JPH07258132A - 新規ヒドロキノン化合物 - Google Patents
新規ヒドロキノン化合物Info
- Publication number
- JPH07258132A JPH07258132A JP4858494A JP4858494A JPH07258132A JP H07258132 A JPH07258132 A JP H07258132A JP 4858494 A JP4858494 A JP 4858494A JP 4858494 A JP4858494 A JP 4858494A JP H07258132 A JPH07258132 A JP H07258132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agent
- sphingomyelinase
- formula
- acremonium
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、下記式(I) で表わされる新規化合物
F−11334A1: 【化1】 等に関する。 【効果】本発明の新規化合物F−11334A1等は、
抗HIV剤、抗糖尿病剤、抗動脈硬化剤、抗骨粗しょう
症剤、抗血栓剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、利尿剤、そし
て、呼吸器系疾患、甲状腺疾患、アルツハイマー病、肝
炎、腎炎、白血病、及びカケクシアに対する予防薬、治
療薬として使用できる。
F−11334A1: 【化1】 等に関する。 【効果】本発明の新規化合物F−11334A1等は、
抗HIV剤、抗糖尿病剤、抗動脈硬化剤、抗骨粗しょう
症剤、抗血栓剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、利尿剤、そし
て、呼吸器系疾患、甲状腺疾患、アルツハイマー病、肝
炎、腎炎、白血病、及びカケクシアに対する予防薬、治
療薬として使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スフィンゴミエリナー
ゼを阻害し各種医薬として有用な新規化合物F−113
34A1、F−11334A2、F−11334A3、
F−11334B1及びF−11334B2及びその製
造法に関する。
ゼを阻害し各種医薬として有用な新規化合物F−113
34A1、F−11334A2、F−11334A3、
F−11334B1及びF−11334B2及びその製
造法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターロイキン−1β(以下、「IL
−1β」という。)の生物作用は多様であり、一般には
生体の恒常性維持に必須な生体物質と考えられている。
ところが、IL−1βの産生調節機能に異常が発生し、
IL−1βが過剰に生産されると、種々の疾患の原因と
なる。また、腫瘍壊死因子−α(以下、「TNF−α」
という。)はある種の腫瘍細胞やウイルス感染細胞を死
滅させたり、顆粒球の抗細菌性作用を増強させる等の作
用を有するが、TNF−αも過剰に生産された場合に
は、幾つかの疾患の主要な病因となる。
−1β」という。)の生物作用は多様であり、一般には
生体の恒常性維持に必須な生体物質と考えられている。
ところが、IL−1βの産生調節機能に異常が発生し、
IL−1βが過剰に生産されると、種々の疾患の原因と
なる。また、腫瘍壊死因子−α(以下、「TNF−α」
という。)はある種の腫瘍細胞やウイルス感染細胞を死
滅させたり、顆粒球の抗細菌性作用を増強させる等の作
用を有するが、TNF−αも過剰に生産された場合に
は、幾つかの疾患の主要な病因となる。
【0003】この二つのサイトカインは全く異なる遺伝
子の産物で、その構造に類似性はなく、各々に対応した
独自の受容体を有するが、それらの標的細胞、生物活性
には重複する点が多い。例えば、両サイトカインは生体
内に入ったエンドトキシン(LPS)によって起こる敗
血症性ショックの主要原因であり〔Tracy K.J. et al.
Science, 234, 470 (1986)、Tracey K.J. et al. Natur
e(London), 330, 662(1987)〕、その他、肉芽腫〔Kobay
ashi K. et al. J. Immunol., 134, 358 (1985)〕、髄
膜炎菌髄膜炎やマラリア感染〔Curfs J.H.A. et al. J.
Exp.Med., 172,1287 (1990)〕等、外来性の微生物、寄
生虫及びウイルス等に由来する感染症に密接に関係す
る。この様な急性期炎症反応に於ける主要な各段階、即
ち、局所への炎症細胞の浸潤〔Gamble J.R. et al. Pro
c.Natl.Acad.Sci.U.S.A., 82, 8667(1985) 、宮坂 昌
之ら Annual Review 免疫’91, 57 中外医学社 (199
1) 〕、発熱〔Dinarello C.A. Lymphokines, 14, 1 (1
987) 〕、急性期蛋白の誘導〔Perimutter D.H. et al.
J.Clin.Invest., 78,1349 (1986) 〕、プロスタノイ
ド、特にPGE2 産生の促進に〔Dayer J.-M. et al. J.E
xp.Med., 162, 2163 (1985) 、Turinsky J. et al. Am.
J.Physiol. 262, E476 (1992)、Ballou L.R. et al.
J.Biol.Chem. 267, 20044 (1992)〕、両サイトカイン
は積極的な役割を担っている。
子の産物で、その構造に類似性はなく、各々に対応した
独自の受容体を有するが、それらの標的細胞、生物活性
には重複する点が多い。例えば、両サイトカインは生体
内に入ったエンドトキシン(LPS)によって起こる敗
血症性ショックの主要原因であり〔Tracy K.J. et al.
Science, 234, 470 (1986)、Tracey K.J. et al. Natur
e(London), 330, 662(1987)〕、その他、肉芽腫〔Kobay
ashi K. et al. J. Immunol., 134, 358 (1985)〕、髄
膜炎菌髄膜炎やマラリア感染〔Curfs J.H.A. et al. J.
Exp.Med., 172,1287 (1990)〕等、外来性の微生物、寄
生虫及びウイルス等に由来する感染症に密接に関係す
る。この様な急性期炎症反応に於ける主要な各段階、即
ち、局所への炎症細胞の浸潤〔Gamble J.R. et al. Pro
c.Natl.Acad.Sci.U.S.A., 82, 8667(1985) 、宮坂 昌
之ら Annual Review 免疫’91, 57 中外医学社 (199
1) 〕、発熱〔Dinarello C.A. Lymphokines, 14, 1 (1
987) 〕、急性期蛋白の誘導〔Perimutter D.H. et al.
J.Clin.Invest., 78,1349 (1986) 〕、プロスタノイ
ド、特にPGE2 産生の促進に〔Dayer J.-M. et al. J.E
xp.Med., 162, 2163 (1985) 、Turinsky J. et al. Am.
J.Physiol. 262, E476 (1992)、Ballou L.R. et al.
J.Biol.Chem. 267, 20044 (1992)〕、両サイトカイン
は積極的な役割を担っている。
【0004】また、IL−1βとTNF−αは慢性の炎
症疾患、例えば、慢性関節リウマチ(RA)発症及び進
展に関与し、滑膜組織に於けるリンパ球浸潤の活性化、
滑膜細胞の増殖促進、及び軟骨細胞の破壊、破骨細胞の
活性化による骨吸収の促進作用を示す〔Mizel S.B. et
al. Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A. 78, 2474 (1980) 、Mi
yasaka N. et al. Arthritis Rheum., 31, 480 (198
8)、Arend W.P. and Dayer J.-M. Arthritis Rheumatis
m., 33, 305 (1990)〕。その他、同じリウマチ性疾患で
ある膠原病〔Tanaka Y. et al. J.Immunol., 143, 1584
(1989) 〕、全身性血管炎を主体とする川崎病〔Leung
D.Y.M. et al. J.Exp.Med., 164, 1958 (1986)〕、肉芽
腫とそれに続く線維症に伴う慢性炎症にも関わることが
知られている〔Le J. and Vilcek J. Lab.Invest., 56,
234 (1987) 〕。現在、慢性炎症性疾患の治療剤として
使用されているグルココルチコイドは、その作用一部が
これらサイトカインの産生抑制にあることが知られてい
るが〔Lew W. et al. J.Immunol., 140, 1895 (1988)
〕、グルココルチコイドは、その多様な生理作用によ
り種々の危篤な副作用を誘起する不利を併せ持つ。
症疾患、例えば、慢性関節リウマチ(RA)発症及び進
展に関与し、滑膜組織に於けるリンパ球浸潤の活性化、
滑膜細胞の増殖促進、及び軟骨細胞の破壊、破骨細胞の
活性化による骨吸収の促進作用を示す〔Mizel S.B. et
al. Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A. 78, 2474 (1980) 、Mi
yasaka N. et al. Arthritis Rheum., 31, 480 (198
8)、Arend W.P. and Dayer J.-M. Arthritis Rheumatis
m., 33, 305 (1990)〕。その他、同じリウマチ性疾患で
ある膠原病〔Tanaka Y. et al. J.Immunol., 143, 1584
(1989) 〕、全身性血管炎を主体とする川崎病〔Leung
D.Y.M. et al. J.Exp.Med., 164, 1958 (1986)〕、肉芽
腫とそれに続く線維症に伴う慢性炎症にも関わることが
知られている〔Le J. and Vilcek J. Lab.Invest., 56,
234 (1987) 〕。現在、慢性炎症性疾患の治療剤として
使用されているグルココルチコイドは、その作用一部が
これらサイトカインの産生抑制にあることが知られてい
るが〔Lew W. et al. J.Immunol., 140, 1895 (1988)
〕、グルココルチコイドは、その多様な生理作用によ
り種々の危篤な副作用を誘起する不利を併せ持つ。
【0005】さらに、IL−1βとTNF−αは単球の
血管内皮細胞への接着、内皮下への遊走〔Pober J.S. e
t al. J.Immunol., 137, 1893 (1986)、Nelken N.A. et
al.J.Clin.Invest. 88, 1121 (1991) 〕、血管平滑筋
細胞の内膜での異常増殖を促進する等〔Raines E.W. et
al. Science 243, 393 (1989)〕、粥状動脈硬化の発
症、進展に関与する。
血管内皮細胞への接着、内皮下への遊走〔Pober J.S. e
t al. J.Immunol., 137, 1893 (1986)、Nelken N.A. et
al.J.Clin.Invest. 88, 1121 (1991) 〕、血管平滑筋
細胞の内膜での異常増殖を促進する等〔Raines E.W. et
al. Science 243, 393 (1989)〕、粥状動脈硬化の発
症、進展に関与する。
【0006】また、IL−1βとTNF−αは、血小板
活性化因子(PAF)の産生促進、組織因子の内皮細胞
膜表面への誘導、トロンボモジュリンプロテインCの減
少、プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1の
産生抑制をきたし、全体として血小板凝集と血液凝固を
招来して血栓形成の原因となる〔Bevilacqua M.P. eta
l. Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A., 83, 4533 (1986) 、Le
J. and Vilcek J. Lab.Invest., 56, 234 (1987) 、佐
藤 靖史 現代医療, 23, 3163 (1991) 〕。
活性化因子(PAF)の産生促進、組織因子の内皮細胞
膜表面への誘導、トロンボモジュリンプロテインCの減
少、プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1の
産生抑制をきたし、全体として血小板凝集と血液凝固を
招来して血栓形成の原因となる〔Bevilacqua M.P. eta
l. Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A., 83, 4533 (1986) 、Le
J. and Vilcek J. Lab.Invest., 56, 234 (1987) 、佐
藤 靖史 現代医療, 23, 3163 (1991) 〕。
【0007】インスリン依存型糖尿病(IDDM)で
は、その発症に至る過程に潜在的、慢性的、自己免疫的
な炎症が膵島、特に膵β細胞に起こっているが、IL−
1βやTNF−αはそれに関与する〔Nerup J. et al.
Diabetes Care., 11, 16 (1988) 。一方、インスリン非
依存型糖尿病(NIDDM)に際しても、TNF−αは
脂肪細胞での産生を介して筋肉、肝細胞に作用し、イン
スリン抵抗性を発揮することに関与する〔Spiegelman
B.M. et al. J. Biol.Chem., 268, 6823 (1993)〕。
は、その発症に至る過程に潜在的、慢性的、自己免疫的
な炎症が膵島、特に膵β細胞に起こっているが、IL−
1βやTNF−αはそれに関与する〔Nerup J. et al.
Diabetes Care., 11, 16 (1988) 。一方、インスリン非
依存型糖尿病(NIDDM)に際しても、TNF−αは
脂肪細胞での産生を介して筋肉、肝細胞に作用し、イン
スリン抵抗性を発揮することに関与する〔Spiegelman
B.M. et al. J. Biol.Chem., 268, 6823 (1993)〕。
【0008】糸球体腎炎発症の主体を成すメサンギウム
細胞の増殖と基質の増生にIL−1βとTNF−αは深
く関与する〔Werber H.I. et al. J.Immunol., 138, 32
07 (1987) 、Baud L. et al. Kidney Int., 41, 600 (1
992)〕。
細胞の増殖と基質の増生にIL−1βとTNF−αは深
く関与する〔Werber H.I. et al. J.Immunol., 138, 32
07 (1987) 、Baud L. et al. Kidney Int., 41, 600 (1
992)〕。
【0009】IL−1βやTNF−αはT細胞からのI
Lー2産生やその分泌、その受容体発現を促し、また、
その他の免疫細胞に作用してその働きを高めることで免
疫能を賦活化する〔Gillis S. and Mizel S.B. Proc.Na
tl.Acad.Sci.U.S.A. 78, 1133 (1981)、Scheurich P. e
t al. J.Immunol., 138, 1786 (1987)〕。この作用によ
り両サイトカインは、例えば移植の際に生じる移植片対
宿主病(GVHD)発症の一因となる。
Lー2産生やその分泌、その受容体発現を促し、また、
その他の免疫細胞に作用してその働きを高めることで免
疫能を賦活化する〔Gillis S. and Mizel S.B. Proc.Na
tl.Acad.Sci.U.S.A. 78, 1133 (1981)、Scheurich P. e
t al. J.Immunol., 138, 1786 (1987)〕。この作用によ
り両サイトカインは、例えば移植の際に生じる移植片対
宿主病(GVHD)発症の一因となる。
【0010】TNF−αは、慢性の感染症やガン患者に
於いて脂肪細胞のリポプロテインリパーゼ活性を抑制し
て食欲不振を引き起こすことにより、極度の体重減少・
消耗を引き起こし(cachexia)、そのためTNF−αは
カケクチン(cachectin )と呼ばれている〔Beutler B.
et al. Nature(London), 316, 552 (1985) 〕。
於いて脂肪細胞のリポプロテインリパーゼ活性を抑制し
て食欲不振を引き起こすことにより、極度の体重減少・
消耗を引き起こし(cachexia)、そのためTNF−αは
カケクチン(cachectin )と呼ばれている〔Beutler B.
et al. Nature(London), 316, 552 (1985) 〕。
【0011】TNF−αは、HIV(ヒト免疫不全ウイ
ルス)感染細胞において、染色体内に挿入されたHIV
のウイルスゲノム末端:LTR:からの転写を転写因子
NF−κBを介して活性化させ、HIVの増殖をこう進
させる〔Nabel G. et al. Nature, 326, 711 (1987) 、
Schreck R. et al. EMBO Journal, 10, 2247 (199
1)〕。
ルス)感染細胞において、染色体内に挿入されたHIV
のウイルスゲノム末端:LTR:からの転写を転写因子
NF−κBを介して活性化させ、HIVの増殖をこう進
させる〔Nabel G. et al. Nature, 326, 711 (1987) 、
Schreck R. et al. EMBO Journal, 10, 2247 (199
1)〕。
【0012】その他、IL−1βやTNF−αの過剰生
産に基づく疾患として、劇症肝炎〔Muto Y. et al. Lan
cet II, 72 (1988) 〕、喘息、特発性肺線維症〔Kelley
J.Am.Rev.Respir.Dis., 141(3), 765 (1990)〕、AR
DS(adult respiratory distress syndrome )〔Mill
ar A. et al. Lancet II, 712 (1989)〕等の呼吸器系疾
患、自己免疫性甲状腺疾患〔江口 勝美ら 最新医学か
らのアプローチ1 サイトカインから, メジカルビュー
社, 38 (1991) 〕、ライム病〔Habicht G.S. et al. J.
Immunol., 134, 3147 (1985)〕、アルツハイマー病〔Gr
iffin W.S.T. at al. Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A., 86,
7611 (1989)〕、クローン病〔八木田旭邦 医学のあゆ
み, 147, 375 (1988) 〕、中毒ショック症候群〔Ikejim
a T. et al. J.Clin.Invest., 73, 1312 (1984) 〕、骨
粗しょう症〔Pacifici R. et al. Proc.Natl.Acad.Sci.
U.S.A., 86, 2398 (1989) 〕、痛風〔Di Giovine F.S.e
t al. J.Immunol., 138, 3213 (1987) 〕、急性骨髄性
白血病〔Sakai K. et al. J.Exp.Med., 166, 1587 (198
7)〕、子宮内膜炎〔Romero R., et al. Am.J.Obstet.Gy
nercol. 160, 1117 (1989)〕などが挙げられる。
産に基づく疾患として、劇症肝炎〔Muto Y. et al. Lan
cet II, 72 (1988) 〕、喘息、特発性肺線維症〔Kelley
J.Am.Rev.Respir.Dis., 141(3), 765 (1990)〕、AR
DS(adult respiratory distress syndrome )〔Mill
ar A. et al. Lancet II, 712 (1989)〕等の呼吸器系疾
患、自己免疫性甲状腺疾患〔江口 勝美ら 最新医学か
らのアプローチ1 サイトカインから, メジカルビュー
社, 38 (1991) 〕、ライム病〔Habicht G.S. et al. J.
Immunol., 134, 3147 (1985)〕、アルツハイマー病〔Gr
iffin W.S.T. at al. Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A., 86,
7611 (1989)〕、クローン病〔八木田旭邦 医学のあゆ
み, 147, 375 (1988) 〕、中毒ショック症候群〔Ikejim
a T. et al. J.Clin.Invest., 73, 1312 (1984) 〕、骨
粗しょう症〔Pacifici R. et al. Proc.Natl.Acad.Sci.
U.S.A., 86, 2398 (1989) 〕、痛風〔Di Giovine F.S.e
t al. J.Immunol., 138, 3213 (1987) 〕、急性骨髄性
白血病〔Sakai K. et al. J.Exp.Med., 166, 1587 (198
7)〕、子宮内膜炎〔Romero R., et al. Am.J.Obstet.Gy
nercol. 160, 1117 (1989)〕などが挙げられる。
【0013】スフィンゴミエリナーゼは、生体内の細胞
膜系および核内に含まれるコリン含有脂質の一つである
スフィンゴミエリンを基質として、このものをセラミド
とホスホリルコリンに分解する酵素である。本酵素は、
当初は酸性域に至適pHを有するリソソームの水解酵素
の一つとして見い出されたが、最近では中性域に至適p
Hを有する同酵素活性がミクロソーム画分、形質膜にも
見い出されており〔Allan D. et al. Biochim.Biophys.
Acta., 693, 53 (1982) 、T-Koizumi K. and Kojima K.
J.Biochem., 99, 1803 (1986)、これらの諸酵素が生体
内のスフィンゴミエリンの代謝に実際的に関与している
ものと考えられる。
膜系および核内に含まれるコリン含有脂質の一つである
スフィンゴミエリンを基質として、このものをセラミド
とホスホリルコリンに分解する酵素である。本酵素は、
当初は酸性域に至適pHを有するリソソームの水解酵素
の一つとして見い出されたが、最近では中性域に至適p
Hを有する同酵素活性がミクロソーム画分、形質膜にも
見い出されており〔Allan D. et al. Biochim.Biophys.
Acta., 693, 53 (1982) 、T-Koizumi K. and Kojima K.
J.Biochem., 99, 1803 (1986)、これらの諸酵素が生体
内のスフィンゴミエリンの代謝に実際的に関与している
ものと考えられる。
【0014】上記反応の生成物の一つセラミドは更にセ
ラミダーゼにより加水分解され、脂肪酸とスフィンゴシ
ンを生じる。そして、スフィンゴミエリンが哺乳動物体
内で代謝されて、セラミドさらにスフィンゴシンとなる
ことは in vivo の実験で確かめられている〔Schneide
r P.B. and Kennedy E.P. J.Lipid Res., 9, 58 (196
8)〕。スフィンゴミエリンの分解産物であるこのセラミ
ドやスフィンゴシンは、細胞の増殖・分化、及び、それ
らに密接に関連をもつ情報伝達の制御機構に関与してい
ることが示され〔小島清秀と小泉恵子 蛋白質 核酸
酵素, 36, 629 (1991)〕、この反応経路はスフィンゴミ
エリン経路と呼ばれている。
ラミダーゼにより加水分解され、脂肪酸とスフィンゴシ
ンを生じる。そして、スフィンゴミエリンが哺乳動物体
内で代謝されて、セラミドさらにスフィンゴシンとなる
ことは in vivo の実験で確かめられている〔Schneide
r P.B. and Kennedy E.P. J.Lipid Res., 9, 58 (196
8)〕。スフィンゴミエリンの分解産物であるこのセラミ
ドやスフィンゴシンは、細胞の増殖・分化、及び、それ
らに密接に関連をもつ情報伝達の制御機構に関与してい
ることが示され〔小島清秀と小泉恵子 蛋白質 核酸
酵素, 36, 629 (1991)〕、この反応経路はスフィンゴミ
エリン経路と呼ばれている。
【0015】IL−1βやTNF−αが標的細胞の受容
体に結合し、その後、細胞内にてシグナル伝達がされる
ときに、このスフィンゴミエリン経路が関与しているこ
とが示されている〔Dressler K.A. et al. Science, 25
5, 1715 (1992)、Mathias etal. Science, 259, 519 (1
993) 〕。
体に結合し、その後、細胞内にてシグナル伝達がされる
ときに、このスフィンゴミエリン経路が関与しているこ
とが示されている〔Dressler K.A. et al. Science, 25
5, 1715 (1992)、Mathias etal. Science, 259, 519 (1
993) 〕。
【0016】従って、スフィンゴミエリナーゼ活性の阻
害物質によりこれらTNFαやIL1βのシグナル伝達
を遮断することができ、これらサイトカインが関与する
病態を改善することができる。
害物質によりこれらTNFαやIL1βのシグナル伝達
を遮断することができ、これらサイトカインが関与する
病態を改善することができる。
【0017】一方、スフィンゴミエリナーゼの反応物が
シクロオキシゲナーゼを活性化し、これを介してPGE2産
生を促進していることが示されている(Ballou L.R. et
al.J. Biol. Chem. 267, 20044, (1992))。
シクロオキシゲナーゼを活性化し、これを介してPGE2産
生を促進していることが示されている(Ballou L.R. et
al.J. Biol. Chem. 267, 20044, (1992))。
【0018】また、スフィンゴミエリナーゼ反応そのも
のが、粥状動脈硬化の発症に関わるLDLや変性LDL
の末梢細胞内への取り込みを促進し、コレステロール・
エステル合成及びその細胞内蓄積を増加させ〔Stein O.
et al. Biochim. Biochim. Acta., 1126, 291 (199
2)、Chatterjee S. J.Biol.Chem., 268, 3401 (199
3)〕、本病態の進展に関わることが予想されている。
のが、粥状動脈硬化の発症に関わるLDLや変性LDL
の末梢細胞内への取り込みを促進し、コレステロール・
エステル合成及びその細胞内蓄積を増加させ〔Stein O.
et al. Biochim. Biochim. Acta., 1126, 291 (199
2)、Chatterjee S. J.Biol.Chem., 268, 3401 (199
3)〕、本病態の進展に関わることが予想されている。
【0019】さらに、スフィンゴミエリナーゼの活性化
は腎臓の近位尿細管に於いてジヌソイド側の頂端膜内に
あるスフィンゴミエリン含量を減らし、Na依存性に機
能するリン酸や糖の取り込みを減少させる〔Vrtovsnik
F. et al. Kidney International., 41, 983(199
2)〕。
は腎臓の近位尿細管に於いてジヌソイド側の頂端膜内に
あるスフィンゴミエリン含量を減らし、Na依存性に機
能するリン酸や糖の取り込みを減少させる〔Vrtovsnik
F. et al. Kidney International., 41, 983(199
2)〕。
【0020】また、HIVに感染したCEM細胞でセラ
ミドの量が亢進していることが示され[Veldhoven P.P.
V. et al. Biochem. Biophys. Res. Comm., 187, 209
(1992)] 、生体内のHIV感染細胞でスフィンゴミエリ
ナーゼが活性化していることが示されている。
ミドの量が亢進していることが示され[Veldhoven P.P.
V. et al. Biochem. Biophys. Res. Comm., 187, 209
(1992)] 、生体内のHIV感染細胞でスフィンゴミエリ
ナーゼが活性化していることが示されている。
【0021】以上の事実から、スフィンゴミエリナーゼ
に対する特異的な阻害物質は、抗HIV剤、抗糖尿病
剤、抗動脈硬化剤、抗骨粗しょう症剤、抗血栓剤、抗炎
症剤、免疫抑制剤、利尿剤、そして、呼吸器系疾患、甲
状腺疾患、アルツハイマー病、肝炎、腎炎、白血病、及
びカケクシアに対する予防薬、治療薬として使用でき
る。
に対する特異的な阻害物質は、抗HIV剤、抗糖尿病
剤、抗動脈硬化剤、抗骨粗しょう症剤、抗血栓剤、抗炎
症剤、免疫抑制剤、利尿剤、そして、呼吸器系疾患、甲
状腺疾患、アルツハイマー病、肝炎、腎炎、白血病、及
びカケクシアに対する予防薬、治療薬として使用でき
る。
【0022】しかしながら、スフィンゴミエリナーゼに
対して特異的かつ強力な阻害物質は現在まで見い出され
ていない。
対して特異的かつ強力な阻害物質は現在まで見い出され
ていない。
【0023】従来、IL−1β作用を特異的に阻害する
物質としては、可溶性IL−1レセプターやIL−1レ
セプターアンタゴニストが見いだされ、これらを用いて
の敗血症性ショック患者やRA患者での症状改善がみら
れている。
物質としては、可溶性IL−1レセプターやIL−1レ
セプターアンタゴニストが見いだされ、これらを用いて
の敗血症性ショック患者やRA患者での症状改善がみら
れている。
【0024】また、TNF−α作用を特異的に阻害する
可溶性TNF受容体、抗TNF抗体を用いての、エンド
トキシンショックや急性GHVDなどを対象とした臨床
試験が実施され、その有効性が観察されている〔Vincen
t J.-L. et al. Chest, 101,810 (1992) 、Herve P. et
al. Blood, 79, 3362 (1992)〕。
可溶性TNF受容体、抗TNF抗体を用いての、エンド
トキシンショックや急性GHVDなどを対象とした臨床
試験が実施され、その有効性が観察されている〔Vincen
t J.-L. et al. Chest, 101,810 (1992) 、Herve P. et
al. Blood, 79, 3362 (1992)〕。
【0025】しかし、これらは何れもペプチド性もしく
は高分子量の物質であるため、薬剤としての体内への吸
収性や血中での安定性等に於いて欠点を有する。かかる
観点より、スフィンゴミエリナーゼに対して特異的な阻
害活性を有する、低分子生理活性物質が望まれていた。
は高分子量の物質であるため、薬剤としての体内への吸
収性や血中での安定性等に於いて欠点を有する。かかる
観点より、スフィンゴミエリナーゼに対して特異的な阻
害活性を有する、低分子生理活性物質が望まれていた。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは微生物二
次代謝産物中よりスフィンゴミエリナーゼ阻害作用を持
つ物質を検索し、土壌より分離した Acremonium 属に属
するAcremonium sp. SANK20793株(FERM BP-4539)株の培
養液中に、スフィンゴミエリナーゼ阻害作用を有する新
規化合物、F−11334A1、F−11334A2、
F−11334A3、F−11334B1及び/または
F−11334B2が生産されることを見出し本発明を
完成した。
次代謝産物中よりスフィンゴミエリナーゼ阻害作用を持
つ物質を検索し、土壌より分離した Acremonium 属に属
するAcremonium sp. SANK20793株(FERM BP-4539)株の培
養液中に、スフィンゴミエリナーゼ阻害作用を有する新
規化合物、F−11334A1、F−11334A2、
F−11334A3、F−11334B1及び/または
F−11334B2が生産されることを見出し本発明を
完成した。
【0027】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 (1)一般式(I)で表される新規化合物F−1133
4A1:
4A1:
【0028】
【化6】
【0029】(2)一般式(II)で表される新規化合
物F−11334A2:
物F−11334A2:
【0030】
【化7】
【0031】(3)一般式(III)で表される新規化
合物F−11334A3:
合物F−11334A3:
【0032】
【化8】
【0033】(4)一般式(IV)で表される新規化合
物F−11334B1:
物F−11334B1:
【0034】
【化9】
【0035】(5)一般式(V)で表される新規化合物
F−11334B2:
F−11334B2:
【0036】
【化10】
【0037】(6)アクレモニウム( Acremonium )属
に属するF−11334A1、F−11334A2、F
−11334A3、F−11334B1及び/またはF
−11334B2生産菌を培養し、その培養物よりF−
11334A1、F−11334A2、F−11334
A3、F−11334B1及び/またはF−11334
B2を採取することを特徴とするF−11334A1、
F−11334A2、F−11334A3、F−113
34B1及び/またはF−11334B2の製造法、 (7)アクレモニウム( Acremonium )属に属するF−
11334A1、F−11334A2、F−11334
A3、F−11334B1及び/またはF−11334
B2生産菌が、アクレモニウム( Acremonium )sp.
SANK20793株である、(6)記載の製造法、 (8) アクレモニウム sp.SANK20793株
に関する。
に属するF−11334A1、F−11334A2、F
−11334A3、F−11334B1及び/またはF
−11334B2生産菌を培養し、その培養物よりF−
11334A1、F−11334A2、F−11334
A3、F−11334B1及び/またはF−11334
B2を採取することを特徴とするF−11334A1、
F−11334A2、F−11334A3、F−113
34B1及び/またはF−11334B2の製造法、 (7)アクレモニウム( Acremonium )属に属するF−
11334A1、F−11334A2、F−11334
A3、F−11334B1及び/またはF−11334
B2生産菌が、アクレモニウム( Acremonium )sp.
SANK20793株である、(6)記載の製造法、 (8) アクレモニウム sp.SANK20793株
に関する。
【0038】本発明のF−11334A1、F−113
34A2、F−11334A3、F−11334B1及
び/またはF−11334B2は下記の物理化学的性状
を有する。
34A2、F−11334A3、F−11334B1及
び/またはF−11334B2は下記の物理化学的性状
を有する。
【0039】F−11334A1 1) 性質;白色物質、 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性。
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性。
【0040】4) 分子式; C11H16O4 5) 分子量;212 (高分解能EI-MS 法により [M]+ 212.
1051 ( 測定値) )(計算値:212.1049) 6) 比旋光度;[ α] +36.0 (c 0.2 in MeOH) 7) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);216 nm sh
( ε4580) 、226 nm sh ( ε3690) 、293 nm (ε3050) 8) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3340, 1650, 16
10, 1500, 1460 cm-1 9) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.63(d, J=8.5Hz, 1H), 6.62(d, J=3.0Hz, 1H), 6.50(d
d, J=8.5, 3.0Hz, 1H),3.60(dd, J=10.0, 2.0Hz, 1H),
2.80(dd, J=13.5, 2.0Hz, 1H), 2.60(dd, J=13.5, 10.0
Hz, 1H),1.23(s, 6H) 10) 13C-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PP
M, 重メタノール基準) 151.8(s),150.1(s),129.6(s),119.3(d),117.7(d),115.2
(d),81.2(d),74.3(s),34.8(t),26.2(q),25.4(q) 11) 高速液体クロマトグラフグラフィー 保持時間:2.2分 カラム:Senshu Pak PEGASIL, 4.6φ × 150mm(センシ
ュウ科学製 溶媒: メタノール- 水 1:1 流速: 1ml/ml 検出: UV 210nmF−11334A2 1) 性質;白色物質 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性 4) 分子式; C11H14O3 5) 分子量;194 (高分解能EI-MS 法により [M]+ 194.
0955 (測定値) )(計算値:194.0942) 6) 比旋光度;[ α] +49.8 (c 1.0 in MeOH) 7) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);216 nm sh
( ε4020) 、229 nm (ε4310) 、303 nm (ε3670) 8) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3230, 3160, 14
90 cm-1 9) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.62(br, 1H), 6.52(br d, J=8.5Hz, 1H), 6.48(br dd,
J=8.5, 2.5Hz, 1H), 4.50(dd, J=9.5, 8.5Hz, 1H), 3.
12(dd, J=15.5, 8.5Hz, 1H), 3.06(dd, J=15.5,9.5Hz,
1H) 1.22(s, 3H), 1.20(s, 3H) 10) 13C-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PP
M, 重メタノール基準) 155.0(s),152.6(s),129.7(s),115.3(d),113.5(d),110.2
(d),90.7(d),73.0(s),32.5(t),25.9(q),25.6(q) 11) 高速液体クロマトグラフグラフィー 保持時間:14.5 分 カラム:Senshu Pak Silica-4251-N, 10 φ × 250mm
(センシュウ科学製 溶媒: ヘキサン- 酢酸エチル 2:1 流速: 5ml/ml 検出: 示差屈折計F−11334A3 1) 性質;白色物質 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性 4) 分子式; C11H14O3 5) 分子量;194 (高分解能EI-MS 法により [M]+ 194.
0941( 測定値) )(計算値:194.0942) 6) 比旋光度;[ α] -20.4 (c 1.0 in MeOH) 7) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);218 nm sh
( ε5590) 、227 nm (ε5240) 、297 nm (ε3670) 8) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3410, 3200, 15
00 cm-1 9) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.56(d, J=8.5Hz, 1H), 6.52(dd, J=8.5, 2.5Hz, 1H),
6.50(br, 1H), 3.70(dd,J=7.5, 5.5Hz, 1H), 2.92(dd,
J=16.5, 5.5Hz, 1H), 2.63(dd, J=16.5, 7.5Hz,1H) 1.29(s, 3H), 1.20(s, 3H) 10) 13C-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PP
M, 重メタノール基準)152.2(s),147.8(s),122.4(s),11
8.9(d),116.9(d),116.1(d),78.0(s),71.2(d),32.9(t),2
6.3(q),21.4(q) 11) 高速液体クロマトグラフグラフィー 保持時間:15.5 分 カラム:Senshu Pak Silica-4251-N, 10 φ × 250mm
(センシュウ科学製 溶媒: ヘキサン- 酢酸エチル 2:1 流速: 5ml/ml 検出: 示差屈折計F−11334B1 1) 性質;淡黄色物質 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性 4) 分子式; C11H14O3 5) 分子量;194 (高分解能EIMS法により [M-H2O]+ 17
6.0844 ( 測定値) )(計算値:176.0837) 6) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);248 nm sh
( ε8500) 、322 nm (ε3840) 7) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3330, 1660, 16
10, 1500, 1460 cm-1 8) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.83(d, J=3Hz, 1H), 6.82(d, J=16Hz, 1H), 6.61(dd,
J=8.5Hz, 1H), 6.51(dd,J=8.5, 3Hz, 1H), 6.28(d, J=1
6Hz, 1H), 1.37(s, 6H)生産菌 本発明において用いられるアクレモニウム(Acremoniu
m)属に属する菌株としては、例えば Acremonium sp.
SANK 20793株 (FERM BP-4539) を挙げること
ができ、この菌株の菌学的性状は次のとおりである。
1051 ( 測定値) )(計算値:212.1049) 6) 比旋光度;[ α] +36.0 (c 0.2 in MeOH) 7) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);216 nm sh
( ε4580) 、226 nm sh ( ε3690) 、293 nm (ε3050) 8) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3340, 1650, 16
10, 1500, 1460 cm-1 9) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.63(d, J=8.5Hz, 1H), 6.62(d, J=3.0Hz, 1H), 6.50(d
d, J=8.5, 3.0Hz, 1H),3.60(dd, J=10.0, 2.0Hz, 1H),
2.80(dd, J=13.5, 2.0Hz, 1H), 2.60(dd, J=13.5, 10.0
Hz, 1H),1.23(s, 6H) 10) 13C-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PP
M, 重メタノール基準) 151.8(s),150.1(s),129.6(s),119.3(d),117.7(d),115.2
(d),81.2(d),74.3(s),34.8(t),26.2(q),25.4(q) 11) 高速液体クロマトグラフグラフィー 保持時間:2.2分 カラム:Senshu Pak PEGASIL, 4.6φ × 150mm(センシ
ュウ科学製 溶媒: メタノール- 水 1:1 流速: 1ml/ml 検出: UV 210nmF−11334A2 1) 性質;白色物質 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性 4) 分子式; C11H14O3 5) 分子量;194 (高分解能EI-MS 法により [M]+ 194.
0955 (測定値) )(計算値:194.0942) 6) 比旋光度;[ α] +49.8 (c 1.0 in MeOH) 7) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);216 nm sh
( ε4020) 、229 nm (ε4310) 、303 nm (ε3670) 8) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3230, 3160, 14
90 cm-1 9) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.62(br, 1H), 6.52(br d, J=8.5Hz, 1H), 6.48(br dd,
J=8.5, 2.5Hz, 1H), 4.50(dd, J=9.5, 8.5Hz, 1H), 3.
12(dd, J=15.5, 8.5Hz, 1H), 3.06(dd, J=15.5,9.5Hz,
1H) 1.22(s, 3H), 1.20(s, 3H) 10) 13C-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PP
M, 重メタノール基準) 155.0(s),152.6(s),129.7(s),115.3(d),113.5(d),110.2
(d),90.7(d),73.0(s),32.5(t),25.9(q),25.6(q) 11) 高速液体クロマトグラフグラフィー 保持時間:14.5 分 カラム:Senshu Pak Silica-4251-N, 10 φ × 250mm
(センシュウ科学製 溶媒: ヘキサン- 酢酸エチル 2:1 流速: 5ml/ml 検出: 示差屈折計F−11334A3 1) 性質;白色物質 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性 4) 分子式; C11H14O3 5) 分子量;194 (高分解能EI-MS 法により [M]+ 194.
0941( 測定値) )(計算値:194.0942) 6) 比旋光度;[ α] -20.4 (c 1.0 in MeOH) 7) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);218 nm sh
( ε5590) 、227 nm (ε5240) 、297 nm (ε3670) 8) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3410, 3200, 15
00 cm-1 9) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.56(d, J=8.5Hz, 1H), 6.52(dd, J=8.5, 2.5Hz, 1H),
6.50(br, 1H), 3.70(dd,J=7.5, 5.5Hz, 1H), 2.92(dd,
J=16.5, 5.5Hz, 1H), 2.63(dd, J=16.5, 7.5Hz,1H) 1.29(s, 3H), 1.20(s, 3H) 10) 13C-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PP
M, 重メタノール基準)152.2(s),147.8(s),122.4(s),11
8.9(d),116.9(d),116.1(d),78.0(s),71.2(d),32.9(t),2
6.3(q),21.4(q) 11) 高速液体クロマトグラフグラフィー 保持時間:15.5 分 カラム:Senshu Pak Silica-4251-N, 10 φ × 250mm
(センシュウ科学製 溶媒: ヘキサン- 酢酸エチル 2:1 流速: 5ml/ml 検出: 示差屈折計F−11334B1 1) 性質;淡黄色物質 2) 溶解性;メタノール、酢酸エチルなどの有機溶媒に
可溶 3) 呈色試験;50% 硫酸、ヨウ素に陽性 4) 分子式; C11H14O3 5) 分子量;194 (高分解能EIMS法により [M-H2O]+ 17
6.0844 ( 測定値) )(計算値:176.0837) 6) 紫外線吸収スペクトル(メタノール);248 nm sh
( ε8500) 、322 nm (ε3840) 7) 赤外線吸収スペクトル(KBr);3330, 1660, 16
10, 1500, 1460 cm-1 8) 1H-核磁気共鳴スペクトル;( 重メタノール中:PPM,
TMS 基準) 6.83(d, J=3Hz, 1H), 6.82(d, J=16Hz, 1H), 6.61(dd,
J=8.5Hz, 1H), 6.51(dd,J=8.5, 3Hz, 1H), 6.28(d, J=1
6Hz, 1H), 1.37(s, 6H)生産菌 本発明において用いられるアクレモニウム(Acremoniu
m)属に属する菌株としては、例えば Acremonium sp.
SANK 20793株 (FERM BP-4539) を挙げること
ができ、この菌株の菌学的性状は次のとおりである。
【0041】菌株SANK 20793は海砂から滅菌
バルサを餌として分離されたものである。
バルサを餌として分離されたものである。
【0042】本菌株の菌学的特徴は次の通りである。
【0043】PDA培地上での生育は12日、23℃で45mm
に達する。最初は白色の綿毛状で赤褐色の可溶性色素を
分泌するが、さらに培養を継続することによって、分生
子が形成され、それに伴って、中央部から黒色の粉状と
なる。全体にほぼ平坦であるが、コロニーの一部は菌糸
束の形成により綿毛状を呈する。また、分生子の形成が
旺盛な部分と疎な部分が扇形に生じる。栄養菌糸は無色
で、数本の菌糸が束となり、その上に多数の分生子形成
細胞を生ずる。分生子形成様式はフィアロ型。フィアラ
イドはきり型、先端へ向かって細まり、その大きさは18
-39x2.5-3.5 μm あり、一部に粒子を付着し、部分的に
表面は粗で、えりは不明瞭。分生子はフィアライド上に
集合し、擬頭状の粘塊となる。分生子は楕円形、単細
胞、暗褐色、その大きさは5-6.5x2-3.5 μm である。
に達する。最初は白色の綿毛状で赤褐色の可溶性色素を
分泌するが、さらに培養を継続することによって、分生
子が形成され、それに伴って、中央部から黒色の粉状と
なる。全体にほぼ平坦であるが、コロニーの一部は菌糸
束の形成により綿毛状を呈する。また、分生子の形成が
旺盛な部分と疎な部分が扇形に生じる。栄養菌糸は無色
で、数本の菌糸が束となり、その上に多数の分生子形成
細胞を生ずる。分生子形成様式はフィアロ型。フィアラ
イドはきり型、先端へ向かって細まり、その大きさは18
-39x2.5-3.5 μm あり、一部に粒子を付着し、部分的に
表面は粗で、えりは不明瞭。分生子はフィアライド上に
集合し、擬頭状の粘塊となる。分生子は楕円形、単細
胞、暗褐色、その大きさは5-6.5x2-3.5 μm である。
【0044】以上のような特徴は、Gams,W. (1971) 著
Cephalosporium-artige Schimmelpilze, 262p. G.Fis
cher, Stuttgart.の体系でとりあげられている Glioma
stix節の Acremonium 属菌の特徴に一致する。しかしな
がら、Acremonium 属は数多くの種を含み、Gams,W. (1
971) 著 Cephalosporium-artige Schimmelpilze,262p.
G.Fischer, Stuttgart. 以外にも多数の種の記載があ
るため、これらの総てを網羅し、種レベルの同定を行う
のは現時点では困難であり、かえって正確さを欠くこと
になりかねない。よって、本菌の種レベルの同定は保留
し、SANK20793Acremonium sp.アクレモニウム
・エスピーと同定した。
Cephalosporium-artige Schimmelpilze, 262p. G.Fis
cher, Stuttgart.の体系でとりあげられている Glioma
stix節の Acremonium 属菌の特徴に一致する。しかしな
がら、Acremonium 属は数多くの種を含み、Gams,W. (1
971) 著 Cephalosporium-artige Schimmelpilze,262p.
G.Fischer, Stuttgart. 以外にも多数の種の記載があ
るため、これらの総てを網羅し、種レベルの同定を行う
のは現時点では困難であり、かえって正確さを欠くこと
になりかねない。よって、本菌の種レベルの同定は保留
し、SANK20793Acremonium sp.アクレモニウム
・エスピーと同定した。
【0045】本菌は、平成6年(1994年)1月20
日に、通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所に
国際寄託され、寄託番号 FERM BP-4539 が付された。
日に、通商産業省工業技術院生命工学工業技術研究所に
国際寄託され、寄託番号 FERM BP-4539 が付された。
【0046】培養法及び精製法 本発明の新菌株を分離するに際し使用される分離培地と
しては炭素源、窒素源、無機イオンおよび有機栄養源等
より選択されたものを適宜含有する培地であれば合成ま
たは天然培地の何れでも使用可能である。F−1133
4A1、F−11334A2、F−11334A3、F
−11334B1及び/またはF−11334B2は S
ANK20793 株を適当な培地で培養し、それから採取する
ことによって得られる。栄養源としては、従来真菌類の
菌株の培養に利用されている公知のものが使用できる。
例えば、炭素源としてはグルコース、シュクロース、澱
粉、グリセリン、水飴、糖蜜、大豆油などが使用でき
る。また、窒素源としては大豆粉、コーンスチープリカ
ー、生イースト、ジャガイモ、硫酸アンモニウム、硝酸
ナトリウム等を使用しうる。このほか必要に応じて炭酸
カルシウム、リン酸塩等の無機塩類を添加するほか、菌
株の発育を助け、F−11334A1、F−11334
A2、F−11334A3、F−11334B1及び/
またはF−11334B2の生産を促進するような有機
および無機物を適当に添加することができる。
しては炭素源、窒素源、無機イオンおよび有機栄養源等
より選択されたものを適宜含有する培地であれば合成ま
たは天然培地の何れでも使用可能である。F−1133
4A1、F−11334A2、F−11334A3、F
−11334B1及び/またはF−11334B2は S
ANK20793 株を適当な培地で培養し、それから採取する
ことによって得られる。栄養源としては、従来真菌類の
菌株の培養に利用されている公知のものが使用できる。
例えば、炭素源としてはグルコース、シュクロース、澱
粉、グリセリン、水飴、糖蜜、大豆油などが使用でき
る。また、窒素源としては大豆粉、コーンスチープリカ
ー、生イースト、ジャガイモ、硫酸アンモニウム、硝酸
ナトリウム等を使用しうる。このほか必要に応じて炭酸
カルシウム、リン酸塩等の無機塩類を添加するほか、菌
株の発育を助け、F−11334A1、F−11334
A2、F−11334A3、F−11334B1及び/
またはF−11334B2の生産を促進するような有機
および無機物を適当に添加することができる。
【0047】培養法としては、一般の抗生物質を生産す
る方法と同じく液体培養法、特に深部培養法が最も適し
ている。培養は、好気的条件下で行なわれ、培養に適当
な温度は20ー30 Cであるが、多くの場合23 C
付近で培養する。F−11334A1、F−11334
A2、F−11334A3、F−11334B1及びF
−11334B2の生産は、振盪培養で通常5-8 日で最
高値に達する。
る方法と同じく液体培養法、特に深部培養法が最も適し
ている。培養は、好気的条件下で行なわれ、培養に適当
な温度は20ー30 Cであるが、多くの場合23 C
付近で培養する。F−11334A1、F−11334
A2、F−11334A3、F−11334B1及びF
−11334B2の生産は、振盪培養で通常5-8 日で最
高値に達する。
【0048】培養終了後、培養液中の菌体あるいはロ液
に存在するF−11334A1、F−11334A2、
F−11334A3、F−11334B1及び/または
F−11334B2を培養液の容量程度のアセトン、ア
セトニトリルのような有機溶媒を添加し混合することに
より抽出する。抽出物中に存在する固形部分を珪藻土を
ろ過操作助剤とするろ過操作または遠心分離によって分
別し、そのろ液または上清中に存在するF−11334
A1、F−11334A2、F−11334A3、F−
11334B1及び/またはF−11334B2を、ス
フィンゴミエリナーゼ阻害活性を指標にして、その物理
化学的性状を利用し抽出精製する。例えば、この抽出液
中に存在するF−11334A1、F−11334A
2、F−11334A3、F−11334B1及び/ま
たはF−11334B2は、まず濃縮操作で混在する有
機溶媒を除去した後にpH 3程度の酸性条件下で水と
混和しない有機溶剤、例えばnーブタノール、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、クロロホルム、塩化エチレ
ン、塩化メチレンなどの単独または、それらの組み合わ
せにより抽出精製することができる。あるいは吸着剤と
して、例えば活性炭または吸着用樹脂であるアンバーラ
イトXAD−2、XAD−4(ローム・アンド・ハース
社製)等や、ダイヤイオンHPー10、HPー20、C
HPー20P、HPー50(三菱化成(株)製)等を使
用する事ができる。F−11334A1、F−1133
4A2、F−11334A3、F−11334B1及び
/またはF−11334B2を含む液を上記のごとき吸
着剤の層を通過させて不純物を吸着させて取り除くか、
またはF−11334A1、F−11334A2、F−
11334A3、F−11334B1及び/またはF−
11334B2を吸着させた後、メタノール水、アセト
ン水、n−ブタノール水などを用いて溶出させることに
より得られる。このようにして得られたF−11334
A1、F−11334A2、F−11334A3、F−
11334B1及び/またはF−11334B2は、更
にシリカゲル、フロリジルのような担体を用いた吸着カ
ラムクロマトグラフィー、セファデックスLH−20
(ファルマシア社製)などを用いた分配カラムクロマト
グラフィ、セファデックスG−25(ファルマシア製)
などを用いたゲルろ過クロマトグラフィ、および順相、
逆相カラムを用いた高速液体クロマトグラフィ等で精製
することが出来る。
に存在するF−11334A1、F−11334A2、
F−11334A3、F−11334B1及び/または
F−11334B2を培養液の容量程度のアセトン、ア
セトニトリルのような有機溶媒を添加し混合することに
より抽出する。抽出物中に存在する固形部分を珪藻土を
ろ過操作助剤とするろ過操作または遠心分離によって分
別し、そのろ液または上清中に存在するF−11334
A1、F−11334A2、F−11334A3、F−
11334B1及び/またはF−11334B2を、ス
フィンゴミエリナーゼ阻害活性を指標にして、その物理
化学的性状を利用し抽出精製する。例えば、この抽出液
中に存在するF−11334A1、F−11334A
2、F−11334A3、F−11334B1及び/ま
たはF−11334B2は、まず濃縮操作で混在する有
機溶媒を除去した後にpH 3程度の酸性条件下で水と
混和しない有機溶剤、例えばnーブタノール、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル、クロロホルム、塩化エチレ
ン、塩化メチレンなどの単独または、それらの組み合わ
せにより抽出精製することができる。あるいは吸着剤と
して、例えば活性炭または吸着用樹脂であるアンバーラ
イトXAD−2、XAD−4(ローム・アンド・ハース
社製)等や、ダイヤイオンHPー10、HPー20、C
HPー20P、HPー50(三菱化成(株)製)等を使
用する事ができる。F−11334A1、F−1133
4A2、F−11334A3、F−11334B1及び
/またはF−11334B2を含む液を上記のごとき吸
着剤の層を通過させて不純物を吸着させて取り除くか、
またはF−11334A1、F−11334A2、F−
11334A3、F−11334B1及び/またはF−
11334B2を吸着させた後、メタノール水、アセト
ン水、n−ブタノール水などを用いて溶出させることに
より得られる。このようにして得られたF−11334
A1、F−11334A2、F−11334A3、F−
11334B1及び/またはF−11334B2は、更
にシリカゲル、フロリジルのような担体を用いた吸着カ
ラムクロマトグラフィー、セファデックスLH−20
(ファルマシア社製)などを用いた分配カラムクロマト
グラフィ、セファデックスG−25(ファルマシア製)
などを用いたゲルろ過クロマトグラフィ、および順相、
逆相カラムを用いた高速液体クロマトグラフィ等で精製
することが出来る。
【0049】スフィンゴミエリナーゼ阻害活性は以下の
方法で測定できる。
方法で測定できる。
【0050】即ち、先ず、基質溶液として10μlの
[N−メチル−14C]スフィンゴミエリン(牛、52m
Ci/mmol、25μCi/ml;アマシャム社)と
200μlのスフィンゴミエリン(牛、20mM、シグ
マ社)を窒素ガスで乾固させた後、200μlの1M
トリスー塩酸(pH7. 5)、40μlの10%(v/
v)トリトンX−100、20μlの0. 5M MgC
l2 、及び1. 24mlのH2 を加えて48℃、30分
のインキュベーションを行い、プローブ型超音波破砕装
置で、20Wの出力条件下、15秒、2回の超音波処理
を施し、[14C]スフィンゴミエリンを含む混合ミセル
系を作成した。
[N−メチル−14C]スフィンゴミエリン(牛、52m
Ci/mmol、25μCi/ml;アマシャム社)と
200μlのスフィンゴミエリン(牛、20mM、シグ
マ社)を窒素ガスで乾固させた後、200μlの1M
トリスー塩酸(pH7. 5)、40μlの10%(v/
v)トリトンX−100、20μlの0. 5M MgC
l2 、及び1. 24mlのH2 を加えて48℃、30分
のインキュベーションを行い、プローブ型超音波破砕装
置で、20Wの出力条件下、15秒、2回の超音波処理
を施し、[14C]スフィンゴミエリンを含む混合ミセル
系を作成した。
【0051】スフィンゴミエリナーゼ反応は、この様に
して用意した基質溶液150μlに検体溶液10μlを
混合し、ウイスターイマミチ系雄性ラット脳のミクロソ
ーム画分(25、000xg〜100、000xg、蛋
白質濃度3〜4mg/ml)40μlを酵素溶液として
加えて37℃、40分インキュベーションすることによ
り行った。反応終了後、クロロホルム:メタノール
(2:1、v/v)を500μl加えて抽出操作を施
し、得られた水層150μlを3mlのピコフローTM4
0と混合して反応物である[14C]ホスフォリルコリン
量を液体シンチレーションカウンターで測定した。スフ
ィンゴミエリナーゼ活性は、この測定値からスフィンゴ
ミエリナーゼ反応に必要なMgCl2 を除いた場合での
測定値を差し引いた値として計算される。
して用意した基質溶液150μlに検体溶液10μlを
混合し、ウイスターイマミチ系雄性ラット脳のミクロソ
ーム画分(25、000xg〜100、000xg、蛋
白質濃度3〜4mg/ml)40μlを酵素溶液として
加えて37℃、40分インキュベーションすることによ
り行った。反応終了後、クロロホルム:メタノール
(2:1、v/v)を500μl加えて抽出操作を施
し、得られた水層150μlを3mlのピコフローTM4
0と混合して反応物である[14C]ホスフォリルコリン
量を液体シンチレーションカウンターで測定した。スフ
ィンゴミエリナーゼ活性は、この測定値からスフィンゴ
ミエリナーゼ反応に必要なMgCl2 を除いた場合での
測定値を差し引いた値として計算される。
【0052】
【実施例】次に実施例をあげて本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されない。
明するが、本発明はこれに限定されない。
【0053】実施例1. F−11334A1、F−11
334A2、F−11334A3、F−11334B1
及びF−11334B2の精製 (1) 培養 Acremonium sp.SANK 20793株を無菌的に、滅
菌した後述の組成の培養培地100 ml を含む500 m
l の三角フラスコ(種フラスコ)に接種した。次いでこ
れを5日間、200rpm のロータリー振とう機で前培養
を行った。
334A2、F−11334A3、F−11334B1
及びF−11334B2の精製 (1) 培養 Acremonium sp.SANK 20793株を無菌的に、滅
菌した後述の組成の培養培地100 ml を含む500 m
l の三角フラスコ(種フラスコ)に接種した。次いでこ
れを5日間、200rpm のロータリー振とう機で前培養
を行った。
【0054】培地組成 グリセロール 50g ジャガイモ 50g イ−スト・イクストラクト 5g マルト・イクストラクト 5g 消泡剤(CB-442) 0.005%(v/v) イオン交換水 1000ml pH 無調整 本培養は以下のように行った。滅菌した上述の組成の培
養培地100 ml を含む500 ml の三角フラスコ 1
5本に種培養液をそれぞれ5ml入れ、23℃で7日間、
200rpm のロータリー振とう機で培養を行った。
養培地100 ml を含む500 ml の三角フラスコ 1
5本に種培養液をそれぞれ5ml入れ、23℃で7日間、
200rpm のロータリー振とう機で培養を行った。
【0055】(2)スフィンゴミエリナーゼ阻害活性の
測定法 スフィンゴミエリナーゼの酵素源としてラット脳を用
い、先ず、以下の様にそのミクロソーム画分を調製し
た。10匹のウイスターイマミチ系雄性ラット(9週
齢)を頚動脈放血後、全脳を摘出した。迅速に、小脳を
除去後、予め4℃に冷却したバッファーA(0. 25M
蔗糖、1mM EDTA、1mM PMSF、0. 1
mM ロイペプチン、5mM トリスー塩酸緩衝液、p
H7. 4)130mlを加え、4℃条件下、ポッターの
ホモジナイザーを用いて脳細胞の破砕を行った。次に、
得られた細胞破砕液を4℃条件下、700xg、10分
間の遠心分離を行い、その上清を更に、4℃条件下、2
5、000xgで10分間の遠心分離を行った。最後
に、得られた上清を4℃条件下、100、000xgで
60分間の超遠心分離を行い、その沈澱物をミクロソー
ム画分とした。尚、この画分はスフィンゴミエリナーゼ
の活性測定時まで液体窒素下で凍結保存し、使用時にバ
ッファーAで蛋白質濃度3〜4mg/ml程度になる様
に調製した。
測定法 スフィンゴミエリナーゼの酵素源としてラット脳を用
い、先ず、以下の様にそのミクロソーム画分を調製し
た。10匹のウイスターイマミチ系雄性ラット(9週
齢)を頚動脈放血後、全脳を摘出した。迅速に、小脳を
除去後、予め4℃に冷却したバッファーA(0. 25M
蔗糖、1mM EDTA、1mM PMSF、0. 1
mM ロイペプチン、5mM トリスー塩酸緩衝液、p
H7. 4)130mlを加え、4℃条件下、ポッターの
ホモジナイザーを用いて脳細胞の破砕を行った。次に、
得られた細胞破砕液を4℃条件下、700xg、10分
間の遠心分離を行い、その上清を更に、4℃条件下、2
5、000xgで10分間の遠心分離を行った。最後
に、得られた上清を4℃条件下、100、000xgで
60分間の超遠心分離を行い、その沈澱物をミクロソー
ム画分とした。尚、この画分はスフィンゴミエリナーゼ
の活性測定時まで液体窒素下で凍結保存し、使用時にバ
ッファーAで蛋白質濃度3〜4mg/ml程度になる様
に調製した。
【0056】スフィンゴミエリナーゼ活性は混合ミセル
系を使って以下の様に測定した。即ち、先ず、混合した
10μlの[N−メチル−14C]スフィンゴミエリン
(牛、52mCi/mmol、25μCi/ml;アマ
シャム社)と200μlのスフィンゴミエリン(牛、2
0mM、シグマ社)を窒素ガスで乾固させた後、200
μlの1Mトリスー塩酸(pH7. 5)、40μlの1
0%(v/v)トリトンX−100、20μlの0. 5
M MgCl2 、及び1. 24mlのH2 Oを加えて4
8℃、30分のインキュベーションを行った。そして、
プローブ型超音波破砕装置で、20Wの出力条件下、1
5秒、2回の超音波処理を施し、[14C]スフィンゴミ
エリンを含む混合ミセル系を作成した。
系を使って以下の様に測定した。即ち、先ず、混合した
10μlの[N−メチル−14C]スフィンゴミエリン
(牛、52mCi/mmol、25μCi/ml;アマ
シャム社)と200μlのスフィンゴミエリン(牛、2
0mM、シグマ社)を窒素ガスで乾固させた後、200
μlの1Mトリスー塩酸(pH7. 5)、40μlの1
0%(v/v)トリトンX−100、20μlの0. 5
M MgCl2 、及び1. 24mlのH2 Oを加えて4
8℃、30分のインキュベーションを行った。そして、
プローブ型超音波破砕装置で、20Wの出力条件下、1
5秒、2回の超音波処理を施し、[14C]スフィンゴミ
エリンを含む混合ミセル系を作成した。
【0057】スフィンゴミエリナーゼ反応は、この様に
して用意した基質溶液150μlに検体溶液10μlを
混合し、先に供述した酵素溶液40μlを加えて37
℃、40分インキュベーションすることにより行った。
反応終了後、クロロホルム:メタノール(2:1、v/
v)を500μl加えて抽出操作を施し、得られた水層
150μlを3mlのピコフローTM40と混合して反応
物である[14C]ホスフォリルコリン量を液体シンチレ
ーションカウンターで測定した。スフィンゴミエリナー
ゼ活性は、この測定値からスフィンゴミエリナーゼ反応
に必要なMgCl2 を除いた場合での測定値を差し引い
た値として計算される。
して用意した基質溶液150μlに検体溶液10μlを
混合し、先に供述した酵素溶液40μlを加えて37
℃、40分インキュベーションすることにより行った。
反応終了後、クロロホルム:メタノール(2:1、v/
v)を500μl加えて抽出操作を施し、得られた水層
150μlを3mlのピコフローTM40と混合して反応
物である[14C]ホスフォリルコリン量を液体シンチレ
ーションカウンターで測定した。スフィンゴミエリナー
ゼ活性は、この測定値からスフィンゴミエリナーゼ反応
に必要なMgCl2 を除いた場合での測定値を差し引い
た値として計算される。
【0058】この方法で測定した、スフィンゴミエリナ
ーゼ反応を 50% 阻害するのに必要なF−11334A
1、F−11334B1、F−11334B2の濃度は
それぞれ 38.8 、 9.9、 7.3μg/mlである。
ーゼ反応を 50% 阻害するのに必要なF−11334A
1、F−11334B1、F−11334B2の濃度は
それぞれ 38.8 、 9.9、 7.3μg/mlである。
【0059】(3) 単離 三角フラスコ 7 本分の培養液を 3000 回転、10 分、
遠心分離を行った。得られた菌体に 80% アセトンを 1
L 加え、5 時間抽出した。この混合物を吸引ろ過し、
ろ液を減圧濃縮してアセトンを除去した。次にこれを等
量の酢酸エチルで3 回抽出した。酢酸エチル層を飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮
して褐色粉末を 1.6 g 得た。この粉末を少量の塩化メ
チレンーメタノール、15:1 の溶媒に溶解し、同じ溶媒
で平衡化した150 ml のシリカゲルカラムにチャージし
た。このカラムを 1.5 Lの塩化メチレンーメタノール、
15:1の溶媒で溶出し、分画した。酵素阻害活性の認めら
れた分画を濃縮したところ、200 mg の淡黄色の物質を
得た。これらを少量のメタノールに溶解し、以下のよう
に調製用 HPLC で精製した。すなわち、約 15 mg ず
つ、50% メタノール水溶液で平衡化した HPLC カラム
(ナカライテスク製コスモシル 5C18-AR, 20φ× 250m
m)にチャージし、同じ溶媒で、9ml/分の流速で展開し
た。210 nm の吸収を検出し、約 7、8 、10、12分に溶
出されるピークを分取した。分取した溶液を減圧濃縮
し、約 7 分に溶出されるピークより19mgのF−113
34A1、10分のピークより 34 mg のF−11334
A2及びF−11334A3混合物、8 分のピークより
4.5mgのF−11334B1、12 分のピークより 10m
g のF−11334B2物質を得た。F−11334A
2及びF−11334A3混合物については、さらに以
下のように分離した。すなわち、約 5mg ずつ、ヘキサ
ン- メタノール、2:1 の溶媒で平衡化した HPLC カラム
(Senshu Pak-Silica-4251-N, 10φ × 250mm )にチ
ャージし、同じ溶媒で、5ml/分の流速で展開した。検出
は示差屈折計にて行い、約 14 及び 15 分に溶出される
ピークを分取した。分取した溶液を減圧濃縮し、14 分
のピークより 7mgのF−11334A2、15 分のピー
クより 23mg のF−11334A3物質を得た。
遠心分離を行った。得られた菌体に 80% アセトンを 1
L 加え、5 時間抽出した。この混合物を吸引ろ過し、
ろ液を減圧濃縮してアセトンを除去した。次にこれを等
量の酢酸エチルで3 回抽出した。酢酸エチル層を飽和食
塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し、減圧濃縮
して褐色粉末を 1.6 g 得た。この粉末を少量の塩化メ
チレンーメタノール、15:1 の溶媒に溶解し、同じ溶媒
で平衡化した150 ml のシリカゲルカラムにチャージし
た。このカラムを 1.5 Lの塩化メチレンーメタノール、
15:1の溶媒で溶出し、分画した。酵素阻害活性の認めら
れた分画を濃縮したところ、200 mg の淡黄色の物質を
得た。これらを少量のメタノールに溶解し、以下のよう
に調製用 HPLC で精製した。すなわち、約 15 mg ず
つ、50% メタノール水溶液で平衡化した HPLC カラム
(ナカライテスク製コスモシル 5C18-AR, 20φ× 250m
m)にチャージし、同じ溶媒で、9ml/分の流速で展開し
た。210 nm の吸収を検出し、約 7、8 、10、12分に溶
出されるピークを分取した。分取した溶液を減圧濃縮
し、約 7 分に溶出されるピークより19mgのF−113
34A1、10分のピークより 34 mg のF−11334
A2及びF−11334A3混合物、8 分のピークより
4.5mgのF−11334B1、12 分のピークより 10m
g のF−11334B2物質を得た。F−11334A
2及びF−11334A3混合物については、さらに以
下のように分離した。すなわち、約 5mg ずつ、ヘキサ
ン- メタノール、2:1 の溶媒で平衡化した HPLC カラム
(Senshu Pak-Silica-4251-N, 10φ × 250mm )にチ
ャージし、同じ溶媒で、5ml/分の流速で展開した。検出
は示差屈折計にて行い、約 14 及び 15 分に溶出される
ピークを分取した。分取した溶液を減圧濃縮し、14 分
のピークより 7mgのF−11334A2、15 分のピー
クより 23mg のF−11334A3物質を得た。
【0060】
【発明の効果】本発明の新規化合物F−11334A
1、F−11334A2、F−11334A3、F−1
1334B1及び/またはF−11334B2は、抗H
IV剤、抗糖尿病剤、抗動脈硬化剤、抗骨粗しょう症
剤、抗血栓剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、利尿剤、そし
て、呼吸器系疾患、甲状腺疾患、アルツハイマー病、肝
炎、腎炎、白血病、及びカケクシアに対する予防薬、治
療薬として使用できる。
1、F−11334A2、F−11334A3、F−1
1334B1及び/またはF−11334B2は、抗H
IV剤、抗糖尿病剤、抗動脈硬化剤、抗骨粗しょう症
剤、抗血栓剤、抗炎症剤、免疫抑制剤、利尿剤、そし
て、呼吸器系疾患、甲状腺疾患、アルツハイマー病、肝
炎、腎炎、白血病、及びカケクシアに対する予防薬、治
療薬として使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 1/14 A 8828−4B C12P 7/22 8114−4B 17/04 7432−4B 17/06 7432−4B // A61K 31/34 AED (C12P 7/22 C12R 1:645) (C12P 17/04 C12R 1:645) (C12P 17/06 C12R 1:645) (72)発明者 細矢 剛 茨城県つくば市御幸が丘33 三共株式会社 内 (72)発明者 古谷 航平 茨城県つくば市御幸が丘33 三共株式会社 内
Claims (8)
- 【請求項1】一般式(I)で表される新規化合物F−1
1334A1。: 【化1】 - 【請求項2】一般式(II)で表される新規化合物F−
11334A2。: 【化2】 - 【請求項3】一般式(III)で表される新規化合物F
−11334A3。: 【化3】 - 【請求項4】一般式(IV)で表される新規化合物F−
11334B1。: 【化4】 - 【請求項5】一般式(V)で表される新規化合物F−1
1334B2。: 【化5】 - 【請求項6】アクレモニウム( Acremonium )属に属す
るF−11334A1、F−11334A2、F−11
334A3、F−11334B1及び/またはF−11
334B2生産菌を培養し、その培養物よりF−113
34A1、F−11334A2、F−11334A3、
F−11334B1及び/またはF−11334B2を
採取することを特徴とするF−11334A1、F−1
1334A2、F−11334A3、F−11334B
1及び/またはF−11334B2の製造法。 - 【請求項7】アクレモニウム( Acremonium )属に属す
るF−11334A1、F−11334A2、F−11
334A3、F−11334B1及び/またはF−11
334B2生産菌が、アクレモニウム(Acremonium)s
p.SANK20793株である、請求項6に記載の製
造法。 - 【請求項8】アクレモニウム sp.SANK2079
3株。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4858494A JPH07258132A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 新規ヒドロキノン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4858494A JPH07258132A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 新規ヒドロキノン化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07258132A true JPH07258132A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12807459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4858494A Pending JPH07258132A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 新規ヒドロキノン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07258132A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5804590A (en) * | 1995-12-26 | 1998-09-08 | Sankyo Company, Limited | Treatment and prophylaxis of osteoporosis |
| WO1999011283A1 (en) * | 1997-09-05 | 1999-03-11 | The Trustees Of Colombia University In The City Of New York | Method for treating a subject suffering from conditions associated with an extracellular zinc sphingomyelinase |
| WO1999030739A1 (en) * | 1997-12-16 | 1999-06-24 | Sankyo Company, Limited | Leukemia remedy |
| WO2000058491A1 (en) * | 1999-03-25 | 2000-10-05 | The Kitasato Institute | Novel substances kf-1040t4a, kf-1040t4b, kf-1040t5a and kf-1040t5b and process for producing the same |
| WO2001056560A1 (en) * | 2000-02-07 | 2001-08-09 | Ortho-Mcneil Pharmaceutical, Inc. | Substituted amino acids as neutral sphingomyelinase inhibitors |
| WO2003082264A1 (en) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Pharmaceutical composition for preventing or treating respiratory disease |
| DE10352449A1 (de) * | 2003-11-07 | 2005-06-16 | Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg | Mittel zur prophylaktischen und/oder therapeutischen Behandlung von Morbus Alzheimer |
| WO2020085644A1 (ko) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 주식회사 바이오톡스텍 | 하이드로퀴논 유도체를 포함하는 비만 또는 비알콜성 지방간염의 예방 또는 치료용 약학 조성물 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP4858494A patent/JPH07258132A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5804590A (en) * | 1995-12-26 | 1998-09-08 | Sankyo Company, Limited | Treatment and prophylaxis of osteoporosis |
| WO1999011283A1 (en) * | 1997-09-05 | 1999-03-11 | The Trustees Of Colombia University In The City Of New York | Method for treating a subject suffering from conditions associated with an extracellular zinc sphingomyelinase |
| US6613322B2 (en) | 1997-09-05 | 2003-09-02 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method for treating a subject suffering from conditions associated with an extracellular zinc sphingomyelinase |
| WO1999030739A1 (en) * | 1997-12-16 | 1999-06-24 | Sankyo Company, Limited | Leukemia remedy |
| WO2000058491A1 (en) * | 1999-03-25 | 2000-10-05 | The Kitasato Institute | Novel substances kf-1040t4a, kf-1040t4b, kf-1040t5a and kf-1040t5b and process for producing the same |
| WO2001056560A1 (en) * | 2000-02-07 | 2001-08-09 | Ortho-Mcneil Pharmaceutical, Inc. | Substituted amino acids as neutral sphingomyelinase inhibitors |
| US6306911B1 (en) | 2000-02-07 | 2001-10-23 | Ortho-Mcneil Pharmaceutical, Inc. | Substituted amino acids as neutral sphingomyelinase inhibitors |
| WO2003082264A1 (en) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Pharmaceutical composition for preventing or treating respiratory disease |
| DE10352449A1 (de) * | 2003-11-07 | 2005-06-16 | Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg | Mittel zur prophylaktischen und/oder therapeutischen Behandlung von Morbus Alzheimer |
| WO2020085644A1 (ko) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 주식회사 바이오톡스텍 | 하이드로퀴논 유도체를 포함하는 비만 또는 비알콜성 지방간염의 예방 또는 치료용 약학 조성물 |
| US12102612B2 (en) | 2018-10-25 | 2024-10-01 | Biotoxtech Co., Ltd. | Pharmaceutical composition comprising hydroquinone derivative for preventing or treating obesity or nonalcoholic steatohepatitis |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| SE461334B (sv) | Cyklosporinderivat, foerfarande foer framstaellning daerav samt farmaceutisk komposition innehaallande naemnda derivat | |
| JP2007291075A (ja) | 新規化合物ステレニン及びその製造方法 | |
| JPH10287662A (ja) | Fo−5637a物質及びb物質並びにそれらの製造法 | |
| JPH07258132A (ja) | 新規ヒドロキノン化合物 | |
| WO2009101959A1 (ja) | 新規化合物ラクノクロモニン(lachnochromonin)類化合物 | |
| JPH10504540A (ja) | 有機化合物 | |
| JPH0853387A (ja) | 新規化合物f−11263 | |
| JP3623266B2 (ja) | 新規化合物F−10463a | |
| JPH08134002A (ja) | キノン化合物 | |
| JPWO2003006060A1 (ja) | Sh3ドメイン結合阻害剤 | |
| JPH07285957A (ja) | 新規化合物a−76341 | |
| WO1995018119A1 (fr) | NOUVEAU COMPOSE F-10463a | |
| WO2012101564A2 (en) | Anti-inflammatory compounds | |
| US5449685A (en) | Method and composition for treating HIV-type 1 infections | |
| JP3687929B2 (ja) | 新規化合物a−76202及びその製造法 | |
| EP0371762A2 (en) | New platelet activating factor antagonists, named "the phomactins", their preparation and use | |
| JP3641013B2 (ja) | 新規な細胞接着阻害剤マクロスフェライドa及びb並びにそれらの製造法 | |
| JP4452078B2 (ja) | ヒドロペリレン誘導体 | |
| US5308867A (en) | Platelet activating factor antagonists, named "the phomactins", their preparation and use | |
| JPH04224559A (ja) | 血管新生阻害物質 fr−901448 およびfr−901449 | |
| JP2006176438A (ja) | F−19848a及びその製造方法 | |
| JPH0449289A (ja) | 新規化合物アピオジオネン | |
| JPH0640995A (ja) | 四環性化合物、その製造法および用途 | |
| JP2004292403A (ja) | En1761ka化合物 | |
| JPH06247971A (ja) | 血小板活性化因子拮抗物質フォマクチン類 |