JPH0725599Y2 - ワーク処理炉の出し入れ口開閉装置 - Google Patents
ワーク処理炉の出し入れ口開閉装置Info
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- JPH0725599Y2 JPH0725599Y2 JP7644789U JP7644789U JPH0725599Y2 JP H0725599 Y2 JPH0725599 Y2 JP H0725599Y2 JP 7644789 U JP7644789 U JP 7644789U JP 7644789 U JP7644789 U JP 7644789U JP H0725599 Y2 JPH0725599 Y2 JP H0725599Y2
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はワークを処理する為の炉に係り、詳しくは炉内
の処理雰囲気を維持するのに好適なワーク処理炉の出し
入れ口開閉装置に関する。
の処理雰囲気を維持するのに好適なワーク処理炉の出し
入れ口開閉装置に関する。
〈従来の技術〉 処理炉内でワークを加熱若しくは冷却して熱的に処理す
る場合、通常は炉の出し入れ口となる開口部を開閉する
所謂開閉扉を全開してロット毎所定数のワークを炉内に
投入配置する。しかる後、開閉扉を閉じて炉の駆動電源
をONとし、これにより炉内にてワークに対して所定の処
理を施す。
る場合、通常は炉の出し入れ口となる開口部を開閉する
所謂開閉扉を全開してロット毎所定数のワークを炉内に
投入配置する。しかる後、開閉扉を閉じて炉の駆動電源
をONとし、これにより炉内にてワークに対して所定の処
理を施す。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上記炉においては、上述したごとくロット毎
のワークを炉内にて処理した後、これを取り出すに際し
て再び開閉扉を全開する。そして、処理済のワークを取
り出すとともに、次に処理するワークをロットの数に応
じて投入する。すなわち、順次ロット毎のワークを処理
するに場合、その都度開閉扉を全開させることとなり、
そのため全開に伴って外気が炉内に侵入し、炉内の処理
雰囲気が変化してしまうのである。
のワークを炉内にて処理した後、これを取り出すに際し
て再び開閉扉を全開する。そして、処理済のワークを取
り出すとともに、次に処理するワークをロットの数に応
じて投入する。すなわち、順次ロット毎のワークを処理
するに場合、その都度開閉扉を全開させることとなり、
そのため全開に伴って外気が炉内に侵入し、炉内の処理
雰囲気が変化してしまうのである。
しかして、例えばワークを加熱処理する炉においては、
炉内の処理温度が外気の侵入によって低下してしまうこ
とから、ワークを投入して開閉扉を閉じた後、再び炉内
の温度を所定の処理温度まで上昇させる必要がある。
炉内の処理温度が外気の侵入によって低下してしまうこ
とから、ワークを投入して開閉扉を閉じた後、再び炉内
の温度を所定の処理温度まで上昇させる必要がある。
換言すれば、ロットを投入する際に開閉扉を全開するこ
とで炉内の温度が変化してしまうことから、これを元の
処理温度まで戻す為の作業時間が必要となり(処理工程
の長時間化)、更にワーク処理精度にもバラツキがでる
(製造品質の低下)といった不都合を生じてしまうので
ある。
とで炉内の温度が変化してしまうことから、これを元の
処理温度まで戻す為の作業時間が必要となり(処理工程
の長時間化)、更にワーク処理精度にもバラツキがでる
(製造品質の低下)といった不都合を生じてしまうので
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記の問題点を解決する為になされたもので、
請求項1記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置で
は、箱状のワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲
む周辺部内面に、該開口部を覆うように並列配置した状
態で設けられた複数の開閉バーからなり、該開閉バー
が、横断面略円形または略楕円形の中空体または中実体
に形成され、かつそれぞれがその周方向に回動自在とな
るようその両端面が上記周辺部内面に取り付けられると
ともに、外力が加わらないとき隣り合って配設された開
閉バー同士が互いにその周面上にて略線接触した状態を
保ち、該開閉バーのうちの隣り合う開閉バー間に押圧力
が加えられたとき、該押圧力が加えられた開閉バーのう
ちの少なくとも一方が他方の開閉バーから離間するよう
上記周辺部内面に設けられたことを上記課題の解決手段
とした。
請求項1記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置で
は、箱状のワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲
む周辺部内面に、該開口部を覆うように並列配置した状
態で設けられた複数の開閉バーからなり、該開閉バー
が、横断面略円形または略楕円形の中空体または中実体
に形成され、かつそれぞれがその周方向に回動自在とな
るようその両端面が上記周辺部内面に取り付けられると
ともに、外力が加わらないとき隣り合って配設された開
閉バー同士が互いにその周面上にて略線接触した状態を
保ち、該開閉バーのうちの隣り合う開閉バー間に押圧力
が加えられたとき、該押圧力が加えられた開閉バーのう
ちの少なくとも一方が他方の開閉バーから離間するよう
上記周辺部内面に設けられたことを上記課題の解決手段
とした。
請求項2記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置で
は、上記開閉バーが水平方向に並列配置されてなり、該
各開閉バーの両端面に、その中心軸より上記ワーク処理
炉の上方側に偏心した支軸が設けられ、該支軸が上記周
辺部内面に支持されることによって上記各開閉バーが周
辺部内面に回動自在に取り付けられたことを上記課題の
解決手段とした。
は、上記開閉バーが水平方向に並列配置されてなり、該
各開閉バーの両端面に、その中心軸より上記ワーク処理
炉の上方側に偏心した支軸が設けられ、該支軸が上記周
辺部内面に支持されることによって上記各開閉バーが周
辺部内面に回動自在に取り付けられたことを上記課題の
解決手段とした。
請求項3記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置で
は、上記各開閉バーの両端面に、開閉バーの中心軸から
偏心した位置に支軸が設けられ、かつ上記中心軸に対し
上記支軸が設けられた位置と反対の側の偏心した位置に
ピンが設けられ、上記各開閉バーが、その支軸が上記周
辺部内面に支持されることによって該周辺部内面に回動
自在に設けられ、かつ、上記各開閉バーに対し、隣合う
開閉バー間相互の接触状態が保たれる方向に付勢するた
めの引張コイルバネが、上記出し入れ口を挟んだワーク
処理炉の内外両方向から上記ピンに対して張架されてな
ることを上記課題の解決手段とした。
は、上記各開閉バーの両端面に、開閉バーの中心軸から
偏心した位置に支軸が設けられ、かつ上記中心軸に対し
上記支軸が設けられた位置と反対の側の偏心した位置に
ピンが設けられ、上記各開閉バーが、その支軸が上記周
辺部内面に支持されることによって該周辺部内面に回動
自在に設けられ、かつ、上記各開閉バーに対し、隣合う
開閉バー間相互の接触状態が保たれる方向に付勢するた
めの引張コイルバネが、上記出し入れ口を挟んだワーク
処理炉の内外両方向から上記ピンに対して張架されてな
ることを上記課題の解決手段とした。
請求項4記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置で
は、箱状のワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲
む周辺部内面の、相対向する一対の面にそれぞれ設けら
れたガイドレールと、上記開口部を覆うように並列配置
した状態で上記ガイドレール間に設けられた複数の開閉
バーとからなり、該開閉バーが横断面略円形または略楕
円形の中空体または中実体に形成され、かつそれぞれが
その周方向に回動自在となるとともに、上記ガイドレー
ルの長さ方向に移動自在となるようその両端部が上記ガ
イドレールに係合せしめられ、並列配置せしめられた上
記開閉バーにおける最側部に位置せしめられた開閉バー
のうちの少なくとも一方の開閉バーの外側に、外力が加
わらないとき上記開閉バー間相互が略接触状態となるよ
う該開閉バーを内側に付勢する圧縮コイルバネが設けら
れてなることを上記課題の解決手段とした。
は、箱状のワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲
む周辺部内面の、相対向する一対の面にそれぞれ設けら
れたガイドレールと、上記開口部を覆うように並列配置
した状態で上記ガイドレール間に設けられた複数の開閉
バーとからなり、該開閉バーが横断面略円形または略楕
円形の中空体または中実体に形成され、かつそれぞれが
その周方向に回動自在となるとともに、上記ガイドレー
ルの長さ方向に移動自在となるようその両端部が上記ガ
イドレールに係合せしめられ、並列配置せしめられた上
記開閉バーにおける最側部に位置せしめられた開閉バー
のうちの少なくとも一方の開閉バーの外側に、外力が加
わらないとき上記開閉バー間相互が略接触状態となるよ
う該開閉バーを内側に付勢する圧縮コイルバネが設けら
れてなることを上記課題の解決手段とした。
〈作用〉 本考案における請求項1記載のワーク処理炉の出し入れ
口開閉装置によれば、複数の開閉バーが、ワーク処理炉
の出し入れ口となる開口部を囲む周辺部内面に回動自在
に取り付けられ、外力が加わらないとき隣り合って配設
された開閉バー同士が互いにその周面上にて略線接触し
た状態を保ち、該開閉バーのうちの隣り合う開閉バー間
に押圧力が加えられたとき、該押圧力が加えられた開閉
バーのうちの少なくとも一方が他方の開閉バーから離間
するように設けられて構成されているので、外力が加わ
らないとき、すなわちワークの出し入れを行わないとき
には開閉バーが互いに略線接触することにより出し入れ
口が覆われて閉じた状態となる。また、ワークを出し入
れする際には、ワークで直接、あるいはワークを保持す
る保持体等で開閉バー間を押圧することにより、これら
開閉バーのうちの少なくとも一方が他方から離れること
によって出し入れ口が開いた状態となり、ワーク、さら
にはこれを保持する保持体等が開閉バー間を通り抜け得
る。そして、これらワークや保持体等が開閉バー間を通
り抜けた後には、外力が加わらない状態となり、一旦離
間した開閉バーが元の略線接触した状態となることか
ら、出し入れ口が開閉バーによって再度覆われ、出し入
れ口が閉じられる。
口開閉装置によれば、複数の開閉バーが、ワーク処理炉
の出し入れ口となる開口部を囲む周辺部内面に回動自在
に取り付けられ、外力が加わらないとき隣り合って配設
された開閉バー同士が互いにその周面上にて略線接触し
た状態を保ち、該開閉バーのうちの隣り合う開閉バー間
に押圧力が加えられたとき、該押圧力が加えられた開閉
バーのうちの少なくとも一方が他方の開閉バーから離間
するように設けられて構成されているので、外力が加わ
らないとき、すなわちワークの出し入れを行わないとき
には開閉バーが互いに略線接触することにより出し入れ
口が覆われて閉じた状態となる。また、ワークを出し入
れする際には、ワークで直接、あるいはワークを保持す
る保持体等で開閉バー間を押圧することにより、これら
開閉バーのうちの少なくとも一方が他方から離れること
によって出し入れ口が開いた状態となり、ワーク、さら
にはこれを保持する保持体等が開閉バー間を通り抜け得
る。そして、これらワークや保持体等が開閉バー間を通
り抜けた後には、外力が加わらない状態となり、一旦離
間した開閉バーが元の略線接触した状態となることか
ら、出し入れ口が開閉バーによって再度覆われ、出し入
れ口が閉じられる。
請求項2記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置によ
れば、開閉バーが水平方向に並列配置されてなり、該各
開閉バーの両端面の偏心した支軸によって各開閉バーが
周辺部内面に回動自在に設けられたことから、開閉バー
がワーク等の押圧力を受けて一旦回動した後、ワーク等
が通り抜けて押圧力から開放されると、該開閉バーは支
軸が上方側に偏心していることによりその自重によって
元の位置に復帰し、隣り合う開閉バー間が略線接触状態
に戻り、出し入れ口が閉じられる。
れば、開閉バーが水平方向に並列配置されてなり、該各
開閉バーの両端面の偏心した支軸によって各開閉バーが
周辺部内面に回動自在に設けられたことから、開閉バー
がワーク等の押圧力を受けて一旦回動した後、ワーク等
が通り抜けて押圧力から開放されると、該開閉バーは支
軸が上方側に偏心していることによりその自重によって
元の位置に復帰し、隣り合う開閉バー間が略線接触状態
に戻り、出し入れ口が閉じられる。
請求項3記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置によ
れば、各開閉バーの両端面の偏心した支軸によって周辺
部内面に回動自在に設けられ、かつ、開閉バーの中心軸
に対し上記支軸が設けられた位置と反対の側の偏心した
位置にピンが設けられ、該ピンに対して引張コイルバネ
がワーク処理炉の出し入れ口を挟んだワーク処理炉の内
外両方向から張架されているので、ワーク等の通り抜け
によって一旦回動した開閉バーが、通り抜け後その押圧
力から開放されると、上記引張コイルバネによって直ち
に元の位置に復帰し、出し入れ口が閉じられる。
れば、各開閉バーの両端面の偏心した支軸によって周辺
部内面に回動自在に設けられ、かつ、開閉バーの中心軸
に対し上記支軸が設けられた位置と反対の側の偏心した
位置にピンが設けられ、該ピンに対して引張コイルバネ
がワーク処理炉の出し入れ口を挟んだワーク処理炉の内
外両方向から張架されているので、ワーク等の通り抜け
によって一旦回動した開閉バーが、通り抜け後その押圧
力から開放されると、上記引張コイルバネによって直ち
に元の位置に復帰し、出し入れ口が閉じられる。
請求項4記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置によ
れば、ワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲む周
辺部内面の、相対向する一対の面にそれぞれ設けられた
ガイドレールと、上記開口部を覆うように並列配置した
状態で、上記ガイドレール間に回動自在でかつ該ガイド
レールの長さ方向に移動自在となるよう係合せしめられ
た複数の開閉バーとからなり、上記開閉バーにおける最
側部に位置せしめられた開閉バーのうちの少なくとも一
方の開閉バーの外側に、該開閉バーを内側に付勢する圧
縮コイルバネが設けられているので、ワーク等の通り抜
けによって一旦回動するとともに接触状態にある開閉バ
ーが離間する方向に移動した開閉バーが、ワーク等の通
り抜け後その押圧力から開放されると、上記圧縮コイル
バネの付勢力によって直ちに元の位置に復帰し、外力が
加わらない状態における、開閉バー間相互の略線接触状
態が保たれ、すなわち出し入れ口が閉じられた状態とな
る。
れば、ワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲む周
辺部内面の、相対向する一対の面にそれぞれ設けられた
ガイドレールと、上記開口部を覆うように並列配置した
状態で、上記ガイドレール間に回動自在でかつ該ガイド
レールの長さ方向に移動自在となるよう係合せしめられ
た複数の開閉バーとからなり、上記開閉バーにおける最
側部に位置せしめられた開閉バーのうちの少なくとも一
方の開閉バーの外側に、該開閉バーを内側に付勢する圧
縮コイルバネが設けられているので、ワーク等の通り抜
けによって一旦回動するとともに接触状態にある開閉バ
ーが離間する方向に移動した開閉バーが、ワーク等の通
り抜け後その押圧力から開放されると、上記圧縮コイル
バネの付勢力によって直ちに元の位置に復帰し、外力が
加わらない状態における、開閉バー間相互の略線接触状
態が保たれ、すなわち出し入れ口が閉じられた状態とな
る。
〈実施例〉 以下、本考案のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図はワーク処理炉1を示す斜視図である。ワーク処
理炉1は、例えば耐熱レンガ等によって筐体11を略箱状
に形成し、その前方開口部をワーク出し入れ口12とする
ものである。このワーク出し入れ口12には、その開口部
を囲む周辺部、この例では側壁の内面に、複数の開閉バ
ー2…が横置状でかつ上下間にて互いに接触した状態で
並列配置せしめられている。開閉バー2は、例えば耐久
性の高いステンレス製のもので、横断面略円形若しくは
略楕円形の中空材からなっており、ワーク出し入れ口12
の上記側壁内面間の幅に略対応した長さの定尺材で形成
されたものである。なお、開閉バー2としては必要に応
じて内部に断熱材を充填し、熱的(断熱)効果を高めた
中実材としてもよい。
理炉1は、例えば耐熱レンガ等によって筐体11を略箱状
に形成し、その前方開口部をワーク出し入れ口12とする
ものである。このワーク出し入れ口12には、その開口部
を囲む周辺部、この例では側壁の内面に、複数の開閉バ
ー2…が横置状でかつ上下間にて互いに接触した状態で
並列配置せしめられている。開閉バー2は、例えば耐久
性の高いステンレス製のもので、横断面略円形若しくは
略楕円形の中空材からなっており、ワーク出し入れ口12
の上記側壁内面間の幅に略対応した長さの定尺材で形成
されたものである。なお、開閉バー2としては必要に応
じて内部に断熱材を充填し、熱的(断熱)効果を高めた
中実材としてもよい。
第2図はワーク処理炉1の側断面概略図であり、第3図
は同一部省略平断面図である。
は同一部省略平断面図である。
ワーク処理炉1には、炉内を一定の処理雰囲気にする為
の処理装置3が設けられている。ワーク処理炉1が、例
えば加熱処理炉である場合には、上記処理装置3として
バーナや電熱器が用いられる。また、炉内には、ワーク
を所定の間隔で載置する為の棚4が複数段設けられてい
る。これら棚4…は、後述する開閉バー2の各接触境界
部2Zと略同じ高さに夫々取付けられたものである。又、
上述した如く横置状、すなわち水平方向に並列配置され
た各開閉バー2の両端面21には、開閉バー2の中心軸22
より炉の上方側に偏心した支軸23が設けられており、こ
の支軸23は、ワーク出し入れ口12を囲む側壁内面13に設
けられた軸孔14に夫々支持されている。よって、開閉バ
ー2はこの支軸23を中心にして回動自在となっている。
なお、支軸23を中心にした回動については、支軸23がそ
れ自体回動する回動軸となっていてもよく、また支軸23
は固定され、この固定された支軸23の周りを開閉バー2
が回動するようになっていてもよいのはもちろんであ
る。更に、並列した各開閉バー2は、その各最下曲面24
が下方に位置する開閉バー2の最上面25と線接触して接
触境界部2Zを形成するよう配置されており、これによっ
てワーク出し入れ口12は、外力が加わらない状態では開
閉バー2によって覆われ、上記接触境界部2Zによって実
質的に封止され閉じられたものとなっている。
の処理装置3が設けられている。ワーク処理炉1が、例
えば加熱処理炉である場合には、上記処理装置3として
バーナや電熱器が用いられる。また、炉内には、ワーク
を所定の間隔で載置する為の棚4が複数段設けられてい
る。これら棚4…は、後述する開閉バー2の各接触境界
部2Zと略同じ高さに夫々取付けられたものである。又、
上述した如く横置状、すなわち水平方向に並列配置され
た各開閉バー2の両端面21には、開閉バー2の中心軸22
より炉の上方側に偏心した支軸23が設けられており、こ
の支軸23は、ワーク出し入れ口12を囲む側壁内面13に設
けられた軸孔14に夫々支持されている。よって、開閉バ
ー2はこの支軸23を中心にして回動自在となっている。
なお、支軸23を中心にした回動については、支軸23がそ
れ自体回動する回動軸となっていてもよく、また支軸23
は固定され、この固定された支軸23の周りを開閉バー2
が回動するようになっていてもよいのはもちろんであ
る。更に、並列した各開閉バー2は、その各最下曲面24
が下方に位置する開閉バー2の最上面25と線接触して接
触境界部2Zを形成するよう配置されており、これによっ
てワーク出し入れ口12は、外力が加わらない状態では開
閉バー2によって覆われ、上記接触境界部2Zによって実
質的に封止され閉じられたものとなっている。
次に、第4図の模示図によってワークの投入−処理−取
り出しの各工程を説明する。
り出しの各工程を説明する。
先ず、開閉バー2、2間のなす接触境界部2ZにワークW
を直接、あるいはこれを保持する保持体(図示略)の先
端を当接させる。そして、このワークWを炉内Iに押し
入れると、その押圧力によって当接した開閉バー2、2
間の上方に位置する開閉バー2は、支軸23を中心に第4
図中x方向に回動して開口し、これによりワークWは開
閉バー2、2間を通り抜けてその接触境界部2Zに対応し
た位置の棚4上に載置される。また、ワークWが完全に
炉内Iに投入されると、開閉バー2はワークWあるいは
その保持体による押圧力から開放されることにより、そ
の自重によって支軸23を中心にして反x方向に回動し、
再び元の位置に復帰してその最下面24が下方にある開閉
バー2の最上曲面25と再度線接触し、接触境界部2Zを再
度形成して出し入れ口12を閉じる。
を直接、あるいはこれを保持する保持体(図示略)の先
端を当接させる。そして、このワークWを炉内Iに押し
入れると、その押圧力によって当接した開閉バー2、2
間の上方に位置する開閉バー2は、支軸23を中心に第4
図中x方向に回動して開口し、これによりワークWは開
閉バー2、2間を通り抜けてその接触境界部2Zに対応し
た位置の棚4上に載置される。また、ワークWが完全に
炉内Iに投入されると、開閉バー2はワークWあるいは
その保持体による押圧力から開放されることにより、そ
の自重によって支軸23を中心にして反x方向に回動し、
再び元の位置に復帰してその最下面24が下方にある開閉
バー2の最上曲面25と再度線接触し、接触境界部2Zを再
度形成して出し入れ口12を閉じる。
また、炉内Iにおいて一定の処理が終了した後、ワーク
Wを直接、あるいはこれを保持している保持体を引いて
ワークWを引き出すと、その引出力によって開閉バー2
が押圧され、支軸23を中心にして第4図中y方向に回動
し、ワークWは炉外Oに引き出される。ワークWの引き
出しが完了すると、開閉バー2はワークWあるいはその
保持体による押圧力から開放されることにより、その自
重により支軸23を中心にして反y方向に回動し、上述し
たように再び元の位置に復帰することによって接触境界
部2Zを再度形成し、出し入れ口12を閉じる。
Wを直接、あるいはこれを保持している保持体を引いて
ワークWを引き出すと、その引出力によって開閉バー2
が押圧され、支軸23を中心にして第4図中y方向に回動
し、ワークWは炉外Oに引き出される。ワークWの引き
出しが完了すると、開閉バー2はワークWあるいはその
保持体による押圧力から開放されることにより、その自
重により支軸23を中心にして反y方向に回動し、上述し
たように再び元の位置に復帰することによって接触境界
部2Zを再度形成し、出し入れ口12を閉じる。
このように開閉バー2…は、ワークWの出し入れに際し
て最小限に開口するのみであり、かつ、投入またはその
取り出しが終了すると自重により直ちに回動し、再び上
下に隣合う開閉バー2、2間にて接触状態に戻ることか
ら、ワークWの出し入れ時に炉外Oから炉内Iに流入す
る外気の量を最小限に抑えることができ、これにより炉
内Iの温度変化を抑制することができる。
て最小限に開口するのみであり、かつ、投入またはその
取り出しが終了すると自重により直ちに回動し、再び上
下に隣合う開閉バー2、2間にて接触状態に戻ることか
ら、ワークWの出し入れ時に炉外Oから炉内Iに流入す
る外気の量を最小限に抑えることができ、これにより炉
内Iの温度変化を抑制することができる。
なお、炉内Iに投入したワークWを取り出すには、例え
ば予めワークWあるいはこれを保持する保持体に取り出
し用のワイヤ等出し入れ保持具を取り付けておき、ワー
クW投入時には外保持具を炉外Oに引き出した状態に残
しておき、引き出し時、該保持具を炉外Oから引っ張る
ことによってワークWを引き出すようにすればよい。こ
のようにすれば、実際的には上記ワイヤの径寸法だけ開
閉バー2に切込みを入れておくことで、熱処理稼働中の
外気侵入をほぼ十分に防止することができる。
ば予めワークWあるいはこれを保持する保持体に取り出
し用のワイヤ等出し入れ保持具を取り付けておき、ワー
クW投入時には外保持具を炉外Oに引き出した状態に残
しておき、引き出し時、該保持具を炉外Oから引っ張る
ことによってワークWを引き出すようにすればよい。こ
のようにすれば、実際的には上記ワイヤの径寸法だけ開
閉バー2に切込みを入れておくことで、熱処理稼働中の
外気侵入をほぼ十分に防止することができる。
第5図は出し入れ口開閉装置の他の実施例を説明する断
面概略図である。この出し入れ口開閉装置は、ワーク出
し入れ口12の両側壁内面13夫々にチャンネル状のガイド
レール15をその溝部が内側に向くようにして相対向した
状態に配置し、両ガイドレール15、15の溝部内に開閉バ
ー2…の端部を係合させたものであり、開閉バー2…を
夫々ガイドレール15内にて回動可能でかつガイドレール
15の長さ方向(第5図中上下方向)に移動自在に配した
ものである。そして、並列配置された開閉バー2のうち
の最側部に位置する開閉バー2Uと2Dとの外側には、すな
わちこの例では最上部に位置する開閉バー2Uの上側、お
よび最下部に位置する開閉バー2Dの下側には、開閉バー
2Uを下側に付勢する圧縮コイルバネ5、開閉バー2Dを上
側に付勢する圧縮コイルバネ6が夫々配設されている。
これら圧縮コイルバネ5、6は、開閉バー2U、2Dをそれ
ぞれ隣接する開閉バー2a、2b側に付勢し、各開閉バー2
が外力を受けない状態において相互に線接触状態を保つ
ようにするためのものであり、その開閉バー2U(2D)側
には該開閉バー2U(2D)を円滑に押圧するための押え板
5a、6aが取り付けられている。
面概略図である。この出し入れ口開閉装置は、ワーク出
し入れ口12の両側壁内面13夫々にチャンネル状のガイド
レール15をその溝部が内側に向くようにして相対向した
状態に配置し、両ガイドレール15、15の溝部内に開閉バ
ー2…の端部を係合させたものであり、開閉バー2…を
夫々ガイドレール15内にて回動可能でかつガイドレール
15の長さ方向(第5図中上下方向)に移動自在に配した
ものである。そして、並列配置された開閉バー2のうち
の最側部に位置する開閉バー2Uと2Dとの外側には、すな
わちこの例では最上部に位置する開閉バー2Uの上側、お
よび最下部に位置する開閉バー2Dの下側には、開閉バー
2Uを下側に付勢する圧縮コイルバネ5、開閉バー2Dを上
側に付勢する圧縮コイルバネ6が夫々配設されている。
これら圧縮コイルバネ5、6は、開閉バー2U、2Dをそれ
ぞれ隣接する開閉バー2a、2b側に付勢し、各開閉バー2
が外力を受けない状態において相互に線接触状態を保つ
ようにするためのものであり、その開閉バー2U(2D)側
には該開閉バー2U(2D)を円滑に押圧するための押え板
5a、6aが取り付けられている。
このような構成により開閉バー2…は、その間を通るよ
うワークWが投入されると、その押圧力によって回動す
るとともに、圧縮コイルバネ5、6の付勢力に抗して線
接触状態から離間する方向に移動し、その接触境界部2Z
をワークWの厚さに応じて開口し、ワークWの通り抜け
を可能にする。また、ワークの通り抜けが終了してその
押圧力から開放されると、圧縮コイルバネ5、6の付勢
力によって開閉バー2は直ちに元の位置に復帰し、外力
が加わらない状態における、開閉バー2間相互の線接触
状態に戻り、接触境界部2Zを形成して出し入れ口12を閉
じる。したがって、この例にあっても、ワークWの出し
入れ時に炉外Oから炉内Iに流入する外気の量を最小限
に抑えることができ、これにより炉内Iの温度変化を抑
制することができる。
うワークWが投入されると、その押圧力によって回動す
るとともに、圧縮コイルバネ5、6の付勢力に抗して線
接触状態から離間する方向に移動し、その接触境界部2Z
をワークWの厚さに応じて開口し、ワークWの通り抜け
を可能にする。また、ワークの通り抜けが終了してその
押圧力から開放されると、圧縮コイルバネ5、6の付勢
力によって開閉バー2は直ちに元の位置に復帰し、外力
が加わらない状態における、開閉バー2間相互の線接触
状態に戻り、接触境界部2Zを形成して出し入れ口12を閉
じる。したがって、この例にあっても、ワークWの出し
入れ時に炉外Oから炉内Iに流入する外気の量を最小限
に抑えることができ、これにより炉内Iの温度変化を抑
制することができる。
なお、この実施例では並列配置された開閉バー2の上側
および下側の両方に圧縮コイルバネ5、6を配したが、
本考案はこれに限定されることなく、例えばワーク処理
炉(出し入れ口)の大きさや、開閉バー2の重量に対応
して、開閉バー2U、2Dの一方の外側のみに圧縮コイルバ
ネを配してもよく、その場合にも上記作用効果を得るこ
とができる。
および下側の両方に圧縮コイルバネ5、6を配したが、
本考案はこれに限定されることなく、例えばワーク処理
炉(出し入れ口)の大きさや、開閉バー2の重量に対応
して、開閉バー2U、2Dの一方の外側のみに圧縮コイルバ
ネを配してもよく、その場合にも上記作用効果を得るこ
とができる。
第6図は更に他の実施例を示す概略図である。
この例では、各開閉バー2はその両端面21の中心軸22か
ら偏心した位置に支軸23を有しており、この支軸23が側
壁内面13に支持されることによって該側壁内面13に回動
自在に支持されたものとなっている。支軸23が側壁内面
13に支持されている状態は第4図に示した状態と同様で
あり、各開閉バー2は横置状(水平状態)で並列配置さ
れ、かつその隣合う開閉バー2同士がその周面にて線接
触した状態となっている。また、各開閉バー2には、そ
の端面21において上記中心軸22に対し支軸23の位置と反
対の側の偏心位置にピン27が設けられている。ピン27に
は、上記出し入れ口12を挟んだワーク処理炉1の内外両
方向から該ピン27に対して引張コイルバネ7、8が張架
されている。
ら偏心した位置に支軸23を有しており、この支軸23が側
壁内面13に支持されることによって該側壁内面13に回動
自在に支持されたものとなっている。支軸23が側壁内面
13に支持されている状態は第4図に示した状態と同様で
あり、各開閉バー2は横置状(水平状態)で並列配置さ
れ、かつその隣合う開閉バー2同士がその周面にて線接
触した状態となっている。また、各開閉バー2には、そ
の端面21において上記中心軸22に対し支軸23の位置と反
対の側の偏心位置にピン27が設けられている。ピン27に
は、上記出し入れ口12を挟んだワーク処理炉1の内外両
方向から該ピン27に対して引張コイルバネ7、8が張架
されている。
これら引張コイルバネ7、8は、ともに開閉バー2、2
間相互の線接触状態を保つ方向に付勢するもので、この
ような構成により開閉バー2は、押圧力によって支軸23
を中心に回動した後、押圧力から開放されると、引張コ
イルバネ7、8の付勢力によって直ちに元の位置に復帰
するようになっている。
間相互の線接触状態を保つ方向に付勢するもので、この
ような構成により開閉バー2は、押圧力によって支軸23
を中心に回動した後、押圧力から開放されると、引張コ
イルバネ7、8の付勢力によって直ちに元の位置に復帰
するようになっている。
すなわち、ワークWを炉内Iに投入するには、接触境界
部分2ZにワークW、あるいはこれを保持する保持体を押
し当て、この押圧力により引張コイルバネ8の付勢力に
抗して上側の開閉バー2を支軸23を中心に回動させる。
ワークWが炉内Iに完全に投入すると、上記押圧力から
開放されることによって開閉バー2は引張コイルバネ8
の付勢力により元の位置にまで回動し、下側の隣合う開
閉バー2に接触してこれら開閉バー2、2間に再度接触
境界部2Zが形成される。
部分2ZにワークW、あるいはこれを保持する保持体を押
し当て、この押圧力により引張コイルバネ8の付勢力に
抗して上側の開閉バー2を支軸23を中心に回動させる。
ワークWが炉内Iに完全に投入すると、上記押圧力から
開放されることによって開閉バー2は引張コイルバネ8
の付勢力により元の位置にまで回動し、下側の隣合う開
閉バー2に接触してこれら開閉バー2、2間に再度接触
境界部2Zが形成される。
一方、処理済のワークWを取り出す際には、開閉バー2
は引張コイルバネ7の付勢力に抗して前記とは逆に支軸
23を中心に回動し、ワークW、あるいはこれを保持する
保持体を含めた厚さに応じて開口する。そして、ワーク
Wが完全に取り出された後は、引張コイルバネ7の付勢
力によって再び元の線接触状態に戻り、その状態を維持
する。
は引張コイルバネ7の付勢力に抗して前記とは逆に支軸
23を中心に回動し、ワークW、あるいはこれを保持する
保持体を含めた厚さに応じて開口する。そして、ワーク
Wが完全に取り出された後は、引張コイルバネ7の付勢
力によって再び元の線接触状態に戻り、その状態を維持
する。
したがって、この例の出し入れ口開閉装置においても、
上記同様ワークWを投入、取り出すに際して最小限の開
口をなし、かつその開口を速やかに閉じて接触境界部2Z
を形成する。よって、ワークWの出し入れ時に炉外Oか
ら炉内Iに流入する外気の量を最小限に抑えることがで
き、これにより炉内Iの温度変化を抑制することができ
る。
上記同様ワークWを投入、取り出すに際して最小限の開
口をなし、かつその開口を速やかに閉じて接触境界部2Z
を形成する。よって、ワークWの出し入れ時に炉外Oか
ら炉内Iに流入する外気の量を最小限に抑えることがで
き、これにより炉内Iの温度変化を抑制することができ
る。
なお、上記第5図及び第6図に示した各実施例では、各
開閉バー2を水平方向に並列配置したが、上記実施例の
如く圧縮コイルバネ5、6、あるいは引張コイルバネ
7、8を用いて強制的に接触状態を維持させる場合に
は、必ずしも水平方向に並列させることなく、開閉バー
2を鉛直方向に並列配置してもよい。
開閉バー2を水平方向に並列配置したが、上記実施例の
如く圧縮コイルバネ5、6、あるいは引張コイルバネ
7、8を用いて強制的に接触状態を維持させる場合に
は、必ずしも水平方向に並列させることなく、開閉バー
2を鉛直方向に並列配置してもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案における請求項1記載のワー
ク処理炉の出し入れ口開閉装置は、複数の開閉バーが、
通常時において隣り合って配設された開閉バー同士が互
いにその周面上にて略線接触した状態を保ち、該開閉バ
ーのうちの隣り合う開閉バー間に押圧力が加えられたと
き、該押圧力が加えられた開閉バーのうちの少なくとも
一方が他方の開閉バーから離間するように構成されたも
のであるから、ワークの出し入れを行わないときには開
閉バーが互いに略線接触することによって出し入れ口を
覆ってこれを閉じる。また、ワークを出し入れする際に
は、ワークで直接、あるいはワークを保持する保持体等
で開閉バー間を押圧することにより、これら開閉バーの
うちの少なくとも一方が他方から離れることにより、ワ
ーク、さらにはこれを保持する保持体等を通り抜けさせ
ることができる。そして、これらワークや保持体等が開
閉バー間を通り抜けた後には、一旦離間した開閉バーが
元の略線接触した状態となることから、出し入れ口が開
閉バーで再度覆われてこれを閉じる。したがって、ワー
クの出し入れ時に炉外から炉内に流入する外気の量を最
小限に抑えることができることから、炉内の温度変化を
抑制することができ、これによりワークを安定した条件
下で処理することができる。そして、このように外気の
流入を抑えることができることから、処理炉のランニン
グコストを大幅に低減することができる。
ク処理炉の出し入れ口開閉装置は、複数の開閉バーが、
通常時において隣り合って配設された開閉バー同士が互
いにその周面上にて略線接触した状態を保ち、該開閉バ
ーのうちの隣り合う開閉バー間に押圧力が加えられたと
き、該押圧力が加えられた開閉バーのうちの少なくとも
一方が他方の開閉バーから離間するように構成されたも
のであるから、ワークの出し入れを行わないときには開
閉バーが互いに略線接触することによって出し入れ口を
覆ってこれを閉じる。また、ワークを出し入れする際に
は、ワークで直接、あるいはワークを保持する保持体等
で開閉バー間を押圧することにより、これら開閉バーの
うちの少なくとも一方が他方から離れることにより、ワ
ーク、さらにはこれを保持する保持体等を通り抜けさせ
ることができる。そして、これらワークや保持体等が開
閉バー間を通り抜けた後には、一旦離間した開閉バーが
元の略線接触した状態となることから、出し入れ口が開
閉バーで再度覆われてこれを閉じる。したがって、ワー
クの出し入れ時に炉外から炉内に流入する外気の量を最
小限に抑えることができることから、炉内の温度変化を
抑制することができ、これによりワークを安定した条件
下で処理することができる。そして、このように外気の
流入を抑えることができることから、処理炉のランニン
グコストを大幅に低減することができる。
請求項2記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置は、
開閉バーが水平方向に並列配置されてなり、該各開閉バ
ーの両端面の偏心した支軸によって各開閉バーが出し入
れ口を形成する開口部の周辺部内面に回動自在に設けら
れたものであるから、開閉バーがワーク等の押圧力を受
けて一旦回動した後、ワーク等が通り抜けて押圧力から
開放されると、該開閉バーは支軸が上方側に偏心してい
ることによってその自重により元の位置に復帰し、隣り
合う開閉バー間における略線接触状態に戻って出し入れ
口を閉じる。したがって、請求項1のものと同様に炉内
の温度変化を抑制し、ワークを安定した条件下で処理す
ることができる。
開閉バーが水平方向に並列配置されてなり、該各開閉バ
ーの両端面の偏心した支軸によって各開閉バーが出し入
れ口を形成する開口部の周辺部内面に回動自在に設けら
れたものであるから、開閉バーがワーク等の押圧力を受
けて一旦回動した後、ワーク等が通り抜けて押圧力から
開放されると、該開閉バーは支軸が上方側に偏心してい
ることによってその自重により元の位置に復帰し、隣り
合う開閉バー間における略線接触状態に戻って出し入れ
口を閉じる。したがって、請求項1のものと同様に炉内
の温度変化を抑制し、ワークを安定した条件下で処理す
ることができる。
請求項3記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置は、
開閉バーが、各開閉バーの両端面の偏心した支軸によっ
て出し入れ口を形成する開口部の周辺部内面に回動自在
に設けられ、かつ、上記支軸と反対の側の偏心した位置
にピンが設けられ、該ピンに対して引張コイルバネがワ
ーク処理炉の内外両方向から張架されたものであるか
ら、ワーク等の通り抜けによって一旦回動した開閉バー
が、通り抜け後その押圧力から開放されると、上記引張
コイルバネによって直ちに元の位置に復帰し、出し入れ
口を閉じる。したがって、請求項1のものと同様に炉内
の温度変化を抑制し、ワークを安定した条件下で処理す
ることができる。
開閉バーが、各開閉バーの両端面の偏心した支軸によっ
て出し入れ口を形成する開口部の周辺部内面に回動自在
に設けられ、かつ、上記支軸と反対の側の偏心した位置
にピンが設けられ、該ピンに対して引張コイルバネがワ
ーク処理炉の内外両方向から張架されたものであるか
ら、ワーク等の通り抜けによって一旦回動した開閉バー
が、通り抜け後その押圧力から開放されると、上記引張
コイルバネによって直ちに元の位置に復帰し、出し入れ
口を閉じる。したがって、請求項1のものと同様に炉内
の温度変化を抑制し、ワークを安定した条件下で処理す
ることができる。
請求項4記載のワーク処理炉の出し入れ口開閉装置は、
ワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲む周辺部内
面の、相対向する一対の面にそれぞれ設けられたガイド
レールと、上記開口部を覆うように並列配置した状態
で、上記ガイドレール間に回動自在でかつ該ガイドレー
ルの長さ方向に移動自在となるよう係合せしめられた複
数の開閉バーとからなり、上記開閉バーにおける再側部
に位置せしめられた開閉バーのうちの少なくとも一方の
開閉バーの外側に、該開閉バーを内側に付勢する圧縮コ
イルバネが設けられたものであるから、ワーク等の通り
抜けによって一旦回動するとともに接触状態にある開閉
バーが離間する方向に移動した開閉バーが、ワーク等の
通り抜け後その押圧力から開放されると、上記圧縮コイ
ルバネによって直ちに元の位置に復帰し、通常時におけ
る、開閉バー間相互の接触状態を保ち、出し入れ口を閉
じた状態とする。したがって、この開閉装置にあって
も、請求項1のものと同様に炉内の温度変化を抑制し、
ワークを安定した条件下で処理することができる。
ワーク処理炉の出し入れ口となる開口部を囲む周辺部内
面の、相対向する一対の面にそれぞれ設けられたガイド
レールと、上記開口部を覆うように並列配置した状態
で、上記ガイドレール間に回動自在でかつ該ガイドレー
ルの長さ方向に移動自在となるよう係合せしめられた複
数の開閉バーとからなり、上記開閉バーにおける再側部
に位置せしめられた開閉バーのうちの少なくとも一方の
開閉バーの外側に、該開閉バーを内側に付勢する圧縮コ
イルバネが設けられたものであるから、ワーク等の通り
抜けによって一旦回動するとともに接触状態にある開閉
バーが離間する方向に移動した開閉バーが、ワーク等の
通り抜け後その押圧力から開放されると、上記圧縮コイ
ルバネによって直ちに元の位置に復帰し、通常時におけ
る、開閉バー間相互の接触状態を保ち、出し入れ口を閉
じた状態とする。したがって、この開閉装置にあって
も、請求項1のものと同様に炉内の温度変化を抑制し、
ワークを安定した条件下で処理することができる。
第1図は、ワーク処理炉の斜視図、 第2図は、ワーク処理炉の即断面概略図 第3図は、ワーク処理炉の一部省略平断面図、 第4図は、ワークの投入、取り出し工程を説明する模示
図、 第5図は、他の実施例の出し入れ口開閉装置を示す断面
概略図、 第6図は、更に他の実施例における出し入れ口開閉装置
を示す概略図である。 1……ワーク処理炉、12……ワーク出し入れ口、13……
内面、2……開閉バー、21……端面、22……中心軸、23
……支軸、26……端部、27……ピン、2Z……接触境界
部、5,6……圧縮コイルバネ、7,8……引張コイルバネ、
W……ワーク。
図、 第5図は、他の実施例の出し入れ口開閉装置を示す断面
概略図、 第6図は、更に他の実施例における出し入れ口開閉装置
を示す概略図である。 1……ワーク処理炉、12……ワーク出し入れ口、13……
内面、2……開閉バー、21……端面、22……中心軸、23
……支軸、26……端部、27……ピン、2Z……接触境界
部、5,6……圧縮コイルバネ、7,8……引張コイルバネ、
W……ワーク。
Claims (4)
- 【請求項1】箱状のワーク処理炉の出し入れ口に設けら
れて該出し入れ口の開閉をなすワーク処理炉の出し入れ
口開閉装置であって、 上記出し入れ口となる開口部を囲む周辺部内面に、該開
口部を覆うように並列配置した状態で設けられた複数の
開閉バーからなり、 該開閉バーが、横断面略円形または略楕円形の中空体ま
たは中実体に形成され、かつそれぞれがその周方向に回
動自在となるようその両端面が上記周辺部内面に取り付
けられるとともに、外力が加わらないとき隣り合って配
設された開閉バー同士が互いにその周面上にて略線接触
した状態を保ち、該開閉バーのうちの隣り合う開閉バー
間に押圧力が加えられたとき、該押圧力が加えられた開
閉バーのうちの少なくとも一方が他方の開閉バーから離
間するよう上記周辺部内面に設けられたことを特徴とす
るワーク処理炉の出し入れ口開閉装置。 - 【請求項2】請求項1記載のワーク処理炉の出し入れ口
開閉装置において、上記開閉バーが水平方向に並列配置
されてなり、該各開閉バーの両端面に、その中心軸より
上記ワーク処理炉の上方側に偏心した支軸が設けられ、
該支軸が上記周辺部内面に支持されることによって上記
各開閉バーが周辺部内面に回動自在に取り付けられたこ
とを特徴とするワーク処理炉の出し入れ口開閉装置。 - 【請求項3】請求項1記載のワーク処理炉の出し入れ口
開閉装置において、上記各開閉バーの両端面に、開閉バ
ーの中心軸から偏心した位置に支軸が設けられ、かつ上
記中心軸に対し上記支軸が設けられた位置と反対の側の
偏心した位置にピンが設けられ、上記各開閉バーが、そ
の支軸が上記周辺部内面に支持されることによって該周
辺部内面に回動自在に設けられ、かつ、上記各開閉バー
に対し、隣合う開閉バー間相互の接触状態が保たれる方
向に付勢するための引張コイルバネが、上記出し入れ口
を挟んだワーク処理炉の内外両方向から上記ピンに対し
て張架されてなることを特徴とするワーク処理炉の出し
入れ口開閉装置。 - 【請求項4】箱状のワーク処理炉の出し入れ口に設けら
れて該出し入れ口の開閉をなすワーク処理炉の出し入れ
口開閉装置であって、 上記出し入れ口となる開口部を囲む周辺部内面の、相対
向する一対の面にそれぞれ設けられたガイドレールと、
上記開口部を覆うように並列配置した状態で上記ガイド
レール間に設けられた複数の開閉バーとからなり、 該開閉バーが横断面略円形または略楕円形の中空体また
は中実体に形成され、かつそれぞれがその周方向に回動
自在となるとともに、上記ガイドレールの長さ方向に移
動自在となるようその両端部が上記ガイドレールに係合
せしめられ、並列配置せしめられた上記開閉バーにおけ
る最側部に位置せしめられた開閉バーのうちの少なくと
も一方の開閉バーの外側に、外力が加わらないとき上記
開閉バー間相互が略線接触状態となるよう該開閉バーを
内側に付勢する圧縮コイルバネが設けられてなることを
特徴とするワーク処理炉の出し入れ口開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7644789U JPH0725599Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ワーク処理炉の出し入れ口開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7644789U JPH0725599Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ワーク処理炉の出し入れ口開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0318499U JPH0318499U (ja) | 1991-02-22 |
| JPH0725599Y2 true JPH0725599Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31617924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7644789U Expired - Lifetime JPH0725599Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | ワーク処理炉の出し入れ口開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725599Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4608142B2 (ja) * | 2001-06-15 | 2011-01-05 | 謙治 土場 | 加熱炉 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP7644789U patent/JPH0725599Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0318499U (ja) | 1991-02-22 |
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