JPH07252986A - 筒体の切断装置 - Google Patents
筒体の切断装置Info
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- JPH07252986A JPH07252986A JP6040792A JP4079294A JPH07252986A JP H07252986 A JPH07252986 A JP H07252986A JP 6040792 A JP6040792 A JP 6040792A JP 4079294 A JP4079294 A JP 4079294A JP H07252986 A JPH07252986 A JP H07252986A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 孔内に挿入されたケーシングパイプを切断で
きる筒体の切断装置を提供する。 【構成】 円筒形状のチューブ1の前端から軸方向に延
びる略筒状の案内保護部2を設ける。上記チューブ1内
にシリンダーケース3を配置し、そのシリンダーケース
3の内周にロッド4の後端に固定されたピストン9を摺
動自在に嵌合する。上記ロッド4の前端には前方に向け
て徐々に細くなるコーン部5を固定する。一対の回動部
7,7は、前アーム部7a,7aと後アーム部7b,7bと中
央部7c,7cとを夫々有すると共に、その中央部7c,7c
を案内保護部2内に径方向に配置された軸6に取り付け
る。そして、上記ロッド4を前方に押し出すことによっ
て、ロッド4のコーン部5により回動部7,7の後アー
ム部7b,7bを押し広げ、前アーム部7a,7aに回動方向
かつ反対方向に設けられた切断刃10,10の先端を案
内保護部2の外周面よりも外側に突出させる。
きる筒体の切断装置を提供する。 【構成】 円筒形状のチューブ1の前端から軸方向に延
びる略筒状の案内保護部2を設ける。上記チューブ1内
にシリンダーケース3を配置し、そのシリンダーケース
3の内周にロッド4の後端に固定されたピストン9を摺
動自在に嵌合する。上記ロッド4の前端には前方に向け
て徐々に細くなるコーン部5を固定する。一対の回動部
7,7は、前アーム部7a,7aと後アーム部7b,7bと中
央部7c,7cとを夫々有すると共に、その中央部7c,7c
を案内保護部2内に径方向に配置された軸6に取り付け
る。そして、上記ロッド4を前方に押し出すことによっ
て、ロッド4のコーン部5により回動部7,7の後アー
ム部7b,7bを押し広げ、前アーム部7a,7aに回動方向
かつ反対方向に設けられた切断刃10,10の先端を案
内保護部2の外周面よりも外側に突出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボーリング掘削機を
用いたさく井工事等において、孔内のケーシングパイプ
の切断に使用される筒体の切断装置に関する。
用いたさく井工事等において、孔内のケーシングパイプ
の切断に使用される筒体の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温泉井等のさく井工事において、
地中深く縦孔を掘削するボーリング掘削機がある。この
ボーリング掘削機は、図3に示すように、ボーリングロ
ッド61の先端に回転駆動部を内蔵するダウンダホール
62を取り付けている。そして、上記ダウンダホール6
2の先端には、土砂等を掘削するビット63を有してい
る。
地中深く縦孔を掘削するボーリング掘削機がある。この
ボーリング掘削機は、図3に示すように、ボーリングロ
ッド61の先端に回転駆動部を内蔵するダウンダホール
62を取り付けている。そして、上記ダウンダホール6
2の先端には、土砂等を掘削するビット63を有してい
る。
【0003】上記構成のボーリング掘削機は、ボーリン
グロッド61の上端にフック66を掛け、図示しないク
レーンによりボーリングロッド61をダウンダホール6
2と共に降下させ、地上からボーリングロッド61を介
して送給される圧縮空気によってダウンダホール62内
の回転駆動部を駆動して、ダウンダホール62の先端の
ビット63を回転させながら、土砂や礫を掘削して、縦
孔60を掘り進む。そして、上記縦孔60内に溜まった
被掘削物は、ダウンダホール62から排出される圧縮空
気によるエアリフトによって縦孔60内に充満した泥水
と共に外部に排出される。このとき、縦孔60の孔壁6
4を荒らさないようにするために、あるいは孔壁64が
崩壊しないようにするために、縦孔60内にはケーシン
グパイプ65を挿入している。
グロッド61の上端にフック66を掛け、図示しないク
レーンによりボーリングロッド61をダウンダホール6
2と共に降下させ、地上からボーリングロッド61を介
して送給される圧縮空気によってダウンダホール62内
の回転駆動部を駆動して、ダウンダホール62の先端の
ビット63を回転させながら、土砂や礫を掘削して、縦
孔60を掘り進む。そして、上記縦孔60内に溜まった
被掘削物は、ダウンダホール62から排出される圧縮空
気によるエアリフトによって縦孔60内に充満した泥水
と共に外部に排出される。このとき、縦孔60の孔壁6
4を荒らさないようにするために、あるいは孔壁64が
崩壊しないようにするために、縦孔60内にはケーシン
グパイプ65を挿入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ボーリ
ング掘削機では、エアリフト時に、ケーシングパイプ6
5は地下水圧等の大きな外圧を受け、縦孔60内のケー
シングパイプ65が破損することがある。このような事
故が発生した場合は、破損したケーシングパイプ65の
上端にフック66を掛け、図示しないクレーン等により
引き上げて、代りのケーシングパイプ65を縦孔60内
に挿入して復旧させる。ところが、上記ケーシングパイ
プ65の破損箇所が孔壁64に引っかかり、あるいは地
盤との摩擦が大きくて、破損したケーシングパイプ65
を引き上げることができないという問題がある。
ング掘削機では、エアリフト時に、ケーシングパイプ6
5は地下水圧等の大きな外圧を受け、縦孔60内のケー
シングパイプ65が破損することがある。このような事
故が発生した場合は、破損したケーシングパイプ65の
上端にフック66を掛け、図示しないクレーン等により
引き上げて、代りのケーシングパイプ65を縦孔60内
に挿入して復旧させる。ところが、上記ケーシングパイ
プ65の破損箇所が孔壁64に引っかかり、あるいは地
盤との摩擦が大きくて、破損したケーシングパイプ65
を引き上げることができないという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、筒体の破損箇
所から上側の部分を引き上げるために、孔内の筒体を切
断できる筒体の切断装置を提供することにある。
所から上側の部分を引き上げるために、孔内の筒体を切
断できる筒体の切断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の筒体の切断装置は、ロッドに固定された
ピストンがチューブ内に摺動自在に嵌合されたシリンダ
ー部と、上記シリンダー部のチューブの前端から軸方向
に延びる略筒状の案内保護部と、上記案内保護部内に径
方向に配置された軸と、前アーム部と後アーム部と中央
部とを夫々有し、上記各中央部が上記軸に取り付けられ
た一対の回動部と、上記一対の回動部の両前アーム部に
回動方向かつ反対方向に夫々設けられ、先端が上記案内
保護部の外周面より外側に突出可能な切断刃とを備え、
上記シリンダー部のロッドの先端で上記回動部の両後ア
ーム部を押し広げて、上記両前アーム部を外向に広げる
ことによって、上記切断刃の先端を上記案内保護部の外
周面よりも外側に突出するようにしたことを特徴として
いる。
め、請求項1の筒体の切断装置は、ロッドに固定された
ピストンがチューブ内に摺動自在に嵌合されたシリンダ
ー部と、上記シリンダー部のチューブの前端から軸方向
に延びる略筒状の案内保護部と、上記案内保護部内に径
方向に配置された軸と、前アーム部と後アーム部と中央
部とを夫々有し、上記各中央部が上記軸に取り付けられ
た一対の回動部と、上記一対の回動部の両前アーム部に
回動方向かつ反対方向に夫々設けられ、先端が上記案内
保護部の外周面より外側に突出可能な切断刃とを備え、
上記シリンダー部のロッドの先端で上記回動部の両後ア
ーム部を押し広げて、上記両前アーム部を外向に広げる
ことによって、上記切断刃の先端を上記案内保護部の外
周面よりも外側に突出するようにしたことを特徴として
いる。
【0007】また、請求項2の筒体の切断装置は、請求
項1の筒体の切断装置において、上記略筒状の案内保護
部に上記切断刃の少なくとも先端が突出可能な開口部を
形成したことを特徴としている。
項1の筒体の切断装置において、上記略筒状の案内保護
部に上記切断刃の少なくとも先端が突出可能な開口部を
形成したことを特徴としている。
【0008】また、請求項3の筒体の切断装置は、請求
項1または2の筒体の切断装置において、上記案内保護
部の前端に保護カバーを形成したことを特徴としてい
る。
項1または2の筒体の切断装置において、上記案内保護
部の前端に保護カバーを形成したことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項4の筒体の切断装置は、ロッ
ドに固定されたピストンがチューブ内に摺動自在に嵌合
されたシリンダー部と、上記シリンダー部のチューブの
前端から軸方向に延びた支持部材と、上記支持部材に上
記シリンダー部の軸に対して直角に配置された軸と、前
アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有し、上記各中
央部が上記軸に取り付けられた一対の回動部と、上記一
対の回動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方向に夫
々設けられ、先端が上記シリンダー部のチューブの外周
面より外側に突出可能な切断刃とを備え、上記シリンダ
ー部のロッドの先端で上記回動部の両後アーム部を押し
広げて、上記両前アーム部を外向に広げることによっ
て、上記切断刃の先端を上記シリンダー部のチューブの
外周面よりも外側に突出するようにしたことを特徴とし
ている。
ドに固定されたピストンがチューブ内に摺動自在に嵌合
されたシリンダー部と、上記シリンダー部のチューブの
前端から軸方向に延びた支持部材と、上記支持部材に上
記シリンダー部の軸に対して直角に配置された軸と、前
アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有し、上記各中
央部が上記軸に取り付けられた一対の回動部と、上記一
対の回動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方向に夫
々設けられ、先端が上記シリンダー部のチューブの外周
面より外側に突出可能な切断刃とを備え、上記シリンダ
ー部のロッドの先端で上記回動部の両後アーム部を押し
広げて、上記両前アーム部を外向に広げることによっ
て、上記切断刃の先端を上記シリンダー部のチューブの
外周面よりも外側に突出するようにしたことを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項5の筒体の切断装置は、請求
項1または4の筒体の切断装置において、上記シリンダ
ー部のロッドに、上記シリンダー部のピストンを軸方向
後方に付勢する戻しバネを外嵌したことを特徴としてい
る。
項1または4の筒体の切断装置において、上記シリンダ
ー部のロッドに、上記シリンダー部のピストンを軸方向
後方に付勢する戻しバネを外嵌したことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項6の筒体の切断装置は、請求
項1または4の筒体の切断装置において、上記シリンダ
ー部のロッドの先端に固定され、上記一対の回動部の両
後アーム部を押し広げるコーン部を備えたことを特徴と
している。
項1または4の筒体の切断装置において、上記シリンダ
ー部のロッドの先端に固定され、上記一対の回動部の両
後アーム部を押し広げるコーン部を備えたことを特徴と
している。
【0012】
【作用】上記請求項1の筒体の切断装置によれば、例え
ばボーリング掘削機により掘削された縦孔内に挿入され
た筒体が地下水圧等により破損した場合、この筒体の切
断装置の上記シリンダー部側をボーリングロッドの先端
に取り付けて、筒体内に上記略筒状の案内保護部側を切
断予定位置まで挿入する。その後、上記シリンダー部を
ボーリング掘削機の回転駆動部等によりボーリングロッ
ドを介して回転させながら、シリンダー部のピストンに
液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを前方に押し出
すことによって、ロッドの先端により上記一対の回動部
の両後アーム部を押し広げる。上記一対の回動部の両後
アーム部を押し広げることによって、両前アーム部は外
向に広がる。そして、上記一対の回動部の両前アーム部
に回動方向かつ反対方向に夫々設けられた切断刃の先端
は、上記案内保護部の外周面よりも外側に突出して、上
記筒体の内周面に押接する。このとき、上記一対の回動
部は、上記シリンダー部のチューブと案内保護部とその
案内保護部内の径方向に配置された軸とを介して案内保
護部の軸中心に回転するので、上記一対の回動部の両前
アーム部に設けられた切断刃の先端は、筒体の内周面を
周方向に夫々削り、筒体を切断する。
ばボーリング掘削機により掘削された縦孔内に挿入され
た筒体が地下水圧等により破損した場合、この筒体の切
断装置の上記シリンダー部側をボーリングロッドの先端
に取り付けて、筒体内に上記略筒状の案内保護部側を切
断予定位置まで挿入する。その後、上記シリンダー部を
ボーリング掘削機の回転駆動部等によりボーリングロッ
ドを介して回転させながら、シリンダー部のピストンに
液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを前方に押し出
すことによって、ロッドの先端により上記一対の回動部
の両後アーム部を押し広げる。上記一対の回動部の両後
アーム部を押し広げることによって、両前アーム部は外
向に広がる。そして、上記一対の回動部の両前アーム部
に回動方向かつ反対方向に夫々設けられた切断刃の先端
は、上記案内保護部の外周面よりも外側に突出して、上
記筒体の内周面に押接する。このとき、上記一対の回動
部は、上記シリンダー部のチューブと案内保護部とその
案内保護部内の径方向に配置された軸とを介して案内保
護部の軸中心に回転するので、上記一対の回動部の両前
アーム部に設けられた切断刃の先端は、筒体の内周面を
周方向に夫々削り、筒体を切断する。
【0013】したがって、破損した筒体を任意の箇所で
切断することができるので、筒体を所望の長さに分割し
て、分割された筒体を引き上げ装置等を用いて順次引き
上げることができる。
切断することができるので、筒体を所望の長さに分割し
て、分割された筒体を引き上げ装置等を用いて順次引き
上げることができる。
【0014】また、上記請求項2の筒体の切断装置によ
れば、請求項1の筒体の切断装置において、上記略筒状
の案内保護部に上記切断刃の少なくとも先端が突出可能
な開口部を形成したので、上記案内保護部が上記一対の
回動部を覆っても、上記切断刃を案内保護部の外周面よ
りも外側に突出させることができる。
れば、請求項1の筒体の切断装置において、上記略筒状
の案内保護部に上記切断刃の少なくとも先端が突出可能
な開口部を形成したので、上記案内保護部が上記一対の
回動部を覆っても、上記切断刃を案内保護部の外周面よ
りも外側に突出させることができる。
【0015】また、上記請求項3の筒体の切断装置によ
れば、請求項1または2の筒体の切断装置において、上
記案内保護部の前端に保護カバーを形成したので、この
筒体の切断装置を筒体内に挿入するとき、筒体の破損部
材等が案内保護部前方から入り込むのを防いで、上記一
対の回動部と切断刃とを保護できる。
れば、請求項1または2の筒体の切断装置において、上
記案内保護部の前端に保護カバーを形成したので、この
筒体の切断装置を筒体内に挿入するとき、筒体の破損部
材等が案内保護部前方から入り込むのを防いで、上記一
対の回動部と切断刃とを保護できる。
【0016】また、上記請求項4の筒体の切断装置によ
れば、例えばボーリング掘削機により掘削された縦孔内
に挿入された筒体が地下水圧等により破損した場合、こ
の筒体の切断装置の上記シリンダー部側をボーリングロ
ッドの先端に取り付けて、筒体内に上記支持部材側を切
断予定位置まで挿入する。その後、上記シリンダー部を
ボーリング掘削機の回転駆動部等によりボーリングロッ
ドを介して回転させながら、上記シリンダー部のピスト
ンに液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを前方に押
し出すことによって、ロッドの先端により上記一対の回
動部の両後アーム部を押し広げる。上記一対の回動部の
両後アーム部を押し広げることによって、両前アーム部
は外向に広がる。そして、上記一対の回動部の両前アー
ム部に回動方向かつ反対方向に夫々設けられた切断刃の
先端は、シリンダー部のチューブの外周面よりも外側に
突出して、上記筒体の内周面に押接する。このとき、上
記一対の回動部は、シリンダー部のチューブと支持部材
とその支持部材に配置した軸を介してシリンダー部の軸
中心に回転するので、一対の回動部の両前アーム部の切
断刃の先端は、筒体の内周面を周方向に夫々削り、筒体
を切断する。
れば、例えばボーリング掘削機により掘削された縦孔内
に挿入された筒体が地下水圧等により破損した場合、こ
の筒体の切断装置の上記シリンダー部側をボーリングロ
ッドの先端に取り付けて、筒体内に上記支持部材側を切
断予定位置まで挿入する。その後、上記シリンダー部を
ボーリング掘削機の回転駆動部等によりボーリングロッ
ドを介して回転させながら、上記シリンダー部のピスト
ンに液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを前方に押
し出すことによって、ロッドの先端により上記一対の回
動部の両後アーム部を押し広げる。上記一対の回動部の
両後アーム部を押し広げることによって、両前アーム部
は外向に広がる。そして、上記一対の回動部の両前アー
ム部に回動方向かつ反対方向に夫々設けられた切断刃の
先端は、シリンダー部のチューブの外周面よりも外側に
突出して、上記筒体の内周面に押接する。このとき、上
記一対の回動部は、シリンダー部のチューブと支持部材
とその支持部材に配置した軸を介してシリンダー部の軸
中心に回転するので、一対の回動部の両前アーム部の切
断刃の先端は、筒体の内周面を周方向に夫々削り、筒体
を切断する。
【0017】したがって、破損した筒体を任意の箇所で
切断することができるので、筒体を所望の長さに分割し
て、分割された筒体を引き上げ装置等を用いて順次引き
上げることができる。
切断することができるので、筒体を所望の長さに分割し
て、分割された筒体を引き上げ装置等を用いて順次引き
上げることができる。
【0018】また、上記請求項5の筒体の切断装置によ
れば、請求項1または4の筒体の切断装置において、上
記シリンダー部のロッドに、上記シリンダー部のピスト
ンを軸方向後方に付勢する戻しバネを外嵌したので、一
対の回動部の両前アーム部に夫々設けられた切断刃によ
り筒体を切断した後、上記シリンダー部のピストンに液
圧をかけないようにすると、上記ロッドは戻しバネによ
り後方に戻されて、一対の回動部は回動自在となる。こ
のため、上記一対の回動部の両前アーム部は狭まること
が可能となり、両前アーム部に固定された切断刃は、筒
体の内周面に引っかかることがない。したがって、この
筒体の切断装置を筒体内から容易に引き上げることがで
きる。
れば、請求項1または4の筒体の切断装置において、上
記シリンダー部のロッドに、上記シリンダー部のピスト
ンを軸方向後方に付勢する戻しバネを外嵌したので、一
対の回動部の両前アーム部に夫々設けられた切断刃によ
り筒体を切断した後、上記シリンダー部のピストンに液
圧をかけないようにすると、上記ロッドは戻しバネによ
り後方に戻されて、一対の回動部は回動自在となる。こ
のため、上記一対の回動部の両前アーム部は狭まること
が可能となり、両前アーム部に固定された切断刃は、筒
体の内周面に引っかかることがない。したがって、この
筒体の切断装置を筒体内から容易に引き上げることがで
きる。
【0019】また、上記請求項6の筒体の切断装置によ
れば、請求項1または4の筒体の切断装置において、上
記シリンダー部のロッドの先端に固定され、上記一対の
回動部の両後アーム部を押し広げるコーン部を備えてい
るので、上記ロッドを前方に押し出すことによって、ロ
ッドの先端のコーン部により上記一対の回動部の両後ア
ーム部を容易に押し広げることができる。
れば、請求項1または4の筒体の切断装置において、上
記シリンダー部のロッドの先端に固定され、上記一対の
回動部の両後アーム部を押し広げるコーン部を備えてい
るので、上記ロッドを前方に押し出すことによって、ロ
ッドの先端のコーン部により上記一対の回動部の両後ア
ーム部を容易に押し広げることができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の筒体の切断装置を実施例に
より詳細に説明する。
より詳細に説明する。
【0021】(第1実施例)図1はこの発明の第1実施
例の筒体の切断装置C1の断面図を示しており、1は円
筒形状のチューブ、2は上記チューブ1の前端から軸方
向に延び、先端に前方に向かって徐々に細くなる略円錐
形状の保護カバー2aを有する略筒状の案内保護部、3
は上記チューブ1の内周に、前端を環状部材17を介し
て固定され、後端を略円筒形状の取付部材11を介して
固定された略円筒形状のシリンダーケース、4は上記シ
リンダーケース3の前端の内周に形成されたフランジ部
3aの内周に軸方向に摺動自在に嵌合され、後端にピス
トン9を固定したロッド、5は上記ロッド4の前端に固
定され、前方に向けて徐々に細くなるコーン部である。
また、6は上記案内保護部2の内周に径方向に配置され
た軸、7,7は前アーム部7a,7aと後アーム部7b,7b
と中央部7c,7c(図1(a)では一方のみを示す)とを夫
々有し、上記軸6に中央部7c,7cが回動自在に取り付
けられた一対の回動部である。
例の筒体の切断装置C1の断面図を示しており、1は円
筒形状のチューブ、2は上記チューブ1の前端から軸方
向に延び、先端に前方に向かって徐々に細くなる略円錐
形状の保護カバー2aを有する略筒状の案内保護部、3
は上記チューブ1の内周に、前端を環状部材17を介し
て固定され、後端を略円筒形状の取付部材11を介して
固定された略円筒形状のシリンダーケース、4は上記シ
リンダーケース3の前端の内周に形成されたフランジ部
3aの内周に軸方向に摺動自在に嵌合され、後端にピス
トン9を固定したロッド、5は上記ロッド4の前端に固
定され、前方に向けて徐々に細くなるコーン部である。
また、6は上記案内保護部2の内周に径方向に配置され
た軸、7,7は前アーム部7a,7aと後アーム部7b,7b
と中央部7c,7c(図1(a)では一方のみを示す)とを夫
々有し、上記軸6に中央部7c,7cが回動自在に取り付
けられた一対の回動部である。
【0022】上記回動部7,7の前アーム部7a,7aの先
端部分は、図1(a),(b)に示すように、案内保護部2の
軸を通り軸6と平行な平面により2分割された略円錐台
形状に形成している。また、上記回動部7,7の両前ア
ーム部7a,7aに回動方向かつ反対方向に略半円板形状
の切断刃10,10を固定している。上記両前アーム部
7a,7aの切断刃10,10に対応する案内保護部2に
は、長手方向が案内保護部2の軸と平行な略長方形状の
開口部2b,2bを形成して、切断刃10,10が案内保護
部2の外周面よりも外側に突出可能にしている。また、
上記切断刃10,10の先端は、超硬合金を小さく砕い
たものを肉盛りして、焼き固めたものである。
端部分は、図1(a),(b)に示すように、案内保護部2の
軸を通り軸6と平行な平面により2分割された略円錐台
形状に形成している。また、上記回動部7,7の両前ア
ーム部7a,7aに回動方向かつ反対方向に略半円板形状
の切断刃10,10を固定している。上記両前アーム部
7a,7aの切断刃10,10に対応する案内保護部2に
は、長手方向が案内保護部2の軸と平行な略長方形状の
開口部2b,2bを形成して、切断刃10,10が案内保護
部2の外周面よりも外側に突出可能にしている。また、
上記切断刃10,10の先端は、超硬合金を小さく砕い
たものを肉盛りして、焼き固めたものである。
【0023】図1(a)において、上記チューブ1,シリン
ダケース3,ロッド4,ピストン9,取付部材11および
環状部材17でシリンダー部18を構成している。な
お、上記シリンダー部18のピストン9の外周には、周
方向に形成した図示しない溝にシリンダーケース3の内
周と外周が摺接するピストンリング9a,9aを嵌合して
いる。また、上記シリンダー部18のロッド4には、ピ
ストン9を軸方向後方に付勢する戻しバネ8を外嵌して
いる。そして、上記シリンダーケース3の前端側に形成
された穴3cと環状部材17の図示しない連通穴とを介
して、フランジ部3aとピストン9との間の空間40と
案内保護部2内の空間41とを連通して、フランジ部3
aとピストン9との間の空間40の空気・水等の出入り
を可能としている。
ダケース3,ロッド4,ピストン9,取付部材11および
環状部材17でシリンダー部18を構成している。な
お、上記シリンダー部18のピストン9の外周には、周
方向に形成した図示しない溝にシリンダーケース3の内
周と外周が摺接するピストンリング9a,9aを嵌合して
いる。また、上記シリンダー部18のロッド4には、ピ
ストン9を軸方向後方に付勢する戻しバネ8を外嵌して
いる。そして、上記シリンダーケース3の前端側に形成
