JPH0725923B2 - 多孔性シート材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents
多孔性シート材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物Info
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- JPH0725923B2 JPH0725923B2 JP1226419A JP22641989A JPH0725923B2 JP H0725923 B2 JPH0725923 B2 JP H0725923B2 JP 1226419 A JP1226419 A JP 1226419A JP 22641989 A JP22641989 A JP 22641989A JP H0725923 B2 JPH0725923 B2 JP H0725923B2
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- sheet material
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多孔性シート材料の製造法に関する。
[従来の技術] 従来、多孔性シート材料の製造法として、HLBが6〜18
で、分子中に炭素数4〜30のアルキル基又はアルキレン
基とエチレンオキサイド単独又はエチレンオキサイドと
プロピレンオキサイドとのブロック付加したポリアルキ
レングリコール部分を有するエーテルをポリウレタン樹
脂溶液の塗液に加えて基体に適用し、塗液の表面を気体
又は液体で処理して湿式凝固させる技術がある。(例え
ば、特公昭47−17462号公報)。
で、分子中に炭素数4〜30のアルキル基又はアルキレン
基とエチレンオキサイド単独又はエチレンオキサイドと
プロピレンオキサイドとのブロック付加したポリアルキ
レングリコール部分を有するエーテルをポリウレタン樹
脂溶液の塗液に加えて基体に適用し、塗液の表面を気体
又は液体で処理して湿式凝固させる技術がある。(例え
ば、特公昭47−17462号公報)。
また、多孔性シート材料の製造法として、平均分子量20
0〜3000のポリプロピレングリコールを含有するポリウ
レタン樹脂溶液を繊維質基体または製膜板に塗布し、水
中で凝固させる技術がある(例えば、特公昭51−18481
号公報)。
0〜3000のポリプロピレングリコールを含有するポリウ
レタン樹脂溶液を繊維質基体または製膜板に塗布し、水
中で凝固させる技術がある(例えば、特公昭51−18481
号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前者の技術は工程が煩雑で、高速生産に適さ
ず、また、後者の技術は、湿式成膜性が不十分であり、
ポリプロピレングリコールを大量に添加しなければなら
ない。
ず、また、後者の技術は、湿式成膜性が不十分であり、
ポリプロピレングリコールを大量に添加しなければなら
ない。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは工程が簡略で高速生産に適した多孔性シー
ト材料の製造法について鋭意検討した結果本発明に到達
した。
ト材料の製造法について鋭意検討した結果本発明に到達
した。
即ち本発明は、実質的に線状の熱可塑性ポリウレタン樹
脂を主体とする重合体の有機溶媒溶液を基体に適用し、
湿式処理させることにより、多孔性シート材料を製造す
る方法において 一般式 [式中、Yは−O−、−S−又は (R1はアルキル基である。Rは炭化水素基又はアシル基
である。nは2〜70の整数である。]で示される化合物
を該溶液中に存在させることを特徴とする多孔性シート
材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物である。
脂を主体とする重合体の有機溶媒溶液を基体に適用し、
湿式処理させることにより、多孔性シート材料を製造す
る方法において 一般式 [式中、Yは−O−、−S−又は (R1はアルキル基である。Rは炭化水素基又はアシル基
である。nは2〜70の整数である。]で示される化合物
を該溶液中に存在させることを特徴とする多孔性シート
材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物である。
一般式(1)において、YにおけるR1のアルキル基とし
ては、炭素数1〜22のアルキル基(メチル基、エチル
基、プロピル基など)が挙げられる。Yのうち好ましく
は−O−である。
ては、炭素数1〜22のアルキル基(メチル基、エチル
基、プロピル基など)が挙げられる。Yのうち好ましく
は−O−である。
Rの炭化水素基としては、脂肪族炭化水素基(炭素数1
〜22のアルキル基例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ステアリル基)及び芳香族炭化水素基[アリール基
例えばフェニル基及びナフチル基、アルキル(炭素数1
〜18)基を有するフェニル基例えばノニルフェニル基]
が挙げられる。好ましくはアルキル基であり、特に好ま
しくは炭素数1〜13のアルキル基である。
〜22のアルキル基例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ステアリル基)及び芳香族炭化水素基[アリール基
例えばフェニル基及びナフチル基、アルキル(炭素数1
〜18)基を有するフェニル基例えばノニルフェニル基]
が挙げられる。好ましくはアルキル基であり、特に好ま
しくは炭素数1〜13のアルキル基である。
Rのアルキル基としては、炭素数2〜23のもの例えばア
セチル基、プロピオニル基、ステアロイル基が挙げられ
る。アシル基のうち好ましくは炭素数2〜18のアシル基
である。
セチル基、プロピオニル基、ステアロイル基が挙げられ
る。アシル基のうち好ましくは炭素数2〜18のアシル基
である。
nは好ましくは10〜50の整数である。
一般式(1)で示される化合物としては、表−1記載の
基を有する化合物が挙げられる。これらの化合物は、ア
ルコール(炭素数1〜22)、脂肪酸(炭素数2〜18)、
メルカプタン(炭素数1〜10)、2級アミン(炭素数1
〜8)にプロピレンオキサイドを通常の方法によって付
加させて得ることができる。HLBは好ましくは5以下で
ある。HLBはデイビス法で計算することができる。
基を有する化合物が挙げられる。これらの化合物は、ア
ルコール(炭素数1〜22)、脂肪酸(炭素数2〜18)、
メルカプタン(炭素数1〜10)、2級アミン(炭素数1
〜8)にプロピレンオキサイドを通常の方法によって付
加させて得ることができる。HLBは好ましくは5以下で
ある。HLBはデイビス法で計算することができる。
本発明における実質的に線状の熱可塑性ポリウレタン樹
脂としては、有機ジイソシアネートと高分子ジオール及
び必要により低分子多官能性水素化合物を反応させて得
られるものが挙げられる。
脂としては、有機ジイソシアネートと高分子ジオール及
び必要により低分子多官能性水素化合物を反応させて得
られるものが挙げられる。
具体的には、有機ジイソシアネートとしては、芳香族ジ
イソシアネート(ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、
ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、m−及びp−イ
ソシアネートフェニルスルホニルイソシアネートな
ど)、及び脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジ
イソシアネートなど)及び脂還族ジイソシアネート(イ
ソホロンジイソシアネートなど)が挙げられる。これら
のうち成膜性を考慮すると、好ましいのは芳香族ジイソ
シアネート特にMDIである。
イソシアネート(ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート(MDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、
ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、m−及びp−イ
ソシアネートフェニルスルホニルイソシアネートな
ど)、及び脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジ
イソシアネートなど)及び脂還族ジイソシアネート(イ
ソホロンジイソシアネートなど)が挙げられる。これら
のうち成膜性を考慮すると、好ましいのは芳香族ジイソ
シアネート特にMDIである。
また、高分子ジオールとしては、例えばポリエステルジ
オール、ポリエーテルジオール、及びこれらの混合物が
挙げられる。
オール、ポリエーテルジオール、及びこれらの混合物が
挙げられる。
ポリエステルジオールには、低分子ジオールとジカルボ
ン酸とを反応させて得られる縮合ポリエステルジオール
や、ラクトンの開還重合により得られるポリラクトンジ
オール、ポリカーボネートジオールなどが含まれる。上
