JPH07257981A - 炭素含有耐火物の接合体およびその製造方法 - Google Patents
炭素含有耐火物の接合体およびその製造方法Info
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- JPH07257981A JPH07257981A JP7129594A JP7129594A JPH07257981A JP H07257981 A JPH07257981 A JP H07257981A JP 7129594 A JP7129594 A JP 7129594A JP 7129594 A JP7129594 A JP 7129594A JP H07257981 A JPH07257981 A JP H07257981A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 接合部において耐食性を大きく損なうことな
く、高い接合強度を有する炭素含有耐火物の接合体およ
びその製造方法を提供する。 【構成】 Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Al、
B、Siのうちいずれか1種または2種以上の窒化物を
結合体として接合した炭素含有耐火物の接合体、あるい
は、Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Siのうちい
ずれか1種または2種以上の炭化物を結合体として一対
の炭素含有耐火物の接合体を製造する。その方法は、T
i、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Al、B、Siのう
ちいずれか1種または2種以上を接合しようとする炭素
含有耐火物間に装填し窒素雰囲気中でその一端を加熱し
窒化反応を開始させ、その窒化反応により生じる熱によ
り順次に窒化物を生成させ、これを結合体として一対の
炭素含有耐火物の接合体を製造することからなる。
く、高い接合強度を有する炭素含有耐火物の接合体およ
びその製造方法を提供する。 【構成】 Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Al、
B、Siのうちいずれか1種または2種以上の窒化物を
結合体として接合した炭素含有耐火物の接合体、あるい
は、Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Siのうちい
ずれか1種または2種以上の炭化物を結合体として一対
の炭素含有耐火物の接合体を製造する。その方法は、T
i、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Al、B、Siのう
ちいずれか1種または2種以上を接合しようとする炭素
含有耐火物間に装填し窒素雰囲気中でその一端を加熱し
窒化反応を開始させ、その窒化反応により生じる熱によ
り順次に窒化物を生成させ、これを結合体として一対の
炭素含有耐火物の接合体を製造することからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業用炉、特に、鉄鋼
製造用炉の内張り材として使用される耐火物に関するも
のである。
製造用炉の内張り材として使用される耐火物に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】溶融金属精錬用炉の内張り材として炭素
含有耐火物が適用され、かなりの好成績をあげている。
この耐火物は、Al2O3、SiC、MgO等の耐火材料
からなる骨材を黒鉛、および、ピッチ等からなるバイン
ダーで結合させたものである。これらの耐火物は、黒鉛
のもつ溶融金属、および、スラグに対する濡れ性が低い
性質を利用し耐食性を高め、また、黒鉛の熱伝導率が高
い性質を利用し、耐熱衝撃性を高めたものである(例え
ば、セラミックデータブック1982年版、工業製品技
術協会刊)。ところで、耐火物の適用範囲が拡大するに
従い、大型品や複雑形状品が要求される。加工が困難で
ある耐火物の大型品や複雑形状品を得るために接合、あ
るいは、接着という方法がとられる。接合には、レジン
を耐火物の間に挿入し結合体を形成する方法が多く用い
られている。
含有耐火物が適用され、かなりの好成績をあげている。
この耐火物は、Al2O3、SiC、MgO等の耐火材料
からなる骨材を黒鉛、および、ピッチ等からなるバイン
ダーで結合させたものである。これらの耐火物は、黒鉛
のもつ溶融金属、および、スラグに対する濡れ性が低い
性質を利用し耐食性を高め、また、黒鉛の熱伝導率が高
い性質を利用し、耐熱衝撃性を高めたものである(例え
ば、セラミックデータブック1982年版、工業製品技
術協会刊)。ところで、耐火物の適用範囲が拡大するに
従い、大型品や複雑形状品が要求される。加工が困難で
ある耐火物の大型品や複雑形状品を得るために接合、あ
るいは、接着という方法がとられる。接合には、レジン
を耐火物の間に挿入し結合体を形成する方法が多く用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レジン
を結合体として接合した接合体では、一般に高強度を得
ることは困難である。また、セラミックスの接合におい
て、金属ろう、酸化物ろうを用い、ろう付け法を行うこ
とにより好成績が得られているが、炭素含有耐火物を接
合する場合、炭素含有耐火物が溶融金属やスラグに対し
て濡れ性が悪い性質を有するため接合にろう付け法を用
いることは困難である。さらに、金属を結合体として接
合する方法を用いると耐火物に要求される耐食性等の性
質が接合部において損なわれる。本発明では、接合部に
おいて耐食性を大きく損なうことなく、高い接合強度を
有する炭素含有耐火物接合体およびその製造方法を提供
することを目的とするものである。
を結合体として接合した接合体では、一般に高強度を得
ることは困難である。また、セラミックスの接合におい
て、金属ろう、酸化物ろうを用い、ろう付け法を行うこ
とにより好成績が得られているが、炭素含有耐火物を接
合する場合、炭素含有耐火物が溶融金属やスラグに対し
て濡れ性が悪い性質を有するため接合にろう付け法を用
いることは困難である。さらに、金属を結合体として接
合する方法を用いると耐火物に要求される耐食性等の性
質が接合部において損なわれる。本発明では、接合部に
おいて耐食性を大きく損なうことなく、高い接合強度を
有する炭素含有耐火物接合体およびその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、A
l、B、Siのうちいずれか1種または2種以上の窒化
物を結合体として接合した一対の炭素含有耐火物の接合
体、あるいは、Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、S
iのうちいずれか1種または2種以上の炭化物を結合体
とした一対の炭素含有耐火物の接合体を製造する。
成するために、Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、A
l、B、Siのうちいずれか1種または2種以上の窒化
物を結合体として接合した一対の炭素含有耐火物の接合
体、あるいは、Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、S
iのうちいずれか1種または2種以上の炭化物を結合体
とした一対の炭素含有耐火物の接合体を製造する。
【0005】その方法は、Ti、Zr、Hf、Nb、
V、Ta、Al、B、Siのうちいずれか1種または2
種以上を接合しようとする炭素含有耐火物間に装填し窒
素雰囲気中でその一端を加熱し窒化反応を開始させ、そ
の窒化反応により生じる熱により順次に窒化物を生成さ
せ、これを結合体として一対の炭素含有耐火物の接合体
を製造すること、あるいは、Ti、Zr、Hf、Nb、
V、Ta、Siのうちいずれか1種または2種以上と炭
素の混合物を接合しようとする炭素含有耐火物間に装填
し不活性雰囲気中でその一端を加熱し炭化反応を開始さ
せ、その炭化反応により生じる熱により順次に炭化物を
生成させ、これを結合体として一対の炭素含有耐火物の
接合体を製造することである。
V、Ta、Al、B、Siのうちいずれか1種または2
種以上を接合しようとする炭素含有耐火物間に装填し窒
素雰囲気中でその一端を加熱し窒化反応を開始させ、そ
の窒化反応により生じる熱により順次に窒化物を生成さ
せ、これを結合体として一対の炭素含有耐火物の接合体
を製造すること、あるいは、Ti、Zr、Hf、Nb、
V、Ta、Siのうちいずれか1種または2種以上と炭
素の混合物を接合しようとする炭素含有耐火物間に装填
し不活性雰囲気中でその一端を加熱し炭化反応を開始さ
せ、その炭化反応により生じる熱により順次に炭化物を
生成させ、これを結合体として一対の炭素含有耐火物の
接合体を製造することである。
【0006】
【作用】本発明の炭素含有耐火物接合体は、図1に示す
ように金属もしくはBの窒化反応、炭化反応で得られた
窒化物、炭化物を結合体として接合しているものであ
る。なお、本発明における炭素含有耐火物は、ゼーゲル
錐融点が26番以上のAl2O3、SiC、MgO等の耐
火材料からなる骨材を黒鉛、および、ピッチ等からなる
バインダーで結合させたものがこれに該当する。
ように金属もしくはBの窒化反応、炭化反応で得られた
窒化物、炭化物を結合体として接合しているものであ
る。なお、本発明における炭素含有耐火物は、ゼーゲル
錐融点が26番以上のAl2O3、SiC、MgO等の耐
火材料からなる骨材を黒鉛、および、ピッチ等からなる
バインダーで結合させたものがこれに該当する。
【0007】以下、接合体の製造方法について詳説す
る。接合する2個の炭素含有耐火物の間に空隙を設け、
この空隙にTi、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Al、
B、Si、あるいはMgのいずれかの粉末を充填し、1
気圧以上の窒素雰囲気中に置く。図2に示すように充填
した粉末上にカーボンリボンヒータ等を置き粉末の一端
を1600〜2000℃程度に加熱する。すると、粉末
が着火し燃焼反応が生じ、窒化物が形成する。以後、反
応する熱により焼燃反応は連続的に進行し、粉体全体に
伝わるいわゆる自己燃焼反応が起こり、粉体全体が窒化
物になる。さらに、この燃焼反応の熱により窒化物間、
および、窒化物と炭素含有耐火物の間に結合体を形成す
ることにより接合体が完成する。
る。接合する2個の炭素含有耐火物の間に空隙を設け、
この空隙にTi、Zr、Hf、Nb、V、Ta、Al、
B、Si、あるいはMgのいずれかの粉末を充填し、1
気圧以上の窒素雰囲気中に置く。図2に示すように充填
した粉末上にカーボンリボンヒータ等を置き粉末の一端
を1600〜2000℃程度に加熱する。すると、粉末
が着火し燃焼反応が生じ、窒化物が形成する。以後、反
応する熱により焼燃反応は連続的に進行し、粉体全体に
伝わるいわゆる自己燃焼反応が起こり、粉体全体が窒化
物になる。さらに、この燃焼反応の熱により窒化物間、
および、窒化物と炭素含有耐火物の間に結合体を形成す
ることにより接合体が完成する。
【0008】一方、接合する2個の炭素含有耐火物の間
の空隙にTi、Zr、Hf、Nb、V、Ta、あるい
は、Siのいずれかの粉末とカーボンブラック等の炭素
粉末の混合物を充填し、Ar雰囲気中等の不活性雰囲気
化に置く。図2に示すように充填した粉末上にカーボン
リボンヒータ等を置き粉末の一端を1600〜2000
℃程度に加熱する。すると、粉末が着火し燃焼反応が生
じ、炭化物が形成する。以後、反応する熱により燃焼反
応は連続的に進行し粉体全体に伝わるいわゆる自己燃焼
反応が起こり、粉体全体が炭化物になる。さらに、この
燃焼反応の熱により炭化物間、および、炭化物と炭素含
有耐火物の間に結合体を形成することにより接合体が完
成する。
の空隙にTi、Zr、Hf、Nb、V、Ta、あるい
は、Siのいずれかの粉末とカーボンブラック等の炭素
粉末の混合物を充填し、Ar雰囲気中等の不活性雰囲気
化に置く。図2に示すように充填した粉末上にカーボン
リボンヒータ等を置き粉末の一端を1600〜2000
℃程度に加熱する。すると、粉末が着火し燃焼反応が生
じ、炭化物が形成する。以後、反応する熱により燃焼反
応は連続的に進行し粉体全体に伝わるいわゆる自己燃焼
反応が起こり、粉体全体が炭化物になる。さらに、この
燃焼反応の熱により炭化物間、および、炭化物と炭素含
有耐火物の間に結合体を形成することにより接合体が完
成する。
【0009】いずれの接合体においても、炭素含有耐火
物の間に設ける空隙の幅は、3mm以上であることが好
ましい。3mm以下であると発熱量が充分でなく、炭素
含有耐火物と窒化物、炭化物の間に強固な結合体を形成
しないからである。さらに好ましくは、高温状態の接合
体を加圧することにより、さらに強固な結合体を形成す
ることができる。
物の間に設ける空隙の幅は、3mm以上であることが好
ましい。3mm以下であると発熱量が充分でなく、炭素
含有耐火物と窒化物、炭化物の間に強固な結合体を形成
しないからである。さらに好ましくは、高温状態の接合
体を加圧することにより、さらに強固な結合体を形成す
ることができる。
【0010】従来は、炭素含有耐火物の間にレジンを挿
入し、加熱よりレジンの結合体を形成させ接合体を得て
いた。このため、強固な結合体を形成することが困難で
あった。強固な結合体を形成させるために高温に加熱し
炭素含有耐火物とレジン間の化学的な結合を形成させる
方法もあるが、外部の熱源からの加熱によるため時間、
コストが必要になる。あるいは、高温でレジンの分解が
起こり耐食性が劣化する等の問題が生じる。
入し、加熱よりレジンの結合体を形成させ接合体を得て
いた。このため、強固な結合体を形成することが困難で
あった。強固な結合体を形成させるために高温に加熱し
炭素含有耐火物とレジン間の化学的な結合を形成させる
方法もあるが、外部の熱源からの加熱によるため時間、
コストが必要になる。あるいは、高温でレジンの分解が
起こり耐食性が劣化する等の問題が生じる。
【0011】本発明は、接合部を形成するために自己燃
焼反応で得られる熱を利用する。自己燃焼反応は、次の
ような特徴を有する。 1)燃焼反応の速度は、1〜15mm/秒である。 2)燃焼時の温度は、1600〜4000℃に達する。 3)長時間の外部加熱を必要とせず、エネルギー効率が
高い。 したがって、本発明の接合方法は、接合時間が短時間で
あり、燃焼反応により接合部が高温に加熱されるため強
固な結合体が得られる、長時間の外部加熱が不要なため
エネルギーコストが低い、等の特徴を有する。
焼反応で得られる熱を利用する。自己燃焼反応は、次の
ような特徴を有する。 1)燃焼反応の速度は、1〜15mm/秒である。 2)燃焼時の温度は、1600〜4000℃に達する。 3)長時間の外部加熱を必要とせず、エネルギー効率が
高い。 したがって、本発明の接合方法は、接合時間が短時間で
あり、燃焼反応により接合部が高温に加熱されるため強
固な結合体が得られる、長時間の外部加熱が不要なため
エネルギーコストが低い、等の特徴を有する。
【0012】
(実施例1)実施例として、Al2O3−C系およびAl
2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表1に示す粉末
を耐火物間の空隙に挿入し、窒素雰囲気中で上部をカー
ボンリボンヒータにより加熱して着火し、燃焼反応を粉
体全体に伝播させて接合体を製造した。なお、各試料の
製造時の条件である窒素圧力、接合時の加圧力、および
製造した試料の曲げ強度を測定した結果を表1に示す。
さらに、炭素含有耐火物の接合体を溶鋼中に浸漬し引き
上げた後、損耗量を測定した結果を表1に示す。炭素含
有耐火物の損耗量を100とし、これに対し100未満
を◎、100以上120未満を○、120以上を×とし
た。また、比較例としてレジンを用い、接合した接合体
の曲げ強度を表1に併せて示す。表1に示すように、本
発明では、比較例にあるレジン結合体に比べて高強度な
接合体が得られた。
2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表1に示す粉末
を耐火物間の空隙に挿入し、窒素雰囲気中で上部をカー
ボンリボンヒータにより加熱して着火し、燃焼反応を粉
体全体に伝播させて接合体を製造した。なお、各試料の
製造時の条件である窒素圧力、接合時の加圧力、および
製造した試料の曲げ強度を測定した結果を表1に示す。
さらに、炭素含有耐火物の接合体を溶鋼中に浸漬し引き
上げた後、損耗量を測定した結果を表1に示す。炭素含
有耐火物の損耗量を100とし、これに対し100未満
を◎、100以上120未満を○、120以上を×とし
た。また、比較例としてレジンを用い、接合した接合体
の曲げ強度を表1に併せて示す。表1に示すように、本
発明では、比較例にあるレジン結合体に比べて高強度な
接合体が得られた。
【0013】
【表1A】
【0014】
【表1B】
【0015】(実施例2)実施例として、Al2O3−C
系およびAl2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表
2に示す金属と炭素の混合粉末を耐火物間の空隙に挿入
し、Ar雰囲気中で上部をカーボンリボンヒータにより
加熱して着火し、燃焼反応を粉体全体に伝播させて接合
体を製造した。なお、各試料の製造時の条件である接合
時の加圧力、および、製造した試料の曲げ強度を測定し
た結果を表2に示す。さらに、炭素含有耐火物の接合体
を溶鋼中に浸漬し引き上げた後、損耗量を測定した結果
を表2に示す。炭素含有耐火物の損耗量を100とし、
これに対し100未満を◎、100以上120未満を
○、120以上を×とした。また、比較例としてレジン
を用い、接合した接合体の曲げ強度を表2に併せて示
す。表2に示すように、本発明では、比較例にあるレジ
ン結合体に比べて高強度な接合体が得られた。
系およびAl2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表
2に示す金属と炭素の混合粉末を耐火物間の空隙に挿入
し、Ar雰囲気中で上部をカーボンリボンヒータにより
加熱して着火し、燃焼反応を粉体全体に伝播させて接合
体を製造した。なお、各試料の製造時の条件である接合
時の加圧力、および、製造した試料の曲げ強度を測定し
た結果を表2に示す。さらに、炭素含有耐火物の接合体
を溶鋼中に浸漬し引き上げた後、損耗量を測定した結果
を表2に示す。炭素含有耐火物の損耗量を100とし、
これに対し100未満を◎、100以上120未満を
○、120以上を×とした。また、比較例としてレジン
を用い、接合した接合体の曲げ強度を表2に併せて示
す。表2に示すように、本発明では、比較例にあるレジ
ン結合体に比べて高強度な接合体が得られた。
【0016】
【表2A】
【0017】
【表2B】
【0018】(実施例3)実施例として、Al2O3−C
系およびAl2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表
3に示す金属の混合粉末を耐火物間の空隙に挿入し、窒
素雰囲気中で上部をカーボンリボンヒータにより加熱し
て着火し、燃焼反応を粉体全体に伝播させて接合体を製
造した。なお、各試料の製造時の条件である窒素圧力、
接合時の加圧力、および、製造した試料の曲げ強度を測
定した結果を表3に示す。さらに、炭素含有耐火物の接
合体を溶鋼中に浸漬し引き上げた後、損耗量を測定した
結果を表3に示す。炭素含有耐火物の損耗量を100と
し、これに対し100未満を◎、100以上120未満
を○、120以上を×とした。また、比較例としてレジ
ンを用い、接合した接合体の曲げ強度を表3に併せて示
す。表3に示すように、本発明では、比較例にあるレジ
ン結合体に比べて高強度な接合体が得られた。
系およびAl2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表
3に示す金属の混合粉末を耐火物間の空隙に挿入し、窒
素雰囲気中で上部をカーボンリボンヒータにより加熱し
て着火し、燃焼反応を粉体全体に伝播させて接合体を製
造した。なお、各試料の製造時の条件である窒素圧力、
接合時の加圧力、および、製造した試料の曲げ強度を測
定した結果を表3に示す。さらに、炭素含有耐火物の接
合体を溶鋼中に浸漬し引き上げた後、損耗量を測定した
結果を表3に示す。炭素含有耐火物の損耗量を100と
し、これに対し100未満を◎、100以上120未満
を○、120以上を×とした。また、比較例としてレジ
ンを用い、接合した接合体の曲げ強度を表3に併せて示
す。表3に示すように、本発明では、比較例にあるレジ
ン結合体に比べて高強度な接合体が得られた。
【0019】
【表3】
【0020】(実施例4)実施例として、Al2O3−C
系およびAl2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表
4に示す金属と炭素の混合粉末を耐火物間の空隙に挿入
し、Ar雰囲気中で上部をカーボンリボンヒータにより
加熱して着火し、燃焼反応を粉体全体に伝播させて接合
体を製造した。なお、各試料の製造時の条件である接合
時の加圧力、および、製造した試料の曲げ強度を測定し
た結果を表4に示す。さらに、炭素含有耐火物の接合体
を溶鋼中に浸漬し引き上げた後、損耗量を測定した結果
を表4に示す。炭素含有耐火物の損耗量を100とし、
これに対し100未満を◎、100以上120未満を
○、120以上を×とした。また、比較例としてレジン
を用い、接合した接合体の曲げ強度を表4に併せて示
す。表4に示すように、本発明では、比較例にあるレジ
ン結合体に比べて高強度な接合体が得られた。
系およびAl2O3−SiC−C系の炭素含有耐火物を表
4に示す金属と炭素の混合粉末を耐火物間の空隙に挿入
し、Ar雰囲気中で上部をカーボンリボンヒータにより
加熱して着火し、燃焼反応を粉体全体に伝播させて接合
体を製造した。なお、各試料の製造時の条件である接合
時の加圧力、および、製造した試料の曲げ強度を測定し
た結果を表4に示す。さらに、炭素含有耐火物の接合体
を溶鋼中に浸漬し引き上げた後、損耗量を測定した結果
を表4に示す。炭素含有耐火物の損耗量を100とし、
これに対し100未満を◎、100以上120未満を
○、120以上を×とした。また、比較例としてレジン
を用い、接合した接合体の曲げ強度を表4に併せて示
す。表4に示すように、本発明では、比較例にあるレジ
ン結合体に比べて高強度な接合体が得られた。
【0021】
【表4】
【0022】
【発明の効果】本発明により、接合部において耐食性を
大きく損なうことなく、高い接合強度を有する炭素含有
耐火物の接合体およびその製造方法が得られる。本発明
の炭素含有耐火物接合体は、高い強度を有し、工業用
炉、鉄鋼製造用炉の耐火物、例えば、浸漬ノズル、溶銑
予備処理用耐火物の築炉、あるいは、前記耐火物の補修
に適する。
大きく損なうことなく、高い接合強度を有する炭素含有
耐火物の接合体およびその製造方法が得られる。本発明
の炭素含有耐火物接合体は、高い強度を有し、工業用
炉、鉄鋼製造用炉の耐火物、例えば、浸漬ノズル、溶銑
予備処理用耐火物の築炉、あるいは、前記耐火物の補修
に適する。
【図1】炭素含有耐火物の接合体を模式的に示したもの
である。
である。
【図2】炭素含有耐火物に結合体となる金属等を装填し
たものを模式的に示したものである。
たものを模式的に示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 俊行 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (4)
- 【請求項1】 Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、A
l、B、Siのうちいずれか1種または2種以上の窒化
物を結合体として一対の炭素含有耐火物を接合したこと
を特徴とする炭素含有耐火物の接合体。 - 【請求項2】 Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、A
l、B、Siのうちいずれか1種または2種以上を接合
しようとする炭素含有耐火物間に装填し窒素雰囲気中で
その一端を加熱し窒化反応を開始させ、その窒化反応に
より生じる熱により順次に窒化物を生成させ、これを結
合体として一対の炭素含有耐火物の接合体を製造するこ
とを特徴とする炭素含有耐火物接合体の製造方法。 - 【請求項3】 Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、S
iのうちいずれか1種または2種以上の炭化物を結合体
として一対の炭素含有耐火物を接合したことを特徴とす
る炭素含有耐火物の接合体。 - 【請求項4】 Ti、Zr、Hf、Nb、V、Ta、S
iのうちいずれか1種または2種以上と炭素の混合物を
接合しようとする炭素含有耐火物間に装填し不活性雰囲
気中でその一端を加熱し炭化反応を開始させ、その炭化
反応により生じる熱により順次に炭化物を生成させ、こ
れを結合体として一対の炭素含有耐火物の接合体を製造
することを特徴とする炭素含有耐火物接合体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129594A JPH07257981A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 炭素含有耐火物の接合体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129594A JPH07257981A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 炭素含有耐火物の接合体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07257981A true JPH07257981A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13456545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7129594A Withdrawn JPH07257981A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 炭素含有耐火物の接合体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07257981A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008081362A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Kwansei Gakuin | タンタルと炭素結合物の製造方法、タンタルと炭素の傾斜組成構造、タンタルチューブとpit炭素芯の製造方法、タンタルチューブとpit炭素芯、タンタル炭化物配線の製造方法、タンタル炭化物配線 |
| JP2012501851A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | コミッサリア タ レネルジー アトミク エ オ エネルジー オルタネイティヴ | 耐火性のロウ付けにより炭素部品を組立てる方法 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP7129594A patent/JPH07257981A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008081362A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Kwansei Gakuin | タンタルと炭素結合物の製造方法、タンタルと炭素の傾斜組成構造、タンタルチューブとpit炭素芯の製造方法、タンタルチューブとpit炭素芯、タンタル炭化物配線の製造方法、タンタル炭化物配線 |
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