JPH0725220A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH0725220A
JPH0725220A JP17064493A JP17064493A JPH0725220A JP H0725220 A JPH0725220 A JP H0725220A JP 17064493 A JP17064493 A JP 17064493A JP 17064493 A JP17064493 A JP 17064493A JP H0725220 A JPH0725220 A JP H0725220A
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JP
Japan
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solar radiation
air
temperature
sensor
output
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Application number
JP17064493A
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English (en)
Inventor
Tomoji Terada
知司 寺田
Yuji Honda
祐次 本田
Katsuhiko Sagawa
克彦 寒川
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夕方または朝方と夜間で異なる制御を行うよ
うにして、より車両乗員の温感に近い日射補正をするこ
とを可能にする。 【構成】 車両用オートエアコン1は、冷風と温風の混
合割合を変化させて車室内へ吹き出す空気の温度を調節
するエアミックスダンパ28と、短い波長の日射量を検
出するライトセンサ38と、長い波長の日射量を検出す
る日射センサ42と、ライトセンサ38の出力および日
射センサ42の出力に応じて目標吹出温度を演算し、こ
の演算結果に応じてエアミックスダンパ28の目標開度
を変更するECU6とを備えている。ECU6は、日射
センサ42の出力が0で、且つライトセンサ38の出力
が0ではないときは夕方であると判定して、夜間とは異
なる日射補正を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車室内へ吹き出す空
気の吹出温度を自動コントロールすることが可能な車両
用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷風と温風の混合割合を変化
させて車室内へ吹き出す空気の吹出温度を調節するエア
ミックスダンパと、設定温度、内気温、外気温、日射量
に応じて車室内へ吹き出す空気の目標吹出温度を演算す
る演算手段と、この演算手段の演算結果と予め定められ
た制御特性に基づいて、エアミックスダンパの開度を制
御する昼間制御手段と、車両のヘッドライトを点灯する
ライトスイッチがオンされると、昼間走行時の制御特性
に対してエアミックスダンパをホット側に補正する夜間
走行時の制御特性に基づいて、エアミックスダンパの開
度を制御する夜間制御手段とを備えた技術(例えば特開
昭62−253508号公報や特開平3−32918号
公報等)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
においては、日射センサの出力に応じて波長の長い太陽
光の日射量を検出しているが、日射センサの出力は夕方
(例えば日没の30分前)になると、日射センサの受光
面に対して低仰角入射になることによる反射成分の増
大、投影面積の縮小、制御装置側の分解能の影響により
精度が悪化したり、図5のグラフに示したように、まだ
明るくかすかに波長の短い太陽光の日射があっても日射
センサの出力が0になってしまう。したがって、従来の
技術においては、夜間走行と昼間走行との目標吹出温度
の補正を行うことができるが、夕方や朝方と夜間との判
別ができないため、夕方または朝方には何ら日射補正が
なされないという問題点があった。
【0004】この発明は、夕方または朝方と夜間で異な
る制御を行うようにして、より車両乗員の温感に近い日
射補正をすることのできる車両用空気調和装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、図10に示
したように、車室内の熱負荷を調節する空調手段101
と、車室内へ入射する日射量を検出する日射センサ10
2と、この日射センサ102の出力がないときに、夕方
または朝方であることを検出する検出手段103と、前
記日射センサ102の出力があるとき、前記日射センサ
102の出力に応じて予め定められた昼間制御特性に基
づいて、前記空調手段101による熱負荷の調節状態を
制御する第1制御手段104と、前記日射センサ102
の出力がなく、且つ前記検出手段103で夕方または朝
方であることを検出しているとき、夜間制御特性と異な
る夕方制御特性または朝方制御特性に基づいて、前記空
調手段101による熱負荷の調節状態を制御する第2制
御手段105とを備えた技術手段を採用した。
【0006】
【作用】この発明によれば、日射センサの出力がある場
合には、日射センサの出力に応じて予め定められた昼間
制御特性に基づいて空調手段による熱負荷の調節状態が
制御される。また、日射センサの出力がなく、且つ前記
検出手段で夕方または朝方であることを検出している場
合には、夜間制御特性と異なる夕方制御特性または朝方
制御特性に基づいて空調手段による熱負荷の調節状態が
制御される。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明の車両用空気調和装置を図
1ないし図9に示す各実施例に基づいて説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図7はこの発明の第1
実施例を示したもので、図1は車両用オートエアコンの
概略構成を示した図である。車両用オートエアコン1
は、車室内に空気を送るダクト2、このダクト2内にお
いて車室内に向かう空気流を発生させるブロワ3、ダク
ト2内を流れる空気を冷却するエバポレータ4、このエ
バポレータ4を通過した空気を加熱するヒータコア5、
および各空調機器を制御する電子制御装置(以下ECU
と呼ぶ)6を備える。
【0008】ダクト2は、車室内の前方側に配設されて
いる。そのダクト2の入口側には、内気導入口7および
外気導入口8の2つの導入口が設けられており、さらに
内気導入口7および外気導入口8の内側には内外気切替
ダンパ9が回動自在に取り付けられている。その内外気
切替ダンパ9は、サーボモータ10によって駆動される
もので、図2の制御特性に基づいて、内気導入口7より
車室内空気(内気)を導入する内気循環モードと、外気
導入口8より車室外空気(外気)を導入する外気導入モ
ードと、内気導入口7および外気導入口8を共に開口す
る半内外気導入モードとを切り替える。
【0009】また、ダクト2の出口側には、デフロスト
吹出口11、フェイス吹出口12およびフット吹出口1
3の3つの吹出口が設けられており、さらにそれぞれの
吹出口の内側にはデフロストダンパ14、フェイスダン
パ15およびフットダンパ16が回動自在に取り付けら
れている。デフロストダンパ14は、サーボモータ17
によって駆動される。
【0010】また、フェイスダンパ15およびフットダ
ンパ16は、それぞれサーボモータ18、19によって
駆動されるもので、図3の制御特性に基づいて、車両乗
員の頭胸部に向けて主に冷風を吹き出すフェイスモー
ド、車両乗員の頭胸部に向けて主に冷風を吹き出し、車
両乗員の足元部に向けて主に温風を吹き出すバイレベル
モード、車両乗員の足元部に向けて主に温風を吹き出す
フットモードを切り替える。
【0011】なお、この実施例では、フットモードから
バイレベルモードへ切り替える機能と、バイレベルモー
ドからフットモードへ切り替える機能と、バイレベルモ
ードからフェイスモードへ切り替える機能と、フェイス
モードからバイレベルモードへ切り替える機能とを持っ
ている。
【0012】ブロワ3は、本発明の空調手段であって、
ブロワ駆動回路20により印加電圧が制御されるブロワ
モータ21によって回転速度が制御され、内気導入口7
または外気導入口8のうちいずれか開かれた導入口から
空気を吸引してダクト2を介して車室内へ送風する。こ
のブロワの風量、つまりブロワモータ21の印加電圧
は、図4の制御特性に基づいて決定される。そして、決
定されたブロワモータ21の印加電圧をブロワ電圧V0
とし、決定されたブロワ電圧V0 に基づいてブロワ3は
ブロワ駆動回路20を介してECU6によって自動制御
されることになる。
【0013】また、図4の制御特性に基づくブロワ電圧
制御では、ブロワ電圧は0Vから12Vまでの間を1〜
15までの15段階に細分化して制御するようにしてい
る。なお、図4の制御特性によるブロワ電圧V0 の制御
は、イグニッションスイッチ(図示せず)をオンしてか
ら所定時間(例えば15秒間)が経過した後、あるいは
水温センサ41からの冷却水温信号Twが設定水温(例
えば70℃)以上に上昇した後に行われる。
【0014】エバポレータ4は、ブロワ3の下流側のダ
クト2内に配設され、ブロワ3により送られてくる空気
を冷却する冷媒蒸発器で、冷凍サイクル22を構成する
要素のひとつである。その冷凍サイクル22は、エバポ
レータ4からコンプレッサ23、コンデンサ24、レシ
ーバ25およびエキスパンションバルブ26を介してエ
バポレータ4に冷媒が循環するように形成されたもので
ある。そして、コンプレッサ23は、電磁クラッチ(図
示せず)を介してエンジンの回転動力が伝達されること
により回転駆動される。なお、冷凍サイクル22は、コ
ンプレッサ23の作動(オン)によりエバポレータ4に
よる空気の冷却機能を得、コンプレッサ23の作動停止
(オフ)によりエバポレータ4による空気の冷却が停止
する。
【0015】ヒータコア5は、図示しないエンジンの冷
却水を熱源として空気を加熱する熱交換器で、エバポレ
ータ4より送られてくる冷風を加熱する。このヒータコ
ア5の入口側にはエアミックスダンパ28が回動自在に
取り付けられている。エアミックスダンパ28は、本発
明の空調手段であって、ECU6により決定される目標
開度θ0 となるように、サーボモータ29によって駆動
される。このエアミックスダンパ28は、決定された目
標開度θ0 に基づいて、ヒータコア5を通る空気量とヒ
ータコア5を迂回してバイパス通路30を通る空気量と
を調節することにより前述の各吹出口11〜13から吹
き出される空気の吹出温度を制御する。
【0016】ECU6は、本発明の第1制御手段、第2
制御手段であって、CPU31、ROM32およびRA
M33等を含んで構成されるもので、予めROM32内
に車室内の空調制御のための制御プログラムを記憶して
おり、その制御プログラムに基づいて各種演算、処理を
行う。ECU6の出力端子A〜Eは、それぞれサーボモ
ータ10、29、17〜19に接続され、出力端子Fは
ブロワ駆動回路20を介してブロワモータ21に接続さ
れている。サーボモータ29には、エアミックスダンパ
28の現在の開度θを検出するエアミックスダンパ開度
センサ34が設けられ、ECU6の入力端子Gに接続さ
れている。
【0017】また、ECU6の出力端子Hは、コンプレ
ッサ駆動回路35を介してコンプレッサ23の電磁クラ
ッチに接続されており、その電磁クラッチのコイルに通
電することによりエンジンの回転力を伝達してコンプレ
ッサ23を回転駆動する。なお、コンプレッサ駆動回路
35は、電磁クラッチのコイルの通電電流を検出する運
転状態検出機能を有し、その検出信号はECU6の入力
端子Iに接続されている。
【0018】ECU6の入力端子J、Kは、車室内の運
転席前方のインストルメントパネル(図示せず)に設け
られた操作パネル(図示せず)に設置された内外気切替
スイッチ36および温度設定スイッチ37にそれぞれ接
続され、入力端子L〜Qは、それぞれライトセンサ3
8、内気温センサ39、外気温センサ40、水温センサ
41、日射センサ42およびエバ後温度センサ43に接
続されている。
【0019】なお、内気温センサ39および外気温セン
サ40は、それぞれ車室内の温度(内気温)および車室
外の温度(外気温)を検出し、その検出温度に応じた内
気温信号Trおよび外気温信号TamをECU6へ出力す
る。水温センサ41およびエバ後温度センサ43は、エ
ンジンの冷却水温およびエバポレータ4の出口空気温度
(エバ後温度)を検出し、その検出温度に応じた冷却水
温信号Twおよびエバ後温度信号TeをECU6へ出力
する。
【0020】また、日射センサ42は、図5のグラフに
示したように、車室内に入射する長い波長の太陽光の光
量(日射量)を検出し、その検出値に応じた日射量信号
TsをECU6へ出力する。
【0021】ライトセンサ38は、本発明の検出手段で
あって、車室内のダッシュボード上に取り付けられてお
り、図6のグラフに示したように、車両の周囲の短い波
長の光の光量(照度)を検出し、その検出値に応じた照
度信号TcをECU6へ出力する。ライトセンサ38
は、照度信号Tcが0より大きく所定レベルTc1より小
さくなると夕方または朝方であることを検出し、照度信
号Tcが0となると夜間に入ったことを検出する。ここ
で、図6のグラフにおいて照度Lx1は日射センサ42の
日射量信号Tsが0となる所定レベルTs1(例えば日射
量が80W/m2〜100W/m2 )に相当する。
【0022】なお、ライトセンサ38は、周囲の明るさ
を感知して夕方にはテールランプ系(図示せず)を自動
的に点灯させ、夜間やトンネル内ではヘッドランプ(図
示せず)を自動的に点灯させ、周囲が明るくなった時消
灯させるライトコントロールシステムやオートライトシ
ステムに使用されているものである。
【0023】〔第1実施例の作用〕つぎに、この車両用
オートエアコン1の作動を図1ないし図7に基づいて簡
単に説明する。ここで、図7は基本的な制御プログラム
を示したフローチャートである。ECU6は、電源が投
入されると図7の制御プログラムにしたがって演算、処
理を実行する。先ず、各種タイマやフラグ等を初期化す
る(ステップS1)。次に、温度設定スイッチ37で設
定した設定温度信号Tset を読み込む(ステップS
2)。
【0024】次に、車室内の空調状態に影響を及ぼす車
両環境状態を検出するために各種センサから入力信号を
読み込む。すなわち、ライトセンサ38からの照度信号
Tc、内気温センサ39からの内気温信号Tr、外気温
センサ40からの外気温信号Tam、水温センサ41から
の冷却水温信号Tw、日射センサ42からの日射量信号
Tsおよびエバ後温度センサ43からのエバ後温度信号
Teを読み込んで、RAM33に記憶する(ステップS
3)。ここで、ライトセンサ38からの照度信号Tc
は、同一光源、すなわち、太陽光においては日射センサ
42からの日射量信号Tsと相関関係があるため日射量
とみなすことができる。
【0025】次に、上述のようにRAM33に読み込ん
だ各種入力データ(内気温信号Tr、外気温信号Tam、
日射量信号Ts)と予めROM32に記憶されている次
の数1の式に基づいて、車室内に吹き出す空気の目標吹
出温度信号TAOを算出する(ステップS4)。
【数1】TAO=A・Tset +B・Tr+C・Tam+D・
Ts+E・Tc+F
【0026】なお、Aは温度設定ゲイン、Tset は温度
設定スイッチ37で設定した設定温度信号、Bは内気温
ゲイン、Trは内気温センサ39からの内気温信号、C
は外気温ゲイン、Tamは外気温センサ40からの外気温
信号、Dは日射ゲイン、Tsは日射センサ42からの日
射量信号、Tcはライトセンサ38からの照度信号、F
は補正定数である。
【0027】ここで、日射センサ42の出力である日射
量信号Tsが0(例えば日射量が80W/m2 〜100
W/m2 )より大きく、ライトセンサ38の出力である
照度信号TcがTc1(例えば日射量が80W/m2 〜1
00W/m2 )の場合、すなわち、昼間であることを検
出した場合には、設定温度信号Tset 、内気温信号T
r、外気温信号Tam、日射量信号Ts、照度信号Tcか
ら昼間制御特性となる目標吹出温度TAOが算出される。
【0028】また、ライトセンサ38の出力である照度
信号が0の場合、すなわち、夜間であることを検出した
場合には、設定温度信号Tset 、内気温信号Tr、外気
温信号Tamから昼間制御特性と異なる夜間制御特性とな
る目標吹出温度TAOが算出される。
【0029】そして、日射センサ42の出力である日射
量信号Tsが0(例えば日射量が80W/m2 〜100
W/m2 )で、且つライトセンサ38の出力である照度
信号が0(例えば日射量が0W/m2 )より大きい場
合、すなわち、夕方であることを検出した場合には、設
定温度信号Tset 、内気温信号Tr、外気温信号Tam、
照度信号Tcから昼間制御特性や夜間制御特性と異なる
夕方または朝方制御特性となる目標吹出温度TAOが算出
される。
【0030】次に、上述のようにRAM33に読み込ん
だ各種入力データ(冷却水温信号Tw、エバ後温度信号
Te)と予めROM32に記憶されている次の数2の式
に基づいて、エアミックスダンパ28の目標開度θ0 を
算出する(ステップS5)。
【数2】θ0 ={(TAO−Te)/(Tw−Te)}×
100(%)
【0031】なお、Teはエバ後温度センサ43からの
エバ後温度信号、Twは水温センサ43からの冷却水温
信号である。そして、エアミックスダンパ28は、サー
ボモータ29によって、実際の開度が目標開度θ0 にな
るように制御される。これにより、車室内へ吹き出す空
気の吹出温度が設定温度に基づいて制御される。ここ
で、数2の式に冷却水温信号Tw、エバ後温度信号Te
を用いる理由は、エンジンの冷却水温、エバ後温度の変
化により同一の目標開度θ0 でも吹出温度が変化するこ
とを防ぐためである。
【0032】次に、ROM32内に予め記憶された目標
吹出温度TAOに応じてブロワ電圧V0 を決定するための
図4の制御特性に基づいて、ブロワ3の風量を設定す
る。すなわち、ブロワ駆動回路20を介してブロワモー
タ21に印加するブロワ電圧V0 を設定する(ステップ
S6)。
【0033】次に、ROM32内に予め記憶された目標
吹出温度TAOに応じて吹出口モードを決定するための図
3の制御特性に基づいて、フェイス吹出口12を開口す
るフェイスモードを行うか、フット吹出口13を開口す
るフットモードを行うか、あるいはフェイス吹出口12
とフット吹出口13を共に開口するバイレベルモードを
行うかを決定する(ステップS7)。
【0034】次に、ROM32内に予め記憶された目標
吹出温度TAOに応じて内外気導入モードを決定するため
の図2の制御特性に基づいて、内気導入口7を開口する
内気循環モードを行うか、外気導入口8を開口する外気
導入モードを行うか、あるいは内気導入口7と外気導入
口8を共に開口する半内外気導入モードを行うかを決定
する(ステップS8)。
【0035】次に、エバ後温度センサ43からのエバ後
温度信号Te、あるいは図示しないエアコンスイッチの
状態に基づいて、コンプレッサ23とエンジンとを駆動
連結する電磁クラッチのコイルをオンするか、オフする
かを決定する(ステップS9)。
【0036】次に、前述のステップS5〜S9で決定し
た制御信号をブロワ駆動回路20、サーボモータ10、
17、18、29およびコンプレッサ駆動回路35等に
出力して、ブロワ3、内外気切替ダンパ9、エアミック
スダンパ28およびコンプレッサ23を動作させる(ス
テップS10)。次に、ステップS2の処理へ戻り、上
述の演算、処理が繰り返される。以上の演算、処理を繰
り返し実行することによって車両用オートエアコン1が
自動コントロールされる。
【0037】ここで、エアミックスダンパ28の目標開
度θ0 、ブロワ電圧V0 、吹出口モード、内外気導入モ
ードは目標吹出温度TAOに応じて変更される。したがっ
て、目標吹出温度TAOが昼間制御特性となる側、すなわ
ち、よりクール側(目標吹出温度TAOが小さくなる側)
に設定されている場合には、エアミックスダンパ28が
よりクール側に駆動され、ブロワ3の風量が増加する側
にブロワ電圧V0 が制御され、吹出口モードや内気導入
モードもよりクール側に切り替えられる。
【0038】逆に、目標吹出温度TAOが夜間制御特性と
なる側、すなわち、よりホット側(目標吹出温度TAOが
大きくなる側)に設定されている場合には、エアミック
スダンパ28がよりホット側に駆動され、ブロワ3の風
量が減少する側にブロワ電圧V0 が制御され、吹出口モ
ードや内気導入モードもよりホット側に切り替えられ
る。
【0039】また、目標吹出温度TAOが夕方または朝方
制御特性となる側に設定されている場合には、夜間制御
特性となる側よりエアミックスダンパ28がクール側に
駆動され、ブロワ3の風量が増加する側にブロワ電圧V
0 が制御され、吹出口モードや内気導入モードもよりク
ール側に切り替えられる。
【0040】〔第1実施例の効果〕以上のように、図5
のグラフに示したように、日射センサ42からの日射量
信号Tsが0となっても、図6のグラフに示したよう
に、ライトセンサ38からの照度信号Tcにより短い波
長の弱日射量を検出した場合には、夕方または朝方であ
ると判定して、目標吹出温度TAOを夕方または朝方制御
特性となる側に補正するようにしている。したがって、
日射センサ42にて日射量を検出不能な領域である夕方
または朝方とライトセンサ38の出力も0となる夜間と
の日射補正を異なるものにすることができるので、より
車両乗員の温感に合う冷房または暖房等の空調制御を日
射センサ42にて日射量を検出不能な領域においても実
現することができる。
【0041】〔第2実施例〕図8および図9はこの発明
の第2実施例を示したもので、図9は車両用オートエア
コンの概略構成を示した図である。この実施例では、ラ
イトセンサ38の代わりに、車両のヘッドライト(図示
せず)のオン位置、車両のスモールライト(図示せず)
のオン位置、ヘッドライトおよびスモールライトのオフ
位置を持つライトスイッチ44を検出手段として用いて
いる。ライトスイッチ44はECU6の入力端子Rに接
続されている。
【0042】ここで、この実施例の目標吹出温度TAOは
次の数3の式に基づいて算出される。
【数3】TAO=A・Tset +B・Tr+C・Tam+D・
Ts+G+F そして、ライトスイッチ44がヘッドライトおよびスモ
ールライトのオフ位置に設定された場合には、ECU6
は昼間であると判定して、図9のグラフに示したよう
に、前述の数3の式のGに比較的に大きな出力信号TcH
を入れて演算を行う。
【0043】また、ライトスイッチ44がスモールライ
トのオン位置に設定された場合には、ECU6は夕方ま
たは朝方であると判定して、図9のグラフに示したよう
に、前述の数3の式のGに出力信号TcLを入れて演算を
行う。
【0044】さらに、ライトスイッチ44がヘッドライ
トのオン位置に設定された場合には、ECU6は夜間で
あると判定して、図9のグラフに示したように、前述の
数3の式のGに比較的に小さい出力信号Tc0(=0)を
入れて演算を行う。
【0045】〔変形例〕エバポレータ4の代わりにペル
チェ素子等の冷却手段を用いても良い。ヒータコア5の
代わりに、冷凍サイクルのコンデンサ等の加熱手段を用
いてもよい。この場合にはエバポレータ4やコンデンサ
内に流入する冷媒流量を日射補正するようにしても良
い。なお、冷媒の流量の補正には、インバータによる周
波数変更による補正や、コンプレッサの回転速度変更に
よる補正がある。
【0046】本実施例では、ライトセンサ38の出力お
よび日射センサ42の出力によって昼間、夜間、夕方ま
たは朝方を判定してその判定結果に応じて目標吹出温度
TAOを変更したが、ライトセンサ38の出力および日射
センサ42の出力によって昼間、夜間、夕方または朝方
を判定してその判定結果に応じてエアミックスダンパ2
8の目標開度θ0 、ブロワ電圧V0 等を所定の補正量だ
け変更しても良い。
【0047】本実施例では、夕方制御特性または朝方制
御特性と昼間制御特性、夜間制御特性を異なるように日
射補正したが、夕方制御特性または朝方制御特性と昼間
制御特性が同一となるように日射補正しても良い。ま
た、夕方制御特性または朝方制御特性のどちらか一方の
制御特性と夜間制御特性が異なるように日射補正しても
良い。さらに、夕方制御特性および朝方制御特性の両方
の制御特性と夜間制御特性が異なるように日射補正して
も良い。
【0048】
【発明の効果】この発明は、日射センサにて日射量を検
出不能な領域である夕方または朝方を検出することがで
きるので、昼間制御特性や、夕方制御特性または朝方制
御特性と夜間制御特性とで異なる制御を行うことができ
るので、より車両乗員の温感に近い日射補正を日射セン
サにて日射量を検出不能な領域においても実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる車両用オートエ
アコンの概略構成を示した構成図である。
【図2】目標吹出温度に対する内外気導入モードの制御
特性を示したグラフである。
【図3】目標吹出温度に対する吹出口モードの制御特性
を示したグラフである。
【図4】目標吹出温度に対するブロワ電圧の制御特性を
示した図である。
【図5】日射センサの出力である日射量信号と日射量と
の関係を示したグラフである。
【図6】ライトセンサの出力である照度信号と照度との
関係を示したグラフである。
【図7】ECUの基本的な制御プログラムを示したフロ
ーチャートである。
【図8】この発明の第2実施例にかかる車両用オートエ
アコンの概略構成を示した構成図である。
【図9】この発明の第2実施例にかかるライトスイッチ
の設定位置と出力信号との関係を示したグラフである。
【図10】本発明の車両用空気調和装置の概略構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1 車両用オートエアコン(車両用空気調和装置) 2 ダクト 3 ブロワ(空調手段) 4 エバポレータ 5 ヒータコア 6 ECU(第1制御手段、第2制御手段) 28 エアミックスダンパ(空調手段) 38 ライトセンサ(検出手段) 42 日射センサ 44 ライトスイッチ(検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)車室内の熱負荷を調節する空調手
    段と、 (b)車室内へ入射する日射量を検出する日射センサ
    と、 (c)この日射センサの出力がないときに、夕方または
    朝方であることを検出する検出手段と、 (d)前記日射センサの出力があるとき、前記日射セン
    サの出力に応じて予め定められた昼間制御特性に基づい
    て、前記空調手段による熱負荷の調節状態を制御する第
    1制御手段と、 (e)前記日射センサの出力がなく、且つ前記検出手段
    で夕方または朝方であることを検出しているとき、夜間
    制御特性と異なる夕方制御特性または朝方制御特性に基
    づいて、前記空調手段による熱負荷の調節状態を制御す
    る第2制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
JP17064493A 1993-07-09 1993-07-09 車両用空気調和装置 Pending JPH0725220A (ja)

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