JPH07250024A - 無線lan装置 - Google Patents
無線lan装置Info
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- JPH07250024A JPH07250024A JP3937694A JP3937694A JPH07250024A JP H07250024 A JPH07250024 A JP H07250024A JP 3937694 A JP3937694 A JP 3937694A JP 3937694 A JP3937694 A JP 3937694A JP H07250024 A JPH07250024 A JP H07250024A
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- master station
- station device
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミリ波帯の電波を使用して親局にあるホスト
コンピュータと、複数の子局にある各パーソナルコンピ
ュータとの間で無線LANを構築するための無線LAN
装置に関し、ケーブルの敷設の煩雑さを解消し、また、
親局側の無線器の設置台数を減少させることを目的とす
る。 【構成】 親局装置2から出力された電波は、回転反射
板10で反射され、回転反射板10の回転位置によって
選択された、例えば子局装置5の反射板12へ送られ、
この反射板12で反射されて子局装置5へ届く。子局装
置5内の子局送信手段は、親局装置2からの電波の受信
レベルを検出し、検出された受信レベルが所定値を越え
ている間に、親局装置2へ送信を行わせる。回転駆動手
段11の回転速度と、親局装置2および子局装置5,8
の各アンテナの指向性とを適切に設定することにより、
回転反射板10が子局装置に対向している間に充分な通
信ができる。
コンピュータと、複数の子局にある各パーソナルコンピ
ュータとの間で無線LANを構築するための無線LAN
装置に関し、ケーブルの敷設の煩雑さを解消し、また、
親局側の無線器の設置台数を減少させることを目的とす
る。 【構成】 親局装置2から出力された電波は、回転反射
板10で反射され、回転反射板10の回転位置によって
選択された、例えば子局装置5の反射板12へ送られ、
この反射板12で反射されて子局装置5へ届く。子局装
置5内の子局送信手段は、親局装置2からの電波の受信
レベルを検出し、検出された受信レベルが所定値を越え
ている間に、親局装置2へ送信を行わせる。回転駆動手
段11の回転速度と、親局装置2および子局装置5,8
の各アンテナの指向性とを適切に設定することにより、
回転反射板10が子局装置に対向している間に充分な通
信ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク(LAN)の一部に無線伝送区間が介在する無線
LAN装置に関し、特に、ミリ波帯の電波を使用して親
局にあるホストコンピュータと、複数の子局にある各パ
ーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略称す
る)との間で無線LANを構築するための無線LAN装
置に関する。
ワーク(LAN)の一部に無線伝送区間が介在する無線
LAN装置に関し、特に、ミリ波帯の電波を使用して親
局にあるホストコンピュータと、複数の子局にある各パ
ーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略称す
る)との間で無線LANを構築するための無線LAN装
置に関する。
【0002】近年のオフィスオートメーションの発展に
伴い、LANの一部を無線で構築したいという要請が増
加している。これは、有線LANでは、オフィス内のケ
ーブル敷設の煩雑さがあることや、オフィス内のレイア
ウトの変更毎にLANのケーブル敷設の変更を強いられ
ること等に起因する。
伴い、LANの一部を無線で構築したいという要請が増
加している。これは、有線LANでは、オフィス内のケ
ーブル敷設の煩雑さがあることや、オフィス内のレイア
ウトの変更毎にLANのケーブル敷設の変更を強いられ
ること等に起因する。
【0003】
【従来の技術】従来の無線LANは、図19に示すよう
に、ホストコンピュータ200が複数の無線器201〜
203と有線で接続され、無線器201〜203は、複
数の端末のパソコン204〜206が設置された部屋の
天井に、パソコン204〜206にそれぞれ近接して配
置される。パソコン204〜206には、それぞれ無線
器208〜210が接続される。無線器201〜203
と無線器208〜210とは、互いに対応する無線器ど
うしで、微弱なVHF帯の電波を使用して無線通信を行
う。これにより、パソコン204〜206をホストコン
ピュータ200に接続するケーブルや、パソコン204
〜206どうしを接続するケーブルの敷設の必要がなく
なり、また、パソコン204〜206の設置位置に、あ
る程度の自由度が確保される。
に、ホストコンピュータ200が複数の無線器201〜
203と有線で接続され、無線器201〜203は、複
数の端末のパソコン204〜206が設置された部屋の
天井に、パソコン204〜206にそれぞれ近接して配
置される。パソコン204〜206には、それぞれ無線
器208〜210が接続される。無線器201〜203
と無線器208〜210とは、互いに対応する無線器ど
うしで、微弱なVHF帯の電波を使用して無線通信を行
う。これにより、パソコン204〜206をホストコン
ピュータ200に接続するケーブルや、パソコン204
〜206どうしを接続するケーブルの敷設の必要がなく
なり、また、パソコン204〜206の設置位置に、あ
る程度の自由度が確保される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の天井に
設置される無線器201〜203はホストコンピュータ
200にケーブルで接続される必要があるとともに、無
線器201〜203には電源ケーブルの接続も必要であ
り、天井でのケーブルの敷設の煩わしさが未だ解消され
ていない。
設置される無線器201〜203はホストコンピュータ
200にケーブルで接続される必要があるとともに、無
線器201〜203には電源ケーブルの接続も必要であ
り、天井でのケーブルの敷設の煩わしさが未だ解消され
ていない。
【0005】また、パソコン204〜206毎に対応し
てホストコンピュータ200側に複数の無線器201〜
203を設置しなければならないという問題点もあっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、ケーブルの敷設の煩雑さを解消し、また、親局側の
無線器の設置台数の減少を図った無線LAN装置を提供
することを目的とする。
てホストコンピュータ200側に複数の無線器201〜
203を設置しなければならないという問題点もあっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、ケーブルの敷設の煩雑さを解消し、また、親局側の
無線器の設置台数の減少を図った無線LAN装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、親局装置2の付近に
回転可能に設けられ、親局装置2から出力された電波を
反射して複数の子局装置5,8へ送り、また逆に、複数
の子局装置5,8からそれぞれ出力された電波を反射し
て親局装置2へ送る回転反射板10と、回転反射板10
を所定の回転速度で回転させる回転駆動手段11と、複
数の子局装置5,8にそれぞれ設けられ、親局装置2か
らの電波の受信レベルを検出し、検出された受信レベル
が所定値を越えている間に、親局装置2へ送信を行わせ
る複数の子局送信手段と、を有することを特徴とする無
線LAN装置が、提供される。
成するために、図1に示すように、親局装置2の付近に
回転可能に設けられ、親局装置2から出力された電波を
反射して複数の子局装置5,8へ送り、また逆に、複数
の子局装置5,8からそれぞれ出力された電波を反射し
て親局装置2へ送る回転反射板10と、回転反射板10
を所定の回転速度で回転させる回転駆動手段11と、複
数の子局装置5,8にそれぞれ設けられ、親局装置2か
らの電波の受信レベルを検出し、検出された受信レベル
が所定値を越えている間に、親局装置2へ送信を行わせ
る複数の子局送信手段と、を有することを特徴とする無
線LAN装置が、提供される。
【0007】また、図9に示すように、親局装置の付近
に回転可能に設けられ、親局装置から出力された電波を
方向を変えて複数の子局装置へ送り、また逆に、複数の
子局装置からそれぞれ出力された電波を方向を変えて親
局装置へ送る回転中継手段41と、回転中継手段41に
設けられ、親局装置からの受信電波および各子局装置か
らの受信電波をそれぞれ分岐する2つの分岐手段41
d,41eと、2つの分岐手段41d,41eから分岐
された親局装置からの受信電波および各子局装置からの
受信電波に基づき、親局装置および各子局装置の送信状
態を検出し、この検出結果に従い回転中継手段41の回
転を制御する回転制御手段50と、を有することを特徴
とする無線LAN装置が、提供される。
に回転可能に設けられ、親局装置から出力された電波を
方向を変えて複数の子局装置へ送り、また逆に、複数の
子局装置からそれぞれ出力された電波を方向を変えて親
局装置へ送る回転中継手段41と、回転中継手段41に
設けられ、親局装置からの受信電波および各子局装置か
らの受信電波をそれぞれ分岐する2つの分岐手段41
d,41eと、2つの分岐手段41d,41eから分岐
された親局装置からの受信電波および各子局装置からの
受信電波に基づき、親局装置および各子局装置の送信状
態を検出し、この検出結果に従い回転中継手段41の回
転を制御する回転制御手段50と、を有することを特徴
とする無線LAN装置が、提供される。
【0008】また、図12に示すように、親局装置10
1,102からの送信電波を所定方向に向けて送出し、
また逆に、親局装置101,102へ向けた前記所定方
向からの送信電波を受信する親局アンテナ手段103
と、親局装置101,102と前記所定方向とを結ぶ線
上に、複数の子局装置106,107,111,112
に対応してそれぞれ設けられ、前記線を中心とする所定
のフレネルゾーンを分割して得られた複数の分割ゾーン
A,B,C,D,Eのうちの対応の分割ゾーンに反射板
を備え、親局装置101,102から出力された電波を
反射して対応の子局装置へ送り、また逆に、対応の子局
装置から出力された電波を反射して親局装置101,1
02へ送る複数の電波反射手段114,115と、を有
することを特徴とする無線LAN装置が、提供される。
1,102からの送信電波を所定方向に向けて送出し、
また逆に、親局装置101,102へ向けた前記所定方
向からの送信電波を受信する親局アンテナ手段103
と、親局装置101,102と前記所定方向とを結ぶ線
上に、複数の子局装置106,107,111,112
に対応してそれぞれ設けられ、前記線を中心とする所定
のフレネルゾーンを分割して得られた複数の分割ゾーン
A,B,C,D,Eのうちの対応の分割ゾーンに反射板
を備え、親局装置101,102から出力された電波を
反射して対応の子局装置へ送り、また逆に、対応の子局
装置から出力された電波を反射して親局装置101,1
02へ送る複数の電波反射手段114,115と、を有
することを特徴とする無線LAN装置が、提供される。
【0009】また、図18に示すように、親局装置から
の送信電波を所定方向に向けて送出し、また逆に、親局
装置へ向けた前記所定方向からの送信電波を受信する親
局アンテナ手段と、複数の子局装置に対応して設けられ
た複数のオフセットアンテナの1次放射器131と、親
局装置と前記所定方向とを結ぶ線上に、複数の子局装置
に対応してそれぞれ設けられ、前記線を中心とする所定
のフレネルゾーンを分割して得られた複数の分割ゾーン
のうちの対応の分割ゾーンに空中線鏡面を備え、親局装
置から出力された電波を反射して対応のオフセットアン
テナの1次放射器131へ送り、また逆に、対応のオフ
セットアンテナの1次放射器131から出力された電波
を反射して親局装置へ送る複数の2次放射器132と、
を有することを特徴とする無線LAN装置が、提供され
る。
の送信電波を所定方向に向けて送出し、また逆に、親局
装置へ向けた前記所定方向からの送信電波を受信する親
局アンテナ手段と、複数の子局装置に対応して設けられ
た複数のオフセットアンテナの1次放射器131と、親
局装置と前記所定方向とを結ぶ線上に、複数の子局装置
に対応してそれぞれ設けられ、前記線を中心とする所定
のフレネルゾーンを分割して得られた複数の分割ゾーン
のうちの対応の分割ゾーンに空中線鏡面を備え、親局装
置から出力された電波を反射して対応のオフセットアン
テナの1次放射器131へ送り、また逆に、対応のオフ
セットアンテナの1次放射器131から出力された電波
を反射して親局装置へ送る複数の2次放射器132と、
を有することを特徴とする無線LAN装置が、提供され
る。
【0010】
【作用】以上の構成により、図1に示すように、親局装
置2から出力された電波は、回転反射板10で反射さ
れ、回転反射板10の回転位置によって選択された、例
えば子局装置5の反射板12へ送られ、この反射板12
で反射されて子局装置5へ届く。子局装置5内の子局送
信手段は、親局装置2からの電波の受信レベルを検出
し、検出された受信レベルが所定値を越えている間に、
親局装置2へ送信を行わせる。子局装置5からの送信電
波は、反射板12および回転反射板10を経て親局装置
2へ送られる。回転駆動手段11の回転速度と、親局装
置2および子局装置5,8の各アンテナの指向性とを適
切に設定することにより、回転反射板10が子局装置に
対向している間に充分な通信ができる。
置2から出力された電波は、回転反射板10で反射さ
れ、回転反射板10の回転位置によって選択された、例
えば子局装置5の反射板12へ送られ、この反射板12
で反射されて子局装置5へ届く。子局装置5内の子局送
信手段は、親局装置2からの電波の受信レベルを検出
し、検出された受信レベルが所定値を越えている間に、
親局装置2へ送信を行わせる。子局装置5からの送信電
波は、反射板12および回転反射板10を経て親局装置
2へ送られる。回転駆動手段11の回転速度と、親局装
置2および子局装置5,8の各アンテナの指向性とを適
切に設定することにより、回転反射板10が子局装置に
対向している間に充分な通信ができる。
【0011】また、図9に示すように、上記の回転反射
板10に代えて、回転中継手段41を用いて親局装置と
子局装置との間で電波の送受信を行い、その一方、この
回転中継手段41の途中に設けた2つの分岐手段41
d,41eが親局装置からの受信電波および各子局装置
からの受信電波を分岐し、回転制御手段50が、これら
の受信電波に基づき、回転中継手段41の回転を制御す
る。すなわち、親局装置および子局装置が送信状態であ
れば、回転中継手段41の回転を停止させて両者の間で
通信を行わせ、また、親局装置が送信状態であり、か
つ、子局装置が送信状態でなければ、回転中継手段41
を回転させて他の子局装置との通信に備えるようにす
る。
板10に代えて、回転中継手段41を用いて親局装置と
子局装置との間で電波の送受信を行い、その一方、この
回転中継手段41の途中に設けた2つの分岐手段41
d,41eが親局装置からの受信電波および各子局装置
からの受信電波を分岐し、回転制御手段50が、これら
の受信電波に基づき、回転中継手段41の回転を制御す
る。すなわち、親局装置および子局装置が送信状態であ
れば、回転中継手段41の回転を停止させて両者の間で
通信を行わせ、また、親局装置が送信状態であり、か
つ、子局装置が送信状態でなければ、回転中継手段41
を回転させて他の子局装置との通信に備えるようにす
る。
【0012】また、図12に示すように、親局アンテナ
手段103が、親局装置101,102からの送信電波
を壁に沿った所定方向に向けて送出する。これを、一直
線上に並んだ複数の電波反射手段114,115が受信
し、対応の子局装置106,107,111,112に
送る。子局装置106,107,111,112では、
データに付加されたアドレス(ID)に基づき自分に向
けられたデータだけを取り出す。電波反射手段114,
115は、所定のフレネルゾーン(図13の符号11
6)を分割して得られた複数の分割ゾーンA,B,C,
D,Eのうちの対応の分割ゾーンに反射板を備えたもの
であり、互いの分割ゾーンが重ならないようになってい
る。
手段103が、親局装置101,102からの送信電波
を壁に沿った所定方向に向けて送出する。これを、一直
線上に並んだ複数の電波反射手段114,115が受信
し、対応の子局装置106,107,111,112に
送る。子局装置106,107,111,112では、
データに付加されたアドレス(ID)に基づき自分に向
けられたデータだけを取り出す。電波反射手段114,
115は、所定のフレネルゾーン(図13の符号11
6)を分割して得られた複数の分割ゾーンA,B,C,
D,Eのうちの対応の分割ゾーンに反射板を備えたもの
であり、互いの分割ゾーンが重ならないようになってい
る。
【0013】また、図18に示すように、上記の電波反
射手段114,115に代わって、複数のオフセットア
ンテナの2次放射器132を用いる。この2次放射器1
32も、所定のフレネルゾーンを分割して得られた複数
の分割ゾーンA,B,C,D,Eのうちの対応の分割ゾ
ーンに空中線鏡面を備えたものであり、互いの分割ゾー
ンが重ならないようになっている。そして、親局装置か
ら出力された電波を反射して対応のオフセットアンテナ
の1次放射器131へ送るようにする。
射手段114,115に代わって、複数のオフセットア
ンテナの2次放射器132を用いる。この2次放射器1
32も、所定のフレネルゾーンを分割して得られた複数
の分割ゾーンA,B,C,D,Eのうちの対応の分割ゾ
ーンに空中線鏡面を備えたものであり、互いの分割ゾー
ンが重ならないようになっている。そして、親局装置か
ら出力された電波を反射して対応のオフセットアンテナ
の1次放射器131へ送るようにする。
【0014】以上のように親局と複数の子局とで無線L
ANを構成するので、従来のように天井にケーブルを敷
設することがなくなる。しかも、親局側の送受信装置は
1台だけあればよいので、設備コストの低減が可能とな
り、また、子局側の部屋のレイアウトの変更に対して
も、単に子局側の固定反射板やフレネル分割反射板の移
動だけで済むことになる。
ANを構成するので、従来のように天井にケーブルを敷
設することがなくなる。しかも、親局側の送受信装置は
1台だけあればよいので、設備コストの低減が可能とな
り、また、子局側の部屋のレイアウトの変更に対して
も、単に子局側の固定反射板やフレネル分割反射板の移
動だけで済むことになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の無線LAN装置の実施例を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施例
の全体構成を示す立面図である。すなわち、親局は、ホ
ストコンピュータ1と、送受信装置2と、アンテナ3と
から構成され、第1の子局は、パソコン4と、送受信装
置5と、アンテナ6とから構成され、第2の子局は、パ
ソコン7と、送受信装置8と、アンテナ9とから構成さ
れる。送受信装置2,5,8は、ミリ波帯の電波を受信
して対応のコンピュータに出力したり、対応のコンピュ
ータからの出力を送信したりする。アンテナ3,6,9
は高い指向性のあるアンテナであり、それぞれの指向性
の中心方向は天井を向いた垂直方向に設定される。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施例
の全体構成を示す立面図である。すなわち、親局は、ホ
ストコンピュータ1と、送受信装置2と、アンテナ3と
から構成され、第1の子局は、パソコン4と、送受信装
置5と、アンテナ6とから構成され、第2の子局は、パ
ソコン7と、送受信装置8と、アンテナ9とから構成さ
れる。送受信装置2,5,8は、ミリ波帯の電波を受信
して対応のコンピュータに出力したり、対応のコンピュ
ータからの出力を送信したりする。アンテナ3,6,9
は高い指向性のあるアンテナであり、それぞれの指向性
の中心方向は天井を向いた垂直方向に設定される。
【0016】親局のアンテナ3の指向性の中心方向には
回転反射板10が配置される。回転反射板10は、この
指向性の中心方向に対し45°の傾きを有するととも
に、この指向性の中心方向を軸に回転可能な構造を有
し、電波を反射し易い材料(例えば鉄板)から構成され
る。そして、回転反射板10は、天井に回転装置11を
介して設置される。回転装置11は、回転反射板10を
一定速度で回転させる装置であり、ここでは、回転反射
板10が2分間に1回転するようにしている。
回転反射板10が配置される。回転反射板10は、この
指向性の中心方向に対し45°の傾きを有するととも
に、この指向性の中心方向を軸に回転可能な構造を有
し、電波を反射し易い材料(例えば鉄板)から構成され
る。そして、回転反射板10は、天井に回転装置11を
介して設置される。回転装置11は、回転反射板10を
一定速度で回転させる装置であり、ここでは、回転反射
板10が2分間に1回転するようにしている。
【0017】第1の子局のアンテナ6の指向性の中心方
向には固定反射板12が配置される。固定反射板12
は、電波を反射し易い材料から構成され、この指向性の
中心方向に対し45°の傾きを有し、アンテナ6からの
電波を回転反射板10の方向に反射するような向きに設
定されて天井に設置される。同様に、第2の子局のアン
テナ9の指向性の中心方向には固定反射板13が配置さ
れる。固定反射板13も、アンテナ9からの電波を回転
反射板10の方向に反射するような向きに設定されて天
井に設置される。
向には固定反射板12が配置される。固定反射板12
は、電波を反射し易い材料から構成され、この指向性の
中心方向に対し45°の傾きを有し、アンテナ6からの
電波を回転反射板10の方向に反射するような向きに設
定されて天井に設置される。同様に、第2の子局のアン
テナ9の指向性の中心方向には固定反射板13が配置さ
れる。固定反射板13も、アンテナ9からの電波を回転
反射板10の方向に反射するような向きに設定されて天
井に設置される。
【0018】したがって、回転反射板10の回転位置が
所定の位置になったときには、親局のアンテナ3からの
電波は、回転反射板10および固定反射板12で反射さ
れて第1の子局のアンテナ6へ至り、また、その逆の経
路を経て第1の子局のアンテナ6から親局のアンテナ3
へ電波が送られる。同様に、回転反射板10の回転位置
が他の所定の位置になったときには、親局のアンテナ3
からの電波が、回転反射板10および固定反射板13で
反射されて第2の子局のアンテナ9へ至り、また、その
逆の経路を経て第2の子局のアンテナ9から親局のアン
テナ3へ電波が送られる。
所定の位置になったときには、親局のアンテナ3からの
電波は、回転反射板10および固定反射板12で反射さ
れて第1の子局のアンテナ6へ至り、また、その逆の経
路を経て第1の子局のアンテナ6から親局のアンテナ3
へ電波が送られる。同様に、回転反射板10の回転位置
が他の所定の位置になったときには、親局のアンテナ3
からの電波が、回転反射板10および固定反射板13で
反射されて第2の子局のアンテナ9へ至り、また、その
逆の経路を経て第2の子局のアンテナ9から親局のアン
テナ3へ電波が送られる。
【0019】図2は、図1に示した回転反射板10、固
定反射板12、および固定反射板13の平面配置図であ
る。但しここでは、第3の子局が存在する場合を示し、
第3の子局に対応する固定反射板14が、固定反射板1
3に近接しているとする。この場合には、第3の子局へ
送る電波が第2の子局へ混信する恐れがあるので、これ
を防ぐために、迂回用反射板15を設け、回転反射板1
0から見た固定反射板14の位置が、見かけ上、固定反
射板13から、混信の生じない所定角度以上、離れてい
るようにする。
定反射板12、および固定反射板13の平面配置図であ
る。但しここでは、第3の子局が存在する場合を示し、
第3の子局に対応する固定反射板14が、固定反射板1
3に近接しているとする。この場合には、第3の子局へ
送る電波が第2の子局へ混信する恐れがあるので、これ
を防ぐために、迂回用反射板15を設け、回転反射板1
0から見た固定反射板14の位置が、見かけ上、固定反
射板13から、混信の生じない所定角度以上、離れてい
るようにする。
【0020】図3は、アンテナ3,6,9の指向性の特
性を示す図である。すなわち、アンテナ3,6,9は、
指向性の中心から±4°離れた位置で20dBダウンの
特性をそれぞれ有している。こうしたアンテナを使用す
ることで、回転反射板10が常時回転していても、例え
ば20dBダウンの着信レベル以上の電波を、かなりの
時間に亘って受信することが可能となる。これを図4を
参照して説明する。
性を示す図である。すなわち、アンテナ3,6,9は、
指向性の中心から±4°離れた位置で20dBダウンの
特性をそれぞれ有している。こうしたアンテナを使用す
ることで、回転反射板10が常時回転していても、例え
ば20dBダウンの着信レベル以上の電波を、かなりの
時間に亘って受信することが可能となる。これを図4を
参照して説明する。
【0021】図4は、子局での着信レベルの時間変化を
表すグラフである。前述のように回転反射板10が2分
間で1回転する場合、その回転速度は3°/secであ
るので、着信レベルが20dBダウン以上の範囲である
8°を回転反射板10が通過するのに必要な時間は約
2.7(=8/3)秒である。すなわち、親局からの着
信電波が、例えば最大着信レベルの20dBダウンの値
になったとき(T1)、子局は親局へ向けて送信を開始
し、約2.7秒後の、親局からの着信電波が再び20d
Bダウンの値になったとき(T2)、子局は親局へ向け
ての送信を停止するようにする。このように、着信レベ
ルが所定値以上の特定の子局1局だけが送信を行うよう
にすることで、子局送信波どうしの混信を防止してい
る。なお、送受信装置2,5,8のデータ処理速度は
6.3Mbpsであるので、この約2.7秒の間に送れ
るデータ量は約17Mbとなり、通常のデータ通信に充
分対応できる。
表すグラフである。前述のように回転反射板10が2分
間で1回転する場合、その回転速度は3°/secであ
るので、着信レベルが20dBダウン以上の範囲である
8°を回転反射板10が通過するのに必要な時間は約
2.7(=8/3)秒である。すなわち、親局からの着
信電波が、例えば最大着信レベルの20dBダウンの値
になったとき(T1)、子局は親局へ向けて送信を開始
し、約2.7秒後の、親局からの着信電波が再び20d
Bダウンの値になったとき(T2)、子局は親局へ向け
ての送信を停止するようにする。このように、着信レベ
ルが所定値以上の特定の子局1局だけが送信を行うよう
にすることで、子局送信波どうしの混信を防止してい
る。なお、送受信装置2,5,8のデータ処理速度は
6.3Mbpsであるので、この約2.7秒の間に送れ
るデータ量は約17Mbとなり、通常のデータ通信に充
分対応できる。
【0022】図5は、第1の実施例の固定反射板12,
13の詳しい構造を示す斜視図である。固定反射板は、
楕円形鉄板の反射板本体16と、この反射板本体16が
格納される円筒17と、この円筒17が格納される外筒
18と、この外筒18を天井に固定するとともに不要な
電波を吸収する吸収体19とから構成される。円筒17
および外筒18は、電波を透過させるようにプラスチッ
ク材で構成され、吸収体19は木板またはラバーシート
で構成される。円筒17は、外筒18の内側に嵌入さ
れ、嵌入量の調整(親局からの電波の伝送路の高さに合
わせること)や回転方向の角度調整がされたあと、外筒
18に設けられた締め具20,21により外筒18に固
定される。締め具20は、スリット20aと、スリット
20aの両側に設けられた突部20bと、ネジ20cと
からなる。締め具21も同様である。
13の詳しい構造を示す斜視図である。固定反射板は、
楕円形鉄板の反射板本体16と、この反射板本体16が
格納される円筒17と、この円筒17が格納される外筒
18と、この外筒18を天井に固定するとともに不要な
電波を吸収する吸収体19とから構成される。円筒17
および外筒18は、電波を透過させるようにプラスチッ
ク材で構成され、吸収体19は木板またはラバーシート
で構成される。円筒17は、外筒18の内側に嵌入さ
れ、嵌入量の調整(親局からの電波の伝送路の高さに合
わせること)や回転方向の角度調整がされたあと、外筒
18に設けられた締め具20,21により外筒18に固
定される。締め具20は、スリット20aと、スリット
20aの両側に設けられた突部20bと、ネジ20cと
からなる。締め具21も同様である。
【0023】図6は、反射板本体16を円筒17に固定
するための構造を示す図である。(A)に示す反射板本
体16および円筒17の斜視図の中の、部分Bの詳細説
明図が(B)であり、部分Cの詳細説明図が(C)であ
る。部分Bでは、反射板本体16の端部にメネジ受け1
6aが固定され、円筒17に設けられた穴17aを介し
て皿ネジ17bがメネジ受け16aにねじ込まれる。部
分Cでは、円筒17の一部に、反射板本体16の傾き角
度の上限および下限を設定するためのストッパ17c,
17dが設けられ、反射板本体16の傾きがこの範囲内
で調整されるように構成される。
するための構造を示す図である。(A)に示す反射板本
体16および円筒17の斜視図の中の、部分Bの詳細説
明図が(B)であり、部分Cの詳細説明図が(C)であ
る。部分Bでは、反射板本体16の端部にメネジ受け1
6aが固定され、円筒17に設けられた穴17aを介し
て皿ネジ17bがメネジ受け16aにねじ込まれる。部
分Cでは、円筒17の一部に、反射板本体16の傾き角
度の上限および下限を設定するためのストッパ17c,
17dが設けられ、反射板本体16の傾きがこの範囲内
で調整されるように構成される。
【0024】図7は、図5に示す固定反射板とは異なる
構造の固定反射板の構造を示す斜視図である。こうした
構造の固定反射板によって、第1の実施例の固定反射板
12,13を構成してもよい。
構造の固定反射板の構造を示す斜視図である。こうした
構造の固定反射板によって、第1の実施例の固定反射板
12,13を構成してもよい。
【0025】図7の固定反射板では、円筒22の外側に
雄ねじを刻み、外筒23の内側に雌ねじを刻み、円筒2
2を回転させて外筒23の内側にねじ込むことにより、
嵌入量(高さ)や回転方向の調整をするものである。な
お、ねじのピッチを小さく設定しておけば、回転方向の
調整に伴う嵌入量のずれは問題とならない。
雄ねじを刻み、外筒23の内側に雌ねじを刻み、円筒2
2を回転させて外筒23の内側にねじ込むことにより、
嵌入量(高さ)や回転方向の調整をするものである。な
お、ねじのピッチを小さく設定しておけば、回転方向の
調整に伴う嵌入量のずれは問題とならない。
【0026】図8は、第1の実施例の回転反射板10お
よび回転装置11の詳しい構造を示す斜視図である。回
転反射板および回転装置は、楕円形鉄板の反射板本体2
5と、この反射板本体25が格納される回転円筒26
と、この回転円筒26を回転自在に保持する外筒27
と、この外筒27を天井に固定するとともに不要な電波
を吸収する吸収体28とから構成される。回転円筒26
および外筒27は、電波を透過させるようにプラスチッ
ク材で構成され、吸収体28は木板またはラバーシート
で構成される。回転円筒26は、ベアリング29〜31
を介して外筒27の内側に配置され、外筒27に回転自
在に支持される。回転円筒26の軸心にはプーリ32が
設けられ、外筒27にはモータ34が設けられ、プーリ
32とモータ34との間にはベルト33が懸けられる。
モータ34は外筒27内の制御部35に接続され、制御
部35には外筒27外の操作部36が接続される。
よび回転装置11の詳しい構造を示す斜視図である。回
転反射板および回転装置は、楕円形鉄板の反射板本体2
5と、この反射板本体25が格納される回転円筒26
と、この回転円筒26を回転自在に保持する外筒27
と、この外筒27を天井に固定するとともに不要な電波
を吸収する吸収体28とから構成される。回転円筒26
および外筒27は、電波を透過させるようにプラスチッ
ク材で構成され、吸収体28は木板またはラバーシート
で構成される。回転円筒26は、ベアリング29〜31
を介して外筒27の内側に配置され、外筒27に回転自
在に支持される。回転円筒26の軸心にはプーリ32が
設けられ、外筒27にはモータ34が設けられ、プーリ
32とモータ34との間にはベルト33が懸けられる。
モータ34は外筒27内の制御部35に接続され、制御
部35には外筒27外の操作部36が接続される。
【0027】制御部35にはAC100Vの電源が供給
され、制御部35は、操作部36からのオン指令に基づ
き、モータ34を一定速度で回転させる。これにより、
回転円筒26は、外筒27の内側において回転し、反射
板本体25を一定速度で回転させることができる。
され、制御部35は、操作部36からのオン指令に基づ
き、モータ34を一定速度で回転させる。これにより、
回転円筒26は、外筒27の内側において回転し、反射
板本体25を一定速度で回転させることができる。
【0028】以上のように、第1の実施例では、天井に
設置した複数の反射板と、これらに対向する親局側の回
転反射板とを利用して、親局と複数の子局とで無線LA
Nを構成するので、従来のように天井にケーブルを敷設
することがなくなる。しかも、親局側の送受信装置は1
台だけあればよいので、設備コストの低減が可能とな
り、また、子局側の部屋のレイアウトの変更に対して
も、単に固定反射板の移動だけで済むことになる。
設置した複数の反射板と、これらに対向する親局側の回
転反射板とを利用して、親局と複数の子局とで無線LA
Nを構成するので、従来のように天井にケーブルを敷設
することがなくなる。しかも、親局側の送受信装置は1
台だけあればよいので、設備コストの低減が可能とな
り、また、子局側の部屋のレイアウトの変更に対して
も、単に固定反射板の移動だけで済むことになる。
【0029】つぎに、本発明の第2の実施例を説明す
る。第2の実施例の全体構成は、図1に示す第1の実施
例の全体構成と基本的には同じであるので、相違する部
分だけを説明する。
る。第2の実施例の全体構成は、図1に示す第1の実施
例の全体構成と基本的には同じであるので、相違する部
分だけを説明する。
【0030】図9は第2の実施例における回転中継装置
の斜視図である。この回転中継装置は、図1に示す第1
の実施例の回転反射板10および回転装置11に対応す
る装置である。回転中継装置は、双方の指向性の方向が
垂直および水平を向いた無給電中継器(パッシブ中継
器)41と、この無給電中継器41が格納される回転円
筒42と、この回転円筒42を回転自在に保持する外筒
43と、この外筒43を天井に固定するとともに不要な
電波を吸収する吸収体44とから構成される。回転円筒
42および外筒43は、電波を透過させるようにプラス
チック材で構成され、吸収体44は木板またはラバーシ
ートで構成される。回転円筒42は、ベアリング45,
46を介して外筒43の内側に配置され、外筒43に回
転自在に支持される。回転円筒42の軸心にはプーリ4
7が設けられ、外筒43にはモータ48が設けられ、プ
ーリ47とモータ48との間にはベルト49が懸けられ
る。モータ48は外筒43内に設けられた制御部50に
接続される。制御部50は、図示されない操作部に接続
される。無給電中継器41は、水平方向を向いたアンテ
ナ41aと、垂直方向を向いたアンテナ41bと、両ア
ンテナを結ぶ導波管41cと、導波管41cの途中に設
けられた方向性結合器41d,41eと、方向性結合器
41d,41eにそれぞれ接続された検出器41f,4
1gとから構成される。検出器41f,41gの両出力
は制御部50へ送られる。アンテナ41bの指向性の中
心は回転円筒42の軸心と一致しており、アンテナ41
bは常に親局のアンテナ3(図1)を向いている。
の斜視図である。この回転中継装置は、図1に示す第1
の実施例の回転反射板10および回転装置11に対応す
る装置である。回転中継装置は、双方の指向性の方向が
垂直および水平を向いた無給電中継器(パッシブ中継
器)41と、この無給電中継器41が格納される回転円
筒42と、この回転円筒42を回転自在に保持する外筒
43と、この外筒43を天井に固定するとともに不要な
電波を吸収する吸収体44とから構成される。回転円筒
42および外筒43は、電波を透過させるようにプラス
チック材で構成され、吸収体44は木板またはラバーシ
ートで構成される。回転円筒42は、ベアリング45,
46を介して外筒43の内側に配置され、外筒43に回
転自在に支持される。回転円筒42の軸心にはプーリ4
7が設けられ、外筒43にはモータ48が設けられ、プ
ーリ47とモータ48との間にはベルト49が懸けられ
る。モータ48は外筒43内に設けられた制御部50に
接続される。制御部50は、図示されない操作部に接続
される。無給電中継器41は、水平方向を向いたアンテ
ナ41aと、垂直方向を向いたアンテナ41bと、両ア
ンテナを結ぶ導波管41cと、導波管41cの途中に設
けられた方向性結合器41d,41eと、方向性結合器
41d,41eにそれぞれ接続された検出器41f,4
1gとから構成される。検出器41f,41gの両出力
は制御部50へ送られる。アンテナ41bの指向性の中
心は回転円筒42の軸心と一致しており、アンテナ41
bは常に親局のアンテナ3(図1)を向いている。
【0031】制御部50は、操作部からの指令や検出器
41f,41gからの両出力に基づき、モータ48の回
転を制御して、回転円筒42を回転または停止するよう
に制御する。この制御については後述する。
41f,41gからの両出力に基づき、モータ48の回
転を制御して、回転円筒42を回転または停止するよう
に制御する。この制御については後述する。
【0032】図10は、図9に示す無給電中継器41の
回路構成を示すブロック図である。すなわち、アンテナ
41aとアンテナ41bとの間で導波管41cを介して
無給電中継が行われ、回転円筒42の回転位置により選
択された或る子局から親局へ、またはその逆の信号伝送
中継が行われる。一方、その或る子局からの電波は方向
性結合器41dにより一部が分岐されて検出器41fへ
送られる。同様に、親局からの電波は方向性結合器41
eにより一部が分岐されて検出器41gへ送られる。検
出器41f,41gは、送られた電波の電界強度から子
局または親局が送信中であるか否かを検出し、その結果
を制御部50へ送る。
回路構成を示すブロック図である。すなわち、アンテナ
41aとアンテナ41bとの間で導波管41cを介して
無給電中継が行われ、回転円筒42の回転位置により選
択された或る子局から親局へ、またはその逆の信号伝送
中継が行われる。一方、その或る子局からの電波は方向
性結合器41dにより一部が分岐されて検出器41fへ
送られる。同様に、親局からの電波は方向性結合器41
eにより一部が分岐されて検出器41gへ送られる。検
出器41f,41gは、送られた電波の電界強度から子
局または親局が送信中であるか否かを検出し、その結果
を制御部50へ送る。
【0033】制御部50では検出器41f,41gから
の検出結果に基づき、親局が送信状態であり、かつ、子
局が送信状態でないときには、モータ48を回転させ
る。また、親局が送信状態であり、かつ、子局も送信状
態であるときには、モータ48の回転を停止させる。こ
れにより、送信状態にある子局にアンテナ41aが向い
ているときには無給電中継器41の回転を停止して、親
局と子局との間の通信を行わせ、この通信が終了すると
無給電中継器41が回転して送信状態にある他の子局に
アンテナ41aを向けるようにする。なお、親局は常時
送信状態に維持され、もし、親局が送信状態でないとき
は、親局に異常が発生したと見做して、制御部50はモ
ータ48の回転を停止させる。
の検出結果に基づき、親局が送信状態であり、かつ、子
局が送信状態でないときには、モータ48を回転させ
る。また、親局が送信状態であり、かつ、子局も送信状
態であるときには、モータ48の回転を停止させる。こ
れにより、送信状態にある子局にアンテナ41aが向い
ているときには無給電中継器41の回転を停止して、親
局と子局との間の通信を行わせ、この通信が終了すると
無給電中継器41が回転して送信状態にある他の子局に
アンテナ41aを向けるようにする。なお、親局は常時
送信状態に維持され、もし、親局が送信状態でないとき
は、親局に異常が発生したと見做して、制御部50はモ
ータ48の回転を停止させる。
【0034】図11は、第2の実施例における子局を説
明する図であり、(A)は子局の送受信装置の回路構成
を示すブロック図、(B)は送受信装置内の送信制御回
路の動作説明図である。図中、送受信装置の送信部は、
パソコンから送られた入力データを変調器53へ送ると
ともに分岐して送信制御回路51へ送る分岐部52と、
入力データを1次変調するする変調器53と、発振器5
5からの搬送波に基づき2次変調を行う直交変調器54
とから構成され、この送信部の出力はサーキュレータ5
6を経てアンテナ57から送出される。また、送受信装
置の受信部は、アンテナ57からサーキュレータ56を
経て送られた受信波の1次復調を行う直交同期検波器5
8と、この直交同期検波器58に接続された発振器59
と、直交同期検波器58の出力を復調器61へ送るとと
もに分岐して送信制御回路51へ送る分岐部60と、直
交同期検波器58の出力の2次復調を行い、出力をパソ
コンへ出力する復調器61とから構成される。送信制御
回路51は、図11(B)に示すように、送信側の入力
データが検出され、かつ、受信側の着信レベルが所定値
以上の場合に、発振器55へ送信制御信号を送り、発振
器55は、この送信制御信号が送られたときのみ発振を
して直交変調器54へ出力するようにする。これによ
り、送信側の入力データが検出され、かつ、受信側の着
信レベルが所定値以上の場合だけ、送受信装置の送信部
から送信信号が出力されることになる。すなわち、子局
の送受信装置は、自局から親局へ送るべき送信データが
あり、かつ、親局からの受信状態にあるとき(アンテナ
41aが自局方向を向いているとき)に送信状態になる
ように、送信制御回路51によって制御される。
明する図であり、(A)は子局の送受信装置の回路構成
を示すブロック図、(B)は送受信装置内の送信制御回
路の動作説明図である。図中、送受信装置の送信部は、
パソコンから送られた入力データを変調器53へ送ると
ともに分岐して送信制御回路51へ送る分岐部52と、
入力データを1次変調するする変調器53と、発振器5
5からの搬送波に基づき2次変調を行う直交変調器54
とから構成され、この送信部の出力はサーキュレータ5
6を経てアンテナ57から送出される。また、送受信装
置の受信部は、アンテナ57からサーキュレータ56を
経て送られた受信波の1次復調を行う直交同期検波器5
8と、この直交同期検波器58に接続された発振器59
と、直交同期検波器58の出力を復調器61へ送るとと
もに分岐して送信制御回路51へ送る分岐部60と、直
交同期検波器58の出力の2次復調を行い、出力をパソ
コンへ出力する復調器61とから構成される。送信制御
回路51は、図11(B)に示すように、送信側の入力
データが検出され、かつ、受信側の着信レベルが所定値
以上の場合に、発振器55へ送信制御信号を送り、発振
器55は、この送信制御信号が送られたときのみ発振を
して直交変調器54へ出力するようにする。これによ
り、送信側の入力データが検出され、かつ、受信側の着
信レベルが所定値以上の場合だけ、送受信装置の送信部
から送信信号が出力されることになる。すなわち、子局
の送受信装置は、自局から親局へ送るべき送信データが
あり、かつ、親局からの受信状態にあるとき(アンテナ
41aが自局方向を向いているとき)に送信状態になる
ように、送信制御回路51によって制御される。
【0035】以上の第2の実施例においても、天井に設
置した複数の反射板と、これらに対向する親局側の回転
無給電中継器とを利用して、親局と複数の子局とで無線
LANを構成するので、従来のように天井にケーブルを
敷設することがなくなる。しかも、親局側の送受信装置
は1台だけあればよいので、設備コストの低減が可能と
なり、また、子局側の部屋のレイアウトの変更に対して
も、単に固定反射板の移動だけで済むことになる。
置した複数の反射板と、これらに対向する親局側の回転
無給電中継器とを利用して、親局と複数の子局とで無線
LANを構成するので、従来のように天井にケーブルを
敷設することがなくなる。しかも、親局側の送受信装置
は1台だけあればよいので、設備コストの低減が可能と
なり、また、子局側の部屋のレイアウトの変更に対して
も、単に固定反射板の移動だけで済むことになる。
【0036】なお、上記の第2の実施例では、回転円筒
42はモータ48によって一定回転方向に回転するが、
これに代わって、図9に符号63で示すようなストッパ
を回転円筒42に設け、これに係合する2つの係合部
(図示せず)を外筒43に設け、これらによって回転円
筒42の回転範囲に限度を設け、回転円筒42をその回
転範囲内だけで往復回転させるような構成にしてもよ
い。
42はモータ48によって一定回転方向に回転するが、
これに代わって、図9に符号63で示すようなストッパ
を回転円筒42に設け、これに係合する2つの係合部
(図示せず)を外筒43に設け、これらによって回転円
筒42の回転範囲に限度を設け、回転円筒42をその回
転範囲内だけで往復回転させるような構成にしてもよ
い。
【0037】つぎに、本発明の第3の実施例を説明す
る。図12は第3の実施例の全体構成を示す説明図であ
る。すなわち、親局は、ホストコンピュータ100と、
多重化装置101と、送受信装置102と、アンテナ1
03とから構成され、第1の子局は、机上に置かれたパ
ソコン104,105と、多重化装置106と、送受信
装置107と、アンテナ108とから構成され、第2の
子局は、机上に置かれたパソコン109,110と、多
重化装置111と、送受信装置112と、アンテナ11
3とから構成される。送受信装置102,107,11
2はミリ波帯の電波を送受信し、多重化装置101,1
06,111は、送信データの多重化および受信信号の
多重化分離を行う。ホストコンピュータ100は、アク
セスする子局のパソコンのアドレス(ID)をデータに
付加して多重化装置101へ出力し、子局の多重化装置
106,111では各々、受信された信号の中のIDが
自局のパソコンのIDであるか否かを判別し、自局のパ
ソコンのIDが付加されているデータを対応のパソコン
へ出力する。アンテナ103,108,113は高い指
向性のあるアンテナであり、親局のアンテナ103の指
向性の中心は部屋の壁に沿った方向を向いており、子局
のアンテナ108,113はそれぞれ天井を向いてい
る。
る。図12は第3の実施例の全体構成を示す説明図であ
る。すなわち、親局は、ホストコンピュータ100と、
多重化装置101と、送受信装置102と、アンテナ1
03とから構成され、第1の子局は、机上に置かれたパ
ソコン104,105と、多重化装置106と、送受信
装置107と、アンテナ108とから構成され、第2の
子局は、机上に置かれたパソコン109,110と、多
重化装置111と、送受信装置112と、アンテナ11
3とから構成される。送受信装置102,107,11
2はミリ波帯の電波を送受信し、多重化装置101,1
06,111は、送信データの多重化および受信信号の
多重化分離を行う。ホストコンピュータ100は、アク
セスする子局のパソコンのアドレス(ID)をデータに
付加して多重化装置101へ出力し、子局の多重化装置
106,111では各々、受信された信号の中のIDが
自局のパソコンのIDであるか否かを判別し、自局のパ
ソコンのIDが付加されているデータを対応のパソコン
へ出力する。アンテナ103,108,113は高い指
向性のあるアンテナであり、親局のアンテナ103の指
向性の中心は部屋の壁に沿った方向を向いており、子局
のアンテナ108,113はそれぞれ天井を向いてい
る。
【0038】親局のアンテナ103の指向性の中心方向
には反射板114および反射板115が配置される。反
射板114および反射板115は、子局のアンテナ10
8,113の真上にそれぞれ位置して壁に設置され、対
応の子局からの電波を反射して親局へ送り、また、その
逆の電波伝播を行う。
には反射板114および反射板115が配置される。反
射板114および反射板115は、子局のアンテナ10
8,113の真上にそれぞれ位置して壁に設置され、対
応の子局からの電波を反射して親局へ送り、また、その
逆の電波伝播を行う。
【0039】図13は、反射板114および反射板11
5の構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)はア
ンテナ108の壁面への配置を示す図である。反射板
は、第1フレネルゾーン116を例えば5つのゾーンA
〜Eに分割し、それらの分割ゾーンのうちの1つの位置
に金属の電波反射部を、壁に対し45°の傾きで設けた
構造になっており、各反射板は、互いに異なる分割ゾー
ンに電波反射部を設けるようにしている。ここでは反射
板114が分割ゾーンAにのみ電波反射部を設け、反射
板115が分割ゾーンBにのみ電波反射部を設ける。電
波反射部を設けられた分割ゾーン以外の分割ゾーンには
電波反射を反射するものはなく、電波は通過するように
構成される。もし、第3〜第5の子局がある場合には、
それらに対応する各反射板の分割ゾーンC〜Eにそれぞ
れ電波反射部が設けられる。
5の構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)はア
ンテナ108の壁面への配置を示す図である。反射板
は、第1フレネルゾーン116を例えば5つのゾーンA
〜Eに分割し、それらの分割ゾーンのうちの1つの位置
に金属の電波反射部を、壁に対し45°の傾きで設けた
構造になっており、各反射板は、互いに異なる分割ゾー
ンに電波反射部を設けるようにしている。ここでは反射
板114が分割ゾーンAにのみ電波反射部を設け、反射
板115が分割ゾーンBにのみ電波反射部を設ける。電
波反射部を設けられた分割ゾーン以外の分割ゾーンには
電波反射を反射するものはなく、電波は通過するように
構成される。もし、第3〜第5の子局がある場合には、
それらに対応する各反射板の分割ゾーンC〜Eにそれぞ
れ電波反射部が設けられる。
【0040】したがって、図14に示すように、親局か
ら送信された電波は、分割ゾーンAで反射されて第1の
子局に至り、同時に、反射板114を通過した電波は分
割ゾーンBで反射されて第2の子局に至り、反射板11
5を通過した電波は分割ゾーンCで反射されて第3の子
局に至る。また逆に、各子局からの電波が、分割ゾーン
A,B,Cでそれぞれ反射されて親局に送られる。
ら送信された電波は、分割ゾーンAで反射されて第1の
子局に至り、同時に、反射板114を通過した電波は分
割ゾーンBで反射されて第2の子局に至り、反射板11
5を通過した電波は分割ゾーンCで反射されて第3の子
局に至る。また逆に、各子局からの電波が、分割ゾーン
A,B,Cでそれぞれ反射されて親局に送られる。
【0041】以上の第3の実施例においても、壁に一列
に設置された複数のフレネル分割反射板と、これらに信
号多重電波を送る親局側の送受信装置とを利用して、親
局と複数の子局とで無線LANを構成するので、従来の
ように天井にケーブルを敷設することがなくなった。し
かも、親局側の送受信装置は1台だけあればよいので、
設備コストの低減が可能となり、また、子局側の部屋の
レイアウトの変更に対しても、単に反射板の移動だけで
済むことになる。また、反射板を壁に設け、その下に子
局のアンテナを設置することにより、反射板とアンテナ
との間の電波の伝播路が遮られることが比較的少なくな
り、したがって、通信不能となることを比較的防止し易
い。
に設置された複数のフレネル分割反射板と、これらに信
号多重電波を送る親局側の送受信装置とを利用して、親
局と複数の子局とで無線LANを構成するので、従来の
ように天井にケーブルを敷設することがなくなった。し
かも、親局側の送受信装置は1台だけあればよいので、
設備コストの低減が可能となり、また、子局側の部屋の
レイアウトの変更に対しても、単に反射板の移動だけで
済むことになる。また、反射板を壁に設け、その下に子
局のアンテナを設置することにより、反射板とアンテナ
との間の電波の伝播路が遮られることが比較的少なくな
り、したがって、通信不能となることを比較的防止し易
い。
【0042】なお、反射板の具体的な構造についは、図
15〜図17に示すような構造が考えられる。各図にお
いて、(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面
図である。すなわち、図15に示す第1の具体的構造で
は、反射板120の4つの分割ゾーンA〜Dにそれぞれ
電波反射板を設け、例えば、分割ゾーンBの電波反射板
だけが45°に設定され、他の分割ゾーンA,C,Dの
電波反射板は、親局からの電波の伝播方向に平行になる
ように設定される。
15〜図17に示すような構造が考えられる。各図にお
いて、(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面
図である。すなわち、図15に示す第1の具体的構造で
は、反射板120の4つの分割ゾーンA〜Dにそれぞれ
電波反射板を設け、例えば、分割ゾーンBの電波反射板
だけが45°に設定され、他の分割ゾーンA,C,Dの
電波反射板は、親局からの電波の伝播方向に平行になる
ように設定される。
【0043】図16に示す第2の具体的構造では、反射
板121の4つの分割ゾーンA〜Dのうちの、例えば分
割ゾーンBにだけ45°に傾いた電波反射板を設け、他
の分割ゾーンA,C,Dには電波を反射するものを設け
ない。これは、図13において説明した反射板の構造と
基本的に同じものである。
板121の4つの分割ゾーンA〜Dのうちの、例えば分
割ゾーンBにだけ45°に傾いた電波反射板を設け、他
の分割ゾーンA,C,Dには電波を反射するものを設け
ない。これは、図13において説明した反射板の構造と
基本的に同じものである。
【0044】図17に示す第3の具体的構造では、反射
板122が45°に傾いた傾斜面を有し、その傾斜面を
4つのゾーンA〜Dに分割し、それらの分割ゾーンA〜
Dのうちの、例えば分割ゾーンBにだけ電波反射板を設
け、他の分割ゾーンA,C,Dには電波を反射するもの
を設けない。
板122が45°に傾いた傾斜面を有し、その傾斜面を
4つのゾーンA〜Dに分割し、それらの分割ゾーンA〜
Dのうちの、例えば分割ゾーンBにだけ電波反射板を設
け、他の分割ゾーンA,C,Dには電波を反射するもの
を設けない。
【0045】つぎに、本発明の第4の実施例を説明す
る。第4の実施例の全体構成は、図12に示す第3の実
施例の全体構成と基本的に同じであるので、相違する部
分だけを説明する。
る。第4の実施例の全体構成は、図12に示す第3の実
施例の全体構成と基本的に同じであるので、相違する部
分だけを説明する。
【0046】図18は、第4の実施例のオフセット型ア
ンテナの構成を示す図である。このオフセット型アンテ
ナは、1次放射器131と、2次放射器132とから構
成され、1次放射器131が図12に示す第3の実施例
の子局側アンテナ108または子局側アンテナ113に
対応し、2次放射器132が図12に示す第3の実施例
の反射板114または反射板115に対応するものであ
る。なお、1次放射器131には子局側の送受信装置1
33が接続される。
ンテナの構成を示す図である。このオフセット型アンテ
ナは、1次放射器131と、2次放射器132とから構
成され、1次放射器131が図12に示す第3の実施例
の子局側アンテナ108または子局側アンテナ113に
対応し、2次放射器132が図12に示す第3の実施例
の反射板114または反射板115に対応するものであ
る。なお、1次放射器131には子局側の送受信装置1
33が接続される。
【0047】2次放射器132は、第1フレネルゾーン
を例えば5つのゾーンA〜Eに分割し、それらの分割ゾ
ーンのうちの1つの位置に金属の鏡面部を設けた構造に
なっており、図13〜17で説明した第3の実施例の反
射板と同様に構成され得る。なお、鏡面部は、親局から
受信した電波を1次放射器131へ収束したり、また、
1次放射器131から送出された電波を反射して親局へ
送ったりするように構成される。例えば、分割ゾーンの
鏡面部の大きさは直径10cm、2次放射器132の直
径は30cmに設定される。
を例えば5つのゾーンA〜Eに分割し、それらの分割ゾ
ーンのうちの1つの位置に金属の鏡面部を設けた構造に
なっており、図13〜17で説明した第3の実施例の反
射板と同様に構成され得る。なお、鏡面部は、親局から
受信した電波を1次放射器131へ収束したり、また、
1次放射器131から送出された電波を反射して親局へ
送ったりするように構成される。例えば、分割ゾーンの
鏡面部の大きさは直径10cm、2次放射器132の直
径は30cmに設定される。
【0048】この第4の実施例でも、壁に一列に設置さ
れた複数のオフセット型アンテナを利用して親局と複数
の子局とで無線LANを構成するので、従来のように天
井にケーブルを敷設することがなくなる。しかも、親局
側の送受信装置は1台だけあればよいので、設備コスト
の低減が可能となり、また、子局側の部屋のレイアウト
の変更に対しても、単にオフセット型アンテナの移動だ
けで済むことになる。また、オフセット型アンテナを壁
に設け、その近傍に1次アンテナを設置することによ
り、反射板とアンテナとの間の電波の伝播路が遮られる
ことが殆どなく、したがって、通信不能となることが防
止される。
れた複数のオフセット型アンテナを利用して親局と複数
の子局とで無線LANを構成するので、従来のように天
井にケーブルを敷設することがなくなる。しかも、親局
側の送受信装置は1台だけあればよいので、設備コスト
の低減が可能となり、また、子局側の部屋のレイアウト
の変更に対しても、単にオフセット型アンテナの移動だ
けで済むことになる。また、オフセット型アンテナを壁
に設け、その近傍に1次アンテナを設置することによ
り、反射板とアンテナとの間の電波の伝播路が遮られる
ことが殆どなく、したがって、通信不能となることが防
止される。
【0049】上記の第3および第4の実施例では、反射
板やオフセット型アンテナが壁面に設けられたが、これ
に代わって、反射板やオフセット型アンテナを天井に設
けるようにしてもよい。
板やオフセット型アンテナが壁面に設けられたが、これ
に代わって、反射板やオフセット型アンテナを天井に設
けるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、天井に
設置した複数の反射板と、これらに対向する親局側の回
転反射板や回転無給電中継器とを利用して、または、壁
等に一列に設置された複数のフレネル分割反射板やフレ
ネル分割オフセット型アンテナと、これらに信号多重電
波を送る親局側の送受信装置とを利用して親局と複数の
子局とで無線LANを構成するので、従来のような天井
にケーブルを敷設する煩わしさがなくなった。しかも、
親局側の送受信装置は1台だけでよいので、設備コスト
の低減が可能となり、また、子局側の部屋のレイアウト
の変更に対しても、単に子局側の固定反射板やフレネル
分割反射板等の移動だけで済むことになる。
設置した複数の反射板と、これらに対向する親局側の回
転反射板や回転無給電中継器とを利用して、または、壁
等に一列に設置された複数のフレネル分割反射板やフレ
ネル分割オフセット型アンテナと、これらに信号多重電
波を送る親局側の送受信装置とを利用して親局と複数の
子局とで無線LANを構成するので、従来のような天井
にケーブルを敷設する煩わしさがなくなった。しかも、
親局側の送受信装置は1台だけでよいので、設備コスト
の低減が可能となり、また、子局側の部屋のレイアウト
の変更に対しても、単に子局側の固定反射板やフレネル
分割反射板等の移動だけで済むことになる。
【0051】また、フレネル分割反射板を壁に設け、そ
の下に子局のアンテナを設置することにより、反射板と
アンテナとの間の電波の伝播路が遮られることが比較的
少なくなり、したがって、通信不能となることを比較的
防止し易くなる。
の下に子局のアンテナを設置することにより、反射板と
アンテナとの間の電波の伝播路が遮られることが比較的
少なくなり、したがって、通信不能となることを比較的
防止し易くなる。
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成を示す立面図
である。
である。
【図2】図1に示した回転反射板、固定反射板、および
固定反射板の平面配置図である。
固定反射板の平面配置図である。
【図3】アンテナの指向性の特性を示す図である。
【図4】子局での着信レベルの時間変化を表すグラフで
ある。
ある。
【図5】第1の実施例の固定反射板の詳しい構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】反射板本体を円筒に固定するための構造を示す
図であり、(A)は反射板本体および円筒の斜視図、
(B)は部分Bの詳細説明図であり、(C)は部分Cの
詳細説明図である。
図であり、(A)は反射板本体および円筒の斜視図、
(B)は部分Bの詳細説明図であり、(C)は部分Cの
詳細説明図である。
【図7】図5に示す固定反射板とは異なる構造の固定反
射板の構造を示す斜視図である。
射板の構造を示す斜視図である。
【図8】第1の実施例における回転反射板および回転装
置の詳しい構造を示す斜視図である。
置の詳しい構造を示す斜視図である。
【図9】第2の実施例における回転中継装置の斜視図で
ある。
ある。
【図10】図9に示す無給電中継器の回路構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図11】第2の実施例における子局を説明する図であ
り、(A)は子局の送受信装置の回路構成を示すブロッ
ク図、(B)は送受信装置内の送信制御回路の動作説明
図である。
り、(A)は子局の送受信装置の回路構成を示すブロッ
ク図、(B)は送受信装置内の送信制御回路の動作説明
図である。
【図12】第3の実施例の全体構成を示す説明図であ
る。
る。
【図13】反射板および反射板の構造を示す図であり、
(A)は平面図、(B)はアンテナの壁面への配置を示
す図である。
(A)は平面図、(B)はアンテナの壁面への配置を示
す図である。
【図14】電波伝播路を示す図である。
【図15】反射板の第1の具体的構造を示す図であり、
(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面図であ
る。
(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面図であ
る。
【図16】反射板の第2の具体的構造を示す図であり、
(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面図であ
る。
(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面図であ
る。
【図17】反射板の第3の具体的構造を示す図であり、
(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面図であ
る。
(A)は反射板の正面図、(B)は反射板の側面図であ
る。
【図18】第4の実施例のオフセット型アンテナの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図19】従来の無線LANの構成を示す図である。
2 送受信装置(親局装置) 5 送受信装置(子局装置) 8 送受信装置(子局装置) 10 回転反射板 11 回転装置(回転駆動手段) 41 無給電中継器(回転中継手段) 41d 方向性結合器(分岐手段) 41e 方向性結合器(分岐手段) 50 制御部(回転制御手段) 101 多重化装置(親局装置) 102 送受信装置(親局装置) 103 アンテナ(親局アンテナ手段) 106 多重化装置(子局装置) 107 送受信装置(子局装置) 111 多重化装置(子局装置) 112 送受信装置(子局装置) 114 反射板(電波反射手段) 115 反射板(電波反射手段) 116 第1フレネルゾーン(所定のフレネルゾーン) 131 1次放射器 132 2次放射器 A 分割ゾーン B 分割ゾーン C 分割ゾーン D 分割ゾーン E 分割ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 13/74 H04B 10/02 H04L 12/28 7831−5K H04L 11/00 310 B
Claims (12)
- 【請求項1】 ネットワークの一部に無線伝送区間が介
在する無線LAN装置において、 親局装置(2)の付近に回転可能に設けられ、前記親局
装置(2)から出力された電波を反射して複数の子局装
置(5,8)へ送り、また逆に、前記複数の子局装置
(5,8)からそれぞれ出力された電波を反射して前記
親局装置(2)へ送る回転反射板(10)と、 前記回転反射板(10)を所定の回転速度で回転させる
回転駆動手段(11)と、 前記複数の子局装置(5,8)にそれぞれ設けられ、前
記親局装置(2)からの電波の受信レベルを検出し、検
出された受信レベルが所定値を越えている間に、前記親
局装置(2)へ送信を行わせる複数の子局送信手段と、 を有することを特徴とする無線LAN装置。 - 【請求項2】 前記複数の子局装置(5,8)毎に設け
られ、前記回転反射板(10)からの電波を反射して対
応の子局装置へ送り、また逆に、前記対応の子局装置か
ら出力された電波を反射して前記回転反射板(10)へ
送る複数の子局側反射板(12,13)を、さらに有す
ることを特徴とする請求項1記載の無線LAN装置。 - 【請求項3】 前記回転反射板(10)は、前記親局装
置(2)の設置された部屋の天井に配置され、また、前
記複数の子局側反射板(12,13)は、前記複数の子
局装置(5,8)の設置された部屋の、対応の子局装置
の上部の天井にそれぞれ配置されるとともに、上下位置
を調整して前記回転反射板(10)との伝送路の軸合わ
せを可能とする上下位置調整手段(17,18,22,
23)を備えることを特徴とする請求項2記載の無線L
AN装置。 - 【請求項4】 電波を迂回させるために前記子局側反射
板(14)に対応して設けられ、前記回転反射板(1
0)からの電波を反射して前記子局側反射板(14)へ
送り、また逆に、前記子局側反射板(14)からの電波
を反射して前記回転反射板(10)へ送る迂回用反射板
(15)を、さらに有することを特徴とする請求項2記
載の無線LAN装置。 - 【請求項5】 ネットワークの一部に無線伝送区間が介
在する無線LAN装置において、 親局装置の付近に回転可能に設けられ、前記親局装置か
ら出力された電波を方向を変えて複数の子局装置へ送
り、また逆に、前記複数の子局装置からそれぞれ出力さ
れた電波を方向を変えて前記親局装置へ送る回転中継手
段(41)と、 前記回転中継手段(41)に設けられ、前記親局装置か
らの受信電波および前記各子局装置からの受信電波をそ
れぞれ分岐する2つの分岐手段(41d,41e)と、 前記2つの分岐手段(41d,41e)から分岐された
前記親局装置からの受信電波および前記各子局装置から
の受信電波に基づき、前記親局装置および前記各子局装
置の送信状態を検出し、この検出結果に従い前記回転中
継手段(41)の回転を制御する回転制御手段(50)
と、 を有することを特徴とする無線LAN装置。 - 【請求項6】 前記回転制御手段(50)は、前記親局
装置および子局装置が送信状態であれば、前記回転中継
手段(41)の回転を停止させることを特徴とする請求
項5記載の無線LAN装置。 - 【請求項7】 前記回転制御手段(50)は、前記親局
装置が送信状態であり、かつ、子局装置が送信状態でな
ければ、前記回転中継手段(41)を回転させることを
特徴とする請求項5記載の無線LAN装置。 - 【請求項8】 前記複数の子局装置にそれぞれ設けら
れ、前記親局装置からの着信を検出するとともに、自子
局装置から前記親局装置へ送信すべきデータの有無を検
出する複数の検出手段(51)と、 前記複数の子局装置にそれぞれ設けられ、対応の検出手
段(51)によって、前記親局装置からの着信が検出さ
れ、かつ、自子局装置から前記親局装置へ送信すべきデ
ータがあることが検出されたとき、前記親局装置へ前記
データの送信を行う複数の子局送信手段(55,59)
と、 をさらに有することを特徴とする請求項5記載の無線L
AN装置。 - 【請求項9】 ネットワークの一部に無線伝送区間が介
在する無線LAN装置において、 親局装置(101,102)からの送信電波を所定方向
に向けて送出し、また逆に、前記親局装置(101,1
02)へ向けた前記所定方向からの送信電波を受信する
親局アンテナ手段(103)と、 前記親局装置(101,102)と前記所定方向とを結
ぶ線上に、複数の子局装置(106,107,111,
112)に対応してそれぞれ設けられ、前記線を中心と
する所定のフレネルゾーン(116)を分割して得られ
た複数の分割ゾーン(A,B,C,D,E)のうちの対
応の分割ゾーンに反射板を備え、前記親局装置(10
1,102)から出力された電波を反射して対応の子局
装置へ送り、また逆に、前記対応の子局装置から出力さ
れた電波を反射して前記親局装置(101,102)へ
送る複数の電波反射手段(114,115)と、 を有することを特徴とする無線LAN装置。 - 【請求項10】 前記複数の電波反射手段(114,1
15)は、前記複数の子局装置(106,107,11
1,112)が設置された部屋の壁に沿って配置される
ことを特徴とする請求項9記載の無線LAN装置。 - 【請求項11】 ネットワークの一部に無線伝送区間が
介在する無線LAN装置において、 親局装置からの送信電波を所定方向に向けて送出し、ま
た逆に、前記親局装置へ向けた前記所定方向からの送信
電波を受信する親局アンテナ手段と、 複数の子局装置に対応して設けられた複数のオフセット
アンテナの1次放射器(131)と、 前記親局装置と前記所定方向とを結ぶ線上に、前記複数
の子局装置に対応してそれぞれ設けられ、前記線を中心
とする所定のフレネルゾーンを分割して得られた複数の
分割ゾーンのうちの対応の分割ゾーンに空中線鏡面を備
え、前記親局装置から出力された電波を反射して対応の
オフセットアンテナの1次放射器(131)へ送り、ま
た逆に、前記対応のオフセットアンテナの1次放射器
(131)から出力された電波を反射して前記親局装置
へ送る複数の2次放射器(132)と、 を有することを特徴とする無線LAN装置。 - 【請求項12】 前記複数の2次放射器(132)は、
前記複数の子局装置が設置された部屋の壁に沿って配置
されることを特徴とする請求項11記載の無線LAN装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3937694A JPH07250024A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 無線lan装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3937694A JPH07250024A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 無線lan装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07250024A true JPH07250024A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12551319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3937694A Withdrawn JPH07250024A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | 無線lan装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07250024A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007125935A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Nec Corporation | Rfid通信システム及びrfid通信方法 |
| JP2008131371A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 無線伝送装置、電波の無給電中継装置 |
| WO2015097954A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 日本電気株式会社 | 電波反射装置 |
| US9191078B2 (en) | 2011-06-08 | 2015-11-17 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Communication device and communication method |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP3937694A patent/JPH07250024A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007125935A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Nec Corporation | Rfid通信システム及びrfid通信方法 |
| JP2007299232A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nec Corp | Rfid通信システム及びrfid通信方法 |
| JP2008131371A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 無線伝送装置、電波の無給電中継装置 |
| US9191078B2 (en) | 2011-06-08 | 2015-11-17 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Communication device and communication method |
| WO2015097954A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 日本電気株式会社 | 電波反射装置 |
| US10637150B2 (en) | 2013-12-26 | 2020-04-28 | Nec Corporation | Radio wave reflection device |
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