JPH0724823B2 - 浮上分離槽 - Google Patents
浮上分離槽Info
- Publication number
- JPH0724823B2 JPH0724823B2 JP32084690A JP32084690A JPH0724823B2 JP H0724823 B2 JPH0724823 B2 JP H0724823B2 JP 32084690 A JP32084690 A JP 32084690A JP 32084690 A JP32084690 A JP 32084690A JP H0724823 B2 JPH0724823 B2 JP H0724823B2
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- Japan
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- water supply
- supply nozzle
- raw water
- tube
- circulating water
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は浮上分離槽に関し、詳しくは水処理における浮
遊懸濁粒子や油等の分離のために用いる浮上分離槽に関
する。
遊懸濁粒子や油等の分離のために用いる浮上分離槽に関
する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕 浮上分離法は、水処理における浮遊懸濁粒子や油の分離
のほか浮遊選鉱法等に利用されている。この浮上分離法
に、気体は極めて密度が小さいために該気体の微細気泡
を作り、これを浮遊懸濁粒子や油滴の界面に付着させる
と、浮遊懸濁粒子や油滴の見かけの比重が小さくなり、
液体との密度差により浮上する現象を利用した技術であ
る。
のほか浮遊選鉱法等に利用されている。この浮上分離法
に、気体は極めて密度が小さいために該気体の微細気泡
を作り、これを浮遊懸濁粒子や油滴の界面に付着させる
と、浮遊懸濁粒子や油滴の見かけの比重が小さくなり、
液体との密度差により浮上する現象を利用した技術であ
る。
一般に用いられている加圧浮上分離装置は、流入原水ま
たは処理水の一部を十分な空気の存在下で加圧し、空気
がほとんど飽和状態になるまで溶解させる方式のもので
ある。この際の圧力は、通常2〜5kg/cm2Gである。こ
の加圧水を浮上分離装置の中で大気圧中に開放すると、
多数の微細な気泡が放出され、放出された気泡は原水中
の浮遊懸濁粒子や油滴の界面に付着して浮上する。浮遊
懸濁粒子や油滴が微細な場合は、さらに凝集剤を注入し
てフロックを形成させた後、前述の微細気泡をこのフロ
ックに付着させて浮上せしめる。このようにして浮上さ
せた浮遊懸濁粒子や油滴を集め、系外に除去することに
より良好な清澄水を得ることができる。従来型の加圧浮
上分離法のうち、処理水の一部を循環させ、この循環水
を浮上分離装置に戻す方法のブロックフローを第1図に
示す。
たは処理水の一部を十分な空気の存在下で加圧し、空気
がほとんど飽和状態になるまで溶解させる方式のもので
ある。この際の圧力は、通常2〜5kg/cm2Gである。こ
の加圧水を浮上分離装置の中で大気圧中に開放すると、
多数の微細な気泡が放出され、放出された気泡は原水中
の浮遊懸濁粒子や油滴の界面に付着して浮上する。浮遊
懸濁粒子や油滴が微細な場合は、さらに凝集剤を注入し
てフロックを形成させた後、前述の微細気泡をこのフロ
ックに付着させて浮上せしめる。このようにして浮上さ
せた浮遊懸濁粒子や油滴を集め、系外に除去することに
より良好な清澄水を得ることができる。従来型の加圧浮
上分離法のうち、処理水の一部を循環させ、この循環水
を浮上分離装置に戻す方法のブロックフローを第1図に
示す。
加圧浮上分離法は沈澱法と比較すると、処理時間が短
く、しかも装置をコンパクトにできると言われている
が、それはそれぞれの装置の沈澱槽と浮上槽における滞
留時間や大きさのみを比較した場合であって、加圧浮上
分離装置には実際上、懸濁粒子や油滴の凝集に要する凝
集槽,加圧水を作る加圧槽が必要である。これら装置に
おける所要時間を考慮すると、下表の如く、両者の処理
時間は大差がない。
く、しかも装置をコンパクトにできると言われている
が、それはそれぞれの装置の沈澱槽と浮上槽における滞
留時間や大きさのみを比較した場合であって、加圧浮上
