JPH07260627A - 着信デジタル信号の損失測定装置 - Google Patents

着信デジタル信号の損失測定装置

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JPH07260627A
JPH07260627A JP7024099A JP2409995A JPH07260627A JP H07260627 A JPH07260627 A JP H07260627A JP 7024099 A JP7024099 A JP 7024099A JP 2409995 A JP2409995 A JP 2409995A JP H07260627 A JPH07260627 A JP H07260627A
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circuit
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los
voltage
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Benny W Lai
ベニー・ダヴリュ・ライ
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    • G01R19/16566Circuits and arrangements for comparing voltage or current with one or several thresholds and for indicating the result not covered by subgroups G01R19/16504, G01R19/16528, G01R19/16533
    • G01R19/1659Circuits and arrangements for comparing voltage or current with one or several thresholds and for indicating the result not covered by subgroups G01R19/16504, G01R19/16528, G01R19/16533 to indicate that the value is within or outside a predetermined range of values (window)
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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル、例えば光ファイバ通信における着
信信号の信号損失(LOS)を短時間の時間変動等に応
答しないで的確に表示することができる方法及び装置を
提供する。 【構成】 受信機側におけるデジタル信号を着信した時
の信号損失(LOS)を検出するLOS検出器は、トラ
フ回路とスミアリング回路とから構成する。そして、ト
ラフ回路は着信通信信号が、予め設定されている電圧範
囲内であるときにはいつでも回路から出力信号を生成
し、この出力信号をスミアリング回路に供給し、それは
予め設定されている時間の長さの回路上のレベルにトラ
フ回路の出力信号が存在しているときはいつでも信号L
OSを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信システ
ムに係わり、特に、光ファイバ通信システム内での信号
損失(Loss of Signal:LOS)事象の
検出をするために、デジタル式平均化を用いる一体型レ
ベル検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大半のデジタル式通信システムにおい
て、受信機は、着信信号の有無を検出することが可能で
なければならない。LOS事象の迅速な検出は、同様に
迅速な光ファイバ通信システムのリスタートを可能にす
る。
【0003】高速光ファイバ通信システムでは、信号は
一連のレーザ光パルスとして光ファイバ上を伝送され
る。光ファイバの破損が検出されない場合には、レーザ
光が誰かの目の中に入る危険性があり、重大な結果をも
たらす危険性がある。公知の二重回線システムの多くで
は、受信機でLOS事象を検出すると、その受信機は自
らレーザ光を遮断することにより、送信機側のレーザ光
の遮断を引き起こす。それによって、発生の恐れがある
目の損傷が防止される。
【0004】受信機は、真のLOS事象に対して迅速且
つ適正に反応しなければならないが、一方、着信信号の
強さの僅かな変動のために受信機の遮断が生じることは
あってはならない。こうした信号変動に起因する不要な
遮断を回避するためには、受信機のレベル検出器の閾値
を正確に調整することが必要である。更に、通信チャン
ネル内に幾らかのノイズが存在することが避けられない
ので、受信機は、発生する可能性がある全てのLOS事
象に対して瞬時に反応することがあってはならない。一
定の時間期間中に生じた複数回のLOS検出のオ−バ−
が、LOS検出の起動と通信システムの遮断のために必
要である。
【0005】公知のLOS検出回路は、通常、着信信号
がプリセットされた閾値を下回ったことを検出するため
のピーク検出器として使用する。このようなピーク検出
器は、ダイオードのような整流器を使用して着信したA
C信号をDC信号に変換する。整流された信号は更に外
部コンデンサに供給される。ピーク検出器の出力は電圧
比較器に供給され、この電圧比較器は上記整流信号が予
め設定されている基準電圧よりも高いか低いかを検出す
る。この基準電圧は、通常、外部抵抗器を使用して設定
される。
【0006】機能に関して言えば、公知のLOS検出回
路は、最初にピーク電圧レベルを検出し、抵抗器−コン
デンサからなる時定数を使用してパルス持続時間を測定
し、予め設定されている閾値電圧と検出したピーク電圧
とを比較する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た公知の回路には幾つかの欠点がある。検出器は、ピー
ク検出器なので、着信信号の最大電圧レベルを検出す
る。典型的な着信信号は方形波なので、ピーク検出器は
着信信号の初期立上がり電圧を測定するが、この初期立
上がり電圧はオーバシュートして着信信号の所期最大値
を越える場合が多い。この初期オーバシュートは、真の
信号振幅がLOS閾値よりも低いにも係わらず、ピーク
検出器を起動して、LOSの検出を阻止することが起こ
りうる。こうした場合に光ファイバ通信システムの遮断
に失敗することは、通信システムを過剰に頻繁に遮断す
るのと同様に、望ましいものではない。
【0008】パルス遷移中に電圧レベルを維持する外部
コンデンサは、ピーク検出器回路の応答時間の不確実性
を生じさせる可能性がある低速のアナログ成分をピーク
検出器回路内に送り込むと共に、ピーク検出器回路のコ
ストを増大させる。高いビット伝送速度(例えば約50
0Mビット/秒以上)では、ピーク検出器の集積回路
(例えばIC)パッケージとボンディングワイヤと外部
コンデンサとの寄生静電容量と寄生インダクタンスと
が、誤ったLOSの検出を引き起こす可能性がある。
【0009】公知のシステムにおける閾値電圧は、外部
抵抗器によって設定される。ピーク検出器を構成するI
Cのシート抵抗が、方程式とその結果としての回路との
両方の結果が適正な単位であることを確実なものにする
ための電圧式の一部を、外部抵抗器と共に形成する。上
記シート抵抗が部分によって異なるので、閾値電圧を一
定に維持するために外部抵抗器を繰り返し調整しない限
り、閾値電圧が変動する。
【0010】非常に正確に制御された閾値電圧を有し、
真のLOS事象だけに応答し、且つ電圧のオーバシュー
トのせいでLOSの検出に失敗するということがないL
OS検出器が必要とされている。光ファイバ通信チャン
ネルで使用される伝送速度がますます増大していること
とLOS検出器を単一のICで製造することが求められ
ていることとを考慮すると、完全なデジタル方式のLO
S検出器が望ましい。適正な閾値電圧を維持するために
外部抵抗器を調整する必要性を取り除くことも求められ
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1の実施例において完全なデジタル方
式のLOS検出器を構成する。この第1の実施例では、
デジタル信号である着信通信信号電圧Vinが、本明細
書では「トラフ(TROUGH)」回路と呼ぶ回路に供
給される。この回路は、2つの外部抵抗器によって設定
されるユーザが適宜定義できる閾値電圧(「Vth」)
を有する。上記トラフ回路は、着信電圧が閾値電圧Vt
hを上回るか又は下回る時に「論理−1」信号を発生さ
せ、着信電圧が閾値電圧+Vthから−Vthまでの範
囲である時に「論理−0」信号を発生させる。このトラ
フ回路の出力は、入力信号の有無を表す。この出力はデ
ジタル方式の「スミアリング(SMEARING)」回
路に供給される。このスミアリング回路の目的は、LO
S検出器からの出力が、短時間の電圧変動や同様の過渡
に対しては応答せずに、LOS事象の有無を的確に表示
することを確実なものにすることである。
【0012】真のLOS事象が発生したことを更に確認
するために、本発明の第2の実施例は、スミアリング回
路の出力に結合されたデジタル状態機械を有する。この
状態機械は、クロック信号を有するシステムで使用可能
である。クロック信号を使用することによって、状態機
械が上記スミアリング回路の出力を監視し、予め決めら
れた数のクロックサイクルに亙ってそのスミアリング回
路が一定のレベルにあった後にだけ、状態機械が信号L
OSを発生させる。
【0013】本発明の目的に関しては、LOS事象は、
「十分な長さの時間周期に亙って十分な強さの着信光を
受信機が検出することがない」こととして定義される。
本発明を組み入れた受信機は、光−電気変換器と、変換
した信号をLOS検出器へ伝送する前にその変換した信
号を増幅する増幅器とを含む。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る実施例について図を参照
にして詳細に説明する。図1は、公知のLOS検出器1
0のブロック図である。
【0015】差分着信通信信号電圧Vin11がピーク
検出器13に供給され、このピーク検出器13は、内部
ダイオードと抵抗器と外部コンデンサCext12とか
ら構成される。ピーク検出器13の出力とトリガレベル
発生器14の出力とが電圧比較器16に供給され、この
電圧比較器16の出力が信号LOSとして出力され、こ
れはLOS事象を表示するために使用される。トリガレ
ベル発生器14の出力電圧は、差分着信通信信号電圧V
in11のDCバイアス電圧と、LOS事象がトリガさ
れるプリセット閾値電圧Vthとを含む。この閾値電圧
Vthが外部抵抗Rext15によって設定されること
が多い。トリガレベルは、必要とされるヒステリシスを
システムに与えるように、LOS事象の状態に応じて調
整される。
【0016】ピーク検出器13からの出力は、外部コン
デンサCext12の充放電によって生じさせられる少
なくとも僅かなリップルを伴うDC電圧である。ピーク
検出器13からの出力信号の減衰が外部コンデンサCe
xt12の放電によって引き起こされるので、その出力
信号のレベルは幾分か曖昧であり発生する連続した
「0」と「1」の個数に依存している(「0」の個数が
多ければ多いほど、外部コンデンサCext12の放電
が長時間になる)。これに加えて、外部コンデンサCe
xt12の存在がその回路のコストを増加させる。ピー
ク検出器13の使用は、差分着信通信信号電圧Vinが
その所期電圧を瞬間的にオーバシュートする場合にLO
S表示を発生させるという誤りに結果する可能性もあ
る。
【0017】図2は、本発明の第1と第2の実施例のブ
ロック図である。デジタル式LOS検出器150は、ト
ラフ回路20とスミアリング回路30とによって構成さ
れる。第2の実施例では、クロック信号が使用可能であ
るいずれの環境においても、状態機械110がスミアリ
ング回路30の出力と結合されることが可能である。L
OS条件の有無を検証するのに十分な長さの時間に亙っ
てスミアリング回路30の出力が同一の論理レベルのま
まであることを更に確実なものとするために、上記状態
機械110がクロック信号を使用する。本発明の第1の
実施例に対する状態機械110の接続が、点線によって
図2に示されている。ゲート37の出力をトラフ回路2
0に結合する代わりに、ゲート37の出力が状態機械1
10に結合され、この状態機械の出力がトラフ回路20
に結合される。
【0018】トラフ回路20の変換関数が図3に示され
ている。着信通信信号電圧Vinは、有限の立上がり時
間と立下り時間とを有するデジタル通信方形波である。
この着信通信信号電圧|Vin|が閾値電圧Vthより
も小さい時には、トラフ回路20の出力信号Toutは
「論理−0」である。着信通信信号電圧|Vin|が閾
値電圧Vthよりも大きい時には、トラフ回路20の出
力信号Toutは「論理−1」である。本発明のこの実
施例では、トラフ回路20は更に、上限閾値検出器21
と下限閾値検出器22と増幅器23、24とORゲート
25とを含む。
【0019】図4は、上限閾値検出器21の略図であ
る。上限閾値検出器21は、2つの差動電流増幅器8
5、87によって構成される増幅器部分82と、可変電
流源84と、出力段バッファ86とによって構成され
る。下限閾値検出器22の構造と動作は、下限閾値増幅
器22に対する入力信号が閾値検出器21の入力に対し
て反転させられているということを除いて、上限閾値検
出器21の構造と動作と同一であるので、上限閾値検出
器21の構造と動作だけを詳細に説明する。
【0020】2つの差動増幅器85、87は互いに異な
った利得を有する。差動増幅器85、87の利得の決定
は、これらの増幅器のコレクタ抵抗とエミッタ抵抗との
値を適正に選択することによって公知の仕方で行われ
る。差動増幅器85、87のコレクタは同じ負荷抵抗器
49、50を共有する。この構成は、2つの異なった利
得を有する電圧増幅器の機能的等価物を生じさせる。L
OS出力の状態(状態機械110の有無に応じた、図2
の、信号LOS又はLOS1)に応じて、増幅器85と
増幅器87のどちらかが起動され、他方の増幅器がトラ
イステートにされる。スミアリング回路30の出力又は
状態機械110の出力がLOS条件を表示する時には、
利得が小さい方の増幅器がオンされる。これは、LOS
条件が取り除かれる前に差分着信通信信号電圧Vinが
より高いレベルに達することを必要とする。一方、LO
S条件が無い時には、利得が大きい方の増幅器がオンさ
れる。この場合には、LOS条件が発生させられる前
に、差分着信通信信号電圧Vinが更に低下しなければ
ならない。これは、本発明に必要なヒステリシスを与え
る。上記2つの増幅器の利得比が非常に適切に決定され
ているので、ヒステリシス(dB)は一定不変であり、
閾値電圧Vthとは無関係である。図3が、利得が高い
方の増幅器がオンである時のトラフ回路30の変換関数
を示しているということに留意されたい。利得が低い方
の差動増幅器がオンである時は、閾値電圧Vthは異な
ってはいるが、変換関数は同一である。
【0021】可変電流源84によって発生させられるD
C電流を負荷抵抗器50に供給することによっ閾値電圧
Vthが決定される。これは、トラフ回路30のための
トリガ電圧にDCオフセットを生じさせ、このことは図
3に示される変換関数の半分を生じさせる。この変換関
数の他方の半分は、下限閾値検出器22によって発生さ
せられる。
【0022】可変電流源84は、電流源とステアリング
回路とを備える。この電流源はトランジスタ70、71
と抵抗器69、72とによって構成される。こうした構
成要素の値は、増幅器85、87と、LOS検出器15
0にその出力が供給される増幅器とにおける利得の変動
を補償するために必要とされる所期の温度係数を与える
ように選択される。この電流源によって発生させられる
電流は、トランジスタ65、66と抵抗器63、64、
67、68と外部抵抗器79、80とによって構成され
るステアリング回路によって方向付けられる。
【0023】トランジスタ65、66のベースに印加さ
れる電圧の差異が、抵抗器50を介して可変電流源84
によって発生させられる可変量の電流を方向付け、この
ことは差動増幅器85、87のオフセット電圧を決定す
る。
【0024】「内部抵抗器63、64」対「外部抵抗器
79、80」の比率によって電圧差が決定されるので、
ICのシート抵抗の絶対値は外部抵抗器の絶対値から切
り離され、更に正確な閾値電圧Vthの設定を可能にす
る。公知のIC製造技術を使用して正確な値の抵抗器を
製造することは、より一層困難である。しかし、抵抗器
の値の比率を厳密に調整することは容易である。
【0025】出力段バッファ86は、増幅器85又は増
幅器87によって発生させられる差分信号を緩衝し、信
号を鮮鋭化する増幅器23(図2)に結合され、最後に
ORゲート25に結合される。増幅器23の設計と構造
は公知のものである。閾値電圧Vthを通過する電圧レ
ベルの遷移を検出器21、22が検出する時に論理信号
を発生させるために必要とされる論理回路の設計と動作
とが公知である。
【0026】トラフ回路20によって検出される差分着
信通信信号電圧Vinの遷移が、短い「論理−0」出力
を発生させる。しかし、こうした短いパルス信号の各々
はLOS事象を表示するものではない。トラフ回路20
の出力が少なくとも一定の最少量の時間に亙って「論理
−0」レベルのままである場合にだけ、信号LOSを発
生させられなければならない。差分着信通信信号電圧V
inの遷移とトラフ回路20によって発生させられる結
果的なパルス信号とが、トラフ回路20によって通常に
発生させられるパルスの幅である差分着信通信信号電圧
Vinのビット幅を越えることが不可能であるので、非
LOS動作は差分着信通信信号電圧Vinの1ビット期
間よりも小さい。
【0027】スミアリング回路30(図2)は、トラフ
回路20の出力のフィルタリングを行う。スミアリング
回路30は、入力パルス信号を連続的に遅延させること
と、こうした遅延入力パルス信号を最初の入力パルス信
号と再び組み合わせることとによって機能する。トラフ
回路20の出力が遅延経路全体の遅延時間と少なくとも
同じ量の時間に亙って低のままである場合にだけ、高出
力がスミアリング回路30によって発生させられる。こ
の遅延経路全体の遅延時間が、非LOS状況下でトラフ
回路20によって発生させられる最大パルス信号幅を越
えるので、スミアリング回路30は、明確なLOS条件
が発生した時に正の出力を生じさせるだけである。従っ
て、スミアリング回路30の出力は、LOS事象の真の
表示である。遅延素子の厳密な個数は、着信信号のビッ
ト転送速度に応じて変化する。例えば500Mビットの
データ転送速度を使用するシステムでは、信号周期が2
ナノ秒である。従って、遅延の全体的長さは2ナノ秒で
ある。こうしたシステムでは、トラフ回路20からの出
力が少なくとも2ナノ秒間に亙って「論理−0」にある
場合にだけ、スミアリング回路30の出力が「論理−
1」である。本明細書に示されている好ましい実施例
は、6個の遅延素子31〜36を使用する。各遅延素子
の出力は、その次の遅延素子に供給され、更に、最終的
な信号を発生させるためにNAND論理ゲート37に供
給される。他の論理ゲートが使用可能であり、こうした
ゲートを使用してこの回路機能を実現することは従来通
りである。着信信号のビット伝送速度が変更された場合
には、遅延素子の数を変更することも必要である。こう
した変更は従来通りである。
【0028】クロック信号が使用可能であり且つクロッ
ク周波数が差分着信通信信号電圧Vinのデータ転送速
度以下であるシステムでは、スミアリング回路の出力を
強化して更に明確なものにするために、状態機械110
(図2と図6とを参照)が本発明に組み入れられること
が可能である。この状態機械110は、一定の最少持続
時間の真のLOS事象だけが本発明からの高出力をトリ
ガすることを確実にするために、スミアリング回路30
からの入力信号を更に厳密に監視する。
【0029】図5に示す状態遷移図は、状態機械110
がスミアリング回路30からの入力信号を監視し、4つ
の連続したクロック周期に亙って入力信号が遮断されな
い限りは状態を変化させないということを示している。
図6は、図5の状態機械110を具体化した論理回路の
一例を示す。状態遷移図からの論理回路の生成は公知の
プロセスであり、図6に示される論理回路は図5の状態
遷移図の1つの具体例にすぎない。数多くの他の具体例
が使用可能であり、これらの具体例の設計は当業者に公
知である。実際には、状態機械110と同一の機能を果
たすために、コンデンサのようなアナログ出力段がスミ
アリング回路30の出力に結合されることが可能であ
る。
【0030】本発明の動作性能が、図7に示されてい
る。差分着信通信信号電圧Vinはトラフ回路20に供
給される信号であり、出力信号Toutはトラフ回路2
0の出力であり、信号LOSはスミアリング回路30の
出力であり、A、B、Lは状態機械110内で生成され
る出力であり、信号LOS1は状態機械110の出力で
ある。図7に示されるように、トラフ回路20は、第1
の状態と第2の状態との間の差分着信通信信号電圧Vi
nの遷移が生じる毎に、短いパルス信号を発生させる。
出力信号Toutが最少時間期間Tに亙って低であった
後でだけ、スミアリング回路30から信号LOSが発生
させられる。信号LOSが「論理−1」状態になってか
ら5つのクロック周期が経過し終わって初めて、信号L
OS1がその「論理−1」状態になる。
【0031】上記実施例で説明した構成にすることによ
り、下記のように具現化することができる。 [1] 着信デジタル信号の損失を測定するための装置
であって、第1の電圧レベルと第2の電圧レベルとの間
の前記着信デジタル信号の遷移が何時生じるかを判定す
るための及び前記第1の電圧レベルから前記第2の電圧
レベルへの前記着信デジタル信号の遷移と前記第2の電
圧レベルから前記第1の電圧レベルへの前記着信デジタ
ル信号の遷移とが生じる毎に第1の出力信号を発生させ
るためのトラフ回路と、前記第1の出力信号を受け取る
ための及び前記第1の出力信号が第1の予め決められた
時間期間よりも長い時間にわたって発生させられる場合
に第2の出力信号を発生させるためのスミアリング回路
とを含む着信デジタル信号の損失測定装置である。
【0032】[2] 更に、前記スミアリング回路に結
合された状態機械を備え、前記状態機械が第1のクロッ
ク信号にも結合され、前記状態機械が、前記第2の出力
信号が予め決められた数以上のクロックサイクルにわた
って第3の電圧レベルを上回ったままである場合に第3
の出力信号を発生させる上記[1]に記載の装置であ
る。
【0033】[3] 着信したデジタル信号の損失を測
定する方法であって、前記デジタル信号が第1の電圧レ
ベルと第2の電圧レベルとを有し、前記方法が前記第1
の電圧レベルと前記第2の電圧レベルとの間で前記デジ
タル信号の遷移が何時生じるかを検出する段階と、前記
第1の電圧レベルと前記第2の電圧レベルとの間の前記
デジタル信号の遷移を検出する時に第1の論理信号を発
生させる段階と、前記第1の論理信号を遅延ネットワー
クに供給する段階と、前記第1の論理信号が予め決めら
れた時間期間にわたって前記遅延ネットワークに供給さ
れる場合に前記遅延ネットワークからの第2の論理信号
を発生させる段階とを含む着信デジタル信号の損失測定
方法である。 [4] 更に、前記第2の論理信号を状態機械に供給す
る段階を含み、前記状態機械が、前記第2の論理信号が
予め決められた数のクロックサイクルにわたって前記状
態機械に供給される場合に第3の論理信号を発生させる
上記[3]に記載の方法である。
【0034】[5] デジタル信号に結合され且つデジ
タル信号を受け取るトラフ回路と、前記トラフ回路の出
力に結合されたスミアリング回路とを備える信号損失測
定器であって、前記トラフ回路が、第1の電圧レベルと
第2の電圧レベルとの間の前記デジタル信号の遷移の各
々を検出し、前記第1の電圧レベルと前記第2の電圧レ
ベルとの間の前記デジタル信号の遷移毎に論理出力を発
生させ、前記スミアリング回路が、前記トラフ回路から
の連続した論理出力信号の各々から複数の時間遅延論理
信号を発生させ、1つの出力信号とその時間遅延信号全
てとが同時に同一論理状態にある時に信号損失出力を発
生させる信号損失測定器である。
【0035】[6] 前記スミアリング回路が複数の遅
延手段を備え、前記遅延手段の各々が入力と出力とを有
し、第1の遅延手段の入力が前記トラフ回路の出力に結
合され、前記第1の遅延手段の出力が後続の遅延手段の
入力に結合され、後続の遅延手段の各々が、その先行の
遅延手段の出力に結合され、前記遅延手段各々の出力が
NANDゲートにも結合され、前記NANDゲートが、
前記遅延手段全ての出力が同時に同一の論理状態にある
場合に信号損失出力を発生させる上記[5]に記載の信
号損失測定器である。 [7] 前記第1の遅延手段によって論理信号が受け取
られる時と最後の遅延手段によって時間遅延論理信号が
発生させられる時との間の全体遅延時間が、前記デジタ
ル信号が前記第1の電圧レベルと前記第2の電圧レベル
との間で切り替わるのに要する時間よりも長い上記
[6]に記載の信号損失測定器である。
【0036】[8] 前記トラフ回路が更に、第1の信
号損失出力状態に応答して論理信号を発生させるため
の、前記デジタル信号入力と前記信号損失出力とに結合
された第1の差動増幅器手段と、第2の信号損失出力状
態に応答して論理信号を発生させるための、前記デジタ
ル信号入力と前記信号損失出力とに結合された第2の差
動増幅器手段と、定電流を発生させるための定電流源
と、前記第1の差動増幅器手段の閾値電圧と前記第2の
差動増幅器手段の閾値電圧とを決定するために負荷抵抗
器を通過する前記定電流の可変量を方向付けるための、
前記定電流源と前記第1の差動増幅器手段と前記第2の
差動増幅器手段とに結合されたステアリング回路とを備
える上記[5]に記載の信号損失測定器である。 [9] 前記第1の差動増幅器手段が第1の出力バッフ
ァ回路に結合され、前記第2の差動増幅器手段が第2の
出力バッファ回路に結合される上記[8]に記載の信号
損失測定器である。
【0037】[10] 前記トラフ回路が更に、着信信
号を受け取るための、及び、前記第1の電圧レベルから
第1の閾値電圧を経由して前記第2の電圧レベルに前記
着信信号が遷移し、前記第2の電圧レベルから第2の閾
値電圧を経由して前記第1の電圧レベルに前記着信信号
が遷移するように前記着信信号を増幅するための、選択
可能な第1と第2の利得レベルを有する増幅器手段と、
前記第1の閾値電圧と前記第2の閾値電圧とを設定する
ための電流発生手段とを備える上記[1]に記載の装置
である。
【0038】[11] 前記増幅器手段が、互いに異な
った利得を有する2つの差動増幅器を備える上記[1
0]に記載の装置である。 [12] 前記電流発生手段が更に、定電流を発生させ
るための定電流発生手段と、前記第1の閾値電圧と前記
第2の閾値電圧とを決定するために負荷抵抗器を通過す
る前記可変量の定電流を方向付けるための、前記定電流
発生手段と前記増幅器手段とに結合された電流ステアリ
ング回路とを備える上記[10]に記載の装置である。 [13] 前記トラフ回路が2つの同一のトラフ回路に
よって構成され、第1のトラフ回路が前記デジタル信号
を受け取り、第2のトラフ回路が、反転された前記デジ
タル信号を受け取る上記[12]に記載の装置である。 [14] 前記トラフ回路各々の出力が、前記トラフ回
路各々の出力を鮮鋭化させるための増幅器に結合される
上記[13]に記載の装置である。
【0039】
【発明の効果】上記説明したように本発明は、デジタル
信号である着信通信信号電圧Vinをトラフ回路に供給
し、閾値電圧Vthを上回るか又は下回る時に「論理−
1」信号を発生させ、着信通信信号電圧Vinが閾値電
圧+Vthから−Vthまでの範囲である時に「論理−
0」信号を発生させ、この論理信号をスミアリング回路
に供給することにより、短時間の電圧変動や同様の過渡
に対しては応答せずに、LOS(信号損失)事象の有無
を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のLOS(信号損失)検出器のブロック図
である。
【図2】本発明の第1と第2の実施例のブロック図であ
る。
【図3】図2に示されたトラフ回路の変換関数を示す説
明図である。
【図4】図2に示されたトラフ回路の略図である。
【図5】図2に示された状態機械の状態遷移図である。
【図6】上記状態機械の1つの具体例を示す論理回路図
である。
【図7】LOS(信号損失)事象に応答して本発明がど
のように機能するかを示すタイミング図である。
【符号の説明】
12 外部コンデンサCext 13 ピーク検出器 14 トリガレベル発生器 15 外部抵抗Rext 16 電圧比較器 20 トラフ回路 21 上限閾値検出器 22 下限閾値検出器 23、24 増幅器 25 ORゲート 30 スミアリング回路 37 ゲート 49、50 負荷抵抗器 82 増幅器部分 84 可変電流源 85 差動電流増幅器 86 出力段バッファ 87 差動電流増幅器 110 状態機械 150 デジタル式LOS検出 Vin 差動着信通信信号電圧 Vth 閾値電圧 Tout 出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信したデジタル信号の損失を測定する
    装置であって、 第1の電圧レベルと第2の電圧レベルとの間の着信デジ
    タル信号の遷移が何時生じるかを判定するための手段
    と、前記第1の電圧レベルから前記第2の電圧レベルへ
    の前記着信デジタル信号の遷移と、前記第2の電圧レベ
    ルから前記第1の電圧レベルへの前記着信デジタル信号
    の遷移とが生じる毎に第1の出力信号を発生させる手段
    とからなるトラフ回路と、 前記第1の出力信号を受け取るための手段と、前記第1
    の出力信号が第1の予め決められた時間期間よりも長い
    時間にわたって発生させられる場合に第2の出力信号を
    発生させる手段とからなるスミアリング回路とを含む着
    信デジタル信号の損失測定装置。
JP7024099A 1994-02-14 1995-02-13 着信デジタル信号の損失測定装置 Pending JPH07260627A (ja)

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