JPH07252630A - アーク溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置 - Google Patents
アーク溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置Info
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- JPH07252630A JPH07252630A JP6045787A JP4578794A JPH07252630A JP H07252630 A JPH07252630 A JP H07252630A JP 6045787 A JP6045787 A JP 6045787A JP 4578794 A JP4578794 A JP 4578794A JP H07252630 A JPH07252630 A JP H07252630A
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Landscapes
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランニングコストを低減でき、カラフル
な溶着層を形成でき、溶着層の色あいを自由にコント
ロールでき、任意にデザインできる。 【構成】 複数の溶射材(ワイヤ)3、4を溶射材毎に
溶射条件に応じた送給速度でアーク点11へ送り、ここ
で接触させて、互いの間に溶射条件に応じた電流値と一
定の電圧値とを印加して、アークを発生させ、溶融させ
て、各溶射材3、4の成分量の割合をコントロールする
とともに、溶融した各溶射材3、4の溶滴13を圧縮空
気流12により母材15へ吹付けて、溶着させ、溶着層
を形成して、同一系統色で色の濃淡の度合いを連続的に
変化させる。
な溶着層を形成でき、溶着層の色あいを自由にコント
ロールでき、任意にデザインできる。 【構成】 複数の溶射材(ワイヤ)3、4を溶射材毎に
溶射条件に応じた送給速度でアーク点11へ送り、ここ
で接触させて、互いの間に溶射条件に応じた電流値と一
定の電圧値とを印加して、アークを発生させ、溶融させ
て、各溶射材3、4の成分量の割合をコントロールする
とともに、溶融した各溶射材3、4の溶滴13を圧縮空
気流12により母材15へ吹付けて、溶着させ、溶着層
を形成して、同一系統色で色の濃淡の度合いを連続的に
変化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、母材、例えば橋梁支
柱、水門ゲート等の鉄構製品の彩色時に適用するアーク
溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置に関するものであ
る。
柱、水門ゲート等の鉄構製品の彩色時に適用するアーク
溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄構製品の防食溶射や彩色溶射
は、単一色溶射が一般的であるが、時には、全く異なる
溶射材料を使用し、これを別系統の色として溶射した
り、溶射面の上にカラー塗装を施したりしていた。従来
の溶射方法は、次の要領で行われている。即ち、図5に
示すように先ず軟鋼よりなる母材21の面を粗いベンガ
ラまたはAl2O3 の砥粉を使用して、ブラスト処理し
て、表面を粗くして、溶射の密着性を良くする。
は、単一色溶射が一般的であるが、時には、全く異なる
溶射材料を使用し、これを別系統の色として溶射した
り、溶射面の上にカラー塗装を施したりしていた。従来
の溶射方法は、次の要領で行われている。即ち、図5に
示すように先ず軟鋼よりなる母材21の面を粗いベンガ
ラまたはAl2O3 の砥粉を使用して、ブラスト処理し
て、表面を粗くして、溶射の密着性を良くする。
【0003】次いで母材21の表面に100μm程度の
Alを溶射して、母材21の表面にAl溶射層22を形
成する。その際、図6に示すようにAl粉末槽32を有
するガスフレーム溶射トーチ33を使用し、これに搬送
ガス(アセチレンガス)31を供給して、母材21の表
面にAl溶射層22を形成する。なおこのAl溶射層2
2は、ポーラス(多孔)である。
Alを溶射して、母材21の表面にAl溶射層22を形
成する。その際、図6に示すようにAl粉末槽32を有
するガスフレーム溶射トーチ33を使用し、これに搬送
ガス(アセチレンガス)31を供給して、母材21の表
面にAl溶射層22を形成する。なおこのAl溶射層2
2は、ポーラス(多孔)である。
【0004】次いでポーラスのAl溶射層22の表面に
防食性の点から不働態リン酸溶液を含むエポキシ樹脂塗
装液をスプレー塗装して、これをAl溶射層22に含浸
させ、15μm程度のエポキシ樹脂層23を形成して、
封孔処理を施す。次いでエポキシ樹脂層23の表面に求
める色を含むカラーコート樹脂をスプレー塗装して、1
5μm程度のカラーコート樹脂層24を形成する。
防食性の点から不働態リン酸溶液を含むエポキシ樹脂塗
装液をスプレー塗装して、これをAl溶射層22に含浸
させ、15μm程度のエポキシ樹脂層23を形成して、
封孔処理を施す。次いでエポキシ樹脂層23の表面に求
める色を含むカラーコート樹脂をスプレー塗装して、1
5μm程度のカラーコート樹脂層24を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のAl溶射層22
は、防食性がよく、経年寿命も長いが、最外層のカラー
コート樹脂層24は、紫外線や雨水により経年劣化や減
肉が生じる上に、色艶の劣化が激しく、早期の塗り替え
塗装が必要で、ランニングコストが嵩む。また使用する
溶射材料の制約から、防食性の良い溶射層のみでカラフ
ルな彩色を行うことができなかった。また溶射中に彩色
の色あいをコントロールすることも、溶射により、デザ
インを描くことができなかった。
は、防食性がよく、経年寿命も長いが、最外層のカラー
コート樹脂層24は、紫外線や雨水により経年劣化や減
肉が生じる上に、色艶の劣化が激しく、早期の塗り替え
塗装が必要で、ランニングコストが嵩む。また使用する
溶射材料の制約から、防食性の良い溶射層のみでカラフ
ルな彩色を行うことができなかった。また溶射中に彩色
の色あいをコントロールすることも、溶射により、デザ
インを描くことができなかった。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、ランニングコストを低
減でき、カラフルな溶着層を形成でき、溶着層の色
あいを自由にコントロールすることができ、任意にデ
ザインできる溶射方法及び溶射制御装置を提供しようと
する点にある。
であり、その目的とする処は、ランニングコストを低
減でき、カラフルな溶着層を形成でき、溶着層の色
あいを自由にコントロールすることができ、任意にデ
ザインできる溶射方法及び溶射制御装置を提供しようと
する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のアーク溶射装置の溶射方法は、複数の溶
射材を溶射材毎に溶射条件に応じた送給速度でアーク点
へ送り、ここで接触させて、互いの間に溶射条件に応じ
た電流値と一定の電圧値とを印加して、アークを発生さ
せ、溶融させて、各溶射材の成分量の割合をコントロー
ルするとともに、溶融した各溶射材の溶滴を圧縮空気に
より母材へ吹付けて、溶着させ、溶着層を形成して、同
一系統色で色の濃淡の度合いを連続的に変化させること
を特徴としている。
めに、本発明のアーク溶射装置の溶射方法は、複数の溶
射材を溶射材毎に溶射条件に応じた送給速度でアーク点
へ送り、ここで接触させて、互いの間に溶射条件に応じ
た電流値と一定の電圧値とを印加して、アークを発生さ
せ、溶融させて、各溶射材の成分量の割合をコントロー
ルするとともに、溶融した各溶射材の溶滴を圧縮空気に
より母材へ吹付けて、溶着させ、溶着層を形成して、同
一系統色で色の濃淡の度合いを連続的に変化させること
を特徴としている。
【0008】また本発明の溶射制御装置は、色あい条件
設定手段からの設定値により各溶射材の使用量を演算し
てこの演算結果を溶射材毎に出力する使用量演算回路を
有し、同使用量演算回路の各出力系に、使用量演算回路
の演算結果に基づいて溶射条件のうちの電流値を演算す
