JPH07254689A - エピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法及びエピタキシャル成長層を絶縁層上に有するシリコンウエハ - Google Patents
エピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法及びエピタキシャル成長層を絶縁層上に有するシリコンウエハInfo
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- JPH07254689A JPH07254689A JP4576394A JP4576394A JPH07254689A JP H07254689 A JPH07254689 A JP H07254689A JP 4576394 A JP4576394 A JP 4576394A JP 4576394 A JP4576394 A JP 4576394A JP H07254689 A JPH07254689 A JP H07254689A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デバイス形成層の特性の均一性の良好なSO
Iウエハを得る。 【構成】 シリコン酸化膜3上にSOIウエハのデバイ
ス形成層に用いられるエピタキシャル成長層4を形成す
る。 【効果】 エピタキシャル成長層4の特性の均一性は通
常ウエハと比較して極めて良好であり、デバイス形成層
の特性の均一化が図れる。
Iウエハを得る。 【構成】 シリコン酸化膜3上にSOIウエハのデバイ
ス形成層に用いられるエピタキシャル成長層4を形成す
る。 【効果】 エピタキシャル成長層4の特性の均一性は通
常ウエハと比較して極めて良好であり、デバイス形成層
の特性の均一化が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハなどの
半導体デバイスを製造するための層を絶縁層上に有する
基板及びその製造方法に関し、特に絶縁層上にシリコン
を形成したSOI(Silicon on insulator )ウエハ及
びその製造方法に関するものである。
半導体デバイスを製造するための層を絶縁層上に有する
基板及びその製造方法に関し、特に絶縁層上にシリコン
を形成したSOI(Silicon on insulator )ウエハ及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば、ウルトラクリーンテク
ノロジーVo.1993 年の10ページに示された、従来の貼
り合わせ法によるSOIウエハの製造方法を示す工程図
である。図において、1,2は通常のシリコン単結晶の
インゴットから切り出されて鏡面加工が施されたシリコ
ンウエハ、3はシリコン酸化膜である。
ノロジーVo.1993 年の10ページに示された、従来の貼
り合わせ法によるSOIウエハの製造方法を示す工程図
である。図において、1,2は通常のシリコン単結晶の
インゴットから切り出されて鏡面加工が施されたシリコ
ンウエハ、3はシリコン酸化膜である。
【0003】次に、SOIウエハの製造方法について説
明する。図5において、(5-a) 〜(5-e) は、SOIウエ
ハ製造工程の各過程を経たシリコンウエハ1、2の状態
を示している。過程(5-a) に従って、2枚のシリコンウ
エハ1,2を準備する。次いで過程(5-b) に従って、シ
リコンウエハ1を酸化し、表面にシリコン酸化膜を1μ
m程度形成する。次いで過程(5-c) に従って、シリコン
ウエハ1とシリコンウエハ2を貼り合わせる。これは、
シリコンウエハ1、2を重ねて、例えば、ウエット酸化
雰囲気中で、1100℃、2時間程度の熱処理を行うこ
とにより可能である。
明する。図5において、(5-a) 〜(5-e) は、SOIウエ
ハ製造工程の各過程を経たシリコンウエハ1、2の状態
を示している。過程(5-a) に従って、2枚のシリコンウ
エハ1,2を準備する。次いで過程(5-b) に従って、シ
リコンウエハ1を酸化し、表面にシリコン酸化膜を1μ
m程度形成する。次いで過程(5-c) に従って、シリコン
ウエハ1とシリコンウエハ2を貼り合わせる。これは、
シリコンウエハ1、2を重ねて、例えば、ウエット酸化
雰囲気中で、1100℃、2時間程度の熱処理を行うこ
とにより可能である。
【0004】次いで過程(5-d) に従って、挟まれている
シリコン酸化膜3の片側のシリコンウエハ1またはシリ
コンウエハ2を平面研削により30μm程度まで薄膜化
する。次いで過程(5-e) に従って、通常のシリコンウエ
ハの最終加工工程と同様に機械化学的に鏡面研磨して過
程(5-d) おいて平面研削したシリコンウエハ1を10μ
m以下に薄膜化する。
シリコン酸化膜3の片側のシリコンウエハ1またはシリ
コンウエハ2を平面研削により30μm程度まで薄膜化
する。次いで過程(5-e) に従って、通常のシリコンウエ
ハの最終加工工程と同様に機械化学的に鏡面研磨して過
程(5-d) おいて平面研削したシリコンウエハ1を10μ
m以下に薄膜化する。
【0005】シリコンウエハ1を平面研削及び機械化学
的に鏡面研磨する装置を図6に示す。図6において、1
1はシリコンウエハ1を研磨するためのポリシャ、12
はポリシャをのせる2枚の銅板、13は2枚の銅板12
の間に挟まれて銅板12を加熱するためのシリコンラバ
ーヒータ、14は銅板12の下に敷かれた石綿板、15
は石綿板14上の銅板12等とともにポリシャ11を支
持しつつ回転させるための固定基板、16はシリコンウ
エハ1の表面をポリシャ11に接触させるためシリコン
ウエハ1を保持しつつ上下動可能な接着用ステンレスプ
レート、18は接着用ステンレスプレート16を支持す
るためのガイドローラ、19はポリシャ11とシリコン
ウエハ1との界面にあってシリコンウエハ1を研磨する
ための加工剤、20はパネルヒータ、21はパネルヒー
タ20によって加熱されつつ加工剤19を溜めておく容
器、22は容器21に溜まっている加工剤19を攪拌す
る攪拌器、23,24はそれぞれシリコンラバーヒータ
13とパネルヒータ20の発熱量を制御するためのスラ
イダックである。
的に鏡面研磨する装置を図6に示す。図6において、1
1はシリコンウエハ1を研磨するためのポリシャ、12
はポリシャをのせる2枚の銅板、13は2枚の銅板12
の間に挟まれて銅板12を加熱するためのシリコンラバ
ーヒータ、14は銅板12の下に敷かれた石綿板、15
は石綿板14上の銅板12等とともにポリシャ11を支
持しつつ回転させるための固定基板、16はシリコンウ
エハ1の表面をポリシャ11に接触させるためシリコン
ウエハ1を保持しつつ上下動可能な接着用ステンレスプ
レート、18は接着用ステンレスプレート16を支持す
るためのガイドローラ、19はポリシャ11とシリコン
ウエハ1との界面にあってシリコンウエハ1を研磨する
ための加工剤、20はパネルヒータ、21はパネルヒー
タ20によって加熱されつつ加工剤19を溜めておく容
器、22は容器21に溜まっている加工剤19を攪拌す
る攪拌器、23,24はそれぞれシリコンラバーヒータ
13とパネルヒータ20の発熱量を制御するためのスラ
イダックである。
【0006】図7は、接着用ステンレスプレート16に
接着されたシリコンウエハ1の様子を示す平面図であ
る。シリコンウエハ1は研磨される面を上にして固着さ
れる。
接着されたシリコンウエハ1の様子を示す平面図であ
る。シリコンウエハ1は研磨される面を上にして固着さ
れる。
【0007】図6の装置を用いて、平面研削を行うとき
は、加工剤19に研磨剤入りの純水を使用する。また、
機械化学的研磨を行うときには、加工剤19にアルカリ
溶液を用いる。
は、加工剤19に研磨剤入りの純水を使用する。また、
機械化学的研磨を行うときには、加工剤19にアルカリ
溶液を用いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のSOIウエハは
以上のように製造されているので、デバイスを形成する
シリコン層の特性の均一性は、貼り合わせ前に準備した
シリコンウエハの均一性をそのまま引き継いでいる。通
常の製造法によるシリコンウエハでは、単結晶シリコン
インゴット製造時に同心円状に特性が変化する、いわゆ
るストリエーションをなくすことができないため、SO
Iウエハを製造しても特性の均一性が悪いという問題点
があった。
以上のように製造されているので、デバイスを形成する
シリコン層の特性の均一性は、貼り合わせ前に準備した
シリコンウエハの均一性をそのまま引き継いでいる。通
常の製造法によるシリコンウエハでは、単結晶シリコン
インゴット製造時に同心円状に特性が変化する、いわゆ
るストリエーションをなくすことができないため、SO
Iウエハを製造しても特性の均一性が悪いという問題点
があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、特性の均一性の良好なSO
Iウエハを得ることを目的としており、さらにその製造
方法を提供することを目的とする。
ためになされたものであり、特性の均一性の良好なSO
Iウエハを得ることを目的としており、さらにその製造
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るエピタ
キシャル成長層を絶縁層上に設ける方法は、少なくとも
一つの主面が単結晶の基体の該主面上に直接エピタキシ
ャル成長させてエピタキシャル成長層を形成する工程
と、前記基体と接している面とは反対側の前記エピタキ
シャル成長層の表面に前記絶縁層を配設する工程と、前
記基体を削り取り、前記エピタキシャル成長層を露出さ
せる工程とを備えて構成されている。
キシャル成長層を絶縁層上に設ける方法は、少なくとも
一つの主面が単結晶の基体の該主面上に直接エピタキシ
ャル成長させてエピタキシャル成長層を形成する工程
と、前記基体と接している面とは反対側の前記エピタキ
シャル成長層の表面に前記絶縁層を配設する工程と、前
記基体を削り取り、前記エピタキシャル成長層を露出さ
せる工程とを備えて構成されている。
【0011】第2の発明に係るエピタキシャル成長層を
絶縁層上に設ける方法は、第1の発明のエピタキシャル
成長層を絶縁層上に設ける方法において、前記絶縁層を
配設する工程は、前記エピタキシャル成長層の表面に前
記絶縁層を形成する工程と、前記エピタキシャル成長層
と支持基板とが対向するように、前記絶縁層上に前記支
持基板を形成する工程とを含むことを特徴とする。
絶縁層上に設ける方法は、第1の発明のエピタキシャル
成長層を絶縁層上に設ける方法において、前記絶縁層を
配設する工程は、前記エピタキシャル成長層の表面に前
記絶縁層を形成する工程と、前記エピタキシャル成長層
と支持基板とが対向するように、前記絶縁層上に前記支
持基板を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0012】第3の発明に係るエピタキシャル成長層を
絶縁層上に設ける方法は、第1の発明のエピタキシャル
成長層を絶縁層上に設ける方法において、前記絶縁層を
配設する工程は、支持基板上に前記絶縁層を形成する工
程と、前記支持基板上の前記絶縁層と前記エピタキシャ
ル成長層とを張り合わせる工程とを含むことを特徴とす
る。
絶縁層上に設ける方法は、第1の発明のエピタキシャル
成長層を絶縁層上に設ける方法において、前記絶縁層を
配設する工程は、支持基板上に前記絶縁層を形成する工
程と、前記支持基板上の前記絶縁層と前記エピタキシャ
ル成長層とを張り合わせる工程とを含むことを特徴とす
る。
【0013】第4の発明に係るエピタキシャル成長層を
絶縁層上に設ける方法は、第2または第3の発明のエピ
タキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法において、前
記基体の前記主面は、シリコン単結晶からなる面を含
み、前記エピタキシャル成長層は、前記基体の前記面上
に直接シリコンをエピタキシャル成長させた層を含み、
前記絶縁層はシリコン酸化膜を含むことを特徴とする。
絶縁層上に設ける方法は、第2または第3の発明のエピ
タキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法において、前
記基体の前記主面は、シリコン単結晶からなる面を含
み、前記エピタキシャル成長層は、前記基体の前記面上
に直接シリコンをエピタキシャル成長させた層を含み、
前記絶縁層はシリコン酸化膜を含むことを特徴とする。
【0014】第5の発明に係るエピタキシャル成長層を
絶縁層上に設ける方法は、少なくとも一つの主面が単結
晶からなる基板を準備する工程と、前記基板の前記主面
上に直接エピタキシャル成長させてエピタキシャル成長
層を形成する工程と、前記基板または前記エピタキシャ
ル成長層と結合して絶縁物を形成するイオンを、前記エ
ピタキシャル成長層の表面から所定の深さのところに打
ち込み、そして前記イオンと前記基板または前記エピタ
キシャル成長層とを結合させて絶縁物を形成する工程と
を備えて構成されている。
絶縁層上に設ける方法は、少なくとも一つの主面が単結
晶からなる基板を準備する工程と、前記基板の前記主面
上に直接エピタキシャル成長させてエピタキシャル成長
層を形成する工程と、前記基板または前記エピタキシャ
ル成長層と結合して絶縁物を形成するイオンを、前記エ
ピタキシャル成長層の表面から所定の深さのところに打
ち込み、そして前記イオンと前記基板または前記エピタ
キシャル成長層とを結合させて絶縁物を形成する工程と
を備えて構成されている。
【0015】第6の発明に係るエピタキシャル成長層を
絶縁層上に有するシリコンウエハは、一方主面を有する
支持基板と、前記支持基板の前記一方主面の全面にほぼ
同じ厚みで形成されたシリコン系絶縁層と、前記絶縁層
の全面上にエピタキシャル成長によって形成されたシリ
コン層とを備えて構成されている。
絶縁層上に有するシリコンウエハは、一方主面を有する
支持基板と、前記支持基板の前記一方主面の全面にほぼ
同じ厚みで形成されたシリコン系絶縁層と、前記絶縁層
の全面上にエピタキシャル成長によって形成されたシリ
コン層とを備えて構成されている。
【0016】
【作用】第1の発明におけるエピタキシャル成長層を形
成する工程は、少なくとも一つの主面が単結晶の基体の
該主面上にエピタキシャル成長層を直接成長させるた
め、基体の主面の単結晶が有しているストリエーション
を引き継がずに、極めて均一なエピタキシャル成長層を
形成することができる。
成する工程は、少なくとも一つの主面が単結晶の基体の
該主面上にエピタキシャル成長層を直接成長させるた
め、基体の主面の単結晶が有しているストリエーション
を引き継がずに、極めて均一なエピタキシャル成長層を
形成することができる。
【0017】そして、絶縁層を配設する工程によって、
基体と接している面とは反対側のエピタキシャル成長層
の表面に絶縁層を配設するので、次の工程で基体を削り
取り、エピタキシャル成長層を露出させることができ
る。この様に、絶縁膜上にエピタキシャル成長をさせ難
い材料であっても、基体上にその材料からなる層をエピ
タキシャル成長させることができれば、絶縁膜上にスト
リエーションのない層を形成できる。
基体と接している面とは反対側のエピタキシャル成長層
の表面に絶縁層を配設するので、次の工程で基体を削り
取り、エピタキシャル成長層を露出させることができ
る。この様に、絶縁膜上にエピタキシャル成長をさせ難
い材料であっても、基体上にその材料からなる層をエピ
タキシャル成長させることができれば、絶縁膜上にスト
リエーションのない層を形成できる。
【0018】第2の発明における絶縁層を形成する工程
は、エピタキシャル成長層の表面に絶縁層を形成するこ
とで、露出するエピタキシャル成長層の表面の裏側に絶
縁層を形成するとともにエピタキシャル成長層と絶縁層
との接合を行い、支持基体を形成する工程は、エピタキ
シャル成長層と支持基板とが対向するように、絶縁層上
に支持基板を形成するこで、エピタキシャル成長層の全
面を支える基板を絶縁層の裏側に形成できる。
は、エピタキシャル成長層の表面に絶縁層を形成するこ
とで、露出するエピタキシャル成長層の表面の裏側に絶
縁層を形成するとともにエピタキシャル成長層と絶縁層
との接合を行い、支持基体を形成する工程は、エピタキ
シャル成長層と支持基板とが対向するように、絶縁層上
に支持基板を形成するこで、エピタキシャル成長層の全
面を支える基板を絶縁層の裏側に形成できる。
【0019】第3の発明における絶縁層を形成する工程
は、支持基板上に絶縁層を形成することで、エピタキシ
ャル成長層を支持する支持基板の上に絶縁層を形成し、
張り合わせる工程は、支持基板上の絶縁層とエピタキシ
ャル成長層とを張り合わせることで、露出するエピタキ
シャル成長層の裏側に絶縁層と支持基板とを設けること
ができる。
は、支持基板上に絶縁層を形成することで、エピタキシ
ャル成長層を支持する支持基板の上に絶縁層を形成し、
張り合わせる工程は、支持基板上の絶縁層とエピタキシ
ャル成長層とを張り合わせることで、露出するエピタキ
シャル成長層の裏側に絶縁層と支持基板とを設けること
ができる。
【0020】第4の発明における基体は、シリコン単結
晶からなる面を有しており、エピタキシャル成長層は、
基体の面上に直接シリコンをエピタキシャル成長させた
層を含むことから、容易に極めて均一なシリコン層を得
ることができる。そして、絶縁層はシリコン酸化膜を含
むことから、従来と同様の方法でエピタキシャル成長層
の上に容易に絶縁層を形成することができる。
晶からなる面を有しており、エピタキシャル成長層は、
基体の面上に直接シリコンをエピタキシャル成長させた
層を含むことから、容易に極めて均一なシリコン層を得
ることができる。そして、絶縁層はシリコン酸化膜を含
むことから、従来と同様の方法でエピタキシャル成長層
の上に容易に絶縁層を形成することができる。
【0021】第5の発明におけるエピタキシャル成長層
を形成する工程は、基板の主面上に直接エピタキシャル
成長させてエピタキシャル成長層を形成することで、基
板の主面の単結晶が有しているストリエーションを引き
継がずに、極めて均一なエピタキシャル成長層を形成す
ることができる。
を形成する工程は、基板の主面上に直接エピタキシャル
成長させてエピタキシャル成長層を形成することで、基
板の主面の単結晶が有しているストリエーションを引き
継がずに、極めて均一なエピタキシャル成長層を形成す
ることができる。
【0022】そして、絶縁物を形成する工程は、基板ま
たはエピタキシャル成長層と結合して絶縁物を形成する
イオンを、エピタキシャル成長層の表面から所定の深さ
のところに打ち込み、そしてイオンと基板またはエピタ
キシャル成長層とを結合させて絶縁物を形成すること
で、エピタキシャル成長層の中または基板の浅いところ
に絶縁層を形成することができる。
たはエピタキシャル成長層と結合して絶縁物を形成する
イオンを、エピタキシャル成長層の表面から所定の深さ
のところに打ち込み、そしてイオンと基板またはエピタ
キシャル成長層とを結合させて絶縁物を形成すること
で、エピタキシャル成長層の中または基板の浅いところ
に絶縁層を形成することができる。
【0023】第6の発明におけるシリコン系絶縁層は、
支持基板の一方主面の全面にほぼ同じ厚みで形成されて
おり、絶縁層がないような部分がシリコンウエハにない
ので、絶縁層の全面上にエピタキシャル成長によって形
成されたシリコン層のどの部分も区別することなく用い
ることができる。
支持基板の一方主面の全面にほぼ同じ厚みで形成されて
おり、絶縁層がないような部分がシリコンウエハにない
ので、絶縁層の全面上にエピタキシャル成長によって形
成されたシリコン層のどの部分も区別することなく用い
ることができる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図について説
明する。図1はこの発明の第1実施例によるSOIウエ
ハの製造方法を示す工程図である。図1において、4は
シリコンウエハ1上に形成されたエピタキシャル成長層
であり、その他図5に示したものと同一符号の部分は図
5に示したものに相当する部分である。
明する。図1はこの発明の第1実施例によるSOIウエ
ハの製造方法を示す工程図である。図1において、4は
シリコンウエハ1上に形成されたエピタキシャル成長層
であり、その他図5に示したものと同一符号の部分は図
5に示したものに相当する部分である。
【0025】次に、この発明におけるSOIウエハの製
造法について説明する。(1-a) 〜(1-e) で示されたもの
は、SOIウエハ製造工程の各過程(1-a) 〜(1-e) を経
た後のシリコンウエハ1、2である。
造法について説明する。(1-a) 〜(1-e) で示されたもの
は、SOIウエハ製造工程の各過程(1-a) 〜(1-e) を経
た後のシリコンウエハ1、2である。
【0026】まず過程(1-a) に従って、エピタキシャル
成長層4が0.1μm以上形成されたシリコンウエハ1
とともに、通常のシリコンウエハ2が準備される。エピ
タキシャル成長層4の厚みは、所望の厚みよりも厚く形
成しておけば良い。例えば、最終的に厚みを10μm以
下のシリコンからなるエピタキシャル成長層を得たけれ
ば、10μmよりも若干厚く形成しておく。
成長層4が0.1μm以上形成されたシリコンウエハ1
とともに、通常のシリコンウエハ2が準備される。エピ
タキシャル成長層4の厚みは、所望の厚みよりも厚く形
成しておけば良い。例えば、最終的に厚みを10μm以
下のシリコンからなるエピタキシャル成長層を得たけれ
ば、10μmよりも若干厚く形成しておく。
【0027】シリコンウエハ1,2は、シリコン単結晶
のインゴットから切り出され、表面を鏡面研磨された通
常のシリコンウエハである。なお、このシリコンウエハ
は、ドーパントを添加したものであっても、また真性半
導体であっても良い。シリコンウエハ1上のエピタキシ
ャル成長層形成は、例えば、シリコンウエハ1を水素雰
囲気に曝して表面の酸化膜を除去した後、トリクロルシ
ランSiHCl3 中でシリコンウエハ1を1100℃〜
1150℃に保つことにより形成される。エピタキシャ
ル成長層4の厚みは、成長させる時間によって制御され
る。
のインゴットから切り出され、表面を鏡面研磨された通
常のシリコンウエハである。なお、このシリコンウエハ
は、ドーパントを添加したものであっても、また真性半
導体であっても良い。シリコンウエハ1上のエピタキシ
ャル成長層形成は、例えば、シリコンウエハ1を水素雰
囲気に曝して表面の酸化膜を除去した後、トリクロルシ
ランSiHCl3 中でシリコンウエハ1を1100℃〜
1150℃に保つことにより形成される。エピタキシャ
ル成長層4の厚みは、成長させる時間によって制御され
る。
【0028】次いで過程(1-b) に従って、エピタキシャ
ル成長層4を形成したシリコンウエハ1を酸素雰囲気に
曝して酸化し、表面にシリコン酸化膜を形成する。な
お、酸化膜の厚みは、酸素に曝す時間によって制御する
ことができる。
ル成長層4を形成したシリコンウエハ1を酸素雰囲気に
曝して酸化し、表面にシリコン酸化膜を形成する。な
お、酸化膜の厚みは、酸素に曝す時間によって制御する
ことができる。
【0029】次いで過程(1-c) に従ってシリコンウエハ
1、2をエピタキシャル成長層4をはさんで貼り合わせ
る。これは、従来と同様に、シリコンウエハ1、2を重
ねて、例えばウエット酸化雰囲気中で、1100℃、2
時間程度の熱処理を行うことにより可能である。
1、2をエピタキシャル成長層4をはさんで貼り合わせ
る。これは、従来と同様に、シリコンウエハ1、2を重
ねて、例えばウエット酸化雰囲気中で、1100℃、2
時間程度の熱処理を行うことにより可能である。
【0030】次いで過程(1-d) に従って、従来と同様
に、シリコンウエハ1について、エピタキシャル成長層
4を形成した面の反対の面から平面研削することによ
り、シリコンウエハ1を30μm程度まで薄膜化する。
次いで過程(1-e) に従って、従来と同様に、機械化学的
に鏡面研磨してエピタキシャル成長層4を露出させると
ともに、その厚みを10μm以下まで薄膜化する。エピ
タキシャル成長層4の厚みは、そこに形成されるデバイ
スの特性を均一に保つためなるべく一定にしなければな
らないが、厚みを均一にできる範囲でできる限り薄くす
る方がエピタキシャル成長層4に形成されるトランジス
タ等のデバイス特性を向上するためには好ましい。従っ
て、機械化学的な鏡面研磨よりもエピタキシャル成長層
を薄くできる他の方法があれば、その方法を用いてさら
に厚みを均一に薄く形成する方が望ましい。
に、シリコンウエハ1について、エピタキシャル成長層
4を形成した面の反対の面から平面研削することによ
り、シリコンウエハ1を30μm程度まで薄膜化する。
次いで過程(1-e) に従って、従来と同様に、機械化学的
に鏡面研磨してエピタキシャル成長層4を露出させると
ともに、その厚みを10μm以下まで薄膜化する。エピ
タキシャル成長層4の厚みは、そこに形成されるデバイ
スの特性を均一に保つためなるべく一定にしなければな
らないが、厚みを均一にできる範囲でできる限り薄くす
る方がエピタキシャル成長層4に形成されるトランジス
タ等のデバイス特性を向上するためには好ましい。従っ
て、機械化学的な鏡面研磨よりもエピタキシャル成長層
を薄くできる他の方法があれば、その方法を用いてさら
に厚みを均一に薄く形成する方が望ましい。
【0031】この様にして形成されたSOIウエハは、
エピタキシャル成長層4の特性の均一性が極めて良いこ
とから、デバイス形成層にエピタキシャル成長層4を形
成することができ、ULSIなどのストリエーションの
影響が大きく現れる微細化されたデバイスの製造に用い
られるウエハに特に適している。
エピタキシャル成長層4の特性の均一性が極めて良いこ
とから、デバイス形成層にエピタキシャル成長層4を形
成することができ、ULSIなどのストリエーションの
影響が大きく現れる微細化されたデバイスの製造に用い
られるウエハに特に適している。
【0032】また、シリコンをウエハの材料に用いるこ
とはシリコン酸化膜3を絶縁層として用いることができ
るなど製造を容易にする。
とはシリコン酸化膜3を絶縁層として用いることができ
るなど製造を容易にする。
【0033】この様なSOIウエハ上にデバイスを形成
すると、通常のシリコンウエハに比べて、ラッチアッ
プ,ソフトエラー等に強いデバイスを製造することが可
能であり、次世代の半導体ウエハとして大いに期待され
る。
すると、通常のシリコンウエハに比べて、ラッチアッ
プ,ソフトエラー等に強いデバイスを製造することが可
能であり、次世代の半導体ウエハとして大いに期待され
る。
【0034】次にこの発明の第2実施例を図について説
明する。上記実施例では、エピタキシャル成長層4を形
成したシリコンウエハ1に酸化膜を形成したが、エピタ
キシャル成長層4が形成されていない方のシリコンウエ
ハ2にシリコン酸化膜3を形成してもよい。
明する。上記実施例では、エピタキシャル成長層4を形
成したシリコンウエハ1に酸化膜を形成したが、エピタ
キシャル成長層4が形成されていない方のシリコンウエ
ハ2にシリコン酸化膜3を形成してもよい。
【0035】図2はこの発明の第2実施例によるSOI
ウエハの製造方法を示す工程図である。図2において、
図1に示したものと同一符号の部分は図1に示したもの
に相当する部分である。この発明におけるSOIウエハ
の製造法について説明する。(2-a) 〜(2-e) で示された
ものは、SOIウエハ製造工程の各過程(2-a) 〜(2-e)
を経た後のシリコンウエハ1、2である。
ウエハの製造方法を示す工程図である。図2において、
図1に示したものと同一符号の部分は図1に示したもの
に相当する部分である。この発明におけるSOIウエハ
の製造法について説明する。(2-a) 〜(2-e) で示された
ものは、SOIウエハ製造工程の各過程(2-a) 〜(2-e)
を経た後のシリコンウエハ1、2である。
【0036】まず第1実施例と同様に、過程(2-a) に従
って、エピタキシャル成長層4が0.1μm以上形成さ
れたシリコンウエハ1とともに、通常のシリコンウエハ
2が準備される。エピタキシャル成長層4の厚みは、所
望の厚みよりも厚く(例えば10μm以上)形成してお
く。
って、エピタキシャル成長層4が0.1μm以上形成さ
れたシリコンウエハ1とともに、通常のシリコンウエハ
2が準備される。エピタキシャル成長層4の厚みは、所
望の厚みよりも厚く(例えば10μm以上)形成してお
く。
【0037】次いで過程(2-b) に従って、シリコンウエ
ハ2を酸素雰囲気に曝して酸化し、表面にシリコン酸化
膜を形成する。酸化膜の厚みは、酸素に曝す時間などに
よって制御する。
ハ2を酸素雰囲気に曝して酸化し、表面にシリコン酸化
膜を形成する。酸化膜の厚みは、酸素に曝す時間などに
よって制御する。
【0038】次いで過程(2-c) に従ってシリコンウエハ
1、2をエピタキシャル成長層4をはさんで貼り合わせ
る。これは、第1実施例と同様に、シリコンウエハ1、
2を重ねて、例えば、ウエット酸化雰囲気中で、110
0℃、2時間程度の熱処理を行うことにより可能であ
る。
1、2をエピタキシャル成長層4をはさんで貼り合わせ
る。これは、第1実施例と同様に、シリコンウエハ1、
2を重ねて、例えば、ウエット酸化雰囲気中で、110
0℃、2時間程度の熱処理を行うことにより可能であ
る。
【0039】次いで過程(2-d) に従って、従来と同様
に、シリコンウエハ1について、エピタキシャル成長層
4を形成した面の反対の面から平面研削することによ
り、シリコンウエハ1を30μm程度まで薄膜化する。
次いで過程(2-e) に従って、従来と同様に、機械化学的
に鏡面研磨してエピタキシャル成長層4を露出させると
ともに、その厚みを10μm以下まで薄膜化する。
に、シリコンウエハ1について、エピタキシャル成長層
4を形成した面の反対の面から平面研削することによ
り、シリコンウエハ1を30μm程度まで薄膜化する。
次いで過程(2-e) に従って、従来と同様に、機械化学的
に鏡面研磨してエピタキシャル成長層4を露出させると
ともに、その厚みを10μm以下まで薄膜化する。
【0040】この様にして形成されたSOIウエハは、
第1実施例と同様、エピタキシャル成長層4の特性の均
一性が極めて良いことから、ULSIなどのストリエー
ションの影響が大きく現れる微細化されたデバイスの製
造に用いられるウエハに特に適している。そして、材料
にシリコンを用いることで製造が容易になっている。
第1実施例と同様、エピタキシャル成長層4の特性の均
一性が極めて良いことから、ULSIなどのストリエー
ションの影響が大きく現れる微細化されたデバイスの製
造に用いられるウエハに特に適している。そして、材料
にシリコンを用いることで製造が容易になっている。
【0041】なお、上記実施例では、シリコンウエハ2
を用いてシリコン酸化膜3上に形成されたエピタキシャ
ル成長層4の支持基板としたが、シリコン酸化膜3が絶
縁物として働いているため、シリコンウエハ2を用いな
くとも他の絶縁体、半導体または導伝体を用いても良
く、シリコン酸化膜3と張り合わせた状態で耐熱温度と
して摂氏千数百度程度の耐熱性があれば、そのような材
料を用いることができる。
を用いてシリコン酸化膜3上に形成されたエピタキシャ
ル成長層4の支持基板としたが、シリコン酸化膜3が絶
縁物として働いているため、シリコンウエハ2を用いな
くとも他の絶縁体、半導体または導伝体を用いても良
く、シリコン酸化膜3と張り合わせた状態で耐熱温度と
して摂氏千数百度程度の耐熱性があれば、そのような材
料を用いることができる。
【0042】また、上記実施例では、エピタキシャル成
長層4を形成するためにシリコンウエハ1を用いた。こ
れは、単結晶シリコンの上にシリコンをエピタキシャル
成長させることで、特に均一なエピタキシャル成長層が
得られ易いという理由から選択されたものである。しか
し、均一なエピタキシャル成長層ができ、そしてエピタ
キシャル成長層に損傷を与えずに取り除けるのであれ
ば、シリコン以外の材料を用いても良い。例えば、シリ
コンウエハ1及びエピタキシャル成長層4の材料に化合
物半導体やゲルマニウム等の材料を用いても良い。
長層4を形成するためにシリコンウエハ1を用いた。こ
れは、単結晶シリコンの上にシリコンをエピタキシャル
成長させることで、特に均一なエピタキシャル成長層が
得られ易いという理由から選択されたものである。しか
し、均一なエピタキシャル成長層ができ、そしてエピタ
キシャル成長層に損傷を与えずに取り除けるのであれ
ば、シリコン以外の材料を用いても良い。例えば、シリ
コンウエハ1及びエピタキシャル成長層4の材料に化合
物半導体やゲルマニウム等の材料を用いても良い。
【0043】また、上記実施例では、絶縁層としてシリ
コン酸化膜3を用いたが、他の絶縁膜を用いても良い。
例えば、シリコンからなるエピタキシャル成長層4を窒
化したシリコン窒化膜を用いても良く、張り合わせがう
まく行え、かつ必要な耐熱性を有していればその他の絶
縁材料であっても良い。そして、絶縁層を形成する方法
として、酸化を用いたが、シリコン酸化膜やシリコン窒
化膜など絶縁物を堆積しても良く上記実施例と同様の効
果を奏する。
コン酸化膜3を用いたが、他の絶縁膜を用いても良い。
例えば、シリコンからなるエピタキシャル成長層4を窒
化したシリコン窒化膜を用いても良く、張り合わせがう
まく行え、かつ必要な耐熱性を有していればその他の絶
縁材料であっても良い。そして、絶縁層を形成する方法
として、酸化を用いたが、シリコン酸化膜やシリコン窒
化膜など絶縁物を堆積しても良く上記実施例と同様の効
果を奏する。
【0044】次にこの発明の第3実施例を図について説
明する。上記第1及び第2実施例では、貼り合わせ法に
よるSOI基板の製造法の場合を示したが、他の方法に
より製造してもよい。例えば、酸素イオンの注入を利用
した場合の製造法を図3及び図4に示す。図3及び図4
において5はイオン注入法によってシリコンからなるエ
ピタキシャル成長層4に打ち込まれた酸素イオン、6は
イオン注入法によりシリコンからなるエピタキシャル成
長層上に形成された埋め込み酸化膜であり、その他図1
に示したものと同一符号の部分は図1に示したものに相
当する部分である。
明する。上記第1及び第2実施例では、貼り合わせ法に
よるSOI基板の製造法の場合を示したが、他の方法に
より製造してもよい。例えば、酸素イオンの注入を利用
した場合の製造法を図3及び図4に示す。図3及び図4
において5はイオン注入法によってシリコンからなるエ
ピタキシャル成長層4に打ち込まれた酸素イオン、6は
イオン注入法によりシリコンからなるエピタキシャル成
長層上に形成された埋め込み酸化膜であり、その他図1
に示したものと同一符号の部分は図1に示したものに相
当する部分である。
【0045】図3に示すように、エピタキシャル成長し
たシリコンウエハ1に過程(3-a) に従って第1実施例と
同様にエピタキシャル成長層4が形成されたシリコンウ
エハ1を準備する。エピタキシャル成長したシリコンウ
エハ1に過程(3-b) に従って酸素を180〜200ke
v程度でイオン注入する。次いで1300〜1320℃
のアルゴン/酸素雰囲気中で6時間程度熱処理すること
により酸素イオン5とシリコンとを結合させて酸化シリ
コンからなる絶縁層が形成される。このようにエピタキ
シャル成長層4の中間にシリコン酸化層6を有するSO
I基板を製造できる。
たシリコンウエハ1に過程(3-a) に従って第1実施例と
同様にエピタキシャル成長層4が形成されたシリコンウ
エハ1を準備する。エピタキシャル成長したシリコンウ
エハ1に過程(3-b) に従って酸素を180〜200ke
v程度でイオン注入する。次いで1300〜1320℃
のアルゴン/酸素雰囲気中で6時間程度熱処理すること
により酸素イオン5とシリコンとを結合させて酸化シリ
コンからなる絶縁層が形成される。このようにエピタキ
シャル成長層4の中間にシリコン酸化層6を有するSO
I基板を製造できる。
【0046】単結晶のシリコンウエハ1の表面に直接エ
ピタキシャル成長させるため、極めて均一なシリコンか
らなるエピタキシャル成長層4を得ることができる。つ
まり、シリコンウエハ1が持っている不純物の濃度が場
所によって異なるというストリエーションをなくすこと
ができる。従って、実施例1,2と同様の効果を有す
る。ところで、先にシリコンウエハ1にイオン注入を行
った場合には、シリコンウエハ1の表面が荒れるため、
均一なエピタキシャル成長を行うのに適していない。
ピタキシャル成長させるため、極めて均一なシリコンか
らなるエピタキシャル成長層4を得ることができる。つ
まり、シリコンウエハ1が持っている不純物の濃度が場
所によって異なるというストリエーションをなくすこと
ができる。従って、実施例1,2と同様の効果を有す
る。ところで、先にシリコンウエハ1にイオン注入を行
った場合には、シリコンウエハ1の表面が荒れるため、
均一なエピタキシャル成長を行うのに適していない。
【0047】なお、図4に示すように酸素イオン5をエ
ピタキシャル成長層4の厚みよりも深く打ち込んで、酸
素イオン5とシリコンウエハ1とを結合させてシリコン
酸化膜を形成しても良い。
ピタキシャル成長層4の厚みよりも深く打ち込んで、酸
素イオン5とシリコンウエハ1とを結合させてシリコン
酸化膜を形成しても良い。
【0048】また、打ち込むイオンは酸素イオン以外の
ものであっても良く、エピタキシャル成長層4またはウ
エハと反応して絶縁物を形成するものであれば良く、上
記実施例と同様の効果を奏する。
ものであっても良く、エピタキシャル成長層4またはウ
エハと反応して絶縁物を形成するものであれば良く、上
記実施例と同様の効果を奏する。
【0049】また、ウエハ及びエピタキシャル成長層の
材料もシリコンに限られるものではなく、注入されるイ
オンと結合して絶縁物を形成するものであれば良く、上
記実施例と同様の効果を奏する。
材料もシリコンに限られるものではなく、注入されるイ
オンと結合して絶縁物を形成するものであれば良く、上
記実施例と同様の効果を奏する。
【0050】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明のエ
ピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法によれば、
単結晶の主面上に直接エピタキシャル成長させてエピタ
キシャル成長層を形成し、エピタキシャル成長層の表面
に絶縁層を配設して、基体を削り取り、エピタキシャル
成長層を露出させるので、極めて均一な層を絶縁層の上
に形成できるという効果がある。
ピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法によれば、
単結晶の主面上に直接エピタキシャル成長させてエピタ
キシャル成長層を形成し、エピタキシャル成長層の表面
に絶縁層を配設して、基体を削り取り、エピタキシャル
成長層を露出させるので、極めて均一な層を絶縁層の上
に形成できるという効果がある。
【0051】請求項2記載の発明のエピタキシャル成長
層を絶縁層上に設ける方法によれば、エピタキシャル成
長層の表面に絶縁層を形成し、エピタキシャル成長層と
支持基板とが対向するように、絶縁層上に支持基板を形
成するので、極めて均一なエピタキシャル成長層の下に
形成された絶縁層よりさらに下に、それらを支える支持
基板を形成できるという効果がある。
層を絶縁層上に設ける方法によれば、エピタキシャル成
長層の表面に絶縁層を形成し、エピタキシャル成長層と
支持基板とが対向するように、絶縁層上に支持基板を形
成するので、極めて均一なエピタキシャル成長層の下に
形成された絶縁層よりさらに下に、それらを支える支持
基板を形成できるという効果がある。
【0052】請求項3記載の発明のエピタキシャル成長
層を絶縁層上に設ける方法によれば、支持基板上に前記
絶縁層を形成し、支持基板上の絶縁層とエピタキシャル
成長層とを張り合わせるので、極めて均一なエピタキシ
ャル成長層の下に形成された絶縁層よりさらに下に、そ
れらを支える支持基板を形成できるという効果がある。
層を絶縁層上に設ける方法によれば、支持基板上に前記
絶縁層を形成し、支持基板上の絶縁層とエピタキシャル
成長層とを張り合わせるので、極めて均一なエピタキシ
ャル成長層の下に形成された絶縁層よりさらに下に、そ
れらを支える支持基板を形成できるという効果がある。
【0053】請求項4記載の発明のエピタキシャル成長
層を絶縁層上に設ける方法によれば、基体の主面は、シ
リコン単結晶からなる面を含み、エピタキシャル成長層
は、基体の面上に直接シリコンをエピタキシャル成長さ
せた層を含み、絶縁層はシリコン酸化膜を含むので、容
易に極めて均一なシリコンからなるエピタキシャル成長
層の下に形成されたシリコン系絶縁層よりさらに下に、
それらを支えるシリコン基板の形成を実現できるという
効果がある。
層を絶縁層上に設ける方法によれば、基体の主面は、シ
リコン単結晶からなる面を含み、エピタキシャル成長層
は、基体の面上に直接シリコンをエピタキシャル成長さ
せた層を含み、絶縁層はシリコン酸化膜を含むので、容
易に極めて均一なシリコンからなるエピタキシャル成長
層の下に形成されたシリコン系絶縁層よりさらに下に、
それらを支えるシリコン基板の形成を実現できるという
効果がある。
【0054】請求項5記載の発明のエピタキシャル成長
層を絶縁層上に設ける方法によれば、単結晶からなる基
板の主面上に直接エピタキシャル成長させてエピタキシ
ャル成長層を形成し、基板またはエピタキシャル成長層
と結合して絶縁物を形成するイオンを、エピタキシャル
成長層の表面から所定の深さのところに打ち込み、そし
てイオンと基板またはエピタキシャル成長層とを結合さ
せて絶縁物を形成するので、極めて均一な層を絶縁層の
上に形成できるという効果がある。
層を絶縁層上に設ける方法によれば、単結晶からなる基
板の主面上に直接エピタキシャル成長させてエピタキシ
ャル成長層を形成し、基板またはエピタキシャル成長層
と結合して絶縁物を形成するイオンを、エピタキシャル
成長層の表面から所定の深さのところに打ち込み、そし
てイオンと基板またはエピタキシャル成長層とを結合さ
せて絶縁物を形成するので、極めて均一な層を絶縁層の
上に形成できるという効果がある。
【0055】請求項6記載の発明のエピタキシャル成長
層を絶縁層上に有するシリコンウエハによれば、支持基
板の一方主面の全面にほぼ同じ厚みで形成されたシリコ
ン系絶縁層と、絶縁層の全面上にエピタキシャル成長に
よって形成されたシリコン層とを備えて構成されている
ので、デバイスの分留りを下げることなくデバイスが形
成される層の特性の均一性を大幅に高めることができる
効果がある。
層を絶縁層上に有するシリコンウエハによれば、支持基
板の一方主面の全面にほぼ同じ厚みで形成されたシリコ
ン系絶縁層と、絶縁層の全面上にエピタキシャル成長に
よって形成されたシリコン層とを備えて構成されている
ので、デバイスの分留りを下げることなくデバイスが形
成される層の特性の均一性を大幅に高めることができる
効果がある。
【図1】この発明の第1実施例によるSOIウエハの製
造工程を示すフローチャートである。
造工程を示すフローチャートである。
【図2】この発明の第2実施例によるSOIウエハの製
造工程を示すフローチャートである。
造工程を示すフローチャートである。
【図3】この発明の第3実施例によるSOIウエハの製
造工程を示すフローチャートである。
造工程を示すフローチャートである。
【図4】この発明の第4実施例によるSOIウエハの製
造工程を示すフローチャートである。
造工程を示すフローチャートである。
【図5】従来のSOIウエハの製造工程を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】従来のSOIウエハの製造に用いる装置を示す
図である。
図である。
【図7】従来のSOIウエハの製造に用いる装置を説明
するための図である。
するための図である。
1,2 シリコンウエハ 3 シリコン酸化膜 4 エピタキシャル成長層 5 酸素イオン 6 シリコン酸化層
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも一つの主面が単結晶の基体の
該主面上に直接エピタキシャル成長させてエピタキシャ
ル成長層を形成する工程と、 前記基体と接している面とは反対側の前記エピタキシャ
ル成長層の表面に絶縁層を配設する工程と、 前記基体を削り取り、前記エピタキシャル成長層を露出
させる工程とを備える、エピタキシャル成長層を絶縁層
上に設ける方法。 - 【請求項2】 前記絶縁層を配設する工程は、 前記エピタキシャル成長層の表面に前記絶縁層を形成す
る工程と、 前記エピタキシャル成長層と支持基板とが対向するよう
に、前記絶縁層上に前記支持基板を形成する工程とを含
む、請求項1記載のエピタキシャル成長層を絶縁層上に
設ける方法。 - 【請求項3】 前記絶縁層を配設する工程は、 支持基板上に前記絶縁層を形成する工程と、 前記支持基板上の前記絶縁層と前記エピタキシャル成長
層とを張り合わせる工程とを含む、請求項1記載のエピ
タキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法。 - 【請求項4】 前記基体の前記主面は、シリコン単結晶
からなる面を含み、 前記エピタキシャル成長層は、前記基体の前記面上に直
接シリコンをエピタキシャル成長させた層を含み、 前記絶縁層はシリコン酸化膜を含む、請求項1または請
求項2記載のエピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける
方法。 - 【請求項5】 少なくとも一つの主面が単結晶からなる
基板を準備する工程と、 前記基板の前記主面上に直接エピタキシャル成長させて
エピタキシャル成長層を形成する工程と、 前記基板または前記エピタキシャル成長層と結合して絶
縁物を形成するイオンを、前記エピタキシャル成長層の
表面から所定の深さのところに打ち込み、そして前記イ
オンと前記基板または前記エピタキシャル成長層とを結
合させて絶縁物を形成する工程とを備える、エピタキシ
ャル成長層を絶縁層上に設ける方法。 - 【請求項6】 一方主面を有する支持基板と、 前記支持基板の前記一方主面の全面にほぼ同じ厚みで形
成されたシリコン系絶縁層と、 前記絶縁層の全面上にエピタキシャル成長によって形成
されたシリコン層とを備える、エピタキシャル成長層を
絶縁層上に有するシリコンウエハ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4576394A JPH07254689A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | エピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法及びエピタキシャル成長層を絶縁層上に有するシリコンウエハ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4576394A JPH07254689A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | エピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法及びエピタキシャル成長層を絶縁層上に有するシリコンウエハ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07254689A true JPH07254689A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12728339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4576394A Pending JPH07254689A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | エピタキシャル成長層を絶縁層上に設ける方法及びエピタキシャル成長層を絶縁層上に有するシリコンウエハ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07254689A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6362076B1 (en) | 1998-04-23 | 2002-03-26 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Method of fabricating an SOI wafer by hydrogen ion delamination without independent bonding heat treatment |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP4576394A patent/JPH07254689A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6362076B1 (en) | 1998-04-23 | 2002-03-26 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Method of fabricating an SOI wafer by hydrogen ion delamination without independent bonding heat treatment |
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