JPH07246352A - 流体噴射ノズルおよびその製造方法 - Google Patents

流体噴射ノズルおよびその製造方法

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JPH07246352A
JPH07246352A JP3986894A JP3986894A JPH07246352A JP H07246352 A JPH07246352 A JP H07246352A JP 3986894 A JP3986894 A JP 3986894A JP 3986894 A JP3986894 A JP 3986894A JP H07246352 A JPH07246352 A JP H07246352A
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JP
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orifice
fluid
sleeve
injection
surface portion
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Application number
JP3986894A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Ogiwara
由充 荻原
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1853Orifice plates

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の構成部品の製作と組付と取付が容易で
あって、流体を微粒化して噴霧することができる流体噴
射ノズル及びその製造方法を提供する。 【構成】 流体噴射ノズルは、スリット状の第1のオリ
フィス78を有する帽子状のスリーブ102と、第2の
オリフィス80を有するプレート104とを備える。第
1のオリフィス78と第2のオリフィス80は、長手方
向が互いに直交し、ともに先細状に形成され、互いが交
わる部分に連通路が形成される。製作時、スリーブ10
2の凹溝112にプレート104を超音波溶着により接
合固定した後、この一体化したスリーブ102とプレー
ト104をニードルボディ25に圧入固定する。これに
より、噴射角が所望の噴射角になるように扇状に燃料が
噴出され、噴射される燃料の微粒化を促進する調量機構
100を簡単に製作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体噴射ノズルに関す
るもので、例えば自動車用の内燃機関へ燃料を噴射して
供給する電磁式燃料噴射弁の噴射ノズル部に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関に用いられる燃料噴射
弁は、弁本体の軸方向に形成される案内孔に弁部材を摺
動可能に収納し、弁本体の先端部に開口する噴孔を弁部
材の上下動により開閉する。このため、弁部材は、適正
な燃料噴射量を確保するように開弁時のリフト量が精密
に制御されている。
【0003】従来技術として、特開昭61−10415
6号公報に開示される燃料噴射弁は、噴孔の前方に多数
のスリット状オリフィスを備え、このスリット状オリフ
ィスに噴孔からの燃料を通すことで、燃料を広角度に広
がった微粒化された噴霧にしている。また、特開平2−
75757号公報は、噴孔の前方側に複数のシリコンプ
レートを備えたものを開示している。シリコンプレート
を用いることにより精密な燃料通路穴パターンを形成す
ることで燃料流を制御している。
【0004】また、米国特許第4647013号公報
は、噴孔の前方側に燃料流を制御するオリフィスを有す
るシリコン平板を備える燃料噴射弁を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開昭61−1
04156号公報に開示されるように、噴霧の微粒化を
促進するために従来から種々の噴孔形状が試みられてい
る。ところが、従来技術に開示されるような噴孔形状で
は十分な微粒化が困難であった。
【0006】本発明は上記のような従来技術の問題点に
鑑み、流体を微粒化して噴霧することができる流体噴射
ノズル及びその製造方法を提供することを目的とするも
のである。本発明の別の目的は、燃料噴射弁の噴孔の出
口部に調量機能を有する流体噴射ノズルを容易に取付可
能な流体噴射ノズル及びその製造方法を提供することに
ある。
【0007】本発明のまたさらに別の目的は、流体噴射
