JPH0725876Y2 - テ−プカセットの開閉蓋機構 - Google Patents
テ−プカセットの開閉蓋機構Info
- Publication number
- JPH0725876Y2 JPH0725876Y2 JP1987115378U JP11537887U JPH0725876Y2 JP H0725876 Y2 JPH0725876 Y2 JP H0725876Y2 JP 1987115378 U JP1987115378 U JP 1987115378U JP 11537887 U JP11537887 U JP 11537887U JP H0725876 Y2 JPH0725876 Y2 JP H0725876Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- tape cassette
- lever
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテープカセットの開閉蓋機構に係り、特にテー
プカセットの装着脱動作に伴いテープカセットの蓋を開
閉するテープカセットの開閉蓋機構に関する。
プカセットの装着脱動作に伴いテープカセットの蓋を開
閉するテープカセットの開閉蓋機構に関する。
従来の技術 例えば、テープカセットを挿入装着され磁気記録再生を
行なうビデオテープレコーダ(以下、VTRという)等の
磁気記録再生装置には、テープカセット前方に設けられ
た蓋体をテープカセットの装着脱に伴い開閉蓋する開閉
蓋機構が設けられている。またテープカセットは、開閉
蓋機構と別個設けられた装着脱機構により、テープカセ
ットが挿入脱される位置(イジェクト位置)と、磁気記
録再生が行なわれる位置(装着位置)との間をカセット
ホルダ内に挿入された状態で移送される構成となってい
る。
行なうビデオテープレコーダ(以下、VTRという)等の
磁気記録再生装置には、テープカセット前方に設けられ
た蓋体をテープカセットの装着脱に伴い開閉蓋する開閉
蓋機構が設けられている。またテープカセットは、開閉
蓋機構と別個設けられた装着脱機構により、テープカセ
ットが挿入脱される位置(イジェクト位置)と、磁気記
録再生が行なわれる位置(装着位置)との間をカセット
ホルダ内に挿入された状態で移送される構成となってい
る。
従来の開閉蓋機構は、VTRのシャーシ上に設けられた装
着脱機構の所定位置、或はVTRのシャーシ上に立設され
たブラケットにテープカセットの蓋体と当接するピンを
設けており、装着脱機構によるテープカセットの上下動
に伴い上記ピンが蓋体に当接しこれを回動付勢すること
により蓋体を開閉する構成とされていた。
着脱機構の所定位置、或はVTRのシャーシ上に立設され
たブラケットにテープカセットの蓋体と当接するピンを
設けており、装着脱機構によるテープカセットの上下動
に伴い上記ピンが蓋体に当接しこれを回動付勢すること
により蓋体を開閉する構成とされていた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに上記従来のテープカセットの開閉蓋機構では、
蓋体の開閉蓋動作を行なうピンがVTRのシャーシ上に設
けられていたため、ピンを適宜にテープカセットの蓋体
に当接させるのが難しく、テープカセットがカセットホ
ルダに対し若干ずれて挿入されたような場合や、装着時
に横方向に外力が印加されたような場合にはピンと蓋体
とは適宜当接せず、蓋体が開蓋しない虞れがあるという
問題点があった。
蓋体の開閉蓋動作を行なうピンがVTRのシャーシ上に設
けられていたため、ピンを適宜にテープカセットの蓋体
に当接させるのが難しく、テープカセットがカセットホ
ルダに対し若干ずれて挿入されたような場合や、装着時
に横方向に外力が印加されたような場合にはピンと蓋体
とは適宜当接せず、蓋体が開蓋しない虞れがあるという
問題点があった。
また、ピンの相対的上動により蓋体が開蓋されるため、
これに起因してテープカセットには蓋体部分を上方向へ
付勢するモーメントが働く。このモーメントにより、テ
ープカセットはカセットホルダ内で蓋体近傍部分が浮い
てしまい、テープカセットの正確な装着脱を行なえない
という問題点があった。
これに起因してテープカセットには蓋体部分を上方向へ
付勢するモーメントが働く。このモーメントにより、テ
ープカセットはカセットホルダ内で蓋体近傍部分が浮い
てしまい、テープカセットの正確な装着脱を行なえない
という問題点があった。
更に、ピンはテープカセットの下動に伴い蓋体の縁部を
摺動しつつ蓋体を開蓋する構成であったため、テープカ
セットの装着脱動作に不用の負荷が生じてしまい、特に
所定装着位置に到る直前で負荷が急増するという問題点
があった。
摺動しつつ蓋体を開蓋する構成であったため、テープカ
セットの装着脱動作に不用の負荷が生じてしまい、特に
所定装着位置に到る直前で負荷が急増するという問題点
があった。
本考案は上記の点に鑑みて創作されたものであり、円滑
なテープカセットの蓋体の開閉蓋動作を行ない得るテー
プカセットの開閉蓋機構を提供することを目的とする。
なテープカセットの蓋体の開閉蓋動作を行ない得るテー
プカセットの開閉蓋機構を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために、本考案になるテープカ
セットの開閉蓋機構では、 前方に蓋体を有してなるテープカセットが挿入されこれ
を保持するカセットホルダと、 一対のリンクより構成されており、上記カセットホルダ
を移動してこのカセットホルダに装着されたテープカセ
ットを挿入位置と所定装着位置との間で移送するクロス
オーバ型のリンク機構と、 上記カセットホルダに回動可能に設けられると共に、上
記テープカセットが挿入位置にある時の上記蓋体の回動
中心と略一致する位置を回動中心に選定されており、回
動に伴い蓋体に係合しこれを開閉蓋する開閉蓋レバー
と、 この開閉蓋レバーに形成された第1の長孔と、上記カセ
ットホルダに形成された第2の長孔と、上記リンクの開
閉蓋レバーに向け延出した端部に形成されており第1及
び第2の長孔に共に係合する係合ピンとにより構成され
ており、上記リンク機構の上記移送動作に伴い、上記開
閉蓋レバーを回動付勢するレバー駆動機構と を設けたことを特徴とするものである。
セットの開閉蓋機構では、 前方に蓋体を有してなるテープカセットが挿入されこれ
を保持するカセットホルダと、 一対のリンクより構成されており、上記カセットホルダ
を移動してこのカセットホルダに装着されたテープカセ
ットを挿入位置と所定装着位置との間で移送するクロス
オーバ型のリンク機構と、 上記カセットホルダに回動可能に設けられると共に、上
記テープカセットが挿入位置にある時の上記蓋体の回動
中心と略一致する位置を回動中心に選定されており、回
動に伴い蓋体に係合しこれを開閉蓋する開閉蓋レバー
と、 この開閉蓋レバーに形成された第1の長孔と、上記カセ
ットホルダに形成された第2の長孔と、上記リンクの開
閉蓋レバーに向け延出した端部に形成されており第1及
び第2の長孔に共に係合する係合ピンとにより構成され
ており、上記リンク機構の上記移送動作に伴い、上記開
閉蓋レバーを回動付勢するレバー駆動機構と を設けたことを特徴とするものである。
作用 テープカセットの開閉蓋機構を上記構成とすることによ
り、開閉蓋レバーは確実に蓋体と係合し開閉蓋動作を行
なう。また、開閉蓋レバーの回動中心は挿入位置にある
テープカセットの蓋体の回動中心と略一致しているた
め、小なるモーメントで蓋体を開くことができる。
り、開閉蓋レバーは確実に蓋体と係合し開閉蓋動作を行
なう。また、開閉蓋レバーの回動中心は挿入位置にある
テープカセットの蓋体の回動中心と略一致しているた
め、小なるモーメントで蓋体を開くことができる。
また、長孔及びピン等によりレバー駆動機構は構成さ
れ、リンク機構によるカセットホルダの移動動作を駆動
源として開閉蓋レバーを駆動する構成とされているた
め、テープカセットの開閉蓋機構の構成を簡単化するこ
とができる。
れ、リンク機構によるカセットホルダの移動動作を駆動
源として開閉蓋レバーを駆動する構成とされているた
め、テープカセットの開閉蓋機構の構成を簡単化するこ
とができる。
実施例 次に本考案の実施例について図面と共に説明する。第1
図及び第2図は本考案の一実施例であるテープカセット
の開閉蓋機構1(以下、単に機構という)を示してい
る。各図に示す機構1は、大略カセットホルダ2(一点
鎖線で示す)、開閉蓋レバー3,ベース4,リンク機構5よ
り構成されている。尚各図には、カセットホルダ2内に
挿入された状態におけるテープカセットの蓋体6を合わ
せて示している。また、第1図はテープカセットが挿入
脱されるイジェクト位置にカセットホルダ2がある状態
を、第2図はテープカセット内の磁気テープに対し記録
再生処理が行なわれる装着位置にカセットホルダ2があ
る状態を示している。
図及び第2図は本考案の一実施例であるテープカセット
の開閉蓋機構1(以下、単に機構という)を示してい
る。各図に示す機構1は、大略カセットホルダ2(一点
鎖線で示す)、開閉蓋レバー3,ベース4,リンク機構5よ
り構成されている。尚各図には、カセットホルダ2内に
挿入された状態におけるテープカセットの蓋体6を合わ
せて示している。また、第1図はテープカセットが挿入
脱されるイジェクト位置にカセットホルダ2がある状態
を、第2図はテープカセット内の磁気テープに対し記録
再生処理が行なわれる装着位置にカセットホルダ2があ
る状態を示している。
カセットホルダ2は第1図に矢印Aで示す方向よりテー
プカセットが挿入されてこれを保持する構造とされてい
る。また、カセットホルダ2の両側面の前方位置には長
孔7が長手方向に沿って形成されている。
プカセットが挿入されてこれを保持する構造とされてい
る。また、カセットホルダ2の両側面の前方位置には長
孔7が長手方向に沿って形成されている。
開閉蓋レバー3は、カセットホルダ2の一側面の前方位
置に回動可能に設けられている。この開閉蓋レバー3の
回動中心軸8の位置は、テープカセットがカセットホル
ダ2内の所定位置に挿入された状態における蓋体6の回
動中心軸9と略一致するよう構成されている。よって、
開閉蓋レバー3及び蓋体6は略同軸的に回動する。ま
た、開閉蓋レバー3には長孔10及び蓋体6と係合しこれ
を回動付勢する係合片11が設けられている。
置に回動可能に設けられている。この開閉蓋レバー3の
回動中心軸8の位置は、テープカセットがカセットホル
ダ2内の所定位置に挿入された状態における蓋体6の回
動中心軸9と略一致するよう構成されている。よって、
開閉蓋レバー3及び蓋体6は略同軸的に回動する。ま
た、開閉蓋レバー3には長孔10及び蓋体6と係合しこれ
を回動付勢する係合片11が設けられている。
リンク機構5はカセットホルダ2の両側に夫々配設され
た一対のリンク12,13(図には一側のみのリンクしか表
われず)より構成される、所謂クロスオーバ型のリンク
機構である。リンク12の下部にはピン14が植設されてお
り、このピン14はベース4に形成された長孔4aに係合し
ている。またリンク12の上部はカセットホルダ2に植設
された支軸15に回動自在に軸承されている。一方、リン
ク13の下部はベース4に植設された支軸16に回動自在に
軸承されており、上部に植設されたピン17はカセットホ
ルダ2に形成された長孔7を貫通して開閉蓋レバー3に
形成された長孔10と係合している。更に各リンク12,13
は、その略中央に配設されたピン18により回動自在に連
結されている。
た一対のリンク12,13(図には一側のみのリンクしか表
われず)より構成される、所謂クロスオーバ型のリンク
機構である。リンク12の下部にはピン14が植設されてお
り、このピン14はベース4に形成された長孔4aに係合し
ている。またリンク12の上部はカセットホルダ2に植設
された支軸15に回動自在に軸承されている。一方、リン
ク13の下部はベース4に植設された支軸16に回動自在に
軸承されており、上部に植設されたピン17はカセットホ
ルダ2に形成された長孔7を貫通して開閉蓋レバー3に
形成された長孔10と係合している。更に各リンク12,13
は、その略中央に配設されたピン18により回動自在に連
結されている。
上記した長孔7,10及びピン17は開閉蓋レバー3を回動付
勢するレバー駆動機構を構成する。このレバー駆動機構
は、カセットホルダ2に長孔7を形成し、開閉蓋レバー
3に長孔10を形成し、リンク13の開閉蓋レバー3に向け
延出した端部にピン17を設けるだけの簡単な構成であ
る。よって、テープカセットの開閉蓋機構の小型化を図
ることができる。
勢するレバー駆動機構を構成する。このレバー駆動機構
は、カセットホルダ2に長孔7を形成し、開閉蓋レバー
3に長孔10を形成し、リンク13の開閉蓋レバー3に向け
延出した端部にピン17を設けるだけの簡単な構成であ
る。よって、テープカセットの開閉蓋機構の小型化を図
ることができる。
上記構成になる機構1の動作について以下説明する。カ
セットホルダ2が第1図に示すテープカセットの挿入脱
位置(イジェクト位置)より下動すると、リンク12,13
は支軸15,16を中心として回動し、これに伴いリンク12,
13に設けられたピン14は長孔4a内をC方向に、ピン17は
長孔7内を矢印B方向へ夫々移動変位する。
セットホルダ2が第1図に示すテープカセットの挿入脱
位置(イジェクト位置)より下動すると、リンク12,13
は支軸15,16を中心として回動し、これに伴いリンク12,
13に設けられたピン14は長孔4a内をC方向に、ピン17は
長孔7内を矢印B方向へ夫々移動変位する。
この時、ピン17は開閉蓋レバー3に形成された長孔10と
も係合しているため、ピン17は開閉蓋レバー3を中心軸
8を中心に時計方向へ回動付勢する。これにより、開閉
蓋レバー3に設けられた係合片11は蓋体6と係合当接し
てこれを回動付勢し、蓋体6は中心軸9を中心として時
計方向へ回動する。この時、開閉蓋レバー3はカセット
ホルダ2に設けられているため係合片11は確実に蓋体6
と係合当接する。また、前記のように開閉蓋レバー3及
び蓋体6はその回転中心が略一致するよう構成されてい
る。このため、蓋体6と係合片11の係合(当接)位置は
略一定位置となり、この係合位置で摩擦力等の負荷が発
生することはなく円滑な開蓋動作を実現することができ
る。カセットホルダ2の下動に伴い蓋体6は開蓋されて
ゆき、テープカセットが所定装着状態に到るまでに完全
に開蓋される。この状態を第2図に示す。
も係合しているため、ピン17は開閉蓋レバー3を中心軸
8を中心に時計方向へ回動付勢する。これにより、開閉
蓋レバー3に設けられた係合片11は蓋体6と係合当接し
てこれを回動付勢し、蓋体6は中心軸9を中心として時
計方向へ回動する。この時、開閉蓋レバー3はカセット
ホルダ2に設けられているため係合片11は確実に蓋体6
と係合当接する。また、前記のように開閉蓋レバー3及
び蓋体6はその回転中心が略一致するよう構成されてい
る。このため、蓋体6と係合片11の係合(当接)位置は
略一定位置となり、この係合位置で摩擦力等の負荷が発
生することはなく円滑な開蓋動作を実現することができ
る。カセットホルダ2の下動に伴い蓋体6は開蓋されて
ゆき、テープカセットが所定装着状態に到るまでに完全
に開蓋される。この状態を第2図に示す。
ここで、開蓋動作に伴いテープカセットに印加されるモ
ーメントについて第3図を用いて従来の構成と比較しつ
つ説明する。尚、同図において19はカセットホルダ2内
におけるテープカセットの変位を規制するカセット押え
を示している。
ーメントについて第3図を用いて従来の構成と比較しつ
つ説明する。尚、同図において19はカセットホルダ2内
におけるテープカセットの変位を規制するカセット押え
を示している。
従来においては蓋体6を開蓋するピンはシャーシ(本実
施例でいうベース4)に設けられ、カセットホルダの下
動に伴い蓋体6を垂直上方へ付勢することにより蓋体6
を開蓋していた。この力を図中にベクトルUで示す。一
方、本実施例では、蓋体6と回動中心を略同一とされた
開閉蓋レバー3により蓋体6を開蓋するため、これによ
り蓋体6に印加される力は図中ベクトルTで示されるも
のとなる。また、テープカセットは上記の各力によって
カセット押え19を中心として回動付勢される。よって、
カセット押え19を中心とするモーメントを考えるためカ
セット押え19がテープカセットの押圧点Xとピン又は係
合片11が蓋体6と係合(当接)する点Yを結ぶ線に直交
する方向にU,Tの分力をとると(夫々U1,T1とする)、T2
<U1となり開閉蓋レバー3により蓋体6を開蓋する方が
テープカセットに印加される押圧点Xを中心とするモー
メントは小であることがわかる。よって、蓋体6の開蓋
動作に伴うカセットホルダ2内におけるテープカセット
の所謂浮きは防止され、円滑な装着脱動作を行なうこと
ができる。
施例でいうベース4)に設けられ、カセットホルダの下
動に伴い蓋体6を垂直上方へ付勢することにより蓋体6
を開蓋していた。この力を図中にベクトルUで示す。一
方、本実施例では、蓋体6と回動中心を略同一とされた
開閉蓋レバー3により蓋体6を開蓋するため、これによ
り蓋体6に印加される力は図中ベクトルTで示されるも
のとなる。また、テープカセットは上記の各力によって
カセット押え19を中心として回動付勢される。よって、
カセット押え19を中心とするモーメントを考えるためカ
セット押え19がテープカセットの押圧点Xとピン又は係
合片11が蓋体6と係合(当接)する点Yを結ぶ線に直交
する方向にU,Tの分力をとると(夫々U1,T1とする)、T2
<U1となり開閉蓋レバー3により蓋体6を開蓋する方が
テープカセットに印加される押圧点Xを中心とするモー
メントは小であることがわかる。よって、蓋体6の開蓋
動作に伴うカセットホルダ2内におけるテープカセット
の所謂浮きは防止され、円滑な装着脱動作を行なうこと
ができる。
更に蓋体6の開閉動作に伴うカセットホルダ2の操作力
(押し下げ力)の変化について第4図を用いて説明す
る。第4図において実線で示すリンク12,13はイジェク
ト状態を、一点鎖線で示すリンク12a,13aは装着状態に
あるリンクを(装着状態にある各構成には、符号に記号
aを添記する)示す。
(押し下げ力)の変化について第4図を用いて説明す
る。第4図において実線で示すリンク12,13はイジェク
ト状態を、一点鎖線で示すリンク12a,13aは装着状態に
あるリンクを(装着状態にある各構成には、符号に記号
aを添記する)示す。
同図に示すように、イジェクト状態における操作力(図
中Fで示す)を水平方向及び垂直方向に分力した値を夫
々H,Dとすると、これに比べて装着状態における操作力F
a及び水平方向分力Haは小となっている(垂直方向の分
力Dは常に一定である)。これにより、装着状態におけ
る蓋体6を開蓋するために要する力の反力による影響を
受けにくくなり、装着位置近くまでカセットホルダ2を
下動操作した時、急に操作力が増大するようなことはな
い。
中Fで示す)を水平方向及び垂直方向に分力した値を夫
々H,Dとすると、これに比べて装着状態における操作力F
a及び水平方向分力Haは小となっている(垂直方向の分
力Dは常に一定である)。これにより、装着状態におけ
る蓋体6を開蓋するために要する力の反力による影響を
受けにくくなり、装着位置近くまでカセットホルダ2を
下動操作した時、急に操作力が増大するようなことはな
い。
本考案の変形例を第5図、第6図に示す。第5図は開閉
蓋レバーに長孔を設ける代わりに、ピン17により開閉蓋
レバー20の側縁部を押圧するよう構成すると共に、閉蓋
時に元の位置に復帰させるためのバネ21を設けたもので
ある。一方、第6図は開閉蓋レバー22の回動中心にピン
オンギヤ22を蓋体6の中心軸9と同軸的に設けると共
に、このピニオンギヤ22をピン17に接続されたラック23
により駆動させるよう構成したものである。上記各構成
においても、第1図及び第2図で示した機構1と同様の
効果を実現することができる。
蓋レバーに長孔を設ける代わりに、ピン17により開閉蓋
レバー20の側縁部を押圧するよう構成すると共に、閉蓋
時に元の位置に復帰させるためのバネ21を設けたもので
ある。一方、第6図は開閉蓋レバー22の回動中心にピン
オンギヤ22を蓋体6の中心軸9と同軸的に設けると共
に、このピニオンギヤ22をピン17に接続されたラック23
により駆動させるよう構成したものである。上記各構成
においても、第1図及び第2図で示した機構1と同様の
効果を実現することができる。
考案の効果 上述の如く本考案になるテープカセットの開閉蓋機構に
よれば、開閉蓋レバーが蓋体に確実に係合するため信頼
性の高い開閉蓋動作を実現することができ、また開閉蓋
レバーは蓋体の回動中心と略一致する位置を回動中心と
するためテープカセットのカセットホルダ内における所
謂浮きを防止でき円滑な装着脱動作を行ない得、加えて
装着位置直前における装着操作力の急増をも防止でき、
更にレバー駆動機構は長孔及びピン等より構成され、リ
ンク機構によるカセットホルダの移動動作を駆動源とし
て開閉蓋レバーを駆動する構成とされているため、テー
プカセットの開閉蓋機構の構成を簡単化することができ
る等の特長を有する。
よれば、開閉蓋レバーが蓋体に確実に係合するため信頼
性の高い開閉蓋動作を実現することができ、また開閉蓋
レバーは蓋体の回動中心と略一致する位置を回動中心と
するためテープカセットのカセットホルダ内における所
謂浮きを防止でき円滑な装着脱動作を行ない得、加えて
装着位置直前における装着操作力の急増をも防止でき、
更にレバー駆動機構は長孔及びピン等より構成され、リ
ンク機構によるカセットホルダの移動動作を駆動源とし
て開閉蓋レバーを駆動する構成とされているため、テー
プカセットの開閉蓋機構の構成を簡単化することができ
る等の特長を有する。
第1図及び第2図は本考案になる機構の一実施例を示す
図、第3図は開閉蓋動作に伴うテープカセットのカセッ
トホルダ内で生ずる浮きについて説明するための図、第
4図はイジェクト位置と装着位置における操作力の変化
を説明するための図、第5図及び第6図は変形例を説明
するための図である。 1…機構(テープカセットの開閉蓋機構)、2…カセッ
トホルダ、3,20,22…開閉蓋レバー、5…リンク機構、
6…蓋体、8,9…中心軸、11…係合片、12,13…リンク、
14,17,18…ピン、15,16…支軸、19…カセット押え、21
…ばね、22…ピニオンギヤ、23…ラック。
図、第3図は開閉蓋動作に伴うテープカセットのカセッ
トホルダ内で生ずる浮きについて説明するための図、第
4図はイジェクト位置と装着位置における操作力の変化
を説明するための図、第5図及び第6図は変形例を説明
するための図である。 1…機構(テープカセットの開閉蓋機構)、2…カセッ
トホルダ、3,20,22…開閉蓋レバー、5…リンク機構、
6…蓋体、8,9…中心軸、11…係合片、12,13…リンク、
14,17,18…ピン、15,16…支軸、19…カセット押え、21
…ばね、22…ピニオンギヤ、23…ラック。
Claims (1)
- 【請求項1】前方に蓋体を有してなるテープカセットが
挿入されこれを保持するカセットホルダと、 一対のリンクより構成されており、該カセットホルダを
移動して該カセットホルダに装着された該テープカセッ
トを挿入位置と所定装着位置との間で移送するクロスオ
ーバ型のリンク機構と、 該カセットホルダに回動可能に設けられると共に、該テ
ープカセットが挿入位置にある時の該蓋体の回動中心と
略一致する位置を回動中心に選定されており、回動に伴
い該蓋体に係合しこれを開閉蓋する開閉蓋レバーと、 該開閉蓋レバーに形成された第1の長孔と、該カセット
ホルダに形成された第2の長孔と、該リンクの該開閉蓋
レバーに向け延出した端部に形成されており該第1及び
第2の長孔に共に係合する係合ピンとにより構成されて
おり、該リンク機構の上記移送動作に伴い、該開閉蓋レ
バーを回動付勢するレバー駆動機構とを設けてなるテー
プカセットの開閉蓋機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987115378U JPH0725876Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | テ−プカセットの開閉蓋機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987115378U JPH0725876Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | テ−プカセットの開閉蓋機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6423732U JPS6423732U (ja) | 1989-02-08 |
| JPH0725876Y2 true JPH0725876Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31356981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987115378U Expired - Lifetime JPH0725876Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | テ−プカセットの開閉蓋機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725876Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5917060U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-01 | 株式会社東芝 | カセツトカバ−開閉装置 |
| JPS60194736U (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-25 | ソニー株式会社 | テ−プカセツトの蓋開け機構 |
| JPS61193554U (ja) * | 1985-05-25 | 1986-12-02 | ||
| JPS6222746U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-12 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP1987115378U patent/JPH0725876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6423732U (ja) | 1989-02-08 |
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