JPH0725877Y2 - カセット開蓋機構 - Google Patents
カセット開蓋機構Info
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- JPH0725877Y2 JPH0725877Y2 JP1988092638U JP9263888U JPH0725877Y2 JP H0725877 Y2 JPH0725877 Y2 JP H0725877Y2 JP 1988092638 U JP1988092638 U JP 1988092638U JP 9263888 U JP9263888 U JP 9263888U JP H0725877 Y2 JPH0725877 Y2 JP H0725877Y2
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- cassette
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- holder
- rotary lid
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】 用語の定義 本明細書において、下記の用語が下記の意義で用いられ
ている。
ている。
挿脱位置:記録・再生装置において、テープカセットを
挿入し,または抜去する際のカセットホルダ又は/及び
テープカセットの位置、 装着位置:記録・再生装置において、カセットホルダに
挿入されたテープカセットが、例えばリール軸,テープ
引き出しピン,テンションピン,ピンチローラなどのよ
うな記録・再生装置の機能部品と係合し、あるいは係合
可能な状態にセットされる位置、 装着動作:カセットホルダ又はテープカセットを挿脱位
置から装着位置に向かって移動させる動作、 前方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、テープカセット本体に関して回転
蓋体が配置される方向、 後方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、回転蓋体に関してテープカセット
本体が配置される方向、 下方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、テープカセット本体に関して摺動
蓋体が配置される方向、 上方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、摺動蓋体に関してテープカセット
本体が配置される方向、(尚、これらの方向は、説明の
便宜上の定義であって、記録・再生装置の設計によって
は、実際の方向とは必ずしも一致しない。) 挿入方向:カセットホルダに対して、回転蓋体を前方に
配置してテープカセットを挿入する方向、 抜去方向:カセットホルダから回転蓋体を前方に配置さ
れたテープカセットを抜き出す方向、(尚、これらの方
向は、便宜上の定義であって、記録・再生装置の設計に
よっては、実際の方向とは必ずしも一致しない。) 産業上の利用分野 本考案は、例えばデジタル・オーディオ・テープ(DA
T)やビデオ・テープなどのような,回転蓋体を有する
テープカセットを取り扱う記録・再生装置(以下、単に
装置と称する)において回転蓋体を開蓋する開蓋機構に
関し、特にテープカセットの装着動作中にテープ・カセ
ットをカセットホルダ内に確実に保持する機能を有する
カセット開蓋機構に関する。
挿入し,または抜去する際のカセットホルダ又は/及び
テープカセットの位置、 装着位置:記録・再生装置において、カセットホルダに
挿入されたテープカセットが、例えばリール軸,テープ
引き出しピン,テンションピン,ピンチローラなどのよ
うな記録・再生装置の機能部品と係合し、あるいは係合
可能な状態にセットされる位置、 装着動作:カセットホルダ又はテープカセットを挿脱位
置から装着位置に向かって移動させる動作、 前方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、テープカセット本体に関して回転
蓋体が配置される方向、 後方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、回転蓋体に関してテープカセット
本体が配置される方向、 下方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、テープカセット本体に関して摺動
蓋体が配置される方向、 上方:記録・再生装置のカセットホルダにテープカセッ
トが挿入されたとき、摺動蓋体に関してテープカセット
本体が配置される方向、(尚、これらの方向は、説明の
便宜上の定義であって、記録・再生装置の設計によって
は、実際の方向とは必ずしも一致しない。) 挿入方向:カセットホルダに対して、回転蓋体を前方に
配置してテープカセットを挿入する方向、 抜去方向:カセットホルダから回転蓋体を前方に配置さ
れたテープカセットを抜き出す方向、(尚、これらの方
向は、便宜上の定義であって、記録・再生装置の設計に
よっては、実際の方向とは必ずしも一致しない。) 産業上の利用分野 本考案は、例えばデジタル・オーディオ・テープ(DA
T)やビデオ・テープなどのような,回転蓋体を有する
テープカセットを取り扱う記録・再生装置(以下、単に
装置と称する)において回転蓋体を開蓋する開蓋機構に
関し、特にテープカセットの装着動作中にテープ・カセ
ットをカセットホルダ内に確実に保持する機能を有する
カセット開蓋機構に関する。
従来技術の問題点 DATなどのデジタル記録テープを収納したテープカセッ
ト(以下、単にカセットと称する)には、塵埃などの侵
入を防止し,あるいはテープが何物かに接触して損傷さ
れるのを防止するために、装置におけるテープ引き出し
ピン,ピンチローラなどの機能部品を受け入れる一側面
には摺動蓋体が、テープを引き出す他の一側面には回転
蓋体が設けられている。説明の便宜上、摺動蓋体が設け
られているカセットの一側面を下側面と、回転蓋体が設
けられているカセットの一側面を前面と称する。
ト(以下、単にカセットと称する)には、塵埃などの侵
入を防止し,あるいはテープが何物かに接触して損傷さ
れるのを防止するために、装置におけるテープ引き出し
ピン,ピンチローラなどの機能部品を受け入れる一側面
には摺動蓋体が、テープを引き出す他の一側面には回転
蓋体が設けられている。説明の便宜上、摺動蓋体が設け
られているカセットの一側面を下側面と、回転蓋体が設
けられているカセットの一側面を前面と称する。
かかる形式のカセットを用いる装置で、記録若しくは再
生を行うに当たって、カセットを装置の機能部品と係合
させ、あるいは係合可能な状態にさせるために、それら
の蓋体を開かねばならない。摺動蓋体は、カセットを装
置のカセットホルダ(以下、単にホルダと称する)に挿
入する動作を利用して開かれ、回転蓋体はカセットを挿
入されたホルダの装着動作を利用して開かれるのが一般
である。詳述すれば、摺動蓋体は、ホルダのカセット受
け入れ開口に設けられた一対の突起が摺動蓋体と係合し
て、カセットをホルダに挿入する過程において開かれ
る。回転蓋体は、ホルダに収納されたカセットが装着位
置に移動される際に、閉蓋状態における回転蓋体の前面
下端部が通過する領域に何等かの部材(開蓋機構)を設
けて、装着動作の過程で回転蓋体と開蓋機構との係合に
よって、回転蓋体を押し開くようになっている。
生を行うに当たって、カセットを装置の機能部品と係合
させ、あるいは係合可能な状態にさせるために、それら
の蓋体を開かねばならない。摺動蓋体は、カセットを装
置のカセットホルダ(以下、単にホルダと称する)に挿
入する動作を利用して開かれ、回転蓋体はカセットを挿
入されたホルダの装着動作を利用して開かれるのが一般
である。詳述すれば、摺動蓋体は、ホルダのカセット受
け入れ開口に設けられた一対の突起が摺動蓋体と係合し
て、カセットをホルダに挿入する過程において開かれ
る。回転蓋体は、ホルダに収納されたカセットが装着位
置に移動される際に、閉蓋状態における回転蓋体の前面
下端部が通過する領域に何等かの部材(開蓋機構)を設
けて、装着動作の過程で回転蓋体と開蓋機構との係合に
よって、回転蓋体を押し開くようになっている。
従来の、開蓋機構においては、カセットがホルダに十分
に挿入されていない状態でホルダが移動した場合に、カ
セットの後端部の移動経路に、その移動を阻害するスト
ッパを設けていた。かかる開蓋機構は、それなりに機能
を果たすが、ストッパ及びホルダの形状,配置,装着動
作における移動経路等の誤差又は公差によって、回転蓋
体が開かれていない状態でホルダが装着位置にセットさ
れる可能性が僅かながらあった。
に挿入されていない状態でホルダが移動した場合に、カ
セットの後端部の移動経路に、その移動を阻害するスト
ッパを設けていた。かかる開蓋機構は、それなりに機能
を果たすが、ストッパ及びホルダの形状,配置,装着動
作における移動経路等の誤差又は公差によって、回転蓋
体が開かれていない状態でホルダが装着位置にセットさ
れる可能性が僅かながらあった。
また、従来の開蓋機構においては、ホルダにカセットが
正しく挿入されても、装着動作の間に、カセットがホル
ダ内で後退させられる可能性があることが判った。その
理由は、カセットがホルダ内で移動しないように支持さ
れていれば、回転蓋体の開蓋動作の間に回転蓋体の当接
部の回転は、カセット本体に関して当接部の前方への移
動を伴うが、もしも何等かの理由で回転蓋体の当接部が
前方への移動を制限される場合には、カセット本体が前
方への移動量だけ抜去方向に押し戻されなければならな
い。従って、ホルダ内でカセットを維持する力と、開蓋
部材の第1の面(開蓋係合面)と回転蓋体の当接部との
摩擦力との相対的関係によって上述の現象が生じたり生
じなかったりすることが判った。カセットの後方への押
し戻しが僅かである場合には、装置の一対のリール軸と
カセットの一対のリールの中心開口との係合によって、
位置修正されて、正しく装着動作が行われるが、押し戻
し量が大きい場合及びカセットの片側だけが押し戻され
た場合には、回転蓋体の当接部と開蓋部材との脱係合の
原因となる。回転蓋体の当接部との開蓋部材の第1の面
(開蓋係合面)との間の摩擦を最小にし、カセットの押
し戻し作用を最小にさせるために、開蓋部材を回動型と
し、更に第1の面の傾斜を大きくすると、装着動作の過
程において、回転蓋体の枢着軸線と開蓋部材の枢着軸線
とを結ぶ面上またはその面に近接した位置において、頂
部稜線と回転蓋体の内側面とが接触してロック状態とな
り、回転蓋体及び開蓋部材に過剰な負荷がかかるばかり
でなく、場合によってはカセットをかえって押し戻す結
果となる。
正しく挿入されても、装着動作の間に、カセットがホル
ダ内で後退させられる可能性があることが判った。その
理由は、カセットがホルダ内で移動しないように支持さ
れていれば、回転蓋体の開蓋動作の間に回転蓋体の当接
部の回転は、カセット本体に関して当接部の前方への移
動を伴うが、もしも何等かの理由で回転蓋体の当接部が
前方への移動を制限される場合には、カセット本体が前
方への移動量だけ抜去方向に押し戻されなければならな
い。従って、ホルダ内でカセットを維持する力と、開蓋
部材の第1の面(開蓋係合面)と回転蓋体の当接部との
摩擦力との相対的関係によって上述の現象が生じたり生
じなかったりすることが判った。カセットの後方への押
し戻しが僅かである場合には、装置の一対のリール軸と
カセットの一対のリールの中心開口との係合によって、
位置修正されて、正しく装着動作が行われるが、押し戻
し量が大きい場合及びカセットの片側だけが押し戻され
た場合には、回転蓋体の当接部と開蓋部材との脱係合の
原因となる。回転蓋体の当接部との開蓋部材の第1の面
(開蓋係合面)との間の摩擦を最小にし、カセットの押
し戻し作用を最小にさせるために、開蓋部材を回動型と
し、更に第1の面の傾斜を大きくすると、装着動作の過
程において、回転蓋体の枢着軸線と開蓋部材の枢着軸線
とを結ぶ面上またはその面に近接した位置において、頂
部稜線と回転蓋体の内側面とが接触してロック状態とな
り、回転蓋体及び開蓋部材に過剰な負荷がかかるばかり
でなく、場合によってはカセットをかえって押し戻す結
果となる。
本件出願人は、先に「テープカセットの装着における誤
操作防止機構」なる名称の発明につき特許出願を提出し
た(特願昭63−73768号)。この出願においては、本件
出願の考案に係る開蓋部材と、カセットがホルダ内に不
十分に挿入された状態で装着動作が行われた場合に、カ
セットの後端部と係合して、装着位置への移動を禁止す
るストッパとの組み合わせによる誤操作防止機構を開示
している。本願は、上記出願において開示されたカセッ
ト開蓋機構に関するものであり、特にカセットの装着動
作中にカセットをホルダ内で確実に保持するカセット開
蓋機構に関する。
操作防止機構」なる名称の発明につき特許出願を提出し
た(特願昭63−73768号)。この出願においては、本件
出願の考案に係る開蓋部材と、カセットがホルダ内に不
十分に挿入された状態で装着動作が行われた場合に、カ
セットの後端部と係合して、装着位置への移動を禁止す
るストッパとの組み合わせによる誤操作防止機構を開示
している。本願は、上記出願において開示されたカセッ
ト開蓋機構に関するものであり、特にカセットの装着動
作中にカセットをホルダ内で確実に保持するカセット開
蓋機構に関する。
問題点を解決する手段 本考案によるカセット開蓋機構は、記録・再生装置に回
動可能に枢着される開蓋部材(10)と、該開蓋部材の回
動を第1と第2の位置との間に制限する回動制限手段
(13)と、該開蓋部材を上記第1の位置に付勢する付勢
手段(29)とを有する。上記開蓋部材(10)には、前方
下方に傾斜し、カセットの回転蓋体に係合可能な第1の
面(12a)と、上記第1の面(12a)の前端に隣接する第
2の面(12c)とを形成して、上記第1の面(12a)と上
記第2の面(12c)との間にカセット蓋体の開蓋動作中
に回転蓋体の内側面に当接する前端部稜線(B)を設け
ている。
動可能に枢着される開蓋部材(10)と、該開蓋部材の回
動を第1と第2の位置との間に制限する回動制限手段
(13)と、該開蓋部材を上記第1の位置に付勢する付勢
手段(29)とを有する。上記開蓋部材(10)には、前方
下方に傾斜し、カセットの回転蓋体に係合可能な第1の
面(12a)と、上記第1の面(12a)の前端に隣接する第
2の面(12c)とを形成して、上記第1の面(12a)と上
記第2の面(12c)との間にカセット蓋体の開蓋動作中
に回転蓋体の内側面に当接する前端部稜線(B)を設け
ている。
本考案の好ましい実施例では、上記第1の面に隣接して
その後方において後方下方に傾斜する第3の面(12b)
と、上記第3の面に隣接してその後方に第4の面(12
d)を形成して、上記第1の面と第3の面との間に頂部
稜線(A)を、上記第3の面と第4の面との間に後端部
稜線(C)を形成しているい。
その後方において後方下方に傾斜する第3の面(12b)
と、上記第3の面に隣接してその後方に第4の面(12
d)を形成して、上記第1の面と第3の面との間に頂部
稜線(A)を、上記第3の面と第4の面との間に後端部
稜線(C)を形成しているい。
作用 上記第1の面(12a)は、装着動作の初期段階におい
て、装置のホルダに正しく挿入されたカセットの回転蓋
体の当接部(71a)と係合して、上記開蓋機構を第1の
位置に留どまらせつつ摺動して、回転蓋体(71)を開蓋
方向に回転させる。
て、装置のホルダに正しく挿入されたカセットの回転蓋
体の当接部(71a)と係合して、上記開蓋機構を第1の
位置に留どまらせつつ摺動して、回転蓋体(71)を開蓋
方向に回転させる。
上記前端部稜線(B)は、装置のホルダに正しく挿入さ
れたカセットの回転蓋体の当接部(71a)が、装着動作
の間に上記開蓋係合面(12a)から外れて、回転蓋体の
前板の内側面と接触し,カセット本体に対して回転蓋体
を閉蓋方向に偏倚させている偏倚手段によって,開蓋運
動の反動としてカセットがホルダ内で押し戻されるのを
防止する。
れたカセットの回転蓋体の当接部(71a)が、装着動作
の間に上記開蓋係合面(12a)から外れて、回転蓋体の
前板の内側面と接触し,カセット本体に対して回転蓋体
を閉蓋方向に偏倚させている偏倚手段によって,開蓋運
動の反動としてカセットがホルダ内で押し戻されるのを
防止する。
上記頂部稜線(A)は、装着動作の初期段階において
は、装置のホルダに正しく挿入されたカセットの回転蓋
体の当接部(71a)が上記第1の面(12a)に接触する後
方限界位置と、ホルダに不十分に挿入されたカセットの
回転蓋体の当接部(71a)が上記第3の面(12b)に接触
する前方限界位置とを規定し、また、装着動作の中間段
階においては、カセットの回転蓋体の内側面と係合し
て、回転蓋体の開蓋方向への回動を与え、更に装着動作
の最終段階においては、回転蓋体の開蓋状態を維持す
る。
は、装置のホルダに正しく挿入されたカセットの回転蓋
体の当接部(71a)が上記第1の面(12a)に接触する後
方限界位置と、ホルダに不十分に挿入されたカセットの
回転蓋体の当接部(71a)が上記第3の面(12b)に接触
する前方限界位置とを規定し、また、装着動作の中間段
階においては、カセットの回転蓋体の内側面と係合し
て、回転蓋体の開蓋方向への回動を与え、更に装着動作
の最終段階においては、回転蓋体の開蓋状態を維持す
る。
上記第3の面(12b)は、ホルダに不十分に挿入された
カセットの回転蓋体の当接部(71a)と接触して、カセ
ットの回転蓋体を閉蓋状態を維持させつつカセット全体
を摺動的に後方に押し戻す。
カセットの回転蓋体の当接部(71a)と接触して、カセ
ットの回転蓋体を閉蓋状態を維持させつつカセット全体
を摺動的に後方に押し戻す。
上記後端部稜線(C)は、ホルダに不十分に挿入された
カセットの押し戻し限界位置を規定し、あるいは更に装
着動作の最終段階において、回転蓋体の他の内側面(71
d)に当接して装着位置における開蓋部材(10)の第2
の位置を規定する。
カセットの押し戻し限界位置を規定し、あるいは更に装
着動作の最終段階において、回転蓋体の他の内側面(71
d)に当接して装着位置における開蓋部材(10)の第2
の位置を規定する。
実施例の説明 第1図は、本考案の望ましい実施例による開蓋部材10の
側面図である。開蓋部材10は、装置の不動部分に枢着さ
れる枢着部分11と、枢着部分11から延長するアーム部分
12と、枢着部分11が装置に枢着されたとき、アーム部分
12の回動を第1と第2の位置との間で制限する回動制限
部分13と、を有する。開蓋部材10には、偏倚手段29が設
けられて、開蓋部材10を常態的に第1の位置に向かって
偏倚している。
側面図である。開蓋部材10は、装置の不動部分に枢着さ
れる枢着部分11と、枢着部分11から延長するアーム部分
12と、枢着部分11が装置に枢着されたとき、アーム部分
12の回動を第1と第2の位置との間で制限する回動制限
部分13と、を有する。開蓋部材10には、偏倚手段29が設
けられて、開蓋部材10を常態的に第1の位置に向かって
偏倚している。
図示の実施例では、開蓋部材のアーム部分12は枢着部分
11から前方(第1図において左方向)に僅かに延長した
後、上方に延長するものとして示されており、回動制限
部分13は枢着部11からほぼ水平に後方(第1図において
右方向)に延長する第2のアーム部分として示されてい
る。
11から前方(第1図において左方向)に僅かに延長した
後、上方に延長するものとして示されており、回動制限
部分13は枢着部11からほぼ水平に後方(第1図において
右方向)に延長する第2のアーム部分として示されてい
る。
アーム部分12の自由端部には、前方下方(第1図におい
て左下方)に傾斜する第1の面(開蓋係合面)12aと、
上記第1の面12aの前方に隣接する第2の面(12c)とが
形成されて、それらの間にカセットの回転蓋体の開蓋動
作中に回転蓋体の内側面12bに当接する前端部稜線
(B)を形成している。
て左下方)に傾斜する第1の面(開蓋係合面)12aと、
上記第1の面12aの前方に隣接する第2の面(12c)とが
形成されて、それらの間にカセットの回転蓋体の開蓋動
作中に回転蓋体の内側面12bに当接する前端部稜線
(B)を形成している。
第1の面(開蓋係合面)12aの後方(第1図において右
方向)には、第1の面12aと隣接しており,後方下方
(第1図において右下方)に傾斜する第3の面(押し戻
し係合面)12bが形成され、第3の面12bに隣接してその
後方には第4の面12dが形成され、上記第3の面12bと上
記第1の面12aとの間に頂部稜線Aを、上記第3の面12b
と上記第4の面12dとの間には後端部稜線Cを夫々形成
している。
方向)には、第1の面12aと隣接しており,後方下方
(第1図において右下方)に傾斜する第3の面(押し戻
し係合面)12bが形成され、第3の面12bに隣接してその
後方には第4の面12dが形成され、上記第3の面12bと上
記第1の面12aとの間に頂部稜線Aを、上記第3の面12b
と上記第4の面12dとの間には後端部稜線Cを夫々形成
している。
図示の実施例では、頂部稜線A及び前端部稜線Bはアー
ルを付けられているものとして示されており、後端部稜
線Cはほぼ垂直に面取りされているものとして示されて
いる。更に、図示の実施例では、第2の面12cは前端部
稜線Bからほぼ垂直に延長し、第4の面12dは後端部稜
線Cからほぼ水平に後退しており、そこからほぼ垂直に
延長する第5の面12eに連接するものとして示されてい
る。第5の面12eは必須ではないが、回転蓋体の開蓋動
作の間にカセットの部分が後端部稜線Cの下方において
アーム部分12と接触しないよう第4の面12dの幾何学的
形状を定めることが必要である。
ルを付けられているものとして示されており、後端部稜
線Cはほぼ垂直に面取りされているものとして示されて
いる。更に、図示の実施例では、第2の面12cは前端部
稜線Bからほぼ垂直に延長し、第4の面12dは後端部稜
線Cからほぼ水平に後退しており、そこからほぼ垂直に
延長する第5の面12eに連接するものとして示されてい
る。第5の面12eは必須ではないが、回転蓋体の開蓋動
作の間にカセットの部分が後端部稜線Cの下方において
アーム部分12と接触しないよう第4の面12dの幾何学的
形状を定めることが必要である。
回動制限部分13は、この実施例では第2のアームとして
形成されており、第2のアームの自由端部には、開蓋部
材の枢着軸11aとほぼ平行に延長するピン若しくはロー
ル13aが設けられているものとして示されている。開蓋
部材10が装置に枢着されたとき、ピン13aが枢着軸11aを
中心として回動する回動経路に配置されたコの字状のス
トッパ21によって、開蓋部材10は、第1図において実線
で示された第1の位置と、破線で示された第2の位置と
の間に回動が制限される。換言すれば、コの字状のスト
ッパの一対の脚部21a,21bは、ピン13aの回動を制限する
ことによってアーム部分12の回動を制限している。しか
しながら、回動制限部分13は、図示の構造に限定される
ものではなく、機械技術において周知の様々な構造が利
用可能である。例えば、コの字状のストッパ21の一対の
脚部21a,21bを、第2のアーム13の回動経路内に配置し
ても良く(この場合ピン13aは不要になる)、あるいは
アーム部分12の前方及び後方に一対のストッパ21′を設
けることもできる。後者の場合には、アーム部分12の第
2の面12cと第5の面12eとが回動制限部分としての機能
を果たす。
形成されており、第2のアームの自由端部には、開蓋部
材の枢着軸11aとほぼ平行に延長するピン若しくはロー
ル13aが設けられているものとして示されている。開蓋
部材10が装置に枢着されたとき、ピン13aが枢着軸11aを
中心として回動する回動経路に配置されたコの字状のス
トッパ21によって、開蓋部材10は、第1図において実線
で示された第1の位置と、破線で示された第2の位置と
の間に回動が制限される。換言すれば、コの字状のスト
ッパの一対の脚部21a,21bは、ピン13aの回動を制限する
ことによってアーム部分12の回動を制限している。しか
しながら、回動制限部分13は、図示の構造に限定される
ものではなく、機械技術において周知の様々な構造が利
用可能である。例えば、コの字状のストッパ21の一対の
脚部21a,21bを、第2のアーム13の回動経路内に配置し
ても良く(この場合ピン13aは不要になる)、あるいは
アーム部分12の前方及び後方に一対のストッパ21′を設
けることもできる。後者の場合には、アーム部分12の第
2の面12cと第5の面12eとが回動制限部分としての機能
を果たす。
開蓋部材10は、コの字状のストッパ21に枢着軸11aによ
って枢着しても良く、またコの字状のストッパ21とは別
個の部材に枢着しても良い。後者の場合には、開蓋部材
10の装着位置の位置決めと、回動範囲の設定とを別個に
調整することができ、前者の場合には、装置への装着が
簡単になる。
って枢着しても良く、またコの字状のストッパ21とは別
個の部材に枢着しても良い。後者の場合には、開蓋部材
10の装着位置の位置決めと、回動範囲の設定とを別個に
調整することができ、前者の場合には、装置への装着が
簡単になる。
この実施例では、バネ29は、ねじりコイルばねとして示
されており、その一対の脚部29aと29bとは第2のアーム
13の上側部とコの字状のストッパ21の上方の脚部の下側
部とに圧接されて、開蓋部材を第1の位置に向かって常
態的に偏倚している。
されており、その一対の脚部29aと29bとは第2のアーム
13の上側部とコの字状のストッパ21の上方の脚部の下側
部とに圧接されて、開蓋部材を第1の位置に向かって常
態的に偏倚している。
第2図〜第4図は、第1図の開蓋部材が、装置20に装着
された状態の側面図であって、第2図はカセット70が挿
脱位置にある状態を、第3図は装着動作が完了して、回
転蓋体71が開蓋された状態を、第4図はその中間の状態
を示している。
された状態の側面図であって、第2図はカセット70が挿
脱位置にある状態を、第3図は装着動作が完了して、回
転蓋体71が開蓋された状態を、第4図はその中間の状態
を示している。
これらの側面図においては、装置20は枢軸22によって回
動可能に枢着されたベース板23上に配置されたホルダ24
を有し、カセット70は、回転蓋体71を前方(図において
左方向)に,摺動蓋体(図示せず)を下方に配置して第
2図の右上方から左下方に向かって挿入される形式の装
置として示されている。かくて装着動作の際にカセット
70は枢軸22を中心として円弧運動を行う。
動可能に枢着されたベース板23上に配置されたホルダ24
を有し、カセット70は、回転蓋体71を前方(図において
左方向)に,摺動蓋体(図示せず)を下方に配置して第
2図の右上方から左下方に向かって挿入される形式の装
置として示されている。かくて装着動作の際にカセット
70は枢軸22を中心として円弧運動を行う。
開蓋部材10が装置に装備されたとき、開蓋部材10の開蓋
係合面12a,押し戻し係合面12b,頂部稜線A,前端部稜線B,
後端部稜線Cは、枢着部分11と回動制限部分13とを媒介
として、装着動作の際にカセットの諸部分が移動する経
路,あるいは位置付けられる諸位置に関して所望の配
置,配向が与えられる。
係合面12a,押し戻し係合面12b,頂部稜線A,前端部稜線B,
後端部稜線Cは、枢着部分11と回動制限部分13とを媒介
として、装着動作の際にカセットの諸部分が移動する経
路,あるいは位置付けられる諸位置に関して所望の配
置,配向が与えられる。
詳述すれば、頂部稜線Aは、開蓋部材10が第1の位置に
あるとき、ホルダ24に正しく挿入されたカセット70にお
ける回転蓋体71の前板の下端部71a(以下、この部分を
当接部と称する)が移動する経路の後方限界位置と、ホ
ルダ24に不十分に挿入されたカセットの当接部71aが移
動する経路の前方限界位置を規定するよう形成されてい
る。換言すれば、ホルダに正しく挿入されたカセットの
回転蓋体の当接部71aは、枢軸22を中心とし頂部稜線A
と枢軸22との距離を半径とする円弧αの左側を移動し、
ホルダに不十分に挿入されたカセットの回転蓋体の当接
部71aは、円弧αの右側を通る。
あるとき、ホルダ24に正しく挿入されたカセット70にお
ける回転蓋体71の前板の下端部71a(以下、この部分を
当接部と称する)が移動する経路の後方限界位置と、ホ
ルダ24に不十分に挿入されたカセットの当接部71aが移
動する経路の前方限界位置を規定するよう形成されてい
る。換言すれば、ホルダに正しく挿入されたカセットの
回転蓋体の当接部71aは、枢軸22を中心とし頂部稜線A
と枢軸22との距離を半径とする円弧αの左側を移動し、
ホルダに不十分に挿入されたカセットの回転蓋体の当接
部71aは、円弧αの右側を通る。
前端部稜線Bは、開蓋部材10が第1の位置にあるとき、
装着動作の過程において、記録・再生装置のホルダ24に
正しく挿入されたカセットの回転蓋体の当接部71aが開
蓋係合面12aから外れて回転蓋体の前板の内側面71b(第
4図)と接触し,カセット本体72に対して回転蓋体71を
閉蓋方向に偏倚させている偏倚手段(図示せず)によっ
て,開蓋運動の反動としてカセット本体72がホルダ24内
で押し戻されるのを防止するよう形成され,配置されて
いる。
装着動作の過程において、記録・再生装置のホルダ24に
正しく挿入されたカセットの回転蓋体の当接部71aが開
蓋係合面12aから外れて回転蓋体の前板の内側面71b(第
4図)と接触し,カセット本体72に対して回転蓋体71を
閉蓋方向に偏倚させている偏倚手段(図示せず)によっ
て,開蓋運動の反動としてカセット本体72がホルダ24内
で押し戻されるのを防止するよう形成され,配置されて
いる。
更に、第1の位置にある頂部稜線Aは、回転蓋体の当接
部71aが開蓋係合面12aから外れて,前端部稜線Bが回転
蓋体の前板の内側面71bと接触した後(第4図),カセ
ット本体と回転蓋体とを枢着している枢着軸線71cと,
開蓋部材10と装置とを枢着している枢着軸線11aと,を
結ぶ面の前方において、回転蓋体の他の内側面71d,次い
で更に他の面71eに接触して、開蓋部材10を第2の位置
に向かって回動させ、且つ第2の位置にある開蓋部材10
の頂部稜線Aは、装着動作が完了したとき(第3図),
開蓋状態にある回転蓋体の前板の内側面71bと接触し
て、回転蓋体71を開蓋状態に維持する。
部71aが開蓋係合面12aから外れて,前端部稜線Bが回転
蓋体の前板の内側面71bと接触した後(第4図),カセ
ット本体と回転蓋体とを枢着している枢着軸線71cと,
開蓋部材10と装置とを枢着している枢着軸線11aと,を
結ぶ面の前方において、回転蓋体の他の内側面71d,次い
で更に他の面71eに接触して、開蓋部材10を第2の位置
に向かって回動させ、且つ第2の位置にある開蓋部材10
の頂部稜線Aは、装着動作が完了したとき(第3図),
開蓋状態にある回転蓋体の前板の内側面71bと接触し
て、回転蓋体71を開蓋状態に維持する。
第1の面(開蓋係合面)12aは、装着動作において、装
置のホルダ24に正しく挿入されたカセットの回転蓋体の
当接部71aが第1の位置にある開蓋部材10の開蓋係合面1
2aと接触している間、回転蓋体の当接部71aと回転蓋体
の枢着軸線71cとを結ぶ面と開蓋係合面12aとが、カセッ
トの前方側においてなす角度θ1を90度を越え、180度
に満たない角度範囲に維持するよう形成され,配置され
ている。それによって、当接部71aが第1の面12aに接触
している間、アーム12を時計方向に回動させようとす
る。しかしながら、ストッパ21の一方の脚部21aによっ
て、開蓋部材10は時計方向の運動を制限されているの
で、開蓋部材10は第1の位置に留どまり、当接部71aは
第1の面12a上を摺動しつつ回転蓋体71を開蓋方向に回
転させることができる。
置のホルダ24に正しく挿入されたカセットの回転蓋体の
当接部71aが第1の位置にある開蓋部材10の開蓋係合面1
2aと接触している間、回転蓋体の当接部71aと回転蓋体
の枢着軸線71cとを結ぶ面と開蓋係合面12aとが、カセッ
トの前方側においてなす角度θ1を90度を越え、180度
に満たない角度範囲に維持するよう形成され,配置され
ている。それによって、当接部71aが第1の面12aに接触
している間、アーム12を時計方向に回動させようとす
る。しかしながら、ストッパ21の一方の脚部21aによっ
て、開蓋部材10は時計方向の運動を制限されているの
で、開蓋部材10は第1の位置に留どまり、当接部71aは
第1の面12a上を摺動しつつ回転蓋体71を開蓋方向に回
転させることができる。
第3の面12bは、装着動作において、ホルダに不十分に
挿入されたカセットの回転蓋体の当接部71aが第3の面
と接触している間、その接触点と枢着軸11aとを結ぶ面
と第3の面12bとが、その接触点と枢着軸とを結ぶ面の
後方においてなす角度θ2が、90度を越え180度に満た
ない角度範囲に維持するよう形成され,配置されてい
る。それによって、当接部71aが第3の面12bと接触して
いる間、アーム12を第2の位置に向かって反時計方向に
回転させる。この間、回転蓋体71は、閉蓋状態のままカ
セット本体72と共に押し戻される。
挿入されたカセットの回転蓋体の当接部71aが第3の面
と接触している間、その接触点と枢着軸11aとを結ぶ面
と第3の面12bとが、その接触点と枢着軸とを結ぶ面の
後方においてなす角度θ2が、90度を越え180度に満た
ない角度範囲に維持するよう形成され,配置されてい
る。それによって、当接部71aが第3の面12bと接触して
いる間、アーム12を第2の位置に向かって反時計方向に
回転させる。この間、回転蓋体71は、閉蓋状態のままカ
セット本体72と共に押し戻される。
後端部稜線Cは、開蓋部材10が第2の位置にあるとき,
装置のホルダ24に不十分に挿入されたカセット70が抜去
方向に押し戻される距離を規定し、且つ装着動作の最終
段階において、開蓋部材10の第2の位置を規定し、装置
のホルダ24に正しく挿入されたカセットと頂部稜線A又
は/及び回転蓋体71の他の内側面71d,71eを除く開蓋部
材10の他の部分とが衝突しないよう形成されている。後
端部稜線Cは、開蓋動作の中間段階において、回転蓋体
の他の内側面71dと接触して、回転蓋体71を開蓋方向に
回転させるようにしても良い。
装置のホルダ24に不十分に挿入されたカセット70が抜去
方向に押し戻される距離を規定し、且つ装着動作の最終
段階において、開蓋部材10の第2の位置を規定し、装置
のホルダ24に正しく挿入されたカセットと頂部稜線A又
は/及び回転蓋体71の他の内側面71d,71eを除く開蓋部
材10の他の部分とが衝突しないよう形成されている。後
端部稜線Cは、開蓋動作の中間段階において、回転蓋体
の他の内側面71dと接触して、回転蓋体71を開蓋方向に
回転させるようにしても良い。
図示の実施例では、開蓋係合面12aは、頂部稜線Aから
前端部稜線Bの下方にかけて、枢着軸11aと平行に延長
する拡幅係合面12a′を形成している。
前端部稜線Bの下方にかけて、枢着軸11aと平行に延長
する拡幅係合面12a′を形成している。
上述の実施例の動作を説明すれば下記の通りである。
カセット70がホルダ24内に正しく挿入された第2図の状
態から、ホルダ24を押し下げると、カセット70の回転蓋
体71における当接部71aは、開蓋部材10の開蓋係合面12a
に当接する。このとき、当接部71aは、開蓋係合面12aの
拡幅されていない部分(以下、狭幅部と称する)と係合
している。
態から、ホルダ24を押し下げると、カセット70の回転蓋
体71における当接部71aは、開蓋部材10の開蓋係合面12a
に当接する。このとき、当接部71aは、開蓋係合面12aの
拡幅されていない部分(以下、狭幅部と称する)と係合
している。
更にホルダ24が押し下げられると、回転蓋体71はカセッ
ト本体72に対して回転し、当接部71aは、開蓋部材10の
開蓋係合面12a上を滑って前方に移動し、第4図に示し
たように、当接部71aは開蓋係合面12aから外れる。回転
蓋体71が回転し始めた直後に、当接部71aは開蓋係合面1
2aの拡幅部12a′と係合するので、カセット70が開蓋部
材10から遠ざかるよう幅方向に移動しても、当接部71a
と開蓋部材10との脱係合が防止できる。当接部71aが、
狭幅部と係合している間に、カセット70が幅方向におい
て開蓋部材10から遠ざかる方向に僅かにでも移動する
と、当接部71aは、開蓋係合面12aから脱係合する可能性
がある。同様な可能性は、またホルダ24の運動が開蓋機
構に関して僅かにでも開蓋部材から離れるよう幅方向に
それている場合、開蓋部材10がその枢軸11a上で、軸方
向に遊びがある場合、などにも生じる。しかしながら、
回転蓋体71が、開蓋方向に僅かに回転したとき、当接部
71aが拡幅部12a′に係合するよう、拡幅部を形成,配置
することによって、脱係合の問題は実質的に排除でき
る。
ト本体72に対して回転し、当接部71aは、開蓋部材10の
開蓋係合面12a上を滑って前方に移動し、第4図に示し
たように、当接部71aは開蓋係合面12aから外れる。回転
蓋体71が回転し始めた直後に、当接部71aは開蓋係合面1
2aの拡幅部12a′と係合するので、カセット70が開蓋部
材10から遠ざかるよう幅方向に移動しても、当接部71a
と開蓋部材10との脱係合が防止できる。当接部71aが、
狭幅部と係合している間に、カセット70が幅方向におい
て開蓋部材10から遠ざかる方向に僅かにでも移動する
と、当接部71aは、開蓋係合面12aから脱係合する可能性
がある。同様な可能性は、またホルダ24の運動が開蓋機
構に関して僅かにでも開蓋部材から離れるよう幅方向に
それている場合、開蓋部材10がその枢軸11a上で、軸方
向に遊びがある場合、などにも生じる。しかしながら、
回転蓋体71が、開蓋方向に僅かに回転したとき、当接部
71aが拡幅部12a′に係合するよう、拡幅部を形成,配置
することによって、脱係合の問題は実質的に排除でき
る。
当接部71aが開蓋係合面12aと接触した後、当接部71aが
開蓋係合面12aの前端である稜線Bを超えて第4図の状
態となるまでの間、開蓋部材10は第1の位置に留どま
る。何故ならば、開蓋係合面12a上を滑りつつ移動して
いる当接部71aの運動が、その作用点を枢着軸11aの上方
において後方(第2〜4図において枢着軸11aの右側)
に向かって押しやるよう作用しており、回動制限部分が
開蓋部材10の時計方向(第2〜4図において)への回動
を禁止しているからである。
開蓋係合面12aの前端である稜線Bを超えて第4図の状
態となるまでの間、開蓋部材10は第1の位置に留どま
る。何故ならば、開蓋係合面12a上を滑りつつ移動して
いる当接部71aの運動が、その作用点を枢着軸11aの上方
において後方(第2〜4図において枢着軸11aの右側)
に向かって押しやるよう作用しており、回動制限部分が
開蓋部材10の時計方向(第2〜4図において)への回動
を禁止しているからである。
当接部71aが、稜線Bを超えたとき、回転蓋体71の内側
面71bが稜線Bと当接する。このとき、回転蓋体71の内
側面71bは、前方下方に傾斜しており、ホルダ24の押し
下げ動作および回転蓋体71を閉蓋方向に偏倚させる手段
によって稜線Bに作用する力は、回転蓋体71を前方上方
に押しやる反力を生じ、回転蓋体71を閉蓋方向に偏倚さ
せる手段の偏倚力を介して、カセット本体72がホルダ24
中で後退するのを防止しつつ、回転蓋体71を開蓋方向に
回転させる。
面71bが稜線Bと当接する。このとき、回転蓋体71の内
側面71bは、前方下方に傾斜しており、ホルダ24の押し
下げ動作および回転蓋体71を閉蓋方向に偏倚させる手段
によって稜線Bに作用する力は、回転蓋体71を前方上方
に押しやる反力を生じ、回転蓋体71を閉蓋方向に偏倚さ
せる手段の偏倚力を介して、カセット本体72がホルダ24
中で後退するのを防止しつつ、回転蓋体71を開蓋方向に
回転させる。
更にホルダ24が押し下げられると、稜線Aが回転蓋体71
の内側面71dに当接して回転蓋体71を、開蓋方向に更に
回転させる。この間、稜線Aの面71dとの接触点は移動
する。稜線Aが内側面71dと更なる内側面71eとの出会う
部分(隅部)に到達するまでに、内側面71bは稜線Bか
ら離れ、次いで稜線Aは更に他の内側面71eに当接し
て、回転蓋体71を更に開蓋方向に回転させ、カセット70
は最終的に第4図の装着位置にセットされる。この運動
の間に、稜線Cが回転蓋体の他の内側面71dに当接し
て、開蓋部材10を第2の位置に向かって回動させるよう
にしても良い。また、回転蓋体71の内側面71d,71e,71b
が、枢着軸11aの上方に向かう面における後方において
稜線Aと接触し、その結果、アーム部分12を第2の位置
に向かって回動させる。
の内側面71dに当接して回転蓋体71を、開蓋方向に更に
回転させる。この間、稜線Aの面71dとの接触点は移動
する。稜線Aが内側面71dと更なる内側面71eとの出会う
部分(隅部)に到達するまでに、内側面71bは稜線Bか
ら離れ、次いで稜線Aは更に他の内側面71eに当接し
て、回転蓋体71を更に開蓋方向に回転させ、カセット70
は最終的に第4図の装着位置にセットされる。この運動
の間に、稜線Cが回転蓋体の他の内側面71dに当接し
て、開蓋部材10を第2の位置に向かって回動させるよう
にしても良い。また、回転蓋体71の内側面71d,71e,71b
が、枢着軸11aの上方に向かう面における後方において
稜線Aと接触し、その結果、アーム部分12を第2の位置
に向かって回動させる。
尚、装着動作の中間段階において、稜線Cと内側面71d
を接触させて、開蓋部材10の第1の位置から第2の位置
への回動を補助するようにしても良い。
を接触させて、開蓋部材10の第1の位置から第2の位置
への回動を補助するようにしても良い。
回転蓋体の内側面71bが頂部稜線Aに接触した後、内側
面71bは接触点と枢着軸11aとを結ぶ面の前方において90
度を越え180度に満たない角度範囲に維持されるよう形
成,配置されている。
面71bは接触点と枢着軸11aとを結ぶ面の前方において90
度を越え180度に満たない角度範囲に維持されるよう形
成,配置されている。
第3図の装着位置において、回転蓋体71は、稜線Aと内
側面71bとの当接によって、開蓋状態が維持される。換
言すれば稜線Aのレベルが、装着状態における回転蓋体
71の内側面71aのレベルを規定する。このとき、開蓋部
材10の第1の位置から第2の位置への回動角度が変化す
ると、稜線Aのレベルが変化する。かくて稜線Cは、開
蓋部材10の第1の位置から第2の位置への回動角度を規
定する。
側面71bとの当接によって、開蓋状態が維持される。換
言すれば稜線Aのレベルが、装着状態における回転蓋体
71の内側面71aのレベルを規定する。このとき、開蓋部
材10の第1の位置から第2の位置への回動角度が変化す
ると、稜線Aのレベルが変化する。かくて稜線Cは、開
蓋部材10の第1の位置から第2の位置への回動角度を規
定する。
開蓋動作の初期段階及び最終段階、詳述すれば、当接部
71aが開蓋係合面12aの拡幅部12a′と係合する前、及び
回転蓋体の内側面71bが稜線Aと接触した後において
は、開蓋係合面12aの狭幅部と係合している。稜線Aと
Bとの間の全領域に亙って、開蓋係合面12aの幅方向寸
法を幅広くして、開蓋動作の全工程において、幅方向の
より長い寸法にわたって当接部71aを開蓋係合面12aと接
触させることが望ましいが、それはカセットの構造上の
制約(カセットの各部の規格寸法形状)から不可能であ
る。例えば、回転蓋体71はカセットの開口部の両側部に
近接して、配置されたブロックに枢着されており、もし
も稜線AとBとの間の全領域に亙って、開蓋係合面12a
の幅方向の寸法を拡幅した場合には、開蓋動作の初期段
階において、開蓋係合面12aがブロックと衝突する可能
性があるからである。しかしながら、前述のように、回
転蓋体71が開蓋方向に回転し始めた直後に当接部71aが
拡幅部12a′に接触するよう拡幅部12aを設けることによ
り、当接部71aと開蓋係合面12aとの脱係合を実質的に排
除できる。また、開蓋動作の最終段階においては、カセ
ット70に基準ピン,リール軸等が挿入され、カセット70
がホルダ24内で開蓋機構10から離れる方向に移動するこ
とはないので、稜線Aの部分が拡幅されている必要はな
い。
71aが開蓋係合面12aの拡幅部12a′と係合する前、及び
回転蓋体の内側面71bが稜線Aと接触した後において
は、開蓋係合面12aの狭幅部と係合している。稜線Aと
Bとの間の全領域に亙って、開蓋係合面12aの幅方向寸
法を幅広くして、開蓋動作の全工程において、幅方向の
より長い寸法にわたって当接部71aを開蓋係合面12aと接
触させることが望ましいが、それはカセットの構造上の
制約(カセットの各部の規格寸法形状)から不可能であ
る。例えば、回転蓋体71はカセットの開口部の両側部に
近接して、配置されたブロックに枢着されており、もし
も稜線AとBとの間の全領域に亙って、開蓋係合面12a
の幅方向の寸法を拡幅した場合には、開蓋動作の初期段
階において、開蓋係合面12aがブロックと衝突する可能
性があるからである。しかしながら、前述のように、回
転蓋体71が開蓋方向に回転し始めた直後に当接部71aが
拡幅部12a′に接触するよう拡幅部12aを設けることによ
り、当接部71aと開蓋係合面12aとの脱係合を実質的に排
除できる。また、開蓋動作の最終段階においては、カセ
ット70に基準ピン,リール軸等が挿入され、カセット70
がホルダ24内で開蓋機構10から離れる方向に移動するこ
とはないので、稜線Aの部分が拡幅されている必要はな
い。
また、カセット70がホルダ24内に僅かに不十分に挿入さ
れた状態において装着動作が行われたとき、回転蓋体71
の当接面71aは第3の面(押し戻し係合面)12bに接触
し、回転蓋体71を閉蓋状態に維持しつつカセット全体を
後方に押し戻す。稜線Cは、その押し戻し距離を規定す
る。この押し戻し距離は、例えば、本件出願人の前述の
出願に記載されたストッパにカセットの後端部を係合さ
せて装着動作を阻止せしめるのに必要な距離とするか、
あるいは本件出願人の更に他の出願(実願昭63−74872
号)に開示した保護部材(一種のストッパ)などのスト
ッパに回転蓋体の当接部71aを衝突せしめるか、あるい
はカセット70が装置の機能部品と接触しない位置にまで
押し戻すのに十分な距離とすれば良い。
れた状態において装着動作が行われたとき、回転蓋体71
の当接面71aは第3の面(押し戻し係合面)12bに接触
し、回転蓋体71を閉蓋状態に維持しつつカセット全体を
後方に押し戻す。稜線Cは、その押し戻し距離を規定す
る。この押し戻し距離は、例えば、本件出願人の前述の
出願に記載されたストッパにカセットの後端部を係合さ
せて装着動作を阻止せしめるのに必要な距離とするか、
あるいは本件出願人の更に他の出願(実願昭63−74872
号)に開示した保護部材(一種のストッパ)などのスト
ッパに回転蓋体の当接部71aを衝突せしめるか、あるい
はカセット70が装置の機能部品と接触しない位置にまで
押し戻すのに十分な距離とすれば良い。
以上に、本考案の好ましい実施例について詳述したが、
本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、本考
案の技術思想を逸脱する事なく様々な変形が可能であ
る。
本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、本考
案の技術思想を逸脱する事なく様々な変形が可能であ
る。
例えば、開蓋部材10自体に軸受けを設けて、軸受けを介
して開蓋部材を装置に装着するようにしても良い。
して開蓋部材を装置に装着するようにしても良い。
また、本考案のカセット開蓋機構は、装着動作において
ホルダが併進運動する装置にも適用できることは明らか
である。
ホルダが併進運動する装置にも適用できることは明らか
である。
第1図は、本考案の一実施例による開蓋部材の側面図、 第2図〜第4図は、第1図の開蓋部材が、装置20に装着
された状態の側面図であって、 第2図はカセット70が挿脱位置にある状態を、 第3図は装着動作が完了して,回転蓋体71が開蓋された
状態を、 第4図はその中間の状態を示している。 符号の説明 10:開蓋部材、11:枢着部分、12:アーム部分、12a:開蓋
係合面、12b:押し戻し係合面、12c:第3の面、12d:第4
の面、12e:第5の面、A:頂部稜線、B:前端部稜線、C:後
端部稜線、13:回動制限部分もしくは第2のアーム部
分、13a:ピン、20:記録・再生装置、21:ストッパ、21a,
21b:一対の脚部、21′:ストッパ、22:枢軸、23:ベース
板、24:カセットホルダ、29:ねじりコイルばね、70:テ
ープカセット、71:回転蓋体、71a:当接部、71b:内側
面、71c:枢着軸線、71d:他の内側面、71e:更に他の内側
面、72:カセット本体。
された状態の側面図であって、 第2図はカセット70が挿脱位置にある状態を、 第3図は装着動作が完了して,回転蓋体71が開蓋された
状態を、 第4図はその中間の状態を示している。 符号の説明 10:開蓋部材、11:枢着部分、12:アーム部分、12a:開蓋
係合面、12b:押し戻し係合面、12c:第3の面、12d:第4
の面、12e:第5の面、A:頂部稜線、B:前端部稜線、C:後
端部稜線、13:回動制限部分もしくは第2のアーム部
分、13a:ピン、20:記録・再生装置、21:ストッパ、21a,
21b:一対の脚部、21′:ストッパ、22:枢軸、23:ベース
板、24:カセットホルダ、29:ねじりコイルばね、70:テ
ープカセット、71:回転蓋体、71a:当接部、71b:内側
面、71c:枢着軸線、71d:他の内側面、71e:更に他の内側
面、72:カセット本体。
Claims (2)
- 【請求項1】記録・再生装置に枢着される開蓋部材(1
0)と、該開蓋部材を第1と第2の位置との間に制限す
る回動制限手段(13)と、該開蓋部材を上記第1の位置
に付勢する付勢手段(29)とを有するカセット開蓋機構
であって、上記開蓋部材(10)に、カセットの回転蓋体
(71)の先端当接部(71a)に係合して回転蓋体を開蓋
する前方下方に傾斜した第1の面(12a)と、上記第1
の面(12a)の前端に隣接する第2の面(12c)と、上記
第1の面(12a)と上記第2の面(12c)との間に位置し
て、上記回転蓋体の開蓋動作中における上記カセットの
上記先端当接部と上記第1の面との係合後に上記回転蓋
体の内面(71b)に当接する前端部稜線(B)とを設け
たこと、を特徴とするカセット開蓋機構。 - 【請求項2】上記第1の面(12a)に隣接してその後方
に後方下方に傾斜する第3の面(12b)と、上記第3の
面に隣接してその後方に第4の面(12d)を形成して、
上記第1の面と第3の面との間に頂部稜線(A)を、上
記第3の面と第4の面との間に後端部稜線(C)をそれ
ぞれ形成したこと、を特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載のカセット開蓋機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988092638U JPH0725877Y2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | カセット開蓋機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988092638U JPH0725877Y2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | カセット開蓋機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0216443U JPH0216443U (ja) | 1990-02-01 |
| JPH0725877Y2 true JPH0725877Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31317076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988092638U Expired - Lifetime JPH0725877Y2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | カセット開蓋機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725877Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6023802Y2 (ja) * | 1978-01-06 | 1985-07-16 | 松下電器産業株式会社 | カセット蓋の開放装置 |
| JPS5960753A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツト装着装置 |
| KR880002806Y1 (ko) * | 1985-07-18 | 1988-07-30 | 주식회사 금성사 | 비디오 테이프 레코오더의 카세트 보호덮개판 개방장치 |
| JPS62248158A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-10-29 | Hitachi Ltd | カセツトテ−プの装着装置 |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP1988092638U patent/JPH0725877Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0216443U (ja) | 1990-02-01 |
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