JPH07257634A - 高圧処理用食品包装材及び包装容器 - Google Patents
高圧処理用食品包装材及び包装容器Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙の表裏両面にプラスチックフィルムを接着
している包装材を用いて食品を高圧処理にて加圧殺菌等
するとき、紙とフィルムとの層間剥離を防止する。 【構成】 保形用芯材となる紙2の表裏両面に、プラス
チックフィルム3,4を接着している高圧処理用食品包
装材1において、前記紙2と表裏プラスチックフィルム
3,4との少なくとも一方の間に、多数の空気溜り孔5
Aを有する膜体5を介在して重着している。
している包装材を用いて食品を高圧処理にて加圧殺菌等
するとき、紙とフィルムとの層間剥離を防止する。 【構成】 保形用芯材となる紙2の表裏両面に、プラス
チックフィルム3,4を接着している高圧処理用食品包
装材1において、前記紙2と表裏プラスチックフィルム
3,4との少なくとも一方の間に、多数の空気溜り孔5
Aを有する膜体5を介在して重着している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧処理用食品包装材
及び包装容器に関する。
及び包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の殺菌処理方法として従来は、加熱
法が中心であった。しかし、この加熱法では食品固有の
価値の損失、すなわち、ビタミン、フレーバーの損失あ
るいは色調の変化を伴うことから、熱による殺菌処理に
代替して高圧処理による加圧法が提案され、すでにみか
ん果汁の殺菌等に用いられている。
法が中心であった。しかし、この加熱法では食品固有の
価値の損失、すなわち、ビタミン、フレーバーの損失あ
るいは色調の変化を伴うことから、熱による殺菌処理に
代替して高圧処理による加圧法が提案され、すでにみか
ん果汁の殺菌等に用いられている。
【0003】このような加圧処理において一般的に用い
られる手法は、可撓性の包装材(例えば、ポリエチレン
性の袋)に対象とする食品を充填後ヒートシールして密
封し、しかるのち圧媒である水の中に浸漬して加圧処理
するものである。可撓性の包装材及び包装容器として保
形用芯材となる紙の表裏両面に、プラスチックフィルム
を接着し、かつ液(食品)に接する内表面に紙部分が一
切露出しない方策を講じた容器構造とすれば液状食品を
処理可能であり、また、同構造の容器を集合体としてポ
リエチレン製の袋に密封して加圧処理すれば処理効率を
向上でき、この技術に関しては、先に本件出願人が提案
している処である(特願平4−300044号参照)。
られる手法は、可撓性の包装材(例えば、ポリエチレン
性の袋)に対象とする食品を充填後ヒートシールして密
封し、しかるのち圧媒である水の中に浸漬して加圧処理
するものである。可撓性の包装材及び包装容器として保
形用芯材となる紙の表裏両面に、プラスチックフィルム
を接着し、かつ液(食品)に接する内表面に紙部分が一
切露出しない方策を講じた容器構造とすれば液状食品を
処理可能であり、また、同構造の容器を集合体としてポ
リエチレン製の袋に密封して加圧処理すれば処理効率を
向上でき、この技術に関しては、先に本件出願人が提案
している処である(特願平4−300044号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した紙の
表裏両面にプラスチックフィルムを接着した包装材及び
この包装材よりなる包装容器を用いて食品を高圧処理す
る場合、加圧に伴って紙に内在する空隙部(紙の繊維の
絡りの間に不可避的に形成される空隙部)が押しつぶさ
れ、その後、減圧する際に空隙部にもともと存在してい
た空気が不特定部で膨張することによる局所的な膨みが
処理後のプラスチックフィルムの表面層に認められ、紙
の膨張断裂もしくは紙とプラスチックフィルムとの層間
に局所的剥離が生じることがあり、これは包装機能を損
うばかりでなく、外観上の商品価値も損じて好ましくな
いことが判明した。
表裏両面にプラスチックフィルムを接着した包装材及び
この包装材よりなる包装容器を用いて食品を高圧処理す
る場合、加圧に伴って紙に内在する空隙部(紙の繊維の
絡りの間に不可避的に形成される空隙部)が押しつぶさ
れ、その後、減圧する際に空隙部にもともと存在してい
た空気が不特定部で膨張することによる局所的な膨みが
処理後のプラスチックフィルムの表面層に認められ、紙
の膨張断裂もしくは紙とプラスチックフィルムとの層間
に局所的剥離が生じることがあり、これは包装機能を損
うばかりでなく、外観上の商品価値も損じて好ましくな
いことが判明した。
【0005】そこで本発明は、紙の膨張断裂もしくは紙
とプラスチックフィルムとの層間に局所的剥離が生じる
ことのない高圧処理用食品包装材及び包装容器を提供す
ることが目的である。
とプラスチックフィルムとの層間に局所的剥離が生じる
ことのない高圧処理用食品包装材及び包装容器を提供す
ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、保形用芯材と
なる紙2の表裏両面に、プラスチックフィルム3,4を
接着している高圧処理用食品包装材1において、前述の
目的を達成するために次の技術的手段を講じている。す
なわち、請求項1に係る食品包装材1は、前記紙2と表
裏プラスチックフィルム3,4との少なくとも一方の間
に、多数の空気溜り孔5Aを有する膜体5を介在して重
着していることを特徴とするものである。
なる紙2の表裏両面に、プラスチックフィルム3,4を
接着している高圧処理用食品包装材1において、前述の
目的を達成するために次の技術的手段を講じている。す
なわち、請求項1に係る食品包装材1は、前記紙2と表
裏プラスチックフィルム3,4との少なくとも一方の間
に、多数の空気溜り孔5Aを有する膜体5を介在して重
着していることを特徴とするものである。
【0007】請求項2に係る食品包装材1は、空気溜り
孔5Aを有する膜体5がプラスチックフィルムよりなる
ことを特徴とするものである。請求項3に係る食品包装
材1は、保形用芯材となる紙2に、多数の微小孔2Aを
分散穿孔していることを特徴とするものである。請求項
4に係る食品包装容器8は、前記請求項1又は2並びに
3に記載の包装材1を用いて食品を充填密封可能な内部
空間7を有する形状の容器8に成形していることを特徴
とするものである。
孔5Aを有する膜体5がプラスチックフィルムよりなる
ことを特徴とするものである。請求項3に係る食品包装
材1は、保形用芯材となる紙2に、多数の微小孔2Aを
分散穿孔していることを特徴とするものである。請求項
4に係る食品包装容器8は、前記請求項1又は2並びに
3に記載の包装材1を用いて食品を充填密封可能な内部
空間7を有する形状の容器8に成形していることを特徴
とするものである。
【0008】
【作用】本発明に係る包装材1を用いて食品を内部空間
7に充填密封している包装容器8を高圧処理すると、紙
2にもともと存在する空気を含む空隙部は加圧によって
押しつぶされる。次いで減圧に移行するとき、膜体5の
空気溜り孔5Aに優先分散して集まり、紙2の局所的な
膨張断裂もしくは紙2とプラスチックフィルム3又は4
との局所的層間剥離は回避する。
7に充填密封している包装容器8を高圧処理すると、紙
2にもともと存在する空気を含む空隙部は加圧によって
押しつぶされる。次いで減圧に移行するとき、膜体5の
空気溜り孔5Aに優先分散して集まり、紙2の局所的な
膨張断裂もしくは紙2とプラスチックフィルム3又は4
との局所的層間剥離は回避する。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、本発明に係る包装材1の第1実施例を示している
図1(A),(B)において、保形用芯材となる紙2
は、繊維の絡まり部分にもともと空気を含む空隙部を有
しており、この紙2の表裏両面には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のプラスチックフィルム3,4が全面に
亘って接着されて可撓性を有する板状体とされている。
ると、本発明に係る包装材1の第1実施例を示している
図1(A),(B)において、保形用芯材となる紙2
は、繊維の絡まり部分にもともと空気を含む空隙部を有
しており、この紙2の表裏両面には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のプラスチックフィルム3,4が全面に
亘って接着されて可撓性を有する板状体とされている。
【0010】プラスチックフィルム3,4はいずれもそ
の表裏両面は平滑であり、このフィルム3,4、実施例
ではフィルム3と紙2との間には、多数の空気溜り孔5
Aを有する膜体5が介在されて重着されている。膜体5
はポリエチレン、ポリプロピレン等のフィルム又はシー
トで構成でき、あるいはアルミ箔によっても構成するこ
とができ、紙2とフィルム3,4の両界面、紙2とフィ
ルム3,4の少なくとも一方の界面に挿入されていて紙
2が加圧で押しつぶされたときの空気が優先的に膜体5
の空気溜り孔5Aに分散して集まり、紙2の局所的な膨
張断裂もしくは紙2とプラスチックフィルム3との局所
的剥離を回避している。
の表裏両面は平滑であり、このフィルム3,4、実施例
ではフィルム3と紙2との間には、多数の空気溜り孔5
Aを有する膜体5が介在されて重着されている。膜体5
はポリエチレン、ポリプロピレン等のフィルム又はシー
トで構成でき、あるいはアルミ箔によっても構成するこ
とができ、紙2とフィルム3,4の両界面、紙2とフィ
ルム3,4の少なくとも一方の界面に挿入されていて紙
2が加圧で押しつぶされたときの空気が優先的に膜体5
の空気溜り孔5Aに分散して集まり、紙2の局所的な膨
張断裂もしくは紙2とプラスチックフィルム3との局所
的剥離を回避している。
【0011】膜体5の空気溜り孔5Aは図示のように規
則的に一定のピッチで形成されており、その形状は任意
であるけれども円、隋円等にするのが望ましい。図2〜
図4は本発明の第2実施例を示しており、紙2に多数の
微小孔2Aを分散穿孔しており、このとき、図3で示す
如く膜体5の空気溜り孔5Aにひとつだけ微小孔2Aを
相対して形成しても良く、図4に示す如く複数個の微小
孔2Aを相対して形成してもよく、場合によっては孔5
Aと2Aとを相対させなくともよい。
則的に一定のピッチで形成されており、その形状は任意
であるけれども円、隋円等にするのが望ましい。図2〜
図4は本発明の第2実施例を示しており、紙2に多数の
微小孔2Aを分散穿孔しており、このとき、図3で示す
如く膜体5の空気溜り孔5Aにひとつだけ微小孔2Aを
相対して形成しても良く、図4に示す如く複数個の微小
孔2Aを相対して形成してもよく、場合によっては孔5
Aと2Aとを相対させなくともよい。
【0012】この第2実施例では、紙2に微小孔2Aを
多数穿孔している以外の構成については既述した第1実
施例と共通するので共通部分は共通符号で示している。
この第2実施例では紙2が押しつぶされるとき(圧縮さ
れるとき)に、紙2の繊維絡み部に存在していた空気が
微小孔2Aを介して膜体5の空気溜り孔5Aに優先的に
分散して集まることができる。
多数穿孔している以外の構成については既述した第1実
施例と共通するので共通部分は共通符号で示している。
この第2実施例では紙2が押しつぶされるとき(圧縮さ
れるとき)に、紙2の繊維絡み部に存在していた空気が
微小孔2Aを介して膜体5の空気溜り孔5Aに優先的に
分散して集まることができる。
【0013】図5は本発明の第3実施例を示しており、
多数の空気溜り孔5Aを有する膜体5とフィルム3との
間に、アルミフィルム6を介在したものであり、このと
き膜体5はプラスチックフィルム又はシートであること
が望ましく、このようにアルミフィルム6を介在させる
ことにより、容器の機能向上を図ることができる。な
お、この第3実施例においては、アルミフィルム6を介
在した以外は、既述した第1・2実施例と共通構成にで
き、共通部分は共通符号で示している。
多数の空気溜り孔5Aを有する膜体5とフィルム3との
間に、アルミフィルム6を介在したものであり、このと
き膜体5はプラスチックフィルム又はシートであること
が望ましく、このようにアルミフィルム6を介在させる
ことにより、容器の機能向上を図ることができる。な
お、この第3実施例においては、アルミフィルム6を介
在した以外は、既述した第1・2実施例と共通構成にで
き、共通部分は共通符号で示している。
【0014】図6・図7は上述した第1〜3実施例の包
装材1を用いて果汁、ミルク等の液状食品乃至プリン、
ヨーグルト等の粘性食品を充填密封可能な内部空間7を
有する容器8に成形したものを示している。すなわち、
図6の断面a−aを拡大して示す図7において、前述し
た包装材1を用いて断面角型形状となし、紙2の表裏両
面に接着しているプラスチックフィルム3,4をX部で
熱接着して形状保持するとともに密封し、内部にシール
用のプラスチックテープ9を設けてフィルム3に熱接着
して食品が紙2の中に侵入するのを防止している。
装材1を用いて果汁、ミルク等の液状食品乃至プリン、
ヨーグルト等の粘性食品を充填密封可能な内部空間7を
有する容器8に成形したものを示している。すなわち、
図6の断面a−aを拡大して示す図7において、前述し
た包装材1を用いて断面角型形状となし、紙2の表裏両
面に接着しているプラスチックフィルム3,4をX部で
熱接着して形状保持するとともに密封し、内部にシール
用のプラスチックテープ9を設けてフィルム3に熱接着
して食品が紙2の中に侵入するのを防止している。
【0015】更に、図7の紙面に鉛直方向の端部は、内
表面のプラスチックフィルム3とテープ9を熱接着密封
し、折り畳んで図6に示す形状の容器8とされる。この
容器8は単独で圧媒である液中に浸漬して高圧処理され
たり、図8で示す如く容器8を多段に積みあげて、これ
を更にポリエチレン製の袋に密封して液中に浸漬して高
圧処理することで殺菌乃至減菌される。
表面のプラスチックフィルム3とテープ9を熱接着密封
し、折り畳んで図6に示す形状の容器8とされる。この
容器8は単独で圧媒である液中に浸漬して高圧処理され
たり、図8で示す如く容器8を多段に積みあげて、これ
を更にポリエチレン製の袋に密封して液中に浸漬して高
圧処理することで殺菌乃至減菌される。
【0016】図9を参照すると、処理効率を向上できる
食品の高圧処理技術が例示されている。図9において、
10は筒状の高圧容器であり、その開口部は蓋11で閉
塞されて高圧室12が形成されている。蓋11は、高圧
容器10の上開口部を閉塞する挿脱自在に上蓋13と、
下開口部を閉塞する下外蓋14および下内蓋15よりな
り、蓋11に作用する軸力は図外の旋回形、台車形のプ
レスフレームによって支承されている。
食品の高圧処理技術が例示されている。図9において、
10は筒状の高圧容器であり、その開口部は蓋11で閉
塞されて高圧室12が形成されている。蓋11は、高圧
容器10の上開口部を閉塞する挿脱自在に上蓋13と、
下開口部を閉塞する下外蓋14および下内蓋15よりな
り、蓋11に作用する軸力は図外の旋回形、台車形のプ
レスフレームによって支承されている。
【0017】高圧室12の内部には、通路16からの圧
媒の送給によって側圧を付与しうるように円筒状の可撓
性隔壁17,18が内外2重で設けられ、以上の構成に
よっていわゆるドライCIP(乾式冷間等方圧加圧)が
可能な高圧処理装置が形成される。前記高圧処理装置を
用いて加圧処理の対象となる液状食品は、既述した包装
材1よりなる処理容器8に隙間なく充填密封されてい
る。
媒の送給によって側圧を付与しうるように円筒状の可撓
性隔壁17,18が内外2重で設けられ、以上の構成に
よっていわゆるドライCIP(乾式冷間等方圧加圧)が
可能な高圧処理装置が形成される。前記高圧処理装置を
用いて加圧処理の対象となる液状食品は、既述した包装
材1よりなる処理容器8に隙間なく充填密封されてい
る。
【0018】19は可撓性ホルダであり、筒状の胴部2
0とこの上下開口部に挿脱自在に嵌合されている蓋2
1,22であり、該ホルダ19は、前記複数個の集合体
の外郭形状を内部空間形状19Aとしてもち、かつ、前
記可撓性隔壁18の内側に嵌合する外形状19Bを有し
ており、内部空間形状には、処理容器8の集合体が隙間
なく収納され、該ホルダ19を隔壁18の内側に置いて
目的とする側圧加圧処理するのである。
0とこの上下開口部に挿脱自在に嵌合されている蓋2
1,22であり、該ホルダ19は、前記複数個の集合体
の外郭形状を内部空間形状19Aとしてもち、かつ、前
記可撓性隔壁18の内側に嵌合する外形状19Bを有し
ており、内部空間形状には、処理容器8の集合体が隙間
なく収納され、該ホルダ19を隔壁18の内側に置いて
目的とする側圧加圧処理するのである。
【0019】この場合、可撓性ホルダ19は少なくとも
胴部20を高圧室12内の可撓性隔壁18の内側に予め
配置しておいて、これに、処理容器8の集合体を収納し
てもよく、または、高圧室12外で容器8等を収納後に
高圧室12に持ち込んでもよい。また、可撓性ホルダ1
9はその胴部20を軸方向に関して複数個に分割したも
のであってもよい。さらに、可撓性隔壁を17のみとし
て8を省略することも可能である。
胴部20を高圧室12内の可撓性隔壁18の内側に予め
配置しておいて、これに、処理容器8の集合体を収納し
てもよく、または、高圧室12外で容器8等を収納後に
高圧室12に持ち込んでもよい。また、可撓性ホルダ1
9はその胴部20を軸方向に関して複数個に分割したも
のであってもよい。さらに、可撓性隔壁を17のみとし
て8を省略することも可能である。
【0020】而して、常温、400MPa、30min
にてのCIP処理を行うと、紙2内に元々存在する空気
を含む空隙部は加圧に伴って押しつぶされ、ついで減圧
に移行した際に、空気は紙2とプラスチックフィルム3
又は4若しくは双方3,4との間に介在した膜体5の空
気溜り孔5Aに優先分散して集まり、紙2の膨張断裂も
しくは紙2とプラスチックフィルム3又は4との局所的
剥離を回避して包装機能を損うことがなく、しかも、外
観上特定部分の傷みを生じることがなくなる。
にてのCIP処理を行うと、紙2内に元々存在する空気
を含む空隙部は加圧に伴って押しつぶされ、ついで減圧
に移行した際に、空気は紙2とプラスチックフィルム3
又は4若しくは双方3,4との間に介在した膜体5の空
気溜り孔5Aに優先分散して集まり、紙2の膨張断裂も
しくは紙2とプラスチックフィルム3又は4との局所的
剥離を回避して包装機能を損うことがなく、しかも、外
観上特定部分の傷みを生じることがなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、局所
