JPH07245958A - 電流共振形インバータの制御方法 - Google Patents
電流共振形インバータの制御方法Info
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- JPH07245958A JPH07245958A JP6032692A JP3269294A JPH07245958A JP H07245958 A JPH07245958 A JP H07245958A JP 6032692 A JP6032692 A JP 6032692A JP 3269294 A JP3269294 A JP 3269294A JP H07245958 A JPH07245958 A JP H07245958A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電流共振形インバータにおいて、振動成分の少
ない出力電流を生成するとともに、共振回路からみて大
きさ及び周期の揃った電流パルスを生成することを目的
とする。 【構成】共振回路12からの電流パルスIpをインバー
タ回路12を介して各相の電力線La〜Lcに振り分け
る際、コントローラ18は各相毎に設定された基準信号
のうちの1つの基準信号の一周期について複数の領域を
設け、その領域毎に1つの相の電力線を特定し、該相の
出力電流の絶対値の方が該相の基準信号の絶対値より大
きい時、該相の電流パルス密度を減少させる。反対に、
コントローラ18は該相の出力電流の絶対値の方が小さ
い時、該相の電流パルス密度を固定し、該相以外の相の
電流パルス密度を制御する。
ない出力電流を生成するとともに、共振回路からみて大
きさ及び周期の揃った電流パルスを生成することを目的
とする。 【構成】共振回路12からの電流パルスIpをインバー
タ回路12を介して各相の電力線La〜Lcに振り分け
る際、コントローラ18は各相毎に設定された基準信号
のうちの1つの基準信号の一周期について複数の領域を
設け、その領域毎に1つの相の電力線を特定し、該相の
出力電流の絶対値の方が該相の基準信号の絶対値より大
きい時、該相の電流パルス密度を減少させる。反対に、
コントローラ18は該相の出力電流の絶対値の方が小さ
い時、該相の電流パルス密度を固定し、該相以外の相の
電流パルス密度を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータに係り、詳し
くは電流共振形インバータの制御方法に関する。
くは電流共振形インバータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータは各種電器製品に使用
される誘導モータ等の各種電機機器を駆動する回路とし
て多々使用されている。最近では電気自動車の走行用の
三相誘導モータの駆動に採用されている。特に、電流共
振形インバータにおいては電波ノイズが少ないというこ
とから注目されている。そして、そのインバータの制御
において負荷に供給する出力電圧を制御する方法は、種
々提案(例えばT.G.Harbetler and D.M.Divan,"Perform
ance of a New Descrete Pulse-Modulated Current Reg
ulator", IEEE Trans.Ind.Appl.,vol.25,no.6,Nov./De
c.1989.)され良好な結果が得られている。
される誘導モータ等の各種電機機器を駆動する回路とし
て多々使用されている。最近では電気自動車の走行用の
三相誘導モータの駆動に採用されている。特に、電流共
振形インバータにおいては電波ノイズが少ないというこ
とから注目されている。そして、そのインバータの制御
において負荷に供給する出力電圧を制御する方法は、種
々提案(例えばT.G.Harbetler and D.M.Divan,"Perform
ance of a New Descrete Pulse-Modulated Current Reg
ulator", IEEE Trans.Ind.Appl.,vol.25,no.6,Nov./De
c.1989.)され良好な結果が得られている。
【0003】ところで、誘導モータに対してベクトル制
御が注目され、この場合には出力電圧の制御に代えて電
動機に流す電流を制御、即ち電流制御しなければならな
い。そこで、振動の少ない出力電流の制御について、種
々の研究報告(例えばY.Murai and T.A.Lipo."High Fre
quency Series Resonant DC Link Power Conversion",I
EEE IAS Annual Meeting Conference Record,1988,pp.7
72-779 . )がなされている。図5にその電流共振形イ
ンバータシステムを示す。
御が注目され、この場合には出力電圧の制御に代えて電
動機に流す電流を制御、即ち電流制御しなければならな
い。そこで、振動の少ない出力電流の制御について、種
々の研究報告(例えばY.Murai and T.A.Lipo."High Fre
quency Series Resonant DC Link Power Conversion",I
EEE IAS Annual Meeting Conference Record,1988,pp.7
72-779 . )がなされている。図5にその電流共振形イ
ンバータシステムを示す。
【0004】図5において、4個のサイリスタよりなる
入力コンバータ11は直流電源Eをを所定間隔のプラス
電圧のパルス信号にして共振回路12に出力する。共振
回路12は入力コンバータ11を介して入力されるパル
ス信号に基づいて共振して電流パルスIpを生成する。
電流パルスIpは上アームが3個のサイリスタa〜c、
下アームが3個のサイリスタ−a〜−cよりなるインバ
ータ13に出力される。
入力コンバータ11は直流電源Eをを所定間隔のプラス
電圧のパルス信号にして共振回路12に出力する。共振
回路12は入力コンバータ11を介して入力されるパル
ス信号に基づいて共振して電流パルスIpを生成する。
電流パルスIpは上アームが3個のサイリスタa〜c、
下アームが3個のサイリスタ−a〜−cよりなるインバ
ータ13に出力される。
【0005】インバータ13の各サイリスタa〜c,−
a〜−cを図示しないコントローラにて適宜オン(点
弧)制御される。また、オンしたサイリスタは電流パル
スIpが消失すると、ターンオフする。
a〜−cを図示しないコントローラにて適宜オン(点
弧)制御される。また、オンしたサイリスタは電流パル
スIpが消失すると、ターンオフする。
【0006】従って、例えば上アームのサイリスタaを
一定期間オン・オフを繰り返し制御させた後、下アーム
のサイリスタ−aを同じ期間だけオン・オフを繰り返し
制御させると、a相の電力線Laには、オンしただけの
数のプラスの電流パルスIpが出力された後、同じ数だ
けのマイナスの電流パルスIpが出力されることにな
る。また、b相の電力線Lbの上アームのサイリスタb
と下アームのサイリスタ−bはa相の電力線Laにサイ
リスタa,−aに対して120度位相ずらして同じよう
にオン・オフ制御すると、a相に対して120度位相が
ずれたプラスとマイナスの電流パルスIpが出力され
る。さらに、c相の電力線Lcの上アームのサイリスタ
cと下アームのサイリスタ−cはa相の電力線Laにサ
イリスタa,−aに対して240度位相ずらして同じよ
うにオン・オフ制御すると、a相に対して240度位相
がずれたブラスとマイナスの電流パルスIpが出力され
る。
一定期間オン・オフを繰り返し制御させた後、下アーム
のサイリスタ−aを同じ期間だけオン・オフを繰り返し
制御させると、a相の電力線Laには、オンしただけの
数のプラスの電流パルスIpが出力された後、同じ数だ
けのマイナスの電流パルスIpが出力されることにな
る。また、b相の電力線Lbの上アームのサイリスタb
と下アームのサイリスタ−bはa相の電力線Laにサイ
リスタa,−aに対して120度位相ずらして同じよう
にオン・オフ制御すると、a相に対して120度位相が
ずれたプラスとマイナスの電流パルスIpが出力され
る。さらに、c相の電力線Lcの上アームのサイリスタ
cと下アームのサイリスタ−cはa相の電力線Laにサ
イリスタa,−aに対して240度位相ずらして同じよ
うにオン・オフ制御すると、a相に対して240度位相
がずれたブラスとマイナスの電流パルスIpが出力され
る。
【0007】インバータ13の各電力線La〜Lc間に
はフィルタコンデンサCが設けられている。このフィル
タコンデンサCにて前記インバータ13から各相の電力
線La〜Lcに出力されるプラスとマイナスの電流パル
スIpは正弦波に平滑されて3相の出力電流ia,i
b,icとして図示しない負荷、例えば3相誘導モータ
に出力される。この出力電流ia,ib,icの出力波
形制御は電流パルスIpの数(即ちパルス密度)を変更
することによって制御される。このパルス密度の制御は
インバータ13に設けた上アームのサイリスタa〜cと
下アームのサイリスタ−a〜−cのオン制御に基づいて
行われ、そのオン制御はコントローラにて行われる。
はフィルタコンデンサCが設けられている。このフィル
タコンデンサCにて前記インバータ13から各相の電力
線La〜Lcに出力されるプラスとマイナスの電流パル
スIpは正弦波に平滑されて3相の出力電流ia,i
b,icとして図示しない負荷、例えば3相誘導モータ
に出力される。この出力電流ia,ib,icの出力波
形制御は電流パルスIpの数(即ちパルス密度)を変更
することによって制御される。このパルス密度の制御は
インバータ13に設けた上アームのサイリスタa〜cと
下アームのサイリスタ−a〜−cのオン制御に基づいて
行われ、そのオン制御はコントローラにて行われる。
【0008】この制御方法は以下のように行っている。
図7にコントローラ内で行われる電流制御ループを示
す。演算器21にてa相の基準電流ia* (目標値)を
a相の出力電流ia(現在値)にて減算して、偏差Δi
a(=ia* −ia)を求める。また、演算器22にて
b相の基準電流ib* (目標値)をb相の出力電流ib
(現在値)にて減算して、偏差Δib(=ib* −i
b)を求める。尚、基準電流ia* ,ib* は、図6に
示すように120度位相差のある振幅値が同じ正弦波で
あって、それぞれこの基準電流ia*,ib* がa相及
びb相の目標出力電流となるように制御される。又、c
相の基準電流ic* (=−ia* −ib* )は基準電流
ia* に対して図6に示すように240度位相がずれて
いる。
図7にコントローラ内で行われる電流制御ループを示
す。演算器21にてa相の基準電流ia* (目標値)を
a相の出力電流ia(現在値)にて減算して、偏差Δi
a(=ia* −ia)を求める。また、演算器22にて
b相の基準電流ib* (目標値)をb相の出力電流ib
(現在値)にて減算して、偏差Δib(=ib* −i
b)を求める。尚、基準電流ia* ,ib* は、図6に
示すように120度位相差のある振幅値が同じ正弦波で
あって、それぞれこの基準電流ia*,ib* がa相及
びb相の目標出力電流となるように制御される。又、c
相の基準電流ic* (=−ia* −ib* )は基準電流
ia* に対して図6に示すように240度位相がずれて
いる。
【0009】偏差Δia,Δibはそれぞれ積分器2
3,24に出力されるとともに、微分器25,26に出
力される。そして、積分器23,24にて積分された偏
差Δia,Δib及び微分器25,26にて微分された
偏差Δia,Δibは加算器27,28にそれぞれ加算
される。
3,24に出力されるとともに、微分器25,26に出
力される。そして、積分器23,24にて積分された偏
差Δia,Δib及び微分器25,26にて微分された
偏差Δia,Δibは加算器27,28にそれぞれ加算
される。
【0010】そして、演算器27,28は偏差Δia,
Δib、積分及び微分された各偏差Δia,Δibを加
算した値をそれぞれa相及びb相の誤差信号ea,eb
として出力する。また、c相の誤差信号ec(=−ea
−eb)はa相及びb相の両誤差信号ea,ebを演算
器28に出力して求める。
Δib、積分及び微分された各偏差Δia,Δibを加
算した値をそれぞれa相及びb相の誤差信号ea,eb
として出力する。また、c相の誤差信号ec(=−ea
−eb)はa相及びb相の両誤差信号ea,ebを演算
器28に出力して求める。
【0011】この求められた誤差信号ea,eb,ec
に基づいて、出力電流ia〜icのなかで基準電流より
最も小さい相の出力電流と、基準電流より最も大きい相
の出力電流を決定する。そして、例えば最も小さい相の
出力電流を基準電流に近づけるべく該相のパルス密度を
上げるように該相の上下アームのサイリスタのオン・オ
フする回数を増加させる。又、最も大きい相の出力電流
を基準電流に近づけるべく該相のパルス密度を下げるよ
うに該相の上下アームのサイリスタのオン・オフする回
数を減少させる。つまり、この回数の制御は1つの電流
パルスIp毎にその時の誤差信号ea,eb,ecに基
づいてどのサイリスタをオン(点弧)させるかを判定
し、その判定結果に基づいて決定されたサイリスタがオ
ン(点弧)されてパルス密度が制御される。
に基づいて、出力電流ia〜icのなかで基準電流より
最も小さい相の出力電流と、基準電流より最も大きい相
の出力電流を決定する。そして、例えば最も小さい相の
出力電流を基準電流に近づけるべく該相のパルス密度を
上げるように該相の上下アームのサイリスタのオン・オ
フする回数を増加させる。又、最も大きい相の出力電流
を基準電流に近づけるべく該相のパルス密度を下げるよ
うに該相の上下アームのサイリスタのオン・オフする回
数を減少させる。つまり、この回数の制御は1つの電流
パルスIp毎にその時の誤差信号ea,eb,ecに基
づいてどのサイリスタをオン(点弧)させるかを判定
し、その判定結果に基づいて決定されたサイリスタがオ
ン(点弧)されてパルス密度が制御される。
【0012】このようにして、誤差信号ea〜ecに基
づいてインバータ13から出力するパルス密度を制御す
ることによって各相の出力電流ia〜icはその出力波
形が制御されることになる。尚、このパルス密度の制御
については、前記したY.Murai and T.A.Lipo."High Fre
quency Series Resonant DC Link Power Conversion,",
IEEE IAS Annual Meeting Conference Record,1988,pp.
772-779.を参照すればより明解に理解されるであろう。
づいてインバータ13から出力するパルス密度を制御す
ることによって各相の出力電流ia〜icはその出力波
形が制御されることになる。尚、このパルス密度の制御
については、前記したY.Murai and T.A.Lipo."High Fre
quency Series Resonant DC Link Power Conversion,",
IEEE IAS Annual Meeting Conference Record,1988,pp.
772-779.を参照すればより明解に理解されるであろう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、3相誘導モ
ータのようにインダクタンスを含む負荷に出力電流ia
〜icを制御する場合、前記電流制御ループにおいて目
標値と現在値との偏差にそれぞれの微分値や積分値を加
えて電流パルスIpの密度を制御しても出力電流に直ち
に反映されず、この遅れによって出力電流ia〜icが
振動を引き起こしていた。
ータのようにインダクタンスを含む負荷に出力電流ia
〜icを制御する場合、前記電流制御ループにおいて目
標値と現在値との偏差にそれぞれの微分値や積分値を加
えて電流パルスIpの密度を制御しても出力電流に直ち
に反映されず、この遅れによって出力電流ia〜icが
振動を引き起こしていた。
【0014】つまり、この制御方法では、常にその時々
において最も振幅誤差の誤差が大きい相のものを小さく
すべく点弧するサイリスタを選択しているため、基準信
号との相対的関係に基づいて点弧される相のサイリスタ
が一義的に選択され点弧されることはない。又、振幅誤
差の大きい相の電流を制御すること及びその制御が直ち
に反映されないことから、共振回路12から見た場合、
共振回路は常に大きく変化するする負荷に接続され電流
制御していることになる。従って、その時々で大きく変
化する負荷を制御する共振回路12にとっては、安定な
電流制御は望めないものであった。その結果、図8に示
すように、共振回路12中の共振コンデンサの端子間電
圧及び共振回路12から出力される電流パルスIpは大
きさ及び周期が不揃いになり精度の高い出力波形の制御
ができないという問題が生じていた。
において最も振幅誤差の誤差が大きい相のものを小さく
すべく点弧するサイリスタを選択しているため、基準信
号との相対的関係に基づいて点弧される相のサイリスタ
が一義的に選択され点弧されることはない。又、振幅誤
差の大きい相の電流を制御すること及びその制御が直ち
に反映されないことから、共振回路12から見た場合、
共振回路は常に大きく変化するする負荷に接続され電流
制御していることになる。従って、その時々で大きく変
化する負荷を制御する共振回路12にとっては、安定な
電流制御は望めないものであった。その結果、図8に示
すように、共振回路12中の共振コンデンサの端子間電
圧及び共振回路12から出力される電流パルスIpは大
きさ及び周期が不揃いになり精度の高い出力波形の制御
ができないという問題が生じていた。
【0015】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は振動成分の少ない出力電
流を生成するとともに、共振回路からみて大きさ及び周
期の揃った電流パルスを生成することができる電流共振
形インバータの制御方法を提供することにある。
れたものであって、その目的は振動成分の少ない出力電
流を生成するとともに、共振回路からみて大きさ及び周
期の揃った電流パルスを生成することができる電流共振
形インバータの制御方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、共振回路からの電流パルスをイ
ンバータ回路を介して各相の電力線に振り分ける際、そ
の電流パルス密度を基準信号と該相の出力電流の偏差に
基づいて行うようにした電流共振形インバータの制御方
法において、各相の基準信号のうちの1つの基準信号の
一周期について複数個の期間に区分し、その区分した複
数の期間をそれぞれ領域とし、その1つの基準信号に基
づいてその時々の領域を判断するとともに、その領域毎
に1つの相の電力線を特定し、該相の出力電流の絶対値
が基準信号の絶対値より大きいかどうか判断し、出力電
流の絶対値の方が大きい時、該出力電流が小さくなるよ
うに、特定した相に供給する電流パルスを短絡させてパ
ルス密度を減少させ、出力電流の絶対値の方が小さい
時、特定した相の電流パルス密度を固定して特定した相
以外の相の電流パルス密度を制御するようにした。
め、請求項1の発明は、共振回路からの電流パルスをイ
ンバータ回路を介して各相の電力線に振り分ける際、そ
の電流パルス密度を基準信号と該相の出力電流の偏差に
基づいて行うようにした電流共振形インバータの制御方
法において、各相の基準信号のうちの1つの基準信号の
一周期について複数個の期間に区分し、その区分した複
数の期間をそれぞれ領域とし、その1つの基準信号に基
づいてその時々の領域を判断するとともに、その領域毎
に1つの相の電力線を特定し、該相の出力電流の絶対値
が基準信号の絶対値より大きいかどうか判断し、出力電
流の絶対値の方が大きい時、該出力電流が小さくなるよ
うに、特定した相に供給する電流パルスを短絡させてパ
ルス密度を減少させ、出力電流の絶対値の方が小さい
時、特定した相の電流パルス密度を固定して特定した相
以外の相の電流パルス密度を制御するようにした。
【0017】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電力線は3相であって、各基準信号は互いに120
度位相がずれた正弦波でり、その各相の基準信号のうち
の1つの基準信号の一周期について6個に等区分し、そ
の区分した6つの領域毎に1つの相の電力線を特定する
相は、各基準信号について、1つだけ他の2つの基準信
号の値とその値の正負が異なる基準信号の相を特定の相
とした。
て、電力線は3相であって、各基準信号は互いに120
度位相がずれた正弦波でり、その各相の基準信号のうち
の1つの基準信号の一周期について6個に等区分し、そ
の区分した6つの領域毎に1つの相の電力線を特定する
相は、各基準信号について、1つだけ他の2つの基準信
号の値とその値の正負が異なる基準信号の相を特定の相
とした。
【0018】請求項3の発明は、共振コンデンサと共振
コイルが直列に接続された直列形の共振回路からの電流
パルスをインバータ回路の上下アームのスイッチング素
子を介して3相の電力線に振り分け、フィルタコンデン
サにて平滑化して得た出力電流を3相誘導モータに出力
する際、その電流パルス密度を3相誘導モータの回転周
波数と3相誘導モータを所望のトルクにするトルク指令
値に基づいて作成された互いに120度位相がずれた正
弦波の基準信号と該相の出力電流の偏差に基づいて行う
ようにした電流共振形インバータの制御方法において、
各相の基準信号のうちの1つの基準信号の一周期につい
て6個に等区分し、その区分した6つの領域をその1つ
の基準信号に基づいてその時々の領域を判断するととも
に、その領域毎に、その時の各基準信号について、1つ
だけ他の2つの基準信号の値とその値の正負が異なる基
準信号の相を特定の相とし、該相の出力電流の絶対値が
基準信号の絶対値より大きいかどうか判断し、出力電流
の絶対値の方が大きい時、該出力電流が小さくなるよう
に、該相の上下アームのスイッチング素子を動作させて
該相に供給する電流パルスを短絡させパルス密度を減少
させ、出力電流の絶対値の方が小さい時、特定した相の
電流パルス密度を固定して特定した相以外の相の電流パ
ルス密度を特定した相以外の相のスイッチング素子にて
制御するようにした。
コイルが直列に接続された直列形の共振回路からの電流
パルスをインバータ回路の上下アームのスイッチング素
子を介して3相の電力線に振り分け、フィルタコンデン
サにて平滑化して得た出力電流を3相誘導モータに出力
する際、その電流パルス密度を3相誘導モータの回転周
波数と3相誘導モータを所望のトルクにするトルク指令
値に基づいて作成された互いに120度位相がずれた正
弦波の基準信号と該相の出力電流の偏差に基づいて行う
ようにした電流共振形インバータの制御方法において、
各相の基準信号のうちの1つの基準信号の一周期につい
て6個に等区分し、その区分した6つの領域をその1つ
の基準信号に基づいてその時々の領域を判断するととも
に、その領域毎に、その時の各基準信号について、1つ
だけ他の2つの基準信号の値とその値の正負が異なる基
準信号の相を特定の相とし、該相の出力電流の絶対値が
基準信号の絶対値より大きいかどうか判断し、出力電流
の絶対値の方が大きい時、該出力電流が小さくなるよう
に、該相の上下アームのスイッチング素子を動作させて
該相に供給する電流パルスを短絡させパルス密度を減少
させ、出力電流の絶対値の方が小さい時、特定した相の
電流パルス密度を固定して特定した相以外の相の電流パ
ルス密度を特定した相以外の相のスイッチング素子にて
制御するようにした。
【0019】請求項4の発明は、共振回路からの電流パ
ルスをインバータ回路を介して各相の電力線に振り分け
る際、その電流パルス密度を基準信号と該相の出力電流
の偏差に基づいて制御するようにした電流共振形インバ
ータの制御方法において、各相の基準信号のうちの1つ
の基準信号の一周期を、特定の相の基準信号の絶対値が
継続して最大になる期間単位に区分し、その区分した複
数の期間をそれぞれ領域とし、各領域毎に基準信号の絶
対値が最大になる電力線を特定し、その特定された電力
線の基準信号が正の場合には特定された電力線が接続さ
れているインバータ回路の上アームのスイッチング素子
をオンさせ、基準信号が負の場合には特定された電力線
が接続されているインバータ回路の下アームのスイッチ
ング素子をオンさせ、そのオン決定において、上アーム
のスイッチング素子をオン動作が決定された場合にはオ
ンすべき下アームの1つのスイッチング素子を選択し、
下アームのスイッチング素子をオン動作が決定された場
合にはオンすべき上アームの1つのスイッチング素子を
選択することによって各相の電流が各基準値に近づくよ
うに電流パルス密度を制御するようにした。
ルスをインバータ回路を介して各相の電力線に振り分け
る際、その電流パルス密度を基準信号と該相の出力電流
の偏差に基づいて制御するようにした電流共振形インバ
ータの制御方法において、各相の基準信号のうちの1つ
の基準信号の一周期を、特定の相の基準信号の絶対値が
継続して最大になる期間単位に区分し、その区分した複
数の期間をそれぞれ領域とし、各領域毎に基準信号の絶
対値が最大になる電力線を特定し、その特定された電力
線の基準信号が正の場合には特定された電力線が接続さ
れているインバータ回路の上アームのスイッチング素子
をオンさせ、基準信号が負の場合には特定された電力線
が接続されているインバータ回路の下アームのスイッチ
ング素子をオンさせ、そのオン決定において、上アーム
のスイッチング素子をオン動作が決定された場合にはオ
ンすべき下アームの1つのスイッチング素子を選択し、
下アームのスイッチング素子をオン動作が決定された場
合にはオンすべき上アームの1つのスイッチング素子を
選択することによって各相の電流が各基準値に近づくよ
うに電流パルス密度を制御するようにした。
【0020】
【作用】請求項1〜3の発明によれば、該相の出力電流
の絶対値が基準信号の絶対値より大きい時、該出力電流
が小さくなるように、特定した相に供給する電流パルス
を短絡させてパルス密度を積極的に減少させる。反対
に、出力電流の絶対値の方が小さい時、特定した相の電
流パルス密度を固定して積極的に制御しないようにし
た。いいかえれば、出力電流は常に値を小さする方向に
だけ積極的に制御される形となる。その結果、大きくす
る方向に制御するのに比べて出力電流に大きなが振動が
生じ難い。又、複数個の領域を設定し、その設定した領
域での制御は制御対象の相が特定される。従って、制御
は単純化されるとともに、共振回路は予想外の大きな負
荷の変動に左右され難くなる。
の絶対値が基準信号の絶対値より大きい時、該出力電流
が小さくなるように、特定した相に供給する電流パルス
を短絡させてパルス密度を積極的に減少させる。反対
に、出力電流の絶対値の方が小さい時、特定した相の電
流パルス密度を固定して積極的に制御しないようにし
た。いいかえれば、出力電流は常に値を小さする方向に
だけ積極的に制御される形となる。その結果、大きくす
る方向に制御するのに比べて出力電流に大きなが振動が
生じ難い。又、複数個の領域を設定し、その設定した領
域での制御は制御対象の相が特定される。従って、制御
は単純化されるとともに、共振回路は予想外の大きな負
荷の変動に左右され難くなる。
【0021】請求項4の発明によれば、複数個の1つの
基準信号の絶対値か継続して最大となる領域を設定し、
その設定した領域での制御は制御対象の相が特定され
る。従って、制御は単純化されるとともに、共振回路は
予想外の大きな負荷の変動に左右され難くなる。
基準信号の絶対値か継続して最大となる領域を設定し、
その設定した領域での制御は制御対象の相が特定され
る。従って、制御は単純化されるとともに、共振回路は
予想外の大きな負荷の変動に左右され難くなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。図1に電流共振形インバータシ
ステムを示す。尚、説明の便宜上、図5と同様の構成に
ついては同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図4に従って説明する。図1に電流共振形インバータシ
ステムを示す。尚、説明の便宜上、図5と同様の構成に
ついては同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0023】共振回路12は共振コンデンサC0 ,共振
コイルL0 及びコイルLd とから構成されている。共振
コンデンサC0 と共振コイルL0 が直列に接続され、共
振コンデンサC0 の他端は入力コンバータ11のプラス
端子に接続され、共振コイルL0 の他端はインバータ1
3のプラス端子に接続されている。コイルLd は共振コ
ンデンサC0 に対して並列に接続されている。
コイルL0 及びコイルLd とから構成されている。共振
コンデンサC0 と共振コイルL0 が直列に接続され、共
振コンデンサC0 の他端は入力コンバータ11のプラス
端子に接続され、共振コイルL0 の他端はインバータ1
3のプラス端子に接続されている。コイルLd は共振コ
ンデンサC0 に対して並列に接続されている。
【0024】そして、入力コンバータ11の上下アーム
のサイリスタg,h,−g,−hが所定の点弧制御され
て生成される所定周期のプラス電圧のパルス信号が共振
回路12に入力される。即ち、入力コンバータ11は電
流パルスIpの基になるパルス信号を出力する。
のサイリスタg,h,−g,−hが所定の点弧制御され
て生成される所定周期のプラス電圧のパルス信号が共振
回路12に入力される。即ち、入力コンバータ11は電
流パルスIpの基になるパルス信号を出力する。
【0025】このパルス信号によって共振コンデンサC
0 と共振コイルL0 に共振電流が流れ、図4に示すよう
に共振コンデンサC0 の端子間電圧VC0に対して電流パ
ルスIpが生成される。コイルLd は次段のインバータ
13のサイリスタa〜c,−a〜−cがターンオフして
いる間、電流が流れ共振コンデンサC0 を充電する。こ
の充電によって、共振コンデンサC0 は次のインバータ
13の点弧によって電流パルスIpを出力することがで
きるようになる。
0 と共振コイルL0 に共振電流が流れ、図4に示すよう
に共振コンデンサC0 の端子間電圧VC0に対して電流パ
ルスIpが生成される。コイルLd は次段のインバータ
13のサイリスタa〜c,−a〜−cがターンオフして
いる間、電流が流れ共振コンデンサC0 を充電する。こ
の充電によって、共振コンデンサC0 は次のインバータ
13の点弧によって電流パルスIpを出力することがで
きるようになる。
【0026】一方、各相の電力線La,Lb,Lcは3
相誘導モータMに接続されている。そして、同モータM
はインバータ13から出力されフィルタコンデンサCに
て平滑化された出力電流ia,ib,icに基づいて駆
動制御される。
相誘導モータMに接続されている。そして、同モータM
はインバータ13から出力されフィルタコンデンサCに
て平滑化された出力電流ia,ib,icに基づいて駆
動制御される。
【0027】a相とb相の電力線La,Lbには電流検
出器15,16が設けられ、電流検出器15,16はそ
の時々の出力電流ia,ibを検出する。又、モータM
には回転検出器17が設けられ、回転検出器17はモー
タMのその時々の回転周波数(以下、実回転周波数とい
う)を検出する。
出器15,16が設けられ、電流検出器15,16はそ
の時々の出力電流ia,ibを検出する。又、モータM
には回転検出器17が設けられ、回転検出器17はモー
タMのその時々の回転周波数(以下、実回転周波数とい
う)を検出する。
【0028】また、図示しないが、共振コンデンサC0
、各フィルタコンデンサC及び直流電源Eには該コン
デンサC0 ,Cの電圧及び電源電圧を検出する電圧検出
器がそれぞれ設けられ、各検出信号はコントローラ18
に出力される。さらに、図示しないが、コイルLd には
該コイルLd に流れる電流を検出する電流検出器が設け
られ、その検出信号はコントローラ18に出力される。
、各フィルタコンデンサC及び直流電源Eには該コン
デンサC0 ,Cの電圧及び電源電圧を検出する電圧検出
器がそれぞれ設けられ、各検出信号はコントローラ18
に出力される。さらに、図示しないが、コイルLd には
該コイルLd に流れる電流を検出する電流検出器が設け
られ、その検出信号はコントローラ18に出力される。
【0029】コントローラ18はインバータ13の各サ
イリスタa〜c,−a〜−c及び入力コンバータ11の
各サイリスタg〜h,−g〜−hをオン(点弧)制御す
る。コントローラ18は、電流検出器15,16及び位
置検出器17からその時々の検出信号を入力する。コン
トローラ18は電流検出器15,16及び位置検出器1
7からの検出信号に基づいて以下のように出力電流i
a,ib,icの出力波形の制御を行うようになってい
る。
イリスタa〜c,−a〜−c及び入力コンバータ11の
各サイリスタg〜h,−g〜−hをオン(点弧)制御す
る。コントローラ18は、電流検出器15,16及び位
置検出器17からその時々の検出信号を入力する。コン
トローラ18は電流検出器15,16及び位置検出器1
7からの検出信号に基づいて以下のように出力電流i
a,ib,icの出力波形の制御を行うようになってい
る。
【0030】コントローラ18による出力電流ia,i
b,icの出力波形制御は図2に示す処理で実行され
る。コントローラ18は基準信号生成回路部18aにて
回転検出器17からの実回転周波数の信号と、図示しな
い外部装置からモータMのトルクを指令するトルク指令
値とに基づいてa相とb相の基準信号ia* ,ib
* と、a相の基準信号ia* を基準とする角度信号θと
を生成する基準信号生成手段である。
b,icの出力波形制御は図2に示す処理で実行され
る。コントローラ18は基準信号生成回路部18aにて
回転検出器17からの実回転周波数の信号と、図示しな
い外部装置からモータMのトルクを指令するトルク指令
値とに基づいてa相とb相の基準信号ia* ,ib
* と、a相の基準信号ia* を基準とする角度信号θと
を生成する基準信号生成手段である。
【0031】a相とb相の基準信号ia* ,ib* は正
弦波であって、その周波数は実回転周波数とトルク指令
値によって決まる滑り周波数を加減算して公知の方法で
求めたモータMのトルクを指令するための周波数であ
る。又、a相とb相の基準信号ia* ,ib* の振幅値
はトルク指令値を用いて公知の方法で求めた値である。
即ち、この基準信号ia* ,ib* はa相、b相の出力
電流ia,ibの目標出力電流といえる。
弦波であって、その周波数は実回転周波数とトルク指令
値によって決まる滑り周波数を加減算して公知の方法で
求めたモータMのトルクを指令するための周波数であ
る。又、a相とb相の基準信号ia* ,ib* の振幅値
はトルク指令値を用いて公知の方法で求めた値である。
即ち、この基準信号ia* ,ib* はa相、b相の出力
電流ia,ibの目標出力電流といえる。
【0032】そして、基準信号生成回路部18aは、図
3に示すように基準信号ia* を基準として120度遅
れた正弦波となるb相の基準信号ib* を生成する。ち
なみに、c相の基準信号ic* の正弦波は図3に示すよ
うに基準信号ia* に対して240度遅れた正弦波とな
るが、基準信号生成回路部18a内では生成しない。
又、基準信号生成回路部18aは、基準信号ia* を基
準としたその角度信号θを生成し出力する。
3に示すように基準信号ia* を基準として120度遅
れた正弦波となるb相の基準信号ib* を生成する。ち
なみに、c相の基準信号ic* の正弦波は図3に示すよ
うに基準信号ia* に対して240度遅れた正弦波とな
るが、基準信号生成回路部18a内では生成しない。
又、基準信号生成回路部18aは、基準信号ia* を基
準としたその角度信号θを生成し出力する。
【0033】a相とb相の基準信号ia* ,ib* が生
成されると、電流検出器15,16が検出したa相とb
相の基準信号ia,ibとで、コントローラ18は誤差
信号生成回路部18bにて各相の誤差信号ea,eb,
ecを求める。この誤差信号ea,eb,ecを求める
誤差信号生成回路部18bの電流制御ループは図7で示
した従来の電流制御ループと同じ方法で行われる。従っ
て、その誤差信号生成回路部18bの説明は便宜上省略
する。
成されると、電流検出器15,16が検出したa相とb
相の基準信号ia,ibとで、コントローラ18は誤差
信号生成回路部18bにて各相の誤差信号ea,eb,
ecを求める。この誤差信号ea,eb,ecを求める
誤差信号生成回路部18bの電流制御ループは図7で示
した従来の電流制御ループと同じ方法で行われる。従っ
て、その誤差信号生成回路部18bの説明は便宜上省略
する。
【0034】誤差信号生成回路部18bで生成された誤
差信号ea,eb,ecはサイリスタ選択回路部18c
に出力される。サイリスタ選択回路部18cは誤差信号
ea,eb,ecと基準信号生成回路部18aの角度信
号θとに基づいて6個のサイリスタa〜c,−a〜−c
のどのサイリスタを点弧させるか選択するサイリスタ選
択回路である。
差信号ea,eb,ecはサイリスタ選択回路部18c
に出力される。サイリスタ選択回路部18cは誤差信号
ea,eb,ecと基準信号生成回路部18aの角度信
号θとに基づいて6個のサイリスタa〜c,−a〜−c
のどのサイリスタを点弧させるか選択するサイリスタ選
択回路である。
【0035】この選択は図3に示すように行われる。即
ち、基準信号ia* の周期を基準にとして1周期360
度を60度間隔に6つの領域Z1〜Z6を設定する。第
1領域Z1は0度〜60度の範囲、第2領域Z2は60
度〜120度の範囲、第3領域Z3は120度〜180
度の範囲、第4領域Z4は180度〜240度の範囲、
第5領域Z5は240度〜300度の範囲、第6領域Z
6は300度〜360度(0度)の範囲に設定する。こ
の6つの領域Z1〜Z6の区分は、図3に示すように振
幅値が最大又は最小値をとる基準信号がその領域にそれ
ぞれ存在しかつ、その最大又は最小値をとる基準信号の
値に対して他の2つの基準信号の値が正負逆の値をとる
領域にそれぞれ区分されている。そして、サイリスタ選
択回路部18cによる各領域Z1〜Z6の判断は前記角
度信号θに基づいて判断するようになっている。
ち、基準信号ia* の周期を基準にとして1周期360
度を60度間隔に6つの領域Z1〜Z6を設定する。第
1領域Z1は0度〜60度の範囲、第2領域Z2は60
度〜120度の範囲、第3領域Z3は120度〜180
度の範囲、第4領域Z4は180度〜240度の範囲、
第5領域Z5は240度〜300度の範囲、第6領域Z
6は300度〜360度(0度)の範囲に設定する。こ
の6つの領域Z1〜Z6の区分は、図3に示すように振
幅値が最大又は最小値をとる基準信号がその領域にそれ
ぞれ存在しかつ、その最大又は最小値をとる基準信号の
値に対して他の2つの基準信号の値が正負逆の値をとる
領域にそれぞれ区分されている。そして、サイリスタ選
択回路部18cによる各領域Z1〜Z6の判断は前記角
度信号θに基づいて判断するようになっている。
【0036】サイリスタ選択回路部18cは各領域Z1
〜Z6毎に常に点弧の対象となる特定のサイリスタ(以
下、特定サイリスタという)と各誤差信号ea,eb,
ecの大小に基づいて点弧の対象となるサイリスタ(以
下、選定サイリスタという)を選択する。
〜Z6毎に常に点弧の対象となる特定のサイリスタ(以
下、特定サイリスタという)と各誤差信号ea,eb,
ecの大小に基づいて点弧の対象となるサイリスタ(以
下、選定サイリスタという)を選択する。
【0037】第1領域Z1において、特定サイリスタは
下アームに設けたb相のサイリスタ−bにする。又、選
定サイリスタは誤差信号ebがeb≧0の場合には上ア
ームのb相に設けたサイリスタbにする。又、eb<0
の場合には、誤差信号ea,ecを比較する。そして、
ec≧eaの場合、上アームのc相に設けたサイリスタ
cを、反対にec<eaの場合、上アームのa相に設け
たサイリスタaを選定サイリスタとして点弧の対象にす
る。
下アームに設けたb相のサイリスタ−bにする。又、選
定サイリスタは誤差信号ebがeb≧0の場合には上ア
ームのb相に設けたサイリスタbにする。又、eb<0
の場合には、誤差信号ea,ecを比較する。そして、
ec≧eaの場合、上アームのc相に設けたサイリスタ
cを、反対にec<eaの場合、上アームのa相に設け
たサイリスタaを選定サイリスタとして点弧の対象にす
る。
【0038】第2領域Z2において、特定サイリスタは
上アームに設けたa相のサイリスタaにする。又、選定
サイリスタは誤差信号eaがea<0の場合には下アー
ムのa相に設けたサイリスタ−aにする。又、ea≧0
の場合には、誤差信号eb,ecを比較する。そして、
ec≧ebの場合、下アームのb相に設けたサイリスタ
−bを、反対にec<ebの場合、下アームのc相に設
けたサイリスタ−cを選定サイリスタとして点弧の対象
にする。
上アームに設けたa相のサイリスタaにする。又、選定
サイリスタは誤差信号eaがea<0の場合には下アー
ムのa相に設けたサイリスタ−aにする。又、ea≧0
の場合には、誤差信号eb,ecを比較する。そして、
ec≧ebの場合、下アームのb相に設けたサイリスタ
−bを、反対にec<ebの場合、下アームのc相に設
けたサイリスタ−cを選定サイリスタとして点弧の対象
にする。
【0039】第3領域Z3において、特定サイリスタは
下アームに設けたc相のサイリスタ−cにする。又、選
定サイリスタは誤差信号ecがec≧0の場合には上ア
ームのc相に設けたサイリスタcにする。又、ec<0
の場合には、誤差信号ea,ebを比較する。そして、
ea≧ebの場合、上アームのa相に設けたサイリスタ
aを、反対にea<ebの場合、上アームのb相に設け
たサイリスタbを選定サイリスタとして点弧の対象にす
る。
下アームに設けたc相のサイリスタ−cにする。又、選
定サイリスタは誤差信号ecがec≧0の場合には上ア
ームのc相に設けたサイリスタcにする。又、ec<0
の場合には、誤差信号ea,ebを比較する。そして、
ea≧ebの場合、上アームのa相に設けたサイリスタ
aを、反対にea<ebの場合、上アームのb相に設け
たサイリスタbを選定サイリスタとして点弧の対象にす
る。
【0040】第4領域Z4において、特定サイリスタは
上アームに設けたb相のサイリスタbにする。又、選定
サイリスタは誤差信号ebがeb<0の場合には下アー
ムのb相に設けたサイリスタ−bにする。又、eb≧0
の場合には、誤差信号ea,ecを比較する。そして、
ea≧ecの場合、下アームのc相に設けたサイリスタ
−cを、反対にea<ecの場合、下アームのa相に設
けたサイリスタ−aを選定サイリスタとして点弧の対象
にする。
上アームに設けたb相のサイリスタbにする。又、選定
サイリスタは誤差信号ebがeb<0の場合には下アー
ムのb相に設けたサイリスタ−bにする。又、eb≧0
の場合には、誤差信号ea,ecを比較する。そして、
ea≧ecの場合、下アームのc相に設けたサイリスタ
−cを、反対にea<ecの場合、下アームのa相に設
けたサイリスタ−aを選定サイリスタとして点弧の対象
にする。
【0041】第5領域Z5において、特定サイリスタは
下アームに設けたa相のサイリスタ−aにする。又、選
定サイリスタは誤差信号eaがea≧0の場合には上ア
ームのa相に設けたサイリスタaにする。又、ea<0
の場合には、誤差信号eb,ecを比較する。そして、
eb≧ecの場合、上アームのb相に設けたサイリスタ
bを、反対にea<ecの場合、上アームのc相に設け
たサイリスタcを選定サイリスタとして点弧の対象にす
る。
下アームに設けたa相のサイリスタ−aにする。又、選
定サイリスタは誤差信号eaがea≧0の場合には上ア
ームのa相に設けたサイリスタaにする。又、ea<0
の場合には、誤差信号eb,ecを比較する。そして、
eb≧ecの場合、上アームのb相に設けたサイリスタ
bを、反対にea<ecの場合、上アームのc相に設け
たサイリスタcを選定サイリスタとして点弧の対象にす
る。
【0042】第6領域Z6において、特定サイリスタは
上アームに設けたc相のサイリスタcにする。又、選定
サイリスタは誤差信号ecがeb<0の場合には下アー
ムのc相に設けたサイリスタ−cにする。又、ec≧0
の場合には、誤差信号ea,ebを比較する。そして、
eb≧eaの場合、下アームのa相に設けたサイリスタ
−aを、反対にeb<eaの場合、下アームのb相に設
けたサイリスタ−bを選定サイリスタとして点弧の対象
にする。
上アームに設けたc相のサイリスタcにする。又、選定
サイリスタは誤差信号ecがeb<0の場合には下アー
ムのc相に設けたサイリスタ−cにする。又、ec≧0
の場合には、誤差信号ea,ebを比較する。そして、
eb≧eaの場合、下アームのa相に設けたサイリスタ
−aを、反対にeb<eaの場合、下アームのb相に設
けたサイリスタ−bを選定サイリスタとして点弧の対象
にする。
【0043】そして、この各領域Z1〜Z6毎に設定さ
れたそれぞれ3通りの点弧パターンのデータはコントロ
ーラ18の記憶手段に予め記憶されている。サイリスタ
選択回路部18cに特定サイリスタと選定サイリスタが
選択されると、コントローラ18はその選択したサイリ
スタに点弧信号を出力して該サイリスタをオンさせる。
この点弧信号を出力するタイミングは公知の方法で行わ
れ共振コンデンサC0 の電圧、フィルタコンデンサCの
電圧及び直流電源Eの電圧に基づいて行われる。即ち、
共振コンデンサC0 が次の電流パルスIpを出力できる
状態にある時、コントローラ18は選択した上下アーム
のサイリスタに点弧信号を出力する。そして、1つの電
流パルスIpが点弧されたサイリスタを介して電力線に
出力された後、該サイリスタがターンオフすると、次に
点弧するサイリスタを前記と同様に選択し点弧させるよ
うになっている。
れたそれぞれ3通りの点弧パターンのデータはコントロ
ーラ18の記憶手段に予め記憶されている。サイリスタ
選択回路部18cに特定サイリスタと選定サイリスタが
選択されると、コントローラ18はその選択したサイリ
スタに点弧信号を出力して該サイリスタをオンさせる。
この点弧信号を出力するタイミングは公知の方法で行わ
れ共振コンデンサC0 の電圧、フィルタコンデンサCの
電圧及び直流電源Eの電圧に基づいて行われる。即ち、
共振コンデンサC0 が次の電流パルスIpを出力できる
状態にある時、コントローラ18は選択した上下アーム
のサイリスタに点弧信号を出力する。そして、1つの電
流パルスIpが点弧されたサイリスタを介して電力線に
出力された後、該サイリスタがターンオフすると、次に
点弧するサイリスタを前記と同様に選択し点弧させるよ
うになっている。
【0044】又、コントローラ18は入力コンバータ1
1に設けたサイリスタg,h,−g,−hを点弧制御す
る。サイリスタg,h,−g,−hのどれを点弧させる
かの選択は公知の方法で行われコイルLd に流れる電流
によって選択される。又、点弧タイミングも同様に公知
の方法で行われ、共振コンデンサC0 、フィルタコンデ
ンサC及び直流電源Eの各電圧によって決定されてい
る。
1に設けたサイリスタg,h,−g,−hを点弧制御す
る。サイリスタg,h,−g,−hのどれを点弧させる
かの選択は公知の方法で行われコイルLd に流れる電流
によって選択される。又、点弧タイミングも同様に公知
の方法で行われ、共振コンデンサC0 、フィルタコンデ
ンサC及び直流電源Eの各電圧によって決定されてい
る。
【0045】次に、上記のように構成された電流共振形
インバータシステムの作用について説明する。今、モー
タMが出力電流ia,ib,icにて駆動していると
き、コントローラ18は電流パルスIpをインバータ1
3を介して出力する毎に以下の処理を実行する。基準信
号生成回路部18aは実回転周波数とトルク指令値とに
基づいてa相とb相の基準信号ia* ,ib* を誤差信
号生成回路部18bに出力するとともに角度信号θをサ
イリスタ選択回路部18cに出力する。誤差信号生成回
路部18bはこの基準信号ia* ,ib* と出力電流i
a,ibとで、各相の誤差信号ea,eb,ecを生成
し、サイリスタ選択回路部18cに出力する。サイリス
タ選択回路部18cは角度信号θに基づいて今どの領域
Z1〜Z6にあるか判断する。第1領域Z1にあるとす
ると、サイリスタ選択回路部18cは図3に示すように
下アームに設けたb相のサイリスタ−bを特定サイリス
タにする。即ち、第1領域Z1においてb相の基準信号
ib* は最小値を含む負の値であるので、b相の電力線
Lbは大きな値でモータMから電流が抜かれる必要があ
りそのためにb相のサイリスタ−bを特定サイリスタに
している。
インバータシステムの作用について説明する。今、モー
タMが出力電流ia,ib,icにて駆動していると
き、コントローラ18は電流パルスIpをインバータ1
3を介して出力する毎に以下の処理を実行する。基準信
号生成回路部18aは実回転周波数とトルク指令値とに
基づいてa相とb相の基準信号ia* ,ib* を誤差信
号生成回路部18bに出力するとともに角度信号θをサ
イリスタ選択回路部18cに出力する。誤差信号生成回
路部18bはこの基準信号ia* ,ib* と出力電流i
a,ibとで、各相の誤差信号ea,eb,ecを生成
し、サイリスタ選択回路部18cに出力する。サイリス
タ選択回路部18cは角度信号θに基づいて今どの領域
Z1〜Z6にあるか判断する。第1領域Z1にあるとす
ると、サイリスタ選択回路部18cは図3に示すように
下アームに設けたb相のサイリスタ−bを特定サイリス
タにする。即ち、第1領域Z1においてb相の基準信号
ib* は最小値を含む負の値であるので、b相の電力線
Lbは大きな値でモータMから電流が抜かれる必要があ
りそのためにb相のサイリスタ−bを特定サイリスタに
している。
【0046】次に、サイリスタ選択回路部18cは誤差
信号ebがeb≧0かどうか、b相の出力電流ibが基
準信号ib* より小さいか判断する。そして、eb≧0
の場合には上アームのb相に設けたサイリスタbを選定
サイリスタとする。即ち、この時のb相の出力電流ib
が基準信号ib* より小さいので、b相の電力線Lbに
電流パルスIpを流して出力電流ibを基準信号ib*
に近づける必要があるからである。
信号ebがeb≧0かどうか、b相の出力電流ibが基
準信号ib* より小さいか判断する。そして、eb≧0
の場合には上アームのb相に設けたサイリスタbを選定
サイリスタとする。即ち、この時のb相の出力電流ib
が基準信号ib* より小さいので、b相の電力線Lbに
電流パルスIpを流して出力電流ibを基準信号ib*
に近づける必要があるからである。
【0047】又、eb<0の場合(出力電流ibが基準
信号ib* より大きい場合)には、誤差信号eaと誤差
信号ecと比較してec≧eaかどうか判断し、大きい
方の誤差信号に対応する相に設けられた上アームのサイ
リスタを選定サイリスタとする。即ち、誤差信号ea,
ecが共に正の値の場合(共に基準信号のほうが大きな
値)、大きい値となる相のサイリスタにする。この場
合、共に基準信号ia*,ic* のほうが出力電流i
a,icより大きな値なので、その大きな相の方に電流
パルスIpを流し全体として誤差を小さな値に平均化す
る必要があるからである。同様に、誤差信号ea,ec
の一方が正で他方が負の値の場合、大きい値となる相の
サイリスタにする。
信号ib* より大きい場合)には、誤差信号eaと誤差
信号ecと比較してec≧eaかどうか判断し、大きい
方の誤差信号に対応する相に設けられた上アームのサイ
リスタを選定サイリスタとする。即ち、誤差信号ea,
ecが共に正の値の場合(共に基準信号のほうが大きな
値)、大きい値となる相のサイリスタにする。この場
合、共に基準信号ia*,ic* のほうが出力電流i
a,icより大きな値なので、その大きな相の方に電流
パルスIpを流し全体として誤差を小さな値に平均化す
る必要があるからである。同様に、誤差信号ea,ec
の一方が正で他方が負の値の場合、大きい値となる相の
サイリスタにする。
【0048】誤差信号ea,ecが共に負の場合(共に
基準信号ia* ,ic* のほうが出力電流ia,icよ
り小さい値)、その絶対値が小さい値となる相のサイリ
スタにする。この場合、絶対値が大きい(出力電流が基
準信号より大きい割合が大きい)相に電流パルスIpを
流すとさらにその誤差が大きくなるので、絶対値が小さ
い相に電流パルスIpを流して誤差の拡大を抑える必要
があるからである。
基準信号ia* ,ic* のほうが出力電流ia,icよ
り小さい値)、その絶対値が小さい値となる相のサイリ
スタにする。この場合、絶対値が大きい(出力電流が基
準信号より大きい割合が大きい)相に電流パルスIpを
流すとさらにその誤差が大きくなるので、絶対値が小さ
い相に電流パルスIpを流して誤差の拡大を抑える必要
があるからである。
【0049】サイリスタ選択回路部18cが上記判断処
理にて特定サイリスタ−bと選定サイリスタa,b又は
cを選択すると、コントローラ18は所定のタイミング
でその選択したサイリスタを同時に点弧させて1つの電
流パルスIpを対応する相の電力線に流す。
理にて特定サイリスタ−bと選定サイリスタa,b又は
cを選択すると、コントローラ18は所定のタイミング
でその選択したサイリスタを同時に点弧させて1つの電
流パルスIpを対応する相の電力線に流す。
【0050】以後、1つの電流パルスIpを流す毎に、
上記と同じ処理を行い特定サイリスタ−bと上アームの
サイリスタを選択し同時に点弧する動作を第1領域Z1
が過ぎるまで繰り返す。
上記と同じ処理を行い特定サイリスタ−bと上アームの
サイリスタを選択し同時に点弧する動作を第1領域Z1
が過ぎるまで繰り返す。
【0051】次に、第2領域Z2に入ると、サイリスタ
選択回路部18cは図3に示すように上アームに設けた
a相のサイリスタaを特定サイリスタにする。即ち、第
2領域Z2においてa相の基準信号ia* は最大値を含
む正の値であるので、a相の電力線Laは大きな値でモ
ータMに電流を流す必要がありそのためにa相のサイリ
スタaを特定サイリスタにしている。
選択回路部18cは図3に示すように上アームに設けた
a相のサイリスタaを特定サイリスタにする。即ち、第
2領域Z2においてa相の基準信号ia* は最大値を含
む正の値であるので、a相の電力線Laは大きな値でモ
ータMに電流を流す必要がありそのためにa相のサイリ
スタaを特定サイリスタにしている。
【0052】次に、サイリスタ選択回路部18cは誤差
信号eaがea<0かどうか、a相の出力電流iaが基
準信号ia* より大きいか判断する。そして、ea<0
の場合には下アームのa相に設けたサイリスタ−aを選
定サイリスタとする。即ち、この時のa相の出力電流i
aが基準信号ia* より大きいので、a相の電力線Lb
に流がす電流を少なく、即ち短絡させ出力電流iaを基
準信号ia* に近づける必要があるからである。
信号eaがea<0かどうか、a相の出力電流iaが基
準信号ia* より大きいか判断する。そして、ea<0
の場合には下アームのa相に設けたサイリスタ−aを選
定サイリスタとする。即ち、この時のa相の出力電流i
aが基準信号ia* より大きいので、a相の電力線Lb
に流がす電流を少なく、即ち短絡させ出力電流iaを基
準信号ia* に近づける必要があるからである。
【0053】又、ea≧0の場合(出力電流iaが基準
信号ia* より小さい場合)には、誤差信号ebと誤差
信号ecと比較してec≧ebかどうか判断し、大きい
方の誤差信号に対応する相に設けられた下アームのサイ
リスタを選定サイリスタとする。即ち、誤差信号eb,
ecが共に正の値の場合(共に基準信号ib* ,ic *
より出力電流ib,icのほうが小さい値)、小さい値
となる相のサイリスタにする。この場合、値が大きい
(出力電流が基準信号より小さい割合が大きい)相の電
力線の電流を抜くようにするとさらにその誤差が大きく
なるので、値が小さい相の電力線の電流を抜くようにし
て誤差の拡大を抑える必要があるからである。
信号ia* より小さい場合)には、誤差信号ebと誤差
信号ecと比較してec≧ebかどうか判断し、大きい
方の誤差信号に対応する相に設けられた下アームのサイ
リスタを選定サイリスタとする。即ち、誤差信号eb,
ecが共に正の値の場合(共に基準信号ib* ,ic *
より出力電流ib,icのほうが小さい値)、小さい値
となる相のサイリスタにする。この場合、値が大きい
(出力電流が基準信号より小さい割合が大きい)相の電
力線の電流を抜くようにするとさらにその誤差が大きく
なるので、値が小さい相の電力線の電流を抜くようにし
て誤差の拡大を抑える必要があるからである。
【0054】誤差信号ea,ecが共に負の場合(共に
基準信号ia* ,ic* より出力電流ia,icのほう
が大きい値)、その絶対値が大きい値となる相のサイリ
スタにする。この場合、共に出力電流ib,icは基準
信号ib* ,ic* より小さい負の値なので、その絶対
値の大きい相の電力線の電流を抜くようにして基準信号
に近づけ誤差を小さくする必要があるからである。同様
に、誤差信号ea,ecの一方が正で他方が負の値の場
合、小さい値となる相のサイリスタにする。
基準信号ia* ,ic* より出力電流ia,icのほう
が大きい値)、その絶対値が大きい値となる相のサイリ
スタにする。この場合、共に出力電流ib,icは基準
信号ib* ,ic* より小さい負の値なので、その絶対
値の大きい相の電力線の電流を抜くようにして基準信号
に近づけ誤差を小さくする必要があるからである。同様
に、誤差信号ea,ecの一方が正で他方が負の値の場
合、小さい値となる相のサイリスタにする。
【0055】サイリスタ選択回路部18cが上記判断処
理にて特定サイリスタaと選定サイリスタ−a,−b又
は−cを選択すると、コントローラ18は所定のタイミ
ングでその選択したサイリスタを同時に点弧させて1つ
の電流パルスIpを対応する相の電力線に流す。
理にて特定サイリスタaと選定サイリスタ−a,−b又
は−cを選択すると、コントローラ18は所定のタイミ
ングでその選択したサイリスタを同時に点弧させて1つ
の電流パルスIpを対応する相の電力線に流す。
【0056】以後、1つの電流パルスIpを流す毎に、
上記と同じ処理を行い特定サイリスタaと上アームのサ
イリスタを選択し同時に点弧する動作を第2領域Z2が
過ぎるまで繰り返す。
上記と同じ処理を行い特定サイリスタaと上アームのサ
イリスタを選択し同時に点弧する動作を第2領域Z2が
過ぎるまで繰り返す。
【0057】次に、第3領域Z3に入ると、サイリスタ
選択回路部18cは図3に示すように下アームに設けた
c相のサイリスタ−cを特定サイリスタにする。即ち、
第1領域Z1で説明した趣旨と同じように第3領域Z3
においてC相の基準信号ic * は最小値を含む負の値で
あるので、C相の電力線LCは大きな値でモータMから
電流が抜かれる必要がありそのためにC相のサイリスタ
−cを特定サイリスタにしている。
選択回路部18cは図3に示すように下アームに設けた
c相のサイリスタ−cを特定サイリスタにする。即ち、
第1領域Z1で説明した趣旨と同じように第3領域Z3
においてC相の基準信号ic * は最小値を含む負の値で
あるので、C相の電力線LCは大きな値でモータMから
電流が抜かれる必要がありそのためにC相のサイリスタ
−cを特定サイリスタにしている。
【0058】そして、選定サイリスタの選択も第3領域
Z3においては、第1領域Z1で説明した趣旨と同じ方
法で上アームの3個のサイリスタa〜cのいずれか1つ
を選定サイリスタとして選択する。
Z3においては、第1領域Z1で説明した趣旨と同じ方
法で上アームの3個のサイリスタa〜cのいずれか1つ
を選定サイリスタとして選択する。
【0059】次に、第4領域Z4に入ると、サイリスタ
選択回路部18cは図3に示すように上アームに設けた
b相のサイリスタbを特定サイリスタにする。即ち、第
2領域Z2で説明した趣旨と同じように第4領域Z4に
おいてb相の基準信号ib*は最大値を含む正の値であ
るので、b相の電力線Lbは大きな値でモータMに電流
を流す必要がありそのためにb相のサイリスタbを特定
サイリスタにしている。
選択回路部18cは図3に示すように上アームに設けた
b相のサイリスタbを特定サイリスタにする。即ち、第
2領域Z2で説明した趣旨と同じように第4領域Z4に
おいてb相の基準信号ib*は最大値を含む正の値であ
るので、b相の電力線Lbは大きな値でモータMに電流
を流す必要がありそのためにb相のサイリスタbを特定
サイリスタにしている。
【0060】そして、選定サイリスタの選択も第4領域
Z4においては、第2領域Z2で説明した趣旨と同じ方
法で下アームの3個のサイリスタ−a〜−cのいずれか
1つを選定サイリスタとして選択する。
Z4においては、第2領域Z2で説明した趣旨と同じ方
法で下アームの3個のサイリスタ−a〜−cのいずれか
1つを選定サイリスタとして選択する。
【0061】同様に、第5領域Z5の場合は第1及び第
3領域Z1,Z3と同様な目的で特定及び選定サイリス
タを選択する。又、第6領域Z6の場合は第2及び第4
領域Z2,Z4と同様な目的で特定及び選定サイリスタ
を選択する。
3領域Z1,Z3と同様な目的で特定及び選定サイリス
タを選択する。又、第6領域Z6の場合は第2及び第4
領域Z2,Z4と同様な目的で特定及び選定サイリスタ
を選択する。
【0062】このように、本実施例では、基準信号ia
* を60度毎に区分し、その区分した領域Z1〜Z6内
において、それぞれ点弧するサイリスタの組み合わせを
3通りに設定した。従って、各領域Z1〜Z6において
点弧するサイリスタのデータは少なく、コントローラ1
8内の記憶手段の記憶容量の増大を抑えることができ
る。しかも、各領域Z1〜Z6とも、点弧するサイリス
タの組み合わせが3通りしかないので、非常に制御が単
純になり処理速度の高速化が図れる。
* を60度毎に区分し、その区分した領域Z1〜Z6内
において、それぞれ点弧するサイリスタの組み合わせを
3通りに設定した。従って、各領域Z1〜Z6において
点弧するサイリスタのデータは少なく、コントローラ1
8内の記憶手段の記憶容量の増大を抑えることができ
る。しかも、各領域Z1〜Z6とも、点弧するサイリス
タの組み合わせが3通りしかないので、非常に制御が単
純になり処理速度の高速化が図れる。
【0063】又、各領域Z1〜Z6は1つの基準信号の
振幅値が正又は負の値をとるとき、他の2の基準信号が
共に1つの基準信号の値に対して正負逆の値をとるよう
に基準信号ia* を基準に60度毎に区分して設定し
た。従って、常に点弧させる上又は下アームの特定サイ
リスタの選択が容易に決めることができ、そして、特定
サイリスタが下アームであれば、上アームのサイリス
タ、特定サイリスタが上アームであれば、下アームのサ
イリスタを選定サイリスタとして選定すればよいので、
制御データの設計が非常に簡単でしかも設計ミスが少な
くなる。
振幅値が正又は負の値をとるとき、他の2の基準信号が
共に1つの基準信号の値に対して正負逆の値をとるよう
に基準信号ia* を基準に60度毎に区分して設定し
た。従って、常に点弧させる上又は下アームの特定サイ
リスタの選択が容易に決めることができ、そして、特定
サイリスタが下アームであれば、上アームのサイリス
タ、特定サイリスタが上アームであれば、下アームのサ
イリスタを選定サイリスタとして選定すればよいので、
制御データの設計が非常に簡単でしかも設計ミスが少な
くなる。
【0064】又、各領域Z1〜Z6において、他の2の
基準信号の値に対して反対の正負逆の値をとる1つの基
準信号に対応する相のサイリスタ(基準信号が負ならば
下アームのサイリスタ、正ならば上アームのサイリス
タ)を特定サイリスタとして点弧対象とした。そして、
上アームのサイリスタが特定サイリスタならば、該相の
電力線に電流が供給される。
基準信号の値に対して反対の正負逆の値をとる1つの基
準信号に対応する相のサイリスタ(基準信号が負ならば
下アームのサイリスタ、正ならば上アームのサイリス
タ)を特定サイリスタとして点弧対象とした。そして、
上アームのサイリスタが特定サイリスタならば、該相の
電力線に電流が供給される。
【0065】この時、基準信号より出力電流のほうが大
きい時には、該基準信号に対応する下アームのサイリス
タを選定サイリスタとして点弧させ短絡させるようにし
た。従って、出力電流は減少し基準信号に近づき誤差を
小さくすることができる。
きい時には、該基準信号に対応する下アームのサイリス
タを選定サイリスタとして点弧させ短絡させるようにし
た。従って、出力電流は減少し基準信号に近づき誤差を
小さくすることができる。
【0066】反対に、基準信号より出力電流のほうが小
さい時には、該基準信号に対応する下アームのサイリス
タを選定サイリスタとして点弧させ短絡させないで、該
基準信号に対応しない2つの相の下アームのサイリスタ
のうちの1つを選定サイリスタの対象とした。従って、
電力線に供給される電流は短絡しないので、特定サイリ
スタで点弧させて該電力線に供給される電流に基づいて
出力電流は制御されている。
さい時には、該基準信号に対応する下アームのサイリス
タを選定サイリスタとして点弧させ短絡させないで、該
基準信号に対応しない2つの相の下アームのサイリスタ
のうちの1つを選定サイリスタの対象とした。従って、
電力線に供給される電流は短絡しないので、特定サイリ
スタで点弧させて該電力線に供給される電流に基づいて
出力電流は制御されている。
【0067】そして、この時には、他の2つの相の誤差
信号の大小によって選定サイリスタを選択した。即ち、
両誤差信号が共に正の値の場合(共に基準信号より出力
電流のほうが小さい値)、小さい値となる相のサイリス
タにした。従って、出力電流が基準信号より小さい割合
が大きい相の電力線の電流が抜かれない、即ち短絡され
ることがないで、該相の誤差がさらに拡大されることは
ない。又、誤差信号が共に負の場合(共に基準信号より
出力電流のほうが大きい値)、その絶対値が大きい値と
なる相のサイリスタにする。従って、その絶対値の大き
い相の電力線の電流が抜かれる、即ち短絡されるので、
誤差の大きい出力電流が基準信号に近づき誤差を小さく
することができる。又、同様に、誤差信号の一方が正で
他方が負の値の場合、小さい値となる相のサイリスタに
しても同様である。
信号の大小によって選定サイリスタを選択した。即ち、
両誤差信号が共に正の値の場合(共に基準信号より出力
電流のほうが小さい値)、小さい値となる相のサイリス
タにした。従って、出力電流が基準信号より小さい割合
が大きい相の電力線の電流が抜かれない、即ち短絡され
ることがないで、該相の誤差がさらに拡大されることは
ない。又、誤差信号が共に負の場合(共に基準信号より
出力電流のほうが大きい値)、その絶対値が大きい値と
なる相のサイリスタにする。従って、その絶対値の大き
い相の電力線の電流が抜かれる、即ち短絡されるので、
誤差の大きい出力電流が基準信号に近づき誤差を小さく
することができる。又、同様に、誤差信号の一方が正で
他方が負の値の場合、小さい値となる相のサイリスタに
しても同様である。
【0068】又、各領域Z1〜Z6において、特定サイ
リスタに制御される相の出力電流がその基準信号より振
幅値の絶対値が大きいときに、その絶対値が小さくなる
ように選定サイリスタにて短絡させて積極的に制御して
いる。反対に、出力電流がその基準信号より振幅値の絶
対値が小さいときには、積極的にその絶対値が大きくな
るような制御はしていない。つまり、出力電流の値を小
さくする方向の制御、即ち抑える方向の制御を行うよう
にした。従って、出力電流の値を大きい方向に制御して
基準信号に近づける場合は、出力電流がオーバーシュー
ト及びアンダーシュートし、振動が生ずるが、本実施例
の場合には生じ難く安定した出力波形を生成することが
できる。
リスタに制御される相の出力電流がその基準信号より振
幅値の絶対値が大きいときに、その絶対値が小さくなる
ように選定サイリスタにて短絡させて積極的に制御して
いる。反対に、出力電流がその基準信号より振幅値の絶
対値が小さいときには、積極的にその絶対値が大きくな
るような制御はしていない。つまり、出力電流の値を小
さくする方向の制御、即ち抑える方向の制御を行うよう
にした。従って、出力電流の値を大きい方向に制御して
基準信号に近づける場合は、出力電流がオーバーシュー
ト及びアンダーシュートし、振動が生ずるが、本実施例
の場合には生じ難く安定した出力波形を生成することが
できる。
【0069】さらに、従来の場合は常に誤差の大きい相
のサイリスタが点弧対象として制御されていたが、本実
施例では必ずしも点弧対象とはならず、常に各領域Z1
〜Z6毎に予め定められた範囲のサイリスタが選択され
る。従って、共振回路12から見た場合には、大きな負
荷の変化に左右され難くなっている。その結果、共振回
路12は安定した動作が行うことができ、常にきれいな
安定した電流パルスIpを出力することができ、ひいて
は振動の少ない電流制御を行うことができる。
のサイリスタが点弧対象として制御されていたが、本実
施例では必ずしも点弧対象とはならず、常に各領域Z1
〜Z6毎に予め定められた範囲のサイリスタが選択され
る。従って、共振回路12から見た場合には、大きな負
荷の変化に左右され難くなっている。その結果、共振回
路12は安定した動作が行うことができ、常にきれいな
安定した電流パルスIpを出力することができ、ひいて
は振動の少ない電流制御を行うことができる。
【0070】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、負荷として3相誘導モータMに具体化した
が、負荷はインダクタンスを含む負荷であればよく、例
えば、その他各種モータや変圧器等の制御に具体化して
もよい。
ではなく、負荷として3相誘導モータMに具体化した
が、負荷はインダクタンスを含む負荷であればよく、例
えば、その他各種モータや変圧器等の制御に具体化して
もよい。
【0071】又、前記実施例では60度間隔に6つの領
域Z1〜Z6に区分し、その点弧するサイリスタのパタ
ーンを複数個設定してたが、これに限定されることはな
い。例えば、120度間隔に3個の領域に区分したり、
逆に30度間隔に12個の領域に区分して実施してもよ
い。3個に区分した場合、点弧するサイリスタのパター
ンの数を少なくすることができる利点があり、12個の
領域に区分した場合には、よりきめの細かい感度のよい
制御が可能となる。
域Z1〜Z6に区分し、その点弧するサイリスタのパタ
ーンを複数個設定してたが、これに限定されることはな
い。例えば、120度間隔に3個の領域に区分したり、
逆に30度間隔に12個の領域に区分して実施してもよ
い。3個に区分した場合、点弧するサイリスタのパター
ンの数を少なくすることができる利点があり、12個の
領域に区分した場合には、よりきめの細かい感度のよい
制御が可能となる。
【0072】さらに、各領域を、各相の基準信号のうち
の1つの基準信号の一周期を特定の相の基準信号の絶対
値が継続して最大になる期間単位に区分して領域として
もよい。そして、領域において、その特定された電力線
の基準信号が正の場合には特定された電力線が接続され
ている上アームのスイッチング素子をオンさせ、下アー
ムの1つのスイッチング素子を各相の電流が各基準値に
近づくように適宜選択する。反対に、領域において基準
信号が負の場合には特定された電力線が接続されている
下アームのスイッチング素子をオンさせ、上アームの1
つのスイッチング素子を各相の電流が各基準値に近づく
ように適宜選択する。この場合でも前記実施例と同様に
制御は単純化されるとともに、共振回路は予想外の大き
な負荷の変動に左右され難くなる。
の1つの基準信号の一周期を特定の相の基準信号の絶対
値が継続して最大になる期間単位に区分して領域として
もよい。そして、領域において、その特定された電力線
の基準信号が正の場合には特定された電力線が接続され
ている上アームのスイッチング素子をオンさせ、下アー
ムの1つのスイッチング素子を各相の電流が各基準値に
近づくように適宜選択する。反対に、領域において基準
信号が負の場合には特定された電力線が接続されている
下アームのスイッチング素子をオンさせ、上アームの1
つのスイッチング素子を各相の電流が各基準値に近づく
ように適宜選択する。この場合でも前記実施例と同様に
制御は単純化されるとともに、共振回路は予想外の大き
な負荷の変動に左右され難くなる。
【0073】又、前記実施例で共振コンデンサC0 と共
振コイルL0 を直列に接続するとともに、共振コンデン
サC0 に対してコイルLd を並列接続した直列形の共振
回路で具体化したが、これに限定されるものではない。
例えば、共振コンデンサC0と共振コイルL0 のみ直列
形の共振回路、共振コンデンサC0 と共振コイルL0を
直列回路に対して並列にコイルLd を接続した直列形の
共振回路等に具体化してもよい。勿論、共振コンデンサ
C0 と共振コイルL0 がインバータ回路に対してともに
並列に接続された並列形の共振回路に具体化させてもよ
い。
振コイルL0 を直列に接続するとともに、共振コンデン
サC0 に対してコイルLd を並列接続した直列形の共振
回路で具体化したが、これに限定されるものではない。
例えば、共振コンデンサC0と共振コイルL0 のみ直列
形の共振回路、共振コンデンサC0 と共振コイルL0を
直列回路に対して並列にコイルLd を接続した直列形の
共振回路等に具体化してもよい。勿論、共振コンデンサ
C0 と共振コイルL0 がインバータ回路に対してともに
並列に接続された並列形の共振回路に具体化させてもよ
い。
【0074】又、前記実施例では、入力コンバータ1
1,インバータ回路13のスイッチン素子をサイリスタ
で具体化したがこれに限定されるものではない。例え
ば、バイポーラトランジスタやMOSトランジスタ、静
電誘導形トランジスタ(SIT)等のスイッチング素子
で具体化してもよい。
1,インバータ回路13のスイッチン素子をサイリスタ
で具体化したがこれに限定されるものではない。例え
ば、バイポーラトランジスタやMOSトランジスタ、静
電誘導形トランジスタ(SIT)等のスイッチング素子
で具体化してもよい。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
振動成分の少ない出力電流を生成することができるとと
もに、共振回路からみて大きさ及び周期の揃った電流パ
ルスを生成することができる優れた効果がある。
振動成分の少ない出力電流を生成することができるとと
もに、共振回路からみて大きさ及び周期の揃った電流パ
ルスを生成することができる優れた効果がある。
【図1】本発明を具体化した電流共振形インバータシス
テムを示す回路図である。
テムを示す回路図である。
【図2】コントローラよる処理動作を説明するためのブ
ロック回路図である。
ロック回路図である。
【図3】各領域毎の点弧対象となるサイリスタのパター
ンを説明するための概念図である。
ンを説明するための概念図である。
【図4】共振コンデンサの端子間電圧と電流パルスとの
関係を示す波形図である。
関係を示す波形図である。
【図5】従来の電流共振形インバータシステムを説明す
るための回路図である。
るための回路図である。
【図6】基準信号の概念を説明する波形図である。
【図7】誤差信号を求める電流制御ループを説明する回
路図である。
路図である。
【図8】従来の共振コンデンサの端子間電圧と電流パル
スとの関係を示す波形図である。
スとの関係を示す波形図である。
12…共振回路、13…インバータ回路、15,16…
電流検出器、17…回転検出器、18…コントローラ、
Ip…電流パルス、C0 …共振コンデンサ、L0 …共振
コイル、Ld …コイル、a〜c,−a〜−c…サイリス
タ、C…フィルタコンデンサ、E…直流電源、La,L
b,Lc…電力線、M…3相誘導モータ、ia* ,ib
* ,ic* …基準信号、ia,ib,ic…出力電流。
電流検出器、17…回転検出器、18…コントローラ、
Ip…電流パルス、C0 …共振コンデンサ、L0 …共振
コイル、Ld …コイル、a〜c,−a〜−c…サイリス
タ、C…フィルタコンデンサ、E…直流電源、La,L
b,Lc…電力線、M…3相誘導モータ、ia* ,ib
* ,ic* …基準信号、ia,ib,ic…出力電流。
Claims (4)
- 【請求項1】 共振回路からの電流パルスをインバータ
回路を介して各相の電力線に振り分ける際、その電流パ
ルス密度を基準信号と該相の出力電流の偏差に基づいて
行うようにした電流共振形インバータの制御方法におい
て、 各相の基準信号のうちの1つの基準信号の一周期につい
て複数個の期間に区分し、その区分した複数の期間をそ
れぞれ領域とし、その1つの基準信号に基づいてその時
々の領域を判断するとともに、その領域毎に1つの相の
電力線を特定し、該相の出力電流の絶対値が基準信号の
絶対値より大きいかどうか判断し、 出力電流の絶対値の方が大きい時、該出力電流が小さく
なるように、特定した相に供給する電流パルスを短絡さ
せてパルス密度を減少させ、出力電流の絶対値の方が小
さい時、特定した相の電流パルス密度を固定して特定し
た相以外の相の電流パルス密度を制御するようにした電
流共振形インバータの制御方法。 - 【請求項2】 電力線は3相であって、各基準信号は互
いに120度位相がずれた正弦波であって、その各相の
基準信号のうちの1つの基準信号の一周期について6個
に等区分し、その区分した6つの領域毎に1つの相の電
力線を特定する相は、各基準信号について、1つだけ他
の2つの基準信号の値とその値の正負が異なる基準信号
の相を特定の相とした請求項1に記載の電流共振形イン
バータの制御方法。 - 【請求項3】 共振コンデンサと共振コイルが直列に接
続された直列形の共振回路からの電流パルスをインバー
タ回路の上下アームのスイッチング素子を介して3相の
電力線に振り分け、フィルタコンデンサにて平滑化して
得た出力電流を3相誘導モータに出力する際、その電流
パルス密度を3相誘導モータの回転周波数と3相誘導モ
ータを所望のトルクにするトルク指令値に基づいて作成
された互いに120度位相がずれた正弦波の基準信号と
該相の出力電流の偏差に基づいて行うようにした電流共
振形インバータの制御方法において、 各相の基準信号のうちの1つの基準信号の一周期につい
て6個に等区分し、その区分した6つの領域をその1つ
の基準信号に基づいてその時々の領域を判断するととも
に、その領域毎に、その時の各基準信号について、1つ
だけ他の2つの基準信号の値とその値の正負が異なる基
準信号の相を特定の相とし、該相の出力電流の絶対値が
基準信号の絶対値より大きいかどうか判断し、 出力電流の絶対値の方が大きい時、該出力電流が小さく
なるように、該相の上下アームのスイッチング素子を動
作させて該相に供給する電流パルスを短絡させパルス密
度を減少させ、出力電流の絶対値の方が小さい時、特定
した相の電流パルス密度を固定して特定した相以外の相
の電流パルス密度を特定した相以外の相のスイッチング
素子にて制御するようにした電流共振形インバータの制
御方法。 - 【請求項4】 共振回路からの電流パルスをインバータ
回路を介して各相の電力線に振り分ける際、その電流パ
ルス密度を基準信号と該相の出力電流の偏差に基づいて
制御するようにした電流共振形インバータの制御方法に
おいて、 各相の基準信号のうちの1つの基準信号の一周期を、特
定の相の基準信号の絶対値が継続して最大になる期間単
位に区分し、その区分した複数の期間をそれぞれ領域と
し、各領域毎に基準信号の絶対値が最大になる電力線を
特定し、その特定された電力線の基準信号が正の場合に
は特定された電力線が接続されているインバータ回路の
上アームのスイッチング素子をオンさせ、基準信号が負
の場合には特定された電力線が接続されているインバー
タ回路の下アームのスイッチング素子をオンさせ、その
オン決定において、上アームのスイッチング素子をオン
動作が決定された場合にはオンすべき下アームの1つの
スイッチング素子を選択し、下アームのスイッチング素
子をオン動作が決定された場合にはオンすべき上アーム
の1つのスイッチング素子を選択することによって各相
の電流が各基準値に近づくように電流パルス密度を制御
するようにした電流共振形インバータの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6032692A JPH07245958A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 電流共振形インバータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6032692A JPH07245958A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 電流共振形インバータの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07245958A true JPH07245958A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12365920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6032692A Pending JPH07245958A (ja) | 1994-03-02 | 1994-03-02 | 電流共振形インバータの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07245958A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1722468A3 (en) * | 2005-05-11 | 2007-02-14 | Fujinon Corporation | Motor drive circuit |
| JP2014520022A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-08-21 | ボンバルディアー トランスポーテーション ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 導体配列の複数のセグメントを用いた車両に電気エネルギを伝送するためのシステム及び方法 |
-
1994
- 1994-03-02 JP JP6032692A patent/JPH07245958A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1722468A3 (en) * | 2005-05-11 | 2007-02-14 | Fujinon Corporation | Motor drive circuit |
| US7248013B2 (en) | 2005-05-11 | 2007-07-24 | Fujinon Corporation | Motor drive circuit |
| JP2014520022A (ja) * | 2011-06-10 | 2014-08-21 | ボンバルディアー トランスポーテーション ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 導体配列の複数のセグメントを用いた車両に電気エネルギを伝送するためのシステム及び方法 |
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