JPH07245603A - ジッタ抑圧制御方法およびその回路 - Google Patents

ジッタ抑圧制御方法およびその回路

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JPH07245603A
JPH07245603A JP6210022A JP21002294A JPH07245603A JP H07245603 A JPH07245603 A JP H07245603A JP 6210022 A JP6210022 A JP 6210022A JP 21002294 A JP21002294 A JP 21002294A JP H07245603 A JPH07245603 A JP H07245603A
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tooth
bit
phase
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JP6210022A
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Sakutarou Satou
作太朗 佐藤
Hisanobu Fujimoto
尚延 藤本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインタアクションによるジッタを抑圧する
ジッタ抑圧制御に関し、1ビット未満単位で出力クロッ
ク信号の位相制御を行うことにより、ジッタを抑圧す
る。 【構成】 電圧制御発振器11と、位相比較器12と、
ローパスフィルタ13とを含む位相同期ループ回路14
と、歯抜け処理部15と、歯抜け制御部20と、分割回
路21とを備え、ポインタアクションによる歯抜け要求
信号を分割回路21によって複数ビットに分割すること
により、歯抜け制御部20は、位相比較器2への入力位
相あるいは電圧制御発振器11への制御電圧を、1ビッ
ト歯抜け前の状態から1ビット歯抜けの状態まで、複数
段階にわたって徐々に変化させて電圧制御発振器11か
らの出力クロック信号の位相を、1ビット歯抜けの入力
クロック信号に合わせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光同期通信網等におけ
るポインタアクションによるジッタを抑圧するジッタ抑
圧制御方式に関する。伝送方式として、SDH(Syn
chronous Digital Hierarch
y)伝送方式又はSONET(Synchronous
Optical Network)伝送方式が知られ
ている。現在は、非同期網から同期網へ移行する過渡期
であり、従って、非同期網と同期網とが混在している。
この為、非同期網のディジタルハイアラーキは、同期網
のディジタルハイアラーキにマッピングして伝送される
ことになり、同期網内に於ける装置間のマスタクロック
周波数に差がある場合、それを吸収する為に、スタッフ
/デスタッフに相当するポインタアクションを行うよう
にしている。この場合同期網の終端装置においては、非
同期網のディジタルハイアラーキに戻すためのデマッピ
ングを行うことになるが、その時に、ポインタアクショ
ンにより生じたバイト単位の位相急変(ジッタ)を抑圧
することが必要となる。
【0002】
【従来の技術】図12はポインタの説明図であり、SO
NET伝送方式のSTS−1又はSDH伝送方式のST
M−0のセクションオーバーヘッドを示し、A1,A2
はフレーム同期バイト、C1は識別バイト、B1は誤り
監視バイト、E1はオーダーワイヤバイト、F1はユー
ザチャネルバイト、D1〜D3はデータ通信チャネルバ
イト、H1〜H3はポインタバイト、B2は誤り監視バ
イト、K1,K2は自動切替(APS:Automat
ic Protection Switch)制御バイ
ト、D4〜D12はデータ通信チャネルバイト、Z1,
Z2は予備バイト、E2はオーダーワイヤバイトであ
る。
【0003】ポインタバイトH1〜H3は、同図の下方
に示すように定められており、ポインタバイトH1内の
4ビット構成のNは新規データフラグで、“0110”
は変更なし、“1001”は変更ありを示し、次の2ビ
ットはAU(Administrative Uni
t)タイプを示すSビットであり、“10”はAU−4
或いはAU−3を示す。又次の2ビットとポインタバイ
トH2との10ビットはポインタ値を示し、Iは増加指
定ビット、Dは減少指定ビットを示す。又ポインタバイ
トH3は、負スタッフアクションバイトであり、Dビッ
トの多くが反転していると、負スタッフを示し、1ビッ
トの多くが反転していると、正スタッフを示す。又正ス
タッフは、ポインタバイトH3の隣のバイトが使用され
る。
【0004】ポインタアクションにより1バイト単位の
位相飛びが生じる。それによって前述のようにジッタが
生じる。そこで、位相同期ループ回路(PLL)を用い
て、1ビットあるいは1ビット以下の単位で位相制御を
可能とし、ジッタを抑圧している。図13は従来例の説
明図であり、11は電圧制御発振器(VCO)、12は
位相比較器、13はローパスフィルタ(LPF)、14
は位相同期ループ回路(PLL)、15は歯抜け処理
部、16,17は分周回路(1/N)である。なお、ク
ロック信号の抽出部やセクションオーバーヘッド(SO
H)の抽出判定部等は図示を省略している。
【0005】受信信号から抽出した入力クロック信号
は、歯抜け処理部15を介して分周回路16に加えら
れ、1/Nに分周され、また電圧制御発振器11からの
出力クロック信号は、分周回路17により1/Nに分周
