JPH07262565A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH07262565A
JPH07262565A JP5349294A JP5349294A JPH07262565A JP H07262565 A JPH07262565 A JP H07262565A JP 5349294 A JP5349294 A JP 5349294A JP 5349294 A JP5349294 A JP 5349294A JP H07262565 A JPH07262565 A JP H07262565A
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JP
Japan
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erasing
linear velocity
information recording
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JP5349294A
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English (en)
Inventor
Naoki Morishita
直樹 森下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】歪みの無いマ―クを記録し、消去率を向上し
て、ジッタを改善することができる情報記録装置を提供
する。 【構成】相変化情報記録媒体に記録/消去/再生用光ビ
―ムを照射する光ヘッドを具備して、情報記録媒体に書
き込まれている情報を新規情報に書き変える際に、予め
第一の光ヘッド60で前記情報を消去後、前記第二の光ヘ
ッド160 で新規情報を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体(光ディ
スク)にレ―ザ―ビ―ム、電子線ビ―ム等を照射して、
その記録層に情報の記録・消去を繰り返して行い、かつ
再生する情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録消去が可能な情報記録媒体は、例え
ば図1に示すように基板15に記録層2と有機保護膜3
とを順に積層している構造を持つ。基板15はガラスや
プラスチック材料(例えばポリメチルメタクリレ―ト樹
脂やポリカ―ボネ―ト樹脂等)からなり、記録層2は光
ビームの照射により結晶状態または非晶質状態に相変化
する材料からなり、真空蒸着、スパッタリングなどの堆
積方法により形成される。有機保護膜3は紫外線硬化樹
脂などからなる。
【0003】このような情報記録媒体は、例えば次のよ
うにして情報が記録・消去される。情報記録媒体に光ビ
―ムを全面に照射して加熱し、記録層を結晶性の高い状
態(原子が比較的正しく配列された状態、以下結晶状態
と呼ぶ)にする。次に情報の書込のため短い強いパルス
光を照射し記録層を加熱急冷にする。するとパルス光照
射部は結晶性が低下した状態である非晶質領域となる。
上記の結晶状態と非晶質状態では原子配列の構造が異な
ることから、光学的性質(透過率、反射率)が変化し情
報を記録することができる。このようにして、書き込ま
れた情報はついで記録部に長い弱いパルス光を照射し、
加熱徐冷することにより消去することができる。これは
記録部が元の状態である結晶状態に戻るためである。
【0004】さらに、図2の示すような弱い連続光ビ―
ム(以下、消去ビ―ムとする)に強く短いパルス(記録
用光ビ―ム)を重畳した光ビ―ムを用いることにより以
前に形成された非晶質状態の記録部を結晶状態として消
去しながら同時に新しい記録部を形成するいわゆるオ―
バ―ライトすることができる。このように、相変化型光
ディスクは光ビ―ムを熱に変換し、その熱を利用して記
録層を溶融、急冷し非晶質化(非晶質)することで記録
し、また、記録層の温度を結晶化温度以上にすることに
より記録マ―クの消去を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、光デ
ィスクを回転数3600 rpm相当で回転させた時、3.5イ
ンチの光ディスクの外周で15m/sの高線速となり、
消去率が著しく劣化することが確認されている。これ
は、相変化光ディスクにおいて非晶質、結晶部の吸収率
に大きく起因している。すなわち、GeSbTe材料を
記録層に用いた相変化光ディスクは、一般に非晶質の吸
収率が結晶部の吸収率よりも大きいくなるように膜設計
され、このことにより再生信号を大きくすることができ
る。しかし、オ―バ―ライトした場合、非晶質(マーク
部)の吸収率が高いと、結晶部より非晶質部の温度が上
がり易く、しかも結晶部は溶解潜熱が存在するが、非晶
質には潜熱が存在しないため記録時の結晶部と非晶質の
温度差がさらに大きくなる。このためオ―バ―ライトし
た場合非晶質部と結晶部の境界部分では非晶質部と結晶
部の到達温度の違いによりマ―クに歪みを生じたり、非
晶質部にオ―バ―ライトした場合と結晶部にオ―バ―ラ
イトした場合でマ―クの大きさが異なる場合が生じこれ
により消去率が低下する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、既に書き込まれている情報を高速度で新規情報に書
き替える場合にも歪みの無いマ―クを記録し、消去率を
向上して、ジッタを改善することができる情報記録装置
を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の情報
記録装置は、相変化形情報記録媒体に記録された情報を
消去する光ビ―ムを該相変化情報記録媒体に照射する手
段と、情報が消去された相変化情報記録媒体に、情報を
記録する光ビ―ムを照射する手段とを備えている。さら
に、記録媒体と情報記録用光ビームとの相対的な線速度
を検出して、所定の線速度(例えば12〜13m/s)
以下では、消去用光ビームと情報記録用光ビームとを重
畳した光ビームを照射して書き替え(オーバーライト)
を行い、所定の線速度を越えると、消去用光ビームを照
射して情報を消去した後記録用光ビームを照射して書き
替えを行なう。
【0008】具体的に述べれば、相変化記録媒体で、デ
ィスク回転数を3600 rpm回転以上で情報を書き換える場
合、線速度が所定の値を越えた場合、1つの光学ヘッド
を持つ情報記録装置においてビ―ムスポットが記録マ―
クを通過する時間中に記録マ―クを消去することが可能
な消去パワ―3mW〜6mWまでのレ―ザ―を連続照射
して前記情報を消去する。その後、記録マ―クが形成可
能な10mW以上の記録パワ―でレ―ザ―を照射し、前
記新規情報を相変化記録媒体に記録する。このように記
録されている情報を予め消去しておけば、デ―タを記録
する場合、吸収率の異なる記録マ―クである非晶質相が
存在しないので歪みの無いマ―クが記録できる。そのた
め、消去率が向上し、ジッタも改善される。
【0009】また2つの光学ヘッドを持つ情報記録装置
の場合、消去用光学ヘッドより消去ビ―ムを照射してデ
―タ消去後、記録用/再生用光学ヘッドより記録ビ―ム
を照射してデ―タを記録する。このように記録されてい
る情報を予め消去しておけば、次に情報を記録する場
合、吸収率の異なる記録マ―クである非晶質相が存在し
ないので歪みの無いマ―クが記録できる。そのため、消
去率が向上し、ジッタも改善される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例を参照して説
明する。図4は成膜記録装置の側面図、図5は底面図で
ある。図中11は真空容器で、この真空容器11はその
底壁に設けられたガス排気ボ―ド12を有している。ガ
ス排気ボ―ド12は排気装置27に接続されており、こ
の排出ボ―ド12を介して真空容器11内を排気するよ
うになっている。真空容器内の上部には、支持装置18
により円盤状の基板15がその面を水平にして支架され
ている。成膜中に、図示されてないモ―タ―により支持
装置18を回転させることにより基板15を回転駆動さ
せるようになっている。例えば、基板として十分に洗浄
した外径90mm、板厚0.6mmの円板上ポリカ―ボ
ネ―ト基板を用いる。また、真空容器11内の底部近傍
には基板15に対向するように、所定元素で形成された
スパッタ元19、20、21、22が配設されており、
これら各スパッタ元には図示しない高周波電源が接続さ
れている。スパッタ源として、GeSbTe、ZnS:
SiO2 混合物及びAlMoが挙げられる。また、ガス
導入ポ―ト13からスパッタガスとしてArガス14が
導入できるようになっている。モニタ装置23、24、
25、26は各々スパッタ源の上方に設けられており、
各スパッタ源からの元素のスパッタ量をモニタするよう
になっており、このモニタした値が所定の比になるよう
に各スパッタ源に投入する電力を調整するようになって
いる。
【0011】この成膜装置によれば、まず排気装置27
により真空装置11内を、例えば10-6torr台の真
空度(例えば8×10-6torr)まで排気する。次い
で、ガス導入ポ―ト13よりArガス14を導入し、排
気装置27の排気量を調節して真空容器11内を所定の
減圧下に保持する(例えば、4×10-3torr)。そ
して、基板15を例えば50rpmで回転させつつモニ
タにより各元素のスパッタ量をモニタして各スパッタ源
に投入する電力をコントロ―ルし、最初に基板に対して
ZnS:SiO2 、GeSbTe、ZnS:SiO2
金属反射層Al合金等を層構成に合わせて堆積させる。
さらにこの記録層上に保護膜として紫外線硬化樹脂を1
0umスピンコ―タによりオ―バ―コ―トし、紫外線を
照射して硬化させ情報記録媒体を形成した。これによ
り、基板15に記録層2,保護膜3が被覆形成される。
【0012】実施例1:1ヘッドの場合(線速度を検出
し、所定値以下では消去と書込を同時に行い、所定値を
越えると消去と書込とを別々に行う) 図6は、上記の情報記録媒体に情報を消去、記録、再生
するための1光学ヘッド60の記録装置の具体例を示
す。試料61はスピンドルモ―タ62に固定され、所定
の回転数で回転することができる。試料の上部には試料
上にレ―ザ―光を集光させるための光学系63が配置さ
れている。半導体レ―ザ―64から出た光はコリメ―タ
レンズ65で平行光となりビ―ムスプリッタ66とλ/
4波長板67を通って対物レンズ68により試料61上
に集光する。試料61からの反射光はビ―ムスプリッタ
66で分けられ、検出レンズ69を通って受光器6Aに
入り検出信号となる。この信号は一方で対物レンズ68
を駆動するための駆動コイル6Bに電流を流すサ―ボ系
6Cにも供給される。このようにして常に試料との距離
を一定に保ち、試料61上に集光スポットを結像するこ
とができる。
【0013】図7は、1光学ヘッドの場合の半導体レ―
ザ―の制御回路のブロック図である。レーザ制御回路で
あるマルチプレクサ745には、R/W信号740、パ
ラレル/シリアル変換回路744からの信号が入力され
ている。パラレル/シリアル変換回路744にはROM
742、CLK生成部743からの信号が出力されてい
る。また、前記マルチプレクサ745は、信号を書込用
レーザ駆動電流回路746のON,OFFの切替えをす
る書込用レ―ザ―駆動電流スイッチ749に出力し、消
去レ―ザ―駆動電流回路747と再生レ―ザ―駆動電流
回路748とを、切替える切替えスイッチ74Aに出力
している。書込用レーザ駆動電流回路746、消去レ―
ザ―駆動電流回路747、再生レ―ザ―駆動電流回路7
48には予め各出力レ―ザ―パワ―レベルが設定され、
その出力信号はスイッチ749または74Aを介して、
加算器74Dに入力している。加算器74Dは増幅器7
4Bを介してレ―ザ―ダイオ―ド74Cに接続してい
る。
【0014】図13に示すように、前記ROM742に
はパルスパターン及び線速度を含むデータ741が入力
されている。すなわち、RAM760内には所定の記録
データが記録され、各パルスパターンジエネレータ76
1,762はこの記録データに基づいて記録データを生
成する。パルスパターンジエネレータ761は、線速度
が遅い場合(所定値以下)の記録データを生成する(図
2参照)。パルスパターンジエネレータ762は線速度
が速い場合(所定値を越える)のパルスパターンジエネ
レータ記録データを生成する。パルスパターンジエネレ
ータ761,761の信号は切替スイッチ763を介し
て前記ROM742に入力される(図8参照)。一方、
回転制御器764からの回転速度制御信号がスピンドル
モータ765及び線速度検出器766に入力されてい
る。線速度検出器766にはヘッド位置検出器767か
らの位置検出信号が入力され、線速度検出器766はこ
れら入力信号から線速度を検出し、線速度が所定の値よ
り遅いときにパルスパターンジエネレータ761側に、
速いときにパルスパターンジエネレータ762側に切り
替える信号を切替スイッチ763に出力している。すな
わち、線速度検出器766は、線速度が所定値(12〜
13m/秒)を越えているか否かによりパルスパターン
ジエネレータ762又は763を選択する信号を出力す
る。
【0015】このように構成された情報記録装置につい
て、3600rpm回転時の書込及び消去時の動作を示
す。光学ヘッドの位置が記録媒体の半径29mm以下の
場合(線速度12〜13m/秒)に相当する)、線速度
検出器766からの信号で切替スイッチ763をパルス
パターンジエネレータ761側に設定し、パルスパター
ンジエネレータ761の記録データがROM742に入
力する。R/W信号740がLOWとなりマルチプレク
サ745に入力すると再生/消去レ―ザ―駆動電流回路
切り替えスイッチ74Aが消去レ―ザ―駆動電流回路7
47を選択する。またそれと同時にユ―ザ―デ―タ―信
号741がデ―タ変換ROM742に入力するとデ―タ
変換ROM742より(1,7)変調または(2,7)
変調されたデ―タが出力される。これをCLK生成部7
43から出力されるチャネルクロック信号に同期してパ
ラレル/シリアル変換回路744によりシリアルデ―タ
に変換され、マルチプレクサ745に入力する。書込用
レ―ザ―駆動電流回路746、消去パワ―用レ―ザ―駆
動回路747には予め各出力レ―ザ―パワ―レベルを設
定しておき、マルチプレクサにより出力される信号に同
期して書込用レ―ザ―駆動電流スイッチのON、OFF
を切り替える。このことにより書込用レ―ザ―駆動電流
が加算器74Dへ流れ込み、消去パワ―駆動用の電流に
加算される。そして増幅器74Bに流れ込み増幅されレ
―ザ―ダイオ―ド74Cに出力され、レ―ザ―ダイオ―
ドから図2に示すごときパワーレベルのレ―ザ―パワ―
が設定時間照射される。すなわち、図3に示すように、
半径が29mm以下の時は、ライトセクタを検出し、ラ
イトパルスを照射する。
【0016】光学ヘッドの位置が記録媒体の半径29m
mを越える場合、線速度検出器766からの信号で切替
スイッチ763をパルスパターンジエネレータ762側
に設定し、パルスパターンジエネレータ762の記録デ
ータがROM742に入力する。そして、R/W信号7
40がLOWとなりマルチプレクサ745に入力すると
再生/消去レ―ザ―駆動電流回路切り替えスイッチ74
Aが消去レ―ザ―駆動電流回路747を選択する。そし
て、消去パワ―駆動用の電流が加算器74Dを介して増
幅器74Bに流れ込み増幅されレ―ザ―ダイオ―ド74
Cに出力され、レ―ザ―ダイオ―ドから消去用パワーレ
ベルのレ―ザ―パワ―が設定時間照射される。消去パワ
ーの照射後、書込用レ―ザ―駆動電流スイッチをON
し、デ―タ変換ROM742より(1,7)変調または
(2,7)変調されたデ―タが出力される。これをCL
K生成部743から出力されるチャネルクロック信号に
同期してパラレル/シリアル変換回路744によりシリ
アルデ―タに変換され、マルチプレクサ745に入力す
る。このことにより書込用レ―ザ―駆動電流が加算器7
4Dへ流れ込み、増幅器74Bに流れ込み増幅されレ―
ザ―ダイオ―ド74Cに出力され、レ―ザ―ダイオ―ド
から書込用パワーレベルのレ―ザ―パワ―が設定時間照
射される。すなわち、半径29mmを越える場合、図3
に示すようにライトセクタを検出して消去パワーを照射
した後、再度ライトセクタを検出しライトパルスを照射
する。
【0017】図8は半径29mmを越える場合のタイミ
ングを示すチャートで、デ―タを書込むべきセクタを検
出後、予め消去用レ―ザ―駆動電流スイッチをONし、
デ―タを消去する。その後再度記録セクタ検出後書き込
むようレ―ザ―駆動電流スイッチを書込デ―タに合わせ
てONすることを示している。
【0018】なお、消去パワーの照射後に書込パワーを
照射するが、書込パワーレベルは、消去パワ―レベルを
加算していないものに限らず、消去パワ―レベルを加算
したものでもよい。
【0019】また、再生時はR/W信号740がHIG
Hとなりマルチプレクサ745に入力すると、再生/消
去レ―ザ―駆動電流回路切り替えスイッチ74Aが再生
レ―ザ―駆動電流回路748を選択しレ―ザ―ダイオ―
ドからは再生用レ―ザ―パワ―が照射される。
【0020】次に、上記記録装置を用いた実験例を説明
する。上記記録装置に用いたディスク試料(情報記録媒
体)は、層構成がPC基板/ZnS:SiO2 (140
nm)/GeSbTe(15nm)/ZnS:SiO2
(20nm)/Al(100nm)とし、記録条件はこ
の試料をスピンドルモ―タに固定し、線速14m/sで
回転させた。
【0021】ライトセクターを検出して消去パワーを照
射して情報を消去した後、ライトセクターを検出してラ
イトパルスを照射して15.1MHzと3.19MHz
の単一周波数のデ―タを交互に繰り返してオ―バ―ライ
ト記録した。この時のジッタを測定したところ、30%
程度であり良好な結果が得られた。これに対し、消去パ
ワーとライトパルスとを重畳したパワーレベルのレーザ
を照射した場合(図2参照)、ジッタは60%であっ
た。この結果から、高線速度となる場合、本発明方法が
有効であることがわかる。
【0022】なお、上記実施例は、いずれも光ディスク
の回転速度を一定とした装置であるので、ヘッドの位置
と線速度とが対応しており、ヘッドの位置を検出するこ
とにより、切替え制御される。しかし、本発明はこれに
限らず、光ディスクの回転速度とヘッドの位置とから、
線速度を算出し、これによりより、切替え制御してもよ
い。
【0023】また、線速度が遅い場合、図2に示すよう
に書込みパワーを一定としたものに限らず、図14の
(a)に示すように書込みパワーを書き込み後半にWP
1からWP2に段階的に下げたもの(例えば、WP1の
持続時間T1=60ns、ΔP=2mW)、あるいは
(b)に示すように書込みパワーを書き込み後半にWP
1からWP2に段階的に下げ、さらに最終段階でパワー
LPを消去レベルBPよりも下げたもの(例えば、WP
1の持続時間T1=60ns、ΔP=2.5mW、LP
=3mW、T4=30ms)などでもよい。
【0024】実施例2:2ヘッドの場合(消去と書込を
別の光学ヘッドで行う) 図9は、2ヘッド記録装置を示す。2ヘッドの場合は図
6に示す記録/再生用レ―ザ―光を照射する光学系60
とともに、スピンドルモ―タを中心にして、反対方向に
も消去用レ―ザ―光を照射する光学系160が存在す
る。消去用レ―ザ―光を照射する光学系160は、記録
/再生用レ―ザ―光を照射する光学系60と同じように
構成されている。そして、半導体レ―ザ―164から出
た光はコリメ―タレンズ165で平行光となりビ―ムス
プリッタ166とλ/4波長板167を通って対物レン
ズ168により試料61上に集光する。試料61からの
反射光はビ―ムスプリッタ166で分けられ、検出レン
ズ169を通って受光器106Aに入り検出信号とな
る。この信号は一方で対物レンズ168を駆動するため
の駆動コイル106Bに電流を流すサ―ボ系106Cに
も供給される。このようにして常に試料との距離を一定
に保ち、試料61上に集光スポットを結像することがで
きる。なお、光学系60については図6と同一番号を付
して、その説明を省略する。
【0025】図10は記録/再生用半導体レ―ザ―(第
二の光学ヘッド)の制御回路のブロック図である。書込
用レ―ザ―駆動電流回路841には予め書き込み用のレ
―ザ―パワ―レベルが設定され、その出力信号は書込用
レ―ザ―駆動電流スイッチ846を介して、加算器84
7に入力している。再生用レ―ザ―駆動電流回路842
には予め再生用のレ―ザ―パワ―レベルが設定され、そ
の出力信号は加算器847に入力している。加算器84
7は増幅器848を介してレ―ザ―ダイオ―ド849に
接続している。書込用レ―ザ―駆動電流スイッチ846
は、パラレル/シリアル変換回路844から出力される
信号によりON,OFFされる。パラレル/シリアル変
換回路844には、デ―タ変換ROM845からの信号
及びCLK生成部からの信号が入力される。デ―タ変換
ROM845にはユ―ザ―デ―タ信号84Aが入力され
る。また、再生用レ―ザ―駆動電流回路842から常時
再生レ―ザ―駆動電流は出力されている。
【0026】図11は、消去用半導体レ―ザ―(第一の
光学ヘッド)の制御回路を示す。消去用レ―ザ―駆動電
流回路941には予め消去用のレ―ザ―パワ―レベルが
設定され、その出力信号は消去用レ―ザ―駆動電流スイ
ッチ946を介して、加算器947に入力している。再
生用レ―ザ―駆動電流回路942には予め再生用のレ―
ザ―パワ―レベルが設定され、その出力信号は加算器9
47に入力している。加算器947は増幅器948を介
してレ―ザ―ダイオ―ド949に接続している。消去用
レ―ザ―駆動電流スイッチ946は、書込セクタ905
の検出信号によりON,OFFされる。また、再生用レ
―ザ―駆動電流回路941から常時再生レ―ザ―駆動電
流は出力されている。
【0027】次に、この装置を用いて情報を消去/書込
する動作を説明する。第一の光学ヘッドにより書込セク
タ905が検出されると消去用レ―ザ―駆動電流スイッ
チ906をONに切り替えることにより消去用レ―ザ―
駆動電流が加算器903へ流れ込み再生パワ―駆動用の
電流に加算される。そして増幅器904に流れ込み増幅
されレ―ザ―ダイオ―ド907に出力され、レ―ザ―ダ
イオ―ドからレ―ザ―パワ―が設定パワ―レベルを設定
時間だけ照射する。
【0028】次に、第二の光学ヘッドにより書込セクタ
(第一の光学ヘッドですでに検出された)が再度検出さ
れ、ユ―ザ―デ―タ信号84Aがデ―タ変換ROM84
5に入力するとデ―タ変換ROM845より(1,7)
変調または(2,7)変調されたデ―タが出力される。
これをCLK生成部843から出力されるチャネルクロ
ック信号に同期してパラレル/シリアル変換回路844
によりシリアルデ―タに変換される。書込用レ―ザ―駆
動電流回路841には予め各出力レ―ザ―パワ―レベル
を設定しておき、パラレル/シリアル変換回路844に
より出力される信号に同期して書込用レ―ザ―駆動電流
スイッチ846をON、OFFを切り替えることにより
書込用レ―ザ―駆動電流が加算器847へ流れ込み再生
パワ―駆動用の電流に加算される。そして増幅器848
に流れ込み増幅されレ―ザ―ダイオ―ド849に出力さ
れ、レ―ザ―ダイオ―ドからレ―ザ―パワ―が設定パワ
―レベルを設定時間だけ照射する。
【0029】図12は、2ヘッドを用いたときのタイミ
ングチャートを示す。情報を書くべきセクタを検出後、
ヘッド160の消去レ―ザ―駆動電流スイッチをON
し、情報を消去する。そして、ヘッド60で同セクタ検
出後情報を書込用レ―ザ―駆動電流をONさせて情報を
書き込む。
【0030】次に実際に本発明装置(2系統の光学ヘッ
ド)を用いて評価を行った。この実施例に用いた試料の
層構成はPC基板/ZnS:SiO2 (140nm)/
GeSbTe(15nm)/ZnS:SiO2 (20n
m)/Al(100nm)とし、記録条件はこの試料を
スピンドルモ―タに固定し、線速15m/sで回転させ
た。
【0031】15.1MHzと3.19MHzの単一周
波数のデ―タを交互に繰り返してオ―バ―ライト記録し
た時のジッタを測定したところ、従来方式(消去と書き
込みを同時に行う)ではジッタは60%が得られている
が、本発明ではデ―タを書き込む前に消去パワ―5mW
で予めデ―タを消去したところジッタは30%程度であ
り良好な結果が得られた。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、情報記録媒体に書
き込まれている情報を新規情報に書き変える場合、記録
マ―クを消去することが可能な消去パワ―でレ―ザ―を
照射し、て予め前記情報を消去した後、記録マ―クが形
成可能な記録パワ―でレ―ザ―を照射して前記新規情報
を記録しているので、上書きデ―タのジッタが減少し、
エラ―を減少させることができる。
【0033】この場合、1つの光学ヘッドを用いる場
合、相対線速度が所定値より遅い時に消去と書込を同時
に行い、速い時に消去後に書込を行うように制御をする
ことができる。2つの光学ヘッドを用いる場合、まず第
一のヘッドで該記録媒体に記録されているセクタの情報
を消去し、つづいて前記セクタに第二のヘッドで情報を
記録することにより上書き情報のジッタが減少し、エラ
―を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な情報記録膜の概略断面図。
【図2】一般的なレ―ザ―駆動電流波形の例を示す図。
【図3】本発明の実施例1におけるオーバライト時のフ
ローチャート。
【図4】本発明の実施例における成膜装置の側面図。
【図5】本発明の実施例における成膜装置の底面図。
【図6】本発明の実施例1における1ヘッド記録装置を
示す図。
【図7】本発明の実施例1における1ヘッド記録装置の
レ―ザ―駆動電流回路のブロック図。
【図8】本発明の実施例1における1ヘッド記録装置の
記録時のタイミングの概略図。
【図9】本発明の実施例2における2ヘッド記録装置の
概略図。
【図10】本発明の実施例2における2ヘッド記録装置
のレ―ザ―駆動電流回路の概略図。
【図11】本発明の実施例2における2ヘッド記録装置
のレ―ザ―駆動電流回路の概略図。
【図12】本発明の実施例2における2ヘッド記録装置
のタイミングチャート。
【図13】本発明の実施例1における図7のROMに接
続される、パルスパターン生成及びに線速度検出に関す
る回路のブロック図。
【図14】本発明の実施例1において、線速度が遅い場
合の他のパワーレベルの他の例を示す図で、(a)、
(b)はそれぞれ異なる例を示す。
【符号の説明】
2…記録層、3…保護層、15…基板、60,160…
光学ヘッド、61…試料、62…スピンドルモ―タ、6
3…光学系、64,164…半導体レ―ザ―、65,1
65…コリメ―タレンズ、66,166…ビ―ムスプリ
ッタ光学系、67,167…λ/4波長板、68,16
8…対物レンズ、69,169…検出レンズ、6A,1
06A…受光器、6B,106B…駆動コイル、6C,
106C…サ―ボ系、740 …R/W信号、741 …ユ―ザ
―デ―タ―信号、742 …デ―タ変換ROM、743 …CL
K生成部、744 …パラレル/シリアル変換回路、745 …
マルチプレクサ、746 …書込用レ―ザ―駆動電流回路、
747 …消去用レ―ザ―駆動電流回路、748 …再生用レ―
ザ―駆動電流回路、749 …再生/消去レ―ザ―駆動電流
回路切り替えスイッチ、74A …再生/消去レ―ザ―駆動
電流回路切り替えスイッチ、74B …増幅器、74C …レ―
ザ―ダイオ―ド、74D …加算器、 750…モード切替信
号、 751…位置検出信号、 760…RAM、 761…パルス
パターンジエネレータA、 762…パルスパターンジエネ
レータB、 763…切替スイッチ、 764…回転制御器、 7
65…スピンドルモータ、 766…線速度検出器、 767…ヘ
ッド位置検出器、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相変化形情報記録媒体に記録された情報
    を消去する光ビ―ムを該相変化情報記録媒体に照射する
    第一の照射手段と、 情報が消去された相変化情報記録媒体に、情報を記録す
    る光ビ―ムを照射する第二の照射手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 相変化形情報記録媒体に記録された情報
    を消去する光ビ―ムを該相変化情報記録媒体に照射する
    第1の照射手段と、 情報が消去された相変化情報記録媒体に、情報を記録す
    る光ビ―ムを照射する第2の照射手段と、 相変化形情報記録媒体と情報記録用光ビームとの相対的
    な線速度を検出する手段と、 該検出手段で検出した値が所定の線速度以下の時に、第
    1の照射手段と第2の照射手段とを同期して駆動し、該
    検出手段で検出した値が所定の線速度を越えた時に、前
    記第1の照射手段を駆動した後第2の照射手段を駆動す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の線速度は、線速12m/秒以
    上である請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 第1の照射手段は、消去パワ―3mW〜
    6mWのレ―ザ―を連続照射可能なもので、第2の照射
    手段は、10mW以上の記録パワ―でレ―ザ―を照射可
    能なものであることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 相変化情報記録媒体に記録されている情
    報を消去するための消去ビ―ムを照射する消去用光学ヘ
    ッドと、情報を記録する記録用光ビ―ムを照射する光学
    ヘッドとの2つの光学ヘッドを同一記録媒体面上に有す
    ることを特徴とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 同一記録媒体面上にある相変化情報記録
    媒体に記録されている情報を消去するための消去ビ―ム
    を照射し、情報を記録する記録用光ビ―ムを照射する光
    学ヘッドと、照射される光ビームと記録媒体との相対線
    速度を検出する線速度検出器と、情報記録時に相対線速
    度が所定線速度以下の場合、前記光学ヘッドから記録用
    光ビ―ムを照射させ、相対速度が所定速度を越えると、
    前記光学ヘッドから消去用光ビームと記録用光ビ―ムと
    を同期して照射させる制御装置とを備えたことを特徴と
    する情報記録装置。
  7. 【請求項7】 所定線速度は、12m/秒以上である請
    求項6に記載の情報記録装置。
  8. 【請求項8】 光学ヘッドの消去ビ―ムは3mW〜7m
    Wであり、前記記録ビ―ムは10mW〜16mWである
    ことを特徴とする請求項5又は6又は7に記載の情報記
    録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7403456B2 (en) 2003-05-13 2008-07-22 Sony Corporation Optical disc recording method and apparatus

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