記低分子ジオールとしてはエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,4−,1,3−ブタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、環状基を有す
る低分子ジオール類[例えば特公昭45−1474号記載のも
の:ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、m−及
びp−キシリレングリコール、ビス(ヒドロキシエチル
ベンゼン、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベン
ゼン、4,4′−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)−ジフ
ェニルプロパン(ビスフェノールAのエチレンオキシド
付加物)等]、及びこれらの2種以上の混合物が挙げら
れる。又、ジカルボン酸としては脂肪族ジカルボン酸
(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、ア
ゼライン酸、マレイン酸、フマル酸など)、芳香族ジカ
ルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸など)及びこれ
らの2種以上の混合物が挙げられ、;ラクトンとしては
ε−カプロラクトンが挙げられる。
ン酸とを反応させて得られる縮合ポリエステルジオール
や、ラクトンの開還重合により得られるポリラクトンジ
オール、ポリカーボネートジオールなどが含まれる。上
記低分子ジオールとしてはエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,4−,1,3−ブタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、環状基を有す
る低分子ジオール類[例えば特公昭45−1474号記載のも
の:ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、m−及
びp−キシリレングリコール、ビス(ヒドロキシエチル
ベンゼン、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベン
ゼン、4,4′−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)−ジフ
ェニルプロパン(ビスフェノールAのエチレンオキシド
付加物)等]、及びこれらの2種以上の混合物が挙げら
れる。又、ジカルボン酸としては脂肪族ジカルボン酸
(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、ア
ゼライン酸、マレイン酸、フマル酸など)、芳香族ジカ
ルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸など)及びこれ
らの2種以上の混合物が挙げられ、;ラクトンとしては
ε−カプロラクトンが挙げられる。
これらのポリエステルジオールの具体例としては、ポリ
エチレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリヘ
キサメチレンアジペート、ポリネオペンチルアジペー
ト、ポリエチレンプロピレンアジペート、ポリエチレン
ブチレンアジペート、ポリブチレンヘキサメチレンアジ
ペート、ポリジエチレンアジペート、ポリ(ポリテトラ
メチレンエーテル)アジペート、ポリエチレンアゼレー
ト、ポリエチレンセバケート、ポリブチレンアゼレー
ト、ポリブチレンセバケート、ポリカプロラクトンジオ
ール、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール;及び
これらの2種以上の混合物が挙げられる。
エチレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリヘ
キサメチレンアジペート、ポリネオペンチルアジペー
ト、ポリエチレンプロピレンアジペート、ポリエチレン
ブチレンアジペート、ポリブチレンヘキサメチレンアジ
ペート、ポリジエチレンアジペート、ポリ(ポリテトラ
メチレンエーテル)アジペート、ポリエチレンアゼレー
ト、ポリエチレンセバケート、ポリブチレンアゼレー
ト、ポリブチレンセバケート、ポリカプロラクトンジオ
ール、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール;及び
これらの2種以上の混合物が挙げられる。
ポリエーテルジオールととしては低分子グリコール(例
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4
−ブタンジオールなど)のアルキレンオキシド(炭素数
2〜4のアルキレンオキシド:エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、1,2−、2,3−、1,3−ブチレンオキシ
ドなど)付加物、及びアルキレンオキシド、環状エーテ
ル(テトラヒドロフランなど)を開還重合又は開還共重
合(ブロック及び/又はランダム)させて得られるも
の、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリエチレン−ポリプロピレン(ブロック及
び/又はランダム)グリコール、ポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール、ポリテトラメチレン−エチレン(ブ
ロック及び/又はランダム)グリコール、ポリテトラメ
チレン−プロピレン(ブロック及び/又はランダム)グ
リコール、ポリヘキサメチレンエーテルグリコール、ポ
リオクタメチレンエーテルグリコール及びこれらの2種
以上の混合物が挙げられる。
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4
−ブタンジオールなど)のアルキレンオキシド(炭素数
2〜4のアルキレンオキシド:エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、1,2−、2,3−、1,3−ブチレンオキシ
ドなど)付加物、及びアルキレンオキシド、環状エーテ
ル(テトラヒドロフランなど)を開還重合又は開還共重
合(ブロック及び/又はランダム)させて得られるも
の、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリエチレン−ポリプロピレン(ブロック及
び/又はランダム)グリコール、ポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール、ポリテトラメチレン−エチレン(ブ
ロック及び/又はランダム)グリコール、ポリテトラメ
チレン−プロピレン(ブロック及び/又はランダム)グ
リコール、ポリヘキサメチレンエーテルグリコール、ポ
リオクタメチレンエーテルグリコール及びこれらの2種
以上の混合物が挙げられる。
これら高分子ジオールの平均分子量(水酸基価測定によ
る)は通常500〜5000、好ましくは700〜4000である。
る)は通常500〜5000、好ましくは700〜4000である。
低分子多官能性水素原子化合物としては2官能のもの、
例えば上記ポリエステルジオールの原料として挙げたグ
リコール及びそのアルキレンオキシド低モル付加物(分
子量500未満)、脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミンなど)、脂還族ジアミン(ジア
ミノビシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミンな
ど)、芳香族ジアミン(4,4−ジアミノジフェニルメタ
ンなど)、ヒドラジン、ジヒドラジッド(アジピン酸ジ
ヒドラジットなど)など及びこれらの2種以上の混合物
が挙げられる。これらのうち好ましいものは、低分子グ
リコールであり、特に好ましいものはエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール及び
これらの2種以上の混合物である。
例えば上記ポリエステルジオールの原料として挙げたグ
リコール及びそのアルキレンオキシド低モル付加物(分
子量500未満)、脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミンなど)、脂還族ジアミン(ジア
ミノビシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミンな
ど)、芳香族ジアミン(4,4−ジアミノジフェニルメタ
ンなど)、ヒドラジン、ジヒドラジッド(アジピン酸ジ
ヒドラジットなど)など及びこれらの2種以上の混合物
が挙げられる。これらのうち好ましいものは、低分子グ
リコールであり、特に好ましいものはエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール及び
これらの2種以上の混合物である。
有機ジイソシアネートと高分子ジオール及び低分子多官
能性水素化合物との割合は通常の場合と同じでよく、例
えば、有機ジイソシアネートと高分子ジオール及び低分
子多官能性水素化合物との割合(NCO/活性水素比)は通
常0.9〜1.1好ましくは実質的に1である。
能性水素化合物との割合は通常の場合と同じでよく、例
えば、有機ジイソシアネートと高分子ジオール及び低分
子多官能性水素化合物との割合(NCO/活性水素比)は通
常0.9〜1.1好ましくは実質的に1である。
ポリウレタン樹脂の製造、反応の方法は、公知の方法で
よく、ワンショット法、プレポリマー法を用いることが
できる。溶媒の存在下で行う場合の適当の溶媒として
は、アミド系溶媒[ジメチルホルムアミド(以下DMFと
略記)、ジメチルアセトアミドなど]、スルホキシド系
溶媒(ジメチルスルホキシドなど)、エーテル系溶媒
(ジオキサン、テトラヒドロフランなど)、ケトン系溶
媒(シクロヘキサノン、メチルエチルケトンなど)、エ
ステル系溶媒(酢酸エチルなど)、芳香族炭化水素溶媒
(トルエンなど)及びこれらの2種以上の混合物が挙げ
られる。実用上好ましいものは、アミド系溶媒及びスル
ホキシド系溶媒であり、特に好ましいものは、DMFであ
る。
よく、ワンショット法、プレポリマー法を用いることが
できる。溶媒の存在下で行う場合の適当の溶媒として
は、アミド系溶媒[ジメチルホルムアミド(以下DMFと
略記)、ジメチルアセトアミドなど]、スルホキシド系
溶媒(ジメチルスルホキシドなど)、エーテル系溶媒
(ジオキサン、テトラヒドロフランなど)、ケトン系溶
媒(シクロヘキサノン、メチルエチルケトンなど)、エ
ステル系溶媒(酢酸エチルなど)、芳香族炭化水素溶媒
(トルエンなど)及びこれらの2種以上の混合物が挙げ
られる。実用上好ましいものは、アミド系溶媒及びスル
ホキシド系溶媒であり、特に好ましいものは、DMFであ
る。
ポリウレタン樹脂の有機溶媒溶液において、有機溶媒と
しては前記の溶媒が挙げられる。そのポリウレタン樹脂
の濃度は、通常、5〜40%である。溶媒は反応の最初か
ら存在させても、途中から存在させても、あるいは生成
したポリウレタン樹脂に最後に加えてもよい。
しては前記の溶媒が挙げられる。そのポリウレタン樹脂
の濃度は、通常、5〜40%である。溶媒は反応の最初か
ら存在させても、途中から存在させても、あるいは生成
したポリウレタン樹脂に最後に加えてもよい。
一般式(1)で示される化合物を含有するポリウレタン
樹脂溶液からなるポリウレタン樹脂組成物の作り方にお
いて、該化合物の加える時期は特に制限されず、例えば
生成したポリウレタン樹脂溶液に最後に加えてもよく、
あるいは反応の途中から加えてもよい。
樹脂溶液からなるポリウレタン樹脂組成物の作り方にお
いて、該化合物の加える時期は特に制限されず、例えば
生成したポリウレタン樹脂溶液に最後に加えてもよく、
あるいは反応の途中から加えてもよい。
該溶液中に、一般式(1)で示される化合物を存在させ
るに際し、その量は該樹脂に対して通常0.1〜100重量
%、好ましくは0.3〜30重量%である。また該溶液(樹
脂濃度20%)に対しては通常0.02〜20重量%、好ましく
は0.1〜10重量%である。
るに際し、その量は該樹脂に対して通常0.1〜100重量
%、好ましくは0.3〜30重量%である。また該溶液(樹
脂濃度20%)に対しては通常0.02〜20重量%、好ましく
は0.1〜10重量%である。
基体としては種々のものが使用でき、例えば起毛布、編
布、織布、不織布、紙、プラスチックフィルム、金属
板、ガラス板などが挙げられる。また、起毛布、編布、
織布、不織布にポリウレタン樹脂などを被覆又は含浸さ
せて得られるシート材料も含まれる。
布、織布、不織布、紙、プラスチックフィルム、金属
板、ガラス板などが挙げられる。また、起毛布、編布、
織布、不織布にポリウレタン樹脂などを被覆又は含浸さ
せて得られるシート材料も含まれる。
基体に適用する方法としては、塗布又は含浸が挙げられ
る。
る。
湿式処理の方法としては、例えばポリウレタン樹脂溶液
を前記基体に適用したものを、ポリウレタン樹脂溶液の
有機溶媒と親和性がありポリウレタン樹脂にとっては非
親和性である非溶媒の凝固浴中へ直接浸漬し、該有機溶
媒を抽出することによって凝固させる方法がある。上記
の有機溶媒と親和性でありポリウレタン樹脂にとっては
非親和性である非溶媒としては、水、エチレングリコー
ル、グリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ヒドロキシエチルアセテート及びこれらの二種以上
の混合物が挙げられる。好ましいものは水である。凝固
浴として上記非溶媒のみを用いてもこれと溶媒(DMFな
ど)との混合浴を用いてもよい。湿式処理後は通常の方
法で洗浄(温水などにより)乾燥する。
を前記基体に適用したものを、ポリウレタン樹脂溶液の
有機溶媒と親和性がありポリウレタン樹脂にとっては非
親和性である非溶媒の凝固浴中へ直接浸漬し、該有機溶
媒を抽出することによって凝固させる方法がある。上記
の有機溶媒と親和性でありポリウレタン樹脂にとっては
非親和性である非溶媒としては、水、エチレングリコー
ル、グリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ヒドロキシエチルアセテート及びこれらの二種以上
の混合物が挙げられる。好ましいものは水である。凝固
浴として上記非溶媒のみを用いてもこれと溶媒(DMFな
ど)との混合浴を用いてもよい。湿式処理後は通常の方
法で洗浄(温水などにより)乾燥する。
得られたシート材料は、優れた湿式成膜性を有するもの
である。又、非常に優れた通気性を有しており、しかも
透湿性、風合い、物性(引張強度、伸び、耐摩耗性、耐
屈曲性等)の点でも優れている。
である。又、非常に優れた通気性を有しており、しかも
透湿性、風合い、物性(引張強度、伸び、耐摩耗性、耐
屈曲性等)の点でも優れている。
[実施例] 以下実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。実施例中の部は重量部
をあらわす。
れらに限定されるものではない。実施例中の部は重量部
をあらわす。
実施例 1〜3及び比較例1,2 両末端に水酸基をもつ平均分子量2000のエチレンアジペ
ート348g、エチレングリコール21.5g及びMDI130.5gをDM
F2000gに加え、乾燥窒素雰囲気下で反応させて、樹脂濃
度20%、粘度120ボイス(20℃)のポリウレタン樹脂溶
液(A1)を得た。この溶液に、表−2のような化合物を
加え、本発明のポリウレタン樹脂組成物を得た。
ート348g、エチレングリコール21.5g及びMDI130.5gをDM
F2000gに加え、乾燥窒素雰囲気下で反応させて、樹脂濃
度20%、粘度120ボイス(20℃)のポリウレタン樹脂溶
液(A1)を得た。この溶液に、表−2のような化合物を
加え、本発明のポリウレタン樹脂組成物を得た。
(実施例1,2,3,比較例2,3で使用した化合物のHLBの計算
値はそれぞれ0.8,1.0,3.1,5.3,10.9) 上記ポリウレタン樹脂組成物をガラス板上に1.0mmの厚
さにコーティングし、25℃のDMF/水=10/90(重量比)
の凝固浴中に10分間浸漬して湿式凝固させた。次にガラ
ス板から剥し、これを60℃の温水中で20分間洗浄を行っ
た後に120℃で乾燥し、多孔性シートを得た。
値はそれぞれ0.8,1.0,3.1,5.3,10.9) 上記ポリウレタン樹脂組成物をガラス板上に1.0mmの厚
さにコーティングし、25℃のDMF/水=10/90(重量比)
の凝固浴中に10分間浸漬して湿式凝固させた。次にガラ
ス板から剥し、これを60℃の温水中で20分間洗浄を行っ
た後に120℃で乾燥し、多孔性シートを得た。
得られた多孔性シートの表面の平滑性、厚さ、密度、風
合い、多孔性シート断面のセル状態(顕微鏡による観
察)、透湿性を評価した。表−2に示すごとく、実施例
1〜3では、表面平滑性が良く、断面のセルが緻密で均
一となり、柔軟性、透湿性が非常に優れていた。これら
に対し、比較例1,2では、表面平滑性が悪く、断面のセ
ルが不均一となり、柔軟性、透湿性も劣っていた。
合い、多孔性シート断面のセル状態(顕微鏡による観
察)、透湿性を評価した。表−2に示すごとく、実施例
1〜3では、表面平滑性が良く、断面のセルが緻密で均
一となり、柔軟性、透湿性が非常に優れていた。これら
に対し、比較例1,2では、表面平滑性が悪く、断面のセ
ルが不均一となり、柔軟性、透湿性も劣っていた。
実施例 4,5及び比較例4 両末端に水酸基をもつ平均分子量1500ポリカーボネート
ジオール313gとイソホロンジイソシアネート93g、ジ−
n−ブチル−チン−ジラウレート0.01gを入れ、80℃で3
hrsプレポリマー反応を行う。続いて、DMF2550gを入れ
た後、ジアミノビシクロヘキシルメタン44gを加え、乾
燥窒素雰囲気下で反応させて、樹脂濃度15%、粘度40ボ
イス(20℃)のポリウレタン樹脂溶液(A2)を得た。こ
の溶液を使用し、表−3のような組成の溶液を調製し
た。(実施例4,5で使用した化合物のHLB計算値は3.6と
3.0) 上記調製溶液をガラス板上に1.0mmの厚さにコーティン
グし、25℃のDMF/水=30/70(重量比)の凝固浴中に10
分間浸漬して湿式凝固させた。次にガラス板から剥し、
これを60℃の温水中で20分間洗浄を行った後に120℃で
乾燥し、多孔性シートを得た。
ジオール313gとイソホロンジイソシアネート93g、ジ−
n−ブチル−チン−ジラウレート0.01gを入れ、80℃で3
hrsプレポリマー反応を行う。続いて、DMF2550gを入れ
た後、ジアミノビシクロヘキシルメタン44gを加え、乾
燥窒素雰囲気下で反応させて、樹脂濃度15%、粘度40ボ
イス(20℃)のポリウレタン樹脂溶液(A2)を得た。こ
の溶液を使用し、表−3のような組成の溶液を調製し
た。(実施例4,5で使用した化合物のHLB計算値は3.6と
3.0) 上記調製溶液をガラス板上に1.0mmの厚さにコーティン
グし、25℃のDMF/水=30/70(重量比)の凝固浴中に10
分間浸漬して湿式凝固させた。次にガラス板から剥し、
これを60℃の温水中で20分間洗浄を行った後に120℃で
乾燥し、多孔性シートを得た。
得られた多孔性シートの表面の平滑性、厚さ、密度、風
合い、多孔性シート断面のセル状態(顕微鏡による観
察)、透湿性を評価した。表−3に示すごとく、実施例
4,5では、表面平滑性が良く、断面のセルが緻密で均一
となり、柔軟性、透湿性が非常に優れていた。これらに
対し、比較例3では、表面平滑性が悪く、断面のセルが
不均一となり、柔軟性、透湿性も劣っていた。
合い、多孔性シート断面のセル状態(顕微鏡による観
察)、透湿性を評価した。表−3に示すごとく、実施例
4,5では、表面平滑性が良く、断面のセルが緻密で均一
となり、柔軟性、透湿性が非常に優れていた。これらに
対し、比較例3では、表面平滑性が悪く、断面のセルが
不均一となり、柔軟性、透湿性も劣っていた。
実施例 6 実施例1〜3で作成したポリウレタン樹脂溶液(A1)を
使用し、表−4のような組成の溶液を調製した。(本実
施例で使用した化合物のHLB計算値は1.0) 柔らかめの不織布にポリウレタン樹脂溶液を含浸加工処
理して作った含浸布上に調製溶液を1.0mmの厚さにコー
ティングし、25℃のDMF/水=30/70(重量比)の凝固浴
中に10分間浸積して湿式凝固させ、これを60℃の温水中
で20分間洗浄を行った後に120℃で乾燥し、人工皮革を
得た。
使用し、表−4のような組成の溶液を調製した。(本実
施例で使用した化合物のHLB計算値は1.0) 柔らかめの不織布にポリウレタン樹脂溶液を含浸加工処
理して作った含浸布上に調製溶液を1.0mmの厚さにコー
ティングし、25℃のDMF/水=30/70(重量比)の凝固浴
中に10分間浸積して湿式凝固させ、これを60℃の温水中
で20分間洗浄を行った後に120℃で乾燥し、人工皮革を
得た。
実施例 7 両末端に水酸基をもつ平均分子量2000のブチレンアジペ
ート304g、1,4−ブタンジール43.8g及びMDI152.2gをDMF
2000gに加え、乾燥窒素雰囲気下で反応させて、樹脂濃
度20%、粘度150ボイス(20℃)のポリウレタン樹脂溶
液(A3)を得た。この溶液を使用し、表−5のような組
成の溶液を調製した。(本実施例で使用した化合物のHL
B計算値は3.6) 上記調製溶液をベンベルグトリコット布上に1.0mmの厚
さにコーティングし、25℃の水の凝固浴中に5分間浸漬
して湿式凝固させ、これを60℃の温水中で20分間洗浄を
行った後に120℃で乾燥し、合成皮革を得た。得られた
合成皮革は、非常にしなやかで柔軟なものであった。
ート304g、1,4−ブタンジール43.8g及びMDI152.2gをDMF
2000gに加え、乾燥窒素雰囲気下で反応させて、樹脂濃
度20%、粘度150ボイス(20℃)のポリウレタン樹脂溶
液(A3)を得た。この溶液を使用し、表−5のような組
成の溶液を調製した。(本実施例で使用した化合物のHL
B計算値は3.6) 上記調製溶液をベンベルグトリコット布上に1.0mmの厚
さにコーティングし、25℃の水の凝固浴中に5分間浸漬
して湿式凝固させ、これを60℃の温水中で20分間洗浄を
行った後に120℃で乾燥し、合成皮革を得た。得られた
合成皮革は、非常にしなやかで柔軟なものであった。
[発明の効果] 本発明の多孔性シート材料の製造法は、工程が簡略で、
高速生産に適したものである。さらに湿式成膜性が良好
である。しかも、少量の一般式(1)の化合物の存在
で、表面平滑性が良く、透湿性に優れた柔軟な多孔性シ
ート材料を得ることができる。さらに、一般式的には湿
式成膜性が悪い樹脂組成である脂肪族ありぃは脂還族ジ
イソシアネートを使用したポリウレタン樹脂溶液に対し
ても、良好な湿式成膜性を示す。
高速生産に適したものである。さらに湿式成膜性が良好
である。しかも、少量の一般式(1)の化合物の存在
で、表面平滑性が良く、透湿性に優れた柔軟な多孔性シ
ート材料を得ることができる。さらに、一般式的には湿
式成膜性が悪い樹脂組成である脂肪族ありぃは脂還族ジ
イソシアネートを使用したポリウレタン樹脂溶液に対し
ても、良好な湿式成膜性を示す。
上記効果を奏することから、本発明による多孔性シート
材料は、スポーツウェア、靴などに有用である。
材料は、スポーツウェア、靴などに有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08G 18/08 101:00)
Claims (5)
- 【請求項1】実質的に線状の熱可塑性ポリウレタン樹脂
を主体とする重合体の有機溶媒溶液を基体に適用し、湿
式処理させることにより、多孔性シート材料を製造する
方法において 一般式 [式中、Yは−O−、−S−又は (R1はアルキル基)である。Rは炭化水素基又はアシル
基である。nは2〜70の整数である。]で示される化合
物を該溶液中に存在させることを特徴とする多孔性シー
ト材料の製造法。 - 【請求項2】該溶液を適用した基体を直接凝固浴に導く
請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】一般式(1)で示される化合物が5以下の
HLBを有する請求項1または2記載の製造法。 - 【請求項4】一般式(1)で示される化合物を重合体に
対し、0.1〜100部重量%存在させる請求項1〜3記載の
製造法。 - 【請求項5】請求項1記載の一般式(1)で示される化
合物を含有するポリウレタン樹脂溶液からなるポリウレ
タン樹脂組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1226419A JPH0725923B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 多孔性シート材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1226419A JPH0725923B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 多孔性シート材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0388833A JPH0388833A (ja) | 1991-04-15 |
| JPH0725923B2 true JPH0725923B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=16844829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1226419A Expired - Fee Related JPH0725923B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 多孔性シート材料の製造法およびポリウレタン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725923B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE502005005607D1 (de) * | 2004-12-08 | 2008-11-20 | Studer Ag Fritz | Positioniervorrichtung mit zwei zueinander geneigten Linearmotoren |
| JP5867653B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2016-02-24 | Dic株式会社 | 多孔体及び研磨パッド |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842309B2 (ja) * | 1975-04-09 | 1983-09-19 | ダイイチレ−ス カブシキガイシヤ | スエ−ドジヨウギカクノ セイゾウホウホウ |
| JPS5856569B2 (ja) * | 1980-06-16 | 1983-12-15 | 大日精化工業株式会社 | 湿式多孔性被膜形成用樹脂組成物 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1226419A patent/JPH0725923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0388833A (ja) | 1991-04-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |