JPH0725731Y2 - 試料管用キャップ - Google Patents

試料管用キャップ

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JPH0725731Y2
JPH0725731Y2 JP1989002560U JP256089U JPH0725731Y2 JP H0725731 Y2 JPH0725731 Y2 JP H0725731Y2 JP 1989002560 U JP1989002560 U JP 1989002560U JP 256089 U JP256089 U JP 256089U JP H0725731 Y2 JPH0725731 Y2 JP H0725731Y2
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sample tube
cap
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mouth
cylindrical portion
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征三 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、核磁気共鳴装置の試料管に用いられるキャッ
プの改良に関する。
〔従来の技術〕
核磁気共鳴用試料管に用いる従来のキャップは、比較的
硬い材質から成るプラスチック製であって、第7図と第
8図の各断面図はその一例である。
即ち、第7図に示したものは、キャップ体Yの下側に円
筒部Yaを一体形成し、この円筒部Yaに形成した嵌込穴Yb
の内周面Ycが上端部に行くに従って徐々に細径と成るテ
ーパー面を成していて、図示の如く円筒部Yaを試料管W
の口部外側に嵌着して蓋となる外栓構造に造られてい
る。
一方第8図に示したものは、キャップ体Zの下側に一体
形成した円筒部Zaの下部が半球状を成し、それに連続す
る円筒部Zaの外周面Zbが上端に行くに従って徐々に太径
と成るテーパー面を成し、且つ、それに連続する上端は
肉厚の段差を成していて、試料管Wの口部内側に嵌着し
て蓋となる中栓構造に造られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 所が、第7図に示したキャップ体Yでは、試料管Wの口
部に嵌着される円筒部Yaの内周面Ycが、また、第5図に
示したキャップ体Zでは、試料管Wの口部に嵌込まれる
円筒部Zaの外周面Zbが、つまり試料管Wと接触する面
が、何れもテーパー面に形成されていて嵌着の円滑を図
っているが、接触部分が滑らかなテーパー面なので試料
管口部周面に対する実質的(機械的)な接触面は一点と
なり、密閉が困難であった。従って、きつく嵌込むため
に、試料管口部を破損する事故が多く発生していた。
加えて、外栓式キャップの場合は、材質が硬すぎると密
着が悪く、柔らかすぎると嵌める時に先端がめくれるの
で円滑に嵌まらない問題があった。また従来の外栓式キ
ャップは、口部に対して真っ直ぐに被せることが難し
く、斜めに被せられると核磁気共鳴装置で測定時に良好
なスペクトルが得られないと云った問題もあった。
また、試料管の内径は精密加工された外径に比べて精度
が劣り疎面なので、従来の比較的硬い材質からなる中栓
方式のキャップは嵌合が一定せず、試料管口部の破損事
故が多く発生していた。
従って本考案の技術的課題は、試料管口部に円滑に、つ
まり口部側に無理な力をかけずに、嵌着できると共に、
充分密閉できる核磁気共鳴装置の試料管用キャップを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於いて講じ
た手段は以下の如くである。
試料管の口部の外側又は内側に嵌着して閉塞する円筒部
を備えたキャップ体に於いて、上記試料管の口部と接触
する円筒部の内周面又は外周面に、円環状に形成した複
数本の凹溝を上下に多段形成すると共に、上記円筒部の
試料管と接触しない外周面又は内周面を、下端部に行く
に従って徐々に肉薄となるようにテーパー面に形成する
こと。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記の手段は、次の3つの機能を果たす。(イ)試料
管への当りが和らぐので、円滑な嵌着を可能にする。
(ロ)凹溝の部分が圧力の逃げになるので、凸部の密着
を良くし密封度を上げる。(ハ)凹溝がキャップ体の全
体のガイドとなり、口部に対して真っ直ぐに嵌着するこ
とを容易にする。
同じく上記の手段は、キャップ体の上部ほど外栓方式
の場合外側(中栓式の場合内側)への圧力の逃げが少な
くなるので、キャップ体を深く押し込むほど硬くなり、
口部の破損防止を可能にする。尚、従来は試料管との接
触面をテーパー形成していたが、反対側をテーパー加工
することにより同じ効果を得ると共に、密着性をはるか
に向上することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る試料管用キャップの好適
な実施例を図面と共に詳細に説明する。
〔第1実施例〕 第1図乃至第3図は本考案に係る試料管用キャップの第
1実施例を示したものであって、これ等の図面に於いて
1はフッ素ゴム等を用いて一体形成した外栓構造のキャ
ップ体であり、2はその下側部に連設した円筒構造の円
筒部で、円筒部2の外周面2aは下端側が徐々に細径とな
るテーパー面に形成されている。尚、第2図のLは上記
テーパー面の傾斜量を示す。
2bは上記円筒部2の内側に形成した嵌込穴で、この穴2
内に試料管Tの開口部が嵌着される。また、2c…は上記
嵌込穴2bの内周面に上下に多段形成した複数本の円環状
凹溝を示す。
第3図は、上記の外栓式キャップ体1を試料管Tの口部
外側に嵌着し、試料管Tを密封した状態の断面図を示
す。嵌着されたキャップ体1の内周面は弾性によって試
料管Tの口部外周面に密着する関係で、各凹溝2c…が図
示の形状に変形して、密封性を高める仕組に成ってい
る。
第3図の状態に嵌着された外栓構造のキャップ体1は、
外周面2aをテーパー面に造ってある関係で、下端部ほど
外から抑える力は弱く成り、斜めに力が掛った時に試料
管Tの口部に対する圧力を小さくできる。従って嵌込む
時、最初の角度の自由度は大きく、奥に行くほど角度の
自由度は小さくなるので、円滑且つ真っ直ぐな嵌着がで
きる。また、上下に多段形成した各凹溝2c…がガイドに
なって、キャップ体1の全体を試料管3の口部に対して
真っ直ぐ被せて口を塞ぐことができる。
〔第2実施例〕 第4図乃至第6図は本考案に係る試料管用キャップの第
2実施例を示したものであって、これ等の図面に於いて
3はフッ素ゴム等を用いて一体形成した内栓構造のキャ
ップ体であり、4はその下側部に連設した円筒構造の円
筒部で、円筒部4の外周面には複数本の円環状凹溝4c…
が上下に多段形成され、また、円筒部4に形成した切欠
穴4bの内周面4aは、下端側が徐々に細径となるテーパー
面に形成されている。
第6図は、上記の内栓式キャップ体3を試料管Tの口部
内側に嵌込み、試料管Tを密封した状態の断面図であっ
て、嵌込まれたキャップ体3の外周面は弾性によって試
料管Tの口部内周面に密着する関係で、各凹溝4c…が図
示の形状に変形して、密封性を高める仕組に成ってい
る。
尚、キャップ体3を試料管Tの口部に対して真っ直ぐ嵌
着できる点の作用、効果は、前記第1実施例と同一であ
るから、その詳細な説明は省略する。
〔効果〕 本考案に係る試料管用キャップは以上述べた如く、従来
のキャップに比較して、試料管の口部に接するキャップ
体の円筒部に円環状の凹溝を多段形成した点で、優れた
密封性を発揮すると同時に、試料管の口部に接触しない
円筒部の面をテーパー面に形成した点で、嵌着作業も極
めて円滑に行うことができて、試料管開口部の破損事故
を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る試料管用キャップの第1実施例を
示した斜視図で、第2図は第1図A−A線の拡大断面
図、第3図は第1実施例のキャップを試料管に嵌着した
状態を示す断面図、第4図は本考案に係る試料管用キャ
ップの第2実施例を示した斜視図で、第5図は第4図B
−B線の拡大断面図、第6図は第2実施例のキャップを
試料管に嵌込んだ状態を示す断面図、第7図と第8図は
従来例の断面図である。 1と3はキャップ体、2と4は円筒部、2aはテーパー面
に形成した外周面、4aはテーパー面に形成した内周面、
2cと4cは凹溝、Tは試料管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料管の口部の外側又は内側に嵌着して閉
    塞する円筒部を備えたキャップ体に於いて、上記試料管
    の口部と接触する円筒部の内周面又は外周面に、円環状
    に形成した複数本の凹溝を上下に多段形成すると共に、
    上記円筒部の試料管と接触しない外周面又は内周面を、
    下端部に行くに従って徐々に肉薄となるようにテーパー
    面に形成したことを特徴とする核磁気共鳴装置の試料管
    用キャップ。
JP1989002560U 1989-01-12 1989-01-12 試料管用キャップ Expired - Lifetime JPH0725731Y2 (ja)

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JP1989002560U JPH0725731Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 試料管用キャップ

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JP1989002560U JPH0725731Y2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 試料管用キャップ

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JPH0293777U JPH0293777U (ja) 1990-07-25
JPH0725731Y2 true JPH0725731Y2 (ja) 1995-06-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032223A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 National Institute For Materials Science プローブへの液状試料取付方法と液状試料容器及びその使用に用いる工具

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