JPH07248847A - クロック信号調整方法および装置 - Google Patents

クロック信号調整方法および装置

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JPH07248847A
JPH07248847A JP6041225A JP4122594A JPH07248847A JP H07248847 A JPH07248847 A JP H07248847A JP 6041225 A JP6041225 A JP 6041225A JP 4122594 A JP4122594 A JP 4122594A JP H07248847 A JPH07248847 A JP H07248847A
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delay
clock signal
phase
clock
load
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JP6041225A
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Katsuhisa Kubota
勝久 久保田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置を構成する各ユニット内部の各
素子に分配されるクロック信号の位相およびパルス幅を
高精度で調整する。 【構成】 クロック発生ユニットから各負荷ユニットに
クロック信号を分配する構成であり、各負荷ユニット
は、入力されるクロック信号に同期して動作する負荷素
子を備えた構成である情報処理装置において、入力され
る選択指示に対応する遅延を入力信号に与える遅延手段
を各負荷ユニットに対応して設けておき、予想されるす
べての選択指示のそれぞれに対応して遅延手段による遅
延時間をそれぞれ測定し、測定結果に基づいて、設定す
べき遅延時間に対応する選択指示を各遅延手段にそれぞ
れ入力し、各遅延手段の出力に基づいて所定の位相ずれ
を有する基準位相信号をそれぞれ発生し、基準位相信号
の位相に基づいて、各負荷ユニットの負荷素子に分配さ
れるクロック信号の位相を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどの情
報処理装置を構成する各ユニットおよびユニット内の各
素子に分配するクロック信号の位相ずれおよびパルス幅
を調整するクロック信号調整方法および装置に関するも
のである。
【0002】情報処理装置の高機能化に伴って、情報処
理装置内部のフリップフロップを動作させるためのクロ
ック信号の高速化が進んでいる。特に、高性能計算機に
おいては、これらのフリップフロップに所望の位相のク
ロックパルス列を正確に分配する必要がある。
【0003】一方、近年の半導体製造技術の進歩によ
り、CMOS素子の集積度がより一層向上したこととC
MOS素子の消費電力が少ないことから、情報処理装置
にCMOS素子が多用されている。このCMOS素子
は、論理状態が変化する際に負荷配線容量の充放電によ
って電力を消費するが、静止時はほとんど電力を消費し
ないため、動作時と静止時とでは発熱量が大きく異なる
という特徴がある。また、CMOS素子の動作特性は、
そのもっとも微細な構成であるゲート幅によって左右さ
れるために、バイポーラ素子などに比べて個体差が大き
く、温度による変動も大きい。
【0004】したがって、上述したような高性能計算機
にCMOS素子を使用した場合には、特に、各ユニット
に供給するクロック信号の周波数や動作する回路数の変
動による発熱量の変化によって、CMOS素子の遅延時
間が変動することを考慮しながら、クロック信号の位相
差やパルス幅を調整する技術が必要となる。
【0005】
【従来の技術】従来は、高速のクロック信号を用いる高
性能の計算機システムを開発するに当たって、各ユニッ
トごとにクロック位相観測用端子を設けておき、各ユニ
ットをシステムに組み上げる前に、各ユニットのクロッ
ク入力端子とクロック位相観測用端子とをオシロスコー
プなどの計測装置に接続し、これらの端子間の位相差を
観測しながら、各ユニットごとにクロックの位相を調整
していた。
【0006】すなわち、計算機システムの出荷前に、メ
ーカー側の技術者が手作業でクロック位相の調整作業を
行っていた。また、計算機システムとして組み上げられ
たのちにクロックの位相調整を行う技術としては、米国
特許5003256号("CLOCK SKEW MAESURMENT TECHNI
QUE"John F. Merrill)で開示された技法が知られてい
る。
【0007】この技法は、双方向バスによって、測定対
象ラッチポイントごとに異なる経路を介してクロックパ
ルスを入力し、これに応じて得られる出力信号の位相差
と所定の遅延時間を有するテスト信号とに基づいて、各
測定対象ラッチポイントに与えられたクロックパルスと
参照ラッチポイントにおけるクロックパルスとの位相差
を算出するものである。
【0008】この技法は、基本的には単一パルスの遅延
時間を求めるものであり、計算機システムの動作状態の
ようにクロック信号が連続的に入力された状態での位相
ずれを測定するものではない。しかし、クロックパルス
列として十分に長いバーストパルスを印加すれば、計算
機システムの稼働状態と同等の温度条件で位相差の測定
を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、メー
カーの技術者が手作業でクロック位相の調整を行ってい
たのでは、技術者の負担が大きく、能率的でない。ま
た、計算機システムとして組み上げた後に、クロック位
相を調整する手段がなかった。
【0010】一方、米国特許5003256号の技法
は、計算機システムとして組み上げた状態で、クロック
位相ずれを測定し調整することが可能である。しかしな
がら、この技法は、双方向バス接続を用いているため、
出力バッファの遅延時間のばらつきによって位相差の測
定精度が悪化し、高性能計算機システムで必要とされる
高精度の調整を行うことができない可能性があった。特
に、CMOS素子を含むユニットに適用した場合には、
上述した測定精度の劣化が大きいと考えられる。なぜな
ら、CMOS素子においては、上述したように、ゲート
の幅によって動作速度が大きく左右されるため、遅延時
間などの特性の個体差がバイポーラ素子などに比べて大
きいからである。
【0011】また、単一パルスの遅延時間を求めるもの
であるから、各測定対象ラッチポイントについての測定
を行うたびに、上述したバーストパルスを印加したの
ち、その最後のパルスに基づいて測定を行うために、ク
ロックパルスを停止する必要がある。このようなバース
トパルスの印加および停止を繰り返し行うために、全て
の測定対象ラッチポイントについての調整に要する時間
が長くなってしまう。
【0012】更に、バーストパルス発生装置やテスト信
号発生装置などの外付けの装置が必要であり、これらの
装置とのあいだの通信などによるオーバーヘッドが生じ
てしまう。
【0013】本発明は、簡易な構成で、各素子に入力さ
れるクロック信号の位相およびパルス幅を高精度に調整
するクロック信号調整方法および装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1のクロ
ック信号調整方法の原理を示す図である。請求項1の発
明は、クロック発生ユニットから複数の負荷ユニットに
クロック信号を分配する構成であり、負荷ユニットのそ
れぞれは、入力されるクロック信号に同期して動作する
少なくとも1つの負荷素子を備えた構成である情報処理
装置において、入力される選択指示に対応する遅延を入
力信号に与える遅延手段を複数の負荷ユニットのそれぞ
れに対応して設けておき、予想されるすべての選択指示
を各負荷ユニットに対応する遅延手段のそれぞれに順次
に入力しながら、選択指示のそれぞれに対応して遅延手
段による遅延時間をそれぞれ測定し、測定結果に基づい
て、設定すべき遅延時間に対応する選択指示を各負荷ユ
ニットに対応する遅延手段にそれぞれ入力し、各遅延手
段の出力に基づいて所定の位相ずれを有する基準位相信
号をそれぞれ発生し、基準位相信号の位相に基づいて、
各負荷ユニットの少なくとも1つの負荷素子に分配され
るクロック信号の位相を調整することを特徴とする。
【0015】図2は、請求項2および請求項3のクロッ
ク信号調整方法の原理を示す図である。請求項2の発明
は、請求項1に記載のクロック信号調整方法において、
各負荷ユニットに対応する前記遅延手段のそれぞれを含
むループを形成し、ループのそれぞれに単一パルスを送
出した際の発振周波数に基づいて、各負荷ユニットに対
応する前記遅延手段による遅延時間を測定することを特
徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項2に記載のクロ
ック信号調整方法において、各負荷ユニットに対応する
前記遅延手段で生成される遅延時間よりも大きい遅延時
間を発生する別の遅延手段を含んでループを形成し、ル
ープのそれぞれに単一パルスを送出した際の発振周波数
に基づいて、各負荷ユニットに対応する前記遅延手段に
よる遅延時間を測定し、遅延手段による遅延時間を変え
ながら、基準位相信号の位相とクロック信号の位相とが
一致する遅延時間を少なくとも2つ検出し、検出した遅
延時間の差とクロック信号の周期とに基づいて、遅延手
段による遅延時間の測定値の補正を行うことを特徴とす
る。
【0017】図3は、請求項4のクロック信号調整装置
の原理ブロック図である。請求項4の発明は、クロック
発生ユニット110から複数の負荷ユニット120にク
ロック信号を分配し、各負荷ユニット120の内部にお
いて、クロック信号を少なくとも1つの負荷素子121
のそれぞれに分配して駆動する構成の情報処理装置のク
ロック信号調整装置において、複数の負荷ユニット12
0のそれぞれに対応して設けられ、入力される選択指示
に対応する遅延を入力信号に与える遅延手段122と、
複数の遅延手段122のそれぞれについて、予想される
設定指示のそれぞれに対応する遅延時間を測定する遅延
測定手段111と、位相調整指示の入力に応じて、遅延
測定手段111による測定結果に基づいて、各負荷ユニ
ット120について指定された遅延時間に対応する選択
指示を作成して該当する遅延手段122に送出する設定
手段112と、対応する遅延手段122を介して入力さ
れるクロック信号に基づいて、遅延手段122に設定さ
れた遅延時間に相当する位相ずれを有する基準位相信号
を生成する基準位相生成手段123と、クロック発生ユ
ニット110から対応する負荷ユニット120に対して
分配されたクロック信号の入力を受け、入力される調整
指示に対応する遅延をクロック信号に与えることによ
り、クロック信号の位相を調整し、内部クロック信号と
して対応する負荷ユニット120の各負荷素子121に
送出するクロック調整手段124と、複数の負荷ユニッ
ト120のそれぞれに対応して設けられ、対応する基準
位相信号の位相および内部クロック信号の位相とが一致
しているか否かを判定する一致判定手段125と、位相
調整指示の入力に応じて動作し、対応する一致判定手段
125による判定結果に応じて調整指示を作成し、クロ
ック調整手段124に送出する調整制御手段126とを
備えた構成であることを特徴とする。
【0018】図4は、請求項5のクロック信号調整装置
の原理ブロック図である。請求項5の発明は、請求項4
に記載のクロック信号調整装置において、設定手段11
2は、位相調整指示に応じて、遅延測定手段111によ
る測定結果に基づいて、各負荷ユニット120について
指定された遅延時間に対応する選択指示を作成して該当
する遅延手段122に送出するとともに、幅調整指示の
入力に応じて、測定結果に基づいて、指定された幅に対
応する選択指示を作成して該当する遅延手段122に送
出する構成であり、複数のクロック調整手段124は、
幅調整指示に応じて動作し、入力される幅変更指示に応
じて、内部クロック信号のパルス幅を変更して内部クロ
ック信号として出力するパルス幅調整手段127を備え
た構成であり、複数の一致判定手段125は、幅調整指
示の入力に応じて、基準位相信号と内部クロック信号と
の論理状態を反転する反転手段128を備え、反転手段
128によって反転された基準位相信号の位相および内
部クロック信号の位相とが一致しているか否かを判定す
る構成であり、複数の調整制御手段126は、幅調整指
示の入力に応じて動作し、対応する一致判定手段125
による判定結果に応じて幅変更指示を作成し、パルス幅
調整手段127に送出する幅調整制御手段129を備え
た構成であることを特徴とする。
【0019】図5は、請求項6ないし請求項9のクロッ
ク信号調整装置の要部を示す図である。請求項6の発明
は、請求項4に記載のクロック信号調整装置において、
遅延測定手段111は、複数の負荷ユニット120に対
応する遅延手段122を含むループをそれぞれ形成する
帰還回路113と、帰還回路113によって形成された
ループのそれぞれに単一パルスを送出する単一パルス発
生手段114と、複数の負荷ユニット120のそれぞれ
に対応するループについて、単一パルスによる発振周波
数を測定する周波数測定手段115と、周波数測定手段
115による測定結果に基づいて、それぞれのループに
含まれている遅延手段122による遅延時間を算出する
遅延算出手段116とを備えた構成であることを特徴と
する。
【0020】請求項7の発明は、請求項6に記載のクロ
ック信号調整装置において、周波数測定手段115は、
複数の負荷ユニット120のそれぞれについて、対応す
る遅延手段122に設定された異なる遅延時間毎に発振
周波数をそれぞれ複数回ずつ測定し、複数の発振周波数
の平均値を測定結果として遅延算出手段116に送出す
る構成であることを特徴とする。
【0021】請求項8の発明は、請求項6に記載のクロ
ック信号調整装置において、帰還回路113は、複数の
遅延手段122それぞれによる遅延時間よりも大きい遅
延を与える別の遅延手段131を備えた構成であり、遅
延算出手段116は、少なくともクロック信号の1周期
に相当する範囲で、複数の遅延手段122のそれぞれが
与える遅延時間を変化させる遅延変更手段132と、遅
延変更手段132から各遅延手段122による遅延時間
に関する情報が入力されており、各負荷ユニット120
に対応する一致判定手段125で得られる判定結果に基
づいて、クロック信号の位相と基準位相信号の位相とが
一致したときの該当する遅延手段122による遅延時間
を複数個ずつそれぞれ検出する検出手段133と、検出
手段133で得られた複数の遅延時間相互の差とクロッ
ク信号の周期とに基づいて、周波数測定手段115で得
られた周波数から求めた遅延時間の測定結果を補正する
補正手段134とを備えた構成であることを特徴とす
る。
【0022】請求項9の発明は、請求項8に記載のクロ
ック信号調整装置において、遅延変更手段132は、複
数の遅延手段122のそれぞれに対する遅延時間の変更
処理を複数回繰り返す構成であり、検出手段133は、
複数の負荷ユニット120について、遅延時間の変化の
繰り返し回数に相当する数の遅延時間の組をそれぞれ検
出し、得られた複数組の遅延時間を検出結果として補正
手段134に送出する構成であり、補正手段134は、
複数組の遅延時間のそれぞれから遅延時間相互の差を求
め、これらの差の平均値とクロック信号の周期とに基づ
いて、遅延時間を補正する構成であることを特徴とす
る。
【0023】図6は、請求項10および請求項11のク
ロック信号調整装置の要部を示す図である。請求項10
の発明は、請求項6に記載のクロック信号調整装置にお
いて、複数のクロック調整手段124は、調整指示に応
じた遅延を入力信号に与えて、内部クロック信号として
出力する遅延手段135と、クロック発生ユニット11
0からのクロック信号に変更可能な遅延を与えて、遅延
手段135および対応する遅延手段122に送出する遅
延手段136とを備えた構成であり、帰還回路113
は、各遅延手段122とともに対応する遅延手段136
を含んだループをそれぞれ形成する構成であり、複数の
調整制御手段126は、対応する遅延手段122に対し
て、所定の遅延時間に対応する選択指示を送出する遅延
設定手段137と、対応する遅延手段122および遅延
手段136を含むループについて、周波数測定手段11
5によって得られる発振周波数に基づいて、対応する遅
延手段136による遅延時間を調整する遅延調整手段1
38とを備えた構成であることを特徴とする。
【0024】請求項11の発明は、請求項10に記載の
クロック信号調整装置において、遅延設定手段137
は、対応する負荷ユニット120について指定された位
相と所定の標準遅延時間との和に相当する遅延時間に対
応する選択指示を該当する遅延手段122に送出する構
成であることを特徴とする。
【0025】図7は、請求項12のクロック信号調整装
置の要部を示す図である。請求項12の発明は、請求項
4に記載のクロック信号調整装置において、複数の遅延
手段122は、それぞれが所定の遅延を発生する複数の
遅延素子141を直列に接続した遅延回路142と、入
力される選択指示に応じて、複数の遅延素子141の出
力のいずれかを有効として出力するセレクタ143とを
備えた構成であることを特徴とする。
【0026】図8は、請求項13および請求項14のク
ロック信号調整装置の要部を示す図である。請求項13
の発明は、請求項4に記載のクロック信号調整装置にお
いて、複数の調整制御手段126は、位相調整指示の入
力に応じて、所定のタイミングで論理状態が変化する起
動信号を対応する基準位相生成手段123に送出する構
成であり、複数の基準位相生成手段123は、複数のフ
リップフロップから形成されており、対応する遅延手段
122から入力されるクロック信号に同期して、第1段
のフリップフロップに入力される起動信号の状態を最終
段のフリップフロップまで順次に伝達するフリップフロ
ップ回路151と、フリップフロップ回路151の最終
段のフリップフロップの状態変化に応じて、最終段のフ
リップフロップの動作を停止する停止手段152と、フ
リップフロップ回路151の出力を基準位相信号として
出力する出力回路153とを備えた構成であることを特
徴とする。
【0027】請求項14の発明は、請求項13に記載の
クロック信号調整装置において、複数の基準位相生成手
段123のそれぞれに備えられた出力回路153は、基
準位相信号として、対応する一致判定手段125が一致
判定の際に注目するクロック信号のエッジと同じ向きの
エッジを有する信号を出力する構成であることを特徴と
する。
【0028】図9は、請求項15および請求項16のク
ロック信号調整装置の要部を示す図である。請求項15
の発明は、請求項4に記載のクロック信号調整装置にお
いて、一致判定手段125は、入力される内部クロック
信号の所定のエッジに同期して、基準位相信号の論理状
態を取り込むフリップフロップ161と、基準位相信号
の論理状態の変化から所定の時間後に、フリップフロッ
プ161に対して動作の停止を指示する停止手段162
とを備えた構成であることを特徴とする。
【0029】請求項16の発明は、請求項15に記載の
クロック信号調整装置において、複数の調整制御手段1
26は、内部クロック信号と基準位相信号との位相関係
の変化に応じて、フリップフロップ161の出力が、所
定の幅以上の位相差に対応して所定の第1論理状態が保
たれた後に、別の所定の第2論理状態に変化し、更に所
定の幅以上の位相差に対応して元の第1論理状態が保た
れたときに、第2論理状態に変化した位相差に対応する
遅延時間を検出する検出手段163を備えた構成である
ことを特徴とする。
【0030】図10は、請求項17のクロック信号調整
装置の要部を示す図である。請求項17の発明は、請求
項4に記載のクロック信号調整装置において、複数の調
整制御手段126は、対応するクロック調整手段124
に調整指示を送出し、対応するクロック調整手段124
による遅延時間を所定の範囲で変更する処理を少なくと
も1回行う遅延変更手段164と、対応する一致判定手
段125による判定結果と調整指示とに基づいて、クロ
ック信号と基準位相信号との位相を一致させる遅延時間
を検出する検出手段165と、遅延変更手段164によ
る遅延時間の変更処理ごとに、検出手段165によって
検出された少なくとも1つの遅延時間を集計し、少なく
とも1つの遅延時間の平均値に対応する調整指示を最終
的な調整指示として作成し、対応するクロック調整手段
124に送出する調整指示作成手段166とを備えた構
成であることを特徴とする。
【0031】図11は、請求項18および請求項19の
クロック信号調整装置の要部を示す図である。請求項1
8の発明は、請求項4に記載のクロック信号調整装置に
おいて、複数の負荷ユニット120に備えられた少なく
とも1つの負荷素子121は、一致判定手段125をそ
れぞれ自身の内部に設けた構成であり、複数のクロック
調整手段124は、対応する負荷ユニット120に備え
られた各負荷素子121に対応して、それぞれに入力さ
れる調整指示に応じた遅延をクロック信号に与えて内部
クロック信号として出力する遅延回路144を備えた構
成であり、複数の調整制御手段126は、対応する負荷
ユニット120に備えられた各負荷素子121に対応す
る一致判定手段125による判定結果に応じて、対応す
る遅延回路144に入力する調整指示をそれぞれ作成し
て送出する構成であり、複数の負荷ユニット120は、
対応する遅延手段122と基準位相生成手段123とク
ロック調整手段124とを集積し、少なくとも1つの負
荷素子121のそれぞれに送出される内部クロック信号
および基準位相信号のそれぞれに対応する少なくとも1
つのクロック端子および少なくとも1つの基準信号端子
を有するLSI素子171と、少なくとも1つの基準信
号端子から出力される基準位相信号を対応する負荷素子
121のそれぞれに伝達する基準位相分配網172と、
少なくとも1つのクロック端子から出力される内部クロ
ック信号を対応する負荷素子121にそれぞれ伝達する
クロック分配網173とを備えた構成であることを特徴
とする。
【0032】請求項19の発明は、請求項18に記載の
クロック信号調整装置において、複数の負荷ユニット1
20のそれぞれに対応するLSI素子171は、少なく
とも1つの基準信号端子のそれぞれに対応して、基準位
相信号を送出するための出力電流を確保する少なくとも
1つのバッファ素子174を備え、少なくとも1つのバ
ッファ素子174の出力端子を短絡した構成であり、複
数の負荷ユニット120のそれぞれに対応する基準位相
分配網172は、各基準信号端子と対応する負荷素子1
21とのあいだの配線を等長配線とした構成であること
を特徴とする。
【0033】請求項20の発明は、請求項18に記載の
クロック信号調整装置において、複数の負荷ユニット1
20のそれぞれに対応する基準位相分配網172は、少
なくとも1つの基準信号端子と対応する負荷素子121
との間の配線を少なくとも1か所で短絡した構成である
ことを特徴とする。
【0034】図12は、請求項21および請求項12の
クロック信号調整装置の要部を示す図である。請求項2
1の発明は、請求項18に記載のクロック信号調整装置
において、複数の負荷ユニット120のそれぞれに対応
するLSI素子171は、対応する少なくとも1つの負
荷素子121のうち少なくとも1つに基準位相信号を出
力するために必要な出力電流を確保し、対応する基準信
号端子を介して送出する少なくとも1つのバッファ素子
175を備えた構成であることを特徴とする。
【0035】請求項22の発明は、請求項18に記載の
クロック信号調整装置において、複数の負荷ユニット1
20のそれぞれに備えられた少なくとも1つの負荷素子
121は、入力される内部クロック信号を負荷素子12
1内部に設けられた複数のフリップフロップ素子のそれ
ぞれに分配する少なくとも1つの内部分配網176を備
え、各負荷素子121内部に設けられた一致判定手段1
25は、少なくとも1つの内部分配網176のそれぞれ
を介して入力される内部クロック信号それぞれと基準位
相信号との位相が一致しているか否かを判定する構成で
あり、複数のクロック調整手段124は、対応する負荷
ユニット120に備えられた少なくとも1つの負荷素子
121それぞれの内部の各内部分配網176に対応し
て、それぞれに入力される調整指示に応じた遅延をクロ
ック信号に与えて内部クロック信号として出力する遅延
手段145を備えた構成であり、複数の調整制御手段1
26は、対応する負荷ユニット120内の各負荷素子1
21に設けられた一致判定手段125による各内部分配
網176のそれぞれに対応する判定結果に応じて、該当
する遅延手段145に入力する調整指示を作成して送出
する構成であることを特徴とする。
【0036】図13は、請求項23および請求項24の
クロック信号調整装置の要部を示す図である。請求項2
3の発明は、請求項4に記載のクロック信号調整装置に
おいて、複数の調整制御手段126による調整動作の終
了後に、対応するクロック調整手段124に最終的に設
定された状態に関する設定情報をそれぞれ保持する設定
情報保持手段181と、設定指示の入力に応じて、設定
情報保持手段181から設定情報を読み出して、対応す
る調整制御手段126に送出する読出手段182とを備
え、複数の調整制御手段126は、設定指示の入力に応
じて、読出手段182からの設定情報に対応する調整指
示を作成して、対応するクロック調整手段124に送出
する構成であることを特徴とする。
【0037】請求項24の発明は、請求項23に記載の
クロック信号調整装置において、情報処理装置の設置環
境を感知する感知手段183を備え、設定情報保持手段
181は、感知手段183によって得られる情報処理装
置の設置環境に関する環境情報の入力を受け、異なる環
境情報のそれぞれに対応して、設定情報を保持する構成
であり、読出手段182は、感知手段183から得られ
る環境情報に対応する設定情報を設定情報保持手段18
1から読み出す構成であることを特徴とする。
【0038】
【作用】請求項1の発明は、負荷ユニットのそれぞれに
対応して設けた遅延手段による遅延時間を測定するの
で、この遅延手段を介した信号に基づいて、特定可能な
位相を有する基準位相信号を生成し、この基準位相信号
とクロック信号との位相を合わせることにより、クロッ
ク信号の位相を調整することができる。
【0039】請求項2の発明は、各負荷ユニットに対応
する遅延手段を含むループにおける発振周波数に基づい
て、各遅延手段による遅延時間を評価することにより、
各遅延手段による遅延時間を同一の尺度で測定すること
ができ、その絶対値を求めることができる。
【0040】請求項3の発明は、各負荷ユニットに対応
する遅延手段とは別の遅延手段を含めてループを形成し
て、このループにおける発振周波数を低くすることによ
り、各負荷ユニットに対応する遅延手段による遅延時間
を変更したときの発振周期の差が発振周期に占める割合
を小さくすることができる。これにより、これらの遅延
手段が様々な遅延を発生しているときの動作環境の差異
を小さくした状態で遅延時間の測定を行うことができ、
遅延時間を高精度で測定することができる。
【0041】また、基準位相信号とクロック信号の位相
とが一致する箇所を2つ以上検出すれば、該当する遅延
時間の差はクロック信号の1周期に相当しているおり、
また、上述した測定処理で得られる遅延時間の差とクロ
ック信号の周期との比は、遅延手段が動作する周波数に
よる遅延時間の違いを示している。したがって、上述し
た比を用いて、各負荷ユニットに対応する遅延手段によ
る遅延時間の測定値を補正することにより、クロック信
号でこの遅延手段が動作する際の遅延時間を正確に求め
ることができる。
【0042】請求項4の発明は、各負荷ユニット120
に対応する遅延手段122による遅延時間を遅延測定手
段111によって測定し、設定手段112により、各負
荷ユニット120について指定された遅延時間が対応す
る遅延手段122に設定されるので、各負荷ユニット1
20に対応する基準位相生成手段123により、特定可
能な位相を有する基準位相信号を生成することができ
る。したがって、クロック発生ユニット110から各負
荷ユニット120に対応するクロック調整手段124に
クロック信号を分配し、対応する一致判定手段125に
よる判定結果に応じて、調整制御手段126が対応する
クロック調整手段124を調整し、基準位相信号の位相
に内部クロック信号の位相を合わせることにより、各負
荷ユニット120内部の各負荷素子121に所望の位相
のクロック信号を分配することができる。
【0043】請求項5の発明は、幅調整指示に応じて、
一致判定手段125の反転手段128が位相の一致を判
定する際に注目するエッジを反転し、この一致判定手段
125による判定結果に応じて、幅調整制御手段129
がパルス幅調整手段127によるパルス幅の調整動作を
制御する。したがって、請求項4と同様にしてクロック
信号の位相を調整したのちに、上述した幅調整指示に応
じて、設定手段112が所望のパルス幅に応じて各負荷
ユニット120に対応する遅延手段122への選択指示
を送出することにより、パルス幅を調整することができ
る。
【0044】請求項6の発明は、帰還回路113によっ
て形成された各負荷ユニット120に対応するループに
単一パルス発生手段114が単一パルスを送出し、その
ときの発振周波数を周波数測定手段115によって測定
するので、この測定結果に基づいて、遅延算出手段11
6が各遅延手段122による遅延時間を算出することに
より、各遅延手段122による遅延時間を同一の尺度で
評価することができ、遅延時間の絶対値を得ることがで
きる。
【0045】請求項7の発明は、周波数測定手段115
が発振周波数の測定処理を複数回繰り返し、測定結果の
平均値を求めることにより、ノイズなどの影響を抑制し
て遅延時間の測定精度を向上することができる。
【0046】請求項8の発明は、帰還回路113に遅延
手段131を挿入して、上述した各ループにおける発振
周波数を低くすることにより、各遅延手段122による
遅延時間の差が発振周期に占める割合を小さくし、遅延
手段122の動作条件の差による誤差を小さくして、遅
延時間の測定精度を向上することができる。
【0047】更に、遅延変更手段132によって各遅延
手段122による遅延時間を変更しながら、検出手段1
33により、基準位相信号都内部クロック信号との位相
の一致点を複数個検出し、該当する遅延時間の差とクロ
ック信号の周期とに基づいて、遅延時間の測定値を補正
することにより、遅延手段122の動作環境、すなわ
ち、遅延手段122が動作する周波数による遅延時間の
変動を考慮して、正確な遅延時間を得ることができる。
【0048】請求項9の発明は、検出手段133と補正
手段134とが、それぞれ検出動作および補正動作を複
数回ずつ繰り返し、測定結果を平均化することにより、
ノイズなどの影響を抑制して遅延時間の測定精度を向上
することができる。
【0049】請求項10の発明は、各負荷ユニット12
0に対応する遅延手段122および遅延手段136を含
んだループにおける発振周波数に基づいて、対応する遅
延調整手段138が遅延手段136による遅延時間を調
整するものである。このとき、遅延設定手段137によ
り、対応する遅延手段122に同一の標準遅延時間をそ
れぞれ設定すればよい。これにより、各遅延調整手段1
38が対応するループにおける発振周波数が同一の周波
数fsとなるように対応する遅延手段136を調整すれ
ば、各負荷ユニット120への配線長のばらつきなどに
かかわらず、同一の位相のクロック信号を分配すること
ができる。また、遅延手段135による遅延時間を調整
することにより、各負荷ユニット120の内部で発生す
る位相ずれを負荷ユニット120相互間の位相ずれとは
独立に調整することができる。
【0050】請求項11の発明は、各負荷ユニット12
0に対応する遅延設定手段137が、対応する遅延手段
122にそれぞれ所定の位相差に応じた遅延時間を設定
することにより、標準の位相から所望の位相だけずれた
クロック信号を該当する負荷ユニット120に分配する
ことができる。
【0051】請求項12の発明は、遅延回路142にお
いて複数の遅延素子141を直列に接続したことによ
り、各遅延素子141の動作状態を同等とし、動作状態
の差異による遅延時間のばらつきを小さくすることがで
きる。また、各遅延素子141の出力をセレクタ143
が選択して出力する構成としたことにより、ディジタル
回路による制御を容易とすることができる。
【0052】請求項13の発明は、調整制御手段126
からの起動信号に応じて、フリップフロップ回路151
が動作し、このフリップフロップ回路151の動作を停
止手段152によって停止させることにより、対応する
遅延手段122からのクロック信号に同期して論理状態
が1回だけ変化する基準位相信号を生成することができ
る。
【0053】請求項14の発明は、出力回路153によ
り、基準位相信号のエッジを一致判定手段125におい
て注目されるエッジに合わせることができる。これによ
り、一致判定手段125により、位相判定動作をより正
確に行うことができる。
【0054】請求項15の発明は、フリップフロップ1
61の動作を停止手段162によって所定のタイミング
で停止させることにより、内部クロック信号と基準位相
信号との位相の一致、不一致を高精度で判定することが
できる。
【0055】請求項16の発明は、検出手段163の動
作により、基準位相信号の論理状態が変化してから停止
手段162がフリップフロップ161を停止するまでの
あいだ程度の細いパルスはノイズとして除去されるか
ら、内部クロック信号と基準位相信号との位相の一致点
を高精度で検出することができる。
【0056】請求項17の発明は、遅延変更手段164
と検出手段165との動作により、内部クロック信号と
基準位相信号との位相を一致させる遅延時間を複数回繰
り返して検出し、これらの平均値に基づいて、調整指示
作成手段166により、最終的な調整指示が作成され
る。したがって、ノイズ等の影響を抑制して、クロック
信号の位相を精密に調整することができる。
【0057】請求項18の発明は、各負荷素子121の
内部にそれぞれ一致判定手段125を設けてあるので、
これらの一致判定手段125による判定結果に応じて、
調整制御手段126が、対応する遅延手段144を調整
することにより、各負荷素子121に分配される内部ク
ロック信号の位相をそれぞれ独立に調整することができ
る。したがって、クロック分配網173を設計する際
に、各負荷素子121への配線をほぼ等長配線にしてお
けばよく、設計段階での自由度を大きくすることができ
る。
【0058】また、各負荷ユニット120に対応する遅
延手段122,基準位相生成手段123およびクロック
調整手段124をLSI素子171に集積して各負荷ユ
ニット120の内部に設置する構成としたことにより、
これらの各手段と各負荷素子121内部の一致判定手段
125とのあいだの配線の総延長を最小限度に抑えるこ
とができ、調整の誤差要因を少なくすることができる。
更に、基準位相分配網172の構成を工夫することによ
り、各負荷素子121の一致判定手段125に分配され
る基準位相信号間の位相差をより小さくすることが可能
である。
【0059】請求項19の発明は、上述したLSI素子
171において、各基準信号端子に対応するバッファ素
子174の出力端子を短絡し、基準位相分配網172に
おいて、各負荷素子121への配線を等長配線とするこ
とにより、基準位相信号の位相ずれを抑制することがで
きる。
【0060】請求項20の発明は、基準位相分配網17
2の内部において、各負荷素子121に基準位相信号を
分配する配線を短絡することにより、各負荷素子121
に分配される基準位相信号の同期を保証し、基準位相分
配網172の設計段階での自由度を大きくすることがで
きる。
【0061】請求項21の発明は、バッファ素子175
によって、複数の基準信号端子を介して基準位相信号を
出力することにより、これらの基準信号端子に対応する
負荷素子121に分配される基準位相信号の同期を保証
することができる。
【0062】請求項22の発明は、各負荷素子121に
おいて、少なくとも1つの内部分配網176のそれぞれ
を介して内部クロック信号を一致判定手段125に伝達
する構成とすることにより、各負荷素子121内部のフ
リップフロップそれぞれに分配されるクロック信号その
ものの位相を評価することができる。また、一致判定手
段125により、各内部分配網を介して伝達された内部
クロック信号と基準位相信号との位相の一致、不一致を
それぞれ判定し、対応する遅延手段145を調整するこ
とにより、各負荷素子121の特徴に柔軟に対応して、
クロック信号の位相を調整することができる。
【0063】請求項23の発明は、調整制御手段126
による調整動作の終了後に設定情報が設定情報保持手段
181に保持されているから、設定指示に応じて読出手
段182によってこの設定情報を読み出し、調整制御手
段126がこの設定情報に基づいてクロック調整手段1
24の設定動作を行うことにより、上述した調整動作を
行った場合と同じ結果を得ることができる。
【0064】請求項24の発明は、感知手段184で得
られる環境情報とともに設定情報を設定情報保持手段1
83に保持するものである。したがって、予め、様々な
環境でクロック信号の調整動作を行って、それぞれに対
応する設定情報を設定情報保持手段183に保持してお
けば、設定指示に応じて、検索手段185が設定情報保
持手段183を検索することにより、適切な設定情報を
得てクロック調整手段124の設定に利用することがで
きる。
【0065】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図14は、請求項4のクロック信号
調整装置を適用した計算機システムの実施例構成図であ
る。
【0066】図14に示した計算機システムにおいて、
クロックユニット210は、クロック発生ユニット11
0に相当するものであり、クロック信号を発生し、この
クロック信号を負荷ユニット120に相当するn個のユ
ニット2201 〜220n に分配する構成となってい
る。以下、ユニット2201 〜220n を総称する際に
は、単にユニット220と称する。
【0067】また、サービスプロセッサ231は、調整
作業プログラム232に従って、上述したクロックユニ
ット210およびユニット220の動作を制御し、後述
する位相調整作業を行う構成となっている。
【0068】各ユニット220は、遅延手段122に相
当する可変遅延回路221を備えて構成されている。こ
の可変遅延回路221は、図15に示すように、選択さ
れたタップまでの各タップによる遅延時間の総和に相当
する遅延時間を入力信号に与える構成となっている。ま
た、この可変遅延回路221の出力は、後述する基準位
相生成回路222に入力されるとともに、クロックユニ
ット210に帰還されている。
【0069】また、ユニット220に入力されたクロッ
ク信号は、m個の位相調整回路2231 〜223m を介
して、このユニット220内のm個のLSI2241
224m のそれぞれに分配される構成となっている。ま
た、基準位相生成回路222は、基準位相生成手段12
3に相当するものであり、可変遅延回路221の出力に
基づいて基準位相信号を生成し、m個のLSI2241
〜224m のそれぞれに分配する構成となっている。
【0070】以下、位相調整回路2231 〜223m
よびLSI2241 〜224m を総称する際には、単
に、位相調整回路223およびLSI224と称する。
これらのユニット220は、請求項18に述べた構成を
採用しており、可変遅延回路221,基準位相生成回路
222および位相調整回路223を集積したLSI素子
171を搭載している。また、各LSI224内部に
は、一致判定手段125に相当する一致検出回路225
が設けられている。ただし、図14においては、一致検
出回路225は省略した。
【0071】また、図14においてクロックユニット2
10は、各ユニット220からの帰還信号と水晶発振子
211の出力とのいずれかをセレクタ213によって選
択し、遅延回路214および波形整形回路215を介し
て位相調整回路2121 〜212n に入力し、この位相
調整回路2121 〜212n を介して、対応するユニッ
ト2201 〜220n に分配する構成となっている。
【0072】このクロックユニット210において、単
一パルス生成回路216は、単一パルス発生手段114
に相当するものであり、サービスプロセッサ231から
の指示に応じて単一パルスを生成して、波形整形回路2
15に入力する構成となっている。また、周波数カウン
タ217は、周波数測定手段115に相当するものであ
り、サービスプロセッサ231からの指示に応じて波形
整形回路215を通過するパルスの数を計数し、計数結
果をサービスプロセッサ231に通知する構成となって
いる。
【0073】まず、各ユニット220に備えられた可変
遅延回路221による遅延時間を特定する方法について
説明する。ここで、本出願人は、特開平4−15737
9号公報『クロック調整方式』において、閉ループに単
一パルスを送出したときの発振周波数から閉ループを一
巡したときの単一パルスのエッジ(例えば前側エッジ)
の伝播遅延を求める技法を既に出願している。
【0074】この技法は、閉ループを構成する各部によ
る遅延時間の合計が、この閉ループに単一パルスを送出
したときの発振周期となることを利用して、発振周波数
から各部の遅延時間を算出する技法である。
【0075】図14に示したクロックユニット210に
おいて、セレクタ213によってn個のユニット220
のいずれかからの帰還信号を選択すると、該当するユニ
ット220からの帰還回路とセレクタ213とによっ
て、帰還回路113の機能が実現され、クロックユニッ
ト210と該当するユニット220との間で閉ループが
形成される。したがって、上述した技法を適用すること
ができる。つまり、単一パルス生成回路216によって
この閉ループに単一パルスを送出し、周波数カウンタ2
17により、このときの発振周波数を測定すれば、この
閉ループに含まれる可変遅延回路221による遅延時間
に応じた発振周期を得ることができる。
【0076】上述したように、可変遅延回路221によ
って与えられる遅延時間は、各タップを選択したときに
与えられる遅延時間の差、つまり、タップ間隔の総和で
与えられる。したがって、上述した閉ループに含まれて
いるユニット220の可変遅延回路221による遅延時
間を特定するためには、この可変遅延回路221におけ
るタップを順次に選択し、上述した特開平4−1573
79号公報の技法を用いて、各タップを選択したときの
発振周期の差を順次に求めていけばばよい。
【0077】この場合は、サービスプロセッサ231に
より、可変遅延回路221の各タップを順次に選択し、
それぞれのタップの選択ごとに、単一パルス生成回路2
16に単一パルスの生成を指示するとともに周波数カウ
ンタ217に計数動作の開始を指示すればよい。そし
て、周波数カウンタ217から得られる発振周波数に基
づいて、サービスプロセッサ231がそのときの発振周
期をそれぞれ求め、各タップに対応する発振周期の差を
タップ間隔として求めることにより、遅延算出手段11
6の機能を実現することができる。
【0078】なお、上述した周波数カウンタ217は、
例えば、水晶発振子211からのクロック信号を分周し
て得られる所定のカウンタ用クロック信号の入力を受
け、このカウンタ用クロック信号の1周期内に波形整形
回路215を通過するパルスの数を計数する構成とすれ
ばよい。
【0079】このようにして、該当する可変遅延回路2
21において隣接するタップを選択したときに与えられ
る遅延時間の差を特定することができるから、選択され
たタップまでのタップ間隔の総和を求めることにより、
そのタップを選択したときに入力信号に与えられる遅延
時間を特定することができる。以下、第i番のタップと
第i−1番のタップとを選択したときの遅延時間の差を
タップ間隔Tiと称する。
【0080】上述したセレクタ213を切り換えること
により、各ユニット220に対応した閉ループを形成す
ることができる。したがって、サービスプロセッサ23
1によってこのセレクタ213の切替えを制御すること
により、これらのループのそれぞれについて上述した処
理を繰り返すことにより、n個のユニット220のそれ
ぞれに対応する可変遅延回路221についての遅延時間
をそれぞれ求めることができる。
【0081】すなわち、上述したセレクタ213,遅延
回路214,波形整形回路215,単一パルス生成回路
216,周波数カウンタ217およびサービスプロセッ
サ231とによって、請求項6に述べた遅延測定手段1
11の機能を実現することができる。
【0082】なお、各タップに対応する発振周波数を繰
り返し測定し、その平均値に基づいて、タップ間隔Tiを
算出してもよい。この場合は、サービスプロセッサ23
1により、各可変遅延回路221の各タップを選択する
ごとに、複数回ずつ周波数カウンタ217を起動すれば
よい。これに応じて、周波数カウンタ217から複数の
測定結果が得られるから、サービスプロセッサ231
は、これらの測定結果から平均値を求めて、タップ間隔
Tiの算出処理に供すればよい。
【0083】このように、サービスプロセッサ231が
周波数カウンタ217を制御することにより、請求項7
の周波数測定手段115の機能を実現し、タップ間隔Ti
の測定精度を向上することが可能となる。
【0084】また、サービスプロセッサ231は、上述
したようにして得られたタップ間隔Tiの測定値を各ユニ
ット220に対応して遅延時間テーブル233に格納
し、後段の処理に供する。
【0085】上述したようにして、すべてのユニット2
20に備えられた可変遅延回路221による遅延時間を
測定したのちに、サービスプロセッサ231が、上述し
た遅延時間テーブル233内のタップ間隔Tiの測定値に
基づいて、該当する可変遅延回路221のタップを選択
することにより、設定手段112の機能を果たし、遅延
手段122に特定可能な遅延を設定することができる。
【0086】これにより、基準位相生成回路222によ
って、特定可能な位相を有する基準位相信号を生成する
ことが可能となり、この基準位相信号に基づいて、クロ
ック信号の位相を調整することが可能となる。
【0087】なお、上述した可変遅延回路221は、図
15に示すように、それぞれが2個のインバータからな
る128個のタップを直列に接続して遅延回路142を
形成し、これらの連結点にそれぞれ接続されたNORゲ
ートのいずれかにセレクト信号を入力することにより、
該当するタップの出力を選択する構成となっている。図
15において、各タップは遅延素子141に相当するも
のであり、それぞれが約100ps(1×10-12 秒)の
遅延を与える構成となっている。また、各タップに対応
するNORゲートおよびNORゲートとNANDゲート
とからなる4段の収束回路とにより、セレクタ143が
形成されている。
【0088】このようにして、請求項12に述べた遅延
手段122を実現することができる。この場合は、遅延
を生成する各組のインバータの全てが等しい動作状態と
なっているから、全てのタップ間隔T1〜T127の測定精度
を向上することができる。特に、可変遅延回路221を
CMOS素子で実現する場合には、上述したような構成
により、全てのタップの動作状態を同等とすることは、
高精度でタップ間隔を測定するために重要である。
【0089】また、基準位相生成回路222は、図16
に示すように、3段のフリップフロップ2411 〜24
3 とインバータ242とによって、サービスプロセッ
サ231から非同期で入力されるトリガ信号を可変遅延
回路221を介して入力されるクロック信号に同期させ
る構成となっている。また、4段目のフリップフロップ
2414 の出力は、インバータ243およびNANDゲ
ート244を介して自身のクロック端子に入力されてお
り、上述した3段のフリップフロップ2411〜241
3 の状態が変化した後に、フリップフロップ2414
自動的に動作を停止する構成となっている。 すなわ
ち、4段のフリップフロップ241により、請求項13
に述べたフリップフロップ回路151が形成されてお
り、インバータ243とNANDゲート244とによっ
て、停止手段152の機能が実現されている。
【0090】また、図16において、このフリップフロ
ップ2414 の出力は、上述したインバータ243と出
力ゲート回路245とを介して、基準位相信号としてm
個のLSI2241 〜224m に分配される構成となっ
ている。
【0091】上述したように、4段目のフリップフロッ
プ2414 を自身の出力の変化に応じて自動的に停止す
る構成としたことにより、波形のバウンスによるノイズ
を防止することができるから、整った波形を有する基準
位相信号を得ることが可能となり、後述する遅延時間の
補正処理や位相調整処理の精度を向上することができ
る。
【0092】また、図16において、出力ゲート回路2
45は、インバータ243の出力をインバータ246に
よって反転し、このインバータ246の出力をm個のイ
ンバータ2471 〜247m にそれぞれ入力し、これら
のインバータ2471 〜247m を介して、m個のLS
I224内部の一致検出回路225にそれぞれ送出する
構成となっている。
【0093】図16において、LSI224は、請求項
22で述べた構成を採用しており、対応する位相調整回
路223からのクロック信号が、内部分配網176に相
当するクロック分配回路226を介して、一致検出回路
225に入力されている。
【0094】図16に示す一致検出回路225におい
て、基準位相信号は、インバータ251を介して、フリ
ップフロップ161に相当するクロック調整用フリップ
フロップ252の入力端子Dに入力されている。また、
上述したインバータ251の出力は、直列に接続された
7個のインバータからなるインバータ列253を介して
所定の遅延を加えられたのちに、クロック信号とともに
クロック調整用フリップフロップ252内部のNAND
ゲート254に入力されている。
【0095】このクロック調整用フリップフロップ25
2において、NANDゲート254の出力はインバータ
255によって反転された後に、上述した入力端子Dへ
の入力とともにNANDゲート256に入力されてい
る。また、2つのNANDゲート257a,257bの
出力端子は、それぞれ互いの入力端子の一方に接続され
ており、これらのNANDゲート257a,257bの
入力端子の他方には、上述したNANDゲート256お
よびNANDゲート254の出力がそれぞれ入力されて
いる。
【0096】上述したようにに、インバータ列253に
よって遅延させた基準位相信号をクロックイネーブル信
号としてクロック調整用フリップフロップ252に入力
されているから、このクロックイネーブル信号の変化に
応じてクロック信号をディスエーブル状態となる。すな
わち、インバータ列253とNANDゲート254とに
より、停止手段162の機能が実現されている。これに
より、基準位相信号の立ち下がりに応じて、クロック信
号の立ち下がりに同期して最後に取り込んだ基準位相信
号の論理状態を保持した状態で、クロック調整用フリッ
プフロップ252の動作を自動的に停止させることがで
き、波形のバウンスなどによるノイズを防ぐことができ
る。
【0097】また、上述した構成においては、クロック
信号の立ち下がりと基準位相信号の立ち下がりとの位相
差が、基準位相信号とクロックイネーブル信号との間の
位相差以内であった場合にのみ、クロック調整用フリッ
プフロップ252の出力として論理“1”が得られる。
【0098】したがって、図16に示した構成によれ
ば、クロック調整用フリップフロップ252の出力によ
り、基準位相信号とクロック信号との位相の一致,不一
致を高精度に判別することができるから、クロック調整
用フリップフロップ252の出力を監視して、この出力
の変化点を検出することにより、基準位相信号とクロッ
ク信号との位相の一致点を正確に検出することができ
る。
【0099】また、この場合は、サービスプロセッサ2
31により、各LSI224の一致検出回路225の出
力をクロック信号とは非同期で監視することができ、こ
の一致検出回路225の出力に応じて、該当する位相調
整回路223を調整することにより、調整制御手段12
6の機能を実現することができる。
【0100】更に、調整作業プログラム232におい
て、クロック調整用フリップフロップ252の出力の変
化点が、連続的に論理“0”の出力が得られる所定の幅
以上の位相差の範囲に挟まれているか否かを判定する手
順を付加し、該当する変化点を基準位相信号とクロック
信号との位相の一致点として検出する構成としてもよ
い。
【0101】この場合は、サービスプロセッサ231に
よって、請求項16に述べた検出手段163の機能が実
現され、上述したインバータ列253によって与えられ
た所定の遅延時間程度の細いパルスは無視されるから、
ノイズなどの影響を除去してクロックの周期を正確に評
価することができる。
【0102】ところで、図14においては、請求項8で
述べた構成が採用されており、各ユニット220に対応
するループに、遅延手段131に相当する遅延回路21
4が含まれている。
【0103】これにより、例えば、遅延回路214によ
る遅延時間を1×10-6秒とすれば、可変遅延回路22
1による遅延時間が発振周期に占める割合は最大でも約
1%となるから、各タップを選択したときの発振周波数
の差を小さくすることができる。
【0104】このように、発振周期を可変遅延回路22
1による遅延時間よりも十分に長くしておくことによ
り、選択したタップによる発振周波数の差を小さくし
て、タップ選択による動作状態の変動を小さく抑えるこ
とができる。すなわち、全てのタップ間隔Tiをほぼ同一
の動作状態で測定することができるから、動作状態の差
異が発振周期の測定結果に与える影響を小さくすること
ができ、タップ間隔Tiの測定精度の向上を図ることがで
きる。
【0105】特に、可変遅延回路221をCMOS素子
で実現した場合には、発振周波数の変動による発熱量の
差によって遅延時間が大きく左右されるので、上述した
ようにして、発振周波数の変動を抑制することによって
得られる測定精度の向上効果が大きい。
【0106】但し、この場合は、タップ間隔Tiの測定値
に後述する温度補正を施す必要がある。なぜなら、上述
した測定処理は、実際のクロック信号の周波数とは異な
る低い周波数で可変遅延回路221が動作している状
態、すなわち低温状態で行われており、一般に、低温状
態と高温状態とでは遅延時間が異なることが知られてい
るからである。
【0107】次に、タップ間隔Tiの測定値を温度に応じ
て補正する方法を説明する。ここで、水晶発振子211
による発振周波数は一定であると考えられるから、この
水晶発振子211の出力に基づいて生成されるクロック
信号の周期Tも一定であると考えられる。したがって、
クロック信号の周期Tに基づいて、タップ間隔Tiの温度
変化を評価すればよい。
【0108】例えば、可変遅延回路221にクロック信
号を入力して、計算機システムが稼働状態にあるときと
同等の高温状態としておき、この可変遅延回路221に
よってクロック信号の周期Tと同等の遅延時間を生成し
たときに、選択されたタップ番号とタップ間隔Tiの測定
値とからクロック信号の周期の測定値Dを求めればよ
い。上述した測定値Dは、低温状態におけるタップ間隔
Tiに基づいて算出されたものであるから、この測定値D
とクロック信号の周期Tとの比として、タップ間隔Tiの
温度変化の割合を示す温度係数Ctを得ることができる。
したがって、この温度係数Ctの値によって、タップ間隔
Tiの温度変化を評価し、タップ間隔Tiの測定値の補正を
行うことができる。
【0109】具体的には、サービスプロセッサ231
が、まず、セレクタ213を水晶発振子211側に切り
換えてから、遅延変更手段132として動作し、可変遅
延回路221で各タップを順次に選択することにより、
基準位相生成回路222で生成される基準位相信号とク
ロック信号との位相ずれを変化させる。
【0110】このとき、サービスプロセッサ231が、
LSI224のいずれかの内部に備えられた一致検出回
路225の出力を監視することにより、検出手段133
の機能を実現し、基準位相信号とクロック信号との位相
が一致するタップの組を検出すればよい。
【0111】図17に、一致検出回路の動作を説明する
タイミング図を示す。図17(a),(c) において、第i番
のタップを選択したときに得られる基準位相信号および
クロックイネーブル信号の立ち下がりエッジをそれぞれ
対応する符号Siを付して示し、図17(b) にクロック信
号を示す。
【0112】例えば、図17(a),(b),(c) から分かるよ
うに、第109番および第108番のタップを選択した
ときには、基準位相信号とクロック信号とは、上述した
インバータ列253で与えられる遅延時間以内の位相差
で位相が一致している。この場合は、図17(d) に太い
実線で示すように、クロック調整用フリップフロップ2
52の出力は、クロック信号の立ち下がりに同期して論
理“0”から論理“1”に変化する。同様に、第34番
および第33番のタップを選択したときにも、基準位相
信号とクロック信号との位相がほぼ一致するので、クロ
ック調整用フリップフロップ252の出力は、図17
(d) に点線で示すように、クロック信号の立ち下がりに
同期して変化する。一方、他のタップ(例えば第100
番のタップ)を選択した場合には、基準位相信号とクロ
ック信号との位相が一致しないので、クロック調整用フ
リップフロップ252の出力は論理“0”のまま変化し
ない。
【0113】したがって、図16に示した構成によれ
ば、可変遅延回路221で選択するタップを変更して基
準位相信号に与える遅延時間を変化させながら、クロッ
ク調整用フリップフロップ252の出力を監視すること
により、基準位相信号とクロック信号との位相を一致さ
せるタップを高精度に検出することができる。
【0114】例えば、サービスプロセッサ231は、ク
ロック調整用フリップフロップ252の出力が論理
“0”から論理“1”に変化したタップを該当するタッ
プとして検出すればよい。これにより、サービスプロセ
ッサ231により、検出手段133の機能が実現され、
図17に示した例の場合には、第109番のタップと第
34番のタップとが該当するタップとして検出される。
【0115】ここで、図17から分かるように、第10
9番のタップを選択した場合の基準位相信号と第34番
のタップを選択した場合の基準位相信号との間の位相差
は、クロック信号の1周期分に相当している。
【0116】したがって、サービスプロセッサ231に
より、これらのタップ間に含まれるタップ間隔Tiの総和
を求めることにより、クロック信号の周期の測定値Dを
得ることができる。次に、この測定値Dとクロック信号
の周期T(例えば、発振周波数が125MHz であれば1
周期は8ns)との比として温度係数Ctを求め、この温度
係数Ctを測定されたタップ間隔Tiに乗じて補正すること
により、サービスプロセッサ231により、補正手段1
34の機能を実現することができる。
【0117】これにより、低温状態で得られた遅延時間
の測定値を計算機システムの実際の稼働状態における温
度に対応して補正することが可能となり、可変遅延回路
221で与えられる遅延時間を正確に評価することがで
きる。
【0118】また、調整作業プログラム232に、上述
したクロック信号の周期の測定処理を複数回繰り返して
行う手順と、その結果得られた測定値Dの平均値を求め
る手順とを付加し、この平均値を最終的な測定値Dとし
て温度補正を行う構成としてもよい。これにより、サー
ビスプロセッサ231によって、請求項9に述べた遅延
変更手段132,検出手段133,補正手段134の機
能が果たされ、ノイズなどの影響を抑制して、温度変化
による遅延時間の変化の割合をより精密に評価すること
ができるから、温度に対応する遅延時間を補正する際の
精度をより向上することができる。
【0119】このようにして、サービスプロセッサ23
1は、上述した温度に対応する遅延時間の補正処理を各
ユニット220について行い、対応する可変遅延回路2
21について得られた遅延時間の補正結果を該当する測
定値の代わりに遅延時間テーブル233に保持すればよ
い。
【0120】一方、上述した温度係数Ctが、各ユニット
間で無視できる程度までに同等であると考えられる場合
は、1つのユニット220についての補正処理の際に得
られた温度係数Ct用いて、全てのユニット220につい
ての温度補正処理を行ってもよい。
【0121】次に、上述したようにして得られた可変遅
延回路221による遅延時間を用いて、各ユニット22
0に分配するクロックの位相を調整する方法について説
明する。
【0122】ここで、図14においては、請求項10に
述べた構成が採用されており、クロック調整手段124
は、遅延手段135に相当するm個の位相調整回路22
3と遅延手段136に相当するn個の位相調整回路21
2とから形成されている。
【0123】まず、サービスプロセッサ231は、調整
作業プログラム232に従って、n個の位相調整回路2
12を調整することにより、n個のユニット220相互
間の位相調整を行う。
【0124】サービスプロセッサ231は、まず、遅延
設定手段137として動作し、各ユニット220の可変
遅延回路221の同一のタップを選択する。このとき、
サービスプロセッサ231は、可変遅延回路221によ
る遅延時間の可変範囲の中央に相当する第64番のタッ
プを選択すればよい。また、サービスプロセッサ231
により、クロックユニット210のセレクタ213を制
御して、n個のユニット220のいずれか1つを含む閉
ループを形成する。
【0125】次に、サービスプロセッサ231は、単一
パルス生成回路216と周波数カウンタ217とを起動
し、周波数カウンタ217から得られる発振周波数を監
視しながら、上述した閉ループに含まれている位相調整
回路212を調整する。このとき、サービスプロセッサ
231は、上述した発振周波数が所定の周波数Fsに一致
するように、該当する位相調整回路212を調整すれば
よい。
【0126】ここで、位相調整回路212は、図14に
示したように、例えばインバータと可変遅延回路ともう
一つのインバータとを直列に接続して構成されており、
この可変遅延回路は、図15に示した可変遅延回路22
1と同様に構成されている。
【0127】したがって、サービスプロセッサ231
が、調整対象の位相調整回路212の可変遅延回路に備
えられたタップを順次に選択し、これに応じて変化する
発振周波数と上述した所定の周波数Fsとが一致するタッ
プを検出して、該当するタップで位相調整回路212を
固定することにより、遅延調整手段138の機能を実現
することができる。
【0128】同様にして、全てのユニット220に対応
する閉ループの発振周波数を所定の周波数Fsに一致させ
ることにより、n個のユニット220とクロックユニッ
ト210とのあいだの配線の長さなどによる遅延時間の
差から生じる位相ずれ分を調整することができる。これ
により、クロックユニット210からn個のユニット2
20の全てに、同一の位相のクロックを分配することが
可能となる。
【0129】ここで、上述した所定の周波数Fsの値は、
各ユニット220への配線の長さの設計値などを考慮し
て予め求めておき、調整作業プログラム232内部のデ
ータとして組み込んでおけばよい。
【0130】次に、サービスプロセッサ231は、各ユ
ニット220に設定すべき位相差に応じて、該当する可
変遅延回路221の適切なタップを選択して固定し、各
ユニット220の内部における位相調整作業を開始す
る。
【0131】ここで、サービスプロセッサ231は、上
述したユニット相互間の位相調整作業で選択したタップ
(例えば第64番のタップ)を基準位置とし、この基準
位置から該当するユニット220に設定すべき位相差を
発生させるタップを選択すればよい。例えば、ユニット
2201 に、2nsだけ位相が遅れたクロック信号を供給
したい場合には、遅延時間テーブル233を参照し、第
64番のタップに対応するタップ間隔T63 から順次にタ
ップ間隔を加算していき、この加算結果が最も2nsに近
い値となるタップ(例えば第83番のタップ)を検出し
て、このタップに対応するセレクト信号を可変遅延回路
221に入力すればよい。
【0132】なお、各ユニット220の特徴に基づい
て、各ユニット220に対応して設定すべき位相差の値
を予め求めておき、上述した周波数fsと同様に、調整作
業プログラム232内部のデータとして組み込んでおけ
ばよい。
【0133】このように、まず、各ユニット220に等
しい位相のクロック信号が分配されることを保証したの
ちに、各ユニット220に対応する可変遅延回路221
によって指定された位相差に相当する遅延を発生させる
ことにより、サービスプロセッサ231により、請求項
11で述べた遅延設定手段137の機能を実現すること
ができる。
【0134】これにより、各ユニット220に対応する
基準位相生成回路222によって、該当する位相差を有
する基準位相信号を確実に生成することが可能となるか
ら、後述する調整作業の精度を向上することができる。
【0135】ここで、各ユニット220に備えられた可
変遅延回路221の個体差が十分に小さい場合は、各ユ
ニット220に分配されるクロック信号の位相を揃える
作業において、可変遅延回路221のそれぞれについ
て、対応するユニット220に設定すべき位相差の分だ
け基準位置からずれたタップを選択してもよい。
【0136】この場合は、各ユニット220を含むルー
プにおける発振周波数を上述した周波数fsに揃えること
により、各ユニット220に設定すべき位相差分だけ位
相のずれたクロック信号をそれぞれ該当するユニット2
20に分配することができる。
【0137】上述したようにして、ユニット220相互
間の位相を調整した後に、サービスプロセッサ231
は、調整対象のユニット220内部のLSI224のい
ずれかを選択し、このLSI224に備えられた一致検
出回路225の出力を監視しながら、このLSI224
に対応する位相調整回路223を調整し、クロック信号
の位相を上述した基準位相信号に合わせればよい。
【0138】ここで、位相調整回路223は、上述した
位相調整回路212と同様に、2つのインバータと可変
遅延回路とを直列に接続して構成されており、この可変
遅延回路は、図15に示した可変遅延回路221と同様
に構成されている。
【0139】したがって、サービスプロセッサ231
が、該当する位相調整回路223の可変遅延回路に備え
られたタップを順次に選択することにより、遅延変更手
段164の機能を実現し、該当するユニット220に分
配されるクロック信号と基準位相信号との位相差を変化
させることができる。また、位相調整回路223の各タ
ップを選択するごとに、サービスプロセッサ231が、
上述したユニット220内部の基準位相生成回路222
にトリガ信号を入力し、これに応じて得られる一致検出
回路225の出力が論理“0”から論理“1”に変化す
る点に対応するタップを検出すればよい。これにより、
検出手段165の機能を実現し、基準位相信号とクロッ
ク信号との位相を一致させるために該当する位相調整回
路223において発生させるべき遅延時間を検出するこ
とができ、該当する位相調整回路223を検出されたタ
ップで固定することにより、調整指示作成手段166の
機能を実現することができる。
【0140】例えば、位相調整回路223の可変遅延回
路のタップを短い遅延時間を与える側から順次に選択し
ていき、一致検出回路225のクロック調整用フリップ
フロップ252の出力として論理“0”が得られた場合
は、サービスプロセッサ231は、基準位相信号とクロ
ック信号との位相が一致していないとして次のタップを
選択する。一方、クロック調整用フリップフロップ25
2の出力として論理“1”が得られた場合には、基準位
相信号とクロック信号との位相が一致したとして、該当
する位相調整回路223の可変遅延回路のタップを固定
すればよい。
【0141】このようにして、この位相調整回路223
を介して対応するLSI224に送出されるクロック信
号の位相を基準位相信号に一致させることができる。こ
の手順をm個のLSI224のそれぞれについて行うこ
とにより、ユニット220の内部の配線などによる遅延
にかかわらず、m個のLSI224の全てに分配される
クロック信号の位相を上述した基準位相信号に一致させ
ることができる。これにより、該当するユニット220
に備えられた全てのLSI224に、特定の位相差を持
ったクロック信号を確実に分配することが可能となる。
【0142】更に、図16に示した出力ゲート回路24
5の内部において、各LSI224に対応するm個のイ
ンバータ247の出力端子を短絡しておき、更に、これ
らのインバータ247ごとに設けられた基準信号出力端
子のそれぞれと対応するLSI224とをほぼ同一の長
さの配線で結ぶことにより、請求項19に述べた構成を
実現することができる。図16において、m個のインバ
ータ247は、バッファ素子174に相当し、m個の基
準信号出力端子と各LSI224の基準位相入力端子と
を結ぶ配線網は、基準位相分配網172に相当してい
る。
【0143】これにより、各LSIに分配される基準位
相信号の位相誤差を削減することが可能となるので、各
LSIについてのクロック信号の位相調整の精度を向上
することができる。
【0144】また、出力ゲート回路245の内部でイン
バータ247の出力端子を短絡する代わりに、m個の基
準信号出力端子とm個のLSI224とを接続する配線
を例えばユニットの中央部で短絡し、この短絡点から各
LSI224に分配する構成としてもよい。
【0145】このように、請求項20で述べた基準位相
分配網172を採用した場合においても、上述した請求
項19で述べた構成を適用した場合と同様に、各LSI
224に分配される基準位相信号の位相誤差を削減する
ことが可能である。
【0146】一方、出力ゲート回路245において、m
個のインバータ247に代えて、例えば、インバータ2
47のm倍の許容電流量を有するインバータ素子をバッ
ファ素子175として用いて基準位相信号を出力し、基
準位相分配網172が、1つの基準信号出力端子から各
LSI224に基準位相信号を分配する構成としてもよ
い。
【0147】これにより、請求項21で述べた構成を実
現し、複数のLSI224に一括して基準位相信号を供
給することができる。また、十分に大きな許容電流量を
有するバッファ素子が得られない場合は、2〜m−1個
のバッファ素子によって許容電流量を分担してもよい。
【0148】なお、上述したように、m個のLSI22
4に対応してm個の位相調整回路223を設けた場合に
は、LSI224単位でクロック信号の位相を調整する
ことが可能であるから、特定のLSI224に他のLS
I224とは異なる位相のクロック信号を分配するよう
に調整することも可能である。
【0149】例えば、ユニット220のLSI224j
〜224k に、他のLSI224に比べて1nsだけ遅れ
た位相のクロック信号を分配したい場合は、この位相遅
れ分に対応して可変遅延回路221で選択するタップを
変更した状態で、これらのLSI224に対応する位相
調整回路223j 〜223k の調整を行えばよい。
【0150】このように、LSI224単位でクロック
信号の位相を調整可能とすることにより、様々な特徴を
持つユニット220に柔軟に対応して、きめ細かくクロ
ック信号の位相調整を行うことが可能となる。
【0151】ところで、LSI224に設けられたクロ
ック端子に供給されたクロック信号を一般のフリップフ
ロップに分配するクロック分配回路226は、例えば図
18に示すような構成となっている。
【0152】すなわち、まず、LSI224の中央部の
ゲートでクロック信号を受けて4分の1領域の中央部に
それぞれ分配し、各4分の1領域の中央部のゲートから
枝分かれして、それぞれ4つの16分の1領域の中央部
に分配し、各16分の1領域の中央のゲートから更に複
数の最終バッファに分配され、これらの最終バッファそ
れぞれが複数の一般のフリップフロップを駆動する構成
となっている。但し、図16および図18においては、
クロック分配回路226内部のゲートおよび最終バッフ
ァをインバータで構成した場合について示している。
【0153】したがって、請求項22の構成を採用し、
各LSI224の中央部に一致検出回路225を設け、
図18に示すように、上述した最終バッファを介して一
致検出回路225にクロック信号を入力すれば、一般の
フリップフロップの動作条件とクロック調整用フリップ
フロップの動作条件とをほぼ同一とすることができるか
ら、クロック信号の位相をより精密に調整することがで
きる。
【0154】更に、LSI224が複数のクロック端子
を備え、これらのクロック端子に対応するクロック分配
回路226がLSI224の異なる領域にクロック信号
を分配する場合に、各クロック端子に対応して位相調整
回路223と一致検出回路225とを設け、これらの一
致検出回路225に同一の基準位相信号を分配して、ク
ロック端子ごとにクロック信号の位相を調整することも
できる。
【0155】例えば、図19に示すように、i番目のL
SI224i がki 個のクロック端子(図19におい
て、符号CK1 〜符号CKkiで示す)を備えている場合は、
各LSI224i にはki 個の一致検出回路225を設
け、また、該当するユニット220には、LSI224
のそれぞれに対応して、ki 個の位相調整回路223i1
〜223iki を設ければよい。
【0156】また、各LSI224にki 個のクロック
端子に対応してki 個の一致検出回路225を設ける代
わりに、図20に示すように、ki 個のクロック端子か
らのクロック信号をセレクタ227を介して1つの一致
検出回路225に入力し、このセレクタ227により、
注目するクロック端子を切り換えて順次に位相調整を行
う構成としてもよい。
【0157】同様に、複数のセレクタ227を用いて、
2個ないしki-1個の一致検出回路225にki 個のク
ロック端子からのクロック信号を入力する構成とするこ
ともできる。
【0158】ここで、LSI224に複数のクロック端
子が設けられている場合には、これらのクロック端子へ
の配線は等長配線としてクロック分配網173を形成す
るのが一般的であり、これにより、複数のクロック端子
に入力されるクロック信号に位相差を発生させる要因が
削減されている。
【0159】この場合に、上述したようにして、各クロ
ック端子に対応する位相調整回路223を設けてそれぞ
れ調整することにより、共通の基準位相信号に基づい
て、複数のクロック端子に入力されるクロック信号の位
相を確実に一致させることが可能となる。
【0160】このようにして、各ユニット、更には、ユ
ニット内部のLSIの様々な特徴に柔軟に対応して、ク
ロック信号の位相を高精度で調整することができる。と
ころで、本発明においては、遅延手段122やクロック
調整手段124を構成する可変遅延回路221のタップ
間の分解能によって、位相調整の分解能が決定される。
しかし、上述した実施例において可変遅延回路221の
タップ間隔は約100psであるから、クロック信号の周
期(8ns)に対して十分に小さいと言える。
【0161】更に、図21に示すように、50psの遅延
を発生する配線負荷248を含む回路と負荷の小さい回
路との出力をセレクタ249によって選択的に出力する
微調整回路228を設け、この微調整回路228の出力
を可変遅延回路221に入力する構成とすれば、分解能
の向上を図ることができる。
【0162】また、図16において、基準位相生成回路
222は、サービスプロセッサ231から論理“0”か
ら論理“1”に変化するトリガ信号の入力を受けて、可
変遅延回路221からのクロック信号の立ち下がりに同
期して、論理“1”から論理“0”に変化する基準位相
信号を得る構成となっている。すなわち、出力ゲート回
路245において、インバータ246を介して一旦反転
したのちに、各LSI224に対応するインバータ24
1 〜247m を介して、基準位相信号として出力する
構成としたことにより、請求項14で述べた基準位相生
成手段123の機能を実現している。
【0163】ここで、上述した一致検出回路225は、
クロック信号の立ち下がりエッジに注目して一致を検出
する構成となっており、クロック信号の前側の下向きの
エッジについて位相調整を行うことを前提としている。
この場合に、図16に示したようにして、出力ゲート回
路245において、インバータ246を介して一旦反転
したのちに、各LSI224に対応するインバータ24
1 〜247m を介して、基準位相信号として出力する
構成としたことにより、請求項14で述べた基準位相生
成手段123の機能を実現し、基準位相信号の変化方向
をクロック信号の前側の下向きのエッジに合わせること
ができる。これにより、温度や電源の変動に伴う信号レ
ベルの変化やスレッショルドレベルの変化が、一致検出
回路225による位相の一致点の検出動作に与える影響
を小さくすることができる。
【0164】したがって、上述したようにして、クロッ
ク信号を調整することにより、高性能計算機において要
求される位相精度を十分に満たすことができる。更に、
上述したクロック信号の調整作業は、システムのクロッ
ク信号を連続的に印加した状態で行うことができるか
ら、クロック信号の印加および停止を繰り返した場合に
比べて、位相調整作業に要する時間を短縮することが可
能である。
【0165】また、各ユニット220内部のLSI22
4に同一の位相のクロック信号を分配する場合には、全
てのLSI224について同一の基準位相信号を用いる
ことができるから、全てのLSI224についての位相
調整作業を並行して実行することができる。同様に、m
個のLSI224を同一の位相のクロック信号が分配さ
れる組に分けておき、それぞれの組に属するLSI22
4についての位相調整作業を並行して実行することも可
能である。
【0166】これにより、クロック信号の位相調整作業
に要する時間を短縮することができる。また、クロック
信号を連続的に印加した状態は、システムの稼働時と同
一の条件であり、かつ、熱的な平衡状態が実現されると
考えられるから、各ユニットを構成するLSI素子の温
度変動に伴う動作特性の変動によって、クロック信号の
位相調整精度が低下することはない。この動作特性の変
動は、特に、CMOS素子を利用した場合に問題となっ
ていたのであるから、上述した技術をCMOS素子を利
用した高性能計算機に適用した場合には、その効果が特
に大きいと考えられる。
【0167】なお、上述した可変遅延回路221や基準
位相生成回路222および位相調整回路223は、それ
ぞれ数十から数百ゲートで実現可能であり、一方、近年
のLSIにおいては数10万ゲート以上の集積が可能であ
ることから、これらの回路は、1つのLSIに十分に集
積することが可能である。同様に、セレクタ213,遅
延回路214,波形整形回路215,単一パルス生成回
路216,周波数カウンタ217もまた数百ゲート程度
で実現することが可能であるから、これらの回路も1つ
のLSIに集積することができる。また、一致検出回路
225の回路規模は微小(数十ゲート程度)であるか
ら、一般のフリップフロップとともにLSIに十分に集
積可能である。
【0168】上述したように、本発明のクロック位相調
整装置は、機能ごとにLSI化したり、他の回路ととも
にLSIに集積化したりすることにより、高性能計算機
のシステムに予め組み込んでおくことが十分に可能であ
る。したがって、外付けの装置を必要とせず、しかも、
システムとして組上がった状態でクロック信号の位相調
整作業を実行することができる。
【0169】また、上述したクロック信号の位相調整作
業を行うことにより、コンピュータを構成する各ユニッ
トを適切な位相を有するクロック信号で駆動することが
可能となるから、高速のクロックを十分に活用し、コン
ピュータの性能を最大限に引き出すことが可能となる。
【0170】また、クロック信号の位相ずれを正確に評
価し、精密にクロック信号を調整する手法を提供したこ
とにより、高速のクロックで動作する高性能計算機の性
能を厳密に評価することが可能となるから、このような
高性能計算機の研究開発にも寄与することができる。
【0171】なお、上述したクロック調整作業は、例え
ば、コンピュータの立ち上げ前に、操作者の指示などに
応じて、サービスプロセッサ231が調整作業プログラ
ム232を実行することによって実施される。
【0172】ところで、クロック信号の位相ずれは、ユ
ニット間およびユニット内部の配線の長さの違い,温度
の違いおよび電源電圧の違いなどによって発生すると考
えられるから、これらの条件が一定であれば、コンピュ
ータを立ち上げるたびに上述したクロック信号の位相調
整作業を行う必要はないと考えられる。
【0173】したがって、例えば、コンピュータを設置
した際に、設置作業者などがサービスプロセッサ231
にクロック信号の調整作業の実行を指示し、これに応じ
て得られたクロックユニット210の位相調整回路21
2および各ユニット220の位相調整回路223の調整
結果をサービスプロセッサ231内に保持しておき、以
降は、この調整結果を用いて位相調整回路212,22
3の設定を行ってもよい。
【0174】例えば、図22に示すように、図14に示
したクロック信号調整装置に、設定値テーブル234と
設定作業プログラム235とを付加し、サービスプロセ
ッサ231が、調整指示の入力に応じて調整作業プログ
ラム232を実行し、設定指示の入力に応じて設定作業
プログラム235を実行する構成とすればよい。
【0175】この場合は、調整作業プログラム232内
の手順として、各位相調整回路212および各位相調整
回路223に最終的に設定されたタップを示す設定情報
を設定値テーブル234に格納する手順を付加すればよ
い。
【0176】この手順を付加することにより、サービス
プロセッサ231と設定値テーブル234とによって、
請求項23で述べた設定情報保持手段181の機能を実
現することができる。
【0177】また、設定作業プログラム235は、上述
した設定値テーブル234から各位相調整回路212お
よび各位相調整回路223に対応する設定情報を読み出
す手順と、これらの設定情報をそれぞれ対応する位相調
整回路212,223に設定する手順とから構成すれば
よい。
【0178】この設定作業プログラム235に従って、
サービスプロセッサ231が動作することにより、請求
項23で述べた読出手段182と調整制御手段126と
の機能を実現することができる。
【0179】更に、メーカー側の恒温室などにおいて、
様々な条件の元で上述したクロック信号の調整作業を実
行させ、それぞれの条件における調整結果をサービスプ
ロセッサ231内部のメモリに保持しておけば、計算機
システムの設置後に、その設置環境に適合する調整結果
を選択して、位相調整回路212,223の設定を行う
ことができる。
【0180】図23に、請求項24のクロック信号調整
装置を適用した計算機システムの実施例構成図を示す。
図23においてクロック信号調整装置は、図22に示し
たクロック信号調整装置に、感知手段183に相当する
環境センサ236を付加し、サービスプロセッサ231
が、調整作業プログラム232あるいは設定作業プログ
ラム235に従って設定情報の格納および読出を行う際
に、この環境センサ236の出力を参照する構成となっ
ている。
【0181】また、図23において、環境センサ236
は、温度測定部261と電圧測定部262とから構成さ
れており、それぞれによる測定結果をサービスプロセッ
サ231に通知する構成となっている。
【0182】この場合は、調整作業プログラム232
に、上述した設定値の格納手順に代えて、環境センサ2
36から温度および電圧値の通知を受ける手順と、通知
された温度および電圧値からなる環境情報に対応して、
各位相調整回路212および各位相調整回路223につ
いての設定情報を設定値テーブル234に格納する手順
とを付加すればよい。
【0183】この調整作業プログラム232に従ってサ
ービスプロセッサ231が動作することにより、サービ
スプロセッサ231と設定値テーブル234とによっ
て、請求項24で述べた設定情報保持手段181の機能
を実現することができる。
【0184】したがって、例えば、電源電圧値を一定と
しておき、メーカー側の恒温室などにおいて、いくつか
の代表的な環境条件として、低温(例えば摂氏0°),
通常の室温(例えば摂氏20°),高温(例えば摂氏3
0°)の状態で、上述したクロック信号の位相調整作業
を行えば、これらの温度を示す環境情報のそれぞれに適
合する設定情報が得られ、それぞれの温度条件に対応し
て、設定値テーブル234に保持することができる。ま
た、それぞれの温度条件において、電源電圧が通常の電
圧である場合と、通常の電圧よりも高い場合および低下
した場合とについて、同様にしてクロック信号の位相調
整作業を行い、温度条件と電源電圧の条件とが組み合わ
された環境情報それぞれに対応して、設定値テーブル2
34に設定情報を格納してもよい。
【0185】また、上述した設定値の読出手順に代え
て、環境センサ236から温度および電圧値の通知を受
ける手順と、通知された温度および電圧値に対応する設
定情報を設定値テーブル234から検索する手順と設定
作業プログラム235に付加することにより、請求項2
4で述べた読出手段182の機能を実現することができ
る。
【0186】ここで、設定情報の検索手順においては、
環境センサ261からの通知に応じて設定情報保持部2
34を参照し、この通知で示された環境にもっとも近い
環境に対応する設定値を選択すればよい。
【0187】このようにして、計算機システムが設置さ
れた環境に適合する設定情報に基づいて、各位相調整回
路212および各位相調整回路223に適切な設定値を
迅速に設定することができる。
【0188】また、上述したクロック信号の位相調整作
業に用いる各部の機能を利用して、クロック信号のパル
ス幅の調整を行うことも可能である。図24に、請求項
5のクロック信号調整装置の実施例の要部構成を示す。
【0189】図24において、クロック調整手段124
は、図14に示した位相調整回路223のそれぞれにパ
ルス幅調整手段127に相当する幅調整回路271を付
加した構成となっている。また、各LSI224におい
て、クロック分配回路226の第1段のインバータおよ
び一致検出回路225のインバータ251をそれぞれE
xORゲート271,272で置き換えて、反転制御信
号に応じて注目するエッジの向きを反転する構成となっ
ている。
【0190】この場合に、サービスプロセッサ231
は、反転制御信号として論理“0”を入力した状態で上
述したクロック信号の位相調整作業を行い、その後、反
転制御信号として論理“1”を入力すればよい。これに
より、クロック調整用フリップフロップ252が位相関
係を判定するエッジの向きは、下向きのエッジから上向
きのエッジに切り換えられる。すなわち、反転制御信号
によって、サービスプロセッサ231がExORゲート
271,272を制御することにより、反転手段128
の機能を実現することができる。
【0191】また、この状態でサービスプロセッサ23
1が、可変遅延回路221においてクロックパルスの幅
として適切な値に相当する遅延時間を設定することによ
り、請求項5で述べた設定手段112の機能を実現する
ことができる。
【0192】したがって、サービスプロセッサ231
が、上述した位相調整作業と同様にして、クロック調整
用フリップフロップ252の出力を監視しながら、上述
した幅調整回路271を調整することにより、クロック
信号の上向きのエッジと基準位相信号のエッジとを一致
させることが可能である。これにより、サービスプロセ
ッサ231によって幅調整制御手段129の機能を実現
し、クロック信号のパルス幅を所望の値に調整すること
ができる。
【0193】これにより、位相とともにパルス幅を調整
することができるから、クロック信号をより精密に調整
することが可能となる。
【0194】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各負荷ユ
ニットに対応して設けられた遅延手段によって発生され
る遅延時間を測定することにより、この遅延手段によっ
て特定可能な遅延時間を発生し、特定可能な遅延を有す
る基準位相信号を生成することができる。したがって、
この基準位相信号に基づいて、各負荷ユニット内部の各
負荷素子に分配されるクロック信号の位相を調整するこ
とにより、負荷ユニット内部の各負荷素子に所望の位相
差を有するクロック信号を供給することができるから、
高速のクロックで動作する高性能計算機の性能を十分に
活用することが可能となる。また、高速のクロック信号
の位相を正確に調整する技術を提供したことにより、上
述したような高性能計算機の性能を精密に評価すること
が可能となり、高性能計算機の研究開発にも貢献するこ
とができる。
【0195】特に、請求項6および請求項7で述べた構
成を採用することにより、各遅延手段による遅延時間を
簡単にしかも高精度で測定することができる。更に、請
求項8および請求項9で述べた構成を採用し、遅延手段
による遅延時間を常温あるいは室温状態で測定し、後
に、計算機システムが通常動作する温度条件に応じた補
正を行うことにより、遅延時間の差による動作条件の違
いを抑えて高精度に測定し、各ユニットあるいは各負荷
素子に所望の位相差を有するクロック信号を正確に分配
することができる。
【0196】また、請求項10および請求項11で述べ
た構成を採用し、負荷ユニット相互間の位相差の調整作
業と各負荷ユニット内部における各負荷素子相互間の位
相差の調整作業とをそれぞれ独立に行うことにより、各
負荷ユニットへの配線長のばらつきなどにかかわらず、
各負荷ユニットに各負荷素子に分配されるクロック信号
の位相を確実にそれぞれの所望の値とすることができ
る。
【0197】また、請求項13ないし請求項17で述べ
た構成を採用することにより、基準位相信号とクロック
信号との位相の一致点をより精密に検出することが可能
となるから、クロック信号の位相をより高精度に調整す
ることができる。
【0198】また、請求項18ないし請求項22で述べ
た構成を採用することにより、負荷ユニットの特徴に柔
軟に対応しながらクロック信号の位相を高精度で調整す
ることができる。
【0199】更に、請求項23および請求項24に述べ
た構成を採用すれば、クロック信号の調整作業の結果が
設定情報として保持されているので、この設定情報に基
づいて、クロック調整手段を設定することにより、クロ
ック信号の調整作業を行った場合と同等な調整結果を得
ることができるから、利用者の手間を省くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック信号調整方法の原理を示す図
である。
【図2】請求項2および請求項3のクロック信号調整方
法の原理を示す図である。
【図3】請求項4のクロック信号調整装置の原理ブロッ
ク図である。
【図4】請求項5のクロック信号調整装置の原理ブロッ
ク図である。
【図5】請求項6ないし請求項9のクロック信号調整装
置の要部を示す図である。
【図6】請求項10および請求項11のクロック信号調
整装置の要部を示す図である。
【図7】請求項12のクロック信号調整装置の要部を示
す図である。
【図8】請求項13および請求項14のクロック信号調
整装置の要部を示す図である。
【図9】請求項15および請求項16のクロック信号調
整装置の要部を示す図である。
【図10】請求項17のクロック信号調整装置の要部を
示す図である。
【図11】請求項18および請求項19のクロック信号
調整装置の要部を示す図である。
【図12】請求項21および請求項22のクロック信号
調整装置の要部を示す図である。
【図13】請求項23および請求項24のクロック信号
調整装置の要部を示す図である。
【図14】請求項4のクロック信号調整装置を適用した
計算機システムの実施例構成図である。
【図15】可変遅延回路の詳細構成図である。
【図16】基準位相生成回路および一致検出回路の詳細
構成図である。
【図17】一致検出回路の動作を説明するタイミング図
である。
【図18】クロック分配回路の詳細構成図である。
【図19】請求項22のクロック信号調整装置の実施例
構成図である。
【図20】請求項22のクロック信号調整装置の別実施
例構成図である。
【図21】微調整回路の例を示す図である。
【図22】請求項23のクロック信号調整装置の実施例
構成図である。
【図23】請求項24のクロック信号調整装置の実施例
構成図である。
【図24】請求項5のクロック信号調整装置の実施例構
成図である。
【符号の説明】
110 クロック発生ユニット 111 遅延測定手段 112 設定手段 113 帰還回路 114 単一パルス発生手段 115 周波数測定手段 116 遅延算出手段 120 負荷ユニット 121 負荷素子 122,131,135,136,144,145 遅
延手段 123 基準位相生成手段 124 クロック調整手段 125 一致判定手段 126 調整制御手段 127 パルス幅調整手段 128 反転手段 129 幅調整制御手段 132 遅延変更手段 133,163,165 検出手段 134 補正手段 137 遅延設定手段 138 遅延調整手段 141 遅延素子 142 遅延回路 143 セレクタ 151 フリップフロップ回路 152,162 停止手段 153 出力回路 161 フリップフロップ 164 遅延変更手段 166 調整指示作成手段 171 LSI素子 172 基準位相分配網 173 クロック分配網 174,175 バッファ素子 176 内部分配網 181 設定情報保持手段 182 読出手段 183 感知手段 210 クロックユニット 211 水晶発振子 212,223 位相調整回路 213,227,249 セレクタ 214 遅延回路 215 波形整形回路 216 単一パルス生成回路 217 周波数カウンタ 220 ユニット 221 可変遅延回路 222 基準位相生成回路 224 LSI 225 一致検出回路 226 クロック分配回路 228 微調整回路 231 サービスプロセッサ 232 調整作業プログラム 233 遅延時間テーブル 234 設定値テーブル 235 設定作業プログラム 236 環境センサ 241 フリップフロップ 242,243,246,247,251,253,2
55,258 インバータ 244,254,256,257 NANDゲート 245 出力ゲート回路 248 配線負荷 252 クロック調整用フリップフロップ 261 温度測定部 262 電圧測定部 271 幅調整回路 272,273 ExORゲート

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック発生ユニットから複数の負荷ユ
    ニットにクロック信号を分配する構成であり、前記負荷
    ユニットのそれぞれは、入力されるクロック信号に同期
    して動作する少なくとも1つの負荷素子を備えた構成で
    ある情報処理装置において、 入力される選択指示に対応する遅延を入力信号に与える
    遅延手段を前記複数の負荷ユニットのそれぞれに対応し
    て設けておき、 予想されるすべての選択指示を前記各負荷ユニットに対
    応する前記遅延手段のそれぞれに順次に入力しながら、
    前記選択指示のそれぞれに対応して前記遅延手段による
    遅延時間をそれぞれ測定し、 前記測定結果に基づいて、設定すべき遅延時間に対応す
    る選択指示を前記各負荷ユニットに対応する前記遅延手
    段にそれぞれ入力し、 前記各遅延手段の出力に基づいて所定の位相ずれを有す
    る基準位相信号をそれぞれ発生し、 前記基準位相信号の位相に基づいて、前記各負荷ユニッ
    トの前記少なくとも1つの負荷素子に分配されるクロッ
    ク信号の位相を調整することを特徴とするクロック信号
    調整方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクロック信号調整方法
    において、 前記各負荷ユニットに対応する前記遅延手段のそれぞれ
    を含むループを形成し、 前記ループのそれぞれに単一パルスを送出した際の発振
    周波数に基づいて、前記各負荷ユニットに対応する前記
    遅延手段による遅延時間を測定することを特徴とするク
    ロック信号調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクロック信号調整方法
    において、 前記各負荷ユニットに対応する前記遅延手段で生成され
    る遅延時間よりも大きい遅延時間を発生する別の遅延手
    段を含んでループを形成し、 前記ループのそれぞれに単一パルスを送出した際の発振
    周波数に基づいて、前記各負荷ユニットに対応する前記
    遅延手段による遅延時間を測定し、 前記遅延手段による遅延時間を変えながら、基準位相信
    号の位相とクロック信号の位相とが一致する遅延時間を
    少なくとも2つ検出し、 検出した遅延時間の差とクロック信号の周期とに基づい
    て、前記遅延手段による遅延時間の測定値の補正を行う
    ことを特徴とするクロック信号調整方法。
  4. 【請求項4】 クロック発生ユニット(110)から複
    数の負荷ユニット(120)にクロック信号を分配し、
    前記各負荷ユニット(120)の内部において、前記ク
    ロック信号を少なくとも1つの負荷素子(121)のそ
    れぞれに分配して駆動する構成の情報処理装置のクロッ
    ク信号調整装置において、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応し
    て設けられ、入力される選択指示に対応する遅延を入力
    信号に与える遅延手段(122)と、 前記複数の遅延手段(122)のそれぞれについて、予
    想される設定指示のそれぞれに対応する遅延時間を測定
    する遅延測定手段(111)と、 位相調整指示の入力に応じて、前記遅延測定手段(11
    1)による測定結果に基づいて、前記各負荷ユニット
    (120)について指定された遅延時間に対応する選択
    指示を作成して該当する前記遅延手段(122)に送出
    する設定手段(112)と、 対応する前記遅延手段(122)を介して入力されるク
    ロック信号に基づいて、前記遅延手段(122)に設定
    された遅延時間に相当する位相ずれを有する基準位相信
    号を生成する基準位相生成手段(123)と、 前記クロック発生ユニット(110)から対応する前記
    負荷ユニット(120)に対して分配されたクロック信
    号の入力を受け、入力される調整指示に対応する遅延を
    前記クロック信号に与えることにより、前記クロック信
    号の位相を調整し、内部クロック信号として対応する負
    荷ユニット(120)の前記各負荷素子(121)に送
    出するクロック調整手段(124)と、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応し
    て設けられ、対応する前記基準位相信号の位相および前
    記内部クロック信号の位相とが一致しているか否かを判
    定する一致判定手段(125)と、 前記位相調整指示の入力に応じて動作し、対応する前記
    一致判定手段(125)による判定結果に応じて前記調
    整指示を作成して、前記クロック調整手段(124)に
    送出する調整制御手段(126)とを備えた構成である
    ことを特徴とするクロック信号調整装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のクロック信号調整装置
    において、 前記設定手段(112)は、位相調整指示に応じて、前
    記遅延測定手段(111)による測定結果に基づいて、
    前記各負荷ユニット(120)について指定された遅延
    時間に対応する選択指示を作成して該当する遅延手段
    (122)に送出するとともに、幅調整指示の入力に応
    じて、前記測定結果に基づいて、指定された幅に対応す
    る選択指示を作成して該当する前記遅延手段(122)
    に送出する構成であり、 前記複数のクロック調整手段(124)は、前記幅調整
    指示に応じて動作し、入力される幅変更指示に応じて、
    前記内部クロック信号のパルス幅を変更して内部クロッ
    ク信号として出力するパルス幅調整手段(127)を備
    えた構成であり、 前記複数の一致判定手段(125)は、 前記幅調整指示の入力に応じて、前記基準位相信号と前
    記内部クロック信号との論理状態を反転する反転手段
    (128)を備え、 前記反転手段(128)によって反転された前記基準位
    相信号の位相および前記内部クロック信号の位相とが一
    致しているか否かを判定する構成であり、 前記複数の調整制御手段(126)は、前記幅調整指示
    の入力に応じて動作し、対応する前記一致判定手段(1
    25)による判定結果に応じて前記幅変更指示を作成
    し、前記パルス幅調整手段(127)に送出する幅調整
    制御手段(129)を備えた構成であることを特徴とす
    るクロック信号調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のクロック信号調整装置
    において、 遅延測定手段(111)は、 前記複数の負荷ユニット(120)に対応する前記遅延
    手段(122)を含むループをそれぞれ形成する帰還回
    路(113)と、 前記帰還回路(113)によって形成されたループのそ
    れぞれに単一パルスを送出する単一パルス発生手段(1
    14)と、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応す
    るループについて、前記単一パルスによる発振周波数を
    測定する周波数測定手段(115)と、 前記周波数測定手段(115)による測定結果に基づい
    て、前記ループのそれぞれに含まれている前記遅延手段
    (122)による遅延時間を算出する遅延算出手段(1
    16)とを備えた構成であることを特徴とするクロック
    信号調整装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のクロック信号調整装置
    において、 前記周波数測定手段(115)は、前記複数の負荷ユニ
    ット(120)のそれぞれについて、対応する前記遅延
    手段(122)に設定された異なる遅延時間毎に前記発
    振周波数をそれぞれ複数回ずつ測定し、複数の発振周波
    数の平均値を測定結果として遅延算出手段(116)に
    送出する構成であることを特徴とするクロック信号調整
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のクロック信号調整装置
    において、 前記帰還回路(113)は、前記複数の遅延手段(12
    2)それぞれによる遅延時間よりも大きい遅延を与える
    別の遅延手段(131)を備えた構成であり、 前記遅延算出手段(116)は、 少なくとも前記クロック信号の1周期に相当する範囲
    で、前記複数の遅延手段(122)のそれぞれが与える
    遅延時間を変化させる遅延変更手段(132)と、 前記遅延変更手段(132)から前記各遅延手段(12
    2)による遅延時間に関する情報が入力されており、前
    記各負荷ユニット(120)に対応する一致判定手段
    (125)で得られる判定結果に基づいて、前記クロッ
    ク信号の位相と前記基準位相信号の位相とが一致したと
    きの該当する前記遅延手段(122)による遅延時間を
    複数個ずつそれぞれ検出する検出手段(133)と、 前記検出手段(133)で得られた複数の遅延時間相互
    の差と前記クロック信号の周期とに基づいて、前記周波
    数測定手段(115)で得られた周波数から求めた遅延
    時間の測定結果を補正する補正手段(134)とを備え
    た構成であることを特徴とするクロック信号調整装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のクロック信号調整装置
    において、 前記遅延変更手段(132)は、前記複数の遅延手段
    (122)のそれぞれに対する遅延時間の変更処理を複
    数回繰り返す構成であり、 前記検出手段(133)は、前記複数の負荷ユニット
    (120)について、遅延時間の変化の繰り返し回数に
    相当する数の遅延時間の組をそれぞれ検出し、得られた
    複数組の遅延時間を検出結果として補正手段(134)
    に送出する構成であり、 前記補正手段(134)は、前記複数組の遅延時間のそ
    れぞれから遅延時間相互の差を求め、これらの差の平均
    値と前記クロック信号の周期とに基づいて、前記遅延時
    間を補正する構成であることを特徴とするクロック信号
    調整装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数のクロック調整手段(124)は、 前記調整指示に応じた遅延を入力信号に与えて、前記内
    部クロック信号として出力する遅延手段(135)と、 前記クロック発生ユニット(110)からの前記クロッ
    ク信号に変更可能な遅延を与えて、前記少なくとも1つ
    の遅延手段(135)および対応する前記遅延手段(1
    22)に送出する遅延手段(136)とを備えたであ
    り、 前記帰還回路(113)は、前記各遅延手段(122)
    とともに対応する前記遅延手段(136)を含んだルー
    プをそれぞれ形成する構成であり、 前記複数の調整制御手段(126)は、 対応する前記遅延手段(122)に対して、所定の遅延
    時間に対応する選択指示を送出する遅延設定手段(13
    7)と、 対応する前記遅延手段(122)および前記遅延手段
    (136)を含むループについて、前記周波数測定手段
    (115)によって得られる発振周波数に基づいて、対
    応する前記遅延手段(136)による遅延時間を調整す
    る遅延調整手段(138)とを備えた構成であることを
    特徴とするクロック信号調整装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記遅延設定手段(137)は、対応する前記負荷ユニ
    ット(120)について指定された位相と所定の標準遅
    延時間との和に相当する遅延時間に対応する選択指示を
    該当する前記遅延手段(122)に送出する構成である
    ことを特徴とするクロック信号調整装置。
  12. 【請求項12】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数の遅延手段(122)は、 それぞれが所定の遅延を発生する複数の遅延素子(14
    1)を直列に接続した遅延回路(142)と、 入力される前記選択指示に応じて、前記複数の遅延素子
    (141)の出力のいずれかを有効として出力するセレ
    クタ(143)とを備えた構成であることを特徴とする
    クロック信号調整装置。
  13. 【請求項13】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数の調整制御手段(126)は、前記位相調整指
    示の入力に応じて、所定のタイミングで論理状態が変化
    する起動信号を対応する前記基準位相生成手段(12
    3)に送出する構成であり、 前記複数の基準位相生成手段(123)は、 複数のフリップフロップから形成されており、対応する
    前記遅延手段(122)から入力される前記クロック信
    号に同期して、第1段のフリップフロップに入力される
    前記起動信号の状態を最終段のフリップフロップまで順
    次に伝達するフリップフロップ回路(151)と、 前記フリップフロップ回路(151)の最終段のフリッ
    プフロップの状態変化に応じて、前記最終段のフリップ
    フロップの動作を停止する停止手段(152)と、 前記フリップフロップ回路(151)の出力を基準位相
    信号として出力する出力回路(153)とを備えた構成
    であることを特徴とするクロック信号調整装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記複数の基準位相生成手段123のそれぞれに備えら
    れた前記出力回路(153)は、前記基準位相信号とし
    て、対応する前記一致判定手段(125)が一致判定の
    際に注目する前記クロック信号のエッジと同じ向きのエ
    ッジを有する信号を出力する構成であることを特徴とす
    るクロック信号調整装置。
  15. 【請求項15】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数の一致判定手段(125)は、 入力される前記内部クロック信号の所定のエッジに同期
    して、前記基準位相信号の論理状態を取り込むフリップ
    フロップ(161)と、 前記基準位相信号の論理状態の変化から所定の時間後
    に、前記フリップフロップ(161)に対して動作の停
    止を指示する停止手段(162)とを備えた構成である
    ことを特徴とするクロック信号調整装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記複数の調整制御手段(126)は、前記内部クロッ
    ク信号と前記基準位相信号との位相関係の変化に応じ
    て、前記フリップフロップ(161)の出力が、所定の
    幅以上の位相差に対応して所定の第1論理状態が保たれ
    た後に、別の所定の第2論理状態に変化し、更に所定の
    幅以上の位相差に対応して元の第1論理状態が保たれた
    ときに、前記第2論理状態に変化した位相差に対応する
    遅延時間を検出する検出手段(163)を備えた構成で
    あることを特徴とするクロック信号調整装置。
  17. 【請求項17】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数の調整制御手段(126)は、 対応する前記クロック調整手段(124)に前記調整指
    示を送出し、対応する前記クロック調整手段(124)
    による遅延時間を所定の範囲で変更する処理を少なくと
    も1回行う遅延変更手段(164)と、 対応する前記一致判定手段(125)による判定結果と
    前記調整指示とに基づいて、前記クロック信号と前記基
    準位相信号との位相を一致させる遅延時間を検出する検
    出手段(165)と、 前記遅延変更手段(164)による遅延時間の変更処理
    ごとに、前記検出手段(165)によって検出された少
    なくとも1つの遅延時間を集計し、前記少なくとも1つ
    の遅延時間の平均値に対応する調整指示を最終的な調整
    指示として作成し、対応する前記クロック調整手段(1
    24)に送出する調整指示作成手段(166)とを備え
    た構成であることを特徴とするクロック信号調整装置。
  18. 【請求項18】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数の負荷ユニット(120)に備えられた前記少
    なくとも1つの負荷素子(121)は、前記一致判定手
    段(125)をそれぞれ自身の内部に設けた構成であ
    り、 前記複数のクロック調整手段(124)は、対応する負
    荷ユニット(120)に備えられた前記各負荷素子(1
    21)に対応して、それぞれに入力される調整指示に応
    じた遅延を前記クロック信号に与えて内部クロック信号
    として出力する遅延回路(144)を備えた構成であ
    り、 前記複数の調整制御手段(126)は、対応する前記負
    荷ユニット(120)に備えられた前記各負荷素子(1
    21)に対応する前記一致判定手段(125)による判
    定結果に応じて、対応する前記遅延回路(144)に入
    力する調整指示をそれぞれ作成して送出する構成であ
    り、 前記複数の負荷ユニット(120)は、 対応する前記遅延手段(122)と前記基準位相生成手
    段123と前記クロック調整手段(124)とを集積
    し、前記少なくとも1つの負荷素子(121)のそれぞ
    れに送出される前記内部クロック信号および前記基準位
    相信号のそれぞれに対応する少なくとも1つのクロック
    端子および少なくとも1つの基準信号端子を有するLS
    I素子(171)と、 前記少なくとも1つの基準信号端子から出力される前記
    基準位相信号を対応する前記負荷素子(121)のそれ
    ぞれに伝達する基準位相分配網(172)と、 前記少なくとも1つのクロック端子から出力される前記
    内部クロック信号を対応する前記負荷素子(121)に
    それぞれ伝達するクロック分配網(173)とを備えた
    構成であることを特徴とするクロック信号調整装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応す
    る前記LSI素子(171)は、 前記少なくとも1つの基準信号端子のそれぞれに対応し
    て、前記基準位相信号を送出するための出力電流を確保
    する少なくとも1つのバッファ素子(174)を備え、 前記少なくとも1つのバッファ素子(174)の出力端
    子を短絡した構成であり、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応す
    る前記基準位相分配網(172)は、前記各基準信号端
    子と対応する前記負荷素子(121)とのあいだの配線
    を等長配線とした構成であることを特徴とするクロック
    信号調整装置。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応す
    る前記基準位相分配網(172)は、前記少なくとも1
    つの基準信号端子と対応する前記負荷素子(121)と
    の間の配線を少なくとも1か所で短絡した構成であるこ
    とを特徴とするクロック信号調整装置。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに対応す
    る前記LSI素子(171)は、 対応する前記少なくとも1つの負荷素子(121)のう
    ち少なくとも1つに前記基準位相信号を出力するために
    必要な出力電流を確保し、対応する前記基準信号端子を
    介して送出する少なくとも1つのバッファ素子(17
    5)を備えた構成であることを特徴とするクロック信号
    調整装置。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載のクロック信号調整
    装置において、 前記複数の負荷ユニット(120)のそれぞれに備えら
    れた前記少なくとも1つの負荷素子(121)は、 入力される前記内部クロック信号を前記負荷素子(12
    1)内部に設けられた複数のフリップフロップ素子のそ
    れぞれに分配する少なくとも1つの内部分配網(17
    6)を備え、 前記各負荷素子(121)内部に設けられた前記一致判
    定手段(125)は、前記少なくとも1つの内部分配網
    (176)のそれぞれを介して入力される内部クロック
    信号それぞれと前記基準位相信号との位相が一致してい
    るか否かを判定する構成であり、 前記複数のクロック調整手段(124)は、対応する前
    記負荷ユニット(120)に備えられた前記少なくとも
    1つの負荷素子(121)それぞれの内部の前記各内部
    分配網(176)に対応して、それぞれに入力される調
    整指示に応じた遅延を前記クロック信号に与えて内部ク
    ロック信号として出力する遅延手段(145)を備えた
    構成であり、 前記複数の調整制御手段(126)は、対応する前記負
    荷ユニット(120)内の前記各負荷素子(121)に
    設けられた前記一致判定手段(125)による前記各内
    部分配網(176)のそれぞれに対応する判定結果に応
    じて、該当する前記遅延手段(145)に入力する調整
    指示を作成して送出する構成であることを特徴とするク
    ロック信号調整装置。
  23. 【請求項23】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記複数の調整制御手段(126)による調整動作の終
    了後に、対応する前記クロック調整手段(124)に最
    終的に設定された状態に関する設定情報をそれぞれ保持
    する設定情報保持手段(181)と、 設定指示の入力に応じて、前記設定情報保持手段(18
    1)から前記設定情報を読み出して、対応する前記調整
    制御手段(126)に送出する読出手段(182)とを
    備え、 前記複数の調整制御手段(126)は、前記設定指示の
    入力に応じて、前記読出手段(182)からの設定情報
    に対応する調整指示を作成して、対応する前記クロック
    調整手段(124)に送出する構成であることを特徴と
    するクロック信号調整装置。
  24. 【請求項24】 請求項4に記載のクロック信号調整装
    置において、 前記情報処理装置の設置環境を感知する感知手段(18
    3)を備え、 前記設定情報保持手段(181)は、前記感知手段(1
    83)によって得られる前記情報処理装置の設置環境に
    関する環境情報の入力を受け、異なる環境情報のそれぞ
    れに対応して、前記設定情報を保持する構成であり、 前記読出手段(182)は、前記感知手段(183)か
    ら得られる前記環境情報に対応する設定情報を前記設定
    情報保持手段(181)から読み出す構成であることを
    特徴とするクロック信号調整装置。
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