分離装置には実際上、懸濁粒子や油滴の凝集に要する凝
集槽,加圧水を作る加圧槽が必要である。これら装置に
おける所要時間を考慮すると、下表の如く、両者の処理
時間は大差がない。
従って、水処理において加圧浮上分離法を採用して従来
よりも高性能なものにするためには、より効率の高い凝
集法,浮上法,加圧法を考えなければならない。とりわ
け、浮上分離法におけるフロック形成後の原水と循環水
の接触を適切に行わないと、フロックの破壊や原水と循
環の接触効率の低下により、浮遊懸濁粒子や油滴が系外
に流出する等の問題が生起する。
よりも高性能なものにするためには、より効率の高い凝
集法,浮上法,加圧法を考えなければならない。とりわ
け、浮上分離法におけるフロック形成後の原水と循環水
の接触を適切に行わないと、フロックの破壊や原水と循
環の接触効率の低下により、浮遊懸濁粒子や油滴が系外
に流出する等の問題が生起する。
すなわち、本発明は原水供給ノズルと循環水供給ノズル
より流入する液を受け入れるドラフトチューブを底部中
央部に立設し、上部にスカム掻き取り機とスカム排出口
を設け、下部に処理排水出口を設けた浮上分離槽であっ
て、前記原水供給ノズルを該ドラフトチューブの下部中
心部に取り付け、かつ前記循環水供給ノズルを該ドラフ
トチューブ周辺内部のチューブ水平接線方向に導入する
ことを特徴とする浮上分離槽を提供するものである。
より流入する液を受け入れるドラフトチューブを底部中
央部に立設し、上部にスカム掻き取り機とスカム排出口
を設け、下部に処理排水出口を設けた浮上分離槽であっ
て、前記原水供給ノズルを該ドラフトチューブの下部中
心部に取り付け、かつ前記循環水供給ノズルを該ドラフ
トチューブ周辺内部のチューブ水平接線方向に導入する
ことを特徴とする浮上分離槽を提供するものである。
浮上分離法による浮遊懸濁物や油分の除去率を考える
と、浮上分離槽における原水供給ノズルおよび循環水供
給ノズルの位置関係は重要な因子である。従来の装置に
おける両ノズルの位置は、浮上分離装置内に設けられた
ドラフトチューブ等の部分に同方向,同位置等である
が、本発明者らは原水供給ノズルを浮上分離装置内に設
けられた該ドラフトチューブの下部中心部に設け、循環
水供給ノズルを該ドラフトチューブ周辺内部のチューブ
水平接線方向に導入すると、浮遊懸濁物や油分の除去率
が高くなることを見出した。
と、浮上分離槽における原水供給ノズルおよび循環水供
給ノズルの位置関係は重要な因子である。従来の装置に
おける両ノズルの位置は、浮上分離装置内に設けられた
ドラフトチューブ等の部分に同方向,同位置等である
が、本発明者らは原水供給ノズルを浮上分離装置内に設
けられた該ドラフトチューブの下部中心部に設け、循環
水供給ノズルを該ドラフトチューブ周辺内部のチューブ
水平接線方向に導入すると、浮遊懸濁物や油分の除去率
が高くなることを見出した。
これに関連して、本発明者らは攪拌槽,攪拌機を使用し
ないで極めて短時間で急速および緩速攪拌する方法とし
て、ループ状のチューブを使用することが有効であるこ
とを既に見出している(特願平1-310539号明細書)。す
なわち該チューブに原水を流し、そのチューブ内に凝集
剤を添加する方法である。この方法によれば、急速攪拌
は約10秒,緩速攪拌は約1分という短時間で微細な浮遊
懸濁物や油滴を十分に凝集させることができる。原水中
の浮遊懸濁物や油分などを配管内にて凝集させる方法と
して、上下にUターンさせる方法もあるが、チューブを
ループ状に巻き、この中に原水と凝集剤を通過させるこ
とにより優れたフロックを形成させることがより望まし
い。
ないで極めて短時間で急速および緩速攪拌する方法とし
て、ループ状のチューブを使用することが有効であるこ
とを既に見出している(特願平1-310539号明細書)。す
なわち該チューブに原水を流し、そのチューブ内に凝集
剤を添加する方法である。この方法によれば、急速攪拌
は約10秒,緩速攪拌は約1分という短時間で微細な浮遊
懸濁物や油滴を十分に凝集させることができる。原水中
の浮遊懸濁物や油分などを配管内にて凝集させる方法と
して、上下にUターンさせる方法もあるが、チューブを
ループ状に巻き、この中に原水と凝集剤を通過させるこ
とにより優れたフロックを形成させることがより望まし
い。
ループ状フロック形成管は、好ましくは内径の小さい第
1のチューブと該チューブに接続する内径の大きい第2
