JPH0725936Y2 - 医療用貼付シート - Google Patents
医療用貼付シートInfo
- Publication number
- JPH0725936Y2 JPH0725936Y2 JP14148289U JP14148289U JPH0725936Y2 JP H0725936 Y2 JPH0725936 Y2 JP H0725936Y2 JP 14148289 U JP14148289 U JP 14148289U JP 14148289 U JP14148289 U JP 14148289U JP H0725936 Y2 JPH0725936 Y2 JP H0725936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film layer
- soft film
- mount
- skin
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、皮膚に貼着される医療用貼付シートに関し、
さらに詳しくは正確な印刷が可能であり、また患部に延
ばすことなく貼付けすることができる医療用貼付シート
に関する。
さらに詳しくは正確な印刷が可能であり、また患部に延
ばすことなく貼付けすることができる医療用貼付シート
に関する。
(従来の技術) 医療用貼付シートは、皮膚における傷の手当をするため
に従来から用いられている。このような医療用貼付シー
トは、軟質フィルム層の表面に粘着剤層を設けると共
に、粘着剤層の表面に剥離紙を設けて構成されており、
医療用貼付シートは、例えば次のようにして製造されて
いた。すなわち、カレンダー加工により作製された軟質
フィルム層を繰り出しながらその表面に粘着剤層が設け
られた剥離紙を重ね合わせ、あるいは軟質フィルム層の
表面に粘着剤層及び剥離紙を順次積層して医療用貼付シ
ートを製造するものである。
に従来から用いられている。このような医療用貼付シー
トは、軟質フィルム層の表面に粘着剤層を設けると共
に、粘着剤層の表面に剥離紙を設けて構成されており、
医療用貼付シートは、例えば次のようにして製造されて
いた。すなわち、カレンダー加工により作製された軟質
フィルム層を繰り出しながらその表面に粘着剤層が設け
られた剥離紙を重ね合わせ、あるいは軟質フィルム層の
表面に粘着剤層及び剥離紙を順次積層して医療用貼付シ
ートを製造するものである。
ところで、従来の貼付シートに模様等の印刷を施す場合
には、上記軟質フィルム層の表面又は裏面に印刷を施す
ことが考えられる。
には、上記軟質フィルム層の表面又は裏面に印刷を施す
ことが考えられる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記軟質フィルム層は伸縮可能であるため、軟
質フィルム層を繰り出す際に軟質フィルム層が伸縮する
ことにより印刷部が伸ばされ、あるいは変形して所望と
する寸法、形状に印刷されないといった欠点がある。ま
た、印刷部が設けられない貼付シートを皮膚へ貼付ける
際にも軟質フィルムは伸ばされて皮膚へ貼付けられるの
で、所望とする寸法、形状の印刷部が皮膚面に設けるこ
とができないものであった。
質フィルム層を繰り出す際に軟質フィルム層が伸縮する
ことにより印刷部が伸ばされ、あるいは変形して所望と
する寸法、形状に印刷されないといった欠点がある。ま
た、印刷部が設けられない貼付シートを皮膚へ貼付ける
際にも軟質フィルムは伸ばされて皮膚へ貼付けられるの
で、所望とする寸法、形状の印刷部が皮膚面に設けるこ
とができないものであった。
本考案は、上記の実状に着目してなされたものであっ
て、その目的とするところは所望とする寸法、形状の印
刷部を正確に設けることができ、また皮膚へもその印刷
部を正確に付けることができる医療用貼付シートを提供
することにある。
て、その目的とするところは所望とする寸法、形状の印
刷部を正確に設けることができ、また皮膚へもその印刷
部を正確に付けることができる医療用貼付シートを提供
することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の医療用貼付シートは、台紙の表面に透明な軟質
フィルム層が設けられ、軟質フィルム層の表面に印刷部
が設けられ、印刷部が設けられた軟質フィルム層の表面
に粘着剤層及び剥離紙が順次積層されており、そのこと
により上記目的が達成される。
フィルム層が設けられ、軟質フィルム層の表面に印刷部
が設けられ、印刷部が設けられた軟質フィルム層の表面
に粘着剤層及び剥離紙が順次積層されており、そのこと
により上記目的が達成される。
(作用) 伸縮のほとんどない台紙の表面に透明な軟質フィルム層
が設けられていて、軟質フィルム層は台紙によってその
伸縮が規制されているので、この軟質フィルム層の表面
に印刷部が設けられることにより、印刷部の寸法、形状
等を正確に印刷することができる。また、貼付シートを
台紙が付着した状態で皮膚に貼付けることができるの
で、貼付シートが伸ばされて皮膚に貼付けられるような
ことがなく、所望する寸法、形状の印刷部を皮膚面に付
けることができる。そして皮膚に貼付け後に軟質フィル
ムを透して患部を観察できる。印刷部は軟質フィルム層
と粘着剤との間に挟まれ保護される。
が設けられていて、軟質フィルム層は台紙によってその
伸縮が規制されているので、この軟質フィルム層の表面
に印刷部が設けられることにより、印刷部の寸法、形状
等を正確に印刷することができる。また、貼付シートを
台紙が付着した状態で皮膚に貼付けることができるの
で、貼付シートが伸ばされて皮膚に貼付けられるような
ことがなく、所望する寸法、形状の印刷部を皮膚面に付
けることができる。そして皮膚に貼付け後に軟質フィル
ムを透して患部を観察できる。印刷部は軟質フィルム層
と粘着剤との間に挟まれ保護される。
(実施例) 以下、本考案を図面を参照しながら説明する。
第1図に示すように、医療用貼付シートAは台紙1の表
面に透明な軟質フィルム層2が設けられ、軟質フィルム
層2の表面に印刷部3が設けられ、印刷部3が設けられ
た軟質フィルム層2の表面に、粘着剤層4及び剥離紙5
が順次積層されている。台紙1の軟質フィルム層2が設
けられている側の面は、離型処理を施して離型層6を設
けるのが好ましい。
面に透明な軟質フィルム層2が設けられ、軟質フィルム
層2の表面に印刷部3が設けられ、印刷部3が設けられ
た軟質フィルム層2の表面に、粘着剤層4及び剥離紙5
が順次積層されている。台紙1の軟質フィルム層2が設
けられている側の面は、離型処理を施して離型層6を設
けるのが好ましい。
台紙1はフィルムをキャステイングするための工程紙を
用いることができ、台紙1の材質としては、通常上質
紙、グラシン紙(繊維を圧縮させたもの)、晒クラフト
紙、樹脂含浸紙等が用いられ、適宜選択される。台紙1
として、樹脂含浸紙を用いる場合には、その表面は通常
処理しないが、その他の紙を用いる場合には剥離力調整
のために表面処理を行うのが好ましい。表面処理剤とし
ては、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエチレンイミン、カルボキシメチルセルロース、ポリ
アクリルアミド等に、酸化チタン、クレー、シリカ等の
無機物を混合した樹脂組成物を用いることができる。さ
らに、剥離力を低下させるためにシリコン、フッ素等の
離型剤を上記表面処理剤に混合するか、または表面処理
剤で離型層6を形成した後、その表面に塗工してもよ
い。
用いることができ、台紙1の材質としては、通常上質
紙、グラシン紙(繊維を圧縮させたもの)、晒クラフト
紙、樹脂含浸紙等が用いられ、適宜選択される。台紙1
として、樹脂含浸紙を用いる場合には、その表面は通常
処理しないが、その他の紙を用いる場合には剥離力調整
のために表面処理を行うのが好ましい。表面処理剤とし
ては、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエチレンイミン、カルボキシメチルセルロース、ポリ
アクリルアミド等に、酸化チタン、クレー、シリカ等の
無機物を混合した樹脂組成物を用いることができる。さ
らに、剥離力を低下させるためにシリコン、フッ素等の
離型剤を上記表面処理剤に混合するか、または表面処理
剤で離型層6を形成した後、その表面に塗工してもよ
い。
また、台紙1として、ポリエチレンテレフタレート等の
プラスチックフィルムにシリコン、フッ素等の離型処理
を行ったものも使用可能である。
プラスチックフィルムにシリコン、フッ素等の離型処理
を行ったものも使用可能である。
台紙1の表面に設けられた軟質フィルム層2は、樹脂フ
ィルムを台紙1表面に圧着し、あるいは樹脂を溶剤に分
散させたゾル又は樹脂を水に分散させたエマルジョンを
台紙1表面に塗布、乾燥することによって形成すること
ができる。上記樹脂としては、例えば、ポリウレタン、
可塑化されたポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニリデン等が用いられる。また、医
療用貼付シートの目的とする風合い、強度、伸度等によ
って、他の樹脂を適宜選択してもよい。軟質フィルム層
2の厚さは20〜110μm(成膜後)が好ましく、また軟
質フィルム層2は無色透明であってもよく、あるいは着
色した透明であってもよい。
ィルムを台紙1表面に圧着し、あるいは樹脂を溶剤に分
散させたゾル又は樹脂を水に分散させたエマルジョンを
台紙1表面に塗布、乾燥することによって形成すること
ができる。上記樹脂としては、例えば、ポリウレタン、
可塑化されたポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニリデン等が用いられる。また、医
療用貼付シートの目的とする風合い、強度、伸度等によ
って、他の樹脂を適宜選択してもよい。軟質フィルム層
2の厚さは20〜110μm(成膜後)が好ましく、また軟
質フィルム層2は無色透明であってもよく、あるいは着
色した透明であってもよい。
軟質フィルム層2の表面に設けられた印刷部3は、イン
キを軟質フィルム層2表面に塗布し、乾燥することによ
って形成することができる。インキとしては各種インキ
が適宜使用され、特に印刷部が後述する粘着剤層4の粘
着剤に溶解されないように2液反応形のインキを用いる
のが好ましい。印刷部3の形状、寸法は目的に応じて自
由に行うことができ、例えば、各種デザイン、患部の観
察、位置等を明示するための枠どり、目盛り、寸法付け
等があげられる。具体的に例示すると、第2図(a)に
示す印刷部3は、軟質フィルム層2を目だち難くするた
めに、約半分が透けて皮膚面が見える細かいメッシュ状
としたものであり、また細かい点状としてもよい。第2
図(b)に示す印刷部3は細線からなる枠部で形成した
もので、枠部内に患部を位置させて患部を明示すること
ができる。第2図(c)に示す印刷部3は枠部と目盛り
で形成したもので、患部の変化をチェックすることがで
きる。第2図(d)示す印刷部3は幼児用のキャラクタ
ーで形成したものである。
キを軟質フィルム層2表面に塗布し、乾燥することによ
って形成することができる。インキとしては各種インキ
が適宜使用され、特に印刷部が後述する粘着剤層4の粘
着剤に溶解されないように2液反応形のインキを用いる
のが好ましい。印刷部3の形状、寸法は目的に応じて自
由に行うことができ、例えば、各種デザイン、患部の観
察、位置等を明示するための枠どり、目盛り、寸法付け
等があげられる。具体的に例示すると、第2図(a)に
示す印刷部3は、軟質フィルム層2を目だち難くするた
めに、約半分が透けて皮膚面が見える細かいメッシュ状
としたものであり、また細かい点状としてもよい。第2
図(b)に示す印刷部3は細線からなる枠部で形成した
もので、枠部内に患部を位置させて患部を明示すること
ができる。第2図(c)に示す印刷部3は枠部と目盛り
で形成したもので、患部の変化をチェックすることがで
きる。第2図(d)示す印刷部3は幼児用のキャラクタ
ーで形成したものである。
印刷部3が設けられた軟質フィルム層2の表面に設けら
れる粘着剤層4は、粘着剤を塗工、乾燥することによっ
て形成することができる。粘着剤層4は軟質フィルム層
2の表面全面に設けてもよく、あるいは細い線状、格子
状、散点状、粘着剤が塗布されない小円部が多数形成さ
れた面状等、用途によって自由に選択することができ
る。粘着剤としては、例えばアクリル系、ゴム系、シリ
コーン系、ビニルエーテル系等各種粘着剤が使用で
き、、またその形態は溶剤系、エマルジョン系、ホット
メルト系等であってもよい。皮膚を外部から透かして観
るために、粘着剤層4も透明性を有するものを使用する
か、あるいは細い線状、格子状、散点状に形成するのが
好ましい。また、必要に応じて軟質フィルム層2と粘着
剤層4との間に両者の接合性を上げるためにプライマー
処理を行ってもよい。
れる粘着剤層4は、粘着剤を塗工、乾燥することによっ
て形成することができる。粘着剤層4は軟質フィルム層
2の表面全面に設けてもよく、あるいは細い線状、格子
状、散点状、粘着剤が塗布されない小円部が多数形成さ
れた面状等、用途によって自由に選択することができ
る。粘着剤としては、例えばアクリル系、ゴム系、シリ
コーン系、ビニルエーテル系等各種粘着剤が使用で
き、、またその形態は溶剤系、エマルジョン系、ホット
メルト系等であってもよい。皮膚を外部から透かして観
るために、粘着剤層4も透明性を有するものを使用する
か、あるいは細い線状、格子状、散点状に形成するのが
好ましい。また、必要に応じて軟質フィルム層2と粘着
剤層4との間に両者の接合性を上げるためにプライマー
処理を行ってもよい。
このように印刷部を軟質フィルム層表面に設けたので、
印刷部は軟質フィルム層と粘着剤との間に挟まれ、保護
されるので摩擦等により脱落することがない。
印刷部は軟質フィルム層と粘着剤との間に挟まれ、保護
されるので摩擦等により脱落することがない。
粘着剤層4の表面に剥離可能に付着される剥離紙5は、
従来より公知のものが使用され、例えば、紙、プラスチ
ック等を基材としその表面にシリコン処理を施して形成
されたものが用いられる。
従来より公知のものが使用され、例えば、紙、プラスチ
ック等を基材としその表面にシリコン処理を施して形成
されたものが用いられる。
このようにして形成される医療用貼付シートにおいて、
軟質フィルム層2と台紙1との付着力は剥離紙5と粘着
剤層4との付着力に比して大きく設定されているのがよ
く、また粘着剤層4と皮膚との付着力は軟質フィルム層
2と台紙1との付着力に比して大きく設定されているの
が好ましい。また、軟質フィルム層2と印刷部3との付
着力は、皮膚と粘着剤層4との付着力に比して大きく設
定されているのが好ましい。
軟質フィルム層2と台紙1との付着力は剥離紙5と粘着
剤層4との付着力に比して大きく設定されているのがよ
く、また粘着剤層4と皮膚との付着力は軟質フィルム層
2と台紙1との付着力に比して大きく設定されているの
が好ましい。また、軟質フィルム層2と印刷部3との付
着力は、皮膚と粘着剤層4との付着力に比して大きく設
定されているのが好ましい。
医療用貼付シートAを皮膚に貼付けるには、剥離紙5を
粘着剤層4表面から剥し、露出した粘着剤層4を皮膚の
所定部位に貼付た後、台紙1を軟質フィルム層2表面か
ら剥す。ここで、軟質フィルム層2と台紙1との付着力
は剥離紙5と粘着剤層との付着力に比して大きく設定さ
れていると、剥離紙5を粘着剤層4表面から剥離する際
に台紙1が軟質フィルム層2表面から剥離することがな
く、また粘着剤層4と皮膚との付着力は軟質フィルム層
2と台紙1との付着力に比して大きく設定されている
と、皮膚に貼付けた後台紙1を軟質フィルム層2表面か
ら剥離する際に、皮膚から粘着剤層4が剥がれることも
ない。さらに、軟質フィルム層2と印刷部3との付着力
は皮膚と粘着剤層4との付着力に比して大きく設定され
ていると、皮膚から貼付シートAを剥す際に、軟質フィ
ルム層2と印刷部3との間で剥離することがない。この
ようにして貼付シートAを皮膚に貼付けると、印刷部3
は軟質フィルム層2を透かして外部から観られることに
なる。
粘着剤層4表面から剥し、露出した粘着剤層4を皮膚の
所定部位に貼付た後、台紙1を軟質フィルム層2表面か
ら剥す。ここで、軟質フィルム層2と台紙1との付着力
は剥離紙5と粘着剤層との付着力に比して大きく設定さ
れていると、剥離紙5を粘着剤層4表面から剥離する際
に台紙1が軟質フィルム層2表面から剥離することがな
く、また粘着剤層4と皮膚との付着力は軟質フィルム層
2と台紙1との付着力に比して大きく設定されている
と、皮膚に貼付けた後台紙1を軟質フィルム層2表面か
ら剥離する際に、皮膚から粘着剤層4が剥がれることも
ない。さらに、軟質フィルム層2と印刷部3との付着力
は皮膚と粘着剤層4との付着力に比して大きく設定され
ていると、皮膚から貼付シートAを剥す際に、軟質フィ
ルム層2と印刷部3との間で剥離することがない。この
ようにして貼付シートAを皮膚に貼付けると、印刷部3
は軟質フィルム層2を透かして外部から観られることに
なる。
次に、本考案の医療用貼付シートAの製造方法の一例を
説明する。
説明する。
片面が表面処理剤で処理された台紙1の処理面に樹脂が
溶解されたゾルを塗布し、熱風乾燥して厚さ20〜110μ
mの軟質フィルム層2を形成する。次に、軟質フィルム
層2の表面に2液反応型の溶解型インキをグラビア印刷
機等を用いて印刷し、次いで熱風等で乾燥することによ
り印刷部3を形成する。次に、軟質フィルム層2及び印
刷部3が設けられた台紙1を一旦ロールで巻き取る。
溶解されたゾルを塗布し、熱風乾燥して厚さ20〜110μ
mの軟質フィルム層2を形成する。次に、軟質フィルム
層2の表面に2液反応型の溶解型インキをグラビア印刷
機等を用いて印刷し、次いで熱風等で乾燥することによ
り印刷部3を形成する。次に、軟質フィルム層2及び印
刷部3が設けられた台紙1を一旦ロールで巻き取る。
一方、一面が離型処理された剥離紙5の他面に粘着剤を
塗布、乾燥して粘着剤層4を形成し、このものを上記ロ
ールから繰り出される台紙1の軟質フィルム層2の表面
に粘着剤層4が接着するように剥離紙5を圧着する。次
いで、この積層体を所定寸法に打ち抜きして本発明の医
療用貼付シートAが得られる。
塗布、乾燥して粘着剤層4を形成し、このものを上記ロ
ールから繰り出される台紙1の軟質フィルム層2の表面
に粘着剤層4が接着するように剥離紙5を圧着する。次
いで、この積層体を所定寸法に打ち抜きして本発明の医
療用貼付シートAが得られる。
以下に本考案の実施例を具体的に説明する。
実施例1 シリコン(重剥離タイプ)よりなる表面処理剤を台紙
(キャステイング用工程紙)の片面に処理し、次にこの
台紙の処理面に透湿性ウレタンのキシレンゾル(透明フ
ィルム成形用)を乾燥後の膜厚が35μmとなるよう塗
工、熱風乾燥を行い、透明な軟質フィルム層を形成し
た。
(キャステイング用工程紙)の片面に処理し、次にこの
台紙の処理面に透湿性ウレタンのキシレンゾル(透明フ
ィルム成形用)を乾燥後の膜厚が35μmとなるよう塗
工、熱風乾燥を行い、透明な軟質フィルム層を形成し
た。
次いで、軟質フィルム層の表面に2液型の溶剤型インキ
を塗工し、熱風により充分乾燥して第2図(c)に示す
ような印刷部を形成した。次に、この印刷部3が設けら
れた台紙をロールに巻取った。
を塗工し、熱風により充分乾燥して第2図(c)に示す
ような印刷部を形成した。次に、この印刷部3が設けら
れた台紙をロールに巻取った。
別途、シリコン離型処理した剥離紙にアクリル系粘着剤
(2-エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレト
等、溶剤系)を同じく、塗布乾燥巻き取り機を用いて乾
燥後の厚みが40μmとなるよう塗工、乾燥して粘着剤層
を形成した。
(2-エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレト
等、溶剤系)を同じく、塗布乾燥巻き取り機を用いて乾
燥後の厚みが40μmとなるよう塗工、乾燥して粘着剤層
を形成した。
次に、塗布乾燥巻取り機を用いて、上記軟質フィルム層
及び印刷部を設けた台紙を繰り出しつつ、軟質フィルム
層の表面に上記粘着剤層付きの剥離紙をラミネートして
単板(大きいシート)を得た。
及び印刷部を設けた台紙を繰り出しつつ、軟質フィルム
層の表面に上記粘着剤層付きの剥離紙をラミネートして
単板(大きいシート)を得た。
この単板を打ち抜き加工機にかけ、寸法目盛りが入った
部分が中心に位置するよう打ち抜き、8.5cm×10cmの貼
付シートを得た。これをエチレンオキサイドガスにて滅
菌して製品とした。
部分が中心に位置するよう打ち抜き、8.5cm×10cmの貼
付シートを得た。これをエチレンオキサイドガスにて滅
菌して製品とした。
得られた貼付シートの剥離紙を剥し創面(2針縫合部
位)に貼付け、台紙を剥して数日間創面を観察したとこ
ろ、創面は適度に湿潤度を有し、かつ細菌等に感染する
こともなかった。また、創面の治療状況は軟質フィルム
層を透かして目視で観察でき、剥離シートに付けられた
目盛り、枠により創面の治癒状況が定量的に把握できる
ことによりカルテ記入も容易となった。
位)に貼付け、台紙を剥して数日間創面を観察したとこ
ろ、創面は適度に湿潤度を有し、かつ細菌等に感染する
こともなかった。また、創面の治療状況は軟質フィルム
層を透かして目視で観察でき、剥離シートに付けられた
目盛り、枠により創面の治癒状況が定量的に把握できる
ことによりカルテ記入も容易となった。
実施例2 印刷部として第2図(d)に示す花柄の模様を施した他
は、実施例1と同様の方法で貼付シートを作製した。こ
の貼付シートAを第4図に示すように、点滴針入針部保
護に使用したところ、長時間要する点滴に際しても不快
感が少ないという結果が得られた。なお、図中8は入針
部、9は点滴針である。
は、実施例1と同様の方法で貼付シートを作製した。こ
の貼付シートAを第4図に示すように、点滴針入針部保
護に使用したところ、長時間要する点滴に際しても不快
感が少ないという結果が得られた。なお、図中8は入針
部、9は点滴針である。
(考案の効果) 本考案の医療用貼付シートは、点滴針の入針部の感染予
防の保護、創面の感染防止、防水及びガーゼ、脱脂綿の
固定等に用いられる他、軟質フィルム層に付けられた印
刷部を設計通りの寸法、形状とすることができ、また所
望とする寸法、形状の印刷部を皮膚面に付け、皮膚に貼
付けた後には軟質フィルムを透して患部を観察すること
ができ、医療上有効で患者にとって有益なものである。
防の保護、創面の感染防止、防水及びガーゼ、脱脂綿の
固定等に用いられる他、軟質フィルム層に付けられた印
刷部を設計通りの寸法、形状とすることができ、また所
望とする寸法、形状の印刷部を皮膚面に付け、皮膚に貼
付けた後には軟質フィルムを透して患部を観察すること
ができ、医療上有効で患者にとって有益なものである。
さらに、軟質フィルム層の表面に印刷部を設けているの
で、印刷部を台紙表面に設ける場合に比べて強固に軟質
フィルム層に付けることができ、印刷部は軟質フィルム
層と粘着剤層との間で保護されるので、製造中や使用中
に摩擦等により脱落することがない。また、用いる印刷
の種類の選択の幅が広がり、コスト的にも有利である。
で、印刷部を台紙表面に設ける場合に比べて強固に軟質
フィルム層に付けることができ、印刷部は軟質フィルム
層と粘着剤層との間で保護されるので、製造中や使用中
に摩擦等により脱落することがない。また、用いる印刷
の種類の選択の幅が広がり、コスト的にも有利である。
第1図は本考案の医療用貼付シートの一実施例を示す要
部断面図、第2図(a)〜(d)は印刷部の各実施例を
示す説明図、第3図は医療用貼付シートの使用説明図で
ある。 1……台紙、2……軟質フィルム層、3……印刷部、4
……粘着剤層、5……剥離紙。
部断面図、第2図(a)〜(d)は印刷部の各実施例を
示す説明図、第3図は医療用貼付シートの使用説明図で
ある。 1……台紙、2……軟質フィルム層、3……印刷部、4
……粘着剤層、5……剥離紙。
Claims (1)
- 【請求項1】台紙の表面に透明な軟質フィルム層が設け
られ、軟質フィルム層の表面に印刷部が設けられ、印刷
部が設けられた軟質フィルム層の表面に粘着剤層及び剥
離紙が順次積層されている医療用貼付シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14148289U JPH0725936Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 医療用貼付シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14148289U JPH0725936Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 医療用貼付シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0380722U JPH0380722U (ja) | 1991-08-19 |
| JPH0725936Y2 true JPH0725936Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31688373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14148289U Expired - Lifetime JPH0725936Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 医療用貼付シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725936Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP14148289U patent/JPH0725936Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0380722U (ja) | 1991-08-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2157040C (en) | Windowless frame delivered dressing and method of manufacture | |
| US6149614A (en) | Medical adhesive composite and package | |
| US4564010A (en) | Pressure sensitive adhesive film for medical use | |
| US6129929A (en) | Patch applicator | |
| KR100731565B1 (ko) | 플라스터 | |
| US9029625B2 (en) | Film dressing with improved application assistance | |
| JPH0725935Y2 (ja) | 医療用貼付シート | |
| JPH111432A (ja) | 貼付剤 | |
| JPH0725936Y2 (ja) | 医療用貼付シート | |
| JPH0739566B2 (ja) | 医療用粘着テープもしくはシートの製造方法 | |
| US9974937B2 (en) | Temporary tattoo | |
| JP4823240B2 (ja) | 貼用支援助具付き包帯絆 | |
| GB2382990A (en) | Adhesive film dressing | |
| RU2250095C2 (ru) | Устройство для наложения накладки на заданную поверхность | |
| JP4980372B2 (ja) | 改善された装着補助手段を有するフィルムドレッシング材 | |
| JP5101872B2 (ja) | ドレッシング材の製造方法 | |
| JPH0525440A (ja) | 通気性粘着シートもしくはテープ並びにドツト粘着シートもしくはテープ、およびそれら粘着シートもしくはテープの製造方法 | |
| CA1222671A (en) | Dressings | |
| JPH09323925A (ja) | 貼付剤 | |
| JP2000160111A (ja) | タトゥーシール | |
| JP2003153938A (ja) | 粘着シート | |
| JP3145180B2 (ja) | 基 材 | |
| JP2004216098A (ja) | 貼付シートまたはテープ | |
| JPH0725937Y2 (ja) | 救急絆創膏用テープ原反 | |
| JP2000197658A (ja) | 救急絆創膏 |