JPH0725853Y2 - 対物レンズの傾き調整装置 - Google Patents

対物レンズの傾き調整装置

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JPH0725853Y2
JPH0725853Y2 JP1989098821U JP9882189U JPH0725853Y2 JP H0725853 Y2 JPH0725853 Y2 JP H0725853Y2 JP 1989098821 U JP1989098821 U JP 1989098821U JP 9882189 U JP9882189 U JP 9882189U JP H0725853 Y2 JPH0725853 Y2 JP H0725853Y2
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俊 滝島
卓 森田
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光デイスクに対して対物レンズの傾き調整を
行うための対物レンズの傾き調整装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来から、光ピックアップには、光デイスクに対する対
物レンズの傾きを調整するための対物レンズの傾き調整
装置が設けられている。この対物レンズの傾き調整装置
は、例えば、第8図、第9図に示すように、光学ユニッ
ト部1に、コイルスプリング2を収容する収容孔3を形
成すると共に球面形状の受け面4を形成し、対物レンズ
6を有する可動体7と一体で光学ユニット部1と光デイ
スク5との間に設けられたアクチュエータベース8に、
受け面4に接触される球面形状接触面を有する接触部9
とネジ穴10とを設け、4個の傾き調整ネジ11の締め付け
具合いと4個のコイルスプリング2の付勢具合により、
光デイスク5に対する対物レンズ6の傾きを調整するよ
うにしている(たとえば、特開昭59−223954号公報参
照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の対物レンズの傾き調整装置
は、コイルスプリング2を用いる構成であるために、そ
のコイルスプリング2の長手方向に光学ユニット部1、
アクチュエータベース8が厚くなり、光ピックアップの
薄型化を図り難い面がある。
また、アクチュエータベース8は光デイスク5に対する
傾き調整後に光学ユニット部1に対して固定されるわけ
ではなく、コイルスプリング2の反力と傾き調整ネジ11
との協働作用により光学ユニット部1に保持されるの
で、アクチュエータベース8に力が加わると、アクチュ
エータベース8が動き、光デイスク5に対する対物レン
ズ6の傾きが変化する不具合がある。
更に、各4個の傾き調整ネジ11をそれぞれ調整して傾き
調整を行わなければならないために、調整に手間がかか
り、かつ、傾き調整に係わる部品点数が多いので、コス
トも高くなる不具合がある。
(考案の目的) 本考案は、上記の事情を考慮して為されたもので、その
目的とするところは、光ピックアップの薄型化を図るの
に好適で、かつ、傾き調整終了後に光学ユニット部に対
してアクチュエータベースを安定に保持させることがで
き、しかも、低コスト化を図ることのできる対物レンズ
の傾き調整装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するため、 光デイスクと光学ユニット部との間に設けられるアクチ
ュエータベースに対物レンズを有する可動体が前記光デ
イスクのトラッキング方向とフォーカシング方向とに駆
動されるようにして支持させ、前記アクチュエータベー
スには前記光学ユニット部との対向側の面に該光学ユニ
ット部に形成された受け部に接触されるテーパー面を形
成し、前記光学ユニツト部には前記アクチュエータベー
スを前記光学ユニット部に向かって付勢する1個の板バ
ネを取り付けて前記アクチュエータベースを前記光学ユ
ニット部に押し付け、前記アクチュエータベースを前記
光デイスクの接線方向と半径方向についての該光デイス
クに対する前記対物レンズの傾きを調整するための2個
の傾き調整ネジを前記アクチュエータベースのテーパー
面を切除して形成した調整ネジ螺合部に螺合させ、その
調整ネジを用いて調整しつつ前記光学ユニット部に保持
させ、前記光デイスクに対する傾き調整後に前記アクチ
ュエータベースを前記2個の傾き調整ネジと協働する1
個の固定ネジを用いて前記光学ユニット部に固定させた
ところにある。
(作用効果) 本考案に係わる対物レンズの傾き調整装置は、板バネと
傾き調整ネジとにより光デイスクに対する対物レンズの
傾き調整を行うので、光ピックアップの薄型化を図るこ
とができるという作用効果を奏し、また、固定ネジを用
いて傾き調整後にアクチュエータベースを光学ユニット
部に固定するので傾き調整後にアクチュエータベースに
力がかかっても対物レンズの傾きが変化することがない
という作用効果もある。
更に、部品点数が従来のものに較べて少ないので、それ
だけ組立、調整が容易となり、低コスト化に貢献する。
そのうえ、調整ネジを前記アクチュエータベースのテー
パー面を切除して形成した調整ネジ螺合部に螺合させる
ので、調整ネジの位置がテーパー部と受け部との接点近
傍となり、調整ネジの締め付けに基づいて発生するモー
メントを小さくできるので、アクチュエータベースの歪
を軽減することができる。
(実施例) 第1図ないし第5図は本考案に係わる対物レンズの傾き
調整装置の実施例を示すものである。
第1図において、20は光学ユニット部、21は光学デイス
クで、光学ユニット部20には板バネ取り付け筒22が設け
られ、この取り付け筒22には締結ネジ23により板バネ24
が固定されている。板バネ24は押圧片部24aを有する。
光学ユニット部20と光デイスク21との間にはアクチュエ
ータベース25が設けられている。このアクチュエータベ
ース25はその押圧片部24aによって押圧される押圧部25a
を有する。アクチュエータベース25には可動体26が後述
するダンピングラバーを介して光デイスク21のトラッキ
ング方向とフォーカシング方向とに駆動されるようにし
て支持されるもので、アクチュエータベース25には可動
体26を軸方向に案内するための案内軸27が突設されてい
る。可動体26には第2図に示すように案内軸27を挟んで
その一方の側に対物レンズ保持筒28が設けられ、その他
方の側にバランスウエイト29が設けられている。
アクチュエータベース25は一対のマグネット30、30と一
対のヨーク31、31とを有しており、一対のマグネット3
0、30は案内軸27を挟んで互いに対向されている。可動
体26の外周にはフォーカシングコイル32とトラッキング
コイル33とが設けられている。その可動体26は一対のマ
グネット30、30の対向方向と直交する方向の両端部34、
34がダンピングラバー35に固着され、ダンピングラバー
35は一対のマグネット30、30に固着されている。
光学ユニット部20にはネジ挿通部36、36、36が形成され
ると共に受け部37が形成され、アクチュエータベース25
にはネジ螺合部38、39、40とテーパー面41とが形成され
ている。ネジ螺合部40は押圧部25aに設けられ、ネジ螺
合部38、39はネジ螺合部38とネジ螺合部40とを結ぶ直線
とネジ螺合部39とネジ螺合部40とを結ぶ直線とによって
案内軸27が挟まれるように押圧部25aから遠く離れた位
置に設けられている。また、テーパー面41は光学ユニッ
ト部20に対向する対向面の側に設けられている。ネジ挿
通部36、36、36にはそれぞれ傾き調整ネジ42、43、固定
ネジ44が挿通されるもので、傾き調整ネジ42はネジ螺合
部38に螺合されて、第3図に示すように光デイスク21の
接線方向(矢印A方向)についての光デイスク21に対す
る対物レンズ45の傾き角を調整する機能を有し、傾き調
整ネジ43は光デイスク21の半径方向(矢印B方向)につ
いての光デイスク21に対する対物レンズ45の傾き角を調
整する機能を有し、光学ユニット部20に向かう方向への
板バネ24の付勢力により、板バネ24から遠い側のネジ螺
合部38、39を光学ユニット部20の受け部37から浮き上が
らせた状態で、傾き調整ネジ42を締め付けると、押圧部
25aの部分を支点部として矢印C方向にアクチュエータ
ベース25が回動されて、受け部37とテーパー面41との接
触位置がその傾き調整ネジの締め具合いにより変化し、
光デイスク21の接線方向についての光デイスク21に対す
る対物レンズ45の傾き角が調整され、傾き調整ネジ43を
調整すると同様にして光デイスク21の半径方向について
の光デイスク21に対する対物レンズ45の傾き角が調整さ
れる。
このようにして、光デイスク21に対して対物レンズ45の
光軸が垂直にセットされ、光デイスク21の情報記録面に
結像される光束Pのコマ収差が補正される。この傾き調
整後、固定ネジ44を締め付けると、アクチュエータベー
ス25は固定ネジ44と傾き調整ネジ42、43との協働によっ
て光学ユニット部20に固定される。
そして、この実施例においてはアクチュエータベース25
に対物レンズ位置検出装置50を搭載したものである。こ
の対物レンズ位置検出装置50は起立板51を有し、起立板
51の立設部52にLED53が設けられている。その立設部52
にはそのLED53を挟んでその両側に一対の受光素子53a、
53aが設けられている。そのLED53と受光素子53a、53aと
はダンピングラバー35に形成された反射面53に対向され
ている。対物レンズが所定の位置にあるときは、対物レ
ンズ位置検出装置50はLED53から出射されて反射面53′
で反射された光を受光する一対の受光素子53a、53aの受
光量が等しくなるように初期設定される。
この種の対物レンズ位置検出装置50を第1図に示すアク
チュエータベース25のネジ螺合部38の近傍の薄肉部に搭
載することとした場合、傾き調整ネジ42をネジ螺合部38
に螺合させてアクチュエータベース25を強く締め付ける
と、テーパ部41と受け部37との接点を支点にしてアクチ
ュエータベース25のネジ螺合部38の周壁部分38′を光学
ユニット部20が存在する方向に撓ませるモーメントが生
じ、その結果アクチュエータベース25が歪み、対物レン
ズ位置検出装置50が初期設定位置からオフセットして、
初期の状態で一対の受光素子53a、53aの受光量にアンバ
ランスを生じることがある。
そこで、この第2実施例では、第4図、第5図に示すよ
うに、傾き調整ネジ螺合部38、39をアクチュエータベー
ス25のテーパ部41と受け部37との接点近傍に形成するこ
ととした。なお、その第4図、第5図において、54はそ
の傾き調整ネジ螺合部38、39を形成するための切除部で
あり、第1図、第2図において、55は光束を導くための
開口である。
このように構成すると、傾き調整ネジ42の締め付けに基
づいて発生するモーメントを小さくできるので、傾き調
整ネジ42の締め付けによるアクチュエータベース25の歪
を極力小さくでき、従って、対物レンズ位置検出装置50
のオフセットを防止できる。
なお、本考案に係わる対物レンズの傾き調整装置によれ
ば、対物レンズ45は結像点Dを中心にして傾き調整され
る。また、このものによれば、対物レンズ45の開口数を
大きくすることに伴うスキューに対する許容度の低下に
対し、有効に対処できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係わる対物レンズの傾き
調整装置の実施例を示し、 第1図は第2図のII′−II′線に沿う断面図、 第2図は対物レンズ位置検出装置を搭載した対物レンズ
の傾き調整装置の平面図、 第3図は光デイスクに対する対物レンズの傾き調整方向
の説明図、 第4図はアクチュエータベースのテーパー部と光学ユニ
ットの受け部とを拡大して示す部分断面図、 第5図は実施例に係わるアクチュエータベースの底面
図、 第6図は第7図に示す対物レンズの傾き調整装置の要部
構成を示す分解斜視図、 第7図は従来の対物レンズの傾き調整装置の断面図、 である。 20……光学ユニット部、21……光デイスク 24……板バネ、25……アクチュエータベース 26……可動体、37……受け部 41……テーパー面、42、43……傾き調整ネジ 44……固定ネジ、45……対物レンズ 50……対物レンズ位置検出装置 53……LED

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光デイスクと光学ユニット部との間に設け
    られるアクチュエータベースに対物レンズを有する可動
    体が前記光デイスクのトラッキング方向とフォーカシン
    グ方向とに駆動されるようにして支持させ、前記アクチ
    ュエータベースには前記光学ユニット部との対向側の面
    に該光学ユニット部に形成された受け部に接触されるテ
    ーパー面を形成し、前記光学ユニット部には前記アクチ
    ュエータベースを前記光学ユニット部に向かって付勢す
    る1個の板バネを取り付けて前記アクチュエータベース
    を前記光学ユニット部に押し付け、前記アクチュエータ
    ベースを前記光デイスクの接線方向と半径方向について
    の該光デイスクに対する前記対物レンズの傾きを調整す
    るための2個の傾き調整ネジを前記アクチュエータベー
    スのテーパー面を切除して形成した調整ネジ螺合部に螺
    合させ、その調整ネジを用いて調整しつつ前記光学ユニ
    ット部に保持させ、前記光デイスクに対する傾き調整後
    に前記アクチュエータベースを前記2個の傾き調整ネジ
    と協働する1個の固定ネジを用いて前記光学ユニット部
    に固定することを特徴とする対物レンズの傾き調整装
    置。
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