JPH07245874A - スイッチング電源の過電流保護回路 - Google Patents
スイッチング電源の過電流保護回路Info
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- JPH07245874A JPH07245874A JP3820194A JP3820194A JPH07245874A JP H07245874 A JPH07245874 A JP H07245874A JP 3820194 A JP3820194 A JP 3820194A JP 3820194 A JP3820194 A JP 3820194A JP H07245874 A JPH07245874 A JP H07245874A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- -1 resistor C13 Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 いわゆるパルスバイパルス過電流検出保護を
可能にすると共に、過電流検出時刻から一次側電流遮断
時刻までの時間を比較的短い時間にする。 【構成】 一次側電流Idが所定値より大きくなった時
にPNPトランジスタQ13とNPNトランジスタQ1
2とを組合せたサイリスタ回路がクローズ状態となり、
一次側スイッチングトランジスタQ1をオンさせるドラ
イブ信号をカットし、一次側スイッチングトランジスタ
Q1をオフする。サイリスタ回路は、一次側スイッチン
グトランジスタQ1をオンさせるドライブ信号により自
己保持し、クローズ状態を維持する。ドライブ信号が一
次側スイッチングトランジスタQ1をオフする状態にな
ると、サイリスタ回路はオープン状態に復帰する。 【効果】 ラッチ機能を持たせてハンチング現象を防止
し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰させるパルスバ
イパルス過電流検出保護が可能となる。過電流検出時刻
から一次側電流遮断時刻までの時間を短縮することが出
来る。
可能にすると共に、過電流検出時刻から一次側電流遮断
時刻までの時間を比較的短い時間にする。 【構成】 一次側電流Idが所定値より大きくなった時
にPNPトランジスタQ13とNPNトランジスタQ1
2とを組合せたサイリスタ回路がクローズ状態となり、
一次側スイッチングトランジスタQ1をオンさせるドラ
イブ信号をカットし、一次側スイッチングトランジスタ
Q1をオフする。サイリスタ回路は、一次側スイッチン
グトランジスタQ1をオンさせるドライブ信号により自
己保持し、クローズ状態を維持する。ドライブ信号が一
次側スイッチングトランジスタQ1をオフする状態にな
ると、サイリスタ回路はオープン状態に復帰する。 【効果】 ラッチ機能を持たせてハンチング現象を防止
し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰させるパルスバ
イパルス過電流検出保護が可能となる。過電流検出時刻
から一次側電流遮断時刻までの時間を短縮することが出
来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチング電源の
過電流保護回路に関し、さらに詳しくは、スイッチング
電源の一次側電流が所定の値より大きくなった時に瞬時
に一次側スイッチング素子をオフするスイッチング電源
の過電流保護回路に関する。
過電流保護回路に関し、さらに詳しくは、スイッチング
電源の一次側電流が所定の値より大きくなった時に瞬時
に一次側スイッチング素子をオフするスイッチング電源
の過電流保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のスイッチング電源の過電
流保護回路の一例を示す回路図である。スイッチング電
源は、PWM信号をオア回路ORおよびノット回路NT
を介してNPNトランジスタQ2のベースに加え、ま
た、PWM信号をオア回路ORを介してNPNトランジ
スタQ3のベースに加え、これらNPNトランジスタQ
2,Q3を相補的にオン・オフしてゲート信号を作り、
そのゲート信号により一次側スイッチングトランジスタ
Q1をオン・オフして変圧器Tの一次側電流Idを断続
的に流し、変圧器Tの2次側に所望の電圧を誘起させて
いる。スイッチング電源の過電流保護回路300は、一
次側電流Idを検出する抵抗R1と、抵抗R2,抵抗R
3,コンデンサC1で構成されるローパスフィルタと、
検出した一次側電流Idが所定の上限レベルを越えたか
否かを判定するコンパレータCMと、コンパレータCM
の出力を保持するフリップフロップ回路FFとから構成
されている。
流保護回路の一例を示す回路図である。スイッチング電
源は、PWM信号をオア回路ORおよびノット回路NT
を介してNPNトランジスタQ2のベースに加え、ま
た、PWM信号をオア回路ORを介してNPNトランジ
スタQ3のベースに加え、これらNPNトランジスタQ
2,Q3を相補的にオン・オフしてゲート信号を作り、
そのゲート信号により一次側スイッチングトランジスタ
Q1をオン・オフして変圧器Tの一次側電流Idを断続
的に流し、変圧器Tの2次側に所望の電圧を誘起させて
いる。スイッチング電源の過電流保護回路300は、一
次側電流Idを検出する抵抗R1と、抵抗R2,抵抗R
3,コンデンサC1で構成されるローパスフィルタと、
検出した一次側電流Idが所定の上限レベルを越えたか
否かを判定するコンパレータCMと、コンパレータCM
の出力を保持するフリップフロップ回路FFとから構成
されている。
【0003】なお、オア回路OR,ノット回路NT,N
PNトランジスタQ2,NPNトランジスタQ3,コン
パレータCMおよびフリップフロップ回路FFは、1つ
のスイッチング制御用集積回路ICに内蔵されている。
PNトランジスタQ2,NPNトランジスタQ3,コン
パレータCMおよびフリップフロップ回路FFは、1つ
のスイッチング制御用集積回路ICに内蔵されている。
【0004】図4は、上記過電流保護回路300の動作
を説明する波形図である。オア回路ORには、フリップ
フロップ回路FFの出力Qと,PWM信号と,過電圧保
護信号が入力されている。時刻t1より前は、一次側電
流Idが上限レベル以下なので、後述するようにフリッ
プフロップ回路FFの出力Qは“L”である。また、過
電圧保護信号は、この発明に直接関係しないため、
“L”であるとする。このとき、PWM信号の“H”
“L”がそのままオア回路ORの出力となる。そこで、
PWM信号が実質的にそのままゲート信号になる。ゲー
ト信号の“L”の期間は、一次側スイッチングトランジ
スタQ1はオフであり、一次側電流Idは“0”であ
る。ゲート信号の“H”の期間は一次側スイッチングト
ランジスタQ1はオンであり、一次側電流Idが流れ
る。この一次側電流Idは、上限レベル以下であるか
ら、コンパレータCMからフリップフロップ回路FFの
SET(セット)端子に“L”が入力される。一方、フ
リップフロップ回路FFのRST(リセット)端子に
は、PWM信号が入力され、そのPWM信号の“H”に
よりフリップフロップ回路FFはリセットされ、上述の
ようにフリップフロップ回路FFの出力Qは“L”であ
る。
を説明する波形図である。オア回路ORには、フリップ
フロップ回路FFの出力Qと,PWM信号と,過電圧保
護信号が入力されている。時刻t1より前は、一次側電
流Idが上限レベル以下なので、後述するようにフリッ
プフロップ回路FFの出力Qは“L”である。また、過
電圧保護信号は、この発明に直接関係しないため、
“L”であるとする。このとき、PWM信号の“H”
“L”がそのままオア回路ORの出力となる。そこで、
PWM信号が実質的にそのままゲート信号になる。ゲー
ト信号の“L”の期間は、一次側スイッチングトランジ
スタQ1はオフであり、一次側電流Idは“0”であ
る。ゲート信号の“H”の期間は一次側スイッチングト
ランジスタQ1はオンであり、一次側電流Idが流れ
る。この一次側電流Idは、上限レベル以下であるか
ら、コンパレータCMからフリップフロップ回路FFの
SET(セット)端子に“L”が入力される。一方、フ
リップフロップ回路FFのRST(リセット)端子に
は、PWM信号が入力され、そのPWM信号の“H”に
よりフリップフロップ回路FFはリセットされ、上述の
ようにフリップフロップ回路FFの出力Qは“L”であ
る。
【0005】時刻t1になると、一次側電流Idが上限
レベルを越える。すると、コンパレータCMからフリッ
プフロップ回路FFのSET端子に“H”が入力され
る。一方、フリップフロップ回路FFのRST端子に
は、PWM信号の“L”が入力されている。そこで、フ
リップフロップ回路FFはセットされ、出力Qが“H”
になる。すると、オア回路ORの出力は“H”となり、
ゲート信号は“L”となる。そこで、時刻t3に、一次
側スイッチングトランジスタQ1はオフになり、一次側
電流Idは“0”になる。すなわち、一次側電流Idが
遮断され、過電流保護が働いたことになる。
レベルを越える。すると、コンパレータCMからフリッ
プフロップ回路FFのSET端子に“H”が入力され
る。一方、フリップフロップ回路FFのRST端子に
は、PWM信号の“L”が入力されている。そこで、フ
リップフロップ回路FFはセットされ、出力Qが“H”
になる。すると、オア回路ORの出力は“H”となり、
ゲート信号は“L”となる。そこで、時刻t3に、一次
側スイッチングトランジスタQ1はオフになり、一次側
電流Idは“0”になる。すなわち、一次側電流Idが
遮断され、過電流保護が働いたことになる。
【0006】一次側電流Idが“0”になると、コンパ
レータCMからフリップフロップ回路FFのSET端子
に“L”が入力されるが、PWM信号が“L”の間はフ
リップフロップ回路FFのRST端子に“L”が入力さ
れており、フリップフロップ回路FFの出力Qは“H”
のままである。従って、一次側電流Idは遮断されたま
まとなる。
レータCMからフリップフロップ回路FFのSET端子
に“L”が入力されるが、PWM信号が“L”の間はフ
リップフロップ回路FFのRST端子に“L”が入力さ
れており、フリップフロップ回路FFの出力Qは“H”
のままである。従って、一次側電流Idは遮断されたま
まとなる。
【0007】時刻t4になり、PWM信号が“H”にな
ると、フリップフロップ回路FFのRST端子に“H”
が入力され、フリップフロップ回路FFの出力Qは
“L”に戻る。従って、通常の状態に復帰する。
ると、フリップフロップ回路FFのRST端子に“H”
が入力され、フリップフロップ回路FFの出力Qは
“L”に戻る。従って、通常の状態に復帰する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスイッチン
グ電源の過電流保護回路300では、ラッチ機能を持た
せてハンチング現象を防止し且つ動作周波数毎に通常の
状態に復帰させる所謂パルスバイパルス過電流検出保護
が可能である。しかし、抵抗R2,抵抗R3,コンデン
サC1で構成されるローパスフィルタでの遅れ時間と、
コンパレータでの遅れ時間と、フリップフロップ回路F
Fでの遅れ時間と、オア回路ORおよびノット回路NT
での遅れ時間と、NPNトランジスタQ2およびNPN
トランジスタQ3での遅れ時間とが全て直列に加わるた
めに、過電流検出時刻t1から1次側電流遮断時刻t3
までの時間が比較的長い時間(数100ns)になる問
題点がある。そこで、この発明の目的は、上記パルスバ
イパルス過電流検出保護が可能であると共に、過電流検
出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較的短い
時間(数10ns)にすることが出来るスイッチング電
源の過電流保護回路を提供することにある。
グ電源の過電流保護回路300では、ラッチ機能を持た
せてハンチング現象を防止し且つ動作周波数毎に通常の
状態に復帰させる所謂パルスバイパルス過電流検出保護
が可能である。しかし、抵抗R2,抵抗R3,コンデン
サC1で構成されるローパスフィルタでの遅れ時間と、
コンパレータでの遅れ時間と、フリップフロップ回路F
Fでの遅れ時間と、オア回路ORおよびノット回路NT
での遅れ時間と、NPNトランジスタQ2およびNPN
トランジスタQ3での遅れ時間とが全て直列に加わるた
めに、過電流検出時刻t1から1次側電流遮断時刻t3
までの時間が比較的長い時間(数100ns)になる問
題点がある。そこで、この発明の目的は、上記パルスバ
イパルス過電流検出保護が可能であると共に、過電流検
出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較的短い
時間(数10ns)にすることが出来るスイッチング電
源の過電流保護回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のスイッチング
電源の過電流保護回路は、スイッチング電源の一次側電
流を検出する一次側電流検出手段と、検出した一次側電
流が所定の値より大きくなったときに一次側スイッチン
グ素子を強制的にオフにして一次側電流を遮断する一次
側電流遮断手段とを具備してなるスイッチング電源の過
電流保護回路であって、前記一次側電流遮断手段として
PNPトランジスタとNPNトランジスタとを組み合わ
せたサイリスタ回路を用い、そのサイリスタ回路は、前
記変流器の出力電流が所定の値より大きくなったときに
クローズ状態となり、前記一次側スイッチング素子をオ
ンさせるドライブ信号をカットして一次側スイッチング
素子をオフさせ、且つ、前記ドライブ信号によりクロー
ズ状態を自己保持し、前記一次側スイッチング素子をオ
フさせるドライブ信号によりオープン状態に戻ることを
構成上の特徴とするものである。
電源の過電流保護回路は、スイッチング電源の一次側電
流を検出する一次側電流検出手段と、検出した一次側電
流が所定の値より大きくなったときに一次側スイッチン
グ素子を強制的にオフにして一次側電流を遮断する一次
側電流遮断手段とを具備してなるスイッチング電源の過
電流保護回路であって、前記一次側電流遮断手段として
PNPトランジスタとNPNトランジスタとを組み合わ
せたサイリスタ回路を用い、そのサイリスタ回路は、前
記変流器の出力電流が所定の値より大きくなったときに
クローズ状態となり、前記一次側スイッチング素子をオ
ンさせるドライブ信号をカットして一次側スイッチング
素子をオフさせ、且つ、前記ドライブ信号によりクロー
ズ状態を自己保持し、前記一次側スイッチング素子をオ
フさせるドライブ信号によりオープン状態に戻ることを
構成上の特徴とするものである。
【0010】
【作用】この発明のスイッチング電源の過電流保護回路
では、一次側電流が所定の値より大きくなったことを検
出すると、PNPトランジスタとNPNトランジスタと
を組み合わせたサイリスタ回路がクローズ状態となる。
そして、一次側スイッチング素子をオンさせるドライブ
電流またはドライブ電圧をカットする。この結果、一次
側スイッチング素子がオフになり、一次側電流を遮断す
る。また、前記サイリスタ回路は、前記ドライブ電流ま
たはドライブ電圧によりクローズ状態を自己保持し、一
次側電流の遮断状態を維持する。前記ドライブ電流また
はドライブ電圧が、一次側スイッチング素子をオフさせ
る状態になると、前記サイリスタ回路は、オープン状態
に戻る。すなわち、元の状態に復帰する。
では、一次側電流が所定の値より大きくなったことを検
出すると、PNPトランジスタとNPNトランジスタと
を組み合わせたサイリスタ回路がクローズ状態となる。
そして、一次側スイッチング素子をオンさせるドライブ
電流またはドライブ電圧をカットする。この結果、一次
側スイッチング素子がオフになり、一次側電流を遮断す
る。また、前記サイリスタ回路は、前記ドライブ電流ま
たはドライブ電圧によりクローズ状態を自己保持し、一
次側電流の遮断状態を維持する。前記ドライブ電流また
はドライブ電圧が、一次側スイッチング素子をオフさせ
る状態になると、前記サイリスタ回路は、オープン状態
に戻る。すなわち、元の状態に復帰する。
【0011】このように、ラッチ機能を持たせてハンチ
ング現象を防止し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰
させるパルスバイパルス過電流検出保護が可能である。
また、サイリスタ回路のクローズ状態で直接的に一次側
スイッチング素子をオフさせるので、遅れ時間の要素が
少なくなり、過電流検出時刻から一次側電流遮断時刻ま
での時間を比較的短い時間にすることが出来る。
ング現象を防止し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰
させるパルスバイパルス過電流検出保護が可能である。
また、サイリスタ回路のクローズ状態で直接的に一次側
スイッチング素子をオフさせるので、遅れ時間の要素が
少なくなり、過電流検出時刻から一次側電流遮断時刻ま
での時間を比較的短い時間にすることが出来る。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明のスイッチング電
源の過電流保護回路の一実施例の回路図である。スイッ
チング電源は、PWM信号によりNPNトランジスタQ
14およびPNPトランジスタQ15を相補的にオン・
オフしてドライブ信号を作り、ダイオードD13および
抵抗14の並列回路を介して前記ドライブ信号を一次側
スイッチングトランジスタQ1のゲートに加え、一次側
スイッチングトランジスタQ1をオン・オフして変圧器
Tの一次側電流Idを断続的に流し、変圧器Tの2次側
に所望の電圧を誘起させている。スイッチング電源の過
電流保護回路100は、一次側電流Idを検出する変流
器CTと、整流用ダイオードD11と、抵抗R11と、
一次側電流Idの上限レベルを規定するツェナーダイオ
ードDzと、PNPトランジスタQ13とNPNトラン
ジスタQ12とバイアス回路(コンデンサC12,抵抗
C13,コンデンサC11,抵抗C12)とを組み合わ
せたサイリスタ回路と、前記並列回路(ダイオードD1
3および抵抗14の並列回路)とから構成されている。
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明のスイッチング電
源の過電流保護回路の一実施例の回路図である。スイッ
チング電源は、PWM信号によりNPNトランジスタQ
14およびPNPトランジスタQ15を相補的にオン・
オフしてドライブ信号を作り、ダイオードD13および
抵抗14の並列回路を介して前記ドライブ信号を一次側
スイッチングトランジスタQ1のゲートに加え、一次側
スイッチングトランジスタQ1をオン・オフして変圧器
Tの一次側電流Idを断続的に流し、変圧器Tの2次側
に所望の電圧を誘起させている。スイッチング電源の過
電流保護回路100は、一次側電流Idを検出する変流
器CTと、整流用ダイオードD11と、抵抗R11と、
一次側電流Idの上限レベルを規定するツェナーダイオ
ードDzと、PNPトランジスタQ13とNPNトラン
ジスタQ12とバイアス回路(コンデンサC12,抵抗
C13,コンデンサC11,抵抗C12)とを組み合わ
せたサイリスタ回路と、前記並列回路(ダイオードD1
3および抵抗14の並列回路)とから構成されている。
【0013】なお、NPNトランジスタQ14およびP
NPトランジスタQ15は、1つのスイッチング制御用
集積回路ICに内蔵されている。
NPトランジスタQ15は、1つのスイッチング制御用
集積回路ICに内蔵されている。
【0014】図2は、上記過電流保護回路100の動作
を説明する波形図である。ドライブ信号は、PWM信号
の“H”“L”がそのまま出力されている。時刻t1よ
り前は、一次側電流Idが上限レベル以下なので、後述
するようにPNPトランジスタQ13とNPNトランジ
スタQ12は共にオフであり、サイリスタ回路はオープ
ン状態である。そこで、ドライブ信号がそのままゲート
信号になる。ゲート信号の“L”の期間は、一次側スイ
ッチングトランジスタQ1はオフであり、一次側電流I
dは“0”である。ゲート信号の“H”の期間は一次側
スイッチングトランジスタQ1はオンであり、一次側電
流Idが流れる。この一次側電流Idは、上限レベル以
下であるから、変流器CTから整流用ダイオードD11
を通じて抵抗R11に流れる電流は小さく、抵抗R11
の両端電圧は、ツェナーダイオードDzのツェナー電圧
とNPNトランジスタQ12のベース−エミッタ間電圧
の和より低い。従って、ツェナーダイオードDzはオフ
であり、過電流検出ベース電流は“0”であり、上述の
ようにNPNトランジスタQ12はオフであり、また、
PNPトランジスタQ13もオフである。
を説明する波形図である。ドライブ信号は、PWM信号
の“H”“L”がそのまま出力されている。時刻t1よ
り前は、一次側電流Idが上限レベル以下なので、後述
するようにPNPトランジスタQ13とNPNトランジ
スタQ12は共にオフであり、サイリスタ回路はオープ
ン状態である。そこで、ドライブ信号がそのままゲート
信号になる。ゲート信号の“L”の期間は、一次側スイ
ッチングトランジスタQ1はオフであり、一次側電流I
dは“0”である。ゲート信号の“H”の期間は一次側
スイッチングトランジスタQ1はオンであり、一次側電
流Idが流れる。この一次側電流Idは、上限レベル以
下であるから、変流器CTから整流用ダイオードD11
を通じて抵抗R11に流れる電流は小さく、抵抗R11
の両端電圧は、ツェナーダイオードDzのツェナー電圧
とNPNトランジスタQ12のベース−エミッタ間電圧
の和より低い。従って、ツェナーダイオードDzはオフ
であり、過電流検出ベース電流は“0”であり、上述の
ようにNPNトランジスタQ12はオフであり、また、
PNPトランジスタQ13もオフである。
【0015】時刻t1になると、一次側電流Idが上限
レベルを越える。すると、変流器CTから整流用ダイオ
ードD11を通じて抵抗R11に流れる電流が大きくな
り、抵抗R11の両端電圧は、ツェナーダイオードDz
のツェナー電圧とNPNトランジスタQ12のベース−
エミッタ間電圧の和より高くなる。従って、ツェナーダ
イオードDzがオンになり、過電流検出ベース電流が流
れ、NPNトランジスタQ12がオンになる。この結
果、PNPトランジスタQ13もオンになり、サイリス
タ回路はクローズ状態になる。すると、ドライブ信号は
“H”でも、ゲート信号は“L”になり、時刻t2に、
一次側スイッチングトランジスタQ1はオフになり、一
次側電流Idは“0”になる。すなわち、一次側電流I
dが遮断され、過電流保護が働いたことになる。
レベルを越える。すると、変流器CTから整流用ダイオ
ードD11を通じて抵抗R11に流れる電流が大きくな
り、抵抗R11の両端電圧は、ツェナーダイオードDz
のツェナー電圧とNPNトランジスタQ12のベース−
エミッタ間電圧の和より高くなる。従って、ツェナーダ
イオードDzがオンになり、過電流検出ベース電流が流
れ、NPNトランジスタQ12がオンになる。この結
果、PNPトランジスタQ13もオンになり、サイリス
タ回路はクローズ状態になる。すると、ドライブ信号は
“H”でも、ゲート信号は“L”になり、時刻t2に、
一次側スイッチングトランジスタQ1はオフになり、一
次側電流Idは“0”になる。すなわち、一次側電流I
dが遮断され、過電流保護が働いたことになる。
【0016】一次側電流Idが“0”になると、変流器
CTから整流用ダイオードD11を通じて抵抗R11に
流れる電流は小さくなり、抵抗R11の両端電圧は、ツ
ェナーダイオードDzのツェナー電圧とNPNトランジ
スタQ12のベース−エミッタ間電圧の和より低くな
る。従って、ツェナーダイオードDzはオフになり、過
電流検出ベース電流は“0”になる。しかし、PNPト
ランジスタQ13およびNPNトランジスタQ12が相
互にベース電流を供給しあうので、ドライブ信号が
“H”の間はPNPトランジスタQ13およびNPNト
ランジスタQ12は共にオンであり、サイリスタ回路は
クローズ状態を自己保持する。なお、抵抗R14は、サ
イリスタ回路がクローズ状態になった時に流れる電流を
制限する働きをする。
CTから整流用ダイオードD11を通じて抵抗R11に
流れる電流は小さくなり、抵抗R11の両端電圧は、ツ
ェナーダイオードDzのツェナー電圧とNPNトランジ
スタQ12のベース−エミッタ間電圧の和より低くな
る。従って、ツェナーダイオードDzはオフになり、過
電流検出ベース電流は“0”になる。しかし、PNPト
ランジスタQ13およびNPNトランジスタQ12が相
互にベース電流を供給しあうので、ドライブ信号が
“H”の間はPNPトランジスタQ13およびNPNト
ランジスタQ12は共にオンであり、サイリスタ回路は
クローズ状態を自己保持する。なお、抵抗R14は、サ
イリスタ回路がクローズ状態になった時に流れる電流を
制限する働きをする。
【0017】時刻t4になり、ドライブ信号が“L”に
なると、PNPトランジスタQ13およびNPNトラン
ジスタQ12にベース電流が供給されなくなるので、P
NPトランジスタQ13およびNPNトランジスタQ1
2は共にオフになり、サイリスタ回路はオープン状態に
戻る。すなわち、通常の状態に復帰する。なお、ダイオ
ードD12,D13は、サイリスタ回路がオープン状態
に戻るのを高速化する働きをする。
なると、PNPトランジスタQ13およびNPNトラン
ジスタQ12にベース電流が供給されなくなるので、P
NPトランジスタQ13およびNPNトランジスタQ1
2は共にオフになり、サイリスタ回路はオープン状態に
戻る。すなわち、通常の状態に復帰する。なお、ダイオ
ードD12,D13は、サイリスタ回路がオープン状態
に戻るのを高速化する働きをする。
【0018】なお、ツェナーダイオードDzのツェナー
電圧およびコンデンサC11の容量を適当に選択すれ
ば、一次側電流Idにスパイク状のノイズが混入しても
誤動作することはない。
電圧およびコンデンサC11の容量を適当に選択すれ
ば、一次側電流Idにスパイク状のノイズが混入しても
誤動作することはない。
【0019】以上の過電流保護回路100によれば、パ
ルスバイパルス過電流検出保護が可能となる。また、過
電流検出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較
的短い時間(数10ns)にすることが出来る。
ルスバイパルス過電流検出保護が可能となる。また、過
電流検出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較
的短い時間(数10ns)にすることが出来る。
【0020】なお、変流器CTの代りに抵抗を用いても
よい。また、一次側スイッチングトランジスタQ11と
してバイポーラ型トランジスタを用いてもよい。
よい。また、一次側スイッチングトランジスタQ11と
してバイポーラ型トランジスタを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明のスイッチング電源の過電流保
護回路によれば、ラッチ機能を持たせてハンチング現象
を防止し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰させるパ
ルスバイパルス過電流検出保護が可能となると共に、過
電流検出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較
的短い時間にすることが出来るようになる。
護回路によれば、ラッチ機能を持たせてハンチング現象
を防止し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰させるパ
ルスバイパルス過電流検出保護が可能となると共に、過
電流検出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較
的短い時間にすることが出来るようになる。
【図1】この発明のスイッチング電源の過電流保護回路
の一実施例の回路図である。
の一実施例の回路図である。
【図2】図1の過電流保護回路の動作を説明する波形図
である。
である。
【図3】従来のスイッチング電源の過電流保護回路の一
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図4】図3の過電流保護回路の動作を説明する波形図
である。
である。
100 スイッチング電源の過電流保護回
路 Q1 一次側スイッチングトランジスタ Q12 NPNトランジスタ Q13 PNPトランジスタ CT 変流器 Dz ツェナーダイオード IC スイッチング制御用集積回路
路 Q1 一次側スイッチングトランジスタ Q12 NPNトランジスタ Q13 PNPトランジスタ CT 変流器 Dz ツェナーダイオード IC スイッチング制御用集積回路
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチング電源の一次側電流を検出す
る一次側電流検出手段と、検出した一次側電流が所定の
値より大きくなったときに一次側スイッチング素子を強
制的にオフにして一次側電流を遮断する一次側電流遮断
手段とを具備してなるスイッチング電源の過電流保護回
路であって、前記一次側電流遮断手段としてPNPトラ
ンジスタとNPNトランジスタとを組み合わせたサイリ
スタ回路を用い、そのサイリスタ回路は、前記変流器の
出力電流が所定の値より大きくなったときにクローズ状
態となり、前記一次側スイッチング素子をオンさせるド
ライブ信号をカットして一次側スイッチング素子をオフ
させ、且つ、前記ドライブ信号によりクローズ状態を自
己保持し、前記一次側スイッチング素子をオフさせるド
ライブ信号によりオープン状態に戻ることを特徴とする
スイッチング電源の過電流保護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3820194A JPH07245874A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | スイッチング電源の過電流保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3820194A JPH07245874A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | スイッチング電源の過電流保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07245874A true JPH07245874A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12518738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3820194A Pending JPH07245874A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | スイッチング電源の過電流保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07245874A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7379284B2 (en) | 2005-06-24 | 2008-05-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Switching control circuit and self-excited DC-DC converter |
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| CN114785330A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-07-22 | 广东汇芯半导体有限公司 | 高压集成电路、计数方法和半导体电路 |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP3820194A patent/JPH07245874A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8441814B2 (en) | 2007-12-04 | 2013-05-14 | R. Stahl Schaltgeräte | Power supply having a voltage monitoring circuit |
| US8649192B2 (en) | 2007-12-04 | 2014-02-11 | R. Stahl Schaltgerate Gmbh | Power supply with galvanic isolation |
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| CN114785330A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-07-22 | 广东汇芯半导体有限公司 | 高压集成电路、计数方法和半导体电路 |
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