JPH0726014Y2 - 複数のエアシリンダのエア圧力調整装置 - Google Patents

複数のエアシリンダのエア圧力調整装置

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JPH0726014Y2
JPH0726014Y2 JP3780988U JP3780988U JPH0726014Y2 JP H0726014 Y2 JPH0726014 Y2 JP H0726014Y2 JP 3780988 U JP3780988 U JP 3780988U JP 3780988 U JP3780988 U JP 3780988U JP H0726014 Y2 JPH0726014 Y2 JP H0726014Y2
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air pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数のエアシリンダのエア圧力を調整するた
めの装置に係り、プレス機械のダイクッション用エアシ
リンダやノックアウト用エアシリンダのエア圧力調整の
ために利用できるものである。
〔従来の技術〕
トランスファプレス機械には各加工ステージ毎にダイク
ッションが設けられ、このダイクッションのエアシリン
ダおよびタンクのエア圧力を絞り加工中の成形品に作用
させることにより、成形品に皺が発生するのを防止す
る。それぞれのダイクッションのエアシリンダおよびタ
ンクのエア圧力はプレス成形品に応じて定められ、従っ
てムービングボルスタがトランスファプレス機械外の金
型交換位置に移動して金型交換を行うときには、エアシ
リンダおよびタンクのエア圧力も次の成形品に適用した
ものに調整しなければならない。
第4図は本出願人が実開昭57−11625号として提供した
従来のダイクッション用エアシリンダのエア圧力調整装
置を示す。
ダイクッションA,Bはエアシリンダ71A,71B毎に切換弁72
A,72Bを介在させてタンク73A,73Bを設けたものであり、
タンク73A,73Bには逆止弁74A,74B、給気弁75A,75Bを介
して給気回路76と、逆止弁77A,77B、排気弁78A,78Bを介
して排気回路79とが接続され、給気回路76と排気回路79
は連結弁80で連通、遮断自在に連結される。また、給気
回路76には遮断弁81を介してエア源が接続される。給気
回路76、排気回路79の第4図中右端は閉塞端となってい
る。
タンク73A,73Bには圧力検出比較装置82A,82Bが設けら
れ、これらの装置82A,82Bにはタンク73A,73Bのエア圧力
が入るポート83A,83Bと、レギュレータ84A,84Bで調整さ
れたエア源からのエア圧力が入るポート85A,85Bとが設
けられ、装置82A,82Bのばね力を受けているピストンロ
ッド86A,86Bはポート83A,83B,85A,85Bからのエア圧力の
大小関係に応じて移動し、リミットスイッチ87A,87B,88
A,88Bを作動させる。リミットスイッチ87A,87Bは給気弁
75A,75Bに接続され、リミットスイッチ88A,88Bは排気弁
78A,78Bに接続される。
絞り加工作業終了後、ムービングボルスタを金型交換位
置に移動させ、この位置で次の成形品に対応させて現在
高圧であったタンク73Aのエア圧力を低くし、低圧であ
ったタンク73Bのエア圧力を高くする場合には、切換弁7
2A,72Bを位置72Aa,72Baに、遮断弁81を位置81aに切り換
えてそれぞれ遮断状態とし、また連結弁80を位置80aに
切り換えて給気回路76と排気回路79とを連通状態とす
る。レギュレータ84Aの設定圧力を小さくするとポート8
5Aから装置82Aに入るエア圧力は小さくなるため、ピス
トンロッド86Aの移動によりリミットスイッチ88Aが作動
して排気弁78Aが位置78Aaに切り換えられ、またレギュ
レータ84Bの設定圧力を大きくするとポート85Bから装置
82Bに入るエア圧力が大きくなるため、ピストンロッド8
6Bの移動によりリミットスイッチ87Bが作動して給気弁7
5Bが位置75Baに切り換えられ、この結果、タンク73Aの
高圧のエアは、給気回路76のエアが給気弁75B、逆止弁7
4Bを介してタンク73Bに流入するに伴って、逆止弁77A、
排気弁78A、排気回路79、連結弁80、給気回路76、給気
弁75B、逆止弁74Bを介してタンク73Bに流入し、タンク7
3A,73Bのエア圧力が同圧となるように変化する。
タンク73A、73Bのエア圧力が同圧となった後、連結弁80
は位置80bに切り換えられ、これ以後、タンク73Aのエア
圧力が次の設定圧力よりまだ高い場合には排気回路79の
連結弁80からタンク73Aのエアを排出し、またタンク73B
のエア圧力が次の設定圧力よりまだ低い場合には、遮断
弁81を位置81bに切り換えてエア源からのエアを給気回
路76等を介してタンク73Bに供給する。これによりタン
ク73A,73Bのエア圧力は設定圧力となり、切換弁72A,72B
を位置72Ab,72Bbに切り換えれば、エアシリンダ71A,71B
のエア圧力は設定圧力通りのものとなる。
以上によると、高圧タンクから低圧タンクにエアを供給
してエア圧力の調整を行うため、大気から圧縮されてタ
ンクに供給されるエア量およびタンクから大気に放出さ
れるエア量を少なくでき、省エネルギ化を達成できる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、以上の従来技術によると、前述の通り連結弁80
によりタンク73A,73Bを連通状態として、タンク73Aのエ
アをタンク73Bに流入させているとき、タンク73A,73B間
のエア圧力差が小さくなればタンク73Bへのエア流入量
は次第に少なくなり、この結果、タンク73A,73Bのエア
圧力が同圧になるまでには長い時間がかかり、エア圧力
調整時間が長くなってしまうという問題がある。
以上の他、連結弁80の切換時間を一律的にタイマで定
め、これにより一定時間経過後に連結弁80を位置80bに
切り換えてタンク73A,73Bのエア圧力が同圧になる以前
にタンク73Bへのエアの流入を停止させるようにするこ
とも考えられるが、これによると、タンク73A,73Bのエ
ア圧力は成形品に応じて種々のものとなっているため、
そのエア圧力によってはタンク73Bに十分にエアが供給
される以前や、タンク73A,73Bのエア圧力が同圧になっ
た後にタイマの設定時間になって連結弁80の切り換えが
行われることになる場合もあり、タンク73Bに十分エア
が供給される以前に設定時間になった場合には省エネル
ギ化を実質的に実現できないことになり、また、タンク
73A、73Bのエア圧力が同圧になった後に設定時間になっ
た場合にはエア圧力調整時間の短縮化を実質的に実現で
きないことになる。
本考案の目的は、省エネルギ化とエア圧力調整時間の短
縮化の両方を達成できるようになる複数のエアシリンダ
のエア圧力調整装置を提供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
このため本考案に係る複数のエアシリンダのエア圧力調
整装置は、それぞれのエアシリンダ毎にタンクを設け、
これらのタンクに給排気弁を介して給気回路と排気回路
とを接続するとともに、これらの給気回路と排気回路と
を連結弁で連通、遮断自在とし、前記給気回路を遮断弁
を介してエア源に接続した複数のエアシリンダのエア圧
力調整装置において、前記給排気弁に制御装置を接続
し、この制御装置に、複数のタンクを連通させたときの
前記給気回路、排気回路の管路エア圧力をもとのタンク
エア圧力とタンク容量とから演算する管路エア圧力演算
部と、前記給排気弁を切り換えて前記連結弁で連通され
た前記給気回路と排気回路とを介して高圧タンクから低
圧タンクにエアを供給し、かつ、タンクのエア圧力が前
記管路エア圧力に対して所定値に達したときにタンクの
エア圧力信号に基づき前記低圧タンクへのエアの供給を
停止させる弁切換駆動部と、を設けたことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
エアシリンダのエア圧力を次の設定圧力に変更するとき
には、制御装置の弁切換駆動部により給排気弁の切り換
えが行われ、これにより連結弁で連通されている排気回
路、給気回路を介して高圧タンクから低圧タンクにエア
が供給され、このエアの供給は、タンクのエア圧力がも
とのタンクエア圧力とタンク容量とから管路エア圧力演
算部で演算される給気回路、排気回路の管路エア圧力
(タンク相互が同圧となったとしたときのエア圧力)に
対して所定値に達したときに、この所定値を検出したタ
ンクのエア圧力信号に基づいて弁切換駆動部により給排
気弁を切り換えることにより停止される。
これ以後はそれぞれのタンク毎に過不足分のエア圧力を
補正するためのエア供給、エア排出を行ってそれぞれの
タンクのエア圧力を設定圧力にする。
以上のように本考案では、タンク相互のエア圧力が同圧
になるのを待たずに低圧タンクへのエアの供給は停止さ
れ、かつ、このエアの供給停止はタンクのエア圧力検出
信号に基づいて行われるため、タンクのもとのエア圧力
がいかなるものとなっていてもそのエア圧力毎に省エネ
ルギ化とエア圧力調整時間の短縮化を図ることができ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例に係る装置のエア回路図で、第
2図はその制御ブロック図である。本実施例の装置はト
ランスファプレス機械の3つのダイクッションA,B,Cに
適用されている。
第1図の通りエアシリンダ1A,1B,1Cには切換弁2A,2B,2C
を介してタンク3A,3B,3Cが接続され、これらのタンク3
A,3B,3Cには給排気弁4A,4B,4Cが接続される。本実施例
では給排気弁4A,4B,4Cは4ポート3位置切換弁で、位置
4Aa,4Ba,4Ca、位置4Ab,4Bb,4Cb、位置4Ac,4Bc,4Ccを有
する。これらの給排気弁を第4図の従来装置と同じく給
気弁と排気弁の2個の弁から構成してもよい。
トランスファプレス機械で成形品が絞り加工されるとき
には切換弁2A,2B,2Cは位置2Aa,2Ba,2Caに、給排気弁4A,
4B,4Cは位置4Ab,4Bb,4Cbにそれぞれ切り換えられ、タン
ク3A,3B,3Cおよびエアシリンダ1A,1B,1C内のエア圧力が
図示しないクッションピン等を介して成形品に作用する
ことにより、成形品の皺の発生が防止される。
給排気弁4A,4B,4Cには逆止弁5A,5B,5Cを介して給気回路
6と、逆止弁7A,7B,7Cを介して排気回路8とが接続さ
れ、これらの給気回路6と排気回路8とは連結弁9で連
通、遮断自在に連結される。この連結弁9は、給気回路
6の端部を遮断し、かつ排気回路8の端部を大気に開放
する弁ともなっている。
給気回路6は遮断弁10を介してエア源11に接続され、ま
た前記タンク3A,3B,3Cには圧力センサ12A,12B,12Cが設
けられている。
第2図で示す制御装置13には給排気弁4A,4B,4C、連結弁
9、遮断弁10、圧力センサ12A,12B,12Cが接続され、こ
の制御装置13は外部にまたは内部に入力操作部14を有す
る。
制御装置13にはエア圧力検出部15、エア圧力記憶部1
6、。管路エア圧力演算部17、エア分配手順作成部18、
エア分配手順記憶部19、弁切換駆動部20が設けられ、ま
た、入力操作部14には次回エア圧力設定部21、スタート
指令部22、エア圧力最終調整部23が設けられている。
エア圧力検出部15は、前記圧力センサ12A,12B,12Cから
の信号によりタンク3A,3B,3Cのエア圧力を検出するもの
である。エア圧力記憶部16は、タンク3A,3B,3Cについて
の現在および次回のエア圧力を記憶するものである。
管路エア圧力演算部17は、給排気弁4A,4B,4C、連結弁
9、遮断弁10の切り換えによって3個のタンク3A,3B,3C
のうちの2個を任意な組み合わせで連通状態とした場合
におけるそれぞれについて、給気回路6、排気回路8の
管路エア圧力(連通された2個のタンクが同圧となった
時のエア圧力)がどのくらいの大きさになるかを理論的
に演算するものであり、この演算部17では、はじめに連
通状態とされた2個のタンクのうちの1個と、はじめに
連通状態とされなかった1個のタンクとを次に連通させ
た場合における管路エア圧力も演算される。このような
管路エア圧力の演算は、連通状態とされる2個のタンク
のもとのエア圧力と、給気回路6、排気回路8の容量を
含むタンク容量とにより理論的に求まる。
エア分配手順作成部18は、管路エア圧力演算部17での演
算結果と、エア圧力記憶部16に記憶されているタンク3
A,3B,3Cの次回のエア圧力とに基づき、3個のタンク3A,
3B,3Cのうちのどの2個のタンクをはじめに連通状態と
し次にどの2個のタンクを連通状態とした場合に、最も
短時間でエア圧力調整作業を完了できるか調べるもので
あり、すなわち、エア分配手順作成部18はタンク間のエ
アの分配手順を作るものである。
ここで、この作成部18においてタンク間のエアの分配手
順を作るにあたり、第3図の通り、もとのエア圧力が
P1,P2であった2個のタンクが同圧P0(演算部17で演算
された前記管路エア圧力)になったときのことを条件に
して作るのではなく、エアが流入する側のタンクのエア
圧力がP0に対してP3を残すP4の所定圧力になったときの
ことを条件にして作る。このP3は例えば0.5〜1kgf/cm2
である。
このようにして作成部18で作成されたエアの分配手順を
この実施例では、はじめにタンク3A,3Bを連通状態にし
て高圧タンク3Aから低圧タンク3Bにエアを供給し、次い
でタンク3A,3Cを連通状態にしてまだ高圧タンクとなっ
ているタンク3Aから低圧タンク3Cにエアを供給すること
となったとする。
エア分配手順記憶部19は、作成部18で作成されたエアの
分配手順を記憶するものである。弁切換駆動部20は、給
排気弁4A,4B,4Cの最初の切り換えを行ったり、エアが供
給される側のタンクの圧力が所定圧力(第3図のP4)に
なったときにこれを検出したエア圧力検出部15からの信
号に基づき、記憶部19に記憶されているエアの分配手順
に従って給排気弁4A,4B,4Cを切り換えるものであり、こ
の駆動部20は連結弁9、遮断弁10の切り換えも行う。
次回エア圧力設定部21は、タンク3A,3B,3Cの次回のエア
圧力を設定するためのものであって、設定されたエア圧
力はエア圧力記憶部16に記憶される。スタート指令部22
は、弁切換駆動部20による給排気弁4A,4B,4C、連結部
9、遮断弁10の切り換えの開始を指令するものである。
エア圧力最終調整部23は、弁切換駆動部20により給排気
弁4A,4B,4C、連結弁9、遮断弁10を例えば作動操作で切
り換えるものであり、これによりタンク3A,3B,3Cのエア
圧力を次回のエア圧力と等しいものに最終的に変更す
る。
次に作用について述べる。
トランスファプレス機械による絞り加工が行われている
間に次回エア圧力設定部21によりタンク3A,3B,3Cの次回
のエア圧力を設定し、これをエア圧力記憶部16に記憶さ
せておく。これにより管路エア圧力演算部17による前記
演算が行われ、またエア分配手順作成部18でタンク間の
エアの分配手順が作られ、これが記憶部19に記憶され
る。
絞り加工作業終了後、切換弁2A,2B,2Cが位置2Ab,2Bb,2C
bに切り換えられ、ムービングボルスタは金型交換位置
に移動する。
次いで、スタート指令部22の操作を行うと弁切換駆動部
20によって連結弁9は位置9aに切り換えられて給気回路
6と排気回路8とが連通状態となり、また遮断弁10は位
置10aに切り換えられて遮断状態となり、さらに、記憶
部19に記憶されているエアの分配手順に従って給排気弁
4A,4B,4Cの切り換えが始まる。
すなわち、本実施例でははじめに給排気弁4Aは位置4Ac
に、給排気弁4B位置4Baに切り換えられ、これにより高
圧タンク3Aのエアは給排気弁4A、逆止弁7A、排気回路
8、連結弁9、給気回路6、逆止弁5B、給排気弁4Bを通
って低圧タンク3Bに流入し、このタンク3Bのエア圧力は
次第に高まる。このエア圧力が第3図のP4に相当する所
定値になったとき、このエア圧力に関する信号はエア圧
力検出部15から弁切換駆動部20に入力するため給排気弁
4Bは位置4Bbに切り換えられ、これによりタンク3Bへの
エアの供給は停止される。
この間における時間は第3図T1であり、タンク3Bのエア
圧力がP0に相当する圧力になる時間T2まで待つ必要はな
いため、作業時間の短縮化が図られる。
給排気弁4Bが位置4Bbに切り換えられると同時に給排気
弁4Cは位置4Caに切り換えられ、これにより前述の通り
給気回路6まで達している高圧タンク3Aのエア逆止弁5
C、給排気弁4Cを通って低圧タンク3Cに流入し、このタ
ンク3Cのエア圧力は次第に高まる。このエア圧力もエア
圧力検出部15で検出されてこの検出信号は弁切換駆動部
20に入力するため、タンク3Cのエア圧力が第3図のP4
相当する所定値に達したときに給排気弁4Cは位置4Cbに
切り換えられ、また給排気弁4Aも位置4Abに切り換えら
れ、さらに連結弁9は位置9bに、遮断弁10は位置10bに
それぞれ切り換えられる。
このようにタンクAからタンクCにエアを供給するとき
にも作業時間の短縮化が図られる。
次いでエア圧力最終調整部23を操作して弁切換駆動部20
により給排気弁4A,4B,4Cを任意な位置に切り換え、これ
により、設定されている次回のエア圧力よりもまだ低い
エア圧力になっているタンクにはエア源11からエアを供
給し、一方、次回のエア圧力よりもまだ高いエア圧力に
なっているタンクからは排気回路8の端部となった連結
弁9からエアを大気に排出し、これによりそれぞれのタ
ンクを正確に次回のエア圧力にする。
このように行われるタンクのエア圧力の最終調整作業は
少しのエア圧力過不足分を補正するものであるため、短
い時間で終えることができる。
以上の作業終了後、給排気弁4A,4B,4Cを位置4Ab,4Bb,4C
bに切り換え、また切換弁2A,2B,2Cを位置2Aa,2Ba,2Caに
切り換えることにより次回の絞り加工の準備が整うこと
になる。
以上の本実施例によれば、前述の通り連通状態とされた
2個のタンクのエア圧力が同圧になるのを待たずに低圧
タンクへのエアの供給を停止させるため、作業時間の短
縮化が図られる。またこれ以外に、低圧タンクのエアの
供給の停止はこの低圧タンクのエア圧力を検出した信号
に基づいて行われるため、タイマで設定された時間経過
後に一律的に低圧タンクのエアの供給を停止させる場合
と異なり、タンクのもとのエア圧力(第3図のP1,P2
相当するもの)が種々に設定されていても、低圧タンク
に十分な量のエアが供給される以前や、2個のタンクの
エア圧力が同圧になった後に連結弁9の切り換えが行わ
れてしまうという問題は発生せず、それぞれのエア圧力
に応じた適切な制御が行われ、エア圧力がどのようなも
のになっていても省エネルギ化とエア圧力調整時間の短
縮化を達成できることになる。
また本実施例によれば、前の絞り加工作業が行われてい
る間に次回のエア圧力の設定を次回エア圧力設定部21に
より行え、金型交換時にスタート指令部22を操作するこ
とによってただちにタンク間のエア分配作業を行なえる
ため、この点でも第4図の従来装置に比べて作業効率を
高めることができる。
以上の本実施例では、低圧タンクのエア圧力を検出して
低圧タンクへのエアの供給を停止させるようにしたが、
これを高圧タンクのエア圧力を検出して行っても前述と
同様な効果を得られる。また前記実施例では3個のタン
クのうちの2個ずつを時間を分けて連通状態としたが、
これらを同時に連通状態とし、全てのもとのタンクエア
圧力とタンク容量とから演算される給気回路、排気回路
の管路エア圧力に対して低圧タンクまたは高圧タンクの
エア圧力が所定値に達したときに低圧タンクへのエアの
供給を停止させるようにしてもよい。この場合には前記
実施例におけるエア分配手順作成部18、エア分配手順記
憶部19は不要となり、管路エア圧力演算部17による演算
結果を弁切換駆動部20に直接入力させることになる。
従って制御装置の構成は求められる機能に応じて定めら
れ、前記実施例のものに限定されず、制御装置は前記実
施例の切換弁2A,2B,2Cをも制御するものとなっていても
よい。
また前記実施例ではダイクッションは3個であったが、
勿論、本考案に係る装置はこれ以上またはこれ以下のダ
イクッションの数を有するプレス機械にも適用できる。
さらに本考案に係る装置はダイクッション用エアシリン
ダだけではなく、例えばプレス機械のスライドに設けら
れるノックアウト用エアシリンダのエア圧力調整のため
にも適用できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、省エネギ化とエア圧力調整時間の短縮
化の両方を実現できるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る装置のエア回路を示す
図、第2図はその制御ブロック図、第3図は低圧タンク
へのエアの供給を停止させる時間を示したタンクのエア
圧力変化図、第4図は従来装置を示すエア回路図であ
る。 1A,1B,1C……エアシリンダ、3A,3B,3C……タンク、4A,4
B,4C……給排気弁、6……給気回路、8……排気回路、
9……連結弁、10……遮断弁、11……エア源、13……制
御装置、15……エア圧力検出部、17……管路エア圧力演
算部、20……弁切換駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F15B 11/064 21/14

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれのエアシリンダ毎にタンクを設
    け、これらのタンクに給排気弁を介して給気回路と排気
    回路とを接続するとともに、これらの給気回路と排気回
    路とを連結弁で連通、遮断自在とし、前記給気回路を遮
    断弁を介してエア源に接続した複数のエアシリンダのエ
    ア圧力調整装置において、前記給排気弁に制御装置を接
    続し、この制御装置に、複数のタンクを連通させたとき
    の前記給気回路、排気回路の管路エア圧力をもとのタン
    クエア圧力とタンク容量とから演算する管路エア圧力演
    算部と、前記給排気弁を切り換えて前記連結弁で連通さ
    れた前記給気回路と排気回路とを介して高圧タンクから
    低圧タンクにエアを供給し、かつ、タンクのエア圧力が
    前記管路エア圧力に対して所定値に達したときにタンク
    のエア圧力信号に基づき前記低圧タンクへのエアの供給
    を停止させる弁切換駆動部と、を設けたことを特徴とす
    る複数のエアシリンダのエア圧力調整装置。
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