された穴3cと環状部材17の図示しない連通穴とを介
して、フランジ部3aとピストン9との間の空間40と
案内保護部2内の空間41とを連通して、フランジ部3
aとピストン9との間の空間40の空気・水等の出入り
を可能としている。
【0024】また、上記チューブ1の後端の内周に固定
された略円筒形状の取付部材11の内周には、大径の穴
11aと小径の穴11bを形成している。この取付部材1
1の大径の穴11aに図示しないボーリング掘削機に取
り付けられたボーリングロッド14の先端を固定して、
上記ボーリングロッド14内に挿入された注入管13を
取付部材11の小径の穴11bに配置したジョイント1
2により連結している。この注入管13に高圧の水を圧
送して、ジョイント12を介してシリンダー部18の隔
壁3bとピストン9との間のシリンダー室20内に水を
送り込むのである。
された略円筒形状の取付部材11の内周には、大径の穴
11aと小径の穴11bを形成している。この取付部材1
1の大径の穴11aに図示しないボーリング掘削機に取
り付けられたボーリングロッド14の先端を固定して、
上記ボーリングロッド14内に挿入された注入管13を
取付部材11の小径の穴11bに配置したジョイント1
2により連結している。この注入管13に高圧の水を圧
送して、ジョイント12を介してシリンダー部18の隔
壁3bとピストン9との間のシリンダー室20内に水を
送り込むのである。
【0025】上記構成の筒体の切断装置C1は、例えば
ボーリング掘削機により掘削された縦孔内において、ケ
ーシングパイプ15が地下水圧等により破損した場合、
ボーリングロッド14の先端に筒体の切断装置C1の取
付部材11側を固定し、縦孔内にこの筒体の切断装置C
1の案内保護部2側をケーシングパイプ15内の切断予
定位置まで挿入する。このとき、上記案内保護部2は、
回動部7,7と切断刃10,10とがケーシングパイプ1
5の内周面に接触するのを防ぎ、この筒体の切断装置C
1をケーシングパイプ15内に挿入しやすくすると共
に、回動部7,7と切断刃10,10とを保護する。ま
た、上記案内保護部2の前端の保護カバー2aは、回動
部7,7を保護すると共に、保護カバー2aの円錐面によ
りケーシングパイプ15に挿入しやすいようにしてい
る。その後、図1(a)に示すシリンダー部18を図示しな
いボーリング掘削機の回転駆動部によりボーリングロッ
ド14を介して回転させながら、注入管13を介してシ
リンダー室20に高圧の水を圧送する。そして、図1
(c),(d)に示すように、上記シリンダー室20内の液圧
によりピストン9を軸方向前方に押圧して、ロッド4を
矢印Aの方向に摺動させる。そして、上記ロッド4の先
端に固定されたコーン部5は、上記回動部7,7の両後
アーム部7b,7bを押し広げ、両前アーム部7a,7aは矢
印Bの方向に広がる。上記回動部7,7の両前アーム部
7a,7aに夫々設けられた切断刃10,10の先端は、上
記案内保護部2の外側に夫々突出して、上記ケーシング
パイプ15の内周面に押接する。このとき、上記回動部
7,7は、シリンダー部18のチューブ1,案内保護部2
および軸6を介して案内保護部2の軸を中心に回転する
ので、回動部7,7の両前アーム部7a,7aの切断刃1
0,10の先端は、ケーシングパイプ15の内周面を周
方向に夫々削り、ケーシングパイプ15を切断する。
ボーリング掘削機により掘削された縦孔内において、ケ
ーシングパイプ15が地下水圧等により破損した場合、
ボーリングロッド14の先端に筒体の切断装置C1の取
付部材11側を固定し、縦孔内にこの筒体の切断装置C
1の案内保護部2側をケーシングパイプ15内の切断予
定位置まで挿入する。このとき、上記案内保護部2は、
回動部7,7と切断刃10,10とがケーシングパイプ1
5の内周面に接触するのを防ぎ、この筒体の切断装置C
1をケーシングパイプ15内に挿入しやすくすると共
に、回動部7,7と切断刃10,10とを保護する。ま
た、上記案内保護部2の前端の保護カバー2aは、回動
部7,7を保護すると共に、保護カバー2aの円錐面によ
りケーシングパイプ15に挿入しやすいようにしてい
る。その後、図1(a)に示すシリンダー部18を図示しな
いボーリング掘削機の回転駆動部によりボーリングロッ
ド14を介して回転させながら、注入管13を介してシ
リンダー室20に高圧の水を圧送する。そして、図1
(c),(d)に示すように、上記シリンダー室20内の液圧
によりピストン9を軸方向前方に押圧して、ロッド4を
矢印Aの方向に摺動させる。そして、上記ロッド4の先
端に固定されたコーン部5は、上記回動部7,7の両後
アーム部7b,7bを押し広げ、両前アーム部7a,7aは矢
印Bの方向に広がる。上記回動部7,7の両前アーム部
7a,7aに夫々設けられた切断刃10,10の先端は、上
記案内保護部2の外側に夫々突出して、上記ケーシング
パイプ15の内周面に押接する。このとき、上記回動部
7,7は、シリンダー部18のチューブ1,案内保護部2
および軸6を介して案内保護部2の軸を中心に回転する
ので、回動部7,7の両前アーム部7a,7aの切断刃1
0,10の先端は、ケーシングパイプ15の内周面を周
方向に夫々削り、ケーシングパイプ15を切断する。
【0026】次ぎに、上記シリンダー部18のピストン
9に液圧をかけないようにすると、ロッド4は戻しバネ
8により後方に戻されて、ロッド4の先端により両後ア
ーム部7b,7bが押し広げられていた回動部7,7は回動
自在となる。このため、上記回動部7,7の両前アーム
部7a,7aに固定されていた切断刃10,10は、引き上
げ時にケーシングパイプ15の内周面に当たって案内保
護部2内に戻り、切断刃10,10がケーシングパイプ
15の内周面に引っかかることがない。こうして、上記
シリンダー部18のロッド4を後方に戻し、回動部7,
7の切断刃10,10を案内保護部2内に没入可能にし
て、この筒体の切断装置C1をケーシングパイプ15内
から引き上げた後、上記ケーシングパイプ15の切断さ
れた上側の部分を引き上げ装置等を用いて引き上げる。
9に液圧をかけないようにすると、ロッド4は戻しバネ
8により後方に戻されて、ロッド4の先端により両後ア
ーム部7b,7bが押し広げられていた回動部7,7は回動
自在となる。このため、上記回動部7,7の両前アーム
部7a,7aに固定されていた切断刃10,10は、引き上
げ時にケーシングパイプ15の内周面に当たって案内保
護部2内に戻り、切断刃10,10がケーシングパイプ
15の内周面に引っかかることがない。こうして、上記
シリンダー部18のロッド4を後方に戻し、回動部7,
7の切断刃10,10を案内保護部2内に没入可能にし
て、この筒体の切断装置C1をケーシングパイプ15内
から引き上げた後、上記ケーシングパイプ15の切断さ
れた上側の部分を引き上げ装置等を用いて引き上げる。
【0027】したがって、破損したケーシングパイプ1
5を任意の箇所で切断することができるので、ケーシン
グパイプ15を所望の長さに分断して、ケーシングパイ
プ15の分断部分を順次引き上げることができる。
5を任意の箇所で切断することができるので、ケーシン
グパイプ15を所望の長さに分断して、ケーシングパイ
プ15の分断部分を順次引き上げることができる。
【0028】また、上記案内保護部2に切断刃10,1
0の先端が突出可能な開口部2b,2bを形成したので、
案内保護部2が回動部7,7を覆っても、切断刃10,1
0を案内保護部2の外周面よりも外側に突出させること
ができる。
0の先端が突出可能な開口部2b,2bを形成したので、
案内保護部2が回動部7,7を覆っても、切断刃10,1
0を案内保護部2の外周面よりも外側に突出させること
ができる。
【0029】また、上記案内保護部2の前端に保護カバ
ー2aを形成したので、この筒体の切断装置C1をケー
シングパイプ15内に挿入するとき、ケーシングパイプ
15の破損部材等が案内保護部2の前方から入り込むの
を防ぎ、回動部7,7と切断刃10,10とを保護でき
る。
ー2aを形成したので、この筒体の切断装置C1をケー
シングパイプ15内に挿入するとき、ケーシングパイプ
15の破損部材等が案内保護部2の前方から入り込むの
を防ぎ、回動部7,7と切断刃10,10とを保護でき
る。
【0030】また、上記シリンダー部18のロッド4
に、上記シリンダー部18のピストン9を軸方向後方に
付勢する戻しバネ8を外嵌しているので、上記シリンダ
ー部18のピストン9に液圧をかけて、ロッド4を軸方
向前方に摺動させた後、ピストン9に液圧をかけないよ
うにすると、ロッド4は戻しバネ8により後方に戻され
て、ロッド4の先端により押し広げられていた後アーム
部7b,7bを有する回動部7,7は回動自在となる。この
