赤外線を大きい割合で
含む光を発生するランプである。このハロゲンランプ5
0は、設置場所から最大15mの距離にある監視区域を
撮像可能にする光量を発生する。反射鏡56は、アルミ
ニウムなどの良好な熱伝導性を有する金属からなり、凹
面状の表面を有するように成形されている。この反射鏡
56は、ランプからの光を反射してランプ窓ガラス55
に集光する。ランプハウス53は、アルミニウムなどの
良好な熱伝導性を有する金属からなり、中空の略直方体
状に成形されている。放熱板54は、外側に突出した多
数の凸部を有してランプハウス53の表面積を拡張する
ように成形され、ハロゲンランプ50からの熱を放出し
てランプハウス53の内部を自然冷却する。ランプ窓ガ
ラス55は、波長約2.7μm以下の近赤外線を透過し
て耐熱性に優れる合成石英などからなり、ハロゲンラン
プ50からの光から遠赤外線を除去して赤外線透過フィ
ルタ51に及ぼす熱応力を低減する。
【0027】拡散板52は、層厚約0.5mmを有する
トレーシングペーパなどで構成され、ランプ窓ガラス5
5からの光を拡散する。この拡散板52は、ハロゲンラ
ンプ50のフィラメント部に対応する領域の光強度を抑
制することにより、ハロゲンランプ50の周辺部に対応
する領域を含めてほぼ均一な光強度に設定し、外部から
見てハロゲンランプ50のフィラメント部を目立たない
ようにする。赤外線透過フィルタ51は、例えば層厚約
4mmを有して赤外線を透過する吸収型の赤外線透過フ
ィルタ(HOYA製のIR−85)である。この赤外線
透過フィルタ51は、拡散板52からの光から波長約7
80nm以下の可視光を除去し、外部から見てハロゲン
ランプ50の発光を不可視にする。この赤外線透過フィ
ルタ51の層厚は、吸収型であることにより熱応力で破
砕しないように熱容量を増大し、かつ、透過特性のDレ
ンジが入射波長に対して広いことにより可視光を透過し
ないために、比較的大きく設定されている。なお、赤外
線透過フィルタ51とランプ窓ガラス55との間の距離
5 は約20mmであるので、ハロゲンランプ50から
の光が赤外線透過フィルタ51に及ぼす熱応力が低減さ
れている。また、ランプハウス53の照射エリアは、図
示しないレバーのワンタッチ操作によってCCD60の
撮像エリアに一致するように設定される。
【0028】撮像装置は、カメラ窓ガラス61、光学レ
ンズ系62及びCCD60で構成されている。カメラ窓
ガラス61は、可視光及び赤外線に対して低い反射率を
有する石英ガラスからなり、監視区域からの可視光及び
赤外線を透過して外部から見てセキュリティユニットの
存在を目立たないようにする。光学レンズ系62は、入
射光量自動調節機構(オートアイリス)を含む光学レン
ズ群であり、カメラ窓ガラス61からの光を結像して監
視区域の光学像を形成する。CCD60は、可視光及び
赤外線に対して大きな感度を有するカメラであり、光学
レンズ系62からの光学像をコンポジットビデオ(複合
映像)信号及び音声信号からなる映像信号として出力す
る。このCCD60は、夜間などの暗闇の中で、たとえ
監視区域における可視光の照度が0ルクスであっても、
ハロゲンランプ50による赤外線照射のために鮮明な画
質を提供する。
【0029】制御回路は、マイクロコンピュータ70で
構成されており、セキュリティユニットの動作全体を制
御する。録画装置は、VTR80で構成されており、C
CD60からの映像信号を内蔵したビデオテープなどの
記録媒体に録画する。このVTR80は8mmVTRで
あり、標準録画モードで最大180分間の録画を行う。
送信機90は、コンポジットビデオ信号及び音声信号を
RF−TV信号に変換して空中に放送するワイヤレス送
信機であり、CCD60からの映像信号を電波信号に変
換して外部にある受像機などに送信する。ただし、送信
機90では、送信周波数はTV−UHFの空きチャンネ
ルに設定され、送信出力は電波法で規定された値未満に
設定されているので、送信距離は概ね100m以下にな
る。
【0030】AC入力端子13は、カメラハウジング1
0の内部に配置したマイクロコンピュータ70を代表と
する各電子デバイスに接続され、外部電源から電力を供
給する。電源スイッチ11は、外部電源からの電力供給
について切断及び接続を行う。ビデオ出力端子12は、
外部の受像機などに接続され、VTR80に内蔵したビ
デオテープなどの記録媒体から再生した映像信号を外部
に出力する。ビデオテープ交換部14は、VTR80に
対してビデオテープなどの記録媒体を交換する開閉部で
ある。
【0031】図4は、上記実施例における内部処理の構
成を示すブロック図である。焦電性素子20は、駆動回
路21からの駆動信号D1 を入力して作動し、監視区域
