JPH0725587U - 容器内への導電装置 - Google Patents

容器内への導電装置

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JPH0725587U
JPH0725587U JP3919592U JP3919592U JPH0725587U JP H0725587 U JPH0725587 U JP H0725587U JP 3919592 U JP3919592 U JP 3919592U JP 3919592 U JP3919592 U JP 3919592U JP H0725587 U JPH0725587 U JP H0725587U
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conductor
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藤 淳 佐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温高圧容器等への導電において絶縁性およ
び気密性を適切に保持すること 【構成】 容器壁の開口等に貫通孔付きの取付部材を固
定し、その貫通孔に一端側に有するフランジ部が容器内
部側に位置するようにして絶縁体スリーブを嵌挿し、こ
の絶縁体スリーブに中間部のフランジ部が絶縁体スリー
ブのフランジ部に当接するようにして軸状の導電体を嵌
挿し、容器外部側の導電体部分に絶縁体座金を介し固定
ナットを取付けて絶縁体スリーブおよび導電体を取付部
材に固定し、貫通孔内面と絶縁体スリーブ間および導電
体のフランジ部と絶縁体スリーブのフランジ部間のそれ
ぞれに、Oリングまたはシートパッキン若しくはガスケ
ットを設けて各部材間をシールし、且つ絶縁体スリーブ
先端側の貫通孔内に空隙部を形成し、この空隙部と固定
ナットの締め付け調整により各部材の熱膨張率の差を吸
収するようにした

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本新案は、容器内に電力を供給するための導電装置、特に高温常圧容器、高温 高圧容器、高温真空容器等に好適な導電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器内へ外部から電力を供給する導電装置は、容器壁を貫通させた軸状の導電 体を絶縁体で容器壁や取付部材等から絶縁した構造となっているが、高圧容器や 真空容器では、この貫通部の絶縁性を保持しつつ、容器の気密性を十分確保する 必要がある。
【0003】 従来、高圧容器や真空容器を対象とした導電装置は、ガラスやセラミックスに よる封止、封着により気密性および絶縁性を保持する構造となっており、例えば 、実公昭56−52624号では、樹脂またはセラミックス製の絶縁体と導電体 との気密性をガラス封止剤処理等によって保持し、且つ絶縁体に加工された溝に Oリングを取り付け、導電装置全体の気密を保持する構造となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、圧力容器や真空容器等は内部が高温状態で運転されるケースも多く、 導電装置を構成する各部材(導電体、絶縁体、取付部材等)の熱膨張係数に差が あることから、上記のように気密性保持のために絶縁体と導電体を接着した構造 では、それら部材の熱膨張係数に基づく高温時の伸びの差から接着部が破損し、 気密性が維持できなくなるという問題がある。 また、実公昭56−52624号のように樹脂やセラミックスからなる絶縁体 にOリング用の溝を加工した場合、高温時に熱膨張係数の差によって生じる歪が もとで、特に高圧下において溝に割れが生じ易く、気密性が保持できなくなる危 険性もある。
【0005】 本考案では、このような従来の問題に鑑みなされたもので、特に、高温常圧容 器、高温高圧容器、高温真空容器等において絶縁性および気密性を適切に保持す ることができる導電装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するための本考案の第1の基本構造は、貫通孔を有し、 容器壁に設けられた開口または孔を閉塞するようにして容器壁に固定される取付 部材と、一端にフランジ部を有し、該フランジ部が容器内部側の取付部材面に当 接するようにして前記貫通孔に嵌挿される絶縁体スリーブと、両端部の外周にね じ部を有するとともに、中間部にフランジ部を有し、該フランジ部が前記絶縁体 スリーブのフランジ部に当接し、且つ両端部が容器内外部側に突出するようにし て絶縁体スリーブに嵌挿される軸状の導電体と、容器外部側に突出した導電体部 分に外挿され、一側面が取付部材外面に当接した絶縁体座金と、容器外部側に突 出した導電体部分のねじ部に螺装され、導電体を取付部材に締め付け固定するナ ットと、前記取付部材の貫通孔内面周方向に形成された溝内に設けられ、取付部 材の貫通孔内面と絶縁体スリーブ間をシールするOリングと、導電体のフランジ 部の周方向に形成された溝内に設けられ、導電体のフランジ部と絶縁体スリーブ のフランジ部間をシールするOリングとを有し、絶縁体スリーブ先端側の貫通孔 内に空隙部が形成されてなる容器内への導電装置である。
【0007】 かかる構造において、取付部材は、容器壁に形成された開口を閉塞するよう容 器壁に取り付けられた金属製のフランジ、または容器壁に形成されたねじ付き孔 内に螺挿される金属製のプラグから構成することができ、前者の構造の場合には フランジと容器壁との当接面にOリングが設けられる。
【0008】 また、本考案の第2の基本構造は、貫通孔を有し、容器壁に設けられた開口ま たは孔を閉塞するようにして容器壁に固定される取付部材と、一端にフランジ部 を有し、該フランジ部が容器内部側の取付部材面にシートパッキンまたはガスケ ットを介して当接するようにして前記貫通孔に嵌挿される絶縁体スリーブと、両 端部の外周にねじ部を有するとともに、中間部にフランジ部を有し、該フランジ 部が前記絶縁体スリーブのフランジ部にシートパッキンまたはガスケットを介し て当接し、且つ両端部が容器内外部側に突出するようにして絶縁体スリーブに嵌 挿される軸状の導電体と、容器外部側に突出した導電体部分に外挿され、一側面 が取付部材外面に当接した絶縁体座金と、容器外部側に突出した導電体部分のね じ部に螺装され、導電体を取付部材に締め付け固定するナットとを有し、絶縁体 スリーブ先端側の貫通孔内に空隙部が形成されてなる容器内への導電装置である 。
【0009】 かかる構造においても、取付部材は、容器壁に形成された開口を閉塞するよう 容器壁に取り付けられた金属製のフランジ、または容器壁に形成されたねじ付き 孔内に螺挿される金属製のプラグから構成することができ、前者の構造の場合に はフランジと容器壁との当接面にOリングが設けられる。また、後者の構造の場 合には、ねじ付き孔の内部に段部が形成され、プラグ端面の外側寄りの面部がシ ートパッキンまたはガスケットを介して前記段部に当接し、プラグ端面の内側寄 りの面部がシートパッキンまたはガスケットを介して絶縁体スリーブのフランジ 部に当接した構造とすることができる。
【0010】 また、以上のような本考案の第1の基本構造および第2の基本構造をベースと した他の構造例として、それら基本構造の絶縁体座金と導電体締め付け固定用の ナット(金属製)に代えて、絶縁体ナットを容器外部側に突出した導電体部分の ねじ部に取付け、この絶縁体ナットにより導電体を締め付け固定した構造とする ことができる。
【0011】
【作用】
本発明装置において、シール材としてOリングを使用したものは、真空若しく は比較的低圧力で且つ300℃以下程度の温度域で使用される容器に適しており 、一方、シール材としてシートパッキンまたはガスケットを使用したものもは、 0kg/cm2超の圧力で、低温〜高温域で使用される容器に適している。但し 、それぞれの装置が適用される容器は上記に限定されるものではなく、また、本 発明の装置は常温、常圧で使用される容器にも適用できる。
【0012】 装置の取付部材(フランジまたはプラグ等)と軸状の導電体は絶縁体スリーブ と絶縁体座金(または絶縁体ナット)とにより絶縁される。 取付部材、導電体および絶縁体スリーブの熱膨張係数は通常異なっており、通 常高温になるほど伸びの差は大きくなるが、絶縁体スリーブ先端側の貫通孔内に 空隙部が形成されているため、取付部材と絶縁体スリーブの伸びの差はこの空隙 部で吸収され、さらに、取付部材および絶縁体スリーブに対する導電体の締め付 けの程度を導電体に取り付けられたナット(金属製ナットまたは絶縁体ナット) により調整できるため、このナットの締め付け調整により導電体と取付部材およ び絶縁体スリーブの伸びの差を吸収できる。
【0013】 このように本考案の装置は、フランジやプラグ等の取付部材、導電体および絶 縁体スリーブの熱膨張係数の違いによる高温時の伸びの差が、それぞれ個別に調 整される構造となっている。
【0014】 また、本考案の第1の基本構造の導電装置では、取付部材と絶縁体スリーブと の間の気密性が、取付部材の貫通孔内面周方向の溝内に設けらたOリングにより 保持され、また、導電体と絶縁体スリーブとの間の気密性が、導電体のフランジ 部周方向の溝内に設けられたOリングにより保持されるため、全体として確実な 気密性が得られる。しかも、Oリング取付用の溝がいずれも金属部材側に設けら れているため、高温高圧下で溝に割れが生じ気密性が損なわれるようなことがな い。また、取付部材と容器壁との気密性は、取付部材がフランジの場合にはフラ ンジと容器壁との当接面に設けられたOリングにより保持され、取付部材がプラ グの場合にはその取付ねじ部により保持される。
【0015】 また、本考案の第2の基本構造の導電装置では、取付部材と絶縁体スリーブと の間の気密性が、取付部材と絶縁体スリーブのフランジ部間に設けられたにシー トパッキンまたはガスケットにより保持され、また、導電体と絶縁体スリーブと の間の気密性が、導電体のフランジ部と絶縁体スリーブのフランジ部間に設けら れたシートパッキンまたはガスケットにより保持されるため、全体として確実な 気密性が得られる。また、取付部材と容器壁との気密性は、取付部材がフランジ の場合にはフランジと容器壁との当接面に設けられたシートパッキンまたはガス ケットにより保持され、取付部材がプラグの場合にはその取付ねじ部により保持 される。 したがって、容器側が高温であっても個々の部材の熱膨張係数の違いによる伸 びの差に影響されることなく、上記構造により確実な気密性が得られる。
【0016】
【実施例】
図1および図2は本考案の第1の基本構造の一実施例を示すもので、1は装置 の取付部材である金属製のフランジ、2は絶縁体スリーブ、3は軸状の導電体、 4は絶縁体座金、5は締め付け用の金属製のナット、6は金属製の座金、7〜9 はOリングである。
【0017】 前記フランジ1は貫通孔13を有し、容器壁10に形成された開口11に複数 のボルト12により取り付けられている。フランジ1の容器壁10との当接面に は開口11を囲むように溝14が形成され、この溝14に前記Oリング7が配さ れている。
【0018】 前記絶縁体スリーブ2は電気絶縁性に優れたセラミックス2または樹脂(例え ば、エポキシ樹脂)製であり、一端にフランジ部15を有している。この絶縁体 スリーブ2は、そのフランジ部15の周面がフランジ1の容器内部側の面に当接 するようにして、フランジ1の貫通孔13に嵌挿されている。ここで、貫通孔1 3に嵌挿される絶縁体スリーブ本体の長さは、貫通孔13の長さ(フランジの厚 さ)よりも短く構成されており、このため、嵌挿された絶縁体スリーブ2先端側 の貫通孔13内に空隙部16が形成されている。 また、貫通孔13の内面周方向には溝17が形成され、この溝17内にOリン グ8が配されている。
【0019】 前記導電体3は、両端側の軸部18a、18bにねじ部を有するとともに、中 間部にフランジ部19を有している。前記軸部18aのねじ部には、本装置をフ ランジ1に固定するための締め付け固定用のナット5と容器外部側のターミナル 連結用のナット(図示せず)が取付けられ、また、軸部18bのねじ部には容器 内部側のターミナル連結用のナット(図示せず)が取付けられる。この導電体3 は、そのフランジ部19が前記絶縁体スリーブのフランジ部15に当接し、且つ 両端の軸部18a、18bが容器内外部側に突出するようにして、絶縁体スリー ブ2内に嵌挿されている。 この導電体3のフランジ部19のフランジ部15との当接面には、周方向に溝 20が形成され、この溝20内に前記Oリング9が配されている。
【0020】 前記絶縁体座金4も電気絶縁性に優れたセラミックスまたは樹脂(例えば、エ ポキシ樹脂)製であり、容器外部側に突出した導電体3の軸部18aに外挿され 、一側面がフランジ1の外面に当接している。この絶縁体座金4の一側面と絶縁 体スリーブ2先端との間の貫通孔13内に上述した空隙部16が形成されている 。 軸部18aには、さらに金属製の座金6とナット5が外挿され、座金6を介し てナット5を締め付けることにより、絶縁体スリーブ2、導電体3および絶縁体 座金4をフランジ1に対して固定している。
【0021】 以上のような本考案の導電装置Aは、本実施例では図2に示すようにフランジ 1に対して3箇所に設けられている。この導電装置Aの組込本数は、電気容量、 絶縁耐力、使用目的、フランジサイズ等により適宜選択される。
【0022】 図3および図4は本考案の第1の基本構造の他の実施例を示すもので、上記実 施例の取付部材がフランジ1であったのに対し、この実施例では取付部材を容器 壁10に取り付けられる金属製のプラグ1′により構成したものである。 すなわち、容器壁10にはねじ(テーパねじ)付きの孔11′が形成され、一 端側にフランジ部100を有するねじ(テーパねじ)付きのプラグ1′が上記孔 11′内に容器外部側から螺挿され、このプラグ1′が取付部材を構成している 。なお、その他の構成については図1に示す実施例と同様であり、図1と同一の 符号を付し、具体的な説明は省略する。
【0023】 図5および図6は、本考案の第1の基本構造をベースにした変形例を示すもの で、通電時においてもナットの締め付け調整を感電の恐れなく行うことができる ようにするため、図1に示すような絶縁体座金4および金属製のナット5、座金 6に代えて、セラミックス製または樹脂製の絶縁体ナット5′を軸部18aのね じ部に取付け、導電体3を締め付け固定するようにしたものである。なお、5″ は同じく絶縁体製のロックナットである。その他の構成については図1に示す実 施例と同様であり、図1と同一の符号を付し、具体的な説明は省略する。
【0024】 図7は、本考案の第2の基本構造の一実施例を示すもので、シール部材として 図1に示すようなOリングに代えてシートパッキンを用いたものである。 すなわち、フランジ1と容器壁10との当接面には開口11を囲むようにシー トパッキン21が設けられている。また、絶縁体スリーブ2のフランジ部15と フランジ1との当接面、およびフランジ部15と導電体3のフランジ部19との 当接面にも、それぞれシートパッキン22、23が設けられている。なお、その 他の構成については図1に示す実施例と同様であり、図1と同一の符号を付し、 具体的な説明は省略する。 なお、前記シートパッキン21、22、23に代えてガスケットを用いてもよ い。
【0025】 図8および図9は本考案の第2の基本構造の他の実施例を示すもので、上記実 施例の取付部材がフランジ1であったのに対し、この実施例では取付部材を容器 壁10に取り付けられる金属製のプラグ1′により構成したものである。 すなわち、容器壁10にはねじ(ストレートねじ)付きの孔11′が形成され 、一端側にフランジ部100を有するねじ(ストレートねじ)付きのプラグ1′ が上記孔11′内に容器外部側から螺挿され、このプラグ1′が取付部材を構成 している。
【0026】 なお、この実施例ではプラグ1′と容器壁10間もシートパッキンでシールさ れている。すなわち、孔11′の内部には段部24が形成され、プラグ1′端面 の外側寄りの面部がシートパッキン25を介して前記段部24に当接している。 そして、プラグ1′端面の内側寄りの面部がシートパッキン22′を介して絶縁 体スリーブ2のフランジ部15に当接している。 その他の構成については図7に示す実施例と同様であり、図7と同一の符号を 付し、具体的な説明は省略する。
【0027】 以上の各実施例において、容器外部側のターミナル部(軸部18a)の保護を 目的として、フランジ1やプラグ1′にカバーを付設することができる。 また、図5および図6に示した絶縁体ナット5′を用いた構造は、図3および 図4の実施例、本考案の第2の基本構造に関する図7の実施例、図8および図9 の実施例においても、絶縁体座金5、金属製のナット5および座金6に代えて適 用することができる。
【0028】 図10は、上記の各導電装置が好適な容器の温度−圧力の範囲を例示したもの で、シール材としてOリングを使用したものは、真空若しくは比較的低圧力で且 つ300℃以下程度の温度域で使用される容器に適しており、一方、シール材と してシートパッキンまたはガスケットを使用したものは、0kg/cm2超の圧 力で、低温〜高温域で使用される容器に適していることが判る。
【0029】 上記の各装置では、取付部材たるフランジ1またはプラグ1′と軸状の導電体 3は、絶縁体スリーブ2と絶縁体座金4または絶縁体ナット5′により絶縁され る。また、取付部材たるフランジ1またはプラグ1′、導電体3、絶縁体スリー ブ2の熱膨張係数は通常異なっており、高温になるほど伸びの差は大きくなるが 、絶縁体スリーブ2先端側の貫通孔13内に空隙部16が形成されているため、 取付部材と絶縁体スリーブ2の伸びの差はこの空隙部16で吸収され、また、取 付部材および絶縁体スリーブ2に対する導電体3の締め付けの程度をナット5、 5′により調整できるため、このナット5、5′の締め付けの程度を調整するこ とにより、導電体3と取付部材および絶縁体スリーブ2の伸びの差が吸収される 。
【0030】 また、図1ないし図6に記載の実施例の導電装置では、取付部材たるフランジ 1またはプラグ1′と絶縁体スリーブ2との間の気密性がOリング8により保持 され、また、導電体3と絶縁体スリーブ2との間の気密性がOリング9により保 持され、さらに、取付部材と容器壁10との気密性は、取付部材がフランジ1の 場合にはOリング7により、また、取付部材がプラグ1′の場合にはその取付ね じ部により、それぞれ保持され、これらにより全体として高い気密性が確保され る。
【0031】 また、図7ないし図9に記載の実施例の導電装置では、取付部材たるフランジ 1またはプラグ1′と絶縁体スリーブ2との間の気密性がシートパッキン22、 22′(またはガスケット)により保持され、また、導電体3と絶縁体スリーブ 2との間の気密性がシートパッキン23(またはガスケット)により保持され、 さらに、取付部材と容器壁10との気密性は、取付部材がフランジ1の場合には シートパッキン21(またはガスケット)により、また、取付部材がプラグ1′ の場合にはその取付ねじ部、さらにはシートパッキン25により保持され、これ らにより全体として高い気密性が確保される。
【0032】
【発明の効果】
以上述べた本考案の装置によれば、高温高圧容器、高温真空容器に適用した場 合でも、フランジやプラグ等の取付部材、導電体および絶縁体スリーブの熱膨張 係数の違いによる高温時の伸びの差を装置内で適切に吸収し、良好な絶縁性とと もに容器の気密性を適切に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の基本構造の一実施例を示す縦断
面図
【図2】図1に示す装置を取付部材の3箇所に設けた状
態を示す平面図
【図3】本考案の第1の基本構造の他の実施例を示す縦
断面図
【図4】図3に示す装置の平面図
【図5】本考案の第1の基本構造をベースにした他の実
施例を示す縦断面図
【図6】図5に示す装置の平面図
【図7】本考案の第2の基本構造の一実施例を示す縦断
面図
【図8】本考案の第2の基本構造の他の実施例を示す縦
断面図
【図9】図8に示す装置の平面図
【図10】実施例の各導電装置が好適な容器の温度−圧
力の範囲を例示したグラフ
【符号の説明】
1…フランジ、1′…プラグ、2…絶縁体スリーブ、3
…導電体、4…絶縁体座金、5…ナット、5′…絶縁体
ナット、5″…ロックナット、6…座金、7、8、9…
Oリング、10…容器壁、11…開口、11′…孔、1
2…ボルト、13…貫通孔、14…溝、15…フランジ
部、16…空隙部、17…溝、18a、18b…軸部、
19…フランジ部、20…溝、21、22、22′、2
3、25…シートパッキン、24…段部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を有し、容器壁に設けられた開口
    または孔を閉塞するようにして容器壁に固定される取付
    部材と、一端にフランジ部を有し、該フランジ部が容器
    内部側の取付部材面に当接するようにして前記貫通孔に
    嵌挿される絶縁体スリーブと、両端部の外周にねじ部を
    有するとともに、中間部にフランジ部を有し、該フラン
    ジ部が前記絶縁体スリーブのフランジ部に当接し、且つ
    両端部が容器内外部側に突出するようにして絶縁体スリ
    ーブに嵌挿される軸状の導電体と、容器外部側に突出し
    た導電体部分に外挿され、一側面が取付部材外面に当接
    した絶縁体座金と、容器外部側に突出した導電体部分の
    ねじ部に螺装され、導電体を取付部材に締め付け固定す
    るナットと、前記取付部材の貫通孔内面周方向に形成さ
    れた溝内に設けられ、取付部材の貫通孔内面と絶縁体ス
    リーブ間をシールするOリングと、導電体のフランジ部
    の周方向に形成された溝内に設けられ、導電体のフラン
    ジ部と絶縁体スリーブのフランジ部間をシールするOリ
    ングとを有し、絶縁体スリーブ先端側の貫通孔内に空隙
    部が形成されてなる容器内への導電装置。
  2. 【請求項2】 貫通孔を有し、容器壁に設けられた開口
    または孔を閉塞するようにして容器壁に固定される取付
    部材と、一端にフランジ部を有し、該フランジ部が容器
    内部側の取付部材面に当接するようにして前記貫通孔に
    嵌挿される絶縁体スリーブと、両端部の外周にねじ部を
    有するとともに、中間部にフランジ部を有し、該フラン
    ジ部が前記絶縁体スリーブのフランジ部に当接し、且つ
    両端部が容器内外部側に突出するようにして絶縁体スリ
    ーブに嵌挿される軸状の導電体と、容器外部側に突出し
    た導電体部分のねじ部に螺装され、導電体を取付部材に
    締め付け固定する絶縁体ナットと、前記取付部材の貫通
    孔内面周方向に形成された溝内に設けられ、取付部材の
    貫通孔内面と絶縁体スリーブ間をシールするOリング
    と、導電体のフランジ部の周方向に形成された溝内に設
    けられ、導電体のフランジ部と絶縁体スリーブのフラン
    ジ部間をシールするOリングとを有し、絶縁体スリーブ
    先端側の貫通孔内に空隙部が形成されてなる容器内への
    導電装置。
  3. 【請求項3】 取付部材が容器壁に形成された開口を閉
    塞するよう容器壁に取り付けられた金属製のフランジか
    らなり、該フランジと容器壁との当接面がOリングによ
    りシールされている請求項1または2に記載の容器への
    導電装置。
  4. 【請求項4】 容器壁に設けられた孔の内周面にねじが
    形成され、取付部材が該ねじを介して孔内に螺挿された
    金属製のプラグからなる請求項1または2に記載の容器
    への導電装置。
  5. 【請求項5】 貫通孔を有し、容器壁に設けられた開口
    または孔を閉塞するようにして容器壁に固定される取付
    部材と、一端にフランジ部を有し、該フランジ部が容器
    内部側の取付部材面にシートパッキンまたはガスケット
    を介して当接するようにして前記貫通孔に嵌挿される絶
    縁体スリーブと、両端部の外周にねじ部を有するととも
    に、中間部にフランジ部を有し、該フランジ部が前記絶
    縁体スリーブのフランジ部にシートパッキンまたはガス
    ケットを介して当接し、且つ両端部が容器内外部側に突
    出するようにして絶縁体スリーブに嵌挿される軸状の導
    電体と、容器外部側に突出した導電体部分に外挿され、
    一側面が取付部材外面に当接した絶縁体座金と、容器外
    部側に突出した導電体部分のねじ部に螺装され、導電体
    を取付部材に締め付け固定するナットとを有し、絶縁体
    スリーブ先端側の貫通孔内に空隙部が形成されてなる容
    器内への導電装置。
  6. 【請求項6】 貫通孔を有し、容器壁に設けられた開口
    または孔を閉塞するようにして容器壁に固定される取付
    部材と、一端にフランジ部を有し、該フランジ部が容器
    内部側の取付部材面にシートパッキンまたはガスケット
    を介して当接するようにして前記貫通孔に嵌挿される絶
    縁体スリーブと、両端部の外周にねじ部を有するととも
    に、中間部にフランジ部を有し、該フランジ部が前記絶
    縁体スリーブのフランジ部にシートパッキンまたはガス
    ケットを介して当接し、且つ両端部が容器内外部側に突
    出するようにして絶縁体スリーブに嵌挿される軸状の導
    電体と、容器外部側に突出した導電体部分のねじ部に螺
    装され、導電体を取付部材に締め付け固定する絶縁体ナ
    ットとを有し、絶縁体スリーブ先端側の貫通孔内に空隙
    部が形成されてなる容器内への導電装置。
  7. 【請求項7】 取付部材が容器壁に形成された開口を閉
    塞するようシートパッキンまたはガスケットを介して容
    器壁に取り付けられた金属製のフランジからなる請求項
    5または6に記載の容器への導電装置。
  8. 【請求項8】 容器壁に設けられた孔の内周面にねじが
    形成され、取付部材が該ねじを介して孔内に螺挿された
    金属製のプラグからなる請求項5または6に記載の容器
    への導電装置。
  9. 【請求項9】 容器壁に設けられた孔の内部に段部が形
    成され、プラグ端面の外側寄りの面部がシートパッキン
    またはガスケットを介して前記段部に当接し、プラグ端
    面の内側寄りの面部がシートパッキンまたはガスケット
    を介して絶縁体スリーブのフランジ部に当接している請
    求項8に記載の容器への導電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109505834A (zh) * 2018-12-11 2019-03-22 李萍 一种适用于分离充气装置内外气体的导电结构
CN112350104A (zh) * 2019-08-08 2021-02-09 无锡日联科技股份有限公司 一种真空高压快接接头
CN115939799A (zh) * 2022-11-17 2023-04-07 苏州保邦电气有限公司 气密端子

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