JPH07246717A - プリント装置およびプリント方法 - Google Patents
プリント装置およびプリント方法Info
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- JPH07246717A JPH07246717A JP6038818A JP3881894A JPH07246717A JP H07246717 A JPH07246717 A JP H07246717A JP 6038818 A JP6038818 A JP 6038818A JP 3881894 A JP3881894 A JP 3881894A JP H07246717 A JPH07246717 A JP H07246717A
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- JP
- Japan
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- printing
- head
- correction
- test image
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- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Coloring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント装置において、1ライン分のテスト
パターンのみをプリントし、これに基づいて良好な濃度
むら補正を行う。 【構成】 インクジェットヘッド(13,13′)を走
査してテストパターンをプリントする場合、インクジェ
ットヘッドは実プリント領域をプリントする以上の吐出
口を具え、これらを含めた全吐出口を用いてテストパタ
ーンをプリントする。そして、このテストパターンの濃
度読取り結果のうち、実プリント領域に対応する吐出口
について補正テーブルを書き換える、濃度むら補正を行
う。これにより、実プリント領域の端部で読取り濃度値
の低下等が生ぜず、端部吐出口についても良好な補正を
行うことができる。
パターンのみをプリントし、これに基づいて良好な濃度
むら補正を行う。 【構成】 インクジェットヘッド(13,13′)を走
査してテストパターンをプリントする場合、インクジェ
ットヘッドは実プリント領域をプリントする以上の吐出
口を具え、これらを含めた全吐出口を用いてテストパタ
ーンをプリントする。そして、このテストパターンの濃
度読取り結果のうち、実プリント領域に対応する吐出口
について補正テーブルを書き換える、濃度むら補正を行
う。これにより、実プリント領域の端部で読取り濃度値
の低下等が生ぜず、端部吐出口についても良好な補正を
行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント媒体上に画像
を形成するプリント装置に関し、特に布帛上に画像形成
を行う捺染システムに関するものである。
を形成するプリント装置に関し、特に布帛上に画像形成
を行う捺染システムに関するものである。
【0002】
【背景技術】画像出力装置として、インクジェット方式
や熱転写方式等によるプリントヘッドを用いてデジタル
画像プリントを行うものが急速に普及してきている。そ
のような画像出力装置においては、プリント速度の向上
のため、複数のプリント素子を集積配列してなるプリン
トヘッド(以下、この項においてマルチヘッドという)
を用いるのが一般的である。
や熱転写方式等によるプリントヘッドを用いてデジタル
画像プリントを行うものが急速に普及してきている。そ
のような画像出力装置においては、プリント速度の向上
のため、複数のプリント素子を集積配列してなるプリン
トヘッド(以下、この項においてマルチヘッドという)
を用いるのが一般的である。
【0003】例えば、インクジェットプリントヘッドに
おいては、インク吐出口および液路を複数集積した所謂
マルチノズルヘッドが一般的であり、熱転写方式,感熱
方式のサーマルヘッドでも複数のヒータが集積されてい
るものが用いられる。
おいては、インク吐出口および液路を複数集積した所謂
マルチノズルヘッドが一般的であり、熱転写方式,感熱
方式のサーマルヘッドでも複数のヒータが集積されてい
るものが用いられる。
【0004】しかしながら、製造プロセスのばらつきや
ヘッド構成材料のばらつき等に起因して、マルチヘッド
のプリント素子を均一に製造するのは困難であり、各プ
リント素子の特性にある程度のばらつきが生じる。例え
ば、上記マルチノズルヘッドにおいては、吐出口や液路
等の形状等にばらつきが生じ、サーマルヘッドにおいて
もヒータの形状や抵抗等にばらつきが生じる。そしてそ
のようなプリント素子間の特性の不均一は、各プリント
素子によってプリントされるドットの大きさや濃度の不
均一となって現れ、結局プリント画像に濃度むらを生じ
させることになる。
ヘッド構成材料のばらつき等に起因して、マルチヘッド
のプリント素子を均一に製造するのは困難であり、各プ
リント素子の特性にある程度のばらつきが生じる。例え
ば、上記マルチノズルヘッドにおいては、吐出口や液路
等の形状等にばらつきが生じ、サーマルヘッドにおいて
もヒータの形状や抵抗等にばらつきが生じる。そしてそ
のようなプリント素子間の特性の不均一は、各プリント
素子によってプリントされるドットの大きさや濃度の不
均一となって現れ、結局プリント画像に濃度むらを生じ
させることになる。
【0005】この問題に対して、本出願人は、特開平3
−18358号公報その他において、画像形成装置内に
濃度むら読取部を設け、定期的にプリント素子配列範囲
における濃度むら分布を読取って濃度むら補正データを
作成しなおすようにした装置を提案している。これによ
れば、ヘッドの濃度むら分布が変化しても、それに応じ
て補正データを作成しなおすため、常にむらのない均一
な画像を保つことができるようになる。
−18358号公報その他において、画像形成装置内に
濃度むら読取部を設け、定期的にプリント素子配列範囲
における濃度むら分布を読取って濃度むら補正データを
作成しなおすようにした装置を提案している。これによ
れば、ヘッドの濃度むら分布が変化しても、それに応じ
て補正データを作成しなおすため、常にむらのない均一
な画像を保つことができるようになる。
【0006】また、同様に本出願人による特願平5−1
90052号には、捺染システムにおける濃度むら補正
の一構成例が開示されている。この例は、プリント領域
外に、濃度むら補正用のテストパターンをプリントする
テストパターンプリント部およびこのテストパターンを
読取る読取部からなる濃度むら補正部を設けるものであ
り、これにより、実際にプリントに用いられるプリント
媒体と異なるプリント媒体を、テストパターンプリント
に用いることが可能となる。
90052号には、捺染システムにおける濃度むら補正
の一構成例が開示されている。この例は、プリント領域
外に、濃度むら補正用のテストパターンをプリントする
テストパターンプリント部およびこのテストパターンを
読取る読取部からなる濃度むら補正部を設けるものであ
り、これにより、実際にプリントに用いられるプリント
媒体と異なるプリント媒体を、テストパターンプリント
に用いることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た濃度むら補正の二例のいずれにおいても、テストパタ
ーンをプリントする場合複数回の走査を行って複数行か
らなるテストパターンをプリントする必要があった。こ
れは一回の走査によりプリントされるテストパターンの
場合、この両端部の補正を適切に行うことが困難だから
である。その理由について説明する。
た濃度むら補正の二例のいずれにおいても、テストパタ
ーンをプリントする場合複数回の走査を行って複数行か
らなるテストパターンをプリントする必要があった。こ
れは一回の走査によりプリントされるテストパターンの
場合、この両端部の補正を適切に行うことが困難だから
である。その理由について説明する。
【0008】図22(A)および(B)は、それぞれ1
回および複数回の走査によるテストパターンのプリント
動作を示す図であり、図23(A)および(B)はそれ
ぞれ上記プリントされたテストパターンの読取り結果を
示す図である。
回および複数回の走査によるテストパターンのプリント
動作を示す図であり、図23(A)および(B)はそれ
ぞれ上記プリントされたテストパターンの読取り結果を
示す図である。
【0009】複数回走査でテストパターンをプリントす
る場合、図22(B)に示すように各走査でプリントさ
れるパターンは互いに境界と接し、また、同図(A)に
示すように1回の走査によるテストパターンの境界は、
プリント媒体の非プリント部と接することになる。
る場合、図22(B)に示すように各走査でプリントさ
れるパターンは互いに境界と接し、また、同図(A)に
示すように1回の走査によるテストパターンの境界は、
プリント媒体の非プリント部と接することになる。
【0010】例えば、インクジェット方式のプリントの
場合、プリント媒体上で打ち込まれたインクが拡がりド
ット形成が行われるが、この時、隣接ドットがあるか否
かによってドットの拡がり方が異なる。また、テストパ
ターンを読取る場合にも、プリント領域の境界ではプリ
ント媒体の濃度の影響を多く受けることになる。
場合、プリント媒体上で打ち込まれたインクが拡がりド
ット形成が行われるが、この時、隣接ドットがあるか否
かによってドットの拡がり方が異なる。また、テストパ
ターンを読取る場合にも、プリント領域の境界ではプリ
ント媒体の濃度の影響を多く受けることになる。
【0011】このため、図23(A)および(B)に示
すように、単走査プリントの読取り結果と複数回走査プ
リントの読取り結果とが、特に各走査領域の境界近傍に
おいて顕著に異なる。このように、単走査プリントの読
取り結果に基づいて濃度むら補正を行った場合、インク
ジェットヘッドの端部における吐出口に関する補正が適
切に行えないことになる。
すように、単走査プリントの読取り結果と複数回走査プ
リントの読取り結果とが、特に各走査領域の境界近傍に
おいて顕著に異なる。このように、単走査プリントの読
取り結果に基づいて濃度むら補正を行った場合、インク
ジェットヘッドの端部における吐出口に関する補正が適
切に行えないことになる。
【0012】以上の理由から、複数行からなるテストパ
ターンを必要とするのであるが、これにより、以下のよ
うな問題点をも同時に派生していた。
ターンを必要とするのであるが、これにより、以下のよ
うな問題点をも同時に派生していた。
【0013】1) すなわち、複数行のプリントを行う
ため、テストパターンのプリントに時間を要し、濃度む
ら補正に要する時間が長くなる場合がある。特に、種々
のインクを用いる捺染システムのようにインクジェット
ヘッドの数が多い場合には顕著にテストパターンのプリ
ント時間が増大することになる。
ため、テストパターンのプリントに時間を要し、濃度む
ら補正に要する時間が長くなる場合がある。特に、種々
のインクを用いる捺染システムのようにインクジェット
ヘッドの数が多い場合には顕著にテストパターンのプリ
ント時間が増大することになる。
【0014】2) また、上記で示した捺染システムの
ように、プリント媒体とテストパターンのプリント媒体
を異ならせることが可能な場合、複数行プリントのため
にテストパターン用媒体の搬送機構を別途必要とし、ま
た、プリント媒体の搬送機構と同程度の搬送制度も必要
となり、装置のコストアップをもたらすことになる。
ように、プリント媒体とテストパターンのプリント媒体
を異ならせることが可能な場合、複数行プリントのため
にテストパターン用媒体の搬送機構を別途必要とし、ま
た、プリント媒体の搬送機構と同程度の搬送制度も必要
となり、装置のコストアップをもたらすことになる。
【0015】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、複数回のテストパタ
ーンプリントは行わず、1ライン(行)のテストパター
ンのみに基づいて良好な濃度むら補正を行うことが可能
なプリント装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、複数回のテストパタ
ーンプリントは行わず、1ライン(行)のテストパター
ンのみに基づいて良好な濃度むら補正を行うことが可能
なプリント装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
複数の記録素子を有した記録ヘッドを用い、被記録媒体
にプリントを行うプリント装置において、前記複数の記
録素子の中からプリントに用いる記録素子を選択する記
録素子選択手段と、該記録素子選択手段により選択され
た記録素子および当該選択された素子以外の記録素子を
用いてテスト画像をプリントするテスト画像プリント手
段と、該テスト画像プリント手段によりプリントされた
テスト画像を読取る読取り手段と、該読取り手段の読取
り結果に基づいて前記プリントに用いる記録素子の駆動
信号を補正する補正手段と、を具えたことを特徴とす
る。
複数の記録素子を有した記録ヘッドを用い、被記録媒体
にプリントを行うプリント装置において、前記複数の記
録素子の中からプリントに用いる記録素子を選択する記
録素子選択手段と、該記録素子選択手段により選択され
た記録素子および当該選択された素子以外の記録素子を
用いてテスト画像をプリントするテスト画像プリント手
段と、該テスト画像プリント手段によりプリントされた
テスト画像を読取る読取り手段と、該読取り手段の読取
り結果に基づいて前記プリントに用いる記録素子の駆動
信号を補正する補正手段と、を具えたことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】以上の構成によれば、プリントで用いる記録素
子よりも多い数の記録素子を用いてテスト画像がプリン
トされ、これにより、テスト画像において実際のプリン
トに用いる記録素子に対応する部分が当該テスト画像の
端部となることがなくなり、その読取り結果においてそ
の画像端部であることの影響を排除することができる。
子よりも多い数の記録素子を用いてテスト画像がプリン
トされ、これにより、テスト画像において実際のプリン
トに用いる記録素子に対応する部分が当該テスト画像の
端部となることがなくなり、その読取り結果においてそ
の画像端部であることの影響を排除することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0019】なお、以下では、本発明の好適な実施例と
しての捺染システムについて、次の手順にて説明を行
う。
しての捺染システムについて、次の手順にて説明を行
う。
【0020】(1)システムの全体(図1〜図2) (2)ホストコンピュータ(図3) (2.1)構成 (2.2)動作 (3)プリンタ(図4〜図21) (3.1)印刷機構の説明 (3.2)装置構成の説明 (3.3)プリント方式の説明 (3.4)ヘッドシェーディングの説明 (4)その他 (1)システムの全体 図1は本発明の一実施例に係る捺染システムの全体構成
を示す。ホストコンピュータHは、布等のプリント媒体
に対してプリント(以下プリント,印刷ともいう)を行
うプリンタPに対して捺染のための原画データおよびそ
の他の制御コマンド等を供給するデータ供給装置を構成
する。このホストコンピュータHを用いて、デザイナに
より作成され、スキャナSにより読込まれた原画に対し
て所望の修正を加え、プリンタPに対して所要のパラメ
ータを設定して捺染を行わせることができる。ホストコ
ンピュータHはまた、イーサネット(XEROX社によ
る)などのLAN(ローカルエリアネットワーク)10
16と結合して他システム等との交信を可能とすること
ができる。また、ホストコンピュータHに対しては、プ
リンタPよりその状態等が通知される。ホストコンピュ
ータHについては図3、プリンタPについては図4等を
用いてその詳細を後述する。
を示す。ホストコンピュータHは、布等のプリント媒体
に対してプリント(以下プリント,印刷ともいう)を行
うプリンタPに対して捺染のための原画データおよびそ
の他の制御コマンド等を供給するデータ供給装置を構成
する。このホストコンピュータHを用いて、デザイナに
より作成され、スキャナSにより読込まれた原画に対し
て所望の修正を加え、プリンタPに対して所要のパラメ
ータを設定して捺染を行わせることができる。ホストコ
ンピュータHはまた、イーサネット(XEROX社によ
る)などのLAN(ローカルエリアネットワーク)10
16と結合して他システム等との交信を可能とすること
ができる。また、ホストコンピュータHに対しては、プ
リンタPよりその状態等が通知される。ホストコンピュ
ータHについては図3、プリンタPについては図4等を
用いてその詳細を後述する。
【0021】図2は本システムを用いて行うことができ
る捺染処理手順の一例を示す。各ステップで行う処理内
容は例えば次の通りである。
る捺染処理手順の一例を示す。各ステップで行う処理内
容は例えば次の通りである。
【0022】原画作成ステップMS1 デザイナが適宜の手段を用いて原画、すなわちプリント
媒体である布上の繰返し画像の基本単位となる基本画像
を作成するステップである。当該作成にあたっては、図
3につき詳述するホストコンピュータHの所要の各部、
例えば入力手段や表示手段等を用いることもできる。
媒体である布上の繰返し画像の基本単位となる基本画像
を作成するステップである。当該作成にあたっては、図
3につき詳述するホストコンピュータHの所要の各部、
例えば入力手段や表示手段等を用いることもできる。
【0023】原画入力ステップMS3 原稿作成ステップMS1にて作成された原画をスキャナ
Sを用いてホストコンピュータHに読込むステップ、ま
たはホストコンピュータHの外部記憶に格納された原画
データを読込むステップ、またはLAN1016より原
画データを受信するステップである。
Sを用いてホストコンピュータHに読込むステップ、ま
たはホストコンピュータHの外部記憶に格納された原画
データを読込むステップ、またはLAN1016より原
画データを受信するステップである。
【0024】原画修正ステップMS5 本例における捺染システムは、図24について後述する
ように、基本画像に対して種々の繰返しパターンの選択
を可能とするが、選択された繰返しパターンによっては
境界部において不本意な画像の位置ずれや色調の不連続
性が生じうる。本ステップは、繰返しパターンの選択を
受容するとともに、当該選択に応じた繰返しパターンの
境界部における不連続性の修正を行うステップである。
その修正の態様としては、ホストコンピュータHの有す
る表示器の画面を参照しつつ、デザイナまたはオペレー
タがマウスその他の入力手段を用いて行うものでもよ
く、ホストコンピュータH自体の画像処理により自動修
正を行うものでもよい。
ように、基本画像に対して種々の繰返しパターンの選択
を可能とするが、選択された繰返しパターンによっては
境界部において不本意な画像の位置ずれや色調の不連続
性が生じうる。本ステップは、繰返しパターンの選択を
受容するとともに、当該選択に応じた繰返しパターンの
境界部における不連続性の修正を行うステップである。
その修正の態様としては、ホストコンピュータHの有す
る表示器の画面を参照しつつ、デザイナまたはオペレー
タがマウスその他の入力手段を用いて行うものでもよ
く、ホストコンピュータH自体の画像処理により自動修
正を行うものでもよい。
【0025】特別色指定ステップMS7 本例に係るプリンタPでは、基本的にイエロー(Y),
マゼンタ(M)およびシアン(C)、あるいはさらにブ
ラック(BK)のインクを用いてプリントを行うが、捺
染においてはこれら以外の色、例えば金色,銀色などの
金属色や、鮮明なレッド(R),グリーン(G),ブル
ー(B)などの使用を望むことがある。そこで、本例の
プリンタPにおいては、これら特別な色(以下特色とい
う)のインクを用いたプリントを可能とするとともに、
本ステップにおいてその特色の指定を行う。
マゼンタ(M)およびシアン(C)、あるいはさらにブ
ラック(BK)のインクを用いてプリントを行うが、捺
染においてはこれら以外の色、例えば金色,銀色などの
金属色や、鮮明なレッド(R),グリーン(G),ブル
ー(B)などの使用を望むことがある。そこで、本例の
プリンタPにおいては、これら特別な色(以下特色とい
う)のインクを用いたプリントを可能とするとともに、
本ステップにおいてその特色の指定を行う。
【0026】カラーパレットデータ作成ステップMS9 デザインにおいては、デザイナは標準カラーパッチから
色を選びながら原画を作成する。当該選択色に対するプ
リント時の色の再現性が捺染システムの生産性に大きく
影響する。そこで、本ステップでは、選択された標準色
を良好に再現するためのY,M,Cあるいは特色の混合
比率を定めるデータを生成する。
色を選びながら原画を作成する。当該選択色に対するプ
リント時の色の再現性が捺染システムの生産性に大きく
影響する。そこで、本ステップでは、選択された標準色
を良好に再現するためのY,M,Cあるいは特色の混合
比率を定めるデータを生成する。
【0027】ロゴ入力ステップMS11 反物では、端部にデザイナ,メーカのブランド等のロゴ
マークをプリントする場合が多い。本ステップでは、そ
のようなロゴマークの指定、およびその色,サイズ,位
置の指定等を行う。
マークをプリントする場合が多い。本ステップでは、そ
のようなロゴマークの指定、およびその色,サイズ,位
置の指定等を行う。
【0028】布サイズ指定ステップMS13 プリント対象である布の幅,長さ等を指定する。これに
よりプリンタPにおけるプリントヘッドの主走査方向お
よび副走査方向における走査量や、原画パターンの繰返
し数等が定まる。
よりプリンタPにおけるプリントヘッドの主走査方向お
よび副走査方向における走査量や、原画パターンの繰返
し数等が定まる。
【0029】原画倍率指定ステップMS15 原画に対するプリント時の変倍率(例えば100%,2
00%,400%など)を設定する。
00%,400%など)を設定する。
【0030】布種類指定ステップMS17 布には綿,絹,毛などの天然繊維や、ナイロン,ポリエ
ステル,アクリルなどの合成繊維等、種々な種類があ
り、捺染に関わる特性を異にする。そして、布の伸縮性
によると考えられるが、プリント時の送り量を等しくす
る場合には、主走査毎の境界部に発生するすじの現れ方
が異なってくる。そこで、本ステップではプリントに係
る布の種類を入力し、プリンタPにおける適切な送り量
の設定に供するようにする。
ステル,アクリルなどの合成繊維等、種々な種類があ
り、捺染に関わる特性を異にする。そして、布の伸縮性
によると考えられるが、プリント時の送り量を等しくす
る場合には、主走査毎の境界部に発生するすじの現れ方
が異なってくる。そこで、本ステップではプリントに係
る布の種類を入力し、プリンタPにおける適切な送り量
の設定に供するようにする。
【0031】インク最大打込み量設定ステップMS19 同じ量のインクを布上に打込んでも、布上に再現させる
画像濃度は布種により異なる。また、プリンタPにおけ
る定着系の構成等によっても打込み可能なインク量は異
なる。そこで、本ステップでは布種類やプリンタPの定
着系の構成等に応じてインク最大打込み量を指定する。
画像濃度は布種により異なる。また、プリンタPにおけ
る定着系の構成等によっても打込み可能なインク量は異
なる。そこで、本ステップでは布種類やプリンタPの定
着系の構成等に応じてインク最大打込み量を指定する。
【0032】プリントモード指定ステップMS21 プリンタPにおいてマルチスキャンによる重ねプリント
を行わない(図13参照)高速プリントモードを実行す
るかまたはマルチスキャンによる重ねプリント(図1
1,図12等参照)を行うモードを実行するか、あるい
は、1ドットに対し1回のインク打込みを行うかまたは
複数回のインク打込みを行うかなどを指定する。さらに
は、プリントを中断したとき等において、中断の前後で
柄が連続するように制御を行うか、または柄の連続性と
は無関係に新たにプリントを開始するかの指定を行うよ
うにすることもできる。
を行わない(図13参照)高速プリントモードを実行す
るかまたはマルチスキャンによる重ねプリント(図1
1,図12等参照)を行うモードを実行するか、あるい
は、1ドットに対し1回のインク打込みを行うかまたは
複数回のインク打込みを行うかなどを指定する。さらに
は、プリントを中断したとき等において、中断の前後で
柄が連続するように制御を行うか、または柄の連続性と
は無関係に新たにプリントを開始するかの指定を行うよ
うにすることもできる。
【0033】ヘッドシェーディングモード指定ステップ
MS23 本発明に係る処理である。すなわち、プリンタPにおい
て複数の吐出口を有するプリントヘッドを用いる場合に
は、製造上のばらつきやその後の使用状態等によってヘ
ッドの吐出口毎にインク吐出量,吐出方向のばらつき,
よれが生じる場合がある。そこでこれを補正すべく吐出
口毎の駆動信号を補正してプリント濃度を一定にする処
理(ヘッドシェーディング)を行うことがある。本ステ
ップでは、上記プリントモードに応じたヘッドシェーデ
ィングの態様や、ヘッドシェーディングのタイミング等
を指定できるようにする。
MS23 本発明に係る処理である。すなわち、プリンタPにおい
て複数の吐出口を有するプリントヘッドを用いる場合に
は、製造上のばらつきやその後の使用状態等によってヘ
ッドの吐出口毎にインク吐出量,吐出方向のばらつき,
よれが生じる場合がある。そこでこれを補正すべく吐出
口毎の駆動信号を補正してプリント濃度を一定にする処
理(ヘッドシェーディング)を行うことがある。本ステ
ップでは、上記プリントモードに応じたヘッドシェーデ
ィングの態様や、ヘッドシェーディングのタイミング等
を指定できるようにする。
【0034】プリントステップMS25 以上の指定に基づき、プリンタPによって捺染を実行す
る。
る。
【0035】なお、以上において指定等を行うことが不
要であればそのステップを削除もしくはスキップするよ
うにしてもよい。また、必要に応じてその他の指定等を
行うステップを追加してもよい。
要であればそのステップを削除もしくはスキップするよ
うにしてもよい。また、必要に応じてその他の指定等を
行うステップを追加してもよい。
【0036】(2)ホストコンピュータ (2.1)構成 図3は、本発明の一実施例にかかるホストコンピュータ
の構成を中心としてシステム全体を示すブロック図であ
る。
の構成を中心としてシステム全体を示すブロック図であ
る。
【0037】図において、1011は情報処理システム
全体の制御を実行するCPU、1013はCPU101
1が実行するプログラムを記憶したり、この実行の際の
ワーク領域として用いられるメインメモリ、1014は
CPU1011を介さずにメインメモリ1013と本シ
ステムを構成する各種機器との間でデータの転送を行う
DMAコントローラ(Direct Memory A
ccess Controller、以下DMACとい
う)である。1015はLAN1016と本システムと
の間のLANインターフェース、1017はROM,S
RAM,RS232C方式インターフェースなどを有し
た入出力装置(以下、I/Oという)である。I/O
1017には、各種外部機器を接続可能である。101
8および1019は外部記憶装置としてのそれぞれハー
ドディスク装置およびフロッピーディスク装置、102
0はハードディスク装置1018やフロッピーディスク
装置1019と本システムとの間で信号接続を行うため
のディスクインターフェースである。1022はプリン
タPおよびスキャナSとホストコンピュータHとの間で
信号接続を行うためのスキャナ/プリンタインターフェ
ースであり、GPIB仕様のものとすることができる。
1023は各種文字情報,制御情報などを入力するため
のキーボード、1024はポインティングデバイスとし
てのマウス、1025はキーボード1023およびマウ
ス1024と本システムとの間で信号接続を行うための
キーインターフェスである。1026はインターフェス
1027によって、その表示が制御されるCRT等の表
示装置である。1012は上記各機器間を信号接続する
ためのデータバス,コントロールバス,アドレスバスか
らなるシステムバスである。
全体の制御を実行するCPU、1013はCPU101
1が実行するプログラムを記憶したり、この実行の際の
ワーク領域として用いられるメインメモリ、1014は
CPU1011を介さずにメインメモリ1013と本シ
ステムを構成する各種機器との間でデータの転送を行う
DMAコントローラ(Direct Memory A
ccess Controller、以下DMACとい
う)である。1015はLAN1016と本システムと
の間のLANインターフェース、1017はROM,S
RAM,RS232C方式インターフェースなどを有し
た入出力装置(以下、I/Oという)である。I/O
1017には、各種外部機器を接続可能である。101
8および1019は外部記憶装置としてのそれぞれハー
ドディスク装置およびフロッピーディスク装置、102
0はハードディスク装置1018やフロッピーディスク
装置1019と本システムとの間で信号接続を行うため
のディスクインターフェースである。1022はプリン
タPおよびスキャナSとホストコンピュータHとの間で
信号接続を行うためのスキャナ/プリンタインターフェ
ースであり、GPIB仕様のものとすることができる。
1023は各種文字情報,制御情報などを入力するため
のキーボード、1024はポインティングデバイスとし
てのマウス、1025はキーボード1023およびマウ
ス1024と本システムとの間で信号接続を行うための
キーインターフェスである。1026はインターフェス
1027によって、その表示が制御されるCRT等の表
示装置である。1012は上記各機器間を信号接続する
ためのデータバス,コントロールバス,アドレスバスか
らなるシステムバスである。
【0038】(2.2)動作 以上説明した各種機器などを接続して構成されるシステ
ムでは、デザイナまたはオペレータは、CRT1026
の表示画面に表示される各種情報に対応しながら操作を
行う。すなわち、LAN1016,I/O 1017に
接続される外部機器、ハードディスク1018、フロッ
ピーディスク1019、スキャナS、キーボード102
3、マウス1024から供給される文字,画像情報な
ど、また、メインメモリ1013に格納されシステム操
作にかかる操作情報などがCRT1026の表示画面に
表示され、デザイナまたはオペレータはこの表示を見な
がら各種情報の指定、システムに対する指示操作などを
行う。
ムでは、デザイナまたはオペレータは、CRT1026
の表示画面に表示される各種情報に対応しながら操作を
行う。すなわち、LAN1016,I/O 1017に
接続される外部機器、ハードディスク1018、フロッ
ピーディスク1019、スキャナS、キーボード102
3、マウス1024から供給される文字,画像情報な
ど、また、メインメモリ1013に格納されシステム操
作にかかる操作情報などがCRT1026の表示画面に
表示され、デザイナまたはオペレータはこの表示を見な
がら各種情報の指定、システムに対する指示操作などを
行う。
【0039】(3)プリンタ (3.1)機械的構成の説明 図4は本実施例の捺染装置としてのインクジェットプリ
ンタの構成例を示す。本例の捺染装置(プリンタ)は、
大きく分けて捺染用の前処理を施されたロール上の布を
送り出す給布部Bと、送られてきた布を精密に行送りし
てインクジェットヘッドでプリントを行う本体部と、プ
リントされた布を乾燥させ巻取る巻取り部Cとからな
る。そして、本体部Aはさらにプラテンを含む布の精密
送り部A−1とプリントユニットA−2とからなる。
ンタの構成例を示す。本例の捺染装置(プリンタ)は、
大きく分けて捺染用の前処理を施されたロール上の布を
送り出す給布部Bと、送られてきた布を精密に行送りし
てインクジェットヘッドでプリントを行う本体部と、プ
リントされた布を乾燥させ巻取る巻取り部Cとからな
る。そして、本体部Aはさらにプラテンを含む布の精密