からの赤外線を集光用レンズ22を介して受光して出力
信号S1 を駆動回路21に出力する。駆動回路21は、
焦電性素子20に駆動信号D1 を出力するとともに、焦
電性素子20からの出力信号S1 を入力してマイクロコ
ンピュータ70に検知信号T1 を出力する。
【0032】光導電素子30は、駆動回路31からの駆
動信号D0 を入力して作動し、監視区域からの可視光を
集光用レンズ22を介して受光して駆動回路31に出力
信号S0 を出力する。駆動回路31は、光導電素子30
に駆動信号D0 を出力するとともに、光導電素子30か
らの出力信号S0 を入力してマイクロコンピュータ70
に測定信号M0 を出力する。
【0033】光起電素子40は、監視区域からの紫外線
を受光して駆動回路41に出力信号S2 を出力する。駆
動回路41は、光起電素子40に駆動信号D2 を出力す
るとともに、光起電素子40からの出力信号S2 を入力
してマイクロコンピュータ70に検知信号T2 を出力す
る。
【0034】マイクロコンピュータ70は、あらかじ
め、監視区域における可視光の照度が不十分であるか、
あるいは十分であるかという照明状況の判定に用いる所
定の基準値B0 をデータとして格納している。このマイ
クロコンピュータ70は、駆動回路21及び41からの
検知信号T1 及びT2 、駆動回路31からの測定信号M
0 をそれぞれ入力し、測定信号M0 のレベルを基準値B
0 と比較して判定する。ここで、測定信号M0 のレベル
が基準値B0 を越えていると判定した場合、ハロゲンラ
ンプ50、CCD60、VTR80及び送信機90に制
御信号C1 、C2、C3 (REC信号)及びC4 をそれ
ぞれ出力するとともに、警報信号A0 を外部に出力す
る。一方、測定信号M0 のレベルが基準値B0 以下であ
ると判定した場合、CCD60、VTR80及び送信機
90に制御信号C2 、C3 及びC4 をそれぞれ出力する
とともに、警報信号A0 を外部に出力する。また、マイ
クロコンピュータ70は内蔵タイマを有しており、検知
信号T1 及びT2 の少なくとも一方の入力が停止してか
ら一定時間、例えば2分間経過した後に制御信号C1
2 、C3 及びC4 の出力をいずれも停止する。
【0035】ハロゲンランプ50は、マイクロコンピュ
ータ70からの制御信号C1 を入力して作動し、赤外線
透過フィルタ51などを介して監視区域に赤外線を照射
する。CCD60は、マイクロコンピュータ70からの
制御信号C2 を入力して作動し、監視区域からの可視光
及び赤外線を光学レンズ系62などを介して受光してV
TR80及び送信機90に映像信号V0 をそれぞれ出力
する。VTR80は、マイクロコンピュータ70からの
制御信号C3 を入力して作動し、CCD60からの映像
信号V0 を入力して記録媒体に記録するとともに、記録
媒体から再生した映像信号V2 を外部に出力する。送信
機90は、マイクロコンピュータ70からの制御信号C
4 を入力して作動し、撮像装置60からの映像信号V0
を入力して電波信号V1 に変換して外部の受像機に送信
する。
【0036】図5は、上記実施例を配備した一利用形態
を示す構成図である。上記実施例のセキュリティユニッ
ト100は、例えば建屋121に対面した建屋120の
外壁付近に配置される。建屋121の周辺域を含む監視
区域130に対し、焦電性素子20、光導電素子30及
び光起電素子40の各受光エリア、投光器50の照射エ
リア、撮像装置60の撮像エリアがそれぞれ設定され
る。ここで、セキュリティユニット100は、監視区域
130において侵入者131が出現して放火または事故
によって建屋122などに火災が発生するまで待機する
ことになる。そして、侵入者131の出現及び火災発生
を検知したセキュリティユニット100は、侵入者13
1及び被災部122の状況を示す映像を録画装置80に
記録するとともに、外部に設置したモニタなどの受像機
110に送信することになる。
【0037】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図6は、上記実施例における制御回路の(a)測定
信号M0 ,(b)検知信号T1 ,(c)検知信号T2
(d)制御信号C2 〜C4 ,(e)制御信号C1 を示す
タイミングチャートである。なお、時刻t0 〜t4 は昼
間を示し、時刻t4 〜t8 は夜間を示す。
【0038】セキュリティユニット100では常時、駆
動回路21,31及び41が駆動信号D1 ,D2 及びD
3 をそれぞれ出力することにより、焦電性素子20、光
導電素子30及び光起電素子40が作動している。ここ
で、監視区域130に侵入者131が出現すると、その
