JPH07245987A - 負荷監視装置 - Google Patents
負荷監視装置Info
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- JPH07245987A JPH07245987A JP6034989A JP3498994A JPH07245987A JP H07245987 A JPH07245987 A JP H07245987A JP 6034989 A JP6034989 A JP 6034989A JP 3498994 A JP3498994 A JP 3498994A JP H07245987 A JPH07245987 A JP H07245987A
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アイドル運転時におけるモータ電力値を負荷
運転時のモータ電力値から減算した値に基づいてモータ
電力値を求めて作業自体の負荷に相応するモータ電力に
よる負荷の監視を可能とする。 【構成】 アイドル運転時のモータ電力値を電力演算手
段21にて求め、これを記憶部12へ記憶しておき、負
荷運転中に電力演算手段21で求めた負荷運転時のモー
タ電力値から、記憶部12より読出したアイドル運転時
のモータ電力値を減算し、この減算電力値を比較手段2
6にて記憶部12から読出した適正モータ電力範囲と比
較し、前記減算電力値が適正モータ電力範囲内か否かを
判断し、適正モータ電力範囲外の場合に異常信号を出力
部15へ出力し、モータ制御部2にてモータMに対する
給電を遮断する。
運転時のモータ電力値から減算した値に基づいてモータ
電力値を求めて作業自体の負荷に相応するモータ電力に
よる負荷の監視を可能とする。 【構成】 アイドル運転時のモータ電力値を電力演算手
段21にて求め、これを記憶部12へ記憶しておき、負
荷運転中に電力演算手段21で求めた負荷運転時のモー
タ電力値から、記憶部12より読出したアイドル運転時
のモータ電力値を減算し、この減算電力値を比較手段2
6にて記憶部12から読出した適正モータ電力範囲と比
較し、前記減算電力値が適正モータ電力範囲内か否かを
判断し、適正モータ電力範囲外の場合に異常信号を出力
部15へ出力し、モータ制御部2にてモータMに対する
給電を遮断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動源として電動モータ
が用いられている工作機械等の各種機械の負荷を監視す
る装置に関する。
が用いられている工作機械等の各種機械の負荷を監視す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動源としてモータが用いられている、
例えば工作機械において、負荷異常状態が発生すると、
そのままの状態でモータを駆動し続けることは、モータ
の焼損,工具の損傷を招き、また大幅な効率の低下を招
くこととなるから、作業中における負荷の監視は欠くこ
との出来ない重要な監視項目の一つとなっている。この
ため従来よりモータに対する給電電力値(モータ電力値
という)を検出し、その負荷を求め、負荷が適正範囲内
に収まるようモータ電力を調整し、またモータに対する
給電を遮断することが行われている。
例えば工作機械において、負荷異常状態が発生すると、
そのままの状態でモータを駆動し続けることは、モータ
の焼損,工具の損傷を招き、また大幅な効率の低下を招
くこととなるから、作業中における負荷の監視は欠くこ
との出来ない重要な監視項目の一つとなっている。この
ため従来よりモータに対する給電電力値(モータ電力値
という)を検出し、その負荷を求め、負荷が適正範囲内
に収まるようモータ電力を調整し、またモータに対する
給電を遮断することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては工作機械にて作業を行っている状態、即ち負荷運転
中のモータ電力を求めて負荷を監視しているが、モータ
の負荷を知る上では支障はないものの、近年は単に過負
荷の監視のみならず工作機械が実施している作業自体の
負荷(実負荷をいう)変動,モータトルク値の監視、更
には表示部を通じてのトルク変動の拡大観察による監視
等各種機能に対する要求が強いが、これらに対応出来な
いという問題があった。
ては工作機械にて作業を行っている状態、即ち負荷運転
中のモータ電力を求めて負荷を監視しているが、モータ
の負荷を知る上では支障はないものの、近年は単に過負
荷の監視のみならず工作機械が実施している作業自体の
負荷(実負荷をいう)変動,モータトルク値の監視、更
には表示部を通じてのトルク変動の拡大観察による監視
等各種機能に対する要求が強いが、これらに対応出来な
いという問題があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは負荷運転時のモータ電
力値からアイドル運転時のモータ電力値を減算すること
で、作業自体に対応した実負荷,実トルクの監視を可能
とすると共に、表示スケールの変更により必要に応じて
電力値,トルク値の拡大表示を可能とした負荷監視装置
を提供するにある。
あって、その目的とするところは負荷運転時のモータ電
力値からアイドル運転時のモータ電力値を減算すること
で、作業自体に対応した実負荷,実トルクの監視を可能
とすると共に、表示スケールの変更により必要に応じて
電力値,トルク値の拡大表示を可能とした負荷監視装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る負荷監
視装置は、動力源としてのモータを備え、アイドル運
転,負荷運転が実施される負荷監視対象機械における前
記負荷運転時のモータ電力値を求め、このモータ電力値
が予め定めた適正電力範囲内か否かを判断してモータの
負荷を監視する装置において、アイドル運転時のモータ
電力値と負荷運転時の適正モータ電力範囲とを記憶する
記憶部と、負荷運転時のモータ電力値を求める手段と、
該手段で求めた負荷運転時のモータ電力値から前記記憶
部に記憶させたアイドル運転時のモータ電力値を減算す
る手段と、該手段で求めた減算した電力値が、前記記憶
部に記憶されている適正電力範囲内か否かを比較し、適
正電力範囲外の場合に異常信号を出力する比較手段とを
具備することを特徴とする。
視装置は、動力源としてのモータを備え、アイドル運
転,負荷運転が実施される負荷監視対象機械における前
記負荷運転時のモータ電力値を求め、このモータ電力値
が予め定めた適正電力範囲内か否かを判断してモータの
負荷を監視する装置において、アイドル運転時のモータ
電力値と負荷運転時の適正モータ電力範囲とを記憶する
記憶部と、負荷運転時のモータ電力値を求める手段と、
該手段で求めた負荷運転時のモータ電力値から前記記憶
部に記憶させたアイドル運転時のモータ電力値を減算す
る手段と、該手段で求めた減算した電力値が、前記記憶
部に記憶されている適正電力範囲内か否かを比較し、適
正電力範囲外の場合に異常信号を出力する比較手段とを
具備することを特徴とする。
【0006】第2の発明に係る負荷監視装置は、動力源
としてのモータを備え、該モータに動力伝達機構を介在
させて負荷を連結し、アイドル運転,負荷運転が実施さ
れる負荷監視対象機械における前記負荷運転時のモータ
電力値からトルク値を求め、このトルク値が適正か否か
を判断して負荷を監視する装置において、モータ仕様,
アイドル運転時のモータ電力値及び負荷運転時の適正ト
ルク範囲を記憶する記憶部と、負荷運転時におけるモー
タ電力値を求める電力演算手段と、該電力演算手段で求
めた負荷運転時のモータ電力値から前記記憶部に記憶さ
れているアイドル運転時のモータ電力値を減算した減算
電力値を求める手段と、負荷運転時のモータ電源の周波
数を検出する手段又は前記動力伝達機構の出力軸の回転
数を求める手段と、求めたモータ電源周波数又は出力軸
の回転数と前記減算電力値及び前記記憶部に記憶されて
いるモータ仕様とに基づいて負荷運転時のトルク値を求
める手段と、該手段で求めたトルク値を前記記憶部に記
憶されている適正トルク範囲と比較し、適正トルク範囲
外の場合に、異常信号を出力する比較手段とを備えたこ
とを特徴とする。
としてのモータを備え、該モータに動力伝達機構を介在
させて負荷を連結し、アイドル運転,負荷運転が実施さ
れる負荷監視対象機械における前記負荷運転時のモータ
電力値からトルク値を求め、このトルク値が適正か否か
を判断して負荷を監視する装置において、モータ仕様,
アイドル運転時のモータ電力値及び負荷運転時の適正ト
ルク範囲を記憶する記憶部と、負荷運転時におけるモー
タ電力値を求める電力演算手段と、該電力演算手段で求
めた負荷運転時のモータ電力値から前記記憶部に記憶さ
れているアイドル運転時のモータ電力値を減算した減算
電力値を求める手段と、負荷運転時のモータ電源の周波
数を検出する手段又は前記動力伝達機構の出力軸の回転
数を求める手段と、求めたモータ電源周波数又は出力軸
の回転数と前記減算電力値及び前記記憶部に記憶されて
いるモータ仕様とに基づいて負荷運転時のトルク値を求
める手段と、該手段で求めたトルク値を前記記憶部に記
憶されている適正トルク範囲と比較し、適正トルク範囲
外の場合に、異常信号を出力する比較手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】第3発明の発明に係る負荷監視装置は、動
力源としてのモータを備え、該モータに動力伝達機構を
介在させて負荷を連結し、アイドル運転,負荷運転が実
施される負荷監視対象機械における前記負荷運転時のモ
ータ電力値からトルク値を求め、このトルク値が適正か
否かを判断して負荷を監視する装置において、モータ仕
様,アイドル運転時のモータ電力値,前記表示部への表
示スケールデータ及び適正トルク範囲を記憶する記憶部
と、前記負荷運転時におけるモータ電力値を求める電力
演算手段と、該電力演算手段で求めた負荷運転時のモー
タ電力値から前記記憶部に記憶されているアイドル運転
時のモータ電力値を減算して減算電力値を求める手段
と、負荷運転時のモータ電源周波数を検出する手段又は
動力伝達機構の出力軸の回転数を求める手段と、求めた
モータ電源周波数、又は出力軸の回転数と前記減算電力
値及び前記記憶部に記憶されているモータ仕様に基づい
て負荷運転時のトルク値を求める手段と、該手段で求め
たトルク値と前記記憶部に記憶されている表示スケール
データとに基づいて表示部にトルク値を表示させるため
のスケーリング演算手段と、前記トルク値を前記記憶部
に記憶されている適正トルク範囲と比較し、適正トルク
範囲外の場合に、異常信号を出力する比較手段とを備え
ることを特徴とする。
力源としてのモータを備え、該モータに動力伝達機構を
介在させて負荷を連結し、アイドル運転,負荷運転が実
施される負荷監視対象機械における前記負荷運転時のモ
ータ電力値からトルク値を求め、このトルク値が適正か
否かを判断して負荷を監視する装置において、モータ仕
様,アイドル運転時のモータ電力値,前記表示部への表
示スケールデータ及び適正トルク範囲を記憶する記憶部
と、前記負荷運転時におけるモータ電力値を求める電力
演算手段と、該電力演算手段で求めた負荷運転時のモー
タ電力値から前記記憶部に記憶されているアイドル運転
時のモータ電力値を減算して減算電力値を求める手段
と、負荷運転時のモータ電源周波数を検出する手段又は
動力伝達機構の出力軸の回転数を求める手段と、求めた
モータ電源周波数、又は出力軸の回転数と前記減算電力
値及び前記記憶部に記憶されているモータ仕様に基づい
て負荷運転時のトルク値を求める手段と、該手段で求め
たトルク値と前記記憶部に記憶されている表示スケール
データとに基づいて表示部にトルク値を表示させるため
のスケーリング演算手段と、前記トルク値を前記記憶部
に記憶されている適正トルク範囲と比較し、適正トルク
範囲外の場合に、異常信号を出力する比較手段とを備え
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】第1の発明にあっては負荷運転時のモータ電力
値からアイドル運転時のモータ電力値を減算することで
アイドル運転時の無負荷損をキャンセルした値について
適正モータ電力範囲か否かを判断出来て、作業自体の実
負荷を監視することが可能となる外、適正モータ電力範
囲外の場合に出力される異常信号により、モータに対す
る給電の遮断等の措置を迅速に採ることが可能となる。
値からアイドル運転時のモータ電力値を減算することで
アイドル運転時の無負荷損をキャンセルした値について
適正モータ電力範囲か否かを判断出来て、作業自体の実
負荷を監視することが可能となる外、適正モータ電力範
囲外の場合に出力される異常信号により、モータに対す
る給電の遮断等の措置を迅速に採ることが可能となる。
【0009】第2の発明にあっては同じくアイドル運転
時の無負荷損をキャンセルした値及びモータ仕様とモー
タ電源周波数、又は動力伝達機構の出力軸の回転数とに
基づいてモータトルク値を求めることで作業自体に対応
する実トルク値にて負荷を監視することが可能となる。
時の無負荷損をキャンセルした値及びモータ仕様とモー