ノズルを構成する複数部品を位置決めし組付するのが容
易な流体噴射ノズル及びその製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の請求項1による流体噴射ノズルは、噴射弁本
体の噴孔の出口部に固定される流体噴射ノズルであっ
て、 該流体噴射ノズルは第1平面部および該第1平面
部周囲から突出した第1周面部を有する第1部材と、該
第1平面部に重ねられた第2平面部を有する第2部材と
を備え、前記第1周面部は前記噴孔の出口部と嵌合する
内壁を備え、前記第1平面部は前記噴孔部から噴出され
た流体が通過する孔を備え、前記第2部材は前記孔と連
通したスリット状オリフィスを備えていることを特徴と
する。
【0009】本発明の請求項2による流体噴射ノズル
は、請求項1において、前記第2部材と前記第1部材に
設けられた溝とが嵌合しており、前記孔はスリット状オ
リフィスである。本発明の請求項3による流体噴射ノズ
ルは、請求項2において、前記第1部材が前記第2部材
に対し上流側に位置している。
【0010】本発明の請求項4による流体噴射ノズル
は、請求項2において、前記第1部材が前記第2部材に
対し下流側に位置している。本発明の請求項5による流
体噴射ノズルは、請求項2において、前記第2部材も第
2平面部周囲から突出した第2周面部を有し、該第2周
面部と前記第1部材が隣接している。
【0011】本発明の請求項6による流体噴射ノズル
は、請求項1において、前記第2部材は第1部材に設け
られた溝と嵌合する複数のプレートからなり、該プレー
トはそれぞれスリット状オリフィスを有し、該スリット
状オリフィスは一部分連通している。本発明の請求項7
による流体噴射ノズルは、請求項6において、前記第2
部材が前記第1部材に対し下流側に位置している。
【0012】本発明の請求項8による流体噴射ノズル
は、請求項6において、前記第2部材が前記第1部材に
対し上流側に位置している。本発明の請求項9による噴
射弁は、請求項1において、前記噴射弁本体に前記流体
噴射ノズルを装着したことを特徴とする。本発明の請求
項10による流体噴射ノズルの製造方法は、請求項1か
ら8のいずれか一項において、前記第1部材と前記第2
部材とを超音波溶着により接合固定する工程を含むこと
を特徴とする。
【0013】本発明の請求項11による流体噴射ノズル
の製造方法は、請求項1から8のいずれか一項におい
て、前記第1部材と前記第2部材とを熱かしめにより固
定する工程を含むことを特徴とする。本発明の請求項1
2による流体噴射ノズルの製造方法は、請求項1から4
及び請求項6から8のいずれか一項において、前記第1
部材と前記第2部材とをインサート成型により固定する
工程を含むことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項13による噴射弁の製造方
法は、請求項9において、前記第1部材と前記第2部材
とを超音波溶着により接合固定する工程を含むことを特
徴とする請求項9に記載の噴射弁の製造方法。本発明の
請求項14による噴射弁の製造方法は、請求項14にお
いて、前記第1部材と前記第2部材とを熱かしめにより
固定する工程を含むことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項15による噴射弁の製造方
法は、請求項1から4および6から8のいずれか一項に
おいて、前記第1部材と前記第2部材とをインサート成
型により固定する工程を含むことを特徴とする。
【0016】
【作用および発明の効果】請求項1の構成によると、噴
射弁本体の噴孔から噴出される流体は、第1部材に設け
られた孔を通ったのち、スリット状オリフィスを通って
噴射される。従って噴射される流体の微粒化を促進す
る。また、噴射弁1の噴孔部出口に内壁が嵌合するので
容易に取付が可能である。さらに、第1部材と第2部材
を重ねる簡単な構成のため、組付が容易である。
【0017】請求項2の構成によると、第1部材に設け
られた孔もスリット状オリフィスであり、請求項6の構
成によると、複数のプレートがそれぞれスリット状オリ
フィスを有する。請求項2の構成も、6の構成も、上流
側スリット状オリフィスと下流側スリット状オリフィス
とが一部分で連通し、上流側のオリフィスは連通部を除
いて溝状を呈している。このため、流体はスリット状の
上流側のオリフィスに沿って連通部に向かって進行する
流れを生じる。そしてこの流れは下流側のオリフィスに
流入する際に流れの方向を変え、噴射角が所望の噴射角
になるように扇状に噴出されるとともに噴射される流体
の微粒化を促進する。
【0018】請求項10の流体噴射ノズルの製造方法に
よると、第1部材と第2部材とを超音波溶着により接合
固定するため、所望の噴射特性をもつ流体噴射ノズルを
簡単な方法で製作することができる。請求項11または
12の流体噴射ノズルの製造方法によると、第1部材と
第2部材とを熱かしめまたはインサート成型により固定
するため孔およびオリフィスで形成する流体の上流側、
下流側が流れを妨げられることなく所望の噴射特性をも
つ流体噴射ノズルを簡単な方法で製作することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明をガソリン機関の燃料供給装置の
燃料噴射弁に適用した第1実施例を図1〜図3に示す。
【0020】図2に示すように、流体噴射ノズルとして
の燃料噴射弁10の樹脂製のハウジング11の内部に、
固定鉄心21とスプール91と電磁コイル32とコイル
モールド31と磁路としての金属プレート93、94と
が一体成形されている。固定鉄心21は強磁性材料から
なり、コイルモールド31の上方から突出するようにハ
ウジング11内に設けられている。固定鉄心21の内壁
には案内管29が固定されている。
【0021】樹脂製のスプール91の外周に電磁コイル
32が巻かれ、その後にスプール91と電磁コイル32
との外周にコイルモールド31が樹脂成形され、コイル
モールド31により電磁コイル32が包囲されている。
コイルモールド31は、電磁コイル32を保護する円筒
状の筒状部31aと、電磁コイル32から電気的に導出
されるリード線を保護するとともに、後述するターミナ
ル34を保持するために筒状部31aから上方に突き出
す突出部31bとからなる。そして、コイルモールド3
1により一体化された状態で固定鉄心21の外周にスプ
ール91と電磁コイル32とが装着される。
【0022】2枚の金属プレート93と94は上方の一
端が固定鉄心21の外周に接し、下方の他端が磁性パイ
プ23の外周に接するように設けられ、電磁コイル32
への通電時の磁束を通す磁路を形成する部材であり、両
側から筒状部31aを挟持するように筒状部31aの外
周に被覆されている。この2枚の金属プレート93と9
4により電磁コイル32が保護されている。
【0023】ハウジング11の上方にはハウジング11
の外壁から突出するようにコネクタ部11aが設けられ
ている。そして、電磁コイル32に電気的に接続される
ターミナル34がコネクタ部11aおよびコイルモール
ド31に埋設される。また、ターミナル34は図示しな
い電子制御装置にワイヤーハーネスを介して接続されて
いる。
【0024】圧縮コイルスプリング28の一端は、可動
鉄心22に溶接固定されるニードル25の上端面に当接
し、圧縮コイルスプリング28の他端は、案内管29の
底部に当接している。圧縮コイルスプリング28は、可
動鉄心22とニードル25とを図1の下方へ付勢し、ニ
ードル25のシート部42をニードルボディ26の弁座
26bに着座させる。図示しない電子制御装置によって
ターミナル34からリード線を介して電磁コイル32に
励磁電流が流れると、ニードル25および可動鉄心22
が圧縮コイルスプリング28の付勢力に抗して固定鉄心
21の方向へ吸引される。
【0025】非磁性パイプ24は、固定鉄心21の下部
に接続され、大径部24aおよび小径部24bからなる
段付きパイプ状に形成されている。そして、固定鉄心2
1の下部に、固定鉄心21の下端から一部突出するよう
に大径部24aが接続されている。さらに、非磁性パイ
プ24の小径部24bの下端には、磁性材料からなり段
付きパイプ状に形成された磁性パイプ23の小径部23
bが接続されている。なお、非磁性パイプ24の小径部
24bの内径は磁性パイプ23の小径部23bの内径よ
りも僅かに小さく設定され、可動鉄心22の案内部をな
している。
【0026】次に、非磁性パイプ24および磁性パイプ
23の内部空間には、磁性材料からなり筒状に形成され
る可動鉄心22が設けられている。この可動鉄心22の
外径は非磁性パイプ24の小径部24bの内径より僅か
に小さく設定され、可動鉄心22は非磁性パイプ24に
摺動可能に支持されている。また、可動鉄心22の上端
面は、固定鉄心21の下端面と所定の隙間を介して対向
するように設けられている。
【0027】ニードル25の上部には鍔状の接合部43
が形成されている。そして、接合部43と可動鉄心22
とがレーザ溶接され、ニードル25と可動鉄心22とが
一体に連結される。さらに、この接合部43の下方近傍
にフランジ44が形成されている。接合部43の外周に
は燃料通路としての溝が複数形成されている。固定鉄心
21の上方には、燃料タンクから燃料ポンプ等によって
圧送され、燃料噴射弁10内に流入する燃料中のゴミ等
の異物を除去するフィルタ33が設けられている。
【0028】固定鉄心21内にフィルタ33を通して流
入した燃料は、案内管29からニードル25の接合部4
3に形成されたローレット溝との隙間、さらには、ニー
ドルボディ26の円筒面26aとニードル25のガイド
部41に形成されたローレット溝との隙間を通過し、ニ
ードル25の先端のシート部42と弁座26bとよりな
る弁部に到り、この弁部から噴孔26cに到る。
【0029】次に、燃料噴射弁10の吐出部50の構成
について図2に基づいて説明する。磁性パイプ23の大
径部23aの内部には、中空円盤状のスペーサ27を介
してニードルボディ26が挿入されレーザ溶接されてい
る。スペーサ27の厚さは、固定鉄心21と可動鉄心2
2との間のエアギャップを所定値に保持するように調節
される。ニードルボディ26の内壁には、ニードル25
のガイド部41が摺動する円筒面26aと、ニードル2
5の円錐状のシート部42が着座する弁座26bとが形
成されている。さらに、ニードルボディ26の底部中央
には噴孔26cが形成されている。
【0030】ニードル25には、磁性パイプ23の大径
部23aの内壁に収容されるスペーサ27の下端面から
所定の隙間を介して対向するようにフランジ36が形成
されている。このフランジ36は、ニードル25の全長
のうちニードル25の先端に形成されるシート部42側
に形成され、フランジ36の下方にはニードルボディ2
6に形成される円筒面26aに摺動可能となるガイド部
41が形成されている。なお、ニードル25に形成され
る接合部43およびガイド部41の外周にはローレット
溝が転造等によって形成されている。
【0031】そして、ニードルボディ26の噴射孔出口
部に調量機能を有する調量機構100が取付けられてい
る。調量機構100は、スリーブ102に形成される第
1のオリフィス78と、オリフィスプレート104に形
成される第2のオリフィス80とから構成される。スリ
ーブ102は、樹脂製で、帽子状の形状をしており、円
板部106と、この円板部106の外周部から垂直方向
に立ち上げられる管状の筒部108と、この筒部108
の外周部にL字円環状に形成されるフランジ部110と
からなる。円板部106の中央部には、噴孔26cの出
口部の中央部に位置する位置に第1のオリフィス78が
形成されている。第1のオリフィス78は、入口部から
出口部に向かうに従い開口面積が次第に小さくなるよう
に絞り形状に先細となるよう4面の傾斜内壁によって形
成されている。
【0032】第2のオリフィスプレート104は、スリ
ーブ102の円板部106の出口側面に形成される円状
の凹溝112に嵌合されている。これにより、第1およ
び第2のオリフィスの位置決めができる。この第2のオ
リフィスプレート104は、樹脂製で、そのほぼ中央部
に第1のオリフィス78に直交する方向に延びるスリッ
ト状の第2のオリフィス80が形成されている。第2の
オリフィス80は、入口側から出口側に向けて開口面積
が次第に小さくなるように先細状に形成されている。第
2のオリフィス80の出口の周囲には凹溝114が形成
されている。この凹溝114は第2のオリフィス80か
ら噴出される燃料の噴霧を妨げない程度に空間部を区画
形成している。
【0033】組付時、樹脂製のスリーブ102の凹溝1
12に第2のオリフィスプレート104を超音波溶着し
て一体化した後、このスリーブ102をニードルボディ
26の端面26dに円板部106の入口面106aが当
接し、ニードルボディの周面26eと内壁108aが接
するように圧入固定する。第1実施例によると、スリー
ブ102と第2のオリフィスプレート104とから構成
される調量機構100をニードルボディ26に簡単な製
作方法により組付固定することができる。この組付固定
された調量機構100によると、噴孔26cから噴出さ
れた燃料の噴霧特性を上述したように所望の噴射特性に
制御することができる。
【0034】図1、2において、ニードルボディ26の
弁座26bからニードル25がリフトすると、噴孔26
cより燃料が噴射される。そして、噴孔26cより噴射
された燃料は、第1のオリフィス78と第2のオリフィ
ス80との交叉部分の貫通孔79を通り抜け下方へ噴射
供給される。このとき、第1のオリフィス78を通り抜
けようとする燃料は、図3に示すように、一部の燃料が
第2のオリフィスプレート104の上面に当り、この上
面104aと第1のオリフィス78の壁面とで画成され
る溝を助走路として貫通孔79の方向へ流れ、貫通孔7
9上で両側の助走路からの流れC、Dが衝突して方向を
変え、第2のオリフィス80をその長手方向に向けて点
線矢印E、Fのように扇状に拡がりながら通り抜ける。
ここで第1のオリフィス78と第2のオリフィス80と
の重なり合う貫通孔79を吹き抜けた燃料は、第2のオ
リフィス80を形成する4つの壁面のうちの長手方向に
延びる2つの壁面によって燃料噴霧の拡がり方向が規制
される。このように、第1のオリフィス78を助走路と
して流れてきた燃料が互いに衝突し、第2のオリフィス
80により形成される噴霧案内路に沿って拡がるととも
に、第2のオリフィスに形成された先細状の対向するテ
ーパ面上を流れた燃料同士がさらに衝突し合い、ストレ
ート状のオリフィスに比べさらに微粒化が促進される。
しかもこの実施例では溝状の助走路を第1のオリフィス
78と第2のオリフィスプレート104の上面とによっ
て形成しているため、2枚の平面部材にそれぞれスリッ
ト状のオリフィスを形成し重ね、それらをニードルボデ
ィ26に圧入するだけの簡単な構成で優れた微粒化噴霧
が得られる。
【0035】この第1実施例によると、噴孔26cから
噴射された燃料は第1のオリフィス78および第2のオ
リフィス80を通り抜けて噴射される。この噴射燃料
は、先細状に絞られた第1のオリフィス78を通過した
後さらに先細状に絞られた第2のオリフィス80を通過
するため、微粒化されかつ一方向に噴射角の狭い良好な
噴霧特性を有する噴霧形状となる。このため、図示しな
い吸気ポートより内燃機関の燃焼室に供給される燃料は
燃焼しやすい噴霧形状となる。
【0036】なお第1実施例ではスリーブ下流側にオリ
フィスプレートを設けたがスリーブ上流側にオリフィス
プレートを設けても良い。 (第2実施例)本発明をガソリン機関の燃料供給装置の
燃料噴射弁に適用した第2実施例を図4と図5に示す。
【0037】この調量機構300は、2個のスリーブ3
02と304とで構成される。第1のスリーブ302
は、樹脂製で、帽子状の形状をしており、円板部310
と、この円板部310の外周部から垂直方向に立ち上げ
られる管状の筒部312と、この筒部312の外周部に
L字円環状に形成されるフランジ部314とからなる。
円板部310の中央部には、噴孔26cの出口部の中央
部に第1のオリフィス78が形成されている。第1のオ
リフィス78は、入口部から出口部に向かうに従い開口
面積が次第に小さくなるように絞り形状に先細となるよ
う4面の傾斜内壁によって形成されている。
【0038】第2のスリーブ304は、樹脂製で、帽子
状の形状をしており、第1のスリーブ302の円板部3
10と筒部312の外周に超音波溶着により接合されて
いる。この第2のスリーブ304は、そのほぼ中央部に
第1のオリフィス78に直交する方向に延びるスリット
状の第2のオリフィス80が形成されている。第2のオ
リフィス80は、入口側から出口側に向けて開口面積が
次第に小さくなるように先細状に形成されている。第2
のオリフィス80の出口の周囲には凹溝114が形成さ
れている。この凹溝114は第2のオリフィス80から
噴出される燃料の噴霧を妨げない程度に空間部を区画形
成している。
【0039】組付時、第1のオリフィス78を有する第
1のスリーブ302の段付き嵌合部306に第2のスリ
ーブ304のフランジ部308を超音波溶着し一体にす
る。これにより、第1および第2のオリフィスの位置決
めができる。次いで一体にした第1のスリーブ302と
第2のスリーブ304とをニードルボディ26の端面2
6dに第1のスリーブ302の入口面302aが当接す
るように圧入固定する。
【0040】第2実施例によると、第1のスリーブ30
2と第2のスリーブ304とから構成される調量機構3
00をニードルボディ26に簡単な製作方法により組付
固定することができる。この組付固定された調量機構3
00によると、噴孔26cから噴出された燃料の噴霧特
性を上述したように所望の噴射特性に制御することがで
きる。
【0041】(第3実施例)本発明をガソリン機関の燃
料供給装置の燃料噴射弁に適用した第3実施例を図6と
図7に示す。この調量機構500は、2個のスリーブ5
02と504とで構成され、第1のスリーブ502の外
壁のほぼ全周と第2のスリーブ504の内壁とが超音波
溶着により接合される。
【0042】第1のスリーブ502は、樹脂製で、帽子
状の形状をしており、円板部510と、この円板部51
0の外周部から垂直方向に立ち上げられる管状の筒部5
12とからなる。この筒部512は、磁性パイプ23の
近傍にまで延びている。円板部510の中央部には、噴
孔26cの出口部の中央部に第1のオリフィス78が形
成されている。第1のオリフィス78は、入口部から出
口部に向かうに従い開口面積が次第に小さくなるように
絞り形状に先細となるよう4面の傾斜内壁によって形成
されている。
【0043】第2のスリーブ504は、樹脂製で、帽子
状の形状をしており、円板部520と、この円板部52
0の外周部から垂直方向に立ち上げられる管状の筒部5
22と、この筒部522の外周部にL字円環状に形成さ
れるフランジ部524とからなる。第1のスリーブ50
2の筒部512の端部512aと第2のスリーブ504
の筒部522の端部522aとが磁性パイプ23の近傍
の軸方向のほぼ同等の位置まで延びている。
【0044】この第2のスリーブ504は、第1のスリ
ーブ502の円板部510と筒部512の外周に嵌合さ
れている。この第2のスリーブ504の円板部520
は、そのほぼ中央部に第1のオリフィス78に直交する
方向に延びるスリット状の第2のオリフィス80が形成
されている。第2のオリフィス80は、入口側から出口
側に向けて開口面積が次第に小さくなるように先細状に
形成されている。第2のオリフィス80の出口の周囲に
は凹溝114が形成されている。この凹溝114は第2
のオリフィス80から噴出される燃料の噴霧を妨げない
程度に空間部を区画形成している。
【0045】組付時、第1のスリーブ502の外周と第
2のスリーブ504の内周を嵌合させることで第1およ
び第2のオリフィスの位置決めをし、両者を超音波溶着
し一体にする。次いで一体にした第1のスリーブ502
と第2のスリーブ504とをニードルボディ26の端面
26dに円板部510の入口面が当接するように圧入固
定する。
【0046】第3実施例によると、第1のスリーブ50
2と第2のスリーブ504とから構成される調量機構5
00をニードルボディ26に簡単な製作方法により組付
固定することができる。つまり、組付時、第1のスリー
ブ502の外周壁面506に第2のスリーブ504を超
音波溶着により固定し一体化した後、ニードルボディ2
6の端面26dに固定する。この組付固定された調量機
構500によると、噴孔26cから噴出された燃料の噴
霧特性を上述したように所望の噴射特性に制御すること
ができる。
【0047】なお、第2実施例では、円板部、筒部、L
字円環状フランジ部を第1のスリーブ、円板部、筒部を
第2のスリーブに設けており、第3実施例では円板部、
筒部を第1のスリーブに、円板部、L字円環部を第2の
スリーブに設けているが、これらの部分を各スリーブに
どのような組み合わせで設けても良いし、さらに複雑な
形状にしても良い。またスリーブは3枚以上であっても
良い。
【0048】(第4実施例)本発明をガソリン機関の燃
料供給装置の燃料噴射弁に適用した第4実施例を図8と
図9に示す。調量機構200は、第1のオリフィス78
を有する第1のオリフィスプレート202と第2のオリ
フィス80を有する第2のオリフィスプレート204と
スリーブ206とからなる。
【0049】第1のオリフィスプレート202は、金属
またはシリコン製で、その中央部に第1のオリフィス7
8が形成される。第1のオリフィス78はスリット状で
開口面積が入口から出口に向けて次第に小さくなるよう
に4面の内壁で形成される。第2のオリフィスプレート
204は、金属またはシリコン製で、その中央部に第1
のオリフィス78と直交する方向に延びるスリット状の
第2のオリフィス80が形成される。第2のオリフィス
80はスリット状で開口面積が入口から出口に向けて次
第に小さくなるように4面の内壁で形成される。
【0050】スリーブ206は、樹脂製で、帽子状の形
状をしており、その中央部に通孔216を有する薄板部
214と、凹溝208を有するキャップ部212と、こ
のキャップ部212の外周部から垂直方向に立ち上げら
れる管状の筒部218と、この筒部218の外周部にL
字円環状に形成されるフランジ部220とからなる。そ
して、凹溝208の一部を区画形成する薄板部214
に、第1のオリフィス78と第2のオリフィス80が直
交するように第1のオリフィスプレート202と第2の
オリフィスプレート204を重ねて配置し、薄板部21
4と反対側からスリーブ206に第1のオリフィスプレ
ート202と第2のオリフィスプレート204を熱かし
めにより固定されている。
【0051】組付時、スリーブ206の凹溝208に第
1のオリフィスプレート202と第2のオリフィスプレ
ート204とを嵌合させることで第1および第2のオリ
フィスの位置決めをし、スリーブ206のうち第2のオ
リフィスプレート204の外周縁部に当たる部分を熱か
しめする。これにより、スリーブ206の一部を形成す
る樹脂によって第1のオリフィスプレート202と第2
のオリフィスプレート204とをスリーブ206に固定
する。次いでスリーブ206をニードルボディ26の端
面26dに薄板部214の入口面が当接するように圧入
固定する。図5において210は環状に形成される熱か
しめ固定部を示している。
【0052】第4実施例によると、燃料が通過する第1
の孔と第2の孔とを有する流体噴射ノズルを製作するに
あたり、第1のオリフィスプレート202と第2のオリ
フィスプレート204とから構成される調量機構200
をニードルボディ26に簡単な製作方法により組付固定
することができる。 (第5実施例)本発明をガソリン機関の燃料供給装置の
燃料噴射弁に適用した第5実施例を図10と図11に示
す。
【0053】この調量機構400は、スリーブ406に
第1のオリフィスプレート402と第2のオリフィスプ
レート404をインサート成形により一体化した点に特
徴がある。調量機構400は、第1のオリフィス78を
有する第1のオリフィスプレート402と第2のオリフ
ィス80を有する第2のオリフィスプレート404とス
リーブ406とからなる。
【0054】第1のオリフィスプレート402は、金属
またはシリコン製で、その中央部に第1のオリフィス7
8が形成される。第1のオリフィス78はスリット状で
開口面積が入口から出口に向けて次第に小さくなるよう
に4面の内壁で形成される。第2のオリフィスプレート
404は、金属またはシリコン製で、その中央部に第1
のオリフィス78と直交する方向に延びるスリット状の
第2のオリフィス80が形成される。第2のオリフィス
80はスリット状で開口面積が入口から出口に向けて次
第に小さくなるように4面の内壁で形成される。
【0055】スリーブ406は、樹脂製で、帽子状の形
状をしており、その中央部に通孔216を有する薄板部
214と、凹溝208を有するキャップ部212と、こ
のキャップ部212の外周部から垂直方向に立ち上げら
れる管状の筒部218と、この筒部218の外周部にL
字円環状に形成されるフランジ部220とからなる。そ
して、凹溝208の一部を区画形成する薄板部214
に、第1のオリフィス78と第2のオリフィス80が直
交するように第1のオリフィスプレート402と第2の
オリフィスプレート404を重ねて配置し、薄板部21
4と反対側からスリーブ406に第1のオリフィスプレ
ート402と第2のオリフィスプレート404を熱かし
めにより固定している。
【0056】製作時、第1のオリフィスプレート402
と第2のオリフィスプレート404を重ね合わせインサ
ート成形する。これにより、第1および第2のオリフィ
スの位置決めができる。得られた成形体は、スリーブ4
06の内部に第1のオリフィスプレート402と第2の
オリフィスプレート404が埋設される。第5実施例に
よると、燃料が通過する第1の孔と第2の孔とを有する
流体噴射ノズルを製作するにあたり、第1のオリフィス
プレート402と第2のオリフィスプレート404とか
ら構成される調量機構400をインサート成形により製
作し、この成形品をニードルボディ26に圧入固定する
ため、簡単な製作方法により組付固定することができ
る。
【0057】第4、第5実施例では2枚のプレートをス
リーブの下流側に設けたが、上流側に設けても良い。ま
た、プレートは3枚以上であっても良い。以上の第1〜
第5の実施例では第1、第2オリフィスの穴形状はとも
に先細形状となっているが、穴形状はストレートまたは
末広がり形状でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体噴射ノズルを燃料噴射弁に適用し
た第1実施例の断面図である。
【図2】図1に示す第1実施例の主要部を示す拡大断面
図である。
【図3】本発明の第1実施例による流体噴射ノズルの燃
料の流れを示す模式的斜視図である。
【図4】本発明の流体噴射ノズルを燃料噴射弁に適用し
た第2実施例の断面図である。
【図5】図4に示す第2実施例の主要部を示す拡大断面
図である。
【図6】本発明の流体噴射ノズルを燃料噴射弁に適用し
た第3実施例の断面図である。
【図7】図6に示す第3実施例の主要部を示す拡大断面
図である。
【図8】本発明の流体噴射ノズルを燃料噴射弁に適用し
た第4実施例の断面図である。
【図9】図8に示す第4実施例の主要部を示す拡大断面
図である。
【図10】本発明の流体噴射ノズルを燃料噴射弁に適用
した第5実施例の断面図である。
【図11】図10に示す第5実施例の主要部を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
10 燃料噴射弁 25 ニードル 26 ニードルボディ 26c 噴孔 70 第1のオリフィスプレート(第1のプレー
ト) 74 第2のオリフィスプレート(第2のプレー
ト) 78 第1のオリフィス(孔) 80 第2のオリフィス(スリット状オリフィス) 102 スリーブ(第1部材) 104 オリフィスプレート(第2部材) 106 円板部(第1平面部) 108 筒部(第1周面部) 108a 内壁 202 第1のオリフィスプレート 204 第2のオリフィスプレート 206 スリーブ 302 第1のスリーブ 304 第2のスリーブ 402 第1のオリフィスプレート 404 第2のオリフィスプレート 406 スリーブ 502 第1のスリーブ 504 第2のスリーブ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射弁本体の噴孔の出口部に固定される
    流体噴射ノズルであって、 該流体噴射ノズルは第1平面部および該第1平面部周囲
    から突出した第1周面部を有する第1部材と、 該第1平面部に重ねられた第2平面部を有する第2部材
    とを備え、 前記第1周面部は前記噴孔の出口部と嵌合する内壁を備
    え、 前記第1平面部は前記噴孔部から噴出された流体が通過
    する孔を備え、 前記第2部材は前記孔と連通したスリット状オリフィス
    を備えていることを特徴とする流体噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 前記第2部材と前記第1部材に設けられ
    た溝とが嵌合しており、 前記孔はスリット状オリフィスである請求項1に記載の
    流体噴射ノズル。
  3. 【請求項3】 前記第1部材が前記第2部材に対し上流
    側に位置している請求項2に記載の流体噴射ノズル。
  4. 【請求項4】 前記第1部材が前記第2部材に対し下流
    側に位置している請求項2に記載の流体噴射ノズル。
  5. 【請求項5】 前記第2部材も第2平面部周囲から突出
    した第2周面部を有し、該第2周面部と前記第1部材と
    が隣接している請求項2に記載の流体噴射ノズル。
  6. 【請求項6】 前記第2部材は第1部材に設けられた溝
    と嵌合する複数のプレートからなり、該プレートはそれ
    ぞれスリット状オリフィスを有し、 該スリット状オリフィスは一部分連通している請求項1
    に記載の流体噴射ノズル。
  7. 【請求項7】 前記第2部材が前記第1部材に対し下流
    側に位置している請求項6に記載の流体噴射ノズル。
  8. 【請求項8】 前記第2部材が前記第1部材に対し上流
    側に位置している請求項6に記載の流体噴射ノズル。
  9. 【請求項9】 前記噴射弁本体に前記流体噴射ノズルを
    装着したことを特徴とする請求項1記載の噴射弁。
  10. 【請求項10】 前記第1部材と前記第2部材とを超音
    波溶着により接合固定する工程を含むことを特徴とする
    請求項1から8のいずれか一項に記載の流体噴射ノズル
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1部材と前記第2部材とを熱か
    しめにより固定する工程を含むことを特徴とする請求項
    1から8のいずれか一項に記載の流体噴射ノズルの製造
    方法。
  12. 【請求項12】 前記第1部材と前記第2部材とをイン
    サート成型により固定する工程を含むことを特徴とする
    請求項1から4および請求項6から8のいずれか一項に
    記載の流体噴射ノズルの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1部材と前記第2部材とを超音
    波溶着により接合固定する工程を含むことを特徴とする
    請求項9に記載の噴射弁の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1部材と前記第2部材とを熱か
    しめにより固定する工程を含むことを特徴とする請求項
    9に記載の噴射弁の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1部材と前記第2部材とをイン
    サート成型により固定する工程を含むことを特徴とする
    請求項1から4および請求項6から8のいずれか一項に
    記載の噴射弁の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999067514A1 (en) * 1998-06-22 1999-12-29 Hitachi, Ltd. Cylinder-injection type internal combustion engine, method of controlling the engine, and fuel injection nozzle
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