JPH0725229B2 - プリンター用転写材 - Google Patents
プリンター用転写材Info
- Publication number
- JPH0725229B2 JPH0725229B2 JP5112934A JP11293493A JPH0725229B2 JP H0725229 B2 JPH0725229 B2 JP H0725229B2 JP 5112934 A JP5112934 A JP 5112934A JP 11293493 A JP11293493 A JP 11293493A JP H0725229 B2 JPH0725229 B2 JP H0725229B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- transfer
- transfer material
- printer
- polyester film
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンター用転写材、
さらに詳しくはタイプライターやサーマルプリンターに
用いられる寸法安定性、耐久性に優れたインキ転写材に
関するものである。
さらに詳しくはタイプライターやサーマルプリンターに
用いられる寸法安定性、耐久性に優れたインキ転写材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンター用転写材のベースには、ポリ
エステルフィルムが、高い結晶性、高い融点、耐熱性、
耐薬品性、強度、弾性率等の優れた性質を有することか
ら利用されている。
エステルフィルムが、高い結晶性、高い融点、耐熱性、
耐薬品性、強度、弾性率等の優れた性質を有することか
ら利用されている。
【0003】そして、この転写材は、タイプライターや
プリンターのドットインパクト方式では、転写リボンに
かかる張力や印字圧力に耐え、反復使用できる耐久性
が、また、感熱転写方式では、ベースフィルムは極限ま
で薄いものが追求されるので高強度である上に、熱によ
る収縮などの変形も小さいことがそれぞれ要求されてい
る。
プリンターのドットインパクト方式では、転写リボンに
かかる張力や印字圧力に耐え、反復使用できる耐久性
が、また、感熱転写方式では、ベースフィルムは極限ま
で薄いものが追求されるので高強度である上に、熱によ
る収縮などの変形も小さいことがそれぞれ要求されてい
る。
【0004】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、ベース
フィルムとして通常の二軸配向ポリエステルフィルムを
用いた転写材は、転写時においてフィルムの伸びや、印
字部の打たれ残りによるフィルムの塑性歪がおこりやす
く、張力や印字圧力の高い転写リボン用としては不満足
であった。
フィルムとして通常の二軸配向ポリエステルフィルムを
用いた転写材は、転写時においてフィルムの伸びや、印
字部の打たれ残りによるフィルムの塑性歪がおこりやす
く、張力や印字圧力の高い転写リボン用としては不満足
であった。
【0005】一方、ベースフィルムとして、縦方向のF
5値が16kg/mm2 を超える通常の強力化ポリエス
テルフィルムを使用した場合は、転写時において、フィ
ルムの縦裂けがおこりやすく、また感熱転写用では熱収
縮が大きすぎることにより、転写用としての使用に耐え
られない等の欠点があった。
5値が16kg/mm2 を超える通常の強力化ポリエス
テルフィルムを使用した場合は、転写時において、フィ
ルムの縦裂けがおこりやすく、また感熱転写用では熱収
縮が大きすぎることにより、転写用としての使用に耐え
られない等の欠点があった。
【0006】本発明は、上記欠点のないもの、すなわ
ち、寸法安定性、および耐久性に優れたプリンター用転
写材を提供せんとするものである。
ち、寸法安定性、および耐久性に優れたプリンター用転
写材を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚さが6.0
μm、縦方向のF5値が10.2kg/mm2 、横方向
のF5値が10.5kg/mm2 、縦方向の屈折率が
1.6471、横方向の屈折率が1.6730であり、
かつ、少なくとも片面が粗面で該粗面の中心線平均粗さ
が0.16μm、粗面の最大高さが1.15μmである
二軸配向ポリエステルフィルムの片面に転写インキ層を
設けてなるプリンター用転写材を特徴とするものであ
る。
μm、縦方向のF5値が10.2kg/mm2 、横方向
のF5値が10.5kg/mm2 、縦方向の屈折率が
1.6471、横方向の屈折率が1.6730であり、
かつ、少なくとも片面が粗面で該粗面の中心線平均粗さ
が0.16μm、粗面の最大高さが1.15μmである
二軸配向ポリエステルフィルムの片面に転写インキ層を
設けてなるプリンター用転写材を特徴とするものであ
る。
【0008】本発明にいうポリエステルとは、周知のポ
リエステルであり、好ましくは、ポリエチレンテレフタ
レート、エチレンテレフタレート単位を主たる繰返し構
成単位とする共重合ポリエステル、もしくは、かかるポ
リエステルが主成分であるようなポリマーブレンドより
なる群から選ばれたポリマーである。なお、共重合ポリ
エステルは、ポリエステルの酸成分の80モル%以上を
テレフタル酸成分が占め、グリコール成分の80モル%
以上をエチレングリコール成分が占めるものが好まし
く、ポリマーブレンドは、前記ポリエステルが80重量
%以上を占め、他の重合体が20重量%以下であるもの
が好ましい。また、本発明に用いられるポリエステルに
は、必要に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤、
その他添加剤等を含有してもよい。
リエステルであり、好ましくは、ポリエチレンテレフタ
レート、エチレンテレフタレート単位を主たる繰返し構
成単位とする共重合ポリエステル、もしくは、かかるポ
リエステルが主成分であるようなポリマーブレンドより
なる群から選ばれたポリマーである。なお、共重合ポリ
エステルは、ポリエステルの酸成分の80モル%以上を
テレフタル酸成分が占め、グリコール成分の80モル%
以上をエチレングリコール成分が占めるものが好まし
く、ポリマーブレンドは、前記ポリエステルが80重量
%以上を占め、他の重合体が20重量%以下であるもの
が好ましい。また、本発明に用いられるポリエステルに
は、必要に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、滑剤、
その他添加剤等を含有してもよい。
【0009】本発明で用いるポリエステルフィルムは、
前記ポリエステルからなる組成物を二軸配向したもので
あり、該フィルムの縦方向のF5値が10.2kg/m
m2のものである。F5値が10.2kg/mm2 未満
であると伸びやすく弾性回復しにくいので印字部の塑性
歪によるガサ巻きがおこり好ましくない。また、10.
2kg/mm2 を超えると、剛性が強く、印字の圧力に
よってフィルムが裂けやすくなるので好ましくない。
前記ポリエステルからなる組成物を二軸配向したもので
あり、該フィルムの縦方向のF5値が10.2kg/m
m2のものである。F5値が10.2kg/mm2 未満
であると伸びやすく弾性回復しにくいので印字部の塑性
歪によるガサ巻きがおこり好ましくない。また、10.
2kg/mm2 を超えると、剛性が強く、印字の圧力に
よってフィルムが裂けやすくなるので好ましくない。
【0010】また、フィルムの屈折率は、フィルムの縦
方向の屈折率が1.6471、横方向の屈折率が1.6
730であることが必要である。
方向の屈折率が1.6471、横方向の屈折率が1.6
730であることが必要である。
【0011】また、本発明のポリエステルフィルムの厚
さは6.0μmであることが必要である。上記よりも厚
いと熱伝達に時間がかかり、高速記録に好適ではない。
逆に上記よりも薄いと強度が低く、加工適正に劣り好ま
しくない。
さは6.0μmであることが必要である。上記よりも厚
いと熱伝達に時間がかかり、高速記録に好適ではない。
逆に上記よりも薄いと強度が低く、加工適正に劣り好ま
しくない。
【0012】本発明のポリエステルフィルムは、少なく
とも片面が粗面であり、その面の粗さは、中心線平均粗
さが0.16μmで、かつ最大高さが1.15μmであ
る。上記より小さいと滑り性が悪くなり、フィルムにし
わが入ったり、加工時のトラブル、さらにはサーマルヘ
ッド部のステッキングが発生したりして好ましくない。
上記を超えると画質の鮮明さに欠け、感度の低下をもた
らしたり、サーマルヘッドの摩耗の原因となり、実用上
問題となる。上記の粗さは、フィルム中に無機粒子、有
機粒子等の添加、粗面化フィルムの複合、溶融押出し後
のフィルムの結晶化促進、サンドマット法、薬品処理
法、コーティングマットなど一般に知られている方法を
適宜適用して得られる。特に粗面の形成には、平均粒径
0.02〜20μの無機粒子を0.05〜5重量%添加
させるのが好ましい。
とも片面が粗面であり、その面の粗さは、中心線平均粗
さが0.16μmで、かつ最大高さが1.15μmであ
る。上記より小さいと滑り性が悪くなり、フィルムにし
わが入ったり、加工時のトラブル、さらにはサーマルヘ
ッド部のステッキングが発生したりして好ましくない。
上記を超えると画質の鮮明さに欠け、感度の低下をもた
らしたり、サーマルヘッドの摩耗の原因となり、実用上
問題となる。上記の粗さは、フィルム中に無機粒子、有
機粒子等の添加、粗面化フィルムの複合、溶融押出し後
のフィルムの結晶化促進、サンドマット法、薬品処理
法、コーティングマットなど一般に知られている方法を
適宜適用して得られる。特に粗面の形成には、平均粒径
0.02〜20μの無機粒子を0.05〜5重量%添加
させるのが好ましい。
【0013】次に、本発明の転写材の製造方法について
説明する。
説明する。
【0014】まず、ポリエステルを溶融し、スリツト状
のダイからシート状に押出し、キヤステングドラムで冷
却固化して未延伸シートを形成し、そのシートを縦延
伸、すなわち、1ないし2以上の複数の区間で80〜1
30℃に加熱し、それぞれロール間の周速差により合計
倍率が3.0〜7.0倍になるように延伸したのち、9
0〜120℃、3.0〜4.0倍で横延伸し、次いで2
00〜230℃にて熱処理を行ない二軸配向ポリエステ
ルフィルムを得る。また、上記の横延伸の次に、延伸温
度95〜110℃、延伸倍率1.05倍以下の再縦延伸
を行ない、熱処理を施して二軸配向ポリエステルフィル
ムを得ることもできる。
のダイからシート状に押出し、キヤステングドラムで冷
却固化して未延伸シートを形成し、そのシートを縦延
伸、すなわち、1ないし2以上の複数の区間で80〜1
30℃に加熱し、それぞれロール間の周速差により合計
倍率が3.0〜7.0倍になるように延伸したのち、9
0〜120℃、3.0〜4.0倍で横延伸し、次いで2
00〜230℃にて熱処理を行ない二軸配向ポリエステ
ルフィルムを得る。また、上記の横延伸の次に、延伸温
度95〜110℃、延伸倍率1.05倍以下の再縦延伸
を行ない、熱処理を施して二軸配向ポリエステルフィル
ムを得ることもできる。
【0015】なお、特公昭34−5887号公報に記さ
れた縦―横―縦3段延伸法、特公昭37−1588号公
報に記された横―縦延伸法で製造される縦方向の配向度
を高めたいわゆる強力化ポリエステルフィルムは、縦方
向のF5値が16kg/mm2 を超え、横方向の屈折率
が1.650未満となるので好ましくない。
れた縦―横―縦3段延伸法、特公昭37−1588号公
報に記された横―縦延伸法で製造される縦方向の配向度
を高めたいわゆる強力化ポリエステルフィルムは、縦方
向のF5値が16kg/mm2 を超え、横方向の屈折率
が1.650未満となるので好ましくない。
【0016】次に、上記のようにして得られた本発明の
二軸配向ポリエステルフィルムに、転写インキ層を形成
する。なお、二軸配向ポリエステルフィルムには、必要
に応じてコロナ放電処理やアンダーコートなどの前処理
を行なってもよい。
二軸配向ポリエステルフィルムに、転写インキ層を形成
する。なお、二軸配向ポリエステルフィルムには、必要
に応じてコロナ放電処理やアンダーコートなどの前処理
を行なってもよい。
【0017】本発明の転写インキは、特に限定されるも
のではなく、周知のものを用いることができる。具体的
には、バインダ成分、着色成分などを主成分とし、必要
に応じ、柔軟剤、可撓剤、融点調節剤、平滑化剤、分散
剤などを添加剤成分として構成される。要するに周知の
材料を適宜選定組合せて構成されるのである。
のではなく、周知のものを用いることができる。具体的
には、バインダ成分、着色成分などを主成分とし、必要
に応じ、柔軟剤、可撓剤、融点調節剤、平滑化剤、分散
剤などを添加剤成分として構成される。要するに周知の
材料を適宜選定組合せて構成されるのである。
【0018】上記主成分の具体例としては、バインダー
成分としては、パラフィンワックス、カルナウバワック
ス、エステルワックスなど周知のワックス類や低融点の
各種高分子類が有用であり、着色剤成分としては、カー
ボンブラックや各種の有機、無機顔料ないしは染料が有
用である。また、インキには、昇華型のものも含まれ
る。
成分としては、パラフィンワックス、カルナウバワック
ス、エステルワックスなど周知のワックス類や低融点の
各種高分子類が有用であり、着色剤成分としては、カー
ボンブラックや各種の有機、無機顔料ないしは染料が有
用である。また、インキには、昇華型のものも含まれ
る。
【0019】転写インキ層を本発明のフィルムの片面に
設ける方法としては、周知の方法、例えばホットメルト
塗工、溶剤を添加した状態でグラビア、リバース、スリ
ットダイ方式などの溶液塗工方法などを用いることがで
きる。
設ける方法としては、周知の方法、例えばホットメルト
塗工、溶剤を添加した状態でグラビア、リバース、スリ
ットダイ方式などの溶液塗工方法などを用いることがで
きる。
【0020】なお、転写材が感熱転写用として用いられ
る場合は、サーマルヘッド部のスティッキングを防ぐた
め、フィルムの転写インキ層の設けてない側に融着防止
層を設けてもよい。
る場合は、サーマルヘッド部のスティッキングを防ぐた
め、フィルムの転写インキ層の設けてない側に融着防止
層を設けてもよい。
【0021】
【特性の測定方法、評価基準】以下に、本発明で規定す
る特性値の測定法を説明する。
る特性値の測定法を説明する。
【0022】 (1)F―5値 ASTM―D―882によるテンシロン型引張試験機に
試巾10mm、試長100mmとなるようにセットし、
引張速度200mm/min、温度20℃湿度65%R
Hの条件でフィルムの5%伸長の対応する強度を測定し
た。
試巾10mm、試長100mmとなるようにセットし、
引張速度200mm/min、温度20℃湿度65%R
Hの条件でフィルムの5%伸長の対応する強度を測定し
た。
【0023】 (2)屈折率 Abbe屈折率計に検光子を取付け、NaD線を用い
て、常温、常湿下(20±2℃、65%RH)で縦、横
二方向の屈折率を測定した(測定原理は、ジャーナル・
オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス 第8巻 2
717頁(1964)に記載されている)。
て、常温、常湿下(20±2℃、65%RH)で縦、横
二方向の屈折率を測定した(測定原理は、ジャーナル・
オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス 第8巻 2
717頁(1964)に記載されている)。
【0024】 (3)表面粗さ JIS−B―0601によった。
【0025】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明実施態様を説
明する。ただし、「部」は重量部をあらわす。
明する。ただし、「部」は重量部をあらわす。
【0026】 実施例1 35℃のo―クロロフェノール溶融で測定した固有粘度
0.61、平均粒径3.0μmの炭酸カルシウム0.2
重量%含有のポリエチレンテレフタレートを、押出機と
Tダイでシート状に溶融押出し、水冷ドラムに密着させ
て冷却固化し、厚さ70〜120μmの非晶質シートを
得た。このシートを95℃、3.6倍で縦延伸した後、
110℃、3.2倍で横延伸し、次いで225℃で熱処
理し通常の逐次二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
0.61、平均粒径3.0μmの炭酸カルシウム0.2
重量%含有のポリエチレンテレフタレートを、押出機と
Tダイでシート状に溶融押出し、水冷ドラムに密着させ
て冷却固化し、厚さ70〜120μmの非晶質シートを
得た。このシートを95℃、3.6倍で縦延伸した後、
110℃、3.2倍で横延伸し、次いで225℃で熱処
理し通常の逐次二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
【0027】上記のフィルム特性を測定し、その結果を
表1に示した。
表1に示した。
【0028】
【表1】 次に、ポリエステルフィルムの表面に、インパクト転写
インキ層として、メチルメタアクリレートとブチルアク
リレート共重合体からなる2μmの層を設けたのち、 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(87%/13%):
10部 ラノリン:6部 植物油:4部 カーボンブラック:5部 トルエン:25部 メチルエチルケトン:50部 からなる層を、固型分厚みが10μmになるように塗布
して乾燥した。
インキ層として、メチルメタアクリレートとブチルアク
リレート共重合体からなる2μmの層を設けたのち、 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(87%/13%):
10部 ラノリン:6部 植物油:4部 カーボンブラック:5部 トルエン:25部 メチルエチルケトン:50部 からなる層を、固型分厚みが10μmになるように塗布
して乾燥した。
【0029】また、ポリエステルフィルムの表面に感熱
転写のインキ層として、 カルナウバワックス:30部 エステルワックス:35部 カーボンブラック:12部 ポリテトラヒドロフラン:10部 シリコーンオイル:3部 からなる転写インキ層を、加熱ロールによるホットメル
トコーティング法により厚み5μmとなるように塗布し
て転写材を得た。
転写のインキ層として、 カルナウバワックス:30部 エステルワックス:35部 カーボンブラック:12部 ポリテトラヒドロフラン:10部 シリコーンオイル:3部 からなる転写インキ層を、加熱ロールによるホットメル
トコーティング法により厚み5μmとなるように塗布し
て転写材を得た。
【0030】得られた転写材を用いてドットインパクト
型および感熱転写型プリンターでプリントテストを行な
った。
型および感熱転写型プリンターでプリントテストを行な
った。
【0031】本発明の基材とした転写材、すなわち、実
施例1は非常に良好な画質が得られた。
施例1は非常に良好な画質が得られた。
【0032】 比較例1 実施例1と同様にして得られた厚さ8μmの二軸配向ポ
リエステルフィルムの片面を、サンドマット加工により
粗面化し、反対面に実施例1と同じ感熱転写インキ層を
形成し転写材を得た。マット面の中心線平均粗さは、
1.1μm、最大高さは12.5μmであった。該フィ
ルムを感熱転写型プリンターで印字したところ、インキ
が均一に転写されず、不鮮明な画質となった。
リエステルフィルムの片面を、サンドマット加工により
粗面化し、反対面に実施例1と同じ感熱転写インキ層を
形成し転写材を得た。マット面の中心線平均粗さは、
1.1μm、最大高さは12.5μmであった。該フィ
ルムを感熱転写型プリンターで印字したところ、インキ
が均一に転写されず、不鮮明な画質となった。
【0033】
【発明の効果】本発明は、特定のポリエステルフィルム
に、転写インキ層を設けたので、インパクト用に用いれ
ば印字による縦裂けがなく、打たれ残りなどの塑性歪も
小さく、耐久性が優れているという効果を得ることがで
きたものである。
に、転写インキ層を設けたので、インパクト用に用いれ
ば印字による縦裂けがなく、打たれ残りなどの塑性歪も
小さく、耐久性が優れているという効果を得ることがで
きたものである。
【0034】また、サーマルプリンターのインクフィル
ムとして用いれば、通常のポリエステルフィルムより薄
肉化が可能であり、かつ強力化ポリエステルフィルムを
用いたものより熱による収縮が小さいという効果を得る
ことができる。
ムとして用いれば、通常のポリエステルフィルムより薄
肉化が可能であり、かつ強力化ポリエステルフィルムを
用いたものより熱による収縮が小さいという効果を得る
ことができる。
【0035】さらに、本発明のベースフィルムは特定の
表面粗さを有するため、サーマルヘッドへの粘着がな
く、またプリンター中での走行性が良好で、スプールへ
の巻取りも良好であり、かつ印字画像の鮮明性にすぐれ
ている。
表面粗さを有するため、サーマルヘッドへの粘着がな
く、またプリンター中での走行性が良好で、スプールへ
の巻取りも良好であり、かつ印字画像の鮮明性にすぐれ
ている。
【0036】特に本発明の転写材は、カセット等のケー
スに入れた形にすることができ、小型化するのに極めて
すぐれた特性を有している。従って小型のカセットタイ
プの転写材としても極めて有用である。
スに入れた形にすることができ、小型化するのに極めて
すぐれた特性を有している。従って小型のカセットタイ
プの転写材としても極めて有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 厚さが6.0μm、縦方向のF5値が1
0.2kg/mm2 、横方向のF5値が10.5kg/
mm2 、縦方向の屈折率が1.6471、横方向の屈折
率が1.6730であり、かつ、少なくとも片面が粗面
で該粗面の中心線平均粗さが0.16μm、粗面の最大
高さが1.15μmである二軸配向ポリエステルフィル
ムの片面に転写インキ層を設けてなることを特徴とする
プリンター用転写材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112934A JPH0725229B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | プリンター用転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112934A JPH0725229B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | プリンター用転写材 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59072622A Division JPS60217194A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | プリンタ−用転写材 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6165286A Division JP2955187B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | プリンター用転写材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068656A JPH068656A (ja) | 1994-01-18 |
| JPH0725229B2 true JPH0725229B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=14599155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112934A Expired - Lifetime JPH0725229B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | プリンター用転写材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725229B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2955187B2 (ja) * | 1994-07-18 | 1999-10-04 | 東レ株式会社 | プリンター用転写材の製造方法 |
| JPH11147377A (ja) * | 1997-11-18 | 1999-06-02 | Teijin Ltd | 感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60217194A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-30 | Toray Ind Inc | プリンタ−用転写材 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP5112934A patent/JPH0725229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH068656A (ja) | 1994-01-18 |
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