JPH072545Y2 - 懸吊装置 - Google Patents
懸吊装置Info
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- JPH072545Y2 JPH072545Y2 JP1988098407U JP9840788U JPH072545Y2 JP H072545 Y2 JPH072545 Y2 JP H072545Y2 JP 1988098407 U JP1988098407 U JP 1988098407U JP 9840788 U JP9840788 U JP 9840788U JP H072545 Y2 JPH072545 Y2 JP H072545Y2
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は懸吊装置に関し、より具体的には、海や河川な
どの水上での荷下ろし作業に適した懸吊装置に関する。
どの水上での荷下ろし作業に適した懸吊装置に関する。
ヘリコプターで重量物を運搬する場合、従来は、電気式
開閉フック装置により荷物を吊り下げ、目的場所まで運
搬し、操縦席から当該電気式開閉フック装置を電気的に
操作してフックを開放し、荷物を下ろしていた。この運
搬方法は、荷下ろしの目的場所が地上でも、海上又は海
中を問わず、同じであった。
開閉フック装置により荷物を吊り下げ、目的場所まで運
搬し、操縦席から当該電気式開閉フック装置を電気的に
操作してフックを開放し、荷物を下ろしていた。この運
搬方法は、荷下ろしの目的場所が地上でも、海上又は海
中を問わず、同じであった。
しかし、海面又は海中に荷(例えば、コンクリート・ブ
ロックや消波ブロックなど)を下ろす場合では、電気開
閉式フック装置が海水を浴びることが多くなり、電気ケ
ーブルが海水により腐蝕するので、電気開閉式フック装
置は使えない。長いワイヤを使って荷物を電気開閉式フ
ック装置で吊り上げ、フック装置が海水を浴び難いよう
にする方法も試みられているが、荷物を所定場所に開放
する時、即ち、フック装置の開放時に、当該ワイヤが跳
び反ねたり、荷物が移動することがある。前者の場合に
は、海面又は海中で遊泳作業している作業者を非常な危
険にさらすことになり、また、後者の場合には、再設
置、つまり、荷下ろしのやり直しや、位置の修整作業を
しなければならない。いずれも、作業スケジュールの大
幅な遅延につながり、海上、海中作業の困難性を増す大
きな原因になっていた。
ロックや消波ブロックなど)を下ろす場合では、電気開
閉式フック装置が海水を浴びることが多くなり、電気ケ
ーブルが海水により腐蝕するので、電気開閉式フック装
置は使えない。長いワイヤを使って荷物を電気開閉式フ
ック装置で吊り上げ、フック装置が海水を浴び難いよう
にする方法も試みられているが、荷物を所定場所に開放
する時、即ち、フック装置の開放時に、当該ワイヤが跳
び反ねたり、荷物が移動することがある。前者の場合に
は、海面又は海中で遊泳作業している作業者を非常な危
険にさらすことになり、また、後者の場合には、再設
置、つまり、荷下ろしのやり直しや、位置の修整作業を
しなければならない。いずれも、作業スケジュールの大
幅な遅延につながり、海上、海中作業の困難性を増す大
きな原因になっていた。
また、腐蝕の問題は軽減されるが、上記の問題は基本的
に水上又は水中への荷下ろし作業でも同様である。
に水上又は水中への荷下ろし作業でも同様である。
そこで、本考案は、下ろし場所を正確に位置決めできる
と共に、作業の安全性を高めた懸吊装置を提示すること
を目的とする。
と共に、作業の安全性を高めた懸吊装置を提示すること
を目的とする。
本考案に係る懸吊装置は、互いに軸支され、その回動動
作によりフック開放又はフック閉成状態になる2つのア
ーム部材を具備するフック装置と、当該フック装置に連
結する第1、第2及び第3のロープ部材とからなり、当
該第1及び第2のロープ部材は、緊張している状態にお
いて当該アーム部材をフック閉止方向に付勢する位置に
連結され、当該第3のロプ部材は、緊張している状態に
おいて当該アーム部材をフック開放状態に付勢する位置
に連結されている懸吊装置であり、当該第1及び第2の
ロープ部材が上部で平衡部材に連結され、当該平衡部材
が所定長さの第4のロープ部材を介して第3のロープ部
材に連結することを特徴とする。
作によりフック開放又はフック閉成状態になる2つのア
ーム部材を具備するフック装置と、当該フック装置に連
結する第1、第2及び第3のロープ部材とからなり、当
該第1及び第2のロープ部材は、緊張している状態にお
いて当該アーム部材をフック閉止方向に付勢する位置に
連結され、当該第3のロプ部材は、緊張している状態に
おいて当該アーム部材をフック開放状態に付勢する位置
に連結されている懸吊装置であり、当該第1及び第2の
ロープ部材が上部で平衡部材に連結され、当該平衡部材
が所定長さの第4のロープ部材を介して第3のロープ部
材に連結することを特徴とする。
上記手段により、上記フック装置を専ら第1及び第2の
ロープ部材により吊り下げると、当該フック装置がフッ
ク閉成状態になる。他方、当該フック装置を専ら第3の
ロープ部材により吊り下げると、当該フック装置はフッ
ク開放状態になる。従って、第1、第2及び第3のロー
プ部材の緊張状態を制御することにより、機械的にフッ
ク装置の開閉を制御できる。電気部品、電気ケーブルを
使用しないので、腐蝕による開閉制御不能といった事態
は生じない。上記平衡部材により、吊り下げ時又は移動
時などに第1のロープ部材と第2のロープ部材が絡み合
うのを防止でき、吊り上げ及び吊り下げ作業をより安全
に行なえるようになる。
ロープ部材により吊り下げると、当該フック装置がフッ
ク閉成状態になる。他方、当該フック装置を専ら第3の
ロープ部材により吊り下げると、当該フック装置はフッ
ク開放状態になる。従って、第1、第2及び第3のロー
プ部材の緊張状態を制御することにより、機械的にフッ
ク装置の開閉を制御できる。電気部品、電気ケーブルを
使用しないので、腐蝕による開閉制御不能といった事態
は生じない。上記平衡部材により、吊り下げ時又は移動
時などに第1のロープ部材と第2のロープ部材が絡み合
うのを防止でき、吊り上げ及び吊り下げ作業をより安全
に行なえるようになる。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例による荷吊り下げ状態を示す
図、第2図は荷物を切り離す状態を示す図である。第1
図及び第2図において、10は、例えば、鋼板、コンクリ
ート・ブロック、消波ブロックなどの荷物であり、上部
には、吊り下げのための掛け金10Aを設けてある。12
は、詳細は後述するが、ワイヤ操作により開閉自在なフ
ック装置であり、荷物10を吊り下げるときには、荷物10
の掛け金10Aに係合する。フック装置12は耐腐蝕鋼から
なる。14は2つのフック14A,14Bを具備し、少なくとも
フック14Aは遠隔制御(例えば、電気制御)により開閉
自在であるダブル・フック装置、16はダブル・フック装
置14を指示するユニバーサル・ジョイント装置であり、
ヘリコプター(図示せず)からスリング・ワイヤ18によ
り吊り下げられている。
図、第2図は荷物を切り離す状態を示す図である。第1
図及び第2図において、10は、例えば、鋼板、コンクリ
ート・ブロック、消波ブロックなどの荷物であり、上部
には、吊り下げのための掛け金10Aを設けてある。12
は、詳細は後述するが、ワイヤ操作により開閉自在なフ
ック装置であり、荷物10を吊り下げるときには、荷物10
の掛け金10Aに係合する。フック装置12は耐腐蝕鋼から
なる。14は2つのフック14A,14Bを具備し、少なくとも
フック14Aは遠隔制御(例えば、電気制御)により開閉
自在であるダブル・フック装置、16はダブル・フック装
置14を指示するユニバーサル・ジョイント装置であり、
ヘリコプター(図示せず)からスリング・ワイヤ18によ
り吊り下げられている。
20,22はフック装置12の閉成時に、当該フック装置、即
ち荷物10を吊り上げるための支持ワイヤ、24は当該フッ
ク装置12を開放させるための開放ワイヤであり、上端の
連結金具26によりフック14Bに係合されている。支持ワ
イヤ20,22は、それぞれ連結金具28,30により平衡板32の
両端に連結され、当該平衡板32の中心に固定した固定金
具34には連結金具36を介して短いワイヤ38が連結され、
ワイヤ38の他端は連結金具26に連結されている。平衡板
32は、フック装置12の吊り下げ時にワイヤ20とワイヤ22
が絡み合わないようにするために設けてある。
ち荷物10を吊り上げるための支持ワイヤ、24は当該フッ
ク装置12を開放させるための開放ワイヤであり、上端の
連結金具26によりフック14Bに係合されている。支持ワ
イヤ20,22は、それぞれ連結金具28,30により平衡板32の
両端に連結され、当該平衡板32の中心に固定した固定金
具34には連結金具36を介して短いワイヤ38が連結され、
ワイヤ38の他端は連結金具26に連結されている。平衡板
32は、フック装置12の吊り下げ時にワイヤ20とワイヤ22
が絡み合わないようにするために設けてある。
ワイヤ38は本実施例では、約50cm程度であり、第1図に
示すように連結金具36をフック14Aに掛けた状態では、
開放ワイヤ24が緩み、支持ワイヤ20,22が緊張してフッ
ク装置12を吊り上げることにより、フック装置12が閉じ
るように、そしてまた、第2図に示すように、フック14
Aから連結金具36を離した状態で、支持ワイヤ20,22が緩
み、開放ワイヤ24が緊張してフック装置12を吊り上げる
ことにより、フック装置12が開くように、各ワイヤ20,2
2,24,38の長さを設定してある。
示すように連結金具36をフック14Aに掛けた状態では、
開放ワイヤ24が緩み、支持ワイヤ20,22が緊張してフッ
ク装置12を吊り上げることにより、フック装置12が閉じ
るように、そしてまた、第2図に示すように、フック14
Aから連結金具36を離した状態で、支持ワイヤ20,22が緩
み、開放ワイヤ24が緊張してフック装置12を吊り上げる
ことにより、フック装置12が開くように、各ワイヤ20,2
2,24,38の長さを設定してある。
次に、フック装置12について詳細に説明する。第3A図は
フック装置12の閉じた状態での正面図、第3B図は閉じた
状態での底面図、第4A図は開いた状態での正面図、第4B
図は開いた状態での底面図である。但し、理解を容易に
するために、第3B図及び第4B図では、フック装置12の開
閉部分のみを図示してある。40は右側アーム、42は左側
アームであり、両アーム40,42は、基本的にはY字状の
形状をしており、右側アーム40はY字の縦棒部分の下端
部分で左側に湾曲し、左側アーム42は反対に右側に湾曲
している。そして、両アーム40,42は、Y字の中心部分
の孔に通したセンター・ピン(又は、ボルト)44によ
り、互いに軸支されている。両アーム40,42のY字の縦
棒部分の湾曲により、フック装置12の閉成状態(第3A
図)で、アーム40,42の間に空間が形成され、この空間
を使って、荷物10の金具やワイヤを掛けることができ
る。
フック装置12の閉じた状態での正面図、第3B図は閉じた
状態での底面図、第4A図は開いた状態での正面図、第4B
図は開いた状態での底面図である。但し、理解を容易に
するために、第3B図及び第4B図では、フック装置12の開
閉部分のみを図示してある。40は右側アーム、42は左側
アームであり、両アーム40,42は、基本的にはY字状の
形状をしており、右側アーム40はY字の縦棒部分の下端
部分で左側に湾曲し、左側アーム42は反対に右側に湾曲
している。そして、両アーム40,42は、Y字の中心部分
の孔に通したセンター・ピン(又は、ボルト)44によ
り、互いに軸支されている。両アーム40,42のY字の縦
棒部分の湾曲により、フック装置12の閉成状態(第3A
図)で、アーム40,42の間に空間が形成され、この空間
を使って、荷物10の金具やワイヤを掛けることができ
る。
両アーム40,42は、基本的に同じ形状をしており、その
側面外側にはアーム40,42の変形防止用に、アングル材
からなる補強材46,48を取り付けてある。また、50はフ
ック装置12が閉じた状態で、アーム42,40の先端面と衝
合し、アーム42のセンター・ピン44を中心とする反時計
方向の回転を制止するストッパーであり、52は同様に、
アーム40の先端面と衝合し、アーム40の回転を制止する
ストッパーである。ストッパー50,52はそれぞれアーム4
0,42の先端部分で側面内側に固定されている。54,56は
それぞれストッパー50,52の補強材である。
側面外側にはアーム40,42の変形防止用に、アングル材
からなる補強材46,48を取り付けてある。また、50はフ
ック装置12が閉じた状態で、アーム42,40の先端面と衝
合し、アーム42のセンター・ピン44を中心とする反時計
方向の回転を制止するストッパーであり、52は同様に、
アーム40の先端面と衝合し、アーム40の回転を制止する
ストッパーである。ストッパー50,52はそれぞれアーム4
0,42の先端部分で側面内側に固定されている。54,56は
それぞれストッパー50,52の補強材である。
右側アーム40の斜め上方に延びる2つの肩部40A,40Bの
内、左側アーム42の方に延びる肩部40Aの先端部分にボ
ルト等のピン58を通し、当該ピン58に支持ワイヤ20を取
り付けてある。また同様に、左側アーム42の2つの肩部
42A,42Bの内、右側アーム40の方に延びる肩部42Aの先端
部分にピン60を打ち込み、当該ピン60に、支持ワイヤ22
を取り付けてある。つまり、ピン58,60の部分で、フッ
ク装置12はワイヤ20,22により支持されていることにな
る。右側アーム40の他方の肩部40B及び左側アーム42の
他方の肩部42Bの先端部分にはそれぞれ、軸62,64により
連結レバー66,68を回動自在に連結してあり、当該連結
レバー66,68は軸70により相互に回動自在に連結されて
いる。軸70には、開放用ワイヤ24が取り付けられてい
る。
内、左側アーム42の方に延びる肩部40Aの先端部分にボ
ルト等のピン58を通し、当該ピン58に支持ワイヤ20を取
り付けてある。また同様に、左側アーム42の2つの肩部
42A,42Bの内、右側アーム40の方に延びる肩部42Aの先端
部分にピン60を打ち込み、当該ピン60に、支持ワイヤ22
を取り付けてある。つまり、ピン58,60の部分で、フッ
ク装置12はワイヤ20,22により支持されていることにな
る。右側アーム40の他方の肩部40B及び左側アーム42の
他方の肩部42Bの先端部分にはそれぞれ、軸62,64により
連結レバー66,68を回動自在に連結してあり、当該連結
レバー66,68は軸70により相互に回動自在に連結されて
いる。軸70には、開放用ワイヤ24が取り付けられてい
る。
なお、連結レバー66,68の長さは、フック装置12の閉成
状態(第3A図)において、軸70が軸62,64を結ぶ線より
も下側にくるように設定してある。これは、軸70が最初
から軸62,64を結ぶ線上又はその上に位置する場合に
は、フック装置12の振動により容易にアーム40,42は開
放方向に移動してしまうからである。このために、連結
レバー66,68と軸62,64,70との間には、多少の遊びを設
けておくのが好ましい。アーム40,42や連結レバー66,68
は、非常に重いので、軸70はフック装置12の閉成状態に
おいて軸62,64を結ぶ線より下に位置する場合には、フ
ック装置12に多少の振動が加わっても、軸70が当該線を
越える可能性は極めて低く、従って、不用意にフック装
置12が開いてしまうことが無くなる。
状態(第3A図)において、軸70が軸62,64を結ぶ線より
も下側にくるように設定してある。これは、軸70が最初
から軸62,64を結ぶ線上又はその上に位置する場合に
は、フック装置12の振動により容易にアーム40,42は開
放方向に移動してしまうからである。このために、連結
レバー66,68と軸62,64,70との間には、多少の遊びを設
けておくのが好ましい。アーム40,42や連結レバー66,68
は、非常に重いので、軸70はフック装置12の閉成状態に
おいて軸62,64を結ぶ線より下に位置する場合には、フ
ック装置12に多少の振動が加わっても、軸70が当該線を
越える可能性は極めて低く、従って、不用意にフック装
置12が開いてしまうことが無くなる。
このような構成では、ワイヤ20,22によりフック装置12
を吊り下げ、ワイヤ24が緩んでいる状態では、両アーム
40,42はセンター・ピン44を中心に、フック装置12の閉
成方向に回動し、軸70は、両アーム40,42の回動、並び
に、アーム40,42及び連結レバー66,68の重量により、第
3A図に示すように、軸62,64を結ぶ線よりも下に落ち込
み、安定する。
を吊り下げ、ワイヤ24が緩んでいる状態では、両アーム
40,42はセンター・ピン44を中心に、フック装置12の閉
成方向に回動し、軸70は、両アーム40,42の回動、並び
に、アーム40,42及び連結レバー66,68の重量により、第
3A図に示すように、軸62,64を結ぶ線よりも下に落ち込
み、安定する。
この状態で、ワイヤ24によりフック装置12を支持し、ワ
イヤ20,22を緩めると、軸70がワイヤ24により引き上げ
られ(又は、フック装置12自体が自重により下がり)、
軸70が軸62,64を結ぶ線を越えて上昇する。この結果、
連結レバー66,68により、軸62,64、即ち肩部40B,42Bが
互いに引き寄せられ、センター・ピン44を中心に右側ア
ーム40が半時計方向に回動し、左側アーム42が時計方向
に回動する。このようにして、フック装置12は、第4A図
に示す開放状態になる。
イヤ20,22を緩めると、軸70がワイヤ24により引き上げ
られ(又は、フック装置12自体が自重により下がり)、
軸70が軸62,64を結ぶ線を越えて上昇する。この結果、
連結レバー66,68により、軸62,64、即ち肩部40B,42Bが
互いに引き寄せられ、センター・ピン44を中心に右側ア
ーム40が半時計方向に回動し、左側アーム42が時計方向
に回動する。このようにして、フック装置12は、第4A図
に示す開放状態になる。
次に、図示実施例の使用方法を簡単に説明する。先ず、
地上にある荷物10に対してフック装置12を掛けてフック
装置12を手動で閉成状態とし、ヘリコプターから吊り下
げてタブル・フック装置14に対して、開放用ワイヤ24及
び支持ワイヤ38の連結金具26をフック14Bに掛けると共
に、連結金具36をフック14Aに掛ける。そして、ゆっく
りとヘリコプターを上昇させると、ワイヤ20,22により
フック装置12が吊り上げられ、この結果、先に説明した
ように、フック装置12は自重により閉成状態になり、荷
物10を吊り下げることができるようになる。フック装置
12が完全に閉成した状態で、荷物10を吊り上げ、目的地
に運ぶ。
地上にある荷物10に対してフック装置12を掛けてフック
装置12を手動で閉成状態とし、ヘリコプターから吊り下
げてタブル・フック装置14に対して、開放用ワイヤ24及
び支持ワイヤ38の連結金具26をフック14Bに掛けると共
に、連結金具36をフック14Aに掛ける。そして、ゆっく
りとヘリコプターを上昇させると、ワイヤ20,22により
フック装置12が吊り上げられ、この結果、先に説明した
ように、フック装置12は自重により閉成状態になり、荷
物10を吊り下げることができるようになる。フック装置
12が完全に閉成した状態で、荷物10を吊り上げ、目的地
に運ぶ。
目的地に到着すると、荷物10を吊り下げた状態で水面上
又は水中などの目的位置に下ろし、設置位置が決まった
状態で、水面又は水中の作業者は現場から退避し、その
後、ヘリコプターからの遠隔操作によりフック14Aを開
放する。すると連結金具36がフック14Aから解放され、
フック装置12は今度はワイヤ24により軸70の部分で支持
される。平衡板32及びワイヤ20,22は支持ワイヤ38によ
り保持されている。ワイヤ20,22が緩み、ワイヤ24によ
りフック装置12が支持されることから、先に説明したよ
うに、フック装置12が開き、第2図の状態になる。
又は水中などの目的位置に下ろし、設置位置が決まった
状態で、水面又は水中の作業者は現場から退避し、その
後、ヘリコプターからの遠隔操作によりフック14Aを開
放する。すると連結金具36がフック14Aから解放され、
フック装置12は今度はワイヤ24により軸70の部分で支持
される。平衡板32及びワイヤ20,22は支持ワイヤ38によ
り保持されている。ワイヤ20,22が緩み、ワイヤ24によ
りフック装置12が支持されることから、先に説明したよ
うに、フック装置12が開き、第2図の状態になる。
フック14Aを開放する際には、開放用ワイヤ24の長さの
余裕分及びフック装置12の軸70の移動分に相当する距離
だけ、フック装置12が下降するが、従来例のように吊り
下げワイヤが跳び反ねることは無いので、海面の作業者
にとって危険は格段に少なくなる。また、本実施例では
フック14Aの開放時に、荷物10の位置ずれが少ないの
で、作業者は、荷物10を継続的に保持する必要が無くな
り、充分に安全な場所に退避できる。
余裕分及びフック装置12の軸70の移動分に相当する距離
だけ、フック装置12が下降するが、従来例のように吊り
下げワイヤが跳び反ねることは無いので、海面の作業者
にとって危険は格段に少なくなる。また、本実施例では
フック14Aの開放時に、荷物10の位置ずれが少ないの
で、作業者は、荷物10を継続的に保持する必要が無くな
り、充分に安全な場所に退避できる。
また本実施例では、ワイヤ20,22を解放することにより
フック装置12を開放させたが、ワイヤ20,22は同じ位置
で吊り下げておき、ワイヤ24を所定量上昇させることに
より、相対的にフック装置12を開放させるようにしても
よい。つまり、ワイヤ24の引き上げに応じて、徐々にワ
イヤ24が緊張し、軸70を引き上げると共にワイヤ20,22
が徐々に緩み、その結果、フック装置12が開放される。
この場合には、フック装置12の高さ自体はほとんど変化
しないので、荷物10の高さも変化せず、従って、荷物10
の位置移動を防ぐために作業員が荷物10を保持する作業
が不要になり、作業員は荷物10から充分に離れた場所の
退避でき、作業の安全性がより高められる。但し、ワイ
ヤ24を引き上げる機構が必要になり、ダブル・フック装
置14の部分がそれだけ複雑化する。更に別の方法とし
て、フック14Aをフック14Bに対して相対的にゆっくり下
降させ、これにより、フック装置12の荷重を徐々にワイ
ヤ20,22からワイヤ24に移行させ、もってフック装置12
をフック開放状態にしてもよい。
フック装置12を開放させたが、ワイヤ20,22は同じ位置
で吊り下げておき、ワイヤ24を所定量上昇させることに
より、相対的にフック装置12を開放させるようにしても
よい。つまり、ワイヤ24の引き上げに応じて、徐々にワ
イヤ24が緊張し、軸70を引き上げると共にワイヤ20,22
が徐々に緩み、その結果、フック装置12が開放される。
この場合には、フック装置12の高さ自体はほとんど変化
しないので、荷物10の高さも変化せず、従って、荷物10
の位置移動を防ぐために作業員が荷物10を保持する作業
が不要になり、作業員は荷物10から充分に離れた場所の
退避でき、作業の安全性がより高められる。但し、ワイ
ヤ24を引き上げる機構が必要になり、ダブル・フック装
置14の部分がそれだけ複雑化する。更に別の方法とし
て、フック14Aをフック14Bに対して相対的にゆっくり下
降させ、これにより、フック装置12の荷重を徐々にワイ
ヤ20,22からワイヤ24に移行させ、もってフック装置12
をフック開放状態にしてもよい。
上記説明では、水面又は水中に荷物を下ろす場合を例に
とったが、作業者の安全の確保という点では、地上に荷
物を下ろす場合にも、同様に適用できることが理解され
るべきである。また、上記実施例は、ヘリコプターによ
る荷物の運搬を例にしているが、本考案は勿論、海上建
設プラットフォーム上や地上、船上のクレーンなどにも
適用できるものである。つまり、本考案は電気開閉式フ
ック装置を荷物の近辺に配置できないような環境での荷
下ろし作業に特に適しており、作業対象となる荷物とし
ては、重力物ばかりか、静かに荷下ろしする必要のある
物が考えられる。
とったが、作業者の安全の確保という点では、地上に荷
物を下ろす場合にも、同様に適用できることが理解され
るべきである。また、上記実施例は、ヘリコプターによ
る荷物の運搬を例にしているが、本考案は勿論、海上建
設プラットフォーム上や地上、船上のクレーンなどにも
適用できるものである。つまり、本考案は電気開閉式フ
ック装置を荷物の近辺に配置できないような環境での荷
下ろし作業に特に適しており、作業対象となる荷物とし
ては、重力物ばかりか、静かに荷下ろしする必要のある
物が考えられる。
以上の説明から容易に理解できるように、本考案によれ
ば、荷下ろし場所の作業者を危険にさらすことなく、迅
速に荷物を下ろすことができる。また、全体が機械部品
でできているので、海上や水上での作業によっても、電
気部品の場合のように機能が損なわれることはなくな
る。荷下ろし時に荷物が不規則に横移動し難くなるの
で、重量物を所定位置に下ろす作業に極めて有効であ
る。
ば、荷下ろし場所の作業者を危険にさらすことなく、迅
速に荷物を下ろすことができる。また、全体が機械部品
でできているので、海上や水上での作業によっても、電
気部品の場合のように機能が損なわれることはなくな
る。荷下ろし時に荷物が不規則に横移動し難くなるの
で、重量物を所定位置に下ろす作業に極めて有効であ
る。
第1図は本考案の一実施例による荷物吊り上げ状態を示
す図、第2図は荷物を切り離した状態を示す図、第3A図
は第1図のフック装置12のフック閉成状態の正面図、第
3B図はフック装置12の閉成状態での部分底面図、第4A図
はフック装置12のフック開放状態での正面図、第4B図は
フック装置12のフック開放状態での部分底面図である。 10…荷物、12…フック装置、14…ダブル・フック装置、
16…ユニバーサル・ジョイント装置、18…スリング・ワ
イヤ、20,22…支持ワイヤ、24…開放用ワイヤ、28,30…
連結金具、32…平衡板、34…固定金具、36…連結金具、
38…支持ワイヤ、40…右側アーム、40A,40B…肩部、42
…左側アーム、42A,42B…肩部、44…センター・ピン、4
6,48…補強材、50,52…ストッパー、54,56…補強材、5
8,60…ピン、62,64,70…軸、66,68…連結レバー
す図、第2図は荷物を切り離した状態を示す図、第3A図
は第1図のフック装置12のフック閉成状態の正面図、第
3B図はフック装置12の閉成状態での部分底面図、第4A図
はフック装置12のフック開放状態での正面図、第4B図は
フック装置12のフック開放状態での部分底面図である。 10…荷物、12…フック装置、14…ダブル・フック装置、
16…ユニバーサル・ジョイント装置、18…スリング・ワ
イヤ、20,22…支持ワイヤ、24…開放用ワイヤ、28,30…
連結金具、32…平衡板、34…固定金具、36…連結金具、
38…支持ワイヤ、40…右側アーム、40A,40B…肩部、42
…左側アーム、42A,42B…肩部、44…センター・ピン、4
6,48…補強材、50,52…ストッパー、54,56…補強材、5
8,60…ピン、62,64,70…軸、66,68…連結レバー
Claims (2)
- 【請求項1】互いに軸支され、その回動動作によりフッ
ク開放又はフック閉成状態になる2つのアーム部材を具
備するフック装置と、当該フック装置に連結する第1、
第2及び第3のロープ部材とからなり、当該第1及び第
2のロープ部材は、緊張している状態において当該アー
ム部材をフック閉成方向に付勢する位置に連結され、当
該第3のロープ部材は、緊張している状態において当該
アーム部材をフック開放状態に付勢する位置に連結され
ている懸吊装置であって、当該第1及び第2のロープ部
材が上部で平衡部材に連結され、当該平衡部材が所定長
さの第4のロープ部材を介して第3のロープ部材に連結
することを特徴とする懸吊装置。 - 【請求項2】更に、上記平衡部材を係止する第1の係止
部材と、当該第3のロープ部材及び第4のロープ部材を
係止する第2の係止部材を具備する実用新案登録請求の
範囲第(1)項に記載の懸吊装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988098407U JPH072545Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 懸吊装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988098407U JPH072545Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 懸吊装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0222986U JPH0222986U (ja) | 1990-02-15 |
| JPH072545Y2 true JPH072545Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31324642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988098407U Expired - Lifetime JPH072545Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 懸吊装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072545Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020183326A (ja) * | 2020-06-18 | 2020-11-12 | D−Plan株式会社 | 荷下用フック |
| US11773885B2 (en) * | 2020-12-29 | 2023-10-03 | United Parcel Service Of America, Inc. | Automatic release clamp |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6345779U (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-28 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP1988098407U patent/JPH072545Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0222986U (ja) | 1990-02-15 |
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