人体から放出した赤外線が集光用レンズ22を介して焦
電性素子20で検出される。焦電性素子20は駆動回路
21に出力信号S1 を出力するので、駆動回路21はマ
イクロコンピュータ70に監視区域130における侵入
者131の出現を検知した検知信号T1 を出力する。マ
イクロコンピュータ70は、昼間の時刻t1 及び夜間の
時刻t5 の場合のように、検知信号T1がon状態であ
るが、検知信号T2 がoff状態であると、制御信号C
1 〜C4のいずれをも出力しない。
【0039】同時に、侵入者131が監視区域130に
おいて放火または事故などにより火災を起こすと、その
炎から放出した紫外線が光起電素子40で検出される。
光起電素子40は駆動回路41に出力信号S2 を出力す
るので、駆動回路41はマイクロコンピュータ70に監
視区域130における火災発生を検知した検知信号T2
を出力する。マイクロコンピュータ70は、昼間の時刻
2 及び夜間の時刻t6 の場合のように、検知信号T1
及びT2 がon状態であると、制御信号C2 〜C4 及び
警報信号A0 を出力する。
【0040】ここで、監視区域130から放出した可視
光が光導電素子30で検出されている。光導電素子30
は駆動回路31に出力信号S3 を出力するので、駆動回
路31はマイクロコンピュータ70に監視区域130に
おける照度を測定した測定信号M0 を出力する。マイク
ロコンピュータ70は、測定信号M0 のレベルをあらか
じめ格納している基準値B0 と比較し、昼間の時刻t2
の場合のように、測定信号M0 のレベルが基準値B0
下のoff状態であると、監視区域130における可視
光の照度が十分であると判定し、制御信号C1 を出力し
ない。一方、夜間の時刻t6 の場合のように、測定信号
0 のレベルが基準値B0 を越えて大きいon状態であ
ると、監視区域130における可視光の照度が不十分で
あると判定し、制御信号C1 を出力する。
【0041】これにより、昼間であったり、監視区域1
30における可視光の照明環境が十分である場合、ハロ
ゲンランプ50は制御信号C1 を入力しないので作動せ
ず、CCD60、VTR80及び送信機90が制御信号
2 〜C4 をそれぞれ入力して作動する。そのため、C
CD60は監視区域130から光学レンズ系62などを
介した可視光が結像した光学像を撮像し、VTR80及
び送信機90に映像信号V0 をそれぞれ出力する。一
方、夜間であったり、監視区域130における可視光の
照明環境が不十分である場合、ハロゲンランプ50、C
CD60、VTR80及び送信機90が制御信号C1
4 をそれぞれ入力して作動する。そのため、ハロゲン
ランプ50が赤外線透過フィルタ51などを介して監視
区域130に赤外線を照射するので、CCD60は監視
区域130から光学レンズ系62などを介した赤外線が
結像した光学像を撮像し、VTR80及び送信機90に
映像信号V0 をそれぞれ出力する。
【0042】したがって、VTR80には映像信号V0
が入力し、監視区域130における侵入者131の行動
や被災部122の状況などを撮影した映像が内蔵したビ
デオテープなどの記録媒体に録画される。また、送信機
90には映像信号V0 が入力し、これを変換した電波信
号V1 が外部の受像機110に送信される。そして、被
災部122からの遠隔地に設置された受像機110に、
監視区域130における侵入者131の行動や被災部1
22の状況などを撮影した映像が表示される。さらに、
警報信号A0 が外部に出力されるので、警備員などに火
災発生が即座に報知される。
【0043】ここで、マイクロコンピュータ70では検
知信号T1 及びT2 のいずれもが入力しなくなった後、
内蔵タイマがカウントを開始して一定時間経過すると、
例えば昼間の時刻t3 及び夜間の時刻t7 の場合のよう
に、制御信号C1 ,C2 ,C3 及びC4 の出力が停止さ
れる。そのため、監視区域130において侵入者131
も炎も存在しなくなると、ハロゲンランプ50、CCD
60、VTR80及び送信機90の動作は停止すること
になる。したがって、侵入者131の犯行等などが継続
しているときに、ハロゲンランプ50、CCD60、V
TR80及び送信機90の動作が停止することはない。
【0044】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、種々の変形を行うことが可能である。
【0045】例えば、上記実施例では、VTR80及び
送信機90の両方がカメラハウジングの内部に配置され
ている。しかしながら、VTR80及び送信機90の一
方のみを設置するだけでも、上記実施例とほぼ同様な作
用効果が得られる。
【0046】また、上記実施例では、装置の設置場所と
して屋内または晴天時の屋外が主に想定されている。さ
らに、防雨型のカメラハウジングを用いたり、ワイパや
デフロスタなどを取り付けたりすることにより、装置の
設置場所として全天候時の屋外が設定することができ
る。
【0047】また、上記実施例では、一個の投光器が内
蔵されている。さらに、同種の構成で製造した複数の投
光器を外部にそれぞれ単独で設置し、制御回路から制御
信号を入力するようにそれぞれ接続することにより、夜
間などの可視光の照度が十分でない場合でも、監視区域
の遠距離撮像を行うことができる。このとき、撮像装置
に取り付ける光学レンズ系としてズームレンズ(Cマウ
ント)を用いることにより、撮像装置の画角が適切に設
定される。
【0048】さらに、上記実施例では、監視区域に侵入
者が出現して火災を起こした場合に、撮像装置及び録画
装置の動作が開始するように設定されている。しかしな
がら、撮像装置は常時作動するように設定し、監視区域
に侵入者が出現して火災を起こした場合に録画装置の動
作が開始するように設定しても、上記実施例と同様な作
用効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るセキュリティユニットにおいては、所定の監視区域
に侵入者が出現すると、その人体から放出した赤外線が
第1の光検出器で検出されるので、侵入者を検知した第
1の検知信号が制御回路に入力する。同時に、侵入者に
よる放火や事故などに起因して監視区域に火災が発生す
ると、その炎から放出した紫外線が第2の光検出器で検
出されるので、炎を検知した第2の検知信号が制御回路
に入力する。そのため、制御回路では、監視区域におけ
る火災発生を報知する警報信号が外部に出力されるとと
もに、撮像装置を稼働させる第1の制御信号が撮像装置
に出力される。
【0050】ここで、監視区域における照度に基づいた
可視光が第3の光検出器で常時検出されているので、照
度を測定した測定信号が制御回路に入力している。その
ため、制御回路では、測定信号に基づいた照度が所定の
基準値以下である場合、投光器を稼働させる第2の制御
信号が投光器に出力される。一方、測定信号が所定の基
準値を越えて大きい場合、第2の制御信号は投光器に出
力されない。この結果、撮像装置では、監視区域におけ
る可視光の照度が不十分である場合、投光器からの赤外
線が監視区域に照射されるので、監視区域からの赤外線
が結像した光学像が撮像される。一方、監視区域におけ
る可視光の照度が十分である場合、監視区域からの可視
光が結像した光学像が撮像される。
【0051】したがって、本発明によれば、外部に出力
した警報信号に基づいて警備員などに監視区域における
火災発生が即座に報知されるので、その警備員がモニタ
などの受像機に表示される監視区域の映像を常時監視し
続ける必要はない。また、監視区域における照明環境が
不十分な場合でも、投光器から監視区域に赤外線が照射
されるので、監視区域に侵入した不審者の詳細を良好に
撮像した映像が得られる。また、監視区域に不審者が侵
入して火災を起こした場合に、不審者の撮像が開始され
るので、カメラやモニタなどを駆動したり、映像を録画
したりするためのランニングコストが低減される。
【0052】さらに、本発明に係る装置は小型化されて
いるので、設置場所として極狭い領域しか必要としな
い。撮像装置に取り付ける光学レンズ系として望遠レン
ズが設置可能であるので、監視区域から離れた設置場所
が選択可能である。そのため、侵入者に装置の設置が感
知されにくい。また、投光器からの赤外線が十分な光量
を有し、かつ、可視光が十分に除去されているので、侵
入者に撮像が感知されることなく、侵入者自身を立証す
るために十分な画質で撮像が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のセキュリティユニットに係る
一実施例の構成を示す正面図であり、(b)は(a)の
実施例の構成を示す背面図である。
【図2】図1の実施例の構成を示す側面の断面図であ
る。
【図3】図1の実施例におけるランプハウス内の詳細な
構造を示す断面図である。
【図4】図1の実施例における内部処理の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1の実施例を配備した一利用形態を示す構成
図である。
【図6】図1の実施例における制御回路の(a)測定信
号M0 ,(b)検知信号T1 ,(c)検知信号T2
(d)制御信号C2 〜C4 ,(e)制御信号C1 を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
10…カメラハウジング、11…電源スイッチ、12…