る電流値演算回路と使用量演算回路及び電流値演算回路
の演算結果に基づいて溶射条件のうちの溶射材送給速度
を演算する送給速度演算回路とをそれぞれ接続したこと
を特徴としている。
設定手段からの設定値により各溶射材の使用量を演算し
てこの演算結果を溶射材毎に出力する使用量演算回路を
有し、同使用量演算回路の各出力系に、使用量演算回路
の演算結果に基づいて溶射条件のうちの電流値を演算す
る電流値演算回路と使用量演算回路及び電流値演算回路
の演算結果に基づいて溶射条件のうちの溶射材送給速度
を演算する送給速度演算回路とをそれぞれ接続したこと
を特徴としている。
【0009】
【作用】本発明は前記のように構成されており、複数の
溶射材を溶射材毎に溶射条件に応じた送給速度でアーク
点へ送り、ここで接触させて、互いの間に溶射条件に応
じた電流値と一定の電圧値とを印加して、アークを発生
させ、溶融させて、各溶射材の成分量の割合をコントロ
ールするとともに、溶融した各溶射材の溶滴を圧縮空気
により母材へ吹付けて、溶着させ、溶着層を形成して、
同一系統色で色の濃淡の度合いを連続的に変化させる。
溶射材を溶射材毎に溶射条件に応じた送給速度でアーク
点へ送り、ここで接触させて、互いの間に溶射条件に応
じた電流値と一定の電圧値とを印加して、アークを発生
させ、溶融させて、各溶射材の成分量の割合をコントロ
ールするとともに、溶融した各溶射材の溶滴を圧縮空気
により母材へ吹付けて、溶着させ、溶着層を形成して、
同一系統色で色の濃淡の度合いを連続的に変化させる。
【0010】
【実施例】次に本発明のアーク溶射装置の溶射方法の一
実施例を図1により説明すると、1が第1ワイヤリー
ル、2が第2ワイヤリール、3が第1ワイヤ(第1溶射
材)、4が第2ワイヤ(第2溶射材)、5aが第1ワイ
ヤ3の送給ローラ、5bが第2ワイヤ4の送給ローラ、
6aがワイヤ送給ローラ5aの駆動モータ、6bがワイ
ヤ送給ローラ5bの駆動モータ、7aが駆動モータ6a
の減速機、7bが駆動モータ6bの減速機、8aが第1
ワイヤ3の導管、8bが第2ワイヤ4の導管、9が圧縮
空気送入口、10が導管8a、8bの合流部の周りに形
成した圧縮空気噴射口、11がアーク点、12が圧縮空
気噴射口10から噴射された空気流、13が溶滴、14
が吹付け気流、15が母材である。
実施例を図1により説明すると、1が第1ワイヤリー
ル、2が第2ワイヤリール、3が第1ワイヤ(第1溶射
材)、4が第2ワイヤ(第2溶射材)、5aが第1ワイ
ヤ3の送給ローラ、5bが第2ワイヤ4の送給ローラ、
6aがワイヤ送給ローラ5aの駆動モータ、6bがワイ
ヤ送給ローラ5bの駆動モータ、7aが駆動モータ6a
の減速機、7bが駆動モータ6bの減速機、8aが第1
ワイヤ3の導管、8bが第2ワイヤ4の導管、9が圧縮
空気送入口、10が導管8a、8bの合流部の周りに形
成した圧縮空気噴射口、11がアーク点、12が圧縮空
気噴射口10から噴射された空気流、13が溶滴、14
が吹付け気流、15が母材である。
【0011】上記図1に示すアーク溶射装置では、駆動
モータ6aの回転を減速機7aを経てワイヤ送給ローラ
5aに伝えて、同ワイヤ送給ローラ5aを回転し、第1
ワイヤ3を第1ワイヤリール1から繰り出して、導管8
aへ送り出すと同時に、駆動モータ6bの回転を減速機
7bを経てワイヤ送給ローラ5bに伝えて、同ワイヤ送
給ローラ5bを回転し、第2ワイヤ4を第2ワイヤリー
ル2から繰り出して、導管8bへ送り出す。
モータ6aの回転を減速機7aを経てワイヤ送給ローラ
5aに伝えて、同ワイヤ送給ローラ5aを回転し、第1
ワイヤ3を第1ワイヤリール1から繰り出して、導管8
aへ送り出すと同時に、駆動モータ6bの回転を減速機
7bを経てワイヤ送給ローラ5bに伝えて、同ワイヤ送
給ローラ5bを回転し、第2ワイヤ4を第2ワイヤリー
ル2から繰り出して、導管8bへ送り出す。
【0012】このとき、ワイヤ送給モータ6a、6bの
回転数を溶射条件に応じ制御して、第1ワイヤ3、第2
ワイヤ4の送給速度をコントロールする。上記導管8
a、8bは、アーク点11で第1、第2ワイヤ3、4を
接触させるように構成されており、第1、第2ワイヤ
3、4の間に溶射条件に応じた値の電流と一定値の電圧
とを印加し、アークを発生させて、第1ワイヤ3、第2
ワイヤ4をそのときの入熱量、送給速度(送給量)に比
例した割合で溶融させる。
回転数を溶射条件に応じ制御して、第1ワイヤ3、第2
ワイヤ4の送給速度をコントロールする。上記導管8
a、8bは、アーク点11で第1、第2ワイヤ3、4を
接触させるように構成されており、第1、第2ワイヤ
3、4の間に溶射条件に応じた値の電流と一定値の電圧
とを印加し、アークを発生させて、第1ワイヤ3、第2
ワイヤ4をそのときの入熱量、送給速度(送給量)に比
例した割合で溶融させる。
【0013】一方、圧縮空気送入口9に送給した圧縮空
気を螺旋状に旋回させながら空気噴射口10から前方へ
第1、第2ワイヤ3、4をシールドするように噴射し
て、空気流12を形成し、この空気流12により溶融し
た第1、第2ワイヤ3、4の溶滴13を搬送し、高速の
吹付け気流14として母材15の表面へ衝突させ、溶着
させて、溶射層を形成する。
気を螺旋状に旋回させながら空気噴射口10から前方へ
第1、第2ワイヤ3、4をシールドするように噴射し
て、空気流12を形成し、この空気流12により溶融し
た第1、第2ワイヤ3、4の溶滴13を搬送し、高速の
吹付け気流14として母材15の表面へ衝突させ、溶着
させて、溶射層を形成する。
【0014】このように第1、第2ワイヤ3、4の送給
速度(送給量)と印加する電流値とを溶射条件に応じて
制御し且つ一定値の電圧を印加し、溶融した第1、第2
ワイヤ3、4の成分量の割合を変えて、同一系統色で色
の濃淡の度合いを連続的に変化させる。なお圧縮空気
は、高温のプラズマ流を絞って、その周りを冷却するた
めに噴射するので、圧宿空気流量は、略一定にセットし
て差し支えない。
速度(送給量)と印加する電流値とを溶射条件に応じて
制御し且つ一定値の電圧を印加し、溶融した第1、第2
ワイヤ3、4の成分量の割合を変えて、同一系統色で色
の濃淡の度合いを連続的に変化させる。なお圧縮空気
は、高温のプラズマ流を絞って、その周りを冷却するた
めに噴射するので、圧宿空気流量は、略一定にセットし
て差し支えない。
【0015】図2は、AlとZn とからなる2種のワイ
ヤを用いて〔A部: 濃色(灰色)〕〔B部: 中間色(灰
白色)〕〔C部: 淡色(銀白色)〕の3種の色あいの溶
射層17を母材15表面に形成した溶射試験片と、A部
〜C部の溶射条件の一例とを示している。その際、Al
とZn との成分量の割合を表1になるように各ワイヤの
送給速度と電流値と溶射ガンの走査速度とを制御して、
A部〜C部を創成した。なお以上の制御は、コンピュー
タにより行われる。
ヤを用いて〔A部: 濃色(灰色)〕〔B部: 中間色(灰
白色)〕〔C部: 淡色(銀白色)〕の3種の色あいの溶
射層17を母材15表面に形成した溶射試験片と、A部
〜C部の溶射条件の一例とを示している。その際、Al
とZn との成分量の割合を表1になるように各ワイヤの
送給速度と電流値と溶射ガンの走査速度とを制御して、
A部〜C部を創成した。なお以上の制御は、コンピュー
タにより行われる。
【0016】
【表1】
【0017】図3は、A部〜C部でのAl、Zn の溶着
量を示している。なお以上の実施例では、2種類のワイ
ヤを使用しているが、3種類以上のワイヤも使用可能で
ある。図4は、図1に示すアーク溶射装置により溶射層
を形成するときに使用する溶射制御装置の一例を示して
いる。
量を示している。なお以上の実施例では、2種類のワイ
ヤを使用しているが、3種類以上のワイヤも使用可能で
ある。図4は、図1に示すアーク溶射装置により溶射層
を形成するときに使用する溶射制御装置の一例を示して
いる。
【0018】51が予め判っている色あい条件を設定す
る色あい条件設定レバー、52が色あい条件設定レバー
51からの設定値により第1、第2ワイヤ3、4の使用
量を演算してこの演算結果を第1ワイヤ出力系53及び
第2ワイヤ出力系58から出力する使用量演算回路であ
る。この使用量演算回路52の第1ワイヤ出力系53に
は、使用量演算回路52の演算結果に基づいて電流値を
演算する電流値演算回路54と、使用量演算回路52及
び電流値演算回路54の演算結果に基づいて溶射条件の
