JPH07247759A - 自動ドアの制御装置 - Google Patents

自動ドアの制御装置

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JPH07247759A
JPH07247759A JP6064354A JP6435494A JPH07247759A JP H07247759 A JPH07247759 A JP H07247759A JP 6064354 A JP6064354 A JP 6064354A JP 6435494 A JP6435494 A JP 6435494A JP H07247759 A JPH07247759 A JP H07247759A
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JP
Japan
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voltage
output
automatic door
time signal
control device
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JP6064354A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hayashida
建一 林田
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TSUUDEN KK
Tsuden KK
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TSUUDEN KK
Tsuden KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波近接スイッチを利用した自動ドアの制
御装置を高精度,低コストのAD変換手段により改良す
る。 【構成】 自動ドアの出入口に埋設されてコンデンサと
して作用し人体を検知する感知部と、この感知部に結合
された高周波発振検波部と、この高周波発振検波部の出
力を増幅すると共に電圧−時間信号に変換する電圧−時
間信号変換手段と、この電圧−時間信号変換手段の出力
を演算処理して前記自動ドアの開閉を制御する制御手段
とを設けることによって上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波近接スイッチ
を利用した自動ドアの制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動ドアの出入口に人体を検知する感知
部を設け、この感知部を高周波近接スイッチのコンデン
サとして構成すると共に、上記感知部に人体が接近した
時、上記コンデンサの容量変化により生じる周波数変
動、尖鋭度低下を検知して自動ドアを開閉制御する装置
が、特開平2−35502号公報や特願平5−8677
5号公報に記載されている。
【0003】特開平2−35502号公報の装置では、
感知部に結合された高周波発振検波部のアナログ出力を
DA変換手段から出力される基準電圧とアナログ比較器
で比較して上記検波出力をAD変換し、このデジタル化
された検波出力を制御手段で演算処理して人体を検知す
るようにしている。一方、特願平5−86775号公報
の装置には温度ドリフト等に基づく大振幅低周波ノイズ
が混入した高周波発振検波出力から小振幅の人体検知信
号を抽出するため、アナログ差動増幅回路とデジタルス
イッチ手段とを組合せた大振幅低周波ノイズ補正装置が
紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように感知部を高
周波発振部のコンデンサとして構成し、その発振検波出
力から人体を検知する高周波近接スイッチでは、人体検
知信号成分の変化量が非常に小さく温度ドリフト等に基
づく大振幅低周波ノイズをいかに除去するかが大きな問
題となっている。
【0005】しかして、特開平2−35502号公報の
ような構成の装置では、小振幅信号を検波しようとする
と、高精度(16bit前後)のAD変換手段やDA変
換手段が必要となり、装置が非常に高価になると共に、
AD変換手段又はDA変換手段の精度を温度変化に影響
されず一定に維持するのが難しいという問題点があっ
た。更に、上述の公報の装置ではDA変換手段に制御手
段から基準電圧生成指令を絶えず出力しなければなら
ず、複数の感知部の検波出力を入力しようすると、制御
手段の負荷が非常に増大するといった問題点もあった。
【0006】また、特願平5−86775号公報のよう
な構成の装置では、大振幅低周波ノイズの補正が予想通
りできている間はAD変換したデジタル値の相対精度が
保てるが、補正がはずれた場合低分解能のAD変換手段
を用いているのでデジタル値の絶対精度が出せなく、計
測結果が安定する迄時間がかかりやすいといった問題点
があった。
【0007】この発明は上述したような点に鑑みて成さ
れたものであり、この発明の目的は、電圧−時間信号変
換手段を利用した高精度かつ低コストのAD変換手段を
設け、感知部の検波出力を高精度で入力して温度ドリフ
トの影響を除去し人体検知の信頼性を高めた自動ドアの
制御装置を提供すると共に、温度ドリフト及び発振周波
数の自動補正手段により装置の安定性を飛躍的に向上さ
せた自動ドアの制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は自動ドアの制
御装置に関するもので、この発明の上記目的は、自動ド
アの出入口に埋設されてコンデンサとして作用し人体を
検知する感知部と、この感知部に結合された高周波発振
検波部と、この高周波発振検波部の出力を増幅すると共
に電圧−時間信号に変換する電圧−時間信号変換手段
と、この電圧−時間信号変換手段の出力を演算処理して
前記自動ドアの開閉を制御する制御手段とを設けること
によって達成される。
【0009】
【作用】この発明では上述の構成において、高精度かつ
低コストのAD変換手段により感知部の発振検波出力を
高精度かつ正確に入力できるので、信号成分と温度ドリ
フト等の背景ノイズ成分とを区別することが容易とな
り、信頼性・安定性の高い自動ドアの制御装置を提供す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳
細に説明する。図1は自動ドアシステムの概念図で、開
閉する自動ドア2、4の出入口に埋設された感知部10
又は10′に人11が近づくと、制御装置により人11
の接近を検知して自動ドア2、4の開閉を制御する様子
を示している。
【0011】図2は上述の自動ドアシステムの機構構成
の一例であり、建物側に固定した無目(チャンネル、ベ
ース)1にスライド用ローラ3、3又は5、5を介して
ドア2及び4を懸架し、更に無目1内の両端部にスプロ
ケットホイール6、7を軸架してチェーン8を張設す
る。そして、チェーン8の上側、下側それぞれの一部を
ドア4又は2に係合させると共に、モータ制御回路12
からモータ減速機構9を介してスプロケットホイール7
を回転駆動することによってドア2、4を開閉するよう
になっている。感知部10及び10′はそれぞれ制御装
置100又は100′の内部に設けられた発振検波部に
接続され、人11の接近により容量の変化するコンデン
サとして働き、その検波出力を制御装置100又は10
0′の内部で演算処理してモータ制御信号MC1又はM
C2を生成し、モータ制御回路12によりドア2、4の
開閉が起動されるのである。
【0012】図2のような機構構成のシステムにおい
て、この発明の一実施例として、感知部10、10′の
センサ信号処理装置100、100′のハードウェア構
成を図3に基づいて説明すると、感知部10を形成する
2枚の感知板21、22と発振検波部120との間に
は、インピーダンス変換器23と同相型電流阻止用チョ
ークコイル24と同軸ケーブル等のフィーダ30とが直
列に接続されている。発振検波部120の発振出力(周
波数は数100KHz〜数10MHz程度)はダイオー
ドD1、D2等で構成された検波部で検波され、その検
波出力DTは後述する電圧−時間信号変換手段140に
入力されて時間信号TOに変換され、その後デジタル信
号TOがマイクロプロセッサ(以下、MPUと略す)1
60等で構成された制御手段に入力されて演算処理さ
れ、人体の接近が検知されるとMPU160の出力端子
02及びリレー166等を介してモータ制御信号MC1
が生成され、図2に示すモータ制御回路12等へ出力さ
れるようになっている。
【0013】上述の電圧−時間信号変換手段140の構
成を更に詳しく説明すると、演算増幅器142及びコン
デンサC10(このコンデンサは漏れ電流のできるだけ
少ないものが望ましい。)で構成された電圧積分回路で
基準電圧Vrが生成され、この基準電圧Vrと検波出力
DTとが演算増幅器148により直流増幅されると共に
比較され、その出力VTが計測指令CNT及びタイマ1
52のクロック信号と共にアンドゲート154に入力さ
れ、アンドゲート154の出力がカウンタ156で計数
されるようになっている。また、MPU160から出力
される上述の計測指令CNTはカウンタ156のリセッ
ト信号として使用されると共に、スイッチ手段146に
も入力され、コンデンサ10の短絡、開放を介して基準
電圧Vrの生成を制御するようになっている。
【0014】尚、上述の制御装置100に設けられたM
PU160には発振検波部120の動作を自動制御して
安定させるためのDA変換手段等で構成された出力レベ
ル調整手段162とバリキャップ電圧調整手段164と
がそれぞれ接続されており、バリキャップ電圧調整手段
164の出力AS2を変化させてバリキャップVCの容
量を調整し、発振部の中心となる発振周波数を安定化す
ると共に、出力レベル調整手段162の出力AS1を変
化させて検波出力DTの温度ドリフト等を補正するよう
になっている。
【0015】このような構成において、その動作を図4
のフローチャート及び図5乃至6のタイムチャートを参
照して説明すると、先ず、電源投入時や発振部の同調が
大きくずれた場合、特開昭62−82189号公報に説
明されているように、発振検波部120の高周波発振周
波数を同調させるため、例えばMPU160により出力
レベル調整手段162を介して検波出力DTが全振幅の
中間に設定されるように出力レベル設定信号AS1を出
力すると共に、MPU160によりバリキャップ電圧調
整手段164に従来と同様の鋸歯状波形データDIAI
を順次出力して、アナログ化された鋸歯状信号AS2を
バリキャップVCDに入力し、その検波出力TOを所定
の同期(例えば数10m秒)でMPU160に読込んで
同調状態をチェックし、所定の検波出力レベルが得られ
たら、その時の鋸歯状波形データDIA10をMPU1
60の内部にラッチして鋸歯状信号AS2の出力を停止
し、バリキャップVCDに一定の電圧が印加されるよう
にバリキャプ電圧調整手段164に波形データDIA1
0を出力し続ける(ステップS2)。
【0016】かくして、高周波発振周波数の同調調整が
終了すると、所定の同期毎に発振検波出力DTを電圧−
時間信号変換手段140を介してデジタル化してMPU
160に時系列データとして記憶する(ステップS
4)。このデジタル化工程を図3のブロック図及び図5
のタイムチャートを参照して更に詳しく説明すると、図
5(A)の時点t1においてMPU160から計測指令
CNTのリセット信号が出力されると計時カウンタ15
6がリセットされると共に、アナログスイッチ等で構成
されたスイッチ手段146が短絡され、基準電圧生成用
コンデンサC10がリセットされる。次に、図5(A)
の時点t2において、計測指令CNTのリセット信号が
解除されると、図5(C)に示すような鋸歯状の基準電
圧Vrが抵抗R4,コンデンサC10で定まる時定数で
生成され、この基準電圧Vrと発振検波出力DTとが演
算増幅器148で比較される。しかして、計測開始の初
期ではVr<DTなので図5(D)に示すように演算増
幅器148の出力は高レベルとなりアンドゲート154
から時刻計数用クロック152が出力され(図5
(E))、カウンタ156で時刻計数が行われる。
【0017】続いて、基準電圧Vrが一定の勾配で上昇
し、図5(C)に示す時点t3に至ると、発振検波出力
DTのレベルdtφと基準電圧Vrとが等しくなり、演
算増幅器148の出力VTが低レベルとなるので、アン
ドゲート154からの計時用クロックの供給が停止され
る。かくして、電圧−時間信号への変換が終了したの
で、図5(A)の時点t4においてMPU160により
カウンタ156の出力TOを読込むと、アナログの発振
検波出力DTがデジタル値TOに変換できる。ここにお
いて、時刻計数用クロック152の周波数を10MHz
前後に設定すると、数10msec以内で16ビット精
度のAD変換が容易に実現できる。以上の時点t1乃至
t4の処理を繰り返すことにより、この周期で発振検波
出力DTを時間信号(デジタル化)に変換し、時系列デ
ータとしてMPU160の内部に記憶する。
【0018】かくしてデジタル化された発振検波出力を
MPU160により時系列解析して背景ノイズ信号の検
出及び人体接近/退出信号の検出を行う(ステップS
6)。かかる時系列データの解析処理の一例は、例えば
特開平2−35502号公報に紹介されている。その様
子を図6で説明すると、直流検波出力DTは時間軸を1
〜2分単位で眺めると人の接近に伴って急速に立下が
り、人の退出に伴って急速に立上がる波形となり、直流
検波出力DTを10〜20時間の単位で眺めると、図6
(B)に示すように人の検知レベルを大きく上回る温度
ドリフト波形が観測される。従って、図6(C)に示す
ように大振幅低周波ノイズの混入している検波出力から
小振幅の人体検知信号P1,P2,…,P4を安定的に
抽出する処理が行われるが、人体の接近/退出に伴う時
間的変化ΔDTS/tと、温度等のドリフトに対する時
間的変化ΔDTN1/tとは一般に次式の関係がある。
【0019】
【数1】ΔDTS/t>ΔDTN1/t 本願では、この時間的変化を短時間変化用時間幅(ti
−tj)と長時間変化用時間幅(ti−tk)の2つの
時間幅を用いて評価するようにする。時点tiでサンプ
リングした検波出力DTiからその時間的変化成分ΔT
1,ΔT2を計算する過程を数2及び数3に示す。
【0020】
【数2】 ΔDT1=(DTi−DTj)/(ti−tj)
【0021】
【数3】 ΔDT2=(DTi−DTk)/(ti−tk)
【0022】
【数4】(ti−tj)<(ti−tk) 但し、DTiは時点tiでの検波出力 DTjは時点tjでの検波出力 DTkは時点tkでの検波出力 また、時間的変化成分ΔDT1、ΔDT2の判定条件は
以下のようである。
【0023】
【数5】ΔDT1<−DTH1
【0024】
【数6】ΔDT1>DTH2 但しDTH1、DTH2は人体検知用判定値
【0025】
【数7】ΔDT2<−DTH3
【0026】
【数8】ΔDT2>DTH4 但しDTH3、DTH4は背景ノイズ用判定値 すなわち、MPU160により時点tiでのデジタルデ
ータ入力値DTiが得られると、数2及び数3によりこ
の時点での時間変化を演算し、短時間(ti−tj)の
信号変化ΔDT1が数5の条件を満たす時は人体等が接
近したと判定して(ステップS8)、自動ドアの開信号
をMPU160から出力し(ステップS10)、短時間
の信号変化ΔDT1が数6の条件を満たす時は人体等が
退出したと判定して(ステップS8)、自動ドアの閉信
号をMPU160から出力するようにする(ステップS
10)。
【0027】一方、長時間(ti−th)の信号変化Δ
DT2が数7又は数8の条件を満たす時は、背景ノイズ
信号の変化があったと判定し(ステップS12)、その
補正出力を信号変化を打消す方向にMPU160から出
力レベル調整手段162へ出力する(ステップS1
4)。
【0028】かかる処理を所定の周期毎に繰り返し、自
動ドアの開閉を制御する。尚、上述の演算において、時
点tiのデータを例えばti,ti−1,…ti−mの
(m+1)個のデータで移動平均して平滑化すると、数
5乃至数8の判定条件を安定化することができるが、A
D変換のビット数が少ない(例えば8bit)場合に
は、背景ノイズの中に人体検知信号レベルが埋設して確
実に人体の接近、退出を検知できなかった。それが本願
発明のように16ビト以上の高精度で信号入力すること
により、ノイズ成分を人体検知レベルとを容易に区別す
ることが可能となり、安全かつ確実に自動ドアの開閉制
御が実行できるようになった。
【0029】図3に対応させて示す図7はこの発明の別
の実施例の一例であり、それぞれ同一の番号を付した装
置は同一の機能を果たすと共に、発振検波出力DTをコ
ンデンサC12及び演算増幅器148で交流増幅して基
準電圧Vrと比較するようにし、更にこの比較出力VT
を直接MPU160の外部割込端子INTに接続して、
図3の電圧−時間信号変換手段140におけるゲート1
54、計時用クロック発生手段152及びカウンタ15
6の機能を、MPU160に内蔵されたタイマ170及
びソフトウェア計数処理部172に置き換え、電圧−時
間信号変換手段140aのハードウェア構成部品を削減
すると共に、消費電力を低減させたものである。
【0030】このような構成の自動ドアの制御装置10
0aでは、図5(A)の時点t2でソフトウェア計時処
理部172によりMPU160の内蔵タイマ170の計
時処理を開始し、比較出力VTが立下がり、外部割込I
NTの発生する図5(C)の時点t3で計時処理を停止
すると所望のデジタル時間信号を生成することができ
る。また、高周波発振検波出力を自動ドア閉まり動作に
基づく周波数より低い周波数成分を遮断し、人の動きに
基づく周波数成分を中心に交流増幅するようにコンデン
サC12の容量を選定すると、感知板と自動ドアとの近
接効果に基づいて検波出力が変動し直流増幅回路が自動
ドアの動きを検出して誤動作する現象を防止することが
できると共に、感知板の不感知帯を除去することができ
る。更に、比較出力VTをMPU160の割込入力IN
Tへ接続することにより、ソフトウェア計時処理部17
2では図5の時点t2から時点t3迄何らソフトウェア
処理をする必要がないので、特開平2−35502号公
報のように絶えずMPU160を使用して電圧−時間信
号変換手段140aを制御するソフトウェアは一切不要
となり、MPU160の負荷の軽減が計れると共に、複
数の感知板からの検波出力を入力することが容易とな
る。
【0031】このような構成において、その動作を図8
のタイムチャートを参照して説明すると、先ず図8
(A)に示す発振検波部120の出力DTにおいて、時
点t10で感知板10に人が近づくと、コンデンサC1
2の出力V12には図8(B)に示すような交流波形V
12が現れ、この交流波形V12が演算増幅器148で
増幅されると共に、鋸歯状基準電圧Vrと比較され、電
圧VrとV12とが一致すると、出力VTが立下がりM
PIU160に外部割込が発生する。しかし、MPU1
60では所定の周期(例えば数10ミリ秒)でコンデン
サC10をスイッチ手段146を短絡してリセットする
と共に、外部割込VTの発生する期間をタイマ170及
びソフトウェア計時処理部172を介して計測すること
により、交流信号V12のAD変換値をサンプリングす
ることができ、このAD変換値が所定の判定値−DTH
12より小さくなったら人が接近したとMPU160で
判定しスイッチ素子Q2及び駆動手段166を駆動して
自動ドア開き信号(波形立上り又は高レベル信号)MC
1をモータ制御回路12へ図8(C)の時点t13迄出
力し続ける。すると、モータ制御回路12によりドア
2、4が開き始め、図8(D)の時点t12で全開状態
となる。
【0032】しかして、時点t13で自動ドア開き信号
MC1がオフすると、自動ドア閉まり信号(波形立下り
又は低レベル出力)により自動ドアは閉まり動作に入る
が、図8(A)の時点t14において交流出力V12が
判定値DTH1を越えた急激な変化を示すと、再び自動
ドア開き信号が生成され、時点t15のドアが全開にな
る迄自動ドア2、4が移動した後、図8(C)の時点t
16から再び自動ドア閉まり動作に入る。
【0033】更に、自動ドア2、4が閉まり始めると、
図8(A)の検波出力DTは徐々に低下し始め、時点t
17において感知板10と自動ドア2、4との近接効果
により最大振幅となり、以後少しづつ初期レベルに復帰
する。
【0034】かくして、感知板10と自動ドア2、4と
の近接効果に影響されることなく、安定して、安全に自
動ドアを開閉制御することができる。尚、図8(A)の
時点t19及びt20で示すように、感知板部10等が
深く埋設され検波レベルが低下しても振幅の変化率が検
知出来れば、敏感に人の出入り動作に対応することがで
きる。
【0035】更に又、感知部10の上に人が立止まった
場合には、その検波出力DTは図8(E)の時点t11
から時点t21のように現れるが、その交流成分は図8
(F)の如き波形となり、人が手や足の指を動かすだけ
でもその動きを細かく検出できるので安全・確実な自動
ドアの制御が実現できる。
【0036】図7に対応させて示す図9はこの発明のま
た別の一実施例を示すものであり、それぞれ同一の番号
を付した装置は同一の機能を果たすと共に、発振検波出
力DTをAD変換する電圧−時間信号変換手段140b
において、基準電圧Vrを生成するコンデンサC10の
リセット手段をインバータ150、スイッチ手段14
6、146′及び抵抗R14,R14′で構成されたハ
ードウェア回路によりMPU160の制御から分離する
と共に、低分解能のAD変換手段168を検波出力DT
とMPU160との間に挿入するようにしたものであ
る。
【0037】かかる構成の自動ドア制御装置では、演算
増幅器143の出力V143に図10(A)に示すよう
な充放電特性が現われ、比較器148の出力VTには図
10(B)に示すような制御信号が現れるので、MPU
160により出力VTの立下り時点t30から出力VT
の立上り時点t31迄の期間をタイマ170を利用して
計測すると発振検波出力DTが高精度でAD変換するこ
とができる。尚、上述の電圧−時間信号変換手段140
bでは電圧設定手段149で設定したコンデンサC10
の充放電中心電圧と検波出力DTとが近い値の時は時間
信号に換算したAD変換値は正確であるが、充放電中心
電圧と検波出力DTとが上下にずれると変換誤差が大き
くなるので、低精度のAD変換手段168により検波出
力DTのレベルを所定の同期で監視して、検波出力DT
のレベルが温度ドリフト等に基づいて大きく上下にずれ
た場合には、DA変換手段162により検波出力レベル
を補正するようにすると、上述のAD変換誤差を低減す
ることができる。
【0038】図7に対応させて示す図11はこの発明の
更にまた別の一実施例を示すものであり、それぞれ同一
の番号を付した装置は同一の機能を果たすと共に、発振
検波出力DTを直流増幅してAD変換する電圧−時間信
号変換手段140cと、検波出力DTを交流増幅してA
D変換する電圧−時間信号変換手段140bとを並設し
てそれぞれその出力VT1及びVT2を割込入力INT
1及びINT2からMPU160に入力し、自動ドア制
御装置の安全性・信頼性を更に一段と高めたものであ
る。かかる構成の制御装置では、感知部10等の上に人
が立止まった場合にも、交流増幅用電圧−時間信号変換
手段140bにより安定的に人体の検出ができる。ま
た、電圧−時間信号交換手段の数が増加しても、MPU
160に設けられたソフトウェア計時処理部172の処
理量はほとんど増加しないので、安定かつ高精度のAD
変換を実現することができる。
【0039】図11に対応させて示す図12はこの発明
の更に別の一実施例を示すもので、それぞれ同一の番号
を付した装置は同一の機能を果たすと共に、感知部10
a,10b,…,10nを複数個設置して、これらの感
知板出力をそれぞれ発振検波部120a,120b,
…,120nに入力し、その出力を直流増幅タイプの電
圧−時間信号変換手段140c又は交流増幅タイプの電
圧−時間信号変換手段140bに入力して、そのデジタ
ル出力VT1a,VT1c,…VT2a,…VTnc等
を割込入出金力INT又はデジタル入力DIを介してM
PU160に取込み、ソフトウェア計時処理部172で
時間信号に変換するようにしたものである。またDA変
換手段162a,162b,…162nを介して発振検
波部120,120b,…,120nの発振周波数及び
出力DCレベルを自動補正すると共に、デジタル出力D
O1を介して電圧−時間信号変換手段140a又は14
0cに内蔵された基準電圧生成手段をリセットし、更
に、デジタル出力DO2を介してモータ制御回路への制
御信号MC1,MC2,…,MCnをON−OFF制御
するようになっている。
【0040】かかる構成の制御装置では、感知部10
a,10b,…,10nの切換手段等が不要となると共
に、基準電圧は各電圧−時間信号生成手段の中でMPU
160の動作とは独立して生成されるので安定され、そ
の出力信号VT1c,VT1a,…,VTncも高速に
MPU160にデジタル入力できるので、感知部の設置
箇所が増加してもアナログ切換手段により検波出力を切
換えてAD変換する場合と比較すると、AD変換の精度
が維持できる利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明の自動ドアの制
御装置によれば、従来8ビット前後で変換されていた検
波出力のAD変換精度を16ビット乃至24ビット迄向
上させることが容易にできるので、検波出力の背景ノイ
ズ成分と人体の検知信号成分とを簡単に区別することが
でき、安全性・信頼性の高い自動ドア制御が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動ドアと感知部との関係を示す図である。
【図2】自動ドアの開閉制御の機構部を示す図である。
【図3】この発明の自動ドアの制御装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図4】その動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】その動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図6】感知部の検波出力を説明するための図である。
【図7】この発明の自動ドアの制御装置の別の一実施例
を示すブロック図である。
【図8】その動作を説明するためのタイムチャートであ
る。
【図9】この発明の自動ドアの制御装置のまた別の実施
例を示すブロック図である。
【図10】その動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図11】この発明の自動ドアの制御装置の更にまた別
の実施例を示すブロック図である。
【図12】この発明の自動ドアの制御装置の更に別の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2,4 ドア 10,10′,20,10a,10b,10n 感知部 24 高透磁率磁性材 30 フィーダ 100,100′,100a,100b,100c 制
御装置 120 発振検波部 140,140a,140b,140c 電圧−時間信
号変換手段 142,148 演算増幅器 146,146′ スイッチ手段 160 MPU 162,164 電圧調整手段 170 タイマ 172 ソフトウェア計時処理部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ドアの出入口に埋設されてコンデン
    サとして作用し人体を検知する感知部と、この感知部に
    結合された高周波発振検波部と、この高周波発振検波部
    の出力を増幅すると共に電圧−時間信号に変換する電圧
    −時間信号変換手段と、この電圧−時間信号変換手段の
    出力を演算処理して前記自動ドアの開閉を制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とする自動ドアの制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電圧−時間信号変換手段では前記高
    周波発振検波部の出力を直流増幅又は交流増幅するよう
    にした請求項1に記載の自動ドアの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記高周波発振検波部の出力を直流増幅
    して電圧−時間信号に変換する第1の電圧−時間変換手
    段と、前記高周波発振検波部の出力を交流増幅して電圧
    −時間信号に変換する第2の電圧−時間信号変換手段と
    を並設して前記制御手段に入力するようにした請求項1
    に記載の自動ドアの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記高周波発振検波部の出力手段に、こ
    の検波出力レベルが前記電圧−時間信号変換手段に適し
    た所定範囲となるように変換する出力レベル調整手段を
    設けた請求項1乃至3に記載の自動ドアの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記出力レベル調整手段は前記制御手段
    に結合されたDA変換手段の出力を直列接続したコンデ
    ンサの結合点へ接続して構成するようにした請求項4に
    記載の自動ドアの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記高周波発振検波部の出力を前記制御
    手段に入力するためのAD変換手段を並設し、前記高周
    波発振検波部の出力が変化した場合、前記AD変換手段
    の出力を参照して前記出力レベル調整手段により前記高
    周波発振検波部の出力が前記電圧−時間信号変換手段に
    適した所定範囲となるように調整するようにした請求項
    4又は5に記載の自動ドアの制御装置。
  7. 【請求項7】 前記高周波発振検波部の発振部入力にバ
    リキャップ及び該バリキャップの印加電圧を調整するバ
    リキャップ電圧調整手段を並設し、前記バリキャップの
    印加電圧を調整して前記発振部の出力が所定範囲となる
    ように制御するようにした請求項1乃至6に記載の自動
    ドアの制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段がコンピュータで成ってい
    る請求項1乃至7に記載の自動ドアの制御装置。
  9. 【請求項9】 前記電圧−時間信号変換手段の基準電圧
    を電圧積分回路で生成するようにした請求項1乃至8に
    記載の自動ドアの制御装置。
  10. 【請求項10】 前記電圧−時間信号変換手段の時間計
    測をコンピュータのプログラム制御で実行するようにし
    た請求項8又は9に記載の自動ドアの制御装置。
  11. 【請求項11】 前記電圧−時間信号変換手段の時間計
    測終了信号をコンピュータの外部割込端子に接続して時
    間計測するようにした請求項10に記載の自動ドアの制
    御装置。
  12. 【請求項12】 前記感知部,発振検波部及び電圧−時
    間信号変換手段をn個設置し、これらn個の発振検波部
    の出力をそれぞれ前記電圧−時間信号変換手段を介して
    前記制御手段に入力するようにした請求項1乃至11に
    記載の自動ドアの制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040050596A (ko) * 2002-12-10 2004-06-16 유석훈 증폭초음파센서를 이용한 출입관리시스템 및 그증폭초음파센서
JP2017518447A (ja) * 2014-04-10 2017-07-06 ユーシン フランス ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ 自動車における可動パネルの開放方法および関連する開放制御装置
CN115596316A (zh) * 2021-07-07 2023-01-13 浙江安尼智能门窗股份有限公司(Cn) 一种防止感应到门而无法关门的自动门机

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