送り部A−1とプリントユニットA−2とからなる。
【0040】前処理されたロール状の布帛(布)3は給
布部の方に送り出され、本体部Aに送られる。本体部に
は精密にステップ駆動される薄い無端のベルト6が駆動
ローラ7、巻回ローラ9に架けまわされている。駆動ロ
ーラ7は、高分解能のステッピングモータ(図示せず)
でダイレクトにステップ駆動されそのステップ量だけベ
ルトをステップ送りする。送られてきた布は巻回ローラ
9によってバックアップされたベルト表面に、押付けロ
ーラ10によって押し付けられ、プリント面が平坦に規
制される。
布部の方に送り出され、本体部Aに送られる。本体部に
は精密にステップ駆動される薄い無端のベルト6が駆動
ローラ7、巻回ローラ9に架けまわされている。駆動ロ
ーラ7は、高分解能のステッピングモータ(図示せず)
でダイレクトにステップ駆動されそのステップ量だけベ
ルトをステップ送りする。送られてきた布は巻回ローラ
9によってバックアップされたベルト表面に、押付けロ
ーラ10によって押し付けられ、プリント面が平坦に規
制される。
【0041】ベルトによってステップ送りをされてきた
布3は、第1のプリント部11において、ベルト背面の
プラテン12によって定位され表側からインクジェット
ヘッド13によってプリントされる。1行のプリントが
終るごとに、所定量ステップ送りされ、次いでベルト背
面からの加熱プレート14による加熱と、温風ダクト1
5によって給/排される、表面からの温風によって乾燥
される。続いて第2のプリント部11′において、第1
のプリント部と同様な方法で重ねプリントがなされる。
なお、温風ダクト15は必ずしも設けられていなくても
よく、これを省略した場合であっても、第1のプリント
部11から第2のプリント部11′に至る領域において
自然乾燥もなされる。本例におけるインクジェットヘッ
ド(プリントヘッド)は、インクを吐出するために利用
されるエネルギとして、インクに膜沸騰を生じさせる熱
エネルギを発生する素子を有するものを用いている。
布3は、第1のプリント部11において、ベルト背面の
プラテン12によって定位され表側からインクジェット
ヘッド13によってプリントされる。1行のプリントが
終るごとに、所定量ステップ送りされ、次いでベルト背
面からの加熱プレート14による加熱と、温風ダクト1
5によって給/排される、表面からの温風によって乾燥
される。続いて第2のプリント部11′において、第1
のプリント部と同様な方法で重ねプリントがなされる。
なお、温風ダクト15は必ずしも設けられていなくても
よく、これを省略した場合であっても、第1のプリント
部11から第2のプリント部11′に至る領域において
自然乾燥もなされる。本例におけるインクジェットヘッ
ド(プリントヘッド)は、インクを吐出するために利用
されるエネルギとして、インクに膜沸騰を生じさせる熱
エネルギを発生する素子を有するものを用いている。
【0042】以上のプリントを行った後、引続きインク
が含有する色素を定着させる手段を用いて布帛繊維上の
染料等のインク中の色素を拡散させ、かつインク中の色
素を繊維へ定着させる工程を施すことができる。そして
この工程により、充分な発色性と染料の固着による堅牢
性を得ることができる。
が含有する色素を定着させる手段を用いて布帛繊維上の
染料等のインク中の色素を拡散させ、かつインク中の色
素を繊維へ定着させる工程を施すことができる。そして
この工程により、充分な発色性と染料の固着による堅牢
性を得ることができる。
【0043】この拡散,定着工程(染料拡散工程,固着
発色工程などもこれに含まれる)は従来公知の方法でよ
く、スチーミング法(例えば100℃の水蒸気雰囲気下
で10分間処理する)等が挙げられる。なお、この場
合、印捺工程の前に、予め布帛に前処理としてアルカリ
処理を施してもよい。また、定着工程は、染料によって
イオン結合等の反応過程を含むものと含まないものとが
ある。後者の例としては、繊維に含浸させて物理的に離
脱しないようなものがある。また、インクとしては所要
の色素を含有するものであれば適宜のものを用いること
ができ、染料に限られず顔料を含むものでもよい。
発色工程などもこれに含まれる)は従来公知の方法でよ
く、スチーミング法(例えば100℃の水蒸気雰囲気下
で10分間処理する)等が挙げられる。なお、この場
合、印捺工程の前に、予め布帛に前処理としてアルカリ
処理を施してもよい。また、定着工程は、染料によって
イオン結合等の反応過程を含むものと含まないものとが
ある。後者の例としては、繊維に含浸させて物理的に離
脱しないようなものがある。また、インクとしては所要
の色素を含有するものであれば適宜のものを用いること
ができ、染料に限られず顔料を含むものでもよい。
【0044】その後、後処理工程において、未反応の染
料の除去および前処理に用いた物質の除去が行われる。
最後に、欠陥補正,アイロン仕上げ等の整理仕上げ工程
を経てプリントが完成する。
料の除去および前処理に用いた物質の除去が行われる。
最後に、欠陥補正,アイロン仕上げ等の整理仕上げ工程
を経てプリントが完成する。
【0045】図5は上記プリントの領域外に設けた濃度
むら補正(以下、単にHSともいう)用テストパターン
プリント部とテストパターン読取り部とからなる濃度む
ら補正部237を示す。213は第1および第2プリン
ト部11,11′のインクジェットヘッドによってプリ
ント可能な上下キャリッジの走査位置に設けたテストパ
ターン用のプリント媒体であり、ローラ216A,21
6B間に張架され、モータ216Mにより図中D方向に
搬送される。そして、前述と同様、テストパターンのプ
リントされたプリント媒体213を光源218により照
明し、各インクジェットヘッドによりプリント媒体21
3上へプリントされたテストパターンのプリント濃度を
読取りラインセンサ217により読取り、読取りセンサ
217により読取られた各プリントヘッドによるテスト
パターンプリントの読取り信号をR,G,B信号として
A/D変換器236によりデジタル信号化した後、その
読取り信号を一時的にRAM219に記憶するようにし
てある。
むら補正(以下、単にHSともいう)用テストパターン
プリント部とテストパターン読取り部とからなる濃度む
ら補正部237を示す。213は第1および第2プリン
ト部11,11′のインクジェットヘッドによってプリ
ント可能な上下キャリッジの走査位置に設けたテストパ
ターン用のプリント媒体であり、ローラ216A,21
6B間に張架され、モータ216Mにより図中D方向に
搬送される。そして、前述と同様、テストパターンのプ
リントされたプリント媒体213を光源218により照
明し、各インクジェットヘッドによりプリント媒体21
3上へプリントされたテストパターンのプリント濃度を
読取りラインセンサ217により読取り、読取りセンサ
217により読取られた各プリントヘッドによるテスト
パターンプリントの読取り信号をR,G,B信号として
A/D変換器236によりデジタル信号化した後、その
読取り信号を一時的にRAM219に記憶するようにし
てある。
【0046】(3.2)装置の制御系の構成 次に、本装置の制御系の構成を説明する。図6および図
7は実施例のインクジェットプリンタの構成およびその
操作部の構成例を示しており、図8〜図10は図6のコ
ントロールボード102の内部構成の一例をデータの流
れに沿って概念的に示している。
7は実施例のインクジェットプリンタの構成およびその
操作部の構成例を示しており、図8〜図10は図6のコ
ントロールボード102の内部構成の一例をデータの流
れに沿って概念的に示している。
【0047】ホストコンピュータHからインターフェー
ス(ここではGPIB)を介し、コントロールボード1
02に印刷用画像データを送る。画像データを送る装置
は特に限定されず、かつ、転送形態としてはネットワー
クによる転送、マグネットテープ等を介するオフライン
でも良い。コントロールボード102は、CPU102
A,各種プログラムを格納したROM102B,各種レ
ジスタ領域や作業用領域を有するRAM102Cおよび
図8〜図10その他で示す各部からなり装置全体の制御
を行う。103はオペレータがプリンタPに対して所要
の指示を与えるための操作部およびオペレータに対して
のメッセージ等を表示するための表示器を有する操作・
表示部である。104はプリント対象である布等のプリ
ント媒体を搬送するためのモータ等からなる布搬送機で
ある。105は図7に示した各種モータ(末尾に“M”
を付してある)や各種ソレノイド(“SOL”で示す)
を駆動するためのドライバユニット入出力部である。1
07は各ヘッドに駆動信号を供給するとともに、各ヘッ
ドに係る情報(装着の有無やそのヘッドの提示する色等
の情報)を受容してコントロールボード102に供給す
るための中継ボードである。当該情報は前述のようにホ
ストコンピュータHに転送される。
ス(ここではGPIB)を介し、コントロールボード1
02に印刷用画像データを送る。画像データを送る装置
は特に限定されず、かつ、転送形態としてはネットワー
クによる転送、マグネットテープ等を介するオフライン
でも良い。コントロールボード102は、CPU102
A,各種プログラムを格納したROM102B,各種レ
ジスタ領域や作業用領域を有するRAM102Cおよび
図8〜図10その他で示す各部からなり装置全体の制御
を行う。103はオペレータがプリンタPに対して所要
の指示を与えるための操作部およびオペレータに対して
のメッセージ等を表示するための表示器を有する操作・
表示部である。104はプリント対象である布等のプリ
ント媒体を搬送するためのモータ等からなる布搬送機で
ある。105は図7に示した各種モータ(末尾に“M”
を付してある)や各種ソレノイド(“SOL”で示す)
を駆動するためのドライバユニット入出力部である。1
07は各ヘッドに駆動信号を供給するとともに、各ヘッ
ドに係る情報(装着の有無やそのヘッドの提示する色等
の情報)を受容してコントロールボード102に供給す
るための中継ボードである。当該情報は前述のようにホ
ストコンピュータHに転送される。
【0048】さて、ホストコンピュータHから印刷する
画像データの情報を受けると、その画像データはGPI
Bインターフェース501,フレームメモリコントロー
ラ504を介し画像メモリ505に蓄積される(図8参
照)。実施例の画像メモリは124Mbyteの容量を
有し、A1サイズを8ビットのパレットデータ構成した
ものである。つまり、1画素につき8ビットが割り当て
られている。503はメモリ転送の高速化のためのDM
Aコントローラである。ホストコンピュータHからの転
送が終了したら、所定の処理後、印刷を開始できる。
画像データの情報を受けると、その画像データはGPI
Bインターフェース501,フレームメモリコントロー
ラ504を介し画像メモリ505に蓄積される(図8参
照)。実施例の画像メモリは124Mbyteの容量を
有し、A1サイズを8ビットのパレットデータ構成した
ものである。つまり、1画素につき8ビットが割り当て
られている。503はメモリ転送の高速化のためのDM
Aコントローラである。ホストコンピュータHからの転
送が終了したら、所定の処理後、印刷を開始できる。
【0049】説明が前後するが、実施例の印刷装置に接
続されるホストコンピュータは、画像データをラスタイ
メージとして転送してくる。各プリントヘッドは縦方向
に複数のインク吐出ノズルが並んでいるので、画像デー
タの並びをプリントヘッドに合致するよう変換しなけれ
ばならない。このデータ変換をラスタ@BJ変換コント
ローラ506で行う。そして、このラスタ@BJ変換コ
ントローラ506で変換されたデータは、画像データを
変倍するための次の拡大コントローラ507の拡大機能
を通しパレット変換コントローラ508に供給される。
なお、拡大コントローラ507までのデータはホストコ
ンピュータから送られてきたデータであり、この実施例
では8ビットのパレット信号である。そして、このパレ
ットデータ(8ビット)は各プリントヘッドに対する処
理部(以下に説明する)に共通に渡され、処理される。
続されるホストコンピュータは、画像データをラスタイ
メージとして転送してくる。各プリントヘッドは縦方向
に複数のインク吐出ノズルが並んでいるので、画像デー
タの並びをプリントヘッドに合致するよう変換しなけれ
ばならない。このデータ変換をラスタ@BJ変換コント
ローラ506で行う。そして、このラスタ@BJ変換コ
ントローラ506で変換されたデータは、画像データを
変倍するための次の拡大コントローラ507の拡大機能
を通しパレット変換コントローラ508に供給される。
なお、拡大コントローラ507までのデータはホストコ
ンピュータから送られてきたデータであり、この実施例
では8ビットのパレット信号である。そして、このパレ
ットデータ(8ビット)は各プリントヘッドに対する処
理部(以下に説明する)に共通に渡され、処理される。
【0050】なお、以下ではプリントヘッドが8つの場
合、すなわち、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
の他に特定の色S1〜S4を記憶するヘッドが備えられ
ているものとして説明する。
合、すなわち、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
の他に特定の色S1〜S4を記憶するヘッドが備えられ
ているものとして説明する。
【0051】さて、パレット変換コントローラ508は
ホストコンピュータHから入力されてきたパレットデー
タおよび対応する色の変換テーブルを変換テーブルメモ
リ509に供給する。
ホストコンピュータHから入力されてきたパレットデー
タおよび対応する色の変換テーブルを変換テーブルメモ
リ509に供給する。
【0052】8ビットのパレットの場合、その再現可能
な色種は0〜255までの256通りであり、各色毎の
テーブルとして対応するテーブルメモリ509に展開さ
れる。
な色種は0〜255までの256通りであり、各色毎の
テーブルとして対応するテーブルメモリ509に展開さ
れる。
【0053】8ビットのパレットの場合、その再現可能
な色種は0〜255までの256通りであり、例えば、 0が入力された場合 薄い灰色の印刷 1が入力された場合 特色1のベタ印刷 2が入力された場合 特色2のベタ印刷 3が入力された場合 シアンとマゼンタの混色でブ
ルー系の色の印刷 4が入力された場合 シアンのベタ印刷 5が入力された場合 マゼンタとイエローの混色で
レット系の色の印刷 254が入力された場合 イエローのベタ印刷 255が入力された場合 何も印刷しない という処理を行う。
な色種は0〜255までの256通りであり、例えば、 0が入力された場合 薄い灰色の印刷 1が入力された場合 特色1のベタ印刷 2が入力された場合 特色2のベタ印刷 3が入力された場合 シアンとマゼンタの混色でブ
ルー系の色の印刷 4が入力された場合 シアンのベタ印刷 5が入力された場合 マゼンタとイエローの混色で
レット系の色の印刷 254が入力された場合 イエローのベタ印刷 255が入力された場合 何も印刷しない という処理を行う。
【0054】具体的な回路構成としては、パレット変換
テーブルメモリ509は、パレットデータに対するアド
レス位置に変換データを書き込んでおくことでその機能
を果す。つまり、実際にパレットデータがアドレスとし
て供給される場合には読出しモードでメモリをアクセス
する。なお、パレット変換コントローラ508は、パレ
ット変換テーブルメモリ509の管理や、コントロール
ボード102とパレット変換テーブルメモリ509との
インターフェースを行う。また、特色に関して、次段の
HSコントローラ510およびHS変換テーブルメモリ
511からなるHS系との間に、特色混入量を設定する
回路(出力を0〜1倍する回路)を介挿し、その設定量
を可変とすることもできる。
テーブルメモリ509は、パレットデータに対するアド
レス位置に変換データを書き込んでおくことでその機能
を果す。つまり、実際にパレットデータがアドレスとし
て供給される場合には読出しモードでメモリをアクセス
する。なお、パレット変換コントローラ508は、パレ
ット変換テーブルメモリ509の管理や、コントロール
ボード102とパレット変換テーブルメモリ509との
インターフェースを行う。また、特色に関して、次段の
HSコントローラ510およびHS変換テーブルメモリ
511からなるHS系との間に、特色混入量を設定する
回路(出力を0〜1倍する回路)を介挿し、その設定量
を可変とすることもできる。
【0055】HS変換コントローラ510およびHS変
換テーブルメモリ511は、図5に示した濃度むら補正
部を含むヘッド特性測定手段108により測定したデー
タに基づいて、各ヘッドの各吐出口に対応する印刷濃度
のバラツキの補正を行う。たとえば、濃度の薄い(吐出
量の少ない)吐出口に対して濃いめにデータ変換し、濃
度の濃い(吐出量の多い)吐出口に対しては薄めにデー
タ変換し、中くらいの吐出口に対してはそのまま流すと
いう処理を行う。この処理については後述する。
換テーブルメモリ511は、図5に示した濃度むら補正
部を含むヘッド特性測定手段108により測定したデー
タに基づいて、各ヘッドの各吐出口に対応する印刷濃度
のバラツキの補正を行う。たとえば、濃度の薄い(吐出
量の少ない)吐出口に対して濃いめにデータ変換し、濃
度の濃い(吐出量の多い)吐出口に対しては薄めにデー
タ変換し、中くらいの吐出口に対してはそのまま流すと
いう処理を行う。この処理については後述する。
【0056】次のγ変換コントローラ512およびγ変
換テーブルメモリ513は色毎に、全体の濃度を濃くし
たり薄くしたりするためのテーブル変換である。例え
ば、何もしない場合には、リニアなテーブルで、 0入力には0出力 100入力には100出力 210入力には210出力 255出力には255出力 ということである。
換テーブルメモリ513は色毎に、全体の濃度を濃くし
たり薄くしたりするためのテーブル変換である。例え
ば、何もしない場合には、リニアなテーブルで、 0入力には0出力 100入力には100出力 210入力には210出力 255出力には255出力 ということである。
【0057】次段の2値化コントローラ514は、疑似
階調機能を持つものであり、8ビットの階調データを入
力し、2値化された1ビットの疑似階調データを出力す
るものである。多値データを2値データに変換するもの
には、ディザマトリクスによるもの、誤差拡散法等があ
るが、実施例でもこれらを採用するものとし、その詳述
は割愛するが、いずれにせよ、単位面積あたりのドット
の数で階調表現するものであればよい。
階調機能を持つものであり、8ビットの階調データを入
力し、2値化された1ビットの疑似階調データを出力す
るものである。多値データを2値データに変換するもの
には、ディザマトリクスによるもの、誤差拡散法等があ
るが、実施例でもこれらを採用するものとし、その詳述
は割愛するが、いずれにせよ、単位面積あたりのドット
の数で階調表現するものであればよい。
【0058】ここで2値化されたデータはつなぎメモリ
515に格納されたのち、各プリントヘッド駆動用とし
て使用される。そして、各つなぎメモリから出力された
2値データは、C,M,Y,BK,S1〜S4として出
力される。各色の2値化信号は同様な処理が実施される
ので、ここでは2値データCを注目して図10を用いて
説明する。なお、同図はプリント色シアンに対する構成
であって、各色毎に同様の構成を有するものである。な
お、図10は図8,図9に示すつなぎメモリ515より
も後段の回路構成を示すブロック図である。
515に格納されたのち、各プリントヘッド駆動用とし
て使用される。そして、各つなぎメモリから出力された
2値データは、C,M,Y,BK,S1〜S4として出
力される。各色の2値化信号は同様な処理が実施される
ので、ここでは2値データCを注目して図10を用いて
説明する。なお、同図はプリント色シアンに対する構成
であって、各色毎に同様の構成を有するものである。な
お、図10は図8,図9に示すつなぎメモリ515より
も後段の回路構成を示すブロック図である。
【0059】2値化された信号Cはシーケンシャルマル
チスキャンジェネレータ(以下SMSジェネレータ)5
22に向けて出力されるが、パターンジェネレータ51
7,518により装置単体のテスト印刷を実施する場合
もあるので、当該データは、セレクタ519に供給され
る。勿論、この切り換えはコントロールボード102の
CPUによって制御されており、操作者が操作部103
(図6参照)に対して所定の操作を行った場合には、テ
スト印字をすべく2値パターンコントローラ517から
のデータを選択する。従って、通常は、2値コントロー
ラ514(つなぎメモリ516)からのデータを選択す
るようになっている。520はセレクタ520とSMS
ジェネレータ522との間に介挿したロゴ入力部であ
り、捺染の場合布の端部にメーカ,デザイナのブランド
等のロゴマークを入れることが多いので、これに対応し
たものである。その構成は例えばロゴデータを格納する
メモリや、プリント位置等を管理するコントローラ等か
らなるものとすることができ、図2のステップMS11
にて所要の指定等を行うことができる。
チスキャンジェネレータ(以下SMSジェネレータ)5
22に向けて出力されるが、パターンジェネレータ51
7,518により装置単体のテスト印刷を実施する場合
もあるので、当該データは、セレクタ519に供給され
る。勿論、この切り換えはコントロールボード102の
CPUによって制御されており、操作者が操作部103
(図6参照)に対して所定の操作を行った場合には、テ
スト印字をすべく2値パターンコントローラ517から
のデータを選択する。従って、通常は、2値コントロー
ラ514(つなぎメモリ516)からのデータを選択す
るようになっている。520はセレクタ520とSMS
ジェネレータ522との間に介挿したロゴ入力部であ
り、捺染の場合布の端部にメーカ,デザイナのブランド
等のロゴマークを入れることが多いので、これに対応し
たものである。その構成は例えばロゴデータを格納する
メモリや、プリント位置等を管理するコントローラ等か
らなるものとすることができ、図2のステップMS11
にて所要の指定等を行うことができる。
【0060】なお、SMSジェネレータ522は、ノズ
ル毎の吐出量変化による画像の濃度ムラを防止するもの
である。マルチスキャンは例えば特願平4−79858
号として提案されている。マルチスキャンを行って、す
なわち1画素に対して複数の吐出口からインク吐出を行
うようにして画質を優先するか、あるいはそのようなマ
ルチスキャンを行わずに高速性を優先するかは、図2の
ステップMS21で指定することができる。このSMS
ジェネレータ522によって制御されるプリント方式に
ついては後述する。
ル毎の吐出量変化による画像の濃度ムラを防止するもの
である。マルチスキャンは例えば特願平4−79858
号として提案されている。マルチスキャンを行って、す
なわち1画素に対して複数の吐出口からインク吐出を行
うようにして画質を優先するか、あるいはそのようなマ
ルチスキャンを行わずに高速性を優先するかは、図2の
ステップMS21で指定することができる。このSMS
ジェネレータ522によって制御されるプリント方式に
ついては後述する。
【0061】つなぎメモリ524は、ヘッドの物理的な
位置、すなわち上下プリント部間の位置や、各ヘッド間
の位置の補正をするバッファメモリであり、画像データ
を一旦ここに入力し、ヘッドの物理的な位置に応じたタ
イミングで出力する。従って、このつなぎメモリ524
は各プリント色毎にその容量は異なる。
位置、すなわち上下プリント部間の位置や、各ヘッド間
の位置の補正をするバッファメモリであり、画像データ
を一旦ここに入力し、ヘッドの物理的な位置に応じたタ
イミングで出力する。従って、このつなぎメモリ524
は各プリント色毎にその容量は異なる。
【0062】以上のようなデータ処理を実施した後、ヘ
ッド中継ボード107を介しヘッドにデータが送られ
る。
ッド中継ボード107を介しヘッドにデータが送られ
る。
【0063】ところで、従来はパレット変換,γ変換用
のデータは、装置本体に設けられたメモリに固定保持さ
れていた。そのため、出力したい画像データと合わない
場合があり、十分な品位の画像が得られないことがあっ
た。そこで、本実施例では、これらの変換用データは外
部から入力可能とし、各変換テーブルメモリに蓄えるよ
うにした。パレット変換データを変換テーブルメモリ5
09にダウンロードする。つまり、実施例の変換テーブ
ルメモリ509,511,513は全てRAMにより構
成されている。そして、パレット変換,γ変換用のデー
タは、ホストコンピュータ101から送られてくるよう
にした。また、HS変換用のデータは、図5に示した構
成を含むヘッド特性測定機108より入力し、常にヘッ
ドの状態に合わせたデータを得られるようにした。ヘッ
ド特性測定器108で各プリント色のヘッド特性を得る
ためには、各々のプリントヘッドでテスト印字(均一な
所定の中間調濃度のプリント)を行う。そして、そのプ
リント幅に対応するその濃度分布を測定することで行
う。かかるヘッドの状態とは、ヘッドに含まれる複数ノ
ズルの吐出状態のばらつき、または、ヘッドにより印字
された後の画像の濃度が所望の濃度とどの程度異なって
いるかである。
のデータは、装置本体に設けられたメモリに固定保持さ
れていた。そのため、出力したい画像データと合わない
場合があり、十分な品位の画像が得られないことがあっ
た。そこで、本実施例では、これらの変換用データは外
部から入力可能とし、各変換テーブルメモリに蓄えるよ
うにした。パレット変換データを変換テーブルメモリ5
09にダウンロードする。つまり、実施例の変換テーブ
ルメモリ509,511,513は全てRAMにより構
成されている。そして、パレット変換,γ変換用のデー
タは、ホストコンピュータ101から送られてくるよう
にした。また、HS変換用のデータは、図5に示した構
成を含むヘッド特性測定機108より入力し、常にヘッ
ドの状態に合わせたデータを得られるようにした。ヘッ
ド特性測定器108で各プリント色のヘッド特性を得る
ためには、各々のプリントヘッドでテスト印字(均一な
所定の中間調濃度のプリント)を行う。そして、そのプ
リント幅に対応するその濃度分布を測定することで行
う。かかるヘッドの状態とは、ヘッドに含まれる複数ノ
ズルの吐出状態のばらつき、または、ヘッドにより印字
された後の画像の濃度が所望の濃度とどの程度異なって
いるかである。
【0064】また、本実施例においては、変換用のパラ
メータが入力されるまでは異常出力の防止等を防ぐた
め、図8に示すようにデータが入力しても出力を0に
し、印刷が実施されないようにした。γ変換等について
も同様である。
メータが入力されるまでは異常出力の防止等を防ぐた
め、図8に示すようにデータが入力しても出力を0に
し、印刷が実施されないようにした。γ変換等について
も同様である。
【0065】(3.3)プリント方式の説明 シーケンシャルマルチスキャンとは、各吐出口の吐出す
るインク滴の大きさのばらつきや、インク吐出方向のば
らつきによって生ずる各吐出口間の濃度ばらつきを補正
するために、ヘッド移動方向における同一のラインを複
数の吐出口でプリントする手法である。このように複数
個の吐出口で1つのラインを形成することにより、吐出
特性のランダム性を利用してムラの低減を図ることがで
きる。これには、2度スキャンしてシーケンスマルチス
キャンを行う場合、図4の下側に示した第1プリント部
11側のヘッドと上側に示した第2プリント部11′側
のヘッドとでこれを行うほか、1ヘッドについて例えば
ヘッドの上半分を1回目のスキャンで使い、下半分を2
回目のスキャンで使うことにより、ヘッド移動方向のプ
リントデータの奇数個目を上半分の吐出口群でプリント
し偶数個目を下半分の吐出口群でプリントするようにす
ることができる。これは、インクジェットヘッドの吐出
毎に持つインク吐出のムラによるプリント品位の低下を
防止する手段であり、ヘッドシェーディングに近い効果
を得ることができる。
るインク滴の大きさのばらつきや、インク吐出方向のば
らつきによって生ずる各吐出口間の濃度ばらつきを補正
するために、ヘッド移動方向における同一のラインを複
数の吐出口でプリントする手法である。このように複数
個の吐出口で1つのラインを形成することにより、吐出
特性のランダム性を利用してムラの低減を図ることがで
きる。これには、2度スキャンしてシーケンスマルチス
キャンを行う場合、図4の下側に示した第1プリント部
11側のヘッドと上側に示した第2プリント部11′側
のヘッドとでこれを行うほか、1ヘッドについて例えば
ヘッドの上半分を1回目のスキャンで使い、下半分を2
回目のスキャンで使うことにより、ヘッド移動方向のプ
リントデータの奇数個目を上半分の吐出口群でプリント
し偶数個目を下半分の吐出口群でプリントするようにす
ることができる。これは、インクジェットヘッドの吐出
毎に持つインク吐出のムラによるプリント品位の低下を
防止する手段であり、ヘッドシェーディングに近い効果
を得ることができる。
【0066】図11〜図14は本実施例で選択可能な種
々のプリント方式を示す。
々のプリント方式を示す。
【0067】[プリントモードI]図11は第1プリン
ト部側のヘッドと第2プリント部側のヘッドとを用いた
通常の2回マルチスキャンでのプリントである。第1プ
リント部11側にある下側のヘッドで印刷したエリアを
「下1」,「下2」,「下3」と示し、上側のヘッドで
印刷したエリアを「上1」,「上2」,「上3」と示し
てある。
ト部側のヘッドと第2プリント部側のヘッドとを用いた
通常の2回マルチスキャンでのプリントである。第1プ
リント部11側にある下側のヘッドで印刷したエリアを
「下1」,「下2」,「下3」と示し、上側のヘッドで
印刷したエリアを「上1」,「上2」,「上3」と示し
てある。
【0068】布送り方向は図示矢印の通りであり、1回
のステップ送り量は、ヘッド幅である。図から判るよう
に、全ての領域は、上側ヘッドの上半分と下側ヘッドの
下半分か、上側ヘッドの下半分と下側ヘッドの上半分か
で構成され、各ヘッドで打つデータは間引かれており両
ヘッドで重ね合わされた結果、所定の濃度を得る。この
ときの、ヘッドスキャンスピードは、V1×2である。
のステップ送り量は、ヘッド幅である。図から判るよう
に、全ての領域は、上側ヘッドの上半分と下側ヘッドの
下半分か、上側ヘッドの下半分と下側ヘッドの上半分か
で構成され、各ヘッドで打つデータは間引かれており両
ヘッドで重ね合わされた結果、所定の濃度を得る。この
ときの、ヘッドスキャンスピードは、V1×2である。
【0069】[プリントモードII]図12は図11に比
べ印刷濃度を2倍にする場合である。図11との違い
は、プリントデータを間引いていないことと、キャリッ
ジスピードを1/2にしていることである。図10のS
MSジェネレータ522では、図11の場合にはデータ
振り分けを実行するが、図12の場合にはこれを行わな
い。また、スピードを1/2にする理由は、ヘッドのイ
ンクリフィール周波数に関連したものである。
べ印刷濃度を2倍にする場合である。図11との違い
は、プリントデータを間引いていないことと、キャリッ
ジスピードを1/2にしていることである。図10のS
MSジェネレータ522では、図11の場合にはデータ
振り分けを実行するが、図12の場合にはこれを行わな
い。また、スピードを1/2にする理由は、ヘッドのイ
ンクリフィール周波数に関連したものである。
【0070】[プリントモードIII ]図13は図11に
比べ、間引きを無くし、かつ布送り量を2倍にしてい
る。また、上下のヘッド間隔を、ヘッド幅L0の整数倍
に変えている。従って、図4における第1,第2プリン
ト部11,11′の間隔を可変調整する手段を設けるこ
ともできるが、同図のようなプリントは、ヘッド間隔が
図11,図12のように“(N+0.5)×L0”であ
っても、布送り量と上下ヘッドのスキャンタイミングと
を調整するようにすることも可能である。
比べ、間引きを無くし、かつ布送り量を2倍にしてい
る。また、上下のヘッド間隔を、ヘッド幅L0の整数倍
に変えている。従って、図4における第1,第2プリン
ト部11,11′の間隔を可変調整する手段を設けるこ
ともできるが、同図のようなプリントは、ヘッド間隔が
図11,図12のように“(N+0.5)×L0”であ
っても、布送り量と上下ヘッドのスキャンタイミングと
を調整するようにすることも可能である。
【0071】[プリントモードIV]図14はさらに他の
プリント方式を示す。これは、図11では上下のヘッド
をそれぞれ1回、合計2回スキャンすることでプリント
を行っていたものを、上下のヘッドについてそれぞれ2
回、合計4回スキャンすることでプリントを行うように
したものである。この方式では、SMSジェネレータ5
22で、間引きあり/間引き無しのモードを作る必要が
なく、スキャナのスピードを切り換える必要がないとい
う、設計上の簡略化ができるというメリットがある。
プリント方式を示す。これは、図11では上下のヘッド
をそれぞれ1回、合計2回スキャンすることでプリント
を行っていたものを、上下のヘッドについてそれぞれ2
回、合計4回スキャンすることでプリントを行うように
したものである。この方式では、SMSジェネレータ5
22で、間引きあり/間引き無しのモードを作る必要が
なく、スキャナのスピードを切り換える必要がないとい
う、設計上の簡略化ができるというメリットがある。
【0072】(3.4)ヘッドシェーディングの説明 本発明に係る濃度むら補正を行うための構成であり、こ
こにおいて、後述するテストパターンから読取られた画
像信号は、像形成部に送られ、後述のようにプリントヘ
ッドの駆動条件補正に供されることになる。
こにおいて、後述するテストパターンから読取られた画
像信号は、像形成部に送られ、後述のようにプリントヘ
ッドの駆動条件補正に供されることになる。
【0073】本発明において、画像形成時に濃度むらが
発生しないように調整することの意味は、プリントヘッ
ドの複数の液吐出口からの液滴による画像濃度をプリン
トヘッド自体で均一化すること、または複数ヘッドごと
の画像濃度を均一化すること、または複数液混合による
所望カラー色が所望カラーに得られるようにするか或は
所望濃度に得られるようにするかのために均一化を行う
ことの少なくとも1つ含むものであり、好ましくはこれ
らの複数を満足することが含まれる。
発生しないように調整することの意味は、プリントヘッ
ドの複数の液吐出口からの液滴による画像濃度をプリン
トヘッド自体で均一化すること、または複数ヘッドごと
の画像濃度を均一化すること、または複数液混合による
所望カラー色が所望カラーに得られるようにするか或は
所望濃度に得られるようにするかのために均一化を行う
ことの少なくとも1つ含むものであり、好ましくはこれ
らの複数を満足することが含まれる。
【0074】そのための濃度均一化補正手段としては、
補正条件を与える基準プリントを自動的に読み取り自動
的に補正条件が決定されることが好ましく、微調整用、
ユーザ調整用の手動調整装置をこれに付加することを拒
むものではない。
補正条件を与える基準プリントを自動的に読み取り自動
的に補正条件が決定されることが好ましく、微調整用、
ユーザ調整用の手動調整装置をこれに付加することを拒
むものではない。
【0075】補正条件によって求められる補正目的は、
最適プリント条件はもとより、許容範囲を含む所定範囲
内へ調整するものや、所望画像に応じて変化する基準濃
度でも良く、補正の趣旨に含まれるものすべてが適用で
きる。
最適プリント条件はもとより、許容範囲を含む所定範囲
内へ調整するものや、所望画像に応じて変化する基準濃
度でも良く、補正の趣旨に含まれるものすべてが適用で
きる。
【0076】例として、補正目的として平均濃度値へ各
素子のプリント出力を収束させることとしたプリント総
素子数Nのマルチヘッドの濃度むら補正の場合を説明す
る。
素子のプリント出力を収束させることとしたプリント総
素子数Nのマルチヘッドの濃度むら補正の場合を説明す
る。
【0077】ある均一画像信号Sで各素子(1〜N)を
駆動して印字した時に濃度分布が生じているとする。
駆動して印字した時に濃度分布が生じているとする。
【0078】まず各プリント素子に対応する部分の濃度
OD1 〜ODN を測定し
OD1 〜ODN を測定し
【0079】
【外1】
【0080】を求める。この平均濃度は、各素子ごとに
限られず、反射光量を積分して平均値を求める方法や周
知の方法によって行われても良い。
限られず、反射光量を積分して平均値を求める方法や周
知の方法によって行われても良い。
【0081】画像信号の値とある素子あるいはある素子
群の出力濃度との関係が図15(A)のようであれば、
この素子あるいはこの素子群に実際に与える信号は、信
号Sを補正して目的濃度バーODをもたらす補正係数αを
定めれば良い。すなわち、信号Sをα×S=(バーOD/
ODn)×Sに補正した補正信号のSを入力信号Sに応じて
この素子あるいは群に与えればよい。具体的には入力画
像信号に対して図15(B)のようなテーブル変換を施
すことで実行される。
群の出力濃度との関係が図15(A)のようであれば、
この素子あるいはこの素子群に実際に与える信号は、信
号Sを補正して目的濃度バーODをもたらす補正係数αを
定めれば良い。すなわち、信号Sをα×S=(バーOD/
ODn)×Sに補正した補正信号のSを入力信号Sに応じて
この素子あるいは群に与えればよい。具体的には入力画
像信号に対して図15(B)のようなテーブル変換を施
すことで実行される。
【0082】図15(B)において、直線Aは傾きが
1.0の直線であり、入力信号を全く変換しないで出力
するテーブルであるが、直線Bは、傾きがα=バーOD/O
Dnの直線であり入力信号Sに対して出力信号をα・Sに
変換するテーブルである。従って、n番目のプリント素
子に対応する画像信号に対して図15(B)の直線Bの
ような各テーブルごとの補正係数αn を決定したテーブ
ル変換を施してからヘッドを駆動すれば、N個のプリン
ト素子でプリントされる部分の各濃度はバーODと等しく
なる。このような処理を全プリント素子に対して行え
ば、濃度むらが補正され、均一な画像が得られることに
なる。すなわち、どのプリント素子に対応する画像信号
にどのようなテーブル変換を行えばよいかというデータ
をあらかじめ求めておけば、濃度むらの補正が可能とな
るわけである。
1.0の直線であり、入力信号を全く変換しないで出力
するテーブルであるが、直線Bは、傾きがα=バーOD/O
Dnの直線であり入力信号Sに対して出力信号をα・Sに
変換するテーブルである。従って、n番目のプリント素
子に対応する画像信号に対して図15(B)の直線Bの
ような各テーブルごとの補正係数αn を決定したテーブ
ル変換を施してからヘッドを駆動すれば、N個のプリン
ト素子でプリントされる部分の各濃度はバーODと等しく
なる。このような処理を全プリント素子に対して行え
ば、濃度むらが補正され、均一な画像が得られることに
なる。すなわち、どのプリント素子に対応する画像信号
にどのようなテーブル変換を行えばよいかというデータ
をあらかじめ求めておけば、濃度むらの補正が可能とな
るわけである。
【0083】この目的補正を、各ノズル群(3本〜5本
単位)の濃度比較で行い近似的均一化処理としても良い
ことはいうまでもない。
単位)の濃度比較で行い近似的均一化処理としても良い
ことはいうまでもない。
【0084】このような方法で濃度むらを補正すること
が可能であるが、装置の使用状態や環境変化によって
は、または補正前の濃度むら事態の変化や補正回路の経
時的変化によってその後濃度むらが発生することも予想
されるので、このような事態に対処するためには、入力
信号の補正量を変える必要がある。この原因としては、
インクジェットプリントヘッドの場合には使用につれ
て、インク吐出口付近にインク中からの析出物が付着し
たり、外部からの異物が付着したりして濃度分布が変化
することが考えられる。このことは、サーマルヘッド
で、各ヒータの劣化や変質が生じて、濃度分布が変化す
る場合があることからも予測される。このような場合に
は、例えば製造時等の初期に設定した入力補正量では濃
度むら補正が十分に行われなくなってくるため、使用に
つれて濃度むらが徐々に目立ってくるという課題も長期
使用においては解決すべき課題となる。そこで、以下に
示すようなヘッドシェーディング(HS)、すなわち、
補正量の書換えを行う。
が可能であるが、装置の使用状態や環境変化によって
は、または補正前の濃度むら事態の変化や補正回路の経
時的変化によってその後濃度むらが発生することも予想
されるので、このような事態に対処するためには、入力
信号の補正量を変える必要がある。この原因としては、
インクジェットプリントヘッドの場合には使用につれ
て、インク吐出口付近にインク中からの析出物が付着し
たり、外部からの異物が付着したりして濃度分布が変化
することが考えられる。このことは、サーマルヘッド
で、各ヒータの劣化や変質が生じて、濃度分布が変化す
る場合があることからも予測される。このような場合に
は、例えば製造時等の初期に設定した入力補正量では濃
度むら補正が十分に行われなくなってくるため、使用に
つれて濃度むらが徐々に目立ってくるという課題も長期
使用においては解決すべき課題となる。そこで、以下に
示すようなヘッドシェーディング(HS)、すなわち、
補正量の書換えを行う。
【0085】図16はこのヘッドシェーディングに係る
濃度むら補正の構成例を示す。ここで、hはプリントヘ
ッドであり、図4の第1,第2プリント部における各ヘ
ッドを代表して示すものである。
濃度むら補正の構成例を示す。ここで、hはプリントヘ
ッドであり、図4の第1,第2プリント部における各ヘ
ッドを代表して示すものである。
【0086】718はむら補正信号、717はむら補正
RAMである。また、720は吸引等を行うことにより
プリントヘッドhの吐出状態を良好にするための吐出回
復手段、725はプリントヘッドをプリント媒体ないし
テストパターン用プリント媒体に対して走査させる手段
である。
RAMである。また、720は吸引等を行うことにより
プリントヘッドhの吐出状態を良好にするための吐出回
復手段、725はプリントヘッドをプリント媒体ないし
テストパターン用プリント媒体に対して走査させる手段
である。
【0087】図9につき前述したように、パレット変換
された信号704は、各HS変換テーブルメモリ509
により、プリントヘッドのむらを補正するように変換さ
れる。このメモリ509において構成されるむら補正テ
ーブルは補正直線を64本持っており、むら補正信号7
18に応じて補正直線(あるいは非線形の曲線とするこ
ともできる)を切り換えることになる。
された信号704は、各HS変換テーブルメモリ509
により、プリントヘッドのむらを補正するように変換さ
れる。このメモリ509において構成されるむら補正テ
ーブルは補正直線を64本持っており、むら補正信号7
18に応じて補正直線(あるいは非線形の曲線とするこ
ともできる)を切り換えることになる。
【0088】図17はむら補正テーブルの一例を示し、
本例ではY=0.68XからY=1.31Xまでの傾き
が0.01ずつ異なる補正直線を64本有しており、む
ら補正信号718に応じて補正直線を切換える。例えば
ドット径が大きい吐出口でプリントする画素の信号が入
力したときには、傾きの小さい補正直線を選択し、逆に
ドット径の小さい吐出口のときには傾きの大きい補正直
線を選択することにより画像信号を補正する。
本例ではY=0.68XからY=1.31Xまでの傾き
が0.01ずつ異なる補正直線を64本有しており、む
ら補正信号718に応じて補正直線を切換える。例えば
ドット径が大きい吐出口でプリントする画素の信号が入
力したときには、傾きの小さい補正直線を選択し、逆に
ドット径の小さい吐出口のときには傾きの大きい補正直
線を選択することにより画像信号を補正する。
【0089】むら補正RAM717は各吐出口毎のむら
補正を行うのに必要な補正直線の選択信号を格納するも
のである。すなわち、0〜63の値で示される64種類
の選択信号を全吐出口数分あるいは必要な吐出口分格納
している。以上の構成において、後述されるような使用
吐出口選択手段710によって使用吐出口が選択される
と、CPU102Aはこれに応じて使用吐出口選択信号
をRAM717に供給する。これにより、むら補正をR
AM717は選択された吐出口に対応する補正直線を選
択するむら補正信号718を入力する画像信号と同期し
て出力する。そして、むら補正信号によって選択された
補正直線により濃度むらが補正された信号は図9につい
て前述したようにγ変換に供される。
補正を行うのに必要な補正直線の選択信号を格納するも
のである。すなわち、0〜63の値で示される64種類
の選択信号を全吐出口数分あるいは必要な吐出口分格納
している。以上の構成において、後述されるような使用
吐出口選択手段710によって使用吐出口が選択される
と、CPU102Aはこれに応じて使用吐出口選択信号
をRAM717に供給する。これにより、むら補正をR
AM717は選択された吐出口に対応する補正直線を選
択するむら補正信号718を入力する画像信号と同期し
て出力する。そして、むら補正信号によって選択された
補正直線により濃度むらが補正された信号は図9につい
て前述したようにγ変換に供される。
【0090】以上のようなむら補正処理を行うことによ
り、ヘッドの濃度の濃い部分の吐出口に対応した吐出エ
ネルギ発生素子は駆動エネルギ(例えば駆動デューテ
ィ)を下げ、逆にうすい部分の吐出口に対応した吐出エ
ネルギ発生素子は駆動エネルギを上げる。その結果プリ
ントヘッド濃度むらが補正され均一な画像が得られるこ
とになるが、使用につれてヘッドの濃度むらパターンが
変化した場合には、用いられていたむら補正信号が不適
当になり、画像上にむらが発生する。このようなときに
は、後述のむら補正データの書換えを行う。
り、ヘッドの濃度の濃い部分の吐出口に対応した吐出エ
ネルギ発生素子は駆動エネルギ(例えば駆動デューテ
ィ)を下げ、逆にうすい部分の吐出口に対応した吐出エ
ネルギ発生素子は駆動エネルギを上げる。その結果プリ
ントヘッド濃度むらが補正され均一な画像が得られるこ
とになるが、使用につれてヘッドの濃度むらパターンが
変化した場合には、用いられていたむら補正信号が不適
当になり、画像上にむらが発生する。このようなときに
は、後述のむら補正データの書換えを行う。
【0091】図9におけるHS変換コントローラ510
および変換テーブルメモリ511と、図16との対応に
ついて説明すると、本例ではHS変換テーブルメモリ5
09を図17に示すような補正曲線のそれぞれをテーブ
ル化して格納したROMとし、むら補正RAM717を
HS変換コントローラ510の構成要素とすることがで
きる。
および変換テーブルメモリ511と、図16との対応に
ついて説明すると、本例ではHS変換テーブルメモリ5
09を図17に示すような補正曲線のそれぞれをテーブ
ル化して格納したROMとし、むら補正RAM717を
HS変換コントローラ510の構成要素とすることがで
きる。
【0092】以下、図16等を参照して上述した濃度む
ら補正の構成におけるむら補正RAMの内容をその時点
の各吐出口の濃度特性に応じて書き換えるヘッドシェー
ディングの一実施例について説明する。
ら補正の構成におけるむら補正RAMの内容をその時点
の各吐出口の濃度特性に応じて書き換えるヘッドシェー
ディングの一実施例について説明する。
【0093】(実施例1)図18は、本発明の一実施例
に係るヘッドシェーディング処理の手順を示すフローチ
ャートである。
に係るヘッドシェーディング処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【0094】本手順が起動されると、まずステップSP
1にてヘッド回復/初期化による吐出安定化動作を実行
する。これは、インクの増粘,塵埃や気泡の混入等によ
りプリントヘッドが正常な吐出特性を持たない状態とな
っていた場合においてそのまま濃度むら補正処理を行う
と、忠実なヘッドの特性(濃度むら)を認識することが
できなくなるおそれがあるからである。
1にてヘッド回復/初期化による吐出安定化動作を実行
する。これは、インクの増粘,塵埃や気泡の混入等によ
りプリントヘッドが正常な吐出特性を持たない状態とな
っていた場合においてそのまま濃度むら補正処理を行う
と、忠実なヘッドの特性(濃度むら)を認識することが
できなくなるおそれがあるからである。
【0095】吐出安定化処理に際しては、プリントヘッ
ドhと上記吐出回復手段720 の構成要素であるキャップ
とを対向・接合させ、そのキャップを介して吸引を行う
ことによりインクを吐出口より強制排出させるようにす
ることができる。また、キャップユニットに配設可能な
インク吸収体の吐出口形成面への当接、またはエアー吹
付けやワイピング等によって吐出口形成面を清掃するよ
うにすることもできる。またプリントヘッドを通常プリ
ント時と同様に駆動して予備吐出を行わせるようにする
こともできる。但し予備吐出時の駆動エネルギはプリン
ト時と必ずしも同一でなくてもよい。すなわち、インク
ジェットプリント装置において行われる所謂吐出回復動
作と同様の処理を行えばよい。
ドhと上記吐出回復手段720 の構成要素であるキャップ
とを対向・接合させ、そのキャップを介して吸引を行う
ことによりインクを吐出口より強制排出させるようにす
ることができる。また、キャップユニットに配設可能な
インク吸収体の吐出口形成面への当接、またはエアー吹
付けやワイピング等によって吐出口形成面を清掃するよ
うにすることもできる。またプリントヘッドを通常プリ
ント時と同様に駆動して予備吐出を行わせるようにする
こともできる。但し予備吐出時の駆動エネルギはプリン
ト時と必ずしも同一でなくてもよい。すなわち、インク
ジェットプリント装置において行われる所謂吐出回復動
作と同様の処理を行えばよい。
【0096】なお、以上のような処理に代えて、もしく
はその後に、吐出安定化のためのパターンをテストパタ
ーン用プリント媒体213上にプリントすることもでき
る。そして、その後に濃度むら補正のためのテストパタ
ーン等をプリントするようにすればよい。
はその後に、吐出安定化のためのパターンをテストパタ
ーン用プリント媒体213上にプリントすることもでき
る。そして、その後に濃度むら補正のためのテストパタ
ーン等をプリントするようにすればよい。
【0097】次に、ステップSP3およびSP5にて、
それぞれ、テストパターン(テスト画像ともいう)のプ
リントおよびその読取りを行うが、本例で行うプリント
および読取りの態様を以下に説明する。
それぞれ、テストパターン(テスト画像ともいう)のプ
リントおよびその読取りを行うが、本例で行うプリント
および読取りの態様を以下に説明する。
【0098】テスト画像プリント(印字)手順(図18
のステップSP3)の一例を以下に示す。本手順では、
まずステップ第1,第2プリント部11,11′(図4
参照)のキャリッジを図5に示したテストパターン(テ
スト画像)プリント位置に移動させ、次に、図11,図
12,図14に示したようなマルチスキャンモードに設
定されているか、あるいは図13に示したような高速プ
リントモードに設定されているかを判定する。
のステップSP3)の一例を以下に示す。本手順では、
まずステップ第1,第2プリント部11,11′(図4
参照)のキャリッジを図5に示したテストパターン(テ
スト画像)プリント位置に移動させ、次に、図11,図
12,図14に示したようなマルチスキャンモードに設
定されているか、あるいは図13に示したような高速プ
リントモードに設定されているかを判定する。
【0099】高速モード(前述のプリントモードIII )
に設定されていると判定された場合は以下のようなヘッ
ドシェーディングを行う。
に設定されていると判定された場合は以下のようなヘッ
ドシェーディングを行う。
【0100】まず、例えば図20(A)に示すようなテ
ストパターンを、それぞれ、下側ヘッド13および上側
ヘッド13′の各1スキャンにより形成する。
ストパターンを、それぞれ、下側ヘッド13および上側
ヘッド13′の各1スキャンにより形成する。
【0101】すなわち、図20(A)に示すように、イ
ンクジェットヘッド13は実際のプリントに用いられる
吐出口よりも多い数の吐出口N(例えば両側で8個の吐
出口が余分となる)有しており、この全吐出口を用いて
1回の走査でテストパターンをプリントする。
ンクジェットヘッド13は実際のプリントに用いられる
吐出口よりも多い数の吐出口N(例えば両側で8個の吐
出口が余分となる)有しており、この全吐出口を用いて
1回の走査でテストパターンをプリントする。
【0102】因に、以上のようなインクジェットヘッド
13を用いてテストパターンのプリントを行う場合、図
20(B)に示すようなプリント動作となる。
13を用いてテストパターンのプリントを行う場合、図
20(B)に示すようなプリント動作となる。
【0103】なお、実際のプリントに用いる吐出口を選
択する方法としては、用いる吐出口を予め定めておく方
法、不吐出や吐出のヨレ等の不良がない領域を選択する
方法、レジ合せに応じて選択する方法等が考えられる
が、これに限られず、プリント方法に応じてその使用す
る吐出口の範囲を任意に選択する方法でもよい。
択する方法としては、用いる吐出口を予め定めておく方
法、不吐出や吐出のヨレ等の不良がない領域を選択する
方法、レジ合せに応じて選択する方法等が考えられる
が、これに限られず、プリント方法に応じてその使用す
る吐出口の範囲を任意に選択する方法でもよい。
【0104】再び図18を参照して以上のステップSP
3のテストパターンプリントを終了すると、ステップS
P5において、読取りヘッドによってテストパターンの
読取りを図20(A)に示すR方向に行う。
3のテストパターンプリントを終了すると、ステップS
P5において、読取りヘッドによってテストパターンの
読取りを図20(A)に示すR方向に行う。
【0105】図21(A)はその読取り結果を示すもの
である。これから明らかなように、余分な吐出口を有し
てこれらによるプリントを行うため、実プリント領域の
境界で図23(A)に示したような読取り濃度の低下は
生ぜず、境界近傍の吐出口のより実際の濃度特性に近い
ものを反映したものである。
である。これから明らかなように、余分な吐出口を有し
てこれらによるプリントを行うため、実プリント領域の
境界で図23(A)に示したような読取り濃度の低下は
生ぜず、境界近傍の吐出口のより実際の濃度特性に近い
ものを反映したものである。
【0106】比較例として示す図21(B)の読取り結
果は、図20(B)に示すような複数回走査によるもの
であり、この結果と比較しても、図21(A)に示す結
果は、実プリント領域端部の濃度特性が良好に反映した
ものといえる。
果は、図20(B)に示すような複数回走査によるもの
であり、この結果と比較しても、図21(A)に示す結
果は、実プリント領域端部の濃度特性が良好に反映した
ものといえる。
【0107】再び図18を参照すると、ステップSP7
では、使用吐出口選択手段710(図16参照)によっ
て予め選択されている吐出口に対応する濃度データを選
択する。なお、上記使用吐出口選択手段710は、本例
の場合、予めレジスタとに格納された選択用データとす
ることができる。
では、使用吐出口選択手段710(図16参照)によっ
て予め選択されている吐出口に対応する濃度データを選
択する。なお、上記使用吐出口選択手段710は、本例
の場合、予めレジスタとに格納された選択用データとす
ることができる。
【0108】次に、ステップSP9〜SP11で、上記
選択した濃度データに基づき前述の方法により補正値を
計算し、ステップSP13,SP15でその結果に基づ
く、HS変換テーブルメモリ509(図16参照)の補
正直線を選択するための補正信号をむら補正RAM71
7(図16参照)に吐出口毎に格納する。
選択した濃度データに基づき前述の方法により補正値を
計算し、ステップSP13,SP15でその結果に基づ
く、HS変換テーブルメモリ509(図16参照)の補
正直線を選択するための補正信号をむら補正RAM71
7(図16参照)に吐出口毎に格納する。
【0109】(実施例2)本実施例はマルチスキャンモ
ード、すなわち、プリントモード(I),(II),(I
V)が選択されたと判断した場合のシェーディング処理
を示すものである。
ード、すなわち、プリントモード(I),(II),(I
V)が選択されたと判断した場合のシェーディング処理
を示すものである。
【0110】図19に示すように、上記実施例1と同様
に、上下各インクジェットヘッドについて個々のテスト
画像を、それぞれ1走査により形成し、同様に読取りを
行う(ステップSP1〜SP5)。
に、上下各インクジェットヘッドについて個々のテスト
画像を、それぞれ1走査により形成し、同様に読取りを
行う(ステップSP1〜SP5)。
【0111】この場合も、この1走査からなるテストパ
ターンは、インクジェットヘッドの全吐出口を用いて画
像形成を行う。
ターンは、インクジェットヘッドの全吐出口を用いて画
像形成を行う。
【0112】次に、ステップSP107でそれぞれの読
取り濃度データは保存される。そして、ステップSP1
09でレジ調整によって設定された使用吐出口1〜nに
ついてそれぞれ対応する濃度データをヘッド毎に選択す
る。
取り濃度データは保存される。そして、ステップSP1
09でレジ調整によって設定された使用吐出口1〜nに
ついてそれぞれ対応する濃度データをヘッド毎に選択す
る。
【0113】このヘッド毎の濃度データは、プリントモ
ード(I),(II),(IV)重ね印字形態に応じ合成し
(ステップSP111)、ヘッドシェーディング変換を
行う。
ード(I),(II),(IV)重ね印字形態に応じ合成し
(ステップSP111)、ヘッドシェーディング変換を
行う。
【0114】例えば、プリントモード(I),(II),
(IV)の場合上側ヘッド上半分(1〜n/2)の濃度デ
ータに対し、下側ヘッド下半分(n/2+1〜n)の濃
度データを上側ヘッドの下半分(n/2+1〜n)の濃
度データに対し、下側ヘッド上半分(1〜n/2)の濃
度データを加えるようにする。すなわち、各ヘッドの重
ね方に対応するように、単一ヘッドの濃度データと加算
し重ね合せたときの濃度を予測するようにする。
(IV)の場合上側ヘッド上半分(1〜n/2)の濃度デ
ータに対し、下側ヘッド下半分(n/2+1〜n)の濃
度データを上側ヘッドの下半分(n/2+1〜n)の濃
度データに対し、下側ヘッド上半分(1〜n/2)の濃
度データを加えるようにする。すなわち、各ヘッドの重
ね方に対応するように、単一ヘッドの濃度データと加算
し重ね合せたときの濃度を予測するようにする。
【0115】この合成濃度データを基に、実施例1と同
様に、濃度平均化(ステップSP113)、補正値の計
算(ステップSP115)を行い、むら補正RAMに補
正データを保存する(ステップSP117,SP11
9)。
様に、濃度平均化(ステップSP113)、補正値の計
算(ステップSP115)を行い、むら補正RAMに補
正データを保存する(ステップSP117,SP11
9)。
【0116】同図24は本発明の他の実施例に係る捺染
装置を示す模式的断面図である。
装置を示す模式的断面図である。
【0117】同図に示すようなインクジェットヘッドの
吐出方向が下向きの装置においても本発明を使用するこ
とができる。この場合、本例装置にHSを適用するにあ
たっては、例えば、プリンタ部を一旦退避させ、搬送ベ
ルト上にテストパターン形成用のシート状プリント媒体
(以下、HSシートという)を貼付け、再びプリンタ部
を元の位置に戻してHS動作を起動し、テストパターン
の形成が行われるようにすることが考えられる。また、
動作終了後のHSシートは、剥し易い所定の位置まで搬
送してからこれを剥すか、あるいは再び同じようにプリ
ンタ部を退避してから剥すようにすることが考えられ
る。
吐出方向が下向きの装置においても本発明を使用するこ
とができる。この場合、本例装置にHSを適用するにあ
たっては、例えば、プリンタ部を一旦退避させ、搬送ベ
ルト上にテストパターン形成用のシート状プリント媒体
(以下、HSシートという)を貼付け、再びプリンタ部
を元の位置に戻してHS動作を起動し、テストパターン
の形成が行われるようにすることが考えられる。また、
動作終了後のHSシートは、剥し易い所定の位置まで搬
送してからこれを剥すか、あるいは再び同じようにプリ
ンタ部を退避してから剥すようにすることが考えられ
る。
【0118】しかしながら、本例装置では、搬送部20
100のメンテナンスのためにプリンタ部1000がス
ライド可能な構成を採用していることから、そのスライ
ド先の空間を有効に利用してHS処理が行われるように
するとともに、AHS処理時の作業性の向上を図り、さ
らにはテストパターン形成の精度および読取り精度の向
上が可能な構成を採用する。
100のメンテナンスのためにプリンタ部1000がス
ライド可能な構成を採用していることから、そのスライ
ド先の空間を有効に利用してHS処理が行われるように
するとともに、AHS処理時の作業性の向上を図り、さ
らにはテストパターン形成の精度および読取り精度の向
上が可能な構成を採用する。
【0119】そのための構成として、図24に示すよう
に、巻出しローラ2011の上部にHS処理モード(こ
れは搬送部のメンテナンス時を利用して行ってもよい
し、適宜行ってもよい)の実施時にテストパターンのプ
リント等を行うHSステーション21600を設ける。
プリンタ部21000は、通常のプリント時における位
置(搬送ベルト20130の上部)からスライドレール
20105によってHSステーション21600に向け
て水平に移動するが、この際、プリンタ部に設けられた
貼付けローラ20150はエアシリンダ21520でH
Sステーションに干渉しないように退避する。
に、巻出しローラ2011の上部にHS処理モード(こ
れは搬送部のメンテナンス時を利用して行ってもよい
し、適宜行ってもよい)の実施時にテストパターンのプ
リント等を行うHSステーション21600を設ける。
プリンタ部21000は、通常のプリント時における位
置(搬送ベルト20130の上部)からスライドレール
20105によってHSステーション21600に向け
て水平に移動するが、この際、プリンタ部に設けられた
貼付けローラ20150はエアシリンダ21520でH
Sステーションに干渉しないように退避する。
【0120】そして、スライドレール20105の端部
に設けたストッパ等によってHSステーションに対する
プリンタ部21000の位置決めが行われる。プリンタ
部1000の移動は、通常のプリント位置における位置
決めを解除した後に作業者がAHSステーション100
0まで動かすようにすることもできるし、あるいはエア
ーシリンダ,油圧シリンダ,電動モータ等の駆動手段で
動かすようにしてもよい。
に設けたストッパ等によってHSステーションに対する
プリンタ部21000の位置決めが行われる。プリンタ
部1000の移動は、通常のプリント位置における位置
決めを解除した後に作業者がAHSステーション100
0まで動かすようにすることもできるし、あるいはエア
ーシリンダ,油圧シリンダ,電動モータ等の駆動手段で
動かすようにしてもよい。
【0121】HSシートは、例えば金属,樹脂等で形成
した平面性を有する貼付け板に浮きが生じないよう両面
テープ,スプレーのり,接着剤等を用いて各プリントシ
ートを貼付して作成する。
した平面性を有する貼付け板に浮きが生じないよう両面
テープ,スプレーのり,接着剤等を用いて各プリントシ
ートを貼付して作成する。
【0122】このHSシートに対し、実施例1,2と同
様に、各ヘッド毎、全吐出口により記録された1走査分
のテストパターンをプリントし、これに基づいて濃度む
ら補正を行うことができる。
様に、各ヘッド毎、全吐出口により記録された1走査分
のテストパターンをプリントし、これに基づいて濃度む
ら補正を行うことができる。
【0123】なお、以上の実施例では、インクジェット
方式のプリント装置について説明したが、本発明の適用
はこれに限られず、熱転写方式等のプリント装置に用い
ることができることは勿論である。
方式のプリント装置について説明したが、本発明の適用
はこれに限られず、熱転写方式等のプリント装置に用い
ることができることは勿論である。
【0124】(その他)なお、本発明は、上述したイン
クジェットプリント方式に限らず種々のプリント方式を
採用できるが、インクジェットプリント方式を採用する
場合には、その中でも、インク吐出を行わせるために利
用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段を備
え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させ
る方式、すなわちキヤノン株式会社が提唱するバブルジ
ェット方式のプリントヘッド、プリント装置を用いるこ
とで優れた効果をもたらすものである。かかる方式によ
ればプリントの高密度化,高精細化が達成できるからで
ある。
クジェットプリント方式に限らず種々のプリント方式を
採用できるが、インクジェットプリント方式を採用する
場合には、その中でも、インク吐出を行わせるために利
用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段を備
え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させ
る方式、すなわちキヤノン株式会社が提唱するバブルジ
ェット方式のプリントヘッド、プリント装置を用いるこ
とで優れた効果をもたらすものである。かかる方式によ
ればプリントの高密度化,高精細化が達成できるからで
ある。
【0125】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発
生せしめ、プリントヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状
の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記
載されている条件を採用すると、さらに優れたプリント
を行うことができる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発
生せしめ、プリントヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状
の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記
載されている条件を採用すると、さらに優れたプリント
を行うことができる。
【0126】プリントヘッドの構成としては、上述の各
明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変
換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、プリント
ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によ
ればプリントを確実に効率よく行うことができるように
なるからである。
明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変
換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、プリント
ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によ
ればプリントを確実に効率よく行うことができるように
なるからである。
【0127】加えて、プリントヘッドは、プリント装置
の形態に対応して構成できるのは勿論であり、所謂ライ
ンプリンタ形態のものに対してはプリント媒体の幅に対
応した範囲にわたって吐出口を配列したものとすればよ
い。また、上例のようなシリアルタイプのプリントヘッ
ドとしては、装置本体に固定されたプリントヘッド、あ
るいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的
な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換
自在のチップタイプのプリントヘッド、あるいはプリン
トヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカー
トリッジタイプのプリントヘッドを用いた場合にも本発
明は有効である。
の形態に対応して構成できるのは勿論であり、所謂ライ
ンプリンタ形態のものに対してはプリント媒体の幅に対
応した範囲にわたって吐出口を配列したものとすればよ
い。また、上例のようなシリアルタイプのプリントヘッ
ドとしては、装置本体に固定されたプリントヘッド、あ
るいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的
な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換
自在のチップタイプのプリントヘッド、あるいはプリン
トヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカー
トリッジタイプのプリントヘッドを用いた場合にも本発
明は有効である。
【0128】また、本発明のプリント装置の構成とし
て、プリントヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
プリントヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を
行う予備加熱手段、プリントとは別の吐出を行なう予備
吐出手段を挙げることができる。
て、プリントヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
プリントヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を
行う予備加熱手段、プリントとは別の吐出を行なう予備
吐出手段を挙げることができる。
【0129】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用プ
リント信号付与時にインクが液状をなすものを用いても
よい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せ
しめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸
発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化
するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
のプリント信号に応じた付与によってインクが液化し、
液状インクが吐出されるものや、プリント用媒体に到達
する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エ
ネルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使
用する場合も本発明は適用可能である。このような場合
のインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔
質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用プ
リント信号付与時にインクが液状をなすものを用いても
よい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せ
しめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸
発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化
するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
のプリント信号に応じた付与によってインクが液化し、
液状インクが吐出されるものや、プリント用媒体に到達
する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エ
ネルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使
用する場合も本発明は適用可能である。このような場合
のインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔
質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
【0130】さらに加えて、本発明の形態としては、コ
ンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用い
られるものの他、リーダ等と組合せた複写装置の形態を
採るもの等であってもよい。
ンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用い
られるものの他、リーダ等と組合せた複写装置の形態を
採るもの等であってもよい。
【0131】また、本発明は種々のプリント媒体にプリ
ントを行う画像形成装置に適用できるが、上例のような
捺染装置に適用する場合、特に布帛にインクジェット捺
染を行う場合には、そのインクジェット捺染用布帛とし
ては、(1)インクを十分な濃度に発色させ得ること、
(2)インクの染着率が高いこと、(3)インクが布帛
上で速やかに乾燥すること、(4)布帛上での不規則な
インクの滲みの発生が少ないこと、(5)装置内での搬
送性に優れていること、等の性能が要求される。これら
の要求性能を満足させるために、本発明において、必要
に応じて布帛に対し、あらかじめ前処理を施しておくこ
とができる。例えば、特開昭62−53492号公報に
おいてはインク受容層を有する布帛類が開示され、ま
た、特公平3−46589号公報においては還元防止剤
やアルカリ性物質を含有させた布帛の提案がなされてい
る。このような前処理の例としては、布帛に、アルカリ
性物質、水溶性高分子、合成高分子、水溶性金属塩、尿
素およびチオ尿素から選ばれる物質を含有させる処理を
挙げることができる。
ントを行う画像形成装置に適用できるが、上例のような
捺染装置に適用する場合、特に布帛にインクジェット捺
染を行う場合には、そのインクジェット捺染用布帛とし
ては、(1)インクを十分な濃度に発色させ得ること、
(2)インクの染着率が高いこと、(3)インクが布帛
上で速やかに乾燥すること、(4)布帛上での不規則な
インクの滲みの発生が少ないこと、(5)装置内での搬
送性に優れていること、等の性能が要求される。これら
の要求性能を満足させるために、本発明において、必要
に応じて布帛に対し、あらかじめ前処理を施しておくこ
とができる。例えば、特開昭62−53492号公報に
おいてはインク受容層を有する布帛類が開示され、ま
た、特公平3−46589号公報においては還元防止剤
やアルカリ性物質を含有させた布帛の提案がなされてい
る。このような前処理の例としては、布帛に、アルカリ
性物質、水溶性高分子、合成高分子、水溶性金属塩、尿
素およびチオ尿素から選ばれる物質を含有させる処理を
挙げることができる。
【0132】アルカリ性物質としては、例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、
モノ,ジ,トリエタノールアミン等のアミン類、炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム,重炭酸ナトリウム等の炭酸も
しくは重炭酸アルカリ金属塩等が挙げられる。さらに酢
酸カルシウム、酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアンモ
ニアおよびアンモニア化合物等がある。また、スチーミ
ングおよび乾熱下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸
ナトリウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質
としては、反応性染料の染色に用いられる炭酸ナトリウ
ムおよび重炭酸ナトリウムがある。
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、
モノ,ジ,トリエタノールアミン等のアミン類、炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム,重炭酸ナトリウム等の炭酸も
しくは重炭酸アルカリ金属塩等が挙げられる。さらに酢
酸カルシウム、酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアンモ
ニアおよびアンモニア化合物等がある。また、スチーミ
ングおよび乾熱下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸
ナトリウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質
としては、反応性染料の染色に用いられる炭酸ナトリウ
ムおよび重炭酸ナトリウムがある。
【0133】水溶性高分子としては、トウモロコシ,小
麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース,メ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース系物質、アルギン酸ナトリウム,アラビアゴム,
ローカスイトビーンガム,トラガントガム,グアガム,
タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン,カゼイン等の蛋
白質物質、タンニン系物質,リグニン系物質等の天然水
溶性高分子が挙げられる。
麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース,メ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース系物質、アルギン酸ナトリウム,アラビアゴム,
ローカスイトビーンガム,トラガントガム,グアガム,
タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン,カゼイン等の蛋
白質物質、タンニン系物質,リグニン系物質等の天然水
溶性高分子が挙げられる。
【0134】また、合成高分子としては、例えば、ポリ
ビニルアルコール系化合物,ポリエチレンオキサイド系
化合物,アクリル酸系水溶性高分子,無水マレイン酸系
水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系
高分子やセルロース系高分子が好ましい。
ビニルアルコール系化合物,ポリエチレンオキサイド系
化合物,アクリル酸系水溶性高分子,無水マレイン酸系
水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系
高分子やセルロース系高分子が好ましい。
【0135】水溶性金属塩としては、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を作るものであって、pH4〜10であ
る化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例とし
ては、例えば、アルカリ金属では、NaCl,Na2 S
O4 ,KClおよびCH3 COONa等が挙げられ、ま
た、アルカリ土類金属としては、CaCl2 およびMg
Cl2 等が挙げられる。中でもNa,KおよびCaの塩
類が好ましい。
金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を作るものであって、pH4〜10であ
る化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例とし
ては、例えば、アルカリ金属では、NaCl,Na2 S
O4 ,KClおよびCH3 COONa等が挙げられ、ま
た、アルカリ土類金属としては、CaCl2 およびMg
Cl2 等が挙げられる。中でもNa,KおよびCaの塩
類が好ましい。
【0136】前処理において上記物質等を布帛に含有さ
せる方法は、特に制限されないが、通常行われる浸漬
法、パッド法、コーティング法、スプレー法などを挙げ
ることができる。
せる方法は、特に制限されないが、通常行われる浸漬
法、パッド法、コーティング法、スプレー法などを挙げ
ることができる。
【0137】さらに、インクジェット捺染用布帛に付与
される捺染インクは、布帛上に付与した状態では単に付
着しているに過ぎないので、引き続き繊維への染料等イ
ンク中の色素の定着工程を施すのが好ましい。このよう
な定着工程は、従来公知の方法でよく、例えば、スチー
ミング法、HTスチーミング法、サーモフィックス法、
あらかじめアルカリ処理した布帛を用いない場合は、ア
ルカリパッドスチーム法、アルカリブロッチスチーム
法、アルカリショック法、アルカリコールドフィックス
法等が挙げられる。また、定着工程は、染料によって反
応過程を含むものと含まないものとがあり、後者の例と
しては繊維に含浸させて物理的に離脱しないようなもの
がある。また、インクとしては所要の色素を有するもの
であれば適宜のものを用いることができ、染料に限られ
ず顔料を含むものでもよい。
される捺染インクは、布帛上に付与した状態では単に付
着しているに過ぎないので、引き続き繊維への染料等イ
ンク中の色素の定着工程を施すのが好ましい。このよう
な定着工程は、従来公知の方法でよく、例えば、スチー
ミング法、HTスチーミング法、サーモフィックス法、
あらかじめアルカリ処理した布帛を用いない場合は、ア
ルカリパッドスチーム法、アルカリブロッチスチーム
法、アルカリショック法、アルカリコールドフィックス
法等が挙げられる。また、定着工程は、染料によって反
応過程を含むものと含まないものとがあり、後者の例と
しては繊維に含浸させて物理的に離脱しないようなもの
がある。また、インクとしては所要の色素を有するもの
であれば適宜のものを用いることができ、染料に限られ
ず顔料を含むものでもよい。
【0138】さらに未反応の染料の除去および前処理に
用いた物質の除去は、上記反応定着工程の後に従来公知
の方法に準じ、洗浄により行うことができる。なお、こ
の洗浄の際に従来のフィックス処理を併用することが好
ましい。
用いた物質の除去は、上記反応定着工程の後に従来公知
の方法に準じ、洗浄により行うことができる。なお、こ
の洗浄の際に従来のフィックス処理を併用することが好
ましい。
【0139】以上述べた後処理工程が施されたプリント
物は、その後所望の大きさに切り離され、切り離された
片は、縫着,接着,溶着等、最終的な加工品を得るため
の工程が施され、ワンピース,ドレス,ネクタイ,水着
等の衣類や布団カバー,ソファカバー,ハンカチ,カー
テン等が得られる。布帛を縫製等により加工して衣類や
その他の日用品とする方法は、例えば「最新ニット縫製
マニュアル」(センイジャーナル社発行)や月刊誌「装
苑」(文化出版局発行)等、公知の書籍に多数記載され
ている。
物は、その後所望の大きさに切り離され、切り離された
片は、縫着,接着,溶着等、最終的な加工品を得るため
の工程が施され、ワンピース,ドレス,ネクタイ,水着
等の衣類や布団カバー,ソファカバー,ハンカチ,カー
テン等が得られる。布帛を縫製等により加工して衣類や
その他の日用品とする方法は、例えば「最新ニット縫製
マニュアル」(センイジャーナル社発行)や月刊誌「装
苑」(文化出版局発行)等、公知の書籍に多数記載され
ている。
【0140】なお、プリント用媒体としては、布帛,壁
布,刺しゅうに用いられる糸、壁紙、紙、OHP用フィ
ルム、アルマイト等の板状物その他インクジェット技術
を用いて所定の液体を付与可能な種々のものが挙げら
れ、布帛とは、素材,織り方,編み方を問わず、あらゆ
る織物,不織布およびその他の布地を含む。
布,刺しゅうに用いられる糸、壁紙、紙、OHP用フィ
ルム、アルマイト等の板状物その他インクジェット技術
を用いて所定の液体を付与可能な種々のものが挙げら
れ、布帛とは、素材,織り方,編み方を問わず、あらゆ
る織物,不織布およびその他の布地を含む。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリントで用いる記録素子よりも多い数の記録素子を用
いてテスト画像がプリントされ、これにより、テスト画
像において実際のプリントに用いる記録素子に対応する
部分が当該テスト画像の端部となることがなくなり、そ
の読取り結果においてその画像端部であることの影響を
排除することができる。
プリントで用いる記録素子よりも多い数の記録素子を用
いてテスト画像がプリントされ、これにより、テスト画
像において実際のプリントに用いる記録素子に対応する
部分が当該テスト画像の端部となることがなくなり、そ
の読取り結果においてその画像端部であることの影響を
排除することができる。
【0142】この結果濃度むら補正を行うためのテスト
画像を1ラインのみプリントしその結果に基づいて良好
な補正を行うことができるとともに、1)濃度むら補正
に要する作業時間を短縮できる、2)テスト画像を取得
する際に、テスト画像用シートの搬送不要とすること
で、装置構成が簡略化される、等の効果を得ることがで
きる。
画像を1ラインのみプリントしその結果に基づいて良好
な補正を行うことができるとともに、1)濃度むら補正
に要する作業時間を短縮できる、2)テスト画像を取得
する際に、テスト画像用シートの搬送不要とすること
で、装置構成が簡略化される、等の効果を得ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係る捺染システムの全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】その捺染処理手順の概要を示すフローチャート
である。
である。
【図3】本発明の一実施例に係るホストコンピュータの
構成を中心としてシステムを示すブロック図である。
構成を中心としてシステムを示すブロック図である。
【図4】本実施例に適用されるプリンタの機械的構成の
概略を示す側断面図である。
概略を示す側断面図である。
【図5】本実施例のプリンタに適用可能な濃度むら読取
りユニットの概略構成を示す模式的斜視図である。
りユニットの概略構成を示す模式的斜視図である。
【図6】図4に示すプリンタの電気的な概略構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】同じくブロック図である。
【図8】図6におけるコントロールボードの内部構成の
一部をデータの流れを中心として示すブロック図であ
る。
一部をデータの流れを中心として示すブロック図であ
る。
【図9】同じくブロック図である。
【図10】同じくブロック図である。
【図11】図4のプリンタによるプリント方式の例を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図12】同じく説明図である。
【図13】同じく説明図である。
【図14】同じく説明図である。
【図15】(A)および(B)はプリントヘッドのむら
補正の態様の説明図である。
補正の態様の説明図である。
【図16】本実施例に係る制御系の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図17】本例において用いるむら補正テーブルを説明
するための説明図である。
するための説明図である。
【図18】本発明の一実施例に係るむら補正処理手順の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
【図19】本発明の他の実施例に係るむら補正処理手順
の一例を示すフローチャートである。
の一例を示すフローチャートである。
【図20】(A)および(B)は、HS変換を施すのに
用いるテスト画像の一実施例および比較例を示す説明図
である。
用いるテスト画像の一実施例および比較例を示す説明図
である。
【図21】(A)および(B)は、上記図20(A)お
よびプリント画像の読取り濃度分布を示す線図である。
よびプリント画像の読取り濃度分布を示す線図である。
【図22】(A)および(B)は、従来例におけるテス
ト画像プリント例および印字領域と記録ヘッドとの位置
関係を示す説明図である。
ト画像プリント例および印字領域と記録ヘッドとの位置
関係を示す説明図である。
【図23】(A)および(B)は、図22(A)および
(B)それぞれのプリント画像の濃度分布を示す線図で
ある。
(B)それぞれのプリント画像の濃度分布を示す線図で
ある。
【図24】本発明の他の実施例にかかる下向き印字方式
の捺染装置の構成を示す模式的断面図である。
の捺染装置の構成を示す模式的断面図である。
H ホストコンピュータ 1011 CPU 1016 LAN 1018,1019 外部記憶 1023 キーボード 1024 マウス 1026 CRT P プリンタ 3 プリント媒体(布) 102 コントロールボード 102A CPU 102B ROM 102C RAM 104 布送り機 108 ヘッド特性測定機 213 テストパターン用プリント媒体 217 むら読取りラインセンサ 218 光源 219 RAM 236 A/D変換器 501 GPIBインターフェース 504 フレームメモリ(FM)コントローラ 505 画像メモリ 509 パレット変換テーブルメモリ 511 HS変換テーブルメモリ 513 γ変換テーブルメモリ 515 つなぎメモリ 717 むら補正RAM 20011 巻出しローラ 20021 巻取りローラ 20100 搬送部 20105 スライドレール 20110,20120 搬送ローラ 20130 搬送ベルト 20140 プラテンローラ 20150 貼付けローラ 21000 プリンタ部 21010 キャリッジ 21520 エアシリンダ 21600 HSステーション
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/46 A D06P 5/00 111 A
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の記録素子を有した記録ヘッドを用
い、被記録媒体にプリントを行うプリント装置におい
て、 前記複数の記録素子の中からプリントに用いる記録素子
を選択する記録素子選択手段と、 該記録素子選択手段により選択された記録素子および当
該選択された素子以外の記録素子を用いてテスト画像を
プリントするテスト画像プリント手段と、 該テスト画像プリント手段によりプリントされたテスト
画像を読取る読取り手段と、 該読取り手段の読取り結果に基づいて前記プリントに用
いる記録素子の駆動信号を補正する補正手段と、 を具えたことを特徴とするプリント装置。 - 【請求項2】 前記テスト画像プリント手段が当該テス
ト画像のプリントに用いる記録素子が連続的に配列して
いることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。 - 【請求項3】 前記テスト画像プリント手段は、前記記
録ヘッドを1回走査させることにより当該テスト画像を
プリントすることを特徴とする請求項1または2に記載
のプリント装置。 - 【請求項4】 前記補正手段は、前記読取り手段が読取
るテスト画像の読取り結果の内、前記プリントに用いる
記録素子分の読取り結果に基づいて当該補正を行うこと
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプリ
ント装置。 - 【請求項5】 前記テスト画像プリント手段は色調を一
にする複数の前記記録ヘッドによってプリントされた当
該記録ヘッドの個数分のテスト画像をプリントすること
を特徴とする請求項1ないし4に記載のプリント装置。 - 【請求項6】 前記補正手段は、前記複数のテスト画像
のそれぞれに対応する読取り結果の内、プリントに用い
る記録素子分の読取り結果を選択し、当該選択された読
取り結果の合成に基づいて当該補正を行うことを特徴と
する請求項5に記載のプリント装置。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に基づいて
インクを吐出するものであり、当該記録素子としてイン
ク吐出口を含むことを特徴とする請求項1ないし6のい
ずれかに記載のプリント装置。 - 【請求項8】 被記録媒体にプリントを行うプリント方
法において、 複数の記録素子を有した記録ヘッドを用意し、 該記録ヘッドを1回走査して前記複数の記録素子の配列
幅に対応した幅のテスト画像をプリントし、 当該プリントしたテスト画像を読取り、 当該読取り結果に基づいて補正した補正データにより、
前記記録ヘッドを走査して前記プリントされたテスト画
像の幅より小さい幅の画像をプリントし、 該プリントを繰り返し該画像を連ねる、 各ステップを有したことを特徴とするプリント方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6038818A JPH07246717A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | プリント装置およびプリント方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6038818A JPH07246717A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | プリント装置およびプリント方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07246717A true JPH07246717A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12535851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6038818A Pending JPH07246717A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | プリント装置およびプリント方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07246717A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004299219A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Toppan Forms Co Ltd | インクジェットプリンティングシステム |
| US7417768B1 (en) | 2000-10-13 | 2008-08-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Apparatus and method for mitigating colorant-deposition errors in incremental printing |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP6038818A patent/JPH07246717A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7417768B1 (en) | 2000-10-13 | 2008-08-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Apparatus and method for mitigating colorant-deposition errors in incremental printing |
| JP2004299219A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Toppan Forms Co Ltd | インクジェットプリンティングシステム |
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