ため、上記回動部7,7の両前アーム部7a,7aに固定さ
れていた切断刃10,10は、引き上げ時にケーシング
パイプ15の内周面に当接すると、案内保護部2内に戻
り、ケーシングパイプ15の内周面に引っかかることが
ない。したがって、この筒体の切断装置C1をケーシン
グパイプ15内から容易に引き上げることができる。
に、上記シリンダー部18のピストン9を軸方向後方に
付勢する戻しバネ8を外嵌しているので、上記シリンダ
ー部18のピストン9に液圧をかけて、ロッド4を軸方
向前方に摺動させた後、ピストン9に液圧をかけないよ
うにすると、ロッド4は戻しバネ8により後方に戻され
て、ロッド4の先端により押し広げられていた後アーム
部7b,7bを有する回動部7,7は回動自在となる。この
ため、上記回動部7,7の両前アーム部7a,7aに固定さ
れていた切断刃10,10は、引き上げ時にケーシング
パイプ15の内周面に当接すると、案内保護部2内に戻
り、ケーシングパイプ15の内周面に引っかかることが
ない。したがって、この筒体の切断装置C1をケーシン
グパイプ15内から容易に引き上げることができる。
【0031】また、上記シリンダー部18のロッド4の
先端に固定されたコーン部5の略円錐面によって、上記
回動部7,7の両後アーム部7b,7bを容易に押し広げる
ことができる。
先端に固定されたコーン部5の略円錐面によって、上記
回動部7,7の両後アーム部7b,7bを容易に押し広げる
ことができる。
【0032】(第2実施例)図2(a)はこの発明の第2
実施例の筒体の切断装置C2の断面図を示し、図2(b)は
図2(a)のIII−III線から見た断面図を示している。こ
の筒体の切断装置C2は、図1(a)に示す第1実施例の筒
体の切断装置C1と回動部側を除き同一の構成をしてお
り、同一構成部は同一参照番号を付して説明を省略す
る。
実施例の筒体の切断装置C2の断面図を示し、図2(b)は
図2(a)のIII−III線から見た断面図を示している。こ
の筒体の切断装置C2は、図1(a)に示す第1実施例の筒
体の切断装置C1と回動部側を除き同一の構成をしてお
り、同一構成部は同一参照番号を付して説明を省略す
る。
【0033】図2(a),(b)に示すように、内周にシリン
ダーケース3を固定した円筒形状のチューブ21の前端
に軸方向に延びる断面半月状の支持部材22,22を平
面22a,22a側を互いに対面させて固定している。上
記支持部材22,22の先端近傍にチューブ21の軸と
直角で、かつ平面22a,22aに対して垂直に軸26を
取り付けている。また、前アーム部27a,27aと後ア
ーム部27b,27bと中央部27c,27c(図2(a)では
一方のみを示す)とを夫々有する一対の回動部27,2
7は、中央部27c,27cを軸26に取り付けて、その
軸26を回動中心としている。上記回動部7,7の両前
アーム部7a,7aに半円板形状の切断刃30,30を回動
方向かつ反対方向に固定している。上記切断刃30,3
0の先端に超硬合金を小さく砕いたものを肉盛りして、
焼き固めている。なお、上記チューブ21,シリンダー
ケース3,ロッド4,ピストン9,取付部材11および環
状部材17でシリンダー部28を構成している。
ダーケース3を固定した円筒形状のチューブ21の前端
に軸方向に延びる断面半月状の支持部材22,22を平
面22a,22a側を互いに対面させて固定している。上
記支持部材22,22の先端近傍にチューブ21の軸と
直角で、かつ平面22a,22aに対して垂直に軸26を
取り付けている。また、前アーム部27a,27aと後ア
ーム部27b,27bと中央部27c,27c(図2(a)では
一方のみを示す)とを夫々有する一対の回動部27,2
7は、中央部27c,27cを軸26に取り付けて、その
軸26を回動中心としている。上記回動部7,7の両前
アーム部7a,7aに半円板形状の切断刃30,30を回動
方向かつ反対方向に固定している。上記切断刃30,3
0の先端に超硬合金を小さく砕いたものを肉盛りして、
焼き固めている。なお、上記チューブ21,シリンダー
ケース3,ロッド4,ピストン9,取付部材11および環
状部材17でシリンダー部28を構成している。
【0034】上記構成の筒体の切断装置C2は、例えば
ボーリング掘削機により掘削された縦孔内において、ケ
ーシングパイプ15が地下水圧等により破損した場合、
ボーリングロッド14の先端に筒体の切断装置C2の取
付部材11側を固定し、掘削された縦孔内にこの筒体の
切断装置C2の回動部27,27側をケーシングパイプ1
5内の切断予定位置まで挿入する。その後、上記シリン
ダー部28を、図示しないボーリング掘削機の回転駆動
部によりボーリングロッド14を介して回転させなが
ら、注入管13とジョイント12とを介してシリンダー
室20に高圧の水を圧送し、シリンダー室20内の液圧
によりピストン9を軸方向前方に押圧して、ロッド4を
軸方向前方に摺動させる。そして、上記ロッド4の先端
に固定されたコーン部5は、上記回動部27,27の両
後アーム部27b,27bを押し広げ、両前アーム部27
a,27aは外向に広がる。上記回動部27,27の両前ア
ーム部27a,27aに夫々設けられた切断刃30,30
は、チューブ21の外周面よりも外側に夫々突出して、
上記ケーシングパイプ15の内周面に押接する。このと
き、上記回動部27,27は、シリンダー部28のチュ
ーブ21,支持部材22,22および軸26を介してチュ
ーブ21の軸を中心に回転しているので、回動部27,
27の両前アーム部27a,27aの切断刃30,30の先
端は、ケーシングパイプ15の内周面を周方向に夫々削
り、ケーシングパイプ15を切断する。
ボーリング掘削機により掘削された縦孔内において、ケ
ーシングパイプ15が地下水圧等により破損した場合、
ボーリングロッド14の先端に筒体の切断装置C2の取
付部材11側を固定し、掘削された縦孔内にこの筒体の
切断装置C2の回動部27,27側をケーシングパイプ1
5内の切断予定位置まで挿入する。その後、上記シリン
ダー部28を、図示しないボーリング掘削機の回転駆動
部によりボーリングロッド14を介して回転させなが
ら、注入管13とジョイント12とを介してシリンダー
室20に高圧の水を圧送し、シリンダー室20内の液圧
によりピストン9を軸方向前方に押圧して、ロッド4を
軸方向前方に摺動させる。そして、上記ロッド4の先端
に固定されたコーン部5は、上記回動部27,27の両
後アーム部27b,27bを押し広げ、両前アーム部27
a,27aは外向に広がる。上記回動部27,27の両前ア
ーム部27a,27aに夫々設けられた切断刃30,30
は、チューブ21の外周面よりも外側に夫々突出して、
上記ケーシングパイプ15の内周面に押接する。このと
き、上記回動部27,27は、シリンダー部28のチュ
ーブ21,支持部材22,22および軸26を介してチュ
ーブ21の軸を中心に回転しているので、回動部27,
27の両前アーム部27a,27aの切断刃30,30の先
端は、ケーシングパイプ15の内周面を周方向に夫々削
り、ケーシングパイプ15を切断する。
【0035】次ぎに、上記シリンダー部28のピストン
9に液圧をかけないようにすると、ロッド4は戻しバネ
8により後方に戻されて、ロッド4の先端により両後ア
ーム部27b,27bが押し広げられていた回動部27,2
7は回動自在となる。このため、上記回動部27,27
の両前アーム部27a,27aに固定されていた切断刃3
0,30は、引き上げ時にケーシングパイプ15の内周
面に当接すると、チューブ21の外周面を前方に延長し
た円筒面の内側に戻り、切断刃30,30がケーシング
パイプ15の内周面に引っかかることがない。こうし
て、上記シリンダー部28のロッド4を後方に戻して、
回動部27,27を回動自在にし、この筒体の切断装置
C2をケーシングパイプ15内から引き上げた後、上記
ケーシングパイプ15の切断された上側の部分を引き上
げ装置等を用いて引き上げる。
9に液圧をかけないようにすると、ロッド4は戻しバネ
8により後方に戻されて、ロッド4の先端により両後ア
ーム部27b,27bが押し広げられていた回動部27,2
7は回動自在となる。このため、上記回動部27,27
の両前アーム部27a,27aに固定されていた切断刃3
0,30は、引き上げ時にケーシングパイプ15の内周
面に当接すると、チューブ21の外周面を前方に延長し
た円筒面の内側に戻り、切断刃30,30がケーシング
パイプ15の内周面に引っかかることがない。こうし
て、上記シリンダー部28のロッド4を後方に戻して、
回動部27,27を回動自在にし、この筒体の切断装置
C2をケーシングパイプ15内から引き上げた後、上記
ケーシングパイプ15の切断された上側の部分を引き上
げ装置等を用いて引き上げる。
【0036】したがって、破損したケーシングパイプ1
5を任意の箇所で切断することができるので、ケーシン
グパイプ15を所望の長さに分断して、ケーシングパイ
プ15の分断部分を順次引き上げることができる。
5を任意の箇所で切断することができるので、ケーシン
グパイプ15を所望の長さに分断して、ケーシングパイ
プ15の分断部分を順次引き上げることができる。
【0037】また、上記シリンダー部28のロッド4
に、上記シリンダー部28のピストン9を軸方向後方に
付勢する戻しバネ8を外嵌しているので、上記シリンダ
ー部28のピストン9に液圧をかけて、ロッド4を軸方
向前方に摺動させた後、ピストン9に液圧をかけないよ
うにすると、ロッド4は戻しバネ8により後方に戻され
て、ロッド4の先端により押し広げられていた後アーム
部27b,27bを有する回動部27,27は回動自在とな
る。このため、上記回動部7,7の両前アーム部27a,
27aは自由に狭まり、切断刃30,30はケーシングパ
イプ15の内周面に引っかかることがない。したがっ
て、この筒体の切断装置C2をケーシングパイプ15内
から容易に引き上げることができる。
に、上記シリンダー部28のピストン9を軸方向後方に
付勢する戻しバネ8を外嵌しているので、上記シリンダ
ー部28のピストン9に液圧をかけて、ロッド4を軸方
向前方に摺動させた後、ピストン9に液圧をかけないよ
うにすると、ロッド4は戻しバネ8により後方に戻され
て、ロッド4の先端により押し広げられていた後アーム
部27b,27bを有する回動部27,27は回動自在とな
る。このため、上記回動部7,7の両前アーム部27a,
27aは自由に狭まり、切断刃30,30はケーシングパ
イプ15の内周面に引っかかることがない。したがっ
て、この筒体の切断装置C2をケーシングパイプ15内
から容易に引き上げることができる。
【0038】また、上記シリンダー部18のロッド4の
先端に固定されたコーン部5の略円錐面によって、上記
回動部7,7の両後アーム部7b,7bを容易に押し広げる
ことができる。
先端に固定されたコーン部5の略円錐面によって、上記
回動部7,7の両後アーム部7b,7bを容易に押し広げる
ことができる。
【0039】上記第1,第2実施例では、ボーリング掘
削機により孔の掘削を行ったが、掘削機はこれに限らな
いのは勿論である。
削機により孔の掘削を行ったが、掘削機はこれに限らな
いのは勿論である。
【0040】また、上記シリンダー部18,28のチュ
ーブ1,21の形状を円筒形状としたが、チューブの形
状はこれに限らず、断面略四角形等の筒形状としてもよ
い。
ーブ1,21の形状を円筒形状としたが、チューブの形
状はこれに限らず、断面略四角形等の筒形状としてもよ
い。
【0041】また、上記シリンダー部18,28はチュ
ーブ1,21の内周にシリンダーケース3を配置した
が、チューブ内にロッドに固定されたピストンが摺動自
在に嵌合されたシリンダー部でもよい。
ーブ1,21の内周にシリンダーケース3を配置した
が、チューブ内にロッドに固定されたピストンが摺動自
在に嵌合されたシリンダー部でもよい。
【0042】また、上記ロッド4の先端にコーン部5を
固定したが、コーン部はロッドと一体に形成されたもの
でもよい。
固定したが、コーン部はロッドと一体に形成されたもの
でもよい。
【0043】また、上記シリンダー部18,28のシリ
ンダー室20に注入管13を介して高圧の水を送り込ん
だが、水に限らず、油などの液体であればよい。
ンダー室20に注入管13を介して高圧の水を送り込ん
だが、水に限らず、油などの液体であればよい。
【0044】さらに、上記シリンダー部18,28を回
転させながら、切断刃10,10,30,30を突出させ
たが、切断刃を突出させた後、上記シリンダー部を回転
させてもよい。
転させながら、切断刃10,10,30,30を突出させ
たが、切断刃を突出させた後、上記シリンダー部を回転
させてもよい。
【0045】また、上記第1実施例では、チューブ1と
案内保護部2とは一体に形成されているが、別々に形成
してもよい。
案内保護部2とは一体に形成されているが、別々に形成
してもよい。
【0046】また、上記案内保護部2により回動部7,
7を覆い保護したが、案内保護部はこれに限らず、チュ
ーブの前端から少なくとも軸を配置できるまで軸方向に
延びたものでもよい。
7を覆い保護したが、案内保護部はこれに限らず、チュ
ーブの前端から少なくとも軸を配置できるまで軸方向に
延びたものでもよい。
【0047】さらに、上記案内保護部2の前端に軸方向
前方に向かって徐々に細くなる略円錐形状の保護カバー
2aを形成したが、保護カバーの形状はこれに限らず、
案内保護部の前端に軸に対して直角な平面の保護カバー
でもよい。また、上記案内保護部の前端は、保護カバー
をなくして、開口していてもよい。
前方に向かって徐々に細くなる略円錐形状の保護カバー
2aを形成したが、保護カバーの形状はこれに限らず、
案内保護部の前端に軸に対して直角な平面の保護カバー
でもよい。また、上記案内保護部の前端は、保護カバー
をなくして、開口していてもよい。
【0048】また、上記第2実施例では、チューブ1の
前端から軸方向に延びる断面略半月形状の二つの支持部
材22,22を設けたが、支持部材の形状や数はこれに
限らないのは勿論である。
前端から軸方向に延びる断面略半月形状の二つの支持部
材22,22を設けたが、支持部材の形状や数はこれに
限らないのは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の筒体の切断装置は、シリンダー部のチューブ内にロ
ッドに固定されたピストンを摺動自在に嵌合し、上記シ
リンダー部のチューブの前端から軸方向に延びる略筒状
の案内保護部を有し、その案内保護部内に径方向に軸を
配置し、前アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有す
る一対の回動部の各中央部を上記軸に夫々取り付け、上
記一対の回動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方向
に、先端が案内保護部の外周面よりも外側に突出可能な
切断刃を夫々設けると共に、上記シリンダー部のロッド
の先端で回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム
部を外向に広げることによって、切断刃の先端を案内保
護部の外周面よりも外側に突出するようにしたものであ
る。
明の筒体の切断装置は、シリンダー部のチューブ内にロ
ッドに固定されたピストンを摺動自在に嵌合し、上記シ
リンダー部のチューブの前端から軸方向に延びる略筒状
の案内保護部を有し、その案内保護部内に径方向に軸を
配置し、前アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有す
る一対の回動部の各中央部を上記軸に夫々取り付け、上
記一対の回動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方向
に、先端が案内保護部の外周面よりも外側に突出可能な
切断刃を夫々設けると共に、上記シリンダー部のロッド
の先端で回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム
部を外向に広げることによって、切断刃の先端を案内保
護部の外周面よりも外側に突出するようにしたものであ
る。
【0050】したがって、請求項1の発明の筒体の切断
装置によれば、例えばボーリング掘削機により掘削され
た縦孔内に挿入された筒体が地下水圧等により破損した
場合、この筒体の切断装置の上記シリンダー部側をボー
リングロッドの先端に取り付けて、筒体内に上記案内保
護部側を切断予定位置まで挿入する。その後、上記シリ
ンダー部をボーリング掘削機の回転駆動部等によりボー
リングロッドを介して回転させながら、シリンダー部の
ピストンに液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを前
方に押し出すことによって、ロッドの先端により上記一
対の回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム部を
外向に広げて、切断刃の先端を案内保護部の外周面より
外側に突出する。そして、上記一対の回動部は、シリン
ダー部,案内保護部および軸を介して回転すると共に、
一対の回動部の切断刃の先端は、筒体の内周面を押接し
ながら周方向に回転して、筒体を切断する。したがっ
て、破損した筒体を任意の箇所で切断することができる
ので、筒体を所望の長さに分割して、分割された筒体を
引き上げ装置等を用いて順次引き上げることができる。
装置によれば、例えばボーリング掘削機により掘削され
た縦孔内に挿入された筒体が地下水圧等により破損した
場合、この筒体の切断装置の上記シリンダー部側をボー
リングロッドの先端に取り付けて、筒体内に上記案内保
護部側を切断予定位置まで挿入する。その後、上記シリ
ンダー部をボーリング掘削機の回転駆動部等によりボー
リングロッドを介して回転させながら、シリンダー部の
ピストンに液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを前
方に押し出すことによって、ロッドの先端により上記一
対の回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム部を
外向に広げて、切断刃の先端を案内保護部の外周面より
外側に突出する。そして、上記一対の回動部は、シリン
ダー部,案内保護部および軸を介して回転すると共に、
一対の回動部の切断刃の先端は、筒体の内周面を押接し
ながら周方向に回転して、筒体を切断する。したがっ
て、破損した筒体を任意の箇所で切断することができる
ので、筒体を所望の長さに分割して、分割された筒体を
引き上げ装置等を用いて順次引き上げることができる。
【0051】また、請求項2の発明の筒体の切断装置
は、請求項1の筒体の切断装置において、上記略筒状の
案内保護部に上記切断刃の少なくとも先端が突出可能な
開口部を形成したものである。
は、請求項1の筒体の切断装置において、上記略筒状の
案内保護部に上記切断刃の少なくとも先端が突出可能な
開口部を形成したものである。
【0052】したがって、請求項2の発明の筒体の切断
装置によれば、上記案内保護部が上記一対の回動部を覆
っても、上記切断刃を案内保護部の外周面よりも外側に
突出させることができる。
装置によれば、上記案内保護部が上記一対の回動部を覆
っても、上記切断刃を案内保護部の外周面よりも外側に
突出させることができる。
【0053】また、上記請求項3の筒体の切断装置は、
請求項1または2の筒体の切断装置において、上記案内
保護部の前端に保護カバーを形成したものである。
請求項1または2の筒体の切断装置において、上記案内
保護部の前端に保護カバーを形成したものである。
【0054】したがって、請求項3の発明の筒体の切断
装置によれば、この筒体の切断装置を筒体内に挿入する
とき、筒体の破損部材等が案内保護部前方から入り込む
のを防ぎ、上記一対の回動部と切断刃とを保護すること
ができる。
装置によれば、この筒体の切断装置を筒体内に挿入する
とき、筒体の破損部材等が案内保護部前方から入り込む
のを防ぎ、上記一対の回動部と切断刃とを保護すること
ができる。
【0055】また、請求項4の発明の筒体の切断装置
は、シリンダー部のチューブ内にロッドに固定されたピ
ストンを摺動自在に嵌合し、上記シリンダー部のチュー
ブの前端から軸方向に延びた支持部材を有し、上記支持
部材にシリンダー部の軸に対して直角に軸を配置し、前
アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有する一対の回
動部の各中央部を上記軸に夫々取り付け、上記一対の回
動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方向に、先端が
シリンダー部のチューブの外周面より外側に突出可能な
切断刃を夫々設けると共に、上記シリンダー部のロッド
の先端で回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム
部を外向に広げることによって、切断刃の先端をシリン
ダー部のチューブの外周面よりも外側に突出するように
したものである。
は、シリンダー部のチューブ内にロッドに固定されたピ
ストンを摺動自在に嵌合し、上記シリンダー部のチュー
ブの前端から軸方向に延びた支持部材を有し、上記支持
部材にシリンダー部の軸に対して直角に軸を配置し、前
アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有する一対の回
動部の各中央部を上記軸に夫々取り付け、上記一対の回
動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方向に、先端が
シリンダー部のチューブの外周面より外側に突出可能な
切断刃を夫々設けると共に、上記シリンダー部のロッド
の先端で回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム
部を外向に広げることによって、切断刃の先端をシリン
ダー部のチューブの外周面よりも外側に突出するように
したものである。
【0056】したがって、請求項4の発明の筒体の切断
装置によれば、例えばボーリング掘削機により掘削され
た縦孔内に挿入された筒体が地下水圧等により破損した
場合、この筒体の切断装置の上記シリンダー部側をボー
リングロッドの先端に取り付けて、筒体内に上記支持部
材側を切断予定位置まで挿入する。その後、上記シリン
ダー部をボーリング掘削機の回転駆動部等によりボーリ
ングロッドを介して回転させながら、上記シリンダー部
のピストンに液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを
前方に押し出すことによって、ロッドの先端により上記
一対の回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム部
を外向に広げて、切断刃がシリンダー部のチューブの外
周面よりも外側に突出する。そして、上記一対の回動部
は、シリンダー部のチューブ,支持部材および軸を介し
て回転すると共に、一対の回動部の切断刃の先端は、筒
体の内周面に押接しながら周方向に回転して、筒体を切
断する。したがって、破損した筒体を任意の箇所で切断
することができるので、筒体を所望の長さに分割して、
分割された筒体を引き上げ装置等を用いて順次引き上げ
ることができる。
装置によれば、例えばボーリング掘削機により掘削され
た縦孔内に挿入された筒体が地下水圧等により破損した
場合、この筒体の切断装置の上記シリンダー部側をボー
リングロッドの先端に取り付けて、筒体内に上記支持部
材側を切断予定位置まで挿入する。その後、上記シリン
ダー部をボーリング掘削機の回転駆動部等によりボーリ
ングロッドを介して回転させながら、上記シリンダー部
のピストンに液圧をかけて前方に押圧し、上記ロッドを
前方に押し出すことによって、ロッドの先端により上記
一対の回動部の両後アーム部を押し広げ、両前アーム部
を外向に広げて、切断刃がシリンダー部のチューブの外
周面よりも外側に突出する。そして、上記一対の回動部
は、シリンダー部のチューブ,支持部材および軸を介し
て回転すると共に、一対の回動部の切断刃の先端は、筒
体の内周面に押接しながら周方向に回転して、筒体を切
断する。したがって、破損した筒体を任意の箇所で切断
することができるので、筒体を所望の長さに分割して、
分割された筒体を引き上げ装置等を用いて順次引き上げ
ることができる。
【0057】また、請求項5の発明の筒体の切断装置
は、請求項1または4の筒体の切断装置において、上記
シリンダー部のロッドに、上記シリンダー部のピストン
を軸方向後方に付勢する戻しバネを外嵌したものであ
る。
は、請求項1または4の筒体の切断装置において、上記
シリンダー部のロッドに、上記シリンダー部のピストン
を軸方向後方に付勢する戻しバネを外嵌したものであ
る。
【0058】したがって、請求項5の発明の筒体の切断
装置によれば、上記シリンダー部のピストンに液圧をか
け、上記ロッドを軸方向に押し出して、一対の回動部の
両後アーム部を押し広げた後、上記シリンダー部のピス
トンに液圧をかけないようにすると、上記ロッドは戻し
バネにより後方に戻されて、一対の回動部は回動自在と
なる。このため、上記一対の回動部の両前アーム部は、
自由に狭まることができ、両前アーム部に固定された切
断刃は、筒体の内周面に引っかかることがない。したが
って、この筒体の切断装置を筒体内から容易に引き上げ
ることができる。
装置によれば、上記シリンダー部のピストンに液圧をか
け、上記ロッドを軸方向に押し出して、一対の回動部の
両後アーム部を押し広げた後、上記シリンダー部のピス
トンに液圧をかけないようにすると、上記ロッドは戻し
バネにより後方に戻されて、一対の回動部は回動自在と
なる。このため、上記一対の回動部の両前アーム部は、
自由に狭まることができ、両前アーム部に固定された切
断刃は、筒体の内周面に引っかかることがない。したが
って、この筒体の切断装置を筒体内から容易に引き上げ
ることができる。
【0059】また、請求項6の発明の筒体の切断装置
は、請求項1または4の筒体の切断装置において、上記
シリンダー部のロッドの先端に固定され、上記一対の回
動部の両後アーム部を押し広げるコーン部を備えたもの
である。
は、請求項1または4の筒体の切断装置において、上記
シリンダー部のロッドの先端に固定され、上記一対の回
動部の両後アーム部を押し広げるコーン部を備えたもの
である。
【0060】したがって、請求項6の発明の筒体の切断
装置によれば、上記ロッドを前方に押し出すことによっ
て、ロッドの先端のコーン部の略円錐面により上記一対
の回動部の両後アーム部を容易に押し広げることができ
る。
装置によれば、上記ロッドを前方に押し出すことによっ
て、ロッドの先端のコーン部の略円錐面により上記一対
の回動部の両後アーム部を容易に押し広げることができ
る。
【図1】 図1(a)はこの発明の第1実施例の筒体の切
断装置の断面図であり、図1(b)は図1(a)のI−I線から
見た断面図であり、図1(c)は上記筒体の切断装置のコ
ーン部を押し出したときの要部断面図であり、図1(d)
は図1(c)のII−II線から見た断面図である。
断装置の断面図であり、図1(b)は図1(a)のI−I線から
見た断面図であり、図1(c)は上記筒体の切断装置のコ
ーン部を押し出したときの要部断面図であり、図1(d)
は図1(c)のII−II線から見た断面図である。
【図2】 図2(a)はこの発明の第2実施例の筒体の切
断装置の断面図であり、図2(b)は図2(a)のIII−III線
から見た断面図である。
断装置の断面図であり、図2(b)は図2(a)のIII−III線
から見た断面図である。
【図3】 図3は従来のさく井工事におけるボーリング
ロッドの引き上げを示す概略図である。
ロッドの引き上げを示す概略図である。
1…チューブ、2…案内保護部、3…シリンダーケー
ス、4…ロッド、5…コーン部、6,26…軸、7,27
…回動部、7a,27a…前アーム部、7b,27b…後アー
ム部、8…戻しバネ、9…ピストン、10,30…切断
刃、11…固定部材、12…ジョイント、13…注入
管、14…ボーリングロッド、15…ケーシングパイ
プ、17…環状部材、18…シリンダー部、20…シリ
ンダー室、22…支持部材。
ス、4…ロッド、5…コーン部、6,26…軸、7,27
…回動部、7a,27a…前アーム部、7b,27b…後アー
ム部、8…戻しバネ、9…ピストン、10,30…切断
刃、11…固定部材、12…ジョイント、13…注入
管、14…ボーリングロッド、15…ケーシングパイ
プ、17…環状部材、18…シリンダー部、20…シリ
ンダー室、22…支持部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 憲行 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 古長 達廣 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 岸川 八紘 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内
Claims (6)
- 【請求項1】 ロッドに固定されたピストンがチューブ
内に摺動自在に嵌合されたシリンダー部と、 上記シリンダー部のチューブの前端から軸方向に延びる
略筒状の案内保護部と、 上記案内保護部内に径方向に配置された軸と、 前アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有し、上記各
中央部が上記軸に取り付けられた一対の回動部と、 上記一対の回動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方
向に夫々設けられ、先端が上記案内保護部の外周面より
外側に突出可能な切断刃とを備え、 上記シリンダー部のロッドの先端で上記回動部の両後ア
ーム部を押し広げて、上記両前アーム部を外向に広げる
ことによって、上記切断刃の先端を上記案内保護部の外
周面よりも外側に突出するようにしたことを特徴とする
筒体の切断装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の筒体の切断装置におい
て、上記略筒状の案内保護部に上記切断刃の少なくとも
先端が突出可能な開口部を形成したことを特徴とする筒
体の切断装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の筒体の切断装
置において、上記案内保護部の前端に保護カバーを形成
したことを特徴とする筒体の切断装置。 - 【請求項4】 ロッドに固定されたピストンがチューブ
内に摺動自在に嵌合されたシリンダー部と、 上記シリンダー部のチューブの前端から軸方向に延びた
支持部材と、 上記支持部材に上記シリンダー部の軸に対して直角に配
置された軸と、 前アーム部と後アーム部と中央部とを夫々有し、上記各
中央部が上記軸に取り付けられた一対の回動部と、 上記一対の回動部の両前アーム部に回動方向かつ反対方
向に夫々設けられ、先端が上記シリンダー部のチューブ
の外周面より外側に突出可能な切断刃とを備え、 上記シリンダー部のロッドの先端で上記回動部の両後ア
ーム部を押し広げて、上記両前アーム部を外向に広げる
ことによって、上記切断刃の先端を上記シリンダー部の
チューブの外周面よりも外側に突出するようにしたこと
を特徴とする筒体の切断装置。 - 【請求項5】 請求項1または4に記載の筒体の切断装
置において、上記シリンダー部のロッドに、上記シリン
ダー部のピストンを軸方向後方に付勢する戻しバネを外
嵌したことを特徴とする筒体の切断装置。 - 【請求項6】 請求項1または4に記載の筒体の切断装
置において、上記シリンダー部のロッドの先端に固定さ
れ、上記一対の回動部の両後アーム部を押し広げるコー
ン部を備えたことを特徴とする筒体の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6040792A JPH07252986A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 筒体の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6040792A JPH07252986A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 筒体の切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07252986A true JPH07252986A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12590480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6040792A Withdrawn JPH07252986A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 筒体の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07252986A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7621327B2 (en) | 2007-10-31 | 2009-11-24 | Baker Hughes Incorporated | Downhole seal bore repair device |
| CN102322234A (zh) * | 2011-10-09 | 2012-01-18 | 山东正元地质资源勘查有限责任公司烟台分公司 | 滑块导正式液压割刀 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6040792A patent/JPH07252986A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7621327B2 (en) | 2007-10-31 | 2009-11-24 | Baker Hughes Incorporated | Downhole seal bore repair device |
| CN102322234A (zh) * | 2011-10-09 | 2012-01-18 | 山东正元地质资源勘查有限责任公司烟台分公司 | 滑块导正式液压割刀 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |