JPH0725097B2 - Frp製成形体の製造法 - Google Patents
Frp製成形体の製造法Info
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- JPH0725097B2 JPH0725097B2 JP20138386A JP20138386A JPH0725097B2 JP H0725097 B2 JPH0725097 B2 JP H0725097B2 JP 20138386 A JP20138386 A JP 20138386A JP 20138386 A JP20138386 A JP 20138386A JP H0725097 B2 JPH0725097 B2 JP H0725097B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)製の多
色化又は模様柄付した成形体のプレス成形(圧縮成形)
法による製造法に関し、特に俗室の防水板、浴槽、洗い
場付浴槽(ハーフユニット)等の多色化又は模様柄付し
た色の異なる境目部分の境界線の美麗なFRP製成形体の
製造法に関する。
色化又は模様柄付した成形体のプレス成形(圧縮成形)
法による製造法に関し、特に俗室の防水板、浴槽、洗い
場付浴槽(ハーフユニット)等の多色化又は模様柄付し
た色の異なる境目部分の境界線の美麗なFRP製成形体の
製造法に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、ガラス繊維強化プラスチック(FRPと称す)製浴
室ハーフユニット等の大型成形体は、主にハンドレアッ
プ、スプレーアップ、又はレジンインジェクション成形
法によって成形されているが、最近プレス成形法によっ
て量産化が一部計られつつある。しかしこの場合同一単
色成形品しか成形出来ないのが現状である。プレス成形
体の場合、成形体の品質、物性が一定化し総合的に高品
質であるにもかかわらず、単色成形体であるため、汎用
プラスチック同様安物視され、低コスト品として扱われ
ているが一般的であり、多色化又は模様柄付した高級品
が望まれている。
室ハーフユニット等の大型成形体は、主にハンドレアッ
プ、スプレーアップ、又はレジンインジェクション成形
法によって成形されているが、最近プレス成形法によっ
て量産化が一部計られつつある。しかしこの場合同一単
色成形品しか成形出来ないのが現状である。プレス成形
体の場合、成形体の品質、物性が一定化し総合的に高品
質であるにもかかわらず、単色成形体であるため、汎用
プラスチック同様安物視され、低コスト品として扱われ
ているが一般的であり、多色化又は模様柄付した高級品
が望まれている。
又、従来ハンドレアップ、スプレーアップ成形法では、
多色化又は模様柄付けした浴室ハーフユニットは得られ
ているが、プレス成形法では、外食産業用トレー、食器
等の小物成形品しかなく、巾1,000〜1,300mm、長さ1,40
0〜1,800mm、高さ500〜800mmの浴室ハーフユニットの様
な大型成形体の多色化、模様柄付け化は知られていな
い。
多色化又は模様柄付けした浴室ハーフユニットは得られ
ているが、プレス成形法では、外食産業用トレー、食器
等の小物成形品しかなく、巾1,000〜1,300mm、長さ1,40
0〜1,800mm、高さ500〜800mmの浴室ハーフユニットの様
な大型成形体の多色化、模様柄付け化は知られていな
い。
プレス成形による2色成形法は、しばしば椅子等の中型
品においてテスト成形されているが、これも色がえ部の
稜線(異なった色の境目部分)がくずれてはっきりしな
いため、椅子等の雑貨品に採用出来ても、そのままの成
形法ではインテリア性を要求される浴室ハーフユニット
等の高級なFRP製成形体の製造には採用しがたいもので
あった。
品においてテスト成形されているが、これも色がえ部の
稜線(異なった色の境目部分)がくずれてはっきりしな
いため、椅子等の雑貨品に採用出来ても、そのままの成
形法ではインテリア性を要求される浴室ハーフユニット
等の高級なFRP製成形体の製造には採用しがたいもので
あった。
(問題点を解決する為の手段) 本発明者等は、これらの問題点を解決し総合的に高品質
性を有するプレス成形法によるプレス大型成形体の多色
化、模様柄付による意匠化について鋭意研究の結果、浴
室ハーフユニットの洗い場床面及び浴槽内面部等の成形
体の色がえ部分に相当する金型面上に事前に色がえした
又は模様柄入りによって成形した特定のFRP製化粧板成
形品をセットし、その上に化粧板成形品と色の異なる成
形材料<シートモールドコンパウンド(以後SMCと呼
ぶ)、又はバルクモールドコンパウンド(以後BMCと呼
ぶ)>をチャージし、加熱、加圧、圧縮成形することに
よって、化粧板成形品と一体化した高品質でしかも意匠
性、ファッション性に優れた浴室ハーフユニット等のFR
P製成形体のプレス成形法による製造法を見い出し、本
発明を完成かるに至ったものである。
性を有するプレス成形法によるプレス大型成形体の多色
化、模様柄付による意匠化について鋭意研究の結果、浴
室ハーフユニットの洗い場床面及び浴槽内面部等の成形
体の色がえ部分に相当する金型面上に事前に色がえした
又は模様柄入りによって成形した特定のFRP製化粧板成
形品をセットし、その上に化粧板成形品と色の異なる成
形材料<シートモールドコンパウンド(以後SMCと呼
ぶ)、又はバルクモールドコンパウンド(以後BMCと呼
ぶ)>をチャージし、加熱、加圧、圧縮成形することに
よって、化粧板成形品と一体化した高品質でしかも意匠
性、ファッション性に優れた浴室ハーフユニット等のFR
P製成形体のプレス成形法による製造法を見い出し、本
発明を完成かるに至ったものである。
即ち、本発明は、FRP製化粧板成形品と成形材料とを用
いて多色化又は模様柄付化したFRP製成形体を製造する
方法において、FRP製化粧板成形品が、 (1)端部の厚みが、該化粧板成形品の中心部分の厚み
の1/2以下であるか、及び/又は端部が全て80度以下の
傾斜を有するものである。
いて多色化又は模様柄付化したFRP製成形体を製造する
方法において、FRP製化粧板成形品が、 (1)端部の厚みが、該化粧板成形品の中心部分の厚み
の1/2以下であるか、及び/又は端部が全て80度以下の
傾斜を有するものである。
(2)曲げ弾性率が120〜150℃の雰囲気温度で50〜500k
g/mm2である。
g/mm2である。
以上の条件を満すものであることを特徴とする多色化又
は模様柄付化したFRP製成形体の製造法を提供するもの
である。
は模様柄付化したFRP製成形体の製造法を提供するもの
である。
(構成) 本発明の製造法は、まず事前に成形したFRP製化粧板成
形品(化粧板成形品と称す)を用いるが、化粧板成形品
は、(1)第1図のごとく端部の厚み(t)が、化粧板
成形品の中心部の厚み(T)の1/2以下であるか(第1
図(a),(b)参照)、及び/又は端部が80度以下の
傾斜(θ)を有するもの(第1図(a),(b),
(c)参照)である。より好ましくはθは45度以下であ
る。
形品(化粧板成形品と称す)を用いるが、化粧板成形品
は、(1)第1図のごとく端部の厚み(t)が、化粧板
成形品の中心部の厚み(T)の1/2以下であるか(第1
図(a),(b)参照)、及び/又は端部が80度以下の
傾斜(θ)を有するもの(第1図(a),(b),
(c)参照)である。より好ましくはθは45度以下であ
る。
この条件をはずれると色がえ部分(色と色との境目)が
はっきりとした美しい成形体を得るのが困難である。化
粧板成形品1は理想的には第1図(c)のごとく端部に
いく程薄くなっている方が成形材料2の流動圧によって
金型に密着しやすいが工業的にこの様な薄肉成形品を得
ることは困難である。従って工業的には、第1図
(a),(b)の様な化粧板成形品1の端部厚み(t)
が中央部厚み(T)の1/2以下で、その傾斜角度(θ)
が80度以下の化粧板成形品1を使用すれば稜線のきれい
な成形品を得ることが出来る。すなわち化粧板成形品1
には模様柄入り不織布を積層封入したものや、浴室ハー
フユニット等の本体成形品と異った色調の成形材料で成
形したものを用いることによって多色化又は模様柄入り
化した浴室ハーフユニット等の大型成形体をプレス成形
法で一体成形することができるものである。
はっきりとした美しい成形体を得るのが困難である。化
粧板成形品1は理想的には第1図(c)のごとく端部に
いく程薄くなっている方が成形材料2の流動圧によって
金型に密着しやすいが工業的にこの様な薄肉成形品を得
ることは困難である。従って工業的には、第1図
(a),(b)の様な化粧板成形品1の端部厚み(t)
が中央部厚み(T)の1/2以下で、その傾斜角度(θ)
が80度以下の化粧板成形品1を使用すれば稜線のきれい
な成形品を得ることが出来る。すなわち化粧板成形品1
には模様柄入り不織布を積層封入したものや、浴室ハー
フユニット等の本体成形品と異った色調の成形材料で成
形したものを用いることによって多色化又は模様柄入り
化した浴室ハーフユニット等の大型成形体をプレス成形
法で一体成形することができるものである。
更に、本発明の化粧板成形品は、条件(2)として曲げ
弾性率が、120〜150℃の雰囲気温度で50〜500kg/mm2の
ものである。前記条件(1)のみでは、本発明の美麗な
稜線による多色化、模様柄入り化は不充分である。この
プレス成形する時の金型温度120〜150℃の雰囲気温度に
おいて、化粧板成形品1の曲げ弾性率が500kg/mm2より
大きいとそりやすく、又逆に50kg/mm2より小さいと成形
材料2の流動圧で割れが発生したり、切断するので好ま
しくない。特に好ましくは、100〜450kg/mm2である。
弾性率が、120〜150℃の雰囲気温度で50〜500kg/mm2の
ものである。前記条件(1)のみでは、本発明の美麗な
稜線による多色化、模様柄入り化は不充分である。この
プレス成形する時の金型温度120〜150℃の雰囲気温度に
おいて、化粧板成形品1の曲げ弾性率が500kg/mm2より
大きいとそりやすく、又逆に50kg/mm2より小さいと成形
材料2の流動圧で割れが発生したり、切断するので好ま
しくない。特に好ましくは、100〜450kg/mm2である。
この範囲の曲げ弾性率(50〜500kg/mm2)を有する化粧
板成形品1を用いれば、前記条件(1)の形状を取らな
くても80%程度の良品率は得られるが、100%の良品率
とする為には条件(1)の断部形状を取る必要がある。
板成形品1を用いれば、前記条件(1)の形状を取らな
くても80%程度の良品率は得られるが、100%の良品率
とする為には条件(1)の断部形状を取る必要がある。
化粧板成形品は、厚み1〜10mm程度の平板又は曲面板、
半球状板等成形体の形に合わせたもので成形材料と異な
る色調を有し、多色化、模様柄入り化された表面を有す
るもので、その形状は、丸、四角、三角、台形、楕円、
菱形、星型、意匠形等の前記の条件(1),(2)を満
足していればいずれの形状のものでも良い。又、この化
粧板成形品は、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、着色剤、充
填剤、触媒、その他添加剤等を混合してなる樹脂コンパ
ウンドをガラス繊維等の繊維材料に含侵して、80〜160
℃、10〜100kg/cm2の条件でのプレス成形法、又はハン
ドレイアップ法で成形して得られる。
半球状板等成形体の形に合わせたもので成形材料と異な
る色調を有し、多色化、模様柄入り化された表面を有す
るもので、その形状は、丸、四角、三角、台形、楕円、
菱形、星型、意匠形等の前記の条件(1),(2)を満
足していればいずれの形状のものでも良い。又、この化
粧板成形品は、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、着色剤、充
填剤、触媒、その他添加剤等を混合してなる樹脂コンパ
ウンドをガラス繊維等の繊維材料に含侵して、80〜160
℃、10〜100kg/cm2の条件でのプレス成形法、又はハン
ドレイアップ法で成形して得られる。
化粧板成形品は、成形材料の下側へ置いてプレス(圧
