JPH07254966A - 電子的撮像装置 - Google Patents
電子的撮像装置Info
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- JPH07254966A JPH07254966A JP7026406A JP2640695A JPH07254966A JP H07254966 A JPH07254966 A JP H07254966A JP 7026406 A JP7026406 A JP 7026406A JP 2640695 A JP2640695 A JP 2640695A JP H07254966 A JPH07254966 A JP H07254966A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易な構成で高ダイナミックレンジ特性を実現
する電子的撮像装置を提供する。 【構成】感度特性を異にする複数のイメージセンサによ
る同一画像位置に対応する光電変換出力の時間位相を実
質的に合致させて広域な光電変換特性に係るダイナミッ
クレンジを得る際、上記複数のイメージセンサは相互感
度比が2の羃となるように設定され、各イメージセンサ
の出力をバイナリデータ化し、相応のディジット分だけ
シフトした関係にあるバイナリディジット系列相当の領
域となるようにしている。
する電子的撮像装置を提供する。 【構成】感度特性を異にする複数のイメージセンサによ
る同一画像位置に対応する光電変換出力の時間位相を実
質的に合致させて広域な光電変換特性に係るダイナミッ
クレンジを得る際、上記複数のイメージセンサは相互感
度比が2の羃となるように設定され、各イメージセンサ
の出力をバイナリデータ化し、相応のディジット分だけ
シフトした関係にあるバイナリディジット系列相当の領
域となるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子的撮像装置に関し、
特に光電変換素子としてのセンサを複数用いることによ
り総合的にダイナミックレンジの拡大を図った電子的撮
像装置に関する。
特に光電変換素子としてのセンサを複数用いることによ
り総合的にダイナミックレンジの拡大を図った電子的撮
像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、印刷製版用の電子的撮像装置と
しては、CCD等のラインセンサに対してフィルム原稿
を移動させて、フィルム原稿の画像を入力させる装置が
実用化されている。図15には、この種の電子的撮像装
置の概略図が示されている。
しては、CCD等のラインセンサに対してフィルム原稿
を移動させて、フィルム原稿の画像を入力させる装置が
実用化されている。図15には、この種の電子的撮像装
置の概略図が示されている。
【0003】駆動ステッピングモータ109により矢印
方向に移動されるステージ台108に取り付けられたフ
ィルム原稿101には、光源100からの光が照射され
る。フィルム原稿101の透過光は、結像レンズ102
を通り、絞り103で光量が調節されて、撮像素子とし
てのCCD1に結像される。先ず、初期位置(画像取込
みの開始位置)で所定露光を実施後光電変換された電荷
をCCDのシフトレジスターにより信号処理回路に転送
すると同時に所定位置まで駆動ステッピングモーターに
より移動し、移動後さらに同様の動作を継続する。この
様に画像取込み終了位置までの画像を出力し後段に配置
する各種プロセス処理を経過して1枚の電子画像を構成
している。
方向に移動されるステージ台108に取り付けられたフ
ィルム原稿101には、光源100からの光が照射され
る。フィルム原稿101の透過光は、結像レンズ102
を通り、絞り103で光量が調節されて、撮像素子とし
てのCCD1に結像される。先ず、初期位置(画像取込
みの開始位置)で所定露光を実施後光電変換された電荷
をCCDのシフトレジスターにより信号処理回路に転送
すると同時に所定位置まで駆動ステッピングモーターに
より移動し、移動後さらに同様の動作を継続する。この
様に画像取込み終了位置までの画像を出力し後段に配置
する各種プロセス処理を経過して1枚の電子画像を構成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電子的撮像装置では、CCDのラインセンサを用いた装
置が、小型で取り扱いが容易であることから広く用いら
れるが、次のような問題も存在していた。すなわち、C
CD単体のダイナミックレンジの中の各画素出力のリニ
アリティ(線形性)が揃った範囲を考えると、現実に有
効に用い得るレンジとしては40dB程度であり、この
様なセンサを使用して画像入力をした場合には非常に暗
い部分で小さな筋状のノイズとして現れる。
電子的撮像装置では、CCDのラインセンサを用いた装
置が、小型で取り扱いが容易であることから広く用いら
れるが、次のような問題も存在していた。すなわち、C
CD単体のダイナミックレンジの中の各画素出力のリニ
アリティ(線形性)が揃った範囲を考えると、現実に有
効に用い得るレンジとしては40dB程度であり、この
様なセンサを使用して画像入力をした場合には非常に暗
い部分で小さな筋状のノイズとして現れる。
【0005】セラーグラフィック研究会1993年3月
号(P28〜29)ではこの様な問題点に対して別途設
けられた光源から弱い光を入射してバイアス光によるノ
ンリニア領域の削除の方法が提案されているが、あくま
でもCCDのリニア領域を利用する方法であり、ダイナ
ミックレンジに対する不足を補う事にはならない。
号(P28〜29)ではこの様な問題点に対して別途設
けられた光源から弱い光を入射してバイアス光によるノ
ンリニア領域の削除の方法が提案されているが、あくま
でもCCDのリニア領域を利用する方法であり、ダイナ
ミックレンジに対する不足を補う事にはならない。
【0006】一方、印刷の製版用の電子的撮像装置とし
ては、濃度レンジ3.5以上(70dB以上)が、フィ
ルムの再現レンジから望まれている。したがって、高品
質が要求される電子的撮像装置では、フォトマル等の素
子出力自体が高ダイナミックレンジを有するセンサが用
いられ、取り扱いが簡便なCCDの使用範囲が限定され
る原因となっている。
ては、濃度レンジ3.5以上(70dB以上)が、フィ
ルムの再現レンジから望まれている。したがって、高品
質が要求される電子的撮像装置では、フォトマル等の素
子出力自体が高ダイナミックレンジを有するセンサが用
いられ、取り扱いが簡便なCCDの使用範囲が限定され
る原因となっている。
【0007】本発明の目的は、簡易な構成で高ダイナミ
ックレンジ特性を実現する電子的撮像装置を提供するこ
とにある。
ックレンジ特性を実現する電子的撮像装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による電子的撮像装置は、光電変換に係る感
度特性を異にする複数のイメージセンサと、これら複数
の各イメージセンサによる同一画像位置に対応する光電
変換出力の時間位相を実質的に合致させて上記複数のイ
メージセンサによる総合的な光電変換特性を自己が対応
