JPH0725009Y2 - 果実栽培用吊り具 - Google Patents
果実栽培用吊り具Info
- Publication number
- JPH0725009Y2 JPH0725009Y2 JP1990020686U JP2068690U JPH0725009Y2 JP H0725009 Y2 JPH0725009 Y2 JP H0725009Y2 JP 1990020686 U JP1990020686 U JP 1990020686U JP 2068690 U JP2068690 U JP 2068690U JP H0725009 Y2 JPH0725009 Y2 JP H0725009Y2
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- JP
- Japan
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- fruit
- spiral
- hanging
- column
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、メロンなどの果実を栽培するときに用いられ
る果実栽培用吊り具に関する。
る果実栽培用吊り具に関する。
[従来の技術] 従来、メロンなどの果実の吊下げ栽培には地這栽培や立
体栽培などの方法が知られている。地這栽培は平面的な
栽培方法で、実開昭61-10642号公報で提案されているよ
うな吊り具が主に用いられている。立体栽培はメロンを
紐で支柱に直接吊下げたり支柱間の張線にメロンを紐で
吊り下げたりして栽培する方法である。
体栽培などの方法が知られている。地這栽培は平面的な
栽培方法で、実開昭61-10642号公報で提案されているよ
うな吊り具が主に用いられている。立体栽培はメロンを
紐で支柱に直接吊下げたり支柱間の張線にメロンを紐で
吊り下げたりして栽培する方法である。
[考案が解決しようとする課題] ところが、地這栽培は立体栽培に比べて栽培効率が悪い
という問題がある。一方、立体栽培は果実を吊り下げる
ときに果柄や支柱あるいは張線に紐を一本ずつ結び付け
るという面倒な作業を伴うほか、紐の位置を固定してお
くことが困難なため、果実が葉陰に移動して成長が阻害
されたり果実が支柱に擦れて傷付いたりするという問題
があった。
という問題がある。一方、立体栽培は果実を吊り下げる
ときに果柄や支柱あるいは張線に紐を一本ずつ結び付け
るという面倒な作業を伴うほか、紐の位置を固定してお
くことが困難なため、果実が葉陰に移動して成長が阻害
されたり果実が支柱に擦れて傷付いたりするという問題
があった。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、地這栽培
に比べて栽培効率の良い立体栽培に属する方法でメロン
などの果実を栽培することができるものでありながら、
果実を支柱に吊り下げる作業を容易かつ迅速に行うこと
ができ、しかも果実の吊下げ位置を固定することが可能
な果実栽培用吊り具を提供することを目的とする。
に比べて栽培効率の良い立体栽培に属する方法でメロン
などの果実を栽培することができるものでありながら、
果実を支柱に吊り下げる作業を容易かつ迅速に行うこと
ができ、しかも果実の吊下げ位置を固定することが可能
な果実栽培用吊り具を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案の果実栽培用吊り具は、少なくとも支柱の半周に
巻き付けられる螺旋部と、螺旋部の一端部からその螺旋
部が巻き付けられた支柱の側方に向けて延出されるアー
ム部と、アーム部に設けられた果実吊り下げ部とが、線
材で一体に形成されているものである。
巻き付けられる螺旋部と、螺旋部の一端部からその螺旋
部が巻き付けられた支柱の側方に向けて延出されるアー
ム部と、アーム部に設けられた果実吊り下げ部とが、線
材で一体に形成されているものである。
この構成において、アーム部が延出される螺旋部の一端
部は螺旋部の上端部であっても下端部であってもよい。
また、螺旋部は、アーム部の果実吊下げ部に果実が吊り
下げられたときの重みによってアーム部の延出されてい
る一端部とその反対側部分である他端部とが支柱に押し
付けられるようになっている必要があり、そのようにな
るためには螺旋部が少なくとも支柱の半周に巻き付く長
さを有する必要がある。
部は螺旋部の上端部であっても下端部であってもよい。
また、螺旋部は、アーム部の果実吊下げ部に果実が吊り
下げられたときの重みによってアーム部の延出されてい
る一端部とその反対側部分である他端部とが支柱に押し
付けられるようになっている必要があり、そのようにな
るためには螺旋部が少なくとも支柱の半周に巻き付く長
さを有する必要がある。
[作用] この構成の果実栽培用吊り具において、螺旋部の上端部
にアーム部が延出されているものの作用を説明する。
にアーム部が延出されているものの作用を説明する。
螺旋部を支柱に巻き付けると、アーム部に吊り下げられ
た果実またはアーム部の重みでアーム部が螺旋部の上端
部と支柱との接触点を中心として下方に回動しようと
し、そのときの力によって螺旋部の上端部が支柱に押し
付けられるのに対し、螺旋部の上端部以外の所定箇所
(螺旋部の巻回数が1/2回であれば下端部)が上記上端
部とは反対側から支柱に押し付けられる。そのため、螺
旋部の上端部を含む二箇所が支柱に反対方向から押し付
けられることになり、螺旋部と支柱との摩擦抵抗が大き
くなって吊り具全体が支柱に保持される。
た果実またはアーム部の重みでアーム部が螺旋部の上端
部と支柱との接触点を中心として下方に回動しようと
し、そのときの力によって螺旋部の上端部が支柱に押し
付けられるのに対し、螺旋部の上端部以外の所定箇所
(螺旋部の巻回数が1/2回であれば下端部)が上記上端
部とは反対側から支柱に押し付けられる。そのため、螺
旋部の上端部を含む二箇所が支柱に反対方向から押し付
けられることになり、螺旋部と支柱との摩擦抵抗が大き
くなって吊り具全体が支柱に保持される。
このような作用に対し、アーム部を少し持ち上げると上
記摩擦抵抗は少なくなる。したがって、吊り具を支柱の
周囲で自由に動かせるようになり、そのように吊り具を
動かすとアーム部の向き、すなわち果実の吊下げ位置が
変わる。
記摩擦抵抗は少なくなる。したがって、吊り具を支柱の
周囲で自由に動かせるようになり、そのように吊り具を
動かすとアーム部の向き、すなわち果実の吊下げ位置が
変わる。
また、螺旋部の巻回数が1回よりも少ない場合には、ア
ーム部を立てて螺旋部を支柱に対して傾けることによ
り、螺旋部の螺旋の隙間を利用してその螺旋部を支柱に
嵌め込んだり支柱から離脱させたりすることが可能であ
る。
ーム部を立てて螺旋部を支柱に対して傾けることによ
り、螺旋部の螺旋の隙間を利用してその螺旋部を支柱に
嵌め込んだり支柱から離脱させたりすることが可能であ
る。
[実施例] 第1図は本考案の果実栽培用吊り具Aの側面図、第2図
は同平面図である。上記吊り具Aは一本の線材を曲げ加
工して作られていて、螺旋部1とアーム部2と果実吊下
げ部3とを一体に具備している。図例の螺旋部1の巻回
数は一回である。アーム部2は螺旋部1の上端部からや
ゝ上り勾配を持つ状態で側方に直線状に延出されてい
る。果実吊下げ部3はアーム部2の先端部をU字形に折
り曲げることにより形成されている。
は同平面図である。上記吊り具Aは一本の線材を曲げ加
工して作られていて、螺旋部1とアーム部2と果実吊下
げ部3とを一体に具備している。図例の螺旋部1の巻回
数は一回である。アーム部2は螺旋部1の上端部からや
ゝ上り勾配を持つ状態で側方に直線状に延出されてい
る。果実吊下げ部3はアーム部2の先端部をU字形に折
り曲げることにより形成されている。
第3図に上記吊り具Aの使用状態を示してある。この使
用状態では、螺旋部1が支柱5に巻き付け、アーム部2
の先端部の果実吊下げ部3に果柄F1のT形部分を嵌め
込んで係合させることにより果実Fを吊り下げてある。
用状態では、螺旋部1が支柱5に巻き付け、アーム部2
の先端部の果実吊下げ部3に果柄F1のT形部分を嵌め
込んで係合させることにより果実Fを吊り下げてある。
こうして果実Fを吊り下げると、果実Fやアーム部2の
重みでアーム部2が螺旋部1の上端部1aと支柱5との接
触点Pを中心として下方に回動しようとする。しかし、
そのときの力によって螺旋部1の上端部1aが支柱5に押
し付けられるのに対し、螺旋部1の上端部1aから半ピッ
チだけ変位した箇所1bが上記上端部1aとは反対側から支
柱5に押し付けられるため、螺旋部1の上端部1aとその
上端部1aから半ピッチだけ変位した箇所1bとの二箇所が
支柱5に反対方向から押し付けられることになり、螺旋
部1と支柱5との摩擦抵抗が大きくなって吊り具A全体
が支柱5に保持され、果実Fが吊り具Aから吊り下がっ
た状態に保持される。吊り具Aは果実Fが吊り下げられ
ていないときにもアーム部2の重みで上述の二箇所が支
柱5に押し付けられて支柱5に保持されるため、吊り具
Aが支柱5に沿って滑り落ちることはない。また、支柱
5に保持された吊り具Aはその螺旋部1が支柱5の半周
以上の部分に巻き付いているためにぐらつくことはな
く、風に煽られても果実Fの吊下げ位置が変わることは
ない。
重みでアーム部2が螺旋部1の上端部1aと支柱5との接
触点Pを中心として下方に回動しようとする。しかし、
そのときの力によって螺旋部1の上端部1aが支柱5に押
し付けられるのに対し、螺旋部1の上端部1aから半ピッ
チだけ変位した箇所1bが上記上端部1aとは反対側から支
柱5に押し付けられるため、螺旋部1の上端部1aとその
上端部1aから半ピッチだけ変位した箇所1bとの二箇所が
支柱5に反対方向から押し付けられることになり、螺旋
部1と支柱5との摩擦抵抗が大きくなって吊り具A全体
が支柱5に保持され、果実Fが吊り具Aから吊り下がっ
た状態に保持される。吊り具Aは果実Fが吊り下げられ
ていないときにもアーム部2の重みで上述の二箇所が支
柱5に押し付けられて支柱5に保持されるため、吊り具
Aが支柱5に沿って滑り落ちることはない。また、支柱
5に保持された吊り具Aはその螺旋部1が支柱5の半周
以上の部分に巻き付いているためにぐらつくことはな
く、風に煽られても果実Fの吊下げ位置が変わることは
ない。
果実の吊下げ位置を変えたり調節したりするときは、ア
ーム部2を少し持ち上げて螺旋部1が支柱5の周囲で回
転しやすいようにしてから、アーム部2を支柱5の周囲
で動かせるとよい。すなわち、アーム部2を少し持ち上
げると、螺旋部1の上端部1aやその上端部1aから離れた
箇所1bと支柱5との押し合いが無くなって螺旋部1と支
柱5との摩擦抵抗が小さくなるため、吊り具Aを動かし
てアーム部2の向き、すなわち果実の吊下げ位置を自由
に変えられる。
ーム部2を少し持ち上げて螺旋部1が支柱5の周囲で回
転しやすいようにしてから、アーム部2を支柱5の周囲
で動かせるとよい。すなわち、アーム部2を少し持ち上
げると、螺旋部1の上端部1aやその上端部1aから離れた
箇所1bと支柱5との押し合いが無くなって螺旋部1と支
柱5との摩擦抵抗が小さくなるため、吊り具Aを動かし
てアーム部2の向き、すなわち果実の吊下げ位置を自由
に変えられる。
第4図は吊り具Aを支柱5から取り外すときの手順の一
例を示している。同図は、アーム部2を矢符Xのように
持ち上げて螺旋部1を支柱5に対し傾けることにより、
螺旋部1の螺旋の隙間Bを支柱5に臨ませた状態を示し
ており、この状態から螺旋部1を支柱5の側方(紙面に
直行する方向)へずらせると、螺旋の隙間Bから支柱5
が抜け出て螺旋部1が支柱5から離脱し、吊り具Aが支
柱5から取り外される。吊り具Aを支柱5に装着すると
きは以上の逆の順序で螺旋部1を支柱5に嵌め込むとよ
い。
例を示している。同図は、アーム部2を矢符Xのように
持ち上げて螺旋部1を支柱5に対し傾けることにより、
螺旋部1の螺旋の隙間Bを支柱5に臨ませた状態を示し
ており、この状態から螺旋部1を支柱5の側方(紙面に
直行する方向)へずらせると、螺旋の隙間Bから支柱5
が抜け出て螺旋部1が支柱5から離脱し、吊り具Aが支
柱5から取り外される。吊り具Aを支柱5に装着すると
きは以上の逆の順序で螺旋部1を支柱5に嵌め込むとよ
い。
第5図は別の実施例の果実栽培用吊り具Aの使用状態を
示している。この実施例の吊り具Aは螺旋部1の下端部
からその下端部が延びる方向とは反対側にアーム部2が
屈曲されてやゝ上り勾配を持つ状態で側方に直線状に延
出されている。このものにおいても、螺旋部1が支柱5
に巻き付けられ、アーム部2は支柱5の側方に延出され
ている。
示している。この実施例の吊り具Aは螺旋部1の下端部
からその下端部が延びる方向とは反対側にアーム部2が
屈曲されてやゝ上り勾配を持つ状態で側方に直線状に延
出されている。このものにおいても、螺旋部1が支柱5
に巻き付けられ、アーム部2は支柱5の側方に延出され
ている。
果実Fを吊り下げると、果実Fやアーム部2の重みでア
ーム部2が螺旋部1の下端部1cと支柱5との接触点Pを
中心として下方に回動しようとする。しかし、そのとき
の力によって螺旋部1の下端部1cが支柱5に押し付けら
れるのに対し、螺旋部1の下端部1cから半ピッチだけ変
位した箇所1dが上記下端部1cとは反対側から支柱5に押
し付けられるため、螺旋部1の下端部1cとその下端部1c
から半ピッチだけ変位した箇所1dとの二箇所が支柱5に
反対方向から押し付けられることになり、螺旋部1と支
柱5との摩擦抵抗が大きくなって吊り具A全体が支柱5
に保持され、果実Fが吊り具Aから吊り下がった状態に
保持される。吊り具Aは果実Fが吊り下げられていない
ときにもアーム部2の重みで上述の二箇所が支柱5に押
し付けられて支柱5に保持されるため、吊り具Aが支柱
5に沿って滑り落ちることはない。その他の事項は第3
図で説明したところと同様である。
ーム部2が螺旋部1の下端部1cと支柱5との接触点Pを
中心として下方に回動しようとする。しかし、そのとき
の力によって螺旋部1の下端部1cが支柱5に押し付けら
れるのに対し、螺旋部1の下端部1cから半ピッチだけ変
位した箇所1dが上記下端部1cとは反対側から支柱5に押
し付けられるため、螺旋部1の下端部1cとその下端部1c
から半ピッチだけ変位した箇所1dとの二箇所が支柱5に
反対方向から押し付けられることになり、螺旋部1と支
柱5との摩擦抵抗が大きくなって吊り具A全体が支柱5
に保持され、果実Fが吊り具Aから吊り下がった状態に
保持される。吊り具Aは果実Fが吊り下げられていない
ときにもアーム部2の重みで上述の二箇所が支柱5に押
し付けられて支柱5に保持されるため、吊り具Aが支柱
5に沿って滑り落ちることはない。その他の事項は第3
図で説明したところと同様である。
以上説明した二つの実施例では、果実Fの果柄F1を吊
り具Aの果実吊下げ部3に直吊りした場合を説明した
が、この点は果実吊下げ部3に紐を垂れ下げ、その紐で
上記果柄F1を吊り下げてもよい。
り具Aの果実吊下げ部3に直吊りした場合を説明した
が、この点は果実吊下げ部3に紐を垂れ下げ、その紐で
上記果柄F1を吊り下げてもよい。
ところで、果実のうちでも比較的重い部類に属するメロ
ンを吊り下げて立体栽培する場合、吊り具Aにはその重
みに耐え得るだけの曲げ剛性が要求されることは当然で
あり、その要求を満たす線材としてたとえば外径1.5〜6
mm程度、抗張力30〜100kgf/mm2程度の高抗張力の鉄線が
あり、このような鉄線を好適に用いることができるので
あるが、螺旋部1や果実吊下げ部3の曲げ加工性や価格
面などを考慮すると、2kg位までの重さのメロンを対象
とするときは外径4〜5mmで抗張力60〜80kgf/mm2の鉄線
を用いることが特に好ましい。また、吊り具Aを形成し
ている線材はメッキ処理や樹脂被覆などによって発錆防
止されていることが望ましく、特に樹脂被覆されている
とその樹脂被覆の柔軟性によって果実Fや果柄F1が吊
り具Aと擦れても傷付きにくいという利点がある。
ンを吊り下げて立体栽培する場合、吊り具Aにはその重
みに耐え得るだけの曲げ剛性が要求されることは当然で
あり、その要求を満たす線材としてたとえば外径1.5〜6
mm程度、抗張力30〜100kgf/mm2程度の高抗張力の鉄線が
あり、このような鉄線を好適に用いることができるので
あるが、螺旋部1や果実吊下げ部3の曲げ加工性や価格
面などを考慮すると、2kg位までの重さのメロンを対象
とするときは外径4〜5mmで抗張力60〜80kgf/mm2の鉄線
を用いることが特に好ましい。また、吊り具Aを形成し
ている線材はメッキ処理や樹脂被覆などによって発錆防
止されていることが望ましく、特に樹脂被覆されている
とその樹脂被覆の柔軟性によって果実Fや果柄F1が吊
り具Aと擦れても傷付きにくいという利点がある。
螺旋部1の巻回数が一回以下である場合、その螺旋部1
のピッチは螺旋部1を支柱5に巻き付けたときの滑りに
くさ、すなわち支柱5に対する保持力の大小や保持安定
性に影響があり、ピッチが大きいほど保持力が大きくな
って滑りにくくなり、安定性が向上する。この保持力は
螺旋部1の表面滑性、支柱5の外径や表面滑性などとも
関係がある。すなわち、螺旋部1にポリ塩化ビニル樹脂
やポリエチレン樹脂、ゴム、エラストマーなどで被覆が
形成されていたり、支柱5が芯材をポリ塩化ビニル樹脂
やポリエチレン樹脂などで樹脂被覆したものである場合
には、それらの表面が滑りにくいために保持力が大きく
なる。したがって2kg位までの重さのメロンを対象とす
るときは螺旋部1のピッチを2〜5cm程度にし、しかも
螺旋部1や支柱5が樹脂やゴム、エラストマーなどで被
覆されたものであることが望ましい。また、支柱5の外
径が大きいほど保持力が大きくなるので、その外径を8
〜25mm程度にしておくとよい。さらに、アーム部2に上
り勾配を持たせておくと上記保持力が大きくなる。しか
し、このことは不可欠ではなく、アーム部2が水平であ
っても下り勾配を持っていても支柱5から滑り落ちない
だけの保持力を確保することは可能である。螺旋部1の
樹脂被覆にゴム、エラストマーなどを用いておくと、果
柄F1や果実Fが螺旋部1に擦れても傷付きにくい。
のピッチは螺旋部1を支柱5に巻き付けたときの滑りに
くさ、すなわち支柱5に対する保持力の大小や保持安定
性に影響があり、ピッチが大きいほど保持力が大きくな
って滑りにくくなり、安定性が向上する。この保持力は
螺旋部1の表面滑性、支柱5の外径や表面滑性などとも
関係がある。すなわち、螺旋部1にポリ塩化ビニル樹脂
やポリエチレン樹脂、ゴム、エラストマーなどで被覆が
形成されていたり、支柱5が芯材をポリ塩化ビニル樹脂
やポリエチレン樹脂などで樹脂被覆したものである場合
には、それらの表面が滑りにくいために保持力が大きく
なる。したがって2kg位までの重さのメロンを対象とす
るときは螺旋部1のピッチを2〜5cm程度にし、しかも
螺旋部1や支柱5が樹脂やゴム、エラストマーなどで被
覆されたものであることが望ましい。また、支柱5の外
径が大きいほど保持力が大きくなるので、その外径を8
〜25mm程度にしておくとよい。さらに、アーム部2に上
り勾配を持たせておくと上記保持力が大きくなる。しか
し、このことは不可欠ではなく、アーム部2が水平であ
っても下り勾配を持っていても支柱5から滑り落ちない
だけの保持力を確保することは可能である。螺旋部1の
樹脂被覆にゴム、エラストマーなどを用いておくと、果
柄F1や果実Fが螺旋部1に擦れても傷付きにくい。
螺旋部1は少なくとも支柱5の半周に巻き付けられる長
さをゆうしていることが要求され、螺旋部1の長さがそ
れより短いと、螺旋部1が支柱5に巻き付いて保持され
得ない。したがって、螺旋部1の巻回数は少なくとも1/
2回が必要である。巻回数は一回以上でもよいが、それ
が多過ぎると支柱5への取付け取外しを支柱5の端部か
ら行わねばならなくなるのでそれだけ作業が面倒になる
のみならず、螺旋部1の曲げ加工が難しくなり、曲げ加
工コストも高くつく。したがって、巻回数は1/2回より
多く3/2回より少ない程度にすることが望ましい。ま
た、螺旋部1の巻径は支柱5の外径よりも大きいことが
要求されるが、あまり大きすぎると上記保持力に問題を
生じるので、支柱5の外径の1.5倍程度を限度にするこ
とが望ましい。
さをゆうしていることが要求され、螺旋部1の長さがそ
れより短いと、螺旋部1が支柱5に巻き付いて保持され
得ない。したがって、螺旋部1の巻回数は少なくとも1/
2回が必要である。巻回数は一回以上でもよいが、それ
が多過ぎると支柱5への取付け取外しを支柱5の端部か
ら行わねばならなくなるのでそれだけ作業が面倒になる
のみならず、螺旋部1の曲げ加工が難しくなり、曲げ加
工コストも高くつく。したがって、巻回数は1/2回より
多く3/2回より少ない程度にすることが望ましい。ま
た、螺旋部1の巻径は支柱5の外径よりも大きいことが
要求されるが、あまり大きすぎると上記保持力に問題を
生じるので、支柱5の外径の1.5倍程度を限度にするこ
とが望ましい。
果実吊下げ部3の形状は図示したU字状に限らず、N字
状に曲成されたものであってもよく、N字状に曲げ加工
された果実吊下げ部3に果柄F1の蛇行状に嵌め込んで
おくと、アーム部2の上り勾配を大きくして上記保持力
や保持安定性を高くしても果柄F1が果実吊下げ部3か
らずれ落ちない利点がある。そして、この吊下げ部3は
角のない断面形状、たとえば円形であることが望まし
く、角があると果柄F1を傷付ける可能性がある。
状に曲成されたものであってもよく、N字状に曲げ加工
された果実吊下げ部3に果柄F1の蛇行状に嵌め込んで
おくと、アーム部2の上り勾配を大きくして上記保持力
や保持安定性を高くしても果柄F1が果実吊下げ部3か
らずれ落ちない利点がある。そして、この吊下げ部3は
角のない断面形状、たとえば円形であることが望まし
く、角があると果柄F1を傷付ける可能性がある。
[考案の効果] 本考案の果実栽培用吊り具によれば、メロンなどの果実
を立体栽培することが可能であるので地這栽培に比べて
栽培効率が向上するのみならず、支柱に果実を吊り下げ
る作業や果実を収穫するときの作業や果実の吊下げ位置
を変える作業を従来の紐を用いる場合に比べて格段に容
易かつ迅速に行なえるようになり、その上、吊り下げた
果実が風などで動揺しにくくなるため果実が葉陰に隠れ
て成長が阻害されたり支柱と擦れて傷付くといった事態
が未然に防止される利点がある。また、本考案の果実栽
培用吊り具は一本の線材を曲げ加工するだけで製作し得
る簡単な構成であるために安いコストで提供することが
できる利点もある。
を立体栽培することが可能であるので地這栽培に比べて
栽培効率が向上するのみならず、支柱に果実を吊り下げ
る作業や果実を収穫するときの作業や果実の吊下げ位置
を変える作業を従来の紐を用いる場合に比べて格段に容
易かつ迅速に行なえるようになり、その上、吊り下げた
果実が風などで動揺しにくくなるため果実が葉陰に隠れ
て成長が阻害されたり支柱と擦れて傷付くといった事態
が未然に防止される利点がある。また、本考案の果実栽
培用吊り具は一本の線材を曲げ加工するだけで製作し得
る簡単な構成であるために安いコストで提供することが
できる利点もある。
第1図は本考案の実施例による果実栽培用吊り具の側面
図、第2図は同平面図、第3図は使用状態説明図、第4
図は離脱手順説明図、第5図は別の実施例による果実栽
培用吊り具の使用状態説明図である。 A……果実栽培用吊り具、1……螺旋部、2……アーム
部、3……果実吊下げ部、5……支柱。
図、第2図は同平面図、第3図は使用状態説明図、第4
図は離脱手順説明図、第5図は別の実施例による果実栽
培用吊り具の使用状態説明図である。 A……果実栽培用吊り具、1……螺旋部、2……アーム
部、3……果実吊下げ部、5……支柱。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも支柱の半周に、多くとも支柱の
1周半に巻き付けられる螺旋部と、螺旋部の一端部から
その螺旋部が巻き付けられた支柱の側方に向けて延出さ
れるアーム部と、アーム部に設けられた果実吊り下げ部
とが、線材で一体に形成されていることを特徴とする果
実栽培用吊り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990020686U JPH0725009Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 果実栽培用吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990020686U JPH0725009Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 果実栽培用吊り具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112240U JPH03112240U (ja) | 1991-11-18 |
| JPH0725009Y2 true JPH0725009Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31523773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990020686U Expired - Lifetime JPH0725009Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 果実栽培用吊り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725009Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6286863U (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-03 | ||
| JPH01178357U (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-20 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP1990020686U patent/JPH0725009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03112240U (ja) | 1991-11-18 |
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