タ電源周波数、又は動力伝達機構の出力軸の回転数とに
基づいてモータトルク値を求めることで作業自体に対応
する実トルク値にて負荷を監視することが可能となる。
【0010】第3発明にあっては同じくアイドル運転時
の無負荷損をキャンセルした値に基づいてトルク値を求
め、このトルク値と表示スケールデータとに基づいてス
ケーリング演算手段にて表示部に対する表示スケールを
変更することでトルク値の推移をより精細に視認するこ
とが可能となる。
の無負荷損をキャンセルした値に基づいてトルク値を求
め、このトルク値と表示スケールデータとに基づいてス
ケーリング演算手段にて表示部に対する表示スケールを
変更することでトルク値の推移をより精細に視認するこ
とが可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る負荷監視装置の構成を
示すブロック図であり、図中Mはモータ、1は電源、2
はモータ制御部、3はモータMに対する給電線、6は本
発明に係る負荷監視装置を示している。
具体的に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係る負荷監視装置の構成を
示すブロック図であり、図中Mはモータ、1は電源、2
はモータ制御部、3はモータMに対する給電線、6は本
発明に係る負荷監視装置を示している。
【0012】電源1からの給電電力はモータ制御部2に
て調節されてモータMへ供給される。モータMには図示
しない動力伝達機構を介して、例えば工作機械の工具等
が連結され、ここに負荷が加えられるようになってい
る。モータ制御部2はモータMに対する給電電力を調節
する外、負荷監視装置6からの指令に基づき電動モータ
Mに対する給電電力の遮断制御をするようになってい
る。負荷監視装置6はCPU11、記憶部12、表示部
13、キー・端子入力部14及び出力部15を備えてい
る。
て調節されてモータMへ供給される。モータMには図示
しない動力伝達機構を介して、例えば工作機械の工具等
が連結され、ここに負荷が加えられるようになってい
る。モータ制御部2はモータMに対する給電電力を調節
する外、負荷監視装置6からの指令に基づき電動モータ
Mに対する給電電力の遮断制御をするようになってい
る。負荷監視装置6はCPU11、記憶部12、表示部
13、キー・端子入力部14及び出力部15を備えてい
る。
【0013】記憶部12にはオペレータがキー・端子入
力部14に接続してあるキーボードを通じてCPU11
を動作させることにより、適正モータ電力範囲を規定す
る上限値,下限値が書込まれる外、モータM及び工作機
械のアイドル運転時にはキー・端子入力部14からのタ
イミング信号により、CPU11の電力演算手段21か
ら出力されるアイドル運転時のモータ電力値が書込まれ
るようになっている。なお、適正モータ電力範囲を規定
する上限値,下限値は工作機械が実施する作業自体に相
応する負荷、即ち実負荷についての上限値,下限値であ
って、工作機械を継続運転してもモータの焼損,工具の
損傷を生ぜず、しかも十分な作業効率が得られる値とし
て実験的、経験的に定められる。
力部14に接続してあるキーボードを通じてCPU11
を動作させることにより、適正モータ電力範囲を規定す
る上限値,下限値が書込まれる外、モータM及び工作機
械のアイドル運転時にはキー・端子入力部14からのタ
イミング信号により、CPU11の電力演算手段21か
ら出力されるアイドル運転時のモータ電力値が書込まれ
るようになっている。なお、適正モータ電力範囲を規定
する上限値,下限値は工作機械が実施する作業自体に相
応する負荷、即ち実負荷についての上限値,下限値であ
って、工作機械を継続運転してもモータの焼損,工具の
損傷を生ぜず、しかも十分な作業効率が得られる値とし
て実験的、経験的に定められる。
【0014】CPU11は電力演算手段21、アイドル
運転時の無負荷損キャンセル手段22及び比較手段26
としての機能を備えている。電力演算手段21はモータ
制御部2からモータMに対する給電線3、キー・端子入
力部14を通じて得たデータに基づいてモータMがアイ
ドル運転状態(工作機械の工具が空転している状態)に
ある場合にはそのモータ電力値を、またモータMにて工
作機械により作業を実施している場合にはそのモータ電
力値を演算し、アイドル運転時のモータ電力値は前述し
た如くキー・端子入力部14からのタイミング信号にて
記憶部12へ記憶させ、また負荷運転時のモータ電力値
は、これをアイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手
段22へ与える。アイドル運転時のモータ電力値として
は予め経験的に求めてある値を記憶部12へ記憶させて
もよい。
運転時の無負荷損キャンセル手段22及び比較手段26
としての機能を備えている。電力演算手段21はモータ
制御部2からモータMに対する給電線3、キー・端子入
力部14を通じて得たデータに基づいてモータMがアイ
ドル運転状態(工作機械の工具が空転している状態)に
ある場合にはそのモータ電力値を、またモータMにて工
作機械により作業を実施している場合にはそのモータ電
力値を演算し、アイドル運転時のモータ電力値は前述し
た如くキー・端子入力部14からのタイミング信号にて
記憶部12へ記憶させ、また負荷運転時のモータ電力値
は、これをアイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手
段22へ与える。アイドル運転時のモータ電力値として
は予め経験的に求めてある値を記憶部12へ記憶させて
もよい。
【0015】アイドル運転時の無負荷損キャンセル演算
手段22は電力演算手段21から与えられた負荷運転中
のモータ電力値から記憶部12より読出したアイドル運
転時のモータ電力値を減算し、その減算電力値を比較手
段26へ与えると共に、表示部13へ表示させる。
手段22は電力演算手段21から与えられた負荷運転中
のモータ電力値から記憶部12より読出したアイドル運
転時のモータ電力値を減算し、その減算電力値を比較手
段26へ与えると共に、表示部13へ表示させる。
【0016】表示部13はアイドル運転時の無負荷損を
キャンセルした値を、例えば図2(a)に示す如くに表
示する。図2(a)は実施例1の表示部13上の表示態
様を、また図2(b)はアイドル運転時の無負荷損キャ
ンセル演算手段22を備えない場合の表示部13上の表
示態様を夫々示す説明図であり、夫々横軸に時間を、ま
た縦軸にモータの定格電力を100%としたときのモー
タ電力値(%)をとって示してある。
キャンセルした値を、例えば図2(a)に示す如くに表
示する。図2(a)は実施例1の表示部13上の表示態
様を、また図2(b)はアイドル運転時の無負荷損キャ
ンセル演算手段22を備えない場合の表示部13上の表
示態様を夫々示す説明図であり、夫々横軸に時間を、ま
た縦軸にモータの定格電力を100%としたときのモー
タ電力値(%)をとって示してある。
【0017】図2(a)と図2(b)とを対比すれば明
らかな如く、図2(b)ではアイドル運転時の負荷を含
めたモータ電力値であるため、作業それ自体の負荷を認
識し難いのに対し、図2(a)では負荷運転時のモータ
電力値からアイドル運転時のモータ電力値を減算した減
算電力値が表示される結果、実負荷に相応するモータ電
力値が表示され、実負荷を一見して視認し得ることとな
る。
らかな如く、図2(b)ではアイドル運転時の負荷を含
めたモータ電力値であるため、作業それ自体の負荷を認
識し難いのに対し、図2(a)では負荷運転時のモータ
電力値からアイドル運転時のモータ電力値を減算した減
算電力値が表示される結果、実負荷に相応するモータ電
力値が表示され、実負荷を一見して視認し得ることとな
る。
【0018】比較手段26は前記アイドル運転時の無負
荷損キャンセル演算手段22から与えられた減算電力値
が記憶部12から読出した適正モータ電力範囲を規定す
る上限値及び下限値の間か否か、即ち適正モータ電力範
囲内か否かを判断し、適正モータ電力範囲内の場合は信
号を出力しないが、適正モータ電力範囲外の場合には出
力部15へ異常信号を出力する。
荷損キャンセル演算手段22から与えられた減算電力値
が記憶部12から読出した適正モータ電力範囲を規定す
る上限値及び下限値の間か否か、即ち適正モータ電力範
囲内か否かを判断し、適正モータ電力範囲内の場合は信
号を出力しないが、適正モータ電力範囲外の場合には出
力部15へ異常信号を出力する。
【0019】出力部15は異常信号が入力されると、制
御信号をモータ制御部2へ出力し、モータ制御部2にて
モータMに対する給電を遮断させる。
御信号をモータ制御部2へ出力し、モータ制御部2にて
モータMに対する給電を遮断させる。
【0020】図3は実施例1における処理過程を示すフ
ローチャートである。先ずオペレータがキー・端子入力
部14に接続されているキーボードを通じて入力した指
示によりCPU11をプログラムモードに設定し(S
1)、適正モータ電力範囲を規定する上限値,下限値を
記憶部12へ記憶させ、またモータM,工作機械のアイ
ドル運転を行ってその時のモータ電力値を電力演算手段
21にて求め、これを記憶部12へ記憶させる(S
2)。次に同じくキーボードを通じて入力した指示によ
りCPU11を監視モードに設定する(S3)。
ローチャートである。先ずオペレータがキー・端子入力
部14に接続されているキーボードを通じて入力した指
示によりCPU11をプログラムモードに設定し(S
1)、適正モータ電力範囲を規定する上限値,下限値を
記憶部12へ記憶させ、またモータM,工作機械のアイ
ドル運転を行ってその時のモータ電力値を電力演算手段
21にて求め、これを記憶部12へ記憶させる(S
2)。次に同じくキーボードを通じて入力した指示によ
りCPU11を監視モードに設定する(S3)。
【0021】負荷運転状態では電力演算手段21にてモ
ータ電力値が求められ、アイドル運転時の無負荷損キャ
ンセル演算手段22にてこのモータ電力値からアイドル
運転時のモータ電力値を減算し、この減算電力値を図2
(a)に示す如き態様で表示部13へ表示させると共
に、これを比較手段26にて適正モータ電力範囲と比較
する監視を行い、適正モータ電力範囲外の場合は異常信
号を出力部15へ出力し、出力部15はモータMに対す
る給電を遮断すべくモータ制御部2へ制御信号を出力す
る。このような実施例1にあっては作業の実負荷に相応
するモータ電力値を求めることが出来て、実負荷変動を
直接監視する上で極めて便利となる。
ータ電力値が求められ、アイドル運転時の無負荷損キャ
ンセル演算手段22にてこのモータ電力値からアイドル
運転時のモータ電力値を減算し、この減算電力値を図2
(a)に示す如き態様で表示部13へ表示させると共
に、これを比較手段26にて適正モータ電力範囲と比較
する監視を行い、適正モータ電力範囲外の場合は異常信
号を出力部15へ出力し、出力部15はモータMに対す
る給電を遮断すべくモータ制御部2へ制御信号を出力す
る。このような実施例1にあっては作業の実負荷に相応
するモータ電力値を求めることが出来て、実負荷変動を
直接監視する上で極めて便利となる。
【0022】(実施例2)この実施例2では、負荷運転
時にモータ制御部2からモータMへの給電線3を通じて
得たデータに基づき給電電力値(モータ電力という)を
求め、このモータ電力値からアイドル運転時のモータ電
力値を減算し、この減算電力値からトルク値(以下実ト
ルク値という)を求め、これを表示することが可能とな
っている。
時にモータ制御部2からモータMへの給電線3を通じて
得たデータに基づき給電電力値(モータ電力という)を
求め、このモータ電力値からアイドル運転時のモータ電
力値を減算し、この減算電力値からトルク値(以下実ト
ルク値という)を求め、これを表示することが可能とな
っている。
【0023】図4は実施例2の構成を示すブロック図で
あり、この実施例2においては記憶部12に適正トルク
範囲を規定する上限値,下限値と、モータ極数を含むモ
ータ仕様及びアイドル運転時のモータ電力値等が実施例
1の場合と同様にして記憶せしめられている。なお適正
トルク範囲は工作機械が実施する作業自体の実負荷に相
応する実トルク値についての上限値,下限値である。C
PU11は図1に示す電力演算手段21,アイドル運転
時の無負荷損キャンセル演算手段22,比較手段26の
機能に加えてモータ電源の周波数検出手段23及びトル
ク演算手段24としての機能を備えている。
あり、この実施例2においては記憶部12に適正トルク
範囲を規定する上限値,下限値と、モータ極数を含むモ
ータ仕様及びアイドル運転時のモータ電力値等が実施例
1の場合と同様にして記憶せしめられている。なお適正
トルク範囲は工作機械が実施する作業自体の実負荷に相
応する実トルク値についての上限値,下限値である。C
PU11は図1に示す電力演算手段21,アイドル運転
時の無負荷損キャンセル演算手段22,比較手段26の
機能に加えてモータ電源の周波数検出手段23及びトル
ク演算手段24としての機能を備えている。
【0024】モータ電源周波数検出手段23はモータ制
御部2からモータMへの給電線3,キー・端子入力部1
4を通じてデータを取り込み、モータ電源の周波数を検
出し、これをトルク演算手段24へ与える。トルク演算
手段24はアイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手
段22と表示部13及び比較手段26との間に位置し、
アイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段22から
与えられた減算電力値と周波数検出手段23から与えら
れたモータ電源周波数と、記憶部12から読出したモー
タ仕様(モータ極数等)とに基づいて、例えば下記
(1)式に従ってトルクTを演算し、これを表示部13
及び比較手段26へ与える。 T=(974×W)/N …(1) 但し、N=(120×f)/P W:減算電力値 f:モータ電源周波数 P:モータ極数 N:モータ回転数
御部2からモータMへの給電線3,キー・端子入力部1
4を通じてデータを取り込み、モータ電源の周波数を検
出し、これをトルク演算手段24へ与える。トルク演算
手段24はアイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手
段22と表示部13及び比較手段26との間に位置し、
アイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段22から
与えられた減算電力値と周波数検出手段23から与えら
れたモータ電源周波数と、記憶部12から読出したモー
タ仕様(モータ極数等)とに基づいて、例えば下記
(1)式に従ってトルクTを演算し、これを表示部13
及び比較手段26へ与える。 T=(974×W)/N …(1) 但し、N=(120×f)/P W:減算電力値 f:モータ電源周波数 P:モータ極数 N:モータ回転数
【0025】表示部13は実負荷に相応するモータトル
ク値Tを時系列的に表示する。また比較手段26はトル
ク演算手段24から与えられたモータトルク値Tと記憶
部12から読出した適正トルク範囲を規定する上限値及
び下限値とを比較し、モータトルク値Tが適正トルク範
囲内の場合は信号を出力せず、また適正トルク範囲外の
場合は出力部15へ異常信号を出力する。出力部15は
モータMに対する給電を遮断すべくモータ制御部2へ制
御信号を出力する。なお全体の処理過程は図3に示すフ
ローチャートと実質的に同じである。
ク値Tを時系列的に表示する。また比較手段26はトル
ク演算手段24から与えられたモータトルク値Tと記憶
部12から読出した適正トルク範囲を規定する上限値及
び下限値とを比較し、モータトルク値Tが適正トルク範
囲内の場合は信号を出力せず、また適正トルク範囲外の
場合は出力部15へ異常信号を出力する。出力部15は
モータMに対する給電を遮断すべくモータ制御部2へ制
御信号を出力する。なお全体の処理過程は図3に示すフ
ローチャートと実質的に同じである。
【0026】図5は実施例2におけるCPU11でのト
ルク値算出過程を示すフローチャートであり、モーター
電源周波数を測定し(S11)、このモータ電源周波数
と、アイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段22
から与えられる減算電力値と、記憶部12に記憶させて
あるモータ仕様であるモータ極数とによりモータの回転
数Nを求め(S12)、(1)式からモータトルク値T
を演算する(S13)。 他の構成及び作用は図1に示
す実施例1の構成と実質的に同じであり、対応する部分
には同じ番号を付して説明を省略する。
ルク値算出過程を示すフローチャートであり、モーター
電源周波数を測定し(S11)、このモータ電源周波数
と、アイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段22
から与えられる減算電力値と、記憶部12に記憶させて
あるモータ仕様であるモータ極数とによりモータの回転
数Nを求め(S12)、(1)式からモータトルク値T
を演算する(S13)。 他の構成及び作用は図1に示
す実施例1の構成と実質的に同じであり、対応する部分
には同じ番号を付して説明を省略する。
【0027】このような実施例2にあっては負荷運転中
のモータ電力値からアイドル運転時のモータ電力値を減
算した減算電力値に基づいてモータトルク値を演算し、
これを表示部13へ表示することとなり、実負荷に相応
するトルク値にて負荷を監視することが可能となる。
のモータ電力値からアイドル運転時のモータ電力値を減
算した減算電力値に基づいてモータトルク値を演算し、
これを表示部13へ表示することとなり、実負荷に相応
するトルク値にて負荷を監視することが可能となる。
【0028】(実施例3)この実施例3にあっては実負
荷に相応するモータトルク値を表示部にスケール変換し
て表示する機能を備えている。図6は実施例3の構成を
示すブロック図であり、この実施例3にあっては記憶部
12にはモータ極数を含むモータ仕様、適正トルク範囲
を規定する上限値,下限値、アイドル運転時のモータ電
力値の他に、スケール変換データが記憶されている。な
お適正トルク範囲上限値,下限値は実負荷に相応するト
ルク値にスケール変換データによる変換率を乗じた値と
する。またCPU11は図4に示す実施例2の構成に加
えてスケーリング演算手段25としての機能を備えてい
る。
荷に相応するモータトルク値を表示部にスケール変換し
て表示する機能を備えている。図6は実施例3の構成を
示すブロック図であり、この実施例3にあっては記憶部
12にはモータ極数を含むモータ仕様、適正トルク範囲
を規定する上限値,下限値、アイドル運転時のモータ電
力値の他に、スケール変換データが記憶されている。な
お適正トルク範囲上限値,下限値は実負荷に相応するト
ルク値にスケール変換データによる変換率を乗じた値と
する。またCPU11は図4に示す実施例2の構成に加
えてスケーリング演算手段25としての機能を備えてい
る。
【0029】スケーリング演算手段25はトルク演算手
段24と表示部13,比較手段26との間に位置し、ト
ルク演算手段24から与えられたモータトルク値と記憶
部12から読出したスケール変換データとに基づいてモ
ータトルク値を表示部13上で図7(a)に示す如き態
様で表示させるようになっている。図7(a)は実施例
3における表示部13上に表示されたモータトルク値の
表示態様を、また図7(b)はスケーリング演算手段2
5を備えない場合に表示部13に表示されるモータトル
ク値の表示態様を示す説明図である。
段24と表示部13,比較手段26との間に位置し、ト
ルク演算手段24から与えられたモータトルク値と記憶
部12から読出したスケール変換データとに基づいてモ
ータトルク値を表示部13上で図7(a)に示す如き態
様で表示させるようになっている。図7(a)は実施例
3における表示部13上に表示されたモータトルク値の
表示態様を、また図7(b)はスケーリング演算手段2
5を備えない場合に表示部13に表示されるモータトル
ク値の表示態様を示す説明図である。
【0030】図7はいずれも横軸に時間を、また縦軸に
夫々モータトルク(%)(モータ定格出力を100%と
した場合の比率)をとって示している。図7(a)のグ
ラフは記憶部12に記憶させたスケール変換データとし
て、その上限側である50%を100%に、下限側であ
る25%を0%に夫々拡大設定した場合を示している。
図7(a)と図7(b)とを対比すれば明らかな如く図
7(b)に示すモータトルク25%〜50%の範囲が図
7(a)では0%から100%の範囲に拡大、換言すれ
ば縦軸方向に4倍に拡大表示されている。
夫々モータトルク(%)(モータ定格出力を100%と
した場合の比率)をとって示している。図7(a)のグ
ラフは記憶部12に記憶させたスケール変換データとし
て、その上限側である50%を100%に、下限側であ
る25%を0%に夫々拡大設定した場合を示している。
図7(a)と図7(b)とを対比すれば明らかな如く図
7(b)に示すモータトルク25%〜50%の範囲が図
7(a)では0%から100%の範囲に拡大、換言すれ
ば縦軸方向に4倍に拡大表示されている。
【0031】次にこのような実施例3の動作を図8に示
すフローチャートと共に説明する。先ず負荷監視装置6
のキー・端子入力部14に接続したキーボードを通じて
オペレータによりプログラムモードに設定し(S2
1)、続いてキーボードを通じてモータ仕様,適正トル
ク範囲を規定する上限値,下限値の他に、スケーリング
換算データとして拡大すべき縦軸上の2点の値、例えば
図7の場合には所定のプログラム番地に100%へ拡大
するモータトルク値50%を、また他のプログラム番地
に0%へ拡大するモータトルク値25%を設定し(S2
2)、その後キーボードを通じて監視モードに切り換え
る(S23)。これによってトルク演算手段24にて求
めたモータトルク値はスケーリング演算手段25へ与え
られ、スケーリング演算手段25は設定されたスケール
変換データに基づいて表示部13に図7(a)に示す様
態でモータトルク値を表示する。
すフローチャートと共に説明する。先ず負荷監視装置6
のキー・端子入力部14に接続したキーボードを通じて
オペレータによりプログラムモードに設定し(S2
1)、続いてキーボードを通じてモータ仕様,適正トル
ク範囲を規定する上限値,下限値の他に、スケーリング
換算データとして拡大すべき縦軸上の2点の値、例えば
図7の場合には所定のプログラム番地に100%へ拡大
するモータトルク値50%を、また他のプログラム番地
に0%へ拡大するモータトルク値25%を設定し(S2
2)、その後キーボードを通じて監視モードに切り換え
る(S23)。これによってトルク演算手段24にて求
めたモータトルク値はスケーリング演算手段25へ与え
られ、スケーリング演算手段25は設定されたスケール
変換データに基づいて表示部13に図7(a)に示す様
態でモータトルク値を表示する。
【0032】なお、この実施例3ではトルク演算手段2
4にて演算したモータトルク値をスケーリング演算手段
25を通じて、比較手段26へ与えることとしている
が、比較手段26に対しては直接トルク演算手段24か
らモータトルク値を与えることとしてもよい。他の構成
及び作用は実施例2のそれと実質的に同じであり、対応
する部分に同じ番号を付して説明を省略する。
4にて演算したモータトルク値をスケーリング演算手段
25を通じて、比較手段26へ与えることとしている
が、比較手段26に対しては直接トルク演算手段24か
らモータトルク値を与えることとしてもよい。他の構成
及び作用は実施例2のそれと実質的に同じであり、対応
する部分に同じ番号を付して説明を省略する。
【0033】(実施例4)モータ、動力伝達機構には通
常3〜5%のすべりが発生することは避けられないが、
従来にあってはこのようなすべりが無いものとしてモー
タトルク値を算出しており、それによる誤差が避けられ
なかった。この実施例4にあってはこのすべりに起因す
る誤差を除去すべくモータ出力を工具等に伝達する動力
伝達機構4の出力軸に回転数センサ5を設け、この回転
数センサ5の出力から求めた回転数とアイドル運転時の
無負荷損キャンセル演算手段22からの出力とからトル
ク演算手段24にて出力軸トルク値を求めることとして
いる。
常3〜5%のすべりが発生することは避けられないが、
従来にあってはこのようなすべりが無いものとしてモー
タトルク値を算出しており、それによる誤差が避けられ
なかった。この実施例4にあってはこのすべりに起因す
る誤差を除去すべくモータ出力を工具等に伝達する動力
伝達機構4の出力軸に回転数センサ5を設け、この回転
数センサ5の出力から求めた回転数とアイドル運転時の
無負荷損キャンセル演算手段22からの出力とからトル
ク演算手段24にて出力軸トルク値を求めることとして
いる。
【0034】図9は実施例4の構成を示すブロック図で
あり、この実施例4では記憶部12にはモータ極数,モ
ータ効率等のモータデータと、効率等の工作機械デー
タ、スケール変換データ、適正出力軸トルク範囲を規定
する上限値,下限値及びアイドル運転時のモータ電力値
が記憶されている。またCPU11は図6に示すCPU
11におけるモータ電源の周波数検出手段23の機能に
代えて動力伝達機構4の出力軸に設けた回転数センサ5
の出力から出力軸の回転数を検出する回転数検出手段2
7としての機能を備えたのと実質的に同じ構成となって
いる。回転数検出手段27は回転数センサ5からの出力
信号に基づいて動力伝達機構4における出力軸の回転数
Nを検出し、これをトルク演算手段24へ与える。
あり、この実施例4では記憶部12にはモータ極数,モ
ータ効率等のモータデータと、効率等の工作機械デー
タ、スケール変換データ、適正出力軸トルク範囲を規定
する上限値,下限値及びアイドル運転時のモータ電力値
が記憶されている。またCPU11は図6に示すCPU
11におけるモータ電源の周波数検出手段23の機能に
代えて動力伝達機構4の出力軸に設けた回転数センサ5
の出力から出力軸の回転数を検出する回転数検出手段2
7としての機能を備えたのと実質的に同じ構成となって
いる。回転数検出手段27は回転数センサ5からの出力
信号に基づいて動力伝達機構4における出力軸の回転数
Nを検出し、これをトルク演算手段24へ与える。
【0035】トルク演算手段24はこの回転数Nと、ア
イドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段22から与
えられた実負荷に相応するモータ電力値と、記憶部12
から読出したモータ極数,モータ効率を含むモータデー
タ、効率等の工作機械データに基づいて下記(2)式に
従って動力伝達機構4の出力軸トルク値T(kgf・
m)を演算し、これをスケーリング演算手段25へ与え
る。 T=(974×Wout )/N …(2) 但し、Wout =WIN×η Wout :モータ出力 WIN :モータ入力電力 η:回転数,負荷率に応じた効率 スケーリング演算手段25は記憶部12から読出したス
ケール変換データに基づき表示部13へ出力軸トルク値
Tを表示させると共に、比較手段26へスケール変換率
を乗じた値に相当する出力軸トルク値Tを与える。比較
手段26はこの出力軸トルク値Tが記憶部12から読出
した適正出力軸トルク範囲内か否かを判断し、適正出力
軸トルク範囲外であれば異常信号を出力部15へ出力す
る。他の構成は実施例3の場合と実質的に同じであり、
対応する部分に同じ番号を付して説明を省略する。
イドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段22から与
えられた実負荷に相応するモータ電力値と、記憶部12
から読出したモータ極数,モータ効率を含むモータデー
タ、効率等の工作機械データに基づいて下記(2)式に
従って動力伝達機構4の出力軸トルク値T(kgf・
m)を演算し、これをスケーリング演算手段25へ与え
る。 T=(974×Wout )/N …(2) 但し、Wout =WIN×η Wout :モータ出力 WIN :モータ入力電力 η:回転数,負荷率に応じた効率 スケーリング演算手段25は記憶部12から読出したス
ケール変換データに基づき表示部13へ出力軸トルク値
Tを表示させると共に、比較手段26へスケール変換率
を乗じた値に相当する出力軸トルク値Tを与える。比較
手段26はこの出力軸トルク値Tが記憶部12から読出
した適正出力軸トルク範囲内か否かを判断し、適正出力
軸トルク範囲外であれば異常信号を出力部15へ出力す
る。他の構成は実施例3の場合と実質的に同じであり、
対応する部分に同じ番号を付して説明を省略する。
【0036】次に実施例4の動作を図10に示すフロー
チャートと共に説明する。図10は実施例4における監
視モードでの処理過程を示すフローチャートである。負
荷運転中は回転数センサ5からの出力信号を取り込み回
転数検出手段27にて、動力伝達機構4の出力軸の回転
数を求め(S31)、また一方電力演算手段21にてモ
ータ電力値を求める(S32)。アイドル運転時の無負
荷損キャンセル演算手段22にて負荷運転時のモータ電
力値からアイドル運転時のモータ電力値を減算し、トル
ク演算手段24にてこの減算電力値、動力伝達機構4の
出力軸の回転数、モータデータ、工作機械データに基づ
いて出力軸トルク値Tを求め(S33)、比較手段26
にて適正出力軸トルク範囲内か否かを判断してトルク値
を通じての負荷の監視を行う(S34)。
チャートと共に説明する。図10は実施例4における監
視モードでの処理過程を示すフローチャートである。負
荷運転中は回転数センサ5からの出力信号を取り込み回
転数検出手段27にて、動力伝達機構4の出力軸の回転
数を求め(S31)、また一方電力演算手段21にてモ
ータ電力値を求める(S32)。アイドル運転時の無負
荷損キャンセル演算手段22にて負荷運転時のモータ電
力値からアイドル運転時のモータ電力値を減算し、トル
ク演算手段24にてこの減算電力値、動力伝達機構4の
出力軸の回転数、モータデータ、工作機械データに基づ
いて出力軸トルク値Tを求め(S33)、比較手段26
にて適正出力軸トルク範囲内か否かを判断してトルク値
を通じての負荷の監視を行う(S34)。
【0037】他の動作は実施例3の場合と実質的に同じ
であり、説明を省略する。このような実施例4にあって
はモータから工具に至る間の途中における動力伝達機構
のすべりに起因する誤差を解消出来て、作業負荷に対応
した実トルク値に基づくより精細な監視が可能となる。
なお、トルク演算手段24の出力はスケーリング演算手
段25を経ないで直接比較手段26へ与えることとして
もよい。また実施例4に示した回転数センサ5、回転数
検出手段27を実施例2の周波数検出手段23に代えて
適用してもよい。
であり、説明を省略する。このような実施例4にあって
はモータから工具に至る間の途中における動力伝達機構
のすべりに起因する誤差を解消出来て、作業負荷に対応
した実トルク値に基づくより精細な監視が可能となる。
なお、トルク演算手段24の出力はスケーリング演算手
段25を経ないで直接比較手段26へ与えることとして
もよい。また実施例4に示した回転数センサ5、回転数
検出手段27を実施例2の周波数検出手段23に代えて
適用してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上の如く第1の発明にあっては負荷運
転時のモータ電力値からアイドル運転時のモータ電力値
を減算した値に基づいて比較手段にて適正モータ電力範
囲内か否かを判断することとしているから、作業それ自
体に対応する実負荷を監視出来る。第2の発明にあって
は負荷運転時のモータ電力値からアイドル運転時のモー
タ電力値を減算した値に基づいてモータのトルク値を求
め、これを比較手段にて適正トルク範囲に内か否かを判
断することとしているから、作業それ自体に相応するモ
ータトルク値又は正確な出力軸トルク値が得られ、より
精細な監視が可能となる。
転時のモータ電力値からアイドル運転時のモータ電力値
を減算した値に基づいて比較手段にて適正モータ電力範
囲内か否かを判断することとしているから、作業それ自
体に対応する実負荷を監視出来る。第2の発明にあって
は負荷運転時のモータ電力値からアイドル運転時のモー
タ電力値を減算した値に基づいてモータのトルク値を求
め、これを比較手段にて適正トルク範囲に内か否かを判
断することとしているから、作業それ自体に相応するモ
ータトルク値又は正確な出力軸トルク値が得られ、より
精細な監視が可能となる。
【0039】第3の発明にあっては作業それ自体に相応
する出力軸トルク値をスケール換算データに基づき表示
部に表示することが出来て、トルク値の推移をより詳細
に視認可能となる。
する出力軸トルク値をスケール換算データに基づき表示
部に表示することが出来て、トルク値の推移をより詳細
に視認可能となる。
【図1】本発明の実施例1の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】表示部の画面上への表示態様を示す模式図であ
る。
る。
【図3】実施例1における処理過程を示す説明図であ
る。
る。
【図4】実施例2の構成を示すブロック図である。
【図5】実施例2の監視モードでの処理過程を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】実施例3の構成を示すブロック図である。
【図7】表示部の画面上での表示態様を示す模式図であ
る。
る。
【図8】実施例3の処理過程を示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】実施例4の構成を示すブロック図である。
【図10】実施例4の監視モードでの処理過程を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 電源 2 モータ制御部 3 給電源 4 動力伝達機構 5 回転数センサ 6 負荷監視装置 11 CPU 12 記憶部 13 表示部 14 キー・端子入力部 15 出力部 21 電力演算手段 22 アイドル運転時の無負荷損キャンセル演算手段 23 モータ電源の周波数検出手段 24 トルク演算手段 25 スケーリング演算手段 26 比較手段 27 回転数検出手段
Claims (3)
- 【請求項1】 動力源としてのモータを備え、アイドル
運転,負荷運転が実施される負荷監視対象機械における
前記負荷運転時のモータ電力値を求め、このモータ電力
値が予め定めた適正電力範囲内か否かを判断してモータ
の負荷を監視する装置において、アイドル運転時のモー
タ電力値と負荷運転時の適正モータ電力範囲とを記憶す
る記憶部と、負荷運転時のモータ電力値を求める手段
と、該手段で求めた負荷運転時のモータ電力値から前記
記憶部に記憶させたアイドル運転時のモータ電力値を減
算する手段と、該手段で求めた減算した電力値が、前記
記憶部に記憶されている適正電力範囲内か否かを比較
し、適正電力範囲外の場合に異常信号を出力する比較手
段とを具備することを特徴とする負荷監視装置。 - 【請求項2】 動力源としてのモータを備え、該モータ
に動力伝達機構を介在させて負荷を連結し、アイドル運
転,負荷運転が実施される負荷監視対象機械における前
記負荷運転時のモータ電力値からトルク値を求め、この
トルク値が適正か否かを判断して負荷を監視する装置に
おいて、モータ仕様,アイドル運転時のモータ電力値及
び負荷運転時の適正トルク範囲を記憶する記憶部と、負
荷運転時におけるモータ電力値を求める電力演算手段
と、該電力演算手段で求めた負荷運転時のモータ電力値
から前記記憶部に記憶されているアイドル運転時のモー
タ電力値を減算した減算電力値を求める手段と、負荷運
転時のモータ電源の周波数を検出する手段又は前記動力
伝達機構の出力軸の回転数を求める手段と、求めたモー
タ電源周波数又は出力軸の回転数と前記減算電力値及び
前記記憶部に記憶されているモータ仕様とに基づいて負
荷運転時のトルク値を求める手段と、該手段で求めたト
ルク値を前記記憶部に記憶されている適正トルク範囲と
比較し、適正トルク範囲外の場合に、異常信号を出力す
る比較手段とを備えたことを特徴とする負荷監視装置。 - 【請求項3】 動力源としてのモータを備え、該モータ
に動力伝達機構を介在させて負荷を連結し、アイドル運
転,負荷運転が実施される負荷監視対象機械における前
記負荷運転時のモータ電力値からトルク値を求め、この
トルク値が適正か否かを判断して負荷を監視する装置に
おいて、モータ仕様,アイドル運転時のモータ電力値,
前記表示部への表示スケールデータ及び適正トルク範囲
を記憶する記憶部と、前記負荷運転時におけるモータ電
力値を求める電力演算手段と、該電力演算手段で求めた
負荷運転時のモータ電力値から前記記憶部に記憶されて
いるアイドル運転時のモータ電力値を減算して減算電力
値を求める手段と、負荷運転時のモータ電源周波数を検
出する手段又は動力伝達機構の出力軸の回転数を求める
手段と、求めたモータ電源周波数、又は出力軸の回転数
と前記減算電力値及び前記記憶部に記憶されているモー
タ仕様に基づいて負荷運転時のトルク値を求める手段
と、該手段で求めたトルク値と前記記憶部に記憶されて
いる表示スケールデータとに基づいて表示部にトルク値
を表示させるためのスケーリング演算手段と、前記トル
ク値を前記記憶部に記憶されている適正トルク範囲と比
較し、適正トルク範囲外の場合に、異常信号を出力する
比較手段とを備えることを特徴とする負荷監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6034989A JPH07245987A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 負荷監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6034989A JPH07245987A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 負荷監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07245987A true JPH07245987A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12429560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6034989A Pending JPH07245987A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 負荷監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07245987A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009101711A1 (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-20 | Mitsubishi Electric Corporation | 負荷電流監視装置及び負荷電力監視装置 |
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