のチューブよりなるものを用い、急速攪拌および緩速攪
拌を行う。この攪拌の条件は下記に示す通りである。
1のチューブと該チューブに接続する内径の大きい第2
のチューブよりなるものを用い、急速攪拌および緩速攪
拌を行う。この攪拌の条件は下記に示す通りである。
急速攪拌 G=1,500〜2,000/sec. T=5〜15sec. 緩速攪拌 G=100〜300/sec. T=60sec. ここで、G=速度勾配(1/sec.) T=滞留時間(sec.) Re=レイノルズ数 D=管径(m) ρ=流体の密度(kg/m3) ΔP=圧力損失(kg・w/m2) L=管長(m) g=重力換算係数(9.8kg・m/kg・w・sec2) 本発明の浮上分離槽は、従来の加圧浮上分離装置とは異
なったものであり、その1例を第2図により説明する。
なったものであり、その1例を第2図により説明する。
浮遊懸濁物や油分を含有する原水1は原水供給ポンプ2
を通り配管を流れ、凝集剤槽3より凝集剤供給ポンプ4
を通ってきた凝集剤と混合したのち、例えばループ状フ
ロック形成管5に導入される。ここで、ループ状フロッ
ク形成管5の断面は通常円形であるが、楕円形や四隅に
Rをとった四角形でもよい。また、ループ状フロック形
成管5は、単独で組み立ててもよいが、浮上分離槽6の
周囲に巻きつけてもよい。さらに、ループ状フロック形
成管5は、2種類の異なる内径を有するチューブで形成
するのが好ましい。急速攪拌を行う第1のチューブの内
径は小さく、速度勾配G値を1,500〜2,000sec-1とし、
滞留時間Tを5〜15sec.とする。続いて、緩速攪拌を行
う内径の大きい第2のチューブに接続する。この第2の
チューブ内の速度勾配G値を100〜300sec-1とし、滞留
時間Tを約60sec.とする。ここで、急速攪拌の速度勾配
G値が1,500sec-1未満であると、混合が不十分であり、
2,000sec-1を超える攪拌は、経済性の点で問題がある。
また、緩速攪拌の速度勾配G値が100sec-1未満である
と、フロックの形成が不十分となり、300sec-1を超える
と、逆に生成したフロックが破壊されてしまう。
を通り配管を流れ、凝集剤槽3より凝集剤供給ポンプ4
を通ってきた凝集剤と混合したのち、例えばループ状フ
ロック形成管5に導入される。ここで、ループ状フロッ
ク形成管5の断面は通常円形であるが、楕円形や四隅に
Rをとった四角形でもよい。また、ループ状フロック形
成管5は、単独で組み立ててもよいが、浮上分離槽6の
周囲に巻きつけてもよい。さらに、ループ状フロック形
成管5は、2種類の異なる内径を有するチューブで形成
するのが好ましい。急速攪拌を行う第1のチューブの内
径は小さく、速度勾配G値を1,500〜2,000sec-1とし、
滞留時間Tを5〜15sec.とする。続いて、緩速攪拌を行
う内径の大きい第2のチューブに接続する。この第2の
チューブ内の速度勾配G値を100〜300sec-1とし、滞留
時間Tを約60sec.とする。ここで、急速攪拌の速度勾配
G値が1,500sec-1未満であると、混合が不十分であり、
2,000sec-1を超える攪拌は、経済性の点で問題がある。
また、緩速攪拌の速度勾配G値が100sec-1未満である
と、フロックの形成が不十分となり、300sec-1を超える
と、逆に生成したフロックが破壊されてしまう。
ループ状フロック形成管5を出た原水は、次いで浮上分
離槽6内にあるドラフトチューブ8内の原水供給ノズル
10を通り、浮上分離槽6本体に供給される。この原水供
給ノズル10は、ドラフトチューブ8の下部中心部に導入
するが、ノズルは上向きまたは下向きのいずれであって
も差し支えない。また、本発明においてドラフトチュー
ブ8の大きさは特に限定されないが、通常200mm〜1500m
mの内径のものが使用される。
離槽6内にあるドラフトチューブ8内の原水供給ノズル
10を通り、浮上分離槽6本体に供給される。この原水供
給ノズル10は、ドラフトチューブ8の下部中心部に導入
するが、ノズルは上向きまたは下向きのいずれであって
も差し支えない。また、本発明においてドラフトチュー
ブ8の大きさは特に限定されないが、通常200mm〜1500m
mの内径のものが使用される。
ドラフトチューブ8内には微小気泡と凝集フロックが混
在し、気泡の付着した凝集フロックは浮上分離槽6の上
方へ浮上する。凝集フロックは上昇した後、浮上分離槽
6の表面にて回転スカム掻き取り機7により掻き取ら