的な紙の断裂破損もしくは紙とプラスチックフィルム間
の局所的な層間剥離を確実に防止でき、もってすでに市
販されている紙製包装材若しくは容器の機能形態を流用
する形での高圧処理用食品包装材及び容器の提供を可能
として、食品高圧処理の工業的利用を促進し、しかも経
済的に実施することを可能として、その意義は計りしれ
ず大きいといえる。
的な紙の断裂破損もしくは紙とプラスチックフィルム間
の局所的な層間剥離を確実に防止でき、もってすでに市
販されている紙製包装材若しくは容器の機能形態を流用
する形での高圧処理用食品包装材及び容器の提供を可能
として、食品高圧処理の工業的利用を促進し、しかも経
済的に実施することを可能として、その意義は計りしれ
ず大きいといえる。
【図1】本発明の第1実施例に係る包装材を示してお
り、(A)展開斜視図、(B)は断面図である。
り、(A)展開斜視図、(B)は断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る包装材を示している
展開斜視図である。
展開斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る包装材を示している
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る包装材を示している
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る包装材を示している
展開斜視図である。
展開斜視図である。
【図6】本発明の実施例に係る包装容器を示している斜
視図である。
視図である。
【図7】図6のa−a断面拡大図である。
【図8】包装容器の集合体を示す斜視図である。
【図9】高圧処理装置の一例を示す断面図である。
1 包装材 2 紙 3 プラスチックフィルム 4 プラスチックフィルム 5 膜体 5A 空気溜り部 8 包装容器
Claims (4)
- 【請求項1】 保形用芯材となる紙(2)の表裏両面
に、プラスチックフィルム(3)(4)を接着している
高圧処理用食品包装材(1)において、 前記紙(2)と表裏プラスチックフィルム(3)(4)
との少なくとも一方の間に、多数の空気溜り孔(5A)
を有する膜体(5)を介在して重着していることを特徴
とする高圧処理用食品包装材。 - 【請求項2】 空気溜り孔(5A)を有する膜体(5)
がプラスチックフィルムよりなることを特徴とする請求
項1に記載の高圧処理用食品包装材。 - 【請求項3】 保形用芯材となる紙(2)に、多数の微
小孔(2A)を分散穿孔していることを特徴とする請求
項1又は2に記載の高圧処理用食品包装材。 - 【請求項4】 請求項1又は2並びに3に記載の包装材
(1)を用いて食品を充填密封可能な内部空間(7)を
有する形状の容器(8)に成形していることを特徴とす
る高圧処理用食品包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074694A JPH07257634A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 高圧処理用食品包装材及び包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074694A JPH07257634A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 高圧処理用食品包装材及び包装容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07257634A true JPH07257634A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12867411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5074694A Pending JPH07257634A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 高圧処理用食品包装材及び包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07257634A (ja) |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP5074694A patent/JPH07257634A/ja active Pending
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