JPH07256873A - インクジェット記録方法および装置 - Google Patents
インクジェット記録方法および装置Info
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- JPH07256873A JPH07256873A JP5579894A JP5579894A JPH07256873A JP H07256873 A JPH07256873 A JP H07256873A JP 5579894 A JP5579894 A JP 5579894A JP 5579894 A JP5579894 A JP 5579894A JP H07256873 A JPH07256873 A JP H07256873A
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Abstract
てインク像を形成し、その後、インク像を転写媒体から
記録媒体上に転写する転写型インクジェット記録方法で
あって、転写媒体上での良好な像形成が行え、かつ、転
写媒体から記録媒体へ効率よく像転写が行える方法の提
供。 【構成】 界面活性剤を0.001〜0.1mg/cm
2の量で、且つ、直径50μm以下の液滴になるように
塗布した転写媒体上にインク像を形成して、その転写媒
体上のインク像を記録媒体上に転写することからなる、
方法。
Description
記録方法およびその方法を実施するための装置に関し、
さらに詳しくは転写媒体上にインク像を形成した後、そ
のインク像を記録媒体に転写し、記録媒体上にインク像
を得るインクジェット記録方法およびそれを実施するた
めの装置に関する。
でしかも騒音が発生しない点で優れている。しかしなが
ら、記録媒体の違い、例えば記録紙の紙質の違いにより
印字状態が変化するといった問題の他、記録媒体排出の
際にインク像の未乾燥部分の像が乱されるといった問題
を有する。
しては、一旦転写媒体上にインクジェット記録方式によ
りインク像を形成し、その後インク像を転写媒体から記
録媒体上に転写する転写方式と呼ばれる方法が提案され
ている(米国特許第4538156号明細書、米国特許
第5099256号明細書)。図12に示す様に、この
方法は、記録ヘッド101を記録媒体である記録紙10
2と離れて配置できる。その結果、記録ヘッド101が
記録紙102と近接して配置されるために生ずる接触や
記録紙から発生する紙粉付着に起因する記録ヘッド10
1の目詰まりが防止できるという特徴を有している。
像が転写媒体上に正確に形成されることと、インク像が
転写媒体から記録媒体へ低い圧力で効率よく転写される
ことの両方が満足されなければならない。
インク滴が転写媒体上で不当に広がったり、流れたりし
てその位置や形が大きく変化してしまったのでは、形成
される印字が乱れてしまう。このような現象を本明細書
ではインクの「はじき」と呼ぶことがある。「はじき」
現象が発生すると、良好な印字が記録媒体上で得られな
くなってしまうのである。後者については、転写媒体上
に形成されたインク像が記録媒体に転写される際、イン
ク像が転写媒体上に残ってしっまたり、その転写に大き
な圧力が必要とされるのでは、効率のよい印字が行えな
くなってしまう。
は、転写媒体上にグリセリンの薄膜を形成し、その上に
油性インクによるインク像を形成する方法が開示されて
いる。この方法によれば、正確なインク像の形成と、比
較的低い圧力でのインク像の記録媒体への転写を効率よ
く行える。
ク組成物を用いてこの方法を実施すると、油性インクの
場合と異なり、効率のよい転写が行われない場合がある
ことを本発明者らは確認している。
録媒体上に転写するのに約2.5Kg/cm程度の線荷
重が必要とされているようであり、より低い圧力で転写
が可能となるならば、装置を構成する材料の制限がなく
なり、より軽量小型の装置が実現できると考えられる。
インク組成物を用いた場合において、効率のよい印字が
得られる、転写型インクジェット記録方法を提供するこ
とを目的としている。
記録方法は、界面活性剤を転写媒体上に塗布することに
よって界面活性剤を転写媒体表面に担持させる塗布工程
と、選択的にインク滴の吐出制御可能な複数のノズルを
有する記録ヘッドで、上記転写媒体を走査し、転写媒体
上にインク像を形成するインク像書き込み工程と、上記
転写媒体上のインク像を記録媒体に接触させて圧力を印
加し、インク像を記録媒体に転写する転写工程、とを有
し、前記塗布工程では、界面活性剤を転写媒体上で液滴
状に形成させることを特徴とする。
の塗布量が0.001〜0.1mg/cm2であるこ
と、且つ、界面活性剤が転写媒体上で直径50μm以下
の液滴状であることを特徴とする。
置は、前記塗布手段が、界面活性剤を含浸する弾性体
と、この弾性体を転写媒体に当接する当接制御装置とか
らなり、弾性体中への界面活性剤の初期含浸量が0.2
〜0.8g/cm3であることを特徴とする。
する弾性体と、塗布量規制ブレードと、この弾性体およ
び塗布量規制ブレードを転写媒体に当接する当接制御装
置とからなり、塗布工程における前記転写媒体の速度が
10〜700mm/secであることを特徴とする。
剤の吐出制御可能な複数のノズルを有する記録ヘッドか
らなることを特徴とする。
記録方法および装置を説明する。
インクジェットプリンタの斜視図を、図2には断面図を
示す。転写媒体である転写ドラム1の周囲に、インクジ
ェット方式の記録ヘッド2、圧力ローラ3、および塗布
手段である界面活性剤塗布装置4が配置されている。転
写ドラム1の内部には加熱手段であるヒーターランプ5
が配置されている。ヒーターランプ5は、図示しない出
力信号処理回路と、ヒーターランプ5を点灯させる加熱
駆動回路とからなる加熱制御手段により制御される。
3、および界面活性剤塗布装置4の回転方向、および移
動方向はそれぞれ矢印A、B、C、Dで示している。
ウム製の素管11の周囲に、表面層12としてシリコー
ンゴムを積層したものである。表面層12は、インク像
を剥離し易い性質をもつことが望ましく、シリコーンゴ
ムは表面エネルギーが低く、剥離性が高い性質を有して
いる。表面層12の他の例としては、フルオロシリコー
ンゴム、フェニルシリコーンゴム、フッ素ゴム、クロロ
プレンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、
天然ゴム、スチレンゴム、イソプレンゴム、ブタジエン
ゴム、エチレン/プロピレン/ブタジエンポリマー、ニ
トリルブタジエンゴム、などが挙げられる。特に、シリ
コーンゴム、フルオロシリコーンゴム、フェニルシリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴムが好ましい。
転写ドラム1は、ドラム駆動装置19により、矢印Aの
方向(主走査方向)に回転するように構成されている。
ンクジェット記録ヘッドであり、インク容器21からイ
ンク供給を受けてインク滴を吐出させる。複数個のノズ
ルは転写ドラム1の軸方向に一定の間隔だけ離れて設け
られている。記録ヘッド2は、ヘッド移動装置29によ
り、矢印Bの方向(転写ドラム1の軸方向)に移動する
ように構成されている。
であり、図示しない押圧制御装置により転写ドラム1に
押圧解除の制御が可能であり、押圧状態では転写ドラム
1に従動して回転する。転写時において圧力ローラ3
は、記録媒体である記録紙6を介して転写ドラム1を線
荷重0.5kg/cmで押圧する。図2中、押圧状態の
圧力ローラを3、解除状態の圧力ローラ3´で示す。
い界面活性剤を含浸している弾性体42が、当接制御装
置43により転写ドラム1に当接解除の制御が可能に構
成されている。界面活性剤の塗布時において弾性体42
を、転写ドラム1に当接する。図2中、当接状態の弾性
体を42、解除状態の弾性体を42´で示す。弾性体4
2としては、耐熱性アラミド繊維で構成されるパッドを
用いた。また、界面活性剤としては、日本ユニカー株式
会社製シリコーン系界面活性剤L−7602を用いた。
本発明に用いる界面活性剤はこれに限定されるものでは
なく、他に、フッ素系界面活性剤、陽イオン系界面活性
剤、陰イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両
性界面活性剤など、好ましくはHLB(hydrophilic-li
pophilicbalance)値が2〜15である界面活性剤を用
いることができる。尚、界面活性剤の具体例の関して
は、特願平5−200855号を参照するものとする。
系のインクであってインクジェット記録方法に用いられ
るものであれば特に限定されない。具体的には、着色剤
と、主溶媒としての水と、水溶性有機溶剤と、その他の
添加剤とを含んでなるインクである。より具体的には、
前記界面活性剤と同様に、特願平5−200855号を
参照するものとする。本実施例では、顔料としてカーボ
ンブラック2wt%、エマルジョンとしてスチレン−ア
クリル共重合体エマルジョン15wt%、保湿剤として
グリセリン3wt%、水溶性樹脂としてポリビニルアル
コール5wt%、界面活性剤を1wt%、さらに防腐剤
等を適宜数wt%添加して調整したインクを用いた。
は、転写ドラム1上に界面活性剤を塗布する塗布工程、
転写ドラム1上にインク像を形成するインク像書き込み
工程、インク像を記録紙6に転写する転写工程の3工程
から構成される。
図3には動作中の各部材の動作シーケンスを示す。電源
ONと同時に転写ドラム1内部のヒーターランプ5は点
灯され、転写ドラム1の表面を所定の温度に制御する。
転写ドラム1の温度が所定の温度以下であるとき、ヒー
ターランプ5を点灯し、所定の温度を越えると消灯する
ことで転写ドラム1を所定の温度に保つよう制御する。
本実施例においては、インク像の乾燥時間を促進するた
めに、ヒーターランプ5からなる加熱手段を用いたが、
装置の都合に応じて適宜選択して用いなくともよい。装
置の待機中は、圧力ローラ3および界面活性剤塗布装置
4である弾性体42は、転写ドラム1表面に接触しない
解除状態(図2で3´および42´で示す)に制御す
る。
が行われる。弾性体42が、当接制御装置43により転
写ドラム1に当接され、転写ドラム1が回転することに
より、界面活性剤が転写ドラム1上に塗布される。転写
ドラム1が1回転し、転写ドラム1の記録領域すべてに
界面活性剤が塗布された後に、弾性体42は転写ドラム
1から解除される。
れ、インク像書き込み工程が行われる。転写ドラム1は
予めインク像中の水分をある程度蒸発して適度な乾燥状
態にできる温度に制御されており、転写ドラム1上に形
成されたインク像は、転写可能な状態に乾燥される。本
実施例ではヒータランプ5により転写ドラム1の表面が
80℃になるように制御する。この温度で、転写ドラム
1上のインク像からインク溶媒の主成分である水分があ
る程度蒸発し、転写ドラム1上に適度な乾燥状態のイン
ク像が得られる。
媒体である記録紙6が転写ドラム1上に搬送される。圧
力ローラ3が、押圧制御装置により記録紙6を介して転
写ドラム1を線荷重0.5kg/cmで押圧する。この
状態で、転写ドラム1を1回転させることにより転写工
程は終了して、記録紙6が排紙される。記録紙6が排紙
された後、圧力ローラ3が転写ドラム1から押圧解除さ
れて待機状態となる。
4、図5、図6、図7、および図8を用いて詳細に説明
する。弾性体42が、当接制御装置43により転写ドラ
ム1に当接されて、転写ドラム1が回転することによ
り、界面活性剤41が転写ドラム1上に塗布される。本
実施例の装置においては、転写ドラム1は表面層12に
シリコーンゴムを使用しているため、転写ドラム1上に
塗布された界面活性剤41は、図5に示す様な液滴とな
る。本実施例の如く、界面活性剤41を含浸させた弾性
体42を転写ドラム1に当接することにより塗布を行う
場合、その塗布状態は、弾性体42中の界面活性剤41
の含浸量でほぼ決定される。本発明における弾性体42
中の界面活性剤41の含浸量と塗布量、および界面活性
剤41の液滴の大きさの関係を図4に示す。尚、界面活
性剤41の液滴の大きさについては、その最大値を示
す。
m3含浸させた弾性体42を転写ドラム1に当接して、
転写ドラム1を200mm/secの速度で回転させる
ことにより塗布を行った後、その塗布状態である転写ド
ラム1上に記録ヘッド2によりインク滴46を吐出させ
て、インク像45を形成した図である。この塗布状態に
おいては、界面活性剤41の塗布量は約0.03mg/
cm2、塗布された界面活性剤41の液滴は0.1〜3
0μm(平均10μm)であり、この場合、前記「はじ
き」現象のない良好なインク像形成が行われる。更にこ
のインク像45を圧力ローラ3により、線荷重0.5k
g/cmで記録紙6に転写したところ、転写残りのない
良好な転写特性が得られた。
1g/cm3含浸させた弾性体42を転写ドラム1に当
接して、転写ドラム1を200mm/secの速度で回
転させることにより塗布を行い、記録ヘッド2によりイ
ンク滴46を吐出させて、インク像45を形成した場合
を図6に示す。この塗布状態においては、界面活性剤4
1の塗布量が約0.0002mg/cm2、塗布された
界面活性剤41の液滴が0.1〜1μm(平均0.7μ
m)である。この様に、界面活性剤41の塗布量が少な
すぎる場合、および塗布した界面活性剤41の液滴が小
さすぎる場合は、前記「はじき」現象が起こり、インク
像45は不当に広がったり、流れたりして所望のインク
像を形成することができない。更にこのインク像45を
圧力ローラ3により、線荷重0.5kg/cmで記録紙
6に転写したが、部分的な転写残りが生じ、転写ドラム
1上の全てのインク像45を記録紙6上に転写すること
ができなかった。
の塗布量が少ないために、界面活性剤41が剥離剤とし
て十分に働かず、線荷重0.5kg/cmという低い圧
力では、インク像45を記録紙6上に転写することが困
難なのである。
1を0.85g/cm3含浸させた弾性体42を転写ド
ラム1に当接して、転写ドラム1を200mm/sec
の速度で回転させることにより塗布を行い、その塗布状
態に記録ヘッド2によりインク像45を形成した場合を
図7に示す。この塗布状態は、界面活性剤41の塗布量
が約0.2mg/cm2、塗布した界面活性剤41の液
滴が0.1〜80μm(平均70μm)である。この様
に、界面活性剤41の塗布量が多すぎる場合、又は塗布
した界面活性剤41の液滴が大きすぎる場合において
も、前記同様の「はじき」現象が起こり、インク像45
は不当に広がったり、流れたりして所望のインク像45
を形成することができない。
な塗布状態におけるインク像の形成状況を図8に示す。
インク像45の形成が良好な場合を○印で、より良好な
場合を◎印で、また不良の場合を×印で表す。図中、本
実施例にて良好なインク像45の形成が行える塗布状態
の範囲を斜線Gで示す。本図で示す如く、転写ドラム1
上に界面活性剤41を塗布して、インク像45を形成す
る場合、その塗布状態が重要であり、所望のインク像4
5を転写ドラム1上に正確に形成すること、およびイン
ク像45を転写ドラム1から記録紙6へ低い圧力で効率
よく転写することは、塗布状態に大きく影響される。本
発明は、その塗布状態を、塗布量と塗布する液滴の大き
さで規制するものである。すなわち界面活性剤41の塗
布量を0.001〜0.1mg/cm2、好ましくは
0.005〜0.05mg/cm2に制御し、且つ、塗
布する界面活性剤41を転写ドラム1上で直径50μm
以下、好ましくは30μm以下の液滴に制御する。
適正値が0.001〜0.1mg/cm2、且つ、界面
活性剤41の液滴の大きさが転写ドラム1上で直径50
μm以下であることから、弾性体42中への界面活性剤
41の初期含浸量を0.2〜0.8g/cm3とするこ
とが可能であり、初期含浸量を0.8g/cm3とする
ことによって、弾性体42の交換なしにA4サイズの記
録紙約5000枚分印字のための、界面活性剤41の塗
布が可能である。
き」現象のない良好なインク像を形成し、線荷重0.5
kg/cm程度の圧力で転写媒体上のインク像を記録媒
体上に転写することが可能となる。前記したような従来
の方法にあっては、このような低い圧力でインク像を転
写媒体上に残存させることなく転写することが困難であ
る。本発明による装置にあっては、このように低い圧力
で転写工程が行えるので、各部材に要求される強度がそ
れほど大きくなくなり、例えば装置全体の小型化が図れ
る点でも有利である。
一実施例とは異なり、それ以外は第一実施例と同じ構成
である。塗布工程の動作について図9を用いて説明す
る。本実施例に用いる界面活性剤塗布装置4は、図に示
していない界面活性剤を含浸している弾性体42と、塗
布量規制ブレード44が、当接制御装置43により転写
ドラム1に当接解除の制御が可能に構成されている。界
面活性剤の塗布時において弾性体42および塗布量規制
ブレード44を転写ドラム1に当接する。弾性体42
は、耐熱ナイロン性のフェルトを用い、塗布量規制ブレ
ード44は、シリコーンゴムブレードを用いて、当接制
御装置43により一体に構成される。また、界面活性剤
としては、日本ユニカー株式会社製シリコーン系界面活
性剤L−2164を用いた。
図10を用いて詳細に説明する。弾性体42および塗布
量規制ブレード44が、当接制御装置43により転写ド
ラム1に当接されて、転写ドラム1が回転することによ
り、弾性体42中に含浸している界面活性剤が転写ドラ
ム1上に過剰に塗布される。そして弾性体42の転写ド
ラム1の回転方向下手側に構成される塗布量規制ブレー
ド44により、転写ドラム1上に過剰に塗布された界面
活性剤の塗布量および塗布された界面活性剤の液滴の大
きさが制御される。塗布量規制ブレード44により制御
され、掻き取られた過剰分の界面活性剤は、弾性体42
中へと戻される。本実施例においては、界面活性剤を
0.85g/cm3含浸させた弾性体42、および塗布
量規制ブレード44を転写ドラム1に当接して、転写ド
ラム1を200mm/secの速度で回転させることに
より塗布を行った。弾性体42により塗布された直後の
塗布状態、詳しくは弾性体42と塗布量規制ブレード4
4との間における塗布状態は、第一実施例中で比較例と
して記した状態と同じである。すなわち、この塗布状態
においては、界面活性剤の塗布量は約0.2mg/cm
2、塗布された液滴は0.1〜80μm(平均70μ
m)であり、この塗布状態にインク像を形成しようとす
ると、前記第一実施例の比較例(図7)の如く、「はじ
き」現象が起こり、インク像45は不当に広がったり、
流れたりして所望のインク像を形成することはできな
い。ところが、本実施例においては、界面活性剤を適正
な塗布量に対し過剰に塗布した後、塗布量規制ブレード
44により適正な量、すなわち0.001〜0.1mg
/cm2、好ましくは0.005〜0.05mg/cm2
に制御し、且つ塗布する界面活性剤を転写ドラム1上で
直径50μm以下、好ましくは30μm以下の液滴に制
御するものである。これにより、塗布量規制ブレード4
4の通過後の塗布状態は、前記第一実施例(図5)と同
じく、界面活性剤の塗布量は約0.03mg/cm2、
塗布された界面活性剤の液滴は0.1〜30μm(平均
10μm)である。
る塗布状態の範囲は、第一実施例と同じく図8中、斜線
Gで示す。
含浸させた弾性体42により、界面活性剤を転写ドラム
1上に過剰に塗布して、塗布量規制ブレード44により
塗布量および塗布した界面活性剤の液滴の大きさを制御
する場合、その塗布状態は、塗布量規制ブレード44と
転写ドラム1の相対速度でほぼ決定される。本実施例に
おける、転写ドラム1と塗布量規制ブレード44の相対
速度と、塗布量および塗布した界面活性剤の液滴の大き
さとの関係について、図10に示す。本発明における界
面活性剤の塗布量の適正値が0.001〜0.1mg/
cm2、且つ塗布した界面活性剤の液滴の大きさが転写
媒体上で直径50μm以下であることから、塗布量規制
ブレード44の移動速度を10〜700mm/secと
することが可能であり、その速度は装置に合わせて任意
に選択することができる。
き」現象のない良好なインク像を形成し、線荷重0.5
kg/cm程度の圧力で転写媒体上のインク像を記録媒
体上に転写することが可能となる。更に本発明にあって
は、界面活性剤の塗布量および塗布した界面活性剤の液
滴の大きさを塗布量規制ブレード44で制御することか
ら、くり返し印字においても常に一定の塗布状態を得る
ことができる。従って、転写媒体上に安定して良好なイ
ンク像を形成し、安定して転写媒体上のインク像を記録
媒体上に転写することが可能となる。
一実施例とは異なり、それ以外は第一実施例と同じ構成
である。動作について図11を用いて説明する。本実施
例に用いる界面活性剤塗布装置は、選択的に界面活性剤
の吐出制御可能な複数のノズルを有する塗布ヘッド50
と、界面活性剤容器51とからなり、塗布ヘッド50
は、ヘッド移動装置29により、記録ヘッド2とともに
矢印Bの方向(転写ドラム1の軸方向)に移動するよう
に構成されている。塗布ヘッド50は圧電素子を用いる
形式のインクジェット記録ヘッドである。塗布ヘッド5
0の複数個のノズルは転写ドラム1の軸方向に一定の間
隔だけ離れて設けられており、界面活性剤容器51から
界面活性剤供給を受けて界面活性剤を液滴状に吐出させ
る。界面活性剤としては、日本ユニカー株式会社製シリ
コーン系界面活性剤L−77を用いた。尚、本実施例に
用いる界面活性剤は、塗布ヘッド50により液滴状に吐
出させるため、界面活性剤単独で粘度の高い場合におい
ては、吐出可能な粘度まで水で希釈して用いるとよい。
ると、始めに塗布工程が行われる。記録信号に応じて、
転写ドラム1上のインク像の形成部分に、塗布ヘッド5
0によって選択的に界面活性剤が吐出制御されて、塗布
量は約0.05mg/cm2、液滴の大きさは30μm
に規則的に塗布される。転写ドラム1の回転と、塗布ヘ
ッド50の矢印Bの方向への移動により、転写ドラム1
の記録領域すべてに界面活性剤が塗布される。尚、界面
活性剤の塗布量および液滴の大きさについては、装置の
都合に応じて、塗布ヘッド50の調整により任意に選択
することができる。図8中、本実施例にて良好なインク
像の形成が行える塗布状態の範囲を斜線Hで示す。但
し、界面活性剤の液滴の大きさが、斜線Hにおいては2
0〜50μmとなっているが、液滴の最小値については
本実施例で確認できた範囲であって、50μm以下であ
れば特に問題ではない。
れ、インク像書き込み工程が行われる。
れ、記録紙6にインク像を得ることができる。
0.001〜0.1mg/cm2に制御され、且つ、界
面活性剤が転写媒体上で直径50μm以下の液滴に制御
されるため、転写媒体上に「はじき」現象のない良好な
インク像を形成して、線荷重0.5kg/cm程度の低
い圧力で転写媒体上のインク像を記録媒体上に転写する
ことが可能となる。また、本発明にあっては、界面活性
剤の塗布がインク像の形成部分にだけ行われるため、界
面活性剤の使用量が必要最低限ですむ。更に、本発明に
あっては、界面活性剤の塗布が塗布ヘッド50によって
行われるため、界面活性剤の液滴の大きさを均一にする
ことができ、また、指定の位置に正確に塗布することが
できる。従って、所望の塗布状態を確実に得ることがで
き、転写媒体上に安定して良好なインク像を形成し、安
定して転写媒体上のインク像を記録媒体上に転写するこ
とが可能となる。
れた後にインク像書き込み工程が行われるが、塗布ヘッ
ド50が記録ヘッド2に対して、転写ドラム1の回転方
向上手側に装着されているため、例えば、塗布ヘッド5
0のノズル間ピッチが記録ヘッド2のノズル間ピッチに
対して十分に狭い構成の場合等においては、界面活性剤
の塗布と、インク像書き込みを転写ドラム1の同一回転
内に順次行うことによって、塗布工程とインク像書き込
み工程を同時に行うことも可能である。
0.001〜0.1mg/cm2に制御され、且つ、界
面活性剤が転写媒体上で直径50μm以下の液滴に制御
されるため、転写媒体上に「はじき」現象のない良好な
インク像を形成して、線荷重0.5kg/cm程度の低
い圧力で転写媒体上のインク像を記録媒体上に転写する
ことが可能となる。従って、本発明は水性インク組成物
を用いた場合において、記録媒体上に高画質記録像を得
ることのでき、更に装置を軽量小型化するという効果を
有する。
ンタの斜視図である。
ンタの断面図である。
作シーケンスを示す図である。
における塗布工程の方法を説明する図である。
における塗布工程の方法を説明する図である。
ける塗布工程の方法を説明する図である。
ンタの斜視図である。
タにおける塗布工程の方法を説明する図である。
リンタの斜視図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 界面活性剤を転写媒体上に塗布すること
によって界面活性剤を転写媒体表面に担持させる塗布工
程と、選択的にインク滴の吐出制御可能な複数のノズル
を有する記録ヘッドで、上記転写媒体を走査し、転写媒
体上にインク像を形成するインク像書き込み工程と、上
記転写媒体上のインク像を記録媒体に接触させて圧力を
印加し、インク像を記録媒体に転写する転写工程、とを
有し、 前記塗布工程では、界面活性剤を転写媒体上で液滴状に
形成させることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項2】 前記塗布工程において、界面活性剤の塗
布量が0.001〜0.1mg/cm2であること、且
つ、界面活性剤が転写媒体上で直径50μm以下の液滴
状であることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項3】 界面活性剤を転写媒体上に塗布すること
によって界面活性剤を転写媒体表面に液滴状に担持させ
る塗布手段と、選択的にインク滴の吐出制御可能な複数
のノズルを有する記録ヘッドと、この記録ヘッドに対し
て間隙を介して対峙し、回転可能に支承される転写媒体
と、前記転写媒体上のインク像を記録媒体に接触させて
圧力を印加し、インク像を記録媒体に転写する転写手段
とを備え、記録媒体上に所望のインク像を記録すること
を特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記塗布手段が、界面活性剤を含浸する
弾性体と、この弾性体を転写媒体に当接する当接制御装
置とからなり、弾性体中への界面活性剤の初期含浸量が
0.2〜0.8g/cm3であることを特徴とする請求
項3記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記塗布手段が、界面活性剤を含浸する
弾性体と、塗布量規制ブレードと、この弾性体および塗
布量規制ブレードを転写媒体に当接する当接制御装置と
からなり、塗布工程における塗布量規制ブレードと前記
転写媒体の相対速度が10〜700mm/secである
ことを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項6】 前記塗布手段が、選択的に界面活性剤の
吐出制御可能な塗布ヘッドからなることを特徴とする請
求項3記載のインクジェット記録装置。
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