うちの第1ワイヤ送給速度を演算する送給速度演算回路
55とが接続されている。
る色あい条件設定レバー、52が色あい条件設定レバー
51からの設定値により第1、第2ワイヤ3、4の使用
量を演算してこの演算結果を第1ワイヤ出力系53及び
第2ワイヤ出力系58から出力する使用量演算回路であ
る。この使用量演算回路52の第1ワイヤ出力系53に
は、使用量演算回路52の演算結果に基づいて電流値を
演算する電流値演算回路54と、使用量演算回路52及
び電流値演算回路54の演算結果に基づいて溶射条件の
うちの第1ワイヤ送給速度を演算する送給速度演算回路
55とが接続されている。
【0019】56が同送給速度演算回路55に接続した
変圧動モータ制御装置56で、変圧動モータ制御装置5
6がワイヤ送給ローラ用駆動モータ6aの回転数を制御
するようになっている。また上記使用量演算回路52の
第2ワイヤ出力系58には、使用量演算回路52の演算
結果に基づいて溶射条件のうちの電流値を演算する電流
値演算回路59と、使用量演算回路52及び電流値演算
回路59の演算結果に基づいて溶射条件のうちの第2ワ
イヤ送給速度を演算する送給速度演算回路60とが接続
されている。
変圧動モータ制御装置56で、変圧動モータ制御装置5
6がワイヤ送給ローラ用駆動モータ6aの回転数を制御
するようになっている。また上記使用量演算回路52の
第2ワイヤ出力系58には、使用量演算回路52の演算
結果に基づいて溶射条件のうちの電流値を演算する電流
値演算回路59と、使用量演算回路52及び電流値演算
回路59の演算結果に基づいて溶射条件のうちの第2ワ
イヤ送給速度を演算する送給速度演算回路60とが接続
されている。
【0020】61が変圧動モータ制御装置で、同変圧動
モータ制御装置61がワイヤ送給ローラ用駆動モータ6
bの回転数を制御するようになっている。上記溶射制御
装置では、色あい条件設定レバー51の設定値を使用量
演算回路52へ出力し、ここで第1、第2ワイヤ3、4
の使用量を演算し、この演算結果を第1ワイヤ出力系5
3及び第2ワイヤ出力系58から電流値演算回路54、
59へ出力し、ここで溶射条件のうちの電流値を演算す
る。
モータ制御装置61がワイヤ送給ローラ用駆動モータ6
bの回転数を制御するようになっている。上記溶射制御
装置では、色あい条件設定レバー51の設定値を使用量
演算回路52へ出力し、ここで第1、第2ワイヤ3、4
の使用量を演算し、この演算結果を第1ワイヤ出力系5
3及び第2ワイヤ出力系58から電流値演算回路54、
59へ出力し、ここで溶射条件のうちの電流値を演算す
る。
【0021】またこの演算結果及び上記使用量演算回路
52の演算結果を送給速度演算回路55、60へ出力
し、ここで溶射条件のうちの第1、第2ワイヤ3、4の
送給速度(送給量)を演算し、この演算結果を変圧動モ
ータ制御装置56、61へ出力し、同変圧動モータ制御
装置56、61により、ワイヤ送給ローラ用駆動モータ
6a、6bの回転数を変化させる。
52の演算結果を送給速度演算回路55、60へ出力
し、ここで溶射条件のうちの第1、第2ワイヤ3、4の
送給速度(送給量)を演算し、この演算結果を変圧動モ
ータ制御装置56、61へ出力し、同変圧動モータ制御
装置56、61により、ワイヤ送給ローラ用駆動モータ
6a、6bの回転数を変化させる。
【0022】その際、電圧は、図2中の表に示すように
一定でよいので、電圧条件の演算は不要である。このよ
うに第1、第2ワイヤ3、4の送給速度(送給量)と印
加する電流値とを溶射条件に応じて制御し且つ一定値の
電圧を印加し、溶融した第1、第2ワイヤ3、4の成分
量の割合を変えて、同一系統色で色の濃淡の度合いを連
続的に変化させる。
一定でよいので、電圧条件の演算は不要である。このよ
うに第1、第2ワイヤ3、4の送給速度(送給量)と印
加する電流値とを溶射条件に応じて制御し且つ一定値の
電圧を印加し、溶融した第1、第2ワイヤ3、4の成分
量の割合を変えて、同一系統色で色の濃淡の度合いを連
続的に変化させる。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記のように複数の溶射材を溶
射材毎に溶射条件に応じた送給速度でアーク点へ送り、
ここで接触させて、互いの間に溶射条件に応じた電流値
と一定の電圧値とを印加して、アークを発生させ、溶融
させて、各溶射材の成分量の割合をコントロールすると
ともに、溶融した各溶射材の溶滴を圧縮空気により母材
へ吹付けて、溶着させ、溶着層を形成して、同一系統色
で色の濃淡の度合いを連続的に変化させるので、防食性
に優れた溶着層(最外層皮膜部)を形成でき、前記従来
のカラーコート樹脂層に比べると、早期に塗り替え塗装
を行う必要がなくて、ランニングコストを低減できる。
射材毎に溶射条件に応じた送給速度でアーク点へ送り、
ここで接触させて、互いの間に溶射条件に応じた電流値
と一定の電圧値とを印加して、アークを発生させ、溶融
させて、各溶射材の成分量の割合をコントロールすると
ともに、溶融した各溶射材の溶滴を圧縮空気により母材
へ吹付けて、溶着させ、溶着層を形成して、同一系統色
で色の濃淡の度合いを連続的に変化させるので、防食性
に優れた溶着層(最外層皮膜部)を形成でき、前記従来
のカラーコート樹脂層に比べると、早期に塗り替え塗装
を行う必要がなくて、ランニングコストを低減できる。
【0024】また使用する溶射材を任意に選定できて、
カラフルな溶着層(最外層皮膜部)を形成できる。また
各溶射材の送給速度(送給量)、電流等を制御するの
で、溶射中に溶着層(最外層皮膜部)の色あいを自由に
コントロールすることができる。また溶射の向きを変え
ることが可能であり、任意にデザインできる。
カラフルな溶着層(最外層皮膜部)を形成できる。また
各溶射材の送給速度(送給量)、電流等を制御するの
で、溶射中に溶着層(最外層皮膜部)の色あいを自由に
コントロールすることができる。また溶射の向きを変え
ることが可能であり、任意にデザインできる。
【図1】本発明のアーク溶射装置の溶射方法の一実施例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】AlとZn とからなる2種のワイヤを用いてA
部: 濃色(灰色)とB部: 中間色(灰白色)とC部: 淡
色(銀白色)との3種の色あいの溶射層を母材表面に形
成した溶射試験片とA部〜C部の溶射条件の一例を示す
説明図である。
部: 濃色(灰色)とB部: 中間色(灰白色)とC部: 淡
色(銀白色)との3種の色あいの溶射層を母材表面に形
成した溶射試験片とA部〜C部の溶射条件の一例を示す
説明図である。
【図3】A部〜C部でのAl、Zn の溶着量を示す説明
図である。
図である。
【図4】本発明の溶射制御装置の一実施例を示す系統図
である。
である。
【図5】従来の溶射方法により得られた各溶射層を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】同溶射方法に使用されるガスフレーム溶射トー
チを示す側面図である。
チを示す側面図である。
1 第1溶射材(ワイヤ)リール 2 第2溶射材(ワイヤ)リール 3 第1溶射材(第1ワイヤ) 4 第2溶射材(第2ワイヤ) 5a 第1ワイヤ3の送給ローラ 5b 第2ワイヤ4の送給ローラ 6a ワイヤ送給ローラ5aの駆動モータ 6b ワイヤ送給ローラ5bの駆動モータ 7a 駆動モータ6aの減速機 7b 駆動モータ6bの減速機 8a 第1ワイヤ3の導管 8b 第2ワイヤ4の導管 9 圧縮空気送入口 10 圧縮空気噴射口 11 アーク点 12 空気流 13 溶滴 14 吹付け気流 15 母材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 俊昭 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 石黒 圭吾 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の溶射材を溶射材毎に溶射条件に応
じた送給速度でアーク点へ送り、ここで接触させて、互
いの間に溶射条件に応じた電流値と一定の電圧値とを印
加して、アークを発生させ、溶融させて、各溶射材の成
分量の割合をコントロールするとともに、溶融した溶射
材の溶滴を圧縮空気により母材へ吹付けて、溶着させ、
溶着層を形成して、同一系統色で色の濃淡の度合いを連
続的に変化させることを特徴としたアーク溶射装置の溶
射方法。 - 【請求項2】 色あい条件設定手段からの設定値により
各溶射材の使用量を演算してこの演算結果を溶射材毎に
出力する使用量演算回路を有し、同使用量演算回路の各
出力系に、使用量演算回路の演算結果に基づいて溶射条
件のうちの電流値を演算する電流値演算回路と使用量演
算回路及び電流値演算回路の演算結果に基づいて溶射条
件のうちの溶射材送給速度を演算する送給速度演算回路
とをそれぞれ接続したことを特徴とする溶射制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6045787A JPH07252630A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | アーク溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6045787A JPH07252630A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | アーク溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07252630A true JPH07252630A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12728999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6045787A Withdrawn JPH07252630A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | アーク溶射装置の溶射方法及び溶射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07252630A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11279743A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-10-12 | Sulzer Metco Us Inc | ア―ク溶射装置及びア―ク溶射装置のためのガスキャップ |
| JP2002226961A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Daihen Corp | 自動溶射方法 |
| KR101037978B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2011-05-30 | 최종필 | 판재 자동 용사장치 |
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| US10974337B2 (en) | 2015-08-17 | 2021-04-13 | Illinois Tool Works Inc. | Additive manufacturing systems and methods |
| US11370068B2 (en) | 2015-02-25 | 2022-06-28 | Hobart Brothers Llc | Systems and methods for additive manufacturing using aluminum metal-cored wire |
| KR20240022894A (ko) * | 2022-08-12 | 2024-02-20 | 대주전자재료 주식회사 | 탄소나노튜브의 합성방법 및 합성장치 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP6045787A patent/JPH07252630A/ja not_active Withdrawn
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |