JPH0725049A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH0725049A
JPH0725049A JP19431093A JP19431093A JPH0725049A JP H0725049 A JPH0725049 A JP H0725049A JP 19431093 A JP19431093 A JP 19431093A JP 19431093 A JP19431093 A JP 19431093A JP H0725049 A JPH0725049 A JP H0725049A
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JP
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thermal head
line
row direction
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electrodes
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JP19431093A
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Isamu Shito
勇 市東
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KEIBUNSHIYA KK
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KEIBUNSHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発熱体を斜めに配設して、良好な印字品質のサ
ーマルヘッドを提供することを目的とする。 【構成】サーマルヘッド1は基板2上に発熱抵抗体3a
〜3gが基板2の右上から左下方向に斜めに配設されて
おり、各発熱抵抗体3a〜3gは、行方向では所定間隔
毎に配設されるとともに、列方向では所定量交差して配
設されている。各発熱抵抗体3a〜3gにはコモン線4
と駆動線5a〜5gが接続されており、コモン線4は共
通接続されてコモン端子6に接続されている。各駆動線
5a〜5gは基板2の下端に形成された駆動端子7a〜
7gに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドに関
し、詳細には、印字精度の向上を図ったサーマルヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドは、大きく分けて、ライ
ンサーマルヘッドとシリアルサーマルヘッドとがある。
【0003】ラインサーマルヘッドは、1ライン分の発
熱素子が行方向に並んで配列されており、1ライン分の
データを同時に、あるいはブロック毎に供給して、1ラ
イン分同時に、あるいはブロック毎に印字する。
【0004】また、シリアルサーマルヘッドは、複数の
発熱素子、例えば、7ドット分の発熱素子が、列方向に
1列に並べられ、このヘッドにドット分の列方向のデー
タを供給して、列毎に印字しながらヘッドをライン方向
に移動して、1ライン分の印字を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサーマルヘッドにあっては、その発熱素子が
行方向(ライン方向)に1ライン分並んで配列されてい
たり、あるいは列方向に複数個1列に並べられていたた
め、配線上の問題や相隣接する他の発熱素子への熱の影
響を防止する必要から、相隣接する発熱素子同志の間隔
を所定間隔以上接近させることができず、ドット密度を
向上させるのに限界があった。
【0006】そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたものであって、発熱体を行方向及び列方向に対して
斜め方向に配列することにより、行方向や列方向に見た
場合に所定量交差する状態で配列して、ドット密度を向
上させ、印字品質を向上させることのできるサーマルヘ
ッドを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーマルヘ
ッドは、相対向する電極間に印加される電圧により加熱
される所定形状の発熱体が、所定数斜め方向に配列され
るとともに、行方向あるいは列方向に対して所定量交差
する状態で配列されていることにより、上記目的を達成
している。
【0008】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記電極の相対向する面が行方向に対して平行に
配設されていてもよく、また、請求項3に記載するよう
に、前記電極の相対向する面が行方向に対して垂直に配
設されていてもよい。
【0009】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記電極の相対向する面が行方向に対して平行に配
設された発熱体と、前記電極の相対向する面が列方向に
平行に配設された発熱体とが、行方向に所定数ずつ隣接
された状態で所定数斜め方向に配列されていてもよい。
【0010】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記斜め方向に配列された発熱体を1ブロックとし
て、複数ブロックが行方向に1ライン分配列されていて
もよい。
【0011】
【作用】上記構成によれば、相対向する電極間に印加さ
れる電圧により加熱される所定形状の発熱体が、所定数
斜め方向に配列されるとともに、行方向あるいは列方向
に対して所定量交差する状態で配列されているので、交
差した方向のドット密度を高くすることができ、印字品
質を向上させることができる。特に、行方向で交差させ
ると、サーマルヘッドの移動ピッチを調整することによ
り、行方向と列方向の双方のドット密度を高くすること
ができる。また、列方向に交差させると、サーマルヘッ
ドの移動ピッチを細かくすることなく、行方向のドット
密度を向上させることができ、印字品質の良好な印字を
高速で行うことができる。
【0012】また、電極の相対向する面を行方向あるい
は列方向に対して平行に配設すると、電極への通電量を
制御して、電極と電極の間に位置する発熱体のみを発熱
させることにより、行方向あるいは列方向に長い細線を
きれいに印字することができる。
【0013】さらに、前記電極の相対向する面が行方向
に平行に配設された発熱体と、前記電極の相対向する面
が列方向に平行に配設された発熱体とを、行方向に所定
数ずつ隣接された状態で所定数斜め方向に配列すると、
該両方向の発熱体への印字データの供給と供給タイミン
グを適宜設定することにより、行方向及び列方向の双方
のドット密度を向上させることができるとともに、印字
速度を向上させることができる。
【0014】また、前記斜め方向に配列された発熱体を
1ブロックとして、複数ブロックを行方向に1ライン分
配列すると、ラインサーマルヘッドにも適用することが
でき、また、ブロック毎に印字を行うことにより、印字
時の最大電力量を低減することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
【0016】尚、以下に述べる実施例は、本発明の好適
な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付
されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特
に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様
に限られるものではない。
【0017】本実施例は、シリアルプリンタのサーマル
ヘッドに適用したものであり、図1は、本発明のサーマ
ルヘッドの一実施例のサーマルヘッドの平面図、図2
は、図1の発熱抵抗体の拡大図、図3は、図1のサーマ
ルヘッドを用いたプリントシステムの構成図、図4は、
図3のシリアルプリンタの回路構成図、図5は、図4の
データ加工部の回路図、図6は、図4の駆動回路の回路
図、図7は、印字データの一例を示す図、図8は、図4
のデータ加工部によるデータ加工処理の説明図である。
【0018】図1は、サーマルヘッド1の構成図であ
り、サーマルヘッド1の用紙側の表面図である。
【0019】サーマルヘッド1は、基板2上に7個の発
熱抵抗体3a〜3gが右上から左下方向に斜めに配設さ
れており、各発熱抵抗体3a〜3gには、コモン線4が
接続されているとともに、駆動線5a〜5gが接続され
ている。各発熱抵抗体3a〜3gに接続されたコモン線
4は、共通接続されてコモン端子6に接続されており、
各駆動線5a〜5gは、基板2の下端部に形成された駆
動端子7a〜7gに接続されている。
【0020】サーマルヘッド1の各発熱抵抗体3a〜3
gは、その行方向には、所定の等間隔毎に配設されてお
り、その列方向には、各発熱抵抗体3a〜3gが所定量
重なり合うように交差した状態で配設されている。
【0021】各発熱抵抗体3a〜3gには、図2に示す
ように、一対の電極9aと電極9bがその相対向する面
が列方向に延びた状態で形成されており、一方の電極9
aには、コモン線4が、他方の電極9bには、駆動線5
a〜5gがそれぞれ接続されている。
【0022】上記サーマルヘッド1は、図3に示すよう
なプリントシステム10のシリアルプリンタ11のヘッ
ド部12に適用され、フィルタ11は、コンピュータ1
3等の情報機器に接続されて、コンピュータ13の出力
装置として使用される。シリアルプリンタ11は、コン
ピュータ13との間で制御コマンドの交換を行いつつ、
コンピュータ13から送られてくる文字コード等の印字
データをそのヘッド部12により用紙14に印字出力す
る。
【0023】このシリアルプリンタ11は、図4に示す
ように回路構成されており、データ加工部21、ラッチ
回路22、駆動回路23、サーマルヘッド1、制御回路
24、駆動部25、ヘッド位置検出器26、付加情報取
出部27及び通電時間制御回路28等を備えている。
【0024】データ加工部21には、図3のコンピュー
タ13から印字データが順次1文字分づつ転送され、デ
ータ加工部21は、図5に示すような14ビットのFI
FO(First-In First-Out)30をサーマルヘッド1の
発熱体の列方向の数の分だけ、すなわち、1文字の縦方
向のドット数分、本実施例では、7本分備えており、各
FIFO30には、1文字を構成する各ラインの印字デ
ータDINが読込クロックCKINに同期して入力される。
また、各FIFO30は、読出クロックCKOUT に同期
して読み出され、図4に示すラッチ回路22に出力され
る。さらに、各FIFO30には、その読込クロックC
KINの端子に、OR回路31が接続されており、OR回
路31には、データクロックとダミークロックが入力さ
れている。
【0025】各FIFO30は、OR回路31を介して
データクロックが入力されたときのみ、印字データDIN
を読み込み、ダミークロックが入力されると、「0」の
ダミデータを読み込んだ状態になる。すなわち、ダミー
クロックが入力されると、印字データDINを1ビット分
シフトさせる。そして、クリア信号CLRが入力される
と、各FIFO30は、記憶データをクリアする。な
お、データ加工部21の詳細な動作については、後述す
る。
【0026】再び、図4において、ラッチ回路22は、
データ加工部21から入力される7ビットの印字データ
DINをラッチし、通電時間制御回路28から通電制御信
号が入力されるまでの間ラッチした印字データDINを駆
動回路23に出力する。
【0027】駆動回路23は、図6に示すように、発熱
抵抗体3a〜3gの数に対応した数のパワートランジス
タTr0〜Tr6で構成されており、各パワートランジ
スタTr0〜Tr6のエミッタに駆動電圧が入力され、
そのコレクタにそれぞれ発熱抵抗体3a〜3gが接続さ
れている。
【0028】駆動回路23の各パワートランジスタTr
0〜Tr6のベースには、ラッチ回路22のラッチした
印字データDIN(D0〜D6)が入力され、各パワート
ランジスタTr0〜Tr6は、ラッチ回路22から印字
データDINが入力されている時間間隔だけ駆動電圧をサ
ーマルヘッド1の各発熱抵抗体3a〜3gに出力して、
サーマルヘッド1の各発熱抵抗体3a〜3gを駆動す
る。
【0029】このサーマルヘッド1は、駆動部25によ
りライン方向(行方向)に移動される。すなわち、サー
マルヘッド1は、図示しないキャリッジに搭載されてお
り、キャリッジは、シリアルプリンタ11のライン方向
に配設されたキャリッジシャフトに移動可能に支持され
ている。駆動部25は、このサーマルヘッド1を搭載し
たキャリッジをキャリッジシャフトに沿って1ドット分
づつライン方向に移動させる。
【0030】このサーマルヘッド1のライン方向の位置
をヘッド位置検出器26が検出し、制御回路24に出力
する。このヘッド位置検出器26は、例えば、フォトカ
プラで構成され、サーマルヘッド1、すなわちキャリッ
ジの位置を反射光の有無、あるいは透過光の有無により
検出する。
【0031】制御回路24は、CPU(Central Proces
sing Unit)やROM(Read Only Memory)及びRAM
(Random Access Memory)等で構成され、ROM内に予
め格納されたプログラムに従ってシリアルプリンタ11
の各部を制御して印字処理を行う。すなわち、制御回路
24には、コンピュータ13からの制御コマンドが入力
されるとともに、上記ヘッド位置検出器26の検出信号
等が入力され、制御回路24は、これら各信号に基づい
て駆動部25の駆動制御を行ったり、通電時間制御回路
28の処理タイミング制御等を行う。
【0032】付加情報取出部27は、コンピュータ13
から転送されてくる印字データDINから階調データや色
データ等の付加情報を取り出し、通電時間制御回路28
に出力する。
【0033】通電時間制御回路28は、付加情報取出部
27から入力される付加情報に基づいて各印字データD
IN毎の通電時間幅を設定し、ラッチ回路22にラッチ回
路22のラッチ時間幅を設定する通電制御信号を出力す
る。
【0034】次に、作用を説明する。
【0035】本実施例のサーマルヘッド1は、シリアル
プリンタ11に適用されており、図1に示したように、
その発熱抵抗体3a〜3gが右上から左下方向に斜めに
7個配設されている。そのため、サーマルヘッド1の取
り付けられたキャリッジを印刷用紙の向かって左端から
右端へ移動しながら印字する場合、初期設定において、
サーマルヘッド1の図1中左下の発熱抵抗体3gが印字
開始位置にくるように、キャリッジを移動する。
【0036】この状態で、シリアルプリンタ11は、コ
ンピュータ13からの制御コマンドに基づいてコンピュ
ータ13から転送されてくる印字データDINに対応した
印字を開始し、サーマルヘッド1をライン方向に移動し
つつ印字を行う。
【0037】ところが、サーマルヘッド1の発熱抵抗体
3a〜3gは、上述のように、斜めに配設されているた
め、コンピュータ13から転送されてくる印字データD
INを斜め印字に適した状態に加工して、サーマルヘッド
1に出力している。
【0038】すなわち、いま、図7に示すような、7×
7ドットで構成された「T」なる文字を印字するものと
すると、コンピュータ13からは、図7中矢印で示すよ
うに、行方向毎に1文字分の幅の印字データDINが、
「00」「01」「02」「03」「04」「05「0
6」の順にシリアルに転送され、1行目の1文字分の行
方向の印字データDINの転送が完了すると、次に、2行
目の1文字分の行方向の印字データDINが、「10」
「11」「12」「13」「14」「15」「16」の
順にシリアルに転送されてくる。同様に、7行目までの
印字データDINが順次コンピュータ13から転送されて
くる。
【0039】シリアルプリンタ11は、この転送されて
くる印字データDINをデータ加工部21の7つのFIF
O30にライン毎に順次取り込む。このとき、1ライン
目の印字データDINについては、最初に6個のダミーク
ロックを出力して、ダミーデータをFIFO30に書き
込み、その後データクロックを7個出力して、データク
ロックに同期させて印字データDINをFIFO30に書
き込む。したがって、図8に示すように、1ライン目の
FIFO30aには、×印で示す6つのダミーデータの
後に、「00」〜「06」で示す1ライン目の印字デー
タDINが書き込まれる。
【0040】1ライン目のFIFO30aへのデータの
書き込みが完了すると、次に、2ライン目のFIFO3
0bへの印字データDINの書き込みを行うが、2ライン
目のFIFO30bへの印字データDINの書き込みは、
まず、ダミークロックを5個出力して、5個のダミーデ
ータを2ライン目のFIFO30bに書き込む。その
後、7個のデータクロックを出力して、2ライン目の印
字データDINである「10」〜「16」を2ライン目の
FIFO30bに書き込む。
【0041】以下同様に、順次、ダミークロックの数を
減らして、FIFO30に書き込むダミーデータの数を
減らし、7ライン目では、図8に示すように、ダミーデ
ータを書き込むことなく、直接7ライン目の印字データ
DINである「60」〜「66」を7ライン目のFIFO
30gに書き込む。
【0042】このようにして7ライン分の印字データD
INの各FIFO30への書き込みが完了すると、次に、
読出クロックCKOUT を各FIFO30a〜30gに出
力し、各FIFO30a〜30gから印字データDINを
読み出して、ラッチ回路22に出力する。
【0043】したがって、最初の読出クロックCKOUT
では、7ライン目のFIFO30gの「60」のデータ
のみがラッチ回路22に出力され、このデータに基づい
た印字がサーマルヘッド1で行われる。
【0044】一方、付加情報取出部27は、コンピュー
タ13から転送されてくる印字データDINから付加情報
を取り出し、通電時間制御回路28に出力する。通電時
間制御部28は、この付加情報に基づいてラッチ回路2
2のラッチ時間を制御する通電制御信号をラッチ回路2
2に出力し、ラッチ回路22は、この通電制御信号が入
力されるまでの間印字データDINをラッチして駆動回路
23に出力する。
【0045】駆動回路23は、ラッチ回路22から入力
される印字データDIN(D0〜D6)に応じてサーマル
ヘッド1の各発熱抵抗体3a〜3gへの通電を制御す
る。
【0046】各発熱抵抗体3a〜3gは、通電される
と、図2に示した電極9aと電極9bから発熱抵抗体3
a〜3gに電流が流れ、発熱抵抗体3a〜3gが発熱し
て、印字を行う。
【0047】サーマルヘッド1の各発熱抵抗体3a〜3
gは、通電されると、電流のもっとも通り易い電極9a
と電極9bの間の部分から発熱し、順次電極9a、9b
の間から周囲の部分へ発熱領域が拡大している。したが
って、この各発熱抵抗体3a〜3gへの通電時間が長い
ときには、各発熱抵抗体3a〜3gは、その全体が発熱
して、発熱抵抗体3a〜3gの形状に対応した印字が行
われるが、発熱抵抗体3a〜3gへの通電時間が短くな
ると、通電時間が短くなるのに応じて発熱領域が減少
し、さらに通電時間が短くなると、電極9aと電極9b
の間のみが発熱し、この発熱部分の形状に対応した印字
が行われる。
【0048】そこで、通電時間制御回路28により各発
熱抵抗体3a〜3gへの通電時間を制御することによ
り、発熱領域の大きさや形状を制御することができ、階
調表現を適切に行うことができるとともに、本実施例の
ように、電極9a、9bがその対向する面が列方向に並
んでいるときには、縦線を良好な印字品質で印字するこ
とができる。
【0049】このようにして、最初の読出クロックCK
OUT による印字を完了すると、キャリッジを1ドット分
移動した後、上記同様に、読出クロックCKOUT を出力
し、次の印字データDINを各FIFO30a〜30bか
ら読み出して、上記同様に印字を行う。
【0050】上記読出クロックCKOUT を14回出力し
て、印字処理を行わせるとともに、キャリッジ、すなわ
ちサーマルヘッド1を1ドット分づつ移動することによ
り、1文字分の印字が完了する。
【0051】そして、上記処理を1文字毎に行い、1ラ
イン分の印字データDINを印字することにより、1ライ
ン分の印字が完了し、1ライン分の印字が完了すると、
用紙14を1ライン分送って、同様の処理を各ライン毎
に行うことにより、1ページ分の印字を行うことができ
る。
【0052】そして、上記処理において、キャリッジを
移動させる際に、発熱抵抗体3a〜3gの重なりを考慮
した移動幅だけ移動させることにより、印字ドットの間
隔を狭くすることができ、印字ドット密度を向上させる
ことができる。その結果、印字品質を向上させることが
できる。
【0053】また、文字等を印字する際においては、通
常文字は、縦方向に並んだ線が用いられていることが多
く、従来のように、縦1列に発熱抵抗体を配列したもの
では、一度に全ての発熱抵抗体を駆動して印字すること
が多く、大きな駆動電流を必要としていたが、本実施例
では、発熱抵抗体3a〜3gが斜めに並んでいるため、
全ての発熱抵抗体3a〜3gを一度に駆動することが少
ない。その結果、大きな駆動電流を必要とせず、回路設
計を容易なものとすることができるとともに、安価なも
のとすることができる。
【0054】なお、上記実施例においては、各発熱抵抗
体3a〜3gの電極9aと電極9bの相対向面を列方向
に並べて形成しているが、これに限るものではなく、電
極9aと電極9bの相対向する面を行方向に並べて形成
してもよい。
【0055】また、上記実施例においては、発熱抵抗体
3a〜3gを右上から左下方向に斜めに配列している
が、逆に左上から右下方向に斜めに配列してもよい。
【0056】さらに、上記実施例においては、発熱抵抗
体3a〜3gを1個づつ斜めに配列しているが、これに
限るものではなく、例えば、図9に示すように、発熱抵
抗体40a〜40gと発熱抵抗体41a〜41gを2個
づつ行方向に平行に並べたものを順次所定量だけ重ね合
わせて交差させた状態で右上から左下方向に斜めに配列
してもよい。この場合、隣り合わせに平行に並べた各発
熱抵抗体40a〜40gの電極42a〜42gと発熱抵
抗体41a〜41gの電極43a〜43gを、その相対
向する面が一方は行方向に、他方は列方向に並ぶように
形成する。
【0057】このように電極面の異なる電極42a〜4
2gと電極43a〜43gを有する発熱抵抗体40a〜
40gと発熱抵抗体41a〜41gを相隣合わせて並べ
て斜めに配列したサーマルヘッド44を使用すると、相
隣接した発熱抵抗体40a〜40gと発熱抵抗体41a
〜41gの一方を選択して印字データDINに基づいて駆
動させることにより、縦方向の細線だけでなく、横方向
の細線をもドット間に途切れを生じることなく、きれい
に印字することができる。その結果、印字品質をより一
層向上させることができる。
【0058】また、同じ印字データDINに基づいて相隣
接する発熱抵抗体40a〜40gと発熱抵抗体41a〜
41gの双方を駆動して、いわゆるドット間印字を行う
と、高密度の印字を容易に行うことができ、安価に高密
度印字を行うことができ、印字品質をより一層向上させ
ることができる。
【0059】また、上記各実施例は、シリアルプリンタ
のサーマルヘッドに適用した場合について説明したが、
シリアルプリンタだけでなく、ラインプリンタのサーマ
ルヘッドにも適用することができる。
【0060】この場合、上記各実施例の構成の発熱抵抗
体3a〜3gや発熱抵抗体40a〜40g及び発熱抵抗
体41a〜41gを1つのブロックとして、このブロッ
クをライン方向に1ライン分並べて配設することによ
り、ラインフィルタに適用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、発熱体が、所定数斜
め方向に配列されるとともに、行方向あるいは列方向に
対して所定量交差する状態で配列されているので、交差
した方向のドット密度を高くすることができ、印字品質
を向上させることができる。特に、行方向で交差させる
と、サーマルヘッドの移動ピッチを調整することによ
り、行方向と列方向の双方のドット密度を高くすること
ができる。また、列方向に交差させると、サーマルヘッ
ドの移動ピッチを細かくすることなく、行方向のドット
密度を向上させることができ、印字品質の良好な印字を
高速で行うことができる。
【0062】また、電極の相対向する面を行方向あるい
は列方向に対して平行に配設すると、電極への通電量を
制御して、電極と電極の間に位置する発熱体のみを発熱
させることにより、行方向あるいは列方向に長い細線を
きれいに印字することができる。
【0063】さらに、前記電極の相対向する面が行方向
に平行に配設された発熱体と、前記電極の相対向する面
が列方向に平行に配設された発熱体とを、行方向に所定
数ずつ隣接された状態で所定数斜め方向に配列すると、
該両方向の発熱体への印字データの供給と供給タイミン
グを適宜設定することにより、行方向及び列方向の双方
のドット密度を向上させることができるとともに、印字
速度を向上させることができる。
【0064】また、前記斜め方向に配列された発熱体を
1ブロックとして、複数ブロックを行方向に1ライン分
配列すると、ラインサーマルヘッドにも適用することが
でき、また、ブロック毎に印字を行うことにより、印字
時の最大電力量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドの一実施例のサーマル
ヘッドの正面図。
【図2】図1の発熱抵抗体の拡大図。
【図3】図1のサーマルヘッドを適用したプリントシス
テム構成図。
【図4】図3のシリアルプリンタの回路構成図。
【図5】図4のデータ加工部の回路図。
【図6】図4の駆動回路の回路図。
【図7】印字データの一例を示す図。
【図8】図4のデータ加工部でのデータ加工処理の説明
図。
【図9】本発明のサーマルヘッドの他の実施例のサーマ
ルヘッドの正面図。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 基板 3a〜3g 発熱抵抗体 4 コモン線 5a〜5g 駆動線 6 コモン端子 7a〜7g 駆動端子 9a、9b 電極 11 シリアルプリンタ 21 データ加工部 22 ラッチ回路 23 駆動回路 24 制御回路 25 駆動部 26 ヘッド位置検出器 27 付加情報取出部 28 通電時間制御回路 30 FIFO 31 OR回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する電極間に印加される電圧により
    加熱される所定形状の発熱体が、所定数斜め方向に配列
    されるとともに、行方向あるいは列方向に対して所定量
    交差する状態で配列されていることを特徴とするサーマ
    ルヘッド。
  2. 【請求項2】前記電極の相対向する面が行方向に対して
    平行に配設されたことを特徴とする請求項1記載のサー
    マルヘッド。
  3. 【請求項3】前記電極の相対向する面が行方向に対して
    垂直に配設されたことを特徴とする請求項1記載のサー
    マルヘッド。
  4. 【請求項4】前記電極の相対向する面が行方向に平行に
    配設された発熱体と、前記電極の相対向する面が列方向
    に平行に配設された発熱体とが、行方向に所定数ずつ隣
    接された状態で所定数斜め方向に配列されたことを特徴
    とするサーマルヘッド。
  5. 【請求項5】前記斜め方向に配列された発熱体を1ブロ
    ックとして、複数ブロックが行方向に1ライン分配列さ
    れたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    に記載のサーマルヘッド。
JP19431093A 1993-07-09 1993-07-09 サーマルヘッド Pending JPH0725049A (ja)

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