JPH07259511A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
- Publication number
- JPH07259511A JPH07259511A JP4930094A JP4930094A JPH07259511A JP H07259511 A JPH07259511 A JP H07259511A JP 4930094 A JP4930094 A JP 4930094A JP 4930094 A JP4930094 A JP 4930094A JP H07259511 A JPH07259511 A JP H07259511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tappet
- internal combustion
- combustion engine
- valve
- cam carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カムキャリアをシリンダヘッドに着脱する場
合や、シリンダヘッドをシリンダブロックに着脱する場
合に、タペットのカムキャリアからの脱落を防止して、
これらを一括して着脱できるようにし、組み付け性を向
上させることができる内燃機関の動弁装置を提供するこ
と。 【構成】 内燃機関のシリンダヘッド1に固定され、カ
ムブラケット4との間にカムシャフト2を軸受けするカ
ムキャリア3に、タペット10を摺動自在に収容するタペ
ット保持穴16を形成すると共に、このタペット保持穴16
の下部に、このタペット保持穴16の内径に干渉するタペ
ット係止部材18を設けた。
合や、シリンダヘッドをシリンダブロックに着脱する場
合に、タペットのカムキャリアからの脱落を防止して、
これらを一括して着脱できるようにし、組み付け性を向
上させることができる内燃機関の動弁装置を提供するこ
と。 【構成】 内燃機関のシリンダヘッド1に固定され、カ
ムブラケット4との間にカムシャフト2を軸受けするカ
ムキャリア3に、タペット10を摺動自在に収容するタペ
ット保持穴16を形成すると共に、このタペット保持穴16
の下部に、このタペット保持穴16の内径に干渉するタペ
ット係止部材18を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カムシャフトを支持す
るカムキャリアをシリンダヘッドに着脱し易くすること
により、組み付け性を向上させた内燃機関の動弁装置に
関するものである。
るカムキャリアをシリンダヘッドに着脱し易くすること
により、組み付け性を向上させた内燃機関の動弁装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の動弁装置を図6〜図8
に示す。シリンダヘッド1には、カムシャフト2を下方
から支持するカムリャリア3と、カムシャフト2を上方
から押さえるカムブラケット4とが、軸受けを成すよう
に組み合わされて、シリンダヘッド1のネジ穴5に螺合
するスタッドボルト6、及び、このスタッドボルト6に
螺合するナット7によって、一体的に組み付けられてい
る。
に示す。シリンダヘッド1には、カムシャフト2を下方
から支持するカムリャリア3と、カムシャフト2を上方
から押さえるカムブラケット4とが、軸受けを成すよう
に組み合わされて、シリンダヘッド1のネジ穴5に螺合
するスタッドボルト6、及び、このスタッドボルト6に
螺合するナット7によって、一体的に組み付けられてい
る。
【0003】また、バルブ8とカムシャフト2との間に
は、バルブステム9の端部に当接するタペット10、及び
バルブギャップ調整用のシム11を介装しており、更に、
これら全体を覆うヘッドカバー12をシリンダヘッド1に
シール状態で固定して、動弁装置13全体を保護してい
る。尚、図番14はインレットポートを、図番15はエキゾ
ーストポートを、それぞれ示している。
は、バルブステム9の端部に当接するタペット10、及び
バルブギャップ調整用のシム11を介装しており、更に、
これら全体を覆うヘッドカバー12をシリンダヘッド1に
シール状態で固定して、動弁装置13全体を保護してい
る。尚、図番14はインレットポートを、図番15はエキゾ
ーストポートを、それぞれ示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した直動バルブ駆
動方式のオーバーヘッドカムシャフトエンジンにおい
て、メンテナンスの際にカムシャフトとタペットを保持
しているカムキャリアを、シリンダヘッドから取り外す
時に、カムキャリアと共にタペットも取り外す必要があ
り、また、組み付け時にも一旦取り外したタペットを再
び取り付ける必要があるため、作業性は非常に悪いのが
実情である。特に、高出力化に対応してマルチバルブ化
されたエンジンでは、タペットの数も多く、また、シム
を用いてバルブギャップ調整を機械的に行っている場合
は、更に作業性は悪化する。
動方式のオーバーヘッドカムシャフトエンジンにおい
て、メンテナンスの際にカムシャフトとタペットを保持
しているカムキャリアを、シリンダヘッドから取り外す
時に、カムキャリアと共にタペットも取り外す必要があ
り、また、組み付け時にも一旦取り外したタペットを再
び取り付ける必要があるため、作業性は非常に悪いのが
実情である。特に、高出力化に対応してマルチバルブ化
されたエンジンでは、タペットの数も多く、また、シム
を用いてバルブギャップ調整を機械的に行っている場合
は、更に作業性は悪化する。
【0005】また、直動バルブ駆動方式の場合、シリン
ダヘッドの着脱の際、シリンダヘッドボルトの位置関係
から、このシリンダヘッドボルトを外す前に、カムキャ
リアを取り外さなければならない構造となるものが多
く、その場合も上記同様にタペットも取り外すことにな
るため、組み付け性が非常に悪いという問題があり、そ
れに加えて、バルブギャップ調整用シムを誤って別のも
のと入れ換えて組み上げてしまう、いわゆる誤組を引き
起こしやすいという問題がある。
ダヘッドの着脱の際、シリンダヘッドボルトの位置関係
から、このシリンダヘッドボルトを外す前に、カムキャ
リアを取り外さなければならない構造となるものが多
く、その場合も上記同様にタペットも取り外すことにな
るため、組み付け性が非常に悪いという問題があり、そ
れに加えて、バルブギャップ調整用シムを誤って別のも
のと入れ換えて組み上げてしまう、いわゆる誤組を引き
起こしやすいという問題がある。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みて、カムキャ
リアをシリンダヘッドに着脱する場合や、シリンダヘッ
ドをシリンダブロックに着脱する場合に、タペットのカ
ムキャリアからの脱落を防止して、これらを一括して着
脱できるようにし、組み付け性を向上させることができ
る内燃機関の動弁装置を提供することを目的とするもの
である。
リアをシリンダヘッドに着脱する場合や、シリンダヘッ
ドをシリンダブロックに着脱する場合に、タペットのカ
ムキャリアからの脱落を防止して、これらを一括して着
脱できるようにし、組み付け性を向上させることができ
る内燃機関の動弁装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】また、本発明の別の目的は、バルブギャッ
プ調整用のシムを使用している場合に、再組み立て時
に、このシムを誤って別のものと入れ換えて組み上げて
しまう誤組を防止することができる内燃機関の動弁装置
を提供することを目的とするものである。
プ調整用のシムを使用している場合に、再組み立て時
に、このシムを誤って別のものと入れ換えて組み上げて
しまう誤組を防止することができる内燃機関の動弁装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の内燃機関の動弁装置は、内燃機関のシリンダ
ヘッドに固定され、カムブラケットとの間にカムシャフ
トを軸受けするカムキャリアに、タペットを摺動自在に
収容するタペット保持穴を形成すると共に、このタペッ
ト保持穴の下部に、このタペット保持穴の内径に干渉す
るタペット係止部材を設けたものである。
の本発明の内燃機関の動弁装置は、内燃機関のシリンダ
ヘッドに固定され、カムブラケットとの間にカムシャフ
トを軸受けするカムキャリアに、タペットを摺動自在に
収容するタペット保持穴を形成すると共に、このタペッ
ト保持穴の下部に、このタペット保持穴の内径に干渉す
るタペット係止部材を設けたものである。
【0009】なお、このタペット係止部材はカムキャリ
アと一体にすることも別体にすることもできるが、後者
の場合には、このタペット係止部材を着脱自在に前記カ
ムキャリアに装着すると好ましい。また、その場合に
は、前記タペット係止部材に、前記カムキャリアに形成
したネジ穴に螺合するネジ部と、前記タペット保持穴の
内径に干渉するフランジ部を設けて実施したり、或い
は、カムキャリアにリング溝を形成し、これに嵌合する
スナップリングをタペット係止部材として実施すること
もできる。
アと一体にすることも別体にすることもできるが、後者
の場合には、このタペット係止部材を着脱自在に前記カ
ムキャリアに装着すると好ましい。また、その場合に
は、前記タペット係止部材に、前記カムキャリアに形成
したネジ穴に螺合するネジ部と、前記タペット保持穴の
内径に干渉するフランジ部を設けて実施したり、或い
は、カムキャリアにリング溝を形成し、これに嵌合する
スナップリングをタペット係止部材として実施すること
もできる。
【0010】更に、1つのタペット係止部材が複数のタ
ペット保持穴の内径に干渉するように、それぞれのタペ
ット係止部材を配置すると、装置の簡略化を図る上で有
利である。
ペット保持穴の内径に干渉するように、それぞれのタペ
ット係止部材を配置すると、装置の簡略化を図る上で有
利である。
【0011】
【作 用】本発明は以上の構成を有しているため、シリ
ンダヘッドからカムキャリアを取り外す際に、タペット
がカムキャリアのタペット保持穴をすり抜けて落下しそ
うになっても、前記タペット係止部材によって、このタ
ペットの落下を防止することができるため、タペットを
カムキャリアのタペット保持穴の中に留めた状態で着脱
することができるようになり、組み付け作業の能率を大
幅に向上させることができ、タペットの誤組も防止でき
る。
ンダヘッドからカムキャリアを取り外す際に、タペット
がカムキャリアのタペット保持穴をすり抜けて落下しそ
うになっても、前記タペット係止部材によって、このタ
ペットの落下を防止することができるため、タペットを
カムキャリアのタペット保持穴の中に留めた状態で着脱
することができるようになり、組み付け作業の能率を大
幅に向上させることができ、タペットの誤組も防止でき
る。
【0012】また、タペットとカムシャフトの間に、バ
ルブギャップ調整用のシムを介装している場合には、カ
ムキャリアの着脱時に、上述したようにタペットと共に
カムキャリアのタペット保持穴の中に落ち込んだ状態で
保持されるので、散逸を防ぐことができると共に、シム
の入れ違いによる誤組を防止することができる。更に、
1つのタペット係止部材が複数のタペット保持穴の内径
に干渉するように、それぞれのタペット係止部材を配置
した場合には、タペット係止部材の装着個数を減少させ
ることができるので、装置の簡略化を図ることができ、
コストの低減や組み付け作業時間の短縮を図ることがで
きる。
ルブギャップ調整用のシムを介装している場合には、カ
ムキャリアの着脱時に、上述したようにタペットと共に
カムキャリアのタペット保持穴の中に落ち込んだ状態で
保持されるので、散逸を防ぐことができると共に、シム
の入れ違いによる誤組を防止することができる。更に、
1つのタペット係止部材が複数のタペット保持穴の内径
に干渉するように、それぞれのタペット係止部材を配置
した場合には、タペット係止部材の装着個数を減少させ
ることができるので、装置の簡略化を図ることができ、
コストの低減や組み付け作業時間の短縮を図ることがで
きる。
【0013】
【実施例】次に図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1に示す本実施例で使用するカムキャリア3
は、図6に示すような通常のシリンダヘッド1に取り付
けるものであり、図示していないタペットが挿入される
タペット保持穴16を各バルブ毎に形成すると共に、図7
に示すような通常のカムブラケット4と共にシリンダヘ
ッド1に固定するための図示していないスタッドボルト
が挿通するスタッドボルト穴17を形成し、更に、各気筒
毎に対を成す2つのタペット保持穴16同士の間に、それ
ぞれタペット係止部材(アダプター)18を取り付けるた
めのネジ穴(アダプター穴)19を形成している。
する。図1に示す本実施例で使用するカムキャリア3
は、図6に示すような通常のシリンダヘッド1に取り付
けるものであり、図示していないタペットが挿入される
タペット保持穴16を各バルブ毎に形成すると共に、図7
に示すような通常のカムブラケット4と共にシリンダヘ
ッド1に固定するための図示していないスタッドボルト
が挿通するスタッドボルト穴17を形成し、更に、各気筒
毎に対を成す2つのタペット保持穴16同士の間に、それ
ぞれタペット係止部材(アダプター)18を取り付けるた
めのネジ穴(アダプター穴)19を形成している。
【0014】アダプター18は図2に示すような形状をし
ており、アダプター穴19に螺合するためのネジ部18a
と、平面視でタペット保持穴16の内側に突出して、タペ
ット10が下方に落下することを防止するフランジ部18b
と、バルブ駆動時におけるタペット10の移動区間から前
記フランジ部18bを後退させ、且つ、前記タペット保持
穴16に干渉しないようにフランジ部18bよりも小径にし
たスペーサ部18cとから成り立っている。
ており、アダプター穴19に螺合するためのネジ部18a
と、平面視でタペット保持穴16の内側に突出して、タペ
ット10が下方に落下することを防止するフランジ部18b
と、バルブ駆動時におけるタペット10の移動区間から前
記フランジ部18bを後退させ、且つ、前記タペット保持
穴16に干渉しないようにフランジ部18bよりも小径にし
たスペーサ部18cとから成り立っている。
【0015】このアダプター18をカムキャリア3に取り
付けて、シリンダヘッド1に組み付けた状態のA−A線
断面図を図3に示す。シリンダヘッド1には、カムキャ
リア3に当接する取付部20を各気筒毎に突設しており、
この取付部20のうち、アダプター18に対峙する部分を窪
ませて、段部21を形成している。なお、本実施例におけ
る取付部20と段部21は図4に示すような形状をしてお
り、各気筒毎に一対のバルブガイド挿入穴32を取り囲
み、段部21の近傍にスタッドボルト穴33を配置する構造
となっている。
付けて、シリンダヘッド1に組み付けた状態のA−A線
断面図を図3に示す。シリンダヘッド1には、カムキャ
リア3に当接する取付部20を各気筒毎に突設しており、
この取付部20のうち、アダプター18に対峙する部分を窪
ませて、段部21を形成している。なお、本実施例におけ
る取付部20と段部21は図4に示すような形状をしてお
り、各気筒毎に一対のバルブガイド挿入穴32を取り囲
み、段部21の近傍にスタッドボルト穴33を配置する構造
となっている。
【0016】カムキャリア3には、各バルブ8毎にタペ
ット保持穴16を開口しており、このタペット保持穴16に
はそれぞれ逆カップ型のタペット10が摺動自在に挿入さ
れている。このタペット10の内側には、バルブガイド22
に摺動自在に案内されるバルブステム9が当接する凸部
23が形成されており、一方、バルブステム9の端部近傍
にはコッター24を介して第1のスプリングシート25が取
り付けられている。
ット保持穴16を開口しており、このタペット保持穴16に
はそれぞれ逆カップ型のタペット10が摺動自在に挿入さ
れている。このタペット10の内側には、バルブガイド22
に摺動自在に案内されるバルブステム9が当接する凸部
23が形成されており、一方、バルブステム9の端部近傍
にはコッター24を介して第1のスプリングシート25が取
り付けられている。
【0017】この第1のスプリングシート25と、シリン
ダヘッド1の上面26に載置した第2のスプリングシート
27との間にはバルブスプリング28が介装されており、ま
た、前記バルブガイド22の上端部にはバルブステム23の
周面との間をシールするためのステムシール29が取り付
けられている。更に、上述したタペット10の上面には凹
部30が形成されており、この凹部30にバルブギャップ調
整用として、厚さを調整されたシム11を嵌入し、このシ
ム11にカムシャフト2のカム31が摺接するようにして、
動弁装置13を構成している。
ダヘッド1の上面26に載置した第2のスプリングシート
27との間にはバルブスプリング28が介装されており、ま
た、前記バルブガイド22の上端部にはバルブステム23の
周面との間をシールするためのステムシール29が取り付
けられている。更に、上述したタペット10の上面には凹
部30が形成されており、この凹部30にバルブギャップ調
整用として、厚さを調整されたシム11を嵌入し、このシ
ム11にカムシャフト2のカム31が摺接するようにして、
動弁装置13を構成している。
【0018】本実施例では、シリンダヘッド1の取付部
20の段部21の上方に位置するカムキャリア3の下面にア
ダプター穴19を形成すると共に、このアダプター穴19に
アダプター18を螺合しており、アダプター18のスペーサ
部18cによって、タペット10の上下方向の移動区間Lに
フランジ部18bが干渉しないようにしている。また、こ
のアダプター18がエンジンの振動によって緩んでも、直
下には段部21があるため、ある程度以上の緩みは防止さ
れ、アダプター18が外れることは無い。
20の段部21の上方に位置するカムキャリア3の下面にア
ダプター穴19を形成すると共に、このアダプター穴19に
アダプター18を螺合しており、アダプター18のスペーサ
部18cによって、タペット10の上下方向の移動区間Lに
フランジ部18bが干渉しないようにしている。また、こ
のアダプター18がエンジンの振動によって緩んでも、直
下には段部21があるため、ある程度以上の緩みは防止さ
れ、アダプター18が外れることは無い。
【0019】次に、このようにタペット10をタペット保
持穴16の内側に収容したカムキャリア3を、メンテナン
ス等の際に、シリンダヘッド1から取り外した状態のA
−A線断面図を図5に示す。前記カムキャリア3には、
アダプター18が取り付けられているため、カムキャリア
3をシリンダヘッド1の取付部20から上方へ持ち上げて
も、タペット10はアダプター18のフランジ部18bによっ
て脱落を阻止されることになるので、カムキャリア3と
共に一括して着脱することができるようになり、作業性
が格段に向上する。また、従前のように脱落した複数の
タペット10が混合してしまうことも無いので、誤組を招
く恐れも無くなる。
持穴16の内側に収容したカムキャリア3を、メンテナン
ス等の際に、シリンダヘッド1から取り外した状態のA
−A線断面図を図5に示す。前記カムキャリア3には、
アダプター18が取り付けられているため、カムキャリア
3をシリンダヘッド1の取付部20から上方へ持ち上げて
も、タペット10はアダプター18のフランジ部18bによっ
て脱落を阻止されることになるので、カムキャリア3と
共に一括して着脱することができるようになり、作業性
が格段に向上する。また、従前のように脱落した複数の
タペット10が混合してしまうことも無いので、誤組を招
く恐れも無くなる。
【0020】更に、このようにカムキャリア3を取り外
した状態では、シム11もタペット10と共にタペット保持
穴16の中に埋没するような状態となり、その脱落を防止
できるので、シム11の散逸や誤組を防止することができ
る。なお、本発明は上述した実施例に限定されるもので
はなく、例えば、タペット係止部材18をカムキャリア3
と一体的に形成しても構わないし、また、上記実施例の
ように別体にする場合でも、ネジ式の他にスナップリン
グを使用してタペット10を係止するようにしても構わな
い。
した状態では、シム11もタペット10と共にタペット保持
穴16の中に埋没するような状態となり、その脱落を防止
できるので、シム11の散逸や誤組を防止することができ
る。なお、本発明は上述した実施例に限定されるもので
はなく、例えば、タペット係止部材18をカムキャリア3
と一体的に形成しても構わないし、また、上記実施例の
ように別体にする場合でも、ネジ式の他にスナップリン
グを使用してタペット10を係止するようにしても構わな
い。
【0021】
【発明の効果】本発明の内燃機関の動弁装置は、内燃機
関のシリンダヘッドに固定され、カムブラケットとの間
にカムシャフトを軸受けするカムキャリアに、タペット
を摺動自在に収容するタペット保持穴を形成すると共
に、このタペット保持穴の下部に、このタペット保持穴
の内径に干渉するタペット係止部材を設けたので、シリ
ンダヘッドからカムキャリアを取り外す際に、タペット
がカムキャリアのタペット保持穴をすり抜けて落下しそ
うになっても、前記タペット係止部材によって、このタ
ペットの落下を防止することができるため、タペットを
カムキャリアのタペット保持穴の中に留めた状態で、こ
れらを一括して着脱することができるようになり、組み
付け作業の能率を大幅に向上させることができると共
に、タペットの誤組を防止することができる。
関のシリンダヘッドに固定され、カムブラケットとの間
にカムシャフトを軸受けするカムキャリアに、タペット
を摺動自在に収容するタペット保持穴を形成すると共
に、このタペット保持穴の下部に、このタペット保持穴
の内径に干渉するタペット係止部材を設けたので、シリ
ンダヘッドからカムキャリアを取り外す際に、タペット
がカムキャリアのタペット保持穴をすり抜けて落下しそ
うになっても、前記タペット係止部材によって、このタ
ペットの落下を防止することができるため、タペットを
カムキャリアのタペット保持穴の中に留めた状態で、こ
れらを一括して着脱することができるようになり、組み
付け作業の能率を大幅に向上させることができると共
に、タペットの誤組を防止することができる。
【0022】また、タペットとカムシャフトの間に、バ
ルブギャップ調整用のシムを介装している場合には、カ
ムキャリアの着脱時に、上述したようにタペットと共に
カムキャリアのタペット保持穴の中に落ち込んだ状態で
保持されるので、散逸を防ぐことができると共に、シム
の入れ違いによる誤組も防止することができる。更に、
1つのタペット係止部材が複数のタペット保持穴の内径
に干渉するように、それぞれのタペット係止部材を配置
した場合には、タペット係止部材の装着個数を減少させ
ることができるので、装置の簡略化を図ることができ、
コストの低減や組み付け作業時間の短縮を図ることがで
きる。
ルブギャップ調整用のシムを介装している場合には、カ
ムキャリアの着脱時に、上述したようにタペットと共に
カムキャリアのタペット保持穴の中に落ち込んだ状態で
保持されるので、散逸を防ぐことができると共に、シム
の入れ違いによる誤組も防止することができる。更に、
1つのタペット係止部材が複数のタペット保持穴の内径
に干渉するように、それぞれのタペット係止部材を配置
した場合には、タペット係止部材の装着個数を減少させ
ることができるので、装置の簡略化を図ることができ、
コストの低減や組み付け作業時間の短縮を図ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例における内燃機関の動弁装置
に使用するカムキャリアの斜視図である。
に使用するカムキャリアの斜視図である。
【図2】図1のカムキャリアに螺合するタペット係止部
材の側面図である。
材の側面図である。
【図3】図1のカムキャリアを使用した動弁装置のA−
A線断面図である。
A線断面図である。
【図4】図1のカムキャリアを固定する取付部の斜視図
である。
である。
【図5】図1のカムキャリアをシリンダヘッドから取り
外した状態のA−A線断面図である。
外した状態のA−A線断面図である。
【図6】従来の内燃機関の動弁装置に使用する部品の斜
視図である。
視図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】従来の内燃機関の動弁装置の断面図である。
1 シリンダヘッド 2 カムシャフ
ト 3 カムキャリア 4 カムブラケ
ット 8 バルブ 9 バルブステ
ム 10 タペット 11 シム 13 動弁装置 16 タペット保
持穴 18 タペット係止部材(アダプター) 18a ネジ部 18b フランジ部 19 ネジ穴(ア
ダプター穴) 25 第1のスプリングシート 26 上面 27 第2のスプリングシート 28 バルブスプ
リング
ト 3 カムキャリア 4 カムブラケ
ット 8 バルブ 9 バルブステ
ム 10 タペット 11 シム 13 動弁装置 16 タペット保
持穴 18 タペット係止部材(アダプター) 18a ネジ部 18b フランジ部 19 ネジ穴(ア
ダプター穴) 25 第1のスプリングシート 26 上面 27 第2のスプリングシート 28 バルブスプ
リング
Claims (6)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダヘッドに固定され、
カムブラケットとの間にカムシャフトを軸受けするカム
キャリアに、タペットを摺動自在に収容するタペット保
持穴を形成すると共に、このタペット保持穴の下部に、
このタペット保持穴の内径に干渉するタペット係止部材
を設けたことを特徴とする内燃機関の動弁装置。 - 【請求項2】 前記タペット係止部材を前記カムキャリ
アと別体に形成すると共に、このタペット係止部材を着
脱自在に前記カムキャリアに装着したことを特徴とする
請求項1に記載の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項3】 前記タペット係止部材が、前記カムキャ
リアに形成したネジ穴に螺合するネジ部と、前記タペッ
ト保持穴の内径に干渉するフランジ部とを有することを
特徴とする請求項2に記載の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項4】 1つのタペット係止部材が複数のタペッ
ト保持穴の内径に干渉するように、それぞれのタペット
係止部材を配置したことを特徴とする請求項2または請
求項3に記載の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項5】 前記タペットと前記カムシャフトの間
に、バルブギャップ調整用のシムを設けたことを特徴と
する請求項1に記載の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項6】 前記タペットの内側にバルブステムの端
部を当接し、このバルブステムの端部近傍に第1のスプ
リングシートを設けると共に、前記シリンダヘッドの上
面に第2のスプリングシートを設け、これら両スプリン
グシートの間に、バルブスプリングを介装したことを特
徴とする請求項1に記載の内燃機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4930094A JPH07259511A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4930094A JPH07259511A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07259511A true JPH07259511A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12827088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4930094A Pending JPH07259511A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07259511A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109590710A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-09 | 汽解放汽车有限公司 | 一种发动机挺柱同步拆卸装置 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP4930094A patent/JPH07259511A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109590710A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-09 | 汽解放汽车有限公司 | 一种发动机挺柱同步拆卸装置 |
| CN109590710B (zh) * | 2018-12-27 | 2024-01-19 | 一汽解放汽车有限公司 | 一种发动机挺柱同步拆卸装置 |
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