JPH07246137A - 陳列商品押出機構 - Google Patents

陳列商品押出機構

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JPH07246137A
JPH07246137A JP6574094A JP6574094A JPH07246137A JP H07246137 A JPH07246137 A JP H07246137A JP 6574094 A JP6574094 A JP 6574094A JP 6574094 A JP6574094 A JP 6574094A JP H07246137 A JPH07246137 A JP H07246137A
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slide rail
guide groove
rail
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Toshimasa Tomuro
敏正 戸室
Masazumi Kamishiro
正純 神白
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SANKO HATSUJO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品押出部等の着脱が容易で、スーパーマー
ケット又はコンビニエンスストア等の小売店において、
取り外したり、取り替えたりすることができる陳列商品
押出機構を提供する。 【構成】 先端具5は、2つの平行部分2aを有するス
ライドレール2間に配置され、スライドレールの連結部
分2bに着脱可能に取付けられている。商品押出部10
は、2本のスライドレールの平行部分2aに摺動自在に
嵌合しスライドレール2の軸方向に延びるレールガイド
溝部16,17と、商品を押し出す押圧部11と、この
押圧部に移動力を与える定荷重バネ15と、この定荷重
バネ15を収納するバネ保持部12とで成り、定荷重バ
ネ15の先端は先端具5に連結している。そして、前記
レールガイド溝部16,17は押圧部11の側方に開口
すると共に、レールガイド溝部17は、反押圧部11側
が円弧状に切りかかれて前記スライドレール2に非平行
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスーパーマー
ケット又はコンビニエンスストア等の小売店に用いられ
る陳列商品押出機構であって、特に商品を前方に押し出
すための機構を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の商品吊下型陳列器具としては、
例えば図20に示す様に、先端が上方に曲がった商品係
止部50を有する略U字状のスライドレール2で構成さ
れ、前記スライドレール2に商品60の上部に設けた凸
状の孔61を挿嵌し、複数の商品60を並べることで、
陳列できる様になっていると共に、かかる商品60の取
り出しは、当然ながら最前列側の商品60から順次取り
出すこととなるもので、手動により商品60をスライド
レール2の先端側に係止部50から外すようにして引出
す構造のものが一般的である。
【0003】しかし、上記商品吊下型陳列器具では、最
前列側の商品60から2番目、3番目の商品60となる
につれて、商品60は奥側に位置することとなる。この
ため、まず手前側まで商品60を移動してから取り出さ
なければならず、商品60の取り出しが面倒であるとい
う欠点を有していた。
【0004】このため、本願出願人においては、上記欠
点を克服するために、2つの平行部分2aを有するスラ
イドレール2,2間に配置され、かかるスライドレール
2の連結部分2bに接続する連結具6と、商品60の前
方落下を係止するために突出した第1の係止部7とを有
する先端具5と、前記スライドレール2に沿って摺動自
在に設けられ、商品60を押圧する押し出し板20を有
するスライド板11と、このスライド板11に続く部分
に設けられ、前記先端具5に先端が連結されたバネ15
とで構成された商品押出部10とより成った商品吊下型
陳列器具(陳列商品押出機構)を考案し、実用新案登録
出願をしている(実願平5−74856号)。
【0005】そして、かかる考案によれば、商品押出部
10が、バネ15により、スライドレール2の連結部分
2b側に常に引っ張られているため、商品押出部10の
押し出し板20の前方にある商品60は常にかかる押し
出し板20で押されている状態にあるので、最前列の商
品60を取り出した場合には、最前列の商品60に続く
商品60は押し出し板20に押されてスライドレール2
の連結部分2b側に自動的に押し出されることができる
ので、上記欠点は充分に克服されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記引
例の商品吊下型陳列器具(陳列商品押出機構)では、商
品押出部のスライド板が、スライドレールの平行部分に
嵌合される構造となっているので、該商品押出部のスラ
イドレールからの着脱が容易でなかった。
【0007】このため、商品押出部が破損した場合に
は、直ちに小売店の現場で取り替えを行うことができな
いという不都合を有していた。
【0008】また、既にスーパーマーケット又はコンビ
ニエンスストア等の小売店に存する先に述べた一般的な
スライドレールに陳列商品押出機構を取付けることも容
易ではなかった。
【0009】そこで、この発明は、押出部の着脱が容易
で、スーパーマーケット又はコンビニエンスストア等の
小売店において取り外したり、付け替えたりすることが
できると共に、既存のスライドレールにも取付可能な陳
列商品押出機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】しかして、請求項1に記
載の陳列商品押出機構は、2つの平行部分を有するスラ
イドレール間に配置され、かかるスライドレールの連結
部分に着脱可能に取付けられる先端具と、2本のスライ
ドレールの平行部分に摺動自在に嵌合しスライドレール
の軸方向に延びるレールガイド溝部と、スライドレール
に沿って摺動自在とした商品を押圧する押圧部と、この
押圧部に移動力を与えるバネと、このバネを収納するバ
ネ保持部とで成る商品押出部とを備えると共に、前記バ
ネの先端が、前記先端具に連結された陳列商品押出機構
において、前記レールガイド溝部は、前記押圧部の側方
に開口すると共に、少なくとも一方のスライドレール溝
部の押圧部の進行方向側端又は後退方向側端に切欠きを
形成して、前記スライドレールに対し非平行な溝とした
ことにある。
【0011】また、請求項2に記載の陳列商品押出機構
は、2つの平行部分を有するスライドレール間に配置さ
れ、かかるスライドレールの連結部分に着脱可能に取付
けられる先端具と、2本のスライドレールの平行部分に
摺動自在に嵌合しスライドレールの軸方向に延びるレー
ルガイド溝部と、スライドレールに沿って摺動自在とし
た商品を押圧する押圧部と、この押圧部に移動力を与え
るバネと、このバネを収納するバネ保持部とで成る商品
押出部とを備えると共に、前記バネの先端が前記先端具
に連結された陳列商品押出機構において、前記レールガ
イド溝部は、前記押圧部の側方に開口すると共に、一方
のレールガイドの深さは、他方のレールガイド溝部の深
さよりも大きい溝としたことにある。
【0012】更に、請求項3に記載の陳列商品押出機構
は、2つの平行部分を有するスライドレール間に配置さ
れ、かかるスライドレールの連結部分に着脱可能に取付
けられる先端具と、2本のスライドレールの平行部分に
摺動自在に嵌合しスライドレールの軸方向に延びるレー
ルガイド溝部と、スライドレールに沿って摺動自在とし
た商品を押圧する押圧部と、この押圧部に移動力を与え
るバネと、このバネを収納するバネ保持部とで成る商品
押出部とを備えると共に、前記バネの先端が前記先端具
に連結された陳列商品押出機構において、前記レールガ
イド溝部が互いに内側に向けて設けられ、該レールガイ
ド溝部の幅は、前記平行なスライドレール間と略同一の
寸法を有することにある。
【0013】更にまた、請求項4に記載の陳列商品押出
機構は、2つの平行部分を有するスライドレール間に配
置され、かかるスライドレールの連結部分に着脱可能に
取付けられる先端具と、2本のスライドレールの平行部
分に摺動自在に嵌合しスライドレールの軸方向に延びる
レールガイド溝部と、スライドレールに沿って摺動自在
とした商品を押圧する押圧部と、この押圧部に移動力を
与えるバネと、このバネを収納するバネ保持部とで成る
商品押出部とを備えると共に、前記バネの先端が前記先
端具に連結された陳列商品押出機構において、前記押圧
部は、プレート部材と基体とこれらを連結する連結手段
とで構成され、前記レールガイド溝部は、かかるプレー
ト部材と基体とを連結させて成ることにある。
【0014】そして、請求項5に記載の陳列商品押出機
構は、2つの平行部分を有するスライドレール間に配置
され、かかるスライドレールの連結部分に着脱可能に取
付けられる先端具と、2本のスライドレールの平行部分
に摺動自在に嵌合しスライドレールの軸方向に延びるレ
ールガイド溝部と、スライドレールに沿って摺動自在と
した商品を押圧する押圧部と、この押圧部に移動力を与
えるバネと、このバネを収納するバネ保持部とで成る商
品押出部とを備えると共に、前記バネの先端が前記先端
具に連結された陳列商品押出機構において、前記押圧部
のレールガイド溝部は、その縁端に係止片が形成された
ことにある。
【0015】請求項1乃至請求項5に記載の先端具は、
脱着部を備えるものであっても良い。
【0016】請求項1乃至請求項5に記載のバネは、定
荷重バネ又は定荷重バネの曲率を変えた出力漸増若しく
は出力漸減型バネであっても良い。
【0017】
【作用】従って、請求項1に記載の陳列商品押出機構に
よれば、商品押出部を押圧部の側方に開口する2本のレ
ールガイド溝部のうち、一方又は双方に形成された切欠
きを利用して、レールガイド溝部のスライドレールの軸
方向がスライドレールに対し平行に又は直角になるまで
回転させることで、レールガイド溝部をスライドレール
に挿入又は離脱させることができる。そして、それと同
時に、バネの先端に取付けられた先端具はスライドレー
ルへの着脱ができる。これにより、陳列商品押出機構の
スライドレールへの装着と取り外しが可能となる。
【0018】請求項2に記載の陳列商品押出機構によれ
ば、商品押出部を押圧部の側方に開口する2本のレール
ガイド溝部のうち、一方の深さの大きい方のレールガイ
ド溝部を利用して、商品押出部をスライドレールに対し
直角方向に移動させることで、レールガイド溝部をスラ
イドレールに挿入又は離脱させることができる。そし
て、それと同時に、バネの先端に取付けられた先端具は
スライドレールへの着脱ができる。これにより、陳列商
品押出機構のスライドレールへの装着と取り外しができ
る。
【0019】請求項3に記載の陳列商品押出機構によれ
ば、商品押出部をスライドレールの軸方向に摺動させる
ことで、レールガイド溝部をスライドレールに挿入又は
離脱させることができる。そして、それと同時に、バネ
の先端に取付けられた先端具はスライドレールへの着脱
ができる。これにより、陳列商品押出機構のスライドレ
ールへの装着と取り外しができる。
【0020】請求項4に記載の陳列商品押出機構によれ
ば、商品押出部を押圧部の側方に開口する2本のレール
ガイド溝部を構成するプレート部材を基体から分離させ
ることで、レールガイド溝部をスライドレールに挿入又
は離脱させることができる。そして、それと同時に、バ
ネの先端に取付けられた先端具はスライドレールへの着
脱ができる。これにより、陳列商品押出機構のスライド
レールへの装着と取り外しができる。
【0021】請求項5に記載の陳列商品押出機構によれ
ば、商品押出部を押圧部の側方に開口するレールガイド
溝部の係止片の弾性を利用して、レールガイド溝部をス
ライドレールに挿入又は離脱させることができる。そし
て、それと同時に、バネの先端に取付けられた先端具は
スライドレールへの着脱ができる。これにより、陳列商
品押出機構のスライドレールへの装着と取り外しができ
る。
【0022】請求項6に記載の陳列商品押出機構の先端
具は、該先端具に備えられた脱着部により、スライドレ
ールの連結部分より容易に離脱又は装着できる。
【0023】請求項7に記載の陳列商品押出機構のバネ
は、商品が多数吊り下げられ、また載せられても、商品
を押し出す力を適度に保つことができる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0025】図1乃至図5において、この発明に係る陳
列商品押出機構1であって、商品吊下型とした第1の実
施例が示されており、この陳列商品押出機構1が取付け
られるスライドレール2は、図2に示す様に平行部分2
a,2aと、商品の取り出し側で連結して成る連結部2
bとで構成されたU字形状のものとなっている。そし
て、かかるスライドレール2の平行部分2aの間隔は、
例えば商品を吊下げるために商品に穿たれた吊下孔に嵌
合できる寸法を有している。
【0026】また、この吊り下げられる商品は、図20
において60として示される商品と同じものであり、そ
の頂部には、スライドレール2の平行部分2a,2a間
と略同じ幅を有すると共に、その中央において突出した
凸状の引出孔61と同じ引出孔を有するものなので、図
面上には表さない。
【0027】陳列商品押出機構1は、先端具5と商品押
出部10とで、基本的に構成され、このうち先端具5
は、三方をスライドレール2の平行部分2aと連結部分
2bとに囲まれて、かかるスライドレール2の間に配置
できる形状を成すと共に、その厚みは、図2に示すよう
に、スライドレール2よりも上下両側に突出しないよう
スライドレール2の厚みと略等しくなっている。
【0028】前記先端具5の商品引出し方向側には、ス
ライドレール2の連結部分2bに着脱自在に取付けるた
めの脱着部6が形成されており、この脱着部6として
は、2枚の部材が連結部分2bをバネ等の力を利用して
挟持するクリップ等も含まれるが、本願ではその形成が
簡易であるとして一例としてフックが採用され、以下フ
ック6として説明していく。そして、かかるフック6の
形状も、あくまでも一つの例に過ぎず、連結部分2bか
らの着脱が容易であれば図面上に示されるものに限定さ
れないのは、勿論である。
【0029】フック6は、合成樹脂製のもので、例えば
商品に形成された凸状の吊下孔の突出部分に引っ掛から
ない程度の厚みを有する直方体状をなしている。そし
て、その前端部において、スライドレールの連結部分2
bの直径と略同径の円弧状の切欠き6aが下方に開口し
て形成されており、この切欠き6aをスライドレールの
連結部分2bに嵌合させることにより、先端具5がスラ
イドレールの連結部分2bに取付けられる。しかるに、
前記フック6は、その着脱が簡易となっている。
【0030】また、前記フック6の後端部側において、
第1の係止部7が形成されている。かかる第1の係止部
7は、スライドレールの平行部分2a側にそれぞれ2つ
の突起がフック6の後端部に対して左右に2つ延出して
成るもので、その厚みは、先端具5の上面から突出して
いる。このため、商品は、前記第1の係止部7に引っ掛
かり、また商品を取り出す際には、第1の係止部7を乗
り越えることができる。
【0031】また、前記先端具5の両側部には、スライ
ドレール2の平行部分2a,2aの下側に当接するフラ
ンジ8,8が形成されており、かかるフランジ8,8に
よって先端具5が上方に持ち上がることが避けられてい
る。
【0032】そして、前記商品押出部10は、合成樹脂
製のもので、先端具5側において商品を連結部分2b側
に押出すための押圧部11を有すると共に、その裏側面
において下記するバネ15を保持するためのバネ保持部
12が前記押圧部11と一体に形成されている。
【0033】このバネ保持部12は、商品押出部10の
側面から側面にわたって略半円弧状の切欠き12aと、
バネ15が収納できる切欠き12bとより成るもので、
バネ15はかかるバネ保持部12の内壁に当接させるこ
とで保持される。
【0034】また、前記商品押出部10の押圧部11側
には、前記バネ保持部12の切欠き12aと連通して、
バネ15を引き出せるように引出孔13が穿たれてい
る。
【0035】そして、前記バネ15は、本実施例では、
自然状態では巻かれた形状で、引き出されることで動力
が貯められるもので、引出し量が異なっても一定の荷重
を持つ定荷重バネが採用されており、この場合には商品
がスライドレール2上に多数個吊り下げられても押出力
が変わらない利点を持つものである。しかし、定荷重バ
ネの曲率を変えた出力漸増(減)型バネや、一般の引出
し量が増大するにつれて荷重が増加するバネを採用する
こともできることは、勿論である。しかし、以下の説明
は、定荷重バネ15にて説明する。
【0036】前記定荷重バネ15は、その基部において
何回か巻かれたロール状をなしていると共に、その先端
部は例えばビス等の連結具14により先端具5のフック
6を有する方と反対側の端に連結している。尚、図1等
では、定荷重バネ15は、先端具5の上面側に連結した
ものとして表されているが、必ずしもこれに限定され
ず、先端具5の下面側に連結しても良いものである。
【0037】また、商品押出部10は、スライドレール
2の平行部分2aに摺動可能に嵌合するため、スライド
レールの軸方向に延びるレールガイド溝部16と17と
を、バネ保持部12のうち切欠き12bの両側に有して
いる。かかるレールガイド溝部16と17とは、前記商
品押出部10の側方に開口していると共に、このうちレ
ールガイド溝部16は、図3に示されるように、レール
ガイド溝部16がスライドレール2の平行部分2aに嵌
合した場合にはレールガイド溝部16の内側側壁とスラ
イドレール2の平行部分2aと当接するように、スライ
ドレール2の平行部分2aに平行の形状となっている。
【0038】他方のレールガイド溝部17は、図3に示
される様にスライドレール2の平行部分2aと非平行で
あり、その内側側壁はレールガイド溝部16の内側側壁
の押圧部側端を中心点P1として、スライドレール2
a、2a間と同径の寸法Rにより描いた円弧形状、即ち
レールガイド溝部16の商品押圧部側の開口から反商品
押圧部側の開口まで切り欠かれた形状となっている。
【0039】そして、特になくても構わないが、商品押
圧部10のスライドレール2の平行部分2a方向への落
下を防止するために、下記するピン19を挿嵌するため
の孔18が、商品押出部10の上面のうちレールガイド
溝部17の定荷重バネ15側に切り欠かれた部分の上側
の位置に、かかるレールガイド溝部17と連通するよう
に穿たれている。
【0040】ピン19は、球状の基部19aと棒状の挿
入部19bとで構成されているもので、このうち挿入部
19bは、前記孔18にピン19を挿嵌した場合に、先
端がレールガイド溝17内まで達する長さを有してい
る。これにより、スライドレール2の平行部分2aがこ
のピン19の挿入部19bの外側に当接するので、この
ピン18が挿嵌されている限り、レールガイド溝部16
と同様に、スライドレール2の平行部分2aに対し平行
とした場合の機能を有する。
【0041】しかるに、以上の構成によれば、図1に示
す様に、最前列の商品は、先端具5の第1の係止部7に
より吊下孔が係止されていると共に、かかる最前列の商
品に続く商品は、最前列の商品に当接することで係止さ
れている。このため、最後列の商品に商品押出部10の
押圧部11が当接し、該商品を押していても、これらの
商品が落下することを防止できる。
【0042】また、その一方で最前列の商品の引出し
は、かかる商品をスライドレール2の連結部分2b側に
引っ張れば、商品が第1の係止部7及びフック6を乗り
越えるので、最前列の商品を容易に引出すことができ
る。そして、その際において、最前列の商品に続く商品
は、商品押出部10の押圧部11に押されるが、第1の
係止部7により吊下孔が係止されるので、該商品が最前
列の商品と一緒に引き出されることはない。
【0043】また、以上の構成によれば、下記する手順
により、陳列商品押出機構1のスライドレール2への装
着を行うことができる。即ち、図4に示す様に、先端具
5が定荷重バネ15を介して連結された商品押出部10
を、レールガイド溝部16,17の延出方向がスライド
レール2の平行部分2aと直角になるように、スライド
レール2の平行部分2a間に、下側(矢印方向)から配
置する。
【0044】次に、商品押出部10をレールガイド溝部
16の押圧部側開口がスライドレール2の平行部分2a
に嵌合し、且つレールガイド溝部17の反押圧部側開口
がスライドレール2の平行部分2aに嵌合するまで(白
抜き矢印方向)に回転させる。
【0045】そして、スライドレール2の平行部分2a
とレールガイド溝部16,17が嵌合したら、スライド
レール溝部17の内側側壁をスライドレール2の平行部
分2aに当接させながら、更に上記と同方向(白抜き矢
印方向)に、商品押出部10のレールガイド溝部16の
内側内壁がスライドレール2の平行部分2aに当接する
まで、商品押出部10を回転させる。更に、図5に示さ
れるように、ピン19を商品押圧部10の孔18にピン
19を挿嵌する。これにより、商品押出部10のスライ
ドレール2への装着が完了する。
【0046】次に、図5に示される様に、先端具5をス
ライドレール2の連結部分2bまで引っ張り、フランジ
8をスライドレール2の平行部分2aの下側端に当接さ
せると共に、フック6をかかる連結部分2bに係止す
る。これにより、先端具5がスライドレール2に装着さ
れ、陳列商品押出機構1のスライドレール2への装着が
完了する。尚、陳列商品押出機構1のスライドレール2
からの取り外しは、上記手順と反対の手順を採れば良
い。
【0047】尚、ガイドレール溝部16の形状は、上述
したものに限定されず、例えばレールガイド溝部16の
内側側壁の反押圧部側端を、円弧状としても良い。ま
た、レールガイド溝部17の内側側壁をスライドレール
2の平行部分2aと平行とし、レールガイド溝部16の
内側側壁を上述と同じ円弧状として、スライドレール2
の平行部分2aと非平行としても良い。更に、レールガ
イド溝16,17のうちスライドレール2の平行部分2
aと非平行とした方は、円弧状とせず、押圧部側端と非
押圧部側端とを結ぶ直線状としても良い。
【0048】また、レールガイド溝部16とレールガイ
ド溝部17の双方を、スライドレール2の平行部分2a
に非平行の形状としても良い。これを図6及び図7を用
いて説明すると、レールガイド溝部16は、その商品押
圧部の反対側開口端から中心(P2)までの内側側壁が
スライドレール2の平行部分2a,2a間と等しい径
(R)の円弧状となっていると共に、前記中心(P2)
から商品押圧部側開口端までの内側側壁が直線状となっ
ている。このため、レールガイド溝部16は、反押圧部
側開口の方が押圧部側開口より切り欠かれている。
【0049】また、レールガイド溝部17は、その商品
押圧部側開口端から中心(P3)までの内側側壁が直線
状となっていると共に、前記中心(P3)から商品押圧
部の反対側開口端までの内側側壁がスライドレール2の
平行部分2a,2a間と等しい径(R)の円弧状となっ
ている。このため、レールガイド溝部17は、押圧部側
開口の方が反押圧部側開口より切り欠かれている。
【0050】しかるに、上記構成によれば、レールガイ
ド溝部16の押圧部側開口がスライドレール2の平行部
分2aに嵌合し、且つレールガイド溝部17の反押圧部
側開口がスライドレール2の平行部分2aに嵌合させた
後、スライドレール溝部16,17の円弧状の内側側壁
を、商品押出部10のレールガイド溝部16,17の直
線状の内側内壁がスライドレール2の平行部分2aに当
接するまで、商品押出部10をスライドレール2の平行
部分2aに当接させながら回転させることにより、商品
押出部10のスライドレール2への装着が可能となる。
【0051】尚、レールガイド溝部16の形状とレール
ガイド溝部17の形状とを反対にしても良いことは勿論
である。
【0052】また、商品押出部10の定荷重バネ15の
押圧部側への引出しを行うために、引出し孔を形成する
として説明したが必ずしもこれに限定されず、図7に示
す様に、上方に開口する切欠き13’とし、かかる切欠
き13’から定荷重バネ15が引き出されるものとして
も良い。
【0053】更に、前述の実施例では、先端具5のフッ
クは、スライドレール2の平行部分2aから水平に延出
した連結部分に連結される形状のものとして説明した
が、必ずしもこれに限定されず、図7に示されるよう
に、上方にU字状に曲折した商品係止部50を有する連
結部分2b’に連結できるように、鎌首状のフック6’
としても良い。これにより、従来のスライドレール2
は、図21に示す様に、商品係止部50を有するのが一
般的であるが、かかるスライドレール2にも用いること
が可能となる。
【0054】以上において、図1乃至図7に示される商
品押出部10は、スライドレール2の平行部分2a,2
a間に対し、平行に回転することで脱着できる構造とし
たことから、脱着作業が単純であると共に、商品等が商
品押出部10の側面に当たっても、該商品押出部10が
容易に脱落しないという利点を有する。
【0055】そして、陳列商品押出機構1は、商品押出
部10が定荷重バネ15により先端具側に引っ張られて
押圧部11が商品を押圧すると共に、先端具5も商品押
出部10も脱着自在であるので、商品の陳列及び取り外
しが容易であるばかりでなく、小売店の一般的な陳列棚
のスライドレールへの取付け、取り外しが極めて簡単で
手数もかからないという利点も有する。
【0056】更にまた、陳列商品押出機構1を、商品吊
下型に用いるとして説明してきたが、必ずしもこれに限
定されず、スライドレール2の平行部分2a上に商品を
載置できる様に、ここまで説明してきた陳列商品押出機
構1とは図8(a)に示される様に上下を反対に用いて
も良い。そして、かかる場合に、背の高い商品をスライ
ドレール2に載置する場合には、商品を押す面積を大き
くするため、商品押出部10の上面に、2つの取付孔2
3,23を穿ち、かかる孔23に拡張板24の嵌合突起
24aを挿嵌するようにしても良い。また、先端具5の
フック6’’は、図8(b)に示されるように、スライ
ドレール2の連結部分2bの下側に当接すると共に、商
品押出部10で商品を押した場合に連結部分2b側から
該商品が落下するのを防止するため、商品載置側にプレ
ート状に延出している。
【0057】他方において、陳列商品押出機構1の特に
商品押出部10をスライドレール2から取り出す脱着構
造においても、前述してきた回転により商品押出部10
を脱着する構造に限定されず、他の構造でも良いもので
ある。従って、他の実施例を図9乃至図11に基づい
て、第2の実施例として説明する。
【0058】但し、かかる陳列商品押出機構1が用いら
れるスライドレール2の形状、先端具5の構造、定荷重
バネ15の機能は先の実施例と同様であり、また、商品
押圧部10の構成は、レールガイド溝部16,17の形
状以外、即ち押圧部11、バネ保持部12及び定荷重バ
ネ15の引出孔13は先の実施例と同様であるので、同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0059】まず、図9に示される実施例において、レ
ールガイド溝部16は、商品押出部10の側方に開口す
ると共に、その内側側壁がスライドレール2の平行部分
2aに当接して嵌合できる程度の、スライドレール2と
略同径の深さを有している。これに対し、レールガイド
溝部17は、レールガイド溝部16と同様に商品押出部
10の側方に開口するが、該スライドレール溝部16よ
りもその深さが大きく、例えばスライドレール溝部16
の深さの約2倍ほどとなっている。このため、スライド
レール溝部16,17の双方がスライドレール2の平行
部分2aに摺動自在に嵌合するときにおいても、レール
ガイド溝部17の内側側壁は、スライドレール2に当接
せず、レールガイド溝部16の深さと略同じ隙間を有し
ている。尚、定荷重バネ15の先端には、図面上表れな
いが先の実施例と同一の先端具5が連結具14により連
結されている。
【0060】しかるに、以上の構成により商品押出部1
0のスライドレール2からの脱着手順を説明すると、ま
ず、商品押出部10をスライドレール2の直角方向(矢
印方向)に、レールガイド溝部17の内側側壁がスライ
ドレール2に当接するまで、移動させる。これにより、
レールガイド溝部16は、スライドレール2からの嵌合
が解除される。次に、商品押出部10をレールガイド溝
17に嵌合されたスライドレール2を中心に、レールガ
イド溝部16が下方に位置するまで、回転させる。そし
て、商品押出部10を下方(白抜き矢印方向)に引っ張
ることで、商品押出部10は、取り外される。尚、商品
押出部10のスライドレール2への装着は、かかる手順
と反対の手順を採れば良い。
【0061】尚、上記において、押圧部11側に定荷重
バネ15を引出すための引出孔が穿たれているが、必ず
しもこれに限定されず、かかる引出孔をなくし、代わり
にバネ保持部12の切欠き12bの上方を、図10,図
11に示されるように定荷重バネ15の寸法と等しい大
きさで開口させても良い。これにより、定荷重バネ15
を上方からも装着できるので、定荷重バネ15の装着が
容易となる。
【0062】以上において、図9に示される商品押出部
10は、スライドレール2の平行部分2aの直角方向に
押してずらすことにより、脱着できる構造としたことか
ら、片手でも容易に取付け、取り外しができるという利
点を有する。
【0063】また先の実施例において、レールガイド溝
部16,17の開口側を、商品押出部10の側方として
説明したが必ずしもこれに限定されず、上記と同様に、
レールガイド溝部16の深さよりもレールガイド溝部1
7の深さの方が2倍の大きさを有するのであれば、図1
0に示されるように互いに内側に向けて商品押出部10
に開口させても良い。これにより、レールガイド溝1
6,17のスライドレール2への嵌合時において、レー
ルガイド溝16の側壁はスライドレール2の平行部分2
aに当接しているが、レールガイド溝部17の側壁は、
スライドレール2の平行部分2aに当接せず、レールガ
イド溝部16の深さと略同じ隙間を有することとなる。
【0064】しかるに、図10に示される商品押出部1
0の構成におけるスライドレール2からの脱着手段を説
明すると、商品押出部10をスライドレール2の直角方
向(矢印方向)に、レールガイド溝部17の側壁がスラ
イドレール2に当接するまで、移動させる。これによ
り、レールガイド溝部16は、スライドレール2からの
嵌合が解除される。次に、商品押出部10をレールガイ
ド溝17に嵌合されたスライドレール2を中心に、レー
ルガイド溝部16の開口方向が上方を向く位置まで、回
転させる。そして、商品押出部10を上方に引っ張るこ
とで、商品押出部10は取り外される。尚、商品押出部
10のスライドレール2への装着は、かかる手順と反対
の手順を採れば良い。
【0065】但し、レールガイド溝部16,17の形状
は、図11に示される実施例のように、レールガイド溝
部16の深さの方がレールガイド溝部17の深さの方よ
りも2倍の大きさを有しても良く、またレールガイド溝
部16が商品押出部10の側方に、レールガイド溝部1
7が商品押出部10の反側方に開口させても良い。これ
により、レールガイド溝16,17のスライドレール2
への嵌合時において、レールガイド溝17の側壁はスラ
イドレール2の平行部分2aに当接しているが、レール
ガイド溝部16の側壁は、スライドレール2の平行部分
2aに当接せず、レールガイド溝部17の深さと略同じ
隙間を有することとなる。
【0066】しかるに、図11に示される商品押出部1
0の構造におけるスライドレール2からの脱着手段を説
明すると、商品押出部10をスライドレール2の直角方
向(矢印方向)に、レールガイド溝部16の内側側壁が
スライドレール2に当接するまで、移動させる。これに
より、レールガイド溝部17は、スライドレール2から
の嵌合が解除される。尚、商品押出部10のスライドレ
ール2への装着は、かかる手順と反対の手順を採れば良
い。
【0067】尚、少なくとも図10,図11に示す実施
例においては、商品押出部10が商品を押圧していると
きに振動等で不用意に落下することを防止するために、
深さの大きい方のレールガイド溝部を、ピン19を挿嵌
してスライドレール2の平行部分2の直角方向への商品
押出部10の移動を制限することが好ましい。
【0068】以上において、図10及び図11に示され
る商品押出部10は、ピン19を差し込んで留めること
により脱落を完全に防止できるので、使用中に商品等が
前記商品押出部10に触れても、かかる商品押出部10
がスライドレール2から外れる虞れがないという利点を
有する。
【0069】そして、かかる陳列商品押出機構1は、商
品押出部10が定荷重バネ15により先端具側に引っ張
られて押圧部11が商品を押圧すると共に、先端具5も
商品押出部10も脱着自在であるので、先の実施例と同
様に、商品の陳列及び取り外しが容易であるばかりでな
く、小売店の一般的な陳列棚のスライドレールへの取付
け、取り外しが極めて簡単で手数もかからないという利
点も有する。
【0070】また、陳列商品押出機構1の特に商品押出
部10をスライドレール2から取り出す他の脱着構造と
しては、上記の商品押出部10をスライドレール2の直
角方向に移動させる構造と別の構造も考えられ、かかる
構造の他の実施例を図12、図13に基づいて、第3の
実施例として説明する。
【0071】但し、かかる陳列商品押出機構1が用いら
れるスライドレール2の形状、先端具5の構造、定荷重
バネ15の機能は上述の実施例と同様であり、また、商
品押圧部10の構成は、レールガイド溝部、バネ保持部
以外の構造、即ち押圧部11は先の実施例と同様である
ので、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0072】まず、図12において示される実施例にお
いて、レールガイド溝部16,17は、内側に開口する
と共に、それぞれのレールガイド溝部16,17の上壁
と下壁とが連続して一つの孔25を成しており、かかる
孔25は、商品押出部10をスライドレール2に対し摺
動自在に取付けるために、スライドレール2の平行部分
2aの外側から外側までの幅と略同じ寸法の横幅を有す
ると共に、スライドレール2の径と同じか若干大きい縦
幅を有して、商品押出部側面から反商品押出部側面まで
貫通して穿たれている。
【0073】他方で、スライドレール2の連結部分2b
は、平行部分2aより水平に延出したものとなってい
る。よって、スライドレール2は、平行部分2a,2
a、連結部分2bの双方において、商品押出部10が摺
動し、取り外される際に障害とならない。
【0074】また、バネ保持部12は、切欠き12bが
前記レールガイド溝部16,17(孔25)と連通して
おり、この連通する部分から定荷重バネ15がレールガ
イド溝部16,17(孔25)内に案内されている。そ
して、かかる定荷重バネ15は、レールガイド溝部1
6,17(孔25)の押圧部側から引き出されて、先端
具5に連結されている。このため、レールガイド溝部1
6,17(孔25)がバネを押圧部側に引出す引出し孔
を兼ねており、別に引出孔を形成する必要がなくなる。
【0075】しかるに、以上の構成により商品押出部1
0のスライドレール2からの脱着手段を説明すると、ま
ず先端具5のフック6をスライドレール2の連結部分2
bから外す。これにより、先端具5は、定荷重バネ15
の力により商品押出部10の押圧部11に接するように
巻きつかれる。
【0076】そして、商品押出部10をスライドレール
2の連結部分2b側に摺動させ、そのままスライドレー
ル2の軸方向に引っ張れば、商品押出部10は、スライ
ドレール2より取り外すことができる。従って、商品押
出部10の取り外しが前述の実施例に比し簡易である。
尚、商品押出部10のスライドレール2への装着は、上
記手順と反対の手順を採れば良い。
【0077】尚、上記において、レールガイド溝部1
6,17とは、商品押出部側面から反商品押出部側面ま
で貫通して穿たれた孔25としているが必ずしもこれに
限定されず、図14に示す様に、レールガイド溝部16
の上壁とレールガイド溝部17の上壁とを連続させず、
スライドレール2の平行部分2a,2aを嵌合する部分
を残して、後は開口させても良い。これにより、定荷重
バネ15を上方から装着することが可能となる。
【0078】以上において、図12,13に示される商
品押出部10は、先端具5のフック6を外し、スライド
レール2の連結部分2b方向へ引き抜いて商品押出部1
0を取り出す構造としたことから、かかる商品押出部1
0をどのように動かしても使用中に外れる虞れが全くな
く、安心して使用できるという利点を有する。
【0079】そして、陳列商品押出機構1は、商品押出
部10が定荷重バネ15により先端具側に引っ張られて
押圧部11が商品を押圧すると共に、先端具5も商品押
出部10も脱着自在であるので、先の実施例と同様に、
商品の陳列及び取り外しが容易であるばかりでなく、小
売店の一般的な陳列棚のスライドレールへの取付け、取
り外しが極めて簡単で手数もかからないという利点も有
する。
【0080】更に、陳列商品押出機構1の特に商品押出
部10をスライドレール2から取り出す他の脱着構造と
しては、上記の商品押出部10をスライドレール2の軸
方向に移動させる構造と別の構造も考えられ、かかる構
造の他の実施例を図14乃至図16に基づいて、第4の
実施例として説明する。
【0081】但し、かかる陳列商品押出機構1が用いら
れるスライドレール2の形状、先端具5の構造、定荷重
バネ15の機能は、上述の実施例と同様であるので、同
一の符号を付してその説明を省略し、異なる商品押出部
10の構成についてのみ説明する。
【0082】まず、図14の実施例において、商品押出
部10は、基体28とプレート部材29とで構成される
もので、かかるプレート部材29は、平板状のもので、
下記する基体28への連結時において、レールガイド溝
部16,17及び引出孔13の上壁となるものである。
そして、かかる基体28への連結手段として、基体28
に連結するための突起部30,30が、プレート部材2
9の基体側面に設けられている。この突起部30,30
は、基体28から容易に外れることを防止するために、
係止片31,31を有している。
【0083】これに対し、基体28は、プレート部材2
9の連結時においてレールガイド溝部16,17の内側
側壁及び引出孔13の側壁となる2つの垂直部33を有
し、かかる垂直部33に前記係止片31を有する突起部
30を挿嵌可能な孔32が形成されている。そして、垂
直部33の両側端には、レールガイド溝部16,17の
下壁となる水平部34が形成されている。
【0084】また、バネ保持部12は、前記基体28側
に形成されているもので切欠き12bは、プレート部材
29の分離時においては、上方に開口している。
【0085】よって、基体28とプレート部材29とを
連結することで、レールガイド溝部16,17が形成さ
れ、また定荷重バネ15を押圧部側に引き出すための引
出孔13が形成される。
【0086】しかるに、以上の構成により商品押出部1
0のスライドレール2からの脱着手段を説明すると、基
体28を持ち、プレート部材29をスライドレール2の
平行部分2a,2aの直角方向(矢印方向)に引っ張
る。これにより、突起部30が孔33から抜き取られ、
商品押出部10は、基体28とプレート部材29とに分
離する。このためレールガイド溝部16,17の上壁は
なくなるので、商品押出部10を、矢印と反対方向に移
動させれば、スライドレール2より取り外すことができ
る。尚、商品押出部10のスライドレール2への装着
は、上記手順と反対の手順を採れば良い。
【0087】よって、かかる実施例においては、レール
ガイド溝部16,17の深さは、スライドレール2の平
行部分2aを嵌合できるよう、該スライドレール2の平
行部分2aの径と略同じか若干大きい幅で足りる。
【0088】尚、係止片31を有する突起部30をプレ
ート部材29に、かかる突起部30を挿嵌する孔32を
基体28側に形成したものとして説明してきたが、必ず
しもこれに限定されず、図15に示す様に、係止片31
を有する突起部30を基体28の垂直部33に、かかる
突起部30を挿嵌する孔32をプレート部材29に形成
するものとしても良い。そして、かかる場合には、孔3
2は、プレート部材29の厚みの関係上、連通孔とな
り、プレート部材29を基体28に連結した場合には、
表面に出た突起部30の係止片31にて、不用意にプレ
ート部材29が外れることを防止できる。
【0089】また、プレート部材29の基体28への連
結手段として、孔に突起部を挿嵌するものとして上述で
説明してきたが必ずしもこれに限定されるものではな
い。この他の連結手段を用いた実施例を、図16で説明
する。
【0090】レールガイド溝部16,17の垂直部33
の上面には、基部35aと水平部35bとでなる嵌合部
35が形成されており、この水平部35bとレールガイ
ド溝部16,17の内側側壁の上面との幅は、プレート
部材29の厚みと略同寸法となっている。そして、平行
部35bの基部35aとの連結部分に切欠き36が、ま
た開放端側に切欠き37が形成されている。
【0091】また、プレート部材29の嵌合側端から2
股の突起部38が突出していると共に、その反嵌合側端
には突起部39が形成されている。
【0092】そして、プレート部材29の突起部38と
嵌合部35の水平部35bの切欠き36及び、プレート
部材29の突起部39と嵌合部35の水平部35bの切
欠き37とがそれぞれ嵌合することができる寸法となっ
ている。
【0093】従って、プレート部材29をスライドレー
ル2の平行部分2aの軸方向に移動させ、基体28の嵌
合部35に突起部38,39と切欠き36,37が噛み
合うまで嵌合させることで、基体28とプレート部材2
9とは連結される。尚、基体28とプレート部材29と
が連結されることにより、レールガイド溝部16,1
7、引出孔13が形成される構成は、前記実施例と同様
である。
【0094】以上において、図14乃至図16に示され
る商品押出部10は、基体28からプレート部材29を
分離してスライドレール2から取り外す構造としたこと
から、基体28とプレート部材29とを別部材で形成す
ることができ、また基体28とプレート部材29とを色
違いとすることができるという利点を有する。
【0095】そして、陳列商品押出機構1は、商品押出
部10が定荷重バネ15により先端具側に引っ張られて
押圧部11が商品を押圧すると共に、先端具5も商品押
出部10も脱着自在であるので、先の実施例と同様に、
商品の陳列及び取り外しが容易であるばかりでなく、小
売店の一般的な陳列棚のスライドレールへの取付け、取
り外しが極めて簡単で手数もかからないという利点も有
する。
【0096】更にまた、陳列商品押出機構1の特に商品
押出部10をスライドレール2から取り出す他の脱着構
造としては、上記のレールガイド溝部16,17を構成
する上壁たるプレート部材を取り外し可能とする構造と
別の構造も考えられ、かかる構造の他の実施例を図17
乃至図19に基づいて、第5の実施例として説明する。
【0097】但し、かかる陳列商品押出機構1が用いら
れるスライドレール2の形状、先端具5の構造、定荷重
バネ15の機能は、上述の実施例と同様であり、また商
品押出部10の構成は、レールガイド溝部、引出孔、バ
ネ保持部以外の構造、即ち押圧部11は先の実施例と同
様であるので、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0098】まず図17に示す実施例において、レール
ガイド溝部16,17は、その側壁がスライドレール2
の平行部分2aの双方に嵌合可能に内側に開口する形状
をなすと共に、その上端には弾性の係止片40を有する
構成となっているものである。また、バネ保持部12
は、切欠き12bの上方が開口して、バネ引出部13’
となっている。尚、レールガイド溝部16,17の円弧
形状の開口方向は、上記に限定されず、図18に示され
る様に、スライドレール2の平行部分2aの双方に嵌合
可能に、外側に開口した形状としたものとなっていても
良い。
【0099】しかるに、以上の構成により商品押出部1
0のスライドレール2からの脱着手段を説明すると、商
品押出部10を持ち、スライドレール2の直角(矢印方
向)に引っ張れば、係止片40によるスライドレール2
の平行部分2aの係止を解除できるので、商品押出部1
0はスライドレール2から取り外すことができる。
【0100】また、レールガイド溝部16,17の位置
も上記の構成に限定されず、図19に示される様に商品
押出部10の頂部より水平方向に張出したフランジ41
の基部の下側に開口した形状をなすと共に、更にその下
部に係止片40を有するものとしても良い。
【0101】しかるに、かかる構成の商品押出部10の
スライドレール2からの脱着手段を説明すると、商品押
出部10を持ち、スライドレール2の進行方向に対し垂
直方向(矢印方向)に押し上げれば、係止片40による
スライドレール2の平行部分2aの係止を解除できるの
で、商品押出部10はスライドレール2から取り外すこ
とができる。
【0102】以上において、図17乃至図19に示され
る商品押出部10は、かかる商品押出部10を上方又は
下方へ強い力で移動し、係止片40を弾性変形させてス
ライドレール2から離脱させる構造としたことから、弾
性のある材料を使って簡便に製造することができるとい
う利点を有する。
【0103】そして、陳列商品押出機構1は、商品押出
部10が定荷重バネ15により先端具側に引っ張られて
押圧部11が商品を押圧すると共に、先端具5も商品押
出部10も脱着自在であるので、先の実施例と同様に、
商品の陳列及び取り外しが容易であるばかりでなく、小
売店の一般的な陳列棚のスライドレールへの取付け、取
り外しが極めて簡単で手数もかからないという利点も有
する。
【0104】最後に、本願に係る陳列商品押出機構1に
おいても、商品押出部10が定荷重バネ15により先端
具5側に引っ張られ、押圧部11が商品を押圧するの
で、先に出願した商品吊下型陳列器具(実願平5−74
856号)と同様に、商品の取り出しが面倒になること
及び需要者が商品を見づらくなることを防止するという
目的は充分達成されていることは、勿論である。
【0105】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の陳列商
品押出機構によれば、商品押出部を押圧部の側方に開口
する2本のレールガイド溝部のうち、一方又は双方に形
成された切欠きを利用して、レールガイド溝部のスライ
ドレールの軸方向がスライドレールに対し平行に又は直
角になるまで回転させることで、レールガイド溝部をス
ライドレールに挿入又は離脱させることができる。そし
て、それと同時に、バネの先端に取付けられた先端具は
スライドレールへの着脱ができる。これにより、陳列商
品押出機構のスライドレールへの装着と取り外しが可能
となるため、スーパーマーケット又はコンビニエンスス
トア等の小売店において取り外したり、付け替えたりす
ることができる。
【0106】そして、請求項2に記載の陳列商品押出機
構によれば、商品押出部を押圧部の側方に開口する2本
のレールガイド溝部のうち、一方の深さの大きい方のレ
ールガイド溝部を利用して、商品押出部をスライドレー
ルの直角方向に移動させることで、レールガイド溝部を
スライドレールに挿入又は離脱させることができる。そ
して、それと同時に、バネの先端に取付けられた先端具
はスライドレールへの着脱ができる。これにより、陳列
商品押出機構のスライドレールへの装着と取り外しがで
きるため、スーパーマーケット又はコンビニエンススト
ア等の小売店において取り外したり、付け替えたりする
ことができる。
【0107】また、請求項3に記載の陳列商品押出機構
によれば、商品押出部をスライドレールの軸方向に摺動
させることで、レールガイド溝部をスライドレールに挿
入又は離脱させることができる。そして、それと同時
に、バネの先端に取付けられた先端具はスライドレール
への着脱ができる。これにより、陳列商品押出機構のス
ライドレールへの装着と取り外しができるため、スーパ
ーマーケット又はコンビニエンスストア等の小売店にお
いて取り外したり、付け替えたりすることができる。
【0108】更に、請求項4に記載の陳列商品押出機構
によれば、商品押出部を押圧部の側方に開口する2本の
レールガイド溝部を構成するプレート部材を基体から分
離させることで、レールガイド溝部をスライドレールに
挿入又は離脱させることができる。そして、それと同時
に、バネの先端に取付けられた先端具はスライドレール
への着脱ができる。これにより、陳列商品押出機構のス
ライドレールへの装着と取り外しができるため、スーパ
ーマーケット又はコンビニエンスストア等の小売店にお
いて取り外したり、付け替えたりすることができる。
【0109】更にまた、請求項5に記載の陳列商品押出
機構によれば、商品押出部を押圧部の側方に開口するレ
ールガイド溝部の係止片の弾性を利用して、レールガイ
ド溝部をスライドレールに挿入又は離脱させることがで
きる。そして、それと同時に、バネの先端に取付けられ
た先端具はスライドレールへの着脱ができる。これによ
り、陳列商品押出機構のスライドレールへの装着と取り
外しができるため、スーパーマーケット又はコンビニエ
ンスストア等の小売店において取り外したり、付け替え
たりすることができる。
【0110】尚、請求項6に記載の陳列商品押出機構の
先端具によれば、該先端具に備えられた脱着部により、
スライドレールの連結部分より容易に離脱又は装着でき
る。
【0111】尚、請求項7に記載の陳列商品押出機構の
バネによれば、商品が多数吊り下げられ、また載せられ
ても、かかるバネにより商品を押し出す力を適度に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この陳列商品押出機構に係る第1の実施例の陳
列商品押出機構を商品引出し側から見た斜視図である。
【図2】同上の陳列商品押出機構をスライドレールに取
り付けた状態を示す説明図である。
【図3】同上の陳列商品押出機構の商品押出部のAーA
線断面図である。
【図4】同上の陳列商品押出機構の商品押出部を回転さ
せてスライドレールに装着する手順を示した説明図であ
る。
【図5】同上の陳列商品押出機構において、商品押出部
を固定し、先端具をスライドレールに装着する手順を示
した説明図である。
【図6】同上の陳列商品押出機構において、レールガイ
ド溝部を双方ともスライドレールに対し非平行としたレ
ールガイド溝部の変形例を示した説明図である。
【図7】同上の陳列商品押出機構において、連結部に係
止部を有するスライドレールに装着可能としたフックが
設けられた先端具等、他の変形例を示した説明図であ
る。
【図8】同上の陳列商品押出機構において、スライドレ
ールに商品を載置する型とした場合の説明図である。
【図9】この発明に係る第2の実施例の陳列商品押出機
構を反商品引出し側から見た斜視図である。
【図10】及び
【図11】同上の陳列商品押出機構のレールガイド溝部
の変形を示す説明図である。
【図12】この発明に係る第3の実施例の陳列商品押出
機構を反商品引出し側から見た斜視図である。
【図13】同上の陳列商品押出機構のレールガイド溝部
の変形を示す説明図である。
【図14】この発明に係る第4の実施例の陳列商品押出
機構を反商品引出し側から見た背面図である。
【図15】及び
【図16】同上の陳列商品押出機構のレールガイド溝部
の変形を示す説明図である。
【図17】この発明に係る第5の実施例の陳列商品押出
機構を反商品引出し側から見た背面図である。
【図18】及び
【図19】同上の陳列商品押出機構のレールガイド溝部
の変形を示す説明図である。
【図20】従来の陳列商品押出機構の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 陳列商品押出機構 2 スライドレール 2a 平行部分 2b 連結部分 5 先端具 6 フック 7 第1の係止部 10 商品押出部 11 押圧部 12 バネ保持部 15 定荷重バネ 16 レールガイド溝部 17 レールガイド溝部 28 基体 29 プレート部材 30 突起部 31 係止片 32 孔 35 嵌合部 35a 垂直部 35b 平行部 36 切欠き 37 切欠き 38 突起部 39 突起部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの平行部分を有するスライドレール
    間に配置され、かかるスライドレールの連結部分に着脱
    可能に取付けられる先端具と、 2本のスライドレールの平行部分に摺動自在に嵌合しス
    ライドレールの軸方向に延びるレールガイド溝部と、ス
    ライドレールに沿って摺動自在とした商品を押圧する押
    圧部と、この押圧部に移動力を与えるバネと、このバネ
    を収納するバネ保持部とで成る商品押出部とを備えると
    共に、 前記バネの先端が、前記先端具に連結された陳列商品押
    出機構において、 前記レールガイド溝部は、前記押圧部の側方に開口する
    と共に、少なくとも一方のスライドレール溝部の押圧部
    の進行方向側端又は後退方向側端に切欠きを形成して、
    前記スライドレールに対し非平行な溝としたことを特徴
    とする陳列商品押出機構。
  2. 【請求項2】 2つの平行部分を有するスライドレール
    間に配置され、かかるスライドレールの連結部分に着脱
    可能に取付けられる先端具と、 2本のスライドレールの平行部分に摺動自在に嵌合しス
    ライドレールの軸方向に延びるレールガイド溝部と、ス
    ライドレールに沿って摺動自在とした商品を押圧する押
    圧部と、この押圧部に移動力を与えるバネと、このバネ
    を収納するバネ保持部とで成る商品押出部とを備えると
    共に、 前記バネの先端が前記先端具に連結された陳列商品押出
    機構において、 前記レールガイド溝部は、前記押圧部の側方に開口する
    と共に、一方のレールガイドの深さは、他方のレールガ
    イド溝部の深さよりも大きい溝としたことを特徴とする
    陳列商品押出機構。
  3. 【請求項3】 2つの平行部分を有するスライドレール
    間に配置され、かかるスライドレールの連結部分に着脱
    可能に取付けられる先端具と、 2本のスライドレールの平行部分に摺動自在に嵌合しス
    ライドレールの軸方向に延びるレールガイド溝部と、ス
    ライドレールに沿って摺動自在とした商品を押圧する押
    圧部と、この押圧部に移動力を与えるバネと、このバネ
    を収納するバネ保持部とで成る商品押出部とを備えると
    共に、 前記バネの先端が前記先端具に連結された陳列商品押出
    機構において、 前記レールガイド溝部が互いに内側に向けて設けられ、
    該レールガイド溝部の幅は、前記平行なスライドレール
    間と略同一の寸法を有することを特徴とする陳列商品押
    出機構。
  4. 【請求項4】 2つの平行部分を有するスライドレール
    間に配置され、かかるスライドレールの連結部分に着脱
    可能に取付けられる先端具と、 2本のスライドレールの平行部分に摺動自在に嵌合しス
    ライドレールの軸方向に延びるレールガイド溝部と、ス
    ライドレールに沿って摺動自在とした商品を押圧する押
    圧部と、この押圧部に移動力を与えるバネと、このバネ
    を収納するバネ保持部とで成る商品押出部とを備えると
    共に、 前記バネの先端が前記先端具に連結された陳列商品押出
    機構において、 前記押圧部は、プレート部材と商品押出部本体とこれら
    を連結する連結手段とで構成され、前記レールガイド溝
    部は、かかるプレート部材と基体とを連結させて成るこ
    とを特徴とする陳列商品押出機構。
  5. 【請求項5】 2つの平行部分を有するスライドレール
    間に配置され、かかるスライドレールの連結部分に着脱
    可能に取付けられる先端具と、 2本のスライドレールの平行部分に摺動自在に嵌合しス
    ライドレールの軸方向に延びるレールガイド溝部と、ス
    ライドレールに沿って摺動自在とした商品を押圧する押
    圧部と、この押圧部に移動力を与えるバネと、このバネ
    を収納するバネ保持部とで成る商品押出部とを備えると
    共に、 前記バネの先端が前記先端具に連結された陳列商品押出
    機構において、 前記押圧部のレールガイド溝部は、その縁端に係止片が
    形成されたことを特徴とする陳列商品押出機構。
  6. 【請求項6】 先端具は、脱着部を備えることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5に記載の陳列商品押出機構。
  7. 【請求項7】 バネは、定荷重バネ又は定荷重バネの曲
    率を変えた出力漸増若しくは出力漸減型バネであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の陳列商品押
    出機構。
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