JPH07260205A - クリーンルーム用簡易作業ハウス - Google Patents

クリーンルーム用簡易作業ハウス

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Publication number
JPH07260205A
JPH07260205A JP6049079A JP4907994A JPH07260205A JP H07260205 A JPH07260205 A JP H07260205A JP 6049079 A JP6049079 A JP 6049079A JP 4907994 A JP4907994 A JP 4907994A JP H07260205 A JPH07260205 A JP H07260205A
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JP
Japan
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clean room
work
foreign matter
work case
case
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Application number
JP6049079A
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English (en)
Inventor
Katsumi Moriyoshi
克巳 森吉
Tetsuya Sakamoto
哲也 坂本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、メンテナンス時や薬液交換時に
発塵源を隔離し、発塵源から発生する異物によるクリー
ンルーム内の汚染を防止するクリーンルーム用簡易作業
ハウスを得ることを目的とする。 【構成】 作業ケース14は、断面が矩形状に形成さ
れ、ひだ状の折り目11aを介して上下に伸長/縮小自
在な中空の蛇腹式の隔離幕11と、この隔離幕11の上
面を覆うように設けられたULPAフィルタ12とから
構成されている。この作業ケース14には排気ユニット
16および異物カウンタ17が取り付けられている。そ
して、隔離幕11を伸長して点検装置2を覆うように作
業ケース14を配置し、排気ユニット16により点検装
置2から発生する異物Pを排気して、異物Pによるクリ
ーンルーム1内の汚染を防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クリーンルーム内に
おける半導体製造装置のメンテナンス時や薬液交換時等
に、作業場所から発生する異物がクリーンルーム内に拡
散するのを防止するクリーンルーム用簡易作業ハウスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造中のウェハにはミク
ロン単位の微細な加工が施されるため、このウェハへの
異物(例えば塵埃、ヒューム、煙等)の付着は直接製品
の歩留低下につながることになる。このため、半導体の
製造プロセスは、空気中の異物の量が低レベルに厳しく
管理された清浄空間であるクリーンルーム内で行われて
いる。そして、クリーンルームは、例えば200m×1
00mの大きさのフロアを有し、そこには検査装置を含
め200台以上の各種装置が据え付けられている。そこ
で、装置のメンテナンスや薬液交換が頻繁に実施されて
いる。
【0003】図8はメンテナンスが行なわれている場合
のクリーンルーム内の装置の状態を示す図であり、図に
おいて1はクリーンルーム、2はメンテナンスを行なっ
ているクリーンルーム1内の点検装置2、3は点検装置
2の周りに設置された他の装置、4は半導体を製作中の
ウェハ、5はクリーンルーム1の床部のグレーチング、
9はグレーチング5を取り付ける床梁である。なお、図
中Pは点検装置2から発生する異物を、Qはクリーンル
ーム1内のクリーン度を高めるために天井部から床部に
向かって流される清浄空気のダウンフローを示してい
る。ここで、点検装置2のメンテナンスが必要となれ
ば、作業者は点検装置2の蓋2aを開けてメンテナンス
作業を実施することになる。この時、点検装置2は発塵
源となり、点検装置2から異物Pが外方に飛散する。そ
して、点検装置2から飛散した異物Pは、天井部からの
ダウンフローQにより床部に流され、グレーチング5を
介してが外部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ンルーム内で半導体製造装置のメンテナンスや薬液交換
等を行なえば、このような装置が発塵源となる。そし
て、この発塵源から発生した異物は天井部からのダウン
フローQにより床部に流されてグレーチング5から外部
に排出されるが、発生した異物Pを全て排出することが
できず、異物Pの一部がクリーンルーム1内に拡散し、
点検装置2回りの他の装置3やウェハ4に付着すること
になる。さらに、メンテナンスや薬液交換作業が頻繁に
行われるため、クリーンルーム1内が異物Pに汚染され
る危険性が増大することになる。その結果、半導体製造
の歩留を低下させてしまうという課題があった。
【0005】特に半導体の微細化が進めば、ウェハ4の
加工も微細化し、ウェハ4は異物Pの汚染によりますま
す歩留が低下することになる。また、半導体の微細化が
進めば、半導体製造装置の高性能化が進み、装置のメン
テナンス回数や薬液交換回数も増える。このため、装置
のメンテナンスや薬液交換等によるクリーンルーム1の
汚染の問題は、今後ますます大きな問題となってくる。
【0006】なお、クリーンルーム1内の汚染を防止す
るため、メンテナンス時や薬液交換時等に対象装置をク
リーンルーム1外に持ち出すことも考えられるが、対象
装置の搬出/搬入作業が大掛かりとなるとともに、その
搬出/搬入作業による2次汚染の問題もあり、現実的で
はない。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、メンテナンス時や薬液交換時等に
発塵源を隔離し、クリーンルーム内の異物による汚染を
防止できるクリーンルーム用簡易作業ハウスを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るクリーンルーム用簡易作業ハウスは、折り畳み可能
な蛇腹式の隔離幕を有し、この隔離幕を伸長させてクリ
ーンルーム内の異物が発生する作業場所回りを覆う作業
ケースと、作業ケースに着脱可能に取り付けられて作業
ケース内の空気を異物とともに強制的に排出する排気ユ
ニットと、排気ユニットに取り付けられて排気ユニット
中を通過する異物をカウントする異物カウンタとを備え
たものである。
【0009】また、この発明の第2の発明に係るクリー
ンルーム用簡易作業ハウスは、上記第1の発明におい
て、クリーンルームの天井部に設けられた走行レールに
沿って作業ケースをクリーンルーム内の必要場所に移動
させる移動手段を備えたものである。
【0010】
【作用】この発明の第1の発明では、作業ケースの隔離
幕を伸長させて異物が発生する作業場所回りを覆った
後、作業ケースに取り付けた排気ユニットを介して、作
業ケース内の空気を異物とともに所定の排出場所に排出
するようにしている。この場合、排気ユニットの排気に
より、作業ケース内が負圧状態となり、作業ケース内の
異物が外部に飛散することが抑えられる。また、排気ユ
ニット中を通過する異物が、異物カウンタによりカウン
トされるため、この異物カウンタによるカウントスピー
ドによって、作業ケース内の清浄度が推定できる。そし
て、作業終了後異物カウンタの測定値から作業ケース内
が所定の清浄度となったことを確認後、排気ユニットを
取り外し、隔壁幕を縮小させて簡易作業ハウスが撤去さ
れる。この時、作業ケース内の異物は排出されて、作業
ケース内に残留する異物によるクリーンルーム内の汚染
は抑えられる。
【0011】この発明の第2の発明では、作業ケースを
移動手段により、クリーンルームの天井部に設けられた
走行レールに沿って移動できるようにしているため、ク
リーンルーム内の任意の場所に作業ケースを簡単に設置
できるようになる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係るクリーンル
ーム用簡易作業ハウスをクリーンルーム内で使用してい
る状態を示す図であり、図において図8で示したものと
同一または相当部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0013】図において、8はクリーンルーム1の天井
部に取り付けられたクリーンルーム1用のULPA(Ul
tra Low Penetrate Air)フィルタであり、このULP
Aフィルタ8は例えばグラスウールの濾材を2重折りし
て構成され、0.05μm 以上の異物Pを除去可能とな
っている。11は断面が矩形状に形成され、ひだ状の複
数の折り目11aを介して上下に伸長/縮小自在な中空
の蛇腹式の隔離幕、12は隔離幕11の上面を覆うよう
に設けられたULPAフィルタ、13は隔離幕11の上
部の4隅に取り付けられた吊り具、14は隔離幕11、
ULPAフィルタ12、および吊り具13から構成され
る作業ケースである。この作業ケース14は、クリーン
ルーム1内の異物Pを発生する作業場所、この場合は点
検装置2周りを覆うように配置され、外部に異物Pが拡
散するのを防止するためのものである。
【0014】15は作業ケース14内に取り付けられた
照明用のライト、16は作業ケース14とクリーンルー
ム1内の床部のグレーチング5とに着脱容易に取り付け
られ、作業ケース14内の空気を異物Pとともにクリー
ンルーム1のグレーチング5下方に強制的に排出する排
気ユニットである。この排気ユニット16は、その上部
が作業ケース14の隔離幕11の開口部11bに密閉状
に取り付けられ、下部がグレーチング5に開けた開口部
5aに差し込まれて使用される。17は排気ユニット1
6に取り付けられ、排気ユニット16中を通過する作業
ケース14内の異物Pをカウントする異物カウンタであ
る。
【0015】18はクリーンルーム1の天井部に取り付
けられた走行レール6に沿って移動可能な移動手段とし
ての搬送機、19は搬送機18と作業ケース14の吊り
具13とを連結する吊りワイヤである。この吊りワイヤ
19は、搬送機18中のローラ(図示せず)に巻かれて
おり、ローラの回転によって作業ケース14を上下に移
動させる。20は作業ケース14、ライト15、排気ユ
ニット16、異物カウンタ17、搬送機18、および吊
りワイヤ19から構成されるクリーンルーム用簡易作業
ハウスである。21はクリーンルーム1の側壁7に取り
付けられ、隔離幕11を縮小して折り畳んだ(縮ませ
た)状態で圧縮バンド(図示せず)を装着した作業ケー
ス14を横に寝かせた状態で収納する収納ボックスであ
る。
【0016】図2はクリーンルーム1の平面図である。
クリーンルーム1内は、例えば半導体製造工程の前工程
である、パターン形成工程エリアA1、酸化工程エリア
A2、拡散工程エリアA3、イオン注入工程エリアA4
が設けられている。また、クリーンルーム1の天井部に
設けられた走行レール6は、横走行レール6Aおよび縦
走行レール6Bとから構成され、これらがそれぞれ作業
ケース14の横幅と縦幅とほぼ同一の間隔で網の目状に
配置されている。そして、1つの作業ケース14は、一
定間隔を保った状態で、例えば一対の横走行レール6
A,6A上を移動する4つの搬送機18により、走行レ
ール6に沿って横方向であるX方向、または縦方向であ
るY方向に移動される。また、収納ボックス21はクリ
ーンルーム1の側壁7に複数取り付けられている。
【0017】つぎに、このクリーンルーム用簡易作業ハ
ウス20の動作について説明する。まず、クリーンルー
ム1内で特定の装置(点検装置2)のメンテナンスが必
要となると、この点検装置2上の一対の横走行レール6
A,6Aの端部側にある収納ボックス21から作業ケー
ス14を取り出す。この場合、作業ケース14の下部側
の吊り具13と吊りワイヤ19を介して連結されている
搬送機18のローラを回転させて、この吊りワイヤ19
をローラに巻きとる。このことにより、収納ボックス2
1内の作業ケース14は、下部側の吊り具13が上部側
の吊り具13を中心に回転され、図2の矢印イで示され
るように走行レール6に沿って水平な状態に位置決めさ
れる。つぎに、4つの搬送機18を一対の横走行レール
6A,6Aに沿ってX方向に移動させ、作業ケース14
を図2の矢印ロで示される位置まで移動させる。
【0018】なお、作業ケース14を図2の矢印ハまた
は矢印ニの位置に移動させる場合は、矢印ロの位置から
搬送機18を一対の縦走行レール6B,6Bに沿ってY
方向に移動させればよい。
【0019】つづいて、例えば矢印ロの位置にある点検
装置2の方へ、作業ケース14を下降させる。これは、
搬送機18を停止させた後、ローラを回転させて、吊り
ワイヤ19を下方に繰り出すようにして行なう。そし
て、作業ケース14が必要位置まで下降すると、作業ケ
ース14の隔離幕11に装着されている圧縮バンドを取
り外し、この隔離幕11を下方に自重等により伸長させ
て引き伸ばす。このことにより、点検装置2は作業ケー
ス14により覆われ、外部から隔離された状態となる。
つぎに、排気ユニット16を作業ケース14の開口部1
1aとグレーチング5の開口部5aとの間に取り付ける
とともに、この排気ユニット16に異物カウンタ17を
取り付ける。
【0020】つづいて、作業者が隔離幕11を押し上げ
て、作業ケース14内に入った後、必要により、作業ケ
ース14の隔離幕11の下部をグレーチング5側に固定
する。そして、排気ユニット16を作動させ、作業ケー
ス14内の空気をクリーンルーム1のグレーチング5の
下方に排出するようにする。また、必要によりライト1
5を点灯する。なお、ライト15の点灯や、排気ユニッ
ト16および異物カウンタ17の作動には電力が必要と
なるが、この電力は、電源供給線としても使用される走
行レール6と吊りワイヤ19とを介して、クリーンルー
ム1の天井側から供給される。
【0021】上記状態で、点検装置2の蓋部2aを開
け、この点検装置2のメンテナンス作業を行なう。この
場合、点検装置2から塵埃やヒュームのような異物Pが
飛散するが、この異物Pは異物カウンタ17でカウント
されつつ、排気ユニット16により作業ケース14外に
排出される。この時、排気ユニット16の排気により作
業ケース14内は負圧状態となり、ULPAフィルタ1
2を介して作業ケース14に空気が導入される。そし
て、作業ケース14内の負圧状態、ULPAフィルタ1
2およびULPAフィルタ12から導入される空気によ
り、作業ケース14内の異物Pの外部への飛散が防止さ
れる。なお、作業ケース14内にはULPAフィルタ1
2を介して内部に空気が導入されるため、作業ケース1
4内が大きく負圧になることはなく、負圧による作業ケ
ース14の倒壊がない。
【0022】そして、点検装置2のメンテナンス作業が
終了すると、点検装置2の蓋2aを閉じ、そのまましば
らく待つ。この間、作業ケース14内の異物Pは排気ユ
ニット16により排出されるため、作業ケース14内の
異物濃度は時間の経過とともに低下する。そして、異物
カウンタ17のカウント間隔が一定時間より大きくなっ
たら、作業ケース14内の異物濃度は基準値以下(所定
の清浄度)になるため、この作業ケース14の撤去を行
う。
【0023】まず、排気ユニット16および異物カウン
タ17を取り外した後、隔離幕11を縮小して折り畳
み、この隔離幕11に圧縮バンドを取り付ける。つづい
て、搬送機18のローラを作動させ、吊りワイヤ19を
介して作業ケース14を走行レール6近傍まで吊り上げ
る。つぎに、搬送機18を作動させ、作業ケース14を
走行レール6に沿って収納ボックス21の横まで搬送し
た後、一対の搬送機18のローラを回転させて、作業ケ
ース14の一端側の吊り具13を下降させてクリーンル
ーム1の側壁に添わせるようにする。このことにより、
作業ケース14は収納ボックス21内に収納される。
【0024】以上のように、このクリーンルーム用簡易
作業ハウス20を使用すれば、作業ケース14内におい
て、点検装置2のメンテナンスや薬液交換等の作業が外
部と隔離された状態で行なわれ、さらに排気ユニット1
6により作業ケース14内の空気とともに発生する異物
Pが外部に排出されるため、異物Pが外部に飛散するこ
とはなく、クリーンルーム1内のクリーン度を高く維持
することができる。このため、メンテナンス時や薬液交
換時等に他の装置3や加工中のウェハ4を異物Pによっ
て汚染してしまうことはなく、製品の歩留を高めること
ができる。
【0025】また、このクリーンルーム用簡易作業ハウ
ス20では、作業ケース14の主要部が蛇腹式の隔離幕
11にて構成されているため、作業ケース14を簡単に
小さく折り畳むことができる。したがって、作業ケース
14の収納作業や取り扱い作業が容易となる。さらに、
このクリーンルーム用簡易作業ハウス20では、収納ボ
ックス21と点検装置2と間の作業ケース14の搬送
を、搬送機18によって自動的におこなうことができる
ため、作業の迅速化および容易化を図ることができる。
またこのクリーンルーム用簡易作業ハウス20では、こ
の異物カウンタ17により、作業ケース14内の異物P
の濃度がわかるため、作業ケース14の撤去時期を容易
に判断することができるとともに、作業ケース14内に
残留する異物Pによるクリーンルーム1内の汚染を防止
することができる。
【0026】なお、排気ユニット16のかわりにクリー
ンルーム1内に備え付けられているバキュームホースを
使用してもよい。
【0027】実施例2.図3はこの発明の実施例2に係
るクリーンルーム用簡易作業ハウスを示す斜視図であ
る。なお、図1および図2で示したものと同一または相
当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0028】図において、31は上下方向に向かって複
数のひだ状の折り目31aが形成された蛇腹式の隔離
幕、31bは隔離幕31の両端部に分離容易に設けられ
た接合部、31cは隔離幕31の両端外側に設けられた
把手である。32はこの隔離幕31を伸長させて接合部
31bを接合させて円筒状に構成された自立式でアコー
ディオンタイプの作業ケースであり、この作業ケース3
1は、上部が開口して空気取り込み口を構成している。
33は作業ケース32に排気ユニット16と異物カウン
タ17(図示せず)を取り付けて構成されたクリーンル
ーム用簡易作業ハウスである。
【0029】つぎに、このクリーンルーム用簡易作業ハ
ウス33の動作について説明する。まず、クリーンルー
ム1内で特定の装置(点検装置2)のメンテナンスが必
要になると、点検装置2の回りに隔離幕31を伸長さ
せ、接合部31bを接合させることにより、作業ケース
32でこの点検装置2周りを覆う。この場合、作業ケー
ス32の上部は、図4で示されるように、クリーンルー
ム1の天井部のULPAフィルタ8近傍まで達してい
る。そして、この作業ケース32に排気ユニット16と
異物カウンタ17を取り付ける。つづいて、把手31c
を使用して接合部31bを分離し、作業ケース32内に
作業者が入った後、この接合部31bを再び接合する。
その後、排気ユニット16と異物カウンタ17とを作動
させる。
【0030】この状態で、作業者は点検装置2のメンテ
ナンス作業を行なう。点検装置2から発生した異物Pは
異物カウンタ17でカウントされつつ排気ユニット16
を介して、グレーチング5の下方に排出される。この場
合、作業ケース32の上部は開口しているが、この作業
ケース32がクリーンルーム1のULPAフィルタ8近
傍まで達しており、また上部開口から取り込まれるUL
PAフィルタ8からのダウンフローQと排気ユニット1
6の排気とにより、作業ケース32内の異物Pが作業ケ
ース31外に飛散することはない。
【0031】そして、メンテナンス作業が終了すると、
上記実施例1と同様に、排気ユニット16による排気を
続け、作業ケース32内が所定の清浄度となった後、こ
のクリーンルーム用簡易作業ハウス33の撤去を行うこ
とになる。
【0032】このように、この実施例2によれば、作業
ケース32は隔離幕31の折り目31aを介して小さく
折り畳まれる。このため、この作業ケース32の取り扱
いや収納は容易になされる。さらに、点検装置2回りを
外部と隔離して異物Pのクリーンルーム1内への拡散が
防止できる。したがって、このクリーンルーム用簡易作
業ハウス33においても、上記実施例1のクリーンルー
ム用点検装置20と同様の効果を得ることができる。
【0033】また、このクリーンルーム用簡易作業ハウ
ス33では、作業ケース32に特別なフィルタが必要と
されない分、装置の小型化や低コスト化を達成できる。
また、このクリーンルーム用簡易作業ハウス33では、
作業ケース32の上部に覆いが不要という点でも、同様
な効果を得ることができる。
【0034】なお、上記実施例2では、作業ケース32
の上部に開口を形成するものとしているが、作業ケース
32の隔離幕31にフィルタ機能を持たせるとともに、
上部を塞口させてもよい。この場合、点検装置2は作業
ケース32により外部と一層隔離され、作業ケース32
内には隔離幕31から空気が取り込まれ、点検装置2か
ら発生する異物Pによるクリーンルーム1内の汚染が一
層抑えられる。
【0035】実施例3.図5はこの発明の実施例3に係
るクリーンルーム用簡易作業ハウスにおける作業ケース
を示す斜視図である。この作業ケース34は、図6で示
されるように、側面部が扇状に形成された中空のかまぼ
こ状のものであり、図7で示されるように、その側面部
および外周部がひだ状の折り目35aを有する蛇腹式の
隔離幕35で構成されている。そして、この作業ケース
34に排気ユニット、異物カウンタが取り付けられてク
リーンルーム用簡易作業ハウスを構成している。
【0036】この実施例3によれば、隔離幕35を図7
に示すように伸長させて図5に示すように作業ケース3
4が組み立てられ、逆に隔離幕35を縮小させて小さく
折り畳むことができる。また、点検装置2回りを覆うよ
うに作業ケース34を配設することにより、点検装置2
を外部から隔離でき、排気ユニットの排気により点検装
置2から発生する異物をクリーンルームの外部に排出で
きる。したがって、この作業ケース34を使用したクリ
ーンルーム用簡易作業ハウスでも、上記実施例2と同様
の効果を得ることができる。ここで、排気ユニットの排
気能力が大きく、作業ケース34内が過度に負圧状態と
なるような場合には、隔離幕35の少なくとも一部をU
LPAフィルタで構成すればよい。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】この発明の第1の発明によれば、折り畳み
可能な蛇腹式の隔離幕を有し、この隔離幕を伸長させて
クリーンルーム内の異物が発生する作業場所回りを覆う
作業ケースと、作業ケースに着脱可能に取り付けられて
作業ケース内の空気を異物とともに強制的に排出する排
気ユニットと、排気ユニットに取り付けられて排気ユニ
ット中を通過する異物をカウントする異物カウンタとを
備えているので、メンテナンス時や薬液交換時等に作業
場所から発生する異物のクリーンルーム内への拡散を防
止でき、クリーンルームの異物による汚染を防止でき
る。また、作業ケースの蛇腹式の隔離幕を縮小させて小
さく折り畳むことができるので、装置の収納や取り扱い
の容易化を図ることができる。。
【0039】この発明の第2の発明によれば、上記第1
の発明において、クリーンルームの天井部に設けられた
走行レールに沿って作業ケースをクリーンルーム内の必
要場所に移動させる移動手段を備えているので、上記第
1の発明の効果に加えて、移動手段により作業ケースを
クリーンルーム内の必要な場所へ容易に移動できるの
で、作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係るクリーンルーム用簡
易作業ハウスをクリーンルーム内に設置している状態を
示す図である。
【図2】クリーンルームの平面図である。
【図3】この発明の実施例2に係るクリーンルーム用簡
易作業ハウスを示す斜視図である。
【図4】この発明の実施例2に係るクリーンルーム用簡
易作業ハウスをクリーンルーム内に設置している状態を
示す図である。
【図5】この発明の実施例3に係るクリーンルーム用簡
易作業ハウスにおける作業ケースを示す斜視図である。
【図6】図5の作業ケースの側面図である。
【図7】図5の作業ケースの折り畳み状態を示す図であ
る。
【図8】従来のクリーンルーム内でのメンテナンス作業
時の異物の飛散状況を示す図である。
【符号の説明】
1 クリーンルーム 2 点検装置(作業場所) 6 走行レール 11 隔離幕 14 作業ケース 16 排気ユニット 17 異物カウンタ 18 搬送機(移動手段) 20 クリーンルーム用簡易作業ハウス 31 隔離幕 32 作業ケース 33 クリーンルーム用簡易作業ハウス 34 作業ケース 35 隔離幕

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み可能な蛇腹式の隔離幕を有し、
    この隔離幕を伸長させてクリーンルーム内の異物が発生
    する作業場所回りを覆う作業ケースと、前記作業ケース
    に着脱可能に取り付けられて作業ケース内の空気を異物
    とともに強制的に排出する排気ユニットと、前記排気ユ
    ニットに取り付けられて排気ユニット中を通過する異物
    をカウントする異物カウンタとを備えたことを特徴とす
    るクリーンルーム用簡易作業ハウス。
  2. 【請求項2】 クリーンルームの天井部に設けられた走
    行レールに沿って作業ケースを前記クリーンルーム内の
    必要場所に移動させる移動手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のクリーンルーム用簡易作業ハウス。
JP6049079A 1994-03-18 1994-03-18 クリーンルーム用簡易作業ハウス Pending JPH07260205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6049079A JPH07260205A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 クリーンルーム用簡易作業ハウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6049079A JPH07260205A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 クリーンルーム用簡易作業ハウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07260205A true JPH07260205A (ja) 1995-10-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016103548A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 大日本印刷株式会社 クリーンルーム内の手袋交換方法、クリーンルーム用手袋交換ボックス及び光学フィルムまたは半導体関連部材の製造方法

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JP2016103548A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 大日本印刷株式会社 クリーンルーム内の手袋交換方法、クリーンルーム用手袋交換ボックス及び光学フィルムまたは半導体関連部材の製造方法

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