JPH0726037Y2 - ダイカスト鋳型の鋳抜装置 - Google Patents

ダイカスト鋳型の鋳抜装置

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JPH0726037Y2
JPH0726037Y2 JP1991042788U JP4278891U JPH0726037Y2 JP H0726037 Y2 JPH0726037 Y2 JP H0726037Y2 JP 1991042788 U JP1991042788 U JP 1991042788U JP 4278891 U JP4278891 U JP 4278891U JP H0726037 Y2 JPH0726037 Y2 JP H0726037Y2
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floating
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利満 畠山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧シリンダ等に連動
して開閉するダイカスト用鋳型の鋳抜装置に係り、特に
定常鋳造状態における遊動中子の摺動面へのバリの侵入
と遊動中子の熱膨張による遊動中子の作動不良とを防止
することができると共に、中子ダイスの凹孔と遊動中子
とのクリアランスの設計が極めて容易にできるようにな
るダイカスト鋳型の鋳抜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイカスト用鋳型において、
型締め型開き方向と異なる方向にスライド自在に設けら
れた中子ダイスと、この中子ダイスの凹孔に設けられ、
前記中子ダイスのスライド方向に対して所望角度を有す
る方向にスライド可能な遊動中子とを備えるようにし、
これにより、前記中子ダイスのスライド方向のアンダー
カット部および鋳抜き孔とこのスライド方向と直角また
は直角に近い鋭角方向の鋳抜き孔とを同時に鋳抜くこと
を可能にした中子の鋳抜装置が提案されている(例えば
特開平1−162557号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の中子の鋳抜装置においては、前記遊動中子は、鋳
造中の定常状態では、その温度がアルミ溶湯等との接触
により上昇し、その結果、鋳造開始時点の温度(室温)
と比べて著しく膨張してしまう。しかも、このときの上
昇した遊動中子の温度は中子ダイスの温度より高くなる
ため、このときの遊動中子は中子ダイスよりも大きく膨
張してしまう。そのため、鋳造開始時点(室温)におけ
る前記遊動中子と前記中子ダイスの凹孔との間のクリア
ランスは比較的大きく取っておく必要があるが、このよ
うに鋳造開始時点(室温)における前記遊動中子と前記
中子ダイスの凹孔との間のクリアランスを比較的大きく
設計した場合、鋳造開始時点から定常鋳造状態に達する
までに摺動面にバリが侵入して遊動中子が作動できなく
なってしまうという課題があった。
【0004】また一方、このようなバリの侵入を防ぐた
め前記クリアランスを比較的小さく設計した場合は、今
度は定常鋳造状態において、前記のような遊動中子の熱
膨張により前記クリアランスがなくなってしまい、遊動
中子の作動不良が生じてしまうという課題があった。ま
たこれらの事情のため、従来は、鋳造開始時点(室温)
における前記遊動中子と前記中子ダイスの凹孔との間の
クリアランスを極めて精密に設計する必要があった。
【0005】本考案は、このような従来技術の課題に着
目してなされたもので、定常鋳造状態における遊動中子
の摺動面へのバリの侵入による遊動中子の作動不良と遊
動中子の熱膨張による遊動中子の作動不良をいずれも防
止することができると共に、中子ダイスの凹孔と遊動中
子との間のクリアランスの設計が極めて容易にできるよ
うになるダイカスト鋳型の鋳抜装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るダイカスト
鋳型の鋳抜装置は、型締め型開き方向と異なる方向に移
動可能な中子ダイスと、この中子ダイスの凹孔内に設け
られ、中子ダイスの移動方向と異なる方向に移動可能な
遊動中子とを備えたダイカスト鋳型の鋳抜装置におい
て、前記遊動中子には、冷却流体が供給される冷却部が
形成されていると共に、前記遊動中子の摺動面にリング
溝が形成されこのリング溝にピストンリングが嵌装され
ているものである。
【0007】
【作用】上記手段によれば、前記遊動中子の冷却部に冷
却流体を供給することにより、鋳造中の定常状態におい
て、遊動中子がアルミ溶湯等と接触しても、遊動中子の
温度上昇が抑えられ、そのため鋳造開始時点(室温)と
比べて遊動中子が著しく熱膨張することが避けられるよ
うになる。
【0008】また、前記遊動中子の摺動面にリング溝が
形成されこのリング溝にピストンリングが嵌装されてい
るので、鋳造開始時点から定常鋳造状態に達するまでに
遊動中子の摺動面にバリが侵入することが防止されるよ
うになる。さらに、前述のように前記冷却部を設けて定
常鋳造状態における遊動中子の著しい熱膨張を回避する
ようにした結果、鋳造開始時点における遊動中子と中子
ダイスの凹孔とのクリアランスをある程度小さくしてお
いても、定常鋳造状態において遊動中子の熱膨張により
クリアランスがなくなることが防止されるようになると
ともに、前述のように遊動中子の摺動面にピストンリン
グを嵌装した結果、鋳造開始時点における前記クリアラ
ンスをある程度大きくとっておいても、定常鋳造状態に
おいて遊動中子の摺動面にバリが侵入することが防止さ
れるようになるので、鋳造開始状態(室温)における前
記クリアランスの設計をすることが極めて容易になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。図1は本考案の一実施例における遊動中子の構
成を示す断面図である。図1において、遊動中子1は、
大径部3と小径部2とにより一体に構成されている。前
記大径部3には、冷却水が供給される凹状の冷却部6が
形成されている。また小径部2には、前記冷却部6と連
通する冷却パイプ挿入孔2aが軸方向に形成されてお
り、この挿入孔2aの中には、冷却水を前記冷却部6ま
で送るための冷却用パイプ5が挿入されている。この冷
却用パイプ5の受水口および排水口は、小径部2の受水
孔2bおよび排水孔2cにそれぞれ連結されており、ま
たこれらの受水孔2bおよび排水孔2cは、それぞれコ
ネクタ8,9を介して柔軟性のあるチューブ10a,1
0bと連結されている。また大径部3の図示左端部(前
端部1c)の中央には、凹孔3aが設けられ、この凹孔
3a内に蓋4が被せられ溶接止め(符号4d参照)され
ている。また前記冷却用パイプ5の先端は、前記蓋4の
受水凹部4aに嵌合されている。
【0010】この遊動中子1では、チューブ10aから
供給される冷却水は、図1に矢印で示されているよう
に、コネクタ8、受水孔2b、円環状の孔5cおよび孔
5dを介して冷却用パイプ5の通路孔5aに入り、その
後この通路孔5aを経て前記受水凹部4aに達し、さら
に連通孔4bを介して冷却部6に供給され、ここで大径
部3を冷却する。その後、この冷却部6の冷却水は、図
1の段部4cの通路を介して冷却用パイプ5の外周と冷
却パイプ挿入孔2aとの間の隙間5bに流れ込み、この
隙間5bの中を図示の矢印のように移動して前記排水孔
2cに達し、ここからコネクタ9およびチューブ10b
を介して外部に排出されるようになっている。
【0011】また、この遊動中子1の大径部3の外周に
は、製品22に鋳抜き孔30(図4参照)を形成するた
めの鋳抜孔形成面3bと、中子ダイス108の凹孔10
9(図4参照)の内壁と摺動する摺動面3cとが連続し
て形成されている。そして本実施例では、この摺動面3
cに円環状のリング溝3dが形成され、このリング溝3
dにピストンリング7が嵌装されている。
【0012】次に、この図1に示す遊動中子1を備えた
ダイカスト鋳型の鋳抜装置の構成を図2および図3
(a),(b)に基づいて説明する。なお、ここで図2
は鋳抜き装置の型締めした状態を示している。図2にお
いて、固定ダイス101は固定ホルダー102内に埋め
込まれ、図示しないソケットスクリューにて固定されて
いる。一方、可動ダイス103は可動ホルダー104内
に埋め込まれ、図示しないソケットスクリューにて固定
されている。