縮)成形される。この成形材料とは、不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬化
性樹脂に充填剤、触媒及びその他の添加剤を配合した樹
脂コンパウンドをガラス繊維(チョップストランド)を
シート状にして含侵したシートモールドコンパウンド
(SMC)、又はガラス繊維(チョップストランド)をニ
ーダー等で混練して得られるバルクモールドコンパウン
ド(BMC)である。又、この材料は、化粧板成形品と色
調の異なるものである。
縮)成形される。この成形材料とは、不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂等の熱硬化
性樹脂に充填剤、触媒及びその他の添加剤を配合した樹
脂コンパウンドをガラス繊維(チョップストランド)を
シート状にして含侵したシートモールドコンパウンド
(SMC)、又はガラス繊維(チョップストランド)をニ
ーダー等で混練して得られるバルクモールドコンパウン
ド(BMC)である。又、この材料は、化粧板成形品と色
調の異なるものである。
これらの材料を用いて、プレス成形することにより本発
明のFRP製成形体は製造されるが、その時の成形条件
は、温度100〜160℃、圧力30〜150kg/cm2である。
明のFRP製成形体は製造されるが、その時の成形条件
は、温度100〜160℃、圧力30〜150kg/cm2である。
次に浴室(ハーフユニット)の製造を図面により具体的
に説明する。
に説明する。
第4図に示す様に、事前に成形される本発明の化粧板成
形品1を浴室ハーフユニットの金型3の上にセットし、
その上に成形材料2を載せて、前記成形条件でプレス成
形することにより、本発明の多色化又は模様柄付化した
色がえ部分の美しいFRP製成形体を製造するものであ
る。
形品1を浴室ハーフユニットの金型3の上にセットし、
その上に成形材料2を載せて、前記成形条件でプレス成
形することにより、本発明の多色化又は模様柄付化した
色がえ部分の美しいFRP製成形体を製造するものであ
る。
次に第2図に示す従来の化粧板成形品1′を浴室ハーフ
ユニットの金型3の上にセットし、その上に成形材料2
を載せて、プレス成形をしようとすると雰囲気温度120
〜150℃の曲げ弾性率が大きい為に、化粧板成形品が逆
にそり返り、事前に成形した化粧板成形品1と金型3と
の間に材料が流入し稜線(境目の線)がみだれるか、化
粧板成形品1の上に成形材料によるカブリが発生して成
形品の商品価値が著しく低下してしまうものである。
ユニットの金型3の上にセットし、その上に成形材料2
を載せて、プレス成形をしようとすると雰囲気温度120
〜150℃の曲げ弾性率が大きい為に、化粧板成形品が逆
にそり返り、事前に成形した化粧板成形品1と金型3と
の間に材料が流入し稜線(境目の線)がみだれるか、化
粧板成形品1の上に成形材料によるカブリが発生して成
形品の商品価値が著しく低下してしまうものである。
本発明によれば、美麗な色がわり部を形成できるために
意匠性、ファッション性に優れる多色化、模様柄付化し
た高級大型FRP製成形体を得ることができるのである。
意匠性、ファッション性に優れる多色化、模様柄付化し
た高級大型FRP製成形体を得ることができるのである。
従って、浴室防水パン、浴槽、洗場付浴槽等の多色化、
模様柄付化したFRP製成形体の製造に適している。
模様柄付化したFRP製成形体の製造に適している。
次に実施例にもとづいて説明するが、文中「%」及び
「部」は重量基準であるものとする。
「部」は重量基準であるものとする。
〔実施例−1〕 洗い場床面に模様柄入りを施した浴室ハーフユニットの
プレス成形体を得るため、まず事前にFRP製化粧板成形
品1をハンドレアップ成形法で成形する。
プレス成形体を得るため、まず事前にFRP製化粧板成形
品1をハンドレアップ成形法で成形する。
一般に浴室の洗い場床面には入浴の際、人がすべらない
様にノンスリップパターンを入れることが多い。今回は
ガラス板で言うキザラ模様であるノンスリップパターン
の凹凸模様を入れるため、浴室ハーフユニットのプレス
用金型の洗い場床面と同一ノンスリップパターン模様及
び大きさのハンドレアップ成形用成形型を平板鋼板で作
成した。
様にノンスリップパターンを入れることが多い。今回は
ガラス板で言うキザラ模様であるノンスリップパターン
の凹凸模様を入れるため、浴室ハーフユニットのプレス
用金型の洗い場床面と同一ノンスリップパターン模様及
び大きさのハンドレアップ成形用成形型を平板鋼板で作
成した。
先ず、ハンドレアップ成形法で化粧板成形品を成形する
ため、上記成形型に離型剤としてRS−305(大日本イン
キ化学工業製離型剤)をスポンジにて塗布する。離型剤
乾燥後、その上に不飽和ポリエステル樹脂としてポリラ
イトGC−230(大日本インキ化学工業製)50部に対しポ
リライトFG208(大日本インキ化学工業製)50部を配合
した樹脂を100として、これに促進剤としてRP−126(大
日本インキ化学工業製)1.0%、硬化剤としてメチルエ
チルケトンパーオキサイド1.2%を配合した樹脂組成物
を用いて、サーフェィシングマット30g/m21枚を積層し
次に抽象柄を印刷した10g/m2のポリエステル不織布を入
れ、その後265g/m2のチョップストランドマット1枚を
積層し、充分脱泡した後、雰囲気温度60℃の硬化炉内に
2時間放置した後、成形型より離型した。その後雰囲気
温度100℃の硬化炉に2時間放置し後硬化を充分行った
約1.2mmの板厚を有する第3図のごとき端部の化粧板成
形品1を得た。これを洗い場床面の模様柄付けしたい規
定寸法に切断して、第3図のごとく、成形品端部厚みが
0.5mmになる様に約5mmの長さ巾で中央部厚み1.2mmから
テーパーカットした。その時の端部の傾斜角度(θ)は
約8°であり、又、この化粧板成形品の曲げ弾性率は、
雰囲気温度140℃で350kg/mm2であった。
ため、上記成形型に離型剤としてRS−305(大日本イン
キ化学工業製離型剤)をスポンジにて塗布する。離型剤
乾燥後、その上に不飽和ポリエステル樹脂としてポリラ
イトGC−230(大日本インキ化学工業製)50部に対しポ
リライトFG208(大日本インキ化学工業製)50部を配合
した樹脂を100として、これに促進剤としてRP−126(大
日本インキ化学工業製)1.0%、硬化剤としてメチルエ
チルケトンパーオキサイド1.2%を配合した樹脂組成物
を用いて、サーフェィシングマット30g/m21枚を積層し
次に抽象柄を印刷した10g/m2のポリエステル不織布を入
れ、その後265g/m2のチョップストランドマット1枚を
積層し、充分脱泡した後、雰囲気温度60℃の硬化炉内に
2時間放置した後、成形型より離型した。その後雰囲気
温度100℃の硬化炉に2時間放置し後硬化を充分行った
約1.2mmの板厚を有する第3図のごとき端部の化粧板成
形品1を得た。これを洗い場床面の模様柄付けしたい規
定寸法に切断して、第3図のごとく、成形品端部厚みが
0.5mmになる様に約5mmの長さ巾で中央部厚み1.2mmから
テーパーカットした。その時の端部の傾斜角度(θ)は
約8°であり、又、この化粧板成形品の曲げ弾性率は、
雰囲気温度140℃で350kg/mm2であった。
次に、浴室ハーフユニットのプレス成形用金型の凸型3
を140℃、凹型4を125℃に調温した後、洗い場床面部の
凸型面上に、上記作成した第3図の端部を有する化粧板
成形品1をセットし、SMC成形材料2としてデイックマ
ット2463−i(大日本インキ化学工業製)を第4図の様
にチャージし、成形圧力70kg/cm2で6分間加圧成形し
た。その後、金型を開いてプレス成形品を金型より離型
することにより、化粧板成形品と成形材料の一体融合部
の稜線のくずれのない洗い場床面に抽象柄を有する高級
感にあふれた意匠性、ファッション性の高い浴室ハーフ
ユニットのプレス成形体を得た。
を140℃、凹型4を125℃に調温した後、洗い場床面部の
凸型面上に、上記作成した第3図の端部を有する化粧板
成形品1をセットし、SMC成形材料2としてデイックマ
ット2463−i(大日本インキ化学工業製)を第4図の様
にチャージし、成形圧力70kg/cm2で6分間加圧成形し
た。その後、金型を開いてプレス成形品を金型より離型
することにより、化粧板成形品と成形材料の一体融合部
の稜線のくずれのない洗い場床面に抽象柄を有する高級
感にあふれた意匠性、ファッション性の高い浴室ハーフ
ユニットのプレス成形体を得た。
〔実施比較例−1〕 前述したFRP製化粧板成形品を成形するに際して、一般
硬質タイプの不飽和ポリエステル樹脂としてポリライト
FG−284(大日本インキ化学工業製)100部に対して促進
剤としてRP−126を1.0%硬化剤としてメチルエチルケト
ンパーオキサイド1.2%を配合した樹脂組成物を用い
て、実施例−1と同一ガラス構成(30g/m2サーフェィス
マット1枚+10g/m2不織布+265g/m2チョップストラン
ドマット1枚)で積層し、同一条件で硬化及び後硬化さ
せた後、第5図のごとく端部処理を行った。この化粧板
成形品の曲げ弾性率は雰囲気温度140℃で750kg/mm2であ
った。この化粧板成形品1′を用いて実施例−1と同一
条件でSMC成形材料をチャージして加熱、加圧成形を行
ったが、化粧板成形品の曲げ弾性率が高いため化粧板成
形品が第2図に示したごとく逆ぞりとなり、そのため模
様柄入り化粧板成形品と金型面との間にSMC成形材料が
流入して、カブリ現象が発生して良品が得られなかっ
た。
硬質タイプの不飽和ポリエステル樹脂としてポリライト
FG−284(大日本インキ化学工業製)100部に対して促進
剤としてRP−126を1.0%硬化剤としてメチルエチルケト
ンパーオキサイド1.2%を配合した樹脂組成物を用い
て、実施例−1と同一ガラス構成(30g/m2サーフェィス
マット1枚+10g/m2不織布+265g/m2チョップストラン
ドマット1枚)で積層し、同一条件で硬化及び後硬化さ
せた後、第5図のごとく端部処理を行った。この化粧板
成形品の曲げ弾性率は雰囲気温度140℃で750kg/mm2であ
った。この化粧板成形品1′を用いて実施例−1と同一
条件でSMC成形材料をチャージして加熱、加圧成形を行
ったが、化粧板成形品の曲げ弾性率が高いため化粧板成
形品が第2図に示したごとく逆ぞりとなり、そのため模
様柄入り化粧板成形品と金型面との間にSMC成形材料が
流入して、カブリ現象が発生して良品が得られなかっ
た。
〔実施例−2〕 洗い場床面のノンスリップパターンをタイル柄彫刻した
浴室ハーフユニット金型を用いて成形するため、この洗
い場床面と同一パターンである化粧板成形用平板金型を
作成した。この金型に、色調ブラウン系に色調したSMC
成形材料としてデイックマット6020B(大日本インキ化
学工業製)をチャージして、金型温度凹型4130℃、凸型
3140℃、成形圧力50kg/cm2、加圧時間2分間の条件で加
圧、成形した。尚、この条件で成形したデイックマット
6020Bを用いた成形品の曲げ弾性率は雰囲気温度140℃で
180〜200kg/mm2であった。又、この金型を用いて成形し
た化粧板成形品1−aは第6図(a)に示すごとく、周
囲3mm巾の端部厚み(t)0.3mm、これより約10mmの巾の
間で成形品最大厚み(T)1.5mmまで順次テーパを持た
せながら増厚させた形状になる様にした。この場合の端
部の傾斜角度(θ)は約7°であった。
浴室ハーフユニット金型を用いて成形するため、この洗
い場床面と同一パターンである化粧板成形用平板金型を
作成した。この金型に、色調ブラウン系に色調したSMC
成形材料としてデイックマット6020B(大日本インキ化
学工業製)をチャージして、金型温度凹型4130℃、凸型
3140℃、成形圧力50kg/cm2、加圧時間2分間の条件で加
圧、成形した。尚、この条件で成形したデイックマット
6020Bを用いた成形品の曲げ弾性率は雰囲気温度140℃で
180〜200kg/mm2であった。又、この金型を用いて成形し
た化粧板成形品1−aは第6図(a)に示すごとく、周
囲3mm巾の端部厚み(t)0.3mm、これより約10mmの巾の
間で成形品最大厚み(T)1.5mmまで順次テーパを持た
せながら増厚させた形状になる様にした。この場合の端
部の傾斜角度(θ)は約7°であった。
さらに浴室底面様化粧板成形品1−bを成形するため別
途平板用金型を用いて、同一SMC成形材料(デイックマ
ット6020B)にて厚み(T)1.5mmの平板を上記同一成形
条件で成形した。この平板を浴槽底面形状に切断し第6
図(b)に示すごとく端部構造を先端厚み(t)を0.5m
mとし、やく6mm巾で角度(θ)約10°でもってテーパカ
ット、及び裏面サンディング処理仕上げを行った。
途平板用金型を用いて、同一SMC成形材料(デイックマ
ット6020B)にて厚み(T)1.5mmの平板を上記同一成形
条件で成形した。この平板を浴槽底面形状に切断し第6
図(b)に示すごとく端部構造を先端厚み(t)を0.5m
mとし、やく6mm巾で角度(θ)約10°でもってテーパカ
ット、及び裏面サンディング処理仕上げを行った。
次にこれら第6図の化粧板成形品1−a,1−bを第7図
に示すごとく、金型温度を凸型3(下型)140℃、凹型
4(上型)125℃に調温した浴室ハーフユニット金型の
洗い場床面上に化粧板成形品1−aを、浴槽床面上に化
粧板成形品1−bを夫々セットし、その上に夫々適量の
SMC成形材料としてデイックマット2463−i2をチャージ
し、成形圧力70kg/cm2、加圧時間6.0分の条件で浴室ハ
ーフユニットを成形した。この場合、デイックマット24
63iはアイボリー系の色調であり、化粧板成形品の色調
はブラウン系であるため、浴槽底面と洗い場床面がその
他の箇所と異なる色調となり、高級感、ファッション、
意匠性に優れた多色成形されて浴室ハーフユニット成形
体を得た。
に示すごとく、金型温度を凸型3(下型)140℃、凹型
4(上型)125℃に調温した浴室ハーフユニット金型の
洗い場床面上に化粧板成形品1−aを、浴槽床面上に化
粧板成形品1−bを夫々セットし、その上に夫々適量の
SMC成形材料としてデイックマット2463−i2をチャージ
し、成形圧力70kg/cm2、加圧時間6.0分の条件で浴室ハ
ーフユニットを成形した。この場合、デイックマット24
63iはアイボリー系の色調であり、化粧板成形品の色調
はブラウン系であるため、浴槽底面と洗い場床面がその
他の箇所と異なる色調となり、高級感、ファッション、
意匠性に優れた多色成形されて浴室ハーフユニット成形
体を得た。
第1図(c)は、本発明による化粧板成形品の理想的端
部断面構造図である。 (b),(a)は本発明による化粧板成形品の実用端部
断面構造図である。 第2図(a)は本発明以前の方法によるバスタブ成形の
実施断面図であり、1′は本発明の工夫を施していない
化粧板成形品、2はSMC成形材料である。 第2図(b)は、(a)図(イ)部詳細図で、化粧板成
形品が逆ぞりをしているため、成形材料2が金型6と化
粧板成形品1′との間に流入するところを示したもので
ある。 第3図は、実施例−1における化粧板成形品1の端部断
面構造図である。 第4図は、実施例−1における浴室ハーフユニット成形
断面図であり、洗い場面側を多色成形したものである。 第5図は本発明前の化粧板成形品1′の端部断面構造
図、 第6図(a)は実施例−2における洗い場床面用化粧板
成形品1−aの端部断面構造図を示す。 (b)は実施例−2における浴槽底面用化粧板成形品1
−bの端部断面構造図を示す。 第7図は実施例−2にもとづく本発明による浴室ハーフ
ユニット成形実施断面図であり、洗い場床面と浴槽底面
の多色成形を実施したものである。 1……本発明の化粧板成形品、1−a……実施例−2の
洗場床面に用いた化粧板成形品、1−b……実施例−2
の浴槽底面に用いた化粧板成形品、1′……従来の化粧
板成形品、2……成形材料、3……凸金型、4……凹金
型。
部断面構造図である。 (b),(a)は本発明による化粧板成形品の実用端部
断面構造図である。 第2図(a)は本発明以前の方法によるバスタブ成形の
実施断面図であり、1′は本発明の工夫を施していない
化粧板成形品、2はSMC成形材料である。 第2図(b)は、(a)図(イ)部詳細図で、化粧板成
形品が逆ぞりをしているため、成形材料2が金型6と化
粧板成形品1′との間に流入するところを示したもので
ある。 第3図は、実施例−1における化粧板成形品1の端部断
面構造図である。 第4図は、実施例−1における浴室ハーフユニット成形
断面図であり、洗い場面側を多色成形したものである。 第5図は本発明前の化粧板成形品1′の端部断面構造
図、 第6図(a)は実施例−2における洗い場床面用化粧板
成形品1−aの端部断面構造図を示す。 (b)は実施例−2における浴槽底面用化粧板成形品1
−bの端部断面構造図を示す。 第7図は実施例−2にもとづく本発明による浴室ハーフ
ユニット成形実施断面図であり、洗い場床面と浴槽底面
の多色成形を実施したものである。 1……本発明の化粧板成形品、1−a……実施例−2の
洗場床面に用いた化粧板成形品、1−b……実施例−2
の浴槽底面に用いた化粧板成形品、1′……従来の化粧
板成形品、2……成形材料、3……凸金型、4……凹金
型。
Claims (1)
- 【請求項1】FRP製化粧板成形品と成形材料とを用いる
多色化又は模様柄付化したFRP製成形体を製造する方法
において、 FRP製化粧板成形品が、 (1)端部の厚みが該化粧板成形品の中心部分の厚みの
1/2以下であるか、及び/又は端部が全て80度以下の傾
斜を有するものである。 (2)曲げ弾性率が120〜150℃の雰囲気温度で50〜500k
g/mm2である。 以上の条件を満すものであることを特徴とする多色化又
は模様柄付化したFRP製成形体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20138386A JPH0725097B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | Frp製成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20138386A JPH0725097B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | Frp製成形体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357210A JPS6357210A (ja) | 1988-03-11 |
| JPH0725097B2 true JPH0725097B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=16440171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20138386A Expired - Fee Related JPH0725097B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | Frp製成形体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725097B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003220641A (ja) | 2002-01-29 | 2003-08-05 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 二軸延伸ブロー成形壜体及びその一次成形品 |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP20138386A patent/JPH0725097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6357210A (ja) | 1988-03-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |