JPH07257569A - 折り畳み容器 - Google Patents

折り畳み容器

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JPH07257569A
JPH07257569A JP7805394A JP7805394A JPH07257569A JP H07257569 A JPH07257569 A JP H07257569A JP 7805394 A JP7805394 A JP 7805394A JP 7805394 A JP7805394 A JP 7805394A JP H07257569 A JPH07257569 A JP H07257569A
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JP
Japan
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container
plate
bottom plate
top plate
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP7805394A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Shikura
正勝 四倉
Toshiyuki Tachikawa
敏幸 立川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】天板T、底板B及び2枚の側壁W,W’を、そ
れぞれヒンジ結合Hして両端部に開口部C’,C”を有
する容器を形成するとともに、開口部には、収納された
物品Vの排出を阻止する阻止部材t1〜t4、b1〜b
4を配設した折り畳み容器Cに関するものである。 【効果】容器に収納された物品の出し入れを、容器を破
壊することなく行うように構成したので、リターナブル
可能な容器とすることができ、従って、資源保護或いは
廃棄物処理等の問題が解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶、瓶或いは柱状製品
等の物品を収納する折り畳み可能で、しかも、回収して
何度も再使用することが可能な、所謂、リターナブル可
能な容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、缶、瓶或いは柱状製品等の物品を
収納する容器としては、紙製のカートンケースが知られ
ており、例えば、缶詰製品或いはビール缶等が収納され
たカートンケースからの缶詰製品或いはビール缶等の取
り出しは、カートンケースの取り出し口等を破くことに
より行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
缶、瓶或いは柱状製品等の物品等(以下、単に、「缶状
物品」という。)が収納された容器は、紙等で製造され
た再使用不可能な、所謂、ワンウエイ容器であるため
に、資源保護或いは廃棄物処理等の多くの問題がある。
【0004】また、缶状物品を容器に収納する場合に
は、展開された平板状厚紙等の折り曲げ途中において、
4本5列、4本6列、6本5列等に缶状物品を平板状厚
紙等の上に配列し、その後、更に平板状厚紙等を折り曲
げ箱形に形成するとともに、平板状厚紙等の端部を接着
して缶状物品の収納された容器を生産しているため、缶
状物品の容器への収納までには多数の作業工程が必要と
なり、コスト或いは生産性等の点で問題がある。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の容器が有
する課題を解決するとともに、折り畳み及び組み立てが
簡単な折り畳み容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、折り畳み容器において、第1には、
天板、底板及び2枚の側壁を、それぞれヒンジ結合して
両端部に開口部を有する容器を形成するとともに、開口
部には、収納された物品の排出を阻止する阻止部材を配
設したものであり、第2には、天板、底板及び2枚の側
壁を、それぞれヒンジ結合して両端部に開口部を有する
容器を形成するとともに、少なくとも一方の開口部に
は、収納された物品の出し入れ位置或いは搬出阻止位置
に選択的に移動可能な係止部材を配設したものであり、
第3には、天板及び底板に垂直状のストッパーを配設す
ることにより上記阻止部材を形成したものであり、第4
には、上記阻止部材を弾性部材により形成したものであ
り、第5には、天板の上面に突起を突設するとともに、
底板の底面に前記突起が嵌合可能な凹部を穿設したもの
である。
【0007】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0008】先ず最初に、本発明の折り畳み容器(以
下、単に、「容器」ともいう。)の斜視図である図1、
容器が組み立てられた状態の裏面図である図2及び容器
が後述するヒンジ部により折り畳まれた状態の容器の裏
面図である図3を用いて、容器Cの概略について説明す
る。
【0009】T及びBは、それぞれ、容器Cの天板及び
底板であり、W及びW’は、後述するヒンジ部Hにより
天板T及び底板Bに、それぞれヒンジ結合された側板で
ある。容器Cは、図1に示されているように、天板T、
底板B及び側板W、W’により、組み立てられた際に
は、両端部に開口部C’、C”を有する略直方体状に形
成される。また、開口部C’,C”の一方の開口部C’
である容器Cの缶状物品Vの出し入れ口C’側には、後
述する係止部材Sが配設されており、もう一方の開口部
C”には、後述する阻止部材が配設されている。
【0010】図2に示されているように、容器Cの缶状
物品Vの出し入れ口側C’、即ち、開口部C’とは反対
側の開口部C”側の天板Tの端部には、容器Cに収納さ
れた缶状物品Vの取り出しを阻止する阻止部材としての
垂直状の天板側ストッパーt1〜t4が垂設されてい
る。天板Tの一方の端部に垂設された天板側ストッパー
t1の巾は、図3に示されているように、容器Cが折り
畳まれた時に、下に位置する側板W’上に載置されるよ
うに側板W’の高さに略等しく、それ以外の天板側スト
ッパーt2〜t4は、所定の巾を有し、所定の間隔を置
いて適当数垂設されている。同様に、容器Cの缶状物品
Vの出し入れ口C’側とは反対側の開口部C”側の底板
Bの端部にも、容器Cに収納された缶状物品Vの取り出
しを阻止する阻止部材としての垂直状の底板側ストッパ
ーb1〜b4が立設されている。天板側ストッパーt1
に対して対角に位置する底板側ストッパーb1の巾は、
同じく図3に示されているように、容器Cが折り畳まれ
た時に、上に位置する側板Wが載置されるように側板W
の高さに略等しく、それ以外の底板側ストッパーb2〜
b4は、所定の巾を有し、所定の間隔を置いて適当数立
設されている。
【0011】図2に示されているように、容器Cを組み
立てた際の、天板Tと底板Bの内側寸法Lは、収納され
る缶状物品Vの高さVaに略等しく、また、天板Tの端
部に垂設された天板側ストッパーt1〜t4の先端と底
板Bの端部に立設された底板側ストッパーb1〜b4の
先端との間隔L’は、容器Cから缶状物品Vが抜け出な
いように、収納される缶状物品Vの高さVaより狭く形
成されている。
【0012】図3に示されているように、容器Cが折り
畳まれた時には、天板側ストッパーt1は、下に位置す
る側板W’上に載置され、天板側ストッパーt2は、底
板側ストッパーb3と底板側ストッパーb4間の凹部に
挿入され、また、天板側ストッパーt3は、底板側スト
ッパーb2と底板側ストッパーb3間の凹部に挿入さ
れ、更に、天板側ストッパーt4は、底板側ストッパー
b1と底板側ストッパーb2間の凹部に挿入され、更に
また、底板側ストッパーb1の上には側板Wが載置され
るように構成されている。逆に、底板側ストッパーb2
は、天板側ストッパーt3と天板側ストッパーt4間の
凹部に挿入され、また、底板側ストッパーb3は、天板
側ストッパーt2と天板側ストッパーt3間の凹部に挿
入され、更に、底板側ストッパーb4は、天板側ストッ
パーt1と天板側ストッパーt2間の凹部に挿入される
ように構成されている。
【0013】次に、容器Cの分解斜視図である図4、ヒ
ンジ部Hの分解斜視図である図5及びヒンジ部Hの組み
立て斜視図である図6を用いて、ヒンジ部Hについて説
明する。
【0014】ヒンジ部Hは、図4に示されているよう
に、天板Tと側板Wとを、また、天板Tと側板W’と
を、更に、底板Bと側板Wとを、更にまた、底板Bと側
板W’とを、それぞれ、2か所でヒンジ結合するもので
ある。勿論、容器Cの大きさ或いは強度等を考慮して、
このようなヒンジ部Hを、それぞれ、1か所或いは3か
所以上配設することができる。このような位置に配設さ
れているヒンジ部Hは、基本的に同じ構造であるので、
以下においては、天板Tと側板Wとをヒンジ結合するヒ
ンジ部Hについて説明する。
【0015】略平板状の天板Tの側板Wとヒンジ結合さ
れる側には、略垂直に垂設された垂直枠t5が垂下され
ており、垂直枠t5には、所定数の凹部t6を設けるこ
とにより、所定間隔をおいて適当数の凸片t7が垂設さ
れるように構成されている。凸片t7の一方の側壁t8
には、円筒状の嵌合突起t9が略水平状に突設されてお
り、嵌合突起t9の少なくとも1つは、先端に割溝t
9’が穿設された略円錐状の膨出部t9”が設けられた
嵌合突起t9に形成されている。一方、側板Wの天板T
とヒンジ結合される上端縁Waには、上記の天板Tの垂
直枠t5に設けられた凹部t6に挿入可能な挿入片w1
が立設されており、挿入片w1には、上記の天板Tに設
けられた嵌合突起t9が嵌着される孔w1’が穿設され
ている。また、嵌合突起t9が嵌着される孔w1’の少
なくとも1つは、挿入片w1を貫通した貫通孔w1”と
して形成されている。
【0016】側板Wに立設された挿入片w1を、天板T
の垂直枠t5に設けられた凹部t6に挿入し、側板Wの
挿入片w1に穿設された孔w1’と、天板Tの凸片t7
の側壁t8に突設された嵌合突起t9を整合させた後
に、天板T或いは側板Wを水平方向に移動させて、図6
に示されているように、側板Wの挿入片w1に穿設され
た孔w1’に、天板Tの凸片t7に設けられた嵌合突起
t9を挿着させることによって、天板Tと側板Wとをヒ
ンジ部Hでヒンジ結合させるものである。この際、側板
Wの挿入片w1の少なくとも1つの貫通孔w1”には、
嵌合突起t9の少なくとも1つの、先端に割溝t9’が
穿設された略円錐状の膨出部t9”が設けられた嵌合突
起t9が、割溝t9’の巾を縮小することにより挿着さ
れ、嵌合突起t9の膨出部t9”が、図6に示されてい
るように、貫通孔w1”から突出するとともに、割溝t
9’の巾が元に復元することにより膨出部t9”が拡張
するので、貫通孔w1”から嵌合突起t9が簡単には抜
け出ないように構成されている。このように構成するこ
とにより、天板Tと側板Wとが、簡単に外れないように
構成されている。
【0017】ヒンジ部Hは、上述したように、天板Tと
側板Wとのヒンジ結合の他に、天板Tと側板W’、ま
た、底板Bと側板W、更に、底板Bと側板W’とのヒン
ジ結合のために配設されているが、配設状態が多少異な
るので、以下に、この点について、図4を用いて説明す
る。
【0018】天板Tと側板W’とのヒンジ結合のための
ヒンジ部Hは、略平板状の天板Tの水平端縁Taに突設
された凸片t7と、側板W’の上端縁W’aに突設され
た挿入片w1間に配設されており、また、底板Bと側板
Wとのヒンジ結合のためのヒンジ部Hは、略平板状の底
板Bの水平端縁Baに突設された凸片t7と、側板Wの
下端縁Wbに凹部t6を設けることにより形成された挿
入片w1間に配設されており、更に、底板Bと側板W’
とのヒンジ結合のためのヒンジ部Hは、略平板状の底板
Bの垂直枠b5に設けられた凸片t7と、側板W’の下
端縁W’bに凹部t6を設けることにより形成された挿
入片w1間に配設されている。
【0019】以上説明したように、天板Tと側板W、ま
た、天板Tと側板W’、更に、底板Bと側板W、更にま
た、底板Bと側板W’とが、それぞれ、ヒンジ部Hによ
りヒンジ結合されているので、容器Cが略直方体状の箱
状に組み立てられた図1に示されている状態から、容器
Cの天板T及び側板W、W’を、図2において左方向に
倒すことにより、図3に示されているように、平らなコ
ンパクトな状態に容器Cを折り畳むことができる。
【0020】次に、図1、図4及び係止部材Sの一部斜
視図である図7を用いて、容器Cの缶状物品Vの出し入
れ口C’側に配設された係止部材Sについて説明する。
【0021】b6は、底板Bの缶状物品Vの出し入れ口
C’側の端部縁Bbに配設された容器Cの内部方向に開
口した略コの字状の雌部材であり、底板Bの端部縁Bb
に沿って適当な間隔を置いて配設されている。なお、図
1及び図4には、4つの雌部材b6が配設された例が示
されている。s1は、細長状の係止棒であり、係止棒s
1には、底板Bの端部縁Bbに配設された雌部材b6に
対応して略方形状の透孔s2が穿設されており、係止棒
s1の透孔s2に対応する部分には棒状の雄部材s3が
形成されている。また、透孔s2の横方向の係止棒s1
の側部には、雌部材b6の先端部b6’が挿入可能な凹
部s4が、透孔s2に連続して設けられている。s5
は、係止棒s1から突設するように配設された透孔s2
を囲むように突設された略方形状の係止部であり、図1
及び図4においては、右端に配設された係止部s5は、
他の係止部s5に比較して横長に形成されているが、他
の係止部s5と同じ形状にすることも、また、係止部s
5全体を凹部のない横長の板状に形成することもでき
る。
【0022】b7は、底板Bに適当なスリットb8を穿
設することにより形成された舌片であり、舌片b7は、
上方に屈曲され、バネ部材としての機能を有するように
構成されている。勿論、このようなスリットb8を穿設
することなく、底板Bに板バネを取着することもでき
る。この舌片b7は、係止部材Sを組み立てた際に、舌
片b7の先端部が、係止棒s1に突設された係止部s5
の裏面s5’に当接するように底板Bに配設されてい
る。また、b9は、底板Bの側板W’側で缶状物品Vの
出し入れ口C’側端部に穿設された、係止棒s1の端部
s1’が挿入可能な透孔である。また、図4において
は、底板Bの端部縁Bb側に段差Bb’が設けられてお
り、段差Bb’に対応する底板Bの側端部に係止棒s1
の端部s1’が挿入可能な透孔b9が穿設されている
が、このような段差Bb’を設けずに、直接、底板Bの
垂直枠b5に透孔b9を穿設することもできる。なお、
容器Cの分解斜視図である図4以外においては、このよ
うな段差Bb’が設けられていない例が示されている。
【0023】上述した構成を有する係止棒s1を、底板
Bの端部縁Bbに配設された雌部材b6に装着するに
は、係止棒s1の端部s1’を、底板Bの側端部に穿設
された透孔b9に挿入して、図7(b)に示されている
ように、係止棒s1を、係止棒s1の透孔s2に、底板
Bの端部縁Bbに配設された雌部材b6が位置するよう
に配置し、次いで、図7(b)の矢印A方向に係止棒s
1を水平移動させて、雌部材b6の先端部b6’を、係
止棒s1に設けられた凹部s4に挿着して係止部材Sを
構成する。
【0024】このようにして形成された係止部材Sの係
止棒s1の係止部s5は、底板Bに配設された舌片b7
に当接されているので、図7(a)に示されているよう
に、常時は、容器Cの内側に向けて傾斜しており、容器
Cに収納された缶状物品Vの下端部V’が係止部s5に
当接するとともに、係止棒s1に設けられた凹部s4
に、底板Bの端部縁Bbに配設された雌部材b6の先端
部b6’が挿着されており、雌部材b6の先端部b6’
が一種のストッパーとして作用しているので、係止棒s
1の容器Cの外方向への回動が阻止され、従って、缶状
物品Vの容器Cからの排出が阻止されている。
【0025】また、図7(a)に示されている状態か
ら、図7(b)に示されているように、係止棒s1の透
孔s2が、底板Bの端部縁Bbに配設された雌部材b6
の位置に配置されるように、係止棒s1を水平移動させ
た後、図7(c)に示されているように、係止棒s1を
容器Cの外方向に回動させて、雌部材b6を係止棒s1
の透孔s2に挿入させることにより、係止棒s1の係止
部s5を容器Cの外側に傾斜させて、容器Cに収納され
ている缶状物品Vを容器Cから取り出すことができるよ
うに構成されている。
【0026】次に、係止部材Sの別の実施例の分解斜視
図である図8及び該係止部材Sの側板W側の容器Cの内
側からの側面図である図9を用いて、係止部材Sの別の
実施例について説明する。
【0027】b10〜b12は、底板Bの缶状物品Vの
出し入れ口C’側の端部縁Bbから突設された突出部で
あり、端部縁Bbに所定間隔を置いて配設されている。
なお、図8においては、突出部b10〜b12は、端部
縁Bbの両端部及び中央部に合計3個配設されている例
が示されている。端部縁Bbの両端部に配設された突出
部b10、b12には、縦長の長孔b10’、b12’
が穿設されており、また、中央部に配設された突出部b
11には、容器Cの内側に開口した水平部b11’と垂
直部b11”からなるT字が横方向に向いたT字形長孔
b13が穿設されている。
【0028】s10は、上述した係止棒s1に相当する
係止板であり、係止板s10の中央部には、突出部b1
1が挿入される凹部s11が設けられており、凹部s1
1の先端部には、上述した中央部に配設された突出部b
11のT字形長孔b13に挿着される棒体s12が張設
されている。また、係止板s10の両端部側縁s1
0’、s10”には、突出部b10、b12の縦長の長
孔b10’、b12’に挿入される棒体s13、s14
が突設されており、また、係止板s10の両端部側縁s
10’、s10”の棒体s13、s14が突設された反
対側の端部付近には、突起部s15、s16が突設され
ている。
【0029】w10及びw10’は、それぞれ、側板W
及び側板W’の缶状物品Vの出し入れ口C’側の端部付
近に配設された縦長の凸条であり、w11及びw11’
は、縦長の凸条w10、w10’より容器Cの外側に、
係止板s10の両端部側縁s10’、s10”に突設さ
れた突起部s15、s16が挿入可能な間隔をおいて突
設されて短い突起である。
【0030】係止板s10の棒体s12及び棒体s1
3、s14を、突出部b10〜b12に穿設されたT字
形長孔b13及び長孔b10’、b12’に嵌着して、
係止部材Sを組み立てる。図9(a)に示されているよ
うに、T字形長孔b13及び長孔b10’、b12’の
最下部に、係止板s10の棒体s12、s13、s14
を載置するとともに、係止板s10の両端部側縁s1
0’、s10”に突設された突起部s15、s16を、
側板W及び側板W’の缶状物品Vの出し入れ口C’側の
端部付近に配設された縦長の凸条w10、w10’と、
縦長の凸条w10、w10’より容器Cの外側に突設さ
れて短い突起w11、w11’間に挿着することによ
り、係止板s10を略垂直状態に維持し、容器Cに収納
された缶状物品Vの、容器Cからの排出が阻止されるよ
うに構成されている。なお、図9には、便宜的に、係止
板s10の棒体s13及び突起部s16のみが示されて
いる。
【0031】また、係止板s10を、図9(b)の実線
で示されているように上方に移動させて、係止板s10
の両端部側縁s10’、s10”に突設された突起部s
15、s16を、上記の縦長の凸条w10、w10’及
び短い突起w11、w11’間から排出させた後、係止
板s10を容器Cの外側に、図9(b)の二点鎖線で示
されているように回動させることにより、容器Cに収納
された缶状物品Vを、容器Cから取り出すことができる
ように構成されている。なお、b14は、底板Bの缶状
物品Vの出し入れ口C’側の底面に設けられた切欠部で
あり、係止板s10を、突出部b10〜b12に穿設さ
れたT字形長孔b13及び長孔b10’、b12’に挿
入された棒体s12、s13、s14を中心に、底板B
の底面方向に回動させた場合に、係止板s10が切欠部
b14に入り、底板Bと係止板s10が面一になるよう
に構成されている。
【0032】図1、図2及び図3において、pは、天板
Tの上面に突設された円錐台状の突起であり、天板Tの
上面全体に突設することも、また、天板Tの上面の周囲
に適当な巾をもって突設することもできる。p’は、底
板Bの底面に穿設された、天板Tの上面に突設された円
錐台状の突起pが嵌合可能な形状の凹部であり、突起p
に対応して、底板Bの底面全体に穿設することも、ま
た、底板Bの底面の周囲に適当な巾をもって穿設するこ
ともできる。
【0033】図1に示されているように組み立てられた
容器Cを積み重ねた場合に、下に位置する容器Cの天板
Tの上面に突設された突起pが、上に位置する容器Cの
底板Bの底面に穿設された凹部p’に嵌合して、積み重
ねられた容器Cがずれて落下するようなことが防止でき
る。
【0034】なお、上述した阻止部材としての天板Tの
端部に垂設された天板側ストッパーt1〜t4及び底板
Bの端部に立設された底板側ストッパーb1〜b4を、
弾性のある軟質合成樹脂或いは弾性ゴム等で形成すると
ともに、上述した容器Cの缶状物品Vの出し入れ口C’
側に配設された係止部材Sに代えて、容器Cの缶状物品
Vの出し入れ口C’側の天板Tの端部及び底板Bの端部
にも、それぞれ、弾性のある軟質合成樹脂或いは弾性ゴ
ム等で形成された天板側ストッパーt1〜t4及び底板
側ストッパーb1〜b4を配設することができる。この
場合には、容器Cには、容器Cの開口部C’,C”の一
方の開口部から缶状物品Vを、弾性のある天板側ストッ
パーt1〜t4及び底板側ストッパーb1〜b4を屈曲
させることにより挿入し、天板側ストッパーt1〜t4
及び底板側ストッパーb1〜b4が、略垂直に復元する
ことにより、収納された缶状物品Vの容器Cからの排出
を阻止するものである。勿論、容器Cの開口部C’,
C”の何方か一方の開口部の天板側ストッパーt1〜t
4及び底板側ストッパーb1〜b4を、弾性のある軟質
合成樹脂或いは弾性ゴム等で形成し、他方の開口部の天
板側ストッパーt1〜t4及び底板側ストッパーb1〜
b4を硬質の合成樹脂等で形成することもできる。
【0035】また、上述した容器Cの両方の開口部
C’,C”に天板側ストッパーt1〜t4及び底板側ス
トッパーb1〜b4を配設する代わりに、容器Cの両方
の開口部C’,C”に、上述した係止部材Sを、それぞ
れ、配設して、係止部材Sを阻止部材とすることもでき
る。
【0036】なお、上述した底板B、天板T、側板W、
W’、係止部材S等の構成部材は、それぞれ、合成樹脂
で一体成形し、その後、組み立てることにより容器Cを
形成することが好ましい。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載される効果を奏するものであ
る。
【0038】容器に収納された物品の出し入れを、容器
を破壊することなく行うように構成したので、リターナ
ブル可能な容器とすることができ、従って、資源保護或
いは廃棄物処理等の問題が解消できる。
【0039】容器の天板及び底板に阻止部材或いは係止
部材を配設した簡単な構造により、容器からの物品の排
出が阻止ができる。
【0040】容器をヒンジ結合により簡単に組み立て可
能に構成したので、組み立てた状態で、容器に物品を収
納できるので、物品の容器への収納工程が簡素化できる
とともに、容器をコンパクトに折り畳み可能に構成した
ので、回収時の容器の運搬コストが低減できる。
【0041】天板の上面に突起を突設するとともに、底
板の底面に該突起が嵌合可能な凹部を穿設したことによ
り、容器を積み重ねた際に、容器の移動が防止でき、従
って、容器をより多段に安定して積み重ねることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳み容器の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳み容器の組み立てられた
状態の裏面図である。
【図3】図3は本発明の折り畳み容器の折り畳まれた状
態の裏面図である。
【図4】図4は本発明の折り畳み容器の分解斜視図であ
る。
【図5】図5は本発明の折り畳み容器のヒンジ部の分解
斜視図である。
【図6】図6は本発明の折り畳み容器のヒンジ部の組み
立て斜視図である。
【図7】図7は本発明の折り畳み容器の係止部材の一部
斜視図である。
【図8】図8は本発明の折り畳み容器の係止部材の別の
実施例を示す分解斜視図である。
【図9】図9は図8に示されている係止部材の側面図で
ある。
【符号の説明】
B・・・・・・・・・・底板 C・・・・・・・・・・折り畳み容器 C’,C”・・・・・・開口部 H・・・・・・・・・・ヒンジ部 S・・・・・・・・・・係止部材 T・・・・・・・・・・天板 W、W’・・・・・・・側板 V・・・・・・・・・・缶状物品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板、底板及び2枚の側壁を、それぞれヒ
    ンジ結合して両端部に開口部を有する容器を形成すると
    ともに、開口部には、収納された物品の排出を阻止する
    阻止部材を配設したことを特徴とする折り畳み容器。
  2. 【請求項2】天板、底板及び2枚の側壁を、それぞれヒ
    ンジ結合して両端部に開口部を有する容器を形成すると
    ともに、少なくとも一方の開口部には、収納された物品
    の出し入れ位置或いは搬出阻止位置に選択的に移動可能
    な係止部材を配設したことを特徴とする折り畳み容器。
  3. 【請求項3】天板及び底板に垂直状のストッパーを配設
    することにより上記阻止部材を形成したことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の折り畳み容器。
  4. 【請求項4】上記阻止部材を弾性部材により形成したこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
    載の折り畳み容器。
  5. 【請求項5】天板の上面に突起を突設するとともに、底
    板の底面に前記突起が嵌合可能な凹部を穿設したことを
    特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の
    折り畳み容器。
JP7805394A 1994-03-23 1994-03-23 折り畳み容器 Pending JPH07257569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120250A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Eita Kigyo Yugenkoshi 折畳み可能な収納装置
US7827655B2 (en) * 2006-08-01 2010-11-09 China International Marine Containers (Group) Ltd. Hinge for folding container

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