JPH07261205A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
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- JPH07261205A JPH07261205A JP6087124A JP8712494A JPH07261205A JP H07261205 A JPH07261205 A JP H07261205A JP 6087124 A JP6087124 A JP 6087124A JP 8712494 A JP8712494 A JP 8712494A JP H07261205 A JPH07261205 A JP H07261205A
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- optical
- scanning device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光偏向器を用いた光走査装置において、走査
光以外の回折光を遮断し、性能を向上させる。 【構成】 光走査装置を、光偏向器11と、駆動回路1
2と、光源13と、偏光子14と、集光用の凸レンズ1
5から構成する。光源13から出射したS偏光の光は凸
レンズ15によって集束光線となり、光偏向器11に入
射して、出射側に回折光を生じる。偏光子14の偏光方
向を入射光の偏光方向と直交するように配しておくと、
偏光子14によって0次光及び偶数次の回折光が遮断さ
れ、−1次回折光と+1次回折光だけが偏光子14を透
過する。この+1次回折光あるいは−1次回折光を走査
光として用いる。
光以外の回折光を遮断し、性能を向上させる。 【構成】 光走査装置を、光偏向器11と、駆動回路1
2と、光源13と、偏光子14と、集光用の凸レンズ1
5から構成する。光源13から出射したS偏光の光は凸
レンズ15によって集束光線となり、光偏向器11に入
射して、出射側に回折光を生じる。偏光子14の偏光方
向を入射光の偏光方向と直交するように配しておくと、
偏光子14によって0次光及び偶数次の回折光が遮断さ
れ、−1次回折光と+1次回折光だけが偏光子14を透
過する。この+1次回折光あるいは−1次回折光を走査
光として用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光走査装置に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、POSシステムにおける
バーコードリーダやレーザプリンタ等には光走査装置が
装備されている。例えば、バーコードリーダにおいて
は、光ビームを偏向してバーコード上を走査させるため
に光走査装置が用いられている。
バーコードリーダやレーザプリンタ等には光走査装置が
装備されている。例えば、バーコードリーダにおいて
は、光ビームを偏向してバーコード上を走査させるため
に光走査装置が用いられている。
【0003】従来の光走査装置は、ポリゴンミラーやガ
ルバノミラーを機械的に回転させて光走査を行う方式の
ものが一般的であった。
ルバノミラーを機械的に回転させて光走査を行う方式の
ものが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように機械的可動
部分を備えた光走査装置は、制御性が悪く、応答遅れが
生じる等の問題や、機械的な振動により光軸がずれる等
の不具合があった。
部分を備えた光走査装置は、制御性が悪く、応答遅れが
生じる等の問題や、機械的な振動により光軸がずれる等
の不具合があった。
【0005】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、機械的可動部がなく、電気
的に制御が可能で制御性がよく、しかも、走査光以外の
不要な光を遮断できて高性能な光走査装置を提供するこ
とを目的とする。
鑑みてなされたものであり、機械的可動部がなく、電気
的に制御が可能で制御性がよく、しかも、走査光以外の
不要な光を遮断できて高性能な光走査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。
するために、以下の手段を採用した。
【0007】〈本発明の要旨〉本発明の光走査装置は、
(イ)光源(13)と、(ロ)光偏向器(11)と、
(ハ)駆動回路(12)と、(ニ)偏光子(14)とを
具備する。本発明の構成要素の概要と、そのポイントを
簡単に述べる。
(イ)光源(13)と、(ロ)光偏向器(11)と、
(ハ)駆動回路(12)と、(ニ)偏光子(14)とを
具備する。本発明の構成要素の概要と、そのポイントを
簡単に述べる。
【0008】〔光源〕光源(13)から出射される光
は、S偏光あるいはP偏光の直線偏光が好ましい。光源
(13)から出射される光が非直線偏光の場合には、光
源(13)と光偏向器(11)との間に偏光子を配置し
て、直線偏光成分だけを光偏向器(11)に入射させる
ようにすればよい。
は、S偏光あるいはP偏光の直線偏光が好ましい。光源
(13)から出射される光が非直線偏光の場合には、光
源(13)と光偏向器(11)との間に偏光子を配置し
て、直線偏光成分だけを光偏向器(11)に入射させる
ようにすればよい。
【0009】〔光偏向器〕光偏向器(11)は、電圧を
印加すると平行縞が生じる液晶(5)を透明電極(2,
2)間に挿入してなる。光偏向器(11)は印加する電
圧の大きさに応じて平行縞のピッチが変化し、この平行
縞は回折格子として機能する。光偏向器(11)に光を
入射すると、出射側には回折光が生じる。この回折光の
いずれかを走査光として用いると、入射光は光偏向器
(11)により偏向されて走査光となる。
印加すると平行縞が生じる液晶(5)を透明電極(2,
2)間に挿入してなる。光偏向器(11)は印加する電
圧の大きさに応じて平行縞のピッチが変化し、この平行
縞は回折格子として機能する。光偏向器(11)に光を
入射すると、出射側には回折光が生じる。この回折光の
いずれかを走査光として用いると、入射光は光偏向器
(11)により偏向されて走査光となる。
【0010】〔駆動回路〕駆動回路(12)は、大きさ
が時間的に変化する電圧を、前記光偏向器(11)の透
明電極(2,2)間に印加する回路である。印加電圧は
直流電圧でも交流電圧でも可能である。
が時間的に変化する電圧を、前記光偏向器(11)の透
明電極(2,2)間に印加する回路である。印加電圧は
直流電圧でも交流電圧でも可能である。
【0011】〔偏光子〕偏光子(14)は光偏向器(1
1)の出射側に配置されている。偏光子(14)は、走
査光以外の回折光を遮断するように作用する。
1)の出射側に配置されている。偏光子(14)は、走
査光以外の回折光を遮断するように作用する。
【0012】例えば、走査光として+1次あるいは−1
次の回折光を用いる場合には、偏光子(14)の偏光方
向と光偏向器(11)への入射光の偏光方向とが直交す
るように配す。このようにすると、0次光(透過光)と
偶数次の回折光が偏光子(14)によって遮断される。
次の回折光を用いる場合には、偏光子(14)の偏光方
向と光偏向器(11)への入射光の偏光方向とが直交す
るように配す。このようにすると、0次光(透過光)と
偶数次の回折光が偏光子(14)によって遮断される。
【0013】走査光として+2次あるいは−2次の回折
光を用いる場合には、偏光子(14)の偏光方向と光偏
向器(11)への入射光の偏光方向とが平行になるよう
に配す。このようにすると、奇数次の回折光が偏光子に
よって遮断される。
光を用いる場合には、偏光子(14)の偏光方向と光偏
向器(11)への入射光の偏光方向とが平行になるよう
に配す。このようにすると、奇数次の回折光が偏光子に
よって遮断される。
【0014】〈本発明の付加的構成要素〉本発明は前記
基本構成要素からなるが、以下の構成を付加した上でも
成立する。
基本構成要素からなるが、以下の構成を付加した上でも
成立する。
【0015】〔集光用光学素子〕光偏向器(11)の入
射側または出射側に、光を集光する集光用光学素子(1
5)を設ける。集光用光学素子(15)としては凸レン
ズを例示することができる。
射側または出射側に、光を集光する集光用光学素子(1
5)を設ける。集光用光学素子(15)としては凸レン
ズを例示することができる。
【0016】〔入射角〕光偏向器(11)への入射光の
入射角を、走査光として用いる回折光のブラッグ角とす
る。
入射角を、走査光として用いる回折光のブラッグ角とす
る。
【0017】〔各構成要素の組み合わせ〕前記付加的構
成要素は適宜組み合わせることが可能である。例えば、
光偏向器(11)への入射光の入射角をブラッグ角にし
て、しかも、光偏向器(11)の入射側または出射側に
集光用光学素子(15)を設けてもよい。
成要素は適宜組み合わせることが可能である。例えば、
光偏向器(11)への入射光の入射角をブラッグ角にし
て、しかも、光偏向器(11)の入射側または出射側に
集光用光学素子(15)を設けてもよい。
【0018】〈本発明の原材料〉光偏向器(11)に使
用される液晶(5)の代表例としては、化1を挙げるこ
とができるが、これに限るものではない。
用される液晶(5)の代表例としては、化1を挙げるこ
とができるが、これに限るものではない。
【0019】
【化1】
【0020】〈本発明の利用可能性〉本発明は、バーコ
ードリーダやレーザプリンタ等に組み込まれる光走査装
置に利用可能である。
ードリーダやレーザプリンタ等に組み込まれる光走査装
置に利用可能である。
【0021】
〈本発明の作用〉光偏向器(11)の透明電極(2,
2)に電圧を印加すると液晶(5)に平行縞が生じ、こ
の平行縞が回折格子として機能する。この印加電圧の大
きさを時間的に変化させると、回折角が変化するので、
光を走査することができる。
2)に電圧を印加すると液晶(5)に平行縞が生じ、こ
の平行縞が回折格子として機能する。この印加電圧の大
きさを時間的に変化させると、回折角が変化するので、
光を走査することができる。
【0022】光源(13)から出射した光は光偏向器
(11)に入射して、光偏向器(11)の出射側に回折
光を生じさせる。光偏向器(11)の出射側に配した偏
光子(14)が、走査光として用いる回折光以外の回折
光を殆ど遮断する。
(11)に入射して、光偏向器(11)の出射側に回折
光を生じさせる。光偏向器(11)の出射側に配した偏
光子(14)が、走査光として用いる回折光以外の回折
光を殆ど遮断する。
【0023】〈付加的構成要素を付加した場合の作用〉
集光用光学素子(15)を付加すると、光源(13)か
らの光が集束光線の場合には、集光用光学素子(15)
を有さないときに比べて光の結像点を光偏向器(11)
に近づける作用がある。光源(13)からの光が発散光
線あるいは平行光線である場合には、集光用光学素子
(15)は光源(13)からの光を集光して結像させる
作用がある。
集光用光学素子(15)を付加すると、光源(13)か
らの光が集束光線の場合には、集光用光学素子(15)
を有さないときに比べて光の結像点を光偏向器(11)
に近づける作用がある。光源(13)からの光が発散光
線あるいは平行光線である場合には、集光用光学素子
(15)は光源(13)からの光を集光して結像させる
作用がある。
【0024】光偏向器(11)への入射光の入射角を、
走査光として用いる回折光のブラッグ角にすると、回折
効率が最大となって、走査光として用いる回折光の強度
が最大となり、他の回折光の強度を十分に小さくするこ
とができるので、より効果的である。
走査光として用いる回折光のブラッグ角にすると、回折
効率が最大となって、走査光として用いる回折光の強度
が最大となり、他の回折光の強度を十分に小さくするこ
とができるので、より効果的である。
【0025】
〔V.G.M現象〕本発明の光走査装置を説明する前
に、V.G.M現象と、この現象を利用した光偏向器に
ついて説明する。
に、V.G.M現象と、この現象を利用した光偏向器に
ついて説明する。
【0026】ある種のネマティック液晶分子を透明電極
間に挟み、直流あるいは交流電圧を印加すると、電圧が
ある一定のしきい値を越えたところで数μmピッチの平
行縞が現れることが報告されている(B.H.Soff
er et,al.Opt.Eng.22,6,198
3)。この現象はV.G.M (VariableGr
ating Mode)と呼ばれている。この平行縞は
液晶内の二次配向の分布に起因するものであり、印加電
圧の大きさによって平行縞のピッチ(即ち、空間周波
数)が変わる。
間に挟み、直流あるいは交流電圧を印加すると、電圧が
ある一定のしきい値を越えたところで数μmピッチの平
行縞が現れることが報告されている(B.H.Soff
er et,al.Opt.Eng.22,6,198
3)。この現象はV.G.M (VariableGr
ating Mode)と呼ばれている。この平行縞は
液晶内の二次配向の分布に起因するものであり、印加電
圧の大きさによって平行縞のピッチ(即ち、空間周波
数)が変わる。
【0027】尚、VGM現象が生じる液晶は、誘電率差
△ε<0のものが多い。V.G.M現象が生じる液晶の
代表例を化2に示す。これは、Merck社のN−4と
して市販されており、入手可能である。
△ε<0のものが多い。V.G.M現象が生じる液晶の
代表例を化2に示す。これは、Merck社のN−4と
して市販されており、入手可能である。
【0028】
【化2】
【0029】この縞は回折格子の働きをするので、印加
電圧を変えることにより回折角を変えることができる。
尚、平行縞のピッチは印加電圧の増大に比例して狭くな
り、回折角が大きくなることがわかっている。
電圧を変えることにより回折角を変えることができる。
尚、平行縞のピッチは印加電圧の増大に比例して狭くな
り、回折角が大きくなることがわかっている。
【0030】図3は、このV.G.M現象を利用してた
光偏向器の基本構成図である。光偏向器1は、一方の面
に透明電極2及び配向膜3を設けた一対の透明ガラス板
4,4を対向配置し、このガラス板4,4間にV.GM
現象が生じる液晶(例えば、Merck社製のN−4)
5を挿入して構成されており、透明電極2,2には交流
電圧あるいは直流電圧を印加できるように駆動回路6が
接続されている。
光偏向器の基本構成図である。光偏向器1は、一方の面
に透明電極2及び配向膜3を設けた一対の透明ガラス板
4,4を対向配置し、このガラス板4,4間にV.GM
現象が生じる液晶(例えば、Merck社製のN−4)
5を挿入して構成されており、透明電極2,2には交流
電圧あるいは直流電圧を印加できるように駆動回路6が
接続されている。
【0031】図4は、印加電圧の電圧波形の一例を示す
ものであり、図4(A)は交流電圧の場合であり、図4
(B)は直流電圧の場合である。尚、この図では交流信
号をパルスで与えているが、これに限るものではなく、
例えば連続的に電圧値が増減するような交流信号であっ
ても構わない。
ものであり、図4(A)は交流電圧の場合であり、図4
(B)は直流電圧の場合である。尚、この図では交流信
号をパルスで与えているが、これに限るものではなく、
例えば連続的に電圧値が増減するような交流信号であっ
ても構わない。
【0032】〔光走査装置の原理〕次に、上記光偏向器
1を利用した光走査装置の原理を図5から図7の図面を
参照して説明する。
1を利用した光走査装置の原理を図5から図7の図面を
参照して説明する。
【0033】光源7から出射した光が光偏向器1に入射
すると、図5及び図6に示すように、出射側に透過光
(0次光)及び±1次、±2次、…の回折光が現れる
(図では3次光以上の高次の回折光は強度が非常に小さ
いので省略している)。これら回折光のうち一番強度の
強い回折光を走査光として用いる。通常、+1次回折光
を走査光とする場合が多い。
すると、図5及び図6に示すように、出射側に透過光
(0次光)及び±1次、±2次、…の回折光が現れる
(図では3次光以上の高次の回折光は強度が非常に小さ
いので省略している)。これら回折光のうち一番強度の
強い回折光を走査光として用いる。通常、+1次回折光
を走査光とする場合が多い。
【0034】ここで、入射光を直線偏光にすると、奇数
次の回折光と、0次光及び偶数次の回折光では偏光方向
が直交することが報告されている(B.H.Soffe
ret,al.Opt.Eng.22,6,198
3)。つまり、入射光がS偏光であれば、0次光及び偶
数次の回折光はS偏光で、奇数次の回折光はP偏光にな
る。
次の回折光と、0次光及び偶数次の回折光では偏光方向
が直交することが報告されている(B.H.Soffe
ret,al.Opt.Eng.22,6,198
3)。つまり、入射光がS偏光であれば、0次光及び偶
数次の回折光はS偏光で、奇数次の回折光はP偏光にな
る。
【0035】そして、駆動回路6によって光偏向器1に
印加する電圧の大きさを時間的に変化させると、図7に
示すように光が1本の直線上に走査される。ところで、
前述したように、光偏向器の出射側には、走査光として
用いる以外の回折光も存在する。このような回折光が存
在していると、装置の構成に制限が加わったり、性能に
悪影響を及ぼす場合がある。
印加する電圧の大きさを時間的に変化させると、図7に
示すように光が1本の直線上に走査される。ところで、
前述したように、光偏向器の出射側には、走査光として
用いる以外の回折光も存在する。このような回折光が存
在していると、装置の構成に制限が加わったり、性能に
悪影響を及ぼす場合がある。
【0036】例えば、バーコードリーダに利用した場合
には、各回折光の回折角に差がないと、走査光である+
1次光以外の光がバーコードに照射され、その反射光が
光検知器に入射する結果、読み取り精度が悪くなる。
には、各回折光の回折角に差がないと、走査光である+
1次光以外の光がバーコードに照射され、その反射光が
光検知器に入射する結果、読み取り精度が悪くなる。
【0037】そこで、走査光以外の邪魔な回折光を遮断
できるようにしたのが、本発明の光走査装置である。以
下、本発明に係る光走査装置の実施例を図1及び図2の
図面に基いて説明する。尚、本実施例はバーコードリー
ダに組み込まれる光走査装置の態様である。
できるようにしたのが、本発明の光走査装置である。以
下、本発明に係る光走査装置の実施例を図1及び図2の
図面に基いて説明する。尚、本実施例はバーコードリー
ダに組み込まれる光走査装置の態様である。
【0038】〔実施例1〕図1は第1実施例における光
走査装置の構成図である。光走査装置10は、光偏向器
11と、駆動回路12と、光源13と、偏光子14と、
凸レンズ15(集光用光学素子)から構成されている。
走査装置の構成図である。光走査装置10は、光偏向器
11と、駆動回路12と、光源13と、偏光子14と、
凸レンズ15(集光用光学素子)から構成されている。
【0039】光偏向器11は前述した光偏向器1と同じ
ものであり、電圧を印加すると回折格子として機能する
平行縞が表れ、印加される電圧の大きさに応じて平行縞
のピッチが変化し、回折角が変化する。
ものであり、電圧を印加すると回折格子として機能する
平行縞が表れ、印加される電圧の大きさに応じて平行縞
のピッチが変化し、回折角が変化する。
【0040】駆動回路12は、光偏向器11の透明電極
間に、大きさが周期的に変化する電圧を印加する回路で
あり、電圧の大きさを時間的に変化させることにより、
光偏向器11の偏向角を変化させ、光を走査することが
できるようになっている。尚、走査光の走査速度は、光
偏向器1に印加される電圧の用波数によって決定され
る。
間に、大きさが周期的に変化する電圧を印加する回路で
あり、電圧の大きさを時間的に変化させることにより、
光偏向器11の偏向角を変化させ、光を走査することが
できるようになっている。尚、走査光の走査速度は、光
偏向器1に印加される電圧の用波数によって決定され
る。
【0041】光源13からはS偏光のレーザ光が出射さ
れる。凸レンズ15は光源13と光偏向器11との間に
配置されている。光源13から出射した光は凸レンズ1
5により集束光線となり、光偏向器11を通過した後、
集光して結像するようになっている。
れる。凸レンズ15は光源13と光偏向器11との間に
配置されている。光源13から出射した光は凸レンズ1
5により集束光線となり、光偏向器11を通過した後、
集光して結像するようになっている。
【0042】偏光子14は光偏向器11の出射側に配置
されており、偏光子14の偏光方向は、入射光の偏光方
向と直交する方向になっている。したがって、この光走
査装置1では、偏光子14によって図1に示すように0
次光(透過光)と偶数次の回折光が遮断され、+1次回
折光と−1次回折光だけが偏光子14を透過する。走査
光として+1次回折光を用いる時には、−1次回折光は
不要であるが、+1次回折光と−1次回折光の角度差が
大きいので、−1次回折光の存在が問題になることは、
実用上、殆どない。
されており、偏光子14の偏光方向は、入射光の偏光方
向と直交する方向になっている。したがって、この光走
査装置1では、偏光子14によって図1に示すように0
次光(透過光)と偶数次の回折光が遮断され、+1次回
折光と−1次回折光だけが偏光子14を透過する。走査
光として+1次回折光を用いる時には、−1次回折光は
不要であるが、+1次回折光と−1次回折光の角度差が
大きいので、−1次回折光の存在が問題になることは、
実用上、殆どない。
【0043】〔第2実施例〕図2は第2実施例の光走査
装置の構成図である。この第2実施例の光走査装置が第
1実施例のものと相違する点は、光偏向器11の平行縞
が所定の空間周波数(例えば、最大の空間周波数)にな
った時に、光偏向器11に対する入射光の入射角度θ
が、+1次回折光のブラッグ角となるように設定した点
にある。
装置の構成図である。この第2実施例の光走査装置が第
1実施例のものと相違する点は、光偏向器11の平行縞
が所定の空間周波数(例えば、最大の空間周波数)にな
った時に、光偏向器11に対する入射光の入射角度θ
が、+1次回折光のブラッグ角となるように設定した点
にある。
【0044】このように入射角度θを設定すると、+1
次回折光の回折効率が最大になり、+1次回折光以外の
回折光の強度を十分に小さくすることができる。したが
って、偏光子14を透過可能な−1次回折光の強度を極
力小さくすることができ、第1実施例よりも更に性能を
高めることができる。
次回折光の回折効率が最大になり、+1次回折光以外の
回折光の強度を十分に小さくすることができる。したが
って、偏光子14を透過可能な−1次回折光の強度を極
力小さくすることができ、第1実施例よりも更に性能を
高めることができる。
【0045】尚、他の構成については前述第1実施例の
ものと同じであるので、同一態様部分に同一符号を付し
て説明を省略する。
ものと同じであるので、同一態様部分に同一符号を付し
て説明を省略する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光偏向器の出射側に偏光子を配置したことにより、走査
光以外の余計な回折光を遮断することができる。したが
って、光走査装置は走査光以外の回折光の影響を殆ど受
けなくなり、光走査装置の性能を向上することができ、
装置の簡素化、設計の自由度の拡大等を達成できる。
光偏向器の出射側に偏光子を配置したことにより、走査
光以外の余計な回折光を遮断することができる。したが
って、光走査装置は走査光以外の回折光の影響を殆ど受
けなくなり、光走査装置の性能を向上することができ、
装置の簡素化、設計の自由度の拡大等を達成できる。
【0047】特に、光偏向器に対する入射光の入射角を
走査光として用いる回折光のブラッグ角にすると、より
効果的である。集光用光学素子を付加すると、光源から
の光が集束光線の場合には、集光用光学素子を有さない
ときよりも、光の結像点を光偏向器に近づけることがで
き、装置を小形に出来るという効果がある。又、光源か
らの光が発散光線あるいは平行光線である場合には、光
源からの光を集光して結像させるという効果がある。
走査光として用いる回折光のブラッグ角にすると、より
効果的である。集光用光学素子を付加すると、光源から
の光が集束光線の場合には、集光用光学素子を有さない
ときよりも、光の結像点を光偏向器に近づけることがで
き、装置を小形に出来るという効果がある。又、光源か
らの光が発散光線あるいは平行光線である場合には、光
源からの光を集光して結像させるという効果がある。
【図1】本発明の光走査装置の第1実施例の原理図であ
る。
る。
【図2】本発明の光走査装置の第2実施例の原理図であ
る。
る。
【図3】本発明の光走査装置に用いられる光偏向器の基
本構成図である。
本構成図である。
【図4】光偏向器に印加する電圧波形の一例を示す図で
ある。
ある。
【図5】偏光子を備えていない光走査装置の原理図であ
る。
る。
【図6】偏光子を備えていない光走査装置の原理図であ
る。
る。
【図7】偏光子を備えていない光走査装置の原理図であ
る。
る。
10 光走査装置 11 光偏向器 12 駆動回路 13 光源 14 偏光子 15 凸レンズ(集光用光学素子)
Claims (5)
- 【請求項1】 (イ)光源(13)と、(ロ)対向配置
された透明電極(2,2)間に液晶(5)が挿入されて
なり、透明電極(2,2)間に電圧を印加すると回折格
子として機能する平行縞が前記液晶(5)に生じ、印加
する電圧の大きさに応じて前記平行縞のピッチが変化す
る光偏向器(11)と、(ハ)大きさが時間的に変化す
る電圧を前記光偏向器(11)に印加する駆動回路(1
2)と、(ニ)前記光偏向器(11)の出射側に配置さ
れた偏光子(14)、とを具備することを特徴とする光
走査装置(10)。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光走査装置(10)に
おいて、前記光偏向器(11)の入射側または出射側
に、光を集光する集光用光学素子(15)を備えたこと
を特徴とする光走査装置(10)。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の光走査装置
(10)において、前記偏光子(14)の偏光方向と前
記光偏向器(11)への入射光の偏光方向とが直交する
ように配されていることを特徴とする光走査装置(1
0)。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の光走査装置
(10)において、前記偏光子(14)の偏光方向と前
記光偏向器(11)への入射光の偏光方向とが平行にな
るように配されていることを特徴とする光走査装置(1
0)。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の光走査装置
(10)において、前記光偏光器(11)への入射光の
入射角を、走査光として用いる回折光のブラッグ角とす
ることを特徴とする光走査装置(10)。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087124A JPH07261205A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 光走査装置 |
| KR1019950005480A KR100225790B1 (ko) | 1994-03-18 | 1995-03-16 | 광편향장치, 광주사장치, 정보판독장치 및 입체표시장치 |
| EP02009671A EP1233296A3 (en) | 1994-03-18 | 1995-03-17 | Device for stereoscopic display |
| US08/405,602 US5815222A (en) | 1994-03-18 | 1995-03-17 | Apparatus for deflecting light, device for scanning light, device for reading information and device for stereoscopic display |
| EP95301779A EP0672936A3 (en) | 1994-03-18 | 1995-03-17 | Light deflecting device, optical scanning device, information reading device and steroscopic display device. |
| US09/098,716 US6339445B1 (en) | 1994-03-18 | 1998-06-17 | Apparatus for deflecting light, device for scanning light, device for reading information and device for stereoscopic display |
| US09/098,713 US6154260A (en) | 1994-03-18 | 1998-06-17 | Apparatus for deflecting light device for scanning light device for reading information and device for stereoscopic display |
| US09/995,569 US20020060659A1 (en) | 1994-03-18 | 2001-11-29 | Apparatus for deflecting light, device for scanning light, device for reading information and device for stereoscopic display |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6087124A JPH07261205A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 光走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07261205A true JPH07261205A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13906217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6087124A Pending JPH07261205A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 光走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07261205A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100808099B1 (ko) * | 2005-11-03 | 2008-03-03 | 삼성전기주식회사 | 회절 차수 분리 기능을 가진 광 변조기를 이용한디스플레이 장치 및 그 방법 |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6087124A patent/JPH07261205A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100808099B1 (ko) * | 2005-11-03 | 2008-03-03 | 삼성전기주식회사 | 회절 차수 분리 기능을 가진 광 변조기를 이용한디스플레이 장치 및 그 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020507 |