JPH07256896A - インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制御方法 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制御方法Info
- Publication number
- JPH07256896A JPH07256896A JP5387194A JP5387194A JPH07256896A JP H07256896 A JPH07256896 A JP H07256896A JP 5387194 A JP5387194 A JP 5387194A JP 5387194 A JP5387194 A JP 5387194A JP H07256896 A JPH07256896 A JP H07256896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- recording head
- ink
- pulse
- pulse condition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被記録体上に得られる記録品位を低下させる
ことなく高速でしかも安定した記録を行うことのできる
インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制
御方法を提供・提案する。 【構成】 記録ヘッド(10)を駆動するパルス信号の
パルス条件を設定する手段(42)と、そのパルス条件
を記憶する手段(43)と、走査方向に分割された第1
〜第nの記録領域ごとに記録されたドット数を計数する
手段(41)と、記録ヘッドの温度を検出する手段(1
7)とを具備し、パルス条件設定手段により第1の記録
領域の走査前に検出温度に基づいて第1記録領域を記録
するためのパルス条件を設定し、以下の記録領域では直
前の記録領域でのパルス条件およびドット数に基づいて
パルス条件を設定する。
ことなく高速でしかも安定した記録を行うことのできる
インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制
御方法を提供・提案する。 【構成】 記録ヘッド(10)を駆動するパルス信号の
パルス条件を設定する手段(42)と、そのパルス条件
を記憶する手段(43)と、走査方向に分割された第1
〜第nの記録領域ごとに記録されたドット数を計数する
手段(41)と、記録ヘッドの温度を検出する手段(1
7)とを具備し、パルス条件設定手段により第1の記録
領域の走査前に検出温度に基づいて第1記録領域を記録
するためのパルス条件を設定し、以下の記録領域では直
前の記録領域でのパルス条件およびドット数に基づいて
パルス条件を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録ヘ
ッドの駆動制御装置および駆動制御方法に関し、詳しく
は、微小なインク滴を被記録体に向けて飛翔着弾させ、
記録画像を得るインクジェット記録ヘッドの駆動制御装
置および駆動制御方法に関するものである。
ッドの駆動制御装置および駆動制御方法に関し、詳しく
は、微小なインク滴を被記録体に向けて飛翔着弾させ、
記録画像を得るインクジェット記録ヘッドの駆動制御装
置および駆動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、インク吐出口およびこれに連
通する液路(以下で双方を合わせてノズルという)内の
インクをヒータ等の加熱手段により加熱して気泡を生起
させ、該気泡の作用によってインク吐出口から微小なイ
ンク滴を被記録体に対して飛翔させ、該被記録体上に記
録画像を得る、いわゆるバブルジェット記録ヘッドが広
く一般に知られており、プリンタや複写機等に適用され
ている。
通する液路(以下で双方を合わせてノズルという)内の
インクをヒータ等の加熱手段により加熱して気泡を生起
させ、該気泡の作用によってインク吐出口から微小なイ
ンク滴を被記録体に対して飛翔させ、該被記録体上に記
録画像を得る、いわゆるバブルジェット記録ヘッドが広
く一般に知られており、プリンタや複写機等に適用され
ている。
【0003】かかるバブルジェット記録ヘッドによる記
録は、マルチノズル化、ノズルの高密度化が容易である
ために高速・高画質化に適しており、特に、マルチノズ
ル化および記録ヘッドの駆動周波数アップによってプリ
ンタや複写機等の記録速度を向上させる試みが盛んに行
われている。
録は、マルチノズル化、ノズルの高密度化が容易である
ために高速・高画質化に適しており、特に、マルチノズ
ル化および記録ヘッドの駆動周波数アップによってプリ
ンタや複写機等の記録速度を向上させる試みが盛んに行
われている。
【0004】ところで、マルチノズル化や記録ヘッドの
駆動周波数アップによって高速化を達成するには、記録
ヘッドの昇温に伴うインク滴の吐出体積の増加を防止す
る必要があり、さもないと被記録体上に得られる記録画
像の濃度が記録の進行と共に徐々に上昇し、その結果画
像のにじみや線太りとなったり、カラー記録に応用した
場合には色間のインク同士のにじみ(ブリーディング)
となり著しく印字品位を低下させる。また極度の昇温は
連続かつ安定した気泡の生起(発泡)を阻害し、インク
滴の不吐出による画像の欠落を招く。
駆動周波数アップによって高速化を達成するには、記録
ヘッドの昇温に伴うインク滴の吐出体積の増加を防止す
る必要があり、さもないと被記録体上に得られる記録画
像の濃度が記録の進行と共に徐々に上昇し、その結果画
像のにじみや線太りとなったり、カラー記録に応用した
場合には色間のインク同士のにじみ(ブリーディング)
となり著しく印字品位を低下させる。また極度の昇温は
連続かつ安定した気泡の生起(発泡)を阻害し、インク
滴の不吐出による画像の欠落を招く。
【0005】そこで従来から記録ヘッドを予め装置の使
用環境温度よりも高い温度に設定しておき、記録に伴う
ヘッド温度上昇の変化幅を極力抑えるように制御するこ
とが提案されている。
用環境温度よりも高い温度に設定しておき、記録に伴う
ヘッド温度上昇の変化幅を極力抑えるように制御するこ
とが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような制
御ではデューティ比の高い記録信号で画像を記録する場
合の温度上昇は避けられず、吐出体積の増加による濃度
アップを生じてしまう。
御ではデューティ比の高い記録信号で画像を記録する場
合の温度上昇は避けられず、吐出体積の増加による濃度
アップを生じてしまう。
【0007】そこで、記録ヘッドに温度検出手段を設
け、この温度検出手段の検出結果に応じて記録ヘッドに
付与する熱エネルギーを変化させて吐出体積を一定に保
とうとする案が開示されている。この案によれば、例え
ば記録ヘッドに熱エネルギー発生のために設けられる電
気熱変換素子(以下ではヒータという)を駆動する駆動
パルスを二つに分割して与え、第1番目のパルス幅を記
録ヘッドの温度が高いときは短く、記録ヘッドの温度が
低いときは長くすることによって、記録ヘッドの温度に
よらず吐出体積を一定にすることができる。
け、この温度検出手段の検出結果に応じて記録ヘッドに
付与する熱エネルギーを変化させて吐出体積を一定に保
とうとする案が開示されている。この案によれば、例え
ば記録ヘッドに熱エネルギー発生のために設けられる電
気熱変換素子(以下ではヒータという)を駆動する駆動
パルスを二つに分割して与え、第1番目のパルス幅を記
録ヘッドの温度が高いときは短く、記録ヘッドの温度が
低いときは長くすることによって、記録ヘッドの温度に
よらず吐出体積を一定にすることができる。
【0008】ところで、記録ヘッドの温度を逐次正確に
検出するためには、ノズル内のヒータ近傍に温度検出手
段を設ける必要があり、ノズル数が少ない記録ヘッドの
場合には例えばノズル列の両端部に設けた温度検出手段
によって記録ヘッドの温度を検出することができるが、
ノズル数が多い場合には両端部に設けた温度検出手段だ
けでは特に記録ヘッド内の様々な温度分布に対応して正
確な温度を検出することが困難である。さらに温度検出
手段によって検出される温度はヒータ自体の温度上昇よ
りも時間遅れがあり、ノズル数が増加するに連れて検出
精度が低下し正確な温度が検出しにくくなる。またノズ
ル列の両端部だけではなく中央部にも温度検出手段を設
けることも考えられるが、ノズルの高密度化の妨げにな
り、さらに記録ヘッドにおける出力端子数が増えて記録
ヘッドが大きくなり装置の小型化にも適さない。
検出するためには、ノズル内のヒータ近傍に温度検出手
段を設ける必要があり、ノズル数が少ない記録ヘッドの
場合には例えばノズル列の両端部に設けた温度検出手段
によって記録ヘッドの温度を検出することができるが、
ノズル数が多い場合には両端部に設けた温度検出手段だ
けでは特に記録ヘッド内の様々な温度分布に対応して正
確な温度を検出することが困難である。さらに温度検出
手段によって検出される温度はヒータ自体の温度上昇よ
りも時間遅れがあり、ノズル数が増加するに連れて検出
精度が低下し正確な温度が検出しにくくなる。またノズ
ル列の両端部だけではなく中央部にも温度検出手段を設
けることも考えられるが、ノズルの高密度化の妨げにな
り、さらに記録ヘッドにおける出力端子数が増えて記録
ヘッドが大きくなり装置の小型化にも適さない。
【0009】さらにまた、ノズル数が多くても記録ヘッ
ドの温度を比較的正確に検出するために、記録されたド
ット(画素)数を計数しておき、その計数結果から記録
ヘッドの温度上昇分を演算してヒータに付与するパルス
幅を変化させるように制御することが提案されている。
ドの温度を比較的正確に検出するために、記録されたド
ット(画素)数を計数しておき、その計数結果から記録
ヘッドの温度上昇分を演算してヒータに付与するパルス
幅を変化させるように制御することが提案されている。
【0010】このような制御によれば、記録されたドッ
ト数に基づいて温度上昇分を演算するので、温度検出手
段による検出方法に比べ精度良く正確に吐出体積を制御
することができる。
ト数に基づいて温度上昇分を演算するので、温度検出手
段による検出方法に比べ精度良く正確に吐出体積を制御
することができる。
【0011】しかしながら上述したような制御のみで
は、記録ヘッドの製造上特性にバラツキがあり、それに
よって温度上昇の特性が同じパターンを記録した場合で
も記録ヘッド毎に異なる場合には対処が難しい。すなわ
ち温度上昇の特性が記録ヘッド毎に異なる場合は、記録
ヘッド毎にその記録のドット数から温度上昇分を演算す
る演算式およびパラメータを変える必要があり、例えば
記録ヘッドの製造段階もしくは記録ヘッドを記録装置に
装着する前に前記特性を検査しなくてはならず、いずれ
の場合も工数が増えてコストアップの要因となり好まし
くない。
は、記録ヘッドの製造上特性にバラツキがあり、それに
よって温度上昇の特性が同じパターンを記録した場合で
も記録ヘッド毎に異なる場合には対処が難しい。すなわ
ち温度上昇の特性が記録ヘッド毎に異なる場合は、記録
ヘッド毎にその記録のドット数から温度上昇分を演算す
る演算式およびパラメータを変える必要があり、例えば
記録ヘッドの製造段階もしくは記録ヘッドを記録装置に
装着する前に前記特性を検査しなくてはならず、いずれ
の場合も工数が増えてコストアップの要因となり好まし
くない。
【0012】本発明の目的は上述したような従来技術の
問題点の解決を図り、記録ヘッドのマルチノズル化や駆
動周波数アップによって高速化を行う際に、被記録体上
に得られる記録品位を低下させることなく安定した記録
を行うことができるインクジェット記録ヘッドの駆動制
御装置および駆動制御方法を提案・提供することにあ
る、
問題点の解決を図り、記録ヘッドのマルチノズル化や駆
動周波数アップによって高速化を行う際に、被記録体上
に得られる記録品位を低下させることなく安定した記録
を行うことができるインクジェット記録ヘッドの駆動制
御装置および駆動制御方法を提案・提供することにあ
る、
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明によるインクジェット記録ヘッドの駆動制
御装置は、記録ヘッドに供給されるパルス信号のパルス
条件を設定するパルス条件設定手段と、前記パルス条件
を記憶するパルス条件記憶手段と、前記記録ヘッドの走
査方向に分割された第1〜第nの記録領域ごとに記録さ
れたドット数を計数する計数手段と、前記記録ヘッドの
温度を検出する温度検出手段とを具備し、前記パルス条
件設定手段により前記第1の記録領域の走査前に前記温
度検出手段からの検出温度に基づいて前記第1の記録領
域でのパルス条件を設定し、前記第2〜第nの記録領域
でのパルス条件をその直前の記録領域で設定したパルス
条件および前記ドット数に基づいて設定するように制御
することを特徴とするものである。
めに、本発明によるインクジェット記録ヘッドの駆動制
御装置は、記録ヘッドに供給されるパルス信号のパルス
条件を設定するパルス条件設定手段と、前記パルス条件
を記憶するパルス条件記憶手段と、前記記録ヘッドの走
査方向に分割された第1〜第nの記録領域ごとに記録さ
れたドット数を計数する計数手段と、前記記録ヘッドの
温度を検出する温度検出手段とを具備し、前記パルス条
件設定手段により前記第1の記録領域の走査前に前記温
度検出手段からの検出温度に基づいて前記第1の記録領
域でのパルス条件を設定し、前記第2〜第nの記録領域
でのパルス条件をその直前の記録領域で設定したパルス
条件および前記ドット数に基づいて設定するように制御
することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明によるインクジェット記録ヘ
ッドの駆動制御方法は、インクを吐出させるためのパル
ス信号をインクジェット記録ヘッドに供給するにあた
り、該記録ヘッドの走査方向に分割された第1〜第nの
記録領域のうち、第1の記録領域の走査前に前記記録ヘ
ッドの温度を検出し、検出された温度に基づいて前記第
1の記録領域での前記パルス信号のパルス条件を設定し
て記録を行うと共に該パルス条件を記憶し、ついで前記
第1の記録領域で吐出された記録ドットの総数を計数
し、前記第2以降の記録領域ではその直前の記録領域で
設定したパルス条件および吐出された記録ドットの総数
に基づいて該記録ヘッドに供給するパルス信号のパルス
条件を設定することを特徴とするものである。
ッドの駆動制御方法は、インクを吐出させるためのパル
ス信号をインクジェット記録ヘッドに供給するにあた
り、該記録ヘッドの走査方向に分割された第1〜第nの
記録領域のうち、第1の記録領域の走査前に前記記録ヘ
ッドの温度を検出し、検出された温度に基づいて前記第
1の記録領域での前記パルス信号のパルス条件を設定し
て記録を行うと共に該パルス条件を記憶し、ついで前記
第1の記録領域で吐出された記録ドットの総数を計数
し、前記第2以降の記録領域ではその直前の記録領域で
設定したパルス条件および吐出された記録ドットの総数
に基づいて該記録ヘッドに供給するパルス信号のパルス
条件を設定することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、走査の最初の記録領域では記
録ヘッドの検出温度に基づいて設定されたパルス条件で
インクの吐出が行われるが、それ以降の記録領域ではそ
の直前の記録領域での総記録ドット数およびパルス条件
から直前の記録領域における記録によって発生した温度
上昇分が見込まれることになり、その温度状態で駆動の
ためのパルス条件が決定されるので、記録ヘッド内の様
々な温度分布や記録ヘッド毎の温度上昇特性のバラツキ
によらずインク吐出体積の正確な制御が可能となる。
録ヘッドの検出温度に基づいて設定されたパルス条件で
インクの吐出が行われるが、それ以降の記録領域ではそ
の直前の記録領域での総記録ドット数およびパルス条件
から直前の記録領域における記録によって発生した温度
上昇分が見込まれることになり、その温度状態で駆動の
ためのパルス条件が決定されるので、記録ヘッド内の様
々な温度分布や記録ヘッド毎の温度上昇特性のバラツキ
によらずインク吐出体積の正確な制御が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
かつ具体的に説明する。
かつ具体的に説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の適用が可能な
インクジェット記録ヘッドの概要を示す。ここで、10
は記録ヘッド、11は記録ヘッド10のインク吐出面、
12はインク吐出面11に配設された複数のインク吐出
口、13は個々のインク吐出口12に連通する液路、1
4は液路13を介して各インク吐出口12にインクを供
給する共通液室、15は各液路13に配設された電気熱
変換素子(ヒータ)である。なお、個々のヒータ15に
は通電のための電極16が設けられると共に、ヒータ1
5が設けられている域の両端部に電極16と同じ材料
(例えばアルミニウム膜)によって形成された温度検出
手段17が配設されている。
インクジェット記録ヘッドの概要を示す。ここで、10
は記録ヘッド、11は記録ヘッド10のインク吐出面、
12はインク吐出面11に配設された複数のインク吐出
口、13は個々のインク吐出口12に連通する液路、1
4は液路13を介して各インク吐出口12にインクを供
給する共通液室、15は各液路13に配設された電気熱
変換素子(ヒータ)である。なお、個々のヒータ15に
は通電のための電極16が設けられると共に、ヒータ1
5が設けられている域の両端部に電極16と同じ材料
(例えばアルミニウム膜)によって形成された温度検出
手段17が配設されている。
【0018】これらの温度検出手段17は電極16やヒ
ータ15と共に基板18上に配設されるもので、基板1
8上のヒータ15の駆動による温度上昇に従って正の抵
抗変化を示す。温度検出手段17としては、この他、ダ
イオードを同様な位置に作り込む形で設けたものでもよ
く、温度検出手段17に電流を流すことにより電圧変化
によってこの近傍の温度を検出することができる。ま
た、この記録ヘッド10には64個のノズルが1インチ
当り360個の密度で配置されており、1個のインク吐
出口12から1回当り約80ngのインクが吐出され
る。
ータ15と共に基板18上に配設されるもので、基板1
8上のヒータ15の駆動による温度上昇に従って正の抵
抗変化を示す。温度検出手段17としては、この他、ダ
イオードを同様な位置に作り込む形で設けたものでもよ
く、温度検出手段17に電流を流すことにより電圧変化
によってこの近傍の温度を検出することができる。ま
た、この記録ヘッド10には64個のノズルが1インチ
当り360個の密度で配置されており、1個のインク吐
出口12から1回当り約80ngのインクが吐出され
る。
【0019】図2は本発明の適用が可能なインクジェッ
ト記録装置の構成例を示す。ここで、21は記録ヘッド
10にインクを供給するインクタンク、22は記録ヘッ
ド10と共にインクタンク21を搭載し、不図示の駆動
手段により所定のタイミングで案内軸23A,23Bに
沿って移動するキャリッジ、24は記録ヘッド10に記
録信号を送給するフレキシブルケーブルである。25は
被記録体である記録シート26を記録ヘッド10のイン
ク吐出面11の対向位置に保持するプラテン、27は記
録領域外のインク吐出面対向位置に配設された回復手段
のキャップユニット、28はインク吐出面11を覆蓋す
るキャップ、29はインク吐出面11を掃拭するクリー
ニングブレードである。
ト記録装置の構成例を示す。ここで、21は記録ヘッド
10にインクを供給するインクタンク、22は記録ヘッ
ド10と共にインクタンク21を搭載し、不図示の駆動
手段により所定のタイミングで案内軸23A,23Bに
沿って移動するキャリッジ、24は記録ヘッド10に記
録信号を送給するフレキシブルケーブルである。25は
被記録体である記録シート26を記録ヘッド10のイン
ク吐出面11の対向位置に保持するプラテン、27は記
録領域外のインク吐出面対向位置に配設された回復手段
のキャップユニット、28はインク吐出面11を覆蓋す
るキャップ、29はインク吐出面11を掃拭するクリー
ニングブレードである。
【0020】このように構成したインクジェット記録装
置においては、後述するような本発明にかかる制御装置
により記録ヘッド10のインク吐出口11からのインク
吐出動作が制御されると共に1行分の記録毎に不図示の
シート送り手段によるシート送りがなされ、記録シート
26上にインクドットによる記録画像が形成される。
置においては、後述するような本発明にかかる制御装置
により記録ヘッド10のインク吐出口11からのインク
吐出動作が制御されると共に1行分の記録毎に不図示の
シート送り手段によるシート送りがなされ、記録シート
26上にインクドットによる記録画像が形成される。
【0021】図3はインクジェット記録装置の制御用回
路の構成を示す。ここで、30は装置全体を制御するた
めのシステムコントローラであり、CPUとして機能す
ると共に、制御プログラムが格納されている記憶装置R
OM30Aや制御にかかわる処理動作時に使用されるR
AM30Bを内装している。31はキャリッジ駆動用モ
ータ、32は記録シート26の送給ならびに搬送にかか
わるモータであり、これらのモータ31および32に対
し、31Aおよび32Aはモータ31および32のドラ
イバである。かくして、ドライバ31Aおよび32Aに
はそれぞれ、モータ31および32を駆動するための条
件がシステムコントローラ30から信号として供給さ
れ、条件に応じてモータ31および32が駆動される。
路の構成を示す。ここで、30は装置全体を制御するた
めのシステムコントローラであり、CPUとして機能す
ると共に、制御プログラムが格納されている記憶装置R
OM30Aや制御にかかわる処理動作時に使用されるR
AM30Bを内装している。31はキャリッジ駆動用モ
ータ、32は記録シート26の送給ならびに搬送にかか
わるモータであり、これらのモータ31および32に対
し、31Aおよび32Aはモータ31および32のドラ
イバである。かくして、ドライバ31Aおよび32Aに
はそれぞれ、モータ31および32を駆動するための条
件がシステムコントローラ30から信号として供給さ
れ、条件に応じてモータ31および32が駆動される。
【0022】33はホストコンピュータ、34はホスト
コンピュータ33からの記録にかかわるデータや情報を
一時的に格納するバッファであり、バッファ34ではこ
れらの情報がシステムコントローラ30側で読み込まれ
るまで情報を一時的に格納する。また、35はフレーム
バッファメモリであり、システムコントローラ30に読
み込まれた記録にかかわるデータをイメージデータに展
開する。従って、フレームバッファメモリ35では記録
に必要な分だけのメモリサイズを具えている。
コンピュータ33からの記録にかかわるデータや情報を
一時的に格納するバッファであり、バッファ34ではこ
れらの情報がシステムコントローラ30側で読み込まれ
るまで情報を一時的に格納する。また、35はフレーム
バッファメモリであり、システムコントローラ30に読
み込まれた記録にかかわるデータをイメージデータに展
開する。従って、フレームバッファメモリ35では記録
に必要な分だけのメモリサイズを具えている。
【0023】36は記録ヘッド10をシステムコントロ
ーラ30からの指令に従って後述するように制御する記
録制御部であり、記録制御部36ではインクの吐出速度
や記録データ数などに対応する制御が可能であると共
に、記録ヘッド10にインク吐出のために付与する信号
のパルス条件を決定する。37は記録の都度、その記録
すべきデータが一時的に格納される記憶素子であり、記
録ヘッド10の有するノズル数に応じて記憶素子の記憶
容量も異なってくる。38は記録ヘッド10を駆動する
ためのドライバであり、ドライバ38は記録制御部36
からの制御信号に応じて記録ヘッドを駆動する。
ーラ30からの指令に従って後述するように制御する記
録制御部であり、記録制御部36ではインクの吐出速度
や記録データ数などに対応する制御が可能であると共
に、記録ヘッド10にインク吐出のために付与する信号
のパルス条件を決定する。37は記録の都度、その記録
すべきデータが一時的に格納される記憶素子であり、記
録ヘッド10の有するノズル数に応じて記憶素子の記憶
容量も異なってくる。38は記録ヘッド10を駆動する
ためのドライバであり、ドライバ38は記録制御部36
からの制御信号に応じて記録ヘッドを駆動する。
【0024】図4は記録制御部36がドライバ38を介
して記録ヘッド10駆動のために付与するパルス条件を
演算するための回路構成を示す。すなわち、本実施例で
は先にも述べたように記録ヘッド10による走査幅をn
個の記録領域(ブロック)に分割し、まず、第1番目の
ブロック(i=1)による記録開始前に温度検出手段1
7(図1参照)により検出された検出温度に基づいて後
述するようにパルス条件を設定するもので、第1番目の
ブロックによる記録ドット数を計数した上、以下のブロ
ック(2≦i≦n)の駆動時には順次その直前のブロッ
クで計数されたドット数とパルス条件とに基づいて新た
なパルス条件を設定し、次々と記録を実施していくもの
である。
して記録ヘッド10駆動のために付与するパルス条件を
演算するための回路構成を示す。すなわち、本実施例で
は先にも述べたように記録ヘッド10による走査幅をn
個の記録領域(ブロック)に分割し、まず、第1番目の
ブロック(i=1)による記録開始前に温度検出手段1
7(図1参照)により検出された検出温度に基づいて後
述するようにパルス条件を設定するもので、第1番目の
ブロックによる記録ドット数を計数した上、以下のブロ
ック(2≦i≦n)の駆動時には順次その直前のブロッ
クで計数されたドット数とパルス条件とに基づいて新た
なパルス条件を設定し、次々と記録を実施していくもの
である。
【0025】図4において、41は図3に示した記録素
子37に格納されているi番目のブロックにおける総記
録ドット数を計数するカウンタ、42は温度検出手段1
7からの検出温度とカウンタ41からのドット計数値と
からパルス条件を設定するパルス条件設定回路、また、
43はパルス条件設定回路42において設定されたパル
ス条件をその次のブロック駆動時のために一旦格納する
パルス条件記憶回路である。そこで、このように構成し
た記録制御部36では、第1番目のブロックを記録する
ためのパルス条件についてのみ記録ヘッド10に設けら
れた温度検出手段17の検出結果によって決定される
が、第2番目以降第i番目(2≦i≦n)のブロックを
記録するためのパルス条件については第i番目のブロッ
クの総記録ドット数とパルス条件記憶回路43に格納さ
れている第(i−1)番目のパルス条件とにより決定さ
れる。すなわち、パルス条件を決定するために用いられ
る温度については、走査の最初に検出された温度が走査
中そのまま使用されるもので、さらに詳しく説明すれ
ば、本発明では温度検出手段17による記録ヘッド10
の温度検出は記録ヘッド10の走査前にのみ行われ、走
査中、すなわち記録中には行われない。これは記録ヘッ
ド10内の走査前における温度分布の変化が、記録中の
温度分布変化に比べて無視できるほど極めて小さく、従
って記録ヘッドの温度を走査前のみで正確に検出するこ
とができるからである。
子37に格納されているi番目のブロックにおける総記
録ドット数を計数するカウンタ、42は温度検出手段1
7からの検出温度とカウンタ41からのドット計数値と
からパルス条件を設定するパルス条件設定回路、また、
43はパルス条件設定回路42において設定されたパル
ス条件をその次のブロック駆動時のために一旦格納する
パルス条件記憶回路である。そこで、このように構成し
た記録制御部36では、第1番目のブロックを記録する
ためのパルス条件についてのみ記録ヘッド10に設けら
れた温度検出手段17の検出結果によって決定される
が、第2番目以降第i番目(2≦i≦n)のブロックを
記録するためのパルス条件については第i番目のブロッ
クの総記録ドット数とパルス条件記憶回路43に格納さ
れている第(i−1)番目のパルス条件とにより決定さ
れる。すなわち、パルス条件を決定するために用いられ
る温度については、走査の最初に検出された温度が走査
中そのまま使用されるもので、さらに詳しく説明すれ
ば、本発明では温度検出手段17による記録ヘッド10
の温度検出は記録ヘッド10の走査前にのみ行われ、走
査中、すなわち記録中には行われない。これは記録ヘッ
ド10内の走査前における温度分布の変化が、記録中の
温度分布変化に比べて無視できるほど極めて小さく、従
って記録ヘッドの温度を走査前のみで正確に検出するこ
とができるからである。
【0026】また第(i−1)番目のパルス条件をi番
目のブロック駆動に適用する理由は、逆の場合を想定す
れば明らかである。例えば第(i−2)番目までの記録
ドット数に基づいてパルス条件が設定されるものとして
仮にそのときの実際の温度が30℃の場合と40℃の場
合との二つのケースを想定した場合、双方のケースとも
第(i−1)番目の印字ドット数が等しければ同パルス
幅が演算されてしまう可能性があり、両者の温度に応じ
たパルス幅とはならず、その結果所望の吐出体積を得る
ことができなくなるからである。つまり第(i−1)番
目の駆動パルス条件は第(i−1)番目のブロックまで
の記録ヘッドの蓄熱状態を表しているのである。
目のブロック駆動に適用する理由は、逆の場合を想定す
れば明らかである。例えば第(i−2)番目までの記録
ドット数に基づいてパルス条件が設定されるものとして
仮にそのときの実際の温度が30℃の場合と40℃の場
合との二つのケースを想定した場合、双方のケースとも
第(i−1)番目の印字ドット数が等しければ同パルス
幅が演算されてしまう可能性があり、両者の温度に応じ
たパルス幅とはならず、その結果所望の吐出体積を得る
ことができなくなるからである。つまり第(i−1)番
目の駆動パルス条件は第(i−1)番目のブロックまで
の記録ヘッドの蓄熱状態を表しているのである。
【0027】また走査前の温度を検出してパルス幅を決
定しておき、さらに各ブロックの記録ドット数を積算し
てパルス幅を演算修正することも考えられるが、この場
合、記録ドット数のみから修正が行われるので、ブロッ
クが進むにしたがって記録ドット数が等しくても記録パ
ターンの違いによる温度上昇の差がでた場合に演算誤差
が生じやすい。
定しておき、さらに各ブロックの記録ドット数を積算し
てパルス幅を演算修正することも考えられるが、この場
合、記録ドット数のみから修正が行われるので、ブロッ
クが進むにしたがって記録ドット数が等しくても記録パ
ターンの違いによる温度上昇の差がでた場合に演算誤差
が生じやすい。
【0028】以上説明したように本実施例によれば、直
前の記録状態を第1(i−1)番目の記録ドット数か
ら、また、走査開始から第(i−1)番目までの温度状
態を第(i−1)番目のパルス幅からそれぞれ知ること
によって、第i番目のパルス条件を決定するので常に吐
出体積を一定にすることができる。
前の記録状態を第1(i−1)番目の記録ドット数か
ら、また、走査開始から第(i−1)番目までの温度状
態を第(i−1)番目のパルス幅からそれぞれ知ること
によって、第i番目のパルス条件を決定するので常に吐
出体積を一定にすることができる。
【0029】図5は記録ヘッド10の複数のヒータ15
に付与されるパルス波形の一例を示す。ここでは、1回
のインク吐出に当り2個の矩形波よりなるパルスが付与
される。本実施例の場合、パルスP2 およびP3 は一定
のパルス幅を保つように設定されており、それぞれ4μ
sec、8.5μsecである。なお、パルスP1 は可
変であり、パルスP1 の幅を変えることによって記録ヘ
ッド10の温度が上昇したときのインク吐出量の変動を
抑制することができる。具体的には記録ヘッド10の温
度が上昇した場合にはパルスP1 の幅を短くし、逆に記
録ヘッド10の温度が下がった場合にはパルスP1 の幅
を長くする。
に付与されるパルス波形の一例を示す。ここでは、1回
のインク吐出に当り2個の矩形波よりなるパルスが付与
される。本実施例の場合、パルスP2 およびP3 は一定
のパルス幅を保つように設定されており、それぞれ4μ
sec、8.5μsecである。なお、パルスP1 は可
変であり、パルスP1 の幅を変えることによって記録ヘ
ッド10の温度が上昇したときのインク吐出量の変動を
抑制することができる。具体的には記録ヘッド10の温
度が上昇した場合にはパルスP1 の幅を短くし、逆に記
録ヘッド10の温度が下がった場合にはパルスP1 の幅
を長くする。
【0030】図6は記録ヘッド10の走査開始前に温度
検出手段17によって検出された記録ヘッド10の温度
に応じて、第1番目のブロックによる記録の際に記録ヘ
ッド10に付与するパルス条件を示すテーブルであり、
図5におけるパルスP1 の幅が記録ヘッド10の温度に
応じて設定されている。
検出手段17によって検出された記録ヘッド10の温度
に応じて、第1番目のブロックによる記録の際に記録ヘ
ッド10に付与するパルス条件を示すテーブルであり、
図5におけるパルスP1 の幅が記録ヘッド10の温度に
応じて設定されている。
【0031】また、図7は第i番目のブロックに対応す
る画像データの総記録ドット数Nと第(i−1)番目の
ブロックでの記録の際に付与したパルス条件(P1 の
幅)とから、第i番目のブロックでの記録の際に付与す
るパルス条件を設定するためのテーブルを示したもので
ある。なお、本実施例の場合、1個のブロックに対応す
る記録可能な上限のドット数は64×270=1728
0ドットに設定しある。
る画像データの総記録ドット数Nと第(i−1)番目の
ブロックでの記録の際に付与したパルス条件(P1 の
幅)とから、第i番目のブロックでの記録の際に付与す
るパルス条件を設定するためのテーブルを示したもので
ある。なお、本実施例の場合、1個のブロックに対応す
る記録可能な上限のドット数は64×270=1728
0ドットに設定しある。
【0032】図8はある画像を記録した時のパルス条件
の変化の様子を示す。記録ヘッド10における走査開始
前に検出された温度が28℃であったとすると、第1番
目のブロックに付与されるパルス条件は図6に示すテー
ブルからP1 (1)=1.5μsecとなる。そこで、
この条件の元手ブロック1での記録が行われる。そし
て、ブロック1での総記録ドット数が13200ドット
であった場合は図7からブロック2でのパルス条件はP
1 (2)=1.35μsecとなり、この条件でブロッ
ク2での記録が行われる。また、図8に示すようにブロ
ック2での総記録ドット数が7000ドットであるた
め、ブロック3でのパルス条件P3 (3)=1.20μ
secとなる。以下同様に処理され、ブロック1ないし
ブロック5におけるパルス条件P1 (i)は図9に示す
値となる。
の変化の様子を示す。記録ヘッド10における走査開始
前に検出された温度が28℃であったとすると、第1番
目のブロックに付与されるパルス条件は図6に示すテー
ブルからP1 (1)=1.5μsecとなる。そこで、
この条件の元手ブロック1での記録が行われる。そし
て、ブロック1での総記録ドット数が13200ドット
であった場合は図7からブロック2でのパルス条件はP
1 (2)=1.35μsecとなり、この条件でブロッ
ク2での記録が行われる。また、図8に示すようにブロ
ック2での総記録ドット数が7000ドットであるた
め、ブロック3でのパルス条件P3 (3)=1.20μ
secとなる。以下同様に処理され、ブロック1ないし
ブロック5におけるパルス条件P1 (i)は図9に示す
値となる。
【0033】以上説明したように、これから記録を行う
ブロックのパルス条件を、一つ前のブロックでの総記録
ドット数と一つ前のブロックを記録したときのパルス条
件とから決定することで、記録ヘッド10を6kHzの
吐出周波数で駆動しいろいろなパターンを記録させたと
ころ、濃度ムラの生じない高品位な画像を得ることがで
きた。
ブロックのパルス条件を、一つ前のブロックでの総記録
ドット数と一つ前のブロックを記録したときのパルス条
件とから決定することで、記録ヘッド10を6kHzの
吐出周波数で駆動しいろいろなパターンを記録させたと
ころ、濃度ムラの生じない高品位な画像を得ることがで
きた。
【0034】(実施例2)図10の(A)は第2実施例
に適用する記録ヘッドの概要を示す。本例による記録ヘ
ッド100ではそのインク吐出面110にイエローイン
クを吐出するインク吐出口群120Y、マゼンタインク
を吐出するインク吐出口群120M、シアンインクを吐
出するインク吐出口群120C、黒インクを吐出するイ
ンク吐出口群120Bがこの順序で設けてある。なお、
これらの色の吐出口群は走査方向に対してオーバーラッ
プしないように構成されており、さらに、各色のインク
吐出口群の間にはスペースS1,S2,S3がそれぞれ
設けられている。なお、インク吐出口群120Y,12
0M,120Cにはそれぞれ24個のインク吐出口が、
またインク吐出口群120Bには48個のインク吐出口
がそれぞれ1インチ当り360個の密度(360dp
i)で配置されている。また、インク吐出口群120B
での吐出量は吐出口当り約80ng、インク吐出口群1
20Y,120M,120Cでの吐出量は吐出口当り約
40ngである。
に適用する記録ヘッドの概要を示す。本例による記録ヘ
ッド100ではそのインク吐出面110にイエローイン
クを吐出するインク吐出口群120Y、マゼンタインク
を吐出するインク吐出口群120M、シアンインクを吐
出するインク吐出口群120C、黒インクを吐出するイ
ンク吐出口群120Bがこの順序で設けてある。なお、
これらの色の吐出口群は走査方向に対してオーバーラッ
プしないように構成されており、さらに、各色のインク
吐出口群の間にはスペースS1,S2,S3がそれぞれ
設けられている。なお、インク吐出口群120Y,12
0M,120Cにはそれぞれ24個のインク吐出口が、
またインク吐出口群120Bには48個のインク吐出口
がそれぞれ1インチ当り360個の密度(360dp
i)で配置されている。また、インク吐出口群120B
での吐出量は吐出口当り約80ng、インク吐出口群1
20Y,120M,120Cでの吐出量は吐出口当り約
40ngである。
【0035】図10の(B)は記録ヘッド100の基板
(ヒータボード)180上におけるノズル配置の概要を
示すもので、この図に示すように、吐出口群120Cと
吐出口群120Bとの間には記録ヘッド100の温度検
出手段としてセンサ170が設けられている。なお、図
10の(A),(B)に示す記録ヘッド100を搭載可
能な記録装置としては図2に示したと同様のものを用い
ることができる。
(ヒータボード)180上におけるノズル配置の概要を
示すもので、この図に示すように、吐出口群120Cと
吐出口群120Bとの間には記録ヘッド100の温度検
出手段としてセンサ170が設けられている。なお、図
10の(A),(B)に示す記録ヘッド100を搭載可
能な記録装置としては図2に示したと同様のものを用い
ることができる。
【0036】次に図10の(A),(B)に示す記録ヘ
ッド100を用いて図11の(G)に示すような画像を
記録する場合の記録手順を図11の(A)から(G)に
従って説明する。ここで、黒画像を記録する際には黒イ
ンク吐出用吐出口群120Bのうち図10の(A)で上
から数えて1番目から24番目までのインク吐出口を使
用する。
ッド100を用いて図11の(G)に示すような画像を
記録する場合の記録手順を図11の(A)から(G)に
従って説明する。ここで、黒画像を記録する際には黒イ
ンク吐出用吐出口群120Bのうち図10の(A)で上
から数えて1番目から24番目までのインク吐出口を使
用する。
【0037】先ず最初に、図11の(A)に示すよう
に、黒文字“B”のうちの上半分を1番目から24番目
までのインク吐出口を用いて走査記録する。続いて記録
シートをこの24吐出口分だけシート送りし、図11の
(B)に示すように同じインク吐出口を用いて黒文字
“B”の下半分を走査記録する。なお、この時の走査時
に同時にシアンインク吐出口群120Cからシアンイン
クが吐出されシアンの背景部の一部が記録される。そし
て、さらに記録シート24吐出口分シート送りした後、
図11の(C)に示すようにシアンの背景部の一部を走
査記録する。なお、この走査時には他の色の背景部は記
録されない。そのあと、さらに記録シートを24吐出口
分シート送りした後、図11の(D)に示すようにシア
ンの背景部の残り部分を記録すると同時にマゼンタの背
景部の一部を記録する。以下同様にして図11(E)〜
(G)に示すようにマゼンタの背景部およびイエローの
背景部の残り部分が記録される。
に、黒文字“B”のうちの上半分を1番目から24番目
までのインク吐出口を用いて走査記録する。続いて記録
シートをこの24吐出口分だけシート送りし、図11の
(B)に示すように同じインク吐出口を用いて黒文字
“B”の下半分を走査記録する。なお、この時の走査時
に同時にシアンインク吐出口群120Cからシアンイン
クが吐出されシアンの背景部の一部が記録される。そし
て、さらに記録シート24吐出口分シート送りした後、
図11の(C)に示すようにシアンの背景部の一部を走
査記録する。なお、この走査時には他の色の背景部は記
録されない。そのあと、さらに記録シートを24吐出口
分シート送りした後、図11の(D)に示すようにシア
ンの背景部の残り部分を記録すると同時にマゼンタの背
景部の一部を記録する。以下同様にして図11(E)〜
(G)に示すようにマゼンタの背景部およびイエローの
背景部の残り部分が記録される。
【0038】また、記録画像が黒画像のみの場合には、
黒インク吐出用吐出口群120Bの64個全てのインク
吐出口が用いられるもので、先に説明したように、本実
施例で用いる記録ヘッド100は黒画像のみを記録する
場合とカラー画像を記録する場合とで記録シートの送り
量が異なっており、さらにカラー画像を記録するときに
使われるインク吐出口群は4つの色とも各24個のイン
ク吐出口からなる合計96個のインク吐出口によるもの
で、黒画像のみを記録するときは使われるインク吐出口
は64個である。そこで本実施例では黒画像を記録する
場合と、カラー画像を記録する場合とでパルス条件を設
定するためのテーブルが異ならせてある。
黒インク吐出用吐出口群120Bの64個全てのインク
吐出口が用いられるもので、先に説明したように、本実
施例で用いる記録ヘッド100は黒画像のみを記録する
場合とカラー画像を記録する場合とで記録シートの送り
量が異なっており、さらにカラー画像を記録するときに
使われるインク吐出口群は4つの色とも各24個のイン
ク吐出口からなる合計96個のインク吐出口によるもの
で、黒画像のみを記録するときは使われるインク吐出口
は64個である。そこで本実施例では黒画像を記録する
場合と、カラー画像を記録する場合とでパルス条件を設
定するためのテーブルが異ならせてある。
【0039】図12の(A)および(B)は第i番目の
ブロックに対応する画像データの総記録ドット数Nと第
(i−1)番目のブロックを記録する際に付与したパル
ス条件とから、第i番目のブロックを記録する際に付与
するパルス条件を設定するためのテーブルを示すもの
で、図12の(A)はカラー画像記録用のテーブル、図
12の(B)は黒画像記録用のテーブルである。
ブロックに対応する画像データの総記録ドット数Nと第
(i−1)番目のブロックを記録する際に付与したパル
ス条件とから、第i番目のブロックを記録する際に付与
するパルス条件を設定するためのテーブルを示すもの
で、図12の(A)はカラー画像記録用のテーブル、図
12の(B)は黒画像記録用のテーブルである。
【0040】なお、カラー画像を記録する場合には、1
個のブロックに対応する記録可能なドット数がそれぞれ
24×4×300=28800ドットに設定されてい
る。また黒画像を記録する場合には、1個のブロックに
対応する記録可能なドット数が64×300=1920
0ドットに設定してある。また、記録ヘッド100によ
る走査開始前の記録ヘッド100の温度検出および検出
した温度に応じた第1ブロックでのパルス条件の設定に
ついては実施例1のところで述べた手順と変わらず、そ
の説明を省略する。
個のブロックに対応する記録可能なドット数がそれぞれ
24×4×300=28800ドットに設定されてい
る。また黒画像を記録する場合には、1個のブロックに
対応する記録可能なドット数が64×300=1920
0ドットに設定してある。また、記録ヘッド100によ
る走査開始前の記録ヘッド100の温度検出および検出
した温度に応じた第1ブロックでのパルス条件の設定に
ついては実施例1のところで述べた手順と変わらず、そ
の説明を省略する。
【0041】以上説明したようにして、記録ヘッド10
0を吐出周波数5.4kHzで駆動し、記録を実施した
ところ、色むらのない所望のカラー画像を得ることがで
きた。
0を吐出周波数5.4kHzで駆動し、記録を実施した
ところ、色むらのない所望のカラー画像を得ることがで
きた。
【0042】(その他の実施例)なお、1個のブロック
に対応する記録上限のドット数は実施例1および実施例
2のところで述べた数値に限定されるものではなく、吐
出周波数や記録ヘッドの大きさ(ノズル数)に応じて適
宜設定されるものである。例えば実施例1において、1
個のブロックに対応するドット数を64×150=96
00ドットに設定すればさらに精度の高い制御が可能と
なる。
に対応する記録上限のドット数は実施例1および実施例
2のところで述べた数値に限定されるものではなく、吐
出周波数や記録ヘッドの大きさ(ノズル数)に応じて適
宜設定されるものである。例えば実施例1において、1
個のブロックに対応するドット数を64×150=96
00ドットに設定すればさらに精度の高い制御が可能と
なる。
【0043】また実施例2におけるカラー画像を記録す
る場合のテーブルにはイエロー,マゼンタ,シアン,黒
色についての各24個のインク吐出口、計96個のイン
ク吐出口についての総記録ドット数を計数し、各色のパ
ルス条件を全て等しい条件で記録を行ったが、各色毎に
個別のテーブルを設け、個別にパルス条件を全て等しい
条件で記録を行ったが、各色毎に個別のテーブルを設
け、個別にパルス条件を決定すればさらに高精度の制御
が可能となる。例えばこの場合、各色毎に1ブロック当
り記録上限ドット数を24×300=7200ドットに
設定すればよい。また記録ヘッドに付与するパルスは図
5に示したようにパルスP1 の幅を変化させる形態のも
のに限られる必要はなく、吐出量変化の制御ができれば
どのような形態のものでもよい。例えばパルスP1 の幅
を一定としておき、パルスP2 の幅を変化させる形態の
ものであってもよいし、パルスP1 ,P2 およびP3 の
全てが変化する形態のものであってもよい。
る場合のテーブルにはイエロー,マゼンタ,シアン,黒
色についての各24個のインク吐出口、計96個のイン
ク吐出口についての総記録ドット数を計数し、各色のパ
ルス条件を全て等しい条件で記録を行ったが、各色毎に
個別のテーブルを設け、個別にパルス条件を全て等しい
条件で記録を行ったが、各色毎に個別のテーブルを設
け、個別にパルス条件を決定すればさらに高精度の制御
が可能となる。例えばこの場合、各色毎に1ブロック当
り記録上限ドット数を24×300=7200ドットに
設定すればよい。また記録ヘッドに付与するパルスは図
5に示したようにパルスP1 の幅を変化させる形態のも
のに限られる必要はなく、吐出量変化の制御ができれば
どのような形態のものでもよい。例えばパルスP1 の幅
を一定としておき、パルスP2 の幅を変化させる形態の
ものであってもよいし、パルスP1 ,P2 およびP3 の
全てが変化する形態のものであってもよい。
【0044】なお、本発明は、特にインクジェット記録
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気
熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギにより
インクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録
装置において優れた効果をもたらすものである。かかる
方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるか
らである。
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気
熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギにより
インクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録
装置において優れた効果をもたらすものである。かかる
方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるか
らである。
【0045】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0046】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0047】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0048】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0049】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0050】さらに加えて、本発明が適用されるインク
ジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情
報処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、
リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
ジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情
報処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、
リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるイ
ンクジェット記録ヘッドの駆動制御装置によれば、記録
ヘッドに供給されるパルス信号のパルス条件を設定する
パルス条件設定手段と、前記パルス条件を記憶するパル
ス条件記憶手段と、前記記録ヘッドの走査方向に分割さ
れた第1〜第nの記録領域ごとに記録されたドット数を
計数する計数手段と、前記記録ヘッドの温度を検出する
温度検出手段とを具備し、前記パルス条件設定手段によ
り前記第1の記録領域の走査前に前記温度検出手段から
の検出温度に基づいて前記第1の記録領域でのパルス条
件を設定し、前記第2〜第nの記録領域でのパルス条件
をその直前の記録領域で設定したパルス条件および前記
ドット数に基づいて設定するように制御するので、常に
各インク吐出口からの吐出体積を一定にすることができ
る。
ンクジェット記録ヘッドの駆動制御装置によれば、記録
ヘッドに供給されるパルス信号のパルス条件を設定する
パルス条件設定手段と、前記パルス条件を記憶するパル
ス条件記憶手段と、前記記録ヘッドの走査方向に分割さ
れた第1〜第nの記録領域ごとに記録されたドット数を
計数する計数手段と、前記記録ヘッドの温度を検出する
温度検出手段とを具備し、前記パルス条件設定手段によ
り前記第1の記録領域の走査前に前記温度検出手段から
の検出温度に基づいて前記第1の記録領域でのパルス条
件を設定し、前記第2〜第nの記録領域でのパルス条件
をその直前の記録領域で設定したパルス条件および前記
ドット数に基づいて設定するように制御するので、常に
各インク吐出口からの吐出体積を一定にすることができ
る。
【0052】また、本発明にかかるインクジェット記録
ヘッドの駆動制御方法によれば、記録ヘッドの走査方向
に分割された第1〜第nの記録領域のうち、第1の記録
領域の走査前に前記記録ヘッドの温度を検出し、検出さ
れた温度に基づいて前記第1の記録領域での前記パルス
信号のパルス条件を設定して記録を行うと共に該パルス
条件を記憶し、ついで前記第1の記録領域で吐出された
記録ドットの総数を計数し、前記第2以降の記録領域で
はその直前の記録領域で設定したパルス条件および吐出
された記録ドットの総数に基づいて該記録ヘッドに供給
するパルス信号のパルス条件を設定するので、常に記録
ヘッドの温度条件が加味された状態で駆動のためのパル
ス条件を設定することができる。
ヘッドの駆動制御方法によれば、記録ヘッドの走査方向
に分割された第1〜第nの記録領域のうち、第1の記録
領域の走査前に前記記録ヘッドの温度を検出し、検出さ
れた温度に基づいて前記第1の記録領域での前記パルス
信号のパルス条件を設定して記録を行うと共に該パルス
条件を記憶し、ついで前記第1の記録領域で吐出された
記録ドットの総数を計数し、前記第2以降の記録領域で
はその直前の記録領域で設定したパルス条件および吐出
された記録ドットの総数に基づいて該記録ヘッドに供給
するパルス信号のパルス条件を設定するので、常に記録
ヘッドの温度条件が加味された状態で駆動のためのパル
ス条件を設定することができる。
【図1】本発明の実施例1に適用可能なインクジェット
記録ヘッドの構成を示す概略図である。
記録ヘッドの構成を示す概略図である。
【図2】実施例1に適用可能なインクジェット記録装置
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明によるインクジェット記録装置の制御回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
【図4】本発明にかかるパルス条件を決定するための回
路構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
【図5】実施例1で付与する記録ヘッドのパルス信号の
波形図である。
波形図である。
【図6】実施例1において記録ヘッドの温度に対応した
パルス条件を示すテーブル図である。
パルス条件を示すテーブル図である。
【図7】実施例1において記録ヘッドのパルス条件を設
定するためのテーブル図である。
定するためのテーブル図である。
【図8】実施例1において記録を行う時の記録領域別ド
ット数の一例を示す図である。
ット数の一例を示す図である。
【図9】実施例1における記録領域別のパルス条件の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図10】実施例2に適用可能なカラーインクジェット
記録ヘッドの概要を斜視図(A)および平面図(B)に
よって示す説明図である。
記録ヘッドの概要を斜視図(A)および平面図(B)に
よって示す説明図である。
【図11】実施例2の記録ヘッドを用いてカラー画像を
記録するときの過程を(A)〜(G)によって示す説明
図である。
記録するときの過程を(A)〜(G)によって示す説明
図である。
【図12】実施例2において記録ヘッドのパルス条件を
設定するためのテーブルを(A)および(B)として示
す図である。
設定するためのテーブルを(A)および(B)として示
す図である。
10 記録ヘッド 11 インク吐出口面 12 インク吐出口 13 液路 15 電気熱変換素子(ヒータ) 17 温度検出手段 21 インクタンク 22 キャリッジ 26 記録シート 30 システムコントローラ 31,32 モータ 36 記録制御部 37 記録素子 41 カウンタ 42 パルス条件設定回路 43 パルス条件記憶回路 120Y,120M,120C,120B インク吐出
口群
口群
Claims (8)
- 【請求項1】 記録ヘッドに供給されるパルス信号のパ
ルス条件を設定するパルス条件設定手段と、 前記パルス条件を記憶するパルス条件記憶手段と、 前記記録ヘッドの走査方向に分割された第1〜第nの記
録領域ごとに記録されたドット数を計数する計数手段
と、 前記記録ヘッドの温度を検出する温度検出手段とを具備
し、前記パルス条件設定手段により前記第1の記録領域
の走査前に前記温度検出手段からの検出温度に基づいて
前記第1の記録領域でのパルス条件を設定し、前記第2
〜第nの記録領域でのパルス条件をその直前の記録領域
で設定したパルス条件および前記ドット数に基づいて設
定するように制御することを特徴とするインクジェット
記録ヘッドの駆動制御装置。 - 【請求項2】 前記記録ヘッドは前記走査方向とほぼ直
交する方向に前記パルス信号によってインクを吐出する
インク吐出口が配設されていることを特徴とする請求項
1に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制御装置。 - 【請求項3】 前記記録ヘッドは前記走査方向とほぼ直
交する方向に色または階調の異なるインクを吐出する複
数群のインク吐出口群を有し、該インク吐出口群が前記
パルス信号によって個別に駆動されることを特徴とする
請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制御
装置。 - 【請求項4】 前記記録ヘッドは前記インクを吐出する
ためのエネルギーを発生させる素子として、前記インク
に膜沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生する電気熱変
換素子を有することを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかの項に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制
御装置。 - 【請求項5】 インクを吐出させるためのパルス信号を
インクジェット記録ヘッドに供給するにあたり、該記録
ヘッドの走査方向に分割された第1〜第nの記録領域の
うち、第1の記録領域の走査前に前記記録ヘッドの温度
を検出し、 検出された温度に基づいて前記第1の記録領域での前記
パルス信号のパルス条件を設定して記録を行うと共に該
パルス条件を記憶し、ついで前記第1の記録領域で吐出
された記録ドットの総数を計数し、 前記第2以降の記録領域ではその直前の記録領域で設定
したパルス条件および吐出された記録ドットの総数に基
づいて該記録ヘッドに供給するパルス信号のパルス条件
を設定することを特徴とするインクジェット記録ヘッド
の駆動制御方法。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドは前記走査方向とほぼ直
交する方向に前記パルス信号によってインクを吐出する
インク吐出口が配設されていることを特徴とする請求項
5に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制御方法。 - 【請求項7】 前記記録ヘッドは前記走査方向とほぼ直
交する方向に色または階調の異なるインクを吐出する複
数群のインク吐出口群を有し、該インク吐出口群が前記
パルス信号によって個別に駆動されることを特徴とする
請求項5に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制御
方法。 - 【請求項8】 前記記録ヘッドは前記インクを吐出する
ためのエネルギーを発生させる素子として、前記インク
に膜沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生する電気熱変
換素子を有することを特徴とする請求項5ないし7のい
ずれかの項に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5387194A JPH07256896A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5387194A JPH07256896A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07256896A true JPH07256896A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12954822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5387194A Pending JPH07256896A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07256896A (ja) |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5387194A patent/JPH07256896A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5552810A (en) | Recording apparatus having head-shading function and head-shading method | |
| EP1193065B1 (en) | Ink jet printing apparatus and ink jet printing method | |
| JP5430233B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JP2004074510A (ja) | 記録装置及びテストパターン記録方法 | |
| JPH03227636A (ja) | 液体噴射記録装置 | |
| JP2000190476A (ja) | 記録ヘッドおよび記録装置 | |
| JP2002001928A (ja) | 記録装置 | |
| JPH09174884A (ja) | 画像形成装置および方法 | |
| JP3160465B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JPH09207358A (ja) | インクジェット記録方法およびその装置 | |
| JPH11300944A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3313751B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドの吐出制御方法 | |
| JP3226642B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置における濃度調整方法 | |
| JPH07256896A (ja) | インクジェット記録ヘッドの駆動制御装置および駆動制御方法 | |
| JP2875641B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
| JPH06191039A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH07323580A (ja) | インクジェット記録方法 | |
| JP2003089196A (ja) | インクジェット記録装置及び該装置におけるインクの温度制御方法 | |
| JPH03247457A (ja) | 記録装置 | |
| JP4780882B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JPH04361049A (ja) | インクジェット記録方法 | |
| JPH06305159A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2004188942A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH0789100A (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
| JP2008162067A (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |