JPH0725923U - 除湿装置 - Google Patents
除湿装置Info
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- JPH0725923U JPH0725923U JP5848993U JP5848993U JPH0725923U JP H0725923 U JPH0725923 U JP H0725923U JP 5848993 U JP5848993 U JP 5848993U JP 5848993 U JP5848993 U JP 5848993U JP H0725923 U JPH0725923 U JP H0725923U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】オイルフォグが高温湿り空気に混入しても、高
温湿り空気を確実に除湿して除湿効率低化を防止するこ
とのできる除湿装置を提供する。 【構成】オイルフォグを混入する高温湿り空気はエア供
給通路17に設けられたフィルタ装置17aを通過し、
高温湿り空気に混入されたオイルフォグはフィルタ装置
17aにて大粒化されて液状のオイルとなる。そして、
フィルタ装置17aの下流側にはオイルフォグが混入し
ていない高温湿り空気が送り出され、高温湿り空気は冷
却室3に供給される。この高温湿り空気はオイルフォグ
が混入していないため冷却室3にて確実に除湿され、予
冷・再熱室2を介して除湿装置1の外部に送り出され
る。
温湿り空気を確実に除湿して除湿効率低化を防止するこ
とのできる除湿装置を提供する。 【構成】オイルフォグを混入する高温湿り空気はエア供
給通路17に設けられたフィルタ装置17aを通過し、
高温湿り空気に混入されたオイルフォグはフィルタ装置
17aにて大粒化されて液状のオイルとなる。そして、
フィルタ装置17aの下流側にはオイルフォグが混入し
ていない高温湿り空気が送り出され、高温湿り空気は冷
却室3に供給される。この高温湿り空気はオイルフォグ
が混入していないため冷却室3にて確実に除湿され、予
冷・再熱室2を介して除湿装置1の外部に送り出され
る。
Description
【0001】
本考案は除湿装置に係り、詳しくは空気等の被除湿流体を熱交換によって除湿 するようにした除湿装置に関するものである。
【0002】
一般に、この種の除湿装置は圧縮機,凝縮器等からなる冷凍回路を備えており 、この冷凍回路により冷媒を冷却するようになっている。また、除湿装置は冷却 室を備え、冷却室には高温湿り空気を導入する導入管が配管されている。
【0003】 そして、高温湿り空気が外部から導入管を介して冷却室に供給されると、冷却 室内にて高温湿り空気が冷凍回路に接触し、高温湿り空気と冷媒との間で熱交換 が行われる。このとき、高温湿り空気中の水分は水滴化して除湿され、その結果 、前記高温湿り空気は冷却乾燥空気となり再び外部に送り出されるようになって いる。
【0004】
ところで、冷却室に高温湿り空気を導入する手段として往復式圧縮器、例えば 給油式エアコンプレッサを用いると、給油式コンプレッサの潤滑油が40〜2ミ クロンの大きさのオイルフォグとなって高温湿り空気中に混入される。そして、 高温湿り空気はオイルフォグを混入した状態で冷却室に導入される。このとき、 オイルフォグはその大きさが40〜2ミクロンと非常に小さいため、高温湿り空 気中の水分と完全に混ざり合った状態で冷却室に導入される。
【0005】 しかしながら、オイルフォグに混ざりあった水分は、高温湿り空気と冷媒との 熱交換の際に水滴化されにくいため、この水分はオイルフォグに混ざり合ったま まで除湿装置の外部に送り出される。従って、除湿装置の除湿効率が低下すると いう問題点があった。
【0006】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、オ イルフォグが高温湿り空気に混入しても、高温湿り空気を確実に除湿して除湿効 率低化を防止することのできる除湿装置を提供することにある。
【0007】
上記問題点を解決するため、請求項1記載の考案は、予冷・再熱室と冷却室と 、予冷・再熱室を介して冷却室に配管され被除湿流体を冷却室に供給する導入管 と、冷却室に設けられ導入管にて導入された被除湿流体を冷却する熱交換器とを 備え、冷却室において冷却することにより除湿された被除湿流体を予冷・再熱室 を介して排出するようにした除湿装置において、前記導入管又は導入管の上流側 の配管に、被除湿流体に混入するオイル粒子を大粒化して液状のオイルにするフ ィルタ装置を設けたことをその要旨とする。
【0008】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の除湿装置において、フィルタ装置の底 部に、フィルタ装置にて発生したオイルを貯溜する貯溜室を形成するとともに、 貯溜室の近傍にはフィルタ装置より下流側の導入管を接続してオイルを下流側に 押し流すようにし、冷却室にはオイルを排出する出口部を設けたことをその要旨 とする。
【0009】
従って、請求項1の考案では、オイル粒子を混入する被除湿流体は、冷却室に 供給される前に導入管又は導入管の上流側に設けられたフィルタ装置を通過する 。このとき、被除湿流体に混入されたオイル粒子はフィルタ装置にて大粒化され て液状のオイルとされる。その結果、フィルタ装置の下流側にはオイル粒子が混 入していない被除湿流体が送り出され、被除湿流体は冷却室に供給される。この 被除湿流体はオイル粒子が混入していないため冷却室にて確実に除湿され、予冷 ・再熱室を介して除湿装置の外部に送り出される。
【0010】 請求項2の考案では、オイル粒子を混入する被除湿流体は、冷却室に供給され る前に導入管又は導入管の上流側に設けられたフィルタ装置を通過する。このと き、被除湿流体に混入されたオイル粒子は、フィルタ装置にて大粒化されて液状 のオイルとなり、このオイルはフィルタ装置の貯溜室に貯溜される。そして、フ ィルタ装置の下流側にはオイル粒子が混入していない被除湿流体が送り出され、 被除湿流体は冷却室に供給される。この被除湿流体はオイル粒子が混入していな いため冷却室にて水滴化され易くなり確実に除湿され、予冷・再熱室を介して除 湿装置の外部に送り出される。一方、貯溜室にしたオイルは被除湿流体の空気流 によりフィルタ装置の下流側に送り出され、被除湿流体とともに冷却室に供給さ れる。そして、オイルは冷却室に設けられた出口部から、冷却室にて被除湿流体 から取り除かれた水分とともに除湿装置の外部に排出される。
【0011】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1及び図2に従って説明する。 図1に示すように、除湿装置1の内部は予冷・再熱室2,冷却室3にそれぞれ 仕切られている。
【0012】 まず、冷却室3を冷却する冷凍回路Rの構成について説明すると、コンプレッ サ5にはコンプレッサ駆動モータ6が連結されており、コンプレッサ駆動モータ 6は図示しない電源に接続されている。そして、コンプレッサ駆動モータ6の駆 動によりコンプレッサ5が作動し、冷媒ガス(本実施例ではフロンを用いる)の 圧縮を行うようになっている。
【0013】 コンプレッサ5の上流側には、アキュムレータ8が組付けられている。アキュ ムレータ8は液冷媒を一旦保持するものであり、液冷媒を前記コンプレッサ5に 供給しないようにし、冷媒ガスのみを供給するようになっている。
【0014】 コンプレッサ5の下流側には、コンデンサ9が接続され、コンデンサ9の近傍 にはファン10が設置されている。ファン10にはファン駆動モータ11が連結 されており、ファン駆動モータ11は図示しない電源に接続されている。そして 、コンプレッサ5からコンデンサ9へ送り込まれた圧縮冷媒ガスをファン10の 送風作用により冷却するようになっている。
【0015】 コンデンサ9の下流側には、フィルタドライヤ12が組付けられている。この フィルタドライヤ12にはフィルタと乾燥剤とが内蔵されており、流路内の塵埃 ,水分等を除去するようになっている。
【0016】 フィルタドライヤ12の下流側には、減圧作用をなすキャピラリチューブ13 が組付けられている。このキャピラリチューブ13内には図示しないオリフィス が形成され、このオリフィスを通過した液冷媒を減圧するようになっている。
【0017】 キャピラリチューブ13の下流側には、冷凍通路14が接続されており、同冷 凍通路14は前記冷却室3内で蛇行するように形成されている。前記冷凍通路1 4には多数のフィン14aが取付けられており、放熱効果が一層高められている 。前記冷凍通路14の下流側は前記アキュムレータ8に接続されている。
【0018】 これらのアキュムレータ8,コンプレッサ5,コンデンサ9,フィルタドライ ヤ12,キャピラリチューブ13,冷凍通路14によって、冷凍回路Rの主流路 R1 が形成されている。
【0019】 前記主流路R1 には、コンデンサ9,フィルタドライヤ12及びキャピラリチ ューブ13に対して並列関係を有する迂回流路R2 が接続されている。この迂回 流路R2 には圧力容量調整弁15が設けられており、この圧力容量調整弁15に より迂回流路R2 の連通遮断が行われるようになっている。なお、圧力容量調整 弁15はその上流側の圧力変動により迂回流路R2 の連通遮断を行って、上流側 の圧力、即ち、冷凍通路14内の圧力を常時一定に保持するものである。
【0020】 次に、給油式エアコンプレッサ16から被除湿流体としての高温湿り空気を供 給し、冷却室3内にて冷却乾燥空気にした後、再び外部へ取り出す被除湿流体回 路Sの構成について説明する。
【0021】 給油式エアコンプレッサ16には、導入管としてのエア供給通路17が接続さ れており、エア供給通路17の通路中にはフィルタ装置17aが設けられている 。このフィルタ装置17a内には、高温湿り空気に混入されたオイル粒子として の40〜2ミクロンの大きさのオイルフォグを大粒化して液状のオイルとするフ ィルタエレメント17bが配設されている。そして、フィルタ装置17aに供給 される高温湿り空気は、フィルタエレメント17bを通過した後にフィルタ装置 17aの下流側に送り出されるようになっている。また、フィルタ装置17aの 底部には液状のオイルを貯溜する貯溜室17cが形成されている。そして、フィ ルタ装置17aの下流側におけるエア供給通路17は、前記予冷・再熱室2内に おいて導入管としての予冷通路18に接続されている。この予冷通路18は蛇行 して形成されている。
【0022】 前記予冷通路18の下流側には、冷却室3内の冷却通路19が接続されている 。そして、この冷却通路19を通過する高温湿り空気と前記冷凍通路14とが接 触することにより熱交換が行われるようになっている。前記冷却室3はドレン出 口20を介して図示しないドレンに連通しており、冷却室3内の水分がドレン出 口20から排出されるようになっている。
【0023】 前記冷却通路19の下流側には、接続通路21を介して予冷・再熱器2内の再 熱通路22が接続されている。再熱通路22は前記予冷通路18に接するように 蛇行して形成されている。更に再熱通路22の下流側には、外部のエア取出通路 23が接続されている。
【0024】 これらのエア供給通路17,予冷通路18,冷却通路19,接続通路21,再 熱通路22,エア取出通路23により、被除湿流体回路Sが形成されている。 次に、前記フィルタ装置17a内に配設されたフィルタエレメント17bを図 2に従って説明する。フィルタレメント17bは上側キャップ25及び下側キャ ップ26と、各キャップ25,26の間に配設された円筒状のエレメント層27 とから構成されている。
【0025】 上側キャップ25はエレメント層27より小径の円筒状に形成され、その下端 にはエレメント層27より若干大径の嵌入大径部28が設けられている。この嵌 入大径部28にはエレメント層27の上端が嵌入され、エレメント層27の内部 と上側キャップ25の貫通孔29とが連通されている。また、上側キャップ25 の貫通孔29は前記エア供給通路17と連通されている。従って、フィルタ装置 17aに供給された高温湿り空気は、貫通孔29内を矢印A方向に向かって流通 し、エレメント層27の内部に供給される。
【0026】 前記下側キャップ26は、エレメント層27の外径よりやや大径の円盤状に形 成され、その上面にはエレメント層27の厚さと同じ幅の嵌入凹部30が環状に 形成されている。そして、嵌入凹部30をエレメント層27の下端に嵌入するこ とにより、下側キャップ26はエレメント層27を支持している。また、エレメ ント層27と各キャップ25,26との嵌合面はエポキシ接着剤によりシールさ れている。従って、前記貫通孔29からエレメント層27内に供給された高温湿 り空気は、エレメント層27をその内側から外側に向かって通過するようになっ ている。
【0027】 次に、エレメント層27は円筒状に形成され、紙コア層31,マイクロファイ バ層32,ナイロン布層33,ステンレス金網層34,プラスチックフォーム層 35を内側から順次組合せた多層構造となっている。前記紙コア層31は螺旋状 の細い紙に熱硬化性樹脂を含浸させ、圧縮形成することにより強度を持たせてい る。そして、この紙コア層31は、エレメント層27が型崩れしないように保持 するとともに、マイクロファイバ層32への大きな塵埃の進入を防止するように なっている。
【0028】 紙コア層31の外側に設けられたマイクロファイバ層32は、繊維径が約0. 3ミクロンのポロシリケート繊維を製織してシート状にし、そのシートを多重に 巻き上げることにより形成されている。そして、オイルフォグが混入する高温湿 り空気がマイクロファイバ層32を通過すると、マイクロファイバ層32により 40〜2ミクロンの大きさのオイルフォグが大粒化されるようになっている。
【0029】 マイクロファイバ層32の外側にはナイロン布層33が設けられている。そし て、ナイロン布層33によりマイクロファイバ層32のポロシリケート繊維が空 気流により引きちぎられてステンレス金網層34側に押し流されるのを防止する ようになっている。また、ナイロン布層33の外側にはステンレス金網層34が 設けられている。ステンレス金網層34はステンレス製の多孔板からなり、紙コ ア層31と同様にエレメント層の型崩れを防止している。
【0030】 ステンレス金網層34の外側にはプラスチックフォーム層35が設けられてい る。プラスチックフォーム層35はエステルタイプのウレタン発泡体から形成さ れ、プラスチックフォーム層35には図示しない微細な貫通孔が形成されている 。そして、プラスチックフォーム層35にてオイルフォグは互いに結合し、液状 のオイルとなる。このオイルはプラスチックフォーム層35に沿って重力沈降し 、プラスチックフォーム層35の微細な貫通孔よりフィルタエレメント17bか ら滴下される。フィルタエレメント17bから滴下されたオイルは、図1に示す フィルタ装置17aの貯溜室17cに貯溜されるようになっている。
【0031】 次に、上記のように構成された除湿装置1の作用を説明する。 さて、コンプレッサ駆動モータ6が駆動開始するとコンプレッサ5により冷凍 回路Rにおいて冷媒が循環する。即ち、低圧冷却冷媒ガスがコンプレッサ5によ り圧縮されて圧縮冷媒ガスになり、圧縮冷媒ガスはコンデンサ9において冷却さ れて圧縮液冷媒となる。そして、フィルタドライヤ12にて塵埃や水分が除去さ れた後、キャピラリチューブ13にて減圧され低圧液冷媒になり、この液冷媒は 冷凍通路14にて低圧高温冷媒となってアキュムレータ8に供給される。
【0032】 次に、給油式エアコンプレッサ16より、エア供給通路17へ高温湿り空気が 供給される。このとき、給油式エアコンプレッサ16の潤滑油が、40〜2ミク ロンの大きさのオイルフォグとなってこの高温湿り空気に混入され、オイルフォ グは空気中の水分と混ざり合う。そして、オイルフォグが混入された高温湿り空 気は、エア供給通路17に設けられたフィルタ装置17aに供給され、フィルタ 装置17a内にて、図2に示すフィルタエレメント17bの内側に貫通孔29を 介して導入される。フィルタエレメント17bの内側に導入された高温湿り空気 は、まず紙コア層31にて大きな塵埃が除去され、マイクロファイバ層32に送 り出される。
【0033】 マイクロファイバ層32では、図3に示すように、高温湿り空気に混入された オイルフォグ36がマイクロファイバ層32を構成するポロシリケート繊維37 により捕獲、凝集され、その結果オイルフォグ36は大粒化される。そして、大 粒化されたオイルフォグ36は高温湿り空気の空気流により、ナイロン布層33 及びステンレス金網層34を介してプラスチックフォーム層35まで押し流され る。大粒化されたオイルフォグ36は、プラスチックフォーム層35にて互いに 結合して液状のオイルとなる。オイルフォグ36はオイルとなると、オイルフォ グ36に混ざり合った水分も互いに結合して液状の水となり、オイルと水は互い に分離される。
【0034】 そして、プラスチックフォーム層35のオイル及び水は、プラスチックフォー ム層35に沿って重力沈降し、プラスチックフォーム層35の微細な貫通孔より フィルタエレメント17bの外部に滴下される。フィルタエレメント17bの外 部に滴下されたオイル及び水は、図1に示すフィルタ装置17aの貯溜室17c に貯溜される。
【0035】 一方、フィルタエレメント17bにてオイルフォグ36が除去された高温湿り 空気は、フィルタ装置17aより下流側のエア供給通路17に送り出され、更に 予冷通路18を介して冷却室3内の冷却通路19に供給される。このとき、フィ ルタ装置17aの貯溜室17cに溜まった水とオイルは、高温湿り空気の空気流 によりエア供給通路17に押し出され、高温湿り空気と混ざることなく且つ高温 湿り空気とともに予冷通路18を介して冷却室3に送り出される。そして、冷却 室3内に送り出された水とオイルは、冷却室3のドレン出口20から除湿装置1 の外部に排出される。
【0036】 また、高温湿り空気は冷却室3の冷却通路19にて冷凍通路14と接触し、冷 凍通路14内の冷媒との間で熱交換が行われ、その結果、高温湿り空気は冷却と 除湿とが行われて冷却乾燥空気となる。このとき、高温湿り空気にはオイルフォ グが混入されていないため、高温湿り空気の水分はオイルフォグと混ざり合うこ とがない。即ち、オイルフォグと混ざっていない高温湿り空気の水分は、オイル フォグの混ざっている水分より水滴化され易く冷媒との熱交換の際に確実に水滴 化されるため、高温湿り空気は確実に除湿されて冷却乾燥空気となる。そして、 除湿された冷却乾燥空気は接続通路21を介して再熱通路22へ送られる。この 再熱通路22は予冷通路18と接しているため、この接した箇所においても熱交 換が行われる。即ち、再熱通路22内の冷却乾燥空気と予冷通路18の高温湿り 空気との間で熱交換が行われ、冷却乾燥空気は温められて乾燥空気となってエア 取出通路23へ送られるとともに、高温湿り空気は予冷される。
【0037】 以上詳述したように本実施例では、エア供給通路17にオイルフォグが混入さ れた高温湿り空気が供給されても、フィルタ装置17aにてオイルフォグを液状 のオイルとし、空気中からオイルフォグを分離させる。即ち、冷却室3の冷却通 路19にはオイルフォグが混入されない高温湿り空気が供給されるため、高温湿 り空気の水分はオイルフォグと混ざり合うことがない。従って、高温湿り空気の 水分は冷媒との熱交換の際に確実に水滴化されるため、高温湿り空気を確実に除 湿することができる。
【0038】 また、フィルタ装置17aにて発生するオイルは高温湿り空気に混ざることな く冷却室3に送り出され、冷却室3にて高温湿り空気から取り除かれた水分とと もに冷却室3のドレン出口20から外部に排出される。従って、フィルタ装置1 7aには、オイルを排出する排出口及び排出管を設ける必要がなく、容易に実施 が可能となる。
【0039】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように変更 して具体化してもよい。 (1)本実施例では、フィルタ装置17aの上部に上流側のエア供給通路17 を接続し、フィルタエレメント17bの上側からその内部に高温湿り空気を供給 したが、本考案はこれに限定されない。即ち、図4に示すように、フィルタ装置 17aの下部に上流側のエア供給通路17を接続し、フィルタエレメント17b の下側からその内部に高温湿り空気を供給してもよい。この場合、フィルタエレ メント17bの上下を実施例と逆にしてエア供給通路17に接続すればよい。ま た、このフィルタ装置17aにおいても、貯溜室17cに溜まったオイルは、高 温湿り空気の空気流により下流側のエア供給通路17に送り出される。
【0040】 (2)本実施例では、フィルタ装置17aをエア供給通路17に設けたが、こ れに代えて、フィルタ装置17aを予冷・再熱室2内の予冷通路18に設けても よい。この場合、フィルタ装置17aが除湿装置1に内蔵される。また、フィル タ装置17aをエア供給通路17より更に上流側の配管に設けてもよい。
【0041】 (3)本実施では、フィルタ装置17aの貯溜室17cに溜まったオイルを高 温湿り空気の空気流によりフィルタ装置17aの下流側に押し流し、冷却室3の ドレン出口20からオイルを排出したが、本考案はこれに限定されない。即ち、 フィルタ装置17aの底部にドレン出口を設け、このドレン出口から貯溜室17 cに溜まったオイルを排出してもよい。
【0042】 (4)本実施例では、プラスチックフォーム層35にて発生する液状のオイル を、プラスチックフォーム層35の微細な貫通孔よりフィルタエレメント17b の外部に滴下したが、本考案はこれに限定されない。即ち、プラスチックフォー ム層35の微細な貫通孔を更に小径に形成し、マイクロファイバ層32にて大粒 化されたオイルフォグがプラスチックフォーム層35を通過できないようにする 。そして、下側キャップ26におけるプラスチックフォーム層35の内周面に対 応する位置に、オイルをフィルタエレメント17bから滴下するための排出孔を 形成してもよい。
【0043】 この場合、マイクロファイバ層32にて大粒化されたオイルフォグが、プラス チックフォーム層35の内側に溜まり、互いに結合して液状のオイルとなる。こ のオイルはプラスチックフォーム層35の内側に沿って重力沈降し、下側キャッ プ26に形成された排出孔からフィルタエレメント17bの外部に滴下される。 フィルタエレメント17bの外部に滴下されたオイルは、フィルタ装置17aの 底部に形成された貯溜室17cに貯溜される。
【0044】 (5)本実施例では、フィルタ装置17aにて40〜2ミクロンの大きさのオ イルフォグを大粒化したが、大粒化するオイルフォグの大きさはこれに限定され ない。例えば、フィルタ装置17aにて40〜2ミクロンより大きいオイルフォ グを大粒化してもよい。
【0045】
以上詳述したように本考案によれば、オイルフォグが高温湿り空気に混入して も、高温湿り空気を確実に除湿して除湿効率低化を防止することのできる優れた 効果がある。
【図1】本実施例の除湿装置を示す構成図である。
【図2】フィルタ装置のフィルタエレメントを示す切り
欠き斜視図である。
欠き斜視図である。
【図3】高温湿り空気がエレメント層を通過する時の状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図4】別例のフィルタ装置を示す構成図である。
2…予冷・再熱室、3…冷却室、14…熱交換器として
の冷凍通路、17,18…導入管としてのエア供給通路
及び予冷通路、17a…フィルタ装置、17c…貯溜
室、20…出口部としてのドレン出口、36…オイル粒
子としてのオイルフォグ。
の冷凍通路、17,18…導入管としてのエア供給通路
及び予冷通路、17a…フィルタ装置、17c…貯溜
室、20…出口部としてのドレン出口、36…オイル粒
子としてのオイルフォグ。
Claims (2)
- 【請求項1】 予冷・再熱室(2)と冷却室(3)と、
予冷・再熱室(2)を介して冷却室(3)に配管され被
除湿流体を冷却室に供給する導入管(17,18)と、
冷却室(3)に設けられ導入管(17,18)にて導入
された被除湿流体を冷却する熱交換器(14)とを備
え、冷却室(3)において冷却することにより除湿され
た被除湿流体を予冷・再熱室(2)を介して排出するよ
うにした除湿装置において、 前記導入管(17,18)又は導入管(17,18)の
上流側の配管に、被除湿流体に混入するオイル粒子(3
6)を大粒化して液状のオイルにするフィルタ装置(1
7a)を設けたことを特徴とする除湿装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の除湿装置において、 フィルタ装置(17a)の底部に、フィルタ装置(17
a)にて発生したオイルを貯溜する貯溜室(17c)を
形成するとともに、貯溜室(17c)の近傍にはフィル
タ装置(17a)より下流側の導入管(17,18)を
接続してオイルを下流側に押し流すようにし、冷却室
(3)にはオイルを排出する出口部(20)を設けたこ
とを特徴とする除湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058489U JP2576641Y2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993058489U JP2576641Y2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 除湿装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0725923U true JPH0725923U (ja) | 1995-05-16 |
| JP2576641Y2 JP2576641Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13085852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993058489U Expired - Lifetime JP2576641Y2 (ja) | 1993-10-28 | 1993-10-28 | 除湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576641Y2 (ja) |
Citations (3)
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| JPS57187624U (ja) * | 1981-05-27 | 1982-11-29 | ||
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1993
- 1993-10-28 JP JP1993058489U patent/JP2576641Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2576641Y2 (ja) | 1998-07-16 |
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|---|---|---|---|
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