JPH07256589A - 切削機構およびこれを備えたロータリー切削装置 - Google Patents

切削機構およびこれを備えたロータリー切削装置

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JPH07256589A
JPH07256589A JP5183894A JP5183894A JPH07256589A JP H07256589 A JPH07256589 A JP H07256589A JP 5183894 A JP5183894 A JP 5183894A JP 5183894 A JP5183894 A JP 5183894A JP H07256589 A JPH07256589 A JP H07256589A
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JP
Japan
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cutting
cut
blade
cutting edge
base
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JP5183894A
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English (en)
Inventor
Keiji Nakano
野 敬 二 中
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Aohata Corp
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Aohata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被切削物の一定厚の切削を可能としながら切
削片による目詰りがなく、高能率な切削を可能とする。 【構成】 被切削物aの切削端が当接して規準面4とな
る基盤2と、この基盤2に取付けられる切削刃3とから
なり、この切削刃3の刃先3aは前記基盤2の規準面4
に対し被切削物aの切削片dが所定の厚さとなる間隙S
を有して設けられ、前記切削刃3の取付位置の基盤2に
は該切削刃3の刃先3aにより切削された切削片dをこ
の刃先3aとは反対側の刃元3bと基盤2との間から排
出させるための誘導路となる凹部7を形成したことを特
徴とする切削機構1、およびこれを用いたロータリー切
削装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柑橘類の皮をはじめ、
これに類する被切削物を一定の厚さにスライスするに適
する切削機構、およびこれを備えたロータリー切削装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばママレードの製造には、図7に示
すように夏みかんの実の部分を除去した皮a(被切削
物)をラインb,b…で一定の幅に裁断し、図8のよう
にその一片cを一定厚に切削した切削片d,d…が材料
として用いられるが、上記の切削には従来図9、図10
に示すように、軸eを中心に回転する2枚のブレード
f,fにより、上下のベルトg,g間に挾まれて一定の
送り量で供給される被切削物aの先端から順次薄切りす
るようになされたもの(特開平3−26495号公報)
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の装
置では、ブレードf,fの回転数と被切削物aの送り速
度とを正確に制御しなければ、一定厚に切削することが
できず、その制御が容易でないばかりでなく、仮に正確
に制御し得たとしても切削される切削片の厚さには限度
(約1mm厚)があり、それ以上に薄く切削することは
事実上困難であり、しかも切削厚にばらつきが生じやす
いなどの問題点があった。またブレードf,fを高速回
転させても切断数が少ないため生産性が低く、毎時15
0kg程度が限界である。
【0004】一方、回転ドラムの周面の軸線と平行に多
数の刃を一定の間隔をおいて略接線方向に突設し、この
ドラムを回転させることにより被切削物を切削するよう
にすればドラムの1回転により刃数分の回転の切削がで
き、高能率化を図ることができるが、これによると切削
された被切削物の切削片がドラムと刃との間に詰り、次
第に切れなくなるとともに切削厚にばらつきが生じやす
くなるという難点がある。
【0005】本発明はこれに鑑み、被切削物の一定厚の
切削が容易にできるとともに切削された切削片による目
詰りがなく、回収性のよい切削機構を備えた切削装置を
提供すること、およびこの切削機構を用いて高能率な切
削を可能とするロータリー切削装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、被切削物の切削
端が当接して規準面となる基盤と、この基盤に取付けら
れる切削刃とからなり、この切削刃の刃先は前記基盤の
規準面に対し被切削物の切削片が所定の厚さとなる間隙
を有して設けられ、前記切削刃の取付位置の基盤には該
切削刃の刃先により切削された切削片をこの刃先とは反
対側の刃元と基盤との間から排出させるための誘導路と
なる凹部を形成したことを特徴とする切削機構を請求項
1とし、この切削機構を回転ロールの周面に設けたこと
を請求項2および3とし、さらに上記切削機構へ被切削
物を供給する供給機構を付設したことを請求項4とする
ものである。
【0007】
【作用】被切削物の端部を基盤の基準面に当てるように
供給して切削機構の切削刃を被切削物に直行する方向に
移動させると、その基盤の基準面に対し間隙をおいて位
置されている切削刃の刃先により被切削物がその間隙に
見合う厚さに切削され、切削された切削片は切削刃の進
行に伴いその背面側から凹部内に入る。こうして切削を
繰返すことにより凹部内の切削片は新たに切削されて取
込まれる切削片により押出されて切削刃の刃元側から基
盤の外面側へ排出され、回収される。
【0008】切削機構を回転ロールの周面に設けた場合
は、回転ロールを回転させることにより被切削物を切削
し、上記と同じ作用により切削された切削片は凹部内を
通って切削刃の刃元側から回転ロールの周面に排出さ
れ、回転ロールの下面となった位置で振り落されて回収
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0010】本発明における切削機構1は、図1にその
一例の断面図を示すように、基板2とこの基板2に取付
けられる切削刃3とで構成され、この基盤2の切削刃3
が取付けられる面の切削刃3の刃先3aより下方部が夏
みかんの皮等の被切削物aの先端が当接して切削厚を定
めるための基準面4とされ、前記切削刃3の刃先3aと
上記基準面4とは切削片dを所定の厚さとするための寸
法とされた間隙Sが設けられている。
【0011】前記切削刃3が取付けられる部位で切削刃
3の背面側の基盤2には、図1、図2に示すように切削
刃3の刃先3aと基盤2との間に開口する切削片取入れ
口5から切削刃3の刃先3aとは反対側の刃元3bと基
盤2との間に開口する切削片排出口6へ切削片dを誘導
する誘導路となる凹部7が形成されている。
【0012】前記切削機構1に付帯して被切削物aを切
削機構1へ供給する被切削物供給機構8が前記基盤2の
基準面4に対向する位置に設けられている。
【0013】図示の実施例における上記供給機構8は、
図3に略示するように夏みかんの実および蔕を除いた皮
を偏平状態としたものを所定の幅に裁断するため周面の
周方向に複数条の刃部9,9…が一定間隙をおいて配設
されたカッタロール10、およびこのカッタロール10
と協働する受けロール11からなる裁断部12と、この
裁断部12の下流側で前記切削機構1の基盤2に対向し
て位置され互いに反対方向に回転して裁断済みの被切削
物aを切削機構1へ向けて送動するため周面が微小凹凸
面とされた一対のフイードローラ13,13からなる送
り込み部14とで構成されている。
【0014】なお図3において符号15は、基盤2の基
準面4に対し所定の間隙をおいて配設され切削刃3によ
る切削時の反力を受け受台であり、16は切削機構1の
切削片排出口6から排出される切削片dを受入れて回収
するための回収樋を示し、17は被切削物aの上面を押
えるスクレーパを示す。
【0015】上記切削機構1の作動機構としては、例え
ばクランク機構、カム機構等により基盤2に被切削物a
の肉厚相当のストロークを与えるべく上下動させる構成
によって実施することができる。図3ではクランク機構
を用いた場合を例示しており、駆動軸18上の偏心ロー
ラ19を基盤2の上部に枢支されたロッド20の上端の
リング21に内嵌し、偏心ローラ19の回転でロッド2
0を上下動させるようにして実施することができるよう
にしたものである。また図4はカム機構を用いた場合の
説明図で、基盤2をバネ22により上昇復帰習性を与
え、基盤2の上部に駆動軸18上のカム23を当接さ
せ、カム23の回転で基盤2を押し下げ、バネ22によ
り復帰させるようにして実施することができる。切削機
構1の作動機構については上記以外の既知の手段を任意
に採用されてよい。
【0016】図5は上記切削機構1を用いたロータリー
切削装置の一実施例を示すもので、直径300mm程
度、長さ200mm程度の回転ロール24の周面に図6
にその一つを示す切削機構1が周方向に等間隔をおいて
複数(図では12個)配設されている。
【0017】この実施例の場合は、回転ロール24の周
面が基盤となって基準面4を構成し、回転ロール24の
周面に凹部7が形成されており、回転ロール24の軸線
と平行に切削刃3が取付けられる。これら凹部7、切削
刃3等の構成関係は前記実施例における切削機構1と全
く同様であり、またこれに付設される被切削物供給機構
8についても同様であるから、前記実施例(図1〜図
3)と共通する部分には同一符号を付して説明は省略す
る。
【0018】前記実施例では、切削刃3の刃先3aを回
転ロール24の軸線と平行に取付けた場合を示したが、
この刃先3aを若干傾斜させて斜めに切り込むようにし
てもよい。これは図1〜図4の切断機構1に対しても同
様である。
【0019】次に作用について説明する。
【0020】実と蔕を取り除いた夏みかんの皮等の被切
削物aを平坦状として適宜手段により供給機構8の裁断
部12のカッタロール10と受けロール11との間に供
給すると、これらロール10,11の矢印方向への回動
によりカッタロール10の刃部9,9…で被切削物aは
一定幅に裁断されて送り込み部14のフィードローラ1
3,13間へ受け渡される。
【0021】裁断された被切削物aはフイードローラ1
3,13間に挾まれて受台15上を送られ、その先端が
切削機構1の基盤2の基準面4に位置し、切削機構1の
移動によりその切削刃3の刃先3aによって被切削物a
が間隙Sに見合う厚さに切削される。切削された切削片
dは、切削刃3の進行に伴い刃先3aと基盤2との間に
開口する切削片取入れ口5から凹部7内に入り、切削を
繰返すうちに凹部7内に溜っ切削片dが新たに切削され
て取込まれる切削片dによって次第に押し出され、切削
刃3の刃元3b側の切削片排出口6から順次排出され、
回収される。この回収は、切削機構1を上下動させて切
削する構成とした場合には供給機構8の上方に配置され
ている回収樋16上に排出され、この回収樋16を通じ
て他部へ回収される。
【0022】切削機構1を回転ロール24の周面に設け
たロータリー切削装置の場合は、回転ロール24を図5
の矢印方向に回転させることにより受台15上に供給さ
れてくる被切削物aを切削刃3の刃先3aにより切削
し、切削された切削片dは切削刃3の刃先3aの裏面側
から切削片取入れ口5を通じて凹部7内に取込まれ、そ
の切削機構1が回転ロール24の下面に位置したとき切
削刃3の刃元3b側の切削片排出口6から下方に排出落
下して回収される。この回収には、回転ロール24の下
方位置に搬出コンベア、バケット、その他適宜回収に適
する手段を設けることにより回収を図ることができる。
【0023】この実施例によれば、厚さ0.5mmの薄
い切削片dを毎時1000kg生産するこことが可能と
なる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
切削物の切削端が当接して規準面となる基盤に切削刃を
取付け、この切削刃の刃先と基盤の規準面との間に被切
削物の切削片を所定の厚さとする間隙を設け、この基盤
を移動して被切削物を切削するようにしたので、被切削
物を送り込むだけで一定厚に切削することができ、かつ
その切削厚を均一にしかも薄く切削することができる。
【0025】また切削刃の刃先側に切削片取入れ口を、
同刃元側に切削片排出口を有して切削刃の背面側の基盤
に凹部を形成し、刃先で切削された切削片を切削片取入
れ口から凹部内に取込み、切削片排出口から外部に排出
して回収するようにしたので、連続して切削を繰返して
も切削片による目詰りを生じることがない。
【0026】上記切削機構を回転ロールの周面に配設し
たロータリー切削装置によれば、高速切削が可能とな
り、複数の切削機構を回転ロールの周面に設けることが
できるので、より高速化を達成することができながら切
削片による目詰りがなく、量産可能な切削装置を得るこ
とができる。さらに被切削物供給機構を付設すれば、被
切削物が夏みかんの皮のように不定形の対象物であって
も方向性を揃えて供給することができ、連続切削を可能
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における切削機構の一実施例を示す断面
図。
【図2】図1の基盤および切削刃の一部の斜視図。
【図3】図1の切削機構の作動機構および被切削物供給
機構を付設した状態を示す側面図。
【図4】作動機構の他の例を示す説明図。
【図5】図1の切削機構を備えたロータリー切削装置の
一実施例を示す斜視図。
【図6】同、一部の拡大断面図。
【図7】被切削物の一例としての夏みかんの皮の平面
図。
【図8】図7の皮を裁断して得た被切削物の一片を示す
平面図。
【図9】従来の切削装置を示す正面図。
【図10】同、断面図。
【符号の説明】
1 切削機構 2 基盤 3 切削刃 3a 刃先 3b 刃元 4 基準面 5 切削片取入れ口 6 切削片排出口 7 凹部 8 被切削物供給機構 12 裁断部 14 送り込み部 15 受台 24 回転ロール a 被切削物 d 切削片 S 間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切削物の切削端が当接して規準面となる
    基盤と、この基盤に取付けられる切削刃とからなり、こ
    の切削刃の刃先は前記基盤の規準面に対し被切削物の切
    削片が所定の厚さとなる間隙を有して設けられ、前記切
    削刃の取付位置の基盤には該切削刃の刃先により切削さ
    れた切削片をこの刃先とは反対側の刃元と基盤との間か
    ら排出させるための誘導路となる凹部を形成したことを
    特徴とする切削機構。
  2. 【請求項2】円筒形の回転ロールの周面を被切削物の切
    削端が当接して基準面となる基盤とし、この回転ロール
    の回転方向に刃先が向くように切削刃を回転ロールに取
    付け、この切削刃の刃先は前記回転ロールの周面に対し
    被切削物の切削片が所定の厚さとなる間隙を有して設け
    られ、前記切削刃の取付位置の回転ロールには該切削刃
    の刃先により切削された切削片をこの刃先とは反対側の
    刃元と回転ロールの周面との間から排出させるための誘
    導路となる凹部を形成したことを特徴とする切削機構を
    備えたロータリー切削装置。
  3. 【請求項3】前記切削機構が前記回転ロールの周方向に
    所定の間隔をおいて複数設けられている請求項2記載の
    ロータリー切削装置。
  4. 【請求項4】被切削物を所定の幅に裁断するため周面の
    周方向に複数条の刃部が一定間隔をおいて配設されたカ
    ッタロールを有する裁断部と、この裁断部の下流側で前
    記切削機構の基盤に対向して位置され互いに反対方向に
    回転して裁断済の被切削物を切削機構に向け送動する送
    り込み部とで構成された被切削物供給機構を有する請求
    項1乃至3のいずれか1項記載の切削機構およびこれを
    備えたロータリー切削装置。
JP5183894A 1994-03-23 1994-03-23 切削機構およびこれを備えたロータリー切削装置 Pending JPH07256589A (ja)

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