されて、位相比較器12においてこれらの分周信号の位
相が比較され、その位相差に対応した比較出力信号は、
ローパスフィルタ13を介して、電圧制御発振器11の
制御電圧(制御入力)となる。また歯抜け処理部15に
は、セクションオーバーヘッドのポインタバイトH1〜
H3が、例えば負スタッフを示すとき、1バイトを複数
回(例えば8回)に分けた1ビットの歯抜け要求信号
が、ポインタ受信回路から与えられ、歯抜け処理部15
はそれに応じて入力クロック信号を1ビット歯抜けとす
る。
【0006】位相比較器12は、分周回路16により分
周された入力クロック信号の位相と、分周回路17によ
り分周された、電圧抑制発振器11からの出力クロック
信号の位相とを比較し、両位相が合うように、電圧制御
発振器11を制御する。このような制御によって、歯抜
け処理部15による入力クロック信号の1ビット歯抜け
があっても、電圧制御発振器11からの出力クロック信
号の位相が入力クロック信号に追従して変化する。
【0007】図14は従来例の動作説明図であり、同図
中の(a)は歯抜け処理部15を介した入力クロック信
号を示し、1ビットの歯抜けを点線で示す。また同図中
の(b),(c)は、N=4としたときの分周回路16の
出力信号であり、(b)は1ビット歯抜けを行わない場
合を示し、また(c)は1ビット歯抜けを行った場合を
示す。さらに(d),(e)は、N=4とした場合の分周
回路17の出力信号であり、(d)は1ビット歯抜けを
行わない場合、また(e)は1ビット歯抜けを行った場
合を示す。さらに(f)は位相比較器12の出力信号を
示し、(g)は電圧制御発振器11の出力クロック信号
を示す。
【0008】歯抜け処理部15において、歯抜け要求信
号に従って入力クロック信号を1ビット歯抜けとする
と、分周回路16の出力信号は、(b)から(c)のよ
うに変化する。したがって、位相比較器12の位相比較
出力信号は、(f)の点線の部分がなくなるから、ロー
パスフィルタ13を介した制御電圧は低下し、電圧制御
発振器11からの出力クロック信号の周波数は、(g)
に示すように低下して、1ビット歯抜けの入力クロック
信号の位相に同期化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図13に示すポインタ
受信回路により、ポインタアクションを検出すると、1
バイトを1ビットずつに分けて、入力クロック信号の歯
抜けを行うことにより、1バイト単位の位相飛びを1ビ
ット単位とすることができる。ところが近年、1ビット
単位の位相飛びによるジッタをさらに抑圧したいという
要請が生じている。そこで、高速の入力クロック信号を
導入することにより、1ビット単位以下の位相飛びに抑
圧するように構成することが提案された。しかし、高速
の入力クロック信号によって動作する高速デバイスが必
要となるので、高価であると共に消費電力が大きくなる
問題がある。また高速入力クロック信号が存在しない場
合は、この高速入力クロック信号を発生するための高周
波発振器をさらに位相同期ループ回路内に設ける必要が
あり、これによってもコストアップとなる問題がある。
【0010】本発明は、上記の高速入力クロック信号を
用いることなく、1ビット未満の単位で位相飛びを抑圧
できるような、ポインタアクションによるジッタの抑圧
方法およびその回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、本図を参照して本発明に係る方法および回路
を説明する。 (1)本発明の第1の態様においては、入力クロック信
号を受信すると共に、ポインタアクションが発生したと
きに、そのポインタアクションに応答して与えられる歯
抜け要求信号を受けて、前記入力クロック信号を1ビッ
ト歯抜けさせて出力する歯抜け処理部15と、歯抜け処
理部15からの出力を入力して該出力に位相同期した出
力クロック信号を生成するための回路であって、該出力
と該出力クロック信号との間の位相比較を行う位相比較
器12と、位相比較器12の出力を受けるローパスフィ
ルタ13と、ローパスフィルタ13の出力を電圧制御入
力として前記出力クロック信号を生成する電圧制御発振
器11とから構成される位相同期ループ回路14と、を
備えることにより、ポインタアクションに起因して発生
するジッタを抑圧するジッタ抑圧制御方法において、 1つの歯抜け要求信号が与えられたとき、これを連続
した複数ビットに分割した複数ビット分割歯抜け要求信
号に変換し、 連続した複数ビット分割歯抜け要求信号の各々のタイ
ミングに合わせて、位相同期ループ回路14内での位相
同期状態を、1ビット歯抜け前の状態から1ビット歯抜
けの状態まで、複数段階にわたって、徐々に変化させる
ようにする。
【0012】(2)本発明の第2の態様においては、入
力クロック信号を受信すると共に、ポインタアクション
が発生したときに、このポインタアクションに応答して
与えられる歯抜け要求信号を受けて、入力クロック信号
を1ビット歯抜けさせて出力する歯抜け処理部15と、
歯抜け処理部15からの出力を入力して該出力に位相同
期した出力クロック信号を生成するための回路であっ
て、該出力と出力クロック信号との間の位相比較を行う
位相比較器12と、位相比較器12の出力を受けるロー
パスフィルタ13と、ローパスフィルタ13の出力を電
圧制御入力として前記出力クロック信号を生成する電圧
制御発振器11とから構成される位相同期ループ回路1
4と、からなり、ポインタアクションに起因して発生す
るジッタを抑圧するジッタ抑圧制御回路において、1つ
の歯抜け要求信号が与えられたとき、これを連続した複
数ビットに分割した複数ビット分割歯抜け要求信号に変
換する分割回路21と、分割回路21より出力される、
連続した複数ビット分割歯抜け要求信号の各々のタイミ
ングに合わせて、位相同期ループ回路14内での位相同
期状態を、1ビット歯抜け前の状態から1ビット歯抜け
の状態まで、複数段階にわたって、徐々に変化させた
後、1ビットの歯抜けを実行せしめる歯抜け制御部20
とを設けるように構成する。
【0013】(3)本発明の第3の態様においては、歯
抜け制御部20は、複数ビット分割歯抜け要求信号を受
けて、位相同期ループ回路14内での位相同期状態を、
1ビット歯抜け前の状態から1ビット歯抜けの状態まで
徐々に変化する複数状態を逐次設定するカウンタ手段2
2を備えるようにする。 (4)本発明の第4の態様によれば、歯抜け制御部20
は、電圧制御発振器11の制御電圧を、1ビット歯抜け
前の状態から1ビット歯抜けの状態まで徐々に変化させ
るステップ状のオフセット電圧とするように構成され
る。
【0014】(5)本発明の第5の態様によれば、歯抜
け制御部20は、歯抜け処理部15と位相同期ループ回
路14内の位相比較器12との間に設けられる可変遅延
回路(41)を備え、可変遅延回路(41)により、複
数段階にわたって入力クロック信号を、1ビット歯抜け
の状態となるまで順次遅延させ、その1ビット歯抜けの
状態において、歯抜け処理部15における1ビット歯抜
けの処理を行わせ、かつ、可変遅延回路(41)を元の
状態に復帰させるように構成する。
【0015】(6)本発明の第6の態様によれば、歯抜
け制御部20は、歯抜け処理部15からの入力クロック
信号を、遅延回路(53)により遅延させた入力クロッ
ク信号および遅延させない入力クロック信号のいずれか
を選択して出力する第1のセレクタ(51)と、マーク
率が順次異なる複数種類の繰り返しパターン信号を発生
するパターン発生器(54)と、パターン発生器(5
4)からの複数種類の繰り返しパターン信号のいずれか
を選択して出力し第1のセレクタ(51)の選択制御信
号とする第2のセレクタ(52)とを備え、複数段階に
わたって第2のセレクタ(52)を選択制御することに
より、第1のセレクタ(51)から、前記マーク率に従
った比率の遅延入力クロック信号と遅延されない入力ク
ロック信号とを、位相同期ループ回路14に入力するよ
うに構成する。
【0016】(7)本発明の第7の態様によれば、歯抜
け制御部20は、第1のセレクタ51により遅延入力ク
ロック信号を選択する比率を、複数段階にわたって順次
高くした後、歯抜け処理部15での入力クロック信号に
対する1ビット歯抜け処理を行うと共に、遅延入力クロ
ック信号を選択する前記比率を零に戻すように構成す
る。
【0017】
【作用】
(1)上記第1の態様によれば、入力クロック信号に1
ビットの歯抜け処理を行ったことにより生ずる、位相同
期ループ回路14からの出力クロック信号の位相の急変
をなくし、1ビット歯抜け処理に伴う出力クロック信号
の位相変化が徐々に進行するようにし、ポインタアクシ
ョンによるジッタの発生を抑圧する。
【0018】(2)上記第2の態様によれば、上記位相
変化を徐々に進行させるためにまず、分割回路21によ
って複数ビット分割歯抜け要求信号を生成し、この一連
の信号をもとに歯抜け制御部20を駆動する。 (3)上記第3の態様によれば、上記位相変化を徐々に
進行させるために、カウンタ手段12により、徐々に変
化する複数の状態を位相同期ループ回路14内に形成す
る。このことを図解的に示したのが図2であり、まず
(1)欄に示すごとく、ポインタアクションによる歯抜
け要求信号が与えられたとき、これを分割回路21で受
けて、(2)欄に示すごとく、複数ビット分割歯抜け要
求信号を生成する。なお図では4ビット分割の例を示し
たが、2ビット分割でも、6ビット分割でも、8ビット
分割でも構わない。
【0019】位相同期ループ回路14内では、従来なら
ば、内部状態が(3)欄の状態Iから状態IVに急変する
ところ、上記の複数ビット分割歯抜け要求信号の各々に
歩調を合せて、状態I→状態II→状態III →状態IVのご
とく、徐々に変化させる。 (4)上記第4の態様によれば、歯抜け制御部20は、
ポインタアクションによる歯抜け要求信号をもとに、歯
抜け処理部15を制御して1ビット歯抜けの処理を行わ
せ、また複数段階にわたって順次変化するオフセット電
圧を出力する。このオフセット電圧を、位相比較器12
またはローパスフィルタ13を介して、電圧制御発振器
11への制御電圧に対して加算する。これによって、1
ビット歯抜け前の状態から1ビット歯抜けの状態まで電
圧制御発振器11の出力クロック信号の位相を、徐々
に、1ビット歯抜けの入力クロック信号の位相に同期化
させることができる。
【0020】(5)本発明の第5の態様によれば、歯抜
け制御部20は、ポインタアクションによる歯抜け要求
信号をもとに可変遅延回路(41)による遅延時間が徐
々に大きくなるように制御する。そして、入力クロック
信号の1ビット分に相当する歯抜け要求信号を受信する
と同時に、歯抜け処理部15を制御して、入力クロック
信号の1ビット歯抜けの処理を行わせると共に、遅延時
間を0にする。したがって、位相同期ループ回路14へ
の入力クロック信号は、徐々に位相が遅延して1ビット
歯抜けの状態となるから、電圧制御発振器11の出力ク
ロック信号の位相を、急激に変化させることなく、徐々
に1ビット歯抜けの状態に変化させることができる。
【0021】(6)本発明の第6の態様によれば、パタ
ーン発生器(54)からマーク率が順次異なる複数種類
の繰り返しパターン信号を発生させる。第1のセレクタ
(51)は、この繰り返しパターン信号に従って、遅延
された入力クロック信号と遅延されない入力クロック信
号を選択して出力し、位相同期ループ回路14に入力す
る。位相同期ループ回路14においては、繰り返しパタ
ーン信号のマーク率に従って、電圧制御発振器11から
の出力クロック信号の位相が変化する。この出力クロッ
ク信号の位相変化は、比較的高周波の成分となるから、
後段のフィルタによって容易に除去できる。したがっ
て、入力クロック信号の1ビット歯抜け前の状態から1
ビット歯抜けの状態まで、マーク率を順次変化させるこ
とにより、平均的には、電圧制御発振器11からの出力
クロック信号の位相を徐々に、1ビット歯抜けの入力ク
ロック信号の位相に同期化させることができる。
【0022】(7)本発明の第7の態様によれば、歯抜
け制御部20は、ポインタアクションによる歯抜け要求
信号によって、第1のセレクタ(51)から位相同期ル
ープ回路14に入力される、遅延された入力クロック信
号の選択比率を最初は小さくし、次第に大きくなるよう
に制御する。したがって、位相同期ループ回路14に入
力される入力クロック信号は、平均的には遅延が最初は
小さく、引き続いて徐々に大きくなる。それによって、
電圧制御発振器11からの出力クロック信号の位相も追
従して変化する。そして、遅延入力クロック信号の選択
比率が最も大きくなった後に、歯抜け処理部15を制御
して、入力クロック信号に対する1ビット歯抜け処理を
行わせる。その時点では、1ビット歯抜けによる位相同
期ループ回路14への入力クロック信号の位相は、1ビ
ット歯抜けの状態のときの位相に近いので、出力クロッ
ク信号の位相の急変が生じないことになる。
【0023】
【実施例】図3は本発明の第1の実施例の説明図であ
り、11は電圧制御発振器(VCO)、12は位相比較
器、13はローパスフィルタ(LPF)、14は位相同
期ループ回路、15は歯抜け処理部、20は歯抜け制御
部、17および18は分周回路(1/N)、22はカウ
ンタ手段、23はD/A変換器(D/A)、24は反転
バッファ増幅器、25は加算器、26は微分回路であ
る。
【0024】入力クロック信号は、歯抜け処理部15を
介して分周回路18に加えられ、例えば、N=4とする
と、1/4に分周されて位相比較器12に加えられる。
また電圧制御発振器11からの出力クロック信号は、分
周回路17により1/N、例えば1/4に分周されて、
位相比較器12に加えられる。この位相比較器12から
の位相比較出力信号は、加算器25を介して、ローパス
フィルタ13に加えられ、ローパスフィルタ13から電
圧制御発振器11に制御電圧が加えられる。
【0025】図13に示したポインタ受信回路からの、
ポインタアクションによる歯抜け要求信号が、複数ビッ
ト(4ビット)分割歯抜け要求信号となって、歯抜け制
御部20のカウンタ手段22に加えられると、カウンタ
手段22は、一定時間経過後に歯抜け処理部15を制御
して、入力クロック信号の1ビット歯抜け処理を行わせ
る。ここに、歯抜け制御部20内では、複数ビット分割
歯抜け要求信号をカウンタ22によりカウントし、その
カウント内容を、D/A変換器23によってアナログ電
圧に変換する。その複数ビット分割が4ビット分割であ
るとすると、4ビットカウンタ22の2ビット出力(Q
A , QB ) は、(0,0)→(0,1)→(1,0)→
(1,1)のようにインクリメントする。これに応じ
て、D/A変換器23からのアナログ電圧は、0V→1
V→2V→3Vのように変化する。
【0026】このアナログ電圧を反転バッファ増幅器2
4によって0V→−1V→−2V→−3Vとして、加算
器25に加え、位相比較器12の位相比較出力信号に加
算する。その後、カウンタ22の出力(QA , QB ) が
(0,0)に戻るとき、キャリーアト出力CAが発生
し、これを微分回路26を通して歯抜け処理部15に印
加する。かくして、入力クロック信号の1ビット歯抜け
による位相比較出力信号に対して、反転バッファ増幅器
24からのオフセット電圧OFVを加算した制御電圧が
電圧制御発振器11に加えられる。このオフセット電圧
は複数段階にわたって徐々に変化させて得られているの
で、電圧制御発振器11からの出力クロック信号の位相
は徐々に変化させられており、入力クロック信号の1ビ
ット歯抜けを、歯抜け処理部15で実行するときには、
出力クロック信号の位相は、既に1ビット歯抜けの状態
まで変化させられている。したがって1ビット歯抜けに
よるジッタを抑圧することができる。
【0027】なお、カウンタ手段22のキャリーアウト
出力CAに対し、微分回路26を設けたのは、そのCA
のパルス幅の広狭に拘らず、確実に入力クロック信号の
1ビットのみを除去することを保証するためである。図
4は本発明の第1の実施例の動作説明図であり、(a)
は入力クロック信号、(b)は分周器18により1/4
分周された入力クロック信号、(c)は分周器17によ
り1/4分周された出力クロック信号、(d)は位相比
較器12の位相比較出力信号をそれぞれ示す。また
(e)は、(a)の入力クロック信号の1ビットP1の
歯抜け処理を行った時の、1/4分周された入力クロッ
ク信号、(f)は1ビットP1の歯抜け処理を行った時
の、1/4分周された出力クロック信号、(g)は1ビ
ットP1の歯抜け処理を行った時の位相比較器12の位
相比較出力信号及びオフセット電圧OFVを示す。
【0028】入力クロック信号の1ビットP1の歯抜け
を行わない場合の位相比較器12の位相比較出力信号
は、入力クロック信号の位相と出力クロック信号と位相
とが一致している場合、(d)に示すように、デューテ
ィ50%のパルス信号となり、ローパスフィルタ13を
介することにより、一点鎖線で示す制御電圧CVとな
る。
【0029】入力クロック信号の1ビットP1の歯抜け
を行うと、位相比較器12の位相比較出力信号は(g)
に示すようにデューティ50%以下のパルス信号とな
り、制御電圧CVは低下する。それによって、電圧制御
発振器11の出力クロック信号の周波数は低くなる。そ
こでこのときまでに、徐々にオフセット電圧OFVを加
算器21により加算しておく。したがって、1ビット歯
抜け直後の制御電圧CVの変化は僅かとなり、それによ
り、電圧制御発振器11の出力クロック信号の位相変化
も僅かとなる。
【0030】歯抜け制御部20内のカウンタ手段22は
例えば上記のような2ビットのカウンタであり、4段階
にわたって電圧制御発振器11の制御電圧CVを順次変
化させることができる。すなわち、ポインタアクション
による歯抜け要求信号を、分割回路21により変換した
4ビット分割歯抜け要求信号によってアップカウントを
行う。したがって、最初のアップカウントにより、カウ
ント内容は“00”から“01”に変化し、このカウン
ト内容をD/A変換器23によりアナログ電圧に変換す
る。
【0031】入力クロック信号の1ビット歯抜けにより
電圧制御発振器11に加える制御電圧が4V変化をすれ
ば、D/A変換器23は“01”のカウント内容を例え
ば1Vに変換する。したがって、制御電圧が4V低下す
る分を、−1Vのオフセット電圧OFVを加算すること
により、1Vの変化に抑え、電圧制御発振器11の出力
クロック信号は、入力クロック信号の1ビット歯抜けに
対して1/4ビットの歯抜けに相当する制御を受けるこ
とになる。
【0032】次に、カウンタ手段22が、4ビット分割
歯抜け要求信号のアップカウントを行って、“10”の
カウント内容となると、D/A変換器23からのアナロ
グ電圧は例えば2Vに変換される。この場合も、電圧制
御発振器11の制御電圧は−2Vのオフセット電圧によ
って、前回に比較して1Vの変化に抑えられ、また次の
アップカウントにより、“11”のカウント内容となる
と、D/A変換器23は例えば3Vに変換される。それ
によって、制御電圧CVは前回に比較して1Vの変化に
抑えられる。また次のアップカウントにより、カウント
内容は“00”となるから、D/A変換器23は0Vに
変換されここで、実際の1ビット歯抜け処理が歯抜け処
理部15により実行される。それ以降は、次のポインタ
アクションによる歯抜け要求信号が加えられるまで、カ
ウント動作は停止する。
【0033】すなわち、電圧制御発振器11に対する制
御電圧CVを、入力クロック信号より1ビットP1を歯
抜けさせる処理を行うのに先行して、徐々に1ビット歯
抜けの状態まで変化させておく。それによって、従来の
ように高速の入力クロック信号を用いることなく、1ビ
ット歯抜けによるジッタを抑圧することができる。また
複数段階として4段階の場合の例で説明したが、カウン
タ手段22のビット数を多くして、さらに多段階に制御
電圧CVを変化させることも可能である。また複数ビッ
ト分割歯抜け要求信号の周期は、次のポインタアクショ
ンが生じるまでの周期等を考慮して、システム対応に選
定することができる。なおカウンタ手段22の前述のよ
うな機能は、既に知られている他の構成を採用すること
によっても達成できる。
【0034】図5は、図3における歯抜け処理部15の
具体例を示す図である。本図において、151は、デー
タ入力D、クロック入力Cおよび反転および非反転
(Q)出力を備えるD−フリップ・フロップ、152は
ANDゲートである。通常、D−フリップ・フロップ1
51からの反転出力(論理“1”)を受けて、ANDゲ
ート152は開のままであり、入力クロック信号はその
ままスルーで分周回路18に印加される。
【0035】一方、ポインタアクションが発生して、カ
ウンタ手段22よりキャリーアウト出力CAが発生する
と、微分回路26からの微分パルスがD−フリップ・フ
ロップ151のデータ入力Dに印加され、入力クロック
信号のビットタイミングでその反転出力は論理“0”と
なりANDゲート152を閉にして、入力クロック信号
の1ビットが分周回路18に印加されるのを禁止する。
ここに入力クロック信号の1ビット歯抜け処理が完了す
る。
【0036】図6は、図3における分割回路21の具体
例を示す図である。ただし、これは単なる一例である。
本図において、211は自走パルスを出力するパルスジ
ェネレータ(PG)、212はPGの4パルス分相当の
時間を規定するタイマー、213はANDゲートであ
る。
【0037】ポインタ受信回路(図13)により、ポイ
ンタアクションを検出すると、歯抜け要求信号が出力さ
れる。この信号を、パルスジェネレータ211に印加し
て自走パルスを出力させると同時にタイマー212をト
リガーする。タイマー212はトリガーされて一定時間
の間、ANDゲート213を開にする。この一定時間
は、上記自走パルスの4つ分にしておく。かくして複数
ビット(4ビット)分割歯抜け要求信号が生成される。
【0038】図7は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、図3と同一符号は同一部分を示す。ローパスフィル
タ(LPF)27が新たに加えられている。図13に示
したポインタ受信回路からの、ポインタアクションによ
る歯抜け要求信号が分割回路21によって複数ビット分
割歯抜け要求信号となり、さらに、カンウタ手段22と
DA変換器23と反転バッファ増幅器24とローパスフ
ィルタ27とを介して生成されるオフセット電圧OFV
を、位相比較器12からのローパスフィルタ13を介し
て得られた制御電圧CVに対して、加算器25により加
算して、電圧制御発振器11に加える場合を示す。ここ
に歯抜け制御部20で行われる制御は、第1の実施例
(図3)と同様であるから、重複する説明は省略する。
【0039】図8は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、前述の実施例と同様、11は電圧制御発振器(VC
O)、12は位相比較器、13はローパスフィルタ(L
PF)、14は位相同期ループ回路、15は歯抜け処理
部、17,18は分周回路(1/N)、20は歯抜け制
御部、21は分割回路、22はカウンタ手段である。第
3の実施例の特徴は、可変遅延回路41の導入にある。
【0040】可変遅延回路41は、常時は遅延時間を0
としているが、ポインタアクションに基づく複数ビット
分割歯抜け要求信号により、カウンタ手段22を介して
遅延時間が制御される。すなわち、カウンタ手段22
は、歯抜け処理部15に1ビット歯抜け処理を指令する
のに先行して、可変遅延回路41の制御を開始し、遅延
時間を複数段階にわたって、T/4→2T/4→3T/
4のように変化させる。そして、最大に遅延させた時点
で歯抜け処理部15を制御し、入力クロック信号の1ビ
ット歯抜け処理を行わせる。なお、Tは、入力クロック
信号の周期である。この場合、位相同期ループ回路14
には、1ビットの1/4の位相変化を伴うクロック信号
が入力されるから、出力クロック信号の位相の急変は生
じないことになる。
【0041】図9は図8に示す可変遅延回路41の具体
例を示す図である。本図において、411は3種の遅延
回路、412はセレクタである。3種の遅延回路411
は共通に、分周回路18を経た入力クロック信号を受信
するが、それぞれ異なる遅延を加えて出力する。これら
の異なる遅延量は、前述したT/4、2T/4および3
T/4に相当する。
【0042】かくして得られた異なる遅延量を有する入
力クロック信号は、カンウタ手段22の歩進と共に順
次、セレクタ412によって選択され、位相比較器12
に出力される。すなわち、カウンタ手段22の出力(Q
A ,QB ) が(0,0)→(0,1)→(1,0)→
(1,1)と歩進するのに伴って、T/4、2T/4お
よび3T/4遅延した入力クロック信号がセレクタ41
2により順次選択され、出力される。
【0043】図10は本発明の第4の実施例の説明図で
あり、前述した実施例と同様に、11は電圧制御発振器
(VCO)、12は位相比較器、13はローパスフィル
タ(LPF)、14は位相同期ループ回路、15は歯抜
け処理部、17,18は分周回路(1/N)、20は歯
抜け制御部、21は分割回路、22はカウンタ手段、2
6は微分回路である。第4の実施例の特徴は、第1のセ
レクタ51、第2のセレクタ52、遅延回路(DL)5
3、パターン発生器(PG)54を導入したことであ
る。
【0044】パターン発生器54は、例えば、4種類の
順次異なるマーク率の繰り返しパターン信号を出力する
場合、マーク率が0/4の繰り返しパターン信号(“0
000・・・・”)と、マーク率が1/4の繰り返しパ
ターン信号(“10001000・・・”)と、マーク
率が2/4の繰り返しパターン信号(“1010101
0・・・”)と、マーク率が3/4の繰り返しパターン
信号(“11101110・・・”)とを発生する。
【0045】常時は、カウンタ手段22、例えば2ビッ
トのカウンタのカウント内容は“00”であるから、第
2のセレクタ52は、オール“0”の繰り返しパターン
信号を選択して第1のセレクタ51の制御信号とする。
したがって、第1のセレクタ51は、分周回路18から
の入力クロック信号をそのまま選択して位相同期ループ
回路14に入力することになる。この状態における動作
は従来例と同様である。
【0046】図11は本発明の第4の実施例の歯抜け制
御の説明図であり、カウント内容と、マーク率と、第2
のセレクタ52から選択出力される繰り返しパターン信
号とについて、(a)に示す関係を有する。すなわちカ
ウンタ手段22のカウント内容が“00”のとき、第2
のセレクタ52によりマーク率0/4の繰り返しパター
ン信号を選択出力し、カウント内容が“01”のとき、
マーク率1/4の繰り返しパターン信号を選択出力し、
カウント内容が“10”のとき、マーク率2/4の繰り
返しパターン信号を選択出力し、カウント内容が“1
1”のとき、マーク率3/4の繰り返しパターン信号を
選択出力する場合を示す。
【0047】図11の(b)を参照すると、ポインタア
クションによる歯抜け要求信号の発生に伴い、4ビット
分割歯抜け要求信号が、カウンタ手段22に印加される
と(第2状態II)、これをアップカウントし、そのカウ
ント内容は“01”=1となり、第2のセレクタ52か
らマーク率1/4の繰り返しパターン信号が選択出力さ
れる。
【0048】したがって、遅延回路53により遅延され
た入力クロック信号が、第1のセレクタ51から選択出
力される比率は1/4となり、平均すると、T/4の遅
延を受けた入力クロック信号が、位相同期ループ回路1
4に入力されることになる。第3状態III では、4ビッ
ト分割歯抜け要求信号のカウントアップにより、カウン
タ手段22のカウント内容は“10”=2となり、第2
のセレクタ52からマーク率2/4の繰り返しパターン
信号が選択出力され、それによって、遅延入力クロック
信号が、第1のセレクタ51から選択出力される比率は
2/4となり、平均すると、2T/4の遅延を受けたク
ロック信号が位相同期ループ回路14に入力されること
になる。
【0049】次の第4状態IVでは、カウンタのカウント
内容は“11”=3となり、第2のセレクタ52からマ
ーク率3/4の繰り返しパターン信号が選択出力され、
それによって、遅延クロック信号が第1のセレクタ51
から選択出力される比率は3/4となり、平均すると、
3T/4の遅延を受けた入力クロック信号が、位相同期
ループ回路14に入力されることになる。
【0050】次に、カウンタ手段22のカウント内容は
最初の“00”(第1状態I)に戻ることになるが、そ
のときに、歯抜け処理部15を制御して、入力クロック
信号の1ビット歯抜け処理を行わせる。そして、カウン
タ手段22の動作は、次回のポインタアクションによる
歯抜け要求信号が与えられるまで停止される。すなわ
ち、4ビット分割歯抜け要求信号によって、順次、入力
クロック信号の遅延時間を大きくし、1ビット歯抜けの
状態に近づけたときに、歯抜け処理部15において1ビ
ット歯抜け処理を行わせる。このように、位相同期ルー
プ回路14に入力される入力クロック信号の位相を、4
段階にわたって変化させた後に、1ビット歯抜け処理を
実行し、出力クロック信号の位相の急変を防止する。
【0051】本発明は、前述の実施例にのみ限定される
ものではなく、種々付加変更することができるものであ
り、分周回路を省略して、入力クロック信号と電圧制御
発振器11からの出力クロック信号とを直接的に位相比
較する構成にしてもよい。また、入力クロック信号と出
力クロック信号の各周波数が異なる場合には、分周回路
の分周比が異なるように構成することによって適用でき
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ポイン
タアクションによる歯抜け要求信号に従って、入力クロ
ック信号の1ビット歯抜け処理を歯抜け処理部5におい
て行い、その入力クロック信号を位相同期ループ回路1
4に入力する構成において、歯抜け制御部20を設け
て、入力クロック信号より1ビット歯抜け処理を行うの
に先行して、複数段階にわたって、1ビット歯抜け前の
状態から1ビット歯抜けの状態まで、位相同期ループ回
路14への入力位相あるいは位相同期ループ回路14内
の制御電圧を変化させるように制御するものであり、そ
れによって、高速クロック信号を用いることなく、1ビ
ット歯抜けの入力クロック信号の位相に出力クロック信
号の位相を、1ビット以下の単位で徐々に同期化するこ
とができる。すなわち、ジッタを抑圧することができる
利点がある。
【0053】また、入力クロック信号の1ビット歯抜け
処理において、制御電圧CVにオフセット電圧OFVを
加算する構成とした場合には、僅かな構成を付加するだ
けで、入力クロック信号の1ビット歯抜けに対して、1
ビット以下の単位で徐々に出力クロック信号の位相を追
従させることができ、1ビット歯抜けによるジッタを抑
圧することができる。
【0054】また遅延時間を、入力クロック信号の1ビ
ットの周期Tの複数分の1ずつ変更することによって
も、位相同期ループ回路14への入力クロック信号の位
相を複数段階にわたって徐々に変化させることができ、
1ビット歯抜けに対して、1ビット以下の単位で出力ク
ロック信号の位相を追従させることができるから、ジッ
タを抑圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理的な動作を概略的に示す図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例の動作説明図である。
【図5】図3における歯抜け処理部の具体例を示す図で
ある。
【図6】図3における分割回路の具体例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図9】図8に示す可変遅延回路の具体例を示す図であ
る。
【図10】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図11】本発明の第4の実施例の歯抜け制御の説明図
である。
【図12】ポインタの説明図である。
【図13】従来例の説明図である。
【図14】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
11…電圧制御発振器(VCO) 12…位相比較器 13…ローパスフィルタ(LPF) 14…位相同期ループ回路 15…歯抜け処理部 17…分周回路 18…分周回路 20…歯抜け制御部 21…分割回路 22…カウンタ手段 23…D/A変換器 24…反転バッファ増幅器 25…加算器 26…微分回路 27…ローパスフィルタ 41…可変遅延回路 51…第1のセレクタ 52…第2のセレクタ 53…遅延回路 54…パターン発生器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/00 H04J 3/00 Z 8226−5K 7739−5K H04B 9/00 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号を受信すると共に、ポ
    インタアクションが発生したときに、該ポインタアクシ
    ョンに応答して与えられる歯抜け要求信号を受けて、前
    記入力クロック信号を1ビット歯抜けさせて出力する歯
    抜け処理部(15)と、 前記歯抜け処理部(15)からの出力を入力して該出力
    に位相同期した出力クロック信号を生成するための回路
    であって、該出力と該出力クロック信号との間の位相比
    較を行う位相比較器(12)と、該位相比較器(12)
    の出力を受けるローパスフィルタ(13)と、該ローパ
    スフィルタ(13)の出力を電圧制御入力として前記出
    力クロック信号を生成する電圧制御発振器(11)とか
    ら構成される位相同期ループ回路(14)と、を備える
    ことにより、前記ポインタアクションに起因して発生す
    るジッタを抑圧するジッタ抑圧制御方法において、 1つの前記歯抜け要求信号が与えられたとき、これを連
    続した複数ビットに分割した複数ビット分割歯抜け要求
    信号に変換し、 連続した前記複数ビット分割歯抜け要求信号の各々のタ
    イミングに合わせて、前記位相同期ループ回路(14)
    内での位相同期状態を、1ビット歯抜け前の状態から1
    ビット歯抜けの状態まで、複数段階にわたって、徐々に
    変化させた後、前記入力クロック信号に対する1ビット
    の歯抜けを実行することを特徴とするジッタ抑圧制御方
    法。
  2. 【請求項2】 入力クロック信号を受信すると共に、ポ
    インタアクションが発生したときに、該ポインタアクシ
    ョンに応答して与えられる歯抜け要求信号を受けて、該
    前記入力クロック信号を1ビット歯抜けさせて出力する
    歯抜け処理部(15)と、 前記歯抜け処理部(15)からの出力を入力して該出力
    に位相同期した出力クロック信号を生成するための回路
    であって、該出力と該出力クロック信号との間の位相比
    較を行う位相比較器(12)と、該位相比較器(12)
    の出力を受けるローパスフィルタ(13)と、該ローパ
    スフィルタ(13)の出力を電圧制御入力として前記出
    力クロック信号を生成する電圧制御発振器(11)とか
    ら構成される位相同期ループ回路(14)と、からな
    り、前記ポインタアクションに起因して発生するジッタ
    を抑圧するジッタ抑圧制御回路において、 1つの前記歯抜け要求信号が与えられたとき、これを連
    続した複数ビットに分割した複数ビット分割歯抜け要求
    信号に変換する分割回路(21)と、 前記分割回路(21)より出力される、連続した前記複
    数ビット分割歯抜け要求信号の各々のタイミングに合わ
    せて、前記位相同期ループ回路(14)内での位相同期
    状態を、1ビット歯抜け前の状態から1ビット歯抜けの
    状態まで、複数段階にわたって、徐々に変化させた後、
    前記入力クロック信号に対する1ビットの歯抜けを実行
    せしめる歯抜け制御部(20)とを設けることを特徴と
    するジッタ抑圧制御回路。
  3. 【請求項3】 前記歯抜け制御部(20)は、前記複数
    ビット分割歯抜け要求信号を受けて、前記位相同期ルー
    プ回路(14)内での位相同期状態を、1ビット歯抜け
    前の状態から1ビット歯抜けの状態まで徐々に変化する
    複数状態を逐次設定するカウンタ手段(22)を備える
    請求項2に記載のジッタ抑圧制御回路。
  4. 【請求項4】 前記歯抜け制御部(20)は、前記電圧
    制御発振器(11)の制御電圧を、1ビット歯抜け前の
    状態から1ビット歯抜けの状態まで順次変化させるステ
    ップ状のオフセット電圧とするように構成される請求項
    3に記載のジッタ抑圧制御回路。
  5. 【請求項5】 前記歯抜け制御部(20)は、前記歯抜
    け処理部(15)と前記位相同期ループ回路(14)内
    の前記位相比較器(12)との間に設けられる可変遅延
    回路(41)を備え、該可変遅延回路(41)により、
    前記複数段階にわたって前記入力クロック信号を、1ビ
    ット歯抜けの状態となるまで順次遅延させ、その1ビッ
    ト歯抜けの状態において、前記歯抜け処理部(15)に
    おける1ビット歯抜けの処理を行わせ、かつ、前記可変
    遅延回路(41)を元の状態に復帰させる請求項3に記
    載のジッタ抑圧制御回路。
  6. 【請求項6】 前記歯抜け制御部(20)は、前記歯抜
    け処理部(15)からの前記入力クロック信号を、遅延
    回路(53)により遅延させた入力クロック信号および
    遅延させない入力クロック信号のいずれかを選択して出
    力する第1のセレクタ(51)と、マーク率が順次異な
    る複数種類の繰り返しパターン信号を発生するパターン
    発生器(54)と、該パターン発生器(54)からの前
    記複数種類の繰り返しパターン信号のいずれかを選択し
    て出力し前記第1のセレクタ(51)の選択制御信号と
    する第2のセレクタ(52)とを備え、前記複数段階に
    わたって前記第2のセレクタ(52)を選択制御するこ
    とにより、前記第1のセレクタ(51)から、前記マー
    ク率に従った比率の遅延入力クロック信号と遅延されな
    い入力クロック信号とを、前記位相同期ループ回路(1
    4)に入力する請求項3記載のジッタ抑圧制御回路。
  7. 【請求項7】 前記歯抜け制御部(20)は、前記第1
    のセレクタ(51)により、前記遅延入力クロック信号
    を選択する比率を、前記複数段階にわたって順次高くし
    た後、前記歯抜け処理部(15)での前記入力クロック
    信号に対する1ビット歯抜け処理を行うと共に、前記遅
    延入力クロック信号を選択する前記比率を零に戻す請求
    項6に記載のジッタ抑圧制御回路。
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