れ、スカム9として槽外へ排出される。
在し、気泡の付着した凝集フロックは浮上分離槽6の上
方へ浮上する。凝集フロックは上昇した後、浮上分離槽
6の表面にて回転スカム掻き取り機7により掻き取ら
れ、スカム9として槽外へ排出される。
処理水排出口11は、浮上分離槽6の下部に設けられてお
り、処理水はここを通り処理水槽12に入り、処理水13と
して系外へ排出されるが、一部は循環水14として使用さ
れる。循環水量は通常、原水量の20〜60%程度が適当で
ある。
り、処理水はここを通り処理水槽12に入り、処理水13と
して系外へ排出されるが、一部は循環水14として使用さ
れる。循環水量は通常、原水量の20〜60%程度が適当で
ある。
循環水14の目的は、ガス(通常は空気)を加圧し溶解せ
しめ、浮上分離槽6に入る前に減圧して溶解したガスを
微小気泡として取り出すことである。加圧の方法として
は、加圧ポンプ16の吸引側より空気15を吸引する方法が
とられるが、大規模装置の場合はコンプレッサー17を使
用して、加圧ポンプ吐出側に空気を供給してもよい。導
入する空気量は通常、空気量/循環水量=0.1であり、
圧力は5kg/cm2・Gを標準とする。加圧された循環水14
は、例えばU字型加圧管18に導入され、配管内を上下に
移動しながら通過する間に気泡が効率よく水に溶解す
る。管内流速は0.2m/sec.以上とするのが望ましい。一
般に、これ以下の流速では効率のよい空気の溶解が行わ
れない。また、管内の滞留時間は45〜90sec.で十分であ
り、これは通常の加圧槽の滞留時間1〜5分と比べ大巾
に短縮することができる。加圧された循環水は、気液分
離槽19に導入され、余剰空気は空気抜き弁20より系外に
排出される。余剰空気が無くなった加圧循環水21は、減
圧弁22を通り循環水供給ノズル23に導かれる。
しめ、浮上分離槽6に入る前に減圧して溶解したガスを
微小気泡として取り出すことである。加圧の方法として
は、加圧ポンプ16の吸引側より空気15を吸引する方法が
とられるが、大規模装置の場合はコンプレッサー17を使
用して、加圧ポンプ吐出側に空気を供給してもよい。導
入する空気量は通常、空気量/循環水量=0.1であり、
圧力は5kg/cm2・Gを標準とする。加圧された循環水14
は、例えばU字型加圧管18に導入され、配管内を上下に
移動しながら通過する間に気泡が効率よく水に溶解す
る。管内流速は0.2m/sec.以上とするのが望ましい。一
般に、これ以下の流速では効率のよい空気の溶解が行わ
れない。また、管内の滞留時間は45〜90sec.で十分であ
り、これは通常の加圧槽の滞留時間1〜5分と比べ大巾
に短縮することができる。加圧された循環水は、気液分
離槽19に導入され、余剰空気は空気抜き弁20より系外に
排出される。余剰空気が無くなった加圧循環水21は、減
圧弁22を通り循環水供給ノズル23に導かれる。
循環水供給ノズル23は、ドラフトチューブ8周辺内部の
チューブ水平接線方向に導入する必要がある。原水供給
ノズル10および循環水供給ノズル23を、このような配置
以外の方法、例えば両ノズルを共にドラフトチューブ8
の中心もしくは周辺に設置すると、ドラフトチューブ8
内で著しい対流現象が生じ、フロックの破壊を引き起こ
すこととなる。原水供給ノズル10と循環水供給ノズル23
の位置関係については、原水供給ノズル10の下方50mmか
ら上方500mmの範囲に循環水供給ノズル23を位置させる
のが、経済的にもフロックの破壊防止の面からも望まし
い。
チューブ水平接線方向に導入する必要がある。原水供給
ノズル10および循環水供給ノズル23を、このような配置
以外の方法、例えば両ノズルを共にドラフトチューブ8
の中心もしくは周辺に設置すると、ドラフトチューブ8
内で著しい対流現象が生じ、フロックの破壊を引き起こ
すこととなる。原水供給ノズル10と循環水供給ノズル23
の位置関係については、原水供給ノズル10の下方50mmか
ら上方500mmの範囲に循環水供給ノズル23を位置させる
のが、経済的にもフロックの破壊防止の面からも望まし
い。
〔実施例〕 次に、本発明を実施例により説明する。
実施例1 本発明の浮上分離槽を使用して、レストランから排出さ
れる含油排水を処理し、透明な浮上槽内に設置した透明
なポリ塩化ビニル製のドラフトチューブ内の微細気泡の
状態を観察した。実験装置の概要および実験条件は、以
下の通りである。
れる含油排水を処理し、透明な浮上槽内に設置した透明
なポリ塩化ビニル製のドラフトチューブ内の微細気泡の
状態を観察した。実験装置の概要および実験条件は、以
下の通りである。
実験装置の概要 ・浮上槽 容積 1.16m3 寸法 0.86m(φ)×2.0m(H) ・ドラフトチューブ 寸法 0.29m(φ)×1.0m(H) ・ノズル径 原水供給ノズル径 67mm(φ) 循環水供給ノズル径 13mm(φ) 原水供給ノズルの位置は、ドラフトチューブの中心部で
底部から150mmの位置に、上向き方向に液が流出するよ
うに設置した。また、循環水供給ノズルはドラフトチュ
ーブの周辺に水平の接線方向に流出するように設置した
(第3図(a)および第3図(b)参照)。さらに、循
環水供給ノズルの導入位置の水準は、底部から50mm,150
mm,450mm,550mmと変化させた。
底部から150mmの位置に、上向き方向に液が流出するよ
うに設置した。また、循環水供給ノズルはドラフトチュ
ーブの周辺に水平の接線方向に流出するように設置した
(第3図(a)および第3図(b)参照)。さらに、循
環水供給ノズルの導入位置の水準は、底部から50mm,150
mm,450mm,550mmと変化させた。
実験条件 原水(処理水)の流量 5m3/hr 循環水の流量 1.5m3/hr 原水流速 0.4m/sec 循環水の流速 3.1m/sec 以上の実験で、循環水供給ノズルの導入位置の水準が底
部から550mmの場合を除き、いずれも良好な現象(フロ
ックの破壊がなく、廻りからフロックを包み込むような
現象)が見られた。循環水供給ノズルの導入位置の水準
が底部から550mmの位置の場合には、原水中の一部のフ
ロックが沈降する現象が見られた。
部から550mmの場合を除き、いずれも良好な現象(フロ
ックの破壊がなく、廻りからフロックを包み込むような
現象)が見られた。循環水供給ノズルの導入位置の水準
が底部から550mmの位置の場合には、原水中の一部のフ
ロックが沈降する現象が見られた。
比較例 実施例と同様の実験において、実験装置の原水供給ノズ
ルおよび循環水供給ノズルの位置をドラフトチューブの
中心にし、原水供給ノズルを循環水供給ノズルの上方も
しくは下方とした場合、さらには原水供給ノズルおよび
循環水供給ノズルからの液の吹き出し方向についても上
方向もしくは下方向とした場合について検討してみた。
ルおよび循環水供給ノズルの位置をドラフトチューブの
中心にし、原水供給ノズルを循環水供給ノズルの上方も
しくは下方とした場合、さらには原水供給ノズルおよび
循環水供給ノズルからの液の吹き出し方向についても上
方向もしくは下方向とした場合について検討してみた。
その結果、いずれの場合もドラフトチューブ内での対流
現象が多く認められ、原水中のかなりの量のフロックが
破壊されることが観察された。
現象が多く認められ、原水中のかなりの量のフロックが
破壊されることが観察された。
本発明の浮上分離槽を用いて加圧浮上分離法を行う場
合、原水供給ノズルと循環水供給ノズルの位置関係を工
夫したことにより、原水から浮遊懸濁物や油分を除去す
る能力を向上させるためのフロックの破壊防止が著しく
改善された。従って、本発明の浮上分離槽を用いれば、
原水を短時間に効率よく処理することができる。
合、原水供給ノズルと循環水供給ノズルの位置関係を工
夫したことにより、原水から浮遊懸濁物や油分を除去す
る能力を向上させるためのフロックの破壊防止が著しく
改善された。従って、本発明の浮上分離槽を用いれば、
原水を短時間に効率よく処理することができる。
第1図は、従来の装置を用いる加圧浮上分離法のブロッ
クフローを示す。第2図は、本発明の浮上分離装置を用
いる加圧浮上分離法のフローシートを示す。第3図
(a)および(b)は、本発明の浮上分離槽のドラフト
チューブ内の原水供給ノズルと循環水供給ノズルの位置
関係を示す。 1原水,2原水供給ポンプ,3凝集剤タンク,4凝集剤供給ポ
ンプ,5ループ状フロック形成管,6浮上分離槽,7回転スカ
ム掻き取り機,8ドラフトチューブ,9スカム,10原水供給
ノズル,11処理水排出口,12処理水槽,13処理水,14循環
水,15空気,16加圧ポンプ,17コンプレッサー,18U字型加
圧管,19気液分離槽,20空気抜き弁,21加圧循環水,22減圧
弁,23循環水供給ノズル
クフローを示す。第2図は、本発明の浮上分離装置を用
いる加圧浮上分離法のフローシートを示す。第3図
(a)および(b)は、本発明の浮上分離槽のドラフト
チューブ内の原水供給ノズルと循環水供給ノズルの位置
関係を示す。 1原水,2原水供給ポンプ,3凝集剤タンク,4凝集剤供給ポ
ンプ,5ループ状フロック形成管,6浮上分離槽,7回転スカ
ム掻き取り機,8ドラフトチューブ,9スカム,10原水供給
ノズル,11処理水排出口,12処理水槽,13処理水,14循環
水,15空気,16加圧ポンプ,17コンプレッサー,18U字型加
圧管,19気液分離槽,20空気抜き弁,21加圧循環水,22減圧
弁,23循環水供給ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 勤 神奈川県横浜市泉区和泉町2219 (72)発明者 須永 陽一 神奈川県川崎市宮前区けやき平1番 宮前 平グリーンハイツ1―304 (72)発明者 大西 康史 神奈川県横浜市磯子区岡村6―5―58― 202 (56)参考文献 特開 昭55−18278(JP,A) 特開 昭56−168877(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】原水供給ノズルと循環水供給ノズルより流
入する液を受け入れるドラフトチューブを底部中央部に
立設し、上部にスカム掻き取り機とスカム排出口を設
け、下部に処理排水出口を設けた浮上分離槽であって、
前記原水供給ノズルを該ドラフトチューブの下部中心部
に取り付け、かつ前記循環水供給ノズルを該ドラフトチ
ューブ周辺内部のチューブ水平接線方向に導入すること
を特徴とする浮上分離槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32084690A JPH0724823B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 浮上分離槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32084690A JPH0724823B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 浮上分離槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04193384A JPH04193384A (ja) | 1992-07-13 |
| JPH0724823B2 true JPH0724823B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=18125901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32084690A Expired - Fee Related JPH0724823B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 浮上分離槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724823B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120168385A1 (en) * | 2009-09-07 | 2012-07-05 | Raymond Anderson | Apparatus and Method for the Treatment of Water |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000054133A (ko) * | 2000-05-23 | 2000-09-05 | 조준연 | 회전식 부상분리방법 |
| JP6445393B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2018-12-26 | 株式会社ピーシーエス | 農林資源の肥料化減容システム |
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1990
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| JPH04193384A (ja) | 1992-07-13 |
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