する特性領域毎に分担せしめ実効的に各単体のイメージ
センサによるものよりも広域な上記光電変換特性に係る
ダイナミックレンジを得るためのダイナミックレンジ拡
大手段とを備えた電子的撮像装置であって、上記複数の
イメージセンサは当該相互の感度比が2の羃となるよう
に設定されてなるものであり、上記ダイナミックレンジ
拡大手段は、上記複数のイメージセンサによる上記対応
する特性領域毎の分担を割り当てに関し、上記各イメー
ジセンサの出力をバイナリデータ化してこのバイナリデ
ータ化された当該両イメージセンサの出力によって分担
される羃隣接する両分担領域が相互に上記2の羃に関す
る羃指数相応のディジット分だけシフトした関係にある
バイナリディジット系列相当の領域となるように上記分
担を割り当てるべく構成される。
め、本発明による電子的撮像装置は、光電変換に係る感
度特性を異にする複数のイメージセンサと、これら複数
の各イメージセンサによる同一画像位置に対応する光電
変換出力の時間位相を実質的に合致させて上記複数のイ
メージセンサによる総合的な光電変換特性を自己が対応
する特性領域毎に分担せしめ実効的に各単体のイメージ
センサによるものよりも広域な上記光電変換特性に係る
ダイナミックレンジを得るためのダイナミックレンジ拡
大手段とを備えた電子的撮像装置であって、上記複数の
イメージセンサは当該相互の感度比が2の羃となるよう
に設定されてなるものであり、上記ダイナミックレンジ
拡大手段は、上記複数のイメージセンサによる上記対応
する特性領域毎の分担を割り当てに関し、上記各イメー
ジセンサの出力をバイナリデータ化してこのバイナリデ
ータ化された当該両イメージセンサの出力によって分担
される羃隣接する両分担領域が相互に上記2の羃に関す
る羃指数相応のディジット分だけシフトした関係にある
バイナリディジット系列相当の領域となるように上記分
担を割り当てるべく構成される。
【0009】
【作用】本発明では、感度特性を異にする複数のイメー
ジセンサによる同一画像位置に対応する光電変換出力の
時間位相を実質的に合致させて広域な光電変換特性に係
るダイナミックレンジを得る際、上記複数のイメージセ
ンサは相互感度比が2の羃となるように設定され、各イ
メージセンサの出力をバイナリデータ化し、相応のディ
ジット分だけシフトした関係にあるバイナリディジット
系列相当の領域となるようにしている。
ジセンサによる同一画像位置に対応する光電変換出力の
時間位相を実質的に合致させて広域な光電変換特性に係
るダイナミックレンジを得る際、上記複数のイメージセ
ンサは相互感度比が2の羃となるように設定され、各イ
メージセンサの出力をバイナリデータ化し、相応のディ
ジット分だけシフトした関係にあるバイナリディジット
系列相当の領域となるようにしている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による電子的撮像装置
におけるプリ信号処理系のブロック図である。矢印方向
の副走査方向に駆動され、後述するNDフィルタにより
感度が調整されたCCD1Aと1Bからの画像信号は、
CDS(相関二重サンプリング)部2Aと2B及びクラ
ンプ部3Aと3Bにおいて、周知のサンプリング及びク
ランプ処理が施された後、ゲイン調整部4Aと4Bでゲ
インが調整される。オフセット加算部5Aは、ゲイン調
整部4Aからの出力信号に、後述するD/Aコンバータ
9からのオフセット信号を加算して出力する。ゲイン調
整部4A,4B及びオフセット加算部5A,5Bは、C
CD1Aと1Bから得られる2つの画像信号をつなぎ合
わせる際の連続性及びダイナミックレンジ調整を行う。
ながら説明する。図1は、本発明による電子的撮像装置
におけるプリ信号処理系のブロック図である。矢印方向
の副走査方向に駆動され、後述するNDフィルタにより
感度が調整されたCCD1Aと1Bからの画像信号は、
CDS(相関二重サンプリング)部2Aと2B及びクラ
ンプ部3Aと3Bにおいて、周知のサンプリング及びク
ランプ処理が施された後、ゲイン調整部4Aと4Bでゲ
インが調整される。オフセット加算部5Aは、ゲイン調
整部4Aからの出力信号に、後述するD/Aコンバータ
9からのオフセット信号を加算して出力する。ゲイン調
整部4A,4B及びオフセット加算部5A,5Bは、C
CD1Aと1Bから得られる2つの画像信号をつなぎ合
わせる際の連続性及びダイナミックレンジ調整を行う。
【0011】オフセット加算部5Aからの出力信号は、
A/Dコンバータ6Aで7ビットのデジタルデータに変
換された後、遅延部7でCCD1Aと1B間の配設位置
の違いに起因した取り込み時間のずれに相当する時間T
だけ遅延されて出力される。また、A/Dコンバータ6
Bは、オフセット加算部5Bからの出力信号をデジタル
データに変換して出力する。
A/Dコンバータ6Aで7ビットのデジタルデータに変
換された後、遅延部7でCCD1Aと1B間の配設位置
の違いに起因した取り込み時間のずれに相当する時間T
だけ遅延されて出力される。また、A/Dコンバータ6
Bは、オフセット加算部5Bからの出力信号をデジタル
データに変換して出力する。
【0012】本実施例では、ラインセンサとしてのCC
Dのリニアリティの問題を解決するため、感度の異なる
複数のCCDを用い、入射光量のレンジ毎に、リニアリ
ティの確保されているCCDからの出力を選択、利用し
ている。例えば、図5(A)に示すように、感度特性の
異なる3つのCCDを配設しておき、同図(B)に示す
ように、入射光量が小さい低照度レンジR1では、CC
D2とCCD3の感度はリニアでないが、CCD1はリ
ニアリティが確保されている。また、レンジR2では、
CCD2以外はリニアではなく、レンジR3では、CC
D3以外はリニアではない。したがって、入射光量のレ
ンジR1,R2及びR3において、CCD1,CCD2
及びCCD3の出力をそれぞれ選択出力し、各出力を処
理して一本のリニアリティの確保された感度特性を得る
ことができる。
Dのリニアリティの問題を解決するため、感度の異なる
複数のCCDを用い、入射光量のレンジ毎に、リニアリ
ティの確保されているCCDからの出力を選択、利用し
ている。例えば、図5(A)に示すように、感度特性の
異なる3つのCCDを配設しておき、同図(B)に示す
ように、入射光量が小さい低照度レンジR1では、CC
D2とCCD3の感度はリニアでないが、CCD1はリ
ニアリティが確保されている。また、レンジR2では、
CCD2以外はリニアではなく、レンジR3では、CC
D3以外はリニアではない。したがって、入射光量のレ
ンジR1,R2及びR3において、CCD1,CCD2
及びCCD3の出力をそれぞれ選択出力し、各出力を処
理して一本のリニアリティの確保された感度特性を得る
ことができる。
【0013】センサの光電変換に係る感度を変えるに
は、種々の方法がある。例えば、製造プロセスによりC
CDのフォトダイオード部の光電変換特性をセンサ毎に
異ならせたり、CCDの出力を増幅する増幅器のゲイン
を異ならせたり、これら両者を組み合わせる方法があ
る。また、各センサのシャッター速度を変えて露光時間
を制御したり、光量を減衰させるためにセンサの前に設
けたNDフィルタの特性をセンサ毎に変えることによっ
ても感度を制御できる。センサの感度はデジタル処理面
で1/2n に比例するように設定するのが望ましい。本
願において「イメージセンサ」の語は上記種々の手段に
より感度変更の処理が施された機能部を総称する。尚、
本明細書では、適宜この意味での「イメージセンサ」を
単にCCDと表記している。
は、種々の方法がある。例えば、製造プロセスによりC
CDのフォトダイオード部の光電変換特性をセンサ毎に
異ならせたり、CCDの出力を増幅する増幅器のゲイン
を異ならせたり、これら両者を組み合わせる方法があ
る。また、各センサのシャッター速度を変えて露光時間
を制御したり、光量を減衰させるためにセンサの前に設
けたNDフィルタの特性をセンサ毎に変えることによっ
ても感度を制御できる。センサの感度はデジタル処理面
で1/2n に比例するように設定するのが望ましい。本
願において「イメージセンサ」の語は上記種々の手段に
より感度変更の処理が施された機能部を総称する。尚、
本明細書では、適宜この意味での「イメージセンサ」を
単にCCDと表記している。
【0014】本実施例では、感度が1と1/27 に設定
された2枚のCCDを利用して、両センサの出力を合成
している。図3は、2枚のCCD1Aと1Bからの画像
データの合成方式を説明するための図である。CCD1
Aが高感度センサ、CCD1Bが低感度センサである。
された2枚のCCDを利用して、両センサの出力を合成
している。図3は、2枚のCCD1Aと1Bからの画像
データの合成方式を説明するための図である。CCD1
Aが高感度センサ、CCD1Bが低感度センサである。
【0015】図1における信号処理部8は、CCD1A
とCCD1Bからの画像信号に対応する7ビット画像デ
ータを受け、両データを合成して14ビットのデータを
得てダイナミックレンジを拡張している。この合成は、
図3に示されているように、低感度センサ1Bからの7
ビットデータを14ビットの出力データの上位7ビット
とし、高感度センサ1Aからの7ビットデータを下位7
ビットとして行われる。この合成は、ビットシフト合成
により簡単に行うことができる。
とCCD1Bからの画像信号に対応する7ビット画像デ
ータを受け、両データを合成して14ビットのデータを
得てダイナミックレンジを拡張している。この合成は、
図3に示されているように、低感度センサ1Bからの7
ビットデータを14ビットの出力データの上位7ビット
とし、高感度センサ1Aからの7ビットデータを下位7
ビットとして行われる。この合成は、ビットシフト合成
により簡単に行うことができる。
【0016】信号処理部8は、図2に示すように構成さ
れる。遅延部7からのCCD1A対応出力は、加算器8
1Aにて、画素毎のバラツキを補正するためのオフセッ
ト補正するために補正ROM82Aに格納されているオ
フセットと加算される。加算器81Aからの加算出力
は、乗算器83Aで、ROM84Aに格納されているセ
ンサの感度特性の傾斜を補正するための補正係数と乗算
される。ここでオフセット補正量は所定の入射光量によ
り各A/D出力画素毎の最下位出力差を検出して一律に
なる様な加算データとし、傾斜補正データは別の所定入
射光量により各A/D出力の最上位出力差を検出して一
律になる様な乗算データとすれば良い。
れる。遅延部7からのCCD1A対応出力は、加算器8
1Aにて、画素毎のバラツキを補正するためのオフセッ
ト補正するために補正ROM82Aに格納されているオ
フセットと加算される。加算器81Aからの加算出力
は、乗算器83Aで、ROM84Aに格納されているセ
ンサの感度特性の傾斜を補正するための補正係数と乗算
される。ここでオフセット補正量は所定の入射光量によ
り各A/D出力画素毎の最下位出力差を検出して一律に
なる様な加算データとし、傾斜補正データは別の所定入
射光量により各A/D出力の最上位出力差を検出して一
律になる様な乗算データとすれば良い。
【0017】これらの補正処理を図6のセンサ(CC
D)の感度特性を参照して説明すると、A/Dコンバー
タ6Aのリニアリティが確保されているレンジが、CC
D出力電圧レベルDmin からDmax としたとき、加算器
81Aによる補正は、入力データをDmin レベルに調整
する処理であり、乗算器83Aによる補正は、感度特性
の直線の傾斜を調整して最大レベルDmax に合わせる処
理である。
D)の感度特性を参照して説明すると、A/Dコンバー
タ6Aのリニアリティが確保されているレンジが、CC
D出力電圧レベルDmin からDmax としたとき、加算器
81Aによる補正は、入力データをDmin レベルに調整
する処理であり、乗算器83Aによる補正は、感度特性
の直線の傾斜を調整して最大レベルDmax に合わせる処
理である。
【0018】A/Dコンバータ6Bからの7ビットのデ
ータは、上述と同様に、加算器81B、乗算器83Bお
よびROM82Bと84Bにより、オフセット補正され
る。こうして補正された乗算器83Aと83Bからの7
ビットのデータは、加算器85にて、図3に関連して説
明したように合成処理され、14ビットデータとして出
力される。
ータは、上述と同様に、加算器81B、乗算器83Bお
よびROM82Bと84Bにより、オフセット補正され
る。こうして補正された乗算器83Aと83Bからの7
ビットのデータは、加算器85にて、図3に関連して説
明したように合成処理され、14ビットデータとして出
力される。
【0019】ところで、CCD1Aと1Bで取り込まれ
る画像データは、別個のセンサ出力であるため、図4に
示すようにCCD1Aの最大レベルと、CCD1Bの最
小レベルは一致せず、両CCDの出力をそのまま継ぐと
継ぎ目で段差が生じてしまう。この段差をなくし、両C
CD出力を連続的な直線とするために、図1に示す信号
処理部8で生成されたオフセット補正値がD/Aコンバ
ータ9を介してアナログオフセット電圧信号として、オ
フセット加算部5Aに供給される。
る画像データは、別個のセンサ出力であるため、図4に
示すようにCCD1Aの最大レベルと、CCD1Bの最
小レベルは一致せず、両CCDの出力をそのまま継ぐと
継ぎ目で段差が生じてしまう。この段差をなくし、両C
CD出力を連続的な直線とするために、図1に示す信号
処理部8で生成されたオフセット補正値がD/Aコンバ
ータ9を介してアナログオフセット電圧信号として、オ
フセット加算部5Aに供給される。
【0020】より具体的に説明すると、図4において、
合成処理済データの低感度側センサCCD1Bと高感度
側センサCCD1Aの出力電圧レベルは、両者の境界
(継ぎ目)でずれている。そこで、先ず、CCD1Bの
入射最高照度(原稿のハイライトピーク)での出力レベ
ルを、装置としての出力最大値Dmax に調整して固定し
た後、CCD1Aの特性をオフセットさせて境界部のレ
ベルを連続させる。
合成処理済データの低感度側センサCCD1Bと高感度
側センサCCD1Aの出力電圧レベルは、両者の境界
(継ぎ目)でずれている。そこで、先ず、CCD1Bの
入射最高照度(原稿のハイライトピーク)での出力レベ
ルを、装置としての出力最大値Dmax に調整して固定し
た後、CCD1Aの特性をオフセットさせて境界部のレ
ベルを連続させる。
【0021】例えば、連続的に濃淡が変化しているグラ
デーションのあるチャートを用い、CCD1Bの出力が
“0000001”となる入射光量で、境界部に相当す
る部位をサーチして目印を付けておき、その部位でのC
CD1Aの出力が、仮に“1111100”であったと
する。ここで、“1111111”から“111110
0”を引いて“0000011”これに“000000
1”を加えた“0000100”をオフセット値として
算出する。こうして得られたオフセット値“00001
00”がオフセット補正値としてD/Aコンバータ9に
供給された後、アナログ電圧としてオフセット加算部5
Aに供給されて、CCD1Aの出力データと加算されれ
ば、図4の2つの特性カーブが継ぎ目で連続的につなが
り、階調段差が補正される。
デーションのあるチャートを用い、CCD1Bの出力が
“0000001”となる入射光量で、境界部に相当す
る部位をサーチして目印を付けておき、その部位でのC
CD1Aの出力が、仮に“1111100”であったと
する。ここで、“1111111”から“111110
0”を引いて“0000011”これに“000000
1”を加えた“0000100”をオフセット値として
算出する。こうして得られたオフセット値“00001
00”がオフセット補正値としてD/Aコンバータ9に
供給された後、アナログ電圧としてオフセット加算部5
Aに供給されて、CCD1Aの出力データと加算されれ
ば、図4の2つの特性カーブが継ぎ目で連続的につなが
り、階調段差が補正される。
【0022】かかるオフセット補正値は、図2に示すよ
うなオフセット補正量算出ブロック300で生成され、
ROM86に格納され、ROM86から読み出されたオ
フセット補正値がD/Aコンバータ9に供給される。
うなオフセット補正量算出ブロック300で生成され、
ROM86に格納され、ROM86から読み出されたオ
フセット補正値がD/Aコンバータ9に供給される。
【0023】オフセット補正量算出回路ブロック300
において、メモリ301からの比較データ“00000
01”が、データ比較部302で、乗算器83Bからの
出力データと比較され、一致したときに一致出力がラッ
チパルスとしてラッチ部303に供給される。ラッチ部
303は、ラッチパルスに応答して乗算器83Aからの
出力データがラッチされる。
において、メモリ301からの比較データ“00000
01”が、データ比較部302で、乗算器83Bからの
出力データと比較され、一致したときに一致出力がラッ
チパルスとしてラッチ部303に供給される。ラッチ部
303は、ラッチパルスに応答して乗算器83Aからの
出力データがラッチされる。
【0024】データ比較部304は、メモリ305に格
納されている比較データ“1111111”と、ラッチ
部303からのラッチ出力データとが比較され、両デー
タの差データに“0000001”が加算された値がレ
ジスタ306に記憶される。。本306のレジスタデー
タは別途ROM86にデータを記憶しておく。
納されている比較データ“1111111”と、ラッチ
部303からのラッチ出力データとが比較され、両デー
タの差データに“0000001”が加算された値がレ
ジスタ306に記憶される。。本306のレジスタデー
タは別途ROM86にデータを記憶しておく。
【0025】ここで、オフセット補正量算出回路ブロッ
ク300は、得られたデータを一旦ROM86に格納し
てしまえば、その後は取り外しても差し支えなく、外付
けユニットや冶具としても良いし、本装置に内蔵させて
も良いことは明らかである。又、特にROM等を用いず
にもレジスタ内容が“0000000”となる如く、オ
フセット電圧調整をする事でも可能である。
ク300は、得られたデータを一旦ROM86に格納し
てしまえば、その後は取り外しても差し支えなく、外付
けユニットや冶具としても良いし、本装置に内蔵させて
も良いことは明らかである。又、特にROM等を用いず
にもレジスタ内容が“0000000”となる如く、オ
フセット電圧調整をする事でも可能である。
【0026】以上詳述したように、上述実施例では、被
写体に対して、感度の異なる複数の一次元センサ(ライ
ンセンサ)をセンサ列に直交する方向に相対移動させな
がら画像を取り込み、各センサ出力の同一画像位置に対
する信号出力の時間位相を合致させたデジタルデータの
合成処理により、単体センサに比べてより広いダイナミ
ックレンジの画像信号を得ている。
写体に対して、感度の異なる複数の一次元センサ(ライ
ンセンサ)をセンサ列に直交する方向に相対移動させな
がら画像を取り込み、各センサ出力の同一画像位置に対
する信号出力の時間位相を合致させたデジタルデータの
合成処理により、単体センサに比べてより広いダイナミ
ックレンジの画像信号を得ている。
【0027】また、感度の異なる複数センサを用い、単
体センサの低感度でのノンリニア(非線形)領域を他の
センサのリニア(線形)領域で補うようにセンサ感度比
を決定している。更に、線形領域と非線形領域(または
S/N)を考慮して、センサ感度比率を1:2n (上述
実施例では、27 )にとり、各センサ出力をnビットの
データに変換した後、ビットシフトにより合成すること
で複雑な処理演算を実施する事無く最終出力を得てい
る。更に、また各センサ出力データの階調段差を補正す
る際、複数センサのうち最も低感度の入射光量対センサ
出力の線形領域ピーク信号レベルを保持するために、順
次高感度側のセンサ出力データのオフセットレベルを増
減している。この様に最も低感度側を固定するか最も高
感度側を固定し、それを基準に順次センサ出力データの
オフセットレベルを調整していく。
体センサの低感度でのノンリニア(非線形)領域を他の
センサのリニア(線形)領域で補うようにセンサ感度比
を決定している。更に、線形領域と非線形領域(または
S/N)を考慮して、センサ感度比率を1:2n (上述
実施例では、27 )にとり、各センサ出力をnビットの
データに変換した後、ビットシフトにより合成すること
で複雑な処理演算を実施する事無く最終出力を得てい
る。更に、また各センサ出力データの階調段差を補正す
る際、複数センサのうち最も低感度の入射光量対センサ
出力の線形領域ピーク信号レベルを保持するために、順
次高感度側のセンサ出力データのオフセットレベルを増
減している。この様に最も低感度側を固定するか最も高
感度側を固定し、それを基準に順次センサ出力データの
オフセットレベルを調整していく。
【0028】また、データ接合部に於けるステップ的な
データ階調の補正の際には、相互に補間し合うセンサ出
力のデータの重複部分(継ぎ目)に着目して検出、補正
を行い入出力データの線形性を保持する。このとき、相
対的に高レベルに相当するデータの最下位ビットのみ
“1”のデータが出力される映像の部分を抽出し、同部
分における相対的に低レベルを補間するセンサ出力デー
タが各ビット全て“1”になるようにして更に“1”を
加えた値に一致する様に、既にシステムに適合した入出
力ゲインに調整されたA/D入力信号のオフセットある
いはA/D変換の基準電圧をシフトすることにより、高
精度で階調の補正を行っている。
データ階調の補正の際には、相互に補間し合うセンサ出
力のデータの重複部分(継ぎ目)に着目して検出、補正
を行い入出力データの線形性を保持する。このとき、相
対的に高レベルに相当するデータの最下位ビットのみ
“1”のデータが出力される映像の部分を抽出し、同部
分における相対的に低レベルを補間するセンサ出力デー
タが各ビット全て“1”になるようにして更に“1”を
加えた値に一致する様に、既にシステムに適合した入出
力ゲインに調整されたA/D入力信号のオフセットある
いはA/D変換の基準電圧をシフトすることにより、高
精度で階調の補正を行っている。
【0029】以上の実施例によれば、高ダイナミックレ
ンジの撮像出力を得ると同時に、複数のセンサを使用す
ることにより画像を入力しながら演算処理が可能である
ため、略入力時間内に画像データ出力が可能である。ま
た、A/D変換後のビット処理を適正化することによっ
て、データ階調の少ないA/D変換素子で多階調の出力
データを生成できる。上述実施例では、特に問題になる
暗部では14ビットの有効データが得られるので、ダイ
ナミックレンジ84dbが実現でき、印刷製版用のスキ
ャナーとしても充分な高ダイナミックレンジの画像入力
ができる。
ンジの撮像出力を得ると同時に、複数のセンサを使用す
ることにより画像を入力しながら演算処理が可能である
ため、略入力時間内に画像データ出力が可能である。ま
た、A/D変換後のビット処理を適正化することによっ
て、データ階調の少ないA/D変換素子で多階調の出力
データを生成できる。上述実施例では、特に問題になる
暗部では14ビットの有効データが得られるので、ダイ
ナミックレンジ84dbが実現でき、印刷製版用のスキ
ャナーとしても充分な高ダイナミックレンジの画像入力
ができる。
【0030】尚、センサ数は任意であり、センサ数を多
くすれば、より効果が顕著となる。また上述の説明で
は、センサとしてラインセンサを用いているが、複数エ
リアセンサを用い光学的に同一の位置を実効的に感度の
異なる入力とし、各センサ出力は同一画像位置に対する
光電変換出力の時間位相を合致させる如くタイミングを
管理する事で同一の効果を得る事もできる。
くすれば、より効果が顕著となる。また上述の説明で
は、センサとしてラインセンサを用いているが、複数エ
リアセンサを用い光学的に同一の位置を実効的に感度の
異なる入力とし、各センサ出力は同一画像位置に対する
光電変換出力の時間位相を合致させる如くタイミングを
管理する事で同一の効果を得る事もできる。
【0031】本発明は、上述説明のようなモノクロ版だ
けでなく、カラー版についても適用できる。図7(A)
と(B)には、各色チャンネル毎に実施例の様な複数の
ラインセンサを用いたカラー版への適用時の構成図が示
されている。同図(A)においては、スキャン移動され
る原稿101を通過する光源100からの光は、レンズ
102、絞り103を経て、図示のような光路を生成す
るダイクロイックプリズム104に入射され、それぞれ
適正位置に配設された色フィルタを有するR(赤)用セ
ンサ、G(緑)用センサ、B(青)用センサに結像され
る。
けでなく、カラー版についても適用できる。図7(A)
と(B)には、各色チャンネル毎に実施例の様な複数の
ラインセンサを用いたカラー版への適用時の構成図が示
されている。同図(A)においては、スキャン移動され
る原稿101を通過する光源100からの光は、レンズ
102、絞り103を経て、図示のような光路を生成す
るダイクロイックプリズム104に入射され、それぞれ
適正位置に配設された色フィルタを有するR(赤)用セ
ンサ、G(緑)用センサ、B(青)用センサに結像され
る。
【0032】また、同図(B)では、ダイクロイックプ
リズム104の代わりに、全反射ミラー105、ハーフ
ミラー106と107を用いて、入射光を分光してRセ
ンサ、Gセンサ、Bセンサに結像する。
リズム104の代わりに、全反射ミラー105、ハーフ
ミラー106と107を用いて、入射光を分光してRセ
ンサ、Gセンサ、Bセンサに結像する。
【0033】図8は、3枚のCCD1A,1B及び1C
を用いた場合の本発明の適用例を説明するための図であ
る。CCD1A〜1Cは、各単体ブロック毎にNDフィ
ルタが貼り合わされて感度が、例えば、0dB,−36
dB,−72dBに設定されており、3枚のCCD1A
〜1Cのブロックが全体として移動され、スキャン動作
する。各CCDには、R,G,Bの色フィルタが取り付
けられ、さらにR,G,B画像信号が出力され、図1と
図2に示す構成を有するR系信号処理部111、G系信
号処理部112及びB系信号処理部113に供給され
る。
を用いた場合の本発明の適用例を説明するための図であ
る。CCD1A〜1Cは、各単体ブロック毎にNDフィ
ルタが貼り合わされて感度が、例えば、0dB,−36
dB,−72dBに設定されており、3枚のCCD1A
〜1Cのブロックが全体として移動され、スキャン動作
する。各CCDには、R,G,Bの色フィルタが取り付
けられ、さらにR,G,B画像信号が出力され、図1と
図2に示す構成を有するR系信号処理部111、G系信
号処理部112及びB系信号処理部113に供給され
る。
【0034】各CCD毎にR,G,B用の色フィルタを
取り付ける代わりに、円盤を扇形に3分割し、各分割領
域にR,G,B用色フィルタを設けた回転カラーフィル
タを用意し、このフィルタを回転させて、実施例の様な
複数CCDに順次R,G,B色フィルタを通過した線順
次の画像信号を入射せしめることも可能である。
取り付ける代わりに、円盤を扇形に3分割し、各分割領
域にR,G,B用色フィルタを設けた回転カラーフィル
タを用意し、このフィルタを回転させて、実施例の様な
複数CCDに順次R,G,B色フィルタを通過した線順
次の画像信号を入射せしめることも可能である。
【0035】図9は、図3に示すような実施例で得られ
た14ビットの画像データの画像表示に至るまでの信号
処理系の構成ブロック図である。14ビットの画像デー
タは、高域強調部21で高域再現性を改善するために高
域成分が強調され、フィールドメモリ22に格納された
後、製版用の網点出力を生成する画像処理ステーション
23に供給される。高域強調された画像データは、ま
た、表示ガンマ処理部24でガンマ補正が施された後、
表示用メモリ25に格納される。表示用メモリ25から
は、表示系に適合する速度で画像データが読み出され、
同期信号混合部26で同期信号が混合され、D/Aコン
バータ27でアナログ信号に変換された後、ローパスフ
ィルタ28を経て、モニタ29で表示される。
た14ビットの画像データの画像表示に至るまでの信号
処理系の構成ブロック図である。14ビットの画像デー
タは、高域強調部21で高域再現性を改善するために高
域成分が強調され、フィールドメモリ22に格納された
後、製版用の網点出力を生成する画像処理ステーション
23に供給される。高域強調された画像データは、ま
た、表示ガンマ処理部24でガンマ補正が施された後、
表示用メモリ25に格納される。表示用メモリ25から
は、表示系に適合する速度で画像データが読み出され、
同期信号混合部26で同期信号が混合され、D/Aコン
バータ27でアナログ信号に変換された後、ローパスフ
ィルタ28を経て、モニタ29で表示される。
【0036】図10は、本発明を適用したカラー処理系
の構成ブロック図である。それぞれ所定の感度差を持つ
3つのラインセンサブロックにR,G,Bの色フィルタ
が取り付けられたCCD1R,1G,1Bからの出力
は、それぞれ図1と図2に示すような信号処理を行う信
号処理部31R,31G,31Bで信号処理され、得ら
れた14ビットの画像データに対してホワイトバランス
調整部32R,32G,32Bでホワイトバランス調整
が施された後、色補正処理部33で、フィルタの分光特
性等の違いを補正する処理が施される。
の構成ブロック図である。それぞれ所定の感度差を持つ
3つのラインセンサブロックにR,G,Bの色フィルタ
が取り付けられたCCD1R,1G,1Bからの出力
は、それぞれ図1と図2に示すような信号処理を行う信
号処理部31R,31G,31Bで信号処理され、得ら
れた14ビットの画像データに対してホワイトバランス
調整部32R,32G,32Bでホワイトバランス調整
が施された後、色補正処理部33で、フィルタの分光特
性等の違いを補正する処理が施される。
【0037】こうして色補正されたR,G,Bの画像デ
ータは、高域強調処理部34で高域強調処理される。高
域強調されたR,G,Bの画像データは、フィールドメ
モリ35を介して画像処理ステーション36に転送され
る。また、このR,G,Bの画像データは、表示ガンマ
処理部37でガンマ補正され、表示メモリ38に記憶さ
れる。この表示メモリ38から表示系に適合する速度で
読み出された画像データは、同期混合部39で同期信号
が混合され、D/Aコンバータ40、ローパスフィルタ
41を介して、アナログ画像信号としてRGB入力モニ
タ42に表示される。
ータは、高域強調処理部34で高域強調処理される。高
域強調されたR,G,Bの画像データは、フィールドメ
モリ35を介して画像処理ステーション36に転送され
る。また、このR,G,Bの画像データは、表示ガンマ
処理部37でガンマ補正され、表示メモリ38に記憶さ
れる。この表示メモリ38から表示系に適合する速度で
読み出された画像データは、同期混合部39で同期信号
が混合され、D/Aコンバータ40、ローパスフィルタ
41を介して、アナログ画像信号としてRGB入力モニ
タ42に表示される。
【0038】センサ感度を異ならせる手段に各センサの
電気的シャッター速度を変えて露光時間を制御する事が
できるが、具体的には図11(A)と(B)に、CCD
1Aと1Bの露光、転送、フォトダイオード電荷排出シ
フトレジスタ転送の動作の動作タイミングチャートを示
している。図12に示すように、CCD1Aは、第1の
タイミング入力で、CCD1Bは第2のタイミング入力
で駆動される。
電気的シャッター速度を変えて露光時間を制御する事が
できるが、具体的には図11(A)と(B)に、CCD
1Aと1Bの露光、転送、フォトダイオード電荷排出シ
フトレジスタ転送の動作の動作タイミングチャートを示
している。図12に示すように、CCD1Aは、第1の
タイミング入力で、CCD1Bは第2のタイミング入力
で駆動される。
【0039】CCD1Aは、図11(A)に示すよう
に、第1の露光期間から第2の露光期間に至る途中で露
光が停止され、この途中期間でメカ的に移動される。各
露光が終了した時点でトランスファゲート(TG)タイ
ミングパルスが供給され、次の露光開始直前にフォトダ
イオードに蓄積されている電荷が排出され、リセットさ
れる。トランスファゲートパルス送出後に、シフトレジ
スタの転送動作を行わせるためのパルスが供給され、各
露光による出力電荷が転送される。すなわちPD電荷排
出からTGタイミングの期間Tが露光期間に設定され
る。
に、第1の露光期間から第2の露光期間に至る途中で露
光が停止され、この途中期間でメカ的に移動される。各
露光が終了した時点でトランスファゲート(TG)タイ
ミングパルスが供給され、次の露光開始直前にフォトダ
イオードに蓄積されている電荷が排出され、リセットさ
れる。トランスファゲートパルス送出後に、シフトレジ
スタの転送動作を行わせるためのパルスが供給され、各
露光による出力電荷が転送される。すなわちPD電荷排
出からTGタイミングの期間Tが露光期間に設定され
る。
【0040】図11(B)は、CCD1Aに対して、露
光期間を1/27 として感度を1/27 としたCCD1
Bについての同様な動作タイミングを示している。
光期間を1/27 として感度を1/27 としたCCD1
Bについての同様な動作タイミングを示している。
【0041】図13(A)は、光学系を介してのセンサ
への入射光量のロスを図7(B)に示す光学系に比して
最小限に抑えた光学系の構成図である。すなわち、図7
(B)に示す光学系では、ハーフミラーを介して光が入
射するので、光量のロスの問題があるが、本構成は、か
かる光量ロスを少なくしている。図13において、入射
光は、同図(B)に示すような中央部502が透明、両
側部501と503が全反射ミラー構成のミラー500
と、同図(D)に示すような全反射ミラー510を介し
て各RGBセンサに投射される。また、同図(C)に示
すように、並設されたセンサS1とS2の感度を−72
dBと−36dBに設定するため、NDフィルタが、セ
ンサS1とS2の前に設置されている。
への入射光量のロスを図7(B)に示す光学系に比して
最小限に抑えた光学系の構成図である。すなわち、図7
(B)に示す光学系では、ハーフミラーを介して光が入
射するので、光量のロスの問題があるが、本構成は、か
かる光量ロスを少なくしている。図13において、入射
光は、同図(B)に示すような中央部502が透明、両
側部501と503が全反射ミラー構成のミラー500
と、同図(D)に示すような全反射ミラー510を介し
て各RGBセンサに投射される。また、同図(C)に示
すように、並設されたセンサS1とS2の感度を−72
dBと−36dBに設定するため、NDフィルタが、セ
ンサS1とS2の前に設置されている。
【0042】したがって、入射光の中央部の光は、ミラ
ー500の透明部502を通過して、全反射ミラー51
0で反射されてセンサS3に結像される。また、入射光
の両側部に相当する光は、ミラー500の全反射ミラー
部501と503で反射され、NDフィルタを経てセン
サS1とS2に結像される。このとき、同図(B)に示
すように、透明部502の全反射ミラー501,503
との境界付近を通過する光は、干渉光を含むので取り入
れないように、同図(C)に示すような位置にセンサS
1とS2が配設されている。
ー500の透明部502を通過して、全反射ミラー51
0で反射されてセンサS3に結像される。また、入射光
の両側部に相当する光は、ミラー500の全反射ミラー
部501と503で反射され、NDフィルタを経てセン
サS1とS2に結像される。このとき、同図(B)に示
すように、透明部502の全反射ミラー501,503
との境界付近を通過する光は、干渉光を含むので取り入
れないように、同図(C)に示すような位置にセンサS
1とS2が配設されている。
【0043】図14は、他の光学系の構成図であり、同
図(B)に示すように、全反射ミラー611とNDフィ
ルタ(−72dB)612を介して入射光が結像される
RGBセンサS1が配設されたブロック610、同図
(C)に示すように、入射光が分光補正フィルタ621
を介して結像されるRGBセンサS2が配設されたブロ
ック620、及び同図(D)に示すように、全反射ミラ
ー631で反射された入射光が結像されているRGBセ
ンサS3が配設されたブロック630が、図示の方向に
接合されて、同図(A)に示すような光学系が構成され
ている。尚、図13と14において、センサの横に記さ
れている黒丸・は、センサがCCDの場合の転送スター
ト位置側を示す。
図(B)に示すように、全反射ミラー611とNDフィ
ルタ(−72dB)612を介して入射光が結像される
RGBセンサS1が配設されたブロック610、同図
(C)に示すように、入射光が分光補正フィルタ621
を介して結像されるRGBセンサS2が配設されたブロ
ック620、及び同図(D)に示すように、全反射ミラ
ー631で反射された入射光が結像されているRGBセ
ンサS3が配設されたブロック630が、図示の方向に
接合されて、同図(A)に示すような光学系が構成され
ている。尚、図13と14において、センサの横に記さ
れている黒丸・は、センサがCCDの場合の転送スター
ト位置側を示す。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
的撮像装置によれば、単体では充分なダイナミックレン
ジの出力を得ることができないセンサを用いても簡易な
構成で高ダイナミックレンジの撮像出力を得ることがで
きる。
的撮像装置によれば、単体では充分なダイナミックレン
ジの出力を得ることができないセンサを用いても簡易な
構成で高ダイナミックレンジの撮像出力を得ることがで
きる。
【図1】本発明による電子的撮像装置におけるプリ信号
処理系のブロック図である。
処理系のブロック図である。
【図2】図1における信号処理部8の構成図である。
【図3】本発明の実施例における2枚のCCD1Aと1
Bからの画像データの合成方式を説明するための図であ
る。
Bからの画像データの合成方式を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の実施例を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の実施例を説明するための図である。
【図7】本発明をカラー版に適用したときの構成図であ
る。
る。
【図8】3枚のCCD1A,1B及び1Cを用いた場合
の本発明の適用例を説明するための図である。
の本発明の適用例を説明するための図である。
【図9】図3に示すような実施例で得られた14ビット
の画像データの画像表示に至るまでの信号処理系の構成
ブロック図である。
の画像データの画像表示に至るまでの信号処理系の構成
ブロック図である。
【図10】本発明を適用したカラー処理系の構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】本発明の実施例におけるCCD1Aと1Bの
露光、転送、フォトダイオード電荷排出シフトレジスタ
転送動作の動作タイミングチャートを示す図である。
露光、転送、フォトダイオード電荷排出シフトレジスタ
転送動作の動作タイミングチャートを示す図である。
【図12】本発明の実施例におけるCCD1Aと1Bの
動作タイミングチャートである。
動作タイミングチャートである。
【図13】本発明の実施例における光学系を介してのセ
ンサへの入射光量のロスを最小限に抑えた光学系を示す
構成図である。
ンサへの入射光量のロスを最小限に抑えた光学系を示す
構成図である。
【図14】本発明の実施例における光学系を介してのセ
ンサへの入射光量のロスを最小限に抑えた他の光学系を
示す構成図である。
ンサへの入射光量のロスを最小限に抑えた他の光学系を
示す構成図である。
【図15】従来の電子的撮像装置を示す概略図である。
1A〜1C CCD(センサ) 2A,2B 相関二重サンプリング部 3A,3B クランプ部 4A,4B ゲイン調整部 5A,5B オフセット加算部 6A,6B A/Dコンバータ 7 遅延部 8 信号処理部
Claims (1)
- 【請求項1】光電変換に係る感度特性を異にする複数の
イメージセンサと、これら複数の各イメージセンサによ
る同一画像位置に対応する光電変換出力の時間位相を実
質的に合致させて上記複数のイメージセンサによる総合
的な光電変換特性を自己が対応する特性領域毎に分担せ
しめ実効的に各単体のイメージセンサによるものよりも
広域な上記光電変換特性に係るダイナミックレンジを得
るためのダイナミックレンジ拡大手段とを備えた電子的
撮像装置であって、上記複数のイメージセンサは当該相
互の感度比が2の羃となるように設定されてなるもので
あり、上記ダイナミックレンジ拡大手段は、上記複数の
イメージセンサによる上記対応する特性領域毎の分担を
割り当てに関し、上記各イメージセンサの出力をバイナ
リデータ化してこのバイナリデータ化された当該両イメ
ージセンサの出力によって分担される羃隣接する両分担
領域が相互に上記2の羃に関する羃指数相応のディジッ
ト分だけシフトした関係にあるバイナリディジット系列
相当の領域となるように上記分担を割り当てるべく構成
されたことを特徴とする電子的撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7026406A JPH07254966A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 電子的撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7026406A JPH07254966A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 電子的撮像装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5352460A Division JPH07203320A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 電子的撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07254966A true JPH07254966A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12192679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7026406A Withdrawn JPH07254966A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 電子的撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07254966A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1009159A3 (en) * | 1998-12-07 | 2000-11-22 | Hewlett-Packard Company | Multiple photo sensor row scanning apparatus |
| US7084905B1 (en) | 2000-02-23 | 2006-08-01 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method and apparatus for obtaining high dynamic range images |
| US7719573B2 (en) | 2000-10-03 | 2010-05-18 | Sony Corporation | Device and method for processing photographic image data |
| US7924321B2 (en) | 1999-06-04 | 2011-04-12 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Apparatus and method for high dynamic range imaging using spatially varying exposures |
| US9077910B2 (en) | 2011-04-06 | 2015-07-07 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Multi-field CCD capture for HDR imaging |
| US9100514B2 (en) | 2009-10-28 | 2015-08-04 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Methods and systems for coded rolling shutter |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP7026406A patent/JPH07254966A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1009159A3 (en) * | 1998-12-07 | 2000-11-22 | Hewlett-Packard Company | Multiple photo sensor row scanning apparatus |
| US7924321B2 (en) | 1999-06-04 | 2011-04-12 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Apparatus and method for high dynamic range imaging using spatially varying exposures |
| US9363447B2 (en) | 1999-06-04 | 2016-06-07 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Apparatus and method for high dynamic range imaging using spatially varying exposures |
| US8934029B2 (en) | 1999-06-04 | 2015-01-13 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Apparatus and method for high dynamic range imaging using spatially varying exposures |
| US8610789B1 (en) | 2000-02-23 | 2013-12-17 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method and apparatus for obtaining high dynamic range images |
| US7999858B2 (en) | 2000-02-23 | 2011-08-16 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method and apparatus for obtaining high dynamic range images |
| EP2290950A2 (en) | 2000-02-23 | 2011-03-02 | The Trustees of Columbia University of the City of New York | Method and apparatus for obtaining high dynamic range images |
| US7084905B1 (en) | 2000-02-23 | 2006-08-01 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method and apparatus for obtaining high dynamic range images |
| US7719573B2 (en) | 2000-10-03 | 2010-05-18 | Sony Corporation | Device and method for processing photographic image data |
| US9100514B2 (en) | 2009-10-28 | 2015-08-04 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Methods and systems for coded rolling shutter |
| US9736425B2 (en) | 2009-10-28 | 2017-08-15 | Sony Corporation | Methods and systems for coded rolling shutter |
| US9077910B2 (en) | 2011-04-06 | 2015-07-07 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Multi-field CCD capture for HDR imaging |
| US9549123B2 (en) | 2011-04-06 | 2017-01-17 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Multi-field CCD capture for HDR imaging |
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