ビデオ出力端子、13…AC入力端子、14…ビデオテ
ープ交換部、20…焦電性素子、21…駆動回路、22
…集光用レンズ、30…光導電素子、31…駆動回路、
40…光起電素子、41…駆動回路、50…ハロゲンラ
ンプ、51…赤外線透過フィルタ、52…拡散板、53
…ランプハウス、54…放熱板、55…ランプ窓ガラ
ス、56…反射鏡、57…ランプソケット、60…CC
D、61…カメラ窓ガラス、62…光学レンズ系、70
…マイクロコンピュータ、80…VTR、90…送信
機、100…セキュリティユニット、110…受像機、
120,121…建屋、122…被災部、130…監視
区域、131…侵入者。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 13/196 4234−5G H04N 7/18 D G06F 15/64 F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の監視区域に侵入した人体からの赤
    外線を検出する第1の光検出器と、 前記監視区域に発生した炎からの紫外線を検出する第2
    の光検出器と、 前記監視区域における照度に基づいた可視光を検出する
    第3の光検出器と、 赤外線を発生して前記監視区域に照射する投光器と、 前記監視区域からの可視光または赤外線が結像した光学
    像を撮像する撮像装置と、 前記人体の侵入を検知した第1の検知信号が前記第1の
    光検出器から入力し、前記炎の発生を検知した第2の検
    知信号が前記第2の光検出器から入力し、前記照度を測
    定した測定信号が前記第3の光検出器から常時入力する
    とともに、前記光学像を撮像するように制御する第1の
    制御信号を前記撮像装置に出力し、前記赤外線を発生す
    るように制御する第2の制御信号を前記投光器に出力
    し、前記監視区域における火災発生を報知する警報信号
    を外部に出力する制御回路とを備え、 前記制御回路は、前記第1及び第2の検知信号が入力し
    た場合に前記第1の制御信号及び前記警報信号を出力
    し、さらに前記測定検知信号に基づいた前記照度が所定
    の基準値以下である場合に前記第2の制御信号を出力す
    るように構成されていることを特徴とするセキュリティ
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記光学像を撮像した映像信号が前記撮
    像装置から入力し、該映像信号を所定の記録媒体に録画
    する録画装置をさらに備えることを特徴とする請求項1
    記載のセキュリティユニット。
  3. 【請求項3】 前記光学像を撮像した映像信号が前記撮
    像装置から入力し、該映像信号を電波信号に変換して外
    部に設置した所定の受像機に送信する送信機をさらに備
    えることを特徴とする請求項1記載のセキュリティユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記第1の光検出器は、焦電性素子と、
    この焦電性素子の受光部に配置された集光用レンズとか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1記載のセキ
    ュリティユニット。
  5. 【請求項5】 前記第2の光検出器は、光起電素子であ
    ることを特徴とする請求項1記載のセキュリティユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記第3の光検出器は、光導電素子と、
    この光導電素子の受光部に配置された集光用レンズとか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1記載のセキ
    ュリティユニット。
  7. 【請求項7】 前記投光器は、ハロゲンランプと、この
    ハロゲンランプの照射部に配置された拡散板と、この拡
    散板の照射面に配置された赤外線透過フィルタとから構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のセキュリ
    ティユニット。
  8. 【請求項8】 前記撮像装置は、固体撮像素子と、この
    固体撮像素子の受光部に配置された入射光量自動調節機
    構を含む光学レンズ系とから構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のセキュリティユニット。
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