JPH07253164A - 回転機械の軸封装置 - Google Patents

回転機械の軸封装置

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JPH07253164A
JPH07253164A JP6043549A JP4354994A JPH07253164A JP H07253164 A JPH07253164 A JP H07253164A JP 6043549 A JP6043549 A JP 6043549A JP 4354994 A JP4354994 A JP 4354994A JP H07253164 A JPH07253164 A JP H07253164A
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JP
Japan
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shaft
seal
rotary shaft
discharge passage
seal ring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6043549A
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English (en)
Inventor
Yasushi Sugata
裕史 菅田
Yasuo Tabuchi
泰生 田渕
Makoto Kondo
近藤  誠
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転機械から漏れ出た油を確実に外部に排出
することを目的とする。 【構成】 バックアップリング30は、回転軸20の内
周側に位置するリング状部50、その外周に等間隔で外
周に向かって延設され、回転軸20と直角方向となる複
数の花びら状部52を備えている。軸封装置20内に
は、バックアップリング30の隣合う花びら状部50と
第2シールリング28の第3シール部および第4シール
部44の大気側B面とダストリップ32の第7シール部
54および第8シール部56の密封流体側A面とに囲ま
れ、回転軸20の外径方向に向かった第1排出通路60
が形成されている。バックアップリング30の外周を覆
うシールケース34およびハウジング24には、第1排
出通路60に対向する位置に第1排出孔62、第2排出
孔64が設けられている。これによって、軸封装置22
内に入り込んだ油を確実に外部に排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対的に回転する二部
材間をシールする軸封装置に関するもので、例えば、自
動車の空気調和装置に使用されるコンプレッサなどにお
いて、コンプレッサーの回転軸と、これを支持するハウ
ジングとの間をシールする軸封装置として用いることが
できる。
【0002】
【従来技術】従来技術として、特開昭54−12225
2号公報に記載されている回転機械の軸封装置がある。
この公報の第2図に示される軸封装置は、自動車の空気
調和装置の圧縮機に用いられたもので、圧縮機のハウジ
ング(1、該公報中の符号を用いる。以下同じ)の内部
には、外部駆動力を受けて回転する回転軸(3)が軸支
されている。この回転軸(3)の一端には、従来より公
知のマグネットクラッチが連接されており、励磁コイル
(13)を外部電源より通電すると、アーマチャ(1
6)がロータ(15)に吸引され、エンジンからの外部
駆動力がロータ(15)、アーマチャ(16)を介して
回転軸(3)に伝達される。
【0003】回転軸(3)には、その外周に密着し、回
転軸(3)と一体に回転して回転軸(3)と油密を保つ
従動リング(4)、従動リング(4)を支持する支持体
(4a)が配されている。ハウジング(1)のボス部内
面には、固定リング(6)が油蜜的に固定され、固定リ
ング(6)の外周面とハウジング(1)の内面とをシー
ルするOリング(7)とが介在している。
【0004】そして、固定リング(6)の内周面には、
ボール盤加工などの機械加工によりリング状の溝(6
a)が形成されている。この溝(6a)は、連通パイプ
(9)、そしてパイプ(10)を介して自動車外部に連
通し、回転軸(3)と従動リング(4)および固定リン
グ(6)の摺接面から漏れ出た圧縮機内部の冷媒および
機械油を、固定リング(6)の溝(6a)から自動車外
部に排出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、漏れ出た冷媒および機械油が多量になっ
た場合、回転軸(3)と固定リング(6)とは所定のク
リアランスが介在しているため、完全には固定リング
(6)の溝(6a)に流れ込まず、このクリアランスに
より圧縮機から漏れ出た機械油がアーマチャ(16)側
に流出してしまう。さらには、アーマチャ(16)とロ
ータ(15)の吸着面に付着し、すべりが発生し、圧縮
機の回転軸(3)の回転効率を低下させるという問題が
あった。
【0006】本発明は上記の問題を鑑みて、回転機械か
ら漏れ出た機械油を確実に外部に排出することができる
軸封装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する手段】以上に述べた本発明の構成によ
ると、前記ハウジングと前記回転軸間を密封する第1シ
ールリングと、前記ハウジングと前記回転軸間を密封
し、前記第1シールリングに並設された第2シールリン
グと、前記第1シールリングと前記第2シールリングと
の間に、前記回転機械から漏れ出た油を前記回転軸の外
周面から外径方向に向かって排出するための第1排出通
路を形成する排出通路形成手段と、前記第1排出通路に
連通し、前記回転機械から漏れ出た油を前記ハウジング
外部の所定位置まで導く第2排出通路とを備えることを
技術的手段として採用する。
【0008】また、前記排出通路形成手段は、前記第1
シールリングと前記第2シールリングの間に配設され、
両シールリングの間に第1排出通路用の間隙を形成する
保持部材である。また、前記保持部材は、前記回転軸に
遊嵌され、この回転軸略直角方向に延びる複数の花びら
状部を有する花びら形状をなし、この花びら状部間に前
記第1排出通路が形成されている。
【0009】また、前記排出通路形成手段は、前記第1
シールリングもしくは前記第2シールリングの向かい合
う面に前記回転軸の外周面から外径方向に向かって形成
された排出溝である。また、前記第2排出通路は、前記
ハウジングの内面と外面とを連通するものである。
【0010】
【作用および効果】以上に述べた本発明の構成による
と、回転機械から漏れ出た油が、回転軸の外表面を伝わ
り軸封装置内に入り込むと、第2シールリングがハウジ
ングと回転軸間をシールしているため、第1排出通路を
形成する排出通路形成手段により回転軸の外周面から外
径方向に排出されることになる。そして、この第1排出
通路に連通した第2排出手段により、回転機械から漏れ
出た油がハウジング外部の所定位置まで導く。これによ
って、軸封装置内に入り込んだ回転機械から漏れ出た油
が第1排出通路に流れ込み、確実に外部に排出できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。図1に本発明の第1実施例における全体構成図
を示す。図1は、本発明の軸封装置を自動車用の空気調
和装置のコンプレッサー(圧縮機)に用いたものであ
り、図1中符号Aで示す位置(密封流体側)には、図示
しないコンプレッサーが配設されている。そして、図1
中符号Bで示す位置(大気側)には、エンジンからの駆
動力をコンプレッサの回転軸20に断続する駆動力断続
手段、具体的には、マグネットクラッチが設置されてい
る。そして、マグネットクラッチの通電作動時に、エン
ジンからの駆動力によりコンプレッサーの回転軸20が
回転し、コンプレッサー内の冷媒を吸入、圧縮、吐出
し、図示しない冷凍サイクルに冷媒を循環させて車室内
の空気調和を行う。
【0012】コンプレッサーの外壁をなすハウジング2
4と回転軸20との間には、コンプレッサーから漏れ出
す冷媒および機械油をシールする軸封装置22が配設さ
れている。軸封装置22は、密封流体側Aから順に、第
1リップシール26、第2リップシール28、バックア
ップリング30、ダストリップ32、それらの外周を覆
うシールケース34およびOリング36からなる。そし
て、シールケース34は、回転軸20方向に一部窪んで
おり、この窪みにOリングが嵌め込まれ、ハウジング2
4の内周面に嵌合している。また、軸封装置22は、図
1中矢印Bで示す大気側から、環状のサークリップ21
の外周部がハウジング24の内面の窪みに嵌合すること
により、密封流体側に押さえつけられている。そして、
シールケース34およびハウジング24の後述する第1
排出通路60に対向する位置には、それぞれの内面と外
面を連通する第2排出通路としての第1排出孔62、第
2排出孔64が形成されている。
【0013】第1リップシール26は、ゴム状弾性材に
て環状に形成されており、シールケース34の内周面に
密着する第1シール部38と、第1シール部38の端部
から回転軸20の軸線方向、かつ、密封流体側に傾斜し
て延び、回転軸20の外周面と密着してシールする第2
シール部40を備えている。第2リップシール28は、
四フッ化エチレン樹脂等の樹脂材料にて環状に形成さ
れ、第1リップシール26およびシールケース34の内
周面と密着し、回転軸20に向かって起立した第3シー
ル部42、第3シール部42の端部から延設され、回転
軸20方向かつ密封流体側に傾斜した第4シール部44
と、第4シール部44の端部から回転軸20の軸線方向
に延設され、回転軸20の外周面と密着する第5シール
部46を備えている。なお、ここで、第2リップシール
にて第1シールリングを構成している。
【0014】ダストリップ32は、大気側からの埃など
の進入を防ぐものであり、ゴム状弾性材にて環状に形成
され、後述するバックアップリング30およびシールケ
ース34の内周面と密着し、回転軸20に向かって起立
した第6シール部54、第6シール部54の端部から延
設され、回転軸20方向かつ密封流体側に傾斜した第7
シール部56と、第7シール部56の端部から回転軸2
0方向かつ大気側に延設され、回転軸20の表面と密着
する第8シール部58を備えている。なお、ここで、ダ
ストリップ30にて第2シールリングを構成している。
【0015】図2に大気側から見たバックアップリング
30を示す。バックアップリング30は、金属によって
環状に成形されており、第1リップシール26を密封流
体側に押しつけ、保持するものである。そして,バック
アップリング30は、花びら形状をしており、回転軸2
0の内周側に位置するリング状部50、リング状部50
の外周に等間隔(90度)で外周に向かって延設され、
回転軸20の外径方向(回転軸20に対し略直角方向)
かつ大気側に向かって傾斜した4つの花びら状部52か
らなる。また、バックアップリング30は、回転軸20
に遊嵌されており、回転軸20の外周面とリング状部5
0の内周面とによって所定の間隙66(第1排出通路)
が構成されている。
【0016】花びら状部52は、密封流体側では、第2
リップシール28の第3シール部42と第2リップシー
ル28の第4シール部44とに密着し、大気側ではダス
トリップ32の第7シール部56および第8シール部5
8に密着している。また、リング状部50の密封流体側
では、第2リップシール28の第4シール部44と密着
している。しかし、リング状部50の大気側では、花び
ら状部50バックアップリング30と接してはいない。
【0017】これによって、軸封装置22内には、バッ
クアップリング30の隣合う花びら状部50と、第2シ
ールリング28の第3シール部42および第4シール部
44の大気側面と、ダストリップ32の第7シール部5
4および第8シール部56の密封流体側面とに囲まれ、
回転軸20の外径方向に向かった第1排出通路60が形
成されている。
【0018】なお、ここで、バックアップリング30に
て、保持部材を構成する。以下、コンプレッサーから漏
れ出た冷媒および機械油の排出過程を具体的に説明す
る。図3に軸封装置から漏れた冷媒および機械油の排出
過程を矢印に示す。コンプレッサーから漏れ出た冷媒お
よび機械油は、図3中矢印に示すように、回転軸20の
外周を伝わり、第1リップシール26および第2リップ
シール28の第5シール部と回転軸20との密着面を通
過する。そして、冷媒および機械油は、さらに回転軸2
0の外周面を伝わり、回転軸20の外周面とバックアッ
プリング30との所定の間隙66に流れ込む。そして、
回転軸20の外周面とバックアップリング30との所定
の間隙66を通過した冷媒および機械油は、ダストリッ
プ32の第8シール部が回転軸20と密着しているた
め、第1排出通路60に流れ込み易く、また回転軸20
の回転に伴う遠心力および自重によって、冷媒および機
械油は図3中下方に流れ、第1排出通路60を通過し、
シールケース34の第1排出孔62、さらにハウジング
24の第2排出孔64から外部に排出される。
【0019】なお、回転軸20と第1リップシール26
との密着面を通過した冷媒および機械油が、第1リップ
シール26と第2リップシール28、第2リップシール
28とバックアップリング30との間に流れ込み、大気
側に流れ込んだとしてもシールケース34の排出孔62
に達し、この排出孔62およびハウジング24の排出孔
64から流れ落ち、外部に排出される。
【0020】このように、軸封装置22の内部に第1排
出通路60を設けることで、軸封装置22では、完全に
遮断できなかった冷媒および機械油を外部に排出するこ
とができ、大気側、すなわちマグネットクラッチ側に冷
媒および機械油が付着することがなくなり、マグネット
クラッチの汚れ、ひいてはマグネットクラッチのすべり
を防止できる。
【0021】以上第1実施例について説明したが、本発
明は以下に述べるような実施例でも適用できる。図4に
本発明の第2実施例における全体構成図を示す。第2実
施例は、第1実施例と比較してバックアップリング30
の形状を変えたものであり、図1に示す側面形状は同等
であるが、図5に示すように大気側Bから見ると、バッ
クアップリング30には、回転軸20の外表面がら外径
方向へ放射状に延びた排出溝68(第1排出通路)を設
けられている。これによって上記第1実施例と同様な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における全体構成図であ
る。
【図2】上記第1実施例における要部詳細図である。
【図3】上記第1実施例における要部詳細図である。
【図4】本発明の第2実施例における全体構成図であ
る。
【図5】上記第2実施例における要部詳細図である。
【符号の説明】
20 回転軸 24 ハウジング 28 第2リップシール(第1シールリング) 30 バックアップリング(保持部材) 32 ダストリップ(第2シールリング) 60 第1排出通路 62 第1排出孔 64 第2排出孔(第2排出通路) 66 間隙(第1排出通路) 68 排出溝(第1排出通路)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機械の回転軸とこの回転軸を支持す
    るハウジングとの間を密封し、回転機械から漏れ出る油
    を遮断する軸封装置において、 前記ハウジングと前記回転軸間を密封する第1シールリ
    ングと、 前記ハウジングと前記回転軸間を密封し、前記第1シー
    ルリングに並設された第2シールリングと、 前記第1シールリングと前記第2シールリングとの間
    に、前記回転機械から漏れ出た油を前記回転軸の外周面
    から外径方向に向かって排出するための第1排出通路を
    形成する排出通路形成手段と、 前記第1排出通路に連通し、前記回転機械から漏れ出た
    油を前記ハウジング外部の所定位置まで導く第2排出通
    路とを備えることを特徴とする回転機械の軸封装置。
  2. 【請求項2】 前記排出通路形成手段は、前記第1シー
    ルリングと前記第2シールリングの間に配設され、両シ
    ールリングの間に第1排出通路用の間隙を形成する保持
    部材であることを特徴とする請求項1記載の回転機械の
    軸封装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記回転軸に遊嵌さ
    れ、この回転軸略直角方向に延びる複数の花びら状部を
    有する花びら形状をなし、この花びら状部間に前記第1
    排出通路が形成されることを特徴とする請求項2記載の
    回転機械の軸封装置。
  4. 【請求項4】 前記排出通路形成手段は、前記第1シー
    ルリングもしくは前記第2シールリングの向かい合う面
    に前記回転軸の外周面から外径方向に向かって形成され
    た排出溝であることを特徴とする請求項1記載の回転軸
    の軸封装置。
  5. 【請求項5】 前記第2排出通路は、前記ハウジングの
    内面と外面とを連通する請求項1記載の回転機械の軸封
    装置。
JP6043549A 1994-03-15 1994-03-15 回転機械の軸封装置 Withdrawn JPH07253164A (ja)

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JP6043549A JPH07253164A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 回転機械の軸封装置

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JP6043549A JPH07253164A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 回転機械の軸封装置

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JPH07253164A true JPH07253164A (ja) 1995-10-03

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ID=12666844

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6043549A Withdrawn JPH07253164A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 回転機械の軸封装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605