JPH07257031A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPH07257031A
JPH07257031A JP6049581A JP4958194A JPH07257031A JP H07257031 A JPH07257031 A JP H07257031A JP 6049581 A JP6049581 A JP 6049581A JP 4958194 A JP4958194 A JP 4958194A JP H07257031 A JPH07257031 A JP H07257031A
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bis
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JP6049581A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Akutsu
光男 阿久津
Nobuhide Tominaga
信秀 富永
Keiji Oya
桂二 大矢
Atsuro Tomita
敦郎 冨田
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐光性および耐熱性などの保存安定性の改善
された感熱記録材料を提供すること。 【構成】 本発明の感熱記録材料は、感熱記録層中に下
記〔化1〕の一般式(I)で表されるサリチル酸アニリ
ド誘導体の少なくとも一種を含有してなることを特徴と
するものである。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保存安定性の改善され
た感熱記録材料に関し、詳しくは、感熱記録層中に特定
のサリチル酸アニリド誘導体を含有することによって、
耐光性および耐熱性などの保存安定性の改善された感熱
記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】感熱記
録材料は、通常無色ないし淡色の発色性物質と熱の作用
を受けると発色性物質を発色させる顕色剤とを、増感
剤、バインダーおよびその他の添加剤とともに、紙、合
成紙、プラスチックフィルムもしくはシートなどの支持
体表面に塗布することにより製造されている。そして、
記録装置において、サーマルヘッドや熱ペンなどの発熱
素子が接触した時に、発色性物質と顕色剤とが反応して
黒色などに発色して記録される。かかる記録体(感熱記
録材料)は、他の記録体に比較して現像や定着などの煩
雑な処理を施すことがなく、比較的簡単な装置でしかも
短時間で記録が得られること、騒音の発生が少ないこと
や環境汚染が少ないこと、コストが安いことなどの利点
があるために、図書、文書などの複写用の記録材料ばか
りでなく、各種計測用記録紙、コンピューター、ファク
シミリ、テレックス、乗車券等自動販売機、プリペイド
カード、ラベルなどの記録材料として広く使用されてい
る。
【0003】従来の感熱記録材料においては、発色性物
質(ロイコ染料)、これを熱的に発色させる顕色剤およ
び必要に応じて用いられる増感剤を適切に組み合わせて
用いることにより、発色感度および地肌カブリの観点か
らは実用上満足し得るものが得られている。
【0004】しかしながら、これらの感熱記録材料を日
光や蛍光灯などの照明などに長期間暴露した場合には、
印字部(発色部)がかすんだりあるいは消えてしまうば
かりでなく、地肌部が変色(黄変)してしまう欠点があ
り、ファクシミリ受信紙やワープロ、パソコンなどのプ
リントアウトしたものを机上に放置した場合には、記録
画像が不鮮明となり、文書保存面でも問題となってい
る。
【0005】さらに、従来の感熱記録材料は耐光性に劣
るばかりでなく、指紋あるいは塩化ビニル樹脂製などの
デスクマットから移行する可塑剤によっても同様に保存
安定性が低下してしまう欠点や耐熱性に劣る欠点があ
り、感熱記録材料の保存安定性を改善することが強く求
められていた。
【0006】このため、特開昭53−11036号公
報、特開昭58−49294号公報、特開昭59−14
0096号公報などには、サリチル酸アマイド化合物を
添加することによって発色感度の向上、可塑剤に対する
発色画像の安定性あるいは地肌部の安定性などが改善す
ることが提案されている。しかしながら、これらの化合
物を用いた場合の耐光性および耐熱性などの保存安定性
はまだまだ不充分であり、実用上は到底満足できるもの
ではなかった。
【0007】従って、本発明の目的は、耐光性および耐
熱性などの保存安定性の改善された感熱記録材料を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、感熱記録層中に特定のサリチル酸アニリ
ド誘導体を含有させた感熱記録材料が、上記目的を達成
し得るものであることを知見した。
【0009】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、感熱記録層中に下記〔化2〕(前記〔化1〕と同
じ)の一般式(I)で表されるサリチル酸アニリド誘導
体の少なくとも一種を含有してなることを特徴とする感
熱記録材料を提供するものである。
【0010】
【化2】
【0011】以下、本発明の感熱記録材料について詳細
に説明する。
【0012】本発明に用いられるサリチル酸アニリド誘
導体は、本発明の感熱記録材料において、保存安定性を
向上させるために用いられる成分であり、それ自体で顕
色性を有しており、顕色剤としての機能をも有する成分
である。
【0013】本発明に用いられるサリチル酸アニリド誘
導体において、上記一般式(I)のR1〜R3およびX1〜X5
で示されるアルキル基としては、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、第二ブチル、第三ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、オクチル、第三オクチル、2−エチルヘキシ
ル、ノニル、イソノニル、デシル、ドデシルなどの基が
挙げられる。
【0014】また、上記一般式(I)のR1、R2およびX3
〜X5で示されるハロゲン原子としては、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素などの原子が挙げられる。
【0015】従って、上記一般式(I)で表されるサリ
チル酸アニリド誘導体の具体的な代表例としては、下記
〔化3〕〜〔化12〕に示す化合物No.1〜No.10 などが
挙げられる。
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】
【化5】
【0019】
【化6】
【0020】
【化7】
【0021】
【化8】
【0022】
【化9】
【0023】
【化10】
【0024】
【化11】
【0025】
【化12】
【0026】上記一般式(I)で表されるサリチル酸ア
ニリド誘導体は、例えば、サリチル酸フェニルとアミノ
フェノール化合物とを反応させることによって容易に製
造することができるが、その製造方法は特に制限されな
い。
【0027】〔合成例〕以下に、本発明に用いられる上
記一般式(I)で表されるサリチル酸アニリド誘導体の
具体的な合成例を示す。しかしながら、これらの合成例
により、本発明は何ら制限を受けるものではない。
【0028】合成例1 化合物No. 1(前記〔化3〕に示す)の合成
【0029】サリチル酸フェニル11.8g(0.05
5モル)およびo−アミノフェノール5.5g(0.0
5モル)を50gのジメチルホルムアミドに溶解し、昇
温する。160℃で5時間反応後、反応液を水に注いで
晶析させ、ろ別した。粗生成物をトルエン/エタノール
の混合溶媒で再結晶して赤外吸収スペクトルで1610
cm-1にアニリドの吸収がある融点169.4℃の目的
物9.7g(収率85%)を得た。
【0030】合成例2 化合物No. 6(前記〔化8〕に示す)の合成
【0031】サリチル酸フェニル11.2g(0.05
2モル)および4−アミノ−m−クレゾール6.2g
(0.05モル)およびジグライム25gの混合物を2
00℃で7時間反応した。脱溶媒後、残渣をトルエンに
注いで晶析させ、結晶を熱トルエンて洗浄して赤外吸収
スペクトルで1595cm-1にアニリドの吸収がある融
点189℃の目的物10.6g(収率87.5%)を得
た。
【0032】本発明に用いられる上記サリチル酸アニリ
ド誘導体の使用量は、要求される性能および記録適性、
後述の染料(発色性物質)あるいは併用される他の顕色
剤、増感剤などの他の添加剤の種類および使用量によっ
ても変わるため、特に制限されないが、通常、発色性物
質1重量部に対して0.01〜10重量部、好ましくは
0.1〜5重量部である。上記使用量が発色性物質1重
量部に対して、0.01重量部未満の場合には、保存安
定性の改善効果が乏しく、また、10重量部を超えて使
用しても、その効果はそれ以上大きくならず不経済であ
る。
【0033】本発明の感熱記録材料は、感熱記録層およ
び支持体からなり、該感熱記録層中に上記サリチル酸ア
ニリド誘導体を含有するものである。そして、上記感熱
記録層は、上記サリチル酸アニリド誘導体と発色性物質
とにより形成され、更に必要に応じて、顕色剤、各種の
増感剤、公知の保存安定剤などを添加して形成すること
ができる。
【0034】上記発色性物質は、通常無色ないし淡色の
発色性物質であり、該発色性物質としては、各種の染料
が用いられるが、一般の感熱記録材料などに用いられて
いるものであれば特に制限を受けない。
【0035】上記染料(発色性物質)の具体例として
は、例えば、(1)3,3−ビス(p−ジメチルアミノ
フェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(p−
ジメチルアミノフェニル)−3−(2−フェニル−3−
インドリル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(1,2−ジメチル−3−インドリル)フ
タリド、3,3−ビス(9−エチル−3−カルバゾリ
ル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(2
−フェニル−3−インドリル)−5−ジメチルアミノフ
タリドなどのトリアリールメタン系化合物;(2)4,
4−ビス(ジメチルアミノ)ベンズヒドリンベンジルエ
ーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオ
ーラミンなどのジフェニルメタン系化合物;(3)ロー
ダミン−β−アニリノラクタム、3−(N−メチル−N
−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−オクチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−クロロア
ニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−
メチル−7−(2,4−ジメチルアニリノ)フルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(β−エ
トキシエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−クロロ−7−(γ−クロロプロピルアミノ)フル
オラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−エトキシエチルアミノ)−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−テトラヒド
ロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−エチル−N−トリルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−N,N−ジブチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
ジブチルアミノ−7−(2−クロロアニリノ)フルオラ
ン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−(4−アニリノ)アニリノ−6−メ
チル−7−クロロフルオランなどのキサンテン系化合
物;(4)ベンゾイルロイコメチレンブルー、p−ニト
ロベンゾイルロイコメチレンブルーなどのチアジン系化
合物;(5)3−メチルスピロジナフトピラン、3−エ
チルスピロジナフトピラン、3−ベンジルスピロジナフ
トピラン、3−メチルナフト−(3−メトキシベンゾ)
スピロピランなどのスピロ系化合物;(6)その他3,
5’,6−トリス(ジメチルアミノ)−スピロ〔9H−
フルオレン−9,1’(3’H)−イソベンゾフラン〕
−3’−オン、1,1−ビス〔2−(4−ジメチルアミ
ノフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)エテニ
ル〕−4,5,6,7−テトラクロロ(3H)イソベン
ゾフラン−3−オンなどが挙げられ、また、これらの染
料は1種又は2種以上を混合して用いることができる。
【0036】また、前述したように、本発明に用いられ
る上記サリチル酸アニリド誘導体は、それ自身顕色剤と
しての効果を奏するので、他の顕色剤を用いなくてもよ
いが、更に発色感度を増大させる必要がある場合は、フ
ェノール系、有機カルボン酸系あるいは金属塩系などの
周知の他の顕色剤を併用することができる。また、これ
らの他の顕色剤を併用することによって上記サリチル酸
アニリド誘導体の使用量を低減させることもできる。
【0037】上記他の顕色剤としては、例えば、p−オ
クチルフェノール、p−第三ブチルフェノール、p−フ
ェニルフェノール、p−ヒドロキシアセトフェノン、α
−ナフトール、β−ナフトール、p−第三オクチルカテ
コール、2,2’−ジヒドロキシビフェニル、ビスフェ
ノール−A、1,1−ビス(p−ヒドロキシフェニル)
ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプ
タン、2,2−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス
(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビ
ス(3,4−ジヒドロキシフェニル)スルホン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス〔2−
(4−ヒドロキシフェニルチオ)エトキシ〕メタン、4
−(4−イソプロポキシベンゼンスルホニル)フェノー
ル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)酢酸ブチル、p−ヒドロキシ安息香酸
ベンジル、3,5−ジ第三ブチルサリチル酸などのフェ
ノール系、安息香酸などの有機カルボン酸系、サリチル
酸亜鉛などの金属塩系などの顕色剤が挙げられ、これら
のうち、特にフェノール系の顕色剤を用いることが好ま
しい。
【0038】上記他の顕色剤の使用量は、通常、発色性
物質1重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは
0.2〜5重量部である。上記使用量が発色性物質1重
量部に対して、0.1重量部未満の場合には、発色感度
が不充分であり、また、10重量部を超えて使用して
も、その効果はそれ以上大きくならず不経済である。
【0039】上記増感剤は、本発明の感熱記録材料の発
色感度を高めるために用いられるものであり、該増感剤
としては、例えば、酢酸亜鉛、オクチル酸亜鉛、ラウリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸亜鉛、ベヘニ
ン酸亜鉛、安息香酸亜鉛、サリチル酸ドデシルエステル
亜鉛塩、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウム、ステアリン酸アルミニウムなどの有機酸の金属
塩;ステアリン酸アミド、ステアリン酸メチロールアミ
ド、ステアロイル尿素、アセトアニリド、アセトトルイ
ジド、アセト酢酸アニリド、安息香酸ステアリルアミ
ド、エチレンビスステアリン酸アミド、ヘキサメチレン
ビスオクチル酸アミドなどのアミド化合物;1,2−ビ
ス(3,4−ジメチルフェニル)エタン、m−ターフェ
ニル、1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3
−メチルフェノキシ)エタン、p−ベンジルビフェニ
ル、p−ベンジロキシビフェニル、ジフェニルカーボネ
ート、ビス(4−メチルフェニル)カーボネート、ジベ
ンジルオキザレート、ビス(4−メチルベンジル)オキ
ザレート、1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸
フェニル、1−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸
ベンジル、3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボン酸
フェニル、メチレンジベンゾエート、1,4−ビス(2
−ビニロキシエトキシ)ベンゼン、2−ベンジロキシナ
フタレン、4−ベンジロキシ安息香酸ベンジル、ジメチ
ルフタレート、テレフタル酸ジベンジル、ジベンゾイル
メタン、4−メチルフェノキシ−p−ビフェニルなどを
挙げることができ、これらの増感剤は、通常、発色性物
質1重量部に対して0.1〜10重量部が使用される。
【0040】本発明の感熱記録材料には、特に高度の耐
水性、耐熱性及び耐油性が要求される場合には、他の保
存安定剤を併用することによって本発明の目的を達成す
ることができる。
【0041】上記他の保存安定剤としては、例えば1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−第
三ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニ
ル)ブタン、4,4’−ブチリデンビス(2−第三ブチ
ル−5−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(2
−第三ブチル−5−メチルフェノール)、2,2’−チ
オビス(6−第三ブチル−4−メチルフェノール)、
2,2’−メチレンビス(6−第三ブチル−4−メチル
フェノール)などのヒンダードフェノール化合物、4−
ベンジルオキシ−4’−(2−メチルグリシジルオキ
シ)ジフェニルスルホン、ナトリウム−2,2’−メチ
レンビス(4,6−ジ第三ブチルフェニル)ホスフェー
トなどが挙げられ、これらの保存安定剤は、通常、発色
性物質1重量部に対して0.1〜10重量部が使用され
る。
【0042】本発明の感熱記録材料は、例えば、下記の
如く得ることができる。本発明に用いられる上記サリチ
ル酸アニリド誘導体、発色性物質(発色性無色染料)、
必要に応じて用いられる他の顕色剤、増感剤及び他の保
存安定剤などは、通常、ボールミル、アトライザー、サ
ンドグラインダーなどの磨砕機あるいは適当な乳化装置
により微粒化され、目的に応じてさらに各種の添加材料
を加えて塗液とし、該塗液を紙あるいは各種フィルム類
等の通常の感熱記録材料の支持体として用いられている
材料に塗布することによって目的とする本発明の感熱記
録材料を得ることができる。
【0043】上記塗液には、通常、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド重合体、澱
粉類、スチレン−無水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル
−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重
合体あるいはこれらの変成物などの結合剤、カオリン、
シリカ、珪藻土、タルク、二酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、メラミン
などの充填剤が配合されるが、この他に金属石けん類、
アマイド類、ワックス類、光安定剤、耐水化剤、分散
剤、消泡剤などを必要に応じて配合させて使用すること
ができる。
【0044】本発明の感熱記録材料は、ファクシミリ用
紙、プリンター用紙、ラベル、値札、切符などの感熱記
録材料が応用される各種の用途に用いることができる。
【0045】
【実施例】以下、実施例および比較例をもって本発明を
更に詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの
実施例によって何ら制限を受けるものではない。
【0046】〔実施例1〕3−(N,N−ジブチルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン20gおよ
び10%ポリビニルアルコール水溶液100gを充分に
磨砕して分散液Aとした。
【0047】試料化合物(下記〔表1〕に示す)20g
を10%ポリビニルアルコール水溶液100gとともに
ボールミル中で磨砕して分散液Bを得た。
【0048】2−ベンジルオキシナフタレン20gおよ
び10%ポリビニルアルコール水溶液100gを充分に
磨砕して分散液Cを得た。
【0049】ステアリン酸亜鉛20gを10%ポリビニ
ルアルコール水溶液100gとともにボールミル中で磨
砕して分散液Dを得た。
【0050】ポリエチレンワックス20gを10%ポリ
ビニルアルコール水溶液100gとともにボールミル中
で磨砕して分散液Eを得た。
【0051】上記分散液A、B、C、DおよびEを1:
2:2:0.3:0.3の重量比で混合し、混合液20
0gに対し炭酸カルシウム50gを添加し、充分に分散
させて塗液とし、この塗液を50g/m2の基紙上に厚さ
32μmで塗布し、乾燥して感熱記録材料を得た。
【0052】得られた感熱記録材料を用い、感熱印字装
置(TH−PMD:株式会社大倉電機製)を用いてパル
ス幅0.8msecで印字した記録像の発色濃度および
地肌部の濃度(初期濃度)を、マクベス濃度計(マクベ
ス社製RD−933型)により測定した。
【0053】また、耐光性を評価するために、この発色
させた感熱記録材料をカーボンアークフェードメーター
中に入れ、10時間照射した後の印字部及び地肌部の濃
度を測定した。尚、地肌部の濃度については黄色フィル
ターを用いて測定した。
【0054】それらの結果を下記〔表1〕に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【化13】
【0057】
【化14】
【0058】〔実施例2〕3−(N−エチル−N−イソ
アミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
20gおよび10%ポリビニルアルコール水溶液100
gを充分に磨砕して分散液Aを得た。
【0059】ビスフェノールA20gおよび10%ポリ
ビニルアルコール水溶液100gを充分に磨砕して分散
液Bを得た。
【0060】4−ベンジルビフェニル20gおよび10
%ポリビニルアルコール水溶液100gを充分に磨砕し
て分散液Cを得た。
【0061】試料化合物(下記〔表2〕に示す)20g
を10%ポリビニルアルコール水溶液100gとともに
ボールミル中で磨砕して分散液Dを得た。
【0062】分散液A、B、C、Dおよび微粉末状シリ
カを重量比1:3:2:1:0.5の割合で混合し、充
分に分散させて塗液とし、この塗液を50g/m2の基紙
上に厚さ32μmで塗布し、乾燥して感熱記録材料を得
た。
【0063】得られた感熱記録材料を用い、感熱印字装
置(TH−PMD:株式会社大倉電機製)を用いて、パ
ルス幅0.8 msec で印字した記録像の発色濃度及び地
肌部の濃度(初期濃度)を、マクベス濃度計(マクベス
社製RD−933型)により測定した。
【0064】また、この発色させた感熱記録材料を60
℃、乾燥の条件下(乾熱)で24時間および40℃、相
対湿度90%の条件下(湿熱)で24時間保存し、印字
部の濃度を測定し、耐熱性を評価した。
【0065】それらの結果を下記〔表2〕に示す。
【0066】
【表2】
【0067】上記〔表1〕および〔表2〕の結果から以
下のことが明らかである。前記一般式(I)で表される
サリチル酸アニリド誘導体以外のサリチル酸アニリド誘
導体(比較化合物1および2)を感熱記録層中に添加し
た感熱記録材料(比較例1-1,1-2,2-1 および2-2 ) は、
初期の発色濃度および地肌汚れは優れているものの、耐
光性および耐熱性(乾燥熱時保存、湿潤熱時保存)など
の保存安定性が充分でない。これに対し、前記一般式
(I)で表されるサリチル酸アニリド誘導体(化合物N
o.1〜No.10 )を感熱記録層中に添加した感熱記録材料
(実施例1-1 〜1-10および2-1 〜2-4 )は、耐光性およ
び耐熱性(乾燥熱時保存、湿潤熱時保存)などの保存安
定性に優れている。特に、紫外線に照射された後でも発
色部の消色および地肌部の変色を防止する効果が極めて
大きいばかりでなく、地肌カブリも少ない。しかも、前
記一般式(I)で表されるサリチル酸アニリド誘導体
は、他の顕色剤を用いなくとも優れた発色画像を与える
ものであり、保存安定性に優れた顕色剤としての効果を
も奏するものである。
【0068】
【発明の効果】感熱記録層中に特定のサリチル酸アニリ
ド誘導体を含有してなる本発明の感熱記録材料は、耐光
性および耐熱性などの保存安定性の改善されたものであ
る。本発明の感熱記録材料は、特に、日光、蛍光灯など
に長期間照射された場合でも、発色部および地肌部の変
色が防止されたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 敦郎 埼玉県浦和市白幡5丁目2番13号 旭電化 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱記録層中に下記〔化1〕の一般式
    (I)で表されるサリチル酸アニリド誘導体の少なくと
    も一種を含有してなることを特徴とする感熱記録材料。 【化1】
JP6049581A 1994-03-18 1994-03-18 感熱記録材料 Pending JPH07257031A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180126974A (ko) * 2017-05-19 2018-11-28 수원대학교산학협력단 아마이드 구조의 피토알렉신 화합물과 그 제조방법 및 이를 함유하는 미백화장료 조성물

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KR20180126974A (ko) * 2017-05-19 2018-11-28 수원대학교산학협력단 아마이드 구조의 피토알렉신 화합물과 그 제조방법 및 이를 함유하는 미백화장료 조성물

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