JPH07261014A - 感光性着色組成物及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法 - Google Patents
感光性着色組成物及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法Info
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- JPH07261014A JPH07261014A JP5346594A JP5346594A JPH07261014A JP H07261014 A JPH07261014 A JP H07261014A JP 5346594 A JP5346594 A JP 5346594A JP 5346594 A JP5346594 A JP 5346594A JP H07261014 A JPH07261014 A JP H07261014A
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- triazine
- photosensitive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高信頼性で、高感度な感光性樹脂組成物を提供
し、これを用いて、短い製造工程で作業性良く得られる
カラーフィルタの製造方法を提供すること。 【構成】アクリル系樹脂、色素、分散剤、光重合性モノ
マー、光重合開始剤及び溶剤を主成分とする着色樹脂組
成物において、前記光重合開始剤が、少なくともトリア
ジン系化合物、イミダゾール系化合物、アミノアセトフ
ェノン系化合物を一種ずつ含有した混合物からなること
を特徴とする。
し、これを用いて、短い製造工程で作業性良く得られる
カラーフィルタの製造方法を提供すること。 【構成】アクリル系樹脂、色素、分散剤、光重合性モノ
マー、光重合開始剤及び溶剤を主成分とする着色樹脂組
成物において、前記光重合開始剤が、少なくともトリア
ジン系化合物、イミダゾール系化合物、アミノアセトフ
ェノン系化合物を一種ずつ含有した混合物からなること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶ディスプレ
イ、または、カラービデオカメラ用に使用されるカラー
フィルタに関し、更に詳しくは、カラーフィルタを製造
する際に用いる感光性着色組成物に関する。
イ、または、カラービデオカメラ用に使用されるカラー
フィルタに関し、更に詳しくは、カラーフィルタを製造
する際に用いる感光性着色組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】色素、主に顔料を用いたカラーフィルタ
の製造方法としては、以下の(A)〜(C)の方法が知
られている。
の製造方法としては、以下の(A)〜(C)の方法が知
られている。
【0003】(A)顔料をアクリル樹脂中に分散剤など
により分散し(以下、この状態で着色組成物と称す
る)、この着色組成物をガラス基板にコートして乾燥
後、その上に、感光性レジスト材料(ヘキスト(株)
製:「AZ」などのポジレジスト)をコートして乾燥
し、次いでマスクを用いて露光し、その後現像してレジ
ストのパターンを形成し、さらに、レジストのない部分
をエッチングにより除去して、着色物組成物のパターン
を形成する。その後、着色組成物のパターン上の不要と
なったレジストを剥離してカラーフィルタを完成させる
方法(特開昭60−237403号公報参照)。
により分散し(以下、この状態で着色組成物と称す
る)、この着色組成物をガラス基板にコートして乾燥
後、その上に、感光性レジスト材料(ヘキスト(株)
製:「AZ」などのポジレジスト)をコートして乾燥
し、次いでマスクを用いて露光し、その後現像してレジ
ストのパターンを形成し、さらに、レジストのない部分
をエッチングにより除去して、着色物組成物のパターン
を形成する。その後、着色組成物のパターン上の不要と
なったレジストを剥離してカラーフィルタを完成させる
方法(特開昭60−237403号公報参照)。
【0004】(B)上記(A)と同様の着色組成物にさ
らに感光剤を添加して着色組成物を感光化し、これを基
板上にコートし、乾燥後、露光・現像を行い、着色パタ
ーンを得る形成方法(特開平2−181704号公報参
照)。この場合、感光剤としては、ビスアジド化合物、
ジアゾ化合物などが使用されている。
らに感光剤を添加して着色組成物を感光化し、これを基
板上にコートし、乾燥後、露光・現像を行い、着色パタ
ーンを得る形成方法(特開平2−181704号公報参
照)。この場合、感光剤としては、ビスアジド化合物、
ジアゾ化合物などが使用されている。
【0005】(C)上記(A)と同様の着色組成物中に
さらに光重合開始剤と光重合性モノマーを添加して着色
組成物を感光化し、これを基板上にコート、乾燥後、P
VA等からなる酸素遮断膜を形成し、露光・現像を行い
着色パターンを得る方法(特開平2−144502号参
照)。この場合、光重合開始剤としては、アセトフェノ
ン、ベンジルジメチルケタールなどが使用される
さらに光重合開始剤と光重合性モノマーを添加して着色
組成物を感光化し、これを基板上にコート、乾燥後、P
VA等からなる酸素遮断膜を形成し、露光・現像を行い
着色パターンを得る方法(特開平2−144502号参
照)。この場合、光重合開始剤としては、アセトフェノ
ン、ベンジルジメチルケタールなどが使用される
【0006】なお、この(C)の方法において、酸素遮
断膜を形成するのは次のような理由による。すなわち、
光重合開始剤を着色組成物に添加するこの方法では、光
重合反応が連鎖的に進むため、着色組成物を露光する際
の感度が上記(B)のタイプよりも多少高い。しかし、
この(C)の方法の着色組成物は酸素によって光重合反
応が阻害されるため、酸素雰囲気下ではパターニングが
し難く、かなり多くの露光量が必要となる。そこで、こ
のような影響を着色組成物が受けないようにするためP
VAなどの酸素遮断膜を形成する。
断膜を形成するのは次のような理由による。すなわち、
光重合開始剤を着色組成物に添加するこの方法では、光
重合反応が連鎖的に進むため、着色組成物を露光する際
の感度が上記(B)のタイプよりも多少高い。しかし、
この(C)の方法の着色組成物は酸素によって光重合反
応が阻害されるため、酸素雰囲気下ではパターニングが
し難く、かなり多くの露光量が必要となる。そこで、こ
のような影響を着色組成物が受けないようにするためP
VAなどの酸素遮断膜を形成する。
【0007】しかしながら、このような従来のカラーフ
ィルタの製造方法において、 (A)の製造方法では、着色組成物自体に感光性がない
ために、着色組成物とは別個に感光性レジストをコート
し、パターニング、その後エッチングし、最後に不要と
なったレジストを剥離する必要があり工程が長く、収率
が低下するという製造上の不利益がある。 (B)の製造方法では、着色組成物自体に感光性を持た
せているので、(A)のような不利益はないが、アクリ
ル樹脂中に色素が含まれており感度が低く、かなりの露
光量を必要とするという欠点がある。また、現像液の一
部として有機溶媒を用いている為、材料コスト、廃液処
理、取り扱い方法などいくつかの問題がある。 (C)の製造方法では、上記(B)同様アクリル樹脂中
に色素が含まれており感度が低く多くの露光量が必要で
ある。また、PVAなどの酸素遮断膜の形成が必要であ
り工程が長く、収率が低下するなど製造上の不利益があ
る。さらに(C)の製造方法で作製した場合、画素形状
が悪く、透明導電膜を形成する時に断線の原因となる。
ィルタの製造方法において、 (A)の製造方法では、着色組成物自体に感光性がない
ために、着色組成物とは別個に感光性レジストをコート
し、パターニング、その後エッチングし、最後に不要と
なったレジストを剥離する必要があり工程が長く、収率
が低下するという製造上の不利益がある。 (B)の製造方法では、着色組成物自体に感光性を持た
せているので、(A)のような不利益はないが、アクリ
ル樹脂中に色素が含まれており感度が低く、かなりの露
光量を必要とするという欠点がある。また、現像液の一
部として有機溶媒を用いている為、材料コスト、廃液処
理、取り扱い方法などいくつかの問題がある。 (C)の製造方法では、上記(B)同様アクリル樹脂中
に色素が含まれており感度が低く多くの露光量が必要で
ある。また、PVAなどの酸素遮断膜の形成が必要であ
り工程が長く、収率が低下するなど製造上の不利益があ
る。さらに(C)の製造方法で作製した場合、画素形状
が悪く、透明導電膜を形成する時に断線の原因となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、高信頼性で、高感度な感光性樹脂組成物
を提供するものであり、こをれ用いて、短い製造工程で
作業性良く得られるカラーフィルタの製造方法を提供す
ることにある。
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、高信頼性で、高感度な感光性樹脂組成物
を提供するものであり、こをれ用いて、短い製造工程で
作業性良く得られるカラーフィルタの製造方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、アクリル系樹脂、色素、分散剤、光重合性
モノマー、光重合開始剤及び溶剤を主成分とする着色樹
脂組成物において、前記光重合開始剤が、少なくともト
リアジン系化合物、イミダゾール系化合物、アミノアセ
トフェノン系化合物を一種ずつ含有した混合物からなる
ことを特徴とする感光性着色組成物を提供する。
決するため、アクリル系樹脂、色素、分散剤、光重合性
モノマー、光重合開始剤及び溶剤を主成分とする着色樹
脂組成物において、前記光重合開始剤が、少なくともト
リアジン系化合物、イミダゾール系化合物、アミノアセ
トフェノン系化合物を一種ずつ含有した混合物からなる
ことを特徴とする感光性着色組成物を提供する。
【0010】また、基板上に前記感光性着色組成物を全
面に塗布し、パターン露光して露光部分の感光性着色組
成物を光硬化し、現像して光硬化した感光性着色組成物
をパターン状に残すことにより着色樹脂層を形成するこ
とを特徴とするカラーフィルタの製造方法を提供する。
面に塗布し、パターン露光して露光部分の感光性着色組
成物を光硬化し、現像して光硬化した感光性着色組成物
をパターン状に残すことにより着色樹脂層を形成するこ
とを特徴とするカラーフィルタの製造方法を提供する。
【0011】本発明におけるアルリル系樹脂としては、
モノマーの一般式が
モノマーの一般式が
【0012】
【化1】
【0013】からなる(a)(b)(c)を少なくとも
1種ずつ含み、(a)10〜25重量部、(b)10〜
30重量部(c)40〜80重量部の共重合体が耐熱
性、現像性等の点から好ましく使用できる。
1種ずつ含み、(a)10〜25重量部、(b)10〜
30重量部(c)40〜80重量部の共重合体が耐熱
性、現像性等の点から好ましく使用できる。
【0014】本発明における色素としては、染料や顔料
があるが、耐熱性、耐光性の面から顔料が望ましい。前
記顔料としては、RedとしてはC.I.No.9、9
7、122、123、149 168、180、19
2、215など、GreenとしてはC.I.Pig.
7、36、BlueとしてはC.I.No.15、22、
60、64など、YellowとしてはC.I.No.
20、24、86、93、109、110、117、1
39、153など、バイオレットとしては、C.I.N
o.19、23、29、30、40、50など、ブラッ
クとしてはC.I.No.7などが一般的に用いられ
る。
があるが、耐熱性、耐光性の面から顔料が望ましい。前
記顔料としては、RedとしてはC.I.No.9、9
7、122、123、149 168、180、19
2、215など、GreenとしてはC.I.Pig.
7、36、BlueとしてはC.I.No.15、22、
60、64など、YellowとしてはC.I.No.
20、24、86、93、109、110、117、1
39、153など、バイオレットとしては、C.I.N
o.19、23、29、30、40、50など、ブラッ
クとしてはC.I.No.7などが一般的に用いられ
る。
【0015】本発明における分散剤としては、界面活性
剤、顔料の中間体、染料の中間体、ソルスパースなどの
広範囲のものが使用される。好ましくは、有機色素の誘
導体であり、母体となる有機色素としてはアゾ系、フタ
ロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、ベ
リレン系、チオインジコ系、ジオキサン系、金属錯塩系
である。これらの有機色素に置換基を有し、色素の分散
に有効な誘導体が用いられる。置換基としては、水酸
基、カルボキシル基、スルホン基、カルボンアミド基、
スルホンアミド基、あるいは下記の一般式で示されるい
ずれかの置換基である。これらの置換基から選ばれる少
なくとも1種の置換基を有する誘導体が用いられる。
剤、顔料の中間体、染料の中間体、ソルスパースなどの
広範囲のものが使用される。好ましくは、有機色素の誘
導体であり、母体となる有機色素としてはアゾ系、フタ
ロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、ベ
リレン系、チオインジコ系、ジオキサン系、金属錯塩系
である。これらの有機色素に置換基を有し、色素の分散
に有効な誘導体が用いられる。置換基としては、水酸
基、カルボキシル基、スルホン基、カルボンアミド基、
スルホンアミド基、あるいは下記の一般式で示されるい
ずれかの置換基である。これらの置換基から選ばれる少
なくとも1種の置換基を有する誘導体が用いられる。
【0016】
【化2】
【0017】なお、本発明に使用する色素と分散剤の母
体有機色素とは、通常相の関係から同一のものが組み合
わせられるが、必ずしも一致している必要はない。
体有機色素とは、通常相の関係から同一のものが組み合
わせられるが、必ずしも一致している必要はない。
【0018】分散の際の組成の割合は、特に限定される
ものではないが、分散用アクリル樹脂に対する顔料の添
加量は50〜150重量部程度であり、分散剤は顔料の
1〜10重量部程度である。また、カラーフィルタの分
光調整の為には任意の顔料を2〜3点混ぜ合わせて調整
する。
ものではないが、分散用アクリル樹脂に対する顔料の添
加量は50〜150重量部程度であり、分散剤は顔料の
1〜10重量部程度である。また、カラーフィルタの分
光調整の為には任意の顔料を2〜3点混ぜ合わせて調整
する。
【0019】光重合性モノマーとしては、2官能、3官
能、多官能モノマーがあり、2官能モノマーとして、
1,6 −ヘキサンジオールジアクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレート等
があり、3官能モノマーとして、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリ
レート等があり、多官能モノマーとして、ジトリメチロ
ールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタアクリレート等があり、これらのモノマー
は、昭和高分子(株)、東亜合成化学工業(株)、日本
化薬(株)などの市販品がある。光重合性モノマーの添
加量は、特に限定されるものではないが、アクリル樹脂
の20〜150重量部程度である。
能、多官能モノマーがあり、2官能モノマーとして、
1,6 −ヘキサンジオールジアクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、トリエチレングリコールジアクリレート等
があり、3官能モノマーとして、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリ
レート等があり、多官能モノマーとして、ジトリメチロ
ールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタアクリレート等があり、これらのモノマー
は、昭和高分子(株)、東亜合成化学工業(株)、日本
化薬(株)などの市販品がある。光重合性モノマーの添
加量は、特に限定されるものではないが、アクリル樹脂
の20〜150重量部程度である。
【0020】溶剤としては、メタノール、エタノール、
エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート、ジグ
ライム、シクロヘキサノン、エチルベンゼン、キシレ
ン、酢酸イソアミル、酢酸nアミル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエ
チルエーテルなどが用いられているが、樹脂のモノマー
組成、感光剤などによって異なるので単一又は、複数の
溶剤組成の溶剤を適宜選択される。
エチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテート、ジグ
ライム、シクロヘキサノン、エチルベンゼン、キシレ
ン、酢酸イソアミル、酢酸nアミル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエ
チルエーテルなどが用いられているが、樹脂のモノマー
組成、感光剤などによって異なるので単一又は、複数の
溶剤組成の溶剤を適宜選択される。
【0021】本発明の主たる特徴である光重合開始剤の
トリアジン系化合物としては、(1)2,4,6−トリ
ス( トリクロロメチル)−S−トリアジン、(2)2−
(p−メトキシスチリル)4,6−ビス( トリクロロメ
チル)−S−トリアジン、(3)2−フェニル−4,6
−ビス( トリクロロメチル)−S−トリアジン、(4)
2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリク
ロロメチル)−S−トリアジン、(5)2−(p−クロ
ロフェニル)4,6−ビス( トリクロロメチル)−S−
トリアジン、(6)2−(4’−メトキシ−1’−ナフ
チル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリ
アジン等がある。トリアジン系化合物を2種以上使用す
る場合は、(2)と他の開始剤、または、(6)と他の
開始剤が好ましい。
トリアジン系化合物としては、(1)2,4,6−トリ
ス( トリクロロメチル)−S−トリアジン、(2)2−
(p−メトキシスチリル)4,6−ビス( トリクロロメ
チル)−S−トリアジン、(3)2−フェニル−4,6
−ビス( トリクロロメチル)−S−トリアジン、(4)
2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリク
ロロメチル)−S−トリアジン、(5)2−(p−クロ
ロフェニル)4,6−ビス( トリクロロメチル)−S−
トリアジン、(6)2−(4’−メトキシ−1’−ナフ
チル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリ
アジン等がある。トリアジン系化合物を2種以上使用す
る場合は、(2)と他の開始剤、または、(6)と他の
開始剤が好ましい。
【0022】イミダゾール系化合物としては、2−
(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−ジフェニル−
イミダゾール二量体、2−(2,3−ジクロロフェニ
ル)−4,5−ビス(3−メトキシフェニル)−イミダ
ゾール二量体、2−(2,3−ジクロロフェニル)−
4,5−ビス(4−メトキシフェニル)−イミダゾール
二量体、2−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−
ビス(4−クロロフェニル)−イミダゾール二量体、2
−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−ジ(2−フ
リル)−イミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフ
ェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1−
2’−ビイミダゾール等がある。
(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−ジフェニル−
イミダゾール二量体、2−(2,3−ジクロロフェニ
ル)−4,5−ビス(3−メトキシフェニル)−イミダ
ゾール二量体、2−(2,3−ジクロロフェニル)−
4,5−ビス(4−メトキシフェニル)−イミダゾール
二量体、2−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−
ビス(4−クロロフェニル)−イミダゾール二量体、2
−(2,3−ジクロロフェニル)−4,5−ジ(2−フ
リル)−イミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフ
ェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1−
2’−ビイミダゾール等がある。
【0023】本発明におけるアミノアセトフェノン系化
合物は、下記の式で示される「イルガキュア369」
「イルガキュア907」(両者ともチバガイギー(株)
製、商品名)等がある。
合物は、下記の式で示される「イルガキュア369」
「イルガキュア907」(両者ともチバガイギー(株)
製、商品名)等がある。
【0024】
【化3】
【0025】なお光重合開始剤の添加量はとくに限定さ
れるものではないが、トリアジン系化合物が、光重合性
モノマーの1〜50重量部、好ましくは5〜30重量
部、イミダゾール系化合物については、光重合性モノマ
ーの1〜40重量部、好ましくは5〜20重量部、アミ
ノアセトフェノン系化合物については、光重合性モノマ
ーの1〜40重量部、好ましくは5〜20重量部の割合
で添加される。
れるものではないが、トリアジン系化合物が、光重合性
モノマーの1〜50重量部、好ましくは5〜30重量
部、イミダゾール系化合物については、光重合性モノマ
ーの1〜40重量部、好ましくは5〜20重量部、アミ
ノアセトフェノン系化合物については、光重合性モノマ
ーの1〜40重量部、好ましくは5〜20重量部の割合
で添加される。
【0026】
【作用】本発明は、着色組成物中に少なくともトリアジ
ン系化合物とイミダゾール系化合物とアミノアセトフェ
ノン系化合物を一種ずつ含有した混合物を光重合開始剤
として用いることで感光性が向上し、酸素遮断膜なしで
もパターンの形成が可能となり、さらに、その形状も良
い感光性着色組成物とすることが出来る。従って、液晶
ディスプレイ用のカラーフィルタやスキャナーなどのカ
ラーフィルタの製造に適している材料を作製することが
出来る。
ン系化合物とイミダゾール系化合物とアミノアセトフェ
ノン系化合物を一種ずつ含有した混合物を光重合開始剤
として用いることで感光性が向上し、酸素遮断膜なしで
もパターンの形成が可能となり、さらに、その形状も良
い感光性着色組成物とすることが出来る。従って、液晶
ディスプレイ用のカラーフィルタやスキャナーなどのカ
ラーフィルタの製造に適している材料を作製することが
出来る。
【0027】
【実施例】アクリル樹脂((a)メタクリル酸20部、
(b)ヒドロキシエチルメタクリレート15部、(c)
メチルメタクリレート10部、(c)ブチルメタクリレ
ート55部をエチルセロソルブ300部に溶解し、窒素
雰囲気下でアゾビスイソブチルニトリル0.75部を加えて
70℃、5時間反応により得られたアクリル樹脂)を樹
脂濃度10%になるようにエチルセロソルブで希釈し
た。この希釈樹脂90.1gに対し、顔料9.0g、分
散剤0.9gを添加して、3本ロールで十分混練して、
赤、緑、青色のワニスを作成した。
(b)ヒドロキシエチルメタクリレート15部、(c)
メチルメタクリレート10部、(c)ブチルメタクリレ
ート55部をエチルセロソルブ300部に溶解し、窒素
雰囲気下でアゾビスイソブチルニトリル0.75部を加えて
70℃、5時間反応により得られたアクリル樹脂)を樹
脂濃度10%になるようにエチルセロソルブで希釈し
た。この希釈樹脂90.1gに対し、顔料9.0g、分
散剤0.9gを添加して、3本ロールで十分混練して、
赤、緑、青色のワニスを作成した。
【0028】各着色樹脂100gに対し、トリメチロー
ルプロパンアクリレート 0.4g、2−(p−メトキ
シスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S
−トリアジン0.02g、2,2’−ビス(2−クロロ
フェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル1−
2’−ビイミダゾール 0.02g、イルガキュア36
9 0.02gを加えて良く攪拌し感光性着色組成物と
した。まず、基板上にr−グリシドキシプロピルメチル
エトキシシランをスピンコートして良くスピン乾燥させ
た。青色組成物をスピンコート(1000r.p.m、40
秒間)し乾燥させた。70℃で20分間プリベーク後、
画素サイズ30μm×100μmのマスクを用いて露光
(200mJ/cm2 )した。2.5%炭酸ナトリウム溶
液で現像後良く水洗した。柔らかいスポンジでこすり基
板に付着した顔料を除去しさらに水洗乾燥後、230℃
で1時間ベークしてパターンを定着させた。各色の膜厚
はすべて1.2μmで露光量は緑、赤それぞれ300m
J/cm2 、150mJ/cm 2 で同様に定着させカラーフ
ィルタを完成させた。
ルプロパンアクリレート 0.4g、2−(p−メトキ
シスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S
−トリアジン0.02g、2,2’−ビス(2−クロロ
フェニル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル1−
2’−ビイミダゾール 0.02g、イルガキュア36
9 0.02gを加えて良く攪拌し感光性着色組成物と
した。まず、基板上にr−グリシドキシプロピルメチル
エトキシシランをスピンコートして良くスピン乾燥させ
た。青色組成物をスピンコート(1000r.p.m、40
秒間)し乾燥させた。70℃で20分間プリベーク後、
画素サイズ30μm×100μmのマスクを用いて露光
(200mJ/cm2 )した。2.5%炭酸ナトリウム溶
液で現像後良く水洗した。柔らかいスポンジでこすり基
板に付着した顔料を除去しさらに水洗乾燥後、230℃
で1時間ベークしてパターンを定着させた。各色の膜厚
はすべて1.2μmで露光量は緑、赤それぞれ300m
J/cm2 、150mJ/cm 2 で同様に定着させカラーフ
ィルタを完成させた。
【0029】<比較例>実施例と同様に青、緑、赤の着
色樹脂を作製した。各着色樹脂100gに対して、ジペ
ンタエリスリトールペンタおよびヘキサアクリレート
0.4g、「イルカギュア907」0.02gを加えて
良く攪拌し、感光性着色組成物とした。まず、基板上に
r−グリシドキシプロピルメチルエトキシシランをスピ
ンコートして良くスピン乾燥させた。青色組成物をスピ
ンコート(1300r.p.m、50秒間)し乾燥させた。
70℃で20分間プリベーク後、ポリビニルアルコール
5%溶液をコートして酸素遮断膜とした。70℃20分
間の乾燥後、所定のマスクを用いて露光(1200mJ
/cm2 )後、2.5%炭酸ナトリウム溶液で現像後良く
水洗した。柔らかいスポンジでこすり、基板に付着した
顔料を除去し、さらに水洗乾燥後、230℃で1時間ベ
ークした。各色の膜厚はすべて1.2μmで露光量は
緑、赤それぞれ2300mJ/cm2 、1000mJ/cm
2 で同様に定着させてカラーフィルタを完成させた。
色樹脂を作製した。各着色樹脂100gに対して、ジペ
ンタエリスリトールペンタおよびヘキサアクリレート
0.4g、「イルカギュア907」0.02gを加えて
良く攪拌し、感光性着色組成物とした。まず、基板上に
r−グリシドキシプロピルメチルエトキシシランをスピ
ンコートして良くスピン乾燥させた。青色組成物をスピ
ンコート(1300r.p.m、50秒間)し乾燥させた。
70℃で20分間プリベーク後、ポリビニルアルコール
5%溶液をコートして酸素遮断膜とした。70℃20分
間の乾燥後、所定のマスクを用いて露光(1200mJ
/cm2 )後、2.5%炭酸ナトリウム溶液で現像後良く
水洗した。柔らかいスポンジでこすり、基板に付着した
顔料を除去し、さらに水洗乾燥後、230℃で1時間ベ
ークした。各色の膜厚はすべて1.2μmで露光量は
緑、赤それぞれ2300mJ/cm2 、1000mJ/cm
2 で同様に定着させてカラーフィルタを完成させた。
【0030】
【発明の効果】以上に示したように本発明の感光性着色
樹脂組成物は、感光剤としてトリアジン系化合物とイミ
ダゾール系化合物とアミノアセトフェノン系化合物との
混合物を用いることにより、色素を含む着色組成物にお
いても画素形状が良く、感度の高い着色組成物とするこ
とができた。また、これを用いた本発明のカラーフィル
タの製造方法において、酸素遮断膜の形成が不要で作業
性、生産性が良く、品質の向上など従来技術に比べ効果
がある。
樹脂組成物は、感光剤としてトリアジン系化合物とイミ
ダゾール系化合物とアミノアセトフェノン系化合物との
混合物を用いることにより、色素を含む着色組成物にお
いても画素形状が良く、感度の高い着色組成物とするこ
とができた。また、これを用いた本発明のカラーフィル
タの製造方法において、酸素遮断膜の形成が不要で作業
性、生産性が良く、品質の向上など従来技術に比べ効果
がある。
Claims (2)
- 【請求項1】アクリル系樹脂、色素、分散剤、光重合性
モノマー、光重合開始剤及び溶剤を主成分とする着色樹
脂組成物において、前記光重合開始剤が、少なくともト
リアジン系化合物、イミダゾール系化合物、アミノアセ
トフェノン系化合物を一種ずつ含有した混合物からなる
ことを特徴とする感光性着色組成物。 - 【請求項2】基板上にアクリル系樹脂、色素、分散剤、
光重合性モノマー、少なくともトリアジン系化合物、イ
ミダゾール系化合物、アミノアセトフェノン系化合物を
一種ずつ含有した混合物からなる光重合開始剤、及び溶
剤からなる感光性着色組成物を全面に塗布し、パターン
露光して露光部分の感光性着色組成物を光硬化し、現像
して光硬化した感光性着色組成物をパターン状に残すこ
とにより着色樹脂層を形成することを特徴とする請求項
1記載の感光性樹脂組成物を用いたカラーフィルタの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5346594A JPH07261014A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 感光性着色組成物及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5346594A JPH07261014A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 感光性着色組成物及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07261014A true JPH07261014A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12943623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5346594A Pending JPH07261014A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 感光性着色組成物及びこれを用いたカラーフィルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07261014A (ja) |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5346594A patent/JPH07261014A/ja active Pending
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