【0013】前記可動ホルダー104には凹溝105
が、型締め、型開き方向イ−イ′方向に対して直角方向
(ロ−ロ′方向)へ前記可動ダイス103に連通させて
設けてあり、該凹溝105には中子ホルダー106が図
示の矢印ロ−ロ′方向へ進退動自在に嵌合支持されてい
る。前記可動ホルダー104は、前記固定ホルダー10
2に対して矢印イ−イ′方向へ型締め、型開き自在に複
数本のガイドピン107…にスライド可能に支持されて
おり、図示しない公知の油圧シリンダ等で型締め、型開
きされる。
【0014】前記中子ホルダー106の前端(図2の下
端)には、中子ダイス108が図示しないソケットスク
リューによって固定されている。また、前記中子ダイス
108には、この中子ダイス108の進退方向(ロ−
ロ′方向)と直交するイ−イ′方向に上述の凹孔109
が形成されている。図3(a)および図3(b)に拡大
して示すように、前記遊動中子1は、この遊動中子1の
前記摺動面3cがこの凹孔109の内壁面を摺動するこ
とにより、この凹孔109内を図2のイ−イ′方向(型
締め、型開き方向)にスライドできるようになってい
る。また、前記中子ダイス108および中子ホルダー1
06には、チューブ挿通孔110およびこの孔110と
連通するチューブ挿通孔111が前記凹孔109から図
の上方へ向けてそれぞれ形成されている。前記冷却水供
給用のチューブ10aおよび10bは、これらの孔11
0および111を介して装置の外部から遊動中子1まで
挿通されている。
【0015】前記可動ダイス103及び可動ホルダー1
04には、遊動中子1のスライド方向延長線上に、孔1
2,13が夫々貫通させてあり、該各孔12,13には
遊動中子1を押圧するための押出棒14が軸方向へスラ
イド自在に嵌装されている。前記可動ホルダー104に
は、シリンダ固定板15が図示しないソケットスクリュ
ーにて固定されており、該シリンダ固定板15に遊動中
子1用の第1の駆動機構16が設けられている。
【0016】即ち、第1の駆動機構16は次のように形
成されている。前記シリンダ固定板15にシリンダ31
が図示しないソケットスクリューにて固定されており、
該シリンダ31の出力軸31aには、前記押出棒14が
ねじ込みにて同軸上に連結され、押出棒14がシリンダ
31により、型締め、型開き方向(イ−イ′方向)に往
復スライドするよう形成されている。また、前記固定ダ
イス101には、前記遊動中子1のスライド方向延長線
上、即ち、中子ダイス108に形成された貫通孔17の
延長線上に、該貫通孔17に連通して孔18を貫通して
あり、該各孔17,18には遊動中子1を押圧する押出
棒19が軸方向へスライド自在に嵌挿されている。ま
た、該押出し棒19の先端と遊動中子1の前端面1cと
の間には僅かな隙間C(図3(a)参照)が確保される
ようになっている。前記固定ダイス101には、遊動中
子1用の第2の駆動機構20が設けてある。
【0017】即ち、前記第2の駆動機構20は次のよう
に形成されている。前記固定ダイス101にシリンダ2
1が図示しないソケットスクリューにて固定されてお
り、該シリンダ21の出力軸21aに上記押出棒19が
ねじ込みにて同軸上へ連結され、押出棒19がシリンダ
21により、型締め、型開き方向(イ−イ′方向)に往
復スライドするように形成されている。
【0018】また、前記遊動中子1の大径部3の外径寸
法は、前記凹孔109の内径寸法に対して微小寸法だけ
小さく形成されており、これにより、凹孔109内をス
ライドするのに必要な微小隙間(クリアランス)100
(図3(a)、(b)参照)が両者間に保持されるよう
になっている。また、本実施例では、前述のように、遊
動中子1の摺動面3cのリング溝3dにピストンリング
7が嵌装されており、これにより、鋳造中に前記クリア
ランス100を介して摺動面3cにバリが進入すること
が防止される。また遊動中子1の大径部3は、型締め、
型開き方向(イ−イ′方向)と同方向に中心軸を有する
鋳抜き孔30(図4参照)を製品22の凸部28に形成
できるように、かつ鋳造後に第2の駆動機構20によっ
て前記鋳抜き孔30から大径部3を抜き取り易いよう
に、例えば、大径部3側より前端面1cにいくに従って
直径が徐々に小さくなるテーパが形成された鋳抜孔形成
面3bを有している。
【0019】更に、前記遊動中子1は、図2に示した型
締め状態では、第1の駆動機構16によって押圧されて
前進し、その前端面1cが、前記中子ダイス108の壁
面108aに当接する。また、遊動中子1の大径部3の
背面3fと中子ダイス108に設けた凹孔109の底面
109aとの間の隙間D(図3(a)参照)は、鋳抜き
孔30を形成する製品22の凸部28の肉厚T(図3
(a)参照)より、例えば、1〜2mm程度の余裕があ
るように、該肉厚Tより所望寸法だけ大きく設定してあ
る。また、中子ダイス108の前端(図2の下方)に
は、製品22にアンダーカット部23(図4参照)を形
成するためのアンダーカット成形部108bが形成され
ている。
【0020】なお、図2、図4において符号24は押し
出しピンで、前記可動ダイス103及び可動ホルダー1
04並びにシリンダ固定板15を夫々貫通している。こ
の押し出しピン24は、可動ダイス103のキャビティ
25内へ押し出し可能にピン板26に固定してあり、図
示しない油圧シリンダ等により型締め、型開き方向へ往
復動してキャビティ25から製品22を押し出すように
形成されている。符号27はスペーサーを示す。
【0021】次に本実施例装置の動作を、図2、図3
(a),(b)および図4に基づいて説明する。なお、
ここで、図4は図2に示す鋳抜装置が型開きした状態を
示す。図2に示す型締め状態では、遊動中子1が図示の
位置で押出棒14を介して第1の駆動機構16により、
中子ダイス108の壁面108aに押し付け固定されて
いる。また、この状態で、遊動中子1の前端面1cと、
第2の駆動機構20の押出棒19の端面との間に微小な
隙間C(図3(a)参照)を保有させている。
【0022】本実施例装置では、この図2および図3
(a)に示す状態で、例えばアルミ溶湯を鋳型に注入
し、所定の鋳造条件で鋳造する。このとき、本実施例で
は、前述のように、前記各チューブ10a,10bを介
して冷却水を前記冷却部6に供給するようにする。した
がって、この鋳造の定常状態では、遊動中子1はアルミ
溶湯と接触するが、同時に前記冷却水により冷却される
ので、遊動中子1の大径部3の著しい熱膨張が防止され
るようになる。そのため、従来は、遊動中子1の摺動面
3cと前記凹孔109の内壁面とのクリアランス100
(図3参照)が遊動中子1の熱膨張によりなくなってし
まい遊動中子1の作動不良が生じていたが、本実施例で
はクリアランス100が確保されることとなり、従来の
不都合が回避される。
【0023】また本実施例では、前述のように遊動中子
1の前記摺動面3cにピストンリング7を嵌装してい
る。そのため、鋳造開始時点から定常鋳造状態に達する
までの間に、前記クリアランス100を介して前記摺動
面3cにバリが侵入し、さらにはそれにより遊動中子1
が作動できなくなることが防止されるようになってい
る。
【0024】次に、この図2および図3(a)の状態で
アルミ溶湯が凝固して適当な時間が経過した後、シリン
ダ31を作動させて押出棒14を図2の右方向に後退さ
せる。そしてシリンダ21を作動させて押出棒19を図
2の右方向へ前進させる。これにより、図3(b)に示
すように、遊動中子1が製品22の凸部28から図の右
方向へ押し出されて中子ダイス108の凹孔109の底
面109aに押し付けられた状態となる。
【0025】その後、可動ホルダ104および可動ダイ
ス103を図2の右方向にスライドさせて型開きをし、
さらに図示しない油圧シリンダ等により中子ホルダー1
06および中子ダイス108を図2の上方向へ後退させ
ると、遊動中子1もこの中子ダイス108と一体的に同
方向へ後退し、図4に示すような型開きの状態となる。
【0026】以上の一連の動作により、図4に示すよう
に、凸部28に鋳抜き孔30が形成され、この凸部28
の左方にアンダーカット部23を有する製品22が鋳造
される。以上のように本実施例によれば、前記遊動中子
1に冷却液が供給される冷却部6を設けたので、鋳造中
の定常状態において遊動中子1がアルミ溶湯等と接触に
より著しく熱膨張することが防止される。したがって、
従来生じていたような遊動中子1の熱膨張による遊動中
子1の作動不良の発生を防止できる。
【0027】また、前記遊動中子1の摺動面3cにリン
グ溝3dを形成し、このリング溝3dにピストンリング
7を嵌装したので、鋳造開始時点から定常鋳造状態に達
するまでに遊動中子1の摺動面3cにバリが侵入するこ
とを防止できるようになる。さらに、本実施例によれ
ば、前述のように前記冷却部6を設けて定常鋳造状態に
おける遊動中子1の著しい熱膨張を回避するようにした
結果、鋳造開始時点における遊動中子1と中子ダイス1
08の凹孔109とのクリアランス100をある程度小
さくしておいても、定常鋳造状態において遊動中子1の
熱膨張によりクリアランス100がなくなることが防止
されるようになる。また、前述のように遊動中子1の摺
動面3cにピストンリング7を嵌装した結果、鋳造開始
時点における前記クリアランス100をある程度大きく
とっておいても、定常鋳造状態において遊動中子1の摺
動面3cにバリが侵入することが防止されるようになる
ので、鋳造開始状態における前記クリアランス100の
設計をすることが極めて容易になる。
【0028】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、前記遊動
中子に冷却流体が供給される冷却部を備えることによ
り、鋳造中の定常状態において遊動中子がアルミ溶湯等
と接触により著しく熱膨張することを防止するようにし
たので、従来生じていたような遊動中子の熱膨張による
遊動中子の作動不良の発生を防止できるようになる。
【0029】また、前記遊動中子の摺動面にリング溝を
形成しこのリング溝にピストンリングを嵌装したので、
鋳造開始時点から定常鋳造状態に達するまでに遊動中子
の摺動面にバリが侵入することを防止できるようにな
る。さらに、本考案によれば、前述のように前記冷却部
を設けて定常鋳造状態における遊動中子の著しい熱膨張
を回避するようにした結果、鋳造開始時点における遊動
中子と中子ダイスの凹孔とのクリアランスをある程度小
さくしておいても、定常鋳造状態において遊動中子の熱
膨張によりクリアランスがなくなることが防止されるよ
うになるとともに、前述のように遊動中子の摺動面にピ
ストンリングを嵌装した結果、鋳造開始時点における前
記クリアランスをある程度大きくとっておいても、定常
鋳造状態において遊動中子の摺動面にバリが侵入するこ
とが防止されるようになるので、鋳造開始状態における
前記クリアランスの設計をすることが極めて容易にな
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における遊動中子の構成を示
す断面図である。
【図2】図1の遊動中子を備えたダイカスト鋳型の鋳抜
装置の型締めした状態を示す縦断側面図である。
【図3】図2の鋳抜装置の構成および動作を説明するた
めの部分拡大断面図である。
【図4】図2の鋳抜装置の型開きした状態を示す縦断側
面図である。
【符号の説明】
1…遊動中子 3c…摺動面 3d…リング溝 6…冷却部 7…ピストンリング 108…中子ダイス 109…凹孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締め型開き方向と異なる方向に移動可
    能な中子ダイスと、この中子ダイスの凹孔内に設けら
    れ、前記中子ダイスの移動方向と異なる方向に移動可能
    な遊動中子とを備えたダイカスト鋳型の鋳抜装置におい
    て、前記遊動中子には、冷却流体が供給される冷却部が
    形成されていると共に、前記遊動中子の摺動面にリング
    溝が形成されこのリング溝にピストンリングが嵌装され
    ていることを特徴とするダイカスト鋳型の鋳抜装置。
JP1991042788U 1991-06-07 1991-06-07 ダイカスト鋳型の鋳抜装置 Expired - Lifetime JPH0726037Y2 (ja)

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JPS636154U (ja) * 1986-06-27 1988-01-16
JPH01162557A (ja) * 1987-12-16 1989-06-27 Ryobi Ltd 中子の鋳抜き装置

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