JPH0725718Y2 - 電位検出ケーブル - Google Patents

電位検出ケーブル

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JPH0725718Y2
JPH0725718Y2 JP6071589U JP6071589U JPH0725718Y2 JP H0725718 Y2 JPH0725718 Y2 JP H0725718Y2 JP 6071589 U JP6071589 U JP 6071589U JP 6071589 U JP6071589 U JP 6071589U JP H0725718 Y2 JPH0725718 Y2 JP H0725718Y2
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switch
cable
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康浩 大蔵
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、船舶によって曳航され、海中の電気伝導度
を測定するのに使用される電位検出ケーブルに関する。
(ロ)従来の技術 第3図は、従来一般的な電位検出ケーブルを示す正面図
である。
この電位検出ケーブルは、複数本の電位検出用心線61を
1本に束ねてケーブル本体6を形成したもので、第4図
の断面図で示すように、各電位検出用心線61は絶縁体62
で被覆され、介在物63を介してテープ64で固定すると共
に、外周を浮力体65で被覆している。各電位検出用心線
61は、スイッチ機構7を介してそれぞれ電極A、B、
C、D、Eと接続している。各電極A、B、C、D、E
は、裸状に設定してある。また、スイッチ機構7は各電
極の手前側に配置され、各心線61と電極とを切り離すた
めのもので、切り離し作業を実行するためにケーブル本
体6より外方へ突出配備してある。
海中の電気伝導度を測定する際は、この電位検出ケーブ
ルを曳航し、各電極A、B、C、D、Eに電圧をかけ、
各電極間の電位差を検出することで、海中の電気伝導度
を算出する。また、各電極の電位差を正確に測定するた
めに、各心線61間のショート状態を確認する場合、スイ
ッチ機構7により、各心線61と各電極A、B、C、D、
Eとを切り離し、この状態で絶縁テストを実行する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来の電位検出ケーブルのスイッチ機構7は、第5図に
示すような構造となっている。第5図では、心線61に接
続する電極Aのスイッチ機構7を例示している。このス
イッチ機構7は、ケーブル本体6を被覆する絶縁ゴムモ
ールド部71を外方へ延長突出させ、この突出部72の端面
に短絡板73を配備している。突出部72の端部には、3つ
の小孔72a、72b、72cが開口してあり、短絡板73には2
つのバカ孔73a、73bが開口してある。更に、上記電位検
出用心線61は、突出部72内まで引き出し、突出部72端部
に内蔵する筒状金具61aに接続している。この筒状金具6
1aのネジ孔61bが、突出部72の小孔72aに導出してある。
また、突出部72には上記心線61とは別個独立した筒状の
電極用導体74を内蔵し、この電極用導体74の一端部74a
のネジ孔74bを、突出部72の小孔72bに導出し、他端はワ
イヤロープ75を介して裸状電極Aと接続している。常態
において、筒状金具61aのネジ孔61bと短絡板73のバカ孔
73aとを連通させてビス76止めし、電極用導体金具74の
ネジ孔74bと短絡板73のバカ孔73bとを連通させてビス76
a止めしている。これにより、心線61と電極Aとが導通
し、電位検出測定状態が保持される。そして、絶縁ゴム
モールド部71の突出部72の端部には、キャップ77を脱着
可能に嵌着し、スイッチ機構7の液密性を確保してい
る。
各電位検出用心線61間のショート状態をテストする場合
は、キャップ77を外した後、電極用導体金具74と短絡板
73とのビス止着を外し、短絡板73を変位させてバカ孔73
bを突出部72の非電気的(どこにも導通していない空状
態の)ネジ孔72cに連通させ、ビス止めする。これによ
り、心線61と電極Aとの導通を切る。
このスイッチを切る作業は、以上のように複雑な手作業
を要し困難な許かりでなく、ケーブルの曳航を停止し、
ケーブル自体を船舶上に巻き取るか、或いは海面上に浮
かせて作業しなければならず、絶縁状態確認テストが極
めて困難である。
また、スイッチ機構がケーブル本体より外方へ突出して
いるために、この突出スイッチ機構が邪魔になりウイン
チ(ドラム)に巻取り難い等の不利があった。
この考案は、以上のような課題を解消させ、巻取り収納
が容易で、且つスイッチ機構の入り切り作業が極めて簡
便な電位検出ケーブルを提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この考案の電位検出ケーブルは、スイッチを介して電極
に接続した複数本の電位検出用心線を1本に束ねたケー
ブル本体と、このケーブル本体に内包され、前記各スイ
ッチを入り切りするための絶縁状態測定用心線と、この
絶縁状態測定用心線に接続され、上記各電位検出用心線
のスイッチに対応して配備されるスイッチ作動用コイル
とを特徴的に備えている。
この電位検出ケーブルは、スイッチとこのスイッチの作
動用コイルからなるスイッチ機構もケーブル本体に内包
されている。従って、従来のようにスイッチ機構がケー
ブル本体より外方へ突出しておらず、ドラムへの巻取り
収納が容易である。また、スイッチを介して接続されて
いる各電位検出用心線と各電極とは、常態において導通
状態に設定され、電位検出状態が確保されている。心線
と電極とを切り離す場合は、絶縁状態測定用心線に電流
を流す。これにより、スイッチ作動用コイルに磁界が発
生する。この磁界により、スイッチがOFFして心線と電
極とが絶縁される。この状態で、各電位検出用心線間の
ショート状態を確認する。従って、この絶縁テストは絶
縁状態測定用心線に、電流を流すだけで良く、船上から
スイッチの入り切りを実行し得、従来のようにケーブル
の曳航状態を停止させねばならない等の不便が全くな
い。
(ホ)実施例 第2図は、この考案に係る電位検出ケーブルの具体的な
一実施例を示す電気接続説明図である。
電位検出ケーブルは、公知のように複数本(例えば5
本)の絶縁された電位検出用心線11、12、13、14、15を
テープで束ね、且つテープの外周を浮力体で被覆したケ
ーブル本体1で構成されている。長さの異なる各電位検
出用心線11、12、13、14、15は、スイッチ機構を介して
先端に電極A、B、C、D、Eを配備している。この電
極A、B、C、D、Eは、それぞれケーブル本体1より
外方へ引き出され、裸状で捲回配備されている。ケーブ
ル本体1は、この構成において従来の電位検出ケーブル
(第3図)と何等異なる点はない。
この考案の電位検出ケーブルの特徴は、各電位検出用心
線11、12、13、14、15と、それぞれの電極A、B、C、
D、Eとを入り切りするスイッチ機構にある。
電位検出用心線11、12、13、14、15は、それぞれ先端部
にリードスイッチ3を介して電極A、B、C、D、Eと
接続している。これらの電極A、B、C、D、Eは、第
1図で示すように、ケーブル本体1のゴムモールド部4
より外方へ引き出され、裸状でケーブル本体1の外周に
捲回配備してある。第1図は、心線11の電極Aのスイッ
チ機構を例示している。また、このケーブル本体1には
2本の接続された絶縁状態測定用心線2、2aが内包して
ある。2本の絶縁状態測定用心線2、2aのうちの1本の
心線2には、各電位検出用心線11、12、13、14、15の、
それぞれのリードスイッチ3に対応してスイッチ作動用
コイル21が配備されている。このスイッチ作動用コイル
21は、第1図で示すように、リードスイッチ3の外周に
捲回配備してある。この絶縁状態測定用心線2、2aの端
子部は、各電位検出用心線11、12、13、14、15の端子部
と同様に、船舶に搭載する測定回路部のコネクタ5に電
気的に接続してある。上記リードスイッチ3は、常態に
おいてオン状態に設定し、各電位検出用心線11、12、1
3、14、15と、ぞれぞれの電極A、B、C、D、Eは導
通状態にあり、電位検出状態が確保されている。
このような構成を有する電位検出ケーブルでは、5本の
電位検出用心線11、12、13、14、15と絶縁状態測定用心
線2、2aとが、1本のケーブル本体1に内包されてい
る。また、スイッチ機構は電位検出用心線11、12、13、
14、15のリードスイッチ3と、絶縁状態測定用心線2の
スイッチ作動用コイル21とから構成され、このスイッチ
機構もケーブル本体1に内包されている。従って、従来
のようにスイッチ機構がケーブル本体1より外方へ突出
しておらず、船舶ドラムへの巻取りが容易である。ま
た、リードスイッチ3を介して接続されている各電位検
出用心線11、12、13、14、15と各電極A、B、C、D、
Eとは、常態において導通状態に設定され、電位検出状
態が確保されている。各心線11、12、13、14、15と各電
極A、B、C、D、Eとを切り離す場合は、絶縁状態測
定用心線2、2aに電流を流す。これにより、各スイッチ
作動用コイル21に磁界が発生する。この磁界により各リ
ードスイッチ3の有接点がOFFし、各心線11、12、13、1
4、15と各電極A、B、C、D、Eとが絶縁される。こ
の状態で、各電位検出用心線11、12、13、14、15間のシ
ョート状態を確認する。従って、この絶縁テストは2本
の絶縁状態測定用心線2、2aに、電流を流すだけで良
く、船上からリードスイッチ3の入り切りを実行でき、
ケーブル曳航中においても実施し得る。
なお、上記実施例では、リードスイッチとスイッチ作動
用コイルを別体に設ける場合を説明したが、もちろん、
これはリードスイッチとスイッチ作動用のコイルを一体
としたリードリレーを用いてもよい。
(ヘ)考案の効果 この考案では、以上のように、スイッチを介して電極を
接続した複数本の電位検出用心線と、各スイッチに対応
してスイッチ作動用コイルを備えた絶縁状態測定用心線
とを、1本のケーブル本体に内包するととしたから、ス
イッチ機構がケーブル本体の外方へ突出することがな
く、ドラムへの巻き取り収納が容易である。また、絶縁
状態測定用心線に電流を流すだけで、各電位検出用心線
と各電極とを容易に切り離すことが出来、ケーブル曳航
中においても各電位検出用心線のショート状態を確認し
得る。
従って、従来のように、各電位検出用心線のショート状
態を確認するのに、ケーブルの曳航状態を停止し、ケー
ブルを船舶上に巻上げ、或いはケーブルを海面上に浮か
せ、且つ作業者がスイッチ機構のキャップを取り外し、
スイッチ(短絡板)を入り切りする等の煩わしい作業が
解消される等、考案目的を達成した優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例電位検出ケーブルの要部を示す断面
図、第2図は、実施例電位検出ケーブルの電気接続状態
を示す説明図、第3図は、従来の電位検出ケーブルを示
す正面図、第4図は、従来の電位検出ケーブルを示す断
面図、第5図は、従来の電位検出ケーブルのスイッチ機
構を示す断面図、第6図は、従来のスイッチ機構の要部
を示す説明図である。 1:ケーブル本体、2・2a:絶縁状態測定用心線、3:リー
ドスイッチ、11・12・13・14・15:電位検出用心線 21:スイッチ作動用コイル、A・B・C・D・E:電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチを介して電極に接続した複数本の
    電位検出用心線を1本に束ねたケーブル本体と、このケ
    ーブル本体に内包され、前記各スイッチを入り切りする
    ための絶縁状態測定用心線と、この絶縁状態測定用心線
    に接続され、上記各電位検出用心線のスイッチに対応し
    て配備されるスイッチ作動用コイルとを備えたことを特
    徴とする電位検出ケーブル。
JP6071589U 1989-05-25 1989-05-25 電位検出ケーブル Expired - Fee Related JPH0725718Y2 (ja)

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