JPH07249595A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH07249595A JPH07249595A JP6069971A JP6997194A JPH07249595A JP H07249595 A JPH07249595 A JP H07249595A JP 6069971 A JP6069971 A JP 6069971A JP 6997194 A JP6997194 A JP 6997194A JP H07249595 A JPH07249595 A JP H07249595A
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- Japan
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- semiconductor device
- ohmic
- compound semiconductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 II−VI族化合物半導体エピタキシャル結
晶からなるp型層と電極とのオーム性接触を可能とする
半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 II−VI族化合物半導体エピタキシャル結
晶からなるp型層と電極層との間に高濃度にドープした
p型オーミック層をMOCVD法により形成すること
で、MBE法などで形成した場合とアクセプタのエネル
ギー状態が違うことやトンネル電流が多く見込めること
などにより、簡単な製造方法をもって容易に両者間にオ
ーム性接触が得られる。また、p型オーミック層をも上
記p型層と同様の結晶で形成することで、p型層とp型
オーミック層との間で格子整合がとれるため結晶欠陥が
発生しない。更に、p型オーミック層をMOCVD法に
より形成することで、両層間の密着性を確保でき、その
後の熱処理を省略でき、工程が簡略化されると共に半導
体装置全体への熱による悪影響も回避できる。
晶からなるp型層と電極とのオーム性接触を可能とする
半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 II−VI族化合物半導体エピタキシャル結
晶からなるp型層と電極層との間に高濃度にドープした
p型オーミック層をMOCVD法により形成すること
で、MBE法などで形成した場合とアクセプタのエネル
ギー状態が違うことやトンネル電流が多く見込めること
などにより、簡単な製造方法をもって容易に両者間にオ
ーム性接触が得られる。また、p型オーミック層をも上
記p型層と同様の結晶で形成することで、p型層とp型
オーミック層との間で格子整合がとれるため結晶欠陥が
発生しない。更に、p型オーミック層をMOCVD法に
より形成することで、両層間の密着性を確保でき、その
後の熱処理を省略でき、工程が簡略化されると共に半導
体装置全体への熱による悪影響も回避できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上にII−VI族
化合物半導体エピタキシャル結晶からなるp型層を有す
る半導体装置の製造方法に関し、特に上記p型層と電極
層との接触部分に特徴を有する半導体装置の製造方法に
関するものである。
化合物半導体エピタキシャル結晶からなるp型層を有す
る半導体装置の製造方法に関し、特に上記p型層と電極
層との接触部分に特徴を有する半導体装置の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体のエピタキシャル結晶成長
法としては主として分子線エピタキシー法(以下、本明
細書ではMBE法と略記する)が良く知られている。
法としては主として分子線エピタキシー法(以下、本明
細書ではMBE法と略記する)が良く知られている。
【0003】一方、II−VI族のエピタキシャル結晶
として砒化ガリウム(GaAs)基板上へセレン化亜鉛
(ZnSe)の結晶を成長させ、更にドーパントとして
窒素(N)を導入して青色レーザを得るためのp型結晶
を形成する方法や装置が近年注目されており、特開昭6
2−88329号公報にはその一例が開示されている。
また、米国のDePuydtらによれば、MBE法にて
rfプラズマ励起セルにより活性窒素ビームを発生さ
せ、1018cm-3台の窒素ドーピングを実現する方法が
提案されており(Appl.Phys.Lett.57,2127(1991)参
照)、これにより低抵抗のp型結晶が得られることが示
唆されている。
として砒化ガリウム(GaAs)基板上へセレン化亜鉛
(ZnSe)の結晶を成長させ、更にドーパントとして
窒素(N)を導入して青色レーザを得るためのp型結晶
を形成する方法や装置が近年注目されており、特開昭6
2−88329号公報にはその一例が開示されている。
また、米国のDePuydtらによれば、MBE法にて
rfプラズマ励起セルにより活性窒素ビームを発生さ
せ、1018cm-3台の窒素ドーピングを実現する方法が
提案されており(Appl.Phys.Lett.57,2127(1991)参
照)、これにより低抵抗のp型結晶が得られることが示
唆されている。
【0004】このとき、例えばMBE法でZnSe等の
II−VI族のエピタキシャル結晶からなるp型層を形
成した場合、このp型層とその上層に形成される金(A
u)などの電極との間の界面電位障壁が大きく(2V〜
10V程度)、オーム性接触が得られず、その電気的特
性が低下することが考えられる。この問題は、MOMB
E法やCBE法を用いた場合にも同様に生じる。
II−VI族のエピタキシャル結晶からなるp型層を形
成した場合、このp型層とその上層に形成される金(A
u)などの電極との間の界面電位障壁が大きく(2V〜
10V程度)、オーム性接触が得られず、その電気的特
性が低下することが考えられる。この問題は、MOMB
E法やCBE法を用いた場合にも同様に生じる。
【0005】そこで、例えばZnSeのp型層の上層に
テルル化亜鉛(ZnTe)とZnSeとを交互に徐々に
その厚さを変化させて積層してなる多重量子井戸構造を
形成し、その上層に電極層を形成する方法が提案されて
いる(F.Hiei et al.Electron Lett.29,878(1993)参
照)。
テルル化亜鉛(ZnTe)とZnSeとを交互に徐々に
その厚さを変化させて積層してなる多重量子井戸構造を
形成し、その上層に電極層を形成する方法が提案されて
いる(F.Hiei et al.Electron Lett.29,878(1993)参
照)。
【0006】しかしながら、ZnSeとZnTeとはそ
の格子定数が異なることによる格子不整合(7%程度)
が生じることから、多重量子井戸構造を形成する場合に
各層間に応力による歪みが生じて結晶欠陥発生の原因と
なり、その耐久性が問題となるばかりでなく、多重量子
井戸構造は複雑であり、形成が厄介であることから量産
することが困難であると云う問題もあった。
の格子定数が異なることによる格子不整合(7%程度)
が生じることから、多重量子井戸構造を形成する場合に
各層間に応力による歪みが生じて結晶欠陥発生の原因と
なり、その耐久性が問題となるばかりでなく、多重量子
井戸構造は複雑であり、形成が厄介であることから量産
することが困難であると云う問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、II−VI族化合物半導体エピタキシャル結
晶からなるp型層と電極とのオーム性接触を可能とする
半導体装置の製造方法を提供することにある。
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、II−VI族化合物半導体エピタキシャル結
晶からなるp型層と電極とのオーム性接触を可能とする
半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、基板上にII−VI族化合物半導体エピタキシ
ャル結晶からなるp型層を形成する過程と、有機金属化
学蒸着(MOCVD)法により、前記p型層の上層に高
濃度にドープしたp型オーミック層を形成する過程と、
前記p型オーミック層の上層に電極層を形成する過程と
をこの順番に有することを特徴とする半導体装置の製造
方法を提供することにより達成される。
よれば、基板上にII−VI族化合物半導体エピタキシ
ャル結晶からなるp型層を形成する過程と、有機金属化
学蒸着(MOCVD)法により、前記p型層の上層に高
濃度にドープしたp型オーミック層を形成する過程と、
前記p型オーミック層の上層に電極層を形成する過程と
をこの順番に有することを特徴とする半導体装置の製造
方法を提供することにより達成される。
【0009】
【作用】このように、II−VI族化合物半導体エピタ
キシャル結晶からなるp型層と電極層との間に高濃度に
ドープしたp型オーミック層をMOCVD法により形成
することで、MBE法などで形成した場合とアクセプタ
のエネルギー状態が違うことや炭素を結晶内に含むよう
になることによりトンネル電流が多く見込めるようにな
ることなどにより両者間にオーム性接触が得られる。ま
た、p型オーミック層をも上記p型層と同様のII−V
I族化合物半導体エピタキシャル結晶で形成すること
で、もとのp型層とp型オーミック層との間で格子整合
がとれるため結晶欠陥が発生することもない。更に、M
OCVD法により形成したp型オーミック層の表面はM
BE法などで形成した場合よりも電極層蒸着時の密着性
が良く、その後の熱処理を省略できるため、工程が簡略
化でき、半導体装置全体への熱による悪影響も回避でき
る。
キシャル結晶からなるp型層と電極層との間に高濃度に
ドープしたp型オーミック層をMOCVD法により形成
することで、MBE法などで形成した場合とアクセプタ
のエネルギー状態が違うことや炭素を結晶内に含むよう
になることによりトンネル電流が多く見込めるようにな
ることなどにより両者間にオーム性接触が得られる。ま
た、p型オーミック層をも上記p型層と同様のII−V
I族化合物半導体エピタキシャル結晶で形成すること
で、もとのp型層とp型オーミック層との間で格子整合
がとれるため結晶欠陥が発生することもない。更に、M
OCVD法により形成したp型オーミック層の表面はM
BE法などで形成した場合よりも電極層蒸着時の密着性
が良く、その後の熱処理を省略できるため、工程が簡略
化でき、半導体装置全体への熱による悪影響も回避でき
る。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面に従って本発明の好適実施
例について説明する。
例について説明する。
【0011】図1は本発明の方法により製造された半導
体レーザ装置の要部断面図である。砒化ガリウム(Ga
As)基板1上にはn型ZnSeのバッファ層2と、n
型ZnSSeのクラッド層3と、CdZnSeからなる
活性層4と、p型ZnSSeのクラッド層5と、高濃度
ドープp型ZnSe層6とがこの順番にMBE法により
形成され、積層されている。また、高濃度ドープp型Z
nSe層6の上層にはMOCVD法によりp型オーミッ
クZnSe層7が積層され、更にその上層にはAu電極
層8が蒸着により形成されている。尚、GaAs基板1
の裏面側にはAu/Ge(ゲルマニウム)電極層9が形
成されている。尚、上記した各n型層のドーパントには
塩素(Cl)を用いp型層のドーパントには窒素(N)
を用いた。
体レーザ装置の要部断面図である。砒化ガリウム(Ga
As)基板1上にはn型ZnSeのバッファ層2と、n
型ZnSSeのクラッド層3と、CdZnSeからなる
活性層4と、p型ZnSSeのクラッド層5と、高濃度
ドープp型ZnSe層6とがこの順番にMBE法により
形成され、積層されている。また、高濃度ドープp型Z
nSe層6の上層にはMOCVD法によりp型オーミッ
クZnSe層7が積層され、更にその上層にはAu電極
層8が蒸着により形成されている。尚、GaAs基板1
の裏面側にはAu/Ge(ゲルマニウム)電極層9が形
成されている。尚、上記した各n型層のドーパントには
塩素(Cl)を用いp型層のドーパントには窒素(N)
を用いた。
【0012】ここで、p型オーミックZnSe層7は、
MOCVD法により、結晶成長温度300℃、成長圧力
76torrとし、原料ガスとしてジメチル亜鉛を6×
10-5mol/min、ジメチルセレンを1.2×10
-4mol/min、t−ブチルアミンを6×10-5mo
l/min、キャリアガスとしてH2をl/minとし
て超高圧水銀ランプを基板1に照射しつつ結晶成長速度
を2.5μm/hに制御し、膜厚が2000オングスト
ローム、キャリア(窒素)濃度が2×1018cm-3とな
るようにして形成した。
MOCVD法により、結晶成長温度300℃、成長圧力
76torrとし、原料ガスとしてジメチル亜鉛を6×
10-5mol/min、ジメチルセレンを1.2×10
-4mol/min、t−ブチルアミンを6×10-5mo
l/min、キャリアガスとしてH2をl/minとし
て超高圧水銀ランプを基板1に照射しつつ結晶成長速度
を2.5μm/hに制御し、膜厚が2000オングスト
ローム、キャリア(窒素)濃度が2×1018cm-3とな
るようにして形成した。
【0013】尚、実際には膜厚を10オングストローム
〜2000オングストロームの間で印加電圧などにより
設定して良く、またキャリアとしての窒素濃度が1×1
016cm-3〜1×1019cm-3の間となるように設定し
て良い。
〜2000オングストロームの間で印加電圧などにより
設定して良く、またキャリアとしての窒素濃度が1×1
016cm-3〜1×1019cm-3の間となるように設定し
て良い。
【0014】また、Au電極層8はp型オーミックZn
Se層7の表面に蒸着により成膜させた。ここで、MO
CVD法により形成したp型オーミック層の表面はMB
E法などで形成した場合よりも電極層蒸着時の密着性が
良く、その後の熱処理を行わなくてもと共に両層間の密
着性を確保できる。
Se層7の表面に蒸着により成膜させた。ここで、MO
CVD法により形成したp型オーミック層の表面はMB
E法などで形成した場合よりも電極層蒸着時の密着性が
良く、その後の熱処理を行わなくてもと共に両層間の密
着性を確保できる。
【0015】このようにして製造された半導体装置で
は、特に従来界面電位障壁が大きかったp型ZnSSe
クラッド層5とAu電極層8との間にp型オーミックZ
nSe層7が介在して両層間のオーム性接触が可能とな
る。また、p型ZnSSeクラッド層5とp型オーミッ
クZnSe層7との間に高濃度ドープp型ZnSe層6
を介在させることで、これらの層の間の界面電位障壁が
小さくなる。
は、特に従来界面電位障壁が大きかったp型ZnSSe
クラッド層5とAu電極層8との間にp型オーミックZ
nSe層7が介在して両層間のオーム性接触が可能とな
る。また、p型ZnSSeクラッド層5とp型オーミッ
クZnSe層7との間に高濃度ドープp型ZnSe層6
を介在させることで、これらの層の間の界面電位障壁が
小さくなる。
【0016】尚、本実施例ではn型ZnSeのバッファ
層2と、n型ZnSSeのクラッド層3と、CdZnS
eからなる活性層4と、p型ZnSSeのクラッド層5
と、高濃度ドープp型ZnSe層6とをMBE法により
形成したが、MOMBE法やCBE法を用いても同様で
あることは云うまでもない。また、本実施例では高濃度
ドープp型層の結晶成長温度を300℃としたが、他の
条件の許容する範囲で100℃〜400℃の間で任意に
設定して良い。更に、本実施例では高濃度ドープp型層
及びp型オーミックZnSe層7を形成する原料に、I
I族元素としてZnを用い、VI族元素としてSeを用
いたが、II族元素としてカドミウム(Cd)、亜鉛
(Zn)、マグネシウム(Mg)マンガン(Mn)のい
ずれか、VI族元素として硫黄(S)、セレン(S
e)、テルル(Te)の中から所望に応じて選択した原
料を用いて形成しても同様な結果が得られる。但し、格
子定数の問題から高濃度ドープp型層とp型オーミック
層とは同じ原料を用いることが望ましい。加えて、本実
施例では結晶成長基板として砒化ガリウム(GaAs)
基板を用いたが、ZnSeやGaP或いは砒化ガリウム
(GaAs)基板上に適宜な薄膜結晶(例えばエピタキ
シャル結晶成長させた砒化ガリウム膜など)を形成させ
たものであっても良く、電極はAu以外に白金(P
t)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、パラジウ
ム(Pd)またはこれらを組み合わせた積層膜あるいは
合金などを用いても良い。
層2と、n型ZnSSeのクラッド層3と、CdZnS
eからなる活性層4と、p型ZnSSeのクラッド層5
と、高濃度ドープp型ZnSe層6とをMBE法により
形成したが、MOMBE法やCBE法を用いても同様で
あることは云うまでもない。また、本実施例では高濃度
ドープp型層の結晶成長温度を300℃としたが、他の
条件の許容する範囲で100℃〜400℃の間で任意に
設定して良い。更に、本実施例では高濃度ドープp型層
及びp型オーミックZnSe層7を形成する原料に、I
I族元素としてZnを用い、VI族元素としてSeを用
いたが、II族元素としてカドミウム(Cd)、亜鉛
(Zn)、マグネシウム(Mg)マンガン(Mn)のい
ずれか、VI族元素として硫黄(S)、セレン(S
e)、テルル(Te)の中から所望に応じて選択した原
料を用いて形成しても同様な結果が得られる。但し、格
子定数の問題から高濃度ドープp型層とp型オーミック
層とは同じ原料を用いることが望ましい。加えて、本実
施例では結晶成長基板として砒化ガリウム(GaAs)
基板を用いたが、ZnSeやGaP或いは砒化ガリウム
(GaAs)基板上に適宜な薄膜結晶(例えばエピタキ
シャル結晶成長させた砒化ガリウム膜など)を形成させ
たものであっても良く、電極はAu以外に白金(P
t)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、パラジウ
ム(Pd)またはこれらを組み合わせた積層膜あるいは
合金などを用いても良い。
【0017】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明に基づく半導体装置の製造方法によれば、II−V
I族化合物半導体エピタキシャル結晶からなるp型層と
オーミック電極層との間に高濃度にドープしたp型オー
ミック層をMOCVD法により形成することで、MBE
法などで形成した場合とアクセプタのエネルギー状態が
違うことやトンネル電流が多く見込めることなどによ
り、簡単な製造方法及び単純な構造で容易に両者間にオ
ーム性接触が得られる。また、p型オーミック層をも上
記p型層と同様のII−VI族化合物半導体エピタキシ
ャル結晶で形成することで、もとのp型層とp型オーミ
ック層との間で格子整合がとれるため結晶欠陥が発生す
ることもない。更に、本発明が適用される半導体装置は
300℃、5minを超える熱処理は望ましくないが、
p型オーミック層をMOCVD法により形成すること
で、両層間の密着性を確保でき、その後の熱処理(通常
400℃、1〜2min)を省略でき、工程が簡略化さ
れると共に半導体装置全体への熱による悪影響も回避で
きる。以上のことから、電気的特性が良く信頼性の高い
半導体装置が歩留まり良く製造できる。
発明に基づく半導体装置の製造方法によれば、II−V
I族化合物半導体エピタキシャル結晶からなるp型層と
オーミック電極層との間に高濃度にドープしたp型オー
ミック層をMOCVD法により形成することで、MBE
法などで形成した場合とアクセプタのエネルギー状態が
違うことやトンネル電流が多く見込めることなどによ
り、簡単な製造方法及び単純な構造で容易に両者間にオ
ーム性接触が得られる。また、p型オーミック層をも上
記p型層と同様のII−VI族化合物半導体エピタキシ
ャル結晶で形成することで、もとのp型層とp型オーミ
ック層との間で格子整合がとれるため結晶欠陥が発生す
ることもない。更に、本発明が適用される半導体装置は
300℃、5minを超える熱処理は望ましくないが、
p型オーミック層をMOCVD法により形成すること
で、両層間の密着性を確保でき、その後の熱処理(通常
400℃、1〜2min)を省略でき、工程が簡略化さ
れると共に半導体装置全体への熱による悪影響も回避で
きる。以上のことから、電気的特性が良く信頼性の高い
半導体装置が歩留まり良く製造できる。
【図1】本発明に基づく製造方法により製造された半導
体レーザの要部断面図である。
体レーザの要部断面図である。
1 GaAs基板 2 n型ZnSeバッファ層 3 n型ZnSSeクラッド層 4 CdZnSe活性層 5 p型ZnSSeクラッド層 6 高濃度ドープp型ZnSe層 7 p型オーミックZnSe層 8 Au電極層 9 Au/Ge電極層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 哲哉 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵株 式会社エレクトロニクス研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上にII−VI族化合物半導体エ
ピタキシャル結晶からなるp型層を形成する過程と、 有機金属化学蒸着(MOCVD)法により、前記p型層
の上層に高濃度にドープしたp型オーミック層を形成す
る過程と、 前記p型オーミック層の上層に電極層を形成する過程と
をこの順番に有することを特徴とする半導体装置の製造
方法。 - 【請求項2】 前記II−VI族化合物半導体エピタ
キシャル結晶からなるp型層をMBE法、MOMBE法
及びCBE法のうちのいずれかの方法により形成するこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 前記p型オーミック層を、前記II−
VI族化合物半導体エピタキシャル結晶からなるp型層
と同じ元素からなるII−VI族化合物半導体エピタキ
シャル結晶により形成することを特徴とする請求項1若
しくは請求項2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記II−VI族化合物半導体エピタ
キシャル結晶からなるp型層が複数の層からなり、前記
基板側の層よりも前記p型オーミック層側の層を高濃度
にドープすることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069971A JPH07249595A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069971A JPH07249595A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249595A true JPH07249595A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13418058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069971A Withdrawn JPH07249595A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249595A (ja) |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6069